東京にいれば、世界中の大抵のものを食べることが出来るが、その土地の雰囲気も一緒に味わいたいとなれば、交通費に大枚叩いて現地へ行く気にもなる。でも喰うことだけに金を掛けるのは流石に一寸勿体ないという気にもなるのは道理だ。となれば、そこで山があれば一石二鳥、それ程腹も傷まない。
という屁理屈を付けてこれまでいろいろな処へ足を伸ばしてきた。このような方針に則れば、折角遠くまで山を登りに行って、コンビニめしとか全国チェーンのファミレスで空腹を満たすようなマネは極力避けたい。而して、その土地ならではの店を探すのが、山旅の基本のスタイルということになる。
今回は小出泊まり、魚沼の幸を喰う絶好の機会である。事前に探す手立ては、食べログやぐるなび等のグルメサイトや、Google Map。この頃のGoogle Mapは写真は勿論、口コミやメニューなども載っているので結構参考になる。一方、地元観光協会による店紹介はメリハリが少ないので、選択するための判断材料に乏しい。
小出の街にある何軒かの居酒屋の中から、今回選んだのは「須藤魚屋」という店。JR小出駅前にあるホテルから1kmぐらいのところにあるので、ぶらぶら歩いて行った。魚野川を渡った先にある小出の街並は、ご多分に漏れずほぼシャッター街だが、朝食を仕入れるために立ち寄ったスーパーマーケット「サカキヤ本町店」と、目当ての「須藤魚屋」だけはほっこりと明るい。
「須藤魚屋」には開店時間の17時直後に到着。店内は思ったよりもゆったりしていて、カウンター席やテーブル席、我々が座った小上がりだけでなく、奥の座敷もあるようだ。ビールで喉を潤した後は日本酒。塩沢町の「鶴齢」とか小千谷市の「長者盛」をいただく。料理メニューを見ると、色々珍しい料理が並んでいて目移りする。
頼んだのは刺身盛り合わせ(生にしんが吃驚するほど美味い!)、しめ小肌、フキノトウ天ぷら、ウルイの炒め物、にしん煮付等々。特ににしん煮付も生にしんを使っていて、普段、身欠きにしんしか喰う機会が無い我々には絶品の美味さだった。
という屁理屈を付けてこれまでいろいろな処へ足を伸ばしてきた。このような方針に則れば、折角遠くまで山を登りに行って、コンビニめしとか全国チェーンのファミレスで空腹を満たすようなマネは極力避けたい。而して、その土地ならではの店を探すのが、山旅の基本のスタイルということになる。
今回は小出泊まり、魚沼の幸を喰う絶好の機会である。事前に探す手立ては、食べログやぐるなび等のグルメサイトや、Google Map。この頃のGoogle Mapは写真は勿論、口コミやメニューなども載っているので結構参考になる。一方、地元観光協会による店紹介はメリハリが少ないので、選択するための判断材料に乏しい。
小出の街にある何軒かの居酒屋の中から、今回選んだのは「須藤魚屋」という店。JR小出駅前にあるホテルから1kmぐらいのところにあるので、ぶらぶら歩いて行った。魚野川を渡った先にある小出の街並は、ご多分に漏れずほぼシャッター街だが、朝食を仕入れるために立ち寄ったスーパーマーケット「サカキヤ本町店」と、目当ての「須藤魚屋」だけはほっこりと明るい。
「須藤魚屋」には開店時間の17時直後に到着。店内は思ったよりもゆったりしていて、カウンター席やテーブル席、我々が座った小上がりだけでなく、奥の座敷もあるようだ。ビールで喉を潤した後は日本酒。塩沢町の「鶴齢」とか小千谷市の「長者盛」をいただく。料理メニューを見ると、色々珍しい料理が並んでいて目移りする。
頼んだのは刺身盛り合わせ(生にしんが吃驚するほど美味い!)、しめ小肌、フキノトウ天ぷら、ウルイの炒め物、にしん煮付等々。特ににしん煮付も生にしんを使っていて、普段、身欠きにしんしか喰う機会が無い我々には絶品の美味さだった。