山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日帰り温泉

「丹波天平」の紅葉を眺めに行って来た。今年はここに限らず、全般に少々色付きがいまいちで、かつ盛りの時節を過ぎていたが、それよりやや下の「保之瀬天平」辺りでは、概ねいい色合いだったように思う。満足して、サヲウラ峠から一気に下ると、丹波の集落は意外に近い。しかし、さらに青梅街道へ出るまでは、幾重にも張り巡らされた頑丈なフェンスを通り抜けるため、扉を何度も開け閉めすることが必要。害獣(イノシシやシカ、サル)からの農作物防護は、金も労力も実に大変なことだと実感する。
丹波BSのすぐ並びに、御食事処「仲よし」という店があり、しかも営業中だったが、「のめこい湯」までまだ少々歩かなくてはいけないので、入るのを躊躇。あとから考えれば、丹波BSへ行くこと自体、少ない機会だったので、店にも入っておくべきだったと反省。
「のめこい湯」は、9ヶ月ぶりの訪問。前回はさんざん雨に降られたあとだったが、今日はまずまず良い天気。しかし今日は全く眺めが利かない山という、皮肉な結果ではある。
この「のめこい湯」というネーミングは、ご想像通り「のめっこい」という方言から派生したものだが、国立国語研究所共同研究報告13-02「首都圏の言語の実態と動向に関する研究 成果報告書 首都圏言語研究の視野」の「首都圏における在来方言の地域資源としての再生の一事例 ― 多摩地域の「のめっこい」を例として ―」(三井はるみ、2014)によれば、「のめっこい」という方言は、「・・・秩父,丹波山及び北関東地方で発祥した言葉と思われ,西多摩や埼玉南西部地域の一部・・・」、具体的には入間、瑞穂、武蔵野、武蔵村山、立川、羽村、青梅、日の出、檜原では、実際に今でも使用されている言葉とのこと。小生は生まれも育ちも八王子で、小さい頃「のめっこい」と云う言葉は聞いて知っていたが、これによると既に八王子ではもう廃れてしまっているようだ。
今日は天気が良かったせいか、道の駅「たばやま」はかなり賑わっている。「のめこい湯」にも、前回よりははるかに多くの客が来ていた。しかし、たいていの人たちは、風呂に入っただけでさっさと帰ってしまうらしく、休憩室や食事処にはほんの一握りしかいない。明らかに我々は上々客である。いつものように生ビールを注文。鹿肉はありますか、と訊くと、ソーセージしかありませんとの回答。じゃあそれもお願い、と追加注文。
鹿肉の消費拡大に、ささやかながら協力したいと思ってみても、供給能力はまだまだ不十分のようだ。簡単に鹿を捕まえる方法を考え出したら、ひと儲け出来そうだ。ハーメルンの笛吹き男の如く、山の中をひとめぐりしたら、ぞろぞろ鹿が付いてくる、なんて上手い方法がないものか。

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強風のため熊野岳登頂を断念し、昼ごろ敗退が決まったので、その後は全て観光モードに切り替え。そうなると山形在住のアユラシだけが頼りである。さっそく、このちゃんを連れて観光中のアユラシに電話を入れ、仲間に入れてくれと連絡。
ロープウェイ駅に戻って、生ビールを呑んだら、次は風呂で温まりたい。もちろん、蔵王は温泉の宝庫なので選り取り見取りだが、アユラシお薦めの温泉は、その名も「蔵王温泉大露天風呂」という立ち寄り湯。温泉街よりだいぶ上にあるので、ちょっぴりでもビールを呑んだらもう無理。アユラシはアッシー君となり、我々を2回に分けてピストン輸送。かなりの勾配で判り難い山道を登ると、広々とした駐車場があり、その奥が入口。ここからは沢へ向かって少々下り階段。あたりは丁度、紅葉真っ只中だ。
建物はかなり鄙びた造りで、湯治場そのものの雰囲気。屋根らしきものはあるが、大きなあずまやの様に、扉が一切ないので、外気と一体になっている。夏ならば良さそうだが、11月ともなると快適とは云えない。470円を支払って脱衣所へ向かう。仕切りはあるが、やはり外と変わらないので、服を脱ぐのにちょっぴり勇気が必要だ。
風呂はまさに野趣溢れる雰囲気。その名の通り大露天風呂。ここは沢そのものが温泉、湯船は自然石を利用した造りとなっており、流れに沿って上下2段に分かれている。上段の湯加減は丁度良いが、下段はぬるめ。ぬる好きの小生でも、上段がいい。
湯船に浸かってまわりの紅葉を眺めるのは良い気分。この温泉のPhは何と1.4とのこと、胃液並みの超酸性である。長湯すると消化されそうである(嘘)が、温泉成分にたんぱく質分解酵素は含まれていないので大丈夫である。入るときと同様、出るのにも勇気がいるが、湯あたりが怖いので適当なところで意を決して上がる。
休憩所にいくと、玉こんにゃくや飲み物も売っているが、その中に缶ビールがあるのを発見。アユラシには悪いが呑ませていただく。しかし、休憩所も屋根があるだけで外と同じ。湯上りのビールを呑むにはやや気温が低過ぎたようで、美味さはいまいちだったのは残念。

