山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

常磐線沿線

さて、北千住駅には18時11分到着なので、人気がある店だったら予約が必要。何処に入ろうかとしばし考えた挙句、決めたのが「是屋」。予てより気になっていた、北千住ではかなり人気の店である。果たして入れるだろうか。早速、「是屋」に電話してみると、19時15分からだったら入れます、との返答。うーむ、そう来たか。仕方がない(何が仕方がないかさておき)、それまでほぼ1時間、何処かで時間調整(≒取材)するとしよう。
ならば、先ずお手軽な店に入ってみようと、知る人ぞ知る立ち飲みの老舗「天七」を覗いてみるが、立錐の余地がない程、客が入っていて全然ダメ。客はほぼ全て、オヤジである。そうなれば、同じく昭和ノスタルジーでもうちょっと店が大きい「千住の永見」を覗いてみる。すると店員曰く、2階へどうぞとのこと。 
今日も賑わっているが、2階はまだ余地があるようだ。階段を上がり、リュックサックはまとめて荷物置き場に置いたら、長くて幅が狭いテーブル席の端っこを指定される。2階には小上がりもあるが、そちらはすでに一杯な状態。腰を落ち着けたら、やっぱり先ずはビールから。ここのビールはサッポロ赤星である。特にキレがあるわけでもなく、かと云ってコクがあるわけでもないが、結構、ファンが多いビール。何となくラベルに、昭和ノスタルジーを重ねて感じるようだ。
次が控えているのでつまみは最小限にしたいところ。そうなると、「千寿揚げ」は外せない。この店の名物料理だが、基本的にはさつま揚げと似ている。大きな違いは、玉ねぎがたっぷり入っていることで、甘みが強いこと。もちろん揚げたてなので、ホクホクしている。
「千住の永見」のざわめく店内で、「千寿揚げ」を摘まみながらサッポロ赤星を呑めば、過ぎ去りし昭和にセンチメンタルジャーニーができる。これから先も、またこの店に来るのが楽しみだ。

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久しぶりに仕事が忙しくて土曜出勤。赤城山行きは棒に振った。棒に振った腹いせに晩飯は、カミさんを呼び出して外食することにした。店選びはカミさんにお任せ。
入った店は、柏駅からたっぷり10分歩いたところにある、町の繁華街からは随分外れたイタリアン。カミさんの知人がご推奨の店らしい。白壁に扉や窓枠が木造りのシックな外装と内装。なんとなく北イタリアの雰囲気がある。入ると、席は全部で14、5名分ぐらいのこじんまりした店だ。先客は女性二人のひと組のみ。そのうち、我々の後から熟年女性五人組がやってきて忽ち煩くなる。やっぱり男性は、こういう店は苦手のようである。
どうやらここのオーナーは、一人で調理と接客をやっているらしい。それでタイムリーに料理が出て来るところが大したもの。でも、満席状態ではちょっと厳しそうだ。
生ビールを呑んだ後はワインリストを睨み、ランゲ・ネッビオーロ2005ニコレッロ(4,700円)を注文。酸味と深みのバランスは申し分ない。料理は、丹波篠山産猪ホホ肉の煮込み・ラズベリービネガーの香り・独活のピクルス添え(1,900円)、全粒粉を練り込んだ自家製ビーゴリ・千葉コハク鶏もも肉と砂肝・レバーの赤ワイン煮込みのソース黒コショウ風味(2,100円)、季節の鮮魚の白ごま焼き 自家製ドライ柚子風味の様々な貝のスープ仕立て(2,800円)、スカモルツァを詰めた仔牛のロースト・マデラワインのソース・フォアグラのテリーヌを削りかけて(3,200円)を注文(まったくどれもこれも、料理名が長くていかぬ)。
ちょっと頼み過ぎたか心配になったが、量的にはかなり上品で問題無かった。予めシェアしたいと申し出ていたせいで、最初から二つの皿に取り分けた状態で出てきた。味はと云うと、もちろん美味いのだが、やや意外。イタリア料理と云えばオリーブオイルやニンニクの香りだけでなく、スパイスやらハーブやらが利いているイメージがあるが、この店の料理はどれも、まるでフランス料理の如くまったく抑えめ。素材の味を生かすためのこだわりのようだ。
ふと窓の外へ目をやると、ぞろぞろと黄色いサッカーユニフォームの群れ。この道の先には、柏レイソルのサッカースタジアムがあるらしい。皆、肩を落として歩いているのは、残念な結果だったのか(引き分けだったようだ)。誰も、この店には入って来ない。やっぱりサッカー観戦の帰り(特に勝てなかった場合)には、イタリア料理よりは居酒屋で憂さを晴らす方が良いようである。

