山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

洋食

知る人ぞ知るハンバーグ専門店らしいので、その「グリルハンター」という店へ行ってみた。新橋2丁目の赤レンガ通り沿いにある店。都心には他に3店舗あるとのこと。行ってみると、外観は何となくログハウス風だけど、ちっとも目立たないので一見客は足を止め難い。
良く見ると扉の脇に、通りに面した小さな券売機があった。いきなり選択を迫られる。じっと見れば、基本的にハンバーグばかりで、大きさでS(150g)、M(200g)、L(300g)の3択。単品かセットで2択。ここで喰うか、テイクアウトするかの2択。この組み合わせだけの12種類の釦がある。
ハンバーグはS(150g)として、単品は100円引きにしかならないので、セット(1,280円、現金のみ)をチョイスした。チケットを持って店内へ入ると、カウンター6席だけ、先客は若者女子のみ。直ぐに入れ替わったので以降は小生だけ。随分と狭い店である。店員もコック一人だけ、よく見れば何故かインド系だ。
ハンバーグステーキは、注文を受けてから徐に焼き始める。店内が狭いせいもあるが、換気も悪いので肉汁の匂いが店内に充満する。服に匂いが付きそうである。インド系コックから渡されたチラシを見ると、「ハンター流正しい食べ方」が示されている。
やがてハンバーグステーキセットSが登場する。ご飯とスープ以外に付け合わせとして豚肉薄切り焼、伸びたスパゲッティ、ポテトサラダがプレートに乗っていてボリュームは満点。ハンバーグは見た目、明らかに焼き過ぎのようだ。でもこれがハンター流なのか。
チラシ曰く「最初から全部切ると肉汁が逃げてしまう」と。しかし、切っても肉汁はほぼ出てこない、やっぱり焼き過ぎのようだ。なにかナツメグ以外のスパイスが入っているらしいが判らず、でもまあまあ美味い。お世辞で「美味かったよ」と云っても「はい」と返事するだけ。インド系コックは愛想が無かった。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★

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今朝は陽気が良かったので有楽町駅で途中下車し、ぶらぶら日比谷公園を寄り道して出勤してみた。6時半ぐらいだと流石に公園内を散歩している輩は殆どおらず、官公庁関係者の通勤時間には早過ぎるし、せいぜいいるのは近所の高級ホテルに泊まっていて、朝のジョギングをしている欧米系ぐらいで、とても閑散としている。
公園内にある有名な「松本楼」はまだ機会が無く、入ったことが無いが、その機会がなかなか難しい感じ。そもそも会社帰りに寄る感じでもないし、ましてわざわざここだけを目当てに来るのも億劫だ。周囲には何もないのでショッピングのついでという訳にも行かない。ここへ来るのはどういう客なのだろうか、興味がある。
朝見た「松本楼」に触発されたのか、ランチは洋食店に入った。西新橋1丁目の西新橋ホームビルの地下2階にある「ピアシス(PIASIS)」という店がそれ。地下2階の店ってかなり珍しいと思う。エレベータを降りて店に入ると、品の良い服を着た女性店員がお出迎え。
店内は女性店員だけでなく何となく高級感があるが、ランチメニューを見る限り、全然リーズナブルである。先客に女性グループが目立つ。でもそれなりに広いので、彼女たちのお喋りは特に煩くはない。頼んだのは、ビーフカレー(サラダ、スープ、コーヒー付、1,000円)。
さすがにカレーなので間もなく登場。早速味わってみると、限りなくデミグラスソースに近い、所謂欧風カレーである。この手のカレーはこの界隈ではたぶん無い。味はまずまずだけど、サラダもスープもコーヒーもいらないから、700円ぐらいにしてくれたら最高である。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★

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昨日は西新橋だったので、今日は新橋2丁目方面へ向かうことにしてみた。一応、狙いは「東京油組総本店 新橋組」という油そばの店。いつも何人か外に並んでいる人気店なので、入れたらラッキーぐらいの気持ちで行ってみると、やはりというか、歩道に10人近い列。この寒空では待つのは難儀なことだ。
左様ならばと、同じビルの2階にある「Kitchen VAN」という洋食屋を覗いてみることにした。少なくとも階段を上ってみても、入口にも誰もいない。そうっと扉を開けると、4人席が2つと5人座れるカウンターがあるだけの、こじんまりした店内に先客は2人だけ。
ということであっさり入店OK。カウンター席に着く。店側は女性2人(シェフも女性、もしかしてもうひとりの女性店員とは姉妹?それとも親子?年齢不詳だ)、先客2人は何方も女性独り客。小生の後から入ってきた客も、女性2人と男性1人。何故か女性比率が高い。シェフが女性のせいだろうか。
BGMはビートルズの "In my life" が流れている。店の内装と相まって、昭和な雰囲気である。だいたい、「VAN」なんて名前が付いていること自体、レトロ感いっぱいではないか(でも女性シェフはたぶん、「VAN」世代ではない)。日替わり定食(950円)を注文。今日はロールキャベツとのこと。見渡せば先客も皆、静かにロールキャベツを喰っている。
それほど待つことなく、ロールキャベツ登場。箸で切れるほどトロトロで、形が崩れる一歩手前の状態である。口に含むと実に塩味が薄い。多分これまでで新橋最低。汗をかかない冬には相応しいものの、これでご飯のおかずにはやや苦しい感じ。でもスープはとても美味い。そこではたと思い付き、スープをご飯にぶっかけて(ちょっとはしたないか?)喰ったらなかなか良かった。
会計でPayPayは不可とのことだったが、少し前に出て行った女性は明らかに使えてた。どゆこと?
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★★