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蔵王温泉大露天風呂HP: こちら 

今日はシャトールミエールの新酒まつり当日。このような時には、午前中にサクッとひと山登って、午後は会場に向かうと云うのが基本。さて、今年は何処の山に登ろうかと、いつものように考えあぐねた結果が兜山だった。これも一応、山梨百名山。春日居駅の裏山的存在だが、駅から歩くと後のスケジュールに影響が出るので、ここは大人のタクシー。
兜山から下山する場合も、目当ての岩下温泉までは1時間以上かかるため、やはりタクシーを呼んだ(山の記録はこちら)。到着した岩下温泉旅館は、新館と旧館が離れていて、日帰り温泉をやっているのは旧館だ。タクシーから降りると、作務衣姿の女性(どうやら女将らしい)が案内してくれる。
旧館は外も中も実にレトロ、明治の頃の建物だということだが、それも頷ける。鬼瓦には「湯」と「温泉」の文字が刻まれている。こんな瓦は初めて見た。玄関を入ると帳場と休憩室(Café)になっている(2階にも座敷の休憩室がある)。後でここでビールが呑めるゾ、よしよし、と確認。
帳場で500円を支払ったら風呂場へ移動。女将さんから、猫の漫画を見ながら入って下さいとレクチャーを受ける。風呂場には我々以外、誰もいない。確かに、壁には猫のキャラクター(小生にはどうも、かわうそに見えてしょうがない)が、描かれている。
多少、熱い湯に長く浸かった後としても、源泉(27℃とのこと)の湯船は冷たくて、ちょっと入り難い。夏場に来ることがあったらチャレンジしてもても良さそうだが、今日はやめておこう。廊下の向い側にも源泉の大きな湯船(霊湯と呼んでいる)があるが、見学だけに止めた。
風呂から上がったらさっきのCaféに戻るが、女将さんが見当たらない。ならばと、呼び鈴を鳴らしても現れない。何度鳴らしても同じ。これでどうだと電話をかけるが、奥の方で虚しく鳴るだけで誰も出ない。念のため、本館の方へ足を運んでも人影なし。どうなってんの?せっかく湯上りビールを呑んで、この宿の売り上げに貢献するつもりになっていたが、万策尽き、とうとう女将は現れず。すっかり項垂れて、タクシーを呼ぶことにした。すると何故か、タクシーの到着と共に女将さんも現れたが、既に手遅れ。
女将さん、今日は確実に3,600円(=ビール600円×6)の売り上げをフイにしましたよ。

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岩下温泉旅館のHP: こちら 

先日、東御殿の帰りに寄った「花かげの湯」に、今年2回目の訪問(前回のレポはこちら)。今回は柳平からの路線バスの途中下車。このあとは、塩山へ向かって「ホリデー快速ビューやまなし」に乗るつもりなので、滞在時間は40分余りと、慌ただしい。風呂から出たら、直ぐにタクシーを呼ぶ必要がある。
券売機で410円の入浴券を購入し(Web限定クーポン利用)、フロントに渡したら風呂場へ直行。もちろん、待ち合わせ場所は言わずもがなの休憩室である。
山梨市は、2006年に牧丘町と三富村と合併したため、「花かげの湯」だけでなく、「鼓川温泉」と「みとみ笛吹きの湯」も含め、3つの日帰り温泉施設を保有している。民営の「はやぶさ温泉」、「ほったらかし温泉」、「正徳寺温泉」まで含めると、6ヶ所。汗を流すには事欠かないところだが、利便性から云えば「花かげの湯」と「はやぶさ温泉」は良い勝負だろう。
前回は1月だったせいか、風呂場は閑散としていたが、今日はそれなりに客が入っている。地元の客が多そうだが、ブドウ農園関係者なのだろうか。洗い場でさっぱりしたら、今日は内湯だけちょっと浸かり、さっさと出る。素早く休憩室へ移動したら、食事処「はくさい」と繋がったカウンターでビールを注文。ちなみに「はくさい」の名物料理は富士山丼(3,776円)。もし今度、大人数で来ることがあったら試してみるか。
今日も休憩室の利用客は少ない。皆さん、風呂から上がったらさっさと帰るようである。前後して現れたなおちゃんにタクシー手配をお願いすると、最寄りの牧丘タクシーは出払っていて、直ぐには来られないとのこと。2台しかいないので、そういうこともあるだろうが残念。ならばと次は塩山のタクシー会社に電話すると、10分でやってくるとのこと。なんとかなりそう。
さっさとビールを呷って外で待っていると、なかなか現れず気が揉める。やがて遅れて現れたタクシーの運転手曰く、途中渋滞しているとのこと。それでも「何とか間に合わせます」、との言葉通り、5分前に駅に着いた。さすがだ。

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高原山の鶏頂山、釈迦ヶ岳、中岳、西平岳を登った後は、西平岳登山口から車道をひたすら下り、ちゃんと舗装された道に差し掛かったところで、予約していたタクシーが丁度やってきてくれ、乗車。待ち時間は全く無しの、絶妙なタイミングだった(山の記録はこちら)。
さて、そうなると次は風呂だ。最寄りは鬼怒川公園駅に近い「鬼怒川公園岩風呂」。料金は510円と、この鬼怒川界隈では最安だが、特急スペーシアで浅草方面へ帰るには、鬼怒川温泉駅での乗り換えが必要となるし、食事処や休憩室が無いので、湯上りビールもお預けとなってしまうのが難点。
そうなると、次候補として調べてあった、鬼怒川温泉駅に最寄りの「鬼怒川パークホテルズ」に行こうということになった。タクシーは駅で降ろしてもらい、先ず切符を購入。今日は土曜日なので、先週と違って列車は選り取り見取り。頃合いが良さそうな、きぬ134号の指定をとる。
駅から鬼怒川パークホテルズまでは5分ほど。門の入口、玄関、フロントの手前、フロントと、4か所に宿の係員がいて、皆さん笑顔で「お疲れさまでした」と、まるで我々が泊まり客のように応対してくれるので、その都度、つい「風呂に入りたいだけです」と云ってしまうが、それでも笑顔は変えずに「ようこそいらっしゃいました」と応対してくれる。ちゃんとしたホテルマンのホスピタリティはさすが違うなあ、と感心。これだけでも、800円(税別)は安いと思ってしまう。
貴重品はフロントで預かってもらうスタイル。強欲な日帰り温泉施設だと、コインロッカー代を取られることになるが、ここはそんなマネはしない。ただし個人個人ではなく、女性同士、男性同士でまとめて預けることになる。フロントで応対してくれたのは、日本語ペラペラな東南アジア系女性だった。
風呂場に行くと、先客は二人程で、ほぼ貸切状態。内湯は古代檜風呂と大樽風呂、外は石造り露天風呂、屋形舟風呂などがあって広々、洗い場の設えも、日ごろ通っている日帰り温泉とは、ちょっと高級感が違う。大満足。さっさと上がってしまうのは、さすがに惜しい気がする。やはり偶には少々料金が高くても、ラグジュアリーな湯に浸かるのも悪くない。少々後ろ髪を引かれる思いで風呂から上がり、フロントに預けた貴重品(含、和尚の財布と携帯)を回収したら、さてビールを呑みに行くか。

