山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

常磐線沿線

「寿一郎」を出た後、やや物足りない気がしたので、そのまま駅へ向かわずにちょっとはしご。今日は日曜日、閉まっている店もちらほらある。風情ある銭湯「梅の湯」の前を通り過ぎ、今日は定休日の「プエドバル」の先に、「かほりや」が開いているのを発見。路から店内は丸見えで、カウンター席も空いているのが確認できたので、そのまま入ってみることにした。昨年の5月以来だ。
一見、お洒落なオープンカフェという感じの店だが、料理は和食が中心だし、日本酒もいくつか置いてあるので、完全に和テイスト。そのアンバランスさもウリかも知れない。奥に長い店内だが、少々低いカウンターがL字形に設えてある。向かって左側はテーブル席。階段があるので、二階にも席があるのかも知れない。
この店では居心地の良さから、カウンター席から埋まる。従って大人数で呑むには合わない。先客はカウンターに三組だけ。若い男女カップル以外は、若い女性ひとりと若い男性ひとり。ここは、昼間は定食屋らしいが、夜も居酒屋というよりは和食カフェといった雰囲気なので、女性一人でも入り易い雰囲気だと思う。逆にオシャレ過ぎてオヤジ一人ではかなり敷居が高い。たぶん、小生には無理。
自家製ローストビーフ(980円)とさんまの醤油漬(600円)を注文。さっきの「寿一郎」でも呑んだが、やっぱり日本酒に飢えているので、「秀よし」という秋田の酒をいただく(780円)。そうこうしているうちに客がちらほらと増えて来る。やはり女子が主の店。路に面した硝子引戸は完全に開け放たれているが、暑くも無く寒くも無く丁度良い。オープンエアの店は、今が一番良い時期。ここで何も考えずに、カウンター席でひとり酒を呑める女性が羨ましい。

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帰国翌日の日曜日。時差ボケは勿論解消されてはいないが、アメリカから日本へ向かう場合にはそれほど酷くはない。逆に日本からアメリカだと、昼間は猛烈に眠い。たとえフライト中に寝られても寝られなくても、結局、猛烈な睡魔はやってくる気がする。うっかり目を閉じると、ストンと眠りに落ちるから、会議中でも気が抜けない。時差ボケは、自転の方向と関係があるのかも知れない。
時差ボケが大したことがないので、折角なので、北千住まで出掛けてみることにした。特に目当てがある訳でもないが、東口へ。線路際の小道を北へ折れてみる。こっちには入ったことが無かった。少し先に、2階建ての居酒屋らしき建物が見えたので行ってみると、下の看板には「寿一郎」と書いてあるが、上の看板には「寿二郎」。
何のことだかよく判らないが、一応、一階と二階が姉妹店ということらしい。とりあえず「寿一郎」へ入る。中は、左手が厨房、その脇がカウンター席、右手がテーブル席と云う配置。粗削りの白木が雑然と組み上げられた内装。時々見かける「目利きの銀次」に似た雰囲気。焼きものがメインのようで、牡蠣もウリらしい。先客は殆どいない。女性店員は何となく皆、同じ雰囲気で、愛想は二の次の澄まし顔。芸大の学生だろうか。
とりあえず生ビールとポテトサラダ(480円)に、なめろう(580円)、焼き牡蠣(540円/2個)を注文。ここのポテトサラダは、温泉卵が載っているタイプ。牡蠣は、松島の牡蠣小屋に行って以来、生牡蠣よりも焼牡蠣の方が美味いと感じている。
他に鮭のハラスや焼鳥も追加注文。そのうちに客も入ってきたが、皆若い。やっぱり学生か。そう云えばこの店のメニューは何となく若者向け。テーブルにマヨネーズが置かれているが、何に使うのか。どうも我々には何となく落ち着かない雰囲気なので、まだ腹5分目ぐらいだが会計にしてもらった。

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帰国3日目は病院に通うため、年休。いつもの検査と併せて、ついでにピロリ菌の検査もやってみることにした。そのためには胃カメラも呑むことになる。初胃カメラだが、苦しくないやつをお願いしますと云うと、麻酔をかけてくれた。おかげで、全く気が付かないうちに検査終了。これならば何度でもOKだ。結果は陽性とのこと、駆除は本格帰国してからということになる。
検査の後は北千住に出て、カミさんと待ち合わせて昼食。今回は、カミさんのご所望により(小生にとっても勿論望むところの)うなぎ屋へ。北千住となると思い出すのはまず「ゑびす屋」だが、やっぱりちょっと遠いので手近な「千寿」へ行くことにした。
山の帰りに隊長と入って以来、3年ぶりの訪問(その時のレポはこちら)である。昼時は立て込んでいると思いきや、意外にすんなりと入れた。カウンター席だけでなく、小上がりも空いているようだ。今日が平日のせいもあるかも知れないが、ここは地元民に愛される店なので、たぶん、曜日に関係なく客が来るはず。うなぎの値段が高止まり(?)のせいにしても、江戸の時代からうなぎは高かった筈なので、どうしたことかと少々思い悩む。
それでも座ってしまえばもうすっかり忘れ、頼んだ生ビールをグビッとやる。うざくやう巻きも欲しいところだが、そういうメニューは夜だけとのこと。出来るのは何ですかと女将(?)に尋ねれば、うな丼、うな重に白焼きだけとのこと。
それじゃいっちゃいますか、と白焼き注文。すると寡黙な職人(ご主人?)が何も云わずにさっと焼き、さっと出て来る。前回も云ったが、ここは蒸しまで全て終わっているので、あとは注文が入って焼くだけ。5分ぐらいで出てきた。
やっぱりここは日本酒かな、と冷酒を注文。出てきたのは、山形・寒河江の古澤酒造が醸す「天風」という酒。ここの主要銘柄は「澤正宗」だが、「天風」は東京の酒屋が委託生産しているブランドのようだ。すっきりと辛口、白焼に似合う。その後はもちろん、うな重を二人でシェア。半分を喰うのはあっという間だった。

