山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日帰り温泉

数馬には随分、通っているが、実は「数馬の湯」に入るのは初めて。施設がメンテナンス中で入れなかったこともあったけれど、多くの場合、始発の数馬BSに近い「蛇の湯温泉」に入ってばかりいた。三頭山に登った後は、「蛇の湯温泉」の方が始発の数馬BSに近いので、大抵そうなってしまう。この「数馬の湯」へ入るには、山から直接ここへ下りてくるしかない、と思い、しばらく前から計画を練り続けていた。
今回は、倉掛山と云うマイナーな山へ登った後、浅間尾根を経て仲の平BSへと下り、次の温泉センターBSまで歩いて到着。山の中で出会ったのは、奥多摩周遊道路の法面工事に携わっていたガードマン(曰く、一日に相手をする車は30台程度とのことで、我々との遭遇は退屈凌ぎにはなった筈)のみ。ちなみにガードマンが居たその付近が「東京都で一番高い道路」だと思う。
「数馬の湯」は、脱衣所も洗い場もさして広い訳ではないが、客が少ないのでとてものんびり出来る。風呂から上がるまでに出会った客は3人だけだった。内湯は、小生にとってもややぬるい感じ。露天風呂は丁度良い。そのせいか、男4人全員が露天風呂に集まった。
窓が大きい休憩処の開放感は、数多ある日帰り温泉でも指折りではないだろうか。天空の湯、さわらびの湯、つるつる温泉の休憩処(食事処)が気に入っているが、ここはそれらに優るとも劣らない。窓際に居場所を定めたら、生ビールを注文。会計は、ロッカーの鍵番号で精算する仕組み。
偶々だが、休憩室でアルトサックスのソロ・ミニコンサートをやっていた。舞台には、かの吉田類と見紛うがごとく、衣服も帽子も黒尽くめの中年男性。おっ渋いね、JAZZでもやるのかな、と思ったら、やはり楽曲はポピュラーと演歌。日帰り温泉のこういった舞台で流れる曲は、何故か演歌が主流である。この方は、きっと介護施設などでもボランティア演奏しているに違いない。
生ビールを呑みながら外の雪景色を眺めつつ、地元のお爺ちゃんお婆ちゃんに交じって、サックスによる生演歌に耳を傾けていると、何故か日本の田舎を感じる。そう云えば、ここも東京だった。

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数馬の湯のHP: こちら 

大月駅の西側に在る花咲山、またの名を梅久保山は、ネット記事を見ると標高が761mだったり、755mだったりしてはっきりしない。昭文社の「山と高原地図」にも、何故か標高の記載がない。大月市街の南側にある菊花山は643.7m、岩殿山は634mなのだから、そんなに見劣りする訳でもないが、これまではあまり人気が無かったのは確か。
僅か8年前程には、道標は一切無く、踏み跡もやや怪しいところがある山だった(その時の記録はこちら)。ところが、いつの間にか、昭文社の地図に実線の登山道が記載されるようになり、 実際に行ってみると(今回の山の記録はこちら)、見慣れた大月市の道標が其処彼処に立てられていて、全く隔世の感がある。でも、少々ワイルド感があり、悪ガキの秘密基地的雰囲気はそのままだ。この山は積雪時がお奨めである。
さて、山から下りたら風呂で温まりたい。花咲山に最寄りは真木温泉だが極めて高級(この頃は、温泉だけの立ち寄りは受け付けていない様子)。次に近い「日の出鉱泉」に電話したところ、ここは湯船が一つしかないとの由・・・。ふーむ、どうするか。
大月駅界隈は、だいぶお世話になった銭湯「よしの湯」が廃業して以来、他にそのような施設が見当たらなかったが、或る時、大月観光協会のHPを見て、「大月総合福祉センター」と云う福祉施設にある入浴設備が利用できることを知っていた。ここは温泉ではないし、若干、駅から離れているので(タクシーだと、丁度ワンメーターの距離)、少々不便だが背に腹は代えられぬ。今回は花咲山からそのまま、歩いて行ってみた。
途中、大月警察署の前を通り過ぎる時、何故か走ってやって来る警察官が目に入る。我々に用があるらしい。聞けば山岳遭難防止キャンペーンをやっているとのことで、レスキューシートを人数分いただく。その代わりに写真を撮られた。彼等にも活動実績が必要なのだろう。
「大月総合福祉センター」の外観は随分と立派だが、節電意識が浸透していて、エントランスはやけに暗い。閉鎖しているのではないかと思ってしまう。入ると、職員の人が出て来て、通常は午前10時から入れるのだが、今日に限っては14時30分まで貸切だと宣う。地元のシルバー世代の方々が団体でやってきているとのこと。そいつは困った。ならばどうしようか、立川まで我慢するかなどと云いながら、ロビーでうだうだしていると、再びその職員がやって来て、13時30分には終了するらしい、との情報を呉れる。ならば待とうかということになり、また暫しロビーでうだうだ。
やがて、入浴券(510円)と、ボディソープ+シャンプーセット(90円)を買って5階へ。風呂場はカランが5つほど。広くはないが、狭くも無い。男風呂は我々3人に貸切状態なのでゆったり。屋外にジャグジーがあったが、さして眺めは良くなく、寒い。畳敷きの休憩室などあって、ゆとりの空間。当然かもしれないがビールは無いので、斜向かいにある藍屋へ向かう。並びにはガスト。このどちらかがある限り、また「大月総合福祉センター」にはやって来ると思うが、「大月総合福祉センター」としても是非、5階にビール自販機設置を検討願いたい。

