山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日本料理

今日の山行には、横浜へ帰るWoodyさんもお出でだったので、横浜線が便利な八王子で打ち上げとなった。そのため「稲荷湯」で汗を流してさっぱりしたあとは、直ぐ近くにある蕎麦屋「まかど」へ。およそ一年半ぶりの訪問(前回はこちら)。丁度、開店時間の5時30分だったら良かったのだが、到着が少々早過ぎて入口には鍵が懸かっていた。
ごそごそやっているうちに、気が付いたのか、引き戸がガラリと開いて店主が顔を覗かせた。結局いつものように、今宵最初の客となった。我々のテーブルはいつもの通り右奥の一角。店主はまだ仕込中だと見えるので、早いところ湯上りビールを呑みたい我々が、勝手にビール(中瓶550円税込、以下同様)やらコップやらを持ち出して、さっさと一杯やり始める。
そうこうしているうちに準備が整ったようなので、つまみを注文しよう。枝豆(320円)、豆腐味噌漬け(350円)、鴨のくんせい(600円)、おつまみ餃子(350円)、野菜天盛り合わせ(950円)、牡蠣オーブン焼き(???)などを頼んだ。鴨のくんせいは、ここへ来ると毎度頼んでしまうが、美味いので仕方がない。
そして締めはいつものように、せいろ(700円)。喉越しも良さは変わらず、あっという間に平らげた。
今日は日連の「 藤野/カフェ・Shu」でも、おかず+ご飯のワンプレートを3つも頼んでばくばく喰ったのがつい2時間程前にもかかわらず、ここ「まかど」でもやっぱりせいろ(=炭水化物)をつるつるっと手繰った。(健啖家のWoodyさんは当然としても)皆、食欲旺盛だ。藤野アルプス&日連アルプスは結構ハードで、消耗したということだろう。

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伊香保温泉2日目は、宿を出る頃から雪がちらつき出し、石段街の一番下まで降りる頃には本降りの雪。概ね天気予報通りになってきた。とりあえず今日は、水澤観音に行くことにして、石段街口からバスに乗り込む。1時間に1本しかないバス、乗れば僅か数分の距離だが、少なくともこの天気で歩くには途方も無い距離。
以前、ここには車で来た覚えがあるが、その頃にはまだ釈迦堂なる宝物館的建物なんか無かったような気がする。目の前には売店があって、地物野菜やらキノコなどが売っている。ちょっと食指が動いたものの、お土産はまた何処かで買えるだろうと、とりあえず見送り。
とりあえず参拝も済ませたら、門前のうどん屋に行こうと歩き出す。雪を突いて坂を下ると、両側に十軒ほどのうどん屋が並んでいる。何故、ここにうどん屋が軒を連ねているのか判らないが、何れかの店が参拝客相手にうどんを売り始め、それが評判になって店が増えていったのだろう。店の名前に「元祖」とか「始祖」とか「本舗」とか書いてあって、どこが先駆けの店なのかは判らないが、いちおう評判の「手打ちうどん始祖 清水屋」に入ることにした。個人的には2回目の入店である。
先客はゼロ。早速ここの店主が現れ、うちの店だけが「手打ち」ですと強調、よくしゃべる店主である。早速、日本酒を熱燗で注文した。店主がこれはどうだ、それもおすすめ、とか勧めるので、サンショウ味噌と酒粕の天ぷらをいただく。本当に酒粕だけの天ぷらだった。これは珍味、まさしく酒の肴。他の天ぷらも含め、衣が極めて薄化粧なのが良い。
もちろん仕上げは、もりうどん。つるつるしこしこの、実に喉ごしが気持ちいいうどんだ。他の店のうどんは知らないが、流石、水澤のうどんを名物にしただけのことはあると思う。しかし、次回、水澤に来る機会があれば、「清水屋」以外のうどんも試食しておきたいものだ。

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特急「草津」の車内で呑んだくれ、かなり良い気持ちになったところで渋川駅下車。我々以外の乗客はあまり降りない。ということは、殆どの若人は、草津か万座かで弾けるつもりか。もう昼どき。とりあえず駅を出て、蕎麦好きオヤジさんご推奨の蕎麦屋に行こうとしたが、いつの間にか雨は降ってくるが濡れるのは嫌だし、蕎麦屋までは徒歩15分ぐらい(酔っ払いはそれ以上)かかるが歩くのはかったるいし、有名なのに予約が出来ない店なので待たされる恐れが高い、待つなんて嫌だ等々の理由をこじつけて、もうバスに乗って伊香保温泉まで行ってしまおう、ということで全員の意見が一致した。行き当たりばったりのオヤジ5人旅、オヤジ達の判断は、常に易き方へ流れる。
伊香保バスターミナルに着いた後、先ずは荷物をホテルに預けたら、伊香保だったらやはり石段街だろうとふらふら移動。ちょっとの坂でも酔っ払いには堪える。石段街に出たところで、目の前にあった「睦庵(ぼくあん)」という店に入ってみる。
何故か1階は「処々や(ここや)」という、伊香保焼(たこ焼き的なもの)の店頭販売をしている店になっていて、我々は靴を脱いで2階へ上がる。そこが「睦庵」だった。店内は畳敷き。客はほぼ若者で女性率が極めて高い。オヤジ5人はかなり目立つが、酔っ払っているのでへっちゃらである。それにしても石段街が真正面なので、すこぶる眺めが良い。天気が悪いのが残念。
ググってみると、ここはかつては「叶屋旅館」という宿だったららしい。それが証拠に、ここには温泉があって、蕎麦を注文した客は無料で風呂にも入れたらしい(入浴のみの場合は500円だそうな)。
生ビールと天ざるを注文。手繰ってみると、つるつる、しこしこ。予想以上の香りが高く、エッジが利いた蕎麦だった。観光地の蕎麦屋を馬鹿にしてはいけない。

