山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

富士急行線沿線

久しぶりに「葭之池温泉」でまったりしたあと、タクシーを呼んでちょっと腹ごしらえ(≒呑み)に行く。目指すは「ふじやまビール・ハーベステラス」。富士吉田にはクラフトビールの店が2つあり、元々は「富士桜高原麦酒・地ビールレストラン・シルバンズ」へ行ってみようかと思っていたのだが、タクシー運転手に聞くと「ふじやまビールの方が近い」と云うので、じゃあ近い方にしようかということになった。場所は、御殿場へ抜ける国道138号線沿いの「道の駅・富士吉田」の中だ。
ここには農産物直売所以外に、「富士山レーダードーム館」や「Kid’s・USLAND富士山アリーナ」などのアミューズメント施設があったり、「モンベル 富士吉田店」があったりと、道の駅としてはかなり大規模で、駐車場には多くの車が止まっている。
他に食事処もあるが、我々の目当てはクラフトビールなので「ふじやまビール・ハーベステラス」一択だ。しかし、大きなお世話だけど、そもそも「道の駅」にアルコールを呑ませる店ってどゆこと? 何故、ここに建てたのか? だったらバスで行けばいいじゃんと思ってみても、路線バスの最寄りの停留所からは500mぐらい離れていて、ちょっとビミョー。という訳で、我々はタクシーで呑みに行った。
店に入るとかなり広いが、時間が時間だし(ほぼ午後4時)、それにマイカーが多い「道の駅」だし、かなり閑散としている。大きなテーブルを使ってゆったりと座った。先ずはピルス(グラス大630円税別、以下同様)で乾杯。すっきりして飽きの来ない呑みごたえ。その後は、ヴァイツェンもデュンケルもいただく。何れもクセがないスタイルだ。
つまみは、皆さん、お腹が空いていると見えて、ピザ(5種類のチーズピザ、910円)やパスタ(ハーブトマトパスタとバジルきのこパスタ、各910円)などを注文。一方、小生はごぼうの唐揚げ(470円)とソーセージ盛り合わせ(910円)、牡蠣のアヒージョ(840円)を頼んだ。何れもビールに良く合って美味かった。また来たいが、とりあえず次回は「富士桜高原麦酒・地ビールレストラン・シルバンズ」へ行ってみようかと思っている。

DSC05582

DSCF2349

DSC05584

DSC05585

DSCF2351

DSC05586

DSC05587

DSC05588

DSC05589

DSC05590

DSC05591

DSC05592

DSC05593

今週の山は富士急行線沿線の杓子山。でもそれだけでは詰まらないので、倉見山まで連なる尾根を辿ってみた。これはかなり以前から気になっていたルートだが、結構距離があるし、尾根もワイルドだと聞いていたので、これまで何となく延ばし延ばししてきて、やっと今回のチャレンジとなった。
スタートは不動湯から。林道のゲートは更に歩いて30分ほど上にあるが、タクシーはそこまで行ってくれなかった。道が荒れているので、車に傷を付けたくない、と取り付く島もない。覚悟して歩き出す。
大榷首峠(おおざすとうげ)から上は、昔から特に雨降るでもないのにぬかるんでいるのが常だったが、今日歩いてみると、丸太で階段状に土留めが為されていて、とても歩き易くなり、かつ水はけも良くなっていた。これで個人的な杓子山のイメージが大分向上した。
杓子山から先は、イメージ通りでかなり岩っぽく、しかもトレースがあやふやな感じ。歩く人数もそれなりに少ないということだろう。昭文社の地図では赤い破線(難路)となっているが、もう少しグレードが高く(灰色の破線)てもいいかも知れない。更に、合わせて600mほど下り、一転、300mほど登り返すのだから、歯応えはある。
無事、倉見山に着いて気が緩んだ訳でもないが、三つ峠駅へ下る一般道なのに途中でロスト、何故か厄神社の裏側から下界へ抜けた。予定ではここから「三つ峠グリーンセンター」へ向かうつもりだったが、まだ「葭之池温泉」に入ったことが無い人が居たので、三つ峠駅から電車で向かう。
「葭之池温泉」はかれこれ4年ぶりの入湯(前回はこちら)。コロナ禍でどうなったか気を揉んだが、殆ど変わりが無くひと安心。休憩室にはやはり地元のおばちゃん集団が屯していたし、老夫婦もご健在だった。この光景はいつまで続くだろう。次回は三ッ峠山に登った後に寄らせてもらおうか。

DSC05538

DSC05539

DSC05545

DSC05546

DSC05547

DSC05549

DSC05550

DSC05552

DSC05554

DSC05555

DSC05558

DSC05560

DSC05565

DSC05567

DSC05571

DSC05573

DSC05575

DSC05577

DSC05579

DSC05580

DSC05581

DSCF2348

「河口湖ステーション・イン」で汗を流してサッパリしたら、預けておいたリュックサックを回収して「平井売店」の2階へ。1階は売店、2階は食堂という、観光地ではポピュラーなスタイルの店。ここは約4年半ぶり(前回はこちら)の入店。
毎度感じていることなので毎度書くが、一大観光地の表玄関である河口湖駅前には、何故かランチタイムとディナータイムの間を切れ目なく開いていて一杯やれる店が殆どない。最近、「ほうとう不動」なる店が出来たが、その名の通り「ほうとう」がウリだけあって、酒の肴になるものは馬刺しぐらいしかないのでいまいち。
駅前には他に「土屋食堂」という定食屋があり、ここには一品料理もいくつかある(「平井売店」よりも多い)のだが、残念ながら午後2時半で閉店してしまう。徒歩圏内にあるのは「平井売店」以外たぶんここだけ。そうなると選択肢はほぼ一択、自ずから「平井売店」しかないのだ。
ここしかないのに、「平井売店」は驚くほど空いている(失礼!)。ということは、昼下がりに河口湖駅へやって来る輩は酒なんかは不要で、せいぜい炭水化物を摂れればいいのだ。ニーズが無いので、酒を出す店を切れ目なく営業する必要が無いということだ。「平井売店」も俺達も、絶滅危惧種なのかも知れない。
ともあれそうなると絶滅危惧種同志、共存共栄を心掛ける必要がある。山から下りて河口湖駅に戻ってきたら、脇目も振らずここへ入ることにしよう。
風呂上りビールを呑んだら料理を注文。ここにある一品料理をすべて発注だ。ワカサギは漁の季節ではない筈だが、メニューにはちゃんとある。このワカサギは何処からやってきたのか、もしかして豊洲付近の冷凍倉庫からか、などと下種な勘繰りはイケナイ。共存共栄を忘れてはイケナイ。あくまでも、このワカサギは河口湖で獲れたものだ。ありがたい、ありがたい。