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八重洲でさんざん焼肉を喰って腹一杯になったのだが、喰うことばかりに集中していたせいか、些か呑み足りない。もう21時は回っていたが(この頃布団に入る時刻は22時過ぎなので、21時はかなり夜更かしの部類だ)、同じ方向へ帰る2人で、ちょこっとだけ北千住で途中下車することにした。
この年の瀬、北千住も結構賑わっているが、何処でも良いから空いている処に入ろうと、端から覗いていくと「佐留丹」が空いていたので入店。ほぼ半年ぶりの「佐留丹」訪問と云うことになる(前回はこちら)。まったくここは、相変わらず空いている。
小上がりの奥まで覗かなかったが、パッと見、客はいない。これで、少なくともこれまで、ちゃんとやってイケてるのだから、大したものである。沢山のふぐちょうちんが天井からぶら下がっている、この店独特の装飾も顕在。テーブル席に着いたらとにかく酒を頼む。熱燗が呑みたい感じだったが、ともかくヒヤでまず一献。
突き出しは煮物と浅漬け。片方にはふぐ皮(?)の煮こごりが、もう一方にはカツ煮(鶏肉?)が入っていた。これだけあればもう、つまみはいらない感じだが、一応なんとなく、ポテトサラダとあん胆をもらう。
ひと息ついたら、ポテトサラダを食べる。前回も喰ったが、今回も到って普通のポテトサラダであることを再確認、むしろ安心感を与えてくれる味である。あん胆はこの季節ならではの味、日本酒と良く合う。こういう呑み方は、この店にぴったりくるような感じ。
しかし、この店のウリはふぐであり、ビーフシチューなのだそうだ。ビーフシチューは意外だが、ここの店主は以前、浅草の洋食屋で腕をふるっていたらしい。今度来る時は腹を空かせて、てっちりか、ビーフシチューを喰いに来てみよう。

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日光からの帰り道、北千住で途中下車。今日は月曜日だが祝日なので、北千住と云えども休みの店が多い。それでもやっぱり通い慣れた西口呑み屋街へ行ってみる。まだ午後4時、この明るさだと、キャバクラの看板がやけにみすぼらしく見える。
北千住には親爺達が好む場末的居酒屋が多いが、この頃、小洒落た店も増えつつあるようだ。2012年に東京電機大のキャンパスが移転してきて、変化が起きたのかも知れない(2006年から東京芸術大の音楽系キャンパスもある)。 
この「カタロー」もそんな店のひとつかも知れない。 いわゆるイタリアンバールである。ちょっと小洒落た外観なので、ここ、西口呑み屋街には似つかわしくない風情に思えるが、これも時代の趨勢なのだろう。他に開いている店が無い訳ではなかったが、興味半分で入ってみた。
さすがにこの時間、店内はがらんとしている。どこのテーブルでもどうぞ、という感じ。左側の壁沿いにカウンター席、右側がテーブル席、その奥が厨房となっている。我々はテーブル席へ。「きりふり号」のなかでもそれなりに呑んできたので、ハイボール(400円税別、以下同様)にした。
お腹もそこそこ出来上がっているので、海の幸カルパッチョ5点盛り(680円)とアンチョビキャベツ(380円)だけ注文。カルパッチョは6点盛り(いか、たこ、サーモン、とり貝、はまち、まぐろ赤身)になって出てきた。アンチョビキャベツは、グリルしたキャベツに、粉チーズとアンチョビが掛かっているだけなのだが、美味い(しかし、ボリュームがあって全部は食べ切れなかった、申し訳ない!)。
他にもいろいろ試してみたい料理があるが、なによりもこの店はピッツェリアを標榜している。今度来るときには是非、ピザを試してみたい。それには、東武特急電車車内での呑み喰いを控えめにせねばなるまい。 

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会社帰りに、北千住に寄ってみた。今回はできたら、かの有名な「徳多和良」に入れないかと思ったのだが、行ってみると案の定、入口の外で並んで待っている客がいる。丁度7時頃、こんな時間では混んでいて当然だ。何時入れるか判らず待つことはNGなので、代案として、すぐ近所にある居酒屋「藤や」を覗いてみる。すると、店の親爺と目が合ったので、指を二本立てると、カウンターへどうぞと仰る。有難く入店。
カウンター8席、小上がり8席程度の小ぢんまりした店。カウンター席には他に4人いた。殆ど常連で占められているようである。何となく落ち着かない。
ビールを頼む。カウンターの奥を眺めると、キンミヤのボトルが並んでいる。常連は皆さん、キンミヤをキープしているようだ。 ビールの後はやっぱり日本酒、「宮の雪」冷生貯蔵酒と云うのがあるのでそれを頼む。隣りの常連さんが「これ美味いんだよね~」と仰る。呑んでみると極めて淡麗。さすが、キンミヤの蔵元が造る日本酒だけのことはある。
この店のウリは、モツ煮のようである。L字型のカウンターの角に、で~んと煮込み鍋が置かれている。モツは全て串に刺さっている。ナンコツ、フワ、ハツモトが2本ずつ。フワ(肺臓)は初めて喰ったかも知れない。思いの外、さっぱりしている。
ポテトサラダは、サラダの上にさらにマヨネーズたっぷり掛かっている。マヨラー向き。 
ふと見ていると、常連と思われる一人客が、店主が何処かへ行っている隙に、大鍋に入ったモツを勝手に取り出して、むしゃむしゃ喰っている。おいおい、と思ったが、後で気が付いたこととして、モツ煮の勘定は何本の串が取り皿に残っているか、店主が数えていた。つまりもつ串は、ここでは均一料金のようである。
何れにせよ、一見の客ではとても怖くて真似が出来ない(常識的には忽ち、お縄を頂戴する羽目になる)、常連ならではの芸当である。次に来ることがあったら、やってみるか。親爺の目が丸くなるかな。 

