山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

日帰り温泉

今週の山行は、久しぶりに箱根の山。個人的に箱根の主だった山は登り尽くしているので、これから行くとすれば、未踏の尾根のトレースを目的としたプランがメインとなる。ということで、今回は箱根外輪山の西側北半分、湖尻から乙女峠までを辿ることにした。最高峰は標高1,156mの丸岳である。
湖尻というと、箱根登山鉄道とケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くところ、という感じの場所だが、台風19号の影響で登山鉄道は長期運休中だし、小田原から仙石原へ抜ける道も閉鎖したまま。すると自ずから御殿場側からアプローチすることになるが、ならばいっそ高速で行ってしまおうとバスタ新宿発の高速バスを予約した。多少時間がかかる感じがあるものの、乗り換え無しで湖尻まで行けるのはやっぱり楽ちんだ。また次回もこの手を使ってみたい。
歩き出すと、予想はしていたが外輪山からは遮るものがない富士山が見えるのは、やはりここの一番のウリ。それともうひとつ感じることは、外輪山の内と外で随分景色が違うということ。外を見ると、箱根の山もかなり裾野が広いと判るが、内はまさにジオラマ、箱庭のよう。それを一遍に味わえるのは外輪山ならではだ。
乙女峠まで漫歩を楽しんだ後は、車道に絡みながら一気に下ると程なく御殿場温泉会館に到着。ぱっと見も中身もかなり素朴で昭和の香りがする。訊けば、3月末でいったん閉館するが(設備の老朽化が理由)、再開は未定とのこと(その後、HPを見れば令和4年10月頃に再開する見込みとのこと)で、今回はこの雰囲気を味わえる最後のチャンスか。
風呂場からは、銭湯の壁絵ならぬ、富士山のリアル壁絵が眺められ、さすが御殿場だと感じ入った。休憩所にも結構人が屯していて、昔のヘルスセンター(たぶん、死語)の雰囲気を彷彿させてくれた。出来ることならば、この雰囲気を保ったまま再開して欲しいがどうだろう。

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今回の山行は、中央線鳥沢駅をスタートし、高畑山から高岩を経て、サイマル山に登るコース。冬枯れに相応しいところで、数年前より温めていたプランだったが、出張が入ったり、ハプニングがあったり、あるいは他のプランを優先したりとなかなか実現されず、漸く今回行くことになった(山行記録はこちら)。
高岩から先は昭文社地図では破線ルートだが、送電線巡視路なので踏み跡はほぼ確か。しかし所々、残雪があって惑わされる。サイマル山は想像通り、取り立てて云うこともない、寂しい山頂だった。サイマル山の下りは巡視路を無視したため激下り。下界に降り立ったところはどう見ても私有地で、人に見つからないようそそくさと退散した。
今回のプランのもう一つの目的は、石船神社を参拝しようというもの。ここには後醍醐天皇の皇子にして「太平記」のヒーローの一人、大塔宮(護良親王)の首級(マスク?)が祀られているという。何故、鎌倉で打ち取られたはずの大塔宮の首がここまで運ばれたのか、には諸説あるが、側室(又は女官)だった雛鶴姫が運んできたという話がこの界隈では一般的である。高岩の近くには雛鶴峠があって、その東側には雛鶴神社もある。この辺りには「太平記」の歴史ロマンが眠っているのだ。神社は田舎の集落にあるにしてはかなり立派だった。鎮守の森にはムササビが住み着いているとのことだったが、見つからなかった。
石船神社からはタクシーを呼んで「芭蕉月待の湯」へ向かう。ここはいつのまにかほぼ5年ぶり(前回はこちら)だ。風呂場の記憶も以前と変わらなければ、食事処の畳で地元長老達が揃いも揃って横になっているのも変わらぬ風物詩である。
そんな光景を尻目に、生ビールで乾杯。各人が頼んだつまみは富士桜コロッケ(200円)に、自家製厚揚げ(300円)、いかげそ揚げ(550円)、アジフライ(350円)、ごぼうスティック(450円)と、何故か揚げ物ばかりとなった。