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大月総合福祉センターのHP: こちら 

何年も前から高尾山口に温泉ができるという話は聞いていたが、掘削工事に随分難航したようで、漸く昨年の10月27日に開業した。それから、早3ヶ月。開業直後の賑わいは一段落しただろうし、かつ待ちに待った降雪直後なので、それに応じて客足も鈍るだろうとの読みから、景信山から小仏城山、高尾山を経て「京王高尾山温泉」にやってきた。景信山は、それこそ2014年大豪雪(その記録はこちら)での敗退以来と云うことになる。
今シーズン最初の雪の感触を確かめた後、稲荷山コースを駆け下って高尾山口に到着(山の記録はこちら)。門前のそば処には目も呉れず(そう云えば、この界隈の蕎麦は久しく手繰っていない。今度、確認しに来るか)、高尾山温泉へ直行。高尾山口駅の北側なので、いったん、駅を通り過ぎて東側から回り込まないと入れないかと思っていたら、線路の車止めの西側を通り抜けられ、かなりショートカット。
さすがに満員御礼と云うことはないが、その辺の日帰り温泉に較べれば遥かに賑わっている。尤も、今日は寒さや積雪を厭うハイカー達は、高尾山へやってこない訳で、当然、ここにも現れない。ここに集まっているのは、寒さや雪に耐性をもつ、多少物好きな連中である。それでもこれだけの客がいるのは、やはりミシュラン☆☆☆だけのことはある。ゴールデンウィークや秋の行楽シーズンには、いったいどんな状態になっているか推して知るべし、だ。
自動券売機に1,000円を入れ、券をフロントに渡す。靴箱の鍵を渡す必要はない。曲がりくねった廊下を進むと左手が食事処、風呂場は2階にある。脱衣所はまずまずの広さ。みなさん、山帰りのリュックサックは、ロッカーの上に載せている。ロッカーがあまり高くないのは、その辺を配慮しているのかも知れない。
洗い場も狭いと云うことは無い。でも、ロッカーが一杯になるほど客が来たら、順番待ちは必定だろう。風呂場は内湯が2つ、露天風呂が4つあった。それほど大きくは無いので、どこもせいぜい10人が限界か。今日はゆったり入れる。
風呂上がりは食事処へ直行。結構、埋まっていたが、なんとか6人が座れるテーブルを確保できた。一人で生ビールを呑んでいると、(テーブルの)半分いいですか?と聞かれるが、丁重に拒否する。やがて次第に皆集まり、ホッとする。混雑時はさぞ激しいテーブル争奪戦が繰り広げられることだろう。たいてい先頭を切ってやって来る小生としては、想像しただけで気が重い。たぶん、次にここへ来るのは、また雪が降った後だろうと思う。

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中央線沿線で行ったことが無い日帰り温泉は、甲府以遠を除けばだいぶ少なくなってきたが、ここ「花かげの湯」はその残りの一つ。最寄駅は塩山なので、駅傍で入ろうと思えば塩山温泉「宏池荘」が便利だし、「花かげの湯」の傍には「はやぶさ温泉」もあるので、これまで行く機会がなかなか無かった。
今回は大久保山から下って来て(山の記録はこちら)、牧丘タクシー(運転手曰く、「営業所から、花かげの湯まで10秒で行ける」と云うくらい近い)を呼んだので、「花かげの湯」はもってこいのところにある。タクシーを下りると、隣りには「花かげホール」があった。どちらも立派な建物で、似たような設計、同時期に竣工したように見える。
赤い暖簾を潜ると、フロント。「いらっしゃい」と4人の係員から声をかけられる。浴室はあちら、休憩室はこちらですと、何も云わなくとも説明してくれる。かなり手持無沙汰の様子。客が少ないせいもあるが、ここに4人は必要ないだろうな、と思ってしまう。
ひと風呂浴びた後、駅へ行くタクシーの中でそんな話をすると、牧丘タクシーの運転手曰く、ぶどうの剪定を行う季節には、一日の仕事が終わった後、殆どの作業員は家に直帰せず、ここ「花かげの湯」に入り来るので大層賑わうらしい(後で、ぶどう剪定時期がいつか調べてみると、1~2月とのこと。ってことは、我々が訪問した時期と重なるが・・・)。なにしろ山梨市民は300円なのだから、銭湯よりも安い(尤も、山梨市には銭湯は無いようだが)。市外の我々でも510円と安い。
脱衣所に入ると、ずいぶんとロッカーがある。鍵がかかるものと、はじめから鍵が付いていないロッカーがある。風呂場に入ると、やはり客はだいぶ少ない。広々している。湯船は屋内と露天と一つずつ。内風呂には一人しか入っていない。露天風呂は一方向だけが開放されているだけなので、それほど開放感は無いが、内風呂よりもずっと多いがそれでも数人。
休憩室(大広間)も、二組(うち一組はひとり)ほどしかおらず、寂しいくらいである。ここは飲食物の持ち込み自由な、太っ腹な処。日当たりは良くないが、のんびりするには悪くない。メニューを見るとなかなか豊富で、富士山丼(3,776円!)なんて云うのもあるが、残念ながらそんなに健啖ではない。生ビールともつ煮込みを注文。もつを突っ突きながらぐびぐびやっているうちに他のメンバーも集まってきた。塩山駅発の上り電車時刻を、そろそろ調べ始めようか。

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毛無山に登った帰り、「県境」と云う名のバス停で暫し、富士山駅行のバスを待つ。ところでこのバス停、英語名が併記されているが、"Prefectual Border"となっていて、その場所がどういうところかの説明にはなるが、それってやっぱり普通名詞。「県境」が固有名詞ならば(当然、そうだろうと思うけど)、"Ken-Zakai"か"Ken-Kyo"とした方がいいのではないか。バスを待つ以外、他にやることが無いのでついそんな、どうでもいいことを考えてしまう。
もう一つ、元々の計画では、風呂に入るのは立川か河口湖駅界隈で考えていたが、皆の意見を集約した結果、やはり近いところで入ろうと云うことになった。そこで「開運の湯」か「温泉寺」に寄るには、どのバス停で下りたらいいか、渉外担当のこのちゃんが早速バスの運転手に聞いたが、どうも最寄りのバス停からは歩くことになりそうとの由。
バスの運転手は歩く感覚に疎いから、すぐ近くと云っても眉唾だ、とは、なおちゃんの読み。ならば河口湖駅からタクシーに乗り換えるか、と云うことになる。
河口湖駅到着後、客待ちのタクシー運転手に、風呂に入りたいが良いところない?と聞くと、其処でも入れるみたいだよ、と目の前にあるビルを指差す。まさかここで乗車拒否!に遭うとは思わなかったが、確かにビルの上にある看板には「展望風呂」とある。その運転手の仰せのまま、ホテルの1階へ行ってみると確かに「入れます」との返事。こんなにも駅に近いところに立寄り湯があるとは思わなかった。温泉ではないようだが、それは大した問題ではない。 
600円を支払って階段を上がる。風呂は4階にある。午後4時過ぎだが、風呂場は完全貸切状態。残念ながら、湯船からは富士山は見えないが、昨日今日、富士山を見過ぎて胸やけ状態なので丁度良いくらい。風呂上がりは1階の食堂でビール。ふと窓の外に目をやると、やっぱり夕日に照らされた富士山が見える。この方向から見る富士が、一番美形かも知れない。

