山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日帰り温泉

梅雨明けしたのにも拘らず、たかだか標高が1,200m程度で、暑い思いをするのが判っていた十二ヶ岳と小野子山を、あえて登りに行ったのには訳があった。それはひと先ず後回しにするとして、とにかく今日は覚悟の上とは云え、予想通りに暑かった。時折吹き抜ける風が無ければ、予定通り歩き通せたかどうか判らない(山の記録はこちら)。
ともかく、一刻も早く下界に下りたら、一刻も早く日帰り温泉へ直行だ。今回の山で最も近いのが「根古屋乃湯」という日帰り温泉。外観も内装も、かなり素朴な感じで、手作り感にあふれている。入浴料は400円なので、銭湯よりも安いということになる。貴重品ロッカーは、500円のデポジットを払って鍵を借りる仕組み。
脱衣所には「お風呂上がりにゴックン!おいしい生ビールあります」の貼紙があって、そそられる。風呂場には先客がおひとりだけ。その方も直ぐに出て行ってしまった。内湯も露天風呂もかなり広いが、ひとりで完全貸切状態。
内湯は湯船が2つ、露天風呂は3つに仕切られていて、湯温が異なる。源泉は34℃というから、冷たい感じ。次が39℃くらい(個人的な感触)でぬるめ。一番暑い湯船でも41℃程度(個人的な感触)なので、こちらに入る。湯船から、さっき下りて来た十二ヶ岳と小野子山や、子持山、赤城山を眺めることが出来る。これほどの眺望がある日帰り温泉も珍しいと思う。この温泉は吾妻川畔に建っているが、河岸段丘の上なので見晴らしが良いのだろう。
さっぱりしたところで、さてお待ちかねのビールだ。食事処には、「支那そば」と大きな文字が書かれた暖簾。客は誰もいない。エアコンは無く扇風機が回っているだけだが、窓は開け放たれていて風が入ってくるので、暑くは無い。
ビールのあてには枝豆。なまずの天ぷら(1,000円)が気になったが、この後が控えているので自重。しかし、枝豆だけにするつもりが、奥から女将さんが「田舎だからこんなのしかないの」と云いながら漬物やら、ミニトマトやらのサービスがあって大満足。「玄関にきゅうりが置いてあるから持って行って」と云われ、(小生以外は)有り難くいただいた。ここには、普通の日帰り温泉には無い、家族経営ならではの温かみがあって、和める。次に来た時は、食事処でもうちょっとゆっくりしてみたい。

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暑くなると、どうしても高い山に登りたくなる。しかし、日帰りの場合、登れる範囲は限られる。同じ山(例えば大菩薩嶺)ばかり登るのは憚られるし、山行計画を立てる身には悩ましい季節だ。そこで、今回はとっておきのプランとして、およそ30年ぶりに黒金山を登ることにした。タクシーを駆使すれば、一気に標高1,550mまで上がることが出来る。今日は総勢5人でタクシー1台なので、料金メーターは怖くない(山の記録はこちら)。
青笹から黒金山に通じる登山道は昔からあったが、現在はそのほぼ中間点を林道が横切っていて、そこが今回のスタート点。30年前にはこんな登山口は無く、日帰りで登ること自体、想像もしなかった。その時は、乾徳山中腹にある高原ヒュッテ(現在は無人避難小屋だが、当時は素泊まりのみの有料小屋だった。暖房が無く、晩秋の夜は随分と冷えた記憶がある。)に泊まり、翌日は乾徳山、黒金山を越えて、西沢渓谷へ下った。
黒金山は、中央線沿線の山と云うよりは、ほぼ奥秩父の領域。事実、シラビソやコメツガが主体の森で、苔生した深山のひんやりした雰囲気に包まれている。黒金山山頂は、残念ながらガスに包まれていて眺望は得られなかったが、涼しさを求めて黒金山に登ったので、目的は十分達成した。
乾徳山を経由し、大平牧場の上にある登山口まで下れば、またタクシーを呼び、さて風呂だ。近くに「笛吹の湯」があるが、知りえた情報の範囲では、食事処もビールの自動販売機も無いようなので、当然スルー。その下流には「一の橋館」という温泉旅館があるが、タクシー運転手に訊いても立ち寄り湯をやっているか不明だったので、塩山に近い「はやぶさ温泉」に行くことにした。ここは、たいていのタクシー運転手に訊いてもイチオシである。
「はやぶさ温泉」とは随分カッコいい名前を付けたものだと思っていたが、ここの地名が「山梨市牧丘町隼」であることに初めて気が付いた。漢字ではなく、ひらがなにしたのが良かったようだ。
ここは普通の日帰り温泉とは違い、家族経営のような、手作り感がある施設である。たいして広くないフロントには、桃や野菜などが段ボール箱に並べられていている。桃ひとつ100円は安いと思うが、持ち帰ると思うとなかなか手が出ない。入浴料600円を支払い、貴重品をフロント脇のボックスに預けたら風呂場へ。源泉かけ流しで、カランの湯も源泉100%。湯温も程良い。しかも高アルカリ性(Ph10)なので、つるつるすべすべの湯である。
さっぱりしたら大広間へ。南側が開け放たれていて、手入れが行き届いた庭を眺めることが出来、ちょっと気の利いた旅館にいる気分になれる。まずは生ビール。今日もビールが美味い。さて、つまみ。ここは、下手な居酒屋顔負けにつまみの種類が豊富。表面がパリッとした餃子は勿論美味いし、モツ煮込み、牛すじ煮込み、ごぼう唐揚げ、砂肝塩焼きと、どれも日帰り温泉の食事処の水準ではない。腹が減っていれば麺類や丼物、握り寿司、うな重まであるので問題ない。つい、長居をしてみたくなってしまいそう。お湯佳し、食事処佳しであれば、地元のタクシー運転手が勧めるのは当然である。