DSC04743

DSC04744

DSC04745

DSC04746

DSC04747

DSC04748

DSC04749

「天下茶屋」からの富士山の眺めをちょっと期待していたのだが、残念ながら全く影も形も見えず仕舞い。前回もそうだったが、まだ「天下茶屋」から富士山を見たことが無い。
「富嶽百景」にもあるように、それまで太宰治は富士山には雪が相応しいと思い続けていたのに、「富士には、月見草がよく似合ふ。」との台詞を思い付いたのは、「天下茶屋」に3ヶ月ほど逗留するようになってからのことらしい。
そんな「天下茶屋」へ折角山を越えてやって来たのに、肝心の富士山は見えないし、辺りに月見草(実際にはマツヨイグサ)も見当たらず。いつになったら太宰治の気分に浸れるのか。やはり3ヶ月位逗留しないとダメか(勿論、今は宿ではない)。
ともあれビールで喉を潤したら、富士と月見草のことはすっかり忘れ、呼んだタクシーに乗って河口湖目指して駆け下る。富士急・河口湖駅に着いたら、とりあえず上り特急「富士回遊48号」の指定席券を購入。それにしても、ひと頃は駅前辺りには日本人よりも外国人の方が多いのではないか、と思う程だったが、今は閑散としていて、切符を買うのも楽チンだ。
切符を買ったら次は風呂。いつものように、駅前にある「河口湖ステーション・イン」へ。ここは王岳の帰り道に寄って以来、1年半ぶり。その時は、フロントに行くと海外旅行客がチェックイン中だったが、今日はやっぱり誰も居らず。
4階の風呂場まで息を切らせて登り、ひと風呂浴びる。男風呂の先客は登山姿のお一人のみ。ここの風呂場は眺めが良いのに今日も富士は見えない。ここもそういう巡り合わせが多い。サッパリしたら、風呂上りビールはここで呑まず、隣の店へ向かった。

DSC04742

今日は久しぶりに御坂山塊の盟主、黒岳。4年前の前回は、北尾根から登って南尾根を下る、変化に富んだ山行だったが(その時の記録はこちら)、今回は新道の御坂トンネル入口から上がり、天下茶屋に下るという、云わばクラシックルート。天下茶屋に寄るのも、三ッ峠山から下って以来、4年ぶりとなる(その時の記録はこちら)。
天下茶屋行のバスはCOVID-19の影響(?)で運休中なので、三ッ峠入口までタクシーを利用(でもこのバス、運行していたとしても小生は始発電車でも漸く間に合うような運行時刻なので、使い勝手がヒジョーに悪い)。タクシー運転手曰く、観光客は多少戻りつつあるとのこと。
暫くは沢沿いの径。予想以上に踏まれていない様子でワイルド、何回か渡渉を繰り返すが靴を濡らす程ではない。ハイカーは誰も見掛けない(三ッ峠入口で前を歩いていた中年夫婦はその後、黒岳と御坂峠の中間で出会った)。やがて南尾根に上れば、激登りで黒岳山頂手前の展望台。目の前の筈の富士山はすっぽりガスの中。今日は梅雨明け日なのに期待外れ。木々に覆われた山頂には数名が屯していた。
この先、御坂峠までは暫くブナばかりの中を歩く。これほど立派なブナの森があったとは記憶になかったが、思い起こせば北尾根の中腹も(勾配はもう少しきついが)やはりブナの森が広がっていた。つまり黒岳の北東側一帯はかなり広範囲にブナ林があるようだ。出来るならば、このゆったりした東尾根の途中でテント泊でもしたい感じだ。
御坂山を越えれば天下茶屋はもうすぐ。客の入りはだいぶ少ない。バスは来ないし、車かバイクでやって来る客ばかりなので、ビールを呑んでいる輩は見当たらない。我々は堂々と一杯やらせていただく。つまみになりそうなのはこんにゃくおでんの田楽だけなのは、ちょっと物足りない。ビールの売れ行きが少ないのであれば仕方がないし、茶屋には相応しくないかも知れないが、それでも是非、もつ煮(含、鳥もつ煮)とか天ぷら、枝豆でも置いていただくことを一考願いたい。