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寒い日だったので、ランチはコートを着て外へ出る。目指したのは、新虎通りを渡った西新橋三丁目にある店。名前からしてパキスタン料理店かと思ったら全く違っていて、看板にはインディアカレー&キッチンと書いてある、いわゆる洋食屋である。
店の前には何人も屯していて、待つのであればやめるか、と思いながら近づくと何故かテイクアウト客ばかりだった。出来立てをテイクアウトしたいので、寒空の下でも薄着で辛抱強く待っている男女数人。応対していた女性店員(女将か?)が、寒いところ御免なさいね~と云っていた。寒くても待つ価値がある料理が出て来るということだろう。
彼らを横目に見て店に入ると、テーブル席が2つ空いていた。メニューを見ると、看板にあった通りにカレーがウリのようである。でも今日はカレーの気分じゃなかったので他を見れば、ハンバーグと豚肉生姜焼き以外は基本的に揚げ物ばかりである。でもまあ、大抵の洋食屋がそんなものだ。
ちょっと迷ったが、初入店なのでおまかせ(鶏唐揚げ+豚肉生姜焼き+メンチカツ+チーズ入りハムカツ、690円)にしてみた。小生の後から入ってきた客がハンバーグ定食を注文、鶏唐揚げがその付け合わせらしいが、切らしてしまったとのことで、その代わりは何でもいいよ、と料理人(店主か?)。結局その客はメンチカツにした。それにしても鷹揚というか、なかなかハートフルな店である。
やがて、おまかせ定食が登場。一瞬、喰い切れるかと心配になるほどボリュームがある。しかもご飯は大盛無料とのこと(勿論、普通盛りで十分)。この店は「錦」の上をいく(「キッチン岡田」に次ぐ)コスパだと思う。揚げ物が多いのがやや辛いところか(Woodyさんか和尚向き)。この次はカレーにしてみようかと思う。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★★

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いつも通る道に面した店だが、店の名前(インディ)から云って、インド料理店だろうと思っていたせいか、何度もスルー。空いていれば試しに入ってみるか、と思っても窓が暗いので外から中は窺えない。ということで暫くはそのままだったが、或る日、意を決して入ってみることにした。
3階建て雑居ビルの1階。ビルはタイル張りだが、店の外壁は黄土色でかなり地味目。観葉植物の鉢が一杯並んでいる。手動のドアを開けると中はL字形のフロア、入って左の複数のテーブル席、右奥複数のテーブル席、その間に厨房とカウンター席、割と広くてゆったりした造りで、客は疎らにいただけ、どこでも良い感じだったので、4人掛けテーブルに着席した。
入ってみて初めて気が付いたのは、ここはインド料理屋ではなく洋食屋だ。早速、女性店員(もしかして女将か)がやってきてメニューリストを見せてくれる。ランチメニューのラインナップは、本日のランチ(950円)、本日のパスタ(900円)、本日のピラフ(900円)、カレーライス(830円)とカツカレー(980円)の5種類あると。さて今日は何を喰う気分だろうか?
日替わりは何かと問えば、ビーフストロガノフ&イカフライとのことで、それにしてみた。而して、本日のパスタとか本日のピラフが何だったかは不明のままだ。350円をプラスすれば飲み物が付きます、とのことだったが丁重に断った。
先ずサラダとコンソメスープが出て来る。スープが美味い。メインのビーフストロガノフは思いの外、トマト味が強めのデミグラソースだ。でもこれも美味い。女性店員の物腰柔らかだし、もっと人気が出ても良さそうな店だ。350円を足さないとコーヒーが飲めないのは、女性にはマイナスポイントだろうか。

