山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

武蔵野線沿線

「駅前」を出ると外はすっかり昏くなっていた。丁度いい特急電車は無いため(基本的に1時間に1本の運行)、西武秩父駅を17時34分に出る飯能行各停電車に乗る。終点の飯能駅で乗り換えた後、今度は池袋行の快速で秋津駅へ移動。道中、「駅前」でせせりは喰ったものの、6人で分ければほんのひと口だけ。もうちょっと肉っ気が欲しいと、秋津駅で引っ掛かっていくことにした。
以前、入ったことがある、魚が美味い「一心水産」はいつの間にか閉店してしまった。その代わりに「ヤゲン」と「アカマル屋」が出来ていたが、何方もいっぱいのようだったので、新秋津駅前の「かぶら屋」へ入ることにした。ここは図らずも前回「駅前」に入った後、2軒目で寄った店。その時と全く同じ行動パターンになってしまった。我乍ら笑える。
「かぶら屋」は立川とか北千住とかで入ったことがある、安心の店。特に「肉っ気が欲しい」時には持ってこいだろう。前回はコロナ禍真っ只中だったこともあり、客の入りも疎らだったが、今日は通常に戻った混み具合だった。
それでも何とかテーブル席に収まり、先ず吞みもの注文。何が「ゴールデン」なのか知らないまま、ゴールデンハイボール(385円)にしてみた。「アカマル屋」でもゴールデンハイボールがあって、そこでは焼酎を「リアルゴールド」で割ったシロモノらしいが、ここもそうだろうか。吞んでみるとやはり甘めな感じ。その後は、金黒タンサン(芋焼酎「金黒」の炭酸割り、438円)にした。
つまみは、テッポー、シロ、カシラ、紅ショウガ串カツ、豚軟骨唐揚げ、黒はんぺん、ポテトサラダを1つずつ頼み3人でシェアした。お蔭で肉っ気は収まった。

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81 ここに引っ掛かった。

以前、三郷駅の北側にあった居酒屋「魚菊」が、駅のすぐ南側の「目利きの銀次」(とっくに閉店していた)があったところに移転してきた。カミさんは既に入ったことがあったらしい(小生よりもカミさんの方が断然、三郷界隈にある居酒屋の売り上げに貢献している)が、小生は初めてなので付き合ってもらうことにした。
外観も内装も、必要最低限だけ手を加えた感じである。念のため電話で予約を入れてあったが、午後5時の開店直後に行ってみると、全く問題なくガラガラ状態。恐らくは、これまでに比べて店の大きさは倍ぐらいになっているはず。
これだけのキャパとなると、厨房もフロアにもそれなりに店員が必要で、実際に夫々4、5人ぐらいいる。するとそれに見合った客が入らなくては固定費が重荷になって直ぐに立ち行かなくなるだろう。開店直後とはいえ、こんな状態では他人事乍ら心配になる。
ともあれ、先ずは生ビール(ヱビス中、650円)で喉を潤す。次にメニュー。ざっと見る限り、魚介系がウリなのは以前とは変わらない。でもたぶん、メニューは新しくなって、料理の種類も増えたような気がする。その中から、二人とも牡蠣好きなので牡蠣のアヒージョ(1,000円)、焼き牡蠣(1個600円)、焼きはまぐり(1個550円)を頼む。牡蠣は生よりも焼き牡蠣の方が美味いと思う。でも1個600円はちょっと高いかな。
あとはポテトサラダ(450円)や栃尾の油揚げ(450円)、白子ポン酢(850円)、海鮮なめろう(450円)等を注文し、締めは握り寿司を4貫(1,000円)。この店は日本酒の種類が豊富なのもうれしい。潰れないように、及ばず乍ら貢献したい。