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蔵王山(熊野岳)を敗退した後のこと。ロープウェイを乗り継ぎ、山頂駅から宿に戻ってリュックサックを置いたら、着替えだけを持って風呂へ行くことにした。蔵王温泉郷にはいくつか共同浴場や日帰り温泉、スーパー銭湯などがあるが、最も近くにある「新左衛門の湯」なる日帰り温泉施設へ向かう。
5分足らずで到着。半分が土産物屋になっている。先ず靴を脱いだあと、ここは券売機で入浴券を買って入る方式。Web割引クーポンを持っていたので(750円が700円になる)、券売機の釦に「700円」という文字が見えたのでそれを押すと「会員券」が出てきた。
700円に間違いはないさと、そのまま渡すと係員が「割引券と会員券とは違う」とややキレ気味。文字が読めないのか、と云いたげ。でもここは日本人以外も客もわんさかやってくるようなので(台湾系がかなり多い)、間違える客も多いはず。
小生以外もなぜか皆さん、会員券を買ってしまう。係員はその度に「違う」と連呼し、でもまあいいでしょうと苦々しく云いつつ結局、そのまま皆の券を受け取った。そんなに間違えられるのが嫌であれば(連呼する暇があれば)、「何故、客は間違えるのか」をよく分析して、対策を講じるべきと思うが如何。
風呂場は地下階。若者スキー客が目立つ。ひと風呂浴びてさっぱりしたあと、1階の食事処へ行ってみると(別にある休憩処は駅の待合室的で何となく落ち着かない)、営業開始は17時30分からだと。日帰り温泉の食事処で中休みがあるのは、かなり珍しい(この頃「瀬音の湯」もそうなった)。顧客満足度よりも料理人満足度を重視しているんです、と受け取れる。
休憩処にはビールの自動販売機が無いので、靴を履いて土産物屋の方へ行くと地ビールが置いてあり、やっとこさゲット。でもまた靴を脱いで休み処へ戻る気もしない。ビールを持って宿へ戻った。お湯そのものは良かったが、色々と残念なことが多い日帰り温泉だった。

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今は世界中から輸入されるせいで年中喰えるものの、それでも寒くなると不思議と牡蠣が恋しくなってくる。牡蠣で思い出すのは、「山から下りたら」で云えば「一福食堂」だ。海産物の流通技術は日進月歩なので最早、海に近ければ美味い牡蠣が喰えるとは限らないし、逆のことも云える。
ということで、今回は「一福食堂」に行くためのプランを捻る。上野原駅界隈には風呂が無いから何処か途中で入る必要があり、それに適しているのは「秋山温泉」、というかここ以外の選択肢は電車移動になってしまうので、比較が難しい。
次に「秋山温泉」へ下りて来る山を考えると、これまた選択肢が限られていて、直接歩いてやって来るか、上野原・無生野線の路線バスを使うかだが、後者は本数が少ないので使い勝手が悪い。而して直接の山となると、秋山川右岸の山か左岸の山に絞られる。
右岸の山は阿夫利山ぐらいしか目ぼしい山が無く、それこそ1年前の「秋山温泉」+「一福食堂」パターンそのもの。左岸の山となるとデン笠か。ここもかれこれ14年前の山行で(逆コースながら)トレース済みだったが、小生以外は未経験なのでここを落しどころにした。
デン笠へは、四方津駅から大丸を経由して行ってみた。天気は良いが、日影はしんしんと冷える。新大地峠を越える立派な林道はすっかり出来上がっていたし、デン笠に至る尾根にも新たな林道を敷設中で、景色が変わっていた。
「秋山温泉」に着くと、駐車場はそこそこ車が停まっていたが館内はスカスカだった。程よく温まった後は2階の食事処へ。おつまみセット(700円)を注文。生ビール470円なので、おつまみだけで230円とお値打ちだった。でもそんな恩恵に与っているのは我々だけのようだった。

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当初の計画では、柳沢峠をスタートし、ハンゼノ頭、藤谷ノ頭を経て、赤岩御殿に登ってみようとしたのだが、タクシーで柳沢峠に降りた段階で思った以上の降雪。ならば無理をせず、是々非々で行けるところまで行ってみようということになった(山行記録はこちら)。何故か、柳沢峠にやって来ると雨か雪のことばかり。今日も、柳沢峠茶屋は開くことはないだろう。
まだ降り始めなのでそれ程積もってはいないが、それでもトレースの無い径を歩くのは気分がいい。いつの間にかもう、柳沢ノ頭に到着。ここから尾根を辿り、ハンゼノ頭までは一投足である。ここも本来は眺めが良いはずなのだが、不思議といつ来ても全く視界が得られない。ここで単独行氏がいたが、今日出会ったハイカーはそれで全て。こんな天候ではこんなもの。
この先を進んでも、何れ戻って来る必要があり余り気が乗らないので、鈴庫山までで止めて、今度は柳沢峠の東側へぶらぶらと歩く。雪は降り続いているので、積雪量も増え続いているようで、段々ラッセルをしながら進むようになってきた。程々楽しんだところで柳沢峠へ引き返し、タクシーを呼ぶ。青梅街道は基本的にいつでも走行可能なので助かる。
「大菩薩の湯」に到着。やってきたのは2年ぶり(前回はこちら)。朝ここを通過した時には雪は降っていなかったが、今は降っていて積もり始めている。そんな天気のおかげで、風呂場も休憩所も客はかなり疎ら。程よく温まったら、食事処に陣取り生ビールを注文。
前回と同じ店員だったが、さしてサービスの良さは感じなかった。気のせいだったか、それとも前回は余ほど資金繰りに瀕していて、地獄に仏、我々が大黒様に見えたのか、あるいは今回は借金取りに追われていて気もそぞろだったのか、は定かではない(単なる妄想です)。

