山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日本料理

今日は出勤日だったが、明日は移動日。また暫し、牛肉とジャガイモの国に行かねばならぬ。ならば、しつこくもう一軒いっちゃいますか、と会社の帰りにカミさんと待ち合わせて近所の寿司屋「喜悦家」に行くことにした。前回来たときは未だ春だった(前回はこちら)。いつものように生ビールの後、冷酒。つまみで刺身を2、3品と焼き物と巻物、握りを注文。
ここも普段使いの店だが、寿司屋なのでそう頻繁には来られない。カミさんは寿司が一番好きだと断言する。小生もその意見に概ね賛成するが、世の中、美味いモノはいろいろあるので、言い切るには少々踏ん切りが付かない。いろいろ目移りしてしまう。
日本に居ないと、日本の喰い物の美味さが判らないというか、忘れているというか、とにかく灯台もと暗しとは良く云ったもので、大方の日本人はそのような状況にあると思う。例えば寿司も毎週喰っているとその美味さに慣れてしまい、仕舞いには飽きてしまうことだってあるかも知れない。幸か不幸か、現実はそんなことにはならない(金持ちには、そういう可哀相な人が居るかも知れない)。それがもっと長いスパンになっても、その気になればいつでも喰える状況にあると、それなりに有り難味が薄れてしまう。ところが、海外に出かけるとその有り難味を、身に沁みて感じる。
さしあたり今回は、寿司屋1軒、うなぎ屋1軒、居酒屋3軒に行くことが出来た。上出来ではあるがこれで十分だ、とは云いたくない。出来たら何処ぞの梁に行って鮎尽しを喰ってみたかったし、流石にそれは無理にしても、門前仲町の「山幸」で鮎を喰いながら一杯やりたかった。残念ながら蕎麦屋にも行けなかった。
それとやっぱり、山に1回だけでは不完全燃焼間違いなし。温泉に浸かってビールを呑むは何度やっても堪えられない。・・・等々、海外へ出掛ける限り、このような恨み節が出るのはやむを得ない。しかし、これがまた帰国時の渇望となって出来(しゅったい)するのはまた愉しからず哉。

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帰国3日目は病院に通うため、年休。いつもの検査と併せて、ついでにピロリ菌の検査もやってみることにした。そのためには胃カメラも呑むことになる。初胃カメラだが、苦しくないやつをお願いしますと云うと、麻酔をかけてくれた。おかげで、全く気が付かないうちに検査終了。これならば何度でもOKだ。結果は陽性とのこと、駆除は本格帰国してからということになる。
検査の後は北千住に出て、カミさんと待ち合わせて昼食。今回は、カミさんのご所望により(小生にとっても勿論望むところの)うなぎ屋へ。北千住となると思い出すのはまず「ゑびす屋」だが、やっぱりちょっと遠いので手近な「千寿」へ行くことにした。
山の帰りに隊長と入って以来、3年ぶりの訪問(その時のレポはこちら)である。昼時は立て込んでいると思いきや、意外にすんなりと入れた。カウンター席だけでなく、小上がりも空いているようだ。今日が平日のせいもあるかも知れないが、ここは地元民に愛される店なので、たぶん、曜日に関係なく客が来るはず。うなぎの値段が高止まり(?)のせいにしても、江戸の時代からうなぎは高かった筈なので、どうしたことかと少々思い悩む。
それでも座ってしまえばもうすっかり忘れ、頼んだ生ビールをグビッとやる。うざくやう巻きも欲しいところだが、そういうメニューは夜だけとのこと。出来るのは何ですかと女将(?)に尋ねれば、うな丼、うな重に白焼きだけとのこと。
それじゃいっちゃいますか、と白焼き注文。すると寡黙な職人(ご主人?)が何も云わずにさっと焼き、さっと出て来る。前回も云ったが、ここは蒸しまで全て終わっているので、あとは注文が入って焼くだけ。5分ぐらいで出てきた。
やっぱりここは日本酒かな、と冷酒を注文。出てきたのは、山形・寒河江の古澤酒造が醸す「天風」という酒。ここの主要銘柄は「澤正宗」だが、「天風」は東京の酒屋が委託生産しているブランドのようだ。すっきりと辛口、白焼に似合う。その後はもちろん、うな重を二人でシェア。半分を喰うのはあっという間だった。

