山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

上越線沿線

「ビッグハート」でランチをした後、ロックハート城の中へ入ってみる。単に見物でやってきた客と同じくらいに、リアルおひな様ごっこ(プリンセス体験)をやっている最中の女の子やオバサンがうろうろしている。皆さん、結構ハイになっていて、我々を城の中に置かれた調度品の一つぐらいにしか思っていないようだ。
城の中などには、200体ものテディーベア・コレクションや世界中から1,100体以上集めたサンタミュージアム、世界中から集めた1,000点以上の香水、ジュエリーコレクションなどが展示してあって、女心を擽るように出来ているようであるが、小生にはさして見るべきものは無い。
この城の歴史や、城主だったロックハート家の物語が分かるような解説には少々興味を惹かれた。でも何故この城が身売りされ、しかもわざわざ日本まで運ぶことになったのかはいまいち、分からない。輸送は船ではなく、何故かシベリア鉄道を使ったらしい。
城を出て、土産物売り場(ハートバザール)を暫く物色。売っているものは、全てスコットランドと関係がある訳ではなさそうだ。カミさんがコーヒーを飲みたいというので、同じく園内にある「パトリシア」というカフェに入った。外観も内装も、「ビッグハート」に較べるとこちらのほうが遥かに風情が良い。
メニューを見れば、カレーライスやパスタもあるのでランチもこちらで十分だった。しかし、ビールは日本のものだけ。でもそれで結構、キリン一番搾りを頼むことにした。注文を取りに来たのは欧米系の妙齢の女性、まさかスコットランド人ではなかろう。でも何故か、なかなかビールがやってこない。そのうちに今度は日本人の女性店員がやって来て、注文内容を確認したいと。訊けば、さっきの欧米系女性店員は今日が初日、(日本語はちゃんと話していたが)注文をちゃんと聞けなかったらしい。緊張していたのだろうか。でも挫けないで頑張って欲しい。

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伊香保温泉に泊まった翌日、行き当たりばったりで「伊香保グリーン牧場」と「榛東ワイナリー」に寄った後、そろそろランチ場所を決めなくてはならないが、ネット検索では気が利いた店が見つからない。
その辺の在り来たりなファミレスでもいいか、と思い始めたころ、見つかったのが「ロックハート城」という名のテーマパークで、レストランもあるらしい。場所は小野子三山と子持山の間を北へ抜けた高山村。高原の雰囲気で、途中には「県立ぐんま天文台」もある。
入口にはそれなりに車が停まっている。入場料は1,100円。坂を登ると、古風なお城が現れる。実際にスコットランドから態々移築したシロモノだそうで、何処かの「なんちゃって城」とは重厚感が違う。ここは「翔んで埼玉」を始め、様々な映画、テレビドラマのロケ地として使われているとのこと。
城の向かい側にレストラン「ビッグハート」があったので入ってみた。かなり広い店内だが先客はゼロ、後から若者女子グループがやってきたら急に煩くなった。ピルスナー・ウルケルを呑みながら、ピザを摘まんだ。まずまずの味。
窓から見える城の前には、ドレスやタキシードを着飾った若い男女数人がいて、城を背景にして写真を撮り合っている。若者ばかりかと思っていたら、小生よりもご年配と見受けられる淑女も、孫にせがまれたのかそれとも孫をダシに使ったのか、マリー・アントワネットもかくや、という感じの肩出しドレスを着てはしゃいでいる。
HPによれば「プリンセス体験」という企画があって、ドレスレンタルは2,500円、写真代は1枚1,300円とのこと。旧軽井沢にある写真館の催しと似ている。それにしても、絵本の中のヒロインになった気分なんだろうなあ、見ている方がちょっと恥ずかしい。

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「横手館」に泊まった翌日はピーカンで、暑いほどのいい天気。まっすぐ家に帰るのも勿体ないので、群馬県内をちょっとだけ観光して、どこかでランチしていくことにした。とりあえず車を走らせながら、手近なところで観光できるとこがあるか暫しネット検索。
宿に最寄りの観光場所となると榛名山だが、運転が面倒なのであっさり却下。候補に挙がったのは、「伊香保グリーン牧場」というところ。伊香保温泉に至近なのでとりあえず行ってみることにした。午前9時から開園なので丁度いい。入園料は1,300円。こんなものかなと入ってみる。
園内マップを見ると、以前入ったことがあった品川にある現代アートの「原美術館」の、別館「ハラ・ミュージアム・アーク」があった。「伊香保グリーン牧場」とセット料金で1,800円だった。こっちでも良かったかも知れないと一瞬後悔したが、考えてみれば「原美術館」は建物(とカフェ)こそ洒落ていて良かったものの、肝心の展示作品(現代アート)はやっぱりちょっとついていけないなあ、って感じだったのできっと正解だ。
駐車場には、時間が早いせいもあるかも知れないが、殆ど車が停まっていない。これも新型コロナのせいかな。ここにいる動物は、ポニー、やぎ、うさぎ、ひつじとシープドッグと、かなり庶民的な取り揃え。じゃあシープドッグショウでも見るか、と思ったが11時30分からということでちょっと時間があり過ぎるので断念した。
代わりに、ひつじを眺める。眺めていると平和な気分になるが、いざカミさんがエサやりをしようとすると、他のひつじを押し退けたり、圧し掛かったりしながらエサに殺到する。君たちの世界も大変だね、と同情した。
「伊香保グリーン牧場」を出て、そろそろランチは何処にしようかと考えているうちに、偶々「榛東ワイナリー」なる看板が目に入った。こんなところにワイナリーがあるとは知らなかった、と入ってみる。工場は入れなかったが、売店があった。他に客は誰もおらず、店員(もしかして女将さん?)がいたので試飲させてもらう。マスカットベリーAの赤やデラウェアの白などはどれも比較的フルーティーな香りで、甘めな口当たり。小生の口にはやや合わない感じだったが、折角なのでマスカットベリーAの赤を1本買った。