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北千住からの帰りが比較的近い者同士5人(小生は2番目に遠い)が集まって、北千住で一杯やることになった。成り行き上、小生が幹事を仰せつかったので、店は昨年末に入ってまた行ってみたかった「秋田料理 まさき」にしてみた(前回はこちら)。念のため、席のみ予約しての入店。
到着は18時30分頃。海浜幕張からだと八丁堀を経由しても、新松戸を経由しても大して変わらない。つまり、都合が良い経路が無いということ。この時間になると、もう既に盛り上がっているテーブルもある。席は最も道路側の一角。テーブルの上には始めからコンロが設置されている。鍋を喰ってね、という明確なメッセージを感じる。
とりあえず生ビール(サッポロ黒生中ジョッキ600円税込、以下同様)で喉を潤していると、お通し(300円)が出て来る。一人に3つの小鉢が出て来るので、これだけでもビール1杯ぐらいは呑める。その後、日本酒にしようと、高清水辛口生貯300ml(750円)を呑む。料理は、皆さん思い思いの料理を注文。ホタテと千寿ねぎかき揚げ(700円)、山菜天盛り合わせ(860円)、ポテトサラダ(480円)、刺身中皿盛り合わせ(3,500円)、いぶりがっこチーズ(480円)、はたはた生干焼(580円)、ぬた盛り合わせ(680円)、なた割り漬(500円)と、豪勢に頼んだ。どれも在り来たりの居酒屋には無い料理で、美味しくいただいた。残念ながら、姫筍(ネマガリタケ)は未だ旬ではないようだった。
そして締めは、やや鍋の季節は過ぎたが(この店では4月いっぱいまで)、折角秋田料理の店なので「きりたんぽ鍋」(1,800円✕3人前)を喰わないわけにはいかない。東北らしく、やや汁味が濃い感じがしたが、やはりスーパーで売っているような汁とはひと味違って美味い。もちろん、味が良く染みたきりたんぽも、鶏肉も申し分ない。
今日は珍しく、呑みよりも喰いの方が優先した飲み会となった。

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年の瀬。買い物があるとカミサンがいうので、北千住へ付いて行き、そのついでに何処かへ入ることにした。そうとなれば、少々、事前調査。もつ焼きがメインの店は外すとして、年末だともうやっていない店も有りそうだ。出来れば知らない店にしたいと探すうちに、ここはどうだろうと目星をつけたのが「まさき」という秋田料理の店。早めに入れば予約も要らないだろうと踏んで、とりあえず行ってみた。
まだ17時前だが、店の前に行ってみると、もう開店前から、入口に何人かが屯していた。こりゃ、予約をしていないと無理かなと思ったが、出て来た店員に訊くと問題なく「どうぞ」とのこと。偶々気の早いグループが目の前に居たということのようだ。
30人ぐらい座れそうなテーブル席は靴を脱いで上がる堀炬燵形式になっているが、床暖房がある訳ではない。奥にはカウンター席がある様子。うなぎの寝床の如く、奥に長い店である。我々は、一番厨房に近いテーブル席に着陸。暫くして、ポツリポツリと奥に入って行く。結構、カウンター席目当ての客がいる。テーブル席も次第に埋まってきたが、我々が帰る時になっても、全てが埋まることは無かった。
落ち着いたならば、先ずは生ビール(600円税込、以下同様)から。ここはサッポロ黒ラベルである。その後はやはり日本酒。定番の高清水(精撰420円/一合)でいくか。
料理は目移りするぐらい色々ある。ざっと、100種類ぐらい。しかも秋田らしい料理もかなり並んでいてワクワクする。さて、刺身は鰆炙り(780円)にしてみるか。もう鰆の季節なのか、ちょっと早い気もするが。鰆の刺身なんて、ひと昔前までは関東では見なかったが、とりあえず金さえ出せば喰える時代になったということか。
ポテトサラダ(480円)も試さない訳にはいかない、と注文。おや、いぶりがっこ入りだ。流石、秋田料理店。いぶりがっこは自己主張が強いな。次は比内地鶏唐揚げ(1,180円)。ちょっと高いけど。実はこの店、他に普通の鶏唐揚げ(680円)もあるんだけど、折角なので比内地鶏。ふ~ん、予想通り歯応えが違う感じ。
秋田ならではの、ハタハタ飯寿司(700円)も頼んでみる。馴れ寿司かと思ったけれど、全然癖は無し。麹の甘さを感じるが、余り食べることが無く珍しいので問題ない。最後に鴨つくね(400円)も注文。やっぱり鴨は美味いね。まだまだ、喰ってみたい料理が並んでいるが、今宵はこれまで。次回は、きりたんぽ鍋でも喰ってみたい。 