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河口湖ステーション・インのHP: こちら 

2015年最後の山行は、武甲山御嶽神社の一ノ鳥居から反時計回りで武甲山、小持山、大持山と巡り、妻坂峠からまた一ノ鳥居へと戻ってきた(山の記録はこちら)。歩行距離はさることながら、それなりにアップダウンがあるので、結構歩きでがある。久々参加のWoodyさんは、歩いている最中から筋肉痛になった、と仰っていた。一方、和尚には特段の支障が見られなかったのは、まがりなりにも月1回以上は参加している成果であろう。
山から下りれば、先ずは温泉で温まりたい。横瀬界隈で最寄りとしては、武甲温泉か丸山鉱泉だが、本日の参加者に意見を募ったところ、武甲温泉には(小生以外)誰も入ったことが無いとのこと。ならば行ってみようかと、予約していたタクシー2台に分乗し、武甲温泉へ。調べてみると、前回はもう9年も前のことだった(その時の記録はこちら)。
外観は、それこそ9年前とは変わっていないように見受けられる。駐車場に止まっている車の数が、心なしか少ないような気がするが、気のせいか。玄関を入って左手が靴箱、正面がフロント。券売機で入浴券(800円)を購入して、フロントに提出する。右手へ進むと、真正面に大広間休憩室がある。いわゆるここが我々の集合場所。左手へ進むと風呂場。ここの湯は高アルカリ性で、いわゆるつるすべ系である。
洗い場も湯船も、やっぱり客は少なめ。年末のせいもあるだろうが、やや集客力が下がっている気もする。来年には、西武秩父駅前に新たな日帰り温泉ができるそうだから、とても安穏とはできない筈。
露天風呂に浸かっていると、何やら普通に服を着た人と、武甲温泉の袢纏を着た職員が揃って男風呂へやってきて、目の前をうろうろ。取材だろうか、それともリニューアル工事費見積の下見だろうか。西武日帰り温泉への対抗策を検討中なのかも知れない。それにしても、風呂場に普段着の人間がいると、なんだか落ち着かないものだ。
風呂から上がったら、大広間へ直行。料理は大広間のさらに奥にある厨房で注文するのだが、生ビールだけは、喫茶コーナーで買う仕組み。大広間はガラ空きで、寂しい程。舞台には、毎週木曜日は荒川劇団の公演があると書かれているが、その時はそれなりに客がやって来るのだろうか。何となく、今後の行く末が気になる武甲温泉である。

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武甲温泉のHP: こちら

エクシブでの忘年会の翌日は、鉄砲木ノ頭から三国山まで軽くひと回り。今日も天気が良かったので、雑木に覆われた三国山界隈以外、すなわちエクシブの客室からも、タクシーを下りた(アマチュアカメラマンが大勢いた)パノラマ台からも、鉄砲木ノ頭まで登る道中も、もちろん(カメラマンが一人いただけの)鉄砲木ノ頭からも、山中湖畔の撫岳荘BSからも、くっきり富士山が見えて些か食傷気味(人によってはそれが安心、なのかも知れぬ)。まるで釈迦如来の手の中に居るように、富士山から見つめられている感じだ。でも女子連は、富士山が顔を出す度に歓喜する。まったく富士山好きである。
ズナ峠から山中湖畔は、かつて武田信玄が駿河攻略のために使った軍用道を辿ろうとしたが、道があるような無いような感じていまいち確信が持てない。別荘街に入る処の手前で、ようやく道らしき道を確認出来た。別荘地はこの時期、ひと気が全くない。途中、「古志路燻製工房」という店(レストラン兼デリカテッセン?)があり、クリスマスツリーが飾られていたりして、やっていそうな雰囲気だったが、残念ながら10時前では開いていない。
その後、湖畔のマリモ通りに出たところにも、一風変わった建物があった。看板には「森のアルム」とある。レストランらしい。「アルム」をネットで調べれば、アルプスの少女ハイジに出てくる山の名前だそうだが、アルプス風と云うよりも、アントニオ・ガウディかサルバドール・ダリが設計した建物の様だ。女性の心をくすぐるような外観、思わず惹きつけられそうな風貌である。
山中湖に出たらタクシーがやって来るまで、湖畔で富士山を眺める。冬の山中湖は、客なんていないと思っていたが、豈らんや湖面には沢山のボートが浮かんでいる。巨大なボートはワカサギ釣り用らしい。富士山の右側には、意外に南アルプスの山々が見える。富士の広大なすそ野のお陰で、他の山が邪魔にならない。
「紅富士の湯」へ向かうため、三たびやってきた共和タクシー。我々は3人だけだが、またもジャンボタクシー。しかも前の2回で乗った車とは違う。女性運転士に訊けば、この頃は大きなスーツケースを持った外国人観光客が利用するためとのこと。さらにこれらのジャンボタクシーはみんな4WDらしい。山中湖周辺の道路はこの季節、凍結することが多いそうだ。朝方発生する霧が、道路に霜を下ろすのかも知れない。
運転手の話を聞いているうちに「紅富士の湯」到着。いつも混んでいる日帰り温泉なのだが、今日は開店間もないせいで、風呂場も比較的ゆったりしている。ここは、内湯からも露天風呂からも富士山が目の前。富士山の眺めはすっかり胸やけ状態なので、特に心躍ることは無い。さっと入ったら、休憩室に直行し、生ビールを注文。まだ10時半過ぎなのだが、ま、いいでしょ。

(カメラで撮った写真が、SDカードに記録されていませんでした。したがって、写真はスマホで撮った1枚のみ。残念!)