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今宵の宿は「横手館」。伊香保温泉には、社員旅行(今は死語か)も含め何度か泊りに来ているが、その度に気になっていた宿が「横手館」である。何が気になると云えば、この建物の佇まい。大正九年築というからもう一世紀。総桧造り三階建て(一部四階建て)ということも勿論だが、白壁に白木という外観の旅館は余り他に例を見ない。昼間よりも夜間照明で浮かび上がる様が素敵で、それこそインスタ映えする。
チェックインして通された部屋は3階。案内してくれた仲居さんは老舗旅館らしさは無く、ごく普通の田舎のオバサンっぽくて和む。さっそく風呂へ行く。ここには露天風呂は無いが、内湯は十分な大きさがあって寛げる。風呂場も廊下も、若者客が結構多い。昨今は海外旅行が当たり前だと思っていたが、やはり学生の卒業旅行でここに泊まっているのだろうか。新型コロナのせいばかりとは云えまい。学生の甲高い声は、老舗木造温泉旅館にはちょっと似合わない感じ。この宿の良さ、分かるかね、君たち。
風呂上りにビールを呑みながらぼーっとしていると、そのうち夕食。お品書きを見るとこんなにあって喰い切れるかしらん、と不安になるがボリュームはそれ程ではないのか、最後の水菓子まできれいに喰い切った(しかしご飯には手が届かず、長芋の煮物はカミさん任せ)。
ちょっと食休みしたあと、下駄を履いて外へ出てみる。期待通りに建物がライトアップされていて、暫し見惚れる。暦の上では春とはいえ、流石に夜は冷える。じっとしていると凍えて来るので、撮るだけ撮ったらさっさと部屋に戻った。
しかしこの宿は(この東棟だけか?)眺めが悪いのが玉に瑕。目の前は、ほぼ廃墟になったような旅館(実はまだ営業中の、あの「金大夫」だ)の上から、僅かに遠くの山の頭が覗かせるのみなのだ。

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宿に着いて車と荷物を置いてから、まだ外は明るいので伊香保温泉の階段街を散歩する。学校が春休みに入っているせいか、新型コロナなんて何処吹く風だと云わんばかりに若者が目立つ。温泉街に多くの若者集団が行き交う光景は、先日の草津温泉で経験済みだけどね。
我々から見て、二十歳前後で何が楽しくて大正・昭和ロマン漂う温泉街に群がるのか、なかなかピンと来ない。彼らの目にレトロ温泉街はいったいどう映っているのか興味が沸くが、ともかく今はそういう時代なのだ。そうなると、さっき「竹久夢二記念館」では殆ど客がいなかったのは、そもそも竹久夢二に興味がない(或いは知らない)のか、または入館料がやはり高過ぎるせいかも知れない。
階段街からは、小野子三山(小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳)が良く見える。登ったことがある者であれば思わず目に留まるが、そうでない者には単に風景の一部に過ぎないので、立ち止まる観光客はまず見掛けない。
ハワイ王国公使別邸の前まで下りたら、やおらまた階段を登り直す。一歩でも何方かに逸れるともう伊香保温泉街の雰囲気は薄れるので、この階段を行き来するしかない。初めてではないので、はっきり云ってそれ程ワクワクはしない。箸が転げても可笑しい若者だったら、そうでもないのかも知れない。
「楽水楽山」という小洒落たカフェがあったので入ってみた。ここは高級旅館「千明仁泉亭」の一角でもある。店内はやはり大正ロマン。窓からやはり小野子三山が見える。先客はほぼ女子100%。キャッキャと楽しそうな若者女子集団だけでなく、オバサングループもいる。ここは夜になればバーになるそうだ。それも良さそう。この次に伊香保に泊まることがあれば、来てみたい。

