山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

車内・船内・機内

奥多摩駅前の「天益」でいい気持ちになったあとは、今日も先週に引き続き「快速・青梅奥多摩新緑号」に乗ることになっている。なにしろ2週間のうち土日だけ、あわせて4往復しか走らないのだ。例年だったらこの時期、上州や野州の山にシロヤシオを愛でに行く計画を入れるのだが、今回はそんな場合ではない、すべて後回しにして奥多摩の山を計画したのだった。
「天益」の女将も心配していたが、今日は「おくたマルシェ」も開催しているし、指定席券(1車両のみ、520円)を持っていないヒトは、早めに駅へ行って並ぶ必要があるのでは?と。今回は指定席を4人分確保していたのだが、我々は全員で7名。できれば纏まって座りたいので、自由席が気になる。そこで、女将さんの助言に従い、少々早めに駅へ向かうことにした。
ホームまで階段を上がると、先週と同様、すでにE257系は入線済みで、ドアも開いていた。南無三、窓から車内を覗けば、まだ客は殆ど居ない。よかったよかったと、通路を挟んで両側の向かい合わせシートを7席分、問題なく確保できた。との~が気を利かせてくださり、缶ビールを買ってきてくれた。
発射時刻になっても、結局乗客は殆ど増えない。発車時刻が17時38分と、山から下りてそのまま乗るにはやや遅いので客が残っていないのかも知れないが、それはそれ、このゆとりを楽しもう。
途中の御嶽駅、青梅駅からもちっとも乗ってこない。立川方面に向かうらしい客がホームに居るのにもかかわらず、である。ずうずうしそうなおばさんの団体もしかり。見掛けが特急車両だから、特急料金が必要だと条件反射してしまう乗客が多いのかも知れない。
これじゃあはっきり云ってこの増発列車は企画倒れで、企画した若手社員(勝手な想像)は、評価されないのでは、と心配になった。評価されなかったかどうかは、来年の増発列車のお知らせを見れば判る。評価されたのであれば、秋の増発列車のお知らせで「快速・青梅奥多摩紅葉号」が発表されるはずだ。

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この頃、季節毎のJR増発列車(臨時列車)の発表が気になる。きっかけは山梨の桃源郷を往復するお座敷列車「お座敷桃源郷パノラマ号」の案内で、偶々目にして直ぐさま予約を入れたのだった。例えば、春の増発列車の場合には1月下旬頃、夏の増発列車であれば5月下旬頃、各々JR東日本から発表される。
よく利用する「ホリデー快速ビューやまなし号」や「ホリデー快速富士山号」等であっても、いつから運行を開始するかは、山行プランを立てる上で気になるところ。この頃は、JRの発表に合わせてプランを考えることが多くなってきた。
今回、1月19日にJR東日本八王子支社が発表した「春の増発列車のお知らせ」を見て驚いた。いつもの「ホリデー快速おくたま・あきがわ号」ではなく、2週分の土日限定で「青梅 奥多摩 新緑号」なる快速を走らせるとのこと。それが、通勤電車でロングシートのE233系だったらまったく食指は動かないが、E257系500番台だと。つまり特急かいじと同系車両なのだ(500番台は房総特急仕様)。
常日頃、事ある毎に云っているが(JRの企画係は無視し続けていたが)、小生は非日常を体感するために山に登っているのであり、往路の電車はその余韻に浸ったまま帰りたい。従って、日常をどっぷり体現する通勤電車(E233系)なんて、まったく興醒めなのだ。E257系こそ、復路に相応しい。しかも、これは快速電車なので特急券は不要となれば、乗らない理由なんて無い。
待ちに待った出来事、事件と云っていい。これを見過ごすと一生後悔する。ということで、忽ちこれに相応しい山行プランを捻り出し、今日を迎えた次第だった。奥多摩駅前の「寿々㐂家」を出たあと、嬉々として駅に向かう。ホームへ駈け上がれば、既にE257系が停まっていた。
さっそく乗り込んでみると、客は誰もいない。発車しても状況は変わらず。途中、御嶽駅や青梅駅からも、ほとんど乗ってこない。事前情報を得ていない者は、快速電車とは思わず、余計な料金を払うのが嫌だと勘違いしているのだろうか。只でさえ価値ある臨時列車が、超レアな列車となってしまったようだ。この列車を企画したJR担当者は、とてもエライと思うが、こんな状況を想定していただろうか。

