山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日本料理

弘明寺「みうら湯」でさっぱりした後、京急の駅まで戻る途中、駅名になっているものの通り過ぎるばかりだった御本家、弘明寺に、折角なので参拝してみた。石段を登った先にある本堂は、なかなか立派。かの奈良・東大寺を建立した行基が開祖との伝承があるそうだ。でも奈良の都の大僧正が、わざわざ横浜まで来たのかね、という気もする。大仏開眼の時代、横浜はどんな町だったのか。
ここ弘明寺の本尊は、十一面観音立像で秘仏になっていた。ここにはもう一つの秘仏があり、それは双身歓喜天であると、横浜のことだったら何でも知っているWoodyさんが教えてくれた。
弘明寺参詣を済ませたあと、駅へ続く道に出ると、弘明寺商店街の入口に「濱うさぎ」という和菓子屋があり、何となく女子連は吸い寄せられて店内へ入っていった。うさぎに因んだ菓子が誘惑したらしいが、甘味にはとんと食指が動かない小生は外で待つ。
京急に乗って、日ノ出町駅下車。丁度1年ぶりにまた坂の上のそば屋「司」にやってきた(前回はこちら)。この辺りに住んでいる人は、この急坂の上り下りが大変だろうと想像する。酔っ払ったら登りたくない坂だ。
「司」の門を潜ると、店主がお出迎え。今日は座敷の席だった。この店は、どれもひと手間掛かった店主拘りの料理が出て来る。突き出しは、蕎麦の実が入った雑炊で、なんとも胃に優しい味がする。あとから出て来る料理も其々美味い、それでついつい酒が進むことになる。この店に来ると、やや食べ過ぎ、呑み過ぎとなり易い。今日は昼といい夜といい、呑み喰いが過ぎたので、山で消費したカロリーを補って余りある一日となった。

20180303_171907

20180303_171913

20180303_172052

20180303_172201

20180303_172702

20180303_172751

20180303_172956

20180303_185001

20180303_191524

DSCF2807

前橋駅前温泉に浸かってまったりしたあと、何処かで蕎麦を手繰ろうという話になった。まだ時間は午後4時。ネットで調べた限り、この時間に開いている蕎麦屋は、前橋駅前では見当たらず。高崎駅近くだったらあるようだと判り、両毛線に乗って移動する。
駅から10分程歩いたところに「そば処大むら本店」があった。世の中、「やぶ」程ではないが「大むら」と名が付いた店は結構目に付く。「大むら本店」だって、何軒かあるはず。現に、秩父にある「大むら本店」には、熊倉山に登った帰り路、直ぐ傍の「クラブ湯」で汗を流した後に寄ったことがある。
高崎の「大むら本店」と秩父の「大むら本店」との間には、遡れば何処かで師匠が繋がっている可能性はあるが、それ以外は全く無関係の筈だし、当然、資本関係だって無いだろう。それでも同じ「大むら本店」という看板を互いに掲げているのは、何だか傍目から見て不思議なものだ。
暖簾を潜ると店内に客はおらず、店主と思しき男性がスポーツ新聞を読んでいた。我々の入店はハプニングだったようで、そそくさと厨房へ戻っていった。さっそくビールを注文。メニューを眺めると、つまみは板わさともつ煮込みがあるので、両方とも注文する。
貼り紙に「なべもの各種」とあり、かも鍋やらすきやき鍋、キムチ鍋などがあるようだ。鍋もいいなあ、ということになり、かも鍋を2人前注文した。ところが、出て来た「鍋」を見たらうどんが入っている。そこで漸く気がつく。「鍋」は単に「鍋」ではなく、「鍋焼きうどん」だった。貼り紙を見ただけでは判らないので、甚だ紛らわしい。でも文句を云っても始まらない。図らずも皆で、蕎麦ではなく饂飩を手繰ることとなった。でも味は申し分なし。饂飩を肴に、酒を呑むのも偶にはいいかも知れない。

DSC07236

DSC07237

DSC07238

DSC07239

DSC07240

DSC07241

昨日に引き続き、仕事帰りに元職場の同僚から誘いが掛かり、3人でちょこっと寄っていくこととなった。こんなことは、この頃では極めて希だ。偶々入ったのはワールドビジネスガーデン内にある「兆一」という名前の店。居酒屋と云うよりは割烹という感じのちょっと高級な店である。
そんな店なので、入ってみると客はまばら。まだ時間が早いせいもあるかも知れない。この海浜幕張界隈は外国人観光客も多いところだが(観光地という訳ではなく、宿泊地として)、この店には見当たらない。
とりあえず適当にテーブル席を確保。客は少ないし、和服姿をしたフロア係(というか仲居)のお姐さん達はそれなりにいるものの、呼んでもなかなかやって来てくれない。「ちょっとお待ち下さい」と云い、待っていてもそのお姐さんはなかなか現れない。何となく大宮の「いづみや」を彷彿させる。思うに、前の注文を完結させないうちには、次の注文は受け付けないという営業方針(あるいは覚えられないという能力の限界)なのだと想像できる。それでも、通りかかった別のフロア係が同様に「ちょっとお待ち下さい」と行って逃げそうになるのをなんとか捉まえて、生ビール(エビス樽生 ジョッキ、740円)を注文。最初の一杯を呑むのがなかなか大変なのだ。その後、ちょっとだけ日本酒を呑んだ後、芋焼酎ボトル(3,620円)を注文、水割りで呑む。
突き出しは合鴨ロースト。他に頼んだのは、京風出汁巻玉子(800円)、特製ポテトサラダ(600円)、栃尾油揚げ(???円)、おまかせ刺身盛合せ(4,000円)、ほっけ 極上炙り(1,250円)を注文。出汁巻玉子は「京風」というだけあって、とても上品なお味。ポテトサラダも和風らしく、マヨネーズは使っていないあっさりタイプである。
これで締めてひとり頭、7,000円強。酒、料理、サービス、店の雰囲気含め、ちょっとコスパはいまいちか。フロア係の姐さん方の頑張りも必要だと思う。

