山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日帰り温泉

オーレン小屋2日目は、昨日よりもちょっとだけいい天気。折角なので、天狗岳を越えて渋の湯へ下りるという、あひる、菊丸コンビに付き添って根石岳まで往復することにした。途中、昨日登り損ねた箕冠山にも立ち寄る。ここは踏み跡も三角点も山頂標識も無いので、何処が本当の山頂なのかははっきりしない。しかしその分、八ヶ岳にしてはとてもワイルドさが残っているピーク(シャクナゲが密生している)、ちょっぴり嬉しい。
その後、オーレン小屋に下り、硫黄岳登頂組と合流してから、くまちゃんとお別れの挨拶。桜平まで戻ると、タイムラグ無く、予約したタクシーをキャッチ。今日も少しだけ汗を掻いたので、次は温泉だ。タクシー運転手にお勧めを聞くと、山から下りて入る日帰り温泉としては「縄文の湯」が一番いいとのことだったので、そこまで行ってもらう。
「ビールは呑めるでしょうね?」と確認するとタクシー運転手曰く、開業当初はビールを売っていなかったため苦情が出て、それからは置いてあるはずとのことで、ホッとひと安心。
そうこうしているうちに「縄文の湯」に到着。その名の通り近くには「尖石縄文遺跡」があり、その中の「茅野市尖石縄文考古館」には、教科書にも載っていた国宝の「縄文のビーナス」と「仮面の女神」が展示されている。
さっぱり汗を流したら、食事処へ直行。ところが缶ビール(そもそも生ビールは扱っていない)の在庫が5本しかなかったため、一番最後にやって来たWoodyさんは呑みそこなう羽目に。瓶ビールも既に売り切れ(というか入荷していない)とのこと。こんなところには長居は無用、さっと缶ビールを呑み干したら直ぐにタクシーを呼ぼうということになった。

DSC05191

DSC05192

DSC05193

明けましておめでとうございます。本年こそより良い年でありますように。

-------------------------------------------------------------------------------
盛岡2日目は朝3時に起きるつもりだったが、ふと気が付いたら3時20分。危ない、危ない。山に行く日は普通、早くても3時半が起床時間のせいか、昨日はよく呑んでよく喰ったにせよ、なかなか身体が対応できないのかも知れない。ともあれ急いで支度をしたら、フロントでチェックアウトし、タクシーに乗車。菊丸は頭痛なのでホテルで寝ているという。
天気予報で知っていたとはいえ、今日もやはり愚図ついた空模様。馬返し登山口からはレインウェアを着て出発(山行記録はこちら)。寒冷前線がそのうちに通過する筈と思っていたら、2.5合目を過ぎることから案の定、本降りの雨。この先進んでも良いことが無さそうなので、思い切って引き返すことにした。
途中、あまりの雨で立ち尽くした儘の相合傘カップルや、合羽も着ていない軽装若者グループなどもいて、「それじゃ無理なんじゃない?」と思わず声を掛けようと思ったがやめにした。云わなくても、森林限界を越えたら気が付くだろう。
帰りは早い。あっという間に登山口のキャンプ場に戻り、東屋でタクシーを待つ。その間、これから鞍掛山に登るつもりだが雨で逡巡していた地元男性としばし雑談。訊けば、網張温泉のロープウェイで働いているとのこと。我々は岩手山を敗退し、そのロープウェイに乗り損なったんです、と返す。
タクシーに乗ったら、「喜盛の湯」に行こうと思っているけど他にいい所ありませんか?と運転手に訊くと、「開運の湯」の方が近いし、お勧めだというので、じゃあそこでお願いしますと「開運の湯」へ向かう。ここは朝6時半から開いているという。ちなみに「喜盛の湯」は朝5時からだった。何故か盛岡の人たちは随分早起きだ。
「東横イン」で菊丸(幸い、頭痛は回復したとのこと)をピックアップしたら、「開運の湯」は雫石川を渡ってすぐのところ。入浴料は早朝割引が利いて530円とお得(通常は660円)。まだ9時過ぎだが、結構客がいる。ここの温泉にはラドンが含まれているらしい。湯船に浸かると丁度いい湯加減、身体がジワリと融けるようで気持ちいい。真夏でも雨中の岩手山は、それなりに身体が強張っていたようだ。温まったおかげで、岩手山を敗退したにもかかわらず、湯上り後の朝ビールは美味かった。