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JR松田駅から特急「ふじさん6号」に乗車。もうネットでチケットレス特急券は購入済みなので、SUICAのチェックだけを駅員に頼む。これだけだとほんの数秒で済むので、もうどんな駅員だろうがパニクるはずも無し。便利なはずなのに、何だか楽しみが減ったような変な気分。
特急「ふじさん」はこれが2回目。「あさぎり」時代から通算すれば、もうかれこれ11回目にもなる。もうそろそろJR東海からお中元が届いてもいい頃だ。今日も松田駅から乗り込む客はほぼ我々だけ。
せっかくインバウンド需要を当て込んでわざわざネーミングまで変えたのに、今のところは空振り状態のようである。そのうちにヒットが出るようになるのだろうか。車内は殆どガラガラなのだが、我々のすぐ前の席に、御殿場から乗ってきたと思しき中国系観光客が3人座っていた。
しかし、車掌がやってきて何やらやりとりが続く。どうやら指定席券を買わずに乗ってきたようである。御殿場駅だったらそのまま乗車できるのだろう。しかし、彼らを見て思うのは、少なくとも、この「ふじさん6号」は全車自由席にしても良いのではなかろうかと。どうせガラガラなんだし。
この列車限定としたり、自由席にした分、特急料金を安くすべきかどうかは、議論が必要かもしれないし、現実にはなかなか難しいところかも知れないが、インバウンドにはその方が好都合ではなかろうか。いっそ、特急「ふじさん」全部、自由席にしても良いかも知れない。じゃなけりゃ、ネット予約専用列車にするとか。
もちろん、その場合には英語ポータルも必要だ。そこで思い出したのだが、JR東海及び小田急に云いたいのだが、ネットから座席を選べるように出来ませんかね?ついでに、行先も座席毎に選べるように。改札口でのハプニングあるいはドラマが、もう二度と見られないのはかなり残念だけど、そうすりゃ、もう、松田駅にぼんくらおもしろ駅員(失礼!)を配置することも要らない訳だ。善処願いたい。

59 特急ふじさんで新宿へ。

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「やまびこ荘」から下仁田駅までタクシー移動する途中、「道の駅 オアシスなんもく」に立ち寄る。何か山菜でも無いかなと物色したが、タクシーの運転手曰く、早い時間に行かないと手に入らないらしい。生産量が少ないのか、需要が高いのか。
下仁田駅からは上信電鉄に乗って高崎へ出る。「上信電鉄」という名前からすれば、上州と信州を結ぶ鉄道という感じがするが、調べてみると、まさしくかつて下仁田から余地峠(県境)を越えて、当時の佐久鉄道(現在のJR小海線)の羽黒下駅まで延伸する計画があって、そのため1921年(大正10年)に社名を変えたと判った(Wikipediaをご覧あれ)。しかし、1929年に世界恐慌が起こったために計画が頓挫して、そのままとなっているとのこと。
まことに残念だが、今から思えば、たとえ高崎から羽黒下まで開通したとして、いったい誰が乗るのか?と誰もが感じるはず。羽黒下駅界隈が大都市でもならない限り(そして途中の南牧村が一大リゾート地にでもならない限り)、結局のところ間違いなく廃業していたことだろう。それでも何とも楽しくなるような路線計画ではないか。誰か、採算を度外視して線路を引いて呉れないものだろうか。そうしたら、世の乗り鉄(含、呑み鉄)は間違いなくこぞってやってくるに違いない。ついでに秩父鉄道も、十文字峠辺りを越えて、小海線の信濃川上駅まで延ばして呉れませんかね? JR青梅線だって、青梅街道に沿って柳沢峠を越え、塩山駅まで繋げたら痛快だ。話が大幅に逸れた。
今回乗った車両は6000系。この車両のせいではないだろうが、上信電鉄は直線区間でも激しく揺れる。それがローカル線情緒を醸して呉れるのかも知れない。車内には、広告ではなく絵手紙が所狭しと掲げられている。これもローカル線ならではの味わいだろう。

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郡山駅に着いたら、磐越西線用ホームへ移動。9時38分発会津若松行の各駅停車が停まっていた。車両はE721系。嬉しいことに、セミクロスシートタイプの座席だった。やっぱり、こうでなくちゃ。ボックス席の座席間隔は、211系などと較べるとゆったりしているように感じる。窓際に、呑みもの用の小さなテーブルが付いているのは、呑み鉄にも優しい設えである。
この磐越西線は郡山から会津若松、喜多方を経て新潟県の新津までだが、会津若松から西は非電化区間なので、会津若松を挟んで全くの別路線の様である。郡山から新津まで通しで走る列車は無い。まだ会津若松から西へ行ったことが無いので(新津から東へ行ったことも無いので)、何れ呑み鉄として行ってみたい。できたら「SLばんえつ物語」号にでも乗りに行くか。
座席を確保したら早速、残りのつまみを取り出し、キオスクで仕入れたカップ酒(普通酒)を開ける。買ったのは、「名倉山」という会津若松の地酒。可も無く不可も無い味わいながら、ボックスシートに座って車窓からの風景があればもう十分である。
会津若松までの所要時間は1時間18分。カップ酒1本ではやや物足りないかも知れない。ちびちびやりながら、安達太良山や会津磐梯山の山容を眺める。会津磐梯山は随分尖っていてかっこいい山だと思う。磐越西線はロングレールを採用していないので、継目を通過する音が聞こえて来る。それが郷愁を誘っていいわと、女子達の話が盛り上がる。
ところで、この磐越西線(の電化区間)は以前2、3度利用したことがあるが、各駅停車に乗った記憶がない。たしか以前は特急列車があった筈だが、時刻表を見る限り各駅停車と快速電車しか走っていない様子。ググってみると、確かにかつて特急「あいづ」が走っていた。郡山~会津若松間では1時間足らずになってしまうので、わざわざ特急車両を走らせるメリットが無く、取り止めたのかも知れない。

