山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

ビアホール、ビアバー、ビアガーデン

鹿児島空港から羽田行の飛行機に乗ってしまえば、波乱万丈の宮之浦岳遠征ツアーもエンディング。今日の鹿児島は良い天気だったし、途中、雲の上に富士山も顔を出していたが、東京湾はまた雨模様。それでも無事登頂を果たし、恙無く戻ってこられたので、気分が悪かろう筈もない。
羽田に着いたら、往路の鹿児島発屋久島行の欠航便を払い戻すため、取り扱いカウンターへいくと、やりとりしているうちに、なんと復路も含めて払い戻してくれるという。係員の女性からひと通り説明を受けたものの、欠航にならなかった復路も払い戻しの対象になった理由がいまひとつ理解できなかった。たぶんまた同じような状況に遭遇したら、欠航しなかったのに乗らなかった便についても、ダメもとで払い戻しを要求してみるしかないだろう。
ともかく、まさかの往復払戻で合計17,200円をゲットできた。鹿児島空港から鴨池港までの往復タクシー代は別にしても、船代(片道9,200円×2)はほぼ取り戻した感じ。それで皆、さらに気分が良くなったので、羽田空港内で打ち上げしようということになった。
一杯やるんだったら「銀座ライオン」がいいと、5階まで上がる。この店はかなり広いので多少混んだ時間帯でも問題ないはず、と行ってみると予想通りにすんなり入れた。
生ビール(エビス中ジョッキ840円税別、以下同様)で乾杯。まさに祝杯だ。つまみには、ちょっと小腹も空いたのでソーセージ5種盛合せ(2,880円)、ステーキガーリックピラフ(1,680円)、ポテトとソーセージのガーリック炒め(800円)、ミックスピザ(1,380円)とがっつり頼んだ。屋久島では油っ気が少ない料理ばかりだったので、その反動が出たようだ。

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大峰奥駈を味わった3日目、京都・東寺で危うく財布と泣き別れになりそうになったものの、運良く無事回収出来た後のこと。何とか「のぞみ」の切符もゲット出来て(だけど席はバラバラ)東京へ帰る。
たいてい上りの東海道新幹線に乗るのは黄昏時か、とっぷり日が暮れた頃になるので、車窓からの景色は大して得られないことが多い。しかし今回は京都発が15時39分、まだ明るい。上りの新幹線に乗った時、いつも気になるのは「瀬田の唐橋」と、琵琶湖東岸に点在する小山だ。
「瀬田の唐橋」は、その下流にある「石山寺」に参詣した際に、徒歩で渡ったこともあるので馴染み深い。将に交通の要衝であったため、飛鳥時代から幾多の争奪の場となってきた歴史的名所。天下人一歩手前だった織田信長も、この橋を普請した。安藤広重の絵にも松尾芭蕉の句にもなっていて、誰もが知る歴史の表舞台に在り続けた橋である。
JR在来線よりも東海道新幹線からの方が近くで見られるのだが、何せトンネルとトンネルの間の、ごく僅かな時間だけしかチャンスがない。近過ぎて、ぼやっとしていなくても見過ごすことが多い。今回も、気が付いた時にはもう次のトンネルの中だった。
トンネルを抜けると、平地(盆地)が広がっているが、その真ん中を突っ切る新幹線の左右の窓から、其処彼処に点々と小さな山が視認できる。高さはどの山もせいぜい400m程度、平地の標高が100mぐらいあるので、登る価値は少ない。でも、幾つあるのか判らないがかなりの数。
かつて戦国時代、そのほぼ全てに山城があった。その中にはかの「安土城」も含まれる(安土山は新幹線からは見え難いので、左側前方を注視していないと見逃す)。これらの小山を眺めていると、山城を包囲したり、この辺りを駆け巡った武士集団の姿が見えてくるような気がするのは小生だけか。閑話休題。
東京駅に17時54分到着。まだちょっと早いので、駅ナカで寄り道することにした。店は、なおちゃんがご存じだという黒塀横丁の「YEBISU BAR」。黒塀横丁には飲食店がいっぱいあり何軒か入ったことがあるが、ここには初めて。おとなのポテトサラダ(580円税別、以下同様)を肴に、ヱビス マイスター(680円)をグビッとやって関西の山旅を締め括った。

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京都駅前でなんとか牛たん屋に入りランチを済ませた後は、帰りの新幹線までの時間を踏まえ、手近な東寺(教王護国寺)を拝観することにした。リュックサックを背負って行くのは気が利かないので、何とかコインロッカーが空いていないか引き続き捜索。それでもなかなか見つからず、諦めてタクシーに乗ろうかと乗り場に行って見ると、偶然、目の前のコインロッカーが空いていて無事デポ完了。いつも結果オーライな我々。
それなりに観光客は居るが、金閣寺や清水寺などとは比べものにならないはず。久々に見る立体曼荼羅もたっぷり時間を掛けることができたし、普段は未公開の五重塔内部の拝観もできた。皆さん概ね満足したところで、京都駅までぶらぶら徒歩で戻る。
道の途中にあった丹波松茸昆布本舗 「あめ久」で、ちりめんじゃこを買おうとしたら、ポケットに財布がないことに気が付き、どきどきする。店の女将も固まる。いったい何処で落としたのか。当てがあるわけではなかったが、直近で財布を出した場所は東寺の拝観券売り場。戻ってみると、果たして落し物として届けられていて大安心。日本でよかった。 ついでに「あめ久」で気が付いて良かった。それにしても、落したことに気が付かないとは、全く鈍い。
再び駅に向かって歩き、 先ほどの「あめ久」の女将に顛末を報告したあと、ちょっとまだ時間があるので偶々八条口駅前で目にした「Man in the Moon」という名のアイリッシュパブに入ってみることにした。
店内はやはり欧米系観光客で賑わっている。中国系や東南アジア系は、こういうところには入らないだろう。運良く窓際のテーブル席が空いていたので着席。さっき手間を取らせたお詫びに、アイリッシュビール(アヒルちゃんはノンアル)を振舞った。またも「禍福は糾える縄の如し」を実感した。