DSC_0563

DSC_0564

DSC_0565

DSC04706

DSC04707

DSC04709

DSC04710

DSC04713

DSC04714

DSC04715

DSC04717

DSC04718

DSC04723

DSC04724

DSC04728

DSC04731

DSC04732

DSC04733

DSC04734

DSC04735

DSCF1638

DSC04740

DSC04737

DSC04738

DSC04739

今回の山行は、中央線鳥沢駅をスタートし、高畑山から高岩を経て、サイマル山に登るコース。冬枯れに相応しいところで、数年前より温めていたプランだったが、出張が入ったり、ハプニングがあったり、あるいは他のプランを優先したりとなかなか実現されず、漸く今回行くことになった(山行記録はこちら)。
高岩から先は昭文社地図では破線ルートだが、送電線巡視路なので踏み跡はほぼ確か。しかし所々、残雪があって惑わされる。サイマル山は想像通り、取り立てて云うこともない、寂しい山頂だった。サイマル山の下りは巡視路を無視したため激下り。下界に降り立ったところはどう見ても私有地で、人に見つからないようそそくさと退散した。
今回のプランのもう一つの目的は、石船神社を参拝しようというもの。ここには後醍醐天皇の皇子にして「太平記」のヒーローの一人、大塔宮(護良親王)の首級(マスク?)が祀られているという。何故、鎌倉で打ち取られたはずの大塔宮の首がここまで運ばれたのか、には諸説あるが、側室(又は女官)だった雛鶴姫が運んできたという話がこの界隈では一般的である。高岩の近くには雛鶴峠があって、その東側には雛鶴神社もある。この辺りには「太平記」の歴史ロマンが眠っているのだ。神社は田舎の集落にあるにしてはかなり立派だった。鎮守の森にはムササビが住み着いているとのことだったが、見つからなかった。
石船神社からはタクシーを呼んで「芭蕉月待の湯」へ向かう。ここはいつのまにかほぼ5年ぶり(前回はこちら)だ。風呂場の記憶も以前と変わらなければ、食事処の畳で地元長老達が揃いも揃って横になっているのも変わらぬ風物詩である。
そんな光景を尻目に、生ビールで乾杯。各人が頼んだつまみは富士桜コロッケ(200円)に、自家製厚揚げ(300円)、いかげそ揚げ(550円)、アジフライ(350円)、ごぼうスティック(450円)と、何故か揚げ物ばかりとなった。

DSC04119

DSC04120

DSC04123

DSC04121

DSC04124

DSC04125

DSC04126

DSC04127

DSC04128

DSC04129

「都留アルプス」から下りて「バーミヤン都留店」でひと心地ついた後は風呂。最寄りならば、2006年の時に入った「湯ノ沢 渓山荘」があるが、今は日帰り温泉をやっていないらしい。なので、次善となると歩いて行けない距離に銭湯の「泰安温泉」、その先は都留市駅傍の「より道の湯」だ。
前者(入浴料430円)は、2015年にリニューアルされてからは入ったことが無かったので、どう変わったかちょっと関心があったが、後者(入浴料1,000円)は小生以外入ったことが無く「行ってみたい」と皆が口を揃えるので「より道の湯」で決まり、早速タクシーを呼ぶことにした。
小生はほぼ1年ぶり。その時は併設されているホテルに泊まったので、自分にしてはのんびりと入った。2度目でも、この建物はちょっと風変わりに感じる。まるで元々、倉庫にしようと思っていたのに、突然気が変わって、日帰り温泉に変更したように見える。出入口は、倉庫の通用口そのものである。
でも中に入るとそんな違和感は特に感じない。受付で1,000円を支払って、バーコードが付いたリストバンドを受け取り、2階の風呂場へ。混み合うほどではないものの、そこそこ客は入っている。地元の人なのか、県外からわざわざやって来たのか分からない。ちょっと寒いが気合を入れて露天風呂にも行ってみた。
風呂から上がったら、1階の食事処へ。こちらには客は殆どいない。時間も時間だし、ビールを呑む輩が全く見当たらないのは、駅前にあるとは云ってもやはり自家用車族ばかりということだろう。せっかく駅前に建てたのに、当てが外れたかも知れない。一方、我々は公共交通機関利用族なので遠慮なくビールを呑もう。お品書きを見れば一品料理は結構豊富だが、後のことも考えてフライドポテトだけにしてみた。呑んで喰って支払いを済ませて外に出ると、また何となく倉庫かガレージから出たような気がした。

DSC03793

DSC03794

DSC03795

DSC_1609

DSC_1610

DSC03796

今年の初登山は簡単な山にしてみようと、富士急行線沿線の「都留アルプス」をチョイス。これまで各地のご当地アルプスを登ってきたが、比較的駅から近いところにあるケースが多い。この「都留アルプス」も、都留市駅からそのまま歩いて登れる。都留市街の裏山のような位置付けにあるので、都留市民だったらうっかり寝坊した休日、起きてみたら、しまった、いい天気だ!と思ったとしても、まだ余裕をもって縦走できる筈である。
駅から1時間ほど歩けばもう稜線に出られる手軽さだけど、その先は、〇〇アルプスと名前が付いたところの共通事項通り、やはりアップダウンが結構激しいので呑気に歩く感じではない。径はしっかりしている。所々、富士山の頭が見えたり、三ツ峠山や鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸などの周囲の山々を望めるところもあり、市街地を見下ろしたりと、アクセントも利いている。
本来の「都留アルプス」は尾根の途中から十日市場駅方面へ下ってしまうので、それではやや物足りないと尾崎山に向かって逸れることにした。すると途端にワイルドな踏み跡になる。こちらを「都留アルプス」に組み入れなかったのは何故だろうと考えていたが、些か一般向けには相応しくない感じか。
尾崎山へやってきたのは2006年以来だ(その時の記録はこちら)。証拠写真を撮ったら、あとは最短コースを下るだけ。2006年の時はうだるような暑さで、フラフラになりながら「すかいらーく」へ倒れ込みビールを呷ったものだが、その「すかいらーく」も今は「ガスト」に変わり、それよりも手前に「バーミヤン」が出来ていたので、今日はこちらへ入店。
季節柄、汗は大して掻かなかったけれど、それでもやっぱりビールは呑みたい。それにせっかくの「バーミヤン」なので焼き餃子なども注文。汗が引かないうちのビールは、今年も止められそうにない。