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路地裏にあるとても小さなビストロ。フランスでビストロと云えば小さなレストランとか、居酒屋とかいうことになるらしいが、まさにそれを体現しているような店が、西新橋2丁目にある「ビストロ・ダヴ」だ。幅二間も無い、狭い四階建ての雑居ビルの一階にある。ネットで調べた限り、この店の営業は平日の午前11時半から14時まで。夜はやっていない。そんなことで儲かるのか、と疑いたくなるが、それほど新しい店では無さそうなので、それなりにやれているらしい。
この頃になって、次第に分かってきたが、以前はオフィスばかりだと思っていた西新橋の街は、予想以上にというか、期待通りというか、レストランとか食堂の類がひっそりと結構あるので、需要はそれなりにあるということだ。この「ダヴ」も看板らしい看板が無く(店の名前を知ったのは)、店の外に長テーブルを出して、テイクアウト用のランチボックスを売っているので、何となくその奥は店らしい、と気が付く。
そこにいる若い女性店員に「入れますか?」と奥を指さし、「はい」と云う言葉を聞きながら扉を開く。奥に細長い店内に、5つほどテーブルが並んでいる。ということは10数人は入れる感じだが、その日の先客は4人組と独り客の合計5人だけだった。
メニューを見ればA定食、B定食、C定食以外にも幾つか定食があり、他にご飯ものやパスタもの等、かなりの種類が並んでいる。ランチだけの営業とはいえ、この手の店でこれ程のラインナップはなかなかお目に掛れない。あれこれ迷った挙句、Bランチ(チキンカツ+和風ハンバーグ、850円)にしてみた。スープ、ライスはお代わり自由とのこと。
出て来たスープは具沢山、ハンバーグには玉ねぎみじん切り+醤油のソースが懸かっている。これにチキンカツが付いているのでボリュームは半端ない。予めライスを半分にすればよかったと後悔した。何とか食べ切り、850円を支払って(現金払いのみ)店を出た。会社へ戻るまで胃が重かった。

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久しぶりに近所の「ビストロ・マルシェ」へ行こうということになった。いつの間にかもう3年ぶり。ところが家を出てみると、見るからに雲行きが怪しい。案の定、店に着く前から叩きつけるような俄雨が降り出し、レインウェアを着ていたのに店に入るまでのほんの1分ぐらいの間にずぶ濡れになった。
店内には、予約席の札がどのテーブルにも置かれていたが、先客無し。シェフも手持無沙汰な感じ。この雨では二の足を踏みたくなる気持ちが良く分かる。それにしても、最近の俄雨は東南アジア的になってきたような気がする。ということは、多分、吞んでいるうちに止むということだ。
だいたい、東南アジアの人々はあまり傘を差さないし、そもそも持ち歩かない印象である。一度降り始めたら傘が役に立たない程だし、でも暫くしたら止むのでそれまで何処かで雨宿りすればいい、という発想。雨宿りって、今の日本にはもう無くなった風習なような気がするが、そのうちに復活するのかも知れない。閑話休題。
身体が濡れて冷えたせいか、ビールを吞む感じでもなくなったので、最初からワインを頼む。選んだのはCasuccio Taletti Chianti Classico DOCG(値段忘れた)という、イタリア・トスカーナの赤ワイン。間違いない香りと味わい。
これに合わせたのは、生ハムとラタトゥイユの盛り合わせ(930円)と豚ロースのグリル(1,200円)、イカとポテトのアンチョビ炒め(820円)、それと最後にパスタを注文。豚ロースのグリルは以前は無かったような気がする。何れも期待通りの美味さだった。
ワインを1本呑んで外を見れば、やはりさっきまでの雨はもう上がっていた。それを見ていたのか、我々と入れ替わりに客がドヤドヤと入って行った。

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ゴールデンウィークに入ったけれど、カミさんは何かと忙しいので、独りで浅草へランチしに出掛けた。何れかの洋食屋にでも入ろうかと目論んでいて、一番入りたかった「ガンゲット・ラ・シェーブル」は何故か14時の開店とのことで断念(あえてランチタイムを外して、そんな時間から開店するのはどういう意図だろうか、不思議だ)。
次に行ってみたいと思っていた「グリル・グランド」はちょっと離れているので今日は諦め、次善の「大宮」へ向かおうと思ったが、浅草寺方面はやけに人出が多い。なので、恐れをなしてヤメにして、ランキングは少々下がるものの、味は申し分ない「ヨシカミ」へ向かってみると、だいぶ手前から店の前に黒山の人だかり(はちょっと言い過ぎだが、かなりの行列)。とても並ぶ気にならない。この調子では「ぱいち」や「カミヤバー」だって無理だろうと、途端にブルーになった。
でも何とか気を取り戻し、だったらここはどうかと手近な「リスボン」へ向かうと、少なくとも店の前に人の列は無い。南無三と扉を開ければほぼ満席だったが、奇跡的に一つだけ、二人掛けのテーブルが空いていて、そこへ滑り込むことが出来た。小生の入った直後から、忽ち入店待ちの列が出来始めたので、危ないところだった。
この店のウリはカツレツ。ということで、気張ってロース上カツセット(1,400円)を、「ご飯は少なめで」と注文。それとビール中瓶(600円)も忘れずに注文(残念ながら生ビールは無い)。ビールを呑んでいると、何となく待っている人の目が気になる。なにせ、店内でビール瓶は小生のテーブルにしか無い。
先ずスープが出てくる。洋食屋にしては白菜が入っていて、何となく中華風。続いてカツレツ登場。トンカツと考えると、ここはキャベツが少なめ。肝心の肉はかなり柔らかい。衣もトンカツらしくない。揚げたというよりは、多めの油で、フライパンで焼いた感じ。ケチャップが掛かっているのも珍しい。ともかくも何となく個性的だが、これはこれで美味かった。会計を頼み、2,000円を出したら100円お釣りが来た。ご飯を少なめにしたせいらしい。

