山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日帰り温泉

道志の山旅2日目は、竹之本集落から朝日山に登ったあと、反転して主尾根を東進し、厳道峠まで辿ることにした(山行記録はこちら)。朝から良い天気で冷え込んだので、冬の到来を感じる寒さ。ダウンジャケットを着たまま歩き始める。しかし山道に入ればすぐに急登、喩え植林で日差しが遮られても忽ち汗が出て来る。素早くダウンジャケットから薄手のナイロンパーカーにチェンジ。
昨日に続いて朝日山山頂に着いたら、今日初めて単独行ハイカーに出会う。道志川を隔てた大室山にはもうちょっと人も多いだろうが、何れにしてもこの界隈は、東丹沢の大山とか塔ノ岳と較べれば圧倒的に登山者が少ない。
ウバガ岩の上からは、手前の菜畑山、その先の今倉山の上に富士が望め、良いアングルだ。しかし富士の周り懸かった雲はなかなか取れない、少し待ってみたが諦めて先へ進む。眼下の道志川沿いの山襞に、斜光が当たってきれいだ。大栗集落へ下る径を分けると個人的に未知の領域になる。
地図で見る通り大したズッキンバッコンでは無いが、地味に細かい上り下りが続くのでそれなりに時間はかかる。景色は基本的に変わらないし、しかも単調。而して段々飽きて来る。途中、尾根を半分だけ穿った、造り掛けの林道があって、気を紛らわしてくれる。
鳥井立は凡そ2年ぶり(その時の山行記録はこちら)。その先の、池ノ上へ折れるところに道標があり、改めて見ても激下りで、まともな径ではない。それから先を直進すれば厳道峠まで一気に下る。峠は舗装道が横断しているが、何故かゲートが閉まっていて、道志側へは下れないようになっている。
予約したタクシーがタイミング良く現れ、やまなみ温泉へ向かう。こちらは、調べてみればもう4年ぶり。やはり朝日山の帰りに寄ったのだった。

095 今朝はちょっと冷える。
098 ここから山道。
099 植林帯のジグザグ登り。
104 日溜まりで小休止。8時47分
109 この辺りが一番急。
112 2度目の休憩。9時50分
114 間もなく秋山峠。
116 朝日山(赤鞍ヶ岳)に到着。
120 次のピークは赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)。
129 さっきまでいた朝日山(赤鞍ヶ岳)も良く見える。
132 道志は全て山の中である。
133 短い笹の原。
138 ようやく標高が1,100m台になってきた。
140 それほどルンルン気分ではない。
141 日が差せば眠気を催す。
151 鉄塔が見えてきた。
154 ここにも味な標識。
157 2年前はここから池ノ上へ向かった。
160 ここも見晴らしが良い。
161 ようやく厳道峠に到着。
162 富士のやまなみ温泉で温まった。
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Wikipediaによれば、「道志山塊」とは相模川の支流、桂川と、同じく支流の道志川に挟まれた地域の山、と定義されている(この出典は何だろうか)。概ね同意するが、それだと石老山や高柄山、倉岳山なども入ってしまう。これらを「道志山塊」に入れるのはやや抵抗があり、「中央線沿線の山」とするか、または「桂川右岸の山」とするのが座りが良い気がする。
従って、個人的に「道志山塊」は上記の定義にある桂川の代わりに、相模川支流秋山川の右岸及び桂川支流大旅川の左岸、かつ厳道峠より西側、とするのがベターな感じだ(ちょっとややこしいけど)。そうすると阿夫利山は「中央線沿線の山」、秋山二十六夜山は「道志山塊」に入ることになる。この辺りが賛否が分かれるところかも知れない。
そんな「道志山塊」は、概ね主だった山は既に登頂済みだけれど、縦走したことはあまり無い。特に、菜畑山と朝日山の間、赤鞍ヶ岳(別名:ワラビタタキ)と厳道峠の間は未踏破領域だったのでこの際、道志村に1泊してまとめてトレースしてみようと思い立った。やはり季節的には秋から冬にかけてがよろしかろうと、温めていたプランを今回、実行することにした(山行記録はこちら)。
宿は、20年ぐらい前に泊まったことがある「道志温泉日野出屋 」に、と思っていたが、このコロナ禍のせいか残念ながら休業中。代わりに選んだのが「北の勢堂」という民宿だった。無生野から朝日山へ上がり、菜畑山まで縦走した後、道志道に出たところで宿の車でピックアップしてもらう。
そのまま宿の風呂に入るのかと思ったら、「道志の湯」に連れていきますよ、とのこと。村民割引クーポン券(200円引き)を貰っていくことになった。湯上りビールを呑む時間が遅くなったのが、ちょっとだけ悔しかった。