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高湯温泉に泊まった翌日は、観光モード。福島市にはパッとした観光地が無さそうだったので、皆の要望を集約した結果、会津若松まで行って蕎麦を喰って街を観光しようと云うことになった。移動だけで2時間半も懸かるが、今日中に帰れれば良いので特に異存は無い。明るいうちに帰りたいと希望した者は、ほとんど蕎麦と鶴ヶ城観光だけになるで、移動時間と滞在時間はほぼ同じ。
先ずは福島駅で、郡山から乗車する新幹線の指定席をとる。ゴールデンウィーク中なので、それなりには混んでいるようだが、なんとか確保。人によって切符を買う条件が微妙に異なるので、まとめて購入しようとしても、結局人数分の時間が掛かる。
次に、福島駅から郡山駅まで移動。その前に小生だけ、キオスクで缶ビール(仙台づくり・一番搾り)をゲット。普通の「キリン一番搾り」は麦芽とホップ以外の原材料を使わない筈だが、この「仙台づくり」はササニシキが使われている。それって、「一番搾り」のコンセプトから外れていないのか?と感じてしまうが如何。
ちなみに「一番搾り」を生産しているキリンのビール工場は9ヶ所あって、其々のオリジナル「一番搾り」があるらしい。でも、並べて呑み比べてみないと、違いが判らないような気がする。
8時40分発の仙台駅始発郡山行の電車に乗る。車両は701系で、恐れていたようにロングシートのみ。旅情も何もあったもんじゃないが、仕方がない。まだ朝の時間帯なので、ちらほら通勤客や通学客も乗っている。そんな状況で缶ビールを呑むのはやや気が引けたが、「プシュッ」とやってしまえばもう自分の世界。外の景色を眺められないので、向かい側ロングシートに座っている人々の人生、人物像を妄想しながら、グビグビやった。訝しいオヤジだと思われたかも知れない。

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相老駅でわたらせ渓谷鐡道とお別れし、東武200系の特急「りょうもう40号」に乗り換える。「りょうもう40号」は、相老駅17時04分発で浅草駅には18時55分着。所要時間は1時間45分と、一杯やるには十分な時間。距離は111.6kmあるので、平均速度は60.3km/時ということになる。これが速いのか遅いのか。
西武特急「レッドアロー号」と比較すると、西武秩父から東武池袋駅まで、所要時間は1時間22分で距離が76.8kmなので、平均速度は56km/時と、「りょうもう」に軍配が上がる。一方、小田急ロマンスカーの場合は、箱根湯本から新宿まで所要時間は1時間34分、距離88.6kmで、平均速度が55.4km/時と、これは「レッドアロー」とほぼ同じ。
ということは、相老から館林まで単線区間なのにも拘らず、「りょうもう」は意外に速いということになる。ちなみに東武日光~東武浅草間の「スペーシア」がどうかと云えば、所要時間1時間49分で距離135.5kmだから、平均速度74.6km/時と、ダントツに速い。
ともあれ東武特急が速いことは判ったが、どうしてこんなに速く走れるのだろう。勿論判らないが、想像するに東武はかなり特急を優先させ、普通や準急は虐げられているような気がする。それはまた別の機会に検証してみたいところ。
もうひとつ、なんでそんなに速く走ろうと考えたかだが、これも色々理由がありそうで、例えば1時間40分台に拘ってみたというのはどうだろう。大抵の客は速いに越したことは無いが、「これ以上座っていたくない」という限界もあると思う。個人的には上限は4時間ぐらい(東海道山陽新幹線でいえば、東京から広島ぐらい)が限界だが、なかには2時間も座ってられない、って客もいるはず。最低2時間は切りたいが、箱根の1時間34分になるべく近付けたいとの願いから、1時間40分台を目標にしたのでは、という勝手な見方ができそうだ。
ちなみに小生は呑み鉄の端くれなので、1時間40分台は申し分ない時間。もっと長くても問題ないが、これが広島までとなると呑んで昼寝してもまだ着かない時間なので、やや退屈である。その意味では、関東近郊の私鉄特急はどれも、呑み鉄にはうってつけの所要時間なのかも知れない。

