山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

喫茶店・カフェ

4日目の朝、ゆっくり朝食を喰って、ゆっくりと「ペンションてんとう虫」を出るがそれでも未だ午前8時。今日も宿のご主人の車で、「吹割の滝」まで連れて行ってくれることになった。ところが「吹割の滝」に着いても、我々が戻るまで待ってくれ、その後、沼田駅まで連れて行ってくれるという。「それは申し訳ないですねぇ」と云いつつ、誰かが囁いていた「外で羽を伸ばしたいのかも」という言葉が現実味を帯びてきた気がした。
このちゃん曰く「溶結凝灰岩」がひと固まりになっているところに、川の水が長い年月をかけて穿った僅か落差7mの滝が「吹割の滝」。Woodyさんは、ナイアガラの滝と較べたのかも知れないが、吹割の滝は「大したこと無い」滝だと素気無く云うが、少なくとも日本ではこのようなタイプの滝は類を見ない。もう何度か来たが、やはり唯一無二の独特の景観だと思う。「東洋のナイアガラ」などと呼ぶから皆、勘違いするのだ、そんな無粋な形容は止めた方がよろしい。
ひと通り巡ってもまだ9時過ぎ。そこで折角なので沼田城址公園にも行くことにした。もう、当然のように宿のご主人は送って呉れて、しかも公園内の散策に付いてきて呉れる。真田が築いた沼田城を一度見てみたいと思っていたので満足。天守閣が無いので、小生以外はいまいち盛り上がらないようだった。暫くしてから沼田駅まで向かい、そこで漸く宿のご主人と、大変お世話になりましたとお別れ。
それでもまだ11時前。ランチの予約を入れた店に向かうにはやや早過ぎるので、何処か時間を潰すところが無いかと駅前を見渡すと、土産物屋の2階に「ハイマート」という喫茶店があり、開いていた。ビールが無いので、やむを得ずアイスコーヒーを飲んだ。

244 4日目は観光。

245 ここは吹割の滝。

246 全国でも類を見ないタイプの滝だ。

247 ナイヤガラの滝と比べてはいけない。

248 次に沼田城址公園へいってみた。

249 下に駅が見える。

250 向こうの山は子持山。

251 御殿桜。

252 北側の眺め。

253 上州三峰山。

254 戸神山。

255 時の鐘。

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今週は趣向を変えて、宿(ペンション)をベースキャンプにして近所の山を登ろうという、3連泊の贅沢ツアー。このような場合には、宿が登山口まで送迎をしてくれるかどうかが大きなカギだが、その条件に合ったのが、片品村にある「ペンションてんとう虫」だった。
初日は奥白根山登山。宿の車(14人乗りのマイクロバス)が、上毛高原駅まで迎えに来てくれる。一度宿に寄ってから登山口へ向かうと思っていたら、「時間が勿体ない」と宿の主、そのまま丸沼高原まで連れていかれる。荷物は車にデポ。
丸沼ロープウェイの山頂駅を降りると、ウッドデッキが設えられたカフェがあることに気が付く。その名も「天空のカフェ」。これは帰りに寄らずばなるまい、と心に刻んで登り始める。奥白根山は個人的にはもう10数年ぶり。その時にはこんな洒落た店は無かったはずだ。
今日はややガスが多いものの、雨は降りそうにない。森林限界を超えると近隣の山々が見え隠れする。気になる山は錫ヶ岳。今回、チャレンジしてみようかと思っていたのだが、昨年の台風で沢筋が荒れていそうなので断念。またの機会としてみたが、チャンスは訪れるだろうか。
奥白根山山頂は、さすが深田百名山だけあって「密集」状態。長居はしたくないが、皆、順番待ちで写真を撮りたがるので時間が掛かる。復路は弥陀ヶ池、血の池地獄(全くの見掛け倒し)を経て戻った。そのまま「天空のカフェ」へ直行。丁度、奥白根山に懸かっていたガスが取れ、端正な山容が現れた。
ウッドデッキのテーブル席に腰を落ち着かせ、奥白根山を見上げながらビール(アサヒスーパードライ小瓶)をラッパ呑み。世の中のロープウェイ山頂駅にレストランやカフェはそれなりにあるが、こんなに眺めがいいカフェはなかなか無い。何処のロープウェイもここを見習って、展望カフェ(もちろん、ビールを置いて貰わなくては意味がない)を作って欲しい。