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会社帰りに北千住で途中下車(と云ってもだいぶ寄り道)。手近なところで、試しに「Bistro 2538」を覗いてみると、運良く空いていた。相変わらずの人気店ながら、偶々、先客が帰ったばかりのようだった。およそ半年ぶりの訪問(前回はこちら)。今日の客層も比較的女性が多く、かつ年齢も低い感じ。でも以前の店から数えれば、かれこれ5~6回は来ているので気後れすることは無い。
まずはさっと、ビールで喉を潤す。これで完全スイッチオフ。金曜日に会社帰りの一杯は本当に久しぶりだが、明日も山であることは変わりない、程々で帰らなきゃ。とりあえず一息ついたところで、メニューを確認。ここに来たらやっぱり、牛ホホ肉のワイン煮とパテ・ド・カンパーニュは外せない。どちらも税込みで500円ちょっと。育ち盛りじゃなければ量的にも申し分ない。それに加えて今日は、ラタトゥイユ、スモーク3種盛り合わせも頼んでみる。前回に較べると、ちょっと豪勢。でもまあ、今日は金曜日だから。
料理が決まったら、やっぱり赤ワインということで、ワインリストをじっと睨む。う~む、今日はこれにしてみようと、決まったのは「ヴィニウス リザーヴ メルロー 2013」。フランスは、ラングドック産のもの。フランスワインは久しぶり。味わってみると、廉価(2,800円+外税)ながら、ちゃんとフルボディで、メルロー単一の割にはベリー系のやや甘い香りがする。フランスワインでも、CPが良いものもあるな~、と少々感心。造り手は、d.A.ワイナリー (ジャン・クロード・マス)とのこと、覚えておかなきゃ。後でネットで調べると、このワインは店頭価格も1,300円~1,400円ぐらいなので、かなりお得感がある。これならば、チリワインと勝負できる。
ワインを味わいながら摘まむ、牛ホホ肉のワイン煮とパテ・ド・カンパーニュは、どちらも期待通りの味。ラタトゥイユには松の実が入っていてイタリアン的。スモークはあっさりめ、鶏が美味い。何れもフルボディには程良くマッチしている。この店のメニューはいつも安心して頼める。今度来るときには、どんなワインが入っているか楽しみだ。

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堀切菖蒲園で、まさに花盛りの菖蒲を鑑賞した後、ちょっと早めの夕食をしようと、町屋に行ってみる。町屋駅前の「サンポップマチヤ」の地下にある「ときわ食堂(正確には、お食事・寿司処 ときわ)」が目当て。店に入ってみると、いるわいるわ、黄昏時と云うにはまだ早過ぎる時間にも拘らず、広い店内は客で溢れ返っている。ここはいわゆる大衆食堂なのだが、単品料理(≒酒の肴)が豊富で(このメニューをご覧あれ)、午前中から夜まで通しで営業しているせいで、昼呑みの客にも愛されているようだ。
残念ながら、これじゃだめだと、今度は北千住へ移動。流石の北千住呑み屋街も日曜日の夕刻前では、開いている店を思い浮かべられない。それならば安直なデパートのレストラン街に行こうと、マルイに入る。デパートのレストラン街も普通、昼夜通しで営業しているので、中途半端な時間に食事をする又は呑むという場合には、非常に便利である。
出来れば在り来たりじゃない店がいいな、と思ってレストラン街をうろうろしていると、「明日香泊舟(あすかはくしゅう)」と云う名の店が、目に入った。ここはどうやら懐石風。それでも、入口のショーケースのメニューは、思ったほど高くはないので入ってみる。調べてみると、北千住駅東口にある割烹料理店「明日香」の支店のようだ。本店は、懐石コースが最低でも5,000円とのことで少々敷居が高いが、こっちの支店はやや安価でカジュアルのようだ。
中は、まだ遅い昼食(?)を食べ終わっていない客がちらほら居る程度。店員(仲居さん)も暇そうにしている。見上げれば、ここは天井がやけに高い。部分的に中2階があるようだ。このレストランフロアは全部そうなのかは判らない。
先ずは生ビールと共に、つくね焼き、かつお刺身、生湯葉茶巾蒸し、鮎塩焼き等を注文する。湯葉は上品な味。この湯葉は、同じ北千住にある湯葉料理専門店「宇豆基野」から取り寄せたものだと云う。この「宇豆基野」も行ってみたい店のひとつ。鮎は今年初めて。また、鮎の季節がやって来た。
続いて日本酒も頼もうと「黒牛・純米」をチョイス。グラスで注文すると、恐らくは錫製のタンブラーで出てきた。やけにずっしりと重かったが、よく見ると下に行くほど胴の厚さが増すという、上げ底の様なシロモノ。ちょっと損した気分。「黒牛・純米」は、円やかで旨みもある。
この店は値段の割にはリッチな気分にさせてくれるので、CPが高いようである。本店に行く機会は無さそうだが、ここにはまた来てみたい。