20180222_175603

20180222_180052

20180222_202219

20180222_180824

20180222_181541

20180222_181546

20180222_185101

20180222_185730

上諏訪で酒蔵巡りと日帰り入浴したあとはそろそろ帰り支度、リュックサックをデポしてある茅野に戻る。茅野駅16時20分発のあずさ26号に乗車する予定なのだが、そのために上諏訪駅から乗る普通電車は15時4分発。1時間以上も前の普通列車に乗らないと間に合わない。その後、あずさ26号が発車するまで、2本の特急列車を見送る必要がある。つまり、約1時間の間に普通列車が1本なのに、特急列車が3本も走っているのである。ことほど左様に、中央本線は地元客の生活には寄り添ってはおらず、観光客やビジネス客が目当てという訳だ。
よくよく考えてみれば、帰りの特急の指定券を買う際、あずさ26号じゃなく、その前のあずさ24号(茅野15時50分発)でも、上諏訪からの移動のタイミングは同じだった。図らずも、茅野での滞在時間が延びる結果となった。
そのお陰でまだ1時間近くあるので、茅野駅前で時間を潰そうと、西口にある「そば茶屋・ちのベルビア店」に入ることにした。というか、この時間、西口で一杯やるんだったらこの店しか、いまだに選択の余地は無い。ここは、オーレン小屋に泊まった時以来なので、もう3年半ぶりだ(前回はこちら)。
駅からの渡り通路から、やや雲が懸かった八ヶ岳が見える。その左手には、ぽっこりと蓼科山まで見える。昨日はあそこに居たんだっけ。たった1日なのに懐かしい。
「そば茶屋」には先客はそこそこいたが、4人掛けのテーブル席を確保。入口付近では中高年の山グループがかなり盛り上がっていた。八ヶ岳に無事登頂を果たしたのだろうか。
ビールは「片倉館」で呑んできたので、日本酒を呑むことにする。前回も呑んだ「高天」だ。やっぱり辛口、しかも骨太な味わい。さして腹は空いていないので、蕎麦は頼まず、その代わりに馬もつ煮込み(600円)とほっけ塩焼き(580円)を注文。普通に馬もつがあるのは、やはりここは信州なのだなと感じた。

DSC07126

DSC07128

DSC07129

DSCF2655

DSCF2656

DSCF2657

諏訪大社本宮上社を参拝した後、タクシーに乗って上諏訪へ移動。昼時なので何処かの蕎麦屋に入ろうという魂胆。折角なので地元タクシー運転手に聞くと「蕎麦の味は知らないけど、ここはいつも並んでいる」と云いながら連れていかれた店は、上諏訪駅に近い「そばごころ・小坂」だった。
外観は蕎麦屋らしくなく、パッとしない感じ。とても人気店に見えないが、店内は既に満席で、待っているグループが2つ。4人掛けテーブル席が3つに、5人座れるカウンター席のみの、こじんまりした店ながら、3グループ目だから大して待たないで済むだろうと思っていたら、たっぷり30分待たされた。
我々はカウンター席へ通される。早速ビール(キリン大瓶750円税込。以下同様)と共に何か一品料理が欲しいところだが、店主曰く、昼間はつまみが「鴨ぐらいしかない」。するとすかさず、女子連は「天せいろの、天ぷらだけ先に出して」と注文。もうすっかり、蕎麦屋で一杯やる通人の注文だ。勿論、鴨(合鴨)のロースト(750円)も注文。
料理を待っているだけでビールが無くなってしまい、追加を注文。厨房は忙しそうだが、これも戦略のうちかも知れない、と穿った見方も出来る。やがて、天せいろ(1,650円)の天ぷらが出て来た。海老と野菜の盛り合わせ。どれもサックサクである。日本酒は、夜明け前・純米(1合600円)をもらう。
合鴨ローストは実にしっとりと柔らかい。これだけで何杯でも呑めそうだが、店の入口で立って待っている人々の目線が、なんとなく重圧に感じて来るので、蕎麦も頼む。更科に近い「八ヶ岳」と、実の外側も使った「田舎」が出て来た。喉ごしと歯触りは「八ヶ岳」、香りは「田舎」という感じか。何れにしても人気の秘密が判った。
店を出てみれば、びっくりするほど行列が出来ていた。少なくとも、店の中の客が全部入れ変わらないと入れないぐらいの人数だ。我々の並んだ時間なんかまだまだ甘っちょろい。早めに入れて良かったと、我が身の幸運に感謝した。「そばごころ・小坂」、恐るべし。