001 【第1日目】無生野の先のバス停留所から出発。9時27分

003 傾斜は徐々に強くなる。

005 北尾根を登るのでなかなか日が当たらない。

007 手彫りの標識。

008 パソコンによる標識。

013 飛龍山も見えてきた。

015 大菩薩連嶺の右奥には奥秩父の破風山か。

021 サンショ平に到着。11時22分。

024 鞍部から東京の高層ビル群が見えた。

026 これから標高差200m強の登り。

030 渋い山頂標識。

031 日溜まりのひと時。

037 また下り。

041 岩戸ノ峰に到着。

044 下り切ったところが道志口峠。13時27分

046 上がったところがブドウ岩ノ頭。

051 まだ下る。

052 ここが最低鞍部。

055 立木の手掛かりが有難い。

056 踏みしめる落葉の音。

059 ようやく傾斜が緩んだ。

060 菜畑山に到着。

061 目の前には加入道山と大室山。

065 この時間の富士山はシルエット。

066 暫し憩う。

068 初めは真っ直ぐ下り・・・

072 重力に逆らわずに下るだけ。

074 夕日と富士とススキ。

080 風呂は「道志の湯」。村民価格500円で入浴。

081 「道志の湯」で漸くビールにありつく。

「道の駅・甲斐大和」で、ふじやまビールを呑んで登頂を祝った後は、何処で汗を流そうか、という話になる。最寄りはそれこそ歩いてでも行ける「田野の湯」、更にそのちょっと先に(上り坂なのでシラフじゃないと行きたくない距離にある)「やまと天目山温泉」があるけれど、今日は久しぶりに「天空の湯」へ行ってみようということで一致。なんと、との~は初めてとのこと。小生も前回からもう2年以上経っていた。
ここ「道の駅・甲斐大和」から勝沼の「天空の湯」へ行くには、先ずJR甲斐大和駅まで約20分歩き、中央線に乗ってJR勝沼ぶどう郷駅で降り、「天空の湯」まで更に約20分歩くのが最も経済的。しかしもうビールが入って足の筋肉が弛緩し、かつ気が大きくなってしまったので、お約束通りタクシーを2台呼んで「天空の湯」まで直行することにした。勝沼観光タクシーを呼ぶのも久しぶりのせいか、馴染みの運転手も代替わりしていた。
「天空の湯」に着いたら、いつものように登山靴を靴箱に入れ、受付で760円を支払う(あれっ、なんか随分値上がりした?)と同時にリュックサックを預け階段を2階へ。脱衣所はだいぶ人が少ない。洗い場も内湯も客は疎ら。コロナの影響があるだろうが、天気予報のせいもありそうだ。
「天空の湯」の真骨頂、露天風呂には4、5人いて、小生が入って出るまでじっとしていて動かない。残念乍ら、甲府盆地には雲と云うか靄というかガスが立ち込めていて視界はよろしくない。それでも「天空」感は変わらない。良いところに風呂を造ったものだと毎度思う。
風呂からが上がったらビール。いつもの如く1階のラウンジへ行き、券売機でビールと餃子をチョイス。受け取り口でお姉さんに「一緒にしますか、それも先にビールにしますか?」と問われ、つい「先にビール」と云いそうになるのを吞み込んで、「一緒で」と云ってみた。我慢したのは初めてかも知れない。

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今週の山は富士急行線沿線の杓子山。でもそれだけでは詰まらないので、倉見山まで連なる尾根を辿ってみた。これはかなり以前から気になっていたルートだが、結構距離があるし、尾根もワイルドだと聞いていたので、これまで何となく延ばし延ばししてきて、やっと今回のチャレンジとなった(山行記録はこちら)。
スタートは不動湯から。林道のゲートは更に歩いて30分ほど上にあるが、タクシーはそこまで行ってくれなかった。道が荒れているので、車に傷を付けたくない、と取り付く島もない。覚悟して歩き出す。
大榷首峠(おおざすとうげ)から上は、昔から特に雨降るでもないのにぬかるんでいるのが常だったが、今日歩いてみると、丸太で階段状に土留めが為されていて、とても歩き易くなり、かつ水はけも良くなっていた。これで個人的な杓子山のイメージが大分向上した。
杓子山から先は、イメージ通りでかなり岩っぽく、しかもトレースがあやふやな感じ。歩く人数もそれなりに少ないということだろう。昭文社の地図では赤い破線(難路)となっているが、もう少しグレードが高く(灰色の破線)てもいいかも知れない。更に、合わせて600mほど下り、一転、300mほど登り返すのだから、歯応えはある。
無事、倉見山に着いて気が緩んだ訳でもないが、三つ峠駅へ下る一般道なのに途中でロスト、何故か厄神社の裏側から下界へ抜けた。予定ではここから「三つ峠グリーンセンター」へ向かうつもりだったが、まだ「葭之池温泉」に入ったことが無い人が居たので、三つ峠駅から電車で向かう。
「葭之池温泉」はかれこれ4年ぶりの入湯(前回はこちら)。コロナ禍でどうなったか気を揉んだが、殆ど変わりが無くひと安心。休憩室にはやはり地元のおばちゃん集団が屯していたし、老夫婦もご健在だった。この光景はいつまで続くだろう。次回は三ッ峠山に登った後に寄らせてもらおうか。

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今回の山は大室山。いままで道志側から登ったことが無かった。冬、中央線から見ると、丹沢の左端にあって結構白っぽくなっているので、時間はかかるだろうが出来たら雪を踏みながら登ってみたいと思っていて、その下調べのつもりで無積雪期の今回、登ってみる気になった。朝からシトシト雨だ。
藤野駅から久保吊橋までタクシーに乗車。偶々、橋の袂にある売店のおばちゃんが通り掛かり、二言三言、言葉を交わすうちに、下ったら「紅椿の湯」に入るつもりだと云うと、そのおばちゃん、「だったら割引券あげる」と店に戻って券を呉れた。ありがとうございますと別れ際に、そのおばちゃんが曰く「ヒル、いるよ」と。
確かに登り始めて直ぐ、落葉の上で蠢いているヤマビルがいっぱい。雨で活発になっているのだろう。でもかなり小さい。暫くの間、踏まないようにと気を使いながらの登高が続くが、高度が上がるにつれ次第に見えなくなった。
下りは登りに較べればずっと速いので、ちいさなヤマビルが居たのかどうか分からず。そのまま「紅椿の湯」に着いてレインウェアを脱ぎ、スパッツを外してみると、いたいたヤマビル。それは小生だけでなく他の皆も同様。もう皆さんパニック状態。
靴を脱いでみたら、左右の靴下に円形状の血の染みが3ヶ所あった(靴下も脱いでみると、都合7ヶ所も喰われていた)。これでも途中、全く気が付かなかったとはとんだ頓馬だ。既に血が止まっていたので、恐らくは登りで喰われたものと思われる。以前、ヤマビルに喰われたのは、やはり丹沢で沢登りした時だから、もう30年ぐらい昔のこと。随分久しぶりだ。
Woodyさんも同様に複数箇所喰われたようだが、不思議と女子2名は喰われず仕舞。謎である(山行記録はこちら)。