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「かのうや」のブログ: こちら

ヒューストン出張から帰ってきて、そう云えば纏まった休みは取っておらず、それに年次休暇も売る程余っているし、ついでに云えばその余った年次休暇は今月末でどうせ棄てることになる、3月後半の月曜日、火曜日と休みを取って春分の日と繋げ、エイヤッと5連休にしてみた。昨年は夏休みを取り損ねたので、このくらい休んでみても、バチは当たらないだろう。
その月曜日、いつもよりちょっと寝坊だが、それでもネコが餌を強請るため、5時過ぎには起床。特段用事があるわけでも無かったので、カミさんの買い物に付き合って、そのついでに近所でランチすることにした。色々迷った挙句に入った店は、新三郷の巨大団地内にある、知る人ぞ知る「そば酒房はなわ」。何年か前にも入ったことはあった。その名が示す通り、つまりここは蕎麦屋であり、かつ居酒屋だ。
もちろん、ランチなので蕎麦を手繰る訳だが、カミさんの了承を得て生ビールだけいただく。突き出しとして、肉豆腐。さすが「酒房」。ビールだけでなく、日本酒も欲しくなる。蕎麦は、天ざるセットにするが、天ぷらはサクラエビのかき揚げ。齧るとサックサク。春を感じるメニューだ。あー、ビールだけで止めるのは残念だ。蕎麦はつるつる、喉ごししっかり。居酒屋がついでにやっている、なんちゃって蕎麦ではない。至極まっとうな蕎麦である。
徐に周りを見渡すと、店内はほぼ満席状態で、奥では(と云ってもそんなに広い店では無い)おばさん達の女子会をやっているらしく、ケタケタ大きな声の馬鹿笑いが響いてくる。今日は平日なので、他は大抵が仕事姿の男性客。能天気な女子会との対比が残酷である。
ここの居酒屋メニューは並みでは無い。是非一度、夜に来てみたいが、適当なバス路線が無いし、かといって歩く距離ではないし、自転車でも遠すぎるし(帰りが酔っ払い運転になるのも問題だし)、タクシーでは大袈裟なので、どうすべきか悩み続けている状態である。

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ぽんしゅ館で試飲をしてほろ酔いになった後、まだランチタイムまで少々時間があるので、「平標茶屋」の方に教えてもらった共同浴場の「山の湯」へ向かうことにした。その後、「しんばし」で一杯やろうという寸法である。しかし道中、「しんばし」に寄った前回には11時10分ぐらいに到着したのに(開店時間は11時)、30分余り待たされてことが頭をよぎったので、小生だけは「山の湯」へは寄らず、踵を返して「しんばし」へ直行することにした。
而して開店の約30分前に到着。さすがに誰も並んでいなかったが、間もなく何処からともなく人が集まり出し、開店直前には少なくても20人ぐらいは並んだ状態。開店と共に案内され、蕎麦打ち部屋の脇の席を陣取る。どやどやと客が入ると、忽ち満席だ。目の前で若旦那(?)がせっせと蕎麦を打ち、大女将(?)がせっせと天ぷらを揚げるが、我々が席を立つまで手を休めることは無かった。大した繁盛ぶりである。
さて、今日は陽気が良いのでビールを外す訳にはいかない、早速、生ビール(600円)で乾杯。その後の日本酒は、さっき「ぽんしゅ館」で利き酒した、高千代の「うまい助」純米生原酒(1,100円/300ml)があったのでそれをもらうことにした。
料理は、身欠にしん煮付け(850円)、天ぷら盛り合わせ(1,900円)、蕎麦屋の味玉(500円)、魚沼美雪ます風干し(1,000円)をいただく。前回、前々回と似てしまうが、其々美味いので致し方ない。天ぷらは、さっくさく、である。味付け玉子は酒の肴にぴったり、蕎麦屋では珍しいと思う。魚沼美雪ますは、最早、淡水魚を超越している。
肴に舌鼓を打ち、酒に酔ったらそろそろ締めますか。やはり、せいろにしよう(800円✕2)。コシがあって喉ごしは抜群だ。今回も雪山といい、温泉といい、酒と肴といい、蕎麦といい申し分なし、満足、満足。