DSC07100

DSC07101

DSC07102

DSC07103

DSC07104

DSC07105

DSC07106

DSC07107

DSC07108

DSC07109

DSC07110

西武秩父からS-TRAINで入間市まで移動し、準急に乗り換えて西所沢下車。今日は満を持しての「久呂無木」詣でである。参加者は7人。タイミングさえ合えばもう少し増えたかも知れないが、なかなか皆さんお忙しいし、突発的な用事が入ることも間々あるので、これでもまあまあの人数が集まったと云えるだろう。
ほぼ1年ぶりの入店。だいたい、半年毎にやってきていたが、半年前は小生がテキサス滞在中だったこともあり、結果的に延び延びとなってこの日となった。今回の場合も計画当初、昨年末の飯能アルプスの帰りに寄ろうかと思っていたが、年末は偶々お店が臨時休業だったため、このタイミングとなったのだった。
前回ご店主から、予約をして貰った方が望みの料理を提供し易い、とのアドバイスをいただいていたので、今回、初めてコース料理にした。とは云っても我々がこれまで注文していた内容は良くご存じなので、特段、変わったのもが出て来た訳ではないが、刺身をいただいたのはたぶん初めての様な気がする。もちろん期待通りに、ぷりぷりである。鶏の炙り焼きや天ぷらも、変わらぬ美味さ。
ご店主拘りの酒からは、「仙禽・初槽・直汲み・なかどり」、「百春・五百万石・直汲・純米無濾過原酒」、「常山・純米吟醸」、「鍋島・純米吟醸・山田錦」の4種類をいただいた。「常山」だけは初めてだと思うが、「仙禽」も「百春」も「鍋島」も、たぶん以前呑んだ種類ではないだろう。
昨今の日本酒は、米の品種や研き、醸造方法、火入れの有無、ろ過方法、麹種類、酵母種類のみならず、発酵槽からの汲み出しの仕方まで細かく分類されるので(それが、味にどれほどの影響を及ぼすのか、呑み比べてみないとよく判らないが)、組み合わせは最早、何千、何万通りもあるだろう。酒蔵も、様々な組み合わせにチャンレンジしていくはず。だから一度呑んだ酒には、もう一生出会えないこともある。一回や二回、同じ銘柄の酒を呑んだからと云って、その銘柄の味は「こうだ!」等とは云えない時代になった。
ところで女性店員がまた前回来た時と違うなと思っていたら、訊けばもう何年も勤めていますとのこと。いままで、偶々巡り合わなかっただけのようだ。ついつい、隊長の「しぇ・もと」店主に対するジェラシーを連想してしまうのだ。いかん、いかん。

20180203_182109

20180203_182116

20180203_182440

DSCF2599

20180203_182733

20180203_183341

20180203_184235

20180203_184336

20180203_190143

20180203_190420

20180203_194021

20180203_195117

20180203_201022

20180203_202701

暫くぶりに秩父御岳山に登った。タクシーで強石まで入り、そこから杉ノ峠経由で秩父御岳山に上がり、贄川に下ることにした。前日あたりに雪が降ったらしく、山はほぼ降雪直後の状態。計画では猪鼻神社から登るつもりだったが、この雪なので比較的穏やかな強石ルートを往路とするのが無難だろうと判断した次第だ。
強石集落から先にトレースは無いが、せいぜい足首程度の積雪なので、気持ちが良いラッセルとなる。陽が差すにつれて、立木の上から雪がバサバサと落ちて来て、時々首筋に入り込んでヒヤッとする。途中、両側が切れた細尾根を進むところがあり、ちょっと面白い。山頂には御嶽普寛神社の奥宮がある。この秩父御岳山も木曽の御岳山も開山した普寛行者の故郷は落合ということで、まさしく秩父御岳山の南側の麓にその集落はある。道の駅のすぐそば。その落合には、御嶽普寛神社の本宮がある。
贄川の集落まで下って来ると、なにやら変わったモノが並んでいる。よく見ると案山子だ。しかもなかなか上手に出来ていて、かなり人間くさい。調べてみると、ここは「案山子の里」として有名になっているらしい。
三峰口駅まで戻ると、電車の時間まで30分ぐらいある。だったらちょっと寄っていこうと駅前の蕎麦屋「福島屋」に入ってみた。昔乍らの商家風な佇まいが良い感じ。ここの存在は随分以前から知っていたが、なかなかタイミングが合わず、今回が初入店である。
取り急ぎビール(瓶ビールしか置いていない。ノンアルコールビールも置いていないし、烏龍茶も無い)を頼み、グビッと呷る。途端に、強張った身体が蕩ける、至福の瞬間。ビールのつまみになるものは天ぷらぐらいしかないが、時間が無いのでそれはまたの機会にした。ここは頑なに昔からのスタイルを守っているようでそれはそれで好ましいが、できれば是非、呑み助のために素早く出せるつまみをメニューに加えてくれると(それと、ビールを呑みたいが呑めない元呑み助のためにノンアルコールビールも置いてくれると)、とても有り難い。勿論、次回は蕎麦も手繰らねば。

DSCF2586

IMG_5823

IMG_5824

DSCF2587

DSCF2588

DSCF2589

DSCF2590

DSCF2591

DSCF2592

DSCF2593

DSCF2594

DSCF2595

DSCF2596

DSCF2597



20180203_144859

20180203_142645

20180203_143127

20180203_143150_001


久々、千葉在住者を含めた4人での呑み会があり、その千葉輩が(他に横浜と鎌倉に家がある方々いるにも拘わらず)船橋で呑みたいと我儘を云い出した。西船橋だったら通り道なので全く問題は無いが、船橋となると総武線に乗り換えなくてはならない。
たったひと駅ながら、船橋駅界隈には滅多に行く機会は無いし、わざわざ行ってみるべき魅力が特にある訳でも無い(知らないだけとも云えるが)。でも、まあ偶にはいいかっ、と百歩譲ってしぶしぶ同意。連れていかれた店は、あれっ、たしか以前にも入ったようだぞ・・・と感じた「しゃり膳・宴」という店だった。
ここは「寿司も出す居酒屋」と云うよりも、「居酒屋メニューがある寿司屋」という感じ。というのも、従業員達のいでたちは皆、小判帽を被り白衣を纏った寿司職人そのものだし、フロア係も、その辺から拾って来たバイトの兄ちゃんということは無く、修行中の板前見習いらしい雰囲気を漂わせている。
入ると、目の前はもう客で一杯な状態で、二階へ通される。こちらは半分ほど埋まったぐらいだったが、その後、大勢の宴会が始まり、それでやっぱり満杯。なかなか人気店なのだ。
生ビール(580円税別、以下同様)で乾杯したら、料理の注文は千葉在住者にお任せ。頼んだのは、やきとり・もも肉(120円/本)、ほっけ焼き(600円)、刺身六点盛り(2,280円)、つぶ貝ときのこ炒め(???)、野菜のかき揚げ(???)、塩もつ煮込み(550円)など。結局、出てくる料理は居酒屋料理ばっかりだったので、最後には其々お好みのにぎりを頼むことにした。小生は、芽ねぎ(100円)とたらこ(100円)と穴子(150円)にしてみた。芽ねぎもたらこも滅多に頼むことはないが(穴子はだいたいいつも喰う)、何故か食べてみたいとの思いが浮かんだ。期待通りに、どれも美味かった。