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今年もあっという間に年の瀬、忘年山行の季節。今回は山中湖畔で泊まる計画を立て、1日目は菰釣山から山伏峠まで歩くことにした(山の記録はこちら)。丹沢の西のはずれからは、山中湖が意外に近いことが実感できる。むしろ、丹沢もそれなりに広いので、大山から菰釣山まで、普通の山歩きならばたっぷり3日ぐらいはかかるものと思われる。通しで歩くような大それた真似はできないが、なんとかこま切れでも繋げたい。果たしてそれが実現するのは、いつのことになるやら・・・。
とりあえず予定通り山伏峠についたら、いつもの共和タクシーを呼ぶ。峠から道志側トンネル出口へ下ると、程なくやってきたジャンボタクシーへ乗り込み「石割の湯」へ直行。つい5か月前に来たばかりだが(前回はこちら)、季節はすっかり巡り、汗を流すと云うよりも、温まるために来る感じになった。
ここは「天空の湯」と同様、風呂場は2階にあるのだが、だからといって眺めが良い訳ではない。富士山も見えない。でも、脱衣所も洗い場もゆったりした造りになっていて、ポイントは高いと思う。木材や自然石をふんだんに使っているところも、ここの特徴かも知れない。
さっぱりしたところで1階の大広間へ。風呂場にはそれなりに客が入っていたが、こちらは殆どゼロ。たいてい、陸に上がったトドのコロニーの様な風景が見られるのだが、もうそんな季節ではないと云うことか。ここは、食べ物の持ち込みが完全フリーとなっていて(何故か飲み物はダメ、ということになっている)、これは意外に有りそうでない。
今夜の宿では夕食をとらないことにしているので、ここでしっかり喰うことになった。まずは、焼き餃子を肴に生ビール。ひとりでまったりしているうちに皆がやってきて、たこ焼きやら炒飯やらをいただく。そのうち夜の部から参加の凸さんも合流し、忘年会らしく賑やかにやった。一頻り呑んで喰ったあと、石割の湯を出ると、西の空は日没直後、雪を被った富士山がシルエットに移り変わるときだった。

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愛鷹山に登った帰り(山の記録はこちら)、愛鷹登山口から路線バスに乗り、「大野路」で下車。目の前が「富士遊湯の郷・大野路」だ。道路に面して食事処があり、ちょっと下がったところに日帰り温泉がある。食事処の名物がほろほろ鳥だそうだ。
ここは、日帰り温泉が食事処も併設したのか、食事処がついでに日帰り温泉も始めたのか、よくわからない。建物の立派さから云えば、後者の様に見える。とりあえず喰い気と呑み気は後回しにして、風呂へ向かう。山小屋調の素朴な造り、受付で800円を支払って男湯へ向かう。先客は3人しかいない。脱衣所から風呂場への引き戸を開けると、そこはいきなり巨大露天風呂。今日はさして風が強い訳でもないが、忽ち凍える。これでは真冬に来たら、寒行そのものだ。
洗い場も露天なので風が吹くとやたら寒い。内風呂の洗い場も、仕切りがない(湯船が繋がっている)のでほぼ同じ環境。ともかく震えながら身体を洗い、鳥肌状態で湯船に飛び込む。湯船がやけに浅いので、寝そべるとようやく肩まで浸かる。湯温はまずまずだが、あがると寒いのでなかなか出られない。巨大露天風呂以外に、櫓の上にも湯船があるようだったが、わざわざ行ってみる気が起らない。
素早く出たら、素早く体を拭いて脱衣所へ。脱衣所の方が暖かいのはなんだか変だ。
休憩所は受付の前にある。缶ビールは受付で調達し、山小屋の談話室の様な休憩所で暫し寛ぐ。他に誰もいないので、受付のおかあさんの世間話に引き込まれる。話し好きと云うよりも只、暇なだけのようである。
食事処でほろほろ鳥が喰えるのかと楽しみにしていたが、受付のおかあさん曰く、今の時間はダメ、と。・・・残念。食事処は午後2時までということなので、その場合は山は相当省略する必要がある。また機会があるか。いずれにせよ、次回来るときはもっと陽気が良い季節に限るだろう。

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「そば処みちこ」を出た後、下りの車道(一部山道)を、ほろ酔い加減で払沢ノ滝まで歩き、滝観賞。さすがに客は少ない。その後、タクシーを呼んで「瀬音の湯」へ。図らずも前回も今回も、浅間嶺を登った後となったが、物理的に他に行くところと云えば立川の銭湯(梅の湯か高砂湯)になるので、概ね順当な成り行きである。
行ってみると、入場規制されるほど混んでいた。こんな天気なので、紅葉狩りなんか早々に切り上げて温泉で温まろう、という輩が多いものと見える。毎週のように出かけていると、山へやって来る行楽客の行動パターンが読めてくる。でも選択の余地は少ないし、順番待ちの行列の長さもそれ程ではないので、行列に加わる。
入場規制していると云っても、ここ「瀬音の湯」は脱衣場のロッカー鍵をフロント(番台)で渡す仕組みになっているので、鍵を渡せなくなった時点で自動的に入場規制が掛かる。そうすると、番台に人が群がることになり、さらに混雑に拍車をかけることになるので、靴を脱ぐ前に規制をかけていると云うこと。合理的な手段だろう。少なくとも、脱衣所でロッカーが空くのを待っているよりは、はるかにましだ(みくりが池ではそうやって待たされた)。
やがて、そんなに待たされること無く、先ずは男子風呂の方が入ることが出来た。やはり、女性の滞在時間の方が長いと云うことか。公衆トイレで見受けられる現象が、ここでも生じている。
いつものように「カフェせせらぎに集合」、と云い残して男風呂へ。小生に較べれば遥かに長風呂している人の方が多いので、そう云う人たちのロッカーの入れ替わりはゆっくりしている訳で、渡す鍵が無くなったからと云って、脱衣所が大混雑になっていることはない。一方、芋洗いと云う程ではないにしろ、湯船は大賑わいである。 
早々に切り上げて、さっぱりしたら湯上りビール。「カフェせせらぎ」も、トドやアシカの群れに占領され座敷は一杯だったが、テーブル席は空いていた。生ビール(470円)を呑んで暫しまったり。ビールの残りが少なくなり、もう一杯呑もうかどうしようかと思案している頃、後続部隊が到着し乾杯となる。じゃあ、もう一杯いただくとするか。