079 【第2日目】岩手山馬返し登山口。

080 ここにはキャンプ場がある。

081 今日も岩手山はガスの中。

082 こんなところがあった。

083 ちょっとだけ眺めが良いところ。

084 明るくなってきた。

085 まだ0.5合目。

086 1時間歩いてようやく1合目。

087 階段。

088 こんな岩にだって名前を付けている。

089 振り返るとこんな眺め。

090 ホツツジ。

091 この先はこの花が目立った。

092 火山弾が積もった径。

093 雨が降っているが下界が見えた。

094 湿度は高い。

095 2.5合目からは新道をチョイス。

096 ここで引き返すことにした。

097 径はたちまち川となる。

102 身体が冷えたのでここで温まることに。

DSC_0580

DSC_0581

DSC04890

大菩薩連嶺の破魔射場丸を登る場合、マイカー利用派は湯ノ丸峠から往復、公共交通利用派は湯ノ丸峠から破魔射場丸を経て米背負峠から下るようなパターンが一般的。バリエーションとなると、鹿鳴ノ滝から東南尾根に上がるトレースがネット上で散見され、以前からこれを辿ってみる計画を温めていた。
ところが「令和元年台風第19号」が関東地方を直撃したせいで、山間部の沢沿い道路、山道が多く崩壊したとニュースが報じていた為、鹿鳴ノ滝へ向かうジョーロザス沢もさぞや酷いことになっただろうと想像し考えあぐねた末、やはりリスクは取らないことにしようと、今回は終始、尾根を辿ることにした。
実際に辿ってみればほぼ、けもの道同然でも、尾根を外さなければ特に問題はない(山行記録はこちら)。かつての破魔射場丸東南尾根は、この方の記録を読む限り篶竹の藪が煩かったようだが、今は全て枯れていて通行にまったく支障はない。一般道と合流する辺りはお花畑となっていて、コウリンカ(紅輪花)が丁度見頃だった。
破魔射場丸の山頂標識は「ハマイバ」となっている。もはや「破魔射場丸」でも「ハマイバ丸」でもない。こんな名前に誰がした?と思ってしまう。ちなみに大月駅と桑西集落を繋ぐバスの終点は「ハマイバ前」。このバス停名だと「ハマイバ」にすぐ登れそうだが、実際は相当離れているので大変だし、尾根に取り付いてからも今回の我々の如くそれなりに扱かれる。努々、バス停名と山名を短絡的に繋げてはならない。
破魔射場丸からは大谷ヶ丸、コンドウ丸、曲沢峠を経て景徳院へ下った。景徳院から「大和福祉センター・田野の湯」までは僅かに登る必要があるが、山を下りればまさに真夏、ここが一番辛かった。なんとか熱中症にならずに「田野の湯」に到着。ここは7年ぶり(その時の記録はこちら)。
受付で、アルコール除菌して金を払って検温したら、37度。こんな日に外を歩いてきたら、そりゃそうだよ。でももし37.5度だったら入らせて呉れないとのことで、そうなったら逆上して係員の首を絞めるか、その前に頭に血がのぼって昏倒したかも知れない。危ういところでなんとかサッパリできた。

DSC04751

DSCF1645

DSCF1648

DSCF1652

DSC04755

DSCF1655

DSCF1660

DSCF1665

DSCF1668

DSCF1669

DSC04765

IMG_7374

DSCF1672

IMG_7381

DSCF1675

DSC04768

DSCF1678

DSCF1680

DSC04771

DSC04772

IMG_7383

IMG_7385

DSCF1685

DSCF1687

DSCF1690

DSC04775

DSC04780

DSCF1692

DSC04782

DSC04783

「山の休憩所かゑる」で朝からビールで良い気持になった後、再び伊東さんが留浦BSまで送って呉れた。全くお世話になりっぱなしだ。(今朝、丹波方面の通行止めは解除され、丹波発のバスも運行開始したらしいが)伊東さんが「この時間だったら留浦始発があるのに」と云いながら、通りすがりに鴨沢西BSでバス待ちの登山客を見送る。自分たちだけであれば予め調べもするが、完全に頼り切っているので楽チンだし、お得だ。
留浦BSの真ん前には、やはり伊東さんから「この店、美味しいよ」と教えて貰った「島勝」という食堂がある。寄ってみたい気もするが、もうすぐバスの時間なのでまたの機会にする。やって来たバスに乗るのは我々だけ。しかし峰谷BSや水根BSから結構なハイカーが乗ってきて、それなりに一杯になる。まだ昼時なのにもうこれだけ山から下りてきたのは、我々と同じく皆、雨にうんざりしたせいかも知れない。
奥多摩駅に到着。今日は大して汗は掻いていないが、やはりサッパリしたいので風呂に行きたい。最寄りは馴染みの「玉翠荘」だが、この天気だし今の時間だったら空いているだろうと「もえぎの湯」へ行ってみると、読み通りにすっと入れた。
(こんな天気でもキャンプしに来たと思しき)若者たちはそれなりに居たが、渋滞しがちな洗い場も空いていて、露天風呂も静かだった。しかしその割には食事処は結構、テーブルが埋まっている。目立つのは家族連れ。やはりキャンプ帰りなのだろうか。
何とかテーブルを確保し、ビールセット(860円)をオーダー。さっき「山の休憩所かゑる」で缶ビール2本呑んだのに、風呂から上がればまた美味し。