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水沢でうどんを手繰った後は、一応、水澤観音にもお参りしてから伊香保へ向かうと、目と鼻の先なのであっという間に着いてしまう。まだ宿はチェックイン出来ないだろうし、何処かで時間をつぶすかとGoogle Mapで検索したら、見つかったのが「竹久夢二記念館」だった。
この手の施設は結構、色々なところで入っているが多分、ここは初めて。しかし個人的にどうも「竹久夢二」と「太宰治」の人間像が似ているように感じるせいか、区別がし難くて何処かで混ぜこぜになっているかも知れない。
ここには建物が3つあって、うちひとつはガラス工芸を展示している「新館 義山楼」で竹久夢二とは直接関係ありませんと、暇そうにしていた駐車場の案内係のおじさんから頼みもしないのに丁寧に教えられ、左様ですかと本館へと向かう。
受付で、本館と新館の共通券では2,200円、本館だけだと1,800円と云われ、入館料1,800円を支払った。何方にせよ意外と高い感じ。客は数えられるほど。季節のせいか、新型コロナのせいか、竹久夢二の今どきの人気のせいか。
初めに機械仕掛けの巨大オルゴール(竹久夢二との関係は聞きそびれた)の演奏があって、それを暫し聴く。館内は大正ロマンに溢れ、有名な「黒船屋」以外にも多くの作品、展示物があるし、土産物コーナーには様々な小間物が売られていて、巷に竹久夢二ファンはどれ程いるのか知らないが、そのスジだったら楽しめるところのようである。
ちょっと見飽きたら、3階にある喫茶コーナー「港屋サロン」でひと休み。残念ながらここにはアルコール類は置いていないので、ホットコーヒーを飲む。この喫茶コーナーに限らず、館内は内装といい調度品といい大正ロマンがてんこ盛り、結構金がかかっていると見える。これならば入館料1,800円もやむなしかと感じた。

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思い立って、伊香保温泉へ行ってみることにした。忍び寄る新型コロナが気になりだしたものの、車の移動ならば多少はリスクが少ないだろうと、カミさんの車に乗って出かける。車移動ならば早出が原則かも知れないが、今日は3連休の最終日、高速道路の混み具合も大したことは無いだろうとゆっくり出る。
駒寄ICを出たところで既に11時半を回っていて、先ず何処でランチにしようかと考え始める。そして、ここまで来たのだから水沢うどんでも手繰ろうかということになり、下道を北西へ。途中、「船尾瀧」を醸す柴崎酒造があるが、今日のところは取り敢えずスルーして先を急ぐ。その先には「命と性ミュージアム」だとか、「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」や「珍宝館」など、怪しい施設が並んでいる。
水沢に近づき両側にうどん屋が見えて来ると、何処の駐車場にも車がいっぱいで、店の前には入れない客が群がっている。(自分達のことはさておき)新型コロナ自粛なんて皆、頭に無いのか。これはしまった、ちょっと読みが外れた、やはり三連休のせいかと思いながらも、比較的空いていそうな「田丸屋」に入ってみることにした。
入口を入ると、待合スペースには人が溢れていて「2密」ぐらいな状況に見える。受付で順番待ちするための紙に名前を書くと、ざっと20組が待ちの状態と判る。やれやれと思いつつ、外や店内の空いたスペースなどへ移動しながら待てば、およそ20分後に呼び出される。1分でひと組とは、意外に回転が速い。ここは座席数が200もあるというから、テーブル数がその4分の1の50あると仮定すれば、客の平均滞在時間は50分。そんなものか。
店内のテーブル席へ案内されると、中は結構、ゆったりとした造りだ。カミさんに失礼して、群馬のクラフトビール、KAWABA IPA(900円税別、以下同様)をいただく。つまみには、こんにゃく玉(500円)、青菜のお浸し(500円)、かき揚盛り合わせ(600円)を注文。そして締めは、もりうどん・二色つゆ(1,000円)にした。総じて高めな観光地料金設定だが、うどんはコシがあって喉越しも良く、なかなか美味かった。隣の「始祖・清水屋」と同様、客が集まるだけのことはある。ちなみに、水沢で最も手広くやっているのは「大澤屋」だ。次はその繁盛の理由を探ってみるのも一興かも知れない。

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「駒子の湯」でさっぱりしたあとは、湯上りビールを求め越後湯沢駅を目指して徒歩移動。このようなシチュエーションの場合、この頃は専ら駅の西側にある蕎麦屋「しんばし」か、駅ナカ「がんぎどおり」の蕎麦屋「小嶋屋」へ入っていたが、今回は久しぶりに東口へ回ってみる。こちらもこれまで、やはり蕎麦屋の「中野屋」しか入ったことが無い。
ググってみれば東口にもそれなりに店があり、その中から「越後や」という店を覗いてみることにした。ここは蕎麦屋ではなくて居酒屋。HPを見ると「車麩の巣ごもり」なんて一品料理がある。ご当地料理だろうか、興味深い。居酒屋のはずなのに、午前11時開店とのこと。居酒屋のランチ営業の場合、夜の一品料理を出さない店が多々あるけれど、どうもここは違うらしい。実にエライ。
11時の開店時間直前に店に着くと、丁度女性店員が出てきて暖簾を掛けるところだった。小生が今日の一番客のようである。入口脇で靴を脱ぎ、靴箱に入れて上がるスタイル。店内はかなり広そうだが、細かく間仕切りがあって全貌がわからない。何処でもどうぞとのことで、4人掛けの座卓が2つあった部屋に入る。小生の後から、家族連れがやってきたような声がした。ともかくも座る前に、メニューを見る前に女性店員がお茶を持って来る前に、生ビールを注文する。
座卓に着いて徐にメニューを眺めると、確かにランチメニューもあるが(ごはんは魚沼産コシヒカリだと)、一品料理や酒もずらりとある。でも何度チェックしても、「車麩の巣ごもり」は見当たらず、残念、喰えず。代わりにホッキ貝の刺身や南蛮海老の唐揚げ、蛍烏賊沖漬、栃尾油揚げなどご当地メニューを注文。やがてこのちゃんも合流。あとは地酒(鶴齢)をちびちびやり、締めはもり蕎麦(このちゃんはガッツリ、海鮮丼)。ここは居酒屋だけど昼間からやっていて、ご飯物も蕎麦も喰える、何かと便利な店だった。