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勝沼ぶどう郷駅前の食堂「銀月」から、ぶどうの丘にある「天空の湯」までは、ほんの1km少々なので大した距離ではないのだが、アップダウンが結構あるので、酒が入ってしまうと途轍もなく遠く感じる。駅前から「天空の湯」まで、水平の歩道橋が架かっていれば、何とかなるかも知れない。甲州市の英断を待ちたい。而して、今のところはタクシーのお世話になるしかない。このあたりの運転手は皆、ワンメータ(普通車730円)でも嫌な顔はせず乗せて呉れる。
今回も、「銀月」で少々いい気持になったので、やはり駅前からタクシー乗車。「天空の湯」に着き、フロントで入浴料(610円)を払う段になると、係の人は、我々の身なりを見てすかさず「脱衣所が狭いので、荷物は預かります」と云う。
他の日帰り温泉と較べて、そんなに違いは無いと思うのだが、要は他の客に対する迷惑さを、施設側でどれだけ神経を使っているのか、ということだと思われる。確かに、ロッカーの高さがもう少し低ければ、その上にリュックサックを置くことが出来るのだが、少々高過ぎて届かない。従って、仰せに従い、着替えだけを取り出し、リュックサックの一時保管を頼んだら2階へ。
先ほどのタクシーの運転手は、今日はぶどうまつりがあるので、呑み疲れた客がそろそろ大挙してやってくる筈だ、と我々を脅かしたが、それほど普段との違いは感じられない。露天風呂にいる客が多少多いかな、という程度だった。
さっぱりしたところで、再びフロントに戻ってリュックサックを受け取り、そのまま1Fのラウンジ(軽食コーナー)へ移動。ここは、晴れれば南アルプス・白根三山の大展望が得られる場所なのだが、たとえどんな天気であっても、それなりに佳い眺めなので、湯上りビールを呑みながらぼーっとするには申し分ない。自然に、頭が思考停止状態(=エポケー、epokhế)に陥る稀有な場所である。

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「天下茶屋」でほうとう鍋を喰って温まった後、やはり汗を流すのは早い方が良かろうと、タクシーで「河口湖ステーション・イン」へ直行。今年の1月以来の訪問(その時のレポはこちら)である。
河口湖駅周辺には、他にもいくつか立ち寄り湯があるが、何れも駅から歩いて行けるような場所ではないし、料金も観光地相場になっていて、たいてい1,000円以上するので、ちょっと二の足を踏む感じ。一方、ここ「河口湖ステーション・イン」は、河口湖駅の目の前で、料金は600円。勿論、ボディソープやシャンプー、ヘヤドライヤーも常備。しかも富士山も眺めることができる展望風呂である。残念ながら、温泉ではないのだが、我々の様に、山から下りてさっぱりする上では全く申し分がない。登山に限らず、身体を動かして汗をかいたような客が河口湖界隈にいる限り、これで来ない訳が無い、と思うのだが、今日もほぼ貸切状態(男風呂に先客1名のみ)。日帰りなんてせわしいことはせず、優雅にお泊りする客か、日帰り客であってもマイカー移動なのだろう。ともかく、我々にとってはまこと好都合である。
この頃、河口湖駅界隈には外国人観光客が目立つが、「河口湖ステーション・イン」でも同様。我々の到着時、フロントでは、若主人が外国人相手に観光スポットの説明をしていた。こんな小さなインでも、英語でコンシェルジュ的接客をしないとやっていけない時代なのだと感じ入る。
外国人が納得顔でホテルを出て行ったあと、ようやく我々も受け付け。入浴料を支払って4階へ。今日は生憎の天気で、目の前に見える筈の富士山はガスの中。それでもここの風呂場は2方向が窓なので、明るくて気持ちが良い。
さっぱりしたら、待ち合わせ場所の1Fのコーヒー&レストラン「Buffet」へ。いつも我々が乗る「ホリデー快速富士山2号」までまだ時間があるので、風呂上がりビールを呑んで時間調整。三々五々皆が風呂場から戻り、1本、また1本とビールを追加注文。全員が揃って喉を潤した頃、そろそろ電車の時間、駅に移動しよう。
「河口湖ステーション・イン」は、インバウンド需要はそれなりにありそうなので、潰れる心配は無い。従って、これからも展望風呂が混み合うことが無いよう祈りたい。

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那須ツアー2日目、今日はわずか2時間だが、いちおう山歩きは終了したので、さっぱり汗を流そうと温泉を目指す。那須には日帰り入浴が可能な施設はそれなりにあるが、やはり「鹿の湯」を素通りする訳にはいかない。何しろ開湯1,300年を誇る由緒正しき湯だ。雰囲気も含め、ほぼ全ての点で申し分ないが、唯一、ビールの販売が無いのが玉にキズである。
バスで移動中から、もう皆の心は風呂上がり後の、「那須観光やな」の鮎に飛んでいる。やがて那須湯本に近付き、バス通りから見下ろすと、鹿の湯の周りには多くの車が駐車している。こりゃ混んでいるようだ。芋洗い状態はイヤだなと思いつつ階段を下りて行くと、渡り廊下や入口付近で所在なさげに屯している輩が多い。ここは無料休憩室が無いのでこんな状態になってしまう。
帳場で620円を支払い、渡り廊下を進み男湯へ。脱衣所と風呂場を見渡すことが出来る。手前の湯船は人で埋まっているが奥は空いている。それもそのはず、6つある湯船の内、奥は46℃と48℃。もう、ゆで卵が出来そうなほどの温度だ(ホントは58℃辺りから凝固が始まるので心配いらない)。
脱衣所には注意書きの貼紙があり、48℃の湯船に入る際、先客がいる場合には、波を立ててはいけない、と書いてある。そのような経験は無いが、うそのようなホントの話である。昔、テレビのCMで、今は亡き「古今亭志ん朝」が、我慢しながら熱い湯船に浸かっている状態で、湯に入っていたもうひとりが湯から上がろうとすると、「動くんじゃない!」と一喝していたのを思い出した(何のCMか覚えていないので、CMとしての効果は無かったかも知れない)。
小生はもちろん、そんな湯船には入らず、一番手前の41℃にゆったり浸かる。ゆったりと云ってもせいぜい5分ほどで上がり、さっと着替えたらさっさと湯本温泉街に戻る。
まだ10時10分、何処かビールを呑めるところが無いかとうろうろしてみるが、当てにしていた「Licca nasu hutte」も、「青木屋」も、「とらや食堂」も開いていなかった。この天気のせいだろうか、と雨に濡れながら暫し途方に暮れる。
そうこうしているうちに、唯一「蕎麦専科麺之匠」に暖簾が出たのを見届け、「やったー」と思って、後からやってきた皆に伝えたところ、3人とも「那須観光やな」へ一刻も早く行きたいらしく、間もなくやってくる10時40分のバスに乗ろう、と云い出したので、結局そこで取材はボツ。この先バスの中で、暫くの間、悶々とすることとなった。