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電車やバスはもちろん、自家用車に乗っているときだって、春夏秋冬、窓は閉め切ってエアコンにお任せというのが当たり前になった世の中。真夏や真冬に窓を閉めるのは致し方ないが、春や秋は如何なものかと思わないでも無い。
しかし今はエアコン万能時代、エアコン無しには都市は機能しない。特に東南アジアはそうだ。シンガポールが経済発展したのは、リー・クァン・ユーのおかげではなく、エアコンのおかげという云い方もできる。日本だって、エアコンが無かったら夏季のGDPは著しく下がるに違いない。今更、団扇と扇風機の時代には戻れない。
自分もそんなエアコン社会にどっぷりと浸かっているせいか(我が家で、エアコンを点けるかどうかは猫次第)、風を感じることが少なくなってきたと思う。風を感じに山に登る、というのは強ち云いすぎでもない。昨今、わたらせ渓谷鐡道に限らず、トロッコ列車が流行りなのは、そんな風に飢えた者がやってくるせいかも知れない。
と云う訳で、また今年もトロッコわっしー号に乗ろうと、わたらせ渓谷鐡道にやってきた。いつもは疎らな客席だが、今日は何処かのツアー団体が乗り込んでいたようで、ほぼボックス席は埋まった状態。神戸駅から乗車した客は我々だけ。ツアー客が来るか来ないかは、鉄道線の売り上げにも大きく影響するようだ。
走りだすと、トロッコわっしー号は意外と速い。神戸駅から相老駅まで45分、あっという間である。でも、今年も薫風を感じることが出来た。またそのうちに、次回は何処の山から下りて来ようかと地図を睨むことになるだろう。

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甲府駅からは「お座敷列車」に乗ろうという話になり、わざわざ「みどりの窓口」に並んだのだが、小生が「みたまの湯に携帯を忘れた~( ̄▽ ̄;)!!ガーン」と騒ぎ出したので、そのおかげで皆を道連れにして乗れず仕舞いになってしまった<(_ _)>。
でも直ぐにその騒動は収まった(よく見たらポケットに入っていた!(^^ゞもうボケが入ったのか・・・)ので、その後に発車する「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗れることが出来た。
売店で呑みもの(珍しく、濃いめの角ハイボールを購入)とつまみをゲット。ちなみに甲府駅構内の売店では、我々の仲間内で今まで色々と探して見つからなかった、金精軒の生信玄餅(正確には「極上生信玄餅」)が普通に売っていた。でも小生は左党なので食指は動かない。
1年半ぶりに「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗車(前回はこちら)。空いているので何処でも座れるが、リュックサックを置くとなると、1階と2階に分かれていない部分(平屋階)の席が網棚も広くてあって具合が良い。他の客は皆、眺めが良い2階席へ向かう。
朝方はまだ雨が降っていたが、その後天気は急速に回復して、今はもうほぼ快晴状態。甲府盆地の周りを見渡すと、山に懸かっていたガスは殆どとれてきた。御坂山塊の山の連なりもくっきりと見える。山岳同座をするには、どうしても先ず、特徴的な山容である黒駒釈迦ヶ岳を探すことになる。今日乗った身延線から眺めると、黒駒釈迦ヶ岳はかなり鋭角的に見えるので直ぐ判る。更に甲府駅から東へ移動すると、今度は右肩を落としたような非対称な山容なので、それはそれで見分け易い。甲府盆地側から見る限り黒駒釈迦ヶ岳はランドマークとしてとても重宝する。

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「石和温泉」でかるく一杯やったあと、徒歩でふらふらと石和温泉駅まで移動。今日のメインイベントは、桃の花の観賞もさることながら、「お座敷桃源郷パノラマ号」の乗車である。昨年に引き続き(前回はこちら)の「お座敷桃源郷パノラマ号」。今回は、参加者が偶々6人だったので、6人掛けのテーブル席を上手い具合に確保できた。
手前のテーブルは女性二人連れのグループと、男性一人客。女性二人はテーブルには付かず、ずっと窓際のカウンターテーブルに齧り付いたままだった。やはり、ここのテーブルは仲間同士だけで共有するのが居心地がよさそう。
この列車はこの時期限定の増発列車で、4月7日から22日まで土日だけの運転。今年は桃の開花が早かったので、7日はどんぴしゃりの見頃。きっと22日には花なんて残っていないだろうと思うが、この列車の運行を企画したのはだいぶ前の話だろうから、多少的外れになるのは致し方ない。小生も山行プランを早くて半年前、遅くとも3ヶ月前には企画するので、その企画のベースとなる開花予想が実際と外れることは間々ある。当たって当然のように思われ、外せば何を云われるか判らないJR東日本八王子支社の企画担当者の苦労が判る気がする。
今回も1時間余はあっという間で少々物足りない。特に、桃の花を眺められる時間はほんの僅か。これじゃあ列車名が泣いている。出来れば、もうちょっとゆっくり走ってもらいたいくらい。それでも石和温泉駅(甲府駅からでも同じ)から立川駅まで980円は、やっぱりお得だと感じた。この手の列車には何度でも乗りたい。