IMG_7220

DSC_0542

DSC_0543

DSC_0544

DSC_0547

黒金山からゴトメキ、遠見山を踏破して、倒木跨ぎ地獄から解放され、金峰山荘でビールを呷ったあと、タクシーを呼んでみたがなかなかやってこない。そのうちジャンボタクシーと思しき車がやって来るのが見えた。漸く来たかと思ったらその車は直ぐ手前を左折して焼山峠方面へ行ってしまう。
別の車だったのかと思ってみたものの、どうもおかしい。念のためタクシー会社に電話を入れて貰ったら、やはりジャンボタクシー運転手が行先を間違えたようだと判る。焼山峠方面に、「金峰山荘」と名前を間違えるような建物があるのだろうか(その後、調べてみると、この方のブログによれば「金峰泉」なる宿がある(あった?)らしい。ともあれ「柳平の金峰山荘」と云っても通じないのは困りものだ)。
やっと戻って来たジャンボタクシーに乗り、はやぶさ温泉へ向かう。ここは4年ぶり(前回はこちら)。入館に際しては、アルコール除菌と検温が求められる。地元野菜の販売コーナーに隣接したフロントで700円(前回は600円だった)を支払ったら男風呂へ。
脱衣所にも風呂場にもそれなりに客はいたが、「密」になるような状況ではない。前回は入らなかった露天風呂にも浸かり、さっぱりいい気持になってから食事処へ向かうと、時間が遅いせいか誰も居らず、「密」を避けるためかテーブルも殆ど無い。窓は開け放たれているので暑く、なかなか汗が止まらない。座布団は使用禁止。やけにガランとしているので、このコロナ禍で食事処は営業していないのかと吃驚。でも営業中だった。
少々気後れしたものの、ど真ん中のテーブル席を陣取り、生ビールと餃子をフロントで注文。カウンター内の女の子が「テーブル番号は何番ですか?」と聞いてくるが、他に誰もいないので意味がないじゃん、と密かに思ったものの、ちゃんと教えてあげた。

DSC04694

DSC_0464

DSC04695

DSC04696

DSC04697

DSC_0465

DSC04698

DSC04699

DSC04700

DSC04701

今日も雨降り。わざわざそんな日に自虐的に雨降山に登ることになったのは別に意図したのではなく偶々そうなっただけだが、結果的に行先が雨降山になったは、15時までに上野原駅へ戻って来られる山を選んでいるうちに浮かび上がったのであって、どうしても雨降山に登りたかったわけではない。
何故、15時に上野原駅かと云えば、秋山温泉行の無料送迎バスが15時発だったから。何故、秋山温泉かは後の話として、「上野原駅に15時」から逆算して下りてこられる山は何処かと探してみると、高柄山以外にはなかなか見つからない(何せ、他の山は低過ぎて懐が浅過ぎて場が持たない)。高柄山はもう飽きるほど登っているし、上野原駅へ下るにはどうしても某ゴルフ場の脇を通らなくてはならないのに、そのフェンスが極めて邪魔で歩き難いのが業腹で歩きたくない。
ということで「歩いて下りて上野原駅」というパターンはこれ以上見当たらず、「バスで上野原駅」を探すことになるが、これも選択肢は限られている。飯尾線や無生野線だと午前中しか往路のバスが無いので論外、あるのは井戸線(生藤山の登山口)発か不老下線。二つに一つなので、今日は不老下線のバスをチョイス。不老下BSから逆算したら、自然に雨降山が浮かび上がってきただけ。そんな不埒な選び方をしても、山自体はそれなりに楽しめた。
目出度く15時発のバスに乗って秋山温泉に到着。このバス、意外に利用者が多い。入口では検温、アルコール消毒が義務となっていて、脱衣所は大部分の洗面所が使用禁止だ。汗を流してサッパリしたらいつものように2階の食事処へ行くと、テーブルが随分と少なくなっていて、椅子は一方向しか置いていない。これもご時世だが、ちゃんとビールは置いてある(しかし前回はあった「おつまみセット700円」が無くなっていた)。これだけでもありがたい。ありがたく湯上りビールをグビッとやった。

DSC_0370

DSC_0371

DSC_0372

「ペンションすずらん」に泊まった翌日は、予報通りに朝から本降りの雨。梅雨の最中なので元より覚悟の上だ。今日行く日川尾根は晴れても降っても余り変わらないので(雨でもそれなりに楽しめるし、天気に関係なく行き来するハイカーは少ないので)、朝食をしっかり摂ってから8時半に出かける。
下日川峠まで上がる林道が地味にキツイだけで、後はアップダウンが程よく繰り返される。イスカが集まるというアカマツ林は、今は季節ではないのでイスカもそれを狙うカメラマンも皆無。富士山が目の前に見えるポイントは、すっかりガスっていて直ぐにそことは気付かない。
「かくれっ窪」を探してみたが見つからず、また次回の宿題となる(たぶん、もうちょっと林道を西に進んでみるべきだった)。境沢ノ頭は晴れていると遮るものが無くて暑いが、今日は梅雨寒むで逆にのんびり出来ない。今日もネジキの花が咲いていた。しかしこの時期、花と云えばヤマボウシだ。噎せ返るような緑の中に、ぽっかりと白い花が浮いて見える。
時々目の前を横切ったり、警戒鳴きが聞こえたりと鹿が目立つ。久しく人がいなかったせいだろうか?三角コンバまで来たら、後は勝手知ったる尾根径を境沢橋まで下るだけだが、トラバースする箇所が意外と荒れている。地形の記憶を頼りに進むと果たして道標があり、そこで折り返せばやがて林道に降り立つ。ここから「やまと天目山温泉」まで単調な車道歩きなので、途中、天目山栖雲寺に寄り道してみる。武田氏終焉の地として有名だが、自然そのままの石庭が見応えあってちょっと驚いた。
「やまと天目山温泉」は調べてみれば2014年6月以来、いつの間にかもう6年前だ。さっぱりしてから食事処へ行ってみると、テーブル間隔が随分広がっていてソーシャルディスタンスがたっぷり。これじゃ従業員の給料だって出そうにない。大丈夫か。