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「天女の湯」は一昨年の冬、飯盛山に登った帰りに立ち寄ったが、図らずも今回、またやってくることになった。汗を流すには、「ペンション・べりーべりー」内にある風呂に入るものだと思い込んでいたら、夕食前、無料券(通常料金は780円)とタオルセットを渡され、ほぼ強制的に「天女の湯」へ連れて来られた。勿論、不満がある訳ではない。
車に乗ればほんのわずか。陽気が良ければ、少なくとも往路は下り坂なので、歩いても行けそうな距離である。でも今日は結局、一日中雨降りだし、既に酒も入っているので、車移動に越したことは無い。
前回は気が付かなかったが、ここは「清里丘の公園」という広大な敷地の一角にある、「アクアリゾート清里」という建物の中の一施設だった。「アクアリゾート清里」内には他に、温水プールやレストランがある。公園内には、ゴルフコースやらテニスコート、キャンプ場、バーベキュー施設等もある。北杜市(というか、かつての清里町)は随分と金持ちなのか。ちなみに開業は1996年で、2006年にリニューアルとのこと、バブル崩壊後に建設された施設のようだ。
前回は冬だったので単純に比較はできないが、今日は客の入りが随分と多いようだ。駐車場も車でほぼ埋まっている。「天女の湯」の浴室もそれなりに混んでいるが、カランが塞がっている程ではない。源泉は47℃、pH7.7の低張性弱アルカリ性高温泉で、100%かけ流しとのこと。やや黄土色掛かった湯で、肌触りは優しい感じ。内湯も露天風呂もゆったりサイズ。
さっぱりしたら、休憩処へ行ってみる。風呂場には人が多かったが、2階にある休憩&食事処で寛いでいる客は意外なほど少なく、ましてビールをやっている者は見当たらない。勿論だからといって、遠慮はせずに生ビールを注文、ぐびぐびやる。
結局、今日は生憎の天気だったが、家を出る頃からは想像もつかない展開となって、こんな時間にこうして「天女の湯」でまったりしている我が身を返り見ると、なかなか可笑しい。何れにしても、ツルネ東稜&キレット小屋は近いうちにリベンジしないといけないが、一旦、ケチがつくとなかなかチャンスがやって来ないこともある。また今回のようになった時は、とりあえずペンションではない宿を期待したい。

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久しぶりに大菩薩嶺に登ることになった。当初は沢歩きのつもりだったが人が集まらず、和尚が「沢じゃ無ければ参加したい」と言い出したので、ごくポピュラーな大菩薩嶺をチョイス。もう8月なので、このくらいの高さには登らないと暑くて我慢できない。
その後、さすが深田百名山にしたせいか、参加者が次第に増えて(兄も参加することになり)結局合計7名となった。我々の仲間でも大菩薩嶺の人気は高く、毎年のように通っているもののいるが、小生としては11年ぶり。その頃はまだ、介山荘は建て替え前の趣ある建物で、先代の小屋主も現役だった。
今回はごく一般的なルートを大菩薩峠経由で登り、下りは唐松尾根。これで上日川峠からバスに乗って帰れば、まったく普通のハイキングだったが、今回のもう一つの目的は「ペンションすずらん」に寄ることなので、ならば「山と高原地図」で破線となっている、中日川峠から下りる道を辿ってみようか、ということにした(山の記録はこちら)。
実際に行ってみると、果たして「すずらん」を指し示す道標はしっかりあったが、登山道そのものはすっかり廃道化していて、けもの道との違いが付かない状態。あとで「ペンションすずらん」の女将さんに聞いたところでは、この頃全然手入れはしてません、とのこと(ペンションすずらんのHPにある「周辺マップ」には「山と高原地図」と同様、赤い破線の記載あり)。昭文社としても、早いところ破線の表記はやめるべきと思われる。
我々はそれでも殆ど迷うことなく、「ペンションすずらん」の南にある橋の袂に下ることが出来た。これはまったくGPSのおかげである。
「ペンションすずらん」に到着。いつものように、ライダーたちが寛ぎ、虫取り網を持った子供達がうろうろしている。我々山やは、とにかく風呂だ。ここは温泉ではないが、安くて(500円)、開放的で、空いているのでお気に入り。カランからのお湯の出が悪かったがそれは御愛嬌。すっきりさっぱりしたら、レストランへ。まずはビールで乾杯。三々五々、風呂上がりの面々が集まる。ここは時折風が通っていくので、エアコンなんて必要ない。今日は珍しく、数人の先客が寛いでいた。女将さん曰く、今日は泊まりの客が多くて、準備に忙しいとのこと。
つまみはいつもの、しいたけバター焼き、やまうど、野菜と山菜の天ぷらの他、馬刺しも注文。そうなれば日本酒も必要ということで、珍しくビール以外にも手を出し、大人の夏休みを満喫した。

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梅雨明けしたのにも拘らず、たかだか標高が1,200m程度で、暑い思いをするのが判っていた十二ヶ岳と小野子山を、あえて登りに行ったのには訳があった。それはひと先ず後回しにするとして、とにかく今日は覚悟の上とは云え、予想通りに暑かった。時折吹き抜ける風が無ければ、予定通り歩き通せたかどうか判らない(山の記録はこちら)。
ともかく、一刻も早く下界に下りたら、一刻も早く日帰り温泉へ直行だ。今回の山で最も近いのが「根古屋乃湯」という日帰り温泉。外観も内装も、かなり素朴な感じで、手作り感にあふれている。入浴料は400円なので、銭湯よりも安いということになる。貴重品ロッカーは、500円のデポジットを払って鍵を借りる仕組み。
脱衣所には「お風呂上がりにゴックン!おいしい生ビールあります」の貼紙があって、そそられる。風呂場には先客がおひとりだけ。その方も直ぐに出て行ってしまった。内湯も露天風呂もかなり広いが、ひとりで完全貸切状態。
内湯は湯船が2つ、露天風呂は3つに仕切られていて、湯温が異なる。源泉は34℃というから、冷たい感じ。次が39℃くらい(個人的な感触)でぬるめ。一番暑い湯船でも41℃程度(個人的な感触)なので、こちらに入る。湯船から、さっき下りて来た十二ヶ岳と小野子山や、子持山、赤城山を眺めることが出来る。これほどの眺望がある日帰り温泉も珍しいと思う。この温泉は吾妻川畔に建っているが、河岸段丘の上なので見晴らしが良いのだろう。
さっぱりしたところで、さてお待ちかねのビールだ。食事処には、「支那そば」と大きな文字が書かれた暖簾。客は誰もいない。エアコンは無く扇風機が回っているだけだが、窓は開け放たれていて風が入ってくるので、暑くは無い。
ビールのあてには枝豆。なまずの天ぷら(1,000円)が気になったが、この後が控えているので自重。しかし、枝豆だけにするつもりが、奥から女将さんが「田舎だからこんなのしかないの」と云いながら漬物やら、ミニトマトやらのサービスがあって大満足。「玄関にきゅうりが置いてあるから持って行って」と云われ、(小生以外は)有り難くいただいた。ここには、普通の日帰り温泉には無い、家族経営ならではの温かみがあって、和める。次に来た時は、食事処でもうちょっとゆっくりしてみたい。