DSC03726

DSC03727

DSC03729

DSC03731

DSC03735

DSC03739

DSC03742

DSC03747

DSC03755

DSC03760

DSC03765

DSC03769

DSC03775

DSC03776

DSC03779

DSC03786

DSC03787

DSC03788

DSC03789

DSC03790

DSC03791

河口湖から新宿方面へ帰るため、16時50分発の「富士山ビュー特急」に乗ってみることにした。かの水戸岡鋭治氏デザインの車両。女子連は既に乗ったことがあったようだが、小生は初めてである。
特急券が必要であるため、駅の窓口で購入(といっても、会計係の菊丸にお任せ)。しかし、なかなか窓口から戻ってこない。覗いてみると、前に並んでいた外国人旅行客と駅員とやりとりがまだ続いている様子。富士急行駅員も最低限、英語、できれば中国語や韓国語、スペイン語などをしゃべれないと、切符販売にも支障がありそうだ。
利用者事情が変化すれば、それに応じたニーズも生まれる。地元民や、ちゃらちゃらした若者日本人グループだけを相手にしていればいい時代は遠く過ぎ去り、説明をすぐには理解してくれず忍耐強さが試される中高年日本人や、そもそも日本語を解さない外国人観光客に対処できなければ、もう富士急行は成り立たないのだ、と思う。
それはさておき、ようやく切符が買えて、改札を抜ける。ホームには赤茶色の8500系が入線済み。車体はかつてのJR東海371系、すなわち「あさぎり形」がベースで、馴染みのあるスタイル。400円の特急券で乗れるのは2号車と3号車だけで、1号車は更にプラス900円必要。
我々は3号車に乗車。我々の後から乗ってくるのは、やはり外国人が主体だ。乗車率は50%ぐらいだろうか。さすがに内装は凝った造りでちょっとラグジュアリー。大月駅までの約50分間は、それこそあっという間である。
ところで、富士急行のHPを見る限り1号車もなかなか良さげである。次回は是非、清水の舞台から飛び込むつもりで、900円を支払って1号車に乗ってみたいと思う。

富士山ビュー特急3号車にて

DSC09942

王岳に登ったあとは、西湖畔の根場から河口湖駅まで路線バスで移動。今回は四尾連湖から西湖まで約25km、二日間しっかり歩いたし、既にもうビールまで入ってしまったせいか、道中、気持ち良くうたた寝。ふと目を覚ますと、河口湖畔を移動中。湖岸に目をやると、所在なさそうにウロウロしている多くの外国人旅行客がここにもいる。この寒空にまったくご苦労なことだ(人のことは云えないけれど)。
我々が乗っているバスにも、明らかにかなりの外国人旅行客が乗っている。ということは、団体旅行客ではなく、個人客もそれなりにいるということ。こんなシーズンオフでもこれだけいるのだから、河口湖界隈はもう立派に国際観光地なのだと改めて分かる。
河口湖駅周辺も、日本人客より外国人客の方が多い。我々はバスを下りたら、人ごみを掻き分け真っ直ぐに「河口湖ステーション・イン」を目指す。ここで汗を流すのは、もう2年半ぶりだ(前回はこちら)。勝手知ったる我々は、600円を支払ったら余計な荷物を1階のコーヒー&レストラン「Buffet」に置かせてもらい、4階まで階段を上がる。ここが一番、しんどいところ。
男風呂に入ると日本人の先客がお一人。やはり山帰りの様子。今日も窓から富士山が大きく望める(といっても湯船に浸かったまま見えるわけではない)。まったくここの風呂はいいところにあると思うが、その割には客が少ないといつも不思議に思う。
風呂から上がってさっぱりしたら、いつものように1階の「Buffet」でビールを注文、またしてもいい気分に浸る。今日も我々だけかと思ったら、観光に疲れたのか、それとも体が冷えて温まりに来たのか、こんな時間にやっぱり中国人系観光客の若者6人グループが、皆揃ってスマホに熱中していた。

DSC_0767

「精進レークホテル」に泊まった翌朝、部屋から窓の外を見ると、山が薄っすら雪化粧。昨晩に寒冷前線が通過して降ったようだ。これは吉兆、これから急速に冬型になる筈。富士山は相変わらずガスの中だが、きっと姿を現すだろう。ちゃんと朝食を摂った後、予定通り8時過ぎに出発する。
女坂峠から王岳までは、細かいアップダウンを繰り返しながらじわじわと長い登りが続き、思ったより堪える(山の記録はこちら)。そうこうしているうちに、王岳の手前で予想通り富士山だけでなく、南アルプスも姿を見せた。
王岳から鍵掛峠までも地味に長い道のり。頭の中を空っぽにして黙々と辿る。峠から1時間も下れば林道に出て、あとは淡々と辿ると茅葺屋根が立ち並ぶ「いやしの里 根場」に到着。山から下りるとそのまま入ってしまいそうだが、実はここは入場有料(350円)。
いくつかある飲食店に入るにも先ず入場料が必要とあって、たかだか350円でも何となく二の足を踏んでしまう。で、施設の外にも何かしらあるだろうと、周りを巡ってとりあえずバス停へ。
気が付けば施設内も外にも、明らかに外国人、特に中国系の観光客ばかりいる。こんな寒い季節なのに、しかもこんな寒々しい処へ、海外からざわざわ観光に来るのだ、ちょっと理解し難い。富士山を目当てに来て、そのついでに他に行く場所も無いので、暇潰しにここへ来たような感じだろうか。 
日本人だったらこんな季節、雪見酒も温泉も無いこんな場所(悪気はありません)へ、あえて観光に来ることはしないと思う。
ともあれ、バスが来るまでちょっと時間があるので、何処かの店に入ってビールを呑もうと、うろうろすると「かぎかけ茶屋」という店があった。中に入ってさっそくビールを注文、呑んでいると隣のテーブルで、甘味を食っていた家族と思しき中国人観光客が、「なんで日本人はこんな寒い時期に、わざわざ冷たいビールなんか呑んでいるんだろう!」ってな顔をして、小生をじろりと見た。