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林道を小日橋まで下りたら、ここで苗場山&赤湯の山旅は終わり、あとはタクシーを待つだけ。今回は時間的な余裕はたっぷりで1日目、2日目とも大して歩いていないのに、極めて充実した山旅だった。機会があれば是非、また同じコースを辿ってみたい。季節が違えば、きっとまったく別の山旅になることだろうと思う。できればまた、台風がやってくる(しかし直撃ではない)予報で、直前に逸れてくれる(予報が良い方向に外れる)のが、山小屋も空いているので一番有り難い。
やがてやってきたタクシーの運転手曰く、タクシーで赤湯に行く客は減っているそうな。登山人口や赤湯温泉客自体が減っているとも思えないので、やはりマイカーでやってくる客が増えているということだと思う。
先ず帰りの切符を買うため、行先はとりあえず越後湯沢駅。その後は、今日は2時間ほどしか歩いていないが、やっぱり湯に浸かってさっぱりしたい。駅から歩いていける場所にも共同浴場があるが、「駒子の湯」へ行くことし、また更に20分余を歩くのが鬱陶しいのでタクシーを使った。
なかなか立派で風情がある建物である。入口で500円を支払う。残念ながらここは休憩室はあるものの、ビールは売っていない。なので、風呂上りの一杯は越後湯沢駅前の店へ行くことし、このちゃんにその旨伝え、男湯へ。このちゃんは、しっかりじっくり身体を磨く(じゃなくて膝を冷やしたい)ので遅くなるとのこと。
脱衣所も風呂場もゆったりした造りで、しかも客は疎らなのでのんびりできる雰囲気である。湯もやわらかい感じで、湯当たりしそうにない感じだが、やっぱりさっと入ってさっと出た。さっぱりしたら、出来る限り汗を掻かないよう、ゆっくりと駅へ向かった。

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朝7時過ぎに苗場山山頂ヒュッテを出て、広々として気持ちが良い湿原をしばし逍遥してから、またテーブルマウンテンの端から急降下。このちゃんはやけに慎重に下るが、一度手を突いて骨折している過去があるのでさもありなん。だいいち、ズルッと滑って手を突いたら骨折する恐れが有るとなると、滑っても手を突けば済むと思っている小生だったら、ここに限らずそもそも山径なんて(っていうか、たとえ木道だってつるっと滑ることがあるし)恐ろしくって歩けない。
滑ったら、手が突けなけりゃゴロンと転がってしまう方がいいか(柔道の受身が役に立つかな)。ここだったら転がっても何処かで引っ掛かって止まるだろうが、勿論そうはいかない場所もあるだろうし・・・。
などと考えながら下っていくうちに、大きな沢に出た。「山口館」の前を流れる清津川だろう。橋を渡って川原を進むと、建物が現れた。これが待ちに待った「山口館」、もう40年近く恋焦がれてきた宿だ。
午前中に着いてしまったが、それもまた一興。入口の前に冷水に浸かったビールが目に入り、さっそくいただく。部屋に案内してもらったら、さっそく風呂へ浸かりに行く。誰もいないだろうと思ったら、意外にも直ぐ後から数人がやってきた。どうやら日帰り温泉へ入りにやってきたらしい。夕食時に出会った温泉女子3人組もそうだったが、ここの湯が好きで往復5時間を掛けて何度も入りに来る人は結構いるのだと知る。確かにここの露天風呂は唯一無二、よくぞこんなところに温泉を見つけたものだ。
さっぱりしたら、昼寝をしたり本を読んだりして静かな午後を過ごす。昨日の苗場山頂ヒュッテといい、二日続けてこんなにのんびり、贅沢な時間を過ごしたのは、守門岳へ登るため入広瀬で泊まって以来だろう。
今年初めて舞茸が採れたとのことで、夕食で天ぷらにして美味しくいただいた翌朝のこと。昨年、跡取りを亡くされたため、やむなくこの宿を引継ぎ先を探していると仰っていたこの宿の主に、思いもかけず秘蔵?の「舞茸ノート」を見せて貰った。舞茸を(数年後のサイクルで)収穫できる場所というのは決まっている、つまり菌床は基本的に動かないのだと知って吃驚。ここの温泉もそうだが、このノートも貴重な宝物といっていい。

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IMG_3106_お疲れ様、乾杯!