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暑くなると、どうしても高い山に登りたくなる。しかし、日帰りの場合、登れる範囲は限られる。同じ山(例えば大菩薩嶺)ばかり登るのは憚られるし、山行計画を立てる身には悩ましい季節だ。そこで、今回はとっておきのプランとして、およそ30年ぶりに黒金山を登ることにした。タクシーを駆使すれば、一気に標高1,550mまで上がることが出来る。今日は総勢5人でタクシー1台なので、料金メーターは怖くない(山の記録はこちら)。
青笹から黒金山に通じる登山道は昔からあったが、現在はそのほぼ中間点を林道が横切っていて、そこが今回のスタート点。30年前にはこんな登山口は無く、日帰りで登ること自体、想像もしなかった。その時は、乾徳山中腹にある高原ヒュッテ(現在は無人避難小屋だが、当時は素泊まりのみの有料小屋だった。暖房が無く、晩秋の夜は随分と冷えた記憶がある。)に泊まり、翌日は乾徳山、黒金山を越えて、西沢渓谷へ下った。
黒金山は、中央線沿線の山と云うよりは、ほぼ奥秩父の領域。事実、シラビソやコメツガが主体の森で、苔生した深山のひんやりした雰囲気に包まれている。黒金山山頂は、残念ながらガスに包まれていて眺望は得られなかったが、涼しさを求めて黒金山に登ったので、目的は十分達成した。
乾徳山を経由し、大平牧場の上にある登山口まで下れば、またタクシーを呼び、さて風呂だ。近くに「笛吹の湯」があるが、知りえた情報の範囲では、食事処もビールの自動販売機も無いようなので、当然スルー。その下流には「一の橋館」という温泉旅館があるが、タクシー運転手に訊いても立ち寄り湯をやっているか不明だったので、塩山に近い「はやぶさ温泉」に行くことにした。ここは、たいていのタクシー運転手に訊いてもイチオシである。
「はやぶさ温泉」とは随分カッコいい名前を付けたものだと思っていたが、ここの地名が「山梨市牧丘町隼」であることに初めて気が付いた。漢字ではなく、ひらがなにしたのが良かったようだ。
ここは普通の日帰り温泉とは違い、家族経営のような、手作り感がある施設である。たいして広くないフロントには、桃や野菜などが段ボール箱に並べられていている。桃ひとつ100円は安いと思うが、持ち帰ると思うとなかなか手が出ない。入浴料600円を支払い、貴重品をフロント脇のボックスに預けたら風呂場へ。源泉かけ流しで、カランの湯も源泉100%。湯温も程良い。しかも高アルカリ性(Ph10)なので、つるつるすべすべの湯である。
さっぱりしたら大広間へ。南側が開け放たれていて、手入れが行き届いた庭を眺めることが出来、ちょっと気の利いた旅館にいる気分になれる。まずは生ビール。今日もビールが美味い。さて、つまみ。ここは、下手な居酒屋顔負けにつまみの種類が豊富。表面がパリッとした餃子は勿論美味いし、モツ煮込み、牛すじ煮込み、ごぼう唐揚げ、砂肝塩焼きと、どれも日帰り温泉の食事処の水準ではない。腹が減っていれば麺類や丼物、握り寿司、うな重まであるので問題ない。つい、長居をしてみたくなってしまいそう。お湯佳し、食事処佳しであれば、地元のタクシー運転手が勧めるのは当然である。

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はやぶさ温泉のHP: こちら 

中双里BSから西武秩父駅行バスに乗り、大滝温泉まで移動。途中、川又BSに寄るが、地図を見る限り、随分と寄り道をすることになる。元々2つのバス路線が有ったのを、強引に1つにまとめたような運行パターンの様にも感じる。わざわざ寄るのだから、川又にはさぞや何か飲食店か酒屋でもありそうだが(勝手な妄想)、案の定というか、残念ながら何も無い。
ここは、かつて武州から甲州、信州方面へ通じる秩父往還(中山道と甲州街道の間道でもある)の拠点であり、近くに栃本宿と栃本関所があった。十文字峠越えや雁坂峠越えの起点として、登山者にはそれなりに価値はあるのだから、「山の駅」でもあったら最高だと思う。
川又BSに停車すると、荒川源流の沢でも登って来たのだろうか、70Lサイズの特大リュックサックにシュリンゲやらヘルメットやらをぶら下げて、若者集団がドヤドヤと乗り込んできて、車内はほぼ埋まった。
我々は大滝温泉遊湯館前BSで途中下車。11年ぶりの大滝温泉(隊長、グッチー師匠と入った前回はこちら)。ここは、お食事処や特産品販売センター、歴史民俗資料館からなる道の駅に、併設された形となっている。お食事処や特産品販売センターには観光客が集まっているようだが、遊湯館は意外に空いている。入浴料は700円だが、ロッカー代は別途100円かかる。
脱衣所から風呂場に向かうと、内湯と露天岩風呂がある。露天岩風呂と云っても、一方向だけが屋外に面しているだけなので、それほど開放感はない。内湯と露天岩風呂とは、ガラス窓があるかどうかだけの違いだ。どちらからも荒川の流れが目の前に見える。内湯だって十分、眺めが良い。湯は、弱アルカリ性(Ph8.4)なので、ぬるぬる感は殆ど無いが、柔らかな感触。
風呂上がりは、遊湯館内の食事処へ。ビールと共に、枝豆、タコ唐揚げ、ポテトフライを注文。ここは、つまみの数は少なめだ。別棟に「郷路館」という食事処があるので、致し方無いのかも知れない。それでも、空いていてのんびり寛げるので、何ら文句は無い。次のバスがやってくるまで暫し、まったりした。