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先週の稲村岩尾根、榧ノ木尾根の紅葉もとても良かったが、タワ尾根はひと味違うような気がする。まさに「山粧う」の世界を堪能した。
日原鍾乳洞前売店から日原の集落を通り抜ける途中、左手に「ラーメン」と書かれた暖簾が店内にかけられた店があった。「ビール有ります」との張り紙もある。いつのまにか、新しい店ができたようだ。次回は是非、寄ってみよう。
奥多摩駅でバスを降り、交番前の交差点へ戻ろうとすると、我々の目の前を、多くのハイカーが「もえぎの湯」方面へ向かって歩いている。明らかに「もえぎの湯」の混雑が予想される。恐らくはもう、整理券が配られているだろう。これでは「飛んで火に入る」になってしまうので、まっすぐ玉翠荘へ向かう。いやはや、紅葉の時期は仕方が無い。
玉翠荘の玄関を潜り、まだ靴も脱がないうちに、女将に日帰り入浴を申し出ると、女子風呂は混雑していて直ぐには入れないとのこと、ただし他へ行っても状況は同じですよ、と釘を差すのも忘れない。さすが商売人。要は、暫くお待ち下さい、ということだ。男性風呂はOKとのことなので、和尚共々、失礼して入らせていただく(女湯も少し遅れて入浴許可が下りたそうである)。この頃、女性の行列はトイレだけでなく、風呂場にも及んでいるようだ。山から下りてひと風呂浴びる登山者は、昔に比べて、明らかに増加しているように思う。奥多摩駅周辺にはまだ、日帰り温泉のビジネスチャンスがありそうである。
男風呂は地下1階、丁度、先客の二人組が風呂から上がって着替えているところだった。ここの風呂は、小生には丁度良い湯加減。窓の外の眺めはそれほど良い訳ではない。むしろこの旅館が急斜面にへばり付くように建っていることを思い出させ、もし地滑りが起きたら建物諸共、多摩川へ落下することが想像されるため、ちょっとだけスリルを味わうことが出来る。
風呂から上がったら、一足先に「天益」へ向かう。柳小路を交番の方から入ってみると、小路が右へカーブするところに、「Beer Cafe VERTERE」なる店があった。こんな店は無かった。どうやらクラフトビールをウリにしている店の様だ(後で調べてみると、こんなHPが見つかった)。かつての宿坊の様な、大きな古民家を改装したようだ。うーむ、入ってみたいが、既に「天益」には予約を入れているし、みんなの集合場所にもなっている。またにしよう。
この頃、奥多摩駅前の飲食店の充実ぶりは、なかなか大したものだ。ひと昔(ふた昔か?)前には、奥多摩駅前には「丸花食堂」か「寿々喜家」ぐらいしかなかったのに、この頃はもう、呑む店に事を欠くことがない。未だ入っていない店がいっぱいある。
いっそのこと、この界隈にビジネスホテルかカプセルホテルぐらいあれば、安く一泊して居酒屋をハシゴするのもいいかも知れない。翌日はまた、朝早くから別の山に行けるし。おっと、ビジネスホテルなんか建てると、中国系観光客が大挙して押し寄せるかも知れない。我々の居場所が無くなる。あぶない、あぶない。

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茶臼山から下りてシャトールミエールへ直行し、新酒まつりを存分に楽しんだ後は、後まわしになっていた風呂へ行くことに。再び、いつも馴染みの勝沼観光タクシーに乗って、今度は「天空の湯」へ向かう。
この界隈には、「天空の湯」以外にも「ももの里温泉」や「勝沼健康福祉センター」、もうちょっと先には「みかさの湯」や「なごみの湯」等の日帰り温泉もあって、選り取り見取りなのだが、帰る方向に近い湯を、つい選びたくなるのが人情。そうなるとやはり、勝沼ぶどう郷駅に近い「天空の湯」は外せない。
勿論、風呂からの眺めもポイントが高い。それともうひとつ、飲食コーナーも隠れた魅力。今日も受付で610円を払い、着替えを取り出したリュックサックを受付に預けたら、さっさと2階へ。今日も混んでいるという程ではない。汗を流してさっぱり。徐に、露天風呂から下界を眺める。本当に良い天気、絶景。しかし残念ながら、南アルプスが見える程ではない。そう云えば、天気の加減か、季節の問題か、この露天風呂から南アルプスを眺めた記憶が無い(単に忘れただけかも知れない)。
風呂から上がったらリュックサックを引き取り、1Fの軽食ラウンジへ突入。素早く生ビールを注文する。サーバーから泡が注がれるのを横目で見ながら、6人が座れるところを探す。奥の座敷テーブルは、今日もごろんと転がっているトドの群れに占拠されているので、手前のテーブル席を確保。
先ずはひとりビールで乾杯。今日は風呂上がりであることに加え、ワインばっかり呑んでいたせいで、ひときわビールが美味い。ひと口めの後は外の景色を眺めつつちびちび。そのうち、凸さんをはじめ、三々五々、皆がやって来る度にまた乾杯。電車の時間を調べつつ、もう一杯ビールを飲もうかどうしようか迷っているうちに、そろそろまたタクシーを呼ぶべき時間となったのでここはおしまい。
外に出てタクシーを待つ間、目の前のぶどう販売店についつい引き付けられ、全て試食させてもらったので、一番気に行った「翠峰」を購入し、お土産とした。