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小田急の東北沢から和泉多摩川までの複々線化が完了したのに伴い、この3月17日から列車ダイヤは大幅に改正された。我々は通勤に使っている訳ではないので、平日ダイヤには興味が無い。箱根湯本行「ロマンスカー」は、最速で59分と、1時間を切ることになったようだ。これも嬉しいようで、特段そうでもない。基本的に「ロマンスカー」は単なる移動手段ではなく、乗っていることそのものが大きな目的なので、多少スピードが速くなったとしても大した影響は無い。むしろ、呑み鉄としては呑む時間が減ったので、ちょっぴりだが味気無くなったとも云える。
それよりもなによりも、最大の関心事は特急「あさぎり」が特急「ふじさん」に変わってどうなったのか、ということ。時刻表を見ると、いつもお世話になっていたJR松田駅18時23分発「あさぎり6号」は、19時14分発「ふじさん6号」と、約50分遅くなっていた。車両は全く同じMSE60000形。
呑む時間が増えること自体、まったく文句は無いが、新宿到着が20時26分と、その後もし2次会をやるには少々遅い時間になってしまう。その場合、もう1本早い「ふじさん12号」に乗れば、松田駅発車が17時14分、新宿駅到着18時27分で、まずまずと云える。問題は何処かで汗を流して、風呂上がりビール呑んでから松田駅に17時14分までに着けるかどうか、だ。
「さくらの湯」と「ポッポ駅前屋」の組み合わせの場合、西丹沢ビジターセンター14時40分発のバスに乗り山北駅15時34分着、そして山北駅16時45分発の普通電車に乗ることが必須。実際のところ、14時40分発のバスに間に合うように山から下りて来るのは、今回の屏風岩山のような、低山を登る場合に限られるかも知れない。これでも「ポッポ駅前屋」滞在時間は30分強というところなので、なかなか悩ましい(今回は、「ぶなの湯」に立ち寄ったため、1時間強だった)。今回の小田急ダイヤ改正は、今後の山行計画に微妙に影響することになるだろう。
ともあれ、今回は17時14分発「ふじさん12号」に乗車。「あさぎり」が「ふじさん」と名前を変えてから初めての乗車である。なにも変わってはいないが、むしろそれが確認出来て安心できた。これからも「ふじさん」とは暫くお付き合いできそうだ。

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水澤観音前「清水屋」でうどんを手繰った後、店でタクシーを呼んでもらい、渋川駅に向かう。やってきた電車は高崎駅止まり。ここから新幹線という手もあるが、まだ時間は早いし、車内で呑むことはオヤジ五人衆の目的でもあるので、在来線の選択に誰も異存は無い。こういう話は実に早い。
丁度良いタイミングで、14時14分高崎駅始発の小田原行き湘南新宿ラインがある。これだと大宮着は15時26分。1時間強は、呑み鉄には物足りないぐらいである。
乗り鉄でもある蕎麦好きおやじさんは、ここでグリーン車に乗ることを主張。グリーン券をホームの券売機で買うと、51km以上は(高崎~大宮間は74.7km)、平日だったら980円するが、休日は780円と、200円もお得だ、と仰る(うっかり車内で買うと、休日でも1,040円する)。
さすがは乗り鉄、JRの料金体系を良くご存じだ。つまり、このままもし終点の小田原まで乗っても、グリーン料金は780円のままという訳だ。折角だからこのまま小田原まで行って、ついでに熱海でもう一泊するか、などという軽口も出る。
もう一つ、蕎麦好きおやじさんが主張するのは、2階席は混むので酔っ払いは白い目で見られる、1階と2階に分かれていない部分(平屋階)の席が狙い目だ、と。さもありなん、とこれも意見が一致。目論見通りの席を確保し、残っていた酒やつまみを取り出す。
ふと、ホームの反対側を見ると、なにやら電車に撮り鉄が群がっている。よくよく見れば、今日は奇しくも115系のさよなら運転の日で、その車両が今まさに発車しようとしているところだった(例えば、日経の記事はこちら)。

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年次休暇を取った2日目は、蕎麦好きおやじさんを含めた「オヤジ5人伊香保温泉ツアー」に参加することになっていた(なにせ、幹事を仰せつかっている)。往路は、ゆったりと特急「草津」で行くことになっているので、JR大宮駅で待ち合わせ。当然、車内用の呑みものとつまみが必要、大宮駅ナカ「ecute」でしっかり仕入れた。
買うものは買って、ホームに上がって列車を待っていると、全員分の指定券を携えた御仁が(シラフな筈なのに)、何故か大宮を通り過ぎて東大宮まで乗り過ごしたと連絡が入り、「草津」発車時間に間に合うのかかなり気を揉んだが、辛うじて無事合流でき、5人揃って乗車となった。
車内は、意外にもほぼ満席状態。さらに意外や意外、その客は若者ばかり。オバサンなんて見当たらない。我々が断トツ最高齢グループ。皆さん、何処へ行くのだろうか。草津か、万座か、それとも我々と同じ伊香保だろうか。温泉街なんて暇なオヤジ、オバサンの世界だったが、この頃は違うのか。若者が来ると、自ずと温泉街も変わるだろう。
ともあれ、着席したら我々も負けてはならじと宴会開始。皆、思い思いに持ち寄った酒とつまみを出す。651系は以前、「スーパーひたち」に使われていた車両。常磐線時代は交直両用だったが、現在は直流専用に改造されている。座席を向かい合わせにすると、呑みものや喰い物の置き場に困るのは、以前と変わらない。温泉旅行客専用と云っていい特急「草津」なのだから、東武特急を見習って大型テーブルを付けてもらいたいものだ。
小生は、先ず缶ビールだが、他の方々は最初から日本酒。つまみに手羽先の唐揚げやシュウマイを提供。他にも乾き物など、所狭しと出て来る。車内はほぼ居酒屋状態、天下御免の朝酒三昧。車窓からの眺めなどそっちのけ、渋川まで、あっという間に着いた。