DSC_0338

DSC_0340

DSC_0341

DSC_0342

DSC_0343

DSC_0345

DSC_0346

DSC_0347

DSC_0349

DSC_0351

DSC_0352

DSC_0360

DSC_0357

DSC_0358

DSC_0359

DSC_0353

DSC_0361

DSC_0364

DSC_0366

DSC_0362

DSC_0363

DSC_0365

釜めし なかい」で山行解禁の祝杯を挙げた後のこと、山から下りた際ずぶ濡れだったので既にすっかり着替えていたものの、やはり何処かでさっぱり汗を流したい。川井駅を起点にした場合、かつて「松乃温泉・水香園」が最寄りだったが今はデイ・スパは受け付けていない。次善策は青梅駅から歩いて20分弱の「かんぽの宿 青梅」か、河辺駅前の河辺温泉「梅の湯」だ。
青梅は「ホリデー快速」を利用しない場合は乗換駅なのでそのついでに行くのは便利なのだが、やや遠くてしかも帰りが登りになるデメリットが憂鬱にさせるため、乗換が面倒な(青梅と河辺と2回乗換が必要な)河辺温泉をチョイスした(7人はそのままお帰り)。
河辺温泉は3年ぶり(前回はこちら)。図らずも、前回ここに来たのはやはり「ちわき」に寄って川井駅からやって来たのだった。川井駅からは、どうあっても河辺駅に来るしかないようだ。
5階まで上がって受付をした後、階段を登って6階の風呂場へ移動する。今日もそれなりに客は入っているが、密になるほどではない。露天風呂にも(烏の行水的に)ちょっとだけ浸かった。
サッパリしたら再び5階へ戻る。目の前は「癒し処リラクゼーション河辺」。マッサージ師の方々(まさしく濃厚接触的生業だな~)はとても暇そうだ。食事処へ向かうと、こちらも店員が暇そうにしている。客は我々以外、ひと組しかいない。
この後、人混みの立川の街などへ向かう気にもならないので、ここの食事処で打ち上げ。なので、前回はビールを呑んだだけだったが、今日はつまみもいくつか頼み、日本酒も「多摩自慢」と「̠嘉泉」を呑んだ。どちらも福生の酒。久しぶりで美味い。コロナ自粛からの解放感は、えも云われず味わい深い。

DSC_0322

DSC_0320~2

DSC_0321

DSC_0323

DSC_0324

DSC_0325

DSC_0326

DSC_0567

今週の山行は、久しぶりに箱根の山。個人的に箱根の主だった山は登り尽くしているので、これから行くとすれば、未踏の尾根のトレースを目的としたプランがメインとなる。ということで、今回は箱根外輪山の西側北半分、湖尻から乙女峠までを辿ることにした。最高峰は標高1,156mの丸岳である。
湖尻というと、箱根登山鉄道とケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くところ、という感じの場所だが、台風19号の影響で登山鉄道は長期運休中だし、小田原から仙石原へ抜ける道も閉鎖したまま。すると自ずから御殿場側からアプローチすることになるが、ならばいっそ高速で行ってしまおうとバスタ新宿発の高速バスを予約した。多少時間がかかる感じがあるものの、乗り換え無しで湖尻まで行けるのはやっぱり楽ちんだ。また次回もこの手を使ってみたい。
歩き出すと、予想はしていたが外輪山からは遮るものがない富士山が見えるのは、やはりここの一番のウリ。それともうひとつ感じることは、外輪山の内と外で随分景色が違うということ。外を見ると、箱根の山もかなり裾野が広いと判るが、内はまさにジオラマ、箱庭のよう。それを一遍に味わえるのは外輪山ならではだ。
乙女峠まで漫歩を楽しんだ後は、車道に絡みながら一気に下ると程なく御殿場温泉会館に到着。ぱっと見も中身もかなり素朴で昭和の香りがする。訊けば、3月末でいったん閉館するが(設備の老朽化が理由)、再開は未定とのこと(その後、HPを見れば令和4年10月頃に再開する見込みとのこと)で、今回はこの雰囲気を味わえる最後のチャンスか。
風呂場からは、銭湯の壁絵ならぬ、富士山のリアル壁絵が眺められ、さすが御殿場だと感じ入った。休憩所にも結構人が屯していて、昔のヘルスセンター(たぶん、死語)の雰囲気を彷彿させてくれた。出来ることならば、この雰囲気を保ったまま再開して欲しいがどうだろう。

DSC_1767

DSC_1768

DSC04196

今回の山行は、中央線鳥沢駅をスタートし、高畑山から高岩を経て、サイマル山に登るコース。冬枯れに相応しいところで、数年前より温めていたプランだったが、出張が入ったり、ハプニングがあったり、あるいは他のプランを優先したりとなかなか実現されず、漸く今回行くことになった(山行記録はこちら)。
高岩から先は昭文社地図では破線ルートだが、送電線巡視路なので踏み跡はほぼ確か。しかし所々、残雪があって惑わされる。サイマル山は想像通り、取り立てて云うこともない、寂しい山頂だった。サイマル山の下りは巡視路を無視したため激下り。下界に降り立ったところはどう見ても私有地で、人に見つからないようそそくさと退散した。
今回のプランのもう一つの目的は、石船神社を参拝しようというもの。ここには後醍醐天皇の皇子にして「太平記」のヒーローの一人、大塔宮(護良親王)の首級(マスク?)が祀られているという。何故、鎌倉で打ち取られたはずの大塔宮の首がここまで運ばれたのか、には諸説あるが、側室(又は女官)だった雛鶴姫が運んできたという話がこの界隈では一般的である。高岩の近くには雛鶴峠があって、その東側には雛鶴神社もある。この辺りには「太平記」の歴史ロマンが眠っているのだ。神社は田舎の集落にあるにしてはかなり立派だった。鎮守の森にはムササビが住み着いているとのことだったが、見つからなかった。
石船神社からはタクシーを呼んで「芭蕉月待の湯」へ向かう。ここはいつのまにかほぼ5年ぶり(前回はこちら)だ。風呂場の記憶も以前と変わらなければ、食事処の畳で地元長老達が揃いも揃って横になっているのも変わらぬ風物詩である。
そんな光景を尻目に、生ビールで乾杯。各人が頼んだつまみは富士桜コロッケ(200円)に、自家製厚揚げ(300円)、いかげそ揚げ(550円)、アジフライ(350円)、ごぼうスティック(450円)と、何故か揚げ物ばかりとなった。