女坂峠から王岳へ向かう途中にて
王岳山頂にて
鍵掛にて
鍵掛峠にて

DSC_0765

DSC_0766

"Wikipedia"によれば、御坂山塊の東の端は高川山、最西端は四尾連湖畔の大畠山、蛾ヶ岳なのだそうだ。アクセスの点から、日帰りだったらどうしても東側の山ばかり行くことが多くなる。そこで今回は新年会を兼ねて泊りがけで、御坂山塊の西の外れに行ってみようと考えた。ネットを見ると、皆さん、JR市川本町駅から通しで歩く記録が多い。こちとら、そんな気概は無いし、使えるものは使うのが主義。四尾連湖の登山口までタクシーを飛ばした。
四尾連湖から精進湖までは、思ったとおりに長丁場だった。途中、蛾ヶ岳迄に3つのパーティーと遭遇したが(その先でも単独行と遭遇したが、本当に人間だったのか、もしくは尻尾の隠し方が上手だった狢だったかどうかは確信が持てない)、その後は精進湖に着くまでまことに静かな山旅を楽しむことが出来た(山の記録はこちら)。
今宵の宿は、精進湖畔にある「精進レークホテル」。富士山が目の前に見えるはずの、絶好の場所にあるのだが、生憎、富士山は雲の中だった。我々の後から、中国系観光客の団体がやってきていた。我々が風呂に入り、部屋でちょっとまったりした後、午後6時丁度にダイニングルームへ行くと、中国系団体客はもう食事が終わったところだった(その状況はこちら)。
つまり、彼らは宿に着いたら直ちに夕食だったようだ。何故そんなに急いだのか判らない。この後、何かイベントでもあるのだろうか。ともあれ団体旅行は何かと慌しいようである。一方、朝は、我々が出発する頃になっても、中国系団体はまだ朝食時間では無かった様子だった。
宿はやや古びた印象はあるものの、清潔で快適。風呂も開放的でなかなか良い。唯一の難点は(山に登る輩が云うセリフでは無いかも知れないが)、エレベータが無く、階段でしか移動できないことだろうか。

蛾ヶ岳登山口にて
蛾ヶ岳山頂にて
釈迦ヶ岳山頂にて

DSC09906

DSC09907

DSC09908

DSCF7101

DSC09909

DSC09910

DSC09911

DSC09912

DSC09913

DSCF7099

DSC09914

DSC09915

DSC09916




暫く山登りから離れていたので、今回は土日とも中央線沿線の山を登ることにしよう、そのために土曜の晩は大月近郊の宿に泊ってみよう、と企ててみた。宿は、手近な大月駅前のビジネスホテルにするつもりだったが、色々ググッてみると、都留市駅前に新たな宿泊施設が出来たことを知った。それが今回泊った「山梨泊まれる温泉 より道の湯」である。
大月駅前ほどではないにしても、実際に泊ってみると当然ながら、翌朝の駅前集合が極めて楽ちんだ。朝7時半集合としていたので、「山梨泊まれる温泉 より道の湯」を出たのが7時過ぎ。これが自宅だったら、間違いなく始発電車に乗らねばならない。往復を考えれば、4時間以上も短縮できたことになる。これは病みつきになりそうで怖い。
大月ですっかり良い気持ちになった後、富士急行線に乗って都留市駅で下車。駅前、という程ではないが5分ほどで「より道の湯」に到着。直方体の建物で、入口が何処か判り難いが、駅と反対側にあった。受付カウンター行くと、開口一番、係員に「靴は脱いできて」と云われ、慌てて入口へ戻る。段差が無いので気が付かなかったが、シューズロッカーがちゃんと入口右手にあった。館内はスリッパが無く、靴下(又は裸足)で歩くのだが、フローリング床が滑って歩き難い。
チェックインを済ませたら先ずは客室へ。宿泊棟は別建家にある。部屋はビジネスホテルと似た造り、ベッドをどうやって入れたのだろう、と思うほど狭い。荷物を置いたら(さっき「湯立人鉱泉」に入ったばかりだが)、タオルを持って風呂を覗きに行く。1階は食事処や売店やらがあって、結構、客が屯している。風呂は2階。建物全体がそうだが、風呂も新しくて気持ちがいい。夜に露天風呂へ入るのは、なんだか久しぶりだ。
矛盾した云い方になるが、「温泉付ビジネスホテル」というよりも、「泊れる日帰り温泉」という感じが相応しいかも知れない。カラスの行水的小生には、1泊朝食付で8,555円はやや高い感じもするが、好きなだけ入れて(しかし朝は入れない!)、しかもサウナもあると考えれば、そんなものなのかも知れない。

DSC_0556

DSC_0557

DSC_0559

DSC_0560

DSC_0561

DSC_0562

DSCPDC_0002_BURST20181215193640644_COVER

DSC_0563

DSC_0564

DSC_0565

DSC_0566

「天下茶屋」でほうとう鍋を喰って温まった後、やはり汗を流すのは早い方が良かろうと、タクシーで「河口湖ステーション・イン」へ直行。今年の1月以来の訪問(その時のレポはこちら)である。
河口湖駅周辺には、他にもいくつか立ち寄り湯があるが、何れも駅から歩いて行けるような場所ではないし、料金も観光地相場になっていて、たいてい1,000円以上するので、ちょっと二の足を踏む感じ。一方、ここ「河口湖ステーション・イン」は、河口湖駅の目の前で、料金は600円。勿論、ボディソープやシャンプー、ヘヤドライヤーも常備。しかも富士山も眺めることができる展望風呂である。残念ながら、温泉ではないのだが、我々の様に、山から下りてさっぱりする上では全く申し分がない。登山に限らず、身体を動かして汗をかいたような客が河口湖界隈にいる限り、これで来ない訳が無い、と思うのだが、今日もほぼ貸切状態(男風呂に先客1名のみ)。日帰りなんてせわしいことはせず、優雅にお泊りする客か、日帰り客であってもマイカー移動なのだろう。ともかく、我々にとってはまこと好都合である。
この頃、河口湖駅界隈には外国人観光客が目立つが、「河口湖ステーション・イン」でも同様。我々の到着時、フロントでは、若主人が外国人相手に観光スポットの説明をしていた。こんな小さなインでも、英語でコンシェルジュ的接客をしないとやっていけない時代なのだと感じ入る。
外国人が納得顔でホテルを出て行ったあと、ようやく我々も受け付け。入浴料を支払って4階へ。今日は生憎の天気で、目の前に見える筈の富士山はガスの中。それでもここの風呂場は2方向が窓なので、明るくて気持ちが良い。
さっぱりしたら、待ち合わせ場所の1Fのコーヒー&レストラン「Buffet」へ。いつも我々が乗る「ホリデー快速富士山2号」までまだ時間があるので、風呂上がりビールを呑んで時間調整。三々五々皆が風呂場から戻り、1本、また1本とビールを追加注文。全員が揃って喉を潤した頃、そろそろ電車の時間、駅に移動しよう。
「河口湖ステーション・イン」は、インバウンド需要はそれなりにありそうなので、潰れる心配は無い。従って、これからも展望風呂が混み合うことが無いよう祈りたい。