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IMG_3112_青湯 奥の野天風呂です

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昨年、突然の海外出張で、計画していた山行(その時の記録はこちら)をドタキャンしたため、改めて仕切り直ししたリベンジ計画。今回は苗場山山頂で1泊し、下って赤湯でもう1泊するという超のんびり贅沢プラン。台風来襲のため、暫し進路予想とにらめっこしたが、何とかなりそうなので予定通りに出発した。
和田小屋からの径(祓川コース)は岩ゴロゴロで歩き難いところもあるが、基本的にはしっかり整備されていて、順調に高度を稼げる。しかし、深田百名山へ登る径にしては、行き交う登山者が随分と少ない。やはり台風の進路が危ぶまれたせいだろう。
神楽ヶ峰から一旦下って暫しの急登を我慢すれば、突然、目の前に平坦な世界。ガスに包まれていて視界は無いが、まさしくテーブルマウンテンの縁に立ったと実感する。湿原は草紅葉の季節を迎えているようだ。ここから今日泊まる山頂ヒュッテ(正式名称は「苗場山自然体験交流センター」という青少年向きな名前)まではもう、指呼の距離である。
丁度昼時なので小屋の中はガランとしているが、結局、今宵の宿泊客は収容人数(定員92名)の半分にも満たない程度だった。やはり天候を危ぶんでキャンセルが出たらしい。おかげで、我々は伸び伸びゆったりできる。この建物は1998年に出来たということだから、もう20年以上経っているわけだが、それにしてはキレイで手入れが行き届いている印象だ。山頂にある小屋にしては、トイレも水洗(浄化槽方式)で申し分ない。
到着したら先ず、売店(兼受付)で缶ビールをゲットし、外のテラスでグビっとやる。晴れていたらさぞや気分がいいだろうが、視界ゼロだし段々冷えてくるので、適当なところで切り上げて、続きは談話室でのんびりする。ここもなかなか居心地が良い。
翌朝は、予想外に良い天気で、ご来光を拝むこともできた。朝日に照らされた湿原は、言葉に表せないほど美しい彼岸の世界。次回は花の咲く頃に来て、秋山郷に下るとしようか。

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今年も鮎の季節がやってきた。北関東に簗場はいくつかあるが、我々のような公共交通機関利用派にとっては、渋川駅に近い「落合簗」は比較的使い勝手が良い。他に同じような位置関係にあるのは「磯部簗」ぐらいだが、生憎こちらは近くに適当な山が無い。ということで、3年ぶりに「落合簗」へ行ってみることにした(前回はこちら)。
ただし3年前は、茹だるように暑くて少々懲りたので、梅雨明けではなく梅雨の最中に早めることにして、もちろん、簗へ直行するような真似は出来ないので、行き掛けの駄賃で水沢山に登って、伊香保温泉でさっぱりしたあと「落合簗」へ向かうことにしたのだった。
狙い通り今日は、3年前とは打って変わって肌寒さすら感じる陽気。さっき登った、目の前に見えるはずの水沢山は雲の中、やや残念であるが、利根川の流れはそのままで良い風情。先客は2組と随分少ないのは、この天気であれば仕方が無いところか。
先ずは生ビール(600円税別、以下同様)で乾杯。その後は冷酒の大盃(300ml、1,000円)をちびちびやる。料理はさっそく塩焼き(800円)を人数分焼いてもらうよう頼んでから、土佐煮(500円)と南蛮漬(500円)、うるか(500円)、刺身(1,000円)を注文。
土佐煮の鮎とは初めて。普通の煮物に鰹節を加えたシロモノのようだ。これは日本酒にぴったりな肴だ。出てきた鮎刺身は、プリプリな食感が堪らない。うるかもたぶん、日本酒しか合わない。やがて塩焼き到来。遠火でじっくり焼かれているので、頭からしっぽまで残さずいただいた。これだけで幸せになれる。
そのあとは鮎飯(1,000円)と鮎田楽(800円)、鮎フライ(800円)を注文。気のせいか、今回出てきた鮎飯はあっさりしていて、なんだかワタは除いてあるような感じだったが、やはり鮎飯は美味い。鮎尽くしを堪能した約2時間、お代は締めて6人前で2万円と、懐にも優しい「落合簗」だった。