20180124_215109

20180124_214935

20180124_182512_001

20180124_183418

20180124_183706

20180124_183829

20180124_184549

20180124_194604

20180124_195105

20180124_210729


日曜日、カミさんと久しぶりに北千住へ行ってみることにした。いくつか入ってみたい店の候補はあったが、今回は居酒屋ではなく(カミさんはモツ焼きの店などは完全拒否)、ちょっと気取って小料理屋に入ってみようと思い立った。場所は、東口を出て線路沿いに南下。もう店なんか見当たらずやけに寂しい処だが、目当ての「下町割烹・とめだて」はひっそりとそんな町角にある。
扉を開けると先客はゼロ。カウンターの中にはご主人。意外にお若い。着物を纏った若い女性店員(若女将か?)に迎えられ、テーブルでもカウンターでもどうぞと云われたので、テーブル席に着く。初めての、しかもちょっと凛とした店だと、カウンター席は何となく気後れするものだ。
先ずはビールを呑みながらメニューを眺める。おまかせだと3,500円とまずまずリーズナブルだが、食べ切る自信が無い(含、デザート)ので、単品で注文することにした。先ずはお通し(700円)が出て来る。あんきも、春菊、ごぼうが載っている。どのような味付けをしているのか判らないが其々美味い。いい仕事している感じ。お通しからして、通い慣れた居酒屋とはやっぱり違う。料理は刺身盛り合わせ、お椀物、茶碗蒸し、鶏のくわ焼きと、結局コース料理と似たものを注文。どれも味付けが上品で、真っ当な日本料理という印象。最後に頼んだ西京チーズも美味だが、やっぱり浅漬けで上品。
ビールの後はワインにしてみようと、まるきワイナリー 甲州 G.I.山梨 2015(4,000円)を頼んでみた。かなりすっきりドライな甲州だ。日本料理に合うと思う。そのあと、調子に乗って日本酒も、千代むすび・完熟純米(値段失念)と花の香・純米大吟醸(値段失念)を呑んだ。千代むすびの方はいわゆる古酒で、芳醇で良い香りだった。
結局、料理だけだとひとり3,000円程だったが、酒の方が高くついた。次に来るときはもうちょっと料理の方に注力したい。

20180114_174802

20180114_175101

20180114_175301

20180114_180521

20180114_180609

20180114_182038

20180114_184153

20180114_185058

20180114_185731

20180114_190624

20180114_190833

20180114_191515

高尾山山頂直下にある「やまびこ茶屋」で温まった後、まだ10時過ぎ。高尾山薬王院めがけてふらりふらりと下る。この時間になっても、登山客はごくわずか。昨今、三が日はどの程度の人がやってくるのかは判らないが、それなりには来るだろう。しかし、松が取れて、しかも三連休後の平日ともなるとすっかり静かだ。このような時にこそ、高尾山に登るべきだろう。
薬王院まで来ると参拝客はそれなりにて、護摩法要の申込客もかなり多く、受付所には行列が出来ている。いつもは2月ばかりだったので判らなかったのだが、まだ1月の上旬、初詣客はそれなりにいるということだ。
本堂に入ってみると、果たしてかなり賑わっている。並んでいる護摩札の数も、この頃見たことが無い程多い。2月だったら広い堂内に数人ぐらいしかおらず、僧侶や山伏の方が多くて申し訳ない気分になることもあるが、今日は全然違う。ご利益が変わらないのだとしても、2月の方が何だか有難味がある気がしてしまう。
法要は20分もあれば終わってしまう(昔と較べると段々短くなってきているような気がするが、気のせいか)。あとは参道を下り、(少々酒も入っていると、歩いて下るのは鬱陶しいので)ケーブルカーに乗って高尾山口へ下る。
さてもう昼時。今日は久しぶりに、柿の木が屋根を突き破っている「高橋家」に入ってみる。改築する前の「高橋家」には何度か入っているが、改築後は一度ぐらいしか入っていないかも知れない。店内の落ち着いたダークブラウン調は昔から変わっていない。4人掛けのテーブル席が空いていた。
先ずはビール(エビスビール中瓶650円)で喉を潤し、その後は日本酒。ここは八王子の地酒にしようと、「桑の都」(一合グラス650円)を注文。つまみは、板わさ(650円)、焼き味噌(450円)、天ぷら盛り合わせ(1,350円)にした。焼き味噌には刻みネギが入っていて、日本酒と良く合う。
締めはせいろ(650円)。久しぶりに手繰ったが、なかなか美味かった。やはり高尾山門前の中ではイケる店だと思う。またそのうちに寄ることになるだろう。

