山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

山手線沿線

うなぎを喰った後(美味い物を喰ったことによる充実感はあるが、満腹感的にはいささか物足りなかったということで)、もう一軒行こうと今度は洋食系の店。山手線を潜った東側に「ランプキャップ神田店」があった。こちら側はあまり来ることは無い。いつの間にか「肉バル」という言葉ができていたらしい。知らなかった。必ずしも肉好きではなくなりつつあるせいで、アンテナが低くなっているせいだろう。いい日本酒を置いてある居酒屋に対するアンテナは高くなっているが・・・。
店に入ると、直ぐ右に巨大な牛肉がぶら下がっていてドキッとするが、良く見るとオブジェだ。ここが肉の店(肉バル)であることを雄弁に物語っている。
席に着いたらメニューを広げる。先ずは飲み物。やはりワインでいこう。「バロン・フィリップ・ド・ロートシルト・ベルジェ・バロン・ルージュ2013 (2,800円)」を頼む(この頃の日本酒の銘柄の名前も長いが、フランスワインはとにかく長い)。「バロン・フィリップ・ド・ロートシルト」の名前に釣られて頼んでみたが、軽くてタンニンやスパイシーさも殆ど感じられず、酸味だけがやけに強い印象。「シャトー・ムートン・ロートシルト」がボルドー5大シャトーに選ばれている「バロン・フィリップ・ド・ロートシルト」と云っても、ピンキリなのが良く判った。ちなみにこれは酒屋では1,500円くらいするシロモノらしいが、ちょっと信じられない。これじゃあチリワインに勝てっこない。ボルドーの先行きは暗い。
そんなことはさておき、ワインのあてにはブルーチーズ、肉まみれ牛すじココット、ソーセージなどを注文。つまみはまずまず美味い。そのうち偶には、がっつりビーフステーキでも喰いに来てみようか。

20150629_194241
 
20150629_194258

20150629_194546

20150629_195734

20150629_195916

20150629_200028

20150629_205432
 

会社帰りに神田で寄り道。ほぼ1年ぶりの「うな正」訪問である。この店はとにかくリーズナブルなところがグッド。
一杯やりたいのであれば、やはり二階だ。仕事の後の生ビールは、山から下りた時に較べるとやや劣るが、それでもそれなりに美味い。その後は、やっぱり日本酒。それでも今日の主役はうなぎなので、淡麗な酒の方が良さそうである。
つまみはう巻き玉子からはじまって、きも焼き、白焼き、うざく、かば焼きと、うなぎのオンパレード。この店には、うなぎ以外の料理、例えば旬の魚の刺身など、結構バリエーションがあるのだが、やっぱりうなぎ料理が充実していると、どうしてもその強力な引力に敵わない。やはり今日もうなぎ三昧となる。
うなぎを食べるときの問題は、美味いのでついつい早喰いしてしまうこと。折角なのでこのひとときをゆっくり味わいたいところなのだが、それがなかなか出来ない庶民の悲しさ、結局、みるみるうちにうなぎは胃袋の中へ消えて行った。

ところで、今日の写真はデジカメ(DSC-RX1-R)ではなく、スマホ(GALAXY S6)で撮影。そのため、いつも通りであれば「鮮明さはご容赦願いたい」と書くところなのだが、以前のS3に較べると、S6は断然、画質が向上しているのに気が付く。色調もかなり良い。S3は光量が不足すると途端に粒子が荒れてしまうが、S6はそれほどではない。何故そんなに違うのか、その理由のひとつはレンズの明るさだろう。
S6にはF1.9のレンズが採用されている(S3はF2.6だった)。iPhone6だってF2.2。この頃のスマホは凄い。(そのせいか、S6はレンズ部分が本体から若干飛び出ている。気になる人には気になる。)その辺のコンデジでは、そんな明るいレンズは付いてない。DSC-RX1-RだってF2.0だ。コンデジが売れなくなってきているのは理解できる。この頃、「夜景に強い」などと云うCMが流れているが、まさしくその通り。
勿論、センサーの大きさが違うRX1-Rと較べること自体間違いなのだが、この程度であればもう、「鮮明」とは云えないものの、「ご容赦」を懇願する程では無くなってきている気がする。