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01 久保吊橋から。

02 意外にしっかりした吊橋。

03 道標もちゃんとある。

05 緩やかな九十九折の径。

10 まだ植林帯。

11 広葉樹林帯は明るい。

12 急斜面は直登しない。

13 えっ、まだ120分もあるの!?

18 ブナの森の始まり。

19 径は相変わらずはっきりしている。

20 大きなブナが増えてきた。

22 トリカブトの海。

27 間もなく山頂。

28 山梨百名山の標識が2つ。

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29 四方が欠けた二等三角点。

32 木道がとてもスリッピー。

36 こんなの、あった。

37 前大室に到着。ガスで視界無し。

40 ここから北へ向かう。

44 急なところは無い。

45 前大室から1時間20分で林道に出た。

46 目指すは紅椿の湯。

47 紅椿の湯で、ビールセットは860円。

48 紅椿の湯のすぐ裏が道志川。

49 いい湯でした。

今回、尾瀬笠ヶ岳(国内に笠ヶ岳と称される山は数多あるので、敢えて"尾瀬"と付けてみた)は鳩待峠から往復したが、そもそもは鳩待峠から笠ヶ岳を登るのであれば、そのまま長大な尾根を西へ辿り、水上に近い湯の小屋温泉へ下ろうか、と以前、隊長と話合ったことがあった。湯の小屋温泉には鄙びた「葉留日野山荘」と「洞元荘」があって、何方かに泊まることを楽しみにしていた。
ところが最近ネットをチェックしてみたら、なんと何方も廃業してしまった(恐らくはコロナ廃業とは別)ことを知り、だったら湯の小屋温泉へ下るのも意味が無くなったと落胆し、今回、ベースキャンプ登山のついでに登ってしまおうかという気になったのだった。笠ヶ岳には悪いが、何となく山の価値もちょっぴり下がった気がしないでもなかった。
そんなことを思い浮かべながら登ってみたのだが、予報通りに天気がいまいちだったものの、実際は小粒でもぴりりと辛い山椒のような味わいある山で十分満足、戻ってきた鳩待峠で呑んだビールが美味かったことは云うまでもない。ひと息ついたら、宿の主が待つ駐車場へ向かう。
さて、多少は汗を掻いたのでさっぱりしたい、もちろん宿の風呂でもいいが、道中に何処か良い温泉でもあれば寄っていきたいところ。運転席(宿の主)と助手席(Woodyさん)との間でもその話題になったらしく、一旦宿に戻ってリュックを置いてから、宿に近い「花咲の湯」に寄ることになった。入浴料は通常800円だが、宿割引があり500円で入れた。風呂からは皇海山が望めるらしいが、気が付かなかった。
食事処は午後2時から4時までは中休み(!)とのことで生ビールは呑めず、その代わりに休憩室で缶ビールを呑んだ。休憩室は庭に面していていい雰囲気で、しかもここには何故かハンモックが並んでいる。風呂上がりビールを呑みつつ、ハンモックに寝ながら外を眺めるのは実に気持ち良い。

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無事、奥白根山に登頂を果たし「天空のカフェ」で祝杯を挙げた後は、ロープウェイに乗って山麓駅へ戻る。その道すがら、上りではガスっていてよく見えなかった四郎岳と燕巣山が、すっかりその端正な姿を現していた。何方も明後日登る予定なので気分が盛り上がる。
山麓駅には日帰り温泉(座禅温泉)があるのでひと風呂浴びることにした。「ペンションてんとう虫」のご主人曰く、丸沼高原スキー場の人工降雪機に使う水を確保するため、井戸を掘ったら水じゃなくてまさかの温泉が湧いてしまったとのこと(このご主人は、何かと地元の裏事情を良くご存じだ)。それで折角なので日帰り温泉を作ったらしい。ともかく有難くその恩恵に与ることになった。
入浴料700円をロープウェイ切符売り場兼フロントで支払う。脱衣所も洗い場も湯船もかなりゆったりとしているが、それに見合った客は入っていないので(オフシーズンとはいえ、たぶん、単なる観光客はこんな時間、こんなところで風呂に入ったりはしないのだ)、よりのびのびと入れる。洗い場は、カラン毎に仕切りがあるのでウィズコロナ時代にもマッチした造り。追加料金無しでサウナにも入れるのは、きっと贅沢なことなのかも知れない(小生はのぼせるので基本的にサウナは遠慮している)。
さっぱりして風呂から出た後は、やっぱり湯上りビールを求めてレストランかカフェが無いかなと館内を歩き回るが見当たらず。スキー客用のレストハウスは流石にこの時期、やっていない。階段を下りて1階を探すと土産物屋とモンベルショップがあり、その一角で缶ビールを売っているのを発見。
その脇にちょっとだけスペースがあって、椅子もいくつか置いてある。ここは土産物屋にやって来る客の通路に面しているのでやや落ち着かないが、背に腹は代えられない。遠慮なくプシュッとやってグビッとやった。小生以外は皆、自重したようだ。