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2日目。迎えのタクシー予約の際に聞いたところによると、白駒池入口到着は9時になるとのこと、勘弁してよと云いたいところだが、田舎のタクシーだからそんなものか。が、となると八千穂駅9時9分発の小諸行列車に乗れるはずも無く、次の列車は11時30分発。八千穂駅で2時間近くも待つことになる。
何処で時間が潰せるか、慌ててネットで探したところによれば、少なくともこんな時間に一杯やれるような店は見当たらない。駅前に「たかとんぼ」という名のレストランがあるのだが、残念ながら11時開店。その代わりに、近くに「黒澤酒造」という造り酒屋がある。「酒の資料館」と「喫茶くろさわ」というのがあるようなので何とか入れそうだ。更にもう一つ、「奥村土牛記念美術館」というのがあった。ここは9時半から開いているので丁度いい。これで何とか時間を持て余さずに済みそうと、ホッと胸を撫で下ろす。
先ずは「奥村土牛記念美術館」。ここもアルコール消毒と検温がある。駅から歩いてほんの1分だが、炎天下だったせいか「37度です」と云われドキリとする。入館料は500円。靴を脱いで上がる。受付にいた係の人たち(学芸員?)がやけに物腰が柔らかい。展示を見ると、奥村土牛は戦後この辺りに住んでいた縁があって、自ら所蔵していた作品を寄贈したことが成り立ちらしいと判る。建物も、黒沢合名会社(黒沢酒造の親会社)が寄贈したものらしく、実に立派で重厚だ。黒沢家は江戸時代からの豪農だったようで、明治になってから銀行業、呉服太物卸業、酒造業、味噌醤油醸造業、薬品卸業と随分手広くやっている。
「酒の資料館」へ行ってみると、誰もいないが勝手に入れるようになっている。入館料は無料。昔の酒造りの道具や酒器などが展示されていた。その後、売店で日本酒を買ってから「喫茶くろさわ」へ入ってみる。エアコンの効きがいまいち。メニューを見れば、黒沢酒造の酒「井筒長」は呑めるのだが、残念ながらビールは置いていない。この暑さでは日本酒を呑む気にもならず、アイスコーヒーで我慢した。

085 八千穂駅から散策開始。

087 立派な建物。

089 立派な池もある。

090 藤棚で涼む。

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駅地下の「エキチカバル」で腹ごしらえを兼ねて一杯やった後、それでもまだ宿のチェックインには随分と早い。どうするかと考えてもいいアイデアは生れてこないし、最寄りのパッとしない名所(例えば春でもないのに石割桜を見るのもねぇ~)へ歩いていくのもかったるいというか足が重い。
あーだこーだやっているうちに女子連が「珈琲が飲みたい」と云い出し、別に拒否する積極的理由はないので付いて行くことにした。場所は、歩いてすぐのところにある「カプチーノ詩季」という珈琲専門店。昨日入った「ももどり食堂」のすぐ手前にある。珈琲専門店に入ったのは半年前の「TAKAO COFFEE」以来か。
珈琲を飲むとなるとこの頃は大抵、カミさんとばかりだ。ひとりで珈琲を飲みに店へ入ることはすっかり無くなった。以前、本屋の帰りに近くの喫茶店に入って買った本を読む、というパターンはあったが、この頃は(家に紙の本を置くスペースがもう無いため)買うのは殆ど電子書籍だし、たまに本屋(例えば山岳書専門店)へ行ってもその帰りに寄るとなると、自然とビールを呑める店に目が行ってしまう。かつては、大抵の珈琲の産地だったら飲んで判ったものだったが、珈琲に対するこだわりも好みも、我ながらこの程度なのだと知る。
「カプチーノ詩季」に入ると、まさしく典型的なクラシック珈琲専門店の内装。このような様式は何故、何時、何処で生まれたのだろう。ルーツを調べた人はいるのだろうか、ちょっと気になる。
一番奥のテーブルに座り、小生はエスプレッソを注文。少しずつゆっくり飲んでも三口、1分で終了。で、もうやることがない。女子連は井戸端会議に余念がない。小生は本を読んだり転寝をしたりして、何とか時間を過ごす。結局、珈琲一杯で1時間半以上も粘ったのは、たぶん生まれて初めてだ。

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予報通り2日目も朝から雨なので、雲取山に登るのは止めにしてちょっとだけ二度寝。といっても一度起きると、そうは寝られない。目が冴えてしまったら、タブレットを取り出して暫し読書。テントのすぐ脇の沢は、昨日に較べるとやや静かになった(水量が減った)ようだ。
そのうちにモソモソ起き出して、お湯を沸かし各テントに配給。小生の朝飯は、モンベルの「ベーコントマトクリーム・リゾッタ」(440円税別)。お湯を注いで待つこと3分。アルファ米を喰う機会が少ないので、偶には良い感じ。味付けも程々に美味い。これで100g足らずなのだから、軽量化の強い味方である。
腹が満たされたら、特に急ぐ必要も無いがもう下るだけと決まったので、雨が降り止まない中、テント撤収開始。軽量テントでもそれなりに水を含むので、感覚的には重さ2倍ぐらいになってしまったみたい。やっぱり雨は恨めしい。
昨晩は結局、我々以外に3張のテントが増えていた(でも小屋の食堂には現れなかった)。我々の隣のテント(若者カップル)は、我々よりも早くテントを撤収していた。そのまま帰るのかなと思っていたら、そのうちに上に登り始めた。この雨の中、テントを背負って雲取山を越える気でいるらしい。さすが若者、大したものだ。
我々は後山林道をテクテク下り、あっという間にゲートまで着いた。やはり下りは楽チンだ。途中ですっかり雨は上がった。早速電話を掛けると、昨日の(9年前までくろがね小屋で小屋番をやっていた)伊東さんが直ぐに迎えに来てくれた。まったくありがたいことだ。
そのお返しに、「山の休憩所かゑる」に着いたらまだ午前中だけど3人共ビールをいただく(小生は2本呑んだ)。ここにはネコが4匹住んでいるとのこと、この日は「小池さん」と「トニー」の2匹とご対面。どちらもちっとも人見知りしないし、「トニー」は直ぐに人の膝上に乗って来るので驚いた。我が家のネコとはもう7年以上付き合っているが、そんなことは絶対しない(カミさんにもしない)。