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柳沢峠で塩山タクシーに乗ったら、運転手には行先は塩山温泉の廣友館と告げる。ビールにありつくまでじっと我慢の時間。運転手が云うには、今日は下界では全然雨が降らなかったそうだ。この時期、雲が掛かった山にだけ雨が降るということが間々あるが、今日はそういう日だったようだ。
廣友館に到着。タクシーの運転手が親切にも、風呂が沸いているかどうか心配で訊きに行ってくれた。すると、使える風呂が一つしかなく、男女入れ替わりで入ってもらうしかないとのこと。今日は男2人、女2人なので、ちょっと困る・・・。ならば宏池荘へ行こうか、というと運転手が「ここもやっているよ」と、向かい側の井筒屋旅館を指差し、再び、沸いているかどうかを確認しに行ってくれた(ビールを飲めるかも訊いてね~、と追加依頼)。随分フットワークが軽い運転手(小生よりだいぶ年上)である。
結果、風呂もビールもOKとのこと。ひょんなことから井筒屋旅館の風呂に入ることになった。ここの風呂に入るのは、かれこれ9年ぶりである(そのときの記録はこちら)。そもそも井筒屋が日帰り入浴をやっているとは知らなかったので、まさかまた、ここにやってくるとは思わなかった。老夫婦がお出迎え。入浴料は500円。
宿の主が、風呂場への道順を教えてくれるが、なかなか複雑。でも、実際に行ってみると、9年前の記憶がよみがえり、そういえばこんな場所だった、と懐かしく思える。女風呂の手前には卓球室があり、卓球台もそのまま残っている。妙に懐かしい。
風呂場は、お世辞にもメンテナンスや掃除が行き届いているとは言い難いが(9年前はこんなんじゃ無かった筈だ)、すっかり貸切状態だし、お湯はぬるぬるで好い加減である。カランからのお湯の出が悪いので、湯船の湯を盛大に使って汗を流す。
さっぱりしたら、薄暗いロビーへ戻り、奥に向かって「ビールを下さい」と叫ぶと再び宿の主が現れ、ビールを出して呉れる。古びたソファーに座り、ビールを呑んでいると、塩胡瓜をサービスしてくれた。この感じが、通常の日帰り温泉には無い心遣いで嬉しい。この旅館は後継ぎがいないのかも知れないが、もうちょっと手入れをしたら、渋さがウリの宿として、客が集まるのではないかと思う。このまま朽ちていくのは、如何にも勿体ない。

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御坂黒岳を登る場合、一般的には御坂峠辺りを起点に、東西に縦走するのが普通だろうが、今回は北から南へ横断することを計画。やはり、トライするには日が長い季節がいいだろうと、梅雨の最中なれど7月のあたまに行ってみた(山行記録はこちら)。
御坂黒岳はどっしり大きな山なので、その北尾根は思った通りに「登り応え」があったが、南尾根も思った以上に「下り応え」があった。正直、雨の日じゃなくて幸いだった。南尾根の途中には、国土地理院の地形図にも記載されている烏帽子岩があり、さぞかし立派な岩で、その上に登ったら眺めが良かろうと勝手に想像していたが、実際には思ったほど巨大ではなく、しかも登る手懸りが無く、少々残念。
とりあえず烏帽子岩を確認したら、もう南尾根を下る意欲はやや薄れ、末端まで下ると時間もかかるため、ルート変更。途中からショートカットして、日帰り温泉の「天水」を目指して適当に下った。特に迷うことなく「天水」に到着すると、丁度、団体が大型バスで帰るところだった。何処かの日帰りバス旅行ツアーなのだろうか。
試しにググってみると、御坂黒岳や三ツ峠山などのバス登山ツアーで、「河口湖の温泉」に寄るツアーなどが見つかる。これには「天水」も該当しそうだ。良く見ると、様々なツアー会社が企画している多くの日帰り登山ツアーは、「下山後温泉入浴休憩付」というのが普通の様だ。山の帰りにひと風呂浴びるのは、いつのまにか世の中の常識になっていた。登山以外でも、例えば「ほったらかし温泉」を目玉にしたバス観光ツアーなども結構、見つかる。
これまでは「やしおの湯」以外で、ツアーバスを見掛けたことが殆ど無かったが、それは偶々運が良かっただけなのかも知れない。これからは事前に、様々なバスツアーの期日と被っていないことを確認してから、日帰り温泉を探す必要があるかと思うと、なんだか気が重い。
ともかく、今回も風呂場で鉢合わせにならず幸いだ。券売機に1,000円を入れて、券をフロントの女性係員に渡したら風呂場へ。ロッカーを使おうとすると、ロッカー代の100円は返って来ないと書いてある。しっかりしている。つまり、実質的に入浴料は1,100円ということだ。河口湖界隈の日帰り温泉としては特段、高い訳ではないが、時間差攻撃を受けて、なんだかちょっとやられた気分。
風呂場には誰もいなかった。貸切だと思えば、1,100円は安いかも知れないと思い直す。せっかくなので露天風呂にも入った。でも、いつものように、さっと入ったらさっと出る。
畳敷きの休憩室には、生ビールのポスターが貼ってあるが、注文する処が見当たらない。フロントに尋ねると、ロビーを隔てたところにある食事処で買うようになっていて、休憩室にも持ち込めるとのこと。生ビール中ジョッキとたこの唐揚げを注文。生ビール(中)650円はちょっと高いか。ビールが入ったジョッキを持って、フロントの目の前を通り過ぎて休憩室に向かうのは、なんとなく間抜けな感じがした。たこの唐揚げ(600円)は、厨房のおばちゃんが持って来てくれた。でも、ちょっと少なめかな。
ガラガラの休憩室でビールを呷り、まったり。河口湖の界隈はそれなりに人出があるだろうが、ここはちょっと別世界。山に近いせいだろうか。南尾根から下ってくる上で、「天水」は丁度良い場所にある。しかし今後、再び南尾根を下ることはあまり無さそうなので、「天水」に来る機会は少ないかも知れない。