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今回の山は行道山。「特急りょうもう」で東武足利市駅に到着、乗り換え時間は僅か1分。直ぐさまバス停へ急ぐが、行道山行「あしバス」は見当たらず。ふと見ると、丁字路を右に曲がろうとしているバスの後姿。時計を見ると8時11分。電車が1分遅れたのか。バスは8時10分発なので、確かに発車していても不思議は無いが、電車が遅れたことはバスの運転手も気が付いていた筈。時間に厳格というより、何も考えていないのだろう。そもそも、乗り換え時間が1分しか無いバスダイヤも如何なものか。
やむを得ず、タクシーに乗る。道々、タクシー運転手に愚痴をこぼすと、バスの運行には市から補助金が出ているし、客を乗せなくってもバス運転手の給料に影響は無いので、何も考えずに走らせるだけなのさ、と慰められる。
その後、とりあえず予定通りに行道山から両崖山まで歩く(山の記録はこちら)。両崖山山頂には、地元の方々が散歩がてら、やってきている。なおちゃんが、そのおばちゃんたちに朝のバスの仕業について紹介すると、口々に「まー、ひどいわねー!」、「云いつけてやるわ!」などと仰る。是非、足利市議会に云いつけていただきたい。
織姫神社脇に建つと、足利市街の眺めが良い。そんな眺めが良い境内の脇に「蕎遊庵」がある。これほど眺望が利く蕎麦屋も珍しい。人気のある店なので、入れるかどうか危ぶんでいたが、すんなり入れた。この店は蕎麦打ち教室をやっているせいか、店内のそこかしこに、蕎麦を捏ねる木鉢が積み重ねられている。
さっそくビール(中瓶600円)をいただく。ビールが一段と美味い季節になって来た。料理は、身欠きにしん(350円)と豚だいこん(350円)をもらう。豚だいこんは、わっぱというか、小さなお櫃に入って出て来る。味が染み込んでいて実に美味い。そして締めはせいろ(600円)。香り、喉ごし、歯触りとも申し分なし。山から下りた、直ぐのところにこんな店がある僥倖を存分に味わった。これで「あしバス」に冷たくあしらわれた気分も多少晴れた。

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弘明寺「みうら湯」でさっぱりした後、京急の駅まで戻る途中、駅名になっているものの通り過ぎるばかりだった御本家、弘明寺に、折角なので参拝してみた。石段を登った先にある本堂は、なかなか立派。かの奈良・東大寺を建立した行基が開祖との伝承があるそうだ。でも奈良の都の大僧正が、わざわざ横浜まで来たのかね、という気もする。大仏開眼の時代、横浜はどんな町だったのか。
ここ弘明寺の本尊は、十一面観音立像で秘仏になっていた。ここにはもう一つの秘仏があり、それは双身歓喜天であると、横浜のことだったら何でも知っているWoodyさんが教えてくれた。
弘明寺参詣を済ませたあと、駅へ続く道に出ると、弘明寺商店街の入口に「濱うさぎ」という和菓子屋があり、何となく女子連は吸い寄せられて店内へ入っていった。うさぎに因んだ菓子が誘惑したらしいが、甘味にはとんと食指が動かない小生は外で待つ。
京急に乗って、日ノ出町駅下車。丁度1年ぶりにまた坂の上のそば屋「司」にやってきた(前回はこちら)。この辺りに住んでいる人は、この急坂の上り下りが大変だろうと想像する。酔っ払ったら登りたくない坂だ。
「司」の門を潜ると、店主がお出迎え。今日は座敷の席だった。この店は、どれもひと手間掛かった店主拘りの料理が出て来る。突き出しは、蕎麦の実が入った雑炊で、なんとも胃に優しい味がする。あとから出て来る料理も其々美味い、それでついつい酒が進むことになる。この店に来ると、やや食べ過ぎ、呑み過ぎとなり易い。今日は昼といい夜といい、呑み喰いが過ぎたので、山で消費したカロリーを補って余りある一日となった。

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前橋駅前温泉に浸かってまったりしたあと、何処かで蕎麦を手繰ろうという話になった。まだ時間は午後4時。ネットで調べた限り、この時間に開いている蕎麦屋は、前橋駅前では見当たらず。高崎駅近くだったらあるようだと判り、両毛線に乗って移動する。
駅から10分程歩いたところに「そば処大むら本店」があった。世の中、「やぶ」程ではないが「大むら」と名が付いた店は結構目に付く。「大むら本店」だって、何軒かあるはず。現に、秩父にある「大むら本店」には、熊倉山に登った帰り路、直ぐ傍の「クラブ湯」で汗を流した後に寄ったことがある。
高崎の「大むら本店」と秩父の「大むら本店」との間には、遡れば何処かで師匠が繋がっている可能性はあるが、それ以外は全く無関係の筈だし、当然、資本関係だって無いだろう。それでも同じ「大むら本店」という看板を互いに掲げているのは、何だか傍目から見て不思議なものだ。
暖簾を潜ると店内に客はおらず、店主と思しき男性がスポーツ新聞を読んでいた。我々の入店はハプニングだったようで、そそくさと厨房へ戻っていった。さっそくビールを注文。メニューを眺めると、つまみは板わさともつ煮込みがあるので、両方とも注文する。
貼り紙に「なべもの各種」とあり、かも鍋やらすきやき鍋、キムチ鍋などがあるようだ。鍋もいいなあ、ということになり、かも鍋を2人前注文した。ところが、出て来た「鍋」を見たらうどんが入っている。そこで漸く気がつく。「鍋」は単に「鍋」ではなく、「鍋焼きうどん」だった。貼り紙を見ただけでは判らないので、甚だ紛らわしい。でも文句を云っても始まらない。図らずも皆で、蕎麦ではなく饂飩を手繰ることとなった。でも味は申し分なし。饂飩を肴に、酒を呑むのも偶にはいいかも知れない。