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せっかく米国に居るのだから、ここでしか食べられないものを食べたいというつもりではいるものの、日本食を喰いに行かないか、と誘われると断ることは出来ない。ベイタウンにある数少ない日本料理屋に4人で行くことになった。場所はベイタウンのメインストリート。
店の名前は「SHOGUN」。日本料理店にありがちなネーミング。クアラルンプールのソラリス・モントキアラにも同じ名前の店があったが、関係は全くないだろう。店の中はかなり照明が控えめ、いままで入った店のなかでエアコンの利きが一層強い感じがする。客はかなり疏ら。アメリカン料理の店の賑やかさに較べると、かなり寂しい状態。この雰囲気をあえて求める、変ったアメリカ人だけがやってくるのかも知れない。
メニューを眺めると寿司屋のようだが、店内を眺めると鉄板焼きの店のようだ。客がいるところは、鉄板を囲むように設えたコの字型カウンター席が、2カ所ほど見える。店はそれなりに広いので他にももっとあるかも知れない。鉄板の前には包丁を二丁持った料理人が、客の注文を待っている。
確かにこういう店は、世界的には日本料理なのかも知れないが、我々日本人にはやや違った印象だ。我々は普通のテーブル席に着く。早速若い女性店員がやってくる。日本料理に相応しい感じの細身で小柄なアメリカ人女性。皆、日本のビールを注文するので、つい小生も釣られてキリンの一番搾り小瓶($3.50/350ML)を注文。アメリカで呑んでもやっぱり美味い。日本酒もあるが、月桂冠の小瓶(375ml)は$26もするので、ちょっと二の足を踏む。
注文はこの店に何度か来ている方にお任せ。BANZAI DINNER($28.95)は量があるので皆でシェアするのに丁度良いとのこと。他にSOFT SHELL CRABの唐揚げ($9.95)とSALMONの刺身($???)を注文。どちらもちょっと日本料理とは違うが、味はまずまず。
BANZAI DINNERに付いてくるサラダには、揚げ玉がトッピングしてあった。恐る恐る喰ってみると、ドレッシングが異常に甘い。スープも付いてくるが、こちらはほぼ醤油だけの味。そして、メインのコンビネーションプレートが出て来る。エビの炒めもの、野菜の炒めもの、焼きそば、焼きめしの4種類の盛り合わせ。とても一人で喰う量では無いが、それにしても日本的なものに見えない。これは東南アジア系のようである。喰ってみると、ピリ辛さは全くない。ベトナム風か。それでも、焼きそばだけは仄かにソース味。これは確かに日本を感じられる。日本のビールとソース焼きそばがあれば、もう充分かも知れない。

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SHOGUNのHP: こちら

「みどりや」で不思議な体験をした後、特に当ても無く街道(「日本ロマンチック街道」という名が付いているが、そのような雰囲気は無い)を歩き始める。日差しが強いので、日陰を辿りながら中之条町の中心街へとふらふら。街行く人影はほぼ皆無。坂道を登り切った辺り、左手に蕎麦屋と中華料理屋があったが、とりあえず通過。
右手の奥に、なにやら古風な洋館が見えてくる。看板には「中之条町歴史と民俗の博物館 ミュゼ」となっており、元々は明治18年(1885年)に建てられた吾妻第三小学校らしい。建物の雰囲気に惹かれて覗いてみたい気もするが、とりあえず今はめしだ。
さらに右手に、モダンな木造建築物が見えてくる。「中之条町ふるさと交流センター つむじ」というらしい。ちょっと覗いてみると、小洒落た土産物店やカフェ、足湯などがある。今日が月曜日のせいもあるが、地元客率100%の感じ。芝生とウッドデッキが設えられた広場で、うだうだするのも悪く無さそうだったが、とりあえず今はめしだ。
このまま更に「日本ロマンチック街道」を進んでも新たな展開は無さそうなので、引き返すこととし、さっきの蕎麦屋と中華料理屋のどちらに入ろうか、とちょっとだけ迷った挙句、「かごや」という名の蕎麦屋へ入ることにした。何となくだが、少なくとも日本国内の旅先で中華料理屋となると、何か特長とか名物料理でも無いと余り入ることは無い。最近だと、旧軽井沢の「榮林」ぐらいか。
「かごや」へ入ってみると、正面が厨房、右手にカウンター席、左手の道路側がテーブル席で奥が小上がり。客は地元の方がちらほら。普通に地元に根付いた蕎麦屋という雰囲気。これも旅の楽しみの一つかも知れない。小上がりの一番手前に陣取り、ビールで乾いたほどを潤す。ビールが益々美味い季節になってきた。
締めはもちろん、「もり」か「ざる」のつもりだが、「味噌だれぶっかけそば」なるメニューもあってややそそられる。総じて、味噌仕立ての蕎麦は有りそうで無い。カミさんが注文した。小生は、つまみにモツ煮込みを頼む。モツの香りがかなり強いので、カミさんは手が出ない。締めは「ざる」にした。喉越し、つるつる感はそこそこだが、手打ちらしさはいまひとつ。多少涼むことが出来たので、さてまた暑い外を歩いてゆくか。

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中之条駅に到着、まだ午前11時。このまま四万温泉へ直行するには早いので、中之条駅界隈で昼食をとることにした。個人的には初めての中之条町訪問。四万温泉や沢渡温泉郷の表玄関の割にはやや寂しい駅前だが、ググって見た限り、それなりに食事できるところはありそうである。
蕎麦だったら、ここが良さそうだと行ってみたのは、駅から歩いてほんの数分の距離にある「吾妻路」という店。今日は午前中からじりじり暑く、なるべく日陰に入りたい気分。開店15分前に着いた時点では誰もいなくて我々が一番乗り。ところが、開店直前には既に数組が我々の後に並んでいて、店の人に連れられてぞろぞろと店に入った段階でもう満席。開店直後に来た客は、最初から外で順番待ちという状態。田舎の蕎麦屋にしては(失礼!)かなりの人気店の様である。
店は蔵の中のような造りで、天井が高く(あれっ、あんな高いところに酒瓶が並んでる!)窓は小さめ。テーブルは無垢の分厚い板で、椅子は切り株。設えは新しいが重厚感たっぷり。先ずは、エビスビール(600円税込、以下同様)で喉を潤す。
酒肴三種(1,000円)を頼むと、厚切りの板わさとわらびおひたし、もずく酢が出てきた。もずく酢には、吾が天敵の山芋の角切りが載っていたので、カミさんに浚ってもらう。ちょっとだけもずくの表面が汚染されたが、それだけでは致死量には至らない。
さて日本酒は何にしようかとメニューを見ると、いろいろ美味そうな酒が並んでいる。そのお品書きの書き出しに「蕎麦屋は、おいしい酒と酒肴を楽しみ最後に少量の蕎麦切りで締める」とある。先代の店主が残した言葉らしい。至極名言である。蕎麦屋の店主にそう云われると心強い。未だ呑んだことがない「馥露酣」(ふくろかん)という群馬の酒を頼むことにした。どの銘柄も大盃600円、小盃400円と均一料金。折角なので大盃でいただく。「馥」とはまた難しい漢字だが、ググってみると「馥郁(ふくいく)たる香り」の「ふく」だった。まさにその名の通りだ。
つまみには、「そば屋のだし巻 二人前千円」との文言に惹かれたので頼んでみると、巨大な玉子焼きが出てきた。こんな大きさにお目にかかったことは無い。しかし、あっという間に食べきった。そして締めの蕎麦。手挽き田舎と変わりそばがセットの「吾妻路」(1,250円)をひとつ注文。意外と若い店主が持ってきてくれた。どちらもつるつるしこしこで申し分ないが、変わりそばの方が一段と喉越し佳し。人気が高い店であることは確かだ。