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ゆったり朝食を摂った後、10時ぎりぎりまで部屋でうだうだしてからチェックアウト、荷物を車に置いてから再び旧軽井沢をぶらぶら。今朝も人影は疎らだ。カミさんは「沢屋」でジャムをいくつか仕入れる。そのあと「ギャラリー藤井」や「軽井沢アルテギャラリー」に飾られた絵画を冷やかしで眺めつつ北上。
「軽井沢デリカテッセン」に入って、ソーセージや合鴨の燻製などを買い込む。軽井沢に何軒もある有名な「腸詰屋」も悪くはないが、だいたいいつもこちらの方がお気に入り。ここで反転して南下。朝から陽気が良いので、カミさんが「ミカド珈琲」でモカソフトが喰いたいと云い出すが、何故か未だ開いていない。残念ですねと諦めて戻り、「マライカ」という海外雑貨店でカミさんがインド(?)の小物を物色。この店はやけにエアコンの利きが良いので暫し、涼む。
「フランスベーカリー」でフランスパンなどを購入。小生も喉が渇いてきたので、ここの2階にある「喫茶ダ・ヴィンチ」に入ろうかということになった。たぶん2回目の入店。植物がいっぱいの窓から、旧軽井沢のメインストリートを行き交うひとびとが眺められる。
先客はおらず、既に営業時間なのに店内は暗い。我々が入ってから照明が点いた。やや腰が曲がったマスターが現れて曰く、この頃は客が少ないので今日は店を開くのを躊躇していたとのこと。(でも下に看板が出てましたよ、と小生)
なにも訊かないうちにマスターは話し始め、家は東京にあるそうで、シーズン中は軽井沢のアパートに住み込んでここまで通っていると。「フランスベーカリー」の主人が、かの「万平ホテル」で修業していた頃の話やら、アパートの近くに「熊魚庵」(万平ホテルに入っている京都の割烹)の寮があって、若い料理人が遅くまで騒いでいて煩いだの、この頃店を閉めるところが増えただの、とにかく話好きで、話し出したら止まらない。一瞬だけ間が空いたところで、すかさずビールを注文した。
もう何十年もやっている(具体的に何年だったかもう忘れた)が、疲れてきたのでそろそろ店を閉めようと思っているとしみじみ云う。この頃その手の話を聞くことが多い。何れにしても、尋ねもしないのに随分、軽井沢の昔話を聞かせて貰った。この店が閉じるのは誠に残念、出来る限り頑張って欲しい。

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黒金山からゴトメキ・遠見山を歩いた翌日は、ちょっと遅めの5時に起きてカミさんが駆る車に乗って関越道を下る。このような場合には朝食は大抵、何処かのサービスエリアで休憩がてら摂ることになっていて、今日は高坂サービスエリアに入ることにした。
駐車場は半分も埋まっていないくらいで、フードコートもガラガラ。ちょっとだけ考えて、塩豚骨味玉ラーメン(920円)を喰ってみた。玉ねぎのみじん切りが入っていて八王子ラーメン風だが、これでも横浜家系らしい。麺はまあまあで味玉は普通に美味いが、スープの塩味が強過ぎで旨味もいまいち。概してサービスエリアの喰いものは、コスパが良いとは云えない。
関越道から上信越道に入ると、目の前に妙義山の奇景が見えて来る。今日は天気が良いが、上信越道を走るときは天気がいまいち悪いことが多いので、随分久しぶりに見えた気がする。「大」の字も良く見える。横川サービスエリアには寄らず、そのまま碓氷軽井沢インターを下りて県道松井田軽井沢線に乗る。
脇に聳え立つ高岩も全貌が望めた。群馬・長野の県境を越えると、滑り降りる様に軽井沢へ到着。まだ時間は早いので、プリンス・アウトレットの駐車場に停め、スターバックスに入る。この頃、スターバックスでコーヒーを飲むのはここだけだ。ミニチュア犬を連れた客が多い。店の前をやけに毛並みが良いゴールデンレトリーバーを連れた夫婦が通り過ぎるのを眺めつつ、コーヒーを飲んだ。
やがて開店時間になり、ショッピングモールをぶらぶら。今日は朝から日差しが強くて暑い。この頃、物欲はすっかり枯れてきたが、それでも2、3の買い物をした後、丁度目に付いた「クラフトザウルス ビアテラス」に入り込み、ヨナヨナエールを頼む。喉が渇いていたので貪るように呑んだ。ビールはオアシスだ。

