本降りの雨の日。でも腹は減るので外へ出る。安直にコンビニ弁当で終わらせるのも癪なので、やっぱり雨に濡れながら新橋駅方面へ向かって店を物色する。そういえば、ひつまぶしの店があったなと思い出し、行ってみた。
細い路地裏の、呑み屋街の真ん中に「名代 宇奈とと 二代目 宇奈まろ」という長い名前の店があった。単に「宇奈まろ」でいいんじゃないか、と思うが拘りがあるのだろう。狭い店だが角にあるので、入り口が2か所ある。「こちらへどうぞ」と云われてカウンター席に座った。
よく見れば、店員は何故かトルコ系のような中年男子。でも普通に日本語を話すので顔を見なければ、きっと気がつかなかった。厨房にはその人独りしかいないので、このトルコ人がひつまぶしを作るようだ。何となく不思議感覚。
先客ゼロ、せっかくの雨なのでもっと普段混んでいる店にすればよかった、と思ったがもう遅い。竹(1,000円)を注文する。ちなみに松で1,220円、梅で880円である。独りしか客がいないのに結構時間が掛かって出てきた。
木鉢にたっぷり入っていて、ご飯茶碗によそるとたっぷり3膳分ある。1杯目は山椒を振ってそのまま王道の味、2杯目は柚子胡椒(うな重だったらぶち壊しになりそうで怖くて使えないがひつまぶしだったら気兼ねが要らない、でもこれがバカ美味)と出汁、3杯目はわさび(白焼き以外に使ったことが無いが、やはり、かば焼きにもそれなりに合う)と出汁で喰ってみた。味も量も申し分なし。これで1,000円はかなりお得な気分になる。松(もうこれ以上の量は不要)とか梅(そんなに安くなくても結構)は頼む気にならない。
でももう既に、敢え無く閉店してしまったのは何故だろう。単純に客の入りが悪かったとすれば、明らかに宣伝上の問題があったはずだ。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★★
細い路地裏の、呑み屋街の真ん中に「名代 宇奈とと 二代目 宇奈まろ」という長い名前の店があった。単に「宇奈まろ」でいいんじゃないか、と思うが拘りがあるのだろう。狭い店だが角にあるので、入り口が2か所ある。「こちらへどうぞ」と云われてカウンター席に座った。
よく見れば、店員は何故かトルコ系のような中年男子。でも普通に日本語を話すので顔を見なければ、きっと気がつかなかった。厨房にはその人独りしかいないので、このトルコ人がひつまぶしを作るようだ。何となく不思議感覚。
先客ゼロ、せっかくの雨なのでもっと普段混んでいる店にすればよかった、と思ったがもう遅い。竹(1,000円)を注文する。ちなみに松で1,220円、梅で880円である。独りしか客がいないのに結構時間が掛かって出てきた。
木鉢にたっぷり入っていて、ご飯茶碗によそるとたっぷり3膳分ある。1杯目は山椒を振ってそのまま王道の味、2杯目は柚子胡椒(うな重だったらぶち壊しになりそうで怖くて使えないがひつまぶしだったら気兼ねが要らない、でもこれがバカ美味)と出汁、3杯目はわさび(白焼き以外に使ったことが無いが、やはり、かば焼きにもそれなりに合う)と出汁で喰ってみた。味も量も申し分なし。これで1,000円はかなりお得な気分になる。松(もうこれ以上の量は不要)とか梅(そんなに安くなくても結構)は頼む気にならない。
でももう既に、敢え無く閉店してしまったのは何故だろう。単純に客の入りが悪かったとすれば、明らかに宣伝上の問題があったはずだ。
独断的総合評価(満点は★5つ):★★★★