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「あさぎり6号」で新宿に着いた後、今宵はアユラシが新宿まで出て来るというので待ち合わせ。多忙なこのちゃんは駅でお別れ。新宿で呑むとなると、なにかと西口が多いが、今日は東口でしかも靖国通り沿いという、滅多に来ないところだ。個人的にも、この界隈へ来るのはもう20年ぶりぐらいかも知れない。どういう経路で行くべきかすら、俄かに思いつかない。
かつて八王子に住んでいた頃は、都心に繰り出すとなると先ず新宿で、それも何かというと新宿三丁目界隈だった。TOPSがまだビルになっていなかった頃から、その辺りをうろうろしていた。とは云っても、TOPSのチーズケーキを買うことは無かった。その代わり、建て替えられた後のレストランに時々入って一杯やった。ここで、ヤシの芽を初めて喰ったのを覚えている。
ジャズライブハウスの「ピットイン」はいつの間にか2丁目に移ったが、その頃はまだ3丁目にあって、紀伊國屋書店に行った後、時々寄ってみたりしていた。やけに暗い店なので、紀伊國屋で買った本を開いても全く読めなかった。一人でやって来て、自分のへそを見るような姿で黙々とジャズを聴く輩が多かった気がする。
今回、アユラシご指定の店は、「日本料理 三平」。1階がゲームセンターの雑居ビルの6階。入ったことは無かったが、「三平」という名前は聞いたことがあった。店内を眺めてみると、「日本料理」と銘を打っているが、基本的に大衆居酒屋。老若男女が屯している店内はかなり広い。隅々まで行ってみないと判らないが、100人やそこらは充分入れそうだ。新宿の表の華やかさとは一線を画した、ディープ感が漂っていてなかなかいい雰囲気だ。窓際の席に座ると、意外に眺めが良い。歌舞伎町の怪しいネオンが目の前だ。
こんな店、よく知っているなーと感心。アユラシに訊くと、ホットヨガの帰りに寄ることがあるそうだ。また喉が渇いたので生ビールで乾杯した後は、日本酒にしよう。ここはなんと「黒松仙醸」が定番酒。実に懐かしい。信州高遠の地酒で、甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳を戸台側から登っていた頃は(つまりスーパー林道が開通する以前は)、良く呑んでいた酒、その頃の山の景色がふと蘇った。

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国立西洋美術館内の「カフェすいれん」でビールをちびちびやっていたとき、そろそろ昼飯時。さて何を喰おうかと考えているところで、カミさんが「うなぎ」を喰いたいと。個人的には半年前、沼津アルプスの帰りに三島のうなぎを喰って以来だが(そのときのレポはこちら)、カミさんとはもう、かれこれ1年前以来だ(そのときのレポはこちら)。もちろん、うなぎに異存があるはずもなく直ちに同意。
この上野界隈でうなぎと云えば、一にも二にも「伊豆栄」が思い浮かぶが、もう何度か入ったことがあるので、それではちと新鮮味が足りない。折角なので入ったことがない店にしようと、Google Mapでちょいと検索。すると見つかったのが「龜屋一睡亭」なる店。下町風俗資料館のすぐ隣。もちろん入ったことはないが、そう云えばそんな名前の店があったなと、なんとなく記憶にある。
すっかり葉桜が茂った上野山の坂をぶらぶら下って、不忍下へ。雑居ビルの1階に「龜屋一睡亭」はあった。商売敵たる「伊豆栄本店」の斜向かい。「伊豆栄本店」に負けず劣らず高級感が漂うエントランスだが、何とかなるだろうと入店。昭和25年創業と云うからもう老舗だ。この店は、静岡県大井川町の伏流水で育てた『霜降りうなぎ』を使っているとのこと。どう違うのだろうか。
店内は細かく仕切られていて全貌は判らないが、たぶんいくつか個室があるのだろう。予約なしの我々は1階の広間。席に着いたら、まずビール(サッポロ黒ラベル大瓶700円税別、以下同様)。つまみには、前菜盛り合わせ(1,500円)、鰻ざく(1,600円)、白焼き(3,100円)を注文。「伊豆栄」と比べても遜色ないお値段。自然と食べ方がゆっくりになる。白焼きにはやはり日本酒だ。そして〆はうな重(松3,600円)を二人でシェア。ここは松が一番安く、次が竹。うなぎは脂のノリは低いように思われる。タレは比較的さっぱりした感じで、「伊豆栄」とちょっと違う。などと、そんなことはちょっとだけ考えるが、もうあとは無心になってうなぎを頬張るだけ。至福の時間だ。

