山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

ベトナム料理

先日、仕事仲間との呑み会の時、この界隈で昼飯が美味い店の話になった。その際、新参者な小生は、「太常うどん」がお勧めです、と云ったら、じゃあ今度一緒に行ってみようか、そうしよう、ということになりそれが今日となった。
ところが、行ってみるとどうも様子が違う。つい先日まで「太常うどん」があったところが、店はほぼそのままなのに中身はすっかり変わっていて、「UP Noodle STAND」というハイカラな名前になっていた。客層も全然違う。若い女性が多い。店員も女性ばっか。訊けば、偶々今日が開店日だという。そもそもいったい、何の店だ???
チラシのようなメニューを見れば、アジアンミール(アジアの定食)スープ、お惣菜つき、とある。ベトナムやタイなどの東南アジア料理だけでなく中華料理も入っている。欲張りというか節操がないというか、コンセプトがちょっとぼやけている感じがするが大丈夫かな。
ともあれ、「太常うどん」が喰えなくなったのはとても残念だが、折角なので「UP Noodle STAND」で喰ってみることにする。ちょっと迷ってから、青パパイヤのかき揚げフォー(680+大盛110=790円)にしてみた。青パパイヤを喰うのは随分久しぶり。
従業員の手際がいまいちなのか、10分以上は待たされたが、開店日なのでこれも仕方がない。今後に期待するとして、出て来た丼を見る限り、かき揚げが乗っているせいでフォーという感じはしない。完全に「和」な感じだ。でもスープを飲んでみると、しっかりヌクマム効いている。だけどちょっと脂っこいか。不思議な感覚。麺はやっぱりフォー。青パパイヤをかき揚げにすると、東南アジアらしさは感じられない。かき揚げって、やっぱりそれだけで「和」になるようだ。とにかく日本を含め、多国籍アジアンな一品。まあ美味かった。欧米人はこれをどう感じるのだろう。支払いはPaypayでOK。また来ます。

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今日は立春。でもまだまだ春は遠い感じの寒さが続く。このところ、家で夕食となると専ら鍋ばかりだったので、偶には外にしようと、近くにあるベトナム料理店「ひまわり」へ行く。
開店直後の時間のせいか、やはり今日も他に客はいない。っていうか、この店で他の客を見た覚えが無い(店の外を通り過ぎるときに、客が入っているのを見ることはある)。これで商売が成り立っているのかちょっと心配だ。
前回は夏だったので、ほぼ半年ぶりである。やけに寒い日だけど、店内がポカポカだったので、やはりビールを呑むことにする。そもそもベトナムにホットドリンクなんてあったっけ? なんて考えてみた。そう云えば、あの甘ったるい(甘さの元はコンデンスミルク)ベトナムコーヒーがあったか。
頼んだのはサイゴン・ビール(カミさんはビア・ハノイ)。どちらもやはりさっぱりした南国系ビール。何故かこれは、東南アジアで共通したテイスト。いわゆる、これでホップが入っているの?と疑うような喉越しである。マレーシアやシンガポールのタイガービールも、インドネシアのビンタンビールも、タイのシンハービールも、中国のチンタオビールも皆、同じ系統。違いが良く分からない。
この店には、メニューにベトナム式の鍋料理が載っている。ちょっとそそられたが、ここへ来てもまた鍋か、と何となく次の機会にしようということになった。先ず頼んだのは生春巻き(2本690円)とベトナム発酵ソーセージ(800円)。ソーセージが発酵するとどうなのか、と興味があったが食べてみてもよく判らない。ただ食感はちょっと変わっている。何となくもち米が入っている感じ。かなりの量が出たが、ビールとよく合うので忽ちなくなった。
他にレモングラスと鶏肉炒め(1,090円)と肉団子ビーフン(850円)を頼んだ。食べているうちに、俄かにベトナムへ行きたくなってきた。そんな日は来るのか。

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夕食、家の近所にあるベトナム料理店「ひまわり」に入ってみることになった。もっと近所に「フォッ・ダイ・ロイ」という店もあるのだが、いつもやっているのかやっていないのかが判断つかず(明らかに店内の照明を落としているのに、営業中の旗が出ていたり電光板が光っていたりする)、入り難いので足が向かないのだ。そういう雑なことをやっていると、日本人の客に嫌われると店主に教えてやりたい。
「ひまわり」は午後5時開店。特に予約は入れなかったので、そのタイミングを狙って行ってみるとやはり先客はいなかった。店側もまだ受け入れ態勢が整っておらず、別のテーブルでこの店の娘がなにか取り込み中だったし、我々が席に着いてからランチメニューとディナーメニューを入れ替えていた。これはベトナム流なのかも知れない。
この店に入るは2回目(前回は2年前だ)となる。特に変わったところは感じなかったが、強いて云えばベトナムの食材を入口で売っていた。このコロナ禍なので、それなりに営業努力が必要なのかも知れない。来週からは酒類の提供は午後7時まで(その後、更に提供禁止になった)となるが、そういうことは既に織り込み済みの様子、何処からそのような情報を得ているのだろうか(日本語のTVニュースだろうか)。気になった。コロナ禍に遠い異国の地で、よくやっているものだ。応援したくなってくる。
ということでちょっと料理やら呑みものを気張って注文。最初は勿論生ビール、その後はベトナムウィスキーのソーダ割に変えてみた。料理のお供には申し分ない。料理は定番の生春巻きに加え、レモングラスと鶏肉の炒めもの、シーフードミックス炒め、牛肉のセロリ炒め等を注文。ベトナム料理はハーブが利いているし、チリペッパーは余り使わないせいで、カミさんの好みに合っている。またベトナムへ旅行できるのは、いったいいつになるやら。