20150629_194044

20150629_194024

20150629_183552

20150629_183658

20150629_183714

20150629_184030

20150629_190051

20150629_190336
 

云わずと知れた超有名店。一昨年二月に起きた火災では、あの風情ある「かんだやぶ」の建物が無くなってしまったのかと、結構、ショックだった。その後、再建され昨年10月に営業再開したのはニュース等で聞いていたが、再開したてはさぞ混んでいるだろうと、暫く様子を見ていた。今回は満を持しての入店である。
あの板塀が無くなったのも聞いていたが、今の生垣もなかなか風情があるものだ。板塀より、こちらの方が良いくらいだ。庭は多少狭くなったようで、その分、店にゆとりが出来た感じがする。門を入ると、直ぐに花番が玄関の外に出て来て、テーブル席にするか、小上がりにするか訊いてくる。中途半端な時間のせいか、どちらも空いているようだ。
店の中は、以前の雰囲気とあまり変わっていないように感じる。通された小上がりは窓に面していて、外の庭木も、店内のテーブル席の様子も眺めることが出来て、良い感じだ。小上がりの客は皆、ゆっくり一杯やっている。一方、テーブル席の客は結構、頻繁に入れ替わっているように見える。 
ひととおりメニューを眺めた後、日本酒(菊正宗、1合770円)、あいやき(1,340円)、天たね(1,340円)を注文する。日本酒は、菊正宗しか置いていない。さすが、頑固一徹である。あいやきは、美味いのは確かなのだが、まるごと、ひと口でも食べられそうなほど少ないので、いくらこの店の雰囲気料が含まれているとは云え、少々お高い。まるで、ご祝儀相場(火事見舞金?)のようだ。それとも、合鴨の市場価格が高騰しているのだろうか。
天たねの中身は芝海老。鳥の巣のように丸くて厚みがあるスタイル。さぞや高温で揚げているのであろう、パリパリだ。中までしっかり揚がっているので、箸で割るとバラバラになってしまってやや食べ難い。最後はせいろう(670円)で締める。ここの麺はやや緑がかっているのが特徴(クロレラだっけ?)。蕎麦の香りは感じないが、つるつるしこしこ感は文句ない。
この店の魅力は、一にも二にもこの店の持つ江戸情緒である。かつての建物は失われてしまったが、新しい建物がその雰囲気を引き継ぎ、女将さんを始め、花番達の、語尾を伸ばす独特の発声や、料理メニューなど、この店のスタイルは今後もきっと変わらないだろう。またそのうち、江戸を味わいに来てみよう。 

_DSC8806

_DSC8807

_DSC8808

_DSC8810

_DSC8812

_DSC8813

_DSC8814

_DSC8816

_DSC8821
 

久しぶりに秋葉原の電気街口に出てみた。歩行者天国だった。例の通り魔殺人事件があってから暫く中止していた筈だが、いつの間にか再開したようだ。電気街を抜け左に折れると、神田駅からお茶ノ水駅までの、中央線快速が通る万世橋高架下に、mAAch Ecute(マーチ・エキュート)という名のJR系商業施設がある。
雑貨店などが立ち並んでいる施設内(ノースコリドー、主に女性用小物・雑貨店ばかりなので、小生の物欲を掻き立てることは無い)を抜け、西側の外に出ると、こちら側には洒落た飲食店が並んでいる(サウスコリドー)。その中に「駿河屋賀兵衛」という日本酒バルがあったので、つい、寄ってみた。こうゆう店には衝動的に入ってみたくなる。
ここを居酒屋と呼ぶにはちょっと憚れるような外観だ。この店のウリは塩辛らしい。なんと60種類もある。「駿河屋賀兵衛」とは、塩辛をはじめとする水産加工品を販売する会社のことで、この店はその会社のアンテナショップという訳だ。
なかには10席ほどのカウンター席がある。外にはテーブル3つで7席あるが、屋根が無いので雨が降ったりすると無理。今日は雨は降らず、時折ビル風が通り抜けるので、外のテーブルが涼しくて気持ちが良さそう。外にした。酒は「而今・純米吟醸 五百万石」を呑むことにした。こんな入手困難な酒を、普通に置いてあるのが凄い。フルーティだが、柔らかく呑み易い。すいすいいってしまいそうだ。つまみは、塩辛のおまかせ3点盛りと、刺身盛り合わせをもらう。酒に良く合う。時折吹く風を感じながら、呑んでつまむのは最高にいい。
テーブルは通り道にはみ出しているので、時々、直ぐ傍を通行人が通り過ぎる。意外に、ベビーカーや幼児用の椅子を付けた自転車が行き来するので、果たしてこんなところに住居があるのだろうか、と思っていたら、店を出た後にそちらに行ってみると、「WATERRAS TOWER」というのが近所にできていて、そこの上層階はマンションになっていた。 
それにしてもこの通り(サウスコリドー)には、「駿河屋賀兵衛」以外にもいろいろ気になる店がある。また、陽気の良い季節にはこちらに繰り出してみよう。
_DSC8793