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「佐留丹」でだいぶいい気持になったのだが、せっかくなのでハシゴしてみる。同じ飲み屋横丁をちょっとだけ駅へ戻った処にある「千住の永見」を覗いてみると、座れそうなので入ってみた。ここは2階もあって、居酒屋としてはかなり大きい方だが、混んでいて入れないことが間々ある。個人的に久しぶりの入店。以前はすべて会社帰り。平日の夜はオヤジ達の溜まり場であるこの店は、本来、山の格好は似合わないが、今日は土曜日のせいか、若者たちもいて少々カジュアルな雰囲気になっている。平日は忙しくて無愛想な店員も、今日は心なしかちょっぴり丁寧に感じる。
北千住西口には、呑ベエオヤジに愛されている名物居酒屋がいくつかあるが、ここもその一つ。「大衆居酒屋」という云い方がぴったりくる店である。オヤジ達による、ざわめきが程良い感じ。若者の集団や、女子会がやってくる店だったらこうはいかない。この店で、絶叫や馬鹿笑いは呉れ呉れも止めて欲しい。ここのカウンター席ならば、ひとり呑みが出来そうな雰囲気がある。
この界隈は、飲み物が焼酎系の居酒屋が多いが、ここ「千住の永見」は見掛けによらず、日本酒の種類も豊富で、ワインだってあるオールラウンドな感じ。が、何故かホッピーやハイボールは置いていない。こういったところは、先代が築き上げたスタイルを守る、見掛け通りの頑固そうな一面である。
壁には料理が書かれた短冊がずらりと並んでいるが、ともかくここの名物料理は「千寿揚げ」である。にんにくがごろっと入っているバージョンもある。何故「千住」でなく「千寿」なのかは聞いたことが無い。基本的にはさつま揚げの部類なのだが、ふわふわ熱々で、タマネギがたっぷり練り込まれており、そのせいか甘みが強い。今日はもうだいぶ喰って呑んだ後なので、もうこれ以上料理は頼めない。この店はメニューが豊富で、まだまだ食べたことがないものがある。次に来るときは、いの一番で入ってゆっくりと楽しんでみたい。 

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前日光でがっつり登ったあとは、北千住でささやかに打ち上げ。それにしても今回は、アカヤシオ目当てに行ったのに、思いがけずヤマツツジの満開に巡り会った。タイを釣りに行ったのに、ヒラメが大量に釣れたようなものか(釣りはやらないので、タイとヒラメの棲息域がかぶっているのか全く知りません)。
さて何処に入ろうかと、西口の飲み屋横丁を南へぶらぶら。ふと目に留まったのがここ「民芸茶屋 佐留丹(さるたん)」。名前の由来は判らないが、アイヌ語のような言葉の響きで、以前から気になっていた。建物の外観はこれと云った特徴は無いが、入ってみると中は全くの古民家調で、北千住らしからぬ落ち着いた雰囲気である。天井には、ふぐちょうちん(剥製)がいっぱいぶら下がっている。
この界隈は、もつ焼き系の店が多く、これらの店の造り自体は何処も簡素なので、古民家風は意外に少ない。土曜日の夕方にしては客の入りが少ないような気がする。靴を脱いで座敷に上がる。のどが渇いたのでハイボールを注文。料理は、いかの丸煮、ポテトサラダ、もつ煮込み、かつお刺身を注文。ポテトサラダは至ってノーマル。いかの丸煮は、ワタも一緒になっていて、酒が進むこと間違いなし。
ここは、居酒屋にしては珍しく、ふぐを食べさせてくれるそうである。しかし正直言って、個人的にはふぐの美味さが良く判っていない。食べたこと自体、殆ど無いせいもあるが、少なくとも、あの価格に見合うだけ美味いのか疑問に思っている。昔はそれこそ命がけで喰っていたのだろうが、その気が知れない。別にその価値が判らなければ喰わなければいいだけの話だし、金を無駄遣いすることもなくなるので有難いが・・・。でもこの店のメニューを見ると、コース(てっさ+唐揚げ+てっちり+雑炊)を食べても、しょうさいぶぐだったら3,240円、とらふぐでも4,860円ということで、リーズナブルな価格。これならば、もう一度、確認のために喰ってみてもいいか、という気になってくる。やっぱり、ふぐだったら冬にてっちりか・・・。

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小腹がすいたので、北千住ルミネ8Fにあるベトナム料理店に入ってみた。この頃、ベトナム料理店は随分、増えたような気がする。ウェイトレスは、アオザイ姿の若いベトナム女子なので、どちらかと云えば庶民向けというよりは、観光客向けの高級(≒高価)店の雰囲気を醸し出している(庶民向けだったら、やはりTシャツ&ジーンズだろう)。
ふと張り紙を見ると、「4」が付く日は何杯でも生ビール1杯100円、とある(フォーの4か?)。惜しい、今日は3日だ。でもやっぱりビールが呑みたいので、ベトナムビールの、333(バーバーバー)とサイゴンビールを頼む。どちらも、東南アジア的な喉越しすっきり系。つまみは何にしようかとメニューを覗くと、シェアコースなるものがある。ひとり分をふたりでシェアするようなイメージか。実際に「乾杯コース」(2,778円)を頼んでみると、1.5人前ぐらいの分量はある。ビールを呑みながらであれば、二人でもこれで十分だ。生春巻きや揚げ春巻き、豚肉唐揚げ、空芯菜のガーリック炒め(炒め過ぎで、空芯菜がくたっとしていたのは、やや残念)、フォーなどひと通り揃っていて、バリエーションも十分である。これで2,778円はCPとしてもまずまず。がっつり喰いたいときでなければこのコースはお薦めである。
総じてベトナム料理は、タイ料理等と違い、辛さは全く控えめなので、カミさんも気に入っている。特徴と云えば、やはり野菜が豊富でヘルシー感があることと、魚醤(ベトナムではニュクマム)とパクチー(シャンツァイ)の香りという感じだが、今日の料理にはパクチーが一切入っていなかった。そう云えば、何故かこの頃、スーパーで見掛けることが少なくなったが、それと関係があるのか。
ビールの後は、ベトナムの焼酎、ネプカムのオンザロック。ちょっと強い紹興酒という感じだが飲み易い。でも30度くらいあるので、ガブガブ呑むのはあぶない。この店は、ひとりで来るのにも抵抗がなさそうだ。今度は機会が合えば、「4」が付く日を狙って来てみるか。