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今週は、大菩薩連嶺にある「オッ立(標高1,301メートル)」の南尾根を登るつもりだったが、先週の台風19号による被害は甚大で、バスや電車の不通区間もまだ多く、1週間経ったぐらいではあまり状況は変わっていない。今回のプランでも、取り付きまでは沢沿いを進まなくてはならない。
沢沿いの径は何かとリスクが高いと想定すれば、オッ立南尾根は諦めて、何処か近場の低山を尾根通しで登るのが穏当だ。ということで、さて代案はどうするか。中央線沿線は、先週、高尾山から小仏城山を歩いたので、他を選ぶとすれば小田急線沿線か青梅線沿線か。青梅線も青梅辺りぐらいまででやめておいた方が良さそう。ならば青梅丘陵はどうか。
青梅丘陵はドカ雪が降ったときの為にとっておいたコースだが、このような緊急事態こそ相応しいかも知れない。沢沿いの道は登山口までの車道だけだから、影響は少ないはず。ここならばイケそうだとプランニング。
実際に登ってみると(山行記録はこちら)、山道はほぼ台風の影響と思われる痕跡は見当たらず。ハイカーは皆無だったが、青梅に近づくと地元住民がちらほらすれ違った。地元に愛されている散歩コースのようである。青梅鉄道公園で丘陵歩きは終了。
青梅近郊の山から下りたらあそこへ行ってみようと、こういう時のために懐に暖めておいた店がいくつかあった。これまで山から青梅に下りてくることも、青梅で途中下車することも無かったため、この店も含め青梅には行ってみたいと思っていた店が結構あるのだ。
今回入ったのは「青梅麦酒(おうめばくしゅ)」という、クラフトビールの店。先客はゼロ。ランチ時は過ぎているので、そういう時間帯なのかも知れないが、我々には好都合。ここには奥多摩・バテレのビールもあった。キンキンに冷えたビールと、ビールに良く合うつまみを堪能した。是非また来てみたいが、チャンスは降雪(それも薄化粧ではなく本降りの雪の)直後だろうと思う。

39 ちょっと寄り道。

40 100円を出すのを惜しんで入園せず。

41 青梅と云えば・・・

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43 「青梅麦酒」という店。

42 さらに寄り道。

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「玉翠荘」でさっぱりしたらまた奥多摩駅まで戻り、「オクタマーフェスト」を覗いてみる。以前、これも偶々だったが「おくたマルシェ」というイベントに遭遇したことがあった。ゴスペルのアカペラを聴いたりしてなかなかだった。
今日のこれはまた違っていて、クラフトビールがメインのイベントである。「オクトーバーフェスト」をもじって「オクタマーフェスト」と洒落てみたらしい(ウラをとってはいないけど、たぶんそう)。4店舗のクラフトビールが楽しめる。
「バテレ」は我々も良く知っているが、それ以外に奥多摩に3つもあったのか、と思ったら勘違い。「バテレ」以外は何れも輸入クラフトビール(カナダ産、アメリカ産、北欧産)のようだ。わざわざ奥多摩まで出張販売しているということか。何れにしても、奥多摩はだんだん変わってきたと思う。
会場をひと巡りしてみたが、せっかくさっぱりしたのにこの陽気でまた屋外でビールを呑むのも如何なものかと感じてしまったので、何となくスルーしやっぱりエアコンが効いたところでのんびりしようと、会場の喧騒とはオサラバして奥多摩駅の2階へ上がった。
ここの2階は以前、山野井泰史氏の登山用具が展示されていたが、すっかり様変わりし、ビアショップとコーヒーショップが入っていて、プチ・フードコートのようになっている。窓の外は、青梅線のホームが丸見えだが、思ったよりも居心地が良い。この頃、「バテレ」はバス通りに面したテイスティングルームと称するスタンドバースタイルの店を出したし、奥多摩駅舎の2階にも店を出したりと、奥多摩駅界隈での存在感が増しているようだ。
さっそく、ピメレア#2(Sサイズ700円)をいただく。苦味は全く無くてジューシーだが度数が6.6%もあるので、グビグビやると直ぐにいい気持ちになってきた。