_DSC8794

_DSC8795

_DSC8796

_DSC8798

_DSC8799

_DSC8800

_DSC8801

_DSC8802

_DSC8803

_DSC8804

_DSC8805

_DSC8818

_DSC8819

駿河屋賀兵衛のHP: こちら 

既になおちゃん(とのんちゃん)は入店済みの店だったが、気になる店なのでご同行願い行ってみた。人気の店だけあって事前予約が必須のようだが、今回はもう21時を回っていたので問題なく入れた。池袋駅東口、豊島公会堂の東寄り、この辺りは池袋にしては少々人通りが少ないところである。
そう云えば、近くにある「瞠(みはる)」というラーメン屋には、以前、サンシャイン60に仕事場があった10年ぐらい前に、何回か行ったことがある。魚介系濃厚出汁が病みつきになる、インパクトのあるラーメンだったが、今はどうなっているだろうか。
地下に下りて行く階段の左右、天井には、日本酒のラベルが所狭しと、護符の如く貼ってあるので、まるで冥界への入口のようである。店に入ると、靴を脱いで上がるようになっている。見渡すと掘り炬燵席が並んでいて、奥がテーブル席、衝立を隔てた右手がカウンター席のようだ。ごちゃごちゃした感じだが、結構、広い。
席に落ち着いてメニューを開くと、さすが、日本酒がズラリ。どれにしようか迷う。迷うことがうれしい。結果、呑んでみたのは「奥鹿・純米生酛無濾過生原酒(大阪・秋鹿酒造)」、「酒一筋・生酛純米吟醸無濾過生原酒(岡山・利守酒造)」、「玉川・山廃純米吟醸無濾過生原酒(京都・木下酒造)」。偶々かも知れないが、皆、西日本。生酛または山廃らしく、どれも深みのある味、飲みごたえがある。
これらの酒に限らず、全国から地酒を集めてくるのは、なかなか大変だろう。複数の酒店と付き合いがあるのだろう。この店の主人は、日本酒の話を始めたら止まらなくなる。話したくてしようがないようだ。まさしく、この主人にしてこの店あり、だ。
必要最低限のつまみでいいので、クリームチーズの味噌漬けと珍味盛り合わせを頼む。このような濃い味の肴が、これらの酒に良く合う。料理のラインナップも、実にこの店らしい。また、季節が移れば、取り揃えている日本酒の種類もがらっと変わるのだろう。また近いうちに来てみたい。 

_DSC8776

_DSC8778

_DSC8779

_DSC8784

_DSC8780

_DSC8781

_DSC8782

_DSC8783

折角、上野まで出てきたのに、ビール&蕎麦1枚で帰るのはちょっと詰まらないな、と思い直し、ガード下の呑み屋街を覗いてみることに。なかなか粋な呑み方はできない。もちろん、この辺り、ひとりで入ったことは今まで一度も無い。
「たきおか」は上野・御徒町界隈に何店舗かあるらしいが、ここが何号店なのかは判らない。おそらく本店でも2号店でも3号店でもないはず、4号店だろうか。ここに入ってみようと思ったのは、単に空いていたから、である。
この上野ガード下界隈の「大統領」や「肉の大山」、「たきおか本店」、「カドクラ」、「浜ちゃん」は、必ずしも満席ではないが、平日の真昼間だというのに、何処も呑んべえが大勢群がっており、(なにせ独り呑み初心者なので、)独りで入るのはちょっと気後れしてしまう。その点、この店は出来たばかりなせいか、客が