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「東光の酒蔵」と「上杉神社」を観光したら、そろそろ昼時。ランチ場所として淡い期待を寄せていた「上杉伯爵邸」、「上杉城史苑」とも、混んでいて入れないので少々途方に暮れたが、そう云えば「東光の酒蔵」の傍に蕎麦屋らしきものがあった筈、なので行ってみようということになり、再び徒歩移動。今日はやけに陽気が良いので、歩く程に汗が滲んで来る。昨日の今頃は、中大巓付近で凍えていたかと思うと、随分遠い世界から帰って来た気分。
果たして、本町一丁目のバス停の手前に蕎麦屋があった。しかも道の両側に一軒ずつ。右手に「寿々喜家」、左手に「可祝屋(かしゅくや)」とある。どっちでも良かったが、なんとなく「可祝屋」に入ってみる。建物を外から眺める限り、割烹料亭の一部が蕎麦屋(兼ラーメン屋)となっているようだ。
店に入ると、正面が厨房で左手にテーブル席4つと、奥の小上がりに座卓が6つ。何れにも6人掛けの座卓はないので、3人ずつ分かれて着陸。早速メニューを眺めると、残念ながら一品料理は一切なし。後で調べてみると、「寿々喜家」も同様だった。米沢では、肴をつっつき酒を呑みつつ蕎麦を待つ、というのは流儀ではないようだ。店のメニューに糖質しか見当たらないのは、至極残念な気持ちになる。
ともかく、ビールでひとまず喉を潤したら、3人で天ざる(1,500円)と鴨ざる(1,000円)をシェアすることにした。あたりを見回すと、ラーメン(600円、いわゆる米沢ラーメン)を喰っている客が過半数。ここは蕎麦屋の筈なのに、どういうこと?
やがて天ざると鴨ざるが登場。蕎麦はなかなかシコシコでイケるし、汁もまずまず。天ぷらは少々しっとりした感じだが、不味くはない。鴨汁も香りが良い感じだ。
あとでネット記事をつらつら眺めている限り、この店に限らず米沢の蕎麦屋は、蕎麦屋というよりはラーメン屋として認知されているようだ。それほど米沢ラーメンが美味いのか。ならば我々も日本蕎麦にこだわることなく、米沢ラーメンを喰ってみても良かったのかも知れない。

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「お座敷桃源郷パノラマ号」に乗った余韻醒めぬまま、西国分寺の「潮」にやってきた。いつ以来だか思い出せない(単に呆けただけかも知れぬ)くらいに来ていない。
今日は久しぶりに、ヤマショウビン氏夫妻もやってきて、都合6人で宴。いつもヤマショウビン氏には、山行の途中で聞いた野鳥の鳴き声の正体を教えて貰っているが、今日も「ウソ」と「ゴジュウカラ」を鑑定してもらったものの、忽ちどっちがどっちだったか判らなくなる始末。なかなか教科書通りには鳴いて呉れないのが素人泣かせ、と言い訳したくなる。今後も頼りにさせてもらうしかなく、一向に上達しない不肖の生徒と我慢していただきたい。
「潮」は、出される料理を見れば、蕎麦屋というよりも蕎麦会席料理店という感じだが、店の雰囲気は全く蕎麦屋然としている。敷居が高い蕎麦屋と見るか、肩の凝らない蕎麦会席料理店と見るかは、その客次第かも知れない。
我々は4,300円のコースを予約していたのだが、もちろんコースでは無く、単品で注文することも可能。昨今はそういう客は少ないのかも知れないが以前、隊長とタマちゃんと3人で来た時は、たしか単品注文だったような気がする。
コースの料理では、繊細な胡麻豆腐や、蛤の茶碗蒸しなど、なかなか蕎麦屋ではお目にかかれないシロモノが出て来るが、一番びっくりしたのは蕎麦がき。プルンプルンで蕩けるような食感と蕎麦の香り。通常の蕎麦がきの概念が崩れる一品。締めの蕎麦も申し分なし。また近いうちに是非来たいが、次回、ヤマショウビン氏を招くときは、また別の店を探すこととしてみたい。