DSC04119

DSC04120

DSC04123

DSC04121

DSC04124

DSC04125

DSC04126

DSC04127

DSC04128

DSC04129

蔵王山(熊野岳)を敗退した後のこと。ロープウェイを乗り継ぎ、山頂駅から宿に戻ってリュックサックを置いたら、着替えだけを持って風呂へ行くことにした。蔵王温泉郷にはいくつか共同浴場や日帰り温泉、スーパー銭湯などがあるが、最も近くにある「新左衛門の湯」なる日帰り温泉施設へ向かう。
5分足らずで到着。半分が土産物屋になっている。先ず靴を脱いだあと、ここは券売機で入浴券を買って入る方式。Web割引クーポンを持っていたので(750円が700円になる)、券売機の釦に「700円」という文字が見えたのでそれを押すと「会員券」が出てきた。
700円に間違いはないさと、そのまま渡すと係員が「割引券と会員券とは違う」とややキレ気味。文字が読めないのか、と云いたげ。でもここは日本人以外も客もわんさかやってくるようなので(台湾系がかなり多い)、間違える客も多いはず。
小生以外もなぜか皆さん、会員券を買ってしまう。係員はその度に「違う」と連呼し、でもまあいいでしょうと苦々しく云いつつ結局、そのまま皆の券を受け取った。そんなに間違えられるのが嫌であれば(連呼する暇があれば)、「何故、客は間違えるのか」をよく分析して、対策を講じるべきと思うが如何。
風呂場は地下階。若者スキー客が目立つ。ひと風呂浴びてさっぱりしたあと、1階の食事処へ行ってみると(別にある休憩処は駅の待合室的で何となく落ち着かない)、営業開始は17時30分からだと。日帰り温泉の食事処で中休みがあるのは、かなり珍しい(この頃「瀬音の湯」もそうなった)。顧客満足度よりも料理人満足度を重視しているんです、と受け取れる。
休憩処にはビールの自動販売機が無いので、靴を履いて土産物屋の方へ行くと地ビールが置いてあり、やっとこさゲット。でもまた靴を脱いで休み処へ戻る気もしない。ビールを持って宿へ戻った。お湯そのものは良かったが、色々と残念なことが多い日帰り温泉だった。

DSC_1715

DSC_1716

DSC04021

DSC04022

今は世界中から輸入されるせいで年中喰えるものの、それでも寒くなると不思議と牡蠣が恋しくなってくる。牡蠣で思い出すのは、「山から下りたら」で云えば「一福食堂」だ。海産物の流通技術は日進月歩なので最早、海に近ければ美味い牡蠣が喰えるとは限らないし、逆のことも云える。
ということで、今回は「一福食堂」に行くためのプランを捻る。上野原駅界隈には風呂が無いから何処か途中で入る必要があり、それに適しているのは「秋山温泉」、というかここ以外の選択肢は電車移動になってしまうので、比較が難しい。
次に「秋山温泉」へ下りて来る山を考えると、これまた選択肢が限られていて、直接歩いてやって来るか、上野原・無生野線の路線バスを使うかだが、後者は本数が少ないので使い勝手が悪い。而して直接の山となると、秋山川右岸の山か左岸の山に絞られる。
右岸の山は阿夫利山ぐらいしか目ぼしい山が無く、それこそ1年前の「秋山温泉」+「一福食堂」パターンそのもの。左岸の山となるとデン笠か。ここもかれこれ14年前の山行で(逆コースながら)トレース済みだったが、小生以外は未経験なのでここを落しどころにした。
デン笠へは、四方津駅から大丸を経由して行ってみた。天気は良いが、日影はしんしんと冷える。新大地峠を越える立派な林道はすっかり出来上がっていたし、デン笠に至る尾根にも新たな林道を敷設中で、景色が変わっていた。
「秋山温泉」に着くと、駐車場はそこそこ車が停まっていたが館内はスカスカだった。程よく温まった後は2階の食事処へ。おつまみセット(700円)を注文。生ビール470円なので、おつまみだけで230円とお値打ちだった。でもそんな恩恵に与っているのは我々だけのようだった。