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「だいこく屋」で和尚が不完全燃焼だったので、生憎(と云うか運良く)、ハシゴすることとなった。図らずも、再び居酒屋街をウロウロ。色々な店はあるが、やはり焼鳥、焼とん系が多い。もちろん、そんな店もいいが、料理のバリエーションが豊富な店の方が、より良いだろう。
それを踏まえた上で、がっつり喰える店にしようかと、手近な「シチュー屋」へ入ることにした。ここも3、4年は来て無かったはず。名前は「シチュー屋」だが、れっきとした居酒屋であり、メニューにシチューは載っていない。この居酒屋のウリは魚介系。特に、鍋のボリュームが凄いので、和尚の希望にも適う筈。この店は年中、鍋をやっている訳ではない(夏場は無し)のだが、考えてみると、この店で鍋を喰った記憶しかないので、個人的に夏に来たことが無いということだ。
暖簾を潜ると、もうかなり賑わっている。カウンター席も右奥のテーブル席もいっぱいだが、うまい具合に左手奥に4人掛けのテーブル席がひとつ空いていた。店内にはさらりーまんも、学生もいる。年齢層は、北千住にしては低めである。我々は、平均年齢をやや押し上げたようだ。
さて、飲み物はハイボール(角ダブル530円税別、以下同様)にして、北千住2次会スタート。料理は、肉豆腐(530円)、オムレツ(550円)、カキフライ(650円)と、もつ鍋(1,230円×2人前)にした。ここは、鍋は色々あって迷うが、和尚の好みに任せて、もつ鍋にした。この店のもつ鍋は、世間一般的な豚もつではなく、鶏もつである。
肉豆腐はしっかり煮込んであって、パッと見、デミグラソース煮込みかと誤解しそうだが、味はもちろん和であり、なかなか美味い。オムレツは、玉ねぎやひき肉が入った洋食風で、とろとろ、ふわふわ。カキフライは結構大ぶりなものが5個。かなり食べ応えがある。
そして鍋、登場。これで2人前?と思う程、山盛りで出て来る。汁はやや濃いめなので、飲み物は日本酒よりは炭酸系の方が合っている感じ。しかし何れにせよ、もう、酒はそっちのけで、喰うのに精一杯。さすがに締めのうどんまでは辿り着けなかった。馬齢を重ねるにつれて、鍋の旨さが判るようになってきたと自負しているが、ここの鍋は量だけでなく味でも充分、満足できる。この次は1軒目から来て、よせ鍋でも突くとするか。

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和尚が「北千住」デビューしたいとのことだったので、高原山の帰りは北千住で下車。このところ、西口の店が続いていたので、今宵は東側の酒場通りへ繰り出す。歩きながら、さて何処に入ろうかと道の両側を見渡し、そう云えばこの頃ご無沙汰だと、「だいこく屋」に入ってみることにした。ここは、昭和の居酒屋そのままを体現している店である。
暖簾を潜ると、テーブル席とカウンターに先客が数名。女将と向かい合ったカウンター席の客は常連か。我々は一番手前のテーブル席に着陸。壁を見上げると、煤けたお品書き短冊が並んでいて、この暫くの間、値上げはしていないこの証しとなっている。店内には怪しげな置物やら土産物、それと焼酎漬けになった何だか判らない物が入った瓶などが並んでいて、独特の雰囲気を出している。
さて先ずは飲み物だが、ここには「生ホッピー」があるので、それを頼むことにしよう。生ホッピーは、この北千住でも、出す店は限られている。
続いて料理を頼もうとするが、店の女将からは、今日は「ガスが来ない」ので、焼きものや煮物が出来ないとのこと。「ガスが来ない」とは、プロパンガスボンベの配達が何らかの手違いで来なかったのか。それともやはり都市ガスかな。まさか払いが悪くて、元栓を停められたなんてことはないだろうけど。根掘り葉掘り訊くのも何なので、それ以上の情報は得られず。
しかし、そのせいで、注文が通ったのは、ポテトサラダ、つくね、冷やしトマトというところ。「つくね」を出せたのは、オーブントースターか電子レンジで焼いたのかも知れない。火で炙ったのではない「つくね」は、普段喰う「つくね」とは何かが違う。喰ったのは初めてかも知れない。
がっつり色々喰いたい和尚は、ちょっと不完全燃焼状態なので、河岸を変えることにして会計をしてもらう。今度来る時は、「ガスが来ている」ことを確認してから店に入るとしようか。

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今日は土曜日。カミさんは一日中外出、小生は腰痛の為、山は中止して自宅療養。何か昼食を家で作る気にもならず、ならば外食するかと思い立つ。そうなると、せっかくだから近所ではなく、以前から気になっていた何処かの蕎麦屋か天麩羅屋か鰻屋に入ってみたいと、しばし検索。腰が痛いのだから、じっとしていればいいのに、我乍らご苦労なことである。
目に留まったのは、柏にある「大和田」という鰻屋。つい半年前、銀座で入った「大和田」とどんな関係があるのかは不明(訊き損なった)。この店では坂東太郎という、ブランド鰻を使っているとのこと。うな重2,600円は、昨今の価格高止まりの相場から云えば、まずまずではなかろうか。問題は、この店、予約が叶わないことである。従って、腰が思わしくないのにも拘らず、並ぶしかない。とりあえず早めに行ってみよう。
常磐線に乗るのも久しぶりだ。店はJR柏駅から歩いて数分の距離。今日も陽気が良いので汗が滲んでくる。開店時間が11時10分に対して、店の到着は10時55分頃。既に、思った通りと云うか、思った以上の人数が並んでいた。数えてみると16人。そんなに入っても、まだ席が空いているのか、かなり心配になるが、ここまで来て引き返す訳にはいかない。そわそわしながら開店を待つ。
開店と同時に、順々に通される。独り連れの客は小生だけで、大体が二人連れ。四人連れも一組いて、そのおかげで二人掛けのテーブルに座ることが出来た。小生は八組目。開店と同時に、外で待たされている客もいる。ともかくも助かった。和モダンな店内。BGMはJAZZ。そう云えば、落ち着いて考えてみれば、外観もかなりモダンだった。
メニューを渡されるのも先着順。色々食べてみたいものがあるが、独りでうな重を喰うとなると、せいぜいもう一品ぐらいしか無理だろう。しばし悩んだ挙句、きもわさ(750円)を頼むことにした。もちろん生ビールも注文するが、自重してグラス(440円)にした。うな重は30分以上は掛かるので早めに注文した方がいいです、と女性店員のアドバイスに従い、うな重も頼む。
きもわさは、サッと湯掻いただけのシンプルな料理。ありそうだが、見掛けない。これをわさび醤油でいただく。苦味は全くなく、実にさっぱりしている。こりゃ、やっぱり日本酒しかないと、再びメニューを睨み、豊盃・特別純米(770円)を注文。弘前にある三浦酒造の逸品。キレがあるが旨味もそれなりにあってバランス佳し。ちびちびやりながら、きもわさをつまむ。酒を呑んでいるのは、小生以外にはもう一組のみ。云われた通り、なかなか鰻が出て来ないので、次第に皆さんも手持無沙汰の様子。小生は、電子書籍を読みつつ、偶にきもわさを齧り、酒をちびっと呑みを繰り返し、余裕で待つ。
やがて、順々に鰻が現れ出す。うな重以外にも、蒲焼や白焼きも目の前を通過。匂いだけで酒が呑めそうだ。 そしてとうとう、目の前に重箱がやってきた。蓋を開けて鰻とご対面。ちょっとスリムな印象。ひと口頬張ってみると、脂の乗りもいまひとつか。これがいわゆる坂東太郎なのだろうか、よく判らない。でも、それはほんのちょっとだけの感想、それ以外は、鰻のふんわり感も、やや甘さ控えめなタレの具合も、ご飯の炊き具合も全く申し分ない。40分ほど待ったが、食べるのは意識的にゆっくりしてもせいぜい10分くらいでおしまい。まこと蝉の如く、うな重は儚い喰い物である。