DSC03375

DSC03374

DSC03373

DSC03370

DSC03371

たいていの方々と同様、「天下茶屋」の存在は、太宰治の「富岳百景」を通じて知っていたが、これまで実際にそこで酒を呑んだことはおろか、店に入ったことすら無かった。何故か。それはひとえに、ここを山登りの出発点としたプランばかりだったことに因る、と、ふと気が付いた。ならば、「天下茶屋」に下りて来ることを先に決め、その目的に適った近くの山に登るプランを捻り出してみたいと思い立ち、このところチャンスを狙っていた。
今回たまたま、兄から三ツ峠山に登るプランについて打診を受けたので、そのついでに天下茶屋までつなげるコースにした次第。生憎の天気予報だが、どんな雨が降ろうが天下茶屋には行けるだろうと踏んで、安心して当日を迎えた。 
結果的には、昼近くになって雨が本降りになったことから、清八峠まで行くことはせず、大幡八丁峠から林道を下ることになった。基本的に林道歩きは好まないものの、傘を差しながら無心に歩くのはそれほど悪くは無い。少なくとも林道の下りは、雨に合うと思う。
「天下茶屋」に辿り着くと、富士山が全く見えないこんな天気でも、意外と車やらバイクが停まっていて、店内も賑わっている。ぐるっと見回しても、登山客は我々だけ。要するに、ここは下界なのだ。ここは昭和9年創業。この茶屋を有名にしたのは勿論、太宰だろうが、「天下茶屋」という名前は徳富蘇峰が世間に広めたらしい。井伏鱒二もそうだし、何れにしても文人に愛された茶屋だったようで、そのおかげで今も、こんな雨降りでも客がやってくる訳だ。
雨具を整理してから、店の南側の部屋に案内される。部屋と云っても、西側が開け放たれていてなかなか良い雰囲気。晴れていれば、富士山や河口湖も見える場所だろう。落ち着いたところでビールで乾杯。ここで酒を呑むのは、歩いてやって来た我々だけの特権だ。つまみには、木の実みそ田楽(580円)と、きのこほうとう鍋(1,410円)を注文。コンニャクにかかった田楽味噌は、サンショが効いていてなかなか美味い。ほうとう鍋は、あっさりした味付け。あっという間に無くなった。
やはり次は、天気が良い時に来てみたい。そのためにはどのルートで来ようかと、今からプランを練っているところである。
(山の記録はこちら)

DSC03354

DSC03356

P9240791

P9240792

P9240795

P9240794

20160924-DSC03360

DSC03359
DSC03361

DSC03362

20160924-DSC03365

DSC03363

DSC03366

DSC03367

DSC03368

DSC03369

御坂黒岳から、予定よりもかなり早めに下りられたので、乗れないと思っていた「ホリデー快速富士山2号」に間に合うことが出来た。下りの南尾根を末端までトレースしなかったことも寄与しているが、北尾根の登りが意外に順調だった。(少なくとも登りに使う分には)迷うところは無いので、御坂黒岳への登路として(篤志家向けではなく)利用価値は高いと思われる。
河口湖から新宿へ帰る場合、この16:00発の「ホリデー快速富士山2号」を逃すともう直通電車は無く、大月で(大抵の場合、高尾でも)乗り換えするしかない。乗り換えが面倒くさい場合には、もう一つの選択肢として、高速バスが浮かび上がってくる。そもそも運賃はバスの方が断然安い。ホリデー快速だと新宿まで2,460円だが、バスだったら1,750円である。土曜日の上り線だったら、渋滞に嵌ることも少ないだろう。
しかし我々の場合、山行参加者の最大公約数的には立川辺りが打ち上げ場所として最適なため、新宿へ帰る場合とはやや事情が異なる。高速バスを使って、立川の駅前に行こうとしたら、中央道日野BSで下車し、数分歩いて多摩モノレールの甲州街道駅で乗車、立川南か北駅に向かうと云うことになり、乗り換えの手間はそれなりにある。実際に「ホリデー快速富士山2号」を逃した時、どちらを選択するかは参加者の構成に依存すると思われる。
「ホリデー快速富士山2号」は、豊田車両センターに1編成だけ残っている旧あずさ色のJR189系車両が使用されている。昨今は定期利用されているのはこの「ホリデー快速富士山号」だけらしく、あとは臨時のかいじや臨時団体列車に使われることがあるくらいだ。我々としても、189系に乗るのはこの「ホリデー快速富士山号」だけである。
座席につき酒ボトルとカップを取り出しているうちに、富士山ビュー特急がホームに入って来た。JR371系、いわゆる「あさぎり」型車両をベースに、かの水戸岡鋭治のデザインで改造したシロモノ。この列車には、向かい合わせのテーブル席が付いた車両がある(指定席券が必要)。いつか乗って一杯やってみたい。ちなみにスイーツプラン(乗車券、指定席券込みで4,000円)なるものもあるようだが、右党ではないので特段、気を惹くことはない。
河口湖駅を定時に発車し、一路、大月へ。富士急線は結構、蛇行して走るので、富士山から遠ざかっているのにもかかわらず、左窓からも右窓からも良く見える。日本酒をなめながら、富士山を肴にするのはロングシートの電車では味わえない。今日もまた佳き山行だった。