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蕎麦屋「うずら家」は、今日も相変わらずの人気ぶりだった。こんな季節、こんな天気でもこうなのだから、行楽シーズンはどんな状況なのか、想像するのが怖くなる。ともあれ、今回も存分に美味い酒と美味いつまみ、美味い蕎麦をいただき、大、大満足である。
さて未だ午後1時。次は、今日は思った以上に汗を掻いたので(特に、鏡池からの林道がやや上りでしかもぷちラッセルとなり結構、扱かれたので)、温泉に浸かってさっぱりしたい。最寄りは(というか他に選択の余地が無いので)、やはり2年前に入った「神告げ温泉」となる。
辿る道(たぶん昨日、和尚が飯綱山から下りてきた道)は、車に踏み固められてコチコチ。酒が入って足元がやや覚束ないものの、水平移動なので転ばずに歩くのはそれほど厄介ではない。中社付近は観光客も多いのに、一歩こちらに来ると途端に人影が疎らになる。
建物に入ると、さして広くないところに土産物などが所狭しと並べられているので、何となく雑然としていて公共施設とはちょっと違う雰囲気。受付で入浴料600円を支払ったら、奥の風呂場へ向かう。さして広いわけではないけれど、先客はスキーでやって来たと思しき若者が数人程度だったので、すんなりゆったりと入れた。外が雪景色なのはいい気分。
お食事処へ戻ると、炬燵だけは占拠されていた(残念!)が、テーブル席は何処でもどうぞ状態。さっそく生ビールを注文し、また暫しまったりする。御朱印集めに夢中な女子連は、生ビールには目も呉れずにとっとと出ていき、御朱印には全く興味が無いWoodyさんと男子2名、お休み処でのんびりした。つまみに頼んだ鶏の唐揚げ(山賊焼き?)が、何気に美味かった。

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「都留アルプス」から下りて「バーミヤン都留店」でひと心地ついた後は風呂。最寄りならば、2006年の時に入った「湯ノ沢 渓山荘」があるが、今は日帰り温泉をやっていないらしい。なので、次善となると歩いて行けない距離に銭湯の「泰安温泉」、その先は都留市駅傍の「より道の湯」だ。
前者(入浴料430円)は、2015年にリニューアルされてからは入ったことが無かったので、どう変わったかちょっと関心があったが、後者(入浴料1,000円)は小生以外入ったことが無く「行ってみたい」と皆が口を揃えるので「より道の湯」で決まり、早速タクシーを呼ぶことにした。
小生はほぼ1年ぶり。その時は併設されているホテルに泊まったので、自分にしてはのんびりと入った。2度目でも、この建物はちょっと風変わりに感じる。まるで元々、倉庫にしようと思っていたのに、突然気が変わって、日帰り温泉に変更したように見える。出入口は、倉庫の通用口そのものである。
でも中に入るとそんな違和感は特に感じない。受付で1,000円を支払って、バーコードが付いたリストバンドを受け取り、2階の風呂場へ。混み合うほどではないものの、そこそこ客は入っている。地元の人なのか、県外からわざわざやって来たのか分からない。ちょっと寒いが気合を入れて露天風呂にも行ってみた。
風呂から上がったら、1階の食事処へ。こちらには客は殆どいない。時間も時間だし、ビールを呑む輩が全く見当たらないのは、駅前にあるとは云ってもやはり自家用車族ばかりということだろう。せっかく駅前に建てたのに、当てが外れたかも知れない。一方、我々は公共交通機関利用族なので遠慮なくビールを呑もう。お品書きを見れば一品料理は結構豊富だが、後のことも考えてフライドポテトだけにしてみた。呑んで喰って支払いを済ませて外に出ると、また何となく倉庫かガレージから出たような気がした。

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2019年の登り納めはとなったのは相州アルプス。2年半ほど前に荻野高取山から仏果山まで歩ている(その時の記録はこちら)ので、今回は半原高取山から仏果山まで歩いてみることにした。本厚木駅から終点の半原BSまでバスに乗り、ここからスタート。でもそのまま歩いて登るだけでは詰まらないので、宮ヶ瀬ダムのインクラインに乗ってみることにした。こうなると大人の遠足。今日は抜群にいい天気だ。
インクラインは10時30分から運行開始なので、それまで山麓駅前(ダムの底)でぶらぶら。ぽつりぽつりと観光客が現れるが、皆、インクラインを待たずにエレベータでダムに上がっていく。結局、始発のインクラインに乗った客は我々だけ。実際に乗ってみた限り、ここまで来てこれに乗らない手は無いと感じるほど楽しい。
山頂駅(ダム上)からが本格的に山登り。見る見るうちに、眼下に宮ヶ瀬湖の全貌が広がる。青緑色がかって濁っているのは、先の台風19号の影響が未だ残っているせいかと思われる。半原高取山の山頂には仏果山と同様、とても立派な櫓式展望台がある。丹沢には割とこのような櫓が多い気がする。おかげで確かに眺望は申し分ない(今日は甲斐駒ヶ岳まで見えた)が、わざわざ金を掛けてここまでの設備が必要なのかと、一寸考えさせる。少なくとも、奥多摩にはこの手の設備は、三頭山の東峰ぐらいか。そう云えば、奥武蔵の丸山にはもっと立派な展望台があったっけ。神奈川県と埼玉県はこういうことに熱心だ。
革籠石山を経て土山峠まで下ったら、バスで厚木方面へ戻る。今日は殆ど汗を掻かなかったが、やはり風呂に寄ることにする。本厚木駅まで戻る途中にあるのは、市街地にあるスーパー銭湯「湯花楽」。バス停からちょっと離れている。ここは1時間利用の場合で、タオル付で980円(土日一般客向け料金)とちょっとお高い。小生にとって1時間は全く問題ないが、ゆったり入りたい人間にはやや短いかも知れない。