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ベトナムフォーのHP: こちら 

「だるま料理店」を出て、駅近くの干物屋でアジの干物を買った後、小田原からは小田急線急行電車で移動。その時点では、最後は新宿で打ち上げと思っていたのだが、京王線女子3人組は登戸で途中下車、頭痛の予兆ありの中央線組お1人様は新宿経由でそのままお帰りとのこと。ならば、つくばエクスプレス組の小生はひとりで新宿途中下車するか、と云う気にはならず、千代田線に乗るべく代々木上原で乗り換え。呑みは諦めるとしても夕食は食べねばならぬ。さて何処へ行くか。
車中、スマホで色々検索。生憎、小生のデータベースにはひとり呑みの店も、孤独のグルメも登録されていない。そもそもそういうシチュエーションを想定していない。車内の行先案内で次に停まる駅の表示を眺めつつ、街と店をイメージしてみる。代々木上原、明治神宮前、表参道、乃木坂、赤坂あたりはひとりでは少々寂しい感じだなあ。隣の席でギャル達が馬鹿騒ぎしていたらやだよなあ。国会議事堂前、霞が関、日比谷、二重橋前、大手町辺りは土曜日にやっている店は無さそうだ。新お茶の水、湯島辺りも思い浮かぶ店が無いなあ。
そうやってぐずぐずしているうちに、再び乗り換え駅の北千住に着いた。とりあえず下車し、当てもなく、しかし通い慣れた西口へ向かってみる。目に入るどの居酒屋も大層盛り上がっているようだが、居酒屋にはひとりで入る習慣が無い。いっそ習慣を変えてみようかとも思ってみたが、やはり気が乗らない。じゃあ蕎麦屋があったら入ってみるか、と思い付いてみても、そういうときには概して見つからないもの。だったら中華料理でもいいか、と思って探してみると、銀座アスターか日高屋(って中華だっけ?)、バーミヤンしか見あたらない。銀座アスターにお一人様は入れそうにないし、ありきたりの日高屋、バーミヤンはちと寂しい、などと思っているうちに東口へ。うらびれた中華料理屋でいいんだけど、と思いながらも意外にそんな店が見あたらない。
いつのまにかもう午後8時を回り、だいぶ草臥れて腹も減ってきたので、諦めてコンビニ弁当でも買って家で喰うかとも思ったが、せっかくの山の帰りに取材しないのも業腹だと思い至り、北千住駅周辺の手近な処を再調査。その結果、北千住マルイの赤坂四川飯店か、北千住ルミネの紅虎餃子房か、という処まで絞られた。じゃ、四川にするかとマルイ9階へ行ってみると、満員待ち行列状態。陳健一のネームバリューは絶大だ。左様ならばさようならと、今度はルミネ8階へ。こちらは全くスカスカ。ようやく夕食にありつくことができたようだ。
このチェーン店は池袋サンシャインシティにあった店に入って以来、約10年ぶりだと思う。「紅虎餃子房」と云えば鉄鍋棒餃子だが、今回の料理は入口の看板で気になっていた「カキ味噌煮込み麺」をセット(やみつき餃子付き)で注文。でもその前にやっぱりビール。さすがに喉がカラカラ。正真正銘のひとりビールだったが、だいぶお預けをくっていたので美味かった。肝心の「カキ味噌煮込み麺」は、麺は太打ち、思っていた以上に大ぶりでしかも大量の牡蠣が入っていて、どれもぷりぷり。ちょっぴり甘めの白味噌との相性も良い。セットで付いてくる餃子も、病みつきになるかどうかは別として普通に美味い。これで1,380円は悪くないと云えるだろう。
これからは孤独のグルメもデータベース化しておかねばなるまい。