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昨日に引き続き、仕事帰りに元職場の同僚から誘いが掛かり、3人でちょこっと寄っていくこととなった。こんなことは、この頃では極めて希だ。偶々入ったのはワールドビジネスガーデン内にある「兆一」という名前の店。居酒屋と云うよりは割烹という感じのちょっと高級な店である。
そんな店なので、入ってみると客はまばら。まだ時間が早いせいもあるかも知れない。この海浜幕張界隈は外国人観光客も多いところだが(観光地という訳ではなく、宿泊地として)、この店には見当たらない。
とりあえず適当にテーブル席を確保。客は少ないし、和服姿をしたフロア係(というか仲居)のお姐さん達はそれなりにいるものの、呼んでもなかなかやって来てくれない。「ちょっとお待ち下さい」と云い、待っていてもそのお姐さんはなかなか現れない。何となく大宮の「いづみや」を彷彿させる。思うに、前の注文を完結させないうちには、次の注文は受け付けないという営業方針(あるいは覚えられないという能力の限界)なのだと想像できる。それでも、通りかかった別のフロア係が同様に「ちょっとお待ち下さい」と行って逃げそうになるのをなんとか捉まえて、生ビール(エビス樽生 ジョッキ、740円)を注文。最初の一杯を呑むのがなかなか大変なのだ。その後、ちょっとだけ日本酒を呑んだ後、芋焼酎ボトル(3,620円)を注文、水割りで呑む。
突き出しは合鴨ロースト。他に頼んだのは、京風出汁巻玉子(800円)、特製ポテトサラダ(600円)、栃尾油揚げ(???円)、おまかせ刺身盛合せ(4,000円)、ほっけ 極上炙り(1,250円)を注文。出汁巻玉子は「京風」というだけあって、とても上品なお味。ポテトサラダも和風らしく、マヨネーズは使っていないあっさりタイプである。
これで締めてひとり頭、7,000円強。酒、料理、サービス、店の雰囲気含め、ちょっとコスパはいまいちか。フロア係の姐さん方の頑張りも必要だと思う。

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上諏訪で酒蔵巡りと日帰り入浴したあとはそろそろ帰り支度、リュックサックをデポしてある茅野に戻る。茅野駅16時20分発のあずさ26号に乗車する予定なのだが、そのために上諏訪駅から乗る普通電車は15時4分発。1時間以上も前の普通列車に乗らないと間に合わない。その後、あずさ26号が発車するまで、2本の特急列車を見送る必要がある。つまり、約1時間の間に普通列車が1本なのに、特急列車が3本も走っているのである。ことほど左様に、中央本線は地元客の生活には寄り添ってはおらず、観光客やビジネス客が目当てという訳だ。
よくよく考えてみれば、帰りの特急の指定券を買う際、あずさ26号じゃなく、その前のあずさ24号(茅野15時50分発)でも、上諏訪からの移動のタイミングは同じだった。図らずも、茅野での滞在時間が延びる結果となった。
そのお陰でまだ1時間近くあるので、茅野駅前で時間を潰そうと、西口にある「そば茶屋・ちのベルビア店」に入ることにした。というか、この時間、西口で一杯やるんだったらこの店しか、いまだに選択の余地は無い。ここは、オーレン小屋に泊まった時以来なので、もう3年半ぶりだ(前回はこちら)。
駅からの渡り通路から、やや雲が懸かった八ヶ岳が見える。その左手には、ぽっこりと蓼科山まで見える。昨日はあそこに居たんだっけ。たった1日なのに懐かしい。
「そば茶屋」には先客はそこそこいたが、4人掛けのテーブル席を確保。入口付近では中高年の山グループがかなり盛り上がっていた。八ヶ岳に無事登頂を果たしたのだろうか。
ビールは「片倉館」で呑んできたので、日本酒を呑むことにする。前回も呑んだ「高天」だ。やっぱり辛口、しかも骨太な味わい。さして腹は空いていないので、蕎麦は頼まず、その代わりに馬もつ煮込み(600円)とほっけ塩焼き(580円)を注文。普通に馬もつがあるのは、やはりここは信州なのだなと感じた。