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「ビッグハート」でランチをした後、ロックハート城の中へ入ってみる。単に見物でやってきた客と同じくらいに、リアルおひな様ごっこ(プリンセス体験)をやっている最中の女の子やオバサンがうろうろしている。皆さん、結構ハイになっていて、我々を城の中に置かれた調度品の一つぐらいにしか思っていないようだ。
城の中などには、200体ものテディーベア・コレクションや世界中から1,100体以上集めたサンタミュージアム、世界中から集めた1,000点以上の香水、ジュエリーコレクションなどが展示してあって、女心を擽るように出来ているようであるが、小生にはさして見るべきものは無い。
この城の歴史や、城主だったロックハート家の物語が分かるような解説には少々興味を惹かれた。でも何故この城が身売りされ、しかもわざわざ日本まで運ぶことになったのかはいまいち、分からない。輸送は船ではなく、何故かシベリア鉄道を使ったらしい。
城を出て、土産物売り場(ハートバザール)を暫く物色。売っているものは、全てスコットランドと関係がある訳ではなさそうだ。カミさんがコーヒーを飲みたいというので、同じく園内にある「パトリシア」というカフェに入った。外観も内装も、「ビッグハート」に較べるとこちらのほうが遥かに風情が良い。
メニューを見れば、カレーライスやパスタもあるのでランチもこちらで十分だった。しかし、ビールは日本のものだけ。でもそれで結構、キリン一番搾りを頼むことにした。注文を取りに来たのは欧米系の妙齢の女性、まさかスコットランド人ではなかろう。でも何故か、なかなかビールがやってこない。そのうちに今度は日本人の女性店員がやって来て、注文内容を確認したいと。訊けば、さっきの欧米系女性店員は今日が初日、(日本語はちゃんと話していたが)注文をちゃんと聞けなかったらしい。緊張していたのだろうか。でも挫けないで頑張って欲しい。

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宿に着いて車と荷物を置いてから、まだ外は明るいので伊香保温泉の階段街を散歩する。学校が春休みに入っているせいか、新型コロナなんて何処吹く風だと云わんばかりに若者が目立つ。温泉街に多くの若者集団が行き交う光景は、先日の草津温泉で経験済みだけどね。
我々から見て、二十歳前後で何が楽しくて大正・昭和ロマン漂う温泉街に群がるのか、なかなかピンと来ない。彼らの目にレトロ温泉街はいったいどう映っているのか興味が沸くが、ともかく今はそういう時代なのだ。そうなると、さっき「竹久夢二記念館」では殆ど客がいなかったのは、そもそも竹久夢二に興味がない(或いは知らない)のか、または入館料がやはり高過ぎるせいかも知れない。
階段街からは、小野子三山(小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳)が良く見える。登ったことがある者であれば思わず目に留まるが、そうでない者には単に風景の一部に過ぎないので、立ち止まる観光客はまず見掛けない。
ハワイ王国公使別邸の前まで下りたら、やおらまた階段を登り直す。一歩でも何方かに逸れるともう伊香保温泉街の雰囲気は薄れるので、この階段を行き来するしかない。初めてではないので、はっきり云ってそれ程ワクワクはしない。箸が転げても可笑しい若者だったら、そうでもないのかも知れない。
「楽水楽山」という小洒落たカフェがあったので入ってみた。ここは高級旅館「千明仁泉亭」の一角でもある。店内はやはり大正ロマン。窓からやはり小野子三山が見える。先客はほぼ女子100%。キャッキャと楽しそうな若者女子集団だけでなく、オバサングループもいる。ここは夜になればバーになるそうだ。それも良さそう。この次に伊香保に泊まることがあれば、来てみたい。

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水沢でうどんを手繰った後は、一応、水澤観音にもお参りしてから伊香保へ向かうと、目と鼻の先なのであっという間に着いてしまう。まだ宿はチェックイン出来ないだろうし、何処かで時間をつぶすかとGoogle Mapで検索したら、見つかったのが「竹久夢二記念館」だった。
この手の施設は結構、色々なところで入っているが多分、ここは初めて。しかし個人的にどうも「竹久夢二」と「太宰治」の人間像が似ているように感じるせいか、区別がし難くて何処かで混ぜこぜになっているかも知れない。
ここには建物が3つあって、うちひとつはガラス工芸を展示している「新館 義山楼」で竹久夢二とは直接関係ありませんと、暇そうにしていた駐車場の案内係のおじさんから頼みもしないのに丁寧に教えられ、左様ですかと本館へと向かう。
受付で、本館と新館の共通券では2,200円、本館だけだと1,800円と云われ、入館料1,800円を支払った。何方にせよ意外と高い感じ。客は数えられるほど。季節のせいか、新型コロナのせいか、竹久夢二の今どきの人気のせいか。
初めに機械仕掛けの巨大オルゴール(竹久夢二との関係は聞きそびれた)の演奏があって、それを暫し聴く。館内は大正ロマンに溢れ、有名な「黒船屋」以外にも多くの作品、展示物があるし、土産物コーナーには様々な小間物が売られていて、巷に竹久夢二ファンはどれ程いるのか知らないが、そのスジだったら楽しめるところのようである。
ちょっと見飽きたら、3階にある喫茶コーナー「港屋サロン」でひと休み。残念ながらここにはアルコール類は置いていないので、ホットコーヒーを飲む。この喫茶コーナーに限らず、館内は内装といい調度品といい大正ロマンがてんこ盛り、結構金がかかっていると見える。これならば入館料1,800円もやむなしかと感じた。