DSC06818

DSC06819

DSC06820

DSC06821

DSC06822

DSC06823

DSC06826

DSC06827

DSC06828

DSC06829

DSC06830

DSC06831

DSC06832

DSC06833

DSC06834

DSC06835

DSC06836

DSC06837

昨年は12月半ばまで、テキサスで肉食的生活を送っていた反動かも知れないが、年末年始は蕎麦屋ばかり入った。蕎麦三昧だった(蕎麦屋に入っても、蕎麦を喰わないことも含め)にも拘らず、翌日曜日にカミさんと近所の蕎麦屋へ行った。「たく庵」という店で、三郷駅からも近い。ここも普段使いの店で、顔を覚えて貰っている数少ない店の一つなのだが、近頃は少々ご無沙汰していた。
ここの店主はいくつかの趣味をお持ちだが(ボーリングは、先日パーフェクトを出したというから大した腕前)、山登り(基本的に単独行)も趣味にしていて、小生たちがお邪魔するといつも山の話になる。今は「日本百高山」制覇を目指しているとのこと、先日はここに登りましたと、アルバムを披露してくれる。写真だけでなく、紀行文やコメントも手書きされていて、前時代的だがなかなか味わいがある。
「日本百高山」はもう半分以上登ったようだが、たぶん、難関は鋸岳だろう。「日本二百名山」と「山梨百名山」にも入っているが、こちらは人為的に選定したので罪作りだなと思って見ていたが、「日本百高山」は機械的に富士山から順に百座選んでいるので、誰も呪うことは出来ない。第2高点は登らなくて良いんであれば、横岳峠から往復したら如何でしょうかとアドバイスする(もし小生も登るつもりになれば、そうしたいところ。角兵衛沢なんてクレイジー過ぎる)。
ビールと共に、湯葉刺し、カツとじ、とり唐、そば味噌、出汁巻き玉子を注文。ここのカツとじ(つまりカツ丼の頭)はビールにぴったり、日本酒だってイケる。この店で日本酒とくれば、「神亀ひこ孫・純米」しか呑まない。「神亀」は埼玉・蓮田の酒。昔ながらの日本酒らしい日本酒で、飽きが来ない。もうこの店で、20年以上呑み続けているのだから、間違いない。蕎麦はいつもどおりにせいろ。この頃は、大盛り一人前を二人でシェアすることが多い。

20180108_172100_001

20180108_172108

20180108_172911

20180108_173458

20180108_174203

20180108_175507

20180108_175522

20180108_181338

戸隠からの帰り、長野駅に到着したら先ず復路新幹線の座席を確保するため、みどりの窓口へ。毎度のことながら、復路の乗車券を持っている人、持っていない人、支払は自分のクレジットカードでしたい人、現金で払いたい、大人の休日クラブの割引が利く人等々、条件がまちまちなのだが、だけどもまとめて購入したい(可能な限りまとまった席にしたい)という最大限の我儘を云うので、いつも窓口係員の器量と力量が問われることになる。今回は、かなり丁寧でスキルが高そうな人だったが、それでもたっぷり15分以上は掛かっただろう(実際、発券を間違えたりしていた)。結局、席はばらばら、やはり三連休の影響だろうか。
それでもまだ小1時間余裕があるので、ちょっと軽くやっていきたい。ならば駅に最寄りで、間違いなく空いている店があるので行こうと、「大久保西の茶屋 長野駅前店」へみんなを連れていく。ここは、ほぼ一年ぶりだ(前回のレポはこちら)。行ってみると、先客はふた組のみ。案の定、今日も空いていて(褒め言葉にならないが、褒めているつもり)、囲炉裏が切ってある小上がりのテーブルに着く。
時間が無いので一斉に頼もうと、前回同様、馬刺し(900円)と信州サーモン造り(950円)を頼み、それに加え野沢菜天ぷら(500円)、揚げそば(500円)、揚げ出し豆腐(550円)、そば団子(420円)も注文。どれもこれもヘルシーな喰い物である。特に、そば団子は素朴だ。そして今回、戸隠にやって来て、既に戸隠蕎麦は二度手繰っているが、締めもやっぱり蕎麦ということで、徹頭徹尾、戸隠蕎麦を堪能した次第である。

DSC06793

DSC06794

DSC06795

DSC06796

DSC06797

DSC06798

DSC06799

DSC06800

DSC06801

DSC06802

20180107-DSC06803

2018年明け最初の登山は、長野まで足を延ばして飯縄山に登ることにした。新幹線と路線バスを乗り継いで、10時過ぎには宿の送迎車に乗って戸隠スキー場へ。「有るモノは使う」主義である我々は、リフトを2つ乗り継いで瑪瑙山まで労せずに到着。
早速スノーシューを履いてスタートしたが、歩き始めて数歩のうちに、小生のマイ・スノーシューのベルトが切断。このMSRライトニング・アッセントは11年前に購入したもの。まあ、プラスチックとしては妥当な寿命なのだろう。しかしこうなるともう、にっちもさっちもいかない。
この先、トレースはあるものの雪はたっぷり深く、つぼ足では忽ち腿まで潜る。途方に暮れていると、スノーシューやらワカンを履いた男女数人のパーティーが現れ、瑪瑙山と飯縄山との鞍部まで行って引き返して来たとのこと。ってことはその先は当然、トレース無し。それでもう諦めが付いた、明日、出直そう。スキー場のゲレンデをへこへこ歩いて下る。そのうちに、もう片足のスノーシューのベルトも切れた。ゲレンデが多少圧雪されているとは云え、両足つぼ足では結構大変だ。大穴をあけながら何とか麓のロッジまで下ることができた。
気が付けばもう昼を過ぎている。折角、戸隠に来たのでやっぱり蕎麦を手繰らない訳にはいかない。試しに有名な「うずら家」を覗いてみると、それなりに客が入っている。しかし店員曰く、なんとかしますと。案内してくれた店員に限らず、皆、接客がとても丁寧である。
我々は、2階の小上がりの一番奥に通される。腰を落ち着けたら先ずはビール(大瓶780円)で憂さ晴らし。ここの日本酒はすべて信州産。天墜(信濃錦の特別純米)やら佐久の花などをいただく。つまみは、山の幸の盛り合わせ(850円)、岩魚の焼き枯らし(700円)、きのこいろいろ天ぷら盛り合わせ(950円)を注文した。
山の幸の盛り合わせはどれも美味かったが、女子連には、鞍掛豆のひたし豆が大層人気だった。小生にとっても甘くない煮豆は望むところだ。個人的には、岩魚の焼き枯らしが気に入った。今まで、「焼き枯らし」なんて調理法に出会ったことがあっただろうか。身がとても柔らかいので、焼いたようには感じられない。
締めの蕎麦は極細ながら、しこしこ、つるつるで絶品。ここ「うずら家」は、接客佳し、酒佳し、つまみ佳し、蕎麦佳しの、四拍子揃った名店であると、良く判った。