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柏/大和田のHP: こちら 

2週続けて「特急スペーシア」に乗ると云うことは、2週続けて北千住に途中下車、とほぼ同義。今宵も東口へ出る。やはり狙いは学園通りの左手。先日入った「かほりや」のすぐ隣りに、結構賑わっている店があった。こちらもカジュアルな感じでなかなか良い。
丁度、店員が出てきたので、「空いてますか?」と問うと、こちらは如何でしょう、と店の入口の、何も無いスペースを指す。これからテーブルと椅子を持ってくると云う。ふむ、今日は陽気も良いので、外で呑むのも悪くないね、とここに決める。
訊けば、オープンして1年ちょっとの店のようである。店の貼紙やメニューを見ると、「肉と野菜と東北を食べる店」となっている。「東北を食べる」とは面白いコンセプトだ。芭蕉の「奥の細道」にもある通り、ここ、千住は東北への玄関口。其処に「東北を食べる」 店を構えるとは、なかなか味なことをおやりになる。
さて、先ずは生ビールで乾杯。お通しには茎わかめが出て来た。しかも、食べ放題。肴は何にしようか。柱に貼ってあるポスターには、「日本全国の”うまいもの”で一杯いかがでしょう」とあって、和風前菜の盛り合わせ「なでしこ」(900円税別)の宣伝。たしかに美味そうなので、注文。他にあだち菜のおひたしや、自家製キッシュも頼んでみる。
日本酒も月替わりで様々なものを仕入れているようだ。メニューを見れば、ここは100種類の梅酒を100分1,010円で呑み放題のようだ(千住なので”1,010”だそうだ)。道理で、店の中に何だかいっぱいボトルが並んでいた訳だ。梅酒は男子向きではないが、女子には興味があるだろう。
空を見ながらいい調子で呑んでいると、この建物の上にある”Cwave”というインターネット放送局が主催の、”声誕祭2016”のパンフレットを渡され参加しませんかと声を掛けられたり、着物姿のお姐さん方が髪飾りの教室から下りて来て、いっしょにやりませんかと(もちろん、小生にではない)誘われたりと、店の入口にいるとなかなか賑やかで、下町の雰囲気に浸れる。
次回、この店に来るのは、山菜と魚が旬の頃が良さそうな気がする。

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プエドバルのHP: こちら 

このところ、東武線利用による山旅が続いているせいで、打ち上げが北千住と云うパターンが多い。もちろん、浅草でも構わないのだが、交通の利便性からいくとどうしても北千住の方になりがちである。北千住は、働くオヤジの街、という雰囲気が色濃いが、この頃はだいぶイメージチェンジしているようである。
今日も、東武北千住駅を出たら右手(東口)へ出る。一つ目の角を左へ折れ、いつも通らない路に入る。曲がると直ぐ左手に「かほりや」という、ちょっと北千住らしくないカジュアルな店がある。以前、東口の居酒屋で呑んだ後、ふらふらと来たことがある。二軒目だったので店の印象はよく覚えていない。店内は明るく、扉や硝子戸は開け放たれ、かなりオープンエアな感じ。この店は女性店主、従業員も女性である。
どちらかと云えば、オヤジが入るにはだいぶ抵抗感がある。それが証拠に、気が付くと、客の大半は女性である。それに釣られて男も入る、という寸法の店だ。従って、居酒屋と呼ぶほどの庶民性は無い。しかし、カフェと呼ぶほど、お高く留っている訳でもない。あくまでもカジュアルである。 
我々が入った時には、先客は二組ほど。カウンター席の奥に陣取る。さて、とメニューを開くと、どれも手作り感満載である。このあたりが、店を切り盛りしているのが女将らしいところか。店はカジュアルだが、料理はおばんざい的。先ず飲み物は、喉が渇き気味なのでハイボールにする。お通しは、さつま揚げと大根の煮物。料理は、自家製キッシュ(500円税別、以下同様)、茄子のきんぴら(500円)、春雨とひき肉野菜の炒め物(500円)、自家製しゅうまい(500円)、いわしみりん干し(500円)を頼んだ。おや、皆、500円だった。
どれも、酒の肴というよりは、一品料理。味付けはおふくろの味である。料理の写真を撮っていると、女将さんが、写真を撮られるなんて恥ずかしい、なんて仰る。女将さんの人柄である。ここは飲みものも色々あるが、焼酎系が充実しているようである。
とにかく居心地は良い。またそのうち来てみたいと思わせる店である。しかしその前に、偶には今度、終点の浅草まで行ってみるか。