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「MAHOLLOBAR」で秩父のクラフトビールを呑んだあと、武蔵野線との乗換駅についても19時過ぎだった(馴染みのケーキ屋「ロートンヌ」は既に閉店していた)ので、ちょっと寄っていくことにした。でも丁度、賑わい時でもあるので、秋津駅から新秋津駅へ歩きながら居酒屋を覗いても何処もいっぱいだ。
オヤジ達が群がる立ち呑みの「やきとり野島」はそれこそ立錐の余地なし。この頃入ることが多い「筑前屋」も残念ながら今日はいっぱい。この調子だと、中通りの方へ行っても同じかなと思っていると、新秋津駅の隣にある雑居ビルの1階に、寿司屋のような居酒屋が出来ていた。店名は「杉玉」とある。ここもそれなりに客が入っているが、とりあえず覗いてみると、入れるという。よかった。
移動してまたのどが渇いたので、先ずは角ハイボール(439円)を注文。料理メニューを開くと、確かに握り寿司とかがある。でもやはり寿司も出す居酒屋という感じだ。アジの骨せんべい(395円)、炙りあん肝ポン酢(527円)、〆さばと沢庵の新たなる出逢い(395円)を注文。
アジの骨せんべいはしっかり炙ってあってポリポリ。しかも味が程よく付いているので美味い。これは立派に酒の肴だ。ということでハイボールの後は九頭龍純米(1合1,055円)を頼む。炙りあん肝ポン酢は、ポン酢がジュレになっている。場末の居酒屋ではこういう洒落た肴は出ない。この店、なかなかやる。
〆さばと沢庵の新たなる出逢いという、変わったネーミングの一品も有りそうで無い。〆さばに刻み沢庵の組み合わせは、酒呑みならずともアリだと思う。その後頼んだ、鬼おろしシュウマイ(395円)だって斬新だけど美味い。つい酒が進むので、一白水成(1合1,055円)や紀土(1合791円)も頼んだ。
締めに頼んだ、飲める三貫セット(923円)と炙り三貫セット(923円)も、かなり捻った握りだけど美味かった。この店はまた是非来たい。

56 ところ変わって新秋津駅前の「杉玉」なる居酒屋。
57 アジの骨せんべい。
58 あん肝にポン酢のジュレ。
59 しめ鯖に乗っているのは刻み沢庵。
60 鬼おろしが乗ったしゅうまい。
61 醤油ひかえめでお願いします。
62 何れもちょっと趣向を凝らしたにぎり寿司。
63 なかなかイイ店でした。
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年越しそばの由来は、蕎麦が切れやすいことから一年間の苦労や借金を断って翌年に持ち越さないよう願ったとか、蕎麦は細く長いことから延命・長寿を願ったとか諸説あるらしいが、それに肖って食べているつもりはないし、世の中でもそれを信じている人は流石に少ないだろう。
考えてみると、檀家や氏子になっている訳でもなく、何気なく神社仏閣を参拝するだけでも、世界的な常識に照らして見ればそれは立派な「信仰」の行為の一部であり、もはや決して無神論者とは看做されない、という見地に立てば、年越しそばを手繰る輩は、海外から見れば最早それは蕎麦を「信仰」している、と勘違いされても仕方がないかも知れない。
ということで、自宅で手繰るか、店で手繰るかは別にして、ほぼ毎年、大晦日に蕎麦は手繰っている。今年はごく近所の、歩いても行ける蕎麦屋「たく庵」にしてみた(前回のレポはこちら)。アクティブなここの店主は、日本百高山を達成した後、どうやら目標を深田百名山に切り替えたらしい。多分、直ぐに達成するだろう。
毎度感じることながら、大晦日は1年の365分の1に過ぎないのに、何となく特別で、何となく気忙しい。でもこの気忙しさが何となくイイ感じである。外の嵐を(今どき、借金取りに追われながら年を越すような輩は居ないと思うけどそれに準えて)、災害的に全く安心できる建物の窓から眺めているような感じに近いかも知れない。
とりあえず生ビールを呑んだ後は日本酒、神亀・ひこ孫に切り替え、天ぷら盛り合わせと鴨焼きをつつきながらちびちびやる。店のテレビでは、恒例の年末の風景。やっぱりというか、「神田まつや」に年越しそばを手繰りにやってきた人々の風景を流していた。

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レイクタウンの「MIGAS MIGAS」の酷さに我慢できず早々に店を飛び出したものの、まだ腹は満たされていないし、呑み足らない状態だったので、もう一軒入ってみることにした。何となくレイクタウン内は信用できないので(とはいえ皆が皆、「MIGAS MIGAS」のようないい加減な店ではない筈だ)、駅の反対側にある「大山どり炭火焼酒場 俺の店」という店に入ってみる。店の名前がチャラいが、果たしてどうだろう。
入ってみると、あまり客が入っていないようで静かである。ここは店内がカラオケボックスの如く小部屋に仕切られていて、店の全体の大きさが判らない。通されたのがそんな一室で、窓も無いので何となく落ち着かないが、この頃のチェーン居酒屋では有りがちなスタイルと思われる。
付き出しで、野菜スティックのようなものが出て来たが、きゅりの切り方がやけに雑で情けない。それにつけるディップのような辛味噌(?)が鶏の絵と文字になっている。こんなところに手間を掛けるんだったら、切り方を覚えたら?と思う。我らが隊長だったら「責任者を呼べ!」と云い出しかねないレベルである。
でもそれ以外は特段の突っ込みどころは無く、次第に穏やかな気持ちになれた。この店のメインは、店名にもなっているように大山(だいせん)地鶏だ。焼き方はともかく、素材的には問題はなさそう。ハマチ刺身やホタルイカ沖漬けもまあまあである。
日本酒も、この手の店にしては結構、種類が豊富。焼酎や炭酸系ばかりでないところに好感が持てる。高千代を頼んでみた。漸く、落ち着いた。