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また、「キッチン岡田」に入る機会がやってきた。前回からもう3ヶ月。春分の日が過ぎたというのに、今日は昼になっても極寒な日。そのせいで大規模停電の恐れがあると、朝から岸田総理が異例のメッセージ。この季節で電力不足ということ自体、かなり異例ではないか。
カーボンニュートラルが持て囃される昨今、原発が殆ど再稼働できないのに、石炭が忌み嫌われる時代、その一方でそんなことはお構いなしに家庭ではオール電化が一般化するという、かなり歪な世の中になっているが故のことだ。いっぺん、ホントに大規模停電が起これば、皆、ちょっと目を覚ます、というか文字通り冷水を浴びることだろう。
それはともあれ、寒いのであまり遠くまで歩きたくないのは間違いない。それに万一、停電が起こるとしたら尚更だ。外へ出てみるとなんと霙が降っている。寒い筈だ。手近なところで空いていないかと左右を見ながら歩いていると、「キッチン岡田」の前。立って待っている人が居ないので空いている様だと中へ入る。
有難いことに先客は3人だけ、しかも皆さん既に食事中。ということは、マスターの手は殆ど空いていて、直ぐに注文を入れてくれるということだ。今日の日替わり(650円)はメンチカツとビーフシチュー。申し分ない。早速注文する。
思った通り、間もなくビーフシチュー、メンチカツ、ライス、スープの順に出てくる。前回でもそうだったが、ここのビーフシチューはデミグラスソースではない。この店ならではの個性的な味。ビーフシチュー、メンチカツ、スープは何れも熱々。極寒の日には何ともうれしかった。

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今日の夕食は外食。仕事帰りの道すがら、新橋界隈とか秋葉原界隈で気の利いた店はいくらでもあるのだろうが、ちょっと狙いがあったのでそのまま三郷中央駅まで戻る。日の入り直後なので、まだ薄暮な状態である。
三郷中央駅から歩いて10分程の処に出来た店が、「東京デミグラス」という洋食レストラン。何故か、1号店がここにある(2号店は未だ出来ていない?)。この店はその名の通りデミグラスソースを使ったメニューが中心になっていて、ハヤシライスとスパゲティボロネーゼの2択。それにトッピングとかサイドメニューとして、オムレツとかハンバーグ、揚げ物などが選べるようになっている。
入ると時間が時間だけに、広い店内に客は2、3人。厨房が丸見え状態で、そちらには7、8人いる。出来たばかりの店なので、まだ研修が続いているのかも知れない。先ずはハヤシライスにするか、スパゲッティにするか。
取り敢えずは穏当にハヤシライスにする。でも、それだけだと寂しいのでオムハヤシ(790円)にしてみた。あとはサイドメニューとしてサラダ(150円)をチョイス。これで940円。何だかんだ、それなりになる。ちなみにハヤシライスだけだと590円。まだ店員も慣れていないのでスムーズに客を扱えないが、何しろ客が全くいないのでこれでも全然OK。
広い店内の端っこにある4人掛けテーブル席を確保した。肝心の味だが、濃厚さは無いものの、まあまあの美味さ。オムレツは全熟状態なので、あえて必要なかった感じ。それともこれは店員の腕のせいか。ともあれ、デミグラスソースだけで、50人以上は入れそうな店をやっていくのは、ちょっと冒険的過ぎる気がした。

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西新橋界隈で洋食屋が無いかなとネットで探してみて、何だこんなに近くにあったと見つけたのが「キッチン岡田」だった。雑居ビルの1階に控えめな看板を出している、カウンターだけの10席しかないこじんまりした店である。
小生が入ったのはランチ時の第1ラウンドの終わり頃という感じで、席の半分が食器だけが残っていて、他の半分はまさに喰ってる最中だった。店は、多分小生よりはだいぶお年を召したマスター(シェフ)が独りで取り仕切っている。目が合うと「いらっしゃい。少々お待ちください」と云われる。食器が残った席に座る感じでもないので、立ったまま暫し待つ。
ひと通り料理を出し終わったところで、やおら片付けが始まる。食べ終わった食器を片付けるのもマスターがやるので、少々時間が掛かるのは致し方のないところだ(といっても大方の客はマスターの手が届くよう、食器をカウンターテーブルのさらに上へ置いていくので片付けがし易い)。片付いたところで席に座り、日替わりランチ(650円)を注文する。今日の日替わりはミックスフライ。それにチキンのクリーム煮とサラダとスープが付いてくる。
頼むときも半信半疑だったが、出て来るのを見ると思わず「これで650円?!」と唸ってしまう。都心のランチ料金は比較的高めであること、まだ小生が西新橋のランチ相場をよく理解していないこと等を差し引いても、これで650円は食べる前でもかなり吃驚する。
食べてみれば、その吃驚度は更に深く大きくなる。これで人気が無いはずが無い。今日は偶々するりと入れただけかも知れないが、これからも頻繁にこの店の前を通って、その都度、入れるか中を覗いてみたい。