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「橋本屋」で鴨鍋を喰って満足した後のこと。カミさんが食後のコーヒーを飲みたいと云い出したので、ならばすぐ傍にコーヒー専門店があるよ、と行ってみることにした。
昨年の秋、台風19号が直撃した直後に高尾山に登った際(ビフォーコロナは随分、遠い昔のようだ)、山中で偶々拾った子供用財布を高尾下駐在所に届けたことがあって(果たしてちゃんと子供の手に戻っただろうか。その時の山行記録はこちら)、その時に前を通り過ぎて「こんなところにコーヒー専門店があるんだ」と吃驚して記憶に留めた、ちょっと小洒落た店である。
その時は台風直後ということもあってか閉まっていたが、今日は行ってみると開いていて、かなりの客が入っている。我々のような、高尾山のついで、という感じではない客が多いような気がする。平日の昼下がりでこうなのだから、シーズン中は推して知るべしだろう。
混んではいたが、先客が丁度帰るタイミングだったのですんなり席に座れた。モノトーンの店内で、シックな雰囲気。店員は皆さん若い。メニューを眺めてみると、豆の種類が豊富で、ストレートコーヒーはすべて都度、ドリップ式で淹れるスタイル。残念ながら、やっぱり酒類は置いて無し。そこで目に付いたのがパプアニューギニア(650円)。
もちろん熱帯だからコーヒーは育つだろうが、ニューギニア原住民がコーヒー栽培するイメージがないし(勝手な妄想です)、豆も見たことがない気がする(と云ってもコーヒーには煩くないので単に知らないだけか)。ならばとそれにしてみる。カミさんはブレンド(450円)とティラミス(???円)。食後のコーヒーが飲みたかっただけでなく、ホントの狙いはデザートだったようだ。
出てきたカップは、透明プラスチック製(アクリル樹脂?)で二重構造になっているシロモノ。何を頼んでもこのカップ、という訳ではなさそう。冷めないようにという心遣いなのだろうが、猫舌な小生としては有難迷惑である。飲んでみると、アロマや酸味、苦みは殆どなく、やけに飲みやすい。ローストが浅いせいかどうかは良く分からなかった。次に飲んだとしても、パプアニューギニアと云い当てることは出来ないかも知れない。

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2年前に引き続き、太田記念美術館へやって来た後は表参道をそぞろ歩き。この通りにやって来ると、東京にあって東京らしくないというか、混沌とした雰囲気が無く、パリの街並のような統一感が感じられる。それは年々強まっているような気もする。
考えるに、恐らくそれは建物の高さが(パリほどではないが)だいたい揃っているように見えることと、通り全体の色のトーンがそれ程ケバケバしくないと感じるせいだろう。何故か、欧米系観光客も目立つ(というか、しっくりくる)ので、さらに統一感も感じる。
しかし実際の建物や看板を見ると、そんなに控えめな色ばかりとは限らない(昔からある中国的アンティークショップしかり)のにそう感じるのは、やはりケヤキ並木の存在なのだろうと思う。今はすっかり葉を落としているので、益々モノトーンさ加減があって落ち着いた雰囲気だ。
雰囲気は良いが、さして小生の物欲を刺激するようなシロモノは見当たらないので(しいて云うと寄ってみたいのは新潟県のアンテナショップ「新潟館ネスパス」ぐらい)、そのまま青山通りまで出る。カミさんが、喉が渇いたのでお茶がしたいというので付いて行く。奇抜な建物の「プラダ」には中国系観光客が群がっている。
目当ては、ヨックモック青山本店にある「ブルー・ブリック・ラウンジ」。入ると、順番待ちの列。恐れていた通りだが、女子率が極めて高い。待ったのは20分ぐらいか。やけに気取った店員がやってきて、店内とテラスと何方が良いかと問われたので、外を所望。
今日は天気が良いので、それほど寒くは無い。それでも輻射式のタワー型ストーブがあると暖かい。コーヒーでも良かったが、メニューを見るとシードルがあったので頼んでみた。北千住や浅草辺りで呑むようなシロモノではないけれど、南青山にはマッチする感じがした。