DSC03960

DSC03961

DSC03966

DSC03970

DSC03972

DSC03974

DSC03976

DSC03978

DSC03979

DSC03980

DSC03981

DSC03986

DSC03987

DSC03990

DSC03989

DSC03988

当初の計画では、柳沢峠をスタートし、ハンゼノ頭、藤谷ノ頭を経て、赤岩御殿に登ってみようとしたのだが、タクシーで柳沢峠に降りた段階で思った以上の降雪。ならば無理をせず、是々非々で行けるところまで行ってみようということになった(山行記録はこちら)。何故か、柳沢峠にやって来ると雨か雪のことばかり。今日も、柳沢峠茶屋は開くことはないだろう。
まだ降り始めなのでそれ程積もってはいないが、それでもトレースの無い径を歩くのは気分がいい。いつの間にかもう、柳沢ノ頭に到着。ここから尾根を辿り、ハンゼノ頭までは一投足である。ここも本来は眺めが良いはずなのだが、不思議といつ来ても全く視界が得られない。ここで単独行氏がいたが、今日出会ったハイカーはそれで全て。こんな天候ではこんなもの。
この先を進んでも、何れ戻って来る必要があり余り気が乗らないので、鈴庫山までで止めて、今度は柳沢峠の東側へぶらぶらと歩く。雪は降り続いているので、積雪量も増え続いているようで、段々ラッセルをしながら進むようになってきた。程々楽しんだところで柳沢峠へ引き返し、タクシーを呼ぶ。青梅街道は基本的にいつでも走行可能なので助かる。
「大菩薩の湯」に到着。やってきたのは2年ぶり(前回はこちら)。朝ここを通過した時には雪は降っていなかったが、今は降っていて積もり始めている。そんな天気のおかげで、風呂場も休憩所も客はかなり疎ら。程よく温まったら、食事処に陣取り生ビールを注文。
前回と同じ店員だったが、さしてサービスの良さは感じなかった。気のせいだったか、それとも前回は余ほど資金繰りに瀕していて、地獄に仏、我々が大黒様に見えたのか、あるいは今回は借金取りに追われていて気もそぞろだったのか、は定かではない(単なる妄想です)。

DSC_1663

DSC_1670

DSC03944

DSC03945

DSC03946

DSC03947

DSC_1671

蕎麦屋「うずら家」は、今日も相変わらずの人気ぶりだった。こんな季節、こんな天気でもこうなのだから、行楽シーズンはどんな状況なのか、想像するのが怖くなる。ともあれ、今回も存分に美味い酒と美味いつまみ、美味い蕎麦をいただき、大、大満足である。
さて未だ午後1時。次は、今日は思った以上に汗を掻いたので(特に、鏡池からの林道がやや上りでしかもぷちラッセルとなり結構、扱かれたので)、温泉に浸かってさっぱりしたい。最寄りは(というか他に選択の余地が無いので)、やはり2年前に入った「神告げ温泉」となる。
辿る道(たぶん昨日、和尚が飯綱山から下りてきた道)は、車に踏み固められてコチコチ。酒が入って足元がやや覚束ないものの、水平移動なので転ばずに歩くのはそれほど厄介ではない。中社付近は観光客も多いのに、一歩こちらに来ると途端に人影が疎らになる。
建物に入ると、さして広くないところに土産物などが所狭しと並べられているので、何となく雑然としていて公共施設とはちょっと違う雰囲気。受付で入浴料600円を支払ったら、奥の風呂場へ向かう。さして広いわけではないけれど、先客はスキーでやって来たと思しき若者が数人程度だったので、すんなりゆったりと入れた。外が雪景色なのはいい気分。
お食事処へ戻ると、炬燵だけは占拠されていた(残念!)が、テーブル席は何処でもどうぞ状態。さっそく生ビールを注文し、また暫しまったりする。御朱印集めに夢中な女子連は、生ビールには目も呉れずにとっとと出ていき、御朱印には全く興味が無いWoodyさんと男子2名、お休み処でのんびりした。つまみに頼んだ鶏の唐揚げ(山賊焼き?)が、何気に美味かった。

DSC03930

DSC03931

DSC03932

DSC03933

「都留アルプス」から下りて「バーミヤン都留店」でひと心地ついた後は風呂。最寄りならば、2006年の時に入った「湯ノ沢 渓山荘」があるが、今は日帰り温泉をやっていないらしい。なので、次善となると歩いて行けない距離に銭湯の「泰安温泉」、その先は都留市駅傍の「より道の湯」だ。
前者(入浴料430円)は、2015年にリニューアルされてからは入ったことが無かったので、どう変わったかちょっと関心があったが、後者(入浴料1,000円)は小生以外入ったことが無く「行ってみたい」と皆が口を揃えるので「より道の湯」で決まり、早速タクシーを呼ぶことにした。
小生はほぼ1年ぶり。その時は併設されているホテルに泊まったので、自分にしてはのんびりと入った。2度目でも、この建物はちょっと風変わりに感じる。まるで元々、倉庫にしようと思っていたのに、突然気が変わって、日帰り温泉に変更したように見える。出入口は、倉庫の通用口そのものである。
でも中に入るとそんな違和感は特に感じない。受付で1,000円を支払って、バーコードが付いたリストバンドを受け取り、2階の風呂場へ。混み合うほどではないものの、そこそこ客は入っている。地元の人なのか、県外からわざわざやって来たのか分からない。ちょっと寒いが気合を入れて露天風呂にも行ってみた。
風呂から上がったら、1階の食事処へ。こちらには客は殆どいない。時間も時間だし、ビールを呑む輩が全く見当たらないのは、駅前にあるとは云ってもやはり自家用車族ばかりということだろう。せっかく駅前に建てたのに、当てが外れたかも知れない。一方、我々は公共交通機関利用族なので遠慮なくビールを呑もう。お品書きを見れば一品料理は結構豊富だが、後のことも考えてフライドポテトだけにしてみた。呑んで喰って支払いを済ませて外に出ると、また何となく倉庫かガレージから出たような気がした。