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「八島山荘」でタクシーを待ちながら、しかしそれがなかなかやってこないので、生ビールだけでなく日本酒まで呑んでいい気分になってしまったあと、漸くやって来たタクシーに乗り上諏訪へ移動。道すがら、上諏訪でお勧めの日帰り温泉は何処ですかとタクシー運転手に訊くが、なかなか返事が返ってこない。
(上諏訪は県内有数の温泉街の筈なのに)そもそもそんなことを訊く客は少ないのか、それとも(上諏訪で仕事をしている運転手のくせに)温泉には全く興味が無い運転手だったのかは良くはわからない。それでもそのうちに返ってきた答えは、「浜の湯はどうですか?」だった。そんな日帰り温泉、あったっけかな?と思ったが、地元のタクシー運転手だから大丈夫だろうと向かう。
「浜の湯」に着いてみると、そこは超立派な温泉ホテル。タクシーのドアが開くと途端にホテルのドアマンが二人やって来て「お泊りでしょうか、お名前を頂戴できますか」ときた。いやいやそうじゃない、日帰り入浴できたのだと告げると、ドアマン曰く、うちは生憎、日帰り入浴をやっていません、と。タクシー運転手と一緒に、あれれ、という感じ。仕方がない、それではということで、すぐ裏にある「片倉館」へ向かう。結果的に、初めからタクシー運転手には訊かず、真っ直ぐここへ来れば良かった訳で、地元のタクシー運転手が必ずしも当てにならないということを再認識した。
一年半ぶりの「片倉館」(前回はこちら)。前回とは異なり、やや遅い時間(午後三時半過ぎ)の入館だったが、それでも千人風呂には先客が6人だけで、とてもゆったりとできた。
サッパリした後は、いつものように二階へ上がって湯上りビール。そもそも広い休憩スペースだが、COVID-19対応でテーブルの間隔がやたらに広い。寂しいほど空虚でレトロな部屋で、今回も「諏訪浪漫・しらかば」をグビッとやった。そのあとテラスへ出てみると諏訪湖の湖面が輝き、それに照らされた片倉館の煉瓦壁が映えて、イタリア・コモ湖畔もかくや、と思わせる風景だった。

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オーレン小屋2日目は、昨日よりもちょっとだけいい天気。折角なので、天狗岳を越えて渋の湯へ下りるという、あひる、菊丸コンビに付き添って根石岳まで往復することにした。途中、昨日登り損ねた箕冠山にも立ち寄る。ここは踏み跡も三角点も山頂標識も無いので、何処が本当の山頂なのかははっきりしない。しかしその分、八ヶ岳にしてはとてもワイルドさが残っているピーク(シャクナゲが密生している)、ちょっぴり嬉しい。
その後、オーレン小屋に下り、硫黄岳登頂組と合流してから、くまちゃんとお別れの挨拶。桜平まで戻ると、タイムラグ無く、予約したタクシーをキャッチ。今日も少しだけ汗を掻いたので、次は温泉だ。タクシー運転手にお勧めを聞くと、山から下りて入る日帰り温泉としては「縄文の湯」が一番いいとのことだったので、そこまで行ってもらう。
「ビールは呑めるでしょうね?」と確認するとタクシー運転手曰く、開業当初はビールを売っていなかったため苦情が出て、それからは置いてあるはずとのことで、ホッとひと安心。
そうこうしているうちに「縄文の湯」に到着。その名の通り近くには「尖石縄文遺跡」があり、その中の「茅野市尖石縄文考古館」には、教科書にも載っていた国宝の「縄文のビーナス」と「仮面の女神」が展示されている。
さっぱり汗を流したら、食事処へ直行。ところが缶ビール(そもそも生ビールは扱っていない)の在庫が5本しかなかったため、一番最後にやって来たWoodyさんは呑みそこなう羽目に。瓶ビールも既に売り切れ(というか入荷していない)とのこと。こんなところには長居は無用、さっと缶ビールを呑み干したら直ぐにタクシーを呼ぼうということになった。

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明けましておめでとうございます。本年こそより良い年でありますように。