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諏訪大社本宮上社を参拝した後、タクシーに乗って上諏訪へ移動。昼時なので何処かの蕎麦屋に入ろうという魂胆。折角なので地元タクシー運転手に聞くと「蕎麦の味は知らないけど、ここはいつも並んでいる」と云いながら連れていかれた店は、上諏訪駅に近い「そばごころ・小坂」だった。
外観は蕎麦屋らしくなく、パッとしない感じ。とても人気店に見えないが、店内は既に満席で、待っているグループが2つ。4人掛けテーブル席が3つに、5人座れるカウンター席のみの、こじんまりした店ながら、3グループ目だから大して待たないで済むだろうと思っていたら、たっぷり30分待たされた。
我々はカウンター席へ通される。早速ビール(キリン大瓶750円税込。以下同様)と共に何か一品料理が欲しいところだが、店主曰く、昼間はつまみが「鴨ぐらいしかない」。するとすかさず、女子連は「天せいろの、天ぷらだけ先に出して」と注文。もうすっかり、蕎麦屋で一杯やる通人の注文だ。勿論、鴨(合鴨)のロースト(750円)も注文。
料理を待っているだけでビールが無くなってしまい、追加を注文。厨房は忙しそうだが、これも戦略のうちかも知れない、と穿った見方も出来る。やがて、天せいろ(1,650円)の天ぷらが出て来た。海老と野菜の盛り合わせ。どれもサックサクである。日本酒は、夜明け前・純米(1合600円)をもらう。
合鴨ローストは実にしっとりと柔らかい。これだけで何杯でも呑めそうだが、店の入口で立って待っている人々の目線が、なんとなく重圧に感じて来るので、蕎麦も頼む。更科に近い「八ヶ岳」と、実の外側も使った「田舎」が出て来た。喉ごしと歯触りは「八ヶ岳」、香りは「田舎」という感じか。何れにしても人気の秘密が判った。
店を出てみれば、びっくりするほど行列が出来ていた。少なくとも、店の中の客が全部入れ変わらないと入れないぐらいの人数だ。我々の並んだ時間なんかまだまだ甘っちょろい。早めに入れて良かったと、我が身の幸運に感謝した。「そばごころ・小坂」、恐るべし。

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西武秩父からS-TRAINで入間市まで移動し、準急に乗り換えて西所沢下車。今日は満を持しての「久呂無木」詣でである。参加者は7人。タイミングさえ合えばもう少し増えたかも知れないが、なかなか皆さんお忙しいし、突発的な用事が入ることも間々あるので、これでもまあまあの人数が集まったと云えるだろう。
ほぼ1年ぶりの入店。だいたい、半年毎にやってきていたが、半年前は小生がテキサス滞在中だったこともあり、結果的に延び延びとなってこの日となった。今回の場合も計画当初、昨年末の飯能アルプスの帰りに寄ろうかと思っていたが、年末は偶々お店が臨時休業だったため、このタイミングとなったのだった。
前回ご店主から、予約をして貰った方が望みの料理を提供し易い、とのアドバイスをいただいていたので、今回、初めてコース料理にした。とは云っても我々がこれまで注文していた内容は良くご存じなので、特段、変わったのもが出て来た訳ではないが、刺身をいただいたのはたぶん初めての様な気がする。もちろん期待通りに、ぷりぷりである。鶏の炙り焼きや天ぷらも、変わらぬ美味さ。
ご店主拘りの酒からは、「仙禽・初槽・直汲み・なかどり」、「百春・五百万石・直汲・純米無濾過原酒」、「常山・純米吟醸」、「鍋島・純米吟醸・山田錦」の4種類をいただいた。「常山」だけは初めてだと思うが、「仙禽」も「百春」も「鍋島」も、たぶん以前呑んだ種類ではないだろう。
昨今の日本酒は、米の品種や研き、醸造方法、火入れの有無、ろ過方法、麹種類、酵母種類のみならず、発酵槽からの汲み出しの仕方まで細かく分類されるので(それが、味にどれほどの影響を及ぼすのか、呑み比べてみないとよく判らないが)、組み合わせは最早、何千、何万通りもあるだろう。酒蔵も、様々な組み合わせにチャンレンジしていくはず。だから一度呑んだ酒には、もう一生出会えないこともある。一回や二回、同じ銘柄の酒を呑んだからと云って、その銘柄の味は「こうだ!」等とは云えない時代になった。
ところで女性店員がまた前回来た時と違うなと思っていたら、訊けばもう何年も勤めていますとのこと。いままで、偶々巡り合わなかっただけのようだ。ついつい、隊長の「しぇ・もと」店主に対するジェラシーを連想してしまうのだ。いかん、いかん。

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暫くぶりに秩父御岳山に登った。タクシーで強石まで入り、そこから杉ノ峠経由で秩父御岳山に上がり、贄川に下ることにした。前日あたりに雪が降ったらしく、山はほぼ降雪直後の状態。計画では猪鼻神社から登るつもりだったが、この雪なので比較的穏やかな強石ルートを往路とするのが無難だろうと判断した次第だ。
強石集落から先にトレースは無いが、せいぜい足首程度の積雪なので、気持ちが良いラッセルとなる。陽が差すにつれて、立木の上から雪がバサバサと落ちて来て、時々首筋に入り込んでヒヤッとする。途中、両側が切れた細尾根を進むところがあり、ちょっと面白い。山頂には御嶽普寛神社の奥宮がある。この秩父御岳山も木曽の御岳山も開山した普寛行者の故郷は落合ということで、まさしく秩父御岳山の南側の麓にその集落はある。道の駅のすぐそば。その落合には、御嶽普寛神社の本宮がある。(山の記録はこちら)
贄川の集落まで下って来ると、なにやら変わったモノが並んでいる。よく見ると案山子だ。しかもなかなか上手に出来ていて、かなり人間くさい。調べてみると、ここは「案山子の里」として有名になっているらしい。
三峰口駅まで戻ると、電車の時間まで30分ぐらいある。だったらちょっと寄っていこうと駅前の蕎麦屋「福島屋」に入ってみた。昔乍らの商家風な佇まいが良い感じ。ここの存在は随分以前から知っていたが、なかなかタイミングが合わず、今回が初入店である。
取り急ぎビール(瓶ビールしか置いていない。ノンアルコールビールも置いていないし、烏龍茶も無い)を頼み、グビッと呷る。途端に、強張った身体が蕩ける、至福の瞬間。ビールのつまみになるものは天ぷらぐらいしかないが、時間が無いのでそれはまたの機会にした。ここは頑なに昔からのスタイルを守っているようでそれはそれで好ましいが、できれば是非、呑み助のために素早く出せるつまみをメニューに加えてくれると(それと、ビールを呑みたいが呑めない元呑み助のためにノンアルコールビールも置いてくれると)、とても有り難い。勿論、次回は蕎麦も手繰らねば。