DSC06755


DSC06744

DSC06734

DSC06735

DSC06736

DSC06737

DSC06738

DSC06739

DSC06740

DSC06741

DSC06742

DSC06743

「しんばし」で日本酒を呑み、蕎麦を手繰ってすっかり満足した後は、駅に戻って「CoCoLo湯沢」で土産物を物色。カミさんは熱心に買い込んでいるが、小生は腹が一杯のせいかもう食指は動かず、買い物も特に見当たらない。
ひと通りカミさんの買い物が終了した後、「ぽんしゅ館」の前を横切るものの、これから試飲する気にもならない。しかし、「CoCoLo湯沢」内の暖房ががんがんに利いていたせいか(コートなんて着ていられない)、かなりのどが渇いた。まだ新幹線の時間まで間があるので、何処かに入ろうかということになった。
再び駅の外へ出ると、目の前に「味らく茶や」という名前の店があった。どうも蕎麦屋のようだが、呑みものだけで何とかならなりそうだと入ってみた。店内は、ほぼ満席状態だったが、入り口近くの8人掛けの囲炉裏が切ってある大テーブルには、昼呑みしているオヤジ二人だけだったので、こちらは対角線に着席。
フロア係の店員は、そこはかとなくやさぐれ感が漂う中高年男性。客の注文が厨房と上手く伝わっていなかったのが、大声で厨房の相手を詰っている。店の雰囲気は、店員の言動や立ち居振る舞いでかなり印象が変わる。客はスマホ等を相手に、なるべく見て見ぬふり。
ビールを呑もうかと思っていたが、何となく気が変わり日本酒。純米にごり酒で「冬将軍」という、冬季限定の酒が置いてあったのでそれを注文(800円)。小千谷にある新潟銘醸の酒。この酒蔵の代表的な銘柄は「長者盛」だ。ご飯茶碗の様な、巨大ぐい呑みに注がれて出て来た。口当たりはまろやかで、喉ごしはさっぱり。すいすい呑める、危ない酒だ。これを山菜を肴にちびちびやった。カミさんは紫蘇ジュース(400円)を呑んだ。

DSC06705

DSC06706

DSC06707

DSC06710

DSC06709

DSC06708

越後湯沢に着いたら時計は11時、ちょっと早いが昼食としよう。駅前にある「むらんごっつぉ」という名のレストランに入ろうとしたら、11時30分開店とのこと。待つ手もありそうだが、とりあえず他を当たろうと歩き出す。線路に沿って北へ向かうと、まだ開いていない店が多い。そのうち蕎麦屋の「しんばし」まで来ると、暖簾が掛かっているので入ってみることにした。
たった9ヶ月ぶりの訪問だが(前回はこちら)、店の中に入ってびっくり。外観は以前との違いを感じなかったが、店内はまったく違う造りに改装されていた。昔の蕎麦屋の雰囲気が残っていた以前の内装と較べて、新しい店はいわゆる和モダン。どちらがいいかは一概には云えないけど、若者受けするのは和モダンの方なのだろう。
改装されて一層客が増えた訳でもないだろうが、店内は既に満席で、待合スペースにも人が一杯。順番待ちのため名前を書くようになっていて、我々は4組目。何とかなるだろうと、待つことにする。その間にも、順番待ちをせずに入っていく客が何組かある。皆さん、予約組なのだろう。少々迂闊だった。
待つこと30分余り、ようやく席を案内される。お二人だったらこちらにどうぞ、とカウンター席。以前、小上がりがあったあたり。目の前では蕎麦を茹でている男性(大旦那か?)と、忙しそうに天ぷらを揚げている女性(大女将か?)。道路側では、硝子窓の中に黙々と蕎麦を打つ男性(若旦那か?)。注文取りは、若いあんちゃん。他にも若い女性店員が数人。全部で10人ぐらい店員がいそうだ。
先ずは瓶ビールを注文。メニューを見ると、料理は以前と同じようである。鮎の一夜干し(950円)、魚沼美雪ます風干し(950円)、味玉(500円)を注文してみた。変わらぬ美味さ。酒は、やっぱり鶴齢しぼりたて純米(750円)をいただく。締めは、へぎそばのせいろ(800円)。蕎麦は以前と同じく香りがあってコシもしっかり。安心した。