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家の近所にまたベトナム料理店が出来たと、カミさんが聞き付けてきたので、行ってみることにした。三郷にはフレンチとかイタリアンとか欧州系の店はなかなか出来ないのに、何故か、徒歩圏内にベトナム料理店がこれで2軒目だ。
地域によっては、或る国の本格料理店が集まることがままある。西川口のガチ・チャイナタウンしかり(実際に行ったことはないので風聞だけ)、葛西のガチ・リトルインディアしかり、大久保のガチ・コリアンタウンしかり、八潮のガチ・パキスタン(ヤシオスタン)しかり。
何れも、その国の出身者がだんだん集まって住み付いたせいで、必ずしも日本人の味覚には迎合しない、本格的な料理が食べられると評判になっている(西川口もそうらしい)。三郷も何れ、リトルベトナムになるのだろうか。
ベトナム料理店だと、たいていはベトナムらしい名前が付いているが、この店は何故か「ひまわり」という和風ネーミング。パッと見、新築の建売住宅をそのまま店にしたような感じ。ダイニングルームとリビングルームがそのまま接客用に使われ、テーブルが並べられている。
女将さんが注文取りとキッチン担当。娘が給仕係と、家族経営(親父は見当たらない)。メニューを見ると、普通のベトナム料理店には無い料理が並んでいる。ヤギの鍋(4人前3,700円)、焼きヤギ(1,490円)、揚げヤギ(1,490円)、石蒸しヤギ(1,490円)、レモングラス付け蒸しヤギ(1,490円)など、ヤギ料理がずらり。本格ベトナム料理ってそういうものなのか?それともベトナム国内の或る地域限定の料理なのか?そういえば、三郷にあるもう一軒の店は、鶏足(いわゆる「もみじ」)の料理があったっけ。何れにせよ、日本の食習慣とは明らかに違う。
何れにしてもヤギはちょっと勇気が出なかったので(カミさんは完全に引いていたので)、生春巻き(690円)やら、空芯菜のにんにく炒め(850円)、牛肉とセロリの炒め(1,250円)、チキン・フォー(850円)と、ごくありきたりな料理を注文。味はまずまずだったが、ちょっと価格設定が高めな感じ。何れにしても、次回はヤギ料理に挑戦するつもりだ。

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日曜日、近所を散歩がてらドライブするというので、便乗させてもらった。なかなかベイタウンから出ることが無いので、こういう機会を逃すと、職場とアパートとスーパー以外行かないことになってしまう。偶にはリフレッシュも必要だ。
先ず行った所は、サン・ジャキント公園という、湾を挟んで対岸のラ・ポルテにある、とても地味な公園。ここには巨大な記念碑が建っていて、かなり遠くからも見える。比較的有名な「ワシントン記念塔」(169m)よりも高く(174m)、石の塔としてはなんでも世界一らしい。塔の内部は博物館になっているらしいが、それだけで周囲には建造物は一切無い。日本だったら茶店や土産物店の一軒ぐらいありそうだが、ここは全く何も無い。しかし、それでもぽつりぽつり、観光客がやってくる。この塔は、メキシコとのテキサス独立戦争で亡くなった兵士を記念して建てたものとのこと。石の表面には、アンモナイトや三葉虫のような化石を沢山見ることが出来る。
次に向かったのは、戦艦テキサス。第1次世界大戦と第2次世界大戦の両方で使われたシロモノ。ここには土産物店もある。日本で云えば戦艦三笠の如く係留されて中を見学できるようだが、入館料が$12もするのでやめた。
その後、ケマーやシルバン・ビーチ・パークなどビーチリゾート地を回ったら昼食の時間。NASAの宇宙センターを横目に見て辿り着いたところが「Pho21」という店。その名の通り、ベトナム料理のフォーを専門に喰わせるという店である。店員も皆ベトナム系。この辺りはベトナム戦争で、かつてサイゴン、いまのホーチミンシティが陥落する頃、難民がやって来て住んでいるとのこと。実際、この界隈にはベトナム料理店が何軒かある。
店の名前にもなっている、メニューの21番目のフォーを喰うべし、これが絶対お勧め、との仰せに従って注文。ラージとスモールがあるが、スモールでも十分(麺が1.5玉分)。普通、フォーは牛肉や鶏肉、豚肉別にフォーがあるが、この21番は全部入っている。ベトナム野菜もたっぷり。それに、スープが本格的だ。思わずスープを殆ど飲んでしまった。
これで$6.75は、安いと思う(尤も、ベトナムで喰ったら、せいぜい$1ぐらいだろうけど)。それにしてもまさか、テキサスでこれほど美味いフォーが喰えるとは思わなかった。