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「Bistro2538」を出たあと、傘をさしながらふらふら歩き、ふと聞いたことのある店に目が止まった。北千住には渋い居酒屋が数多いが、ここ「大はし」は創業明治10年という老舗、「みますや」や「鍵屋」と並んで、居酒屋の聖地のひとつと云って良いだろう。ただ、建物自体は老朽化し平成15年にリニューアルオープンしたらしい。その際、以前の建物の趣は極力変えないよう腐心したとのこと。たしかに、平成の造りではない。
東京三大煮込み(かの居酒屋探訪家:太田和彦が、その著書「居酒屋大全」の中で提唱した、北千住の「大はし」、森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」の煮込み。まだ「岸田屋」は行ったことが無い。今度、行ってみようか)のひとつとしても、この店は有名。でも実際に食してみたら、存外、その牛煮込みは(肉どうふも)、「さすがに美味い!」とは感じられなかった。評判と噂の方が先行しているように思えるが・・・。
何を呑もうかと辺りを見回す。ここは、焼酎は「キンミヤ」、日本酒は「山形正宗」のみ。まこと、この店は硬派である。我々は日本酒の熱燗を頼む。奥の棚にはキープされた「キンミヤ」のボトルがずらりと並んでいて壮観。でも常連客が来ると、探しもせずさっとその人のボトルを取り出すところは職人芸だ。
かくこと左様に、ここの店員のひとり(若旦那?)は動きも機敏だが、しゃべりもやけに簡素化されている。客が来ても「いらっしゃい!」のうち「しゃい!」の部分はもう聞き取れない。客が帰るときに、会計を求められた場合の「おあいそね!」だったら「おあ」ぐらいしか云ってないように思える。満席で、入ってきた客を断る際は言葉も発せず、2本の人差し指で×の字を示すだけ。客も「ははー」と従うしかない。とにかく見ていて飽きない。注文したらなんて云ってくれるのか楽しみだったので、「アラ煮をください!」と云ったら、「あっ!」しか返って来なかった、と思う。果たしてそれが、「アラ、ね!」の「ア」なのか、「はいよ!」のうち「いよ」が抜けて、のこりの「は」の子音も落ちてしまったのか定かではなかった。まあ、それでも意図は伝わる。日本語は、実にいい加減で便利な言語と云えるのではなかろうか。
辺りも何気に見ていると、梅割り焼酎を呑むヒトが結構多いが、グラスになみなみ注いだ25度のキンミヤ焼酎に、ちびっと梅シロップをたらすだけ。ほとんど焼酎。それで一杯250円なのだから、肴をお通しだけで我慢すればセンベロ間違いなしである。
途中で気が付いたことだが、ここは店内撮影禁止なのだった(平にご容赦を)。でもせっかくだから張り紙に気が付かなかったふりをして、怒られるまで撮り続けてみる。アラ煮を撮ったところでとうとう件の店員からお咎めを受け、あえなく撮影終了。もうちょっと写真を撮らせてほしかったが、でも雰囲気に十分酔えたし満足できた。店員の職人ぶりにも感じ入った。次はどの聖地を巡礼しようか。

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久しぶりに、会社帰りに北千住へ寄り道。そしてこれも久しぶりに「2538(にこみや)」を訪問。以前、北千住駅の直ぐ傍にあった店が、少し離れた路地へ移転したことまでは聞いていたが、訪問は初めて。かつての店はけっこうレトロ感があって気にいっていたのだが、新しい店の外観は「パリ旧市街の裏路地のビストロ」感はあるものの、少々洗練され過ぎて味が無くなったように見受けられる。ちょっぴり残念な感じ。
それでもせっかくなので入店してみる。以前の店と、オープンキッチンやカウンター席、テーブル席の配置は似ているが、だいぶ広い。2倍くらいになった感じ。ギャルソンへ予約していない旨告げると、ではこちらへどうぞとカウンター席を案内される。人気があった旧店では予約なしにはなかなか入れなかったが、店が大きくなったためか、それとも偶々なのか、すんなり入れた。この店はビストロということなのでやはり女性比率が高いが(同じ居酒屋でも、洋風というだけで、何故女子が幅を利かせるのか判らないが)、かといって男同士で入ることにはそれ程抵抗は感じない。これは北千住という土地柄なのかも知れない。
そぼ降る氷雨の中を歩いてきたので、あまりビールを呑む気がしない。そこで、今日は最初から赤ワイン。トラピチェ・オークカスク・マルベック2013 (3,800円。スーパー店頭で買えばたぶん、その1/3)を頼んでみた。これまでマルベック種を呑んだ記憶が無いが、アルゼンチン産ワインではポピュラーらしい。かなり濃厚でプラム系のような甘い香り。これはまさに肉向きだ。この店が「2538(にこみや)」という名になった由来は知らないけど、この店の名物が牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(500円)であることは、万人の一致するところなので、それを注文(喰い気が先走ってしまい写真撮影を失念、失礼!)。あとは、パテ・ド・カンパーニュ(480円)とポテトサラダ(380円)を注文する。
牛ホホ肉は記憶通りの味わい。これで500円はほんと、お値打ちだ。トラピチェ・オークカスク・マルベックと良く合う。パテ・ド・カンパーニュも塩味抑えめ、脂身控えめで悪くない。この480円もCPは高いと思う。ここのポテトサラダは普通の居酒屋とはだいぶ違う。いわゆるマヨネーズもオランデーズソースも使っておらず、塩味と酢(または白ワインビネガー)とコショウしか感じられない。従って纏まり難くぽろぽろこぼれ易いが、味はかなりいける。かりかりバケットとの相性もいい。
この3つの料理でワイン1本が直ぐ空いた。満足感は高い。これだけでサクッと帰ればスマートなのだが、だいたいはこれで勢いがついて、もう1本開けるか、はたまたシマを変えるか、という話になる。今回は後者の気分だったので、再び冷たい雨がまだ降りやまぬ街へ繰り出した。

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ようやく隊長の都合と「ゑびす屋」の大将の都合が合致し、北千住(住所は柳原)の店に入ることができた。北千住駅から歩くことおよそ10分。大将は、我々がスーツ姿で現れたので、まったくきょとんとした様子。大宮「いずみや」で出会った時の、登山ウェア姿の印象との、あまりの違いに誰だか判らなかったらしい。座敷に通され、先ずビールを飲み干し、そのあとは冷酒。つまみには肝焼き、卵焼き、鰻の胡椒焼きをいただく。胡椒焼きというのは初めて食べたが、意外とイケる。何故、他の店では扱わないのだろうか。それに、今回は食べなかったが、ここには鰻の天麩羅もある。これも他の店では見たことが無い。
そのあと、イカそうめんやはまち刺を含め、つまみを一通りいただいてから、待望の鰻重が登場。これをゆっくりと平らげた後は、大将も仕事を切り上げ、ウィスキーのボトルを何本も携えてやってきて、そのうち女将さんも加わって楽しく飲み会。大将は、仕事を終わらせる口実ができて嬉しそうである。話を聞いていると、ここの大将は地元、柳原の顔役のようである。それが証拠に、仕事と関係なさそうな電話が飲んでる最中にも度々かかってくる。柳原音楽祭なるイベントの世話役もやっていて、今年で第22回とのこと。仕事はそこそこにして、あとは地元発展に貢献しているという、とてもエライおやじなのだった。ウィスキーはストレートじゃないとダメ、と唆されつい、しこたま飲んでいつのまにか酩酊状態、最後は逃げるように店を後にした。
(残念ながらスマホ(Galaxy S3)画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