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今回は榛名山の東端にある水沢山を登って、伊香保温泉へ下る山行。水沢山は東西方向から眺めると鋭利な槍の如く聳えて見え、これはこれでひとかどの山だと思う。登り口は門前のうどん屋で有名な水澤観音。
ここへのアプローチは、高崎駅から伊香保温泉へと繋ぐ群馬バスを使うしかないのだが、些かタイミングが悪い。そこで、渋川駅から伊香保行きの関越交通バスに乗り、そこから逆モーションで水澤観音経由で高崎駅へ向かう群馬バスに乗り継ぐプランを立ててみた。
ところがところが、渋川から乗った関越交通バスが(さして交通渋滞があったとは思えないが)遅れてしまったのだ。群馬バスが待っていてくれる筈も無く、乗り継ぎは虚しく失敗、結局タクシーを呼ぶ破目になり高くついた。
折角なので、水澤観音をお参り。土産物屋のおかあさん達から「お茶を飲んでいって」と誘われるが、ここで油を売る訳にはいかない。既に雨なので、歩き出しからレインウェアを完全装備。もう梅雨入りしているので朝から雨も覚悟の上だが、水沢山山頂からの眺めが無いのはやや残念。
山頂までの山径は、ちょうどコアジサイが花盛りだ。それにしても、登る我々と行き違うハイカーが、こんな天気でも意外に多い。皆さん、地元の方ばかりのようで、我々のリュックサックの大きさに驚いてみせたり、わざわざ東京からようこそ、と云って呉れたりで、他の山とはちょっと趣きが違って賑やかだ。
眺望ゼロの山頂には長居をせずに、そのまま東側へさっさと下山。こちらもコアジサイロード。降り立った場所は伊香保神社。つまり石段街のてっぺん。ここから下りていく途中にある、「石段の湯」という共同浴場に入って温まることにした。ここも伊香保温泉らしく、赤茶色に濁った湯だった。
中に休憩室はあるが、残念ながらビールが無い。そこで、石段を挟んで目の前にあった「石段たまこんにゃく」で缶ビールを購入。店の中で呑むには、食事を頼まなくてはならない、と女将が仰るので、石段脇のベンチに座りながらグビっとやる。石段を行き交う観光客を眺めながら呑むのも乙だ。

46 伊香保神社に到着。

47 観光客で賑わっている。

48 伊香保名物。

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「酒風呂」には食事処はなく、上がったら手近な「小嶋屋」に集合と、示し合わせてある。従って、さっぱりしたら脇目もふらず直行。ここは「へぎそば」で有名な蕎麦屋で、本店は十日町。いずれ、本店にも行ってみたいと思っているものの、なかなか機会がない。
越後湯沢駅界隈には様々な店があるが、結果的に入るのはいつも蕎麦屋。「中野屋」しかり、「しんばし」しかり。結局、ランチタイム後の中休みが無い店となると、どうしても蕎麦屋になる。越後湯沢は立派に観光地なのだから、どの店も昼夜通しで営業していて欲しいものだが、なかなか実現は難しそうである。
今日もランチタイムは過ぎていることもあり店内の客は疎らだが、大体いつもこの店は混んでいて順番待ちする行列をよく目にする。越後湯沢駅構内のショッピングモール「CoCoLo湯沢」(「ぽんしゅ館」もこの中)に飲食店は何軒もあるが、だいたい皆混んでいる感じ。毎度来る度に、ここの集客力はたいしたものだと感心する。
とりあえず店に入ったら4人掛けテーブルを確保し、注文取りに来ようとしている女性店員に「生ビール(アサヒ・プレミアム熟撰、600円税込、以下同様)ちょうだい!」と告げる。そのあとちょっとメニューを見て考え、ビールがやってきたタイミングで川海老の唐揚げ(550円)を頼んだ。風呂上りのビールをグビっとやりながら、川海老を齧って暫し、ぼーっとする。
やがて後続の女子連が到着したところで追加を注文。頼んだのは鉄板の定番、合鴨の黒胡椒焼き(600円)、小嶋屋玉子焼き(500円)、野菜天ぷら(630円)である。ここの玉子焼きは、餡が掛かっている。酒は、地元の鶴齢(1合700円)をいただく。そして締めはやはり、へぎそば。3人なので大盛(1,000円)を1枚注文。今日もつるつる、喉越しは相変わらず良かった。

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「猿倉山ビール醸造所」でまったりした後は、タクシーを呼んで五日町駅まで戻る。この時期の上越線各駅停車の旅は、守門岳から越後三山、巻機山、谷川連峰まで残雪の山が連なり、車窓から目が離せない。越後湯沢駅まで、あっというまに到着する。
今日は1時間程度しか歩いていない。摂取カロリー過多は間違いないが、偶にはそれもまた佳し。まだ昼飯時にはやや早いので、ひと風呂浴びることにする。越後湯沢にはまだ入っていない立ち寄り湯がいくつかある。
一番手っ取り早いのが、越後湯沢駅構内の「ぽんしゅ館」の一角にある「酒風呂 湯の沢」。今日はここにしよう。「ぽんしゅ館」は土産物を物色する上で毎度お世話になっている。この中に酒風呂もあるのは随分前から知ってはいたが、実際に入るのは今回が初めてである。
800円を支払って中へ入る。ここはバスタオルも自由に使える(つまり、入湯料のなかに含まれている)。風呂場には客が数人程度。尤も、それほど広くは無いので、このくらいが丁度いいかも知れない。ここの湯は勿論、温泉だが、その名の通り日本酒(酒風呂専用の日本酒とのこと、わざわざそれ用に造っているのか、それとも日本酒としては失敗作(?)だったものなのかは判らない)が入っている。
湯に浸かってみても、特に酒の匂いは感じられず。アルコールは揮発してしまったのだろうか。逆に、入れたての頃に入ると、酒に弱い輩は酔っ払ってしまうのか。はたまたそんなことが無い様、限りなく薄められているので香りも感じないのか。それでも何となく、肌がスベスベになったような気がしてきたが、もしかしてこれはプラセボ効果かも知れない、と思った。