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越後湯沢からの帰り。前回は2階席だったが、今日は意外にスキー客が多かったせいか、一階席だった。車窓からの眺めは諦めて、カップ酒(今回は鶴亀)をなめるとしよう。つらつら考えるに、今回のように、新潟の残雪の山には、闇雲に片っ端から登ってみたい。しかし、とは思いつつも、色々と条件があるので、行先は自ずと絞られる。それが少々辛い。
一番の制約は、公共交通機関利用であること。東京を出るのはどんなに早くてもせいぜい午前6時。新幹線で越後湯沢か浦佐に着き、実際に山に登り始めるのは9時より早くなることは無いだろう。一方、自家用車ならば前夜から家を出ることも可能なので、日の出から登り始めることが可能。その時間ならば、まだ雪も締まっていて、アイゼンで快調に登れるだろう。この差は大きい。
公共交通機関利用の場合、余計な荷物(≒着替え、酒&肴、等)のデポがなかなか難しいことも制約になる。駅のコインロッカーか、宿ということになるが、後者の場合は、登る前に宿へ行かなくてはならないので、宿へのアクセス性が重要だ。
もうひとつの大きな制約は、登るためにスノーシューやピッケルが必要かどうか、という問題。スノーシューの場合、レンタルできる店が近くに無いと大変面倒。昨今、スノーシューは主なスキー場だったら借りられるようになったが、その場合も、山はスキー場から登れることが条件。もうひとつ、ピッケル無しに登れる山かどうかは大きな制約である。勿論、その前にいくらピッケルを持っていても、使いこなせなくては話にならないけど、我々なんちゃって山岳会メンバーではちょっと無理な相談。而して、ストックで登れる山しか選択できない。南北中央アルプスや八ヶ岳は、夢のまた夢。
そうやって行先を考えていくと、今回のように越後湯沢+平標茶屋(又はホテル・エフ)+日白山(又は平標山)という組み合わせは、かなりグッドチョイスと自画自賛してみたくなる。しかしそれももう、踏破してしまった。また次のグッドチョイスを模索しなくては。

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ココ・ファーム・ワイナリーでまったりしたあと、再び足利タクシーを呼んで東武・足利市駅まで移動。タクシー運転手と暫し、ココ・ファーム・ワイナリーのハーベスト・フェスティバル談義となる。そのうち、足利にはもうひとつ、ワインを造っているところがあると聞いた。
マルキョーという、ラムネやジュースを製造・販売している会社が、ワインも造るようになったとのこと。調べてみると、Cfa Backyard Wineryという名前のワイナリーだった(HPはこちら)。なんでも、ワイナリー立ち上げのコンサルティング(ココ・ファーム・ワイナリーのコンサルもやっていたらしい)を生業としていた醸造家が、実家のマルキョーで娘と共にワイン造りを始めたらしい。ぶどうの生産は行わず、甲州種などを山梨から購入しているようだ。
東京にも、ワイナリーがあると聞いた(例えばこちらのHPをご覧あれ)。たしかに、ぶどう生産地とワイン消費地が離れている場合には、ぶどうを運ぶべきか、それともワインを運ぶべきかという選択肢があるわけで、くだんのワイナリーは後者を選んだということ。輸送コストと生産コストだけを考えれば、ぶどうを運ぶ方がデメリットが大きいような気がするが、ことはそんなに簡単ではないのだろう。閑話休題。
タクシー運転手の話は、へー、そーなんだ、とその場では聞いていただけだったが、足利市駅に着いて、少々時間があったので駅構内にある「あしナビ」という観光案内所兼土産物屋を覗いてみると、まさしくそのCfa Backyard Wineryの白ワインが置いてあった。つい、衝動的に購入した。ついでに「純米吟醸 古都足利」という日本酒もゲット。これは、帰りの「特急りょうもう」でさっそく呑んだ。フレッシュな感じもするが基本的には濃醇な味わいだった。