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盛岡2日目は朝3時に起きるつもりだったが、ふと気が付いたら3時20分。危ない、危ない。山に行く日は普通、早くても3時半が起床時間のせいか、昨日はよく呑んでよく喰ったにせよ、なかなか身体が対応できないのかも知れない。ともあれ急いで支度をしたら、フロントでチェックアウトし、タクシーに乗車。菊丸は頭痛なのでホテルで寝ているという。
天気予報で知っていたとはいえ、今日もやはり愚図ついた空模様。馬返し登山口からはレインウェアを着て出発(山行記録はこちら)。寒冷前線がそのうちに通過する筈と思っていたら、2.5合目を過ぎることから案の定、本降りの雨。この先進んでも良いことが無さそうなので、思い切って引き返すことにした。
途中、あまりの雨で立ち尽くした儘の相合傘カップルや、合羽も着ていない軽装若者グループなどもいて、「それじゃ無理なんじゃない?」と思わず声を掛けようと思ったがやめにした。云わなくても、森林限界を越えたら気が付くだろう。
帰りは早い。あっという間に登山口のキャンプ場に戻り、東屋でタクシーを待つ。その間、これから鞍掛山に登るつもりだが雨で逡巡していた地元男性としばし雑談。訊けば、網張温泉のロープウェイで働いているとのこと。我々は岩手山を敗退し、そのロープウェイに乗り損なったんです、と返す。
タクシーに乗ったら、「喜盛の湯」に行こうと思っているけど他にいい所ありませんか?と運転手に訊くと、「開運の湯」の方が近いし、お勧めだというので、じゃあそこでお願いしますと「開運の湯」へ向かう。ここは朝6時半から開いているという。ちなみに「喜盛の湯」は朝5時からだった。何故か盛岡の人たちは随分早起きだ。
「東横イン」で菊丸(幸い、頭痛は回復したとのこと)をピックアップしたら、「開運の湯」は雫石川を渡ってすぐのところ。入浴料は早朝割引が利いて530円とお得(通常は660円)。まだ9時過ぎだが、結構客がいる。ここの温泉にはラドンが含まれているらしい。湯船に浸かると丁度いい湯加減、身体がジワリと融けるようで気持ちいい。真夏でも雨中の岩手山は、それなりに身体が強張っていたようだ。温まったおかげで、岩手山を敗退したにもかかわらず、湯上り後の朝ビールは美味かった。

079 【第2日目】岩手山馬返し登山口。

080 ここにはキャンプ場がある。

081 今日も岩手山はガスの中。

082 こんなところがあった。

083 ちょっとだけ眺めが良いところ。

084 明るくなってきた。

085 まだ0.5合目。

086 1時間歩いてようやく1合目。

087 階段。

088 こんな岩にだって名前を付けている。

089 振り返るとこんな眺め。

090 ホツツジ。

091 この先はこの花が目立った。

092 火山弾が積もった径。

093 雨が降っているが下界が見えた。

094 湿度は高い。

095 2.5合目からは新道をチョイス。

096 ここで引き返すことにした。

097 径はたちまち川となる。

102 身体が冷えたのでここで温まることに。

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大菩薩連嶺の破魔射場丸を登る場合、マイカー利用派は湯ノ丸峠から往復、公共交通利用派は湯ノ丸峠から破魔射場丸を経て米背負峠から下るようなパターンが一般的。バリエーションとなると、鹿鳴ノ滝から東南尾根に上がるトレースがネット上で散見され、以前からこれを辿ってみる計画を温めていた。
ところが「令和元年台風第19号」が関東地方を直撃したせいで、山間部の沢沿い道路、山道が多く崩壊したとニュースが報じていた為、鹿鳴ノ滝へ向かうジョーロザス沢もさぞや酷いことになっただろうと想像し考えあぐねた末、やはりリスクは取らないことにしようと、今回は終始、尾根を辿ることにした。
実際に辿ってみればほぼ、けもの道同然でも、尾根を外さなければ特に問題はない(山行記録はこちら)。かつての破魔射場丸東南尾根は、この方の記録を読む限り篶竹の藪が煩かったようだが、今は全て枯れていて通行にまったく支障はない。一般道と合流する辺りはお花畑となっていて、コウリンカ(紅輪花)が丁度見頃だった。
破魔射場丸の山頂標識は「ハマイバ」となっている。もはや「破魔射場丸」でも「ハマイバ丸」でもない。こんな名前に誰がした?と思ってしまう。ちなみに大月駅と桑西集落を繋ぐバスの終点は「ハマイバ前」。このバス停名だと「ハマイバ」にすぐ登れそうだが、実際は相当離れているので大変だし、尾根に取り付いてからも今回の我々の如くそれなりに扱かれる。努々、バス停名と山名を短絡的に繋げてはならない。
破魔射場丸からは大谷ヶ丸、コンドウ丸、曲沢峠を経て景徳院へ下った。景徳院から「大和福祉センター・田野の湯」までは僅かに登る必要があるが、山を下りればまさに真夏、ここが一番辛かった。なんとか熱中症にならずに「田野の湯」に到着。ここは7年ぶり(その時の記録はこちら)。
受付で、アルコール除菌して金を払って検温したら、37度。こんな日に外を歩いてきたら、そりゃそうだよ。でももし37.5度だったら入らせて呉れないとのことで、そうなったら逆上して係員の首を絞めるか、その前に頭に血がのぼって昏倒したかも知れない。危ういところでなんとかサッパリできた。

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「山の休憩所かゑる」で朝からビールで良い気持になった後、再び伊東さんが留浦BSまで送って呉れた。全くお世話になりっぱなしだ。(今朝、丹波方面の通行止めは解除され、丹波発のバスも運行開始したらしいが)伊東さんが「この時間だったら留浦始発があるのに」と云いながら、通りすがりに鴨沢西BSでバス待ちの登山客を見送る。自分たちだけであれば予め調べもするが、完全に頼り切っているので楽チンだし、お得だ。
留浦BSの真ん前には、やはり伊東さんから「この店、美味しいよ」と教えて貰った「島勝」という食堂がある。寄ってみたい気もするが、もうすぐバスの時間なのでまたの機会にする。やって来たバスに乗るのは我々だけ。しかし峰谷BSや水根BSから結構なハイカーが乗ってきて、それなりに一杯になる。まだ昼時なのにもうこれだけ山から下りてきたのは、我々と同じく皆、雨にうんざりしたせいかも知れない。
奥多摩駅に到着。今日は大して汗は掻いていないが、やはりサッパリしたいので風呂に行きたい。最寄りは馴染みの「玉翠荘」だが、この天気だし今の時間だったら空いているだろうと「もえぎの湯」へ行ってみると、読み通りにすっと入れた。
(こんな天気でもキャンプしに来たと思しき)若者たちはそれなりに居たが、渋滞しがちな洗い場も空いていて、露天風呂も静かだった。しかしその割には食事処は結構、テーブルが埋まっている。目立つのは家族連れ。やはりキャンプ帰りなのだろうか。
何とかテーブルを確保し、ビールセット(860円)をオーダー。さっき「山の休憩所かゑる」で缶ビール2本呑んだのに、風呂から上がればまた美味し。