DSC02420

DSC02421

DSC02422

DSC02423

DSC02425

DSC02426

DSC02427

DSC02428
 

御坂黒岳を登る場合、一般的には御坂峠辺りを起点に、東西に縦走するのが普通だろうが、今回は北から南へ横断することを計画。やはり、トライするには日が長い季節がいいだろうと、梅雨の最中なれど7月のあたまに行ってみた(山行記録はこちら)。
御坂黒岳はどっしり大きな山なので、その北尾根は思った通りに「登り応え」があったが、南尾根も思った以上に「下り応え」があった。正直、雨の日じゃなくて幸いだった。南尾根の途中には、国土地理院の地形図にも記載されている烏帽子岩があり、さぞかし立派な岩で、その上に登ったら眺めが良かろうと勝手に想像していたが、実際には思ったほど巨大ではなく、しかも登る手懸りが無く、少々残念。
とりあえず烏帽子岩を確認したら、もう南尾根を下る意欲はやや薄れ、末端まで下ると時間もかかるため、ルート変更。途中からショートカットして、日帰り温泉の「天水」を目指して適当に下った。特に迷うことなく「天水」に到着すると、丁度、団体が大型バスで帰るところだった。何処かの日帰りバス旅行ツアーなのだろうか。
試しにググってみると、御坂黒岳や三ツ峠山などのバス登山ツアーで、「河口湖の温泉」に寄るツアーなどが見つかる。これには「天水」も該当しそうだ。良く見ると、様々なツアー会社が企画している多くの日帰り登山ツアーは、「下山後温泉入浴休憩付」というのが普通の様だ。山の帰りにひと風呂浴びるのは、いつのまにか世の中の常識になっていた。登山以外でも、例えば「ほったらかし温泉」を目玉にしたバス観光ツアーなども結構、見つかる。
これまでは「やしおの湯」以外で、ツアーバスを見掛けたことが殆ど無かったが、それは偶々運が良かっただけなのかも知れない。これからは事前に、様々なバスツアーの期日と被っていないことを確認してから、日帰り温泉を探す必要があるかと思うと、なんだか気が重い。
ともかく、今回も風呂場で鉢合わせにならず幸いだ。券売機に1,000円を入れて、券をフロントの女性係員に渡したら風呂場へ。ロッカーを使おうとすると、ロッカー代の100円は返って来ないと書いてある。しっかりしている。つまり、実質的に入浴料は1,100円ということだ。河口湖界隈の日帰り温泉としては特段、高い訳ではないが、時間差攻撃を受けて、なんだかちょっとやられた気分。
風呂場には誰もいなかった。貸切だと思えば、1,100円は安いかも知れないと思い直す。せっかくなので露天風呂にも入った。でも、いつものように、さっと入ったらさっと出る。
畳敷きの休憩室には、生ビールのポスターが貼ってあるが、注文する処が見当たらない。フロントに尋ねると、ロビーを隔てたところにある食事処で買うようになっていて、休憩室にも持ち込めるとのこと。生ビール中ジョッキとたこの唐揚げを注文。生ビール(中)650円はちょっと高いか。ビールが入ったジョッキを持って、フロントの目の前を通り過ぎて休憩室に向かうのは、なんとなく間抜けな感じがした。たこの唐揚げ(600円)は、厨房のおばちゃんが持って来てくれた。でも、ちょっと少なめかな。
ガラガラの休憩室でビールを呷り、まったり。河口湖の界隈はそれなりに人出があるだろうが、ここはちょっと別世界。山に近いせいだろうか。南尾根から下ってくる上で、「天水」は丁度良い場所にある。しかし今後、再び南尾根を下ることはあまり無さそうなので、「天水」に来る機会は少ないかも知れない。

DSC02411

DSC02412

DSC02413

DSC02414

DSC02415

20160702_145408

DSC02416

DSC02417

DSC02418

DSC02419

DSC02420
 

三ツ峠山からさっと下りて来たら、ともかくも風呂でさっぱりしたい。最寄りの日帰り温泉は河口湖界隈にあるのだが、未入湯の方もいるのでやっぱり「葭之池温泉」に行こうと云うことで、9時32分発の富士急行線各駅停車に乗車。葭池温泉前に9時47分着。1年2ヶ月ぶりの訪問である(前回はこちら)。
まだ10時前。あまりに早いので開店しているか心配だったが、なおちゃんが電話して呉れて、空いていることを確認。それでも葭池温泉前駅から葭之池温泉へ行く途中、看板には休業日が1日と14日と31日と書かれていて、今日は14日。電話で確認していたから安心できるが、そうでないとちょっとびっくり。ただ、温泉のご主人が云うには、日曜日と重なった場合には営業しますとのこと。
かつて旅館だった頃に、泊まりで来てみたかった、と思うほど、何と云っても佇まいが素晴らしい。現在は日帰り温泉だけなのが勿体ないと思うくらいだ。帳場で600円を支払って、リュックサックを休憩室に置き、着替えとタオルだけを持って風呂場へ。
ここの風呂は天井が高く、かつ脱衣所と風呂場が直結していてなかなか温まらないのだが、何故か、寒い季節ばかりやってくる巡り合わせ。カランのお湯の出がいつも悪く、震えながら身体を洗うことになる。それでも、湯船に浸かれば極楽、身体中の筋肉が弛緩していくのを感じる。気温が高めだったとは云え、やはり山の中は寒く、なにかと身体が強張っているのだろう。
風呂上がりは先ず、帳場でビールを注文。ついでに肴として初めて鶏唐揚げ(400円)を注文してみた。ビールを呑みつつ、休憩室でぼうっとしていると、ご主人が自ら、鶏唐揚げを持ってきてくれた。美味いし、5つあって結構、CPも良い。今日は1時間しか歩いていないので、カロリー摂取量はもうオーバーしたかも知れない。
そろそろ電車がやってくる時間なので、我々が帰り仕度をしていると、風呂から上がったばかりのおかあさんが「もう、おかえりですか」と驚く。何時間でも休憩室に居座っているであろう常連のおかあさん達が羨ましい。 