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カミさんと、普段使いの寿司屋「喜悦家」で待ち合わせ。普段使いと云っても、年に2、3回ぐらいしか入らないが、一応常連の顔をしていられる数少ない店。小生はカミさんとしか来ることはないが、カミさんは市内に何かと知人が多いため来る機会は多く、小生よりも上客である。
今日は先客は無く、大将も女将も手持無沙汰だったようだ。いつものように、カウンターの右端に着席。いつものように、生ビールをもらう。会社帰りのこの一杯が、オンとオフの境界。ビールの後は日本酒(冷酒)をもらう。付き出しは、ウドとホタルイカの酢味噌和え。おー、春。
いつものように、刺身をもらい、焼き魚をもらうことにする。刺身は、小肌、赤貝、鰯をチョイス。小生はひかりもの全般、好きだがとりわけ小肌に目が無い。新子の方がもっと好きなのだが、まだ時期ではない。一方、カミさんはマグロ好き。今日の焼き魚は、カンパチのカマ。煮方、焼方は女将さんの担当。
カマを喰う時にいつも思い出すのは、まだ駆け出しさらりーまんの頃。先輩方に連れられて入った店でカマを喰っていたら、カウンターの奥から見ていた板長に「そんな上品に喰ってちゃ魚が可哀想だ。もっとバラバラにして喰え。骨は残らずしゃぶれ。」と叱られた。それ以来、「バラバラにして」、骨はしゃぶることを実践している。実際、そうやって喰った方がはるかに多くの身を喰うことが出来、かつ、はるかに美味いのだ。
概ねカマを平らげたところで、握ってもらう。この店に来始めた頃は最初からお好みで握ってもらったのだが、大将に「先ずはセットを1人前たべてから、足りないものをお好みで注文した方が経済的ですよ」と教えて貰い(確かにその通りだ)、そのアドバイス以降、そうしている。今回も、小肌や穴子は、お好みで頼むことにした。客は、店に教えられ成長するのだ。

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ぽんしゅ館で少々ほろ酔い気分となったところで、そろそろ腹も空いてきたので再び駅の西口を出る。目当ては蕎麦屋。もちろん、東口には「中野屋」があるし、COCOLO湯沢にも「小嶋屋」があるのだが、今日は「しんばし」に行ってみようかと算段。
開店時間11時より少々遅れて入ったところが、もうかなりのテーブルは埋まっている状態。かなりの人出。こんな天気だが、スキー目当ての客が多い。どうやら危ないところだったようだが、我々は上手い具合に小上がりの座卓に着席できた。
早速やってくる注文取りは高校生のアルバイトだろうか、初々しさがいい感じ。メニューを覗いてみると一品料理が色々あって嬉しい。先ずはビール(大びん700円税込、以下同様)をいただく。つまみには、魚沼美雪ます風干(950円)と味玉(500円)、それに天ぷら盛り合わせ(1,850円)をいただくことにした。
「魚沼美雪ます」とは初めて聞くが、ググってみれば新潟県内水面水産試験場が、「ニジマス」と「アメマス」を交配し育てた魚沼独自の新品種とのこと。これって以前、大久保西の茶屋で喰った、長野県水産試験場が開発した信州サーモン(「ニジマス」と「ブラウントラウト」の交配種)と似たような感じだ。何処の水産試験場も、ご当地ブランドの開発に忙しいようである。
日本酒は、やっぱりまず鶴齢。最もスタンダードな純米しぼりたて(1合750円)を注文。お銚子とぐい吞みと小鉢が御盆の上に載って出てきた。キレがあるけど濃厚。あっという間に無くなったので、続いて超淡麗という酒米を使った鶴齢・特別純米(1合900円)を頼んでみる。するとまた、お銚子とぐい吞みと小鉢が御盆の上に載って出てきた。微妙な味の違いは頓着しないので、ぐい吞みが勿体ないと感じてしまう。次に、また超淡麗を使った湊屋藤助の大吟醸(1合900円)を注文。また新たなぐい吞みで、贅沢に味わった。
食べ終わって外に出ようとすると、入口付近は入店待ちの客がぞろぞろ屯している。この店は人気なのだ。

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しんばしのHP: こちら
 

本堂での護摩法要が終わったら、そのまま薬王院の大本坊へ移動してランチ。薬王院で精進料理をいただくのはこれで4回目ぐらい(前回はこちら)。別に予約しなくても食べられるのだが、料理は限定されるし、食事処も大部屋になる。一方、予約すれば(隣りとは襖で仕切られた)個室が用意され、ちょっとリッチな気分になれる。食事処がある大本坊(客殿)は、そんなに古い建物ではないのかも知れないが(隣りにある書院はとても荘厳で立派)、そんじょ其処らには無い、重厚な造り、古刹・名刹に相応しい佇まいである。
薬王院は、参道にいくつかある茶屋のように気軽に使える訳ではないが、門前の蕎麦屋よりも様々な料理を味わえるし、うかい鳥山や竹亭などと較べれば遥かにリーズナブルで、それなりに重厚な雰囲気も味わえるので個人的にはお薦めなのだが、何故かいつも閑散としている。
人気が無い理由は、精進料理イコール不味い、というイメージが付き纏うせいかも知れない。確かに、肉好きにはお勧めできないが。
大本坊に入ると、たいてい広い待合室で暫し、待つことになるのだが今日は殆どそのまま部屋へ通される。広くて長い廊下は深々と冷えるが、食事処はちゃんと暖房が入っていた。先ずはビール。
今回も、一昨年と同様「天狗膳」をいただくのだが、料理の中身がだいぶ違うように感じる(あとで確かめてみると、とろろ汁以外、全部違っていた!)。それと、もう一つ感じたのは、なんだか量が多くなったような。たぶんそんなことは無いのだろうが、それだけ胃が小さくなったということか。勿論、(とろろ汁を除く)全て美味くいただいたのだが、相当、腹が一杯になり、とても追加で日本酒を注文することは出来なかった。ちょっと残念。