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はやぶさ温泉のHP: こちら 

中双里BSから西武秩父駅行バスに乗り、大滝温泉まで移動。途中、川又BSに寄るが、地図を見る限り、随分と寄り道をすることになる。元々2つのバス路線が有ったのを、強引に1つにまとめたような運行パターンの様にも感じる。わざわざ寄るのだから、川又にはさぞや何か飲食店か酒屋でもありそうだが(勝手な妄想)、案の定というか、残念ながら何も無い。
ここは、かつて武州から甲州、信州方面へ通じる秩父往還(中山道と甲州街道の間道でもある)の拠点であり、近くに栃本宿と栃本関所があった。十文字峠越えや雁坂峠越えの起点として、登山者にはそれなりに価値はあるのだから、「山の駅」でもあったら最高だと思う。
川又BSに停車すると、荒川源流の沢でも登って来たのだろうか、70Lサイズの特大リュックサックにシュリンゲやらヘルメットやらをぶら下げて、若者集団がドヤドヤと乗り込んできて、車内はほぼ埋まった。
我々は大滝温泉遊湯館前BSで途中下車。11年ぶりの大滝温泉(隊長、グッチー師匠と入った前回はこちら)。ここは、お食事処や特産品販売センター、歴史民俗資料館からなる道の駅に、併設された形となっている。お食事処や特産品販売センターには観光客が集まっているようだが、遊湯館は意外に空いている。入浴料は700円だが、ロッカー代は別途100円かかる。
脱衣所から風呂場に向かうと、内湯と露天岩風呂がある。露天岩風呂と云っても、一方向だけが屋外に面しているだけなので、それほど開放感はない。内湯と露天岩風呂とは、ガラス窓があるかどうかだけの違いだ。どちらからも荒川の流れが目の前に見える。内湯だって十分、眺めが良い。湯は、弱アルカリ性(Ph8.4)なので、ぬるぬる感は殆ど無いが、柔らかな感触。
風呂上がりは、遊湯館内の食事処へ。ビールと共に、枝豆、タコ唐揚げ、ポテトフライを注文。ここは、つまみの数は少なめだ。別棟に「郷路館」という食事処があるので、致し方無いのかも知れない。それでも、空いていてのんびり寛げるので、何ら文句は無い。次のバスがやってくるまで暫し、まったりした。

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柳沢峠で塩山タクシーに乗ったら、運転手には行先は塩山温泉の廣友館と告げる。ビールにありつくまでじっと我慢の時間。運転手が云うには、今日は下界では全然雨が降らなかったそうだ。この時期、雲が掛かった山にだけ雨が降るということが間々あるが、今日はそういう日だったようだ。
廣友館に到着。タクシーの運転手が親切にも、風呂が沸いているかどうか心配で訊きに行ってくれた。すると、使える風呂が一つしかなく、男女入れ替わりで入ってもらうしかないとのこと。今日は男2人、女2人なので、ちょっと困る・・・。ならば宏池荘へ行こうか、というと運転手が「ここもやっているよ」と、向かい側の井筒屋旅館を指差し、再び、沸いているかどうかを確認しに行ってくれた(ビールを飲めるかも訊いてね~、と追加依頼)。随分フットワークが軽い運転手(小生よりだいぶ年上)である。
結果、風呂もビールもOKとのこと。ひょんなことから井筒屋旅館の風呂に入ることになった。ここの風呂に入るのは、かれこれ9年ぶりである(そのときの記録はこちら)。そもそも井筒屋が日帰り入浴をやっているとは知らなかったので、まさかまた、ここにやってくるとは思わなかった。老夫婦がお出迎え。入浴料は500円。
宿の主が、風呂場への道順を教えてくれるが、なかなか複雑。でも、実際に行ってみると、9年前の記憶がよみがえり、そういえばこんな場所だった、と懐かしく思える。女風呂の手前には卓球室があり、卓球台もそのまま残っている。妙に懐かしい。
風呂場は、お世辞にもメンテナンスや掃除が行き届いているとは言い難いが(9年前はこんなんじゃ無かった筈だ)、すっかり貸切状態だし、お湯はぬるぬるで好い加減である。カランからのお湯の出が悪いので、湯船の湯を盛大に使って汗を流す。
さっぱりしたら、薄暗いロビーへ戻り、奥に向かって「ビールを下さい」と叫ぶと再び宿の主が現れ、ビールを出して呉れる。古びたソファーに座り、ビールを呑んでいると、塩胡瓜をサービスしてくれた。この感じが、通常の日帰り温泉には無い心遣いで嬉しい。この旅館は後継ぎがいないのかも知れないが、もうちょっと手入れをしたら、渋さがウリの宿として、客が集まるのではないかと思う。このまま朽ちていくのは、如何にも勿体ない。

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御坂黒岳を登る場合、一般的には御坂峠辺りを起点に、東西に縦走するのが普通だろうが、今回は北から南へ横断することを計画。やはり、トライするには日が長い季節がいいだろうと、梅雨の最中なれど7月のあたまに行ってみた(山行記録はこちら)。
御坂黒岳はどっしり大きな山なので、その北尾根は思った通りに「登り応え」があったが、南尾根も思った以上に「下り応え」があった。正直、雨の日じゃなくて幸いだった。南尾根の途中には、国土地理院の地形図にも記載されている烏帽子岩があり、さぞかし立派な岩で、その上に登ったら眺めが良かろうと勝手に想像していたが、実際には思ったほど巨大ではなく、しかも登る手懸りが無く、少々残念。
とりあえず烏帽子岩を確認したら、もう南尾根を下る意欲はやや薄れ、末端まで下ると時間もかかるため、ルート変更。途中からショートカットして、日帰り温泉の「天水」を目指して適当に下った。特に迷うことなく「天水」に到着すると、丁度、団体が大型バスで帰るところだった。何処かの日帰りバス旅行ツアーなのだろうか。
試しにググってみると、御坂黒岳や三ツ峠山などのバス登山ツアーで、「河口湖の温泉」に寄るツアーなどが見つかる。これには「天水」も該当しそうだ。良く見ると、様々なツアー会社が企画している多くの日帰り登山ツアーは、「下山後温泉入浴休憩付」というのが普通の様だ。山の帰りにひと風呂浴びるのは、いつのまにか世の中の常識になっていた。登山以外でも、例えば「ほったらかし温泉」を目玉にしたバス観光ツアーなども結構、見つかる。
これまでは「やしおの湯」以外で、ツアーバスを見掛けたことが殆ど無かったが、それは偶々運が良かっただけなのかも知れない。これからは事前に、様々なバスツアーの期日と被っていないことを確認してから、日帰り温泉を探す必要があるかと思うと、なんだか気が重い。
ともかく、今回も風呂場で鉢合わせにならず幸いだ。券売機に1,000円を入れて、券をフロントの女性係員に渡したら風呂場へ。ロッカーを使おうとすると、ロッカー代の100円は返って来ないと書いてある。しっかりしている。つまり、実質的に入浴料は1,100円ということだ。河口湖界隈の日帰り温泉としては特段、高い訳ではないが、時間差攻撃を受けて、なんだかちょっとやられた気分。
風呂場には誰もいなかった。貸切だと思えば、1,100円は安いかも知れないと思い直す。せっかくなので露天風呂にも入った。でも、いつものように、さっと入ったらさっと出る。
畳敷きの休憩室には、生ビールのポスターが貼ってあるが、注文する処が見当たらない。フロントに尋ねると、ロビーを隔てたところにある食事処で買うようになっていて、休憩室にも持ち込めるとのこと。生ビール中ジョッキとたこの唐揚げを注文。生ビール(中)650円はちょっと高いか。ビールが入ったジョッキを持って、フロントの目の前を通り過ぎて休憩室に向かうのは、なんとなく間抜けな感じがした。たこの唐揚げ(600円)は、厨房のおばちゃんが持って来てくれた。でも、ちょっと少なめかな。
ガラガラの休憩室でビールを呷り、まったり。河口湖の界隈はそれなりに人出があるだろうが、ここはちょっと別世界。山に近いせいだろうか。南尾根から下ってくる上で、「天水」は丁度良い場所にある。しかし今後、再び南尾根を下ることはあまり無さそうなので、「天水」に来る機会は少ないかも知れない。