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この週末は、右左口(うばぐち)峠から「みたまの湯」まで、芦川北稜の西半分を歩こうと思っていたけれど、数日前から天気が思わしくないのが明らかとなり、そんなコンディションでバリエーションを歩くのもいまいち気が進まず、ならば同じく甲府を起点にして雨に関係なく登れる山は無いか、歩き易いルートは無いかと探した結果が身延山だった。
身延山は来月の山行計画にも入っていたが、アプローチが異なるので(今回は東参道、来月は裏参道から)、別の姿が見られるだろうと踏んで出かけてみた(山行記録はこちら)。実は実家が日蓮宗なのに、個人的に身延山に登るのは初めてだし、久遠寺に行くのも初めて。どんな寺なのかは勿論興味があった。
印象に残ったのは先ず、久遠寺の三門。日本三大三門のひとつだそうで、流石に立派だ(残りは東福寺と南禅寺。ということは、これで三つとも見たことになる)。次が287段の石段「菩提梯」。なにせ一段一段の段差が大きくて、しかも傾斜がきつい。287段は息が切れた。そして、何故か偶々、「小松美羽のライブペインティング」が本堂に並んだ坊さん達の読経と共に行われていて、魔訶不思議な世界だった。
あとは何気に斜度のきついコンクリート径を登り(歩き易いけどきつい)、時々現れる僧坊を眺めつつ誰とも遭わずに雨の中、山頂まで到着したら、眺めは無いので早々にロープウェイで下り、女坂を下れば発車直前だったバスに乗車、身延駅に戻った。
時刻表を見ると次の下り電車まで1時間あるので駅前の店を物色すると、「ファミーユ」という洋食店が開いていたので入る。若者4人の先客がいたので、一番奥のテーブルに着席。そこからは富士川を見下ろすことが出来るリバーサイド。ビールを吞みながら眺めていると、ツバメが飛び交っていて、もうそんな季節かと気が付いた。

03 立派な久遠寺三門。
05 287段の石段「菩提梯」。
07 一段一段が高いのでキツイ。
08 登るにつれ、読経が聞こえてきた。
12 カメラマンがいっぱい。
13 本堂に坊さんがズラリと並んで読経中。
19 まったくの車道。10時29分
21 ちょうど見頃。
22 地味にキツイ登り。
26 15丁、丈六堂。
28 雨が落ちてきた。
29 大光坊。
35 東照宮祠。
37 手入れが利いた杉林。
39 ガスの中から建物が現れた。
41 日蓮が植えた杉木が4本あるとのこと。
43 御父杉。
44 仁王門。
45 祖師堂に到着。12時45分
51 身延駅前にリバーサイドカフェ。
54 生ハム、美味。
52 眼下に富士川。
53 ツバメが飛び交っていた。


喫茶「ダ・ビンチ」を出てから、再び旧軽井沢をそぞろ歩き。それにしても閑散としたメインストリート。今では想像できないことだが、1980年代頃の浅草は若者にとって魅力的な街では無くなり、午後8時ぐらいになると飲食店も含め各店舗のシャッターが下りて寂しいくらいだったが、そんなことを思い出すくらい、今の旧軽井沢はひと気が少ない。
一方、軽井沢駅の南側のプリンス・アウトレットには、今日もかなりの数の車がやってきていて結構な賑わいの様子。駅の北と南で明暗がくっきりしている。ひと通り買い物を済ませたら、「万平ホテル」へ向かう。途中、軽井沢会テニスコートを眺めると、えらくカラフルなウェアを着たオヤジがラケットを振っていた。ここは白いウェア限定だったはずだが、会則が変わったのか。日動画廊の軽井沢店は開いているのを見たことが無い。
ホテルに戻ったら車に乗って移動。そろそろ昼飯時になるので、これもカミさんが予約していた店へと向かう。場所は中軽井沢、バイパス沿いの「千住博美術館」の近く。この辺りは、「TOEDA」や「無限」、「エルミタージュ・ド・タムラ」、「無彩庵・池田」など、美味しい店が多い。
今日ランチをする「菊水」は、いわゆる洋食屋。以前、旧軽井沢にあった老舗とのことで、代替わりを期に中軽井沢へ移転したらしい。シェフ夫婦だけでやっているためか、10数人しか入れないこじんまりとした店で、予約ですぐ一杯になってしまう(開店直後にやって来た客が丁重に断られていた)。
メンチカツ(1,930円)とチキンカツレツ(1,680円)の何方にしようか迷った挙句、チキンをオーダー。何れもミネストローネスープ、サラダ、ライス、コーヒーが付いている。かなり大ぶりなチキンだったが、美味しいのでペロリと平らげてしまった。大満足。次に来たら、メンチカツを喰うつもりだ。