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休みを取った金曜日、カミさんが越谷で用事があるというので、越谷レイクタウンで待ち合わせして夕食することにした。越谷レイクタウンは一時期、結構通ったことがあった。でもこの頃はせいぜいL-Breathかmont-bellぐらいしか寄る店が無くなってきたせいで(mont-bellまでは駅から随分遠いので余計)、無沙汰している。最近は、アウトレット店のエリアが増えてきたので、そちらに行く方が多い。
ということで、ちょっと早めに家を出てアウトレットエリアをぶらぶら。でも結局、琴線に触れるようなシロモノには出遭わず、待ち合わせの店として決めておいた「MIGAS MIGAS」というスパニッシュ料理の店へ入る。広い店内に先客はゼロ。
ひと先ず生ビールと生ハムを注文し、ちびちびやりながら電子書籍を読む。そのうち、彼氏と彼女の若い二人連れがやって来ただけ。間も無くカミさんがやって来たので、ムール貝のワイン蒸しとキノコのアヒージョ、パエジャを注文。
客がいないので料理を注文すると、直ぐに出て来る。と云ってもちょっと早過ぎないか。此処から厨房は見えないけれど、何となくレトルトパックから取り出してチンしたような気がする。でも味はまあまあなので、邪推かも知れないとも思う。
しかしパエジャが出て来てはっきり判った。鉄鍋に入っているものの、明らかにこれは火にかけていない。冷凍品をチンしてから鉄鍋に移しただけである。ということで最早、これはパエジャではない。パエジャを知らない客だったらこれでも通用するのだろう。でも云うなれば、これは客を馬鹿にしているか、客を舐めている。そのまま出てやろうかと思ったが、勿体ないのでとりあえず食べてから店を出た。
(ちなみにこの店は既に閉店している。さもありなん)

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凡そ2年ぶりの入店(前回はこちら)。直ぐ近くの店なのに、2年も入らなかったのはコロナ禍のせいだけではなく、この店が同じ市内に支店を出したためか、こちら(本店?)が閉まっていたせいだ。支店だからといって、弟子とかに任せているのではなく、同じシェフがそちらでも営業しているのだ。
シェフが独りで2つの店を同時には営業できないだろうから、自ずから何方かは閉めることになる。それで本店は暫くの間、ランチ時のテイクアウト専門みたいになっていて、最近になって、またディナーを再開。それじゃあ行ってみるか、と今日、覗いてみた次第だ。シェフ側がコロナ禍で編み出した営業戦略なのかも知れない。でも店舗の維持費(賃貸料等)も馬鹿にならないだろうから、どのような技をもって2軒を操っているのかは定かではない。
料理は毎度、色々趣向を凝らして出て来るので、それについては特に変わったようなことは無い。相変わらず、アンティパストはとにかく美味い。正直、メインディッシュなんかは要らない感じである。変わったのは、いつの間にかこの店が出すワインは全てナチュラルワインになっていた。
ナチュラルワインの定義は良く分からない。ネット検索しても「添加物、保存料、砂糖は一切使わない」とかあり、それは当然で多分それだけではない。でもそのせいなのか、何れもワインの香りが独特なのだ。これはぶどうの品種だけの問題では無さそう。
テイスティングの際の表現方法として、良く果実や花の名前を使ったり、全くワインとは縁遠そうなモノ(例えばなめし革とか、ミネラルとか)を使ったりするのを目にするが、ナチュラルワインの場合はそれと違った表現方法が必要な気がする。女将さんお勧めのラディコン・オスラーヴィエ(Radikon Oslavje)を吞んでみてそう思った。うーむ、なんと表現したらいいだろう。

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飯能からの帰り道、つい4か月前に続いて、秋津駅で下車し、新秋津駅近くの居酒屋「筑前屋」に寄ることにした。前回は閑古鳥が鳴いていた(でも煩いオヤジ集団が居たので静かでは無かった)が、今日は打って変わってそこそこ繁盛していた。
この通りは西武池袋線秋津駅と武蔵野線新秋津駅を結ぶ、云わば乗換通路(といっても500mぐらい離れている)に面しているせいか、人通りは多い。前回も人通りは少なくなかったと思うが、今日との違いが良く分からない。
もうビールは良い感じなので、ジャックダニエルハイボール(495円)にした。ここはハイボールだけでなんと8種類もあるのだ(でもそのうち宝焼酎レジェンドハイボールと宝焼酎ゴールデンハイボールは、単にチューハイではないのか、と疑っている)。何となく薄い感じがするが、まあいいだろう。
料理はもう殆ど喰えないけど、定番のポテトサラダと、ぼんじりポン酢、てっぽうを注文した。ポテトサラダはハイボールにも良く合う。ぽんじりをポン酢で和えるのはあまり見ない。この店のてっぽうは辛みダレ、相変わらず他では見掛けない感じだ。
ふと店員を見ていると、フロアに女性1人、厨房にも女性1人だけ。2人だけでこの店を廻しているのだと気が付く。ギュウギュウに詰めたら40、50人くらい入れそうな店なのに(そこまでは入っていなかったが30人ぐらいか)、2人だけとは驚く。
前回もそうだったのかも知れないが、客が少な過ぎて店員の動きも少なかったせいで、気が付かなかったのだろう。つい見ていると、兎に角、動作に無駄がないし、じっとしている時間が無い。まだ20代だと思うけど、スキルが高過ぎる。見ていて飽きなかった。