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酉谷山の帰り、またしても日原でビールを呑み損ねた。バスが待ち遠しいし、もう他のことは何も考えられない、何も手につかない。東日原バス停には20人ぐらい集まってきた。その中には、酉谷山で出会った青年男子もいた。さすがに1本前のバスには乗れなかったようだ(しかし、我々がスルーした三ツドッケにはしっかり登って来たとのこと)。釣り客も3人いた。日原には釣り堀はないと思うので、渓流釣りなのだろう。かなりの釣果の様で、ニコニコ顔だ。
やがてやって来たバスに乗る。エアコンがガンガンに利いて気持ちが良い。汗は忽ち引いて、寒いくらいだが、どうせビールはまだ先なのでどうでもいい。
奥多摩駅に着いたらともかく風呂だ。全くのシーズンオフでもない限り(例えば、降雪直後)、いつも「もえぎの湯」は混んでいるイメージが強いので、敬遠して「玉翠荘」に入ることが多い。しかし今日のように、梅雨時ならば客も少ないだろうとの読みで、久しぶりに「もえぎの湯」へ行ってみた(前回はこちら)。
行ってみると、入口の辺りには学生風の大集団が屯している。どうやら、河原でのキャンプにやってきた若者集団が大挙して「もえぎの湯」に来たようだ。皆、風呂上がりの顔で、まだ上がって来ていない連中を待っている風情。寸でのところで風呂場で鉢合わせするところだった。なにしろカランが7個しかないので、彼らがいたら順番待ちは必至。危ない、危ない。ともかくも整理券無しで入れたのは良かった。
風呂場へ行くと、別の若者集団が露天風呂で気勢を上げていたようだが(女子露天風呂側からの情報)、洗い場も内風呂も空いていたし、露天風呂でのんびりしようなどと云う気持ちはさらさら無かったので、偶々とも云えるが事無きを得た。
2階の食事処で、ようやく生ビール(620円税込)を注文。ついでに豚とろ炭火焼(500円税込)も注文。時刻は午後5時半。三峰口を午前8時過ぎに出発し、こうしてここで、ビールにありつくまでの道程はほんと長かった。おかげで、この生ビールの美味さは格別。豚とろ炭火焼も、まずまず美味い。日が長い時に、少々チャレンジングな山行も、美味いビールを呑む観点から考えれば悪くない。来年は何処にするか。

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都合良く、瑞牆山荘9時3分発のバスに乗ったのは良かったが、「増富の湯」到着時刻が9時25分に対して、営業開始時間は10時。次のバスがやって来るのは10時37分。さらにその後は11時47分。10時に開いて風呂に入って、10時37分のバスに乗ること自体はそう難しくは無いが、できれば食事処でちょっとノンビリしてみたい。しかしながら、食事処の営業時間は11時からとなっているので(終了は15時。みじか!)、その場合は自ずから11時47分のバスまで滞在を余儀なくされる。これではせっかく9時3分のバスに乗ったメリットが無くなる。仕方が無い、食事処は諦め、10時37分のバスに乗るとしよう。
それにしても、10時まで30分以上、ぼーっと待つのはなんだか馬鹿馬鹿しい。何とかならないか。そこで渉外係のこのちゃんが「増富の湯」へ電話をかけ、もうちょっと早く開けられないかと直談判に及ぶ。すると、営業開始はきっかり10時です、なんともなりません、と丁重に断られる。流石は公営温泉、時間に厳格である。
オープンを待っているのは我々だけではない。10時直前には、もう10数人が集まってきた。しかし、バスでやってきたのは我々以外にひとりの男性登山者のみ。他の方々は、単に風呂が目当ての様である。我々の周囲を、巣立ったばかりのツバメが飛び交っている。
ようやく10時。ほぼ同時に玄関の扉が開く。さっそく820円(北杜市民は510円)を支払って中へ。風呂場はかなり広いが、源泉を引いている湯船は限定されていて、そこに10名余りが集まるので丁度満員状態。皆さん、良く知っていらっしゃる。源泉は赤茶色なのが特徴。湯温は何故か37℃しかなく、ぬる好きの小生にとっても少々ぬる過ぎる(源泉は32℃らしい。なんでこんな微妙な加温なのか)。貼り紙には、30分浸かりなさい、的なことが書かれているが、たとえバスの時間を気にしなくても、そんなに長湯はできない。結局いつも通りにさっと入ってさっと出る。
とりあえずさっぱりした後、念のため食事処や休憩処もチェックしてから、自動販売機で缶ビールを購入。そのまま建物を出て、バス停前の荷物置き場でグビッとやる。
それにしても、バスの到着時刻に合わせて、「増富の湯」も9時25分に営業開始してもらえないだろうか。1番バスが運休する冬季は10時で構わないので。登山者のことを考えるならば、なんとか善処して欲しい。北杜市議会議員さんにお願いした方がいいかな?