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この店のFB: こちら 

「千寿」で鰻重を喰った後なので腹はだいぶいいのだが、30分だけということで、もう一軒行ってみた。祝日の真っ昼間からやっている店は、流石に北千住でも少ないが、ここ「幸楽」はなんと午前10時開店。名前は中華料理店っぽいが、正真正銘の大衆酒場である。暖簾を潜ると、意外に中は広い。左手が厨房とカウンター、手前にテーブル席、右手と奥が小上がり。客は数組程度で、かなりゆったり状態。ひとり呑みの客の方が多い。立川の「弁慶」や大宮の「三悟晶」を彷彿させる雰囲気で、初めてなのに落ち着ける。
もうビールは飲めそうにないので、冷酒(大関)を注文。肴には、クジラ刺しとシロ(タレと塩)を注文。クジラはとろける程柔らかい。壁を見上げると他にも色々メニューが豊富だが、残念ながらもうこれ以上は食べられそうにない。冷酒をもう一本飲み干して店を後にした。今度はゆっくり時間をかけて、他の料理も食べてみよう。

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会津から北千住に帰ってきて(山の記録はこちら)丁度昼時、期待は勿論「ゑびす屋」だったのだが、電話してみると、やっぱり予想通りというか残念ながら今日は休業。我々が山の帰りに北千住に行ける時には、ゑびす屋の大将も休みという構図は変わりない(また「いずみや」で飲んでるのか?)。鰻を溺愛する隊長がここで諦める筈もなく、ならばということで西口の「千寿」に行ってみた。少々内外で待っている人がいたが、カウンター席にはすんなりと入れた。カウンターは6席。他は座敷で、テーブルが5つ、6つありそうだ。先ずビール(キリンラガー)を頂きながらメニューを見る。最安値はうな丼(1,800円)だが、やっぱりお重だよね、と「松」(2,500円)を注文。隣の熟女ペアが、ビールを飲みながら「特上」(3,500円)を美味そうに喰っている。外は、待っている人が益々増えている。人気の店らしい。
カウンター席なので、鰻を焼いているところが良く見える。焼きながら、見栄えの問題なのか、味の問題なのか、焦げた部分は指先で摘んで取って捨てている。何となく勿体ない気がしないでもない。盛り付けの際、焼き上がった蒲焼から慎重に串を抜くが、破片が千切れて串に残ってしまう場合があると、丁寧にこそぎ取って、それを蒲焼とご飯の間に戻している。昔からのやり方なのだろうが、ちょっと嬉しい。
そのうち、初めてじっくり見たせいなのか、焼き方が思っていたのと違っていることに気が付いた。どうやら2回に分けて焼くようだ。先ず焼き1回目の後、蒸し。その後、その状態でストックしているようで、後は客の注文を受けてから2回目の焼き、となるようだ。従って、注文を受けてから出て来るまでがかなり早いことになる。店によっては、注文を受けてから焼き上がるまで小一時間必要な場合もあるようだが、それは割きから始めるためと聞いたことがある。鰻の鮮度を何処まで気にするかの問題なのだろうが、蕎麦のような「三たて」に相当する言葉は聞いたことが無いので、あとは店の雰囲気とか、しきたりの問題かも知れない。
そんなことをつらつら考えているうちに「松」が出てきた。たれの香ばしい匂いがたまらない。頬張ってみると、意外にあっさりマイルド。この頃食べた中では、最も塩辛さ控え目だと思う。ついばくばく喰ってしまいたくなるが、それではこの至福のひと時が直ぐ終ってしまう。あぶない、あぶない。ここはゆっくり、ゆっくり味わせて頂こう。

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週初めになると、何故か肉が喰いたくなるらしい会社の先輩(いったい、週末は野菜とかこんにゃくばっかり食べているのかね・・・)等と共に、八重洲の焼肉屋に行った後、まだ時間が早いので北千住で途中下車。東口のマクドナルドの脇を入った小道は、数多くの居酒屋が軒を連ねていて、さすが如何にも北千住らしい雰囲気を醸している。道々、暖簾の隙間から店の中を覗くが、時間が時間なのか、どこもほぼ満席。それではということで、初めて「虎や」に入ってみた。看板には、「大人の隠れ家」とある。
ガラス引き戸を開けると、右手にカウンター、左手に2人掛けのテーブルが3つほど。カウンターは一杯なのでテーブル席へ。レトロで、確かに隠れ家的要素がある雰囲気。なぎら健壱はこの店がお気に入りらしい。とりあえず飲み物はハイボールを注文。暑い夏はやっぱりこうなってしまう。同行者は芋焼酎ロック。我々以外、カウンターに座っている方々は明らかに常連客らしく、そのうちの女性一人が、店主になり代わって(まさか店員がカウンターで呑んでいる訳ないと思うけど・・・)我々に飲み物を運んできた。流石に腹一杯なので、ほとんど肴はいらないが、それでもあえて(ベンチマークテスト用)ポテトサラダと真サバのスモークを注文(もうひとつのベンチマーク用のハムカツもあったが、もうこれ以上は限界。次回期待)。料理も常連女性が持ってくる。ポテトサラダは正統派、普通に美味い。サバのスモークは自家製らしく、かなり強めに燻蒸されている。こりゃ日本酒にするしかない。店の雰囲気はかなり良いのだが、常連客と我々一見客との間に明らかな差があって、居心地が良くなるには、やっぱり顔を覚えられるくらい何度か通うしかないかも知れない。
(残念ながらスマホ(Galaxy S3)画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