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特急りょうもうで、北千住に18時41分到着。仕上げはいつもの北千住。特に当てがある訳ではないが、何処か入れるだろうと東口へ。西口の呑み屋はかなり行ったので、この頃は少々気分を変えて東口へ出ることが増えてきた。
やはり折角なので新しい店に入ってみたい。メインの学園通りを東へ進み、ほんの2、3分、目に留まったのが「さかなや・いいとこ」の看板。小奇麗な店で、西口ではあまり見かけない、北千住のイメージとはちょっと違うニューウェーブ。チェーン店なのかも知れないが、ここはどうだろう。
入ってみると、手前にカウンター席やテーブル席。右奥が小上がりになっている。カウンターもテーブル席もほぼ埋まっていたので、我々は小上がりへ案内される。店員は皆、若い。近所の学生だろうか。最近、北千住には学生が増えて来たイメージがある。東京電機大学のキャンパスが出来ただけでなく、比較的便利な割にアパート代が安いせいかも知れない。北千住が将来、オヤジの街から学生街へ変貌するのだろうか。
さて、メニューを拝見。ここはその名の通り、魚介系がウリの様である。ランチメニューにはずらりと魚介系定食。かなりの充実ぶりである。一方、夜のメニューにも魚介類が多いが、ちょっとシャレたネーミングの料理もある。それが、「もったいないとこ焼き」(480円税別、以下同様)、さっそく頼んでみる。出てきたシロモノは、要するに魚のアラを塩焼きしたもの。余ったものをしっかり使うところは好感が持てる。
それ以外に、ポテトサラダ(380円)、塩だれ叩ききゅうり(380円)、しらすたっぷりオムレツ(680円)、梅水晶(580円)を頼んだ。ありゃ、魚介系は殆ど無かった。でもそれぞれなかなか良い。
酒は、「ゆきつばき純米吟醸」を頼んでみた。初めて呑む酒。すっきり辛口だが、口に含むと芳香を感じる。たしかに魚には合いそうだ。他にも色々な日本酒がある。北千住でオヤジ度が低い店に行きたければ、ここはお奨め。こういう店が増えれば、きっと北千住も変わっていくのだろう。オヤジの居場所が少なくなるのは淋しいけれど、それはそれ、そのうちオヤジ同志が連れ立って、こういう店に入るようになるかも知れない。

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予約した19時15分に合わせ、「千住の永見」を出る。距離的には大して離れていないのだが、途中、メトロ日比谷線と東武スカイツリー線を渡る「開かずの踏切」があるので、10分ぐらいかかる。踏切を渡って牛田駅方面に向かうと、右手に「是屋」と書かれた白い提灯が見えて来る。この辺りは飲食店が少なく静か。
大きな入口扉の左側が全面ガラス張りとなっていて、その前にテーブル席、奥にカウンター席が連なり、その左側が厨房という造り。全体的に照明が抑えめなので、クラシックバーに見えなくもない。でもここは、全くの和風居酒屋である。我々には、カウンター席の、その更に奥のテーブル席が用意されていた。
腰を落ち着けたらメニューを拝見。ずらりと並んだ日本酒の銘柄。目移りしてしまう。もうビールはいい感じなので、やはりここは日本酒でスタート。各自、思い思いの銘柄(もうだいぶイッチャっているので、誰が何を頼んだのか、は云うに及ばず、自分が呑んだ銘柄もすっかり忘れた)をグラスで頼み、乾杯。
料理も日本酒にマッチしたものが並んでいる。お通しは、ズッキーニの煮浸し。味付けがやさしい。我々が注文した料理は、特製タレかけ炙りベーコンのポテトサラダ(600円)、完熟トマトまるごとお浸し(500円)、栃尾の油揚げ(500円)、竹の子と山菜の天ぷら(890円)、鯖へしこ(600円)。
ここのポテトサラダは、スカイツリーにあやかったのか、山盛りになっていて、そこへかき氷のシロップよろしくタレがかかっている。よく見るとそれはジュレ。舌で確かめるとオニオンスープのジュレのようである。名前の通りベーコンが存在を主張しているものの、それほどではなく、全体としてはやはり、やさしめな味付けとなっている。トマトのお浸しもやさしい味だが、出汁がしっかり浸みてとっても良い味だ。
それ以外の料理も皆、美味しいが、基本的には日本酒を邪魔しない、やや控えめな感じ(鯖へしこだけは主張している)。ここは日本酒が主役であって、料理は助演役である。
ここ「是屋」の人気の秘密は何か、まだよく判らないが、少なくとも呑んべえ女子を虜にするようなスタイルは持っているように思う。その意味では、北千住では異色の酒場である。