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84 秋津駅のここにも寄った。

いつものように3ヶ月毎の定期検診の日。掛かりつけの病院はいつも混んでいるが、この頃は発熱外来に加え、コロナワクチン接種会場にもなっているので、1階はまるでスーパーかデパ地下並みの賑わい(?)である。病院に来ると却って感染リスクが高くなるんじゃないか、とマジで感じる。
一般外来のフロアもいつも以上の混み具合で、待合スペースのベンチシートは満席状態。立ったまま待っている人も目立つ。小生は何故か2つの診療科(内科と消化器・肝臓科)を掛け持ちになっているので、この待ち人スタイルを2回繰り返さなくてはならない。
とても只、ぼーっと待つだけでは耐えきれないので、常に電子書籍を開いて読書に没頭する時間となる。たいていの人は比較的静かに待っているが、待っている間中、隣の人(だいたいおばちゃん)と駄弁っているおばちゃんが必ず何人かいる。而して待合スペースは、そのような輩の声が鳴り響いていて、読書の妨げとなる。
漸く2回の診療を終了するともう昼時。薬局へ行って薬を貰った後はランチということになる。早く終われば家に帰って喰うこともあるが、多くの場合は外食となる。今日はカミさんは忙しいとのことで、独りでランチ。何処でも良かったが、久しぶりに「ららぽーと新三郷」へ行ってみた。
ここにはそれ程多くの店がある訳では無いが、開業当初からある点心の店「京鼎楼(ジンディンロウ)」は気に入っているので、そこを覗くことにした。昼時なのでそれなりに混んでいたものの、丁度、2人掛けのテーブルが1つだけ空いていて、滑り込むことが出来た。
魯肉飯と小籠包のセット(1,150円)とランチビール(330円)を注文。この店は小籠包がウリ、それを除くわけにはいかない。魯肉飯はこの頃のマイブーム。それなりに美味かったが、スパイシーさはいまいちだったのが残念。

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「エビスバー」でビールと料理を楽しんだ後、所沢駅の改札口を抜け池袋線ホームへ移動。日曜日なのに何故か随分人が多い。特に、西武ライオンズのTシャツなどを着た輩が多いので、西武球場(今はベルーナドームというらしい)でデーゲームが終わったばかりのようだと気が付く。
西武戦直後のせいか、何故かやってくるのは急行と特急ばかりで、秋津駅に停車する準急とか各駅停車がやって来ない。なおちゃんにも付き合ってもらったので、漸くやって来た各駅停車に乗り秋津駅で途中下車して、ちょっと寄り道をしようということになった。
秋津駅に急行と特急が停まらないせいか、西武戦直後なのに駅前の居酒屋は何処も空いている。何処でも入りたい放題だったが、折角なので今まで入ったことが無い「筑前屋」へ入ってみた。店内にはやけに盛り上がっているオヤジ集団がひと組だけで、ガラガラだった。
そのオヤジ集団はかなり煩い。そのせいで他の客が入って来ない訳でも無いだろうが、客が少ないのは我々にも好都合である。もうビールは良い感じなので、ホッピー黒セット(473円)にした。つまみは、テッポウの辛味味噌だれ(1本165円)と冷やしトマト(418円)、マカロニサラダ(418円)にしてみた。
テッポウの辛味だれは余り見ることが無く、殆ど喰わないが、なかなか美味い。これはこれでアリだと思う。冷やしトマトもマカロニサラダも余り頼まないたぐいだけど、偶には喰ってみたくなるシロモノ。今日は精進料理とドイツ系料理を喰ったせいで、食べてみたくなったのかも知れない。
いつの間にかオヤジ集団は帰ったので、随分静かになった。日曜日の山行も悪くない。店を出た後、懇意にしている(といっても小生はほとんど食べない)ケーキ屋「ロートンヌ」はもう閉まっていた。日曜日は店仕舞いが早いらしい。