DSC03793

DSC03794

DSC03795

DSC_1609

DSC_1610

DSC03796

2019年の登り納めはとなったのは相州アルプス。2年半ほど前に荻野高取山から仏果山まで歩ている(その時の記録はこちら)ので、今回は半原高取山から仏果山まで歩いてみることにした。本厚木駅から終点の半原BSまでバスに乗り、ここからスタート。でもそのまま歩いて登るだけでは詰まらないので、宮ヶ瀬ダムのインクラインに乗ってみることにした。こうなると大人の遠足。今日は抜群にいい天気だ。
インクラインは10時30分から運行開始なので、それまで山麓駅前(ダムの底)でぶらぶら。ぽつりぽつりと観光客が現れるが、皆、インクラインを待たずにエレベータでダムに上がっていく。結局、始発のインクラインに乗った客は我々だけ。実際に乗ってみた限り、ここまで来てこれに乗らない手は無いと感じるほど楽しい。
山頂駅(ダム上)からが本格的に山登り。見る見るうちに、眼下に宮ヶ瀬湖の全貌が広がる。青緑色がかって濁っているのは、先の台風19号の影響が未だ残っているせいかと思われる。半原高取山の山頂には仏果山と同様、とても立派な櫓式展望台がある。丹沢には割とこのような櫓が多い気がする。おかげで確かに眺望は申し分ない(今日は甲斐駒ヶ岳まで見えた)が、わざわざ金を掛けてここまでの設備が必要なのかと、一寸考えさせる。少なくとも、奥多摩にはこの手の設備は、三頭山の東峰ぐらいか。そう云えば、奥武蔵の丸山にはもっと立派な展望台があったっけ。神奈川県と埼玉県はこういうことに熱心だ。
革籠石山を経て土山峠まで下ったら、バスで厚木方面へ戻る。今日は殆ど汗を掻かなかったが、やはり風呂に寄ることにする。本厚木駅まで戻る途中にあるのは、市街地にあるスーパー銭湯「湯花楽」。バス停からちょっと離れている。ここは1時間利用の場合で、タオル付で980円(土日一般客向け料金)とちょっとお高い。小生にとって1時間は全く問題ないが、ゆったり入りたい人間にはやや短いかも知れない。

DSC_1552

DSC_1553

DSC_1562

DSC03631

DSC03634

DSC03636

DSC03645

DSC03646

DSC03649

DSC03652

DSC03653

DSC03655

DSC03672

DSC03673

DSC03677

今回はグッチー師匠にも参加いただいて、久しぶりに男女同数の山旅となった(通常は男子が圧倒的マイノリティ)。目指したのは大月の北、雁ヶ腹摺山から南へ延びる吹切尾根。そのほぼ中間にある鳥屋ノ丸(標高1,205m)へ登り、尾根をお伊勢山まで南下しようというプラン(記録はこちら)。
基本的に踏み跡がある程度のルートなので、この時期にはうってつけ。鳥屋ノ丸に限らず、眺めは殆ど期待出来ないものの、今日は恨みがましいほどのいい天気。最後のピーク、お伊勢山では富士山が眺められるらしいのでそれまではお預けか。バリエーションも久しぶり。
桑西から鳥屋ノ丸まで、標高差500m弱を一気に登ったあとは、多少のアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく。途中、御前ノ頭南峰からは、北斎の富嶽三十六景に入れても良さそうなほどの白き富士の峰が見えて、何となく得した気分になれる。
その先は、再び眺望の無い尾根のアップダウンが続く。大月市選定「秀麗富嶽十二景」のお伊勢山に着くとまた富士山が姿を現すが、墓場越しの眺めなので、いま一つ気持ちが良い眺めとは云い難い。ここを「十二景」に入れるくらいならば、さっきの御前ノ頭南峰の方が上かな。墓地の隣には大月市出身の白旗史朗の顕彰碑がある。
下真木BSへ下るまで、結局、山の中では誰にも遭わなかった。路線バスの都合が悪かったので、タクシーを呼んで「大月総合福祉センター」へ向かう。やってきたのはほぼ4年ぶり(前回のレポはこちら)。消費税10%になっても、入浴料+石鹸&シャンプー代は600円据置だった。
5階の風呂場に上がると、今日も先客は殆どおらず、ゆったりと風呂に浸かることが出来た。いま一つ眺めが良くない露天風呂には入らなかった。