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伊香保温泉に泊まった翌日、行き当たりばったりで「伊香保グリーン牧場」と「榛東ワイナリー」に寄った後、そろそろランチ場所を決めなくてはならないが、ネット検索では気が利いた店が見つからない。
その辺の在り来たりなファミレスでもいいか、と思い始めたころ、見つかったのが「ロックハート城」という名のテーマパークで、レストランもあるらしい。場所は小野子三山と子持山の間を北へ抜けた高山村。高原の雰囲気で、途中には「県立ぐんま天文台」もある。
入口にはそれなりに車が停まっている。入場料は1,100円。坂を登ると、古風なお城が現れる。実際にスコットランドから態々移築したシロモノだそうで、何処かの「なんちゃって城」とは重厚感が違う。ここは「翔んで埼玉」を始め、様々な映画、テレビドラマのロケ地として使われているとのこと。
城の向かい側にレストラン「ビッグハート」があったので入ってみた。かなり広い店内だが先客はゼロ、後から若者女子グループがやってきたら急に煩くなった。ピルスナー・ウルケルを呑みながら、ピザを摘まんだ。まずまずの味。
窓から見える城の前には、ドレスやタキシードを着飾った若い男女数人がいて、城を背景にして写真を撮り合っている。若者ばかりかと思っていたら、小生よりもご年配と見受けられる淑女も、孫にせがまれたのかそれとも孫をダシに使ったのか、マリー・アントワネットもかくや、という感じの肩出しドレスを着てはしゃいでいる。
HPによれば「プリンセス体験」という企画があって、ドレスレンタルは2,500円、写真代は1枚1,300円とのこと。旧軽井沢にある写真館の催しと似ている。それにしても、絵本の中のヒロインになった気分なんだろうなあ、見ている方がちょっと恥ずかしい。

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「延命の湯」でさっぱりしてから、再びタクシーを呼んで今回のメインイベント(∵雨乞岳登頂は断念したため)、「サントリー白州蒸留所」へと向かう。途中、七里岩と呼ばれる断崖、すなわち八ヶ岳の山体崩壊(学術的には韮崎岩屑流と云うそうな)によって生成した台地を、釜無川が削った段差を下る道には、その高低差が大きい故にループ橋となっていて、なかなか興味深い風景だ。
「白州蒸留所」に到着すると、入口の手前にある広い駐車場にはかなりの車が停まっていて、こんな天気でも凄い人気だとちょっと吃驚。(とりあえず自分たちのことはさておき)いったい他に行くところはないのか。それに、下戸の運転手ばかりじゃないだろうから(受付で運転手は「酒は呑みませんカード」を渡される)、サントリーの工場(蒸留所)へ、皆挙って車で来るのは些か行動が矛盾していないか。当然、我々は「酒を呑みますカード」を貰う。
当初の計画では地理的都合上、雨乞岳から下りて先ずサントリー白州蒸留所内のレストラン「ホワイトテラス」に寄ったあと、「つたの湯」で汗を流すことにしていたが、今回は、山→温泉→レストランという順番になった。結果的に、順番が逆で良かった。
「ホワイトテラス」はその名の通り、白を基調としたレストラン。先客は数組のみで、大半の客はここを素通りして工場見学やら土産物屋やらにいるらしい。店員は殆ど女性。ここへどうぞとテーブル席を案内されたが、よく見ると屋外にもテーブル席が並んでいて、しかもガラ空き状態。外の方が気分が良さそうなので、あちらに移りたいと申し出て了解される。
ウッドデッキに設えられたスペースで、周りは緑。簡易屋根も付いているので雨でも問題ないが、まったく我々だけの貸切状態で寛げる。呑むのはもちろん白州ウィスキー。皆、水割りかハイボールにして香りと味を楽しんだ。