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久々、千葉在住者を含めた4人での呑み会があり、その千葉輩が(他に横浜と鎌倉に家がある方々いるにも拘わらず)船橋で呑みたいと我儘を云い出した。西船橋だったら通り道なので全く問題は無いが、船橋となると総武線に乗り換えなくてはならない。
たったひと駅ながら、船橋駅界隈には滅多に行く機会は無いし、わざわざ行ってみるべき魅力が特にある訳でも無い(知らないだけとも云えるが)。でも、まあ偶にはいいかっ、と百歩譲ってしぶしぶ同意。連れていかれた店は、あれっ、たしか以前にも入ったようだぞ・・・と感じた「しゃり膳・宴」という店だった。
ここは「寿司も出す居酒屋」と云うよりも、「居酒屋メニューがある寿司屋」という感じ。というのも、従業員達のいでたちは皆、小判帽を被り白衣を纏った寿司職人そのものだし、フロア係も、その辺から拾って来たバイトの兄ちゃんということは無く、修行中の板前見習いらしい雰囲気を漂わせている。
入ると、目の前はもう客で一杯な状態で、二階へ通される。こちらは半分ほど埋まったぐらいだったが、その後、大勢の宴会が始まり、それでやっぱり満杯。なかなか人気店なのだ。
生ビール(580円税別、以下同様)で乾杯したら、料理の注文は千葉在住者にお任せ。頼んだのは、やきとり・もも肉(120円/本)、ほっけ焼き(600円)、刺身六点盛り(2,280円)、つぶ貝ときのこ炒め(???)、野菜のかき揚げ(???)、塩もつ煮込み(550円)など。結局、出てくる料理は居酒屋料理ばっかりだったので、最後には其々お好みのにぎりを頼むことにした。小生は、芽ねぎ(100円)とたらこ(100円)と穴子(150円)にしてみた。芽ねぎもたらこも滅多に頼むことはないが(穴子はだいたいいつも喰う)、何故か食べてみたいとの思いが浮かんだ。期待通りに、どれも美味かった。

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日曜日、カミさんと久しぶりに北千住へ行ってみることにした。いくつか入ってみたい店の候補はあったが、今回は居酒屋ではなく(カミさんはモツ焼きの店などは完全拒否)、ちょっと気取って小料理屋に入ってみようと思い立った。場所は、東口を出て線路沿いに南下。もう店なんか見当たらずやけに寂しい処だが、目当ての「下町割烹・とめだて」はひっそりとそんな町角にある。
扉を開けると先客はゼロ。カウンターの中にはご主人。意外にお若い。着物を纏った若い女性店員(若女将か?)に迎えられ、テーブルでもカウンターでもどうぞと云われたので、テーブル席に着く。初めての、しかもちょっと凛とした店だと、カウンター席は何となく気後れするものだ。
先ずはビールを呑みながらメニューを眺める。おまかせだと3,500円とまずまずリーズナブルだが、食べ切る自信が無い(含、デザート)ので、単品で注文することにした。先ずはお通し(700円)が出て来る。あんきも、春菊、ごぼうが載っている。どのような味付けをしているのか判らないが其々美味い。いい仕事している感じ。お通しからして、通い慣れた居酒屋とはやっぱり違う。料理は刺身盛り合わせ、お椀物、茶碗蒸し、鶏のくわ焼きと、結局コース料理と似たものを注文。どれも味付けが上品で、真っ当な日本料理という印象。最後に頼んだ西京チーズも美味だが、やっぱり浅漬けで上品。
ビールの後はワインにしてみようと、まるきワイナリー 甲州 G.I.山梨 2015(4,000円)を頼んでみた。かなりすっきりドライな甲州だ。日本料理に合うと思う。そのあと、調子に乗って日本酒も、千代むすび・完熟純米(値段失念)と花の香・純米大吟醸(値段失念)を呑んだ。千代むすびの方はいわゆる古酒で、芳醇で良い香りだった。
結局、料理だけだとひとり3,000円程だったが、酒の方が高くついた。次に来るときはもうちょっと料理の方に注力したい。