DSC06692

DSC06693

DSC06694

DSC06695

DSC06696

DSC06697

DSC06698

DSC06699

DSC06700

DSC06703

DSC06704

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

---------------------------------------

アメリカ出張が延びたせいで遅れていた、4半期毎の定期検診をようやく受けた後、夕餉は浅草へ。何せお手軽だし、様々な和食店が軒を連ねているので、アメリカ料理に飽きたら、先ず浅草へ来るのがいちばん真っ当という気がする。色々喰いたいものはあるが、今回は鰻を喰おうということになった。図らずも、前回の定期検診後に引き続き、鰻屋だ。
そこで、浅草の鰻屋でまだ入ったことが無い「色川」へ行こうとしたら、ここは昼だけ(14時閉店)の店で入れず。近くにある「初小川」は、予約を入れないと到底入れない(予約無しで「入れますか?」と店のひとに訊くと、あんたナニ云ってんの?という顔をされる)ので、確かめるまでも無い。さて、どうするか。
この近くとなると、「川松別館」があるはず。以前、雷門通りにある「川松本店」には入ったことがある。行ってみると、鰻屋と云うよりは料亭風な入口に、客待ち顔の仲居さんが立っているので、予約してませんが、と恐る恐る訊ねると、どうぞ入れますよ、との返事。そうこなくちゃ。
通されたところは、小上がりの様なテーブル席が6つある。先客はひと組だけだったが、そのうちどこも埋まった。ひと組は中国系親子連れだ(子供は小上がりを理解出来ず、靴のままだ)。他にも(例えば2階にも)部屋があるのかも知れない。メニューを開くと、コース料理は別にして、基本、鰻だけだが、鳥唐揚げとか天ぷらとかもある。締めは何にするかは後で考えるとして、とりあえずビール(中瓶800円)と胡麻豆腐(540円)、う巻き(1,500円)、柳川(1,620円)を注文。その後で日本酒(菊正宗750円)も頼んだ。
ビールと共に、葉唐辛子の佃煮が出て来た。これは付き出しなのか、ビールのおまけなのか判らない。胡麻豆腐はごく普通の感じだったが、とにかく、しんみり美味い。柳川は、鰻を使っているのかと思いきや、スタンダードに泥鰌だった。さてそろそろ締めは何にしようか、勿論うな重は魅力的だが、ここは少々炭水化物はセーブして、蒲焼にしてみた。身はほっこり、タレも甘からず辛からず、いい塩梅だ。アメリカでも鰻を喰えないことはなかった(当然だが中国産だ)が、やっぱり鰻は日本の鰻屋で喰うのに限る。日本に帰ってきたことを実感した。

20171222_182205

20171222_182200

20171222_171403

20171222_171434

20171222_171710

20171222_171834

20171222_172233

20171222_173457

20171222_175716

しばらく日本に帰っていない者の頭の中には、常に日本食のことが渦巻いている。偶にヒューストンへ食材の買出しへ行こうとなった場合には、ついでに日本食レストランに行こうという話に、自然となってしまう。田舎町のベイタウンとは違い、大都市のヒューストンには、それなりに日本食レストランもあるようである。
今回は、ヒューストンの西側。ベイタウンからすると、中心街の反対側になりやや遠いが、気の利いた店はだいたいそちらのほうに多い。住宅街にもゆったりしっとりした佇まいの家が並んでいる。ダウンタウン辺りとは明らかに雰囲気が違う。そういう場所には稼ぎのいい人々が集まるようになり、それを目当てに洒落た店が集まるようになるという好循環を生む。結局、世の中は平均化・平準化することなく、どちらかに振れ、それが増幅するようになっている、とつくづく感じる。
今回、寄ってみた日本料理店は、「Sushi Jin」という名前の寿司屋。ハイソな客目当ての類なのかは不明だが、少なくともヒューストン在住の日本人には有名らしい。店に入ると、かなり広いが、先客は殆どいない。奥に庇が付いた寿司カウンターが設えてある。海外の日本料理店では有りがちなスタイル。そこへ座るのは恥ずかしいため、テーブル席にする。注文取りにやってきた若者は、韓国系アメリカ人のようで、物腰がずいぶんと丁寧だし、細かいところにも気配りする感じ。そのような客を相手にしているように見受けられる。一般的なアメリカ料理の店とは違う。
前菜には、枝豆と鶏唐揚げと餃子を注文。ビールはサッポロを呑むことにした。枝豆は冷凍物だろうが、なかなか新鮮。鶏唐揚げもちゃんとしている。これはなかなかの店かも知れない。最後に握り寿司を頼んでみた。カリフォルニアロールが、サイドとして付いて来るのはご愛嬌。寿司ネタのバリエーションが乏しいのも仕方が無い。でも、握り具合や寿司酢の利かせ方は日本で喰うものとさして違いは無い。これならば日本人だけで無く、現地ヒューストン人にもウケる筈だ。

20171022_113222

20171022_114201

20171022_114843

20171022_114847

20171022_122022

20171022_130226

そろそろまた、ベイタウンへ戻る日が逼っているので、必要なものを買出しにカミさんと出かけることにした。例えば漬物類や調味料など。テキサスにある我がアパートで料理する際、近所のスーパーからは手に入らない日本食材を買うのだ。
それ以外に必要なものに、ラップ(いわゆるサランラップやクレラップ)がある。テキサスにももちろん類似品はあるが、少々厚くて強情、しかも付随ののこぎりカッターの切れ味が悪いため、切るのに多大な労力が必要。アメリカ人の腕力に応じた製品になっているようで、虚弱な日本人には向いていない。
もうひとつ、日本で手に入れたかったものは、揚げ物用の調理器具。揚げ物用の中華鍋は既に同居人が仕入れており、足りないのは油の容器に油切り、すくい網、それとステンレスバットぐらいあればなんとかなる。揚げ物をするにはなかなか物要りだ。これらの調理用具のうち、ベイタウンのスーパーにあるのはステンレスバットぐらい(ただし、巨大なので持て余しそう)だ。いったい、アメリカは揚げ物大国だと思っていたが、このような小物は見当たらない。どのような器具を使って揚げるのだろうか。
買い物がてら、昼飯を外食。出来れば和食、お手軽となると、やはり蕎麦屋にするか。特段、行きつけではないが、偶に買い物の途中に寄ることがある「青山」に入ってみた。11時の開店直後は、さすがに先客はいない。長テーブル以外に、仕切られた4人掛けテーブル席が並んでいる。
蕎麦の注文の前に、(カミさんには申し訳なく)生ビールを注文。つまみは鶏唐揚げとなめこおろし。ここの唐揚げは、他の店とはだいぶ見掛けが違う。ほとんど、天ぷらのようである。塩味は控えめで上品に仕上がっている。締めのもりは、つるつる喉越しがいい。これで暫く蕎麦とはオサラバしても何とかなりそうだ。