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今回はグッチー師匠にも参加いただいて、久しぶりに男女同数の山旅となった(通常は男子が圧倒的マイノリティ)。目指したのは大月の北、雁ヶ腹摺山から南へ延びる吹切尾根。そのほぼ中間にある鳥屋ノ丸(標高1,205m)へ登り、尾根をお伊勢山まで南下しようというプラン(記録はこちら)。
基本的に踏み跡がある程度のルートなので、この時期にはうってつけ。鳥屋ノ丸に限らず、眺めは殆ど期待出来ないものの、今日は恨みがましいほどのいい天気。最後のピーク、お伊勢山では富士山が眺められるらしいのでそれまではお預けか。バリエーションも久しぶり。
桑西から鳥屋ノ丸まで、標高差500m弱を一気に登ったあとは、多少のアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく。途中、御前ノ頭南峰からは、北斎の富嶽三十六景に入れても良さそうなほどの白き富士の峰が見えて、何となく得した気分になれる。
その先は、再び眺望の無い尾根のアップダウンが続く。大月市選定「秀麗富嶽十二景」のお伊勢山に着くとまた富士山が姿を現すが、墓場越しの眺めなので、いま一つ気持ちが良い眺めとは云い難い。ここを「十二景」に入れるくらいならば、さっきの御前ノ頭南峰の方が上かな。墓地の隣には大月市出身の白旗史朗の顕彰碑がある。
下真木BSへ下るまで、結局、山の中では誰にも遭わなかった。路線バスの都合が悪かったので、タクシーを呼んで「大月総合福祉センター」へ向かう。やってきたのはほぼ4年ぶり(前回のレポはこちら)。消費税10%になっても、入浴料+石鹸&シャンプー代は600円据置だった。
5階の風呂場に上がると、今日も先客は殆どおらず、ゆったりと風呂に浸かることが出来た。いま一つ眺めが良くない露天風呂には入らなかった。

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だるま山高原BSで、やってきたバスで無事、皆と合流したあとは、終点の修善寺駅で下車。もう汗はすっかり引いてしまったので、何処かで店を探してビールを呑みたいという感じでもなく、乗り継ぎの電車が約20分後なので、そのまま駿豆線に乗り換える。
そうなれば、ビールはひと先ずお預けして、汗を流してさっぱりしたい。勿論、修善寺も伊豆長岡にも温泉はあるのだが、手っ取り早く入れる日帰り温泉は意外と見当たらない。余り寄り道にならずに入れるのは、三島市街にある「極楽湯」ぐらいだった。
「極楽湯」は、いつも高尾山温泉で馴染みの日帰り温泉チェーン店。調べてみると、日本全国に39店舗もあり、海外にも8店舗ある。いつの間にか、日本の温泉文化が輸出されていたのだと知る。しかし海外は何れも中国国内。赤道直下のマレーシアとかインドネシア辺りでも流行るような気もするけど。しかし湯上りビールの美味さは分かってもらえないだろうな。
790円を支払い、バーコード付きキーを受け取って風呂場へ。露天風呂がいっぱいあって、流石に目の前なので富士山の眺めも良い。ぼーっと眺めていると、小生でもついつい長湯になりそうになる。といっても5分ぐらい浸かったら風呂から上がった。
さっぱりしたら次は食事処へ向かい、ここでようやくビールにありつく。ちょうど昼時なので食事処はそれなりに客がいる。Woodyさんも直ぐに現れ、お疲れさまでしたと乾杯。つまみは、ひと口サイズ餃子ともつ煮込み。餃子はパリッとしていて美味い。女子陣も合流し、暫しまったり。ここには無料送迎バスのサービスがあるのだが、だいたい2時間置き位なのでタイミングが合わず(せめて1時間置きぐらいにして欲しい)、またまたタクシーを呼ぶことにした。