095 秋津でも途中下車。「筑前屋」に入った。
096 酔っ払いオヤジ集団以外、閑散とした店内。
097 豆もやしのナムルが普通に美味い。
098 ピリ辛だれのテッポウ。イケます。
099 たまには冷やしトマトも食べたくなる。
100 マヨネーズたっぷりのマカロニサラダも食べてみたくなる。
101 堪能しました。

買い物ついでに近所でランチ。何処の街でも同じだろうが、三郷にもそれなりに蕎麦屋がある。地元密着の蕎麦屋は、まず潰れることが無い印象。もう三郷に引っ越しして30年になるが、その間で閉業したのは最近、コロナ禍が影響したと思われる1軒だけである。
買い物に行った先にも、その近所にたいてい蕎麦屋がある。今回は三郷ジャンクション傍のイトーヨーカドーで買い物を済ませたので、その近所の蕎麦屋となると選択肢は2つ。最寄りは「蕎麦旬」という創作料理的蕎麦屋だけど、今は午前11時過ぎ。営業開始は11時30分なのでちょっと早い。
もう一つは、「やぶ清」。総じて「やぶ」なんたらという名が付いた店で、モダンな店は見たことが無い。ここも如何にも「やぶ」らしい佇まいである。こちらは11時開店。ということでこちらに入店。ここも実は何回も入っている。
駅から離れたところにある店なので、勿論、駐車場もちゃんとある。一番客かと思ったらもう先客が二組。何方も我々よりもだいぶご年配の様子である。店内には、無垢の材木を使ったテーブルと椅子がズラリと並んでいて、テーブルの上には巨大アクリル板が載っている。
「やぶ清」は結構、蕎麦前が豊富である。そのため出来れば歩いてきたいところだが、それ程近くないのがちょっと残念である。とりあえずカミさんに勘弁してもらい生ビールを注文。それに合わせて、鴨ねぎ棒と、うなぎの白醬油焼きをいただいた。前者はいわゆる、つくね。うなぎの白醬油焼きというのも珍しい。何れにしても日本酒にいきたいところだったが、それは我慢した。最後に頼んだせいろも勿論、ちゃんと美味かった。

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今日もビリヤニ作りの食材を仕入れに「ボンゴ・バザール」へ行き、そのついでに「ボンゴ・カリー」でランチすることにした。前回は7月だからもう5か月ぶり。とりあえず、買い物の前に腹ごしらえすることにした。これを逆にすると、不思議なことに(っていうか不思議ではないかも知れないが)買う食材の量が自然に増える。
買うものと、その直後に食べるものとは直接リンクしていないのに、明らかに多めに買ってしまう(逆に云えば、腹一杯だと食糧購買意欲が減る)のだ。空腹はかくも、理性を司る前頭葉とは別の運動野に働きかけるものらしい。このメカニズムは生理学的に解明されているのだろうか。閑話休題。
「ボンゴ・カリー」には開店の直前に着いたため、まだ「CLOSED」の札が出たままだ。それでも入ってみると、厨房にいたインド人料理人は「大丈夫です」と。既に何か、一生懸命料理中。フロアと厨房を仕切るカウンターには、タンドリーチキンやチキンティッカなどと共に、ビリヤニも大皿に盛られていた。いくつかはプラスチックパックに取り分けられている。どうやらこの店は、直ぐ傍の「ボンゴ・バザール」の惣菜売り場にも料理を卸しているらしい。
せっかくなので、そのビリヤニを頂くことにした(カミさんはカレー&ナンのランチセット)。出て来たのは皿に山盛り状態。いつも経験することだが、何故かビリヤニは何処の店でも山盛りで出てくる。出て来たのはラムビリヤニ(850円)。パクチー(コリアンダー)とトマトが乗っていた。個人的には、ビリヤニにパクチーは欠かせないと思う。
食べてみると、小生が作るよりずっとマイルド。辛味、塩味も抑えめ。これだったら付け合わせのライタ(ヨーグルトに胡瓜みじん切り、クミン、胡椒、塩等を混ぜたもの)などは不要だが、せっかくなので時々掛けて食べる。これはこれで美味い。何だかんだで、山盛りビリヤニを食べ切った。でも我が家のビリヤニの方が、少し美味いかな。