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高尾山山頂直下にある「やまびこ茶屋」で温まった後、まだ10時過ぎ。高尾山薬王院めがけてふらりふらりと下る。この時間になっても、登山客はごくわずか。昨今、三が日はどの程度の人がやってくるのかは判らないが、それなりには来るだろう。しかし、松が取れて、しかも三連休後の平日ともなるとすっかり静かだ。このような時にこそ、高尾山に登るべきだろう。
薬王院まで来ると参拝客はそれなりにて、護摩法要の申込客もかなり多く、受付所には行列が出来ている。いつもは2月ばかりだったので判らなかったのだが、まだ1月の上旬、初詣客はそれなりにいるということだ。
本堂に入ってみると、果たしてかなり賑わっている。並んでいる護摩札の数も、この頃見たことが無い程多い。2月だったら広い堂内に数人ぐらいしかおらず、僧侶や山伏の方が多くて申し訳ない気分になることもあるが、今日は全然違う。ご利益が変わらないのだとしても、2月の方が何だか有難味がある気がしてしまう。
法要は20分もあれば終わってしまう(昔と較べると段々短くなってきているような気がするが、気のせいか)。あとは参道を下り、(少々酒も入っていると、歩いて下るのは鬱陶しいので)ケーブルカーに乗って高尾山口へ下る。
さてもう昼時。今日は久しぶりに、柿の木が屋根を突き破っている「高橋家」に入ってみる。改築する前の「高橋家」には何度か入っているが、改築後は一度ぐらいしか入っていないかも知れない。店内の落ち着いたダークブラウン調は昔から変わっていない。4人掛けのテーブル席が空いていた。
先ずはビール(エビスビール中瓶650円)で喉を潤し、その後は日本酒。ここは八王子の地酒にしようと、「桑の都」(一合グラス650円)を注文。つまみは、板わさ(650円)、焼き味噌(450円)、天ぷら盛り合わせ(1,350円)にした。焼き味噌には刻みネギが入っていて、日本酒と良く合う。
締めはせいろ(650円)。久しぶりに手繰ったが、なかなか美味かった。やはり高尾山門前の中ではイケる店だと思う。またそのうちに寄ることになるだろう。

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昨年は12月半ばまで、テキサスで肉食的生活を送っていた反動かも知れないが、年末年始は蕎麦屋ばかり入った。蕎麦三昧だった(蕎麦屋に入っても、蕎麦を喰わないことも含め)にも拘らず、翌日曜日にカミさんと近所の蕎麦屋へ行った。「たく庵」という店で、三郷駅からも近い。ここも普段使いの店で、顔を覚えて貰っている数少ない店の一つなのだが、近頃は少々ご無沙汰していた。
ここの店主はいくつかの趣味をお持ちだが(ボーリングは、先日パーフェクトを出したというから大した腕前)、山登り(基本的に単独行)も趣味にしていて、小生たちがお邪魔するといつも山の話になる。今は「日本百高山」制覇を目指しているとのこと、先日はここに登りましたと、アルバムを披露してくれる。写真だけでなく、紀行文やコメントも手書きされていて、前時代的だがなかなか味わいがある。
「日本百高山」はもう半分以上登ったようだが、たぶん、難関は鋸岳だろう。「日本二百名山」と「山梨百名山」にも入っているが、こちらは人為的に選定したので罪作りだなと思って見ていたが、「日本百高山」は機械的に富士山から順に百座選んでいるので、誰も呪うことは出来ない。第2高点は登らなくて良いんであれば、横岳峠から往復したら如何でしょうかとアドバイスする(もし小生も登るつもりになれば、そうしたいところ。角兵衛沢なんてクレイジー過ぎる)。
ビールと共に、湯葉刺し、カツとじ、とり唐、そば味噌、出汁巻き玉子を注文。ここのカツとじ(つまりカツ丼の頭)はビールにぴったり、日本酒だってイケる。この店で日本酒とくれば、「神亀ひこ孫・純米」しか呑まない。「神亀」は埼玉・蓮田の酒。昔ながらの日本酒らしい日本酒で、飽きが来ない。もうこの店で、20年以上呑み続けているのだから、間違いない。蕎麦はいつもどおりにせいろ。この頃は、大盛り一人前を二人でシェアすることが多い。

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戸隠からの帰り、長野駅に到着したら先ず復路新幹線の座席を確保するため、みどりの窓口へ。毎度のことながら、復路の乗車券を持っている人、持っていない人、支払は自分のクレジットカードでしたい人、現金で払いたい、大人の休日クラブの割引が利く人等々、条件がまちまちなのだが、だけどもまとめて購入したい(可能な限りまとまった席にしたい)という最大限の我儘を云うので、いつも窓口係員の器量と力量が問われることになる。今回は、かなり丁寧でスキルが高そうな人だったが、それでもたっぷり15分以上は掛かっただろう(実際、発券を間違えたりしていた)。結局、席はばらばら、やはり三連休の影響だろうか。
それでもまだ小1時間余裕があるので、ちょっと軽くやっていきたい。ならば駅に最寄りで、間違いなく空いている店があるので行こうと、「大久保西の茶屋 長野駅前店」へみんなを連れていく。ここは、ほぼ一年ぶりだ(前回のレポはこちら)。行ってみると、先客はふた組のみ。案の定、今日も空いていて(褒め言葉にならないが、褒めているつもり)、囲炉裏が切ってある小上がりのテーブルに着く。
時間が無いので一斉に頼もうと、前回同様、馬刺し(900円)と信州サーモン造り(950円)を頼み、それに加え野沢菜天ぷら(500円)、揚げそば(500円)、揚げ出し豆腐(550円)、そば団子(420円)も注文。どれもこれもヘルシーな喰い物である。特に、そば団子は素朴だ。そして今回、戸隠にやって来て、既に戸隠蕎麦は二度手繰っているが、締めもやっぱり蕎麦ということで、徹頭徹尾、戸隠蕎麦を堪能した次第である。