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2週間ぶりの日本。流石に2週間では、我が家のネコ(ノルウェージャンフォレストキャット)はご主人の顔を忘れなかったが、これが3ヶ月となると必ず忘れる。暫く怖がって、顔を出さない。探してみると家具の裏かなんかに隠れている。困ったものだが、そもそもネコは物忘れが激しいのか。もう亡くなってしまった実家のイヌ(ボーダーコリー)は、年に1回しか会わなくても顔を見ると必ず飛び付いてきた。鼻はネコよりもイヌの方が利くらしいから、動物にとっての記憶は画像ではなく臭いなのかも知れない、などと考えてみるがどうだろう。
今回は出張が短かったせいで、日本料理の禁断症状は表れず、それでも、カミさんと近所にある「ビストロ マルシェ」へ予約を入れて行くことにした。インドネシアでは、ビールしか呑めなかったので、やはり醸造酒も呑みたくなるのだ。席はカウンター。それなりに客はやってきて、それなりに席は埋まる。すっかり街の定食屋として定着したようで、予約しないと入れないこともありそうだ。
先ずは生ビール(中生アサヒスーパードライ490円税込、以下同様)で喉を潤したあと、ワインリストをもらう。あれこれ悩んで頼んだのは、アルファドムス 2014 ザ・パイロット メルローカベルネ(ALPHA DOMUS 2014 THE PILOT MERLOT CABERNET、4000円)というニュージーランドのワイン。この店ではSHUNABEのワイン会(我々も一度、別の場所で参加したこと有)もやっているようで、多分その繋がりで、ニュージーランドワインを置いていると思われる。SHUNABEのホームページを見るとこのワインの通販価格が2,330円、この店は良心的な価格設定だが、呑んでみると割りにライトでフルーティ。普段呑みにしては、やや通販価格が高めのような気がする。
それはともかく、つまみも頼もう。生ハムとラタトゥイユの盛り合わせ(800円だったか?)がワインに合う感じ。しかしやっぱり、いつも頼んでいるトリッパのトマト煮・グラタン風(980円)と牛肉のロースト・あさつきソース(820円)を、今日も頼んでしまう。パスタは、きのこの和風パスタ(880円)にしてみた。これだけ頼んだらもうお腹いっぱい。この店は、ひと皿のボリュームが比較的多め。同じ値段でも構わないから、もうちょっと少なめにしてくれると、もう一品、頼めるのだが。

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「パーク・サイド・カフェ」で多少、身体をクールダウンできたので、そろそろ覚悟を決めて外に出ないといけない。もう上野は止めにして、買い物のために北千住へ向かう。
この頃、北千住が住みたい街としての人気が高まっているとのこと。俄かに信じがたいことだが、確かに交通利便性は何処にも負けないぐらい高いし(強いて云えば、山手線の池袋、新宿辺りには出にくいが)、ルミネとマルイがあるので、買い物場所としても悪くはない。大学が増えてきたので、学生相手の店も増えた。そして、その割には家賃が高くない。というところがウケている理由だろうか。
それはまあ認めるが、だからと云って住みたいかどうかはまた別じゃないの?と。20代、30代にとっては、街はおしゃれじゃなくちゃいけないはず。はっきりいって、北千住はおしゃれな街じゃない。
ちょっと分別もついて現実と折り合うことも覚えた40代、50代になれば、おしゃれを二の次にもできるはず。ってことは、北千住の人気が高まっているということは、新たなおやじ、おばさんを獲得しているということか、あるいは20代、30代がおやじ・おばさん化したか、真相はそうゆうことではないか?
小生にとっておしゃれな町はやや胡散臭いので、北千住には概ね満足している。大きな本屋もあるし、「明日のジョー」的下町雰囲気も残っていて、場末の居酒屋が多いことも勿論、気に入っている。玉に瑕は、昼間にちょっとだけ気兼ねなくビールを呑めるようなカフェが少ないことか。
ルミネで買い物をした後、ちょっと小腹が空いたのでレストラン街へ上がってみる。以前入った「紅虎餃子房」だって悪くないけれど、折角なので入ったことがない店にしようかと、「ザ・ステーション・グリル」なる店に入ってみた。
ここはいわゆる洋食屋だが、オリエント急行などヨーロッパの鉄道を彷彿させるような内装。鉄道オタクだったら、ちょっとだけ心躍る雰囲気がある。全然、北千住には似つかわしくないが。

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16時45分に東武浅草駅着。まだ明るい。5人で浅草の街に繰り出す。行く当ては、スペーシアの中で呑んでいる最中に、Woodyさんのご要望を伺い、「おいしいシチューが食べたい」ということで、ちょっと考えて「ぱいち」に行ってみようか、ということになっていた。開店は16時30分とのことだが、なんとかなるだろうと店に向かう。
建物の風情は相変わらず。どちらかと云えば、洋食屋よりも居酒屋が似合う感じ。暖簾を潜ると、左手前の8人ぐらいは座れそうな大きいテーブル席に通される。カウンター席はまだ空いていたが、我々の後からどんどん客がやってきて、忽ちほぼ埋まってしまった。いいタイミングだったようだ。ここには2階もあるようで、印半纏を羽織った旦那衆が雪駄を脱いで上がっていった。もう三社祭は終わったはずだが、世話役の慰労会だろうか。
この店は個人的には何度か入ったことがあり、やってきたのは随分暫くぶりだ。食の街、浅草には洋食屋も数多いが、浅草で初めて入った洋食屋がここだった。名前の由来は、お酒を「いっぱい」を業界風にひっくり返した「ぱいいち」が元とのこと。
やっぱりビール(中瓶650円税込、以下同様)でちょっと喉を潤した後、ポテトサラダ(750円)に続き、名物のビーフシチュー(2,200円)を注文。ここのシチューはとろみが少ないタイプ、味わいは優しくまずまずだと思う。あとはカニコロッケ(1,050円)、メンチカツ(1,100円)、ヒレカツ(1,600円)と、洋食の王道を頼む。
いつものように女子連が「水くださーい」と頼むと、まるごと凍らせたような、キンキンに冷えた水ボトルが出てきた。陽気がいい季節には有難いサービスである。今日は徹頭徹尾いい具合だった。