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76 ホームの客を眺めながら。

「ダクシン」で南インド料理を堪能したあとは、もう家に帰るだけとそのまま東京駅八重洲中央口へ向かう。ふと見上げれば、かつてヤンマービルがあったところは工事中の様子、その証拠にクレーンが林立していたが、よくみるとその下は何やら明るい。
工事現場のようで工事現場ではない、何故かビヤガーデンのようになっている。中は植物が植わっていて、人影も見えるし騒めきも聞こえてくる。なんだこりゃ、と正面に回ってみれば「The Farm Tokyo」との看板があって客が出入りしていた。
つまり、ビルの建て替え工事を中断して、何故か一時的にビヤガーデンをやっている体なのだ。東京駅周辺で、ビルの屋上でなくて恒久的な地上ビヤガーデンをやることはたぶん、全くペイしないと思われるが、このようなテンポラリーなスタイルの店だったら可能なのだろう。誰が考えたのか知らないが、有り得ない場所のビヤガーデン、なかなかのアイデアだ。
とにかく見ていてなんだか面白そう。もとよりお腹はパンパンで、ビールが一杯呑めるかどうか怪しい状態だったが、偶々同行していたおひとりと、ものは試しと入ってみることにした。店内はほぼ若者サラリーマンとOLと思しき者ばかり。しかもかなりの賑わい。オヤジはほぼ見当たらない。
どこでビールが手に入るのか、注文の仕方もよく判らなかったが、なんとか生ビールをゲットできた。テーブル席は結構一杯あるが、どこも塞がっているので立ち呑み。目の前の東京駅を眺めながらグビっとやるのは不思議な体験。
ネットを調べてみると、2019年4月5日(金)〜10月31日(木)まで半年間だけの営業。入ったのが9月、現時点ではもうとっくに店は閉店になり、ヤンマービルの新築工事が始まっていると思われる(その後この前を通ったことが無いので)。まるで川面に浮かんだ泡沫のような店だった。

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「川上庵」で酒と肴と蕎麦を堪能したあと、後ろ髪を引かれる思いとインバウンド喧騒から早く離れたい気持ちが交差しつつ、軽井沢駅14時59分発のあさま620号に乗車。軽井沢から大宮は、ちょっとうとうとしたぐらいで、それこそあっという間に着いてしまう。碓氷峠を越える新幹線が出来たのは1997年だそうだから、もう20年以上経つので慣れても良さそうなものだが、なかなか感覚が付いていかない(これも「三つ子の魂百まで」のせいか?)。
かつて、碓氷峠を越えるのに電気機関車2両(つまり重連)の手助けを借りていた特急「あさま」は、上野~長野間は3時間掛かっていた。東海道新幹線でいえば開通当時の東京~新大阪間にほぼ等しい(今は「のぞみ」で2時間22分。昭和は遠くになりにけり)。
つまり長野はそれほど遠い場所だったのだが、北陸新幹線が開通してからはほぼ半分の1時間半。東京~名古屋間並みになってしまった訳だ。しかし、頭で判っても実感が付いていけてない。未だに「そんなに近いんだ!」という感覚が抜けない。同様に、軽井沢~大宮間が48分(最速の「はくたか」で40分)しか掛からないのも未だ慣れない。
ともかくも、大宮駅15時46分到着。さっき「川上庵」で呑んで喰ったばかりの気がするが(気のせいではない)、やっぱり時間が早いので東口へ出てみる。相変わらず大宮は賑やかだ。一日当たりのJR乗降客数は約26万人で、流石に新宿駅(78万人)や池袋駅(57万人)には敵わないものの、埼玉県ではぶっちぎりの第1位(第2位の浦和駅は9万人)、駅を出ようとするとそのことを実感できる。
店は考えていなかったので、手っ取り早い「すずらん通り」へ入り込み、うろうろしてみると「銀座ライオン」の看板が目に入る。もう「和」は十分な感じなので「洋」が良さそうと入ってみる。時間が時間だけに、さすがに空いている。
先ずスタウト(中生745円)をグビっといってみた。やっぱりビアホールの生は美味い、と感じるのは気のせいか。その後はバーボン・ハイ(594円)。つまみは、生ハム半熟玉子のシーザースサラダ(972円)とニシンのマリネ(788円)にしてみた。ニシンのマリネを喰うと「サッポロライオンの味だ」と感じる。これは、小生だけだろうか。

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昨年の1月に飯縄山にスノーシュー(MSRライトニング)で行った際、両足ともベルト(塩化ビニル製?)が切れて1日目を棒に振ってしまい、2日目はレンタルで再チャレンジ。首尾良く登れたが、マイスノーシューとは勝手がだいぶ違う。
家に帰ってから、さっそくベルトのみを交換し、2月には無事、蓼科山に登ることが出来たのだが、3月の東谷山&日白山で今度は、プラスチック(シリコンゴム?)製のビンディングそのものが分解してしまった(しかも両足ともほぼ同時に分解した)。もう買ってから10年以上経つので、素直に寿命と受け止める。
昨年はそれでシーズンオフに入ってしまったため、スノーシューはそのまま放置。今シーズンが始まる前に修理しようと今回、休みを取って神保町のICI石井へいくことにした。店員がメーカーに問い合わせて曰く、ビンディング交換代は16,000円とのこと。ちょっとうろたえるが、新品の半分以下なので仕方なかろうとOKサイン。
とりあえず用事は済んだのでランチ。今日の目当ては、せっかく神保町に来たのでビヤホールとして有名な「ランチョン」へ入ることにした。入ってみると「ランチョン」とは云え、ランチタイムにビールを呑んでいる輩は、さすがにそんなに多くは無い。ありゃ、平日だとこんなものか。でも、ここはれっきとした老舗ビヤホールである(実は洋食屋でもある)。ここでビールを呑まずに帰る客の方がイレギュラーであると理解(そのせいか、ここにはコーヒーは無い)、堂々と呑むことにする。
まずは、ピルスナーウルケル(750円税込、以下同様)でスタート。カミさんはハーフアンドハーフ(650円)。2階の窓から師走の街を行き交う人々を、ぼんやり眺めながら呑むビールはまた格別である。料理は、ソーセージ盛り合わせ(1,100円)、エビクリームコロッケ(1,100円)、牡蠣のベーコン巻(???円)を注文。どれも文句無く美味いが、牡蠣が特にジューシーで良かった。ここはメニューが豊富なので、まだ何度か来ないといけない。