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久しぶりに近所の居酒屋へ行ってみた。前回がコロナがやって来る前の2019年11月だから、もう2年ぶりになる。その時とはもう別の世界。ウィズコロナ時代では、どうしても居酒屋通いはコロナの顔色(と人の目)を窺いながらになる。
原因はともかくこの頃、嘘のように落ち着いてきたので(たいていの専門家は何故こうなったのかを明確に答えられないが、これも間接的には感染症対策に金を掛けてこなかった政府の失策かも知れない)、そろそろ良さそうだとモソモソと動き出してみたわけだ。
行ってみたのはカミさんのお気に入りの「花子家」。予約しなくても「いけるっしょ」と実際に行ってみたら、小上がりの長テーブル席4つのうちに2つには先客がいただけ。でも他にも予約が入っていたらしく、我々は一番奥のカウンター席へどうぞと通される。考えてみればこの頃、小上がりに上ることは無くなり、カウンター席が定席になりつつある。2人であれば、まあ、それが普通。
ウィズコロナ時代になっても、この店は以前と同じようだ。店員が一人減った(若い男子店員がいなくなった?)ようだが、客の入りがこの程度であればやっていけるだろう。とりあえず生ビール(中500円)を呑みながらメニューを眺める。相変わらず種類が豊富。たぶん料理も変わっていない。
ローストビーフ(1,200円)、チーズ揚げ(580円)、肉野菜炒め(700円)を頼んでみた。チーズ揚げは長い奴と丸い奴の2種類盛り合わせ。中身の違いは判らないが何方もなかなか美味くてビールに合う。
ビールの後は日本酒にしてみた。だったらそれに合いそうな料理として、あんこう唐揚げ(880円)にしてみた。結構ジューシーで、イケた。やっぱり居酒屋はいいなあ。

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久しぶりに焼肉を喰いに行こうということになり、最近、近くに出来た「焼肉キング」へ入ってみることにした。この頃、店舗数を増やしている人気焼肉チェーン。この店は食べ放題が基本、それに加えテーブルオーダーバイキングスタイルが特徴か。つまり食べ放題ながら、都度、タッチパネルで注文する形式をとっている店だ。
とは云え、我々はもりもり喰う必要はなく、美味い肉を少量喰うだけで満足するのだから、食べ放題を断って単品で頼むつもり。この店は17時開店で、その直後に入店する。その後、続々と他の客もやってきて、17時半過ぎにはほぼ満席状態。大した人気だ。
先ずテーブルにやって来た若い店員に単品で注文したいと伝えると、その若者は食べ放題のメリットを並べ、単品では損になると延々と捲し立てた。食べ放題でも安い肉が中心な2,680円から、高い肉を含めた3,980円まで3コースあると云う。何れも時間は100分。ま、そんなに長い時間食べ続けることは出来そうにないけどね。
わざわざ安い肉を喰いに来たのではないので、そこまで云うんであればと、全ての種類を食べられる(しかし一番高い)3,980円を注文することにした。とりあえず生ビールと、肉は上カルビとハラミとタン塩、それにサンチュをタッチパネルで注文。すると間も無く、配膳ロボットがやってくる。皿を取らないと延々と「お待たせしました・・・」を繰り返すのがかなりウザイ。
でも結局、ちょっと種類が違うカルビを2種類追加したぐらいで、もうかなり満腹になった。やっぱり、食べ放題は我々には不経済だと再認識した。次回は店員が何と云おうと断固、単品で押し通すつもりだ。

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「うな百」でうな重を堪能した後、近くにカフェがあるとカミさんが云うので行ってみる。歩いても5分ぐらいの距離にある「カフェタイム」という店。ここもさっきの「うな百」も、住所は番匠免(ばんしょうめん)という変わった町名。
番匠とは江戸時代に大工を指す用語で、ここに住むことで、税を免除されていた土地をいうらしい。でも江戸時代に、大工が多く住んでいたということがイメージできない。今は民家と農地と小規模工場が混在する地域。
三郷には、民家を改築したカフェがそこここにある。この「カフェタイム」もそんな店のひとつ。通りがかりに寄ってみた、という感じでは絶対に入れない店である。入口にはビーチパラソルと葦簀があって夏らしさを感じる。
店内は、一部が吹き抜けになっている。民家としては贅沢な造り。観葉植物がアクセント。数組がテーブル席、カウンター席にいるが、「密」は感じない。客層は比較的若く皆さん、何れも近所の住民のような感じ。我々は、部屋のコーナーに置かれた2人掛けテーブル席。居心地は悪くない。家から歩けるぐらいに近くにあれば、偶にはひとりで寄ってみてもイイ感じ。カウンター席が良さそう。
小生は(ビールが置いてあるかどうか分からなかったが、もう腹が一杯なので)ホットコーヒー、カミさんはアイスコーヒーとケーキを注文。
外はとても暑いのでなかなか店を出る勇気が出ない。うだうだ1時間近くいてから、漸く意を決して店を出た。