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高尾山薬王院のHP: こちら 

三浦富士からの帰り道、途中、横須賀の三笠公園で、戦艦三笠の見学に思いの外、時間を要したので、立ち寄り湯は省略。殆ど汗もかいていないし、まったく問題ない。今回のメイン・イベントは、Woodyさんイチオシの蕎麦屋。
最寄駅は京急の日ノ出町駅だが、行く手にはこんもり、丘と云うか山と云うか。本日2回目の登山、という程ではないが、本当に急な階段(その名も「急坂」という固有名が付いた坂)の上にある。初見の客ではなかなか判り難いが、実は、走行する車両の窓から眺めていると、斜面の上の方に「司」の看板が目に入るので、どの辺りにあるのか、目星は付く。
「司」は、ごく普通の民家を改装しただけのような風情。到着がやや早かったのでしばし、玄関の外でぶらぶら。庭から横浜の街並みを見下ろすことが出来る。やがて女将さんから声が掛かり、玄関の暖簾を潜り、靴を脱いで上がり込む。ここの女将さんも人当たりが大変柔らかで、一方、ご主人は職人気質が溢れていて、料理作りに対する情熱を感じる(頑固そうではない)。店内は、照明が柔らかくかつ控えめで、落ち着いた大人の雰囲気。先客は数名のグループが一組(うち、お一人はWoodyさんの御知り合いでした)、あとから二人連れ一組。
喉が渇いたので先ず生ビール、エビスの生(450円税込以下同様)が美味い。料理も日本酒も、かなり豊富で眺めているだけで嬉しくなる。いろいろ頼んでどれも美味かったが、特に「子持ち鮎の甘露煮」が美味かった。また鮎の季節が待ち遠しい。変わったところでは「栗の天ぷら」(700円)。齧ってみると、中身は魚のすり身なので、少々びっくり、でもいい感じに揚がっている。日本酒もいくつかいただいたが、「いずみ橘・純米」(800円)という海老名・泉橋酒造の酒はなかなか美味かった。そう云えば、この酒造は「夏ヤゴ」を呑んだことがあった。この次は、「鮎の塩焼き」で「夏ヤゴ」をやるか。

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「MORI-MESHI」でのランチ中に、そういえばもう一軒、行きたい店が有るとカミさんに告げ、適当なところで切り上げる。ランチのはしごをするのは、あまり経験が無い。目当ての店は「だるま料理店」。正直云って、料理そのものよりも、店の雰囲気が目当てである。およそ2年ぶりだ(前回のレポはこちら)。
歩くこと数分で、「だるま料理店」に到着。相変わらず重厚な店構え。なにやら店の前には人がうろうろ。どうやら順番待ちの様子。月曜日ならば、さして混んでることも無かろうと甘く見ていたが、やはり人気なのだ。しかし、折角なので待つことにした。
店内は、概ね家族連れか中高年夫婦、僅かに若者カップルなどで埋まっている。良く見ると、空いているテーブル席がちらほらあり、何故入れないのだろうかと訝しむ。もしかしたら、店員が足りていないのか。ま、そのうち何とかなるだろう。
而して、待つこと20分ほどで案内される。店内は前回同様、ゴマ油の匂いに包まれている。厨房の換気は改善するつもりはないらしい。フロアから暖簾越しに見える厨房が、やけに広い。
席に着いたら、呑みもの。沢の鶴冷酒(300ml、800円税別、以下同様)をもらう。つまみは「春の彩」と名付けられたおつまみセット(720円)と、鰆の照焼(750円)を頼んだ。「春の彩」は目で食べる感じ、なかなか箸を付け難い。鰆は旬のためか、少々切り身が小さい。
もうちょっと食べられそうなので、相模寿司(1,800円)が有るかと店員に訊くと「ございます」と。ならばいただこう。ヒラメ、タチウオ、キンメ、イナダ、アジ、スズキが一貫ずつ。皆、相模湾で獲れた地魚らしい。これだけで旅行気分に浸れる便利な一品だ。今度来るときには、ゴマ油の匂いの正体に迫ってみたい。

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三河屋旅館に泊まっているとき、我々の部屋を担当してくれた仲居さんと四方山話をしているうちに、休みの時に行く美味い店が小田原にある、という話になった。件の仲居さん曰く「小田原だったら、ここ以外では刺身は食べられない」と、きっぱり。おー、そこまで仰る。であれば行ってみようかと、店の名前を訊くと「MORI-MESHI」とのこと。あれっ、宮ノ下にも同じ名前の店があったが、姉妹店だろうか。さっそくググってみると、まさにそうだ。
翌日はもう特段、観光するつもりも無いので、しっかり朝風呂にも浸かってゆっくりとチェックアウト。そのまま登山電車に乗って箱根湯本まで移動し、カミさんの土産物の物色につきあい、その後小田原へ。小田原でも干物を仕入れ、買い物は一段落。気が付けば、そろそろ「MORI-MESHI」の開店時間。
しからば店の前に行ってみると、開店を待ちわびた女性が数人、屯していてピーチクパーチク姦しい。やっぱり人気の店なのだ。程なく開店、 わいわいどやどやと入っていく先客者たちについて入店。内部は外観と同様、モダンでシンプル。その女性たちは2階へ上がっていく。1階はかなり広く、カウンター席、テーブル席合わせて30人ぐらいは座れそう。我々は、手前の窓際のテーブル席を確保。それにしても、女性客の比率が極めて高い。
しかし、メニューを見るとランチセットメニューだけでなくアラカルトや、日本酒、ワインも豊富。昼呑みにはもってこいだ。さっそく生ビール(サッポロ黒ラベル中ジョッキ560円税別、以下同様)を注文。今日も昼呑み美味し。噂に聞いた、あじのたたき(850円)をいってみる。たしかにぷりぷり、鮮度は良さそう(でもお品書きを見る限り、小田原産ではない)。大山どりの塩唐揚げ(780円)、菜の花の芥子和え(480円)、海鮮かき揚げ(880円)もいってみた。かき揚げは意外にしっとり系。でも、美味い。
そうなると、やっぱり日本酒だ。松田の中澤酒造の亮・河津桜酵母仕込み(890円)をやってみた。先日、中澤酒造での直販イベントで手に入れ損なった酒。呑んでみると天然酵母らしく酸味と旨味のバランスが良い。残念ながら、桜の香りは感じなかった。ともあれ、ここでリベンジできるとは思わなかった。ありがたい、ありがたい。