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折角のシルバーウィークは、とことん風邪をひいてしまい、長い間計画を温めていた霞沢岳も、待ちに待った「京亭」の鮎も、棒に振った。最終日になってようやく熱が下がったので、腹癒せに「越谷レイクタウン」に行って、しばしウィンドーショッピング(少々買い物も)、そのうちに腹が空いてきたので、レストラン街へ。
行ってみると、まだどの店も開いていない(早くても午前11時が開店)のにもかかわらず、すでに多くの店で行列が出来ている。こりゃ凄い。みんな、連休の最終日は外食の気分なのか。こちとらOLじゃないから、皆が並んでいると、自分も並んで見ようかなどという気は全く起きないので、比較的すいている(それでも4人並んでいた)、ベトナム料理にしてみた。
この店は以前、目に止まったことがなおので、この頃、新規開店したと思われる。有楽町は高速高架下のGINZA5にあって人気店という、「カンのベトナムキッチン銀座999」の姉妹店"Chiem"、だそうである。
メニューを見ると、フォーやビーフン(ベトナムではブン)、チャーハン、カレーなどがあるが、どれも千円以上、最低でも1,280円となっている。いくらなんでもフォーで1,280円は高すぎじゃないか、と思って良く見ると、ランチセットの料金だった。曰く、「本日のおかずからお好みのおかずを3種と、メニューの中からメインの料理を選んでください」とのことである。
なるほど、それならばまあ普通かな・・・。味はまずまずだし。この頃のベトナムの物価相場は知らないが、ひと昔前はケタが違う印象。かつてベトナムへ旅行したときは、ローカルの店に行けば(観光客相手の店だと倍半分以上違うが)、フォーは一杯数10円台、それも前半で食べられたと思う。今はどうか。2~3倍くらいになっているのかも知れない。それでもせいぜい一杯百数10円というところだろうか。
この店の場合、セット料金の半分がメイン料理とすれば、700円台。フォーが700円すると思うとやっぱり高い。この頃、ベトナム料理店には余り行っていなかったが、ベトナム料理の相場はそんなに上昇しているのだろうか。今度、以前入ったことがある池袋辺りの店を久しぶりに調査してみる必要がありそうだ。

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小腹がすいたので、北千住ルミネ8Fにあるベトナム料理店に入ってみた。この頃、ベトナム料理店は随分、増えたような気がする。ウェイトレスは、アオザイ姿の若いベトナム女子なので、どちらかと云えば庶民向けというよりは、観光客向けの高級(≒高価)店の雰囲気を醸し出している(庶民向けだったら、やはりTシャツ&ジーンズだろう)。
ふと張り紙を見ると、「4」が付く日は何杯でも生ビール1杯100円、とある(フォーの4か?)。惜しい、今日は3日だ。でもやっぱりビールが呑みたいので、ベトナムビールの、333(バーバーバー)とサイゴンビールを頼む。どちらも、東南アジア的な喉越しすっきり系。つまみは何にしようかとメニューを覗くと、シェアコースなるものがある。ひとり分をふたりでシェアするようなイメージか。実際に「乾杯コース」(2,778円)を頼んでみると、1.5人前ぐらいの分量はある。ビールを呑みながらであれば、二人でもこれで十分だ。生春巻きや揚げ春巻き、豚肉唐揚げ、空芯菜のガーリック炒め(炒め過ぎで、空芯菜がくたっとしていたのは、やや残念)、フォーなどひと通り揃っていて、バリエーションも十分である。これで2,778円はCPとしてもまずまず。がっつり喰いたいときでなければこのコースはお薦めである。
総じてベトナム料理は、タイ料理等と違い、辛さは全く控えめなので、カミさんも気に入っている。特徴と云えば、やはり野菜が豊富でヘルシー感があることと、魚醤(ベトナムではニュクマム)とパクチー(シャンツァイ)の香りという感じだが、今日の料理にはパクチーが一切入っていなかった。そう云えば、何故かこの頃、スーパーで見掛けることが少なくなったが、それと関係があるのか。
ビールの後は、ベトナムの焼酎、ネプカムのオンザロック。ちょっと強い紹興酒という感じだが飲み易い。でも30度くらいあるので、ガブガブ呑むのはあぶない。この店は、ひとりで来るのにも抵抗がなさそうだ。今度は機会が合えば、「4」が付く日を狙って来てみるか。

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ベトナムフォーのHP: こちら 

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