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折角いい季節になってきたのに、稲田堤の「たぬきや」へ行く機会がないな、と思い出したことから、このプランの企画が始まった。「たぬきや」へ行くとなると、やはり「小田急線で帰る山」ということになる。東丹沢はもうヒルの季節でぞっとしないし、西丹沢はどうしても帰りが遅くなりがち。そうなると次の狙いは箱根だ。
箱根は、個人的にトレースしていないところは、もう残り少ない。どうしても、となると、明神ヶ岳と矢倉沢峠の間だったらいいか、ということで今回のプランを捻り出すことができた。結果的に、予想外に天気も良く、花も結構咲いていて、ついでに大涌谷の噴煙の状況も確認出来て、それなりに充実していた。特に、矢倉沢峠付近のハコネザサは、遠目に見ると緑の絨毯の如く美しく、予想外の収穫だった。尤も、実際にそこを通るとなると、全く視界は遮られるし、万一降雪直後に通るとなると、登山道を覆い被さってしまい大変難儀するので、あくまでも高みの見物に限るのだ(山の記録はこちら)。
矢倉沢峠から下りたら、仙石原はすぐ目の前。ここには温泉宿がいっぱいあるが、立ち寄り湯となると意外に少ない。昨年、金時山から下りたときは、少々離れたところにある「マウントビュー箱根」に寄ったのだが、他は宿泊客優先のところか、あっても少々離れた処ばかり。そのため、今回はどうしようと思っていたところ、丁度、小田原行きのバスが間もなく来るとのことなので、とりあえず箱根湯本まで移動することにした。
湯本にも、立ち寄り湯を受け入れている旅館はあるが、やっぱりどこもお高い。そこで、日帰り温泉で最寄りの「弥次喜多の湯」へ行ってみることにした。ここも1,200円とちょっぴり高めだが、箱根的にはまあ平均。ちなみに「弥坂湯」という超レトロな共同浴場(650円。たぶん、ビールの自動販売機は無い)があるのだが、少々離れているのでまた別の機会に行ってみたい。
行ってみると、かつては1泊2食付きで泊まれたのだろうか、普通に国際観光旅館の面構え。入ると、やはり客室はあって、泊まれるようだが、食事処は無し。つまり、素泊まりも出来る日帰り温泉という、珍しいスタイルだった。係の女性に1,200円渡す前に「ビールありますか?」と訊けば、「自動販売機がございます」との回答を得た。安心して風呂場へ。さすがに大旅館だったせいか、洗い場も広い。湯船は内湯が1つ、露天風呂が3つ。とりあえず内湯とジャグジー露天風呂にちょっとだけ浸かったら上がる。
湯上りはロビーにある休憩スペースへ。自動販売機でビールを調達。他にもフライドポテトやたこやきが出て来る自動販売機があって、なんとなく無人のパーキングエリアを彷彿させる。ま、それでも暫しまったりできる。ロマンスカーの発車時刻ぎりぎりまで居られる立地条件が、ここのウリだと思う。

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山の駅「たかはら」でビールを一杯やれなかったので、タクシーでの移動中は多少じりじりしながら過ごすが、汗もすっかり引いてしまったので、次第に渇望するという程でも無くなる。ビールはTPOが大事である。行先は、やはり矢板駅に近い「まことの湯」にした。ここもほぼ1年ぶりの入湯ということになる(前回はこちら)。相変わらず、シンプルで飾らない雰囲気だ。
風呂場は、この近所からやってきたと思しき方々が数人だけ。閑散としているだけに、広々と感じる。何だか長閑だ。さっぱりしたら、男風呂の暖簾から歩いて数歩の休憩室(まこと庵)へ移動。
ここの休憩室は、前回にも増して客が少ない。券売機で先ず、生ビールを購入。やはりビール以外にも何か欲しいなと思い至り、もう一度、券売機に戻り、並んでいるボタンに書かれたメニューを眺める。ここには二つの券売機があるのだが、良く見ると、ビールなどの飲み物はどちらも共通なのに、料理はそれぞれ別。ここは料理メニューが豊富である。
少し悩んだ挙句、自家製焼き餃子(400円/5個、税込、以下同様)と特製ハーブチキン(500円)も購入。厨房の方を見ると誰もいない。いったい店の人は何処へ行ったのかと、食券を持ってうろうろしていると、常連と思しきおばあちゃん連中と共にとぐろを巻いて、四方山話の真っ最中、そのうち気付いて呉れた。前回は、料理と一緒にビールを出して貰ったが、流石に今日は待ちきれない。生ビールを先にと、お願いする。
大広間には、他に、ビールを呑まない(車かバイクで来た)若者がひとり。前回、将棋を指していたおじいちゃん連も、今日はいない。
ほどなく生ビール到着(店の人が暇なせいか、席まで持って来てくれた)。焼き餃子が出て来る頃には、粗方ビールは無くなってしまった。ここの餃子は、少々高いが味はなかなかイケると思う。もう一つ頼んだハーブチキンも到着。わさびと粒マスタードが付いてきた。試してみると、粒マスタードが合う感じ。ハーブとは何だったのか、今一つ判らないが、そこそこ美味い。
JR矢板駅発の電車は17時。それまで小一時間、のんびり過ごした。