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今年の第19回松田さくらまつりは、2月11日から3月12日までとの情報を得たので、2月25日に行ったら丁度良いだろうと思っていたら、当日の朝に乗ったタクシーの運転手曰く「もう、葉桜」と。山から下りたらちょっと覗いてみようかと思っていたが、当てが外れた。そうなると我々は、単にもう桜を見に行かないだけだが、さくらまつり自体を止めるわけにもいかないだろうから、関係者は大変だ。まだあと2週間、3月12日までどう凌ぐのだろうか。
我々は喰い意地が張っているので、花見をやめたからと云って、桜鍋を喰うのを止めることまでしない。勿論、既に「肉八」には6人で予約(byなおちゃん)も入れてある。店の前には「さくらまつり特別メニュー」が掲げられている。暖簾を潜って入ると、店主夫婦がお出迎え。女将さんは大変、人あたりが柔らかい。一方、御主人は強面で如何にも職人気質風。ワシの作る料理が不味い筈が無い、と顔に書いてある。先客は一組のみだったが、我々の後から二組やってきた。
先ず、ともかく「健楽の湯」から我慢してきたので、ビールで乾杯、グビッとやる。その後は日本酒にしようと冷蔵庫を眺める。御主人は、好きなタイプを云って貰えれば、それに合った酒を出すと仰る。客はどうせ日本酒の銘柄なんか知らないだろうからな、という感じ。話を半分聞きながら冷蔵庫の中を物色すると、どれもいい値段の酒ばかり。確かに美味そうだが。そんな中に、呑んだことが無い酒を見つけ出し、値段も程々の様なので、これを下さいと申し出。「日置桜・清水緑山・特別純米」とある(「日置桜・清水緑山・純米吟醸」もあったが、ちょっと手が出ない)。訊けば、ご主人のお気に入りの酒らしい。・・・外さないで良かった。呑んでみると、呑み易いがしっかりコクも酸も感じられて、確かに良い酒だ。気に入った。
待ちに待った桜鍋は、イメージがだいぶ異なり、ニラと桜肉のみとシンプル。まるでモツ鍋のようだ。肉は、色が変わったら直ぐに食べなさい、との仰せに従いパクつく。柔らかくって美味い。桜刺しもイケる。肝心の桜は拝めなかったが、日置桜を味わい、桜肉を堪能した。また来年も、この手でイクか。

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鍋割山と云えば鍋割山荘、鍋割山荘と云えば鍋焼きうどん、というくらいに鍋焼きうどんで有名な鍋割山に行って来た。大方のハイカーと同様、我々も県民の森から後沢乗越を経て鍋割山を目指す。途中、林道から山道へ入るところに、ボランティアを期待した水ボトルが山と積まれている。
天水に頼っている小屋としては、鍋焼きうどんを提供するためには水が必要。鍋焼きうどんを喰いたい和尚は、ここで4リットル積んでいくと豪語していたが、持ちあげたのは2リットルボトルが平たく押しつぶされたシロモノ。どうも、1リットル位しか入っていない。気が変わったようだった。
尾根に上がったあとは一本調子の登りが続くが、鍋焼きうどんに釣られて気が急くようで、歩くペースが乱れがち。皆さん、喰い意地が張っていると見える。それでもなんとか1時間強で鍋割山荘に到着。和尚とグッチー師匠は直ちに山荘内へ。訊けば10分で出来上がると云う。思いの外、混んでいないようだ。コンロの数を増やしたのだろうか。
やがて、嬉々として和尚が鍋焼きうどんを持って現れる。意外にと云っては失礼だが、具材も豊富。ボリュームも、あの和尚が「食べ切れない」と云う程(ダイエットして胃が小さくなったのか?)、たっぷりある。ならばとひと箸、いただく。ちゃんと美味かった。この季節にはぴったりだ。これで1,000円はお得ではないだろうか。他の登山者も、あちこちでうどんをすすっている。鍋割山の風物詩。
後で知ったことだが(この方のブログで知りました。ちなみに、このうちの一枚は「詐称カメラマン」和尚が撮影)、偶々今日は、鍋割山から日没のダイヤモンド富士を拝める日だったらしい。勿論、知っていたとしても、そんな時間まで待つ根性は無いので、どちらにしてもさっさと下ることには変わりなかった筈。
我々はこの先、寄BSまで行くつもりなので早めに切り上げたが、入れ違いにまだまだ登って来る。この時はまだ、みんな鍋焼きうどん狙いなのだろうと思っていたが、その中にはダイヤモンド富士(もしくはその両方)狙いも交じっていたようだ。(山行記録はこちら)