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酉谷山の帰り、またしても日原でビールを呑み損ねた。バスが待ち遠しいし、もう他のことは何も考えられない、何も手につかない。東日原バス停には20人ぐらい集まってきた。その中には、酉谷山で出会った青年男子もいた。さすがに1本前のバスには乗れなかったようだ(しかし、我々がスルーした三ツドッケにはしっかり登って来たとのこと)。釣り客も3人いた。日原には釣り堀はないと思うので、渓流釣りなのだろう。かなりの釣果の様で、ニコニコ顔だ。
やがてやって来たバスに乗る。エアコンがガンガンに利いて気持ちが良い。汗は忽ち引いて、寒いくらいだが、どうせビールはまだ先なのでどうでもいい。
奥多摩駅に着いたらともかく風呂だ。全くのシーズンオフでもない限り(例えば、降雪直後)、いつも「もえぎの湯」は混んでいるイメージが強いので、敬遠して「玉翠荘」に入ることが多い。しかし今日のように、梅雨時ならば客も少ないだろうとの読みで、久しぶりに「もえぎの湯」へ行ってみた(前回はこちら)。
行ってみると、入口の辺りには学生風の大集団が屯している。どうやら、河原でのキャンプにやってきた若者集団が大挙して「もえぎの湯」に来たようだ。皆、風呂上がりの顔で、まだ上がって来ていない連中を待っている風情。寸でのところで風呂場で鉢合わせするところだった。なにしろカランが7個しかないので、彼らがいたら順番待ちは必至。危ない、危ない。ともかくも整理券無しで入れたのは良かった。
風呂場へ行くと、別の若者集団が露天風呂で気勢を上げていたようだが(女子露天風呂側からの情報)、洗い場も内風呂も空いていたし、露天風呂でのんびりしようなどと云う気持ちはさらさら無かったので、偶々とも云えるが事無きを得た。
2階の食事処で、ようやく生ビール(620円税込)を注文。ついでに豚とろ炭火焼(500円税込)も注文。時刻は午後5時半。三峰口を午前8時過ぎに出発し、こうしてここで、ビールにありつくまでの道程はほんと長かった。おかげで、この生ビールの美味さは格別。豚とろ炭火焼も、まずまず美味い。日が長い時に、少々チャレンジングな山行も、美味いビールを呑む観点から考えれば悪くない。来年は何処にするか。

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都合良く、瑞牆山荘9時3分発のバスに乗ったのは良かったが、「増富の湯」到着時刻が9時25分に対して、営業開始時間は10時。次のバスがやって来るのは10時37分。さらにその後は11時47分。10時に開いて風呂に入って、10時37分のバスに乗ること自体はそう難しくは無いが、できれば食事処でちょっとノンビリしてみたい。しかしながら、食事処の営業時間は11時からとなっているので(終了は15時。みじか!)、その場合は自ずから11時47分のバスまで滞在を余儀なくされる。これではせっかく9時3分のバスに乗ったメリットが無くなる。仕方が無い、食事処は諦め、10時37分のバスに乗るとしよう。
それにしても、10時まで30分以上、ぼーっと待つのはなんだか馬鹿馬鹿しい。何とかならないか。そこで渉外係のこのちゃんが「増富の湯」へ電話をかけ、もうちょっと早く開けられないかと直談判に及ぶ。すると、営業開始はきっかり10時です、なんともなりません、と丁重に断られる。流石は公営温泉、時間に厳格である。
オープンを待っているのは我々だけではない。10時直前には、もう10数人が集まってきた。しかし、バスでやってきたのは我々以外にひとりの男性登山者のみ。他の方々は、単に風呂が目当ての様である。我々の周囲を、巣立ったばかりのツバメが飛び交っている。
ようやく10時。ほぼ同時に玄関の扉が開く。さっそく820円(北杜市民は510円)を支払って中へ。風呂場はかなり広いが、源泉を引いている湯船は限定されていて、そこに10名余りが集まるので丁度満員状態。皆さん、良く知っていらっしゃる。源泉は赤茶色なのが特徴。湯温は何故か37℃しかなく、ぬる好きの小生にとっても少々ぬる過ぎる(源泉は32℃らしい。なんでこんな微妙な加温なのか)。貼り紙には、30分浸かりなさい、的なことが書かれているが、たとえバスの時間を気にしなくても、そんなに長湯はできない。結局いつも通りにさっと入ってさっと出る。
とりあえずさっぱりした後、念のため食事処や休憩処もチェックしてから、自動販売機で缶ビールを購入。そのまま建物を出て、バス停前の荷物置き場でグビッとやる。
それにしても、バスの到着時刻に合わせて、「増富の湯」も9時25分に営業開始してもらえないだろうか。1番バスが運休する冬季は10時で構わないので。登山者のことを考えるならば、なんとか善処して欲しい。北杜市議会議員さんにお願いした方がいいかな?

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折角いい季節になってきたのに、稲田堤の「たぬきや」へ行く機会がないな、と思い出したことから、このプランの企画が始まった。「たぬきや」へ行くとなると、やはり「小田急線で帰る山」ということになる。東丹沢はもうヒルの季節でぞっとしないし、西丹沢はどうしても帰りが遅くなりがち。そうなると次の狙いは箱根だ。
箱根は、個人的にトレースしていないところは、もう残り少ない。どうしても、となると、明神ヶ岳と矢倉沢峠の間だったらいいか、ということで今回のプランを捻り出すことができた。結果的に、予想外に天気も良く、花も結構咲いていて、ついでに大涌谷の噴煙の状況も確認出来て、それなりに充実していた。特に、矢倉沢峠付近のハコネザサは、遠目に見ると緑の絨毯の如く美しく、予想外の収穫だった。尤も、実際にそこを通るとなると、全く視界は遮られるし、万一降雪直後に通るとなると、登山道を覆い被さってしまい大変難儀するので、あくまでも高みの見物に限るのだ(山の記録はこちら)。
矢倉沢峠から下りたら、仙石原はすぐ目の前。ここには温泉宿がいっぱいあるが、立ち寄り湯となると意外に少ない。昨年、金時山から下りたときは、少々離れたところにある「マウントビュー箱根」に寄ったのだが、他は宿泊客優先のところか、あっても少々離れた処ばかり。そのため、今回はどうしようと思っていたところ、丁度、小田原行きのバスが間もなく来るとのことなので、とりあえず箱根湯本まで移動することにした。
湯本にも、立ち寄り湯を受け入れている旅館はあるが、やっぱりどこもお高い。そこで、日帰り温泉で最寄りの「弥次喜多の湯」へ行ってみることにした。ここも1,200円とちょっぴり高めだが、箱根的にはまあ平均。ちなみに「弥坂湯」という超レトロな共同浴場(650円。たぶん、ビールの自動販売機は無い)があるのだが、少々離れているのでまた別の機会に行ってみたい。
行ってみると、かつては1泊2食付きで泊まれたのだろうか、普通に国際観光旅館の面構え。入ると、やはり客室はあって、泊まれるようだが、食事処は無し。つまり、素泊まりも出来る日帰り温泉という、珍しいスタイルだった。係の女性に1,200円渡す前に「ビールありますか?」と訊けば、「自動販売機がございます」との回答を得た。安心して風呂場へ。さすがに大旅館だったせいか、洗い場も広い。湯船は内湯が1つ、露天風呂が3つ。とりあえず内湯とジャグジー露天風呂にちょっとだけ浸かったら上がる。
湯上りはロビーにある休憩スペースへ。自動販売機でビールを調達。他にもフライドポテトやたこやきが出て来る自動販売機があって、なんとなく無人のパーキングエリアを彷彿させる。ま、それでも暫しまったりできる。ロマンスカーの発車時刻ぎりぎりまで居られる立地条件が、ここのウリだと思う。