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凡そ半年ぶりの奈良倉山(前回の山の記録はこちら。今回はこちら)。今回は元々、バリエーションの大茅尾根を登って大沢山から数馬に下ろうと云う計画だったのだが、朝から雨が確実だったので、あれこれ悩んで、傘を差したままでも登れる山にしようと、奈良倉山を選んだ。上野原駅からの飯尾行バスが、この季節、鶴峠行になっていたのが決め手となった(と云うか、「小菅の湯」がいいか、「数馬の湯」がいいかの問題でもある)。
この頃、週末になると天気がぐずつくパターンに嵌っている。そのおかげで、朝の電車やバスも空いているし、勿論、山の中も大変すいている。鶴峠を登り始めてから「小菅の湯」に下るまで、一人しか逢わなかった。雨の日のメリットは、そういうところにもある。
小菅の湯も半年ぶり(前回はこちら)。着く頃にはすっかり雨も上がった。何故か、山から下りると雨が止むことが多い。料金620円を支払って入場。よく見ると、小菅村を含む近隣市町村(丹波山村、上野原市、大月市の3つ。あれ、奥多摩町が入っていないのは何故? 甲州市も微妙に接しているけど・・・)在住者は310円となっていて、それは判るのだが、狛江市住民も310円となっている。姉妹都市にでもなっているのかも知れないが、随分と優遇しているなあ。
結構、客が入っているが、洗い場も湯船もゆったりしているので、混み合う程ではない。湯船も普通の内湯、露天風呂以外に、いくつか種類があるので楽しめるようになっている。尤も、長湯はしない小生は、せいぜい露天風呂があれば十分である。風呂場での滞在時間が30分を越えることは無いので、むしろ休憩所(食事処ひのき)に居る時間の方が長い。
今回も、生ビール(594円税込、以下同様)や澤乃井本醸造生(300ml、648円)を呑みながら、枝豆(270円)、きのこてんぷら盛り合わせ(648円)、甲斐サーモン刺身(海なし県のサーモンて、どゆこと? 648円)、岩魚刺身(648円)、柚子こんにゃく刺身(324円)、ポテトフライ(324円)などをいただき満足。
ごく最近、直ぐ隣に道の駅ができた。こちらにも、「源流レストラン」なる店がある。今度小菅の湯に来たら、入ってみたい。ただ、メニューを見る限り、喰い物は基本、ピザとパスタのみのようである。炭水化物摂取にそれほど魅力を感じない者にとって、酒(ワイン)の肴になるような一品料理を是非、充実させて欲しい。 

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わずか3週間ぶりの「さくらの湯」である。山北町民だって、小生より利用頻度が少ない者はいっぱいいるだろう。
今回も、登る山が西丹沢なので、素直に行けば「さくらの湯」&「ポッポ駅前屋」のゴールデンペアとなるわけだが、流石にこの頃、このパターンが多い。この1年半でもう4回目。偶には違う処にも行ってみたい気もある。西丹沢自然教室BSから新松田駅までの間、汗を流せる場所は、知りうる範囲でここ「さくらの湯」を含め3ヶ所ある。
ひとつは中川温泉界隈。「ぶなの湯」以外にも、何軒か旅館が日帰り入浴を受け入れている。もう1ヶ所は、丹沢湖にある「落合館」。どちらも施設そのものには全く不満は無いのだが、公共交通機関を使う上では、やや使い難い感じがする。山から直接、これらの施設に下りられれば良いのだが、西丹沢自然教室BSからバスに乗って、わざわざ中川温泉入口BSや丹沢湖BSで途中下車するのは、バスの本数が少ないためあまり効率的ではないし、途中乗車の場合は座れない恐れもある。
そのような点で、山北駅前は少々使い勝手が良い。新松田まで、バスだけでなく電車と云う選択肢が増えるし、時間調整のために「ポッポ駅前屋」という便利な存在がある。尤も、さらに先へ進み、例えば小田急線に乗り、鶴巻温泉駅で途中下車し、「弘法の湯」に入ると云う手もある。かつては下北沢まで戻って、銭湯に入る選択肢もあったが、いつの間にか銭湯は廃業してしまった。
「さくらの湯」にするか、「弘法の湯」にするかはもう、気分の問題かも知れない。今回は結局、天気が左右した感じ。今日はこの時期にしては気温が高く、汗をたっぷり掻いたので、なるべくならば早めに汗を流したい気分だった。尤も、気温が低くなればなったで、今度は早く温まりたい、ということになるかも知れない。それにもうひとつ、「さくらの湯」のあとに「ポッポ駅前屋」が控えていること、これも大きな判断材料である。いずれにせよ、また近いうちに「さくらの湯」に来るのは間違いなさそうだ。