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さて、北千住駅には18時11分到着なので、人気がある店だったら予約が必要。何処に入ろうかとしばし考えた挙句、決めたのが「是屋」。予てより気になっていた、北千住ではかなり人気の店である。果たして入れるだろうか。早速、「是屋」に電話してみると、19時15分からだったら入れます、との返答。うーむ、そう来たか。仕方がない(何が仕方がないかさておき)、それまでほぼ1時間、何処かで時間調整(≒取材)するとしよう。
ならば、先ずお手軽な店に入ってみようと、知る人ぞ知る立ち飲みの老舗「天七」を覗いてみるが、立錐の余地がない程、客が入っていて全然ダメ。客はほぼ全て、オヤジである。そうなれば、同じく昭和ノスタルジーでもうちょっと店が大きい「千住の永見」を覗いてみる。すると店員曰く、2階へどうぞとのこと。 
今日も賑わっているが、2階はまだ余地があるようだ。階段を上がり、リュックサックはまとめて荷物置き場に置いたら、長くて幅が狭いテーブル席の端っこを指定される。2階には小上がりもあるが、そちらはすでに一杯な状態。腰を落ち着けたら、やっぱり先ずはビールから。ここのビールはサッポロ赤星である。特にキレがあるわけでもなく、かと云ってコクがあるわけでもないが、結構、ファンが多いビール。何となくラベルに、昭和ノスタルジーを重ねて感じるようだ。
次が控えているのでつまみは最小限にしたいところ。そうなると、「千寿揚げ」は外せない。この店の名物料理だが、基本的にはさつま揚げと似ている。大きな違いは、玉ねぎがたっぷり入っていることで、甘みが強いこと。もちろん揚げたてなので、ホクホクしている。
「千住の永見」のざわめく店内で、「千寿揚げ」を摘まみながらサッポロ赤星を呑めば、過ぎ去りし昭和にセンチメンタルジャーニーができる。これから先も、またこの店に来るのが楽しみだ。

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久しぶりに仕事が忙しくて土曜出勤。赤城山行きは棒に振った。棒に振った腹いせに晩飯は、カミさんを呼び出して外食することにした。店選びはカミさんにお任せ。
入った店は、柏駅からたっぷり10分歩いたところにある、町の繁華街からは随分外れたイタリアン。カミさんの知人がご推奨の店らしい。白壁に扉や窓枠が木造りのシックな外装と内装。なんとなく北イタリアの雰囲気がある。入ると、席は全部で14、5名分ぐらいのこじんまりした店だ。先客は女性二人のひと組のみ。そのうち、我々の後から熟年女性五人組がやってきて忽ち煩くなる。やっぱり男性は、こういう店は苦手のようである。
どうやらここのオーナーは、一人で調理と接客をやっているらしい。それでタイムリーに料理が出て来るところが大したもの。でも、満席状態ではちょっと厳しそうだ。
生ビールを呑んだ後はワインリストを睨み、ランゲ・ネッビオーロ2005ニコレッロ(4,700円)を注文。酸味と深みのバランスは申し分ない。料理は、丹波篠山産猪ホホ肉の煮込み・ラズベリービネガーの香り・独活のピクルス添え(1,900円)、全粒粉を練り込んだ自家製ビーゴリ・千葉コハク鶏もも肉と砂肝・レバーの赤ワイン煮込みのソース黒コショウ風味(2,100円)、季節の鮮魚の白ごま焼き 自家製ドライ柚子風味の様々な貝のスープ仕立て(2,800円)、スカモルツァを詰めた仔牛のロースト・マデラワインのソース・フォアグラのテリーヌを削りかけて(3,200円)を注文(まったくどれもこれも、料理名が長くていかぬ)。
ちょっと頼み過ぎたか心配になったが、量的にはかなり上品で問題無かった。予めシェアしたいと申し出ていたせいで、最初から二つの皿に取り分けた状態で出てきた。味はと云うと、もちろん美味いのだが、やや意外。イタリア料理と云えばオリーブオイルやニンニクの香りだけでなく、スパイスやらハーブやらが利いているイメージがあるが、この店の料理はどれも、まるでフランス料理の如くまったく抑えめ。素材の味を生かすためのこだわりのようだ。
ふと窓の外へ目をやると、ぞろぞろと黄色いサッカーユニフォームの群れ。この道の先には、柏レイソルのサッカースタジアムがあるらしい。皆、肩を落として歩いているのは、残念な結果だったのか(引き分けだったようだ)。誰も、この店には入って来ない。やっぱりサッカー観戦の帰り(特に勝てなかった場合)には、イタリア料理よりは居酒屋で憂さを晴らす方が良いようである。

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八重洲でさんざん焼肉を喰って腹一杯になったのだが、喰うことばかりに集中していたせいか、些か呑み足りない。もう21時は回っていたが(この頃布団に入る時刻は22時過ぎなので、21時はかなり夜更かしの部類だ)、同じ方向へ帰る2人で、ちょこっとだけ北千住で途中下車することにした。
この年の瀬、北千住も結構賑わっているが、何処でも良いから空いている処に入ろうと、端から覗いていくと「佐留丹」が空いていたので入店。ほぼ半年ぶりの「佐留丹」訪問と云うことになる(前回はこちら)。まったくここは、相変わらず空いている。
小上がりの奥まで覗かなかったが、パッと見、客はいない。これで、少なくともこれまで、ちゃんとやってイケてるのだから、大したものである。沢山のふぐちょうちんが天井からぶら下がっている、この店独特の装飾も顕在。テーブル席に着いたらとにかく酒を頼む。熱燗が呑みたい感じだったが、ともかくヒヤでまず一献。
突き出しは煮物と浅漬け。片方にはふぐ皮(?)の煮こごりが、もう一方にはカツ煮(鶏肉?)が入っていた。これだけあればもう、つまみはいらない感じだが、一応なんとなく、ポテトサラダとあん胆をもらう。
ひと息ついたら、ポテトサラダを食べる。前回も喰ったが、今回も到って普通のポテトサラダであることを再確認、むしろ安心感を与えてくれる味である。あん胆はこの季節ならではの味、日本酒と良く合う。こういう呑み方は、この店にぴったりくるような感じ。
しかし、この店のウリはふぐであり、ビーフシチューなのだそうだ。ビーフシチューは意外だが、ここの店主は以前、浅草の洋食屋で腕をふるっていたらしい。今度来る時は腹を空かせて、てっちりか、ビーフシチューを喰いに来てみよう。