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1年前と同様、「アカヤシオ鑑賞山行&トロッコ列車ツアー」の後は終点の浅草で下車して反省会(≒打ち上げ)に行くことにした。なんとなく東武浅草駅は、JR上野駅と同様、旅愁を感じさせる駅である。やはりターミナル駅だからだろう、同じ上野駅でも13番線から17番線じゃないとその雰囲気は得られない(ちなみに、かのエグゼクティブ御用達「四季島」は、13.5番線(正確には「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」)から発車する。まるでキングズ・クロス駅の「9と4分の3番線」を彷彿させるではないか。いっそ、「13.5番線」ではなく「13と2分の1番線」という呼び方にして欲しかった!)。
四国の高松駅も似た雰囲気がある(青森駅もそうかもしれないが、実は行ったことが無い)。岡山の宇野駅やマレーシアのバターワース駅もいちおうターミナル駅ではあるものの、あまりに殺風景過ぎるので旅愁というよりも哀愁を感じさせてくれる。
ヨーロッパにはターミナル形式の駅が結構ある。ローマのテルミニ駅(ちょっと現代的になっていたけど)しかり、パリのリヨン駅しかり(駅構内にあるレストラン「ル・トラン・ブルー」はベル・エポックを彷彿させる内装が素晴らしかった。もちろん料理も)。どちらも大変良い雰囲気だった。東武浅草駅も、特急列車の発着が見られる場所に、レストランか何か、いっそのこと神谷バーの支店でも作ったら如何だろうか。名物店になるのは間違いないと思うのだが。閑話休題。
今回も、1階の「神谷バー」には満席で入れず、2階の「レストランカミヤ」に入る。席に着いたら早速、生ビール(小500円税込、以下同様)とデンキブラン(270円)を注文。ここでは、やっぱりこのペアを呑まずばなるまい。料理は、ウインナー・サラミ(580円)、カニコロッケ(760円)、ジャーマンポテト(560円)、メンチカツ(750円)、たこサラダ(630円)を注文。この店のジャーマンポテトはウスターソース味なので、ちょっと変わっていて気に入っている。暫くするとまた喰いたくなる味である。

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今日は病院通いのため、会社は休み。会社の健保は、定期検診で便に潜血が見つかると、「要精密検診」の引導を渡すだけでなく、主治医宛のレターを託される。レターに何が書いてあったのかは定かではないが、主治医曰く、精密検査(=内視鏡検査)の結果を所見と共に返信するように要請されてあった、とのこと。その所見を聞かされ、返信レターを会社の健保に送れば終了。ヒューストンに長期出張していたため、定期検診から10ヶ月経って漸く一件落着した次第。次はピロリ菌の除菌が待っている。最初から話が逸れた。
一応、検査が完了すると、何となく呑みたい感じが湧いていくるので、その日の夜は近所の「ビストロ マルシェ」に行くことにした。ここも偶々、約10ヶ月ぶりの訪問となった(前回はこちら)。行く前にとりあえず電話を入れるのだが、開店時間(17時)とほぼ同じタイミングで入れば、だいたいいつも一番乗り、お好きな席へどうぞ、ということになる。
先ずは、中生ビール(アサヒスーパードライ、490円税込、以下同様)で口あけ。ビールの後は、偶にはスパークリングにしようと、ヴァロマローネ・スプマンテ・ブリュット(2,900円)を注文。やや甘口ながら、きりっとすっきり爽やか系。
料理は、牛肉のロースト・あさつきソース(820円)、鮮魚のカルパッチョ(820円)、トリッパのトマト煮・グラタン風(980円)、ガレット(???円)、小海老のペンネグラタン(980円)を注文。どの料理も、美味いしかつコスパがあって申し分ない。個人的にはトリッパのトマト煮が気に入っている。臓物嫌いのカミさんも、トマト煮込みだったら大丈夫。ガレットは、今までメニューに入っていなかったと思う。
この店はいわゆるビストロ(フランス風居酒屋)、その名の通り、まったく気取ることなく呑んで喰えるところが一番の魅力だと思う。

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