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米山ですっかり残雪と眺望を満喫した翌日は、もう朝から観光100%でも良かったものの、いちおう計画通りに六万騎山に登ることにした。上下浜駅から信越本線で犀潟駅まで移動し、ほくほく線に乗り換える。乗り合せた越後湯沢行きの列車には、ハイキングスタイルの地元中高年がぞろぞろいた。いったいどこへ行くのだろう。
六万騎山に最寄の駅は五日町駅なので、六日町駅で上越線に乗り換えるべきなれど、些か乗り継ぎが悪いし、且つ余計な荷物を持ったまま登るのも馬鹿馬鹿しいので、一旦、越後湯沢駅まで乗って荷物をコインロッカーにデポし、タクシーを掴まえて五日町駅まで行って貰う。
期待通り、六万騎山はカタクリで埋め尽くされていた。こんなにカタクリを見たのも、坂戸山に登って以来だ。どうしてこの辺りの山は、こうもカタクリだらけなのだろうか。往復僅か1時間足らずで登頂した後は、その足で「猿倉山ビール醸造所」へ向かう。「八海山」で有名な八海醸造が始めた地ビール。どんなものだろうかと興味があった。
緩い傾斜地に点々と八海醸造のテーマパーク施設がある。下の方にある土産物屋や蕎麦屋等の施設は以前、来たことがあった。今日目指すは斜面の一番上にある三角屋根のモダンな建物。結構、車で来ている観光客がいるが、アルコールを売り物にしている施設に車で来るのは如何なものか。他に、大型バスの団体も来ていた。
もちろん店内のテーブル席で呑むこともできるが、今日は風も無く穏やかな日和なので、外のテラス席がいい。巻機山をはじめとする残雪の山々は、この時期限定の絶景、眺めは申し分ない。ここの醸造所のブランド、ライディーンビール(600円税込、以下同様)で乾杯。つまみもビール向きの料理が揃っているのがうれしい。何度でも来たいところだが、六万騎山以上に都合が良い山が見つからないのが悩みの種である。

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伊香保温泉2日目は、宿を出る頃から雪がちらつき出し、石段街の一番下まで降りる頃には本降りの雪。概ね天気予報通りになってきた。とりあえず今日は、水澤観音に行くことにして、石段街口からバスに乗り込む。1時間に1本しかないバス、乗れば僅か数分の距離だが、少なくともこの天気で歩くには途方も無い距離。
以前、ここには車で来た覚えがあるが、その頃にはまだ釈迦堂なる宝物館的建物なんか無かったような気がする。目の前には売店があって、地物野菜やらキノコなどが売っている。ちょっと食指が動いたものの、お土産はまた何処かで買えるだろうと、とりあえず見送り。
とりあえず参拝も済ませたら、門前のうどん屋に行こうと歩き出す。雪を突いて坂を下ると、両側に十軒ほどのうどん屋が並んでいる。何故、ここにうどん屋が軒を連ねているのか判らないが、何れかの店が参拝客相手にうどんを売り始め、それが評判になって店が増えていったのだろう。店の名前に「元祖」とか「始祖」とか「本舗」とか書いてあって、どこが先駆けの店なのかは判らないが、いちおう評判の「手打ちうどん始祖 清水屋」に入ることにした。個人的には2回目の入店である。
先客はゼロ。早速ここの店主が現れ、うちの店だけが「手打ち」ですと強調、よくしゃべる店主である。早速、日本酒を熱燗で注文した。店主がこれはどうだ、それもおすすめ、とか勧めるので、サンショウ味噌と酒粕の天ぷらをいただく。本当に酒粕だけの天ぷらだった。これは珍味、まさしく酒の肴。他の天ぷらも含め、衣が極めて薄化粧なのが良い。
もちろん仕上げは、もりうどん。つるつるしこしこの、実に喉ごしが気持ちいいうどんだ。他の店のうどんは知らないが、流石、水澤のうどんを名物にしただけのことはあると思う。しかし、次回、水澤に来る機会があれば、「清水屋」以外のうどんも試食しておきたいものだ。

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今回、幹事を仰せつかって、伊香保温泉の宿を予約することになったのだが、宿を決めるための判定基準があるようなないようなで、これが難しい。各人の希望は微妙に(部分的には大きく)異なり、これらを満足する最大公約数的な宿は、有るようでなかなか無い。
当然、安いのに越したことは無いが、「大江戸温泉物語グループ」や「おおるりグループ」、「伊藤園ホテルズ」等の格安ホテルチェーンの宿にするのも気が進まない。ビュッフェスタイルで、カニとかローストビーフとか人気メニューに大勢群がっているところへ、割って入るほどの気概(≒アドレナリン分泌)は持ち合わせていない。できれば、もうちょっと優雅に夕食を取りたい。
とりあえずつらつら探すと、伊香保には「おおるりグループ」の宿は無いと判り、ひと安心。「伊藤園ホテルズ」は「金太夫」に泊まったことがあるので、ここは外すこととして、それ以外で何処か無いか、予約サイトを検索してみた。すると目に留まったのは、「古久家」のひとり一万円ぽっきり(税別)の期間限定格安プラン。通常期の価格は一万五千円とのこと。これならば苦情も出ないだろうと即、予約した。
ちなみに、途中で宿泊人数変更があったのだが、予約サイトで人数変更する場合、一旦、予約をキャンセルし、新規に予約し直す必要があり、随分厄介だ。しかも、一旦キャンセルした直後に、誰かに割り込まれる可能性だって無きにしも非ず。
「古久家」からは、以前泊まったことがある「金大夫」が目の前だ。反対側(客室)からは、赤城山が良く見える。夕食は食事処「湯山亭」へ。料理は先付からデザートまで全10品。しかし、量は程々だったので、ご飯(釜飯)を含めてもなんとか食べ切れる、基礎代謝が少なくなってきた者に良い具合だ。皆さんにも満足してもらえたと思う。肝心の温泉も、最上階(6階)にあるので眺めは申し分なし。もちろん、湯も如何にも伊香保らしい(尻が真っ赤になる)、いい湯だった。