20171009_110408

20171009_110417

20171009_110632

20171009_110815

20171009_110848

20171009_112011

20171009_112613

宏池荘でさっぱりした後、塩山駅へ向かいながら何処かに入ろうと店を物色しているうちに、結局、駅まで着いてしまった。駅の直ぐ手前に「塩山館食堂」なる中華料理屋があったので、それじゃあビールと餃子を楽しもうかと思って覗いてみたら、驚きの満席状態。かなりの人気店とお見受けした。また懲りずに覗いてみよう。
駅前まで来たら、食堂「菊よし」は、なんと外に順番待ちの列が出来ていた。これはもしかすると「かつぬまぶどうまつり」の影響か? それならばと、駅前からちょっと離れた蕎麦屋「七福」を覗いてみれば、あれあれ拍子抜けの先客ゼロ。店の方が手持ち無沙汰の様子。
何故こんなに差があるのか。個人的には「七福」の方が「菊よし」よりも美味いと思う。「七福」は、駅の階段下からは直接見ることが出来ないせいで、やや不遇をかこっているのかも知れないが、我々にとっては好都合。ここも2年ぶりの入店だ。
さっそく着席したら生ビールを注文する。ここはハートランドビールを置いている稀有な店。それだけでもこの店の価値は高い。出てきたジョッキグラスには霜が着いた状態で、キンキンに冷えている。今日のような陽気の中を歩いてきた我々にとっては、このサービスがなんとも嬉しい。
我々の後から、ようやく他のお客が入店。厨房とフロアの両方を一人でこなす女性店員が、漸く忙しくなってきたようだ。我々は、このあとに「かつぬまぶどうまつり」が控えているので、ほどほどにしなくてはならないが、それでも1杯では少々足りず、二人ともお代わりを注文。つまみは、馬刺しに、キノコおろしにした。どちらも美味。ここでも日本の味を再発見した。

DSC06424

DSC06425

DSC06426

DSC06427

帰国してそろそろ一週間。目論見通りに、ここぞとばかりに和食を喰い捲くってきたが、寿司は喰った、串焼きも喰った、鮎も喰ったと指折り数えていくうちにハタと、そう云えばまだ蕎麦を手繰っていない、と気が付く。このままテキサスへ帰る訳にはいかない。
新蕎麦にはやや早いかも知れないが、出来ればそれもなんとか喰ってみたいとの思いが強くなり、早速、次の日曜日に行ってみようと、手頃な店を検索開始。そのうちに、以前から気になっていた浅草の「丹想庵 健次郎」を思い出すが、この店は日曜日が休業だ。むぅ、残念・・・、と思ったが、ふと、ならば今度の金曜日に会社を休んで行けばイイじゃん、と妙案を思いつき、早速休暇届を出すと共にカミさんに都合を打診、すると返信でもう「予約入れた」と返事。
当日の金曜日は本降りの雨。仕事だと出掛けるのは憂鬱だが、蕎麦屋が目的となると、ものともせずに浅草へ。黄昏時の雨の浅草は、外国人観光客も見当たらず、JRAの場外馬券売り場も閉まっているので、おやっと思うほど閑散としている。浅草寺の北側、言問通りを隔てた浅草3丁目は飲食店が点在しているものの、普段でも外国人観光客は殆ど見かけない地区で、浅草寺界隈の喧騒とは別世界。今宵も何時もに増して静か。「丹想庵 健次郎」はそんな路地にひっそりとある。
17時30分の開店時刻に合わせて行ってみると、我々が本日の入店第1号。浅草の蕎麦屋らしく落ち着いた内装。カウンター席と小上がりがあるが、思いの外、若い店主がどこでもいいと仰るので、一番奥の小上がりへ。ガラス戸の外は箱庭が設えている。
店内を見渡すと、「新蕎麦」との貼紙。来た甲斐があった。ともあれ、先ずはビール(サッポロ赤星650円税込、以下同様)で喉を潤しながら、メニューを眺める。肴も酒も色々あってうれしい。それでは、日本酒へ移ろう。口火は会津の酒、野恩・生酛仕込特別純米無濾過原酒(1,200円)をいただく。骨太な酒だ。
やがて蕎麦焼味噌(550円)と銀だらの西京焼(950円)が登場。焼味噌は、味噌の塩気がかなり上品で、酒の肴にはもってこい。こんな美味い焼味噌は、秩父のこいけ以来だと思う。銀だらもぷりぷりで、我が身が蕩けそうである。客はその後三々五々やってきて、いつの間にか満席。
その後、太刀魚の炙り(値段失念<(_ _)>)、めごち天ぷら、ねぎぬたをもらうがどれも申し分ない。ねぎぬたは、箸休めに丁度良い。そして仕上げは二種もり(1,500円)にしてみた。二八蕎麦と田舎蕎麦。喉越しの違いはあれど、どちらも香り高い。久々の新蕎麦を堪能し、この店の雰囲気にも堪能した。また、季節を変えて来てみたい。

20171006_173148_001

20171006_173201

20171006_173336

20171006_173541

20171006_174409

20171006_175713

20171006_180101

20171006_180522

20171006_181141_001

20171006_181739

20171006_181840

20171006_184809

20171006_185434_001

20171006_191230

20171006_191314

20171006_194147

↑このページのトップヘ