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2018年明け最初の登山は、長野まで足を延ばして飯縄山に登ることにした。新幹線と路線バスを乗り継いで、10時過ぎには宿の送迎車に乗って戸隠スキー場へ。「有るモノは使う」主義である我々は、リフトを2つ乗り継いで瑪瑙山まで労せずに到着。
早速スノーシューを履いてスタートしたが、歩き始めて数歩のうちに、小生のマイ・スノーシューのベルトが切断。このMSRライトニング・アッセントは11年前に購入したもの。まあ、プラスチックとしては妥当な寿命なのだろう。しかしこうなるともう、にっちもさっちもいかない。
この先、トレースはあるものの雪はたっぷり深く、つぼ足では忽ち腿まで潜る。途方に暮れていると、スノーシューやらワカンを履いた男女数人のパーティーが現れ、瑪瑙山と飯縄山との鞍部まで行って引き返して来たとのこと。ってことはその先は当然、トレース無し。それでもう諦めが付いた、明日、出直そう。スキー場のゲレンデをへこへこ歩いて下る。そのうちに、もう片足のスノーシューのベルトも切れた。ゲレンデが多少圧雪されているとは云え、両足つぼ足では結構大変だ。大穴をあけながら何とか麓のロッジまで下ることができた。
気が付けばもう昼を過ぎている。折角、戸隠に来たのでやっぱり蕎麦を手繰らない訳にはいかない。試しに有名な「うずら家」を覗いてみると、それなりに客が入っている。しかし店員曰く、なんとかしますと。案内してくれた店員に限らず、皆、接客がとても丁寧である。
我々は、2階の小上がりの一番奥に通される。腰を落ち着けたら先ずはビール(大瓶780円)で憂さ晴らし。ここの日本酒はすべて信州産。天墜(信濃錦の特別純米)やら佐久の花などをいただく。つまみは、山の幸の盛り合わせ(850円)、岩魚の焼き枯らし(700円)、きのこいろいろ天ぷら盛り合わせ(950円)を注文した。
山の幸の盛り合わせはどれも美味かったが、女子連には、鞍掛豆のひたし豆が大層人気だった。小生にとっても甘くない煮豆は望むところだ。個人的には、岩魚の焼き枯らしが気に入った。今まで、「焼き枯らし」なんて調理法に出会ったことがあっただろうか。身がとても柔らかいので、焼いたようには感じられない。
締めの蕎麦は極細ながら、しこしこ、つるつるで絶品。ここ「うずら家」は、接客佳し、酒佳し、つまみ佳し、蕎麦佳しの、四拍子揃った名店であると、良く判った。

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「しんばし」で日本酒を呑み、蕎麦を手繰ってすっかり満足した後は、駅に戻って「CoCoLo湯沢」で土産物を物色。カミさんは熱心に買い込んでいるが、小生は腹が一杯のせいかもう食指は動かず、買い物も特に見当たらない。
ひと通りカミさんの買い物が終了した後、「ぽんしゅ館」の前を横切るものの、これから試飲する気にもならない。しかし、「CoCoLo湯沢」内の暖房ががんがんに利いていたせいか(コートなんて着ていられない)、かなりのどが渇いた。まだ新幹線の時間まで間があるので、何処かに入ろうかということになった。
再び駅の外へ出ると、目の前に「味らく茶や」という名前の店があった。どうも蕎麦屋のようだが、呑みものだけで何とかならなりそうだと入ってみた。店内は、ほぼ満席状態だったが、入り口近くの8人掛けの囲炉裏が切ってある大テーブルには、昼呑みしているオヤジ二人だけだったので、こちらは対角線に着席。
フロア係の店員は、そこはかとなくやさぐれ感が漂う中高年男性。客の注文が厨房と上手く伝わっていなかったのが、大声で厨房の相手を詰っている。店の雰囲気は、店員の言動や立ち居振る舞いでかなり印象が変わる。客はスマホ等を相手に、なるべく見て見ぬふり。
ビールを呑もうかと思っていたが、何となく気が変わり日本酒。純米にごり酒で「冬将軍」という、冬季限定の酒が置いてあったのでそれを注文(800円)。小千谷にある新潟銘醸の酒。この酒蔵の代表的な銘柄は「長者盛」だ。ご飯茶碗の様な、巨大ぐい呑みに注がれて出て来た。口当たりはまろやかで、喉ごしはさっぱり。すいすい呑める、危ない酒だ。これを山菜を肴にちびちびやった。カミさんは紫蘇ジュース(400円)を呑んだ。

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