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茅野駅16時20分発のあずさ26号に乗る。車内はほぼ満席。こんな季節でも、人の移動はこれほど多いのかと感じ入る。寒くて家の中で縮こまっているのは、猫ぐらいか。個人的に、今シーズンは昨年12月までヒューストンで過ごしていたせいか、日本の寒さがやけに凍みたような気がした。それでも寝るときに、湯たんぽやら電気行火・電気毛布なぞのお世話にならなかった(靴下だって履かない)ので、結局それほどの寒さではなかったということかも知れない。
茅野駅を出た「あずさ」は、富士見駅に向かってゆるゆると登り、その後下降に転じる。余り実感はないが、富士見駅辺りが中央東線で一番標高が高い。そこは天竜川と富士川の分水嶺でもあるのだが、明確な山がある訳では無い。そう云えば、小海線は野辺山駅付近の鉄道最高地点近くも、信濃川と富士川の分水嶺になるが、そこも、でろっとした高原に過ぎない。どうも八ヶ岳の裾野は、降った雨もどっちに流れていいのか迷うような曖昧模糊としたゾーンということだ。
そんなところを走る中央東線も、小淵沢を過ぎると甲府盆地に向かって明確に駆け下るようになり、線路も複雑な地形に合わせて蛇行する。そのおかげで、車窓から望める八ヶ岳や甲斐駒・鳳凰三山は、右に左に大きく振れる。酒をのんびり呑みながらも目だけは自然と山を追うので、うっかりうたた寝をするようなことにはならない。特に千両役者、甲斐駒ヶ岳は何度見ても心躍らせる姿、中央東線の乗り鉄旅には欠かせない存在だ。だだっ広い関東平野をひたすら走る、JR高崎線や東武日光線などでは味わえない贅沢な時間である。

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この頃、新たなコンセプトの有料座席指定列車が、関東私鉄の間では流行りだ。その奔りは小田急のEXE30000形だと認識しているが、昨今の東武500系(リバティ)しかり、京王5000系しかり、そして西武の40000系しかり。京王5000系と西武40000系は共に、クロスシートからロングシートに切り替えが可能なスタイルだ。
平日、朝の通勤時はともかく、夕刻の帰宅時には身も心も疲れ果てて、ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車なんかで帰りたくない、偶には座って帰りたい、できればビール片手に優雅に帰りたい、その為にはエキストラチャージを払うのも吝かでは無い、というオヤジ達のニーズに応え(というか足元を見て)、鉄道各社はならばと新たな儲けネタを考えた。
一方、JRはどうせ回送するはずだった特急車両を流用して、ホームライナーとして特急料金程ではないが金を取る算段を考えた。どちらも戦略的には同じだが、我々としては古びた車両の使い回しよりも、新型車両に乗る方がちょっとウレシイ。
西武の40000系車両を使った"S-TRAIN"は、平日は所沢~豊洲間を、休日は西武秩父~元町・中華街間を走るという、ちょっと変則運行。我々が乗る"S-TRAIN 4号"は、17時5分西武秩父駅発で、19時38分に元町・中華街に到着となっている。私鉄特急で約2時間半も乗るのは、関東では東武特急リバティ(東武浅草~会津田島間)に次いで長い。こんなに長いとなると、途中で腹も空いてしまいそうだし、酒の買い足しも必要そうだ。
嬉々として乗車してみると、確かに新しくっていいし、FREE Wi-Fiも電源コンセントもあって便利。唯一残念なのは、シートの上に吊皮がずらりとぶら下がっていること(たぶん、京王5000系も同じだろう)。ロングシートにしているときは当然、吊皮が必要なのは判るが、クロスシート利用時に吊皮がぶら下がっていると、どうもオフ感が無く、通勤中の様な感じがしてならない。クロスシート時に、吊皮が天井に収納されたら完璧だが、さすがにそこまでは無理な注文か。

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三峰口駅前の蕎麦屋「福島屋」で一寸まったりできた後、14時57分発の各停電車に乗るため改札口を入る。2番ホームに停まっていたのは、3両編成の7000系だった。秩父鉄道を時々利用する小生としては、すっかり馴染んでいる車両だが、この7000系は、かつて東急8500系として田園都市線に使われていた車両である。日頃殆ど東急を利用しない小生にとっては、そう云われればそうかな、ぐらいの感じだ。先頭車の塗装色と、扉にドア開閉ボタンが付いているところが、東急時代との大きな違いだろうか。
乗客は各車両の数人ずつ程度、御花畑駅までの途中で乗ってきた乗客も殆どいない。さっそく取り出した日本酒は、神奈川県海老名市にある泉橋酒造の「黒とんぼ・生酛純米酒」。以前、「夏ヤゴ」を呑んだことがある。「黒とんぼ」を口に含むと、生酛らしい複雑さは感じるものの、意外と爽やかだ。これほど口当たりが良い生酛も珍しいかも知れない。
御花畑までの途中駅は、白久、武州日野、武州中川、浦山口、影森の5つ。白久駅は駅前にあった酒屋(店名失念)が廃業したかどうか判らないままだ。もしそうだとすると、白久に下りて来るインセンティブが全く働かない。
武州日野駅も状況は似ているが、ちょっと離れたところにあるカフェ「ポルカドッツ和我家」が気になっているので確認したいところ。武州中川駅は白久駅と同様、酒屋の「櫻井太伝治商店」が開いているかどうかが全て。浦山口駅も、かつてあったコンビニがいつのまにか無くなったので魅力に欠ける。しかしここのトイレの外観が、何故かルネ・マグリットの「光の帝国」を連想させるので、偶には見てみたくなる。
影森駅は山に関係が無いので乗降することはないが、このちゃん曰く、ここから武甲山に登ったことがあると。それはたぶん、まだ武甲山があれほど痛々しく削られてはおらず、山頂ももう少し北の場所にあって、そこから西へ延びる尾根を利用できた頃のことだと思う。このちゃんの岩石採取はそんな時代から始まったらしい。