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甲斐大和駅の南側の山域は、昭文社の「山と高原地図」でもこの頃、少しだけ登山道が載るようになってきたが、岩崎山(別名:日影雁ヶ腹摺山、標高1,155m)については道はおろか、山名すら記載が無い。でも昨今、「第4の雁ヶ腹摺山」として知る人ぞ知る山となっているようで、今回行ってみた(山行記録はこちら)。
基本的に「松浦本」のコースをなぞった形だが、歩く方向が頻繁に変化するため、意外にトレースするのが大変だ。この辺りの地形が妙に複雑なせいで、磁石+地形図かGPSを良く見ていないと、あらぬ方向へ引っ張り込まれそうになる。それに、登り始めも、最後の下り(松浦本よりも、やや北側に寄り過ぎたようだ)も、転げ落ちそうな斜面だった。
なんとか鶴瀬橋に降り立ち、タクシーを呼んだら(タクシー会社はこの橋の存在を知らず、呼ぶのに随分と手間取った)、さて風呂だ。ここから最寄りの温泉は田野にある「大和福祉センター」だが、まこと残念ながらビールを置いていない(その場合、ほぼ自動的に「砥草庵」に行くことになるので、それはそれで悪くは無い)。而して最善策はぶどうの丘温泉「天空の湯」ということになる。タクシーで10分程度。
1階には受付と土産物屋と軽食ラウンジ、2階に風呂がある。受付では、リュックサックを背負っている登山者に、荷物を預かると云うので(脱衣所が狭い為の配慮)、着替えのみを持って2階へ。ここの湯は、何と云ってもウリは露天風呂。眺望と開放感は「ほったらかしの湯」に優るとも劣らないと思う。つるつるすべすべの泉質もまた佳し。
さっぱりしたら、1階の軽食ラウンジに集合。テーブル席と座敷の座卓に分かれているが、圧倒的に座敷が人気。やはり皆さん、ゴロンと横になるのが好きと見える。もちろん、それも悪くは無いが、こっちはビールを呑むのが主目的なので、横になる訳にはいかない。眺望は、露天風呂に負けず劣らず良い。ここで甲府盆地を見下ろしながら呑むビールは格別、何度でも来たい。

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「さくらの湯」は、つい3か月足らず前(そのときのブログはこちら)に来て以来だが、夏を跨ぐと随分経ったようにも感じる。今回、当初プランでは、大菩薩連嶺の西を流れる日川の支流、大木賊沢を遡行して、できれば川胡桃沢ノ頭まで登ってみるつもりだったが、今年は秋霖の到来が早く、もう、沢歩き(≒水浴び)のシーズンは終わってしまった。そのため計画を変更し、玄倉から日影山に登って、大野山までてくてく尾根を縦走しようかと考えていた。
ところが、当日早朝に少々大きな地震が発生し(調布で震度五弱)、このちゃんが暫く調布駅で足止めを喰う事態となり、再び計画変更。新松田駅に到着するまであれこれ考え結局、大野山だけにしようか云うことになった。ことほど左様に計画は常に流動的であり、且つ易きに流れるもの。天変地異に対しては謙虚さ、柔軟性が大事である。しかして、大野山は個人的に初登頂となった。
大野山は一般的には山北駅寄りの「大野山登山口」BSから登り、谷峨駅へ下りるのが普通らしいが、やっぱり山北駅前の「さくらの湯」へ直接下りたい故、逆回りとした。そのせいで、「大野山登山口」BSから山北駅までが、意外に歩きでがあると気付く。
それと、もうひとつ気付くことだが、この辺りはフィリピン海プレートと北アメリカプレートがぶつかりあっているせいか、地形や川の流れがとても複雑である。その影響で、道路も複雑。高速道路に限らず道路は普通、日本では左側通行だが、東名高速は都夫良野トンネル付近では、何故か東京方面が右側に移るところがある。
そんな道を見上げながらふらふら歩くと、やがて御殿場線に沿って桜並木が続く小路に出る。ここはかつてD52が走っていた頃の、撮影名所のひとつだったらしい。もちろん、今でも桜の咲く頃は、「あさぎり号」等の撮影で鉄っちゃん達が群がる場所であるが、鉄っちゃんならずともこの小路を歩くのは悪くないだろう。やがてD52を静態保存している公園に到着、その向こうに「さくらの湯」が入った「山北町健康福祉センター」の建物が見えてくる。今日もいい山行だった。さて、早いところさっぱりして、ビールにありつくとするか。

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白駒池からしゃくなげ尾根を下り、「稲子湯」に着いたのが午前8時45分。ほぼ狙い通りの時間。ログハウス調の落ち着いた外観は変わっていないようだ。ここは、立ち寄り湯は9時からということになっているが、そこは女性陣のパワーのお陰(?)で、すんなり入らせて貰うことができた。
フロント(よりも「帳場」と云う方がしっくりくる風情)で600円を払ったら風呂場へ。ここの湯は鉄分が豊富なせいか、湯船の周りは赤茶色に染まっている。冷泉なので沸かしているが、男湯は43℃くらいで、小生がせいぜい1分間入ることが出来る物理的限界。一方、女湯は45℃くらいあって、流石にうめない限り入れなかったそうだ。
風呂から上がったら、自販機でビールをゲットし、談話室へ。普通、旅館の談話室は宿泊客専用ってところが多いが、ここは大らかで、立ち寄り客にも開放してくれる。落ち着いた雰囲気で気に入っている。
ともあれ、湯上りビール。まだ朝だが、一応、3時間余り歩いてきた後の風呂上がりなので、問題ない。ゆったりソファーに身体を沈めてビールをぐびぐび。ビールが無くなったら昨日の残りの日本酒を取り出す。次のバスが10時10分発なので、ゆっくりとちびちび呑める。近年、ここ稲子湯は、「岳」のロケ地として有名になったそうだ。談話室に飾ってあるサイン色紙には、小栗旬や長澤まさみがあるはずだが、女子連は見つけられなかったようである。
やがて、バスの時間が迫ってきたので徐に片付けてバス停に行くと、結構な人数が並んでいる。我々のように、しゃくなげ尾根を下りてきたのではなく、中山峠から本沢温泉、しらびそ小屋経由で下りてきた登山者ばかりのようだ。そう云えば、本沢温泉にも暫く行っていないな。高慢高飛車な女性従業員(まさか女将じゃなかろうね)はまだいるのだろうか。
やがて小海町営バスがやってくる。乗るときに皆さん、何処まで行くかを申告。小海駅と松原湖駅は半々ぐらいだろうか。中には、「八峰(やっほー)の湯まで」という客もいる。最近出来た日帰り温泉の様だ。バスの車窓から見る限り、大きくて奇麗。
今どきは、渋い「稲子湯」なんかには行かずに、このような大型日帰り温泉施設にやってくるのが多いのか。個人的には1回ぐらい覗いてもいいが、たぶん「稲子湯」の方が性に合っている。そう云えば、「稲子湯」には何度か立ち寄りさせてもらっているが、まだ一度も泊まったことが無い。そのうち、計画してみるか。 