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何かのせいで、一度ケチが付くと何故かなかなか登れない山がある。小生の場合、その最たる例が今回の白毛門。これまで何度もチャンスを逃し、ようやく42年越しに白毛門の登頂を果たすことが出来、個人的にひそかに感無量。喉に刺さった魚の骨が漸く取れた思いである。天気が良く、谷川岳東面の岩壁を眺められたことや、様々な花に巡り逢えたことは、むしろ付け足しに過ぎないが、それはそれ。幸いであったことは間違いないので、まさしく登頂成就に花を添えられた形だ(山の記録はこちら)。
ともあれ、山から下りたら、先ずはさっぱりしたい。土合橋にやってきた、予約済タクシーの運転手が開口一番、「テルメ谷川でも寄りますか~?」とおっしゃる。ふむ、やっぱりそうくるか。もちろんそれでも構わないが、念のため「真沢の森」と「テルメ谷川」で、どちらがお奨めかと問えば、お湯は「真沢の森」の方が良いし、何しろ「テルメ谷川」は混んでいる、とのこと。ならば「真沢の森」で決まりだ。
場所は、上毛高原駅に近い。途中、水上駅を過ぎる頃、そのタクシー運転手に、水上温泉の現状を聞いたところ、どの宿もかなり集客数が低迷しているとのこと。たしかにそんな気がする。我々としては、在来線の特急電車「水上」が廃止になってしまったため、そもそも水上駅に行くことが無くなってしまった。駅前に、多くの宿の案内係がずらりと並んで、観光客を応対していた光景は、もはや遠い過去の記憶となったようだ。
「真沢の森」に到着。ここはちゃんとした旅館だが、日帰り温泉利用客も受け入れていて、利用料は500円とお得。和尚が「銭湯よりも安いな」と云ったが、そんなことはない。群馬県の銭湯入浴料金(上限統制料金)は400円である(ちなみに日本一高い県は、神奈川県で470円)。でも、ボディーソープもシャンプーも備え付けられているので、ほぼ同程度と云って良い。
風呂場は、エントランスが改装工事中だった。内湯と露天風呂がある。露天風呂は、内風呂の建物から伸びた屋根の下なので、開放感はいま一つ。しかし、高台の斜面に設えてあるので、気分はなかなか良い。さっぱりしたらロビーに戻り、フロントでビールを注文。食事処のテーブル席は宿泊者用に準備が整っているため、我々は使えない。もっと早い時間だったらよかったのか。従って、ロビーの椅子を陣取り、乾杯。持参した乾き物をこっそり取り出して摘まむ。やや落ち着かない雰囲気だが、客が少ないので、ちょっと秘密の湯という感じで悪くは無い。1泊2食付きで1万円ぐらいなので、今度はそれでも良さそうだ。

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今年もしつこく三ノ宿山へツツジを見に行った(山の記録はこちら)。正確には、薬師岳から東へ連なる尾根を歩いた。この頃は、この尾根を「日光南山稜」と呼ぶ輩がいるようであるが、なかなか良いネーミングである。
この前の週、同じ薬師岳から古峯神社まで南下したので、二週続けて薬師岳を登ったことになる。物好きと云われても仕方が無い。前の週はアカヤシオが満開だったのに、今週はアカヤシオは見当たらず、すっかりシロヤシオに変わっていた。トウゴクミツバツツジは二週に渡って見られた。ともあれ、僅か一週間の間に、こうも変化するとは興味深い。この季節の山はダイナミックだ。 
三ノ宿山から麓までは、シロヤシオからヤマツツジへと移り変わり、場所によってはトウゴクミツバツツジを含め3種類のツツジが混在し、「やしおの湯」が近づくにつれ、ヤマツツジだけの世界へと変わる。胸やけがするほどツツジを堪能したら、程なく「やしおの湯」に到着。ここはツツジが咲く頃しか来ないため、丁度一年ぶりとなる(前回はこちら)。
今年はどうかなと思っていたら、昨年同様、某ハイキングクラブの名前が書かれた大型バスがやってきていた。風呂場へ行ってみると案の定、カランは占拠されていて順番待ち。前回は女湯だったが今年は男湯が大被害を被った。毎度云うが、団体で立ち寄り湯を利用するのは止めてくれませんかね!大迷惑だ!と云っても、きっと聞き入れられないだろうから、これで止めておく。
湯は相変わらず、アルカリ性たっぷりの「ぬるすべ」系。 さっぱりしたら、さっさと休憩室へ移動。ここは結構広いから、団体客に占拠されるようなことにはなっていない。良かった。荷物を置いたら、まっすぐ券売機へ。やっぱり、生ビールに焼き餃子を注文してしまう。
それにしても、どうも我々にとって「やしおの湯」は鬼門である。二度あることは三度あると思った方が良い。また来年も三ノ宿山に来るかどうかはさておき、もし来ることになったら、「やしおの湯」は立地条件が良いので外し難いものの、次は別の日帰り温泉を考えた方が良さそうである。

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古峯神社入口で待っていてくれたタクシーの運転手に、どこかお勧めの立ち寄り湯がないか訊くと、新鹿沼駅の近くにあると云う。何処かと訊けば「出会いの森福祉センター」とのこと。
そもそも今回の山行計画を立てた時に、立ち寄り湯はひと通りリサーチしていたが、どうやら近所には「出会いの森福祉センター」という高齢者福祉施設以外になく、しかもその「出会いの森福祉センター」には、ビールを置いて無さそう(これって、立ち寄り湯としてかなり致命的!)ということが判っていたので、ほぼ機械的に対象外にしていた。風呂上がりのビールが楽しみな高齢者はいないのだろう。そのようなことから、汗を流すのは北千住まで我慢するつもりでいた。
もうひとつ、「前日光ツツジの湯」という施設が、古峯神社から山を越えたところにあるが、やや寄り道気味だし、駅からもだいぶ遠い。逆に古峯神社からは比較的近いため、メーターを稼ぎたい運転手にしてみれば、積極的に推薦し難い面もあったのだろう。
でもそうは云っても、やはり早く汗を流したいのは人情。運転手の話を聞いているうちに、やっぱり行こうか、ということになった。なんとか、実はビールは置いてあるのに何故かHPには書かれていない、という情報ミスがあることを祈りつつ向かう。
「出会いの森福祉センター」は田圃に囲まれた長閑な場所にあった。確かに高齢者が多いが、地元の人間に愛されている温泉施設の様だ。さっぱりしたあと、休憩スペースへ。くまなく探したが、ビールの自動販売機は無い。売店があったが、売っているものはせいぜいソフトドリンク。ならば代用品が無いかと見渡した結果、目に止まったのはアイスクリームの自動販売機だった。
「手作り風ソフトアイス」を購入。黙って暫し齧る。「手作り風」らしさは、あまり伝わって来ない・・・。うーん、残念ながらやっぱりビールには敵わない。それにしてもソフトクリームを喰ったのは、みくりが池以来だ。これからは、このような事態が生じる可能性があれば、予めビール缶保冷ホルダー(例えばこれ)を持参し、途中で酒屋に寄って缶ビールを調達するしか無いか。