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日光からの帰り道、北千住で途中下車。今日は月曜日だが祝日なので、北千住と云えども休みの店が多い。それでもやっぱり通い慣れた西口呑み屋街へ行ってみる。まだ午後4時、この明るさだと、キャバクラの看板がやけにみすぼらしく見える。
北千住には親爺達が好む場末的居酒屋が多いが、この頃、小洒落た店も増えつつあるようだ。2012年に東京電機大のキャンパスが移転してきて、変化が起きたのかも知れない(2006年から東京芸術大の音楽系キャンパスもある)。 
この「カタロー」もそんな店のひとつかも知れない。 いわゆるイタリアンバールである。ちょっと小洒落た外観なので、ここ、西口呑み屋街には似つかわしくない風情に思えるが、これも時代の趨勢なのだろう。他に開いている店が無い訳ではなかったが、興味半分で入ってみた。
さすがにこの時間、店内はがらんとしている。どこのテーブルでもどうぞ、という感じ。左側の壁沿いにカウンター席、右側がテーブル席、その奥が厨房となっている。我々はテーブル席へ。「きりふり号」のなかでもそれなりに呑んできたので、ハイボール(400円税別、以下同様)にした。
お腹もそこそこ出来上がっているので、海の幸カルパッチョ5点盛り(680円)とアンチョビキャベツ(380円)だけ注文。カルパッチョは6点盛り(いか、たこ、サーモン、とり貝、はまち、まぐろ赤身)になって出てきた。アンチョビキャベツは、グリルしたキャベツに、粉チーズとアンチョビが掛かっているだけなのだが、美味い(しかし、ボリュームがあって全部は食べ切れなかった、申し訳ない!)。
他にもいろいろ試してみたい料理があるが、なによりもこの店はピッツェリアを標榜している。今度来るときには是非、ピザを試してみたい。それには、東武特急電車車内での呑み喰いを控えめにせねばなるまい。 

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会社帰りに、北千住に寄ってみた。今回はできたら、かの有名な「徳多和良」に入れないかと思ったのだが、行ってみると案の定、入口の外で並んで待っている客がいる。丁度7時頃、こんな時間では混んでいて当然だ。何時入れるか判らず待つことはNGなので、代案として、すぐ近所にある居酒屋「藤や」を覗いてみる。すると、店の親爺と目が合ったので、指を二本立てると、カウンターへどうぞと仰る。有難く入店。
カウンター8席、小上がり8席程度の小ぢんまりした店。カウンター席には他に4人いた。殆ど常連で占められているようである。何となく落ち着かない。
ビールを頼む。カウンターの奥を眺めると、キンミヤのボトルが並んでいる。常連は皆さん、キンミヤをキープしているようだ。 ビールの後はやっぱり日本酒、「宮の雪」冷生貯蔵酒と云うのがあるのでそれを頼む。隣りの常連さんが「これ美味いんだよね~」と仰る。呑んでみると極めて淡麗。さすが、キンミヤの蔵元が造る日本酒だけのことはある。
この店のウリは、モツ煮のようである。L字型のカウンターの角に、で~んと煮込み鍋が置かれている。モツは全て串に刺さっている。ナンコツ、フワ、ハツモトが2本ずつ。フワ(肺臓)は初めて喰ったかも知れない。思いの外、さっぱりしている。
ポテトサラダは、サラダの上にさらにマヨネーズたっぷり掛かっている。マヨラー向き。 
ふと見ていると、常連と思われる一人客が、店主が何処かへ行っている隙に、大鍋に入ったモツを勝手に取り出して、むしゃむしゃ喰っている。おいおい、と思ったが、後で気が付いたこととして、モツ煮の勘定は何本の串が取り皿に残っているか、店主が数えていた。つまりもつ串は、ここでは均一料金のようである。
何れにせよ、一見の客ではとても怖くて真似が出来ない(常識的には忽ち、お縄を頂戴する羽目になる)、常連ならではの芸当である。次に来ることがあったら、やってみるか。親爺の目が丸くなるかな。 

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会社帰りに北千住で途中下車(と云ってもだいぶ寄り道)。手近なところで、試しに「Bistro 2538」を覗いてみると、運良く空いていた。相変わらずの人気店ながら、偶々、先客が帰ったばかりのようだった。およそ半年ぶりの訪問(前回はこちら)。今日の客層も比較的女性が多く、かつ年齢も低い感じ。でも以前の店から数えれば、かれこれ5~6回は来ているので気後れすることは無い。
まずはさっと、ビールで喉を潤す。これで完全スイッチオフ。金曜日に会社帰りの一杯は本当に久しぶりだが、明日も山であることは変わりない、程々で帰らなきゃ。とりあえず一息ついたところで、メニューを確認。ここに来たらやっぱり、牛ホホ肉のワイン煮とパテ・ド・カンパーニュは外せない。どちらも税込みで500円ちょっと。育ち盛りじゃなければ量的にも申し分ない。それに加えて今日は、ラタトゥイユ、スモーク3種盛り合わせも頼んでみる。前回に較べると、ちょっと豪勢。でもまあ、今日は金曜日だから。
料理が決まったら、やっぱり赤ワインということで、ワインリストをじっと睨む。う~む、今日はこれにしてみようと、決まったのは「ヴィニウス リザーヴ メルロー 2013」。フランスは、ラングドック産のもの。フランスワインは久しぶり。味わってみると、廉価(2,800円+外税)ながら、ちゃんとフルボディで、メルロー単一の割にはベリー系のやや甘い香りがする。フランスワインでも、CPが良いものもあるな~、と少々感心。造り手は、d.A.ワイナリー (ジャン・クロード・マス)とのこと、覚えておかなきゃ。後でネットで調べると、このワインは店頭価格も1,300円~1,400円ぐらいなので、かなりお得感がある。これならば、チリワインと勝負できる。
ワインを味わいながら摘まむ、牛ホホ肉のワイン煮とパテ・ド・カンパーニュは、どちらも期待通りの味。ラタトゥイユには松の実が入っていてイタリアン的。スモークはあっさりめ、鶏が美味い。何れもフルボディには程良くマッチしている。この店のメニューはいつも安心して頼める。今度来るときには、どんなワインが入っているか楽しみだ。