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黒金山からゴトメキ、遠見山を踏破して、倒木跨ぎ地獄から解放され、金峰山荘でビールを呷ったあと、タクシーを呼んでみたがなかなかやってこない。そのうちジャンボタクシーと思しき車がやって来るのが見えた。漸く来たかと思ったらその車は直ぐ手前を左折して焼山峠方面へ行ってしまう。
別の車だったのかと思ってみたものの、どうもおかしい。念のためタクシー会社に電話を入れて貰ったら、やはりジャンボタクシー運転手が行先を間違えたようだと判る。焼山峠方面に、「金峰山荘」と名前を間違えるような建物があるのだろうか(その後、調べてみると、この方のブログによれば「金峰泉」なる宿がある(あった?)らしい。ともあれ「柳平の金峰山荘」と云っても通じないのは困りものだ)。
やっと戻って来たジャンボタクシーに乗り、はやぶさ温泉へ向かう。ここは4年ぶり(前回はこちら)。入館に際しては、アルコール除菌と検温が求められる。地元野菜の販売コーナーに隣接したフロントで700円(前回は600円だった)を支払ったら男風呂へ。
脱衣所にも風呂場にもそれなりに客はいたが、「密」になるような状況ではない。前回は入らなかった露天風呂にも浸かり、さっぱりいい気持になってから食事処へ向かうと、時間が遅いせいか誰も居らず、「密」を避けるためかテーブルも殆ど無い。窓は開け放たれているので暑く、なかなか汗が止まらない。座布団は使用禁止。やけにガランとしているので、このコロナ禍で食事処は営業していないのかと吃驚。でも営業中だった。
少々気後れしたものの、ど真ん中のテーブル席を陣取り、生ビールと餃子をフロントで注文。カウンター内の女の子が「テーブル番号は何番ですか?」と聞いてくるが、他に誰もいないので意味がないじゃん、と密かに思ったものの、ちゃんと教えてあげた。

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今日も雨降り。わざわざそんな日に自虐的に雨降山に登ることになったのは別に意図したのではなく偶々そうなっただけだが、結果的に行先が雨降山になったは、15時までに上野原駅へ戻って来られる山を選んでいるうちに浮かび上がったのであって、どうしても雨降山に登りたかったわけではない。
何故、15時に上野原駅かと云えば、秋山温泉行の無料送迎バスが15時発だったから。何故、秋山温泉かは後の話として、「上野原駅に15時」から逆算して下りてこられる山は何処かと探してみると、高柄山以外にはなかなか見つからない(何せ、他の山は低過ぎて懐が浅過ぎて場が持たない)。高柄山はもう飽きるほど登っているし、上野原駅へ下るにはどうしても某ゴルフ場の脇を通らなくてはならないのに、そのフェンスが極めて邪魔で歩き難いのが業腹で歩きたくない。
ということで「歩いて下りて上野原駅」というパターンはこれ以上見当たらず、「バスで上野原駅」を探すことになるが、これも選択肢は限られている。飯尾線や無生野線だと午前中しか往路のバスが無いので論外、あるのは井戸線(生藤山の登山口)発か不老下線。二つに一つなので、今日は不老下線のバスをチョイス。不老下BSから逆算したら、自然に雨降山が浮かび上がってきただけ。そんな不埒な選び方をしても、山自体はそれなりに楽しめた。
目出度く15時発のバスに乗って秋山温泉に到着。このバス、意外に利用者が多い。入口では検温、アルコール消毒が義務となっていて、脱衣所は大部分の洗面所が使用禁止だ。汗を流してサッパリしたらいつものように2階の食事処へ行くと、テーブルが随分と少なくなっていて、椅子は一方向しか置いていない。これもご時世だが、ちゃんとビールは置いてある(しかし前回はあった「おつまみセット700円」が無くなっていた)。これだけでもありがたい。ありがたく湯上りビールをグビッとやった。