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「兜家」の元旦の朝食は午前8時からだが、普段と変わらず5時ぐらいには目が覚めてしまったので、布団の中で暫し読書(電子書籍)。寝る前だと2、3ページ読むともう眠くなってしまうので、個人的には朝のこの時間が一番捗る。今年もそんな一年になりそうだ。
朝風呂に入ってから徐に朝食、でもその前に餅つきを実演するので見ませんか、と宿の人に誘われたので行ってみる。場所は茅葺屋根の母屋。餅つきなんて見ることはこのご時世、確かに無い。ついた餅は朝食にお出ししますよ、と。夕食は部屋食だったが、朝食は大広間。そこで初めて他の客を目にした。我々以外に数組、皆、家族連れのようである。餅は雑煮ではなく、からみ餅となって出てきた。つきたての餅を喰うのは随分久しぶりだった。
宿をのんびり出て、数馬10時7分発のバスに乗車。客は我々2人だけ。武蔵五日市駅に着いたら、そのまま五日市線に乗り立川に出る。そうこうしているうちにもう昼時。朝飯が遅かったので、それほど腹は減っていないが、このまま家に帰るのはちょっと間が持たない感じ。さて元旦に、立川で開いている店が何処にあるだろうか。
とりあえず西口に出てみると、目の前の店が開いているようだ。ここでもいいかな、とカミさんに確認し入店。「ステーション・カフェ・バーゼル」という名の洒落た店、山の帰りに西口に出ることは無いので、今まで気が付かなかった。結構広い店で、壁が皆、ガラスなので明るく開放的だ。
メニューを見ると、ランチタイムでもディナータイムと同じ料理がいくつか供されているらしい。それだけでこの店、なかなかポイント高い。呑み物も色々揃っていて、クラフトビールも何種類かある。折角なので、最寄りの石川酒造のクラフトビール「多摩の恵」(グラス大950円)をいただくことにした。今年の元旦もやっぱり昼酒で始まった。

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今年も早、大晦日。この頃、大晦日の晩は家にいないことがパターン化してきていて、今回も雪見酒にしようかと思っていたが、カミさんが「近くが良い」と云うので新幹線や特急電車も使わなくて済む、奥多摩に出かけることにしてみた。奥多摩へ来たのに山に登らないケースは極めて稀、もしかすると生れて初めてかも知れない。
下りた駅は武蔵五日市。週末、この駅前にうろついている人の殆どは山姿だが、着いたのが昼下がりのせいかそんな姿は見掛けないし、そもそも人影も疎ら。大晦日にこんなところをブラブラする人なんているはずもないか。
これから乗るバスの時間まで随分あるので(ピッタリのタイミングで来るつもりが、やっぱり早め早めの行動が身に染み付いているので、大抵こういうことになる)、何処かで時間潰しが必要。しかし、こんな日に開いている店なんて、それこそ蕎麦屋ぐらいではなかろうか。
こんな時間に蕎麦を喰うと夕食に差し支えるから困るな、などと考えながら駅前をぐるっと見渡しているうちに、そういえば、あそこに喫茶店があったはず、開いているかどうか見てみようと思い、五日市街道を渡ってみる。
果たしてそこにあったのは「山猫亭」、しかもどうやら開いている。早速店に入ると、やはり先客はなし。開いている方が珍しいだろう。店内はちょっとメルヘンチックな山小屋風。現れた店主は、もの凄く腰が低い。こんな日にやって来た客だから、という訳でもなさそう。メニューを見ると、ビールがあったので有難く注文する。山から下りてきて、チョットだけ電車の時間まで間があれば、サッとこの店に寄ってビールを呷るのも良いかも知れない。

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屋久島滞在3日目、もう移動日。予約してあったフライトは昼過ぎなので午前中は観光でもしようかと話していたのだが、今日も天候はいまいちで欠航の恐れが有る(鹿児島~屋久島の航空便の危うさは1日目ですっかり骨身に沁みた)。
やっぱり東京へ帰れなくなるリスクは取りたくないので、再び高速船で鴨池港へ行くことにし、10時45分発の便に乗ることにした。結局、観光らしい観光は出来なかったが、紀元杉とヤクシカとヤクザルと屋久杉ぐい吞みで気分的には十分。それよりも何よりも宮之浦岳を登頂できたことで、マイナスポイントはみんな帳消し。
訊くところによると、前々日(我々が屋久島に到着した日)と今日は、天候不良のため淀川登山口への車道が通行止めになったとのこと。つまり我々はピンポイントで登頂できたということになる。運が悪ければそもそも屋久島にもやって来られず、指宿で砂蒸し風呂に入って黒豚を喰って芋焼酎を呷って帰るだけだったかも知れない(それはそれで良かったかも知れないが)ので、この差は歴然だ。
鹿児島までの外海は多少荒れていたものの、ジェットフォイルは極めて安定していてピッチングもローリングも殆ど感じない。水中翼は偉大な発明品だと思う。鹿児島湾に入ると、白波は無く穏やか。まさしくここは天然の良港だ。鴨池港には定刻よりやや遅れて到着。
再びタクシーを捕まえて今度は鹿児島空港へ。余裕をもって羽田便に間に合った。出発ロビーでの待ち時間、ちょっと小腹が空いたのでカフェ(Sky Shop 8G)でかき揚そばを手繰った。もちろん、そのついでにビールもグビッとやった。結局、屋久島からの便を待ち合わせることになり(屋久島空港は閉鎖しなかったようだ)20分遅れで出発。これで万事目出度く羽田に帰れる。窓の外はいつの間にか晴れ上がっていて、霧島連山が良く見えた。