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世の中に駅ナカ温泉は数あれど、大抵は足湯で、正真正銘の日帰り温泉があるのは、かなり珍しい(そのうちのひとつに、皆さんよくご存じの越後湯沢駅がある)。今回はその中から、わたらせ渓谷鉄道の水沼駅温泉センターに寄ってみることにした。
勿論、山行プランの最初から決めていたので、この前後はトロッコ列車に乗ることにして、そのためには何時までに山から下りる必要があり、それに相応しい山ルートは何処か、と全て逆算して計画を立てた。従って今回は珍しく、往路の列車から、帰路、北千住に戻るまで、全て時間が決まっていた次第である。こうなるともう山は、フルコースの前菜のようなものである。
やっぱり、いちばん時間が読めないのは山の中。昭文社の地図にもコースタイムの記載は無く、しかもこの辺りの土地勘が乏しい。そのため、使えるものは使おうということで、タクシーで三境トンネルの入口まで登ったのだが、結果的にこれが功を奏した。座間峠からの下り、ハイキングコースと云う標識を見て油断したのか、地図に記載のない林道に紛れ込み、思わぬ遠回りをしたのだが、タクシーで高度を稼いだおかげで、神戸駅到着時刻はほぼ当初計画通りだった。
トロッコ列車で水沼駅に到着すると、本当に温泉施設はホームにあった。下車したら、5秒で入場できる。こんなに便利な温泉は、そうは無い。中は結構、広い。これだと温泉付き駅ではなく、駅付き温泉と云う感じ。600円払って風呂場へ。ちなみに、後で判ったことだが、友の会会員だと通常600円が400円に割引される。友の会年会費が200円とのことなので、会員になっても良かったかも知れない。でも年間2回以上来るかと云われると、ちょっと黙る。
脱衣所も中も、かなり客が多く賑わっている。列車レストランには入らないが、日帰り温泉には入りたい、という客は多いのだろう。露天風呂も悪くないが、内風呂も窓が大きく、外の緑が良く見えて気持ちが良い。やっぱり温泉は、自然に近い方が良い。
風呂上がりは食事処「わたらせ庵」へ。ここにも結構、客がいて思い思いに寛いでいる。何処か公民館の大広間の如くシンプルな内装だが、かえって田舎感があって和める。我々もビールを呷って暫しノンビリしていたら、もう次のトロッコ列車が来る時間。直前まで呑んでいられるのがグッドである。

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水沼駅温泉センターのHP: こちら

ココファームでまったりした後は、再びタクシーに乗り、後先になってしまった風呂へ向かう。ネットで銭湯をググってみると足利市街には、「幸の湯」と「花の湯」の2つあるようである。ネット情報から、最寄りの「幸の湯」に行くつもりになってはいたのだが、試しにタクシーの運転手にどちらがお奨めか訊いてみると、「花の湯はまったく普通の銭湯ですよ」とけんもほろろな口調。こちらとしては「まったく普通の銭湯」であっても、一向に差支えないのだが、そこまで一刀両断に裁かれると、そのアドバイスに歯向かって「じゃあ、花の湯へ行って下さい」とは云い難くなってしまった。而して「幸の湯」へ行くことに決した。
途中、屋台が見え、店の人が準備中。再びタクシー運転手に尋ねると、「パンヂュウ」とのこと。右党ではないので、甘味に関する造詣は全く浅いし、関心も薄いが、太鼓焼きのようなものらしい。後で調べてみると「岡田のパンヂュウ」と云えば、かなりの人気店の様子である。
「幸の湯」に着くと、駐車場には結構、車が止まっていて賑わっているようである。外観だけ見ても、名前だけはやけに銭湯風だが、まったく今ふうの日帰り温泉施設である。 フロントで700円を支払って風呂場へ。脱衣所はゆったりしているので、リュックサックを背負った登山者でもまったく問題ない。洗い場も、湯船もまずまずの大きさ。露天風呂には入らなかったが、内風呂でも明るく開放的なので満足できる。ここは一応、温泉らしいのだが、薬湯や「軟水の湯」なんて湯船もあったりして何だかよくわからない。
風呂上がりは飲食コーナーへまっしぐら。ここは食券を買って、係りの人に渡す仕組み。なかは男性一人できりもり。テーブルには誰もいない。やや照明が暗いせいか。皆さん、風呂上がりは何処へ行っているのだろうか。全くのひとりビールを楽しむ。 
またそのうちにここ「幸の湯」へ来ることもあるだろうが、次回、足利へ来た時には、タクシー運転手にアドバイスを求めることはせず、ひとこと「花の湯まで」と云うことにしよう。調べてみると、「花の湯」は超レトロな湯屋の様子。それまで廃業せずに待っていてもらいたい。 

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「豊丸水産」で落ち着いたあとは、やっぱり何処かで汗を流そうか、と云うことになった。日帰り温泉をネットで探すと、小田急線沿線の新宿方面には点々と、いくつかあるのはある。最寄りとなると、渋沢駅に「湯花楽秦野」、その先の秦野駅だと「万葉の湯」だ。「万葉の湯」は入館料1,800円(!)なので論外として、「湯花楽秦野」(土日830円)も駅から徒歩圏内ではないので、ちょっと二の足を踏む。
次に近いのは、東海大学前の「秦野天然温泉さざんか」。ここは駅から徒歩5分ほどだし、料金も土日・祝日は750円とまずまず。結局、消去法で「秦野天然温泉さざんか」へ行くことにした。個人的に、東海大学前で下車するのは生まれて初めてである。
黄昏時に東海大学前駅に着き、ぷらぷらと歩くと、そのうち坂の上に「秦野天然温泉さざんか」が見えて来る。周りは普通に住宅街。それでも駐車場には結構、車が止まっているので、客の入りはそれなりあるようだ。正面の暖簾を潜って入ると、左手が食事処、右手にフロントやマッサージスペースがあり、左右が長いスペース。天井が高く、照明を抑えめなのが、何処でもありそうで無い感じ。
この左右に長いスペースの奥が脱衣所と浴室になっている。なんとなく機能的な配置と感じる。脱衣所も浴室もまずまずの大きさでストレスは感じない露天風呂は左右が壁で仕切られ、正面だけが開放されている。高台とは云え、住宅街の中なのでこんなものだろう。丹沢の山も見えるらしいが、暗くなってきたので良く判らない。
さっぱりできたら食事処。普通の食卓用テーブルと、堀炬燵形式の長テーブルが並んでいるので、ごろ寝している人は見掛けない。場所柄か、高齢者のサロン的雰囲気はなく、モダン。客層も、家族連れが主体と云う感じで、いつも我々が利用する日帰り温泉とはちょっと勝手が違う。
この頃の定番は、生ビールと焼き餃子。湯上りセット(生ビール+枝豆+冷奴=680円)にも少々心が動いたが、焼き餃子の魔力には勝てなかった。ごく普通の焼き餃子だったがまあこんなもの、ビールとの相性は申し分ない。ようやく「松田健康福祉センター」にフラれた傷心を癒すことが出来た。