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「正丸売店」でひと息入れたあと、飯能行各駅停車に乗車。乗車率は半分ぐらいだろうか。この時期はせいぜいこんなもの。奥武蔵に来るのは、やっぱり冬が良いと改めて感じる。それでも我々6人が纏まって座れる程は空いておらず、ちょっとだけ離れて座る。
車両は、今朝と同様、4000系。セミクロスシート仕様だが2ドア式なので、ほぼクロスシート車両と云ってもいいだろう。東武が会津鬼怒川線に乗り入れている東武6050系と似たような車内設備構成だが、大きな違いは東武6050系には折りたたみ式テーブルがあること。朝(往路)はどうでもいいが、これがあるとなしでは、復路の行楽感がだいぶ違ってくる。西武には是非、東武を見習ってもうちょっと善処願いたいところだ。
ボックスシートが確保できたので、やおら酒ボトルを取り出し、ちびちびやる。今日も先日の「笑四季・特別純米白ラベル火入れ」の残りだ。これまでだったら、だいたい1週間で一升瓶がなくなる勘定だったが、今週は胃の具合がいまいちで、あまり家呑みもしなかった。消費量が減ることは、もちろん家計費(小遣い)的にも、近くにある小学校での廃品回収の際に空瓶を出す本数が減って、カミさんが恥ずかしい思いをしなくても済むという上でも、好ましい傾向ではある。
つまみはさっき「正丸売店」で買った「秩父B級グルメ・みそポテトチップ」。みそポテトをつまみにするにはちょっと腹に堪えるが、チップだったらOK。このポテトチップは、秩父産の「借金なし大豆」という品種で作った味噌を使っているという念の入れよう。ちなみにこの「借金なし大豆」は「借金を為す(返せる)ほど収量が多い」という品種らしい。肝心のポテトチップの味は正直云って、う~ん、可もなく不可も無いって感じ。
パッケージには、秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」が描かれている。横瀬町のイメージキャラクター「ブコーさん」よりは女性ウケがよろしいようである。

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「夢乃家」で店主と話し込んだ後、塩山駅を17時20分発の立川行に乗る。やってきた車両は211系のロングシート。無粋だが致し方ない、周りに迷惑にならないほど空いているので、やおらボトルとカップを取り出し、ちびちびやることにした。
今日は「笑四季・特別純米白ラベル火入れ」という滋賀県甲賀市の酒を持参。仄かに果実(メロンかな?)の香りがするが、いわゆる吟醸酒ではない。旨味も酸味もそれなりにあり、それでいてかなりすいすい呑める感じの酒だ。
この頃の日本酒は、だいぶ変わってきているとつくづく思う。昔ながらの酒もそれなりには残っている訳だから、多様性の幅が広がっている感じ。どれが日本酒らしい日本酒か、もう一概には云えない。剣菱や、菊正が一世を風靡した時代はとっくに遠ざかったような気もするが、まだちゃんと売れているのだろうか。久しぶりに、何処かで呑んでみるか。
笹子トンネルと潜るともう辺りは暗い。滝子山も、雁ヶ腹摺山も良く判らない。景色が見られなくてロングシートだと、いつもの通勤電車と同じだ。そういえば、武蔵野線のロングシートの通勤電車(勿論、帰宅時間帯)で、日本酒をちびちびやっている奴を見ることはまず無いが、缶ビールやチューハイを、恥ずかしげにハンカチなどで側面を隠して呑んでいる人は、ごく偶に見掛ける。
何時ぞやは、堂々と呑んでいる30代くらいの女性を発見したことがあったが、余りに自然に呑んでいると珍しげに見るのは憚る気がして、皆(多くは男性)、その女性の存在に気が付かないような素振りを見せてしまう感じになる。堂々とした女性に、男性は弱い。その点、常磐線の場合となると、男性も結構、堂々と呑んでいる。柿ぴーの袋を、胸のポケットに入れていたりする。見ていて涙ぐましい。常磐線には、ちょっと他の路線とは違う酒呑み文化がある気がする。

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