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「ペンションすずらん」に泊まった翌日は、予報通りに朝から本降りの雨。梅雨の最中なので元より覚悟の上だ。今日行く日川尾根は晴れても降っても余り変わらないので(雨でもそれなりに楽しめるし、天気に関係なく行き来するハイカーは少ないので)、朝食をしっかり摂ってから8時半に出かける。
下日川峠まで上がる林道が地味にキツイだけで、後はアップダウンが程よく繰り返される。イスカが集まるというアカマツ林は、今は季節ではないのでイスカもそれを狙うカメラマンも皆無。富士山が目の前に見えるポイントは、すっかりガスっていて直ぐにそことは気付かない。
「かくれっ窪」を探してみたが見つからず、また次回の宿題となる(たぶん、もうちょっと林道を西に進んでみるべきだった)。境沢ノ頭は晴れていると遮るものが無くて暑いが、今日は梅雨寒むで逆にのんびり出来ない。今日もネジキの花が咲いていた。しかしこの時期、花と云えばヤマボウシだ。噎せ返るような緑の中に、ぽっかりと白い花が浮いて見える。
時々目の前を横切ったり、警戒鳴きが聞こえたりと鹿が目立つ。久しく人がいなかったせいだろうか?三角コンバまで来たら、後は勝手知ったる尾根径を境沢橋まで下るだけだが、トラバースする箇所が意外と荒れている。地形の記憶を頼りに進むと果たして道標があり、そこで折り返せばやがて林道に降り立つ。ここから「やまと天目山温泉」まで単調な車道歩きなので、途中、天目山栖雲寺に寄り道してみる。武田氏終焉の地として有名だが、自然そのままの石庭が見応えあってちょっと驚いた。
「やまと天目山温泉」は調べてみれば2014年6月以来、いつの間にかもう6年前だ。さっぱりしてから食事処へ行ってみると、テーブル間隔が随分広がっていてソーシャルディスタンスがたっぷり。これじゃ従業員の給料だって出そうにない。大丈夫か。

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釜めし なかい」で山行解禁の祝杯を挙げた後のこと、山から下りた際ずぶ濡れだったので既にすっかり着替えていたものの、やはり何処かでさっぱり汗を流したい。川井駅を起点にした場合、かつて「松乃温泉・水香園」が最寄りだったが今はデイ・スパは受け付けていない。次善策は青梅駅から歩いて20分弱の「かんぽの宿 青梅」か、河辺駅前の河辺温泉「梅の湯」だ。
青梅は「ホリデー快速」を利用しない場合は乗換駅なのでそのついでに行くのは便利なのだが、やや遠くてしかも帰りが登りになるデメリットが憂鬱にさせるため、乗換が面倒な(青梅と河辺と2回乗換が必要な)河辺温泉をチョイスした(7人はそのままお帰り)。
河辺温泉は3年ぶり(前回はこちら)。図らずも、前回ここに来たのはやはり「ちわき」に寄って川井駅からやって来たのだった。川井駅からは、どうあっても河辺駅に来るしかないようだ。
5階まで上がって受付をした後、階段を登って6階の風呂場へ移動する。今日もそれなりに客は入っているが、密になるほどではない。露天風呂にも(烏の行水的に)ちょっとだけ浸かった。
サッパリしたら再び5階へ戻る。目の前は「癒し処リラクゼーション河辺」。マッサージ師の方々(まさしく濃厚接触的生業だな~)はとても暇そうだ。食事処へ向かうと、こちらも店員が暇そうにしている。客は我々以外、ひと組しかいない。
この後、人混みの立川の街などへ向かう気にもならないので、ここの食事処で打ち上げ。なので、前回はビールを呑んだだけだったが、今日はつまみもいくつか頼み、日本酒も「多摩自慢」と「̠嘉泉」を呑んだ。どちらも福生の酒。久しぶりで美味い。コロナ自粛からの解放感は、えも云われず味わい深い。

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今週の山行は、久しぶりに箱根の山。個人的に箱根の主だった山は登り尽くしているので、これから行くとすれば、未踏の尾根のトレースを目的としたプランがメインとなる。ということで、今回は箱根外輪山の西側北半分、湖尻から乙女峠までを辿ることにした。最高峰は標高1,156mの丸岳である。
湖尻というと、箱根登山鉄道とケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くところ、という感じの場所だが、台風19号の影響で登山鉄道は長期運休中だし、小田原から仙石原へ抜ける道も閉鎖したまま。すると自ずから御殿場側からアプローチすることになるが、ならばいっそ高速で行ってしまおうとバスタ新宿発の高速バスを予約した。多少時間がかかる感じがあるものの、乗り換え無しで湖尻まで行けるのはやっぱり楽ちんだ。また次回もこの手を使ってみたい。
歩き出すと、予想はしていたが外輪山からは遮るものがない富士山が見えるのは、やはりここの一番のウリ。それともうひとつ感じることは、外輪山の内と外で随分景色が違うということ。外を見ると、箱根の山もかなり裾野が広いと判るが、内はまさにジオラマ、箱庭のよう。それを一遍に味わえるのは外輪山ならではだ。
乙女峠まで漫歩を楽しんだ後は、車道に絡みながら一気に下ると程なく御殿場温泉会館に到着。ぱっと見も中身もかなり素朴で昭和の香りがする。訊けば、3月末でいったん閉館するが(設備の老朽化が理由)、再開は未定とのこと(その後、HPを見れば令和4年10月頃に再開する見込みとのこと)で、今回はこの雰囲気を味わえる最後のチャンスか。
風呂場からは、銭湯の壁絵ならぬ、富士山のリアル壁絵が眺められ、さすが御殿場だと感じ入った。休憩所にも結構人が屯していて、昔のヘルスセンター(たぶん、死語)の雰囲気を彷彿させてくれた。出来ることならば、この雰囲気を保ったまま再開して欲しいがどうだろう。