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丹沢の日影山は、ちょうどミツマタが見頃だった。なかなか満開時に巡り会うのは難しいので、今年はラッキーだったと云えよう(山の記録はこちら)。ミツマタだけでなく、コースがこれほど変化に富んでいる例もなかなか珍しい。玄倉BSから日影山までは、昭文社の多摩と高原地図は当然として、吉備人出版の西丹沢登山詳細図にも破線の記載が無い、正真正銘のバリエーションだったが、やせ尾根有りの、グズグズの直登有りの、ミツマタ群生の藪漕ぎ有りの、退屈しないルート。かたや大野山はまさしく牧歌的な雰囲気で、実に空が広い。
大野山から谷峨駅まで下れば、これまたどんぴしゃりのタイミングで御殿場線に乗車。いつもならばこの先、山北駅で途中下車し、「ポッポ駅前屋へ集合」を合言葉に「さくらの湯」に浸かることになるのだが、今日は嗜好を変えて、松田にある「健康福祉センター」へ行ってみることにした。
JR松田駅から、街中を抜け川音川沿いにたっぷり15分はかかる。なんでこんなに辺鄙な場所に建てたのだろうか、と思わせる、路線バスも送迎バスもない立地。山北町とは健康福祉センターに対する考え方が違うようだ。とは云え、我々は山から下りたばかりなので歩くこと自体は厭わない。
漸く辿り着き、さて何処が入口かうろうろしてからロビーに入った。さて靴を脱ぐ準備をしようとした矢先、張り紙に気が付いた。曰く「3階入浴施設(健楽の湯)は、男子浴槽の漏水のため、当分の間女子浴槽のみの使用となり、下記の曜日で、日替わり入湯となります。」と。今日は土曜日なので、女子のみの日だった。
前もってホームページ(HP)で告知されていたのか定かではないが、たしかに現在のHPを見る限りそうなっている。まことに残念。ともかく、駅に向かって戻るしかない。そうなると、風呂はさておき喉が渇いた。何処かに寄ろうという意見に全員賛成したので、手近にあった「温家包子店」という餃子店に入ろうとすると、持ち帰り専門店で、店内にテーブルが無い。それじゃーしょうがない。新松田駅前まで戻り、「モンドキッチン」か「YAYA」に入ろうかとするとどちらも開店前。それでは暖簾が出ている「若松食堂」はどうかと覗けば、なんと団体の貸切だという。ビールにありつけず、クラクラしてくる。運の悪い時には、悪いことが重なるもの。われわれにとって、松田は鬼門である。

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今日は茂来山を登り1時間半、下り2時間余で、さほど汗をかいていないが、やはり出来ればさっぱりしたい。ところが、羽黒下から佐久平までの小海線沿線には、なぜか立ち寄り湯が少ない。唯一、佐久平駅の2つ手前の北中込駅から徒歩数分の処に「佐久一萬里温泉」という日帰り温泉施設(利用料1,000円)がある。この辺りは富士火山帯。何処を掘っても温泉ぐらいすぐ出てきそうだが、この界隈の自治体の方々は関心は薄いようだ。
今回訪れたのは、佐久平にあるビジネスホテルに併設された健康ランド。佐久平駅から歩いて数分の距離なので、立地は申し分ない。しかし残念ながら、ここの湯は温泉ではない。その割に利用料金は1,000円(一日居てもOKだが)と、地方にしては少々お高め。「佐久一萬里温泉」とどちらにしようか迷ったが、やはり交通の利便性を優先してこちらにした。
お風呂は、バイブラ備長炭風呂、白湯(いわゆる普通の湯船)、寝湯、流水風呂、樽風呂、露天風呂、水風呂と7種類もある(多けりゃ良いってことはない)。このうち、白湯と露天風呂に、各々約1分ずつ浸かったところで小生は概ね満足。ちなみにサウナも3種類あって、高温サウナ(約110℃)と低温サウナ(約70℃)があるところはユニークだが、冷蔵サウナなんてのもあって笑える。いわゆる冷蔵室。水風呂よりも良いのだろうか。基本、サウナは利用しないので、効果のほどは全く判らない。
ここには食事処もあるのだが、なんと14時から17時までは中休み(我々は13時20分過ぎに到着)。料理人が、休むのは当然だ、と云っているのかも知れないが、そんな営業体制の立ち寄り湯は聞いたことが無い。ドライブでやって来る客はいざ知らず、山から下りた登山客のことはちいとも考えていない様子だ。それが証拠に、ほら、我々3名のビール&つまみ代、しめて3,000円余は、向かいの「夢庵」に取られましたよ。
以前にも、佐久平駅で時間調整をしたことがあったが、その頃、駅前にはそれこそ何も無く、駅構内でぶらぶらするしか仕方が無いことがあった。その後、雨後の筍の如く、様々な店が出来たが、いま一つ使い勝手が良い処が無いようだ。一層の営業努力を期待したい。