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特急「草津」の車内で呑んだくれ、かなり良い気持ちになったところで渋川駅下車。我々以外の乗客はあまり降りない。ということは、殆どの若人は、草津か万座かで弾けるつもりか。もう昼どき。とりあえず駅を出て、蕎麦好きオヤジさんご推奨の蕎麦屋に行こうとしたが、いつの間にか雨は降ってくるが濡れるのは嫌だし、蕎麦屋までは徒歩15分ぐらい(酔っ払いはそれ以上)かかるが歩くのはかったるいし、有名なのに予約が出来ない店なので待たされる恐れが高い、待つなんて嫌だ等々の理由をこじつけて、もうバスに乗って伊香保温泉まで行ってしまおう、ということで全員の意見が一致した。行き当たりばったりのオヤジ5人旅、オヤジ達の判断は、常に易き方へ流れる。
伊香保バスターミナルに着いた後、先ずは荷物をホテルに預けたら、伊香保だったらやはり石段街だろうとふらふら移動。ちょっとの坂でも酔っ払いには堪える。石段街に出たところで、目の前にあった「睦庵(ぼくあん)」という店に入ってみる。
何故か1階は「処々や(ここや)」という、伊香保焼(たこ焼き的なもの)の店頭販売をしている店になっていて、我々は靴を脱いで2階へ上がる。そこが「睦庵」だった。店内は畳敷き。客はほぼ若者で女性率が極めて高い。オヤジ5人はかなり目立つが、酔っ払っているのでへっちゃらである。それにしても石段街が真正面なので、すこぶる眺めが良い。天気が悪いのが残念。
ググってみると、ここはかつては「叶屋旅館」という宿だったららしい。それが証拠に、ここには温泉があって、蕎麦を注文した客は無料で風呂にも入れたらしい(入浴のみの場合は500円だそうな)。
生ビールと天ざるを注文。手繰ってみると、つるつる、しこしこ。予想以上の香りが高く、エッジが利いた蕎麦だった。観光地の蕎麦屋を馬鹿にしてはいけない。

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「かのうや」のブログ: こちら

ぽんしゅ館で試飲をしてほろ酔いになった後、まだランチタイムまで少々時間があるので、「平標茶屋」の方に教えてもらった共同浴場の「山の湯」へ向かうことにした。その後、「しんばし」で一杯やろうという寸法である。しかし道中、「しんばし」に寄った前回には11時10分ぐらいに到着したのに(開店時間は11時)、30分余り待たされてことが頭をよぎったので、小生だけは「山の湯」へは寄らず、踵を返して「しんばし」へ直行することにした。
而して開店の約30分前に到着。さすがに誰も並んでいなかったが、間もなく何処からともなく人が集まり出し、開店直前には少なくても20人ぐらいは並んだ状態。開店と共に案内され、蕎麦打ち部屋の脇の席を陣取る。どやどやと客が入ると、忽ち満席だ。目の前で若旦那(?)がせっせと蕎麦を打ち、大女将(?)がせっせと天ぷらを揚げるが、我々が席を立つまで手を休めることは無かった。大した繁盛ぶりである。
さて、今日は陽気が良いのでビールを外す訳にはいかない、早速、生ビール(600円)で乾杯。その後の日本酒は、さっき「ぽんしゅ館」で利き酒した、高千代の「うまい助」純米生原酒(1,100円/300ml)があったのでそれをもらうことにした。
料理は、身欠にしん煮付け(850円)、天ぷら盛り合わせ(1,900円)、蕎麦屋の味玉(500円)、魚沼美雪ます風干し(1,000円)をいただく。前回、前々回と似てしまうが、其々美味いので致し方ない。天ぷらは、さっくさく、である。味付け玉子は酒の肴にぴったり、蕎麦屋では珍しいと思う。魚沼美雪ますは、最早、淡水魚を超越している。
肴に舌鼓を打ち、酒に酔ったらそろそろ締めますか。やはり、せいろにしよう(800円✕2)。コシがあって喉ごしは抜群だ。今回も雪山といい、温泉といい、酒と肴といい、蕎麦といい申し分なし、満足、満足。

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