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秋葉原駅前の、御徒町駅寄りのガード下に、「日本百貨店しょくひんかん」という店がある。この頃、銀座界隈などでは、全国各自治体のアンテナショップを良く見掛けるが、ここはそのショッピングモールの様なもので、各都道府県の特産食材が並んでいる。中はかなり広いので、見ていて飽きない。平日はそれ程でもないが、土日はかなり賑わっている。
何でもかんでもご当地の特産が、東京で手に入ればいいとは思わないが、その土地の特産品を知る(アピールする)上では、このようなアンテナショップ的店舗は必要だと思う。この店は、自治体が運営している訳ではなく、れっきとした企業のようだ。なかなか目の付けどころが良い、これもアイデアだと思う。
この店舗の一角に、軽く飲食できるコーナーがあり、ちょっと喉も渇いてきたので入ってみた。午後3時過ぎなので、客はちらほら程度。「Dining Tokushima」という店で、その名の通り徳島の食材を使っているらしい。面白そうだ。
早速お品書きを見ると、徳島の旬な食材を使った創作メニューや飲み物がずらりと並んでいる。店主(シェフ?)と思しき男性が、我々に徳島の食材を熱く語り出す。この方は徳島県人なのだろうか。先ず、せっかくなので、この店人気No.1という「すだちビール」(640円税別、以下同様)を頼んでみた。つまみは、「徳島の珍味盛り合わせ」(1,200円)にしてみた。
すだちビールは、かなり酸っぱくて苦い。正直云って、失敗。ビールはそのまま呑むのに限る。珍味盛り合わせには、イカロケット、太刀魚のみりん干し、竹ちくわ、フィッシュかつなどが載っていて楽しい。特に、このフィッシュかつは、見た目ハムカツだが、齧ってみるとカレー味の魚つみれ。面白い。
店には徳島県に関する本がいくつか並んでいる。山と渓谷社刊「徳島県の山」をパラパラ眺めてみると、かの深田百名山に選ばれている剣山は、てっきり高知県との県境にあるものだと思い込んでいたら、徳島県だけの山であることを知った。知らないことはまだ多い。ここは、東京に居て徳島に思いを馳せることができる店なのだった。

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千人町にある了法寺(このお寺、「萌え」寺として有名。HPも凄いが、この寺の業務用車(写真参照あれ)は、思わずたじろぐ。これで檀家を巡るのだろうか)で母親の七回忌法要の後、兄貴夫婦、従兄達と共に台町にある「満留賀」という蕎麦屋に入る。表からは想像できないが、奥に長い店で、手前がテーブル席、右手がカウンターと厨房、奥が座敷になっている。座敷の間は角部屋になっていて、手入れが行き届いた庭を望める。庭には池もあり、何匹もの巨大な錦鯉がゆったりのたうっている。
庭を眺めていると、何処からともなく三毛猫が現れ、一頻り毛繕いした後、塀の上でひと休み、最後は庭木から軒を伝って屋根に上がり見えなくなった。いつもの巡回コースなのだろう、仕草に淀みが無い。そんな一部始終を目で追えるほど、客間から庭の眺めが良い。
小生が小学生だった頃、この蕎麦屋は通学路の途中にあったので、良く覚えている。つまり、個人的には最も古くから知る蕎麦屋なのだが、実際に入って蕎麦を手繰ったのはつい十数年前。この店は、酒もつまみも充実していて、昼呑みにはうってつけ。勿論、蕎麦も美味いので大変重宝な店である。今日も酒と肴と蕎麦を、呑んでつまんで手繰って堪能した。 

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毎度お馴染、3ヶ月毎の定期検診のため、年休を取って病院へ。午前中に診察が終わり薬を入手した後は、カミさんと共に湯島に出かけた。前日は休肝日にして、朝は食事も抜いて臨んだ検診のあと、直ちに呑み喰いに走るのは、ちょっとした楽しみである。
季節柄、本当は「梅園」で鴨鍋を喰おうかと考えていたのだが、何故かやっていない様子。少々当てが外れたが、気を取り直してすぐ隣りの「鳥つね」に入ることにした。手前にテーブル席、奥に座敷。2階もある様子。かなり客が入っているが、奥の座敷が空いていた。
ここは、夜は鳥尽しのコース料理が喰えるのだろうが、ランチ時は親子丼だけ。しかも上親子丼(1,500円)と、それにサラダ、揚げものが付いたセット(2,600円)のみ。一種類しかないのに「上」もないだろう、と突っ込んでみたくなる。ともあれ、上親子丼の単品を喰うことにした。他の客も、大半は単品の注文のようなので、客の回転は速い。どんどんやってきて、どんどん帰って行く。
注文して、間もなく丼が出てきた。注文を受けてから作り出したにしては早すぎる。恐らくは、見込みで作っているのだろう。客の回転も速い筈だ。早速、いただく。味は始め濃いめかと思ったら、そうでも無かった。まあ丁度良い。玉子のふわふわ感は、例えば「玉ひで」と較べると、やや少ない感じがする。一方、鶏肉はかなり柔らかい。まるでささ身のようだ。人によって、好みが分かれるところかも知れないが、小生はもうちょっと歯応えが合った方が好きかも知れない。しかしそれも、大した問題ではない。あっという間にペロリと平らげた。

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