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「東光飯店別館」を出ると、再びウジャウジャひとごみの中へ分け入り、揉まれながら山下公園方面へ流される。公園の広場では、偶々だがインド物産フェアが開催中。数々のインド雑貨やカレーなどの飲食露店が並んでいる他、ステージではインドっぽい踊りが披露されていて、雰囲気はまさにインド。
この手のイベントは、代々木公園でやっているのに行ったことがあったが、山下公園でもやっているとは知らなかった。もしかして日本全国を巡回しているのか。参加者には、正真正銘のインド人が(何となくネパール人ぽい人も)いっぱいいるが、サリーやパンジャビドレスを纏ったインドかぶれ日本女子達もかなりウロウロしている。まさかその格好で電車に乗ってやってきたの?だったらだいぶイカレている。カミさんは暫し、インド小物を物色。
広場から離れ、花壇が並んだ庭園に入ると、今度はインド人ではない外国人、恐らくはフィリピン人やタイ人など、東南アジア系と思われる留学生か短期就労者達が、あちこち集まっていてワイワイ盛り上がっている。彼らはきっと情報交換が目的で、カフェとかだと金がかかるので公園は使い勝手が良いのだろうと思われる。この手の光景は、マレーシアやシンガポールの公園でも良く見かけた。
他には、コスプレした日本の若者達があちこちいっぱい居て、衣装や撮った写真を見せ合って盛り上がっている。今の山下公園はそういう場所になっているのかと、なんだか「おのぼりさん」的感覚を味わうことができる。
ちょっと喉が渇いてきたので、何処かの店に入ろうと、公園の外れまで歩き大桟橋の袂に辿り着くと、ちょっと小洒落たカフェを発見、「ジャックカフェ」とあるが、10数メートル離れたところにもやはり「ジャックカフェ」がある。どうやら同じ店で、「イースト店」と「ウェスト店」の2軒があるようだ。我々は「ウェスト」に入る。入るといってもテーブルの半分が外に出ているので、かなりオープンな店。何となくヨコハマらしさを感じた。

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「ラ・キアーラ」でランチしたあとのこと、ちょっとだけ青山通りをぶらぶらウィンドーショッピング。行き交う人(特にヤング)も、(生活感が滲み出ている)北千住や浅草、上野辺りとはだいぶ毛色が違う。よく判らないけどこれがトレンドなのだろうか。元々徳川時代から、見栄っ張りの文化が江戸にはあったらしいが、それは下町から山の手にすっかり移ってしまっているようだ。
カミさんがお茶をしたい、ついては目当てがあるというので付いて行く。入ったところはAOビルの2階の一番奥にある、「ジェルボー(GERBEAUD)」という名のカフェ。本店がハンガリー・ブダペストにあって、創業160年の知る人ぞ知る、っていうかハンガリー人だったら知らぬ人はいない超有名カフェで、かの皇女エリーザベトもお気に入りだったらしい。
ブダペストがハンガリーの首都っていうことぐらいしか知らない小生にとっては、「ジェルボー」なんてカフェの存在を知るよしもない。でも入ってみると、調度品がやけに重厚なのできっと本店はもっと凄いのだろうと、想像を膨らませることぐらいはできる。店全体がテラスに面しているため(テラス席もあるようだ)、結構明るい。
それなりに広い店内だが、見える範囲ではテラスに近い席に女性お独りだけ。奥で有閑マダムの団体がピーチクパーチクやっているようだが(姿は見えない)、ざわめき程度にしか聞こえてこないので居心地は悪くない。それにしてもやっぱり、この手の店に男子は来ないだろう。
ここにはアルコール類は置いていないようなので、コーヒーを注文。昼下がりの時間をのんびり、読書でもしながら過ごすのにはいい感じの店かも知れない。

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今回は山から下りてからの諸事情に合わせ、ちょっと朝が遅いプランとなった。しかし身体が早起きに慣れてしまっているせいで、遅く起きるなどという芸当は出来ず、而してほぼいつも通りの時間に家を出て、ほぼいつもの電車に乗ることになり、立川駅に着いたのは午前6時半過ぎ。一方、今日乗る予定の「ホリデー快速おくたま3号」の発車時刻は8時12分、あと1時間半余りをどうするか。
まだ早過ぎるので、駅構内のカフェも開いていない。入るとしたら、駅を出たところにあるマックしか思い当たらない。でも1時間半もマックに篭る気にもならず、立川駅の南口を出て街並みを暫しぶらぶら。駅の周りはいつも暗くなってから歩くことが多いせいか、明るいと何となく荒んで見える。通りには飲食店から吐き出されたゴミが積み上げられていて、それを狙ったカラスの集団がウロウロしている。歓楽街を外れると普通の住宅地で、犬の散歩と行き交う。
当ても無く30分ほどぐるぐる廻ったあと、駅に戻る。コンコースに「ベックス」があるが、既に開店していて、何人も群がっているので入るのをヤメ、そういえば駅ナカにもあったはずと、改札をくぐる。果たして、そこにあった「ドリップマニア」というカフェに入ってみた。
確かここは以前、本屋の中(奥)にあったように思うが、いつのまにか大分配置が変わり(本屋の名前も"PAPER WALL"という名に変わった?)、ほぼ切り離された様子だ。
ここのカフェは、ハンドドリップに拘った店のようである。コーヒーって、挽きたての豆の香り(アロマ)はいいと思うのだが、淹れたあとは何となく酸味が強めに出るようで、豆の香りが殺がれるような気がするのは小生だけだろうか。
だからという訳でもないが(本当は歩いてきたので喉が渇いたので)、アイスコーヒーにした。正直、アイスコーヒーの美味さも良く判らないが、ここの店は苦味が結構強いように感じた。本(電子書籍byタブレット)を読みながらゆっくり飲んで、ようやく電車の時間になったので店を出た。向後のためにこんな朝の、もっと気の利いた時間の過ごし方を考えてみたい。