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原宿まで「遠出」したせいか、しっかり昼飯を食ったのに、ちょっと小腹がすいた。買い物ついでに北千住で途中下車して、何処かに入ることにした。あまり駅から離れたくないので、駅前で気が利いたところとなると、マルイやルミネ以外では「銀座ライオン」ぐらいしか思い当たらない。ということで他には脇目を振らず直行。
駅前のロータリーに面した雑居ビルの地下階、というより地下鉄千代田線の地上出口の、階段途中の中地下みたいなところにある。千代田線を利用する際には、ついうっかり引き寄せられそうな、危ない場所だ。この店は何年か前に入ったことがあるので(いつだったか思い出せず)、今回は2回目。
平日のまだ午後4時ぐらいなので、こんな時間はさすがに空いている。天井は低いので、穴倉のような雰囲気である。テーブルは10もないくらいで、ビアホールとしては大して広くはない。先客は、外出先から会社に戻らずやってきたような、さらりーまん数人のひと組だけだった。
ここへ来たからにはやっぱりサッポロビール、エビスの生(570円)をいただく。つまみにはチキン唐揚げ(790円)と、6種チーズのフラムクーヘン(980円)なんてあったので注文。しかし、サワークリームを塗った上にスライスオニオンとベーコンを乗せたスタイルが一般的なフラムクーヘンなので、チーズを乗せると単にピザにしか見えない。
テキサス・ベイタウン滞在中には、フラワー・トルティーヤを使って毎週のように作って喰っていたので、なんとなく残念な気持ち。そういえば、アメリカではサワークリームが安くて何種類も手に入ったが、日本ではやたらに高価だし、手に入れにくい(たぶん、原料の生クリームが高価なせいだろう)。食文化の違いと云ってしまえばそれまでだか、このこともなんとなく残念である。

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ヨドバシAKIBAでパソコンを購入。正直云って、今どきのノートパソコンは、10万円ぐらい出せば何処のブランドであっても性能的には遜色無いので、あとは基本的に好みだけの問題。カミさんは国内ブランドであれば構わない(=中国とか台湾ブランドは嫌だ)とのこと、NECのLAVIEにしてみた(前回、前々回のノートPCはVAIOだったが、故障続きでカミさんの信頼を失った様子)。
メモリー4MB増設は自分でやる、ウィルスバスターのサポート期間をどうする、修理補償期間をどうする等々の取り決めを店員とやり取りして、何だかんだ1時間ぐらい掛かって漸く購入完了。持ち帰りとなったが、ノートPCがそれなりに軽くなったとはいえ、結構ずっしり重い。
カミさんはこれから虎ノ門で「打ち合わせ」があるとのことで、その前にちょっとお茶(≒ビール)することにした。手近な場所にあるとは云え、昼間っからやっている「村役場」とか「町役場」の居酒屋へ入るのはちょっと重いかな、アキバ・トリムの2階に確かカフェがあった筈、などと思いながら歩いていると、目の前に「プレイヤー」という名前のホットドック・カフェがあり、ビールのハッピーアワー(なんと半額)をやっているという看板を見つけ、入ってみることにした。地下にブリティッシュパブ「HUB」があるビルの1階だ。
入ってみると、典型的ビアパブの雰囲気。窓口で金を払い、ビールやつまみを受け取る方式。先客は数人。昼食でも夕食でもない時間帯だが、黙々とホットドッグに喰らい付いている輩もいる。あらゆるビールが半額というわけでもなく、いくつかに限定されている。
小生が選んだのはアンカー・ポーター。アルコール度数5.6%。通常価格1,000円が、ハッピーアワーで500円だということだが、そもそも1,000円が高過ぎるのではないだろうか(ちなみに、楽天では396円+送料とのこと)。ともあれ呑んでみると、いわゆる黒ビール。コクも苦味もそこそこで、日本人好みの感じ。もうちょっと安ければ普段使いのビールでも良さそうだ。

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帰国後7日目の金曜日は、年次休暇を取得した。特に用事は無かったのだが、カミさんのパソコンが調子悪いと云うのでこの際、買い換えることにし、秋葉原への買い物がてら、ランチも何処かでとることにした。
平日の秋葉原は、おたく系よりも外国人とサラリーマン姿が目立つ。さして当てがある訳ではないものの、あそこには結構店があった筈と、UDXビルへ。カミさんはイタリアンかベルジャンのどちらかと云うので、ベルジャンビールの店「ウルビアマン」へ入ることにした。
店のテーブル席はオープンエアと屋内が半分ずつぐらい。陽気も良いのでオープンエアの席を確保する。一方でママ友仲間のランチ会が子供の話で盛り上がり、隣のテーブルではOLが男性上司に仕事のグチを切々と語っている。
メニューにあったハヤシライス温玉添え(800円税込、以下同様)を注文しようとすると、時間が遅かったせいか、ご飯が無くなったという。やむを得ず、ハンバーグとパン(1,000円)にした。もちろん、ランチビール(500円)も忘れずに注文。
ランチビールは如何にもベルギーらしい、ホワイトビール。甘い香りがする濁り系だ。店名の「ウルビアマン」とはフラマン語で、ビール醸造所に棲みつく酵母のことらしい。ベルギーと云えばビールの種類の豊富さで有名だが、この店はベルギーの小規模な醸造所『デ・ドレ・ブルワーズ』初の海外店舗とのことで、開店してからもう1年以上経っているらしいが知らなかった。今後、秋葉原へやってくるときにはちょくちょく寄ってみたい。