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南秋川の矢沢で水遊びした後(遡行記録はこちら)、タクシーで「瀬音の湯」へ直行した。今日はまこと、沢日和だった。しかしその割には、矢沢中流域は川底がやや浅く、腰まで浸かるところが少ない(逆に背が立たない釜もあったが)ので、水浴びを堪能した、という程ではなかったのはやや残念。グッチー師匠にとっては尚更、不完全燃焼だったはず。でもやっぱり、沢で喰うソーメンは格別だ。
「瀬音の湯」には、昨年の11月以来の入湯。今日も相変わらず、繁盛している。何時ものように、リュックサックを専用置場に置き、着替えだけを取り出したら、番台(って感じとはちょっと違うが)に下駄箱の鍵と入浴券(800円)を渡し、左側の男湯へ。脱衣所もそれなりに混んでいるが、スペースは十分にあるので、誰かの着替えを待つようなことにはならない。洗い場も同様、十分なカランが並んでいる。
源泉は25.8℃でpH10.1というから、冷泉ながら、日の出町の「つるつる温泉」と同様、つるすべ系のお湯である。窓の外は眩しいほど。真昼間に入るのは、多少の罪悪感と相まって気持ちが良い。露天風呂に屯している人が多いようなので、今日は内湯に浸かっただけで出る。
着替えを済ませ、衣類をリュックサックへ突っ込んだら、やはり何時ものように、「カフェせせらぎ」へ向かう。ここにもそこそこ客がいるが、なんとかテーブル席を確保。ここの店のお姐さんは、いつも感じが良い。先ずは生ビール(470円)を注文し、ぐびっとやる。
それにしてもここは、テラスからの眺めが良い。見ているだけでまったりできそうだ。しかし、不思議とここへ来るのは暑いか寒いかどちらかで、テラスに出ようと云う陽気ではない。今度ここへ来るときは、しのぎ易くなってから、是非、泊まりが良い。

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種池山荘に泊まった翌日は、恨めしい程の良い天気。柏原新道の下りでは、針ノ木岳や蓮華岳は、ずうっと目の前に良く見えていた。信濃大町行きのバスに乗るには、登山口から扇沢BT(バスターミナル)まで車道を登らなくてはいけないのが鬱陶しいので、奮発して大人のタクシーを呼ぶ。尤も、9人で2台に分乗すれば、料金は気にならない。でも、バスを待つ時間、一足早く扇沢BTの2階でビールを呑むことも可能なので、個人的にはやや悩ましいところ。
それはさておき、タクシーが来たら「薬師の湯」へ直行だ。ここは入浴料は通常700円だが、割引券があれば500円とお得。信濃大町温泉郷にある「薬師の湯」にやってきたのも、前回、針ノ木岳に登って以来。まだ午前9時前だが、ここはなんと7時からやっている。風呂場は新館「アルプス自然浴の館」と旧館「体験風呂の館」があり、未だこの時間は新館のみ。そう云えば前回は旧館だった。
新館はとても開放的な感じ。気持ちが良い。源泉は62.8℃とのこと。もちろん湯船には冷まして使っているだろうが、やっぱりお湯はやや熱めなので(ところが、みんなは「ぬるい」と云う。おかしいな)、さっと出て露天風呂に行ってみる。こちらは丁度良い感じだが、ぶんぶん、蜂が飛んでいるので落ち着かない。やっぱりさっと出る。食堂は11時開店ということなので、大広間へ。客は数人が隅っこに居る程度。こんな時間でもあるので、誰もビールなど呑んではいないが、気にせず、我々は缶ビールで乾杯。つまみ持ち込み不可とは書いてないので、堂々と広げる。窓の外は田園風景。日差しが強そうだ。農耕用トラクターが、ポツンと置りざりになっている。なんとも長閑だ。

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薬師の湯のHP: こちら 

東京の最高気温が35℃とか云っている頃、それに比べれば多少涼しい御正体山を登り、山伏峠に下山(山の記録はこちら)。共和タクシーに電話をすると、やってきたのはジャンボタクシー。我々は9名だったので丁度良い大きさだ。「石割の湯」まで、一人あたま400円とはラッキーだった。
「石割の湯」は2年半ぶりの入湯。料金は700円だが、なおちゃんが割引券を持参してくれたので10%割引(630円)で入れた。ここの湯はpHが9.6と、アルカリ高め。山梨県に多い所謂、つるすべの湯である。
更衣室も洗い場は、まあまあの広さ。露天風呂はぬるくて、熱いのを好む人には物足りないかも知れないが、小生には丁度良い。でもさっと入ってさっと出る。風呂上がりは、大広間へ。残念ながら、たいして涼しくない。汗が止まらないので、扇風機の前に陣取る。風呂場に結構な人がいた割には、大広間はガラガラだ。車で来たらこんなところで休憩せず、さっさと帰るのだろうか。
我々は当然だが、風呂上がりの生ビール(550円)。つまみは、甲州名物・鳥もつ煮(650円)にしてみたが、ちょっとお高い感じ。他のメンバーは次々と大広間にやってくる。何度もお疲れさん乾杯。隊長は時間一杯まで湯船とサウナをエンジョイしたようだ。大広間に現れるなり、売店で購入したビールを、氷が入っているボトルに移し替えている。これは、キンキンに冷えたビールを呑まんがための行為である。
さてそろそろバスの時間、外に出てバス停へ。ところが道路が渋滞しているせいで、16時54分発の富士急路線バスがなかなかやって来ない。これならば、多少遅くても、もう一度共和タクシーのジャンボタクシーを呼んだ方が良かったのかも知れないが(あるいは、大広間でもっとゆっくりと呑んでいるんだったが)、後の祭り。当初予定していた富士山駅18時8分発のフジサン特急14号に乗り損なった。さすが、山中湖は観光地である。この次、この季節にやって来る時は、時間の余裕が必要と云うことだ。じゃなけりゃ、渋滞が解消されるまで、慌てず騒がずゆっくりと呑むことにするか。

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