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「ガンゲット・ラ・シェーブル」から「アウルの森」をハシゴした後も、浅草をぶらぶら。でも仲見世通はもの凄い人混みなので近づかず。おそらく半分以上は外国人観光客だろう。昨今のインバウンド需要は凄まじい。
途中、鳴門鯛焼本舗の「天然鯛焼」なんていう店があった。この頃浅草にも、新手の商売が目立つ。吸い寄せられる様に、カミさんがひとつ買った(勿論、小生の食指は動かない)。それにしても何が「天然」なのだろう。鯛焼きに「天然」も「養殖」もないだろうに。まあどうでもいいけど。
うろうろ歩き回ったので、(さっき「アウルの森」でソフトドリンクを飲んだにもかかわらず)またちょっとビールが呑みたい気分になった。どこでも良いが、帰り道に近い方が宜しかろうと、伝法院通りから浅草六区通りへ入ったところにある「浅草カフェ ラグランドカリス」に入ってみることにした。
「ホテル ビーコンテ浅草」の1階。先客は若い女性二人組のみ。赤い椅子が特徴的なカフェ。この時間(午後3時過ぎ)でも、普通にビールだけじゃなく、ウィスキーだってワイン(ボトルの種類がかなり豊富に揃っている)だって呑めるのが凄い。さすがは大観光地、浅草だ。
メニューを見る限り、料理もかなり多い。ガレット(もちろんそば粉を使ったやつ)だって5種類もある。見掛けはチャラい感じの店なのだが、実は料理もドリンクも本格的なのだ。調べてみると、ここは「酒の大桝」が仕掛けた店、そうと聞けば納得。
なのに今日は涙をのんで、一杯だけ呑むことにした。ビールにするつもりだったが、メニューを見て気が変わり、ボウモアをハイボールにしてと頼む(780円税別、以下同様)。つまみを何も頼まないのも勿体無いと、オリーブ盛り(400円)を注文。3種類ぐらいのオリーブがトマトと一緒に出てきた。たかがオリーブだけでも、ひと手間かけて洒落ていると感じた(400円はちょっと高いけど)。きっといつか、腹を空かせて来なくてはならない。

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「ガンゲット・ラ・シェーブル」でコルドンブルーを堪能したあと、国際通りを渡って新仲見世通りをそぞろ歩き。ふと、目の前にフクロウがいるのに気が付く。しかもどうやらホンモノ。殆ど動かないが、じっと見ていると偶に首を回す。
こんな人通りが多い場所で、フクロウが留まり木で大人しくしているのにちょっと吃驚。このフクロウ、フクロウ・カフェ「アウルの森」の客寄せなのだ。おかげでまんまとその営業戦略に嵌り、入ってみることにする。
ワンドリンク(但しアルコールは無し)付き時間無制限で1,000円とのこと。店の中はさして広くないが、十数羽の様々な種類のフクロウが留まり木で皆、大人しくしている。目を瞑っているフクロウも多い。他に何故か、カピバラとかハリネズミも居た。要するに皆、癒し系ということだ。
結構客が入っている。子供連れも多いが、一人で来ている大人も多い。男の方が多い感じ。引きこもり男子も、ここだったら癒されるかも知れない。たいていのフクロウは、頭を撫でても嫌がらない(撫でるのは手の甲で、と注意書き有り)。ワライカワセミも初めて見たが、そこには"Don't touch!"と書いてある。意外に強面顔だ。
受け付けの女の子店員曰く、そもそもフクロウは居場所を定めてじっと獲物を待つ習性があるので、店の中を飛び回ることなく、皆、行儀良く留まり木に並んでいるのだそうな。そのせいか、カミさんは基本的に鳥は嫌いなのに、ふくろうだけは別なのだそうだ。
ワシミミズクは何となく判るが、他は良く判らず(名前を書いておいて欲しい)。ちなみに小生は、マレーシアのペナン野鳥園でマレーワシミミズク(の幼鳥)を間近で見たことがあるので(こちら)、マレーワシミミズクだけは見分けがつくと自負しているが、ここには居なかったようだ。それにしても結構、癒された感じがした。

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