_DSC1968

_DSC1969

_DSC1970

_DSC1971

_DSC1972

_DSC1973

_DSC1974

_DSC1975

_DSC1976

_DSC1977

_DSC1978

P2141949 

P2141950

P2141952
 
葭之池温泉のHP: こちら 

三ツ峠山には何かにつけ足を運んでいるが、小屋には泊まったことが無かった。山頂直下にある四季楽園の前は何度も通過しているので、いつかは泊まってみようと思い続けているうちに、もう30年以上経過してしまった。今年は富士山を眺める山旅ばかり企画したので、その締めくくりにはここ、三ツ峠山から見るモルゲンロートが相応しかろうと、計画を立てた。
ところが、なおちゃんが四季楽園に問い合わせた情報によれば、笹子側にはトレースが無いとのこと。元々、笹子側から大沢山、清八峠を経由してやって来る腹積もりだったのだが少々当てが外れた。もとより、ラッセルでルートを切り開こうなどと云う気概は持ち合わせていない。ならば素直に最短ルートから登ろう。ところがところが、我々の計画に合わせて春の嵐がやってくるとの天気予報だ。嵐が吹き荒れる中を歩くのは流石に嬉しくない。
天気予報の精度が上がっていくうちに、荒れた天気のピークは夜半頃のようなので、登下降には問題無さそうと判り安堵する。もっとも、三ツ峠登山口からの往復であれば、多少、風が吹いても大丈夫だろう。
登り2時間ほどで、特にアイゼンの助けも借りずに山頂到着。河口湖駅を出た頃はまだ富士山が見えていたが、今は裾野しか見えていない。まあ仕方がない。早く小屋に入ってのんびりしよう。
小屋と云っても、ジープで上がって来られるせいか、なにかと設備は充実している。トイレは水洗(バイオトイレ)だし、電気も普通に使える。食堂にはテレビがあるが、NHK-BSの映りは悪い。直ぐ目の前にNHKの中継塔が建っているのに不思議である。我々の部屋は、東側の角部屋で二間続き。この小屋で一番の部屋だろうが、それもそのはず、泊まり客は我々だけ。気兼ねなく、日本酒やワイン、食べ切れない程のつまみを広げて大いに寛ぐ。
予報通り、朝方までかなりの風雨だったようだが、出発する頃は小降りで、風も殆ど止んだ状態。気温はだいぶ高い。そのせいで、昨日は登山道にたっぷりあった雪が雨で流され、部分的にカチカチの氷が剥き出し状態。アイゼンの助けを借りる。それでも登山口には1時間ほどで到着。1日の歩行時間が1時間とは、これまでの最短記録かも知れない。こんな山も偶には良い。
残念ながら今回、富士山のモルゲンロートは見られなかったが、ここは僅か2時間で登って来られる小屋、またいつの日にか好天を狙ってやってきたい。

P2131935

P2131936

_DSC1944

_DSC1945

_DSC1946

_DSC1947

_DSC1948

_DSC1949

_DSC1950

_DSC1951

_DSC1952

_DSC1953

_DSC1955

P2131939

_DSC1956

_DSC1957

_DSC1958

_DSC1959

_DSC1960

_DSC1961

P2141941

_DSC1962

P2141943

P2141944

_DSC1964

 

当初の計画で「ホリデー快速富士山2号」に乗って立川まで移動し、その後、「梅の湯」か「高砂湯」あたりに入るつもりだったが、やはりなるべく早く温まりたい(汗を流したい)というのが素直な成り行きなので、1本後の直通電車である「快速山梨富士4号」まで、河口湖で風呂に入り、ちょっと小腹を満たすことにした次第。駅前の「河口湖ステーション・イン」と「平井売店」でさっぱり&満足した後、頃合い良し、河口湖駅に向かう。丁度、日没後のシルエット富士が目の前に見えている。
改札口には、外国人の群れが行列を作っていた。皆、「快速山梨富士4号」に乗るようである。「快速山梨富士4号」は自由席と座席指定席があるが、この感じでは、座席指定(乗車券プラス520円)に乗った方が無難だろう。早速、指定券を買おうとすると、券は窓口のみの販売で、しかも外国人の集団相手に窓口のおねえちゃん女性駅員が四苦八苦していてなかなか捗らない様子。観光地はどこも、海外旅行客の対応に大わらわ状態、さしずめ平成の黒船来襲というところか。
「快速山梨富士4号」は、JRのE257系500番台の車両だった。通常、中央線で「特急かいじ」として走っているE257系は0番台。500番台は、房総半島と東京を往復する「特急わかしお」や「特急さざなみ」に使われている車両である。白、ブルー、イエローのトリコロールが特徴、会社帰りに東京の酒場へ「出張」する際には、時々使わせてもらっていた。昨年のダイヤ改正で、「さざなみ」の運転本数が減ったのを知っていたのだが、まさかこんなところで「出稼ぎ」しているとは思わなかった。
席に落ち着いたら、夜の帳が下りた窓の外を眺めつつ、山の残り酒をちびりちびりやる。シートピッチは960mm。189系と較べて50mmも広く快適。JRで現役の特急車両に、快速料金(自由席は乗車券のみ)で乗れるのは、とてもお得感がある。これも世界遺産効果、外国人観光客に配慮したサービスだろうか。今後も暫定的な運用ではなく、いつでもこのE257系が利用できるようにしてもらえると有難い。

_DSC1527
 

↑このページのトップヘ