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山の駅「たかはら」でビールを一杯やれなかったので、タクシーでの移動中は多少じりじりしながら過ごすが、汗もすっかり引いてしまったので、次第に渇望するという程でも無くなる。ビールはTPOが大事である。行先は、やはり矢板駅に近い「まことの湯」にした。ここもほぼ1年ぶりの入湯ということになる(前回はこちら)。相変わらず、シンプルで飾らない雰囲気だ。
風呂場は、この近所からやってきたと思しき方々が数人だけ。閑散としているだけに、広々と感じる。何だか長閑だ。さっぱりしたら、男風呂の暖簾から歩いて数歩の休憩室(まこと庵)へ移動。
ここの休憩室は、前回にも増して客が少ない。券売機で先ず、生ビールを購入。やはりビール以外にも何か欲しいなと思い至り、もう一度、券売機に戻り、並んでいるボタンに書かれたメニューを眺める。ここには二つの券売機があるのだが、良く見ると、ビールなどの飲み物はどちらも共通なのに、料理はそれぞれ別。ここは料理メニューが豊富である。
少し悩んだ挙句、自家製焼き餃子(400円/5個、税込、以下同様)と特製ハーブチキン(500円)も購入。厨房の方を見ると誰もいない。いったい店の人は何処へ行ったのかと、食券を持ってうろうろしていると、常連と思しきおばあちゃん連中と共にとぐろを巻いて、四方山話の真っ最中、そのうち気付いて呉れた。前回は、料理と一緒にビールを出して貰ったが、流石に今日は待ちきれない。生ビールを先にと、お願いする。
大広間には、他に、ビールを呑まない(車かバイクで来た)若者がひとり。前回、将棋を指していたおじいちゃん連も、今日はいない。
ほどなく生ビール到着(店の人が暇なせいか、席まで持って来てくれた)。焼き餃子が出て来る頃には、粗方ビールは無くなってしまった。ここの餃子は、少々高いが味はなかなかイケると思う。もう一つ頼んだハーブチキンも到着。わさびと粒マスタードが付いてきた。試してみると、粒マスタードが合う感じ。ハーブとは何だったのか、今一つ判らないが、そこそこ美味い。
JR矢板駅発の電車は17時。それまで小一時間、のんびり過ごした。

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何かのせいで、一度ケチが付くと何故かなかなか登れない山がある。小生の場合、その最たる例が今回の白毛門。これまで何度もチャンスを逃し、ようやく42年越しに白毛門の登頂を果たすことが出来、個人的にひそかに感無量。喉に刺さった魚の骨が漸く取れた思いである。天気が良く、谷川岳東面の岩壁を眺められたことや、様々な花に巡り逢えたことは、むしろ付け足しに過ぎないが、それはそれ。幸いであったことは間違いないので、まさしく登頂成就に花を添えられた形だ(山の記録はこちら)。
ともあれ、山から下りたら、先ずはさっぱりしたい。土合橋にやってきた、予約済タクシーの運転手が開口一番、「テルメ谷川でも寄りますか~?」とおっしゃる。ふむ、やっぱりそうくるか。もちろんそれでも構わないが、念のため「真沢の森」と「テルメ谷川」で、どちらがお奨めかと問えば、お湯は「真沢の森」の方が良いし、何しろ「テルメ谷川」は混んでいる、とのこと。ならば「真沢の森」で決まりだ。
場所は、上毛高原駅に近い。途中、水上駅を過ぎる頃、そのタクシー運転手に、水上温泉の現状を聞いたところ、どの宿もかなり集客数が低迷しているとのこと。たしかにそんな気がする。我々としては、在来線の特急電車「水上」が廃止になってしまったため、そもそも水上駅に行くことが無くなってしまった。駅前に、多くの宿の案内係がずらりと並んで、観光客を応対していた光景は、もはや遠い過去の記憶となったようだ。
「真沢の森」に到着。ここはちゃんとした旅館だが、日帰り温泉利用客も受け入れていて、利用料は500円とお得。和尚が「銭湯よりも安いな」と云ったが、そんなことはない。群馬県の銭湯入浴料金(上限統制料金)は400円である(ちなみに日本一高い県は、神奈川県で470円)。でも、ボディーソープもシャンプーも備え付けられているので、ほぼ同程度と云って良い。
風呂場は、エントランスが改装工事中だった。内湯と露天風呂がある。露天風呂は、内風呂の建物から伸びた屋根の下なので、開放感はいま一つ。しかし、高台の斜面に設えてあるので、気分はなかなか良い。さっぱりしたらロビーに戻り、フロントでビールを注文。食事処のテーブル席は宿泊者用に準備が整っているため、我々は使えない。もっと早い時間だったらよかったのか。従って、ロビーの椅子を陣取り、乾杯。持参した乾き物をこっそり取り出して摘まむ。やや落ち着かない雰囲気だが、客が少ないので、ちょっと秘密の湯という感じで悪くは無い。1泊2食付きで1万円ぐらいなので、今度はそれでも良さそうだ。

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