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奥沼津アルプスを踏破し、柿田川湧水群と韮山反射炉を見学して「ビヤレストランほむら」でクラフトビールを味わったら今日のノルマは達成、あとは宿に向かうだけとなる。既にビールで良い気持になってしまったので、もはや最寄りの伊豆長岡駅まで歩いて戻る気にもならず、タクシーで修善寺駅へ向かうことにした。
修善寺駅からは15時45分発の路線バスに乗る。途中、標高730mの戸田峠を越えると、眼下に戸田の集落が見えてくる。以前、戸田へは沼津から高速船で行った覚えがあるが、今は廃止。沼津方面には路線バスも無いので、この戸田峠越えだけが唯一の足だ。
終点の戸田で下車した乗客は、我々以外にお二人だけ。シーズンオフだけど、我々のように海の幸を突きながら一杯やるという客は他にいないのか。港の界隈にも人影は無く、開いている店も少ない。戸田って、こんなに田舎だったっけ?
それはともかく、今宵の宿「峯松」を探そうと、港界隈をウロウロするのだが見つからない。漸くここがそうかなと辿り着いた建物の足元に、申し訳程度の看板が立て掛けてあった。これじゃあ見つけられる人は少ない。やれやれと思って入ると、誰もいない。呼べど叫べど状況は変わらず。どうなっているの?と途方に暮れて港を眺めていると、そのうち宿の主と思しきオヤジが軽自動車で陽気に現れた。買い物に行っていたようだ。鍵も掛けずに不用心だが、ここは犯罪とは無縁の世界かも知れない。
眺めの良い部屋に案内された後は、さっそく風呂へ行きませんかとオヤジ。宿に風呂は無く、近くの日帰り温泉へ連れて行ってくれるらしい。降ろされたところは「くるら戸田」という道の駅。その一角に「戸田温泉・壱の湯」がある。立派な風呂場だが、客は疎ら。我々以外はほぼ地元客のようだった。風呂から上がってウロウロしたら、ビールを呑める店を発見。グビッとやってひと心地ついた。

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今回は、小田急・新松田駅から松田ハーブガーデンを経て高松山を目指し、JR山北駅まで下ってくるという、往復の電車以外は交通機関を使わない、極めて経済的な山行(山行記録はこちら)。最高点は標高1,000mに満たない高松山(801.4m)だし、御殿場線で2駅分を歩くだけに過ぎないが、踏破距離は16kmを越えるので侮れない。
天気は快晴で、松田ハーブガーデンまで上がると目の前に富士山、その左に箱根連山、更に左へ目を向けると、相模湾に伊豆大島が浮かんでいる。今日は富士山を眺めるのが主目的だったから、もう目的は達成済、ここで帰ってもいいくらいだが、(ビールをグビッとやるには)流石に一寸早過ぎる。計画通りに高松山を目指すことした。
途中で、後方から犬の鳴き声がした。もう狩猟の季節になったのか。あれ、猟期は12月からじゃなかったって?1日早くない?などと考えながら歩いていると、いつの間にか犬の鳴き声は尾根の左前方に移っている。こっちはヒーヒー云いながら登っているのに、流石に狩猟犬は運動能力が人間離れしていると、当たり前のことに改めて感心した。
高松山ででっかい富士山を眺めた後、下りは尺里(ひさり)集落へ下る一般道を採らず、「ビリ堂」から西へ延びる尾根を辿ってみた。途中で伐採作業している杣人に出会ったり、廃屋街となった別荘地(?)を抜けたりと、思わぬ発見があった。
山北駅まで辿り着いたら、そのまま「さくらの湯」まで向かう。ここはいつのまにか4年ぶりになる。何ひとつ変わらない(係員の方の面子も、相変わらずビールを置いていないことも)。何となくちょっとホッとした。

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「高橋家」でちょいと一杯やって、せいろそば(Woodyさんは高尾名物、とろろそば)を手繰った後は、小仏城山まで往復してそれなりにひと汗掻いていたので、さっぱりしたいと「京王高尾山温泉・極楽湯」に入る。食事処や風呂場を覗いた限り、「高橋家」と同様、台風直後にしても3連休の最終日だけあって、意外に客が入っていた。
1,200円を支払って入館。金を出す時だけだが、観光地相場なりに結構するなと思う。でも代替が利かないので仕方がない(最寄は高尾駅から送迎バスがあった「ふろっぴィ」だったが、閉館したらしい)。ちなみに「極楽湯」には回数券があって、「京王高尾山温泉」の場合は10枚綴りで8,000円。1枚当たりは、土日繁忙期の1,200円と比べると50%オフで大変お得である。
問題は有効期限内(たぶん1年)に使い切れるかどうか。ひとりで年10回やってくることは有り得ないけれど、5人揃えば2回来れば良い。それでも我々が年2回、高尾山に登ることがあるかと云えば、やはり少々疑問。振り返ってみると、我々が来たのは2016年1月以来なので、2年9ヶ月ぶり。やはり10人揃ってやって来る機会以外、回数券はやめておいた方が良さそうである。
脱衣所と洗い場にはあまり人がいないが、湯船は結構埋まっている。露天風呂にはいくつか湯船があるが、のんびりじっと入っている人が多い。小生だけがやってきて浸かり、小生だけが出て行く感じで、他の人は皆、オブジェのようだった。
ともあれさっぱりしたら食事処へ直行。座敷の席は何処も埋まっていたので、テーブル席を確保したら、券売機で生ビール(560円)と焼き餃子(400円)を購入。「一緒にお呼びしますか?」と気を利かせてくれるが、つい生ビールだけ先にもらい、ちびちびと呑みながら待つ。この時間が短いようで意外に長い。それでも写真を撮ったりSNSへアップしたりしているうちに、呼び出しのバイブレータが激しく作動して吃驚した。何かに没頭することが、ビールを呑み干す事無く餃子を待つコツだと気が付いた。