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ウルビアマンのHP: こちら

図らずも、ん10年ぶりに心太を手繰ることになったあと、ワテラスの傍をぶらぶらしていると、なにやらイベントをやっている。仮設の野外ステージでは何かの準備中。あとで調べてみると「JAZZ AUDITORIA 2017 in WATERRAS」なるジャズコンサートをやるとのこと。芝生の公園には、露店が並んでいる。相変わらず、ここはなかなかハイソでハイカラだ。
そのあとはマーチエキュート神田万世橋へ。こちらには以前入ったことがある駿河屋賀兵衛や、シェフズキッチンスタジオ#51などがあって、ちょいと一杯やるにはなかなか魅力的なところ。一方、雑貨店が並んでいるフロアは趣味が合わないのか、ちょっといまいち(それでも、デンマークのイヤマ(Irma)のグッズも並んでいたりするので、偶にはチェックに来る必要がある)。
このあとはそのまま帰っても良かったのだが、マーチエキュート神田万世橋 N1区画に、「常陸野ブルーイング・ラボ」があるのを知っていたので、さっきの心太の口直しよろしく、仕上げのビールを呑もうということになった。以前から、「常陸野ネストビール」はクラフトビールの中でもかなり本格的に美味いと思っていた。
今日は、ヴァイツェン(680円)にしてみた。いわゆる上面発酵のフルーティな香り。それでもしっかりとした深みもあってイケる。つまみにはポトフ(値段失念!)を注文。カウンターでビールを受け取ったら、川沿いのオープンエアのテーブル席に座る。
目の前が万世橋で通行人とも時折目線が重なるし、車mも頻繁に行き交うが、さして気にはならない。神田川の流れ(って、ほぼ流れていない)を見下ろしながら呑むのは、なかなか乙である。

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湯島から銀座へ移動し、ぶらぶら。結果的にウィンドーショッピングになった(カミさんはなにやら買っていた)。6丁目の好日山荘にも寄ってみたが、物欲を刺激するモノは見当たらない。いつも新機能のウェアには関心がいくものの、結局、これまでの素材との違いにはやや懐疑的になる。
例えば、買う前に無料でモニターをさせてくれることって、できないものか。1回だけ、実際に山行で試着することができて、気に入らなかったらそのまま返品できる(洗濯代も返送料も店持ち)なんてシステムは如何だろう。それだったら、多少の不安が残ったままでも、納得して買うことが出来そう。でも、洗濯代も返送料も店がOKと云ったとしても、1回使用した古着を安値で(アウトレットか何処かで)売りさばくのは、なかなか難しいかな。
ウィンドーショッピングの後、少々喉が渇いたので久しぶりに「ライオン」を覗いてみた。偶々、1階のビヤホールはリフレッシュ工事中だった(2017年2月末まで)。ここで呑めないのはかなり残念だが、店の案内係が2階のレストランへどうぞ、と云うのでそのまま階段を上がることにした。
一番道路側の席(と云っても窓がある訳ではない)へ案内される。ビールは、エビスのハーフ&ハーフにしよう。つまみはにしんの酢漬けにしてみた。なかなか脂が乗っているにしん、美味い。
周りには中国系の客がかなりいる。何かと姦しい。どうして大声でしか話せないのだろう。レジも中国系で大渋滞。中国語を解せないレジ係では、こういう店では務まらない時代なのだ。最早、「ライオン」は我々にとって、憩いの場所ではなくなってしまったような気がした。