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今回の山行は、中央線鳥沢駅をスタートし、高畑山から高岩を経て、サイマル山に登るコース。冬枯れに相応しいところで、数年前より温めていたプランだったが、出張が入ったり、ハプニングがあったり、あるいは他のプランを優先したりとなかなか実現されず、漸く今回行くことになった(山行記録はこちら)。
高岩から先は昭文社地図では破線ルートだが、送電線巡視路なので踏み跡はほぼ確か。しかし所々、残雪があって惑わされる。サイマル山は想像通り、取り立てて云うこともない、寂しい山頂だった。サイマル山の下りは巡視路を無視したため激下り。下界に降り立ったところはどう見ても私有地で、人に見つからないようそそくさと退散した。
今回のプランのもう一つの目的は、石船神社を参拝しようというもの。ここには後醍醐天皇の皇子にして「太平記」のヒーローの一人、大塔宮(護良親王)の首級(マスク?)が祀られているという。何故、鎌倉で打ち取られたはずの大塔宮の首がここまで運ばれたのか、には諸説あるが、側室(又は女官)だった雛鶴姫が運んできたという話がこの界隈では一般的である。高岩の近くには雛鶴峠があって、その東側には雛鶴神社もある。この辺りには「太平記」の歴史ロマンが眠っているのだ。神社は田舎の集落にあるにしてはかなり立派だった。鎮守の森にはムササビが住み着いているとのことだったが、見つからなかった。
石船神社からはタクシーを呼んで「芭蕉月待の湯」へ向かう。ここはいつのまにかほぼ5年ぶり(前回はこちら)だ。風呂場の記憶も以前と変わらなければ、食事処の畳で地元長老達が揃いも揃って横になっているのも変わらぬ風物詩である。
そんな光景を尻目に、生ビールで乾杯。各人が頼んだつまみは富士桜コロッケ(200円)に、自家製厚揚げ(300円)、いかげそ揚げ(550円)、アジフライ(350円)、ごぼうスティック(450円)と、何故か揚げ物ばかりとなった。

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蔵王山(熊野岳)を敗退した後のこと。ロープウェイを乗り継ぎ、山頂駅から宿に戻ってリュックサックを置いたら、着替えだけを持って風呂へ行くことにした。蔵王温泉郷にはいくつか共同浴場や日帰り温泉、スーパー銭湯などがあるが、最も近くにある「新左衛門の湯」なる日帰り温泉施設へ向かう。
5分足らずで到着。半分が土産物屋になっている。先ず靴を脱いだあと、ここは券売機で入浴券を買って入る方式。Web割引クーポンを持っていたので(750円が700円になる)、券売機の釦に「700円」という文字が見えたのでそれを押すと「会員券」が出てきた。
700円に間違いはないさと、そのまま渡すと係員が「割引券と会員券とは違う」とややキレ気味。文字が読めないのか、と云いたげ。でもここは日本人以外も客もわんさかやってくるようなので(台湾系がかなり多い)、間違える客も多いはず。
小生以外もなぜか皆さん、会員券を買ってしまう。係員はその度に「違う」と連呼し、でもまあいいでしょうと苦々しく云いつつ結局、そのまま皆の券を受け取った。そんなに間違えられるのが嫌であれば(連呼する暇があれば)、「何故、客は間違えるのか」をよく分析して、対策を講じるべきと思うが如何。
風呂場は地下階。若者スキー客が目立つ。ひと風呂浴びてさっぱりしたあと、1階の食事処へ行ってみると(別にある休憩処は駅の待合室的で何となく落ち着かない)、営業開始は17時30分からだと。日帰り温泉の食事処で中休みがあるのは、かなり珍しい(この頃「瀬音の湯」もそうなった)。顧客満足度よりも料理人満足度を重視しているんです、と受け取れる。
休憩処にはビールの自動販売機が無いので、靴を履いて土産物屋の方へ行くと地ビールが置いてあり、やっとこさゲット。でもまた靴を脱いで休み処へ戻る気もしない。ビールを持って宿へ戻った。お湯そのものは良かったが、色々と残念なことが多い日帰り温泉だった。

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今は世界中から輸入されるせいで年中喰えるものの、それでも寒くなると不思議と牡蠣が恋しくなってくる。牡蠣で思い出すのは、「山から下りたら」で云えば「一福食堂」だ。海産物の流通技術は日進月歩なので最早、海に近ければ美味い牡蠣が喰えるとは限らないし、逆のことも云える。
ということで、今回は「一福食堂」に行くためのプランを捻る。上野原駅界隈には風呂が無いから何処か途中で入る必要があり、それに適しているのは「秋山温泉」、というかここ以外の選択肢は電車移動になってしまうので、比較が難しい。
次に「秋山温泉」へ下りて来る山を考えると、これまた選択肢が限られていて、直接歩いてやって来るか、上野原・無生野線の路線バスを使うかだが、後者は本数が少ないので使い勝手が悪い。而して直接の山となると、秋山川右岸の山か左岸の山に絞られる。
右岸の山は阿夫利山ぐらいしか目ぼしい山が無く、それこそ1年前の「秋山温泉」+「一福食堂」パターンそのもの。左岸の山となるとデン笠か。ここもかれこれ14年前の山行で(逆コースながら)トレース済みだったが、小生以外は未経験なのでここを落しどころにした。
デン笠へは、四方津駅から大丸を経由して行ってみた。天気は良いが、日影はしんしんと冷える。新大地峠を越える立派な林道はすっかり出来上がっていたし、デン笠に至る尾根にも新たな林道を敷設中で、景色が変わっていた。
「秋山温泉」に着くと、駐車場はそこそこ車が停まっていたが館内はスカスカだった。程よく温まった後は2階の食事処へ。おつまみセット(700円)を注文。生ビール470円なので、おつまみだけで230円とお値打ちだった。でもそんな恩恵に与っているのは我々だけのようだった。

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