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世の中に「雨乞」と名前が付いた山がどれほどあるのか判らないけれど、雨が少ない地域で天の恵みは切実な問題、きっと何十何百とあるに違いない。雨乞「岳」に限れば、ヤマレコで検索すると6座出てくる。恐らくは数ある雨乞山、雨乞岳の中で最高峰なのが、今回登った雨乞岳(標高2,036.8m)だと思われる。中央線の車窓からも眺められる山だが、どうしてもすぐ近くに鎮座する千両役者・甲斐駒ヶ岳に目がいってしまうので、2,000メートルを越えるひとかどの山であっても、雨乞岳は不遇な山と云って良い。
往路は平久保池の先にある登山口から。かつてハイキングコースの一部として整備されたようで、暫くは丸太を並べた木段(かえって歩き難い)が飽きるほど続く。笹に覆われた山道になってからは、急な斜面はきっちりと九十九折になっていて穏やか、さほど労せずに高度を稼ぐことができる。昨今、奥多摩や大菩薩界隈では篠竹がすっかり枯れてしまっているが、ここ雨乞岳はびっしりと熊笹だ。
山頂に着いたものの、すっかりガスに覆われていた。少なくとも南面は、晴れていれば眺めが良さそうである。そのうちにパラパラと雨粒が落ちてきたので、さっさと山頂を後にして石尊神社方面へ下る。中腹には水晶ナギと呼ばれる花崗岩が風化した砂礫帯があって、ちょっと寄り道。想像した以上に幻想的な風景が広がっていた。
石尊神社に着いたらタクシーを呼び、最寄の日帰り温泉「つたの湯」へ向かう。ここは道の駅「蔦木宿」の一角にある。瓦屋根の落ち着いた和風建築。ひと風呂浴びてさっぱりしたら食事処へ行ってみると、なんと15時半ラストオーダーとのことで、既に営業終了。ちょっと早過ぎないか。仕方なく自動販売機で缶ビールをゲットし、休憩所でグビっとやった。

09 やっぱりいまいち歩き難い。

27 少しだけ細い尾根。

30 雨乞岳到着。

37 水晶ナギの白さは、ガスほどではない。

39 下は何処まであるのか分からない。

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キレット小屋に泊まった翌日は、日の出前からピーカンの日本晴れ。4時半から朝食が食べられるのだが、照明は点かないので食事処は真っ暗。自分のリヒト(この頃はヘッデンと呼ぶのが普通らしい)で皿を照らしながら食べる。
今日は、再びツルネまで戻ってから、権現岳、三ッ頭を経て天女山まで下る(山行記録はこちら)。前権現まではアルペン的な雰囲気を味わい、前三ッ頭から下は高原の雰囲気一杯、変化に富んでいて楽しい。迫力のある南アルプスがほぼ常に見えるのもこのコースの魅力だと思う。しかし天女山に近づくにつれ気温がどんどん上がり、夏らしい暑さに戻る。やっぱり夏は高いところに限る。
予定よりもだいぶ早く天女山に着いてさっそくタクシーを呼んだら、途中が通行止めで迎えに行けないとのこと、図らずも更に天女山の登山口まで歩くことになった。待っていたタクシーはワンボックスタイプ。この頃こういうのが増えてきたので、我々にはありがたい。「パノラマの湯」まで、再び冷気に包まれ生き返る。
「パノラマの湯」でさっぱり汗を流したら、別棟にある食事処へ渡り廊下で向かう。何故か、この先はエアコンが利いておらず、再び汗が出てくる。しかも、食事処は営業開始が11時とのことで、10分ほど待たされる。風呂が10時からならば、もうちょっと開始時間を早くすべきだろう、と暑さも加わってちょっとイライラ。
営業開始の宣言と共に、券売機でビール(550円)と(餃子がメニューに無いので)モツ煮(600円はちょっと高くないか?)を注文。グビっとやったらあっという間に無くなったので(エアコン無しはビール売上げ向上のための小細工か?)、腹いせに追加ビールを頼んだ。