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久しぶりにうなぎを喰いに行こうということになり、このご時世なので近所を探す。この辺りでうなぎとなると、コロナ禍じゃなくても酒がご法度な「根本」が思い付くが、今は酒は呑める状況なので、わざわざ「根本」へ行く気にはならない。そこで、次に近い「うな百」へ行ってみることにした。タクシーで行こうかと思ったがカミさんは運転するというので、心苦しいがまた小生だけがビールを呑むということになった。
このあいだ、うなぎを喰ったのは神田の「きくかわ」だから5か月ぶり、「うな百」となるともう6年ぶりだ(前回のレポはこちら)。折角近所にあるのになかなか足を運べないのは、近いと云っても歩いて行けるわけでもなく、路線バスルートからも離れているので、やはり交通の便が悪いせいだろうと思う。それにマイカーで行ってもナビが無いと辿り着けない、ややこしいところにあるのも理由の一つ。踏ん切りがつかないのだ。
前回は裏から入ったので、今回は表から入店。客は見当たらないが、店員(たぶん家族)は忙しそうにしているのでそれなりに注文が入っている様子。タイミングを見計らってさっそくビールを注文し、喉を潤す。今日は焼け付くような暑さなので、とりわけ美味い。
続いてうな重を注文。メニューにはいくつかつまみになりそうな料理が並んでいるが、うな重が喰えなくなるのを心配し、注文はサラダだけにして他は自重。ビールに付いてきた枝豆と、サラダを肴にしてビールをちびちびとやる。
待つこと暫し、うな重が降臨した。一人当たり3/4匹分のうなぎが乗っている。タレがやや少ない気がするが、これぐらいがいいところかも知れない。息もつかず黙々と食べて平らげた。満足満足。

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(肝心なうな重が手振れで失礼!)

買い物ついでに、久しぶりに家の近所でカミさんとランチ。偶にはカレーでも喰うかと入ったことが無い「ボンゴカレー」へ行ってみた。随分前から店は出来ていたようだ。看板には「ボンゴカレー」と共にバングラデッシュ、インド、パキスタンの文字がある。3ヶ国の料理が食べられるということか。
入ると、何となくカレー店っぽくは無い。何かの店舗を居抜きでカレー店にしたようだ。店にはインド人らしきコック兼店員が独りだけ。他に客は、近所のママ友二人組がとっくに食べ終わったのに、マスクもせずに大声で女子トークに熱中している。そういうのは今は流行らないよ、と言葉が出そうになった。他の客(含、インド人店員)に迷惑だと判らないのか。我々も席に座ったばかりで、思わず出ようかと思ったが、そのうち出るだろうと我慢した(でも我々が食べ始めても暫くトークが続いた)。
ここのランチはどうやらセット一択。ご飯かナン、カレー2種類をチョイスし、これにタンドリーチキン、サラダ、ラッシーが付く。小生はご飯ににしたが、肉体労働者じゃないと食べ切れない量が出てきて往生した。でもカレーとタンドリーチキンの味まずまずだった。
実はこのカレー屋に来たのには訳があって、この店のすぐ隣にハラルフードのスーパー「ボンゴ・バザール」がある。そこでの買い物が今回の目当て。この店、いったいどこから仕入れているのか判らないが、スパイスとか肉とかが破格の値段で売っている。
この頃、ビリヤニに嵌っているので、そのスパイスセットも数種類が並んでいると全部試してみたくなり、つい大人買いをしてしまう。ビリヤニだったらやはりラム肉。そのラム肉も安いので、つい1kgぐらい買ってしまう。日本ではなかなか手に入らない東南アジア野菜やハーブ類も、それほど種類は無いがそれなりに揃っているのでつい買ってしまう。
それにしてもこんな店がやっていけるのは、物好きな日本人を相手にするだけじゃなく、実際にハラルフードを望んでいるインド系やイスラム系の客がやってくるためだろう。三郷界隈も益々変わりつつあるようだ。

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近所に新しい中華料理店が出来たと聞いたので、カミさんと夜、出かけてみた。3階建ての1階にある。上は住宅のようだ。記憶では、以前にもここは中華料理店だったような気がする。経営者が変わったのか、それとも経営者も同じで看板だけ架け替えたのか分からない。
入ってみると、テーブルが10個ぐらいあり、それ以外にも個室があるらしいから、結構大きな店のようだが、従業員は厨房に男性一人、接客に女性一人だけ。何方も中国系のようだ。先客はゼロ、その後も、テイクアウトの客が1名やってきただけ。開店したばかりによるせいも、コロナ禍による影響もあるのだろうが、怖いくらい静かである。
メニューを開くと、かなり料理の種類は豊富。どれを頼もうかと考えると中華料理の場合、一品の量が店によってまちまちなのでなかなか難しい。すると「お得な乾杯セット」というのがあり、呑み物(ビールだけでなく色々ある)に小皿料理2品が付いて980円(税込、以下同様)というから、確かにお得な感じ。とりあえず二人ともそれにして様子をみることにした。小生は干し豆腐和え物とチャーシュー、カミさんはカニ玉と油淋鶏を、各々生ビールと共にチョイス。
程なく出てきた料理は確かに小皿なのかも知れないが、それでもボリュームはたっぷり。客が少ないから食材を余らせないように多少盛ってくれたのかも知れないと妄想する。味付けはまあ普通な感じで、何となくチェーン店っぽい(たぶん、この店はチェーン店ではないと思うが)。干し豆腐は珍しい。
もうこれでだいぶお腹が膨れたようだが、せっかくなので、「セット」ではない正規な一品料理も頼んでみたい。しかし、ご飯系はもう入らない感じなので、牡蠣とネギの鉄板焼き(780円)と甕だし紹興酒(1合580円×2)を頼んでみた。「セット」の一品よりも少しだけ量が多い感じか。これはまずまずの味。一人あたま2,000円で腹一杯になる、コスパが良い店だった。