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佐久平プラザ21のHP: こちら 

入笠山から下りて、ゴンドラ山頂駅のレストランでビールを呷った後、再びゴンドラで下り、山麓駅からは徒歩。基本的に下りなので問題ない。ビールを飲んだらちょっとでも登りがあると辛い。
10分ほどで「ゆ~とろん」到着。手前に福祉施設(ふれあいセンターふじみ)があり、そこでも風呂は有るらしいが(町外者600円)、どうやらビールは置いて無さそうなので素通り。
聞けば、このちゃん達は以前、マンマミーア企画による入笠山ツアーの後、ここ「ゆ~とろん」へ来たことを思い出したようだ(記録はこちら)。今回は男性も含め10名の大所帯。わっさわっさと入場。男性風呂は1階、女性風呂は2階のようだ。750円(割引券で50円引)を支払って風呂場へ。
「源泉100%かけ流し」が謳い文句の様だが、泉温は33℃とのこと、わざわざ加温した湯を「かけ流し」しては勿体ないような気がしてしまう。
脱衣所も、洗い場も、湯船も全体的にこじんまりした印象。脱衣所の窓の外は露天風呂で、マル見え状態。当然、露天風呂側からも着替えている人たちが良く見える。洗い場には、カランは全部で7つしかない。でも客はそれに見合った程度なので、まったく問題は生じない。
風呂は、内湯が1つと露天風呂が4つ。熱め、温めと分かれている。冷泉となっているのは多分、源泉のままということだろう。露天風呂は山が見えて開放感はあるが、眺めが良いと云うことではない。
さっとあがり、食事処へ。「く~とろん」は4人掛け、6人掛けのテーブル席が並んでいるものの、我々10人には少々手狭だったので、畳敷きの休憩室へ。数人が屯していたが、我々のスペースもなんとか確保。こちらにも飲食メニューが置いてある。注文は「く~とろん」入口の券売機で食券を買って、「く~とろん」に居るお姐さんへ渡さねばならないが、出来上がればお姐さん方が、ビールなりつまみなり、持ってきてくれる。
生ビールと共に、それぞれ、焼き餃子、こんにゃくのみそ田楽、枝豆、舞茸てんぷら、もろきゅうなどを注文。どれもまあ普通だが、もろきゅうは、いわゆる「もろみ味噌」ではなく、「蕗味噌」だった。あれもう蕗のとうは出ているのか、と春に気が付いた。

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今日も先週に引き続き、春の嵐がやってくるとのこと、雨が落ちて来ないうちに何処まで歩けるか、という感じだ。このところ、週末に天気が崩れるパターンになっている。そんな天気でも目指したのは、中指山(なかざすやま)と云う、小菅にとっても丹波にとっても背戸の山(尤も、周りは全て山だらけだが)。望月達夫他共著、茗渓堂刊「続静かなる山」で、横山厚夫氏がこの山をとり上げている。もう36年前の本だが、ここ中指山は依然として「静かなる山」のままだった。
はっきり云ってかなりマニアックな山だが、今回の主目的の一つは「のめこい湯」に入ること。そうなると丹波山村界隈の山に登ることとなるが、北側は飛龍山から連なる熊倉尾根で、かなり真剣に登らないといけない。東は鹿倉山だが、やはり結構登りでがある。残雪期は少々キツイ感じ。残る西側には芦沢山、南側には中指山。どちらにしても似たり寄ったりなので、今日はとりあえず中指山にしてみた次第。きっと近いうちに芦沢山も登ることになるだろう。
山頂の手前から降りだしたのは雨ではなく雪。でもそのうち雨に変わり、丹波へ下りる頃には本降りとなった。山から下りたら目指すは丹波山村の「のめこい湯」。今日は気温が高めとは云え、濡れると冷えて来る。早いところ温まりたい。ところが何故か「のめこい湯」は、道の駅と直結しているせいか、青梅街道側からアプローチするようになっているので、小菅側からやってくると、丹波川を2回渡らなくてはならない。この面倒をなんとか解消してもらえないでしょうかね。
建物に入ると、入口の右手にタオル地の布が敷かれており、濡れたリュックサックをここへ置いて下さいと云うことらしい。こんな天気でも、我々の様な登山客がやってくるだろうと備えているのには少々驚いた。ともかく、レインウェアを仕舞って、着替えを取り出したら風呂へ。その名の通り、「のめっこい」湯だ。
さっぱりしたら、お食事処へ。以前来た時には漸く座れるくらいに賑わっていたが、今日は我々以外は二組のみ。その方々もやがていなくなり、我々だけの独占状態。こんな天気に来れば、こんなこともある。ここの目当ては鹿肉焼きなのだが、テーブルにあったメニューを見ると、売り切れの文字。そりゃ残念と、代わりに鹿肉入りソーセージと生ビールを注文。かなり赤いソーセージなのだが、鹿肉の添加量がどの程度なのかよく判らない。ちょっと酸味あり。
女子連がなかなか現れないのでつい生ビールを追加注文。ふと、レジのメニューを見ると、こちらには鹿肉味噌漬け焼きがある。店員に聞けば、テーブル席のメニューは、これから変えようとしていたとの言い訳。困るね。ともかく、せっかくなので鹿肉焼きを注文。味はまずまず美味いのだが、ちょっと肉が小さい。520円じゃしょうがないか。

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三ツ峠山からさっと下りて来たら、ともかくも風呂でさっぱりしたい。最寄りの日帰り温泉は河口湖界隈にあるのだが、未入湯の方もいるのでやっぱり「葭之池温泉」に行こうと云うことで、9時32分発の富士急行線各駅停車に乗車。葭池温泉前に9時47分着。1年2ヶ月ぶりの訪問である(前回はこちら)。
まだ10時前。あまりに早いので開店しているか心配だったが、なおちゃんが電話して呉れて、空いていることを確認。それでも葭池温泉前駅から葭之池温泉へ行く途中、看板には休業日が1日と14日と31日と書かれていて、今日は14日。電話で確認していたから安心できるが、そうでないとちょっとびっくり。ただ、温泉のご主人が云うには、日曜日と重なった場合には営業しますとのこと。
かつて旅館だった頃に、泊まりで来てみたかった、と思うほど、何と云っても佇まいが素晴らしい。現在は日帰り温泉だけなのが勿体ないと思うくらいだ。帳場で600円を支払って、リュックサックを休憩室に置き、着替えとタオルだけを持って風呂場へ。
ここの風呂は天井が高く、かつ脱衣所と風呂場が直結していてなかなか温まらないのだが、何故か、寒い季節ばかりやってくる巡り合わせ。カランのお湯の出がいつも悪く、震えながら身体を洗うことになる。それでも、湯船に浸かれば極楽、身体中の筋肉が弛緩していくのを感じる。気温が高めだったとは云え、やはり山の中は寒く、なにかと身体が強張っているのだろう。
風呂上がりは先ず、帳場でビールを注文。ついでに肴として初めて鶏唐揚げ(400円)を注文してみた。ビールを呑みつつ、休憩室でぼうっとしていると、ご主人が自ら、鶏唐揚げを持ってきてくれた。美味いし、5つあって結構、CPも良い。今日は1時間しか歩いていないので、カロリー摂取量はもうオーバーしたかも知れない。
そろそろ電車がやってくる時間なので、我々が帰り仕度をしていると、風呂から上がったばかりのおかあさんが「もう、おかえりですか」と驚く。何時間でも休憩室に居座っているであろう常連のおかあさん達が羨ましい。 

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葭之池温泉のHP: こちら 

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