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当初の計画で南アルプス前衛の雨乞岳に登る予定が、台風6号が直撃しそうだとの予報を受けて再考。もうちょっと(風の影響が少ない)低い山にした方が宜しかろう、しかし小淵沢までの特急券はもう購入済みだし、小淵沢でのタクシーも予約済み。そんな条件で行けるところは何処だろうとしばらく頭を捻ってみるが、なかなか適当なところが思い付かない。
当日、参加女子連に、雨乞岳登山口の近くにある低山「戸屋山」の登頂(登り1時間足らず)か、観音平からの「八ヶ岳横断歩道」散策を上程してみたところ、(大枚叩いた交通費に見合わない)「戸屋山」はけんもほろろ、鼻にもかけない様子で、消去法で「八ヶ岳横断歩道」散策に決定した。「八ヶ岳横断歩道」を歩くのは、3年前の台風10号以来。八ヶ岳山麓は台風襲来のときの緊急避難先として定着しそうである。
八ヶ岳山麓は、この頃丹沢や奥多摩では余り見掛けなくなった、見渡す限り笹に覆われた世界。径は概ねしっかりしているので、悪天候でも特に問題は無い。時間があれば天女山まで行きたいところだが、後々の都合も考え「つばめ岩」で引き返すことにした(記録はこちら)。
散策を終えて観音平でタクシーに乗った後のこと、運転手に最寄の日帰り温泉は何処かと尋ねれば、この界隈じゃここが定番と、「延命の湯」を勧められた。「スパティオ小淵沢」という宿泊施設に付属の温泉施設で、日帰り入浴が可能とのこと。道の駅「こぶちざわ」に隣接しているので、ちょっとしたレジャーランドのようである。
受付で820円を支払い、男湯へ。風呂場には数人いた程度で閑散としていたが、さっと上がって食事処「森樹」へ向かうと、結構な賑わい。全てテーブル席なので、(セイウチかトドの如く)畳にゴロンとやる訳にはいかない割りに混んでいる。生ビール(680円)と揚げ餃子(430円)を注文。女子連がまだ上がってこないうちに、Woodyさんとグビっとやった。

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もうそろそろ梅雨が明けてもおかしくない時期だが、まだ前線は日本列島に貼り付いたまま。朝から湿度がやけに高い。今回は本仁田山に登るだけなので、さして厳しいアルバイトではないのが幸いだが、ちょっと歩いただけでも忽ち汗が吹き出るし、立ち止まって休んでいても汗が止まらない。こんな陽気に山に登るのは、我ながら酔狂だと思う。
急登の平石尾根をフウフウ云いながら登っていると、突然、作りかけのコンクリート橋梁が現れ、その延長上にコンクリートのトンネル(高さ2mぐらい、幅1mぐらい)があった。トンネルは真っ直ぐ貫通していて、反対側の出口が見える。
しかし、その橋梁とトンネルは高さ関係が一致しているとは云い難い。橋梁の上を走っている車両があったとしても、そのままトンネルには入れない(トンネルの方がちょっとだけ低い)ように思われる。何となく、作っているうちに上下関係が一致しないことに気が付き、建設中止にしたようにも感じる。
地図を見ると、奥多摩工業曳鉄線の一部かと思ったが、よくよく見るとそうではない。奥多摩工業曳鉄線とは水平位置は一致しているようだが、地図上は標高450m辺りを通っている。一方、現在地は標高600mぐらい。つまり実物は150mほど地下深くを貫いているはずで、目の前にあるコンクリートトンネルは別物だろう。ググっても何も出てこない。謎は深まるばかり、誰か真相を教えてくれないものか。
本仁田山に登ったら、あとは「もえぎの湯」を目指してまっしぐら。流石に今日の天気では「もえぎの湯」はすんなり入れた。脱衣所もカランも、ストレスが無い状態。汗を流してさっぱりしたら、中2階へ上がって生ビールをグビっとやる。やりながらも、あの橋梁とトンネルはいったい何だったんだろうと暫し妄想に耽った。