DSC03471

DSC03478

DSC03485

DSC03491

DSC03504

だるま山高原BSで、やってきたバスで無事、皆と合流したあとは、終点の修善寺駅で下車。もう汗はすっかり引いてしまったので、何処かで店を探してビールを呑みたいという感じでもなく、乗り継ぎの電車が約20分後なので、そのまま駿豆線に乗り換える。
そうなれば、ビールはひと先ずお預けして、汗を流してさっぱりしたい。勿論、修善寺も伊豆長岡にも温泉はあるのだが、手っ取り早く入れる日帰り温泉は意外と見当たらない。余り寄り道にならずに入れるのは、三島市街にある「極楽湯」ぐらいだった。
「極楽湯」は、いつも高尾山温泉で馴染みの日帰り温泉チェーン店。調べてみると、日本全国に39店舗もあり、海外にも8店舗ある。いつの間にか、日本の温泉文化が輸出されていたのだと知る。しかし海外は何れも中国国内。赤道直下のマレーシアとかインドネシア辺りでも流行るような気もするけど。しかし湯上りビールの美味さは分かってもらえないだろうな。
790円を支払い、バーコード付きキーを受け取って風呂場へ。露天風呂がいっぱいあって、流石に目の前なので富士山の眺めも良い。ぼーっと眺めていると、小生でもついつい長湯になりそうになる。といっても5分ぐらい浸かったら風呂から上がった。
さっぱりしたら次は食事処へ向かい、ここでようやくビールにありつく。ちょうど昼時なので食事処はそれなりに客がいる。Woodyさんも直ぐに現れ、お疲れさまでしたと乾杯。つまみは、ひと口サイズ餃子ともつ煮込み。餃子はパリッとしていて美味い。女子陣も合流し、暫しまったり。ここには無料送迎バスのサービスがあるのだが、だいたい2時間置き位なのでタイミングが合わず(せめて1時間置きぐらいにして欲しい)、またまたタクシーを呼ぶことにした。

DSC03455

DSC_0303

DSC_0304

DSC03456

DSC03457

奥沼津アルプスを踏破し、柿田川湧水群と韮山反射炉を見学して「ビヤレストランほむら」でクラフトビールを味わったら今日のノルマは達成、あとは宿に向かうだけとなる。既にビールで良い気持になってしまったので、もはや最寄りの伊豆長岡駅まで歩いて戻る気にもならず、タクシーで修善寺駅へ向かうことにした。
修善寺駅からは15時45分発の路線バスに乗る。途中、標高730mの戸田峠を越えると、眼下に戸田の集落が見えてくる。以前、戸田へは沼津から高速船で行った覚えがあるが、今は廃止。沼津方面には路線バスも無いので、この戸田峠越えだけが唯一の足だ。
終点の戸田で下車した乗客は、我々以外にお二人だけ。シーズンオフだけど、我々のように海の幸を突きながら一杯やるという客は他にいないのか。港の界隈にも人影は無く、開いている店も少ない。戸田って、こんなに田舎だったっけ?
それはともかく、今宵の宿「峯松」を探そうと、港界隈をウロウロするのだが見つからない。漸くここがそうかなと辿り着いた建物の足元に、申し訳程度の看板が立て掛けてあった。これじゃあ見つけられる人は少ない。やれやれと思って入ると、誰もいない。呼べど叫べど状況は変わらず。どうなっているの?と途方に暮れて港を眺めていると、そのうち宿の主と思しきオヤジが軽自動車で陽気に現れた。買い物に行っていたようだ。鍵も掛けずに不用心だが、ここは犯罪とは無縁の世界かも知れない。
眺めの良い部屋に案内された後は、さっそく風呂へ行きませんかとオヤジ。宿に風呂は無く、近くの日帰り温泉へ連れて行ってくれるらしい。降ろされたところは「くるら戸田」という道の駅。その一角に「戸田温泉・壱の湯」がある。立派な風呂場だが、客は疎ら。我々以外はほぼ地元客のようだった。風呂から上がってウロウロしたら、ビールを呑める店を発見。グビッとやってひと心地ついた。

DSC03397

DSC03398

DSC03399

DSC03400

DSC_0293

今回は、小田急・新松田駅から松田ハーブガーデンを経て高松山を目指し、JR山北駅まで下ってくるという、往復の電車以外は交通機関を使わない、極めて経済的な山行(山行記録はこちら)。最高点は標高1,000mに満たない高松山(801.4m)だし、御殿場線で2駅分を歩くだけに過ぎないが、踏破距離は16kmを越えるので侮れない。
天気は快晴で、松田ハーブガーデンまで上がると目の前に富士山、その左に箱根連山、更に左へ目を向けると、相模湾に伊豆大島が浮かんでいる。今日は富士山を眺めるのが主目的だったから、もう目的は達成済、ここで帰ってもいいくらいだが、(ビールをグビッとやるには)流石に一寸早過ぎる。計画通りに高松山を目指すことした。
途中で、後方から犬の鳴き声がした。もう狩猟の季節になったのか。あれ、猟期は12月からじゃなかったって?1日早くない?などと考えながら歩いていると、いつの間にか犬の鳴き声は尾根の左前方に移っている。こっちはヒーヒー云いながら登っているのに、流石に狩猟犬は運動能力が人間離れしていると、当たり前のことに改めて感心した。
高松山ででっかい富士山を眺めた後、下りは尺里(ひさり)集落へ下る一般道を採らず、「ビリ堂」から西へ延びる尾根を辿ってみた。途中で伐採作業している杣人に出会ったり、廃屋街となった別荘地(?)を抜けたりと、思わぬ発見があった。
山北駅まで辿り着いたら、そのまま「さくらの湯」まで向かう。ここはいつのまにか4年ぶりになる。何ひとつ変わらない(係員の方の面子も、相変わらずビールを置いていないことも)。何となくちょっとホッとした。

DSC03285

DSC03286

↑このページのトップヘ