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「駅前」で腹が一杯になったので、西武秩父駅17時24分発の「特急ちちぶ40号」に乗車。車両はやはり往路と同じく西武001系「ラビュー」だった。昼間はともかく、夜間はこんなに窓が広い必要はない。窓には車内のやけに黄色いシートと、草臥れた自らの姿を映しているだけで、外は漆黒、全く見えない。
逆に傍目(ホーム側)から見ていると、車内がまる見えなのでショーウィンドウが走っているような錯覚を覚える。ショーウィンドウの中には我々の如き一般の乗客ではなく、ファッションモデルでも入れておけばいいと思う。
そもそもこの窓の大きさが生きるのは昼間の、しかも山々を見上げ、緑や紅葉を愛で、清流を見下ろしたりできる、飯能から西武秩父までの間だけだと思う。西武池袋線や、西武新宿線(では走っていないようだけど)に乗って沿線の住宅をいくら眺めても特に楽しくは無いはず。どうせ走らせるのであれば、中央本線(もちろん高尾駅以西)か篠ノ井線辺りが相応しいか。
所沢駅に18時22分着。準急に乗り換えて、秋津駅で下車。せっかく秋津に来たので「ロートンヌ」で土産を買おうとしたら、何故かもう閉まっていた。これもコロナ禍のせいだろうか。寄り道気分が殺がれたので、このちゃんと「かぶら屋」に寄ってみることにした。コロナ禍で人気居酒屋がどうなっているのか、確かめてみたい気分もあった。
それ程大きな店ではないが、それでも先客はカップルと二人女子会の二組だけで随分静か。その感じはテーブルが少ないせいもあるようだ。そしてテーブルには透明アクリル衝立。若者がはしゃぐ雰囲気は無い。ふーむ、「かぶら屋」もこうなっているのかと感慨深い。

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カミさんが越谷へ出かける用事があると云うので、それに合わせて夕刻、南越谷(新越谷)駅前で待ち合わせ。20年ぐらい前には割と頻繁に南越谷へ来ることがあったが、その頃に入った店は今はもうすっかり無くなってしまっている。
この界隈で一杯やるのはほぼ2年ぶり。前回のその時は(越谷のご当地グルメとして売っている)鴨鍋が目当てだったので、今回もそんなつもりで行ってみた。もちろん、ウィズコロナ時代になってからは初めて。どうなっているのか確かめるつもりもあった。
南越谷で居酒屋となると駅の北側が多い感じで、だいたいいつもそちらに向かう。ところが前回入った「いちまる」がある一角に行ってみると、閉まっている店が多い。コロナのせいかと思ったが、今日は祝日(勤労感謝の日)の月曜日だと気付いた。しまったそのせいか。
「いちまる」だけでなく「末広」も閉まっていた。その並びの「こがね」は開いていたが、若者グループがもう盛り上がっている状態で、この時代はとても入り難い。通りの反対側にある洋風居酒屋「ZIP」もコロナ休業なのか閉まっている。「南越酒場」は明るくて何人か客が入っている状況。でもカミさんの琴線には触れなかったようでここはスルー。さらに隣にあったのが「なつどまり」という昭和な居酒屋。ここに入ることにした。
入ると、先客が我々よりもだいぶ年配のお一人だけ。ご常連のようである。店は女将さん一人でやっている。メニューを眺めると、田舎町のスナックか小料理屋にありそうな感じの料理が並んでいる。厚揚げの煮しめとか、きぬかつぎ、湯豆腐を頼んでみた。どれもおふくろの味。
このような一品は、今どきの居酒屋で見ることはすっかり無くなった。これらを肴に一杯呑めるようになったのは、我々もそれなりに馬齢を重ねたということだ。我々の後からは、やはりご年配の独り客がやってきた。こちらのご常連らしく、女将さんに酒を勧めていた。これも昭和な眺めだ。

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