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「かたくりの花」でちょっとまったりした後は、奥多摩湖BSからバスに乗り、奥多摩駅に到着。さて、次は汗を流す段、いつものように最寄の「玉翠荘」でもいいが、こんな天気なので「もえぎの湯」に行ってみる手もありそうと、覗いてみることにした。かれこれ3年ぶりになる(前回はこちら)。
普段であれば、たいてい整理券を配るなどという混雑状態になるため、冬以外に来ることは無い。果たして、行ってみると駐車場が随分空いていた。狙い通りだ。カウンターには誰も居らず、850円(あれっ、また値上げした!)を支払ってすんなり受付完了。
半地下階の風呂場へ行ってみると、たしかに客は少ない。脱衣所には数人、洗い場のカランは半分ぐらい埋まった程度で、こんなに空いている風呂場は久しぶりに見た(露天風呂までは確認せず)。合わせて10人くらいいた先客は、若者ばかりだ。どう見ても山帰りではない。
ここはやはり、キャンプ場にやってくる若者達の利用が目立つ。明らかに中高年はマイノリティ、他の日帰り温泉施設とはちょっと違う。それにしても、こんな天気でもキャンプに来る奴がいるんだと、(自分たちのことはさておいて)吃驚する。
風呂から上がってさっぱりしたら、今日は食事処がある半2階へ上がらずにそのまま帰る。このあとは、なおちゃんが予約を入れてくれてある「天益」なのだ。
それにしても利用料は、ここ数年でじわじわ100円値上げしたはず。経営が行き詰っているのか、それとももっと儲けて建て替えようと思っているのか。何れにせよ、これで「玉翠荘」とは100円の差になった。ここまでやってくる足が、更にちょっとだけ遠退きそうな気がする。

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標高が1,520mもある焼山峠から、倉沢山(1,762m)と塩水山(1,757.9m)を登っただけなので、大して汗をかいた訳ではないが、それでもやはり汗を流してさっぱりしたいと、(栄和交通のバスは満席で予約が出来なかったので)柳平からタクシーに乗って、いつもの「花かげの湯」に寄った。
タクシーの運転手曰く、今はこの界隈のぶどう畑は袋付け作業で繁忙なはず、そうなると仕事が終わったらみんな「花かげの湯」にやってくるはず、と。でもこの時間(13時過ぎ)ならば混んでいることは無かろう、とも。その通りに「花かげの湯」は閑散としていた。
前回も剪定の時期だから、仕事帰りの人達で混むと云われたのだったが、結局空いていた。要するに夕方じゃなけりゃ、繁忙期であっても関係ないということだ。脱衣所のロッカーの数から、繁忙期の混み具合が想像できる。
洗い場も内湯もガラガラ。せっかくなので久しぶりに、開放感に乏しい露天風呂にも入ってみたが、誰もいないまま貸し切り状態だ。恐らくは、近所のはやぶさ温泉などはこんな時間帯でも賑わっていると推測する。マイカーであっても、ここは街道沿いではないのでやってくる客は少ないのだろう。潰れない程度にこの状態が続いて欲しい。
風呂から上がったら、やっぱり休憩所へまっしぐら。生ビール(620円税込、以下同様)を注文し、ついでに鶏皮炒め(500円)も注文。これがなかなか美味くて量も多い。ちっともアニーやとの~が来ないし(外でタクシーを待っていた)、すぐにタクシーがやってきたと聞いたので(何せ牧丘タクシーの営業所は目と鼻の先)、慌てて貪り喰って平らげた。

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瑞牆山荘で、生ビールを呑んでひと息ついたら、山梨峡北交通バスに乗って「増富の湯」へ向かう。普通のバスよりも一回り小さいサイズだが、これでも以前に較べると大きくなった(30年ぐらい前迄はたしかマイクロバスだった)。このバスに乗るのは、3年前の金峰山以来だ。
瑞牆山荘BSを12時55分に出発し、「増富の湯」到着は13時17分なので、ビールの余韻でうとうとする暇も無い。バスの運転手に「増富の湯」と告げると、最終目的地は韮崎ですか?と訊ねられる。そうだと答えると、それならば韮崎駅までの片道乗車券(2,050円)を買えば、途中下車が1回出来るし、分けて買うよりもお得です、とのこと。確かに、瑞牆山荘から増富の湯までが820円で、増富の湯から韮崎駅までが1,340円なので合計2,160円、つまり無条件に110円お得だ。「それにします」と人数分購入。
バスはほぼ満席に近い状態にもかかわらず、「増富の湯」で降りたのは我々以外にひとりだけ。立ち寄り湯があるのを知らないのか、ひと足早く「特急あずさ」に乗りたいのか、風呂上りのビールの味を知らないのか、判らない。
バス停脇にある荷物置き場にリュックサックをデポし(脱衣所のロッカーが小さいし、リュックサックを置く場所も無いのが理由らしいが)、着替えだけを持っていく。フロントで820円を支払ったら、風呂場へ。脱衣所はガラガラなので、これならばリュックサックの置き場に困らないだろう。
ここの風呂場は湯船が4つあり、それぞれ温度が25℃、30℃、35℃、37℃に設定されている。どれも低温の湯だが、それなりに浸かっていると不思議と温まるらしい(たとえ温くても小生は長湯しないので、効能はよく判らない)。小生は最高温の37℃の湯に5分ほど寝そべってから出た(施設の説明書きには、30分入るべしとある)。
風呂から上がったら、お食事処「花豆食堂」へ行ってみると、つまみなし、ビールなし。仕方が無いので、自販機で缶ビールを買って休憩処でグビっとやる。ところで、何故か囲炉裏の中やストーブの上に自然石が載っている。いったいなんだろう。

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