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堀切菖蒲園で、まさに花盛りの菖蒲を鑑賞した後、ちょっと早めの夕食をしようと、町屋に行ってみる。町屋駅前の「サンポップマチヤ」の地下にある「ときわ食堂(正確には、お食事・寿司処 ときわ)」が目当て。店に入ってみると、いるわいるわ、黄昏時と云うにはまだ早過ぎる時間にも拘らず、広い店内は客で溢れ返っている。ここはいわゆる大衆食堂なのだが、単品料理(≒酒の肴)が豊富で(このメニューをご覧あれ)、午前中から夜まで通しで営業しているせいで、昼呑みの客にも愛されているようだ。
残念ながら、これじゃだめだと、今度は北千住へ移動。流石の北千住呑み屋街も日曜日の夕刻前では、開いている店を思い浮かべられない。それならば安直なデパートのレストラン街に行こうと、マルイに入る。デパートのレストラン街も普通、昼夜通しで営業しているので、中途半端な時間に食事をする又は呑むという場合には、非常に便利である。
出来れば在り来たりじゃない店がいいな、と思ってレストラン街をうろうろしていると、「明日香泊舟(あすかはくしゅう)」と云う名の店が、目に入った。ここはどうやら懐石風。それでも、入口のショーケースのメニューは、思ったほど高くはないので入ってみる。調べてみると、北千住駅東口にある割烹料理店「明日香」の支店のようだ。本店は、懐石コースが最低でも5,000円とのことで少々敷居が高いが、こっちの支店はやや安価でカジュアルのようだ。
中は、まだ遅い昼食(?)を食べ終わっていない客がちらほら居る程度。店員(仲居さん)も暇そうにしている。見上げれば、ここは天井がやけに高い。部分的に中2階があるようだ。このレストランフロアは全部そうなのかは判らない。
先ずは生ビールと共に、つくね焼き、かつお刺身、生湯葉茶巾蒸し、鮎塩焼き等を注文する。湯葉は上品な味。この湯葉は、同じ北千住にある湯葉料理専門店「宇豆基野」から取り寄せたものだと云う。この「宇豆基野」も行ってみたい店のひとつ。鮎は今年初めて。また、鮎の季節がやって来た。
続いて日本酒も頼もうと「黒牛・純米」をチョイス。グラスで注文すると、恐らくは錫製のタンブラーで出てきた。やけにずっしりと重かったが、よく見ると下に行くほど胴の厚さが増すという、上げ底の様なシロモノ。ちょっと損した気分。「黒牛・純米」は、円やかで旨みもある。
この店は値段の割にはリッチな気分にさせてくれるので、CPが高いようである。本店に行く機会は無さそうだが、ここにはまた来てみたい。

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「佐留丹」でだいぶいい気持になったのだが、せっかくなのでハシゴしてみる。同じ飲み屋横丁をちょっとだけ駅へ戻った処にある「千住の永見」を覗いてみると、座れそうなので入ってみた。ここは2階もあって、居酒屋としてはかなり大きい方だが、混んでいて入れないことが間々ある。個人的に久しぶりの入店。以前はすべて会社帰り。平日の夜はオヤジ達の溜まり場であるこの店は、本来、山の格好は似合わないが、今日は土曜日のせいか、若者たちもいて少々カジュアルな雰囲気になっている。平日は忙しくて無愛想な店員も、今日は心なしかちょっぴり丁寧に感じる。
北千住西口には、呑ベエオヤジに愛されている名物居酒屋がいくつかあるが、ここもその一つ。「大衆居酒屋」という云い方がぴったりくる店である。オヤジ達による、ざわめきが程良い感じ。若者の集団や、女子会がやってくる店だったらこうはいかない。この店で、絶叫や馬鹿笑いは呉れ呉れも止めて欲しい。ここのカウンター席ならば、ひとり呑みが出来そうな雰囲気がある。
この界隈は、飲み物が焼酎系の居酒屋が多いが、ここ「千住の永見」は見掛けによらず、日本酒の種類も豊富で、ワインだってあるオールラウンドな感じ。が、何故かホッピーやハイボールは置いていない。こういったところは、先代が築き上げたスタイルを守る、見掛け通りの頑固そうな一面である。
壁には料理が書かれた短冊がずらりと並んでいるが、ともかくここの名物料理は「千寿揚げ」である。にんにくがごろっと入っているバージョンもある。何故「千住」でなく「千寿」なのかは聞いたことが無い。基本的にはさつま揚げの部類なのだが、ふわふわ熱々で、タマネギがたっぷり練り込まれており、そのせいか甘みが強い。今日はもうだいぶ喰って呑んだ後なので、もうこれ以上料理は頼めない。この店はメニューが豊富で、まだまだ食べたことがないものがある。次に来るときは、いの一番で入ってゆっくりと楽しんでみたい。 

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