3日間で、3つの山を登った充実の山形山旅もこれでおしまい。山に登っていると、一日が特に速く過ぎ去っていく(最近、仕事では一日がなかなか終わらずに難儀する)。「テルメ」でさっぱりした後は山形駅へ戻る。締めは3年前にも入った、駅ビルの中にあって昼呑みもできる貴重な店「澤正宗」にしようと行ってみると、我々が入る直前に丁度満席となってしまい、暫し待たされた。
漸く入店が許されて通された席は、まさしく3年前にも座った4人掛けテーブルだった。さっき「テルメ」で生ビールを呑んでいるので、ここは最初から日本酒。勿論、この店の看板通り「澤正宗」の純米をいただく。いわゆる飽きのこない食中酒系である。
つまみで先ず頼んだのはいかソーメンと、だしかけ豆腐。冷奴の上に「だし」が乗っているのが如何にも山形らしい。「だし」は何となく朝食の際、ご飯に乗せて喰うイメージがあるが、このように積極的に料理の食材としても使うべきだと思った。
次に出てきたのは、えご刺し。上に酢味噌が掛かっている。これは3年前にこの店で初めて食べた料理。食べた瞬間、「これって何処かで食べたことがあるような・・・」と思い続けていたが、今回食べて「おきゅうと」と同じでは?と感じた。以前、銀座に豪快な女将がやっている「博多」という店があって、何度か通ったことがある。そこで初めて「おきゅうと」を喰ったのだった(その後、実際に博多の居酒屋でも喰った)。
違いを調べてみると、まさしくどちらも原料はエゴグサで、「おきゅうと」の方はこれに更にテングサとかが混ぜられているらしい。でもこのプルプル感はやはり似ているのだ。福岡と山形の共通点がこんなところにあるのかと、暫し意外さの余韻に浸った。
漸く入店が許されて通された席は、まさしく3年前にも座った4人掛けテーブルだった。さっき「テルメ」で生ビールを呑んでいるので、ここは最初から日本酒。勿論、この店の看板通り「澤正宗」の純米をいただく。いわゆる飽きのこない食中酒系である。
つまみで先ず頼んだのはいかソーメンと、だしかけ豆腐。冷奴の上に「だし」が乗っているのが如何にも山形らしい。「だし」は何となく朝食の際、ご飯に乗せて喰うイメージがあるが、このように積極的に料理の食材としても使うべきだと思った。
次に出てきたのは、えご刺し。上に酢味噌が掛かっている。これは3年前にこの店で初めて食べた料理。食べた瞬間、「これって何処かで食べたことがあるような・・・」と思い続けていたが、今回食べて「おきゅうと」と同じでは?と感じた。以前、銀座に豪快な女将がやっている「博多」という店があって、何度か通ったことがある。そこで初めて「おきゅうと」を喰ったのだった(その後、実際に博多の居酒屋でも喰った)。
違いを調べてみると、まさしくどちらも原料はエゴグサで、「おきゅうと」の方はこれに更にテングサとかが混ぜられているらしい。でもこのプルプル感はやはり似ているのだ。福岡と山形の共通点がこんなところにあるのかと、暫し意外さの余韻に浸った。