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会社帰りでは久しぶりの北千住。通勤場所が幕張になってからは、とんと御無沙汰(なにせ家に帰るよりも遠いので・・・)。北千住駅西口の狭い路地の先の袋小路を入った先、こんなところに店があるのかと思う場所に赤提灯がぶら下がっている。既に店内はほぼ一杯だったが、上手い具合に一番奥のテーブルが空いていた。生ホッピーが美味い。氷が入っていないので、ある意味ビール感覚だが、だいぶクリーミーである。
つまみは基本的にはやきとん系。豚レバー刺しも恐る恐る注文する。ここには残念ながらポテサラはないが、代わりとなるマカロニサラダはなかなかイケる(パスタの形状は、マカロニとは少々違うが・・・)。ハムカツは薄いけど、むしろこの方がノスタルジー。ラビオリ揚げにもまたまた再会。生ホッピーの後は、山形の「天風」という初めて飲む酒。ま、可も不可もない感じだが、多少酔ったらもう同じ、全て世はこともなし。
(残念ながらスマホ(Galaxy S3)画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

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20140630_193938生ホッピー

20140630_192336マカロニサラダ、生キャベツ

20140630_192852レバ、ぼんじり

20140630_193312シロ

20140630_192600豚レバー刺し

20140630_195631ラビオリ揚げ、ハムカツ

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20140630_203334塩らっきょ

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日光のアカヤシオを眺めに、薬師岳から明智平まで歩き、日光レークサイドホテルの日帰り温泉「湖畔の湯」(料金1,000円だが、なかなか風呂場の雰囲気も、休憩所からの眺めも良いので、高いとは感じない)で汗を流した(登山の記録はこちら)。その後、東武特急スペーシアで北千住まで戻って「魚八・千両」に入店。駅から5分足らずの魚が評判の店。東武日光駅を出発する時に、6人分で予約を入れたら、2階の座敷が貸し切り状態となった。ちなみに1階はカウンターとテーブル席。入店は18時15分頃で未だちらほら空席がある状態。2階の場合、酒は、冷蔵庫にあるビールや日本酒(白鶴生酒)、焼酎等々、勝手に取り出して飲んで、後で店の人が瓶の空き状態を確認して精算するという、誠にありがたいシステム(まあ、店としてもいちいち配膳する手間が省けるので楽なんでしょう)である。電話したとき、店の人から「・・・を作っておきましょうか?それ以外は来てからにしましょうか?」と問われ、それでお願いしますと答え、実際に出されたのが、ポテトサラダの突き出し、マグロ赤身刺身小鉢、白身魚とホタテの蒸し物が人数分、どーんとマグロカマ焼、それに、でーんとイサキ姿造りだった。スペーシアの中でも酒を飲んできたせいもあったが、とてもこれ以上追加する必要はなかった。魚好き、特にマグロ好きにはたまらない。やがてフィットネスクラブ帰りのアユラシも合流、フィットネスクラブの実態を興味深く拝聴しながら夜は更けていった。北千住で魚が食べたくなったら、もうこの店に来るしかない!

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定期検査で肝機能等の数値が改善したこと(たぶん、風邪を引いたおかげで3日ほど休肝日だったせいだろう)に気を良くして、カミさんを連れて、まだ陽が高い16時頃に入店。というか、未だ通勤時間帯前だからこそ入ってみたかった。通常、会社帰りに北千住の居酒屋へ行こうと思っても、フライングをしない限り18時30分よりも早く着くことは無い。そのため、このような人気店ではラッキーでない限り、なかなか入ることが難しい。この店は14時開店とのことであるが、16時でも客の入りは半分程度、来た甲斐があった。店内は如何にも居酒屋らしい雰囲気で落ち着ける。雰囲気だけで酔える者にはポイントは高い。2階もあるので、北千住の大衆居酒屋としては広い方だろう。テーブル席以外にカウンター席もあるが、普通は厨房や壁にくっついた配置だが、ここでは幅が狭く長いテーブルが2本平行に並んでいて、その間を店員が給仕のために行き来し、客はその店員通路を挟んで向かい合わせに座る、牛丼吉野家的構造。この店の料理メニューは、パッと見では少々高めに感じるが、皿が出てくると納得する。特に、ポテトサラダ(390円)のボリュームが凄過ぎ。普通の店の2倍はある。頼んだことを一瞬、後悔する。大人数では問題ないが、基礎代謝量が下がっている者が少人数の場合は、できたら「小盛り」メニューも加えてほしい。そうでないと、ポテトサラダだけで撃沈してしまう。とりあえず今度来るときは、大人数で予約して、色々な料理を賞味してみたい。アルコール類は焼酎系の方がコストパフォーマンスが高いようだ。
 
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