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久しぶりに仕事を早めに切り上げて、東京へ移動するため京葉線快速電車に乗車。いつものようにタブレット端末を取り出し、電子書籍を読み始める。基本的に読書は、朝、トイレの中、電車の中、寝る前の布団の中と、3パターンで読むことにしているが、布団の中の場合は、だいたい5分以内に眠くなってしまうし、トイレも長居は無用なのであまり効果的ではない。
30分足らずの電車通勤の時間も、この頃は必ず座ることができるため、ついウトウト寝てしまうことが多い。ギリギリになって寝ると、目が覚めたらいつのまにか終点で、車内には誰もいない、なんて恥ずかしいことになりかねない。今日もタブレットを取り出したはいいが、暑くも無く寒くも無い車内で、適度な振動があると忽ち睡魔が襲ってくるので、結局せいぜい2ページぐらいしか読めず、いつのまにやら爆睡。総じてこの頃、読書量が確実に減って来ているように思う。
そんなことはさておき、東京へ着いたらまだ少々呑み会まで時間があるので、なんとなく丸の内を散策。久しぶりに丸ビルの中に入ってウィンドウショッピング。途中、「クラチカヨシダ丸の内」にあった(ここは吉田カバンの店なのだが、何故か)GORE-TEX®レインコートに少々心が揺さぶられたが、あまりに高価なので怖れをなして退散。だいたい丸ビルは敷居が高い。
今度はKITTEへ移動。こちらは比較的庶民的。「スノーピーク丸の内」を物色するが特に心動かず。次に「オーバーライド」で帽子をチェック。なかなか良さげなモノもあったが、結局、琴線には触れず。それでもまだ時間があったので、ならばと1階のビアバー「BEER&SPICE SUPER“DRY”」へ入ることにした。いわゆるアサヒビールの直営店らしい。キリンだったら「キリンシティ」、サッポロだったら「ライオン」のような店か。場所柄、店内にはOLが目立つ。まだ5時半前だが、もう既にグビグビやっている。
アサヒビールの直営店と云えば、嘗ての吾妻橋のビアホールが思い出されるが今は昔、随分ハイカラな店に変わってしまったが、この店も同様にいま風である。ひと通りメニューを眺めた後、隅田川ヴァイツェン(680円税別)を注文。いわゆる上面発酵の白ビール。思った通りというか、フルーティーで苦味控えめ。アサヒビールらしくないと云えばらしくない。 
この店のキャッチコピーには「五感を刺激するスパイス料理」との謳い文句が踊っている。視覚、嗅覚、聴覚、味覚は判るとして、触覚を刺激する料理とは、スパイスの舌触りということか。ちょっと興味が湧いたが、今日は我慢して次回としよう。

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買い物があったので、久しぶりに独りで銀座へ出た。ちょっと早過ぎて、店の開店時間はまだだったので、「サンマルクカフェ銀座マロニエ通店」で電子書籍を読みながら時間潰し。時間は9時半頃。こんな時間でもかなり混んでいる。友達と待ち合わせというよりも、本を読みながら、のんびり休日を過ごしているひとり客が多い。外国人も結構多いのは、やはりデパートやブランドショップの開店を待っている感じだ。
やがて買い物を済ませた後、ついでに「好日山荘」で登山用品を物色。あれこれ見たが、さほど物欲が湧いてこないので、手ぶらで店を出る。もう11時過ぎ。せっかくなので何処かでビールでも呑もうかと、少々考えあぐねた末、銀座1丁目の「マロニエゲート」内にある「クラフトビールタップ」に入ることにした。この姉妹店である、ヨドバシAKIBA内の店も先日訪問済み(そのときのレポはこちら)。
「マロニエゲート」は11階と12階がレストランフロアで、「クラフトビールタップ」は11階にある。5階から9階まで東急ハンズが入っているので、ついでにうろうろするが、やはり買いたいものは見つからない。どうもこの頃は、目的を持っていないと購買意欲が働かない。別に余計なものまで買う必要は無いが、目を惹くものが無いのも、馬齢を重ねたことに起因するかと思うとやや切ない。
ともあれ、「クラフトビールタップ」に入店。秋葉原の姉妹店は窓に面していない店だったが、ここはかなり外の眺めが良い。先客はひと組のみ。まだ時間が早いせいだろうが、帰る頃になっても客はせいぜい4組ほど。銀座では、クラフトビールの昼間呑みはそれほど好まれていない様子。というか、呑み助は銀座にはやってこない、ということか。これが上野のガード下や浅草だったらこうはいかない。もうこの時間だったら、賑やか過ぎて、気後れして入れない恐れだってある。銀座は狙い目なのか、それともこの店のネームバリューがいまひとつなのか、良く判らない。
さて、ビールは何にしようかと暫し思案。せっかくだから、樽生クラフトビールの、パイクIPA(1,050円/330ml税込、以下同様)にしてみた。このIPAは、香りも苦味も申し分ない。アメリカのクラフトビールだって、イケてると思う。料理はポロネーゼのシュペツレ(1,000円パン、サラダ、コーヒー付)にしてみた。いわゆるドイツ風パスタ。ビールによく合う。銀座で、気取らない店に入りたいときにはここはお奨め。ディナーにも興味はあるが、やはりこの店は、太陽の日差しが良く似合うような気がする。

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用事があったので午後は半休にして、秋葉原でひとり昼食。ヨドバシカメラ・アキバ店のレストラン街に行ってみる。このアキバ店は昨今の外国人観光客ブームの以前から、外国人客が多かったが、今では7階のレストラン街も、外国人にほぼ占拠されている状態。そのため、客の入りが最も少ない店にしようと思い、端から端まで物色。
その結果が「クラフトビールタップ」だった。まあ、ビールがウリの店なので、平日の昼間が空いていても、何の不思議もないが、小生にとっては願ったり叶ったりである。入ると、かなり広めな店内に客は二組、三人のみ。うち、二人組は欧米系。さすがビールを呑む姿が、様になっている。ひとり連れ日本人は、ビールは呑まず、パスタを喰いながらスマホに夢中。
ここのヨドバシカメラは、つくばエクスプレスの駅に直結していることもあり、電気品以外にも本屋があるので、個人的には重宝している店である。食事をすることも時々あるが、この「クラフトビールタップ」は知らなかった。最近、できたのだろう。
部屋の隅っこにテーブルを陣取り、さて何を頼もうか。メニューをざっと眺め、先ずビールは、ブルッグス・ゾット・ダベル(S750円)を注文。典型的なベルギービールの感じで、苦味はやや足りないものの、複雑なフルーティさがある。
では喰い物は何がいいか。ハンバーガーもタコライス(だったか?)も今日はノーサンキューな感じなので、パスタにした。春キャベツとサーモンのスパゲティにしてみた。ガンガンに、にんにくが利いているので、オフじゃないと傍迷惑なシロモノ。年休で良かった。
メニューを見ると、フィッシュアンドチップスやポークスペアリブがイチオシだそうだ。ビールのラインナップを見るとドイツやベルギー産が多いが、料理となるとイギリス風になってしまうようだ。それでも、生ハムやソーセージなどもあるので、それなりには楽しめそう。次回は完全オフの時に来ることとしよう。

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クラフトビールタップのHP:  こちら

毎度、この店の前を通り過ぎる時に気になっていて、何度か覗いてみたがいつも満席だった。今日は三連休の中日、日曜日でしかも19時半過ぎ、ならばどうかと覗いてみると、入れるとのこと。ようやく入店となった。ここはベルギービールがウリの店。看板には「ピンクの象」が描かれている。
店内は女性が気に入りそうな、お洒落な雰囲気。オヤジには特段、不要である。席に着いたら、先ずは思い思いのビールでスタート。小生は久しぶりにヒューガルテン(810円税込、以下同様。英語読みではホーガーデン)を呑む。マレーシアでは良く呑んだ。他にベルビュークリーク(842円)、とマルール(1,620円)も注文。ひよこ豆の煮物と、ポークペーストが前菜(324円×3)。料理は他に、サーモンのカルパッチョ(918円)、アンチョビ・キャベツ(518円)、カキのアヒージョ(1,058円)、いろいろ野菜の洋風トマト煮込みグラタン(734円)を注文。この店は、鉄板料理が人気らしいが、今回は頼まなかった。
ピンクの象とは、アルコールやドラッグで酩酊した状態のときに見える幻覚のことだそうで、ジャック・ロンドンの小説「ジョン・バーリコーン」(1913年)での記述が最初のこと(読んだことは無いので、いつか確認したい。「ジョン・バーリコーン」とは大麦を擬人化した精霊だそうである)。英語圏では良く使われる表現の様だ。ディズニーアニメの「ダンボ」でも、酔っ払ったダンボがピンクの象の幻覚を見るシーンがあるそうである。小生は幸か不幸か、まだピンクの象の幻覚を見たことは無い。
「デリリウム・トレメンス」(1,296円)という名のベルギービールのラベルに「ピンクの象」が描かれている(この店の看板は、まさしくこのパクリ)が、これは昔呑んだことがあり、その時にピンクの象の由来を聞いたことがあった。ちなみに「デリリウム・トレメンス」とはラテン語でアルコール禁断時に現れる震えのことを意味しているそうで、なんともストレートな名前である。アルコール度数は8.5%もあるので、いつものビールの様に呑むと酩酊する。注文すると、同じくピンクの象が描かれたグラスに注がれて出てくる。もうひとつ今回、「デリリウム・ノクトゥルヌム」(1,296円)という、姉妹版のようなビールも呑んだ。こちらは夜のアル中、という意味になるようである。その名の通り、グラスに注ぐとダークな色合いのビールである。他にシメイ・ホワイト(1,026円)とエミリアーナ・ナチュラ・シャルド(810円)もいただいた。
この店にはもっと軽いビールもあるし、10度を超える、ワイン並みに強いものもある。ベルギービールの世界は実に幅広い。この店にはまだまだ試したことが無いビールがいっぱいあるので、次回も楽しみである。

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久しぶりに「高尾ビアマウント」に行こうと、兄貴夫婦と連れ立って高尾山へ。直接、高尾山に登るのも芸が無いので、小仏バス停から小仏峠に上がり、高尾山へ向かうルートをチョイス。ここは、昨年2月の大雪の時に登ろうとして、あまりの雪の深さに敗退した、因縁のルートである。
高尾山口まで全行程で3時間足らずなので、昼から登り始めても遅いと云うことは無い。今回は、「高尾ビアマウント」が目的地、多少腹を空かせた方がいいので、2時間強くらい歩くのは丁度良い。
小仏行のバスは、日曜日の昼過ぎであってもやっぱりほぼ満員。増便が出ないだけ、まだ少ないと云えるだろう。終点の小仏バス停には、去年の2月時点では仮設トイレしか無かったが、いつのまにか立派なトイレが出来ていた。これもミシュラン☆☆☆効果か。歩き出して、飲み物を持って来なかったことに気が付く。高尾山だと思って舐めてかかったせいか。でも兄貴曰く、この先に自動販売機があると。その通り、小仏製作所の先にあった。うっかり忘れたハイカーには便利な自動販売機である。
その先から山道。今日は雨が降りそうで降らないが、山の中はしっとりとしている。秋の草花も其処彼処に咲いている。一番目立つのはシモバシラ。ツリフネソウも所々で見られた。そうこうしているうちに小仏峠。ここから小仏城山まではひと息。残念ながら城山茶屋はやっていなかった。ちょっとだけ腹ごしらえしたら、出発。城山の下りから一丁平にかけては、登山道が木道(と云うよりもウッドデッキのように立派)になっていた。たしかにこの辺り、表土がすっかり無くなって、粘土層が露出しているせいで、滑り易かった。
大賑わいの高尾山山頂は、トイレのみで素通り、薬王院も横目で見ただけ。まだ紅葉シーズンには早いせいか、登山道が渋滞する程ではない。ほぼ予定通りの時間で「高尾ビアマウント」に到着。入口で男3,500円、女性3,300円を払って入場。この微妙な差はどのような根拠に基づくのか興味深い。 
「高尾ビアマウント」は、夏だったら2~3時間待ちが当たり前と云う、超人気スポット。その理由は、街なかよりは多少涼しいのもあるが、やはり夜景だろう。今日は、すんなり入れたし、テーブルも6割ぐらいの埋まり具合。やはり、ちょっとシーズンを外せば何とかなるということだ。
かつては円形の建物だけでビアガーデンをやっていて、その手前の広場は単に「広場」だったが、今ではその広場を含め、この丘全体がビアガーデンとなっている。
かつて訪れた頃は、いわゆるビアガーデンらしいつまみ(ソーセージ、フライドポテト、ピザなど)しかなかったと思うが、今では目を見張らんばかりのメニューの豊富さである。カセットコンロを使った、鍋料理なんてのもある。 ビールだって、アサヒスーパードライ、スーパードライブラック、ハーフ&ハーフ、キリン一番搾り、ハートランド、ハイネケン、サントリープレミアムモルツ、サッポロ黒ラベルと、バリエーション豊富。もちろん、ビールだけではない。
飲み放題・食べ放題の2時間は、あっというまに終了。充実した1日だった。

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高尾ビアマウントの公式サイト: こちら



 

「小田原温泉八里」で汗を流した後、「鈴廣かまぼこの里」に入ってみたら、ちょいと湯上りに一杯やるところが見当たらない。案内係のお姐さんに訊くと、その辺の休憩用のベンチで呑んでもいいですよ、なんて仰るが、観光客がわんさか行き交う場所でそんな芸当は少々厳しい(あとでHPを見てみると、かまぼこの食べ比べができる「かまぼこバー」なるカウンターがあって、一応、ビールも呑めるようだ。そんな説明じゃ無かったけど。。。)。じゃあ、外で呑むところは何処?、と訊くと道の反対側にある「千世倭樓(ちょうわろう)」か、「えれんなごっそ」、「箱根ビールレストラン&ショップ」でどうぞ、との説明。
外へ出ると、「千世倭樓」はどう見ても、がっつり&じっくり食事をするところのようであり、実際、中途半端な時間のせいか、客は全然入って行かないようにみえる。ならばと云うことで「えれんなごっそ」を覗いてみると、こちらはビュッフェ形式、やっぱりがっつり系。どちらもチョイ呑み、チョイ食べは許しません、という感じである。
そこで「箱根ビールレストラン&ショップ」に入ってみると、売店の奥(道路側)にテーブルがあって、軽く飲食ができるようになっていた。助かった。早速、ペールエール(大650円)と、かまぼこつまみセット(プライス失念!)を注文してみる。
ペールエールはコクや苦みが足りないものの、爽やかで喉越しもすっきり。これも鈴廣蒲鉾が手掛けている地ビールらしい。かまぼこのつまみは、数種類のかまぼこが一口サイズになっていて、まさにビールのお伴という感じだ。
それにしてもここの鈴廣蒲鉾は、ワンストップでなんでもどうぞと云う感じで手広くやっている。「小田原温泉八里」の正面には、かまぼこ博物館なる建物まであって、大型バスに乗って観光客が押し寄せて来ている。老若男女を問わず、車で箱根にやってくる観光客をいったんここに留まらせるに十分な魅力を発揮しているようだ。しかし、電車(ロマンスカー)でやってくる客は、存外ここの存在に気が付かない。残るは、小田急と交渉、連携してロマンスカーを風祭駅に停車させるような、プランを捻り出すことが出来れば、もう鈴廣蒲鉾は世界的なアミューズメントパークとなるのは間違いない。

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えれんなごっそのHP: こちら 

東京駅八重洲北口2F北町ダイニング内にある「THE OLD STATION」にて今年最後の忘年会。位置的には八重洲北口の近くだが、住所は丸の内1-9-1という、ちょっと紛らわしい場所。それにこの頃、東京駅の駅ナカや駅ソトに多くの飲食店街が出来ているおかげで余計判り難い。そもそも「北町ダイニング」などと云うエリアがあることすら知らなかった。Googleマップで見ても良く判らない。行ってみて、初めて黒塀横丁(B1F)の真上(2F)にあることが判った。名前の由来は江戸時代、この辺りに北町奉行所があった故とのこと。微妙。
店の名前は、まさに東京駅の駅ナカに相応しい名前であり、内装もその雰囲気を演出している。入ってみると、今日はクリスマスだと云うのに(自分達のことはさておき)、会社帰り又は出張帰りと思しきさらりーまんが多い。
乾杯はビールだが、そのあとはハイボールに切り替える。今日は飲み放題で6,000円というコース(でも、これまでの積み残し金があるので、今日は500円強で飲めた)。飲み放題メニューの中に、プレミアムモルツが入っているので少々割高らしい。料理は勿論、洋食で基礎代謝量が高い人向けの内容。炭水化物系がピザ、パスタにリゾットまで出てくる。こんな忘年会を連日やっていたらたちまちメタボ間違いなしだ。
でもこの店の雰囲気はなかなかいい。ハイボールとチーズぐらいでさくっと呑むには悪くないだろう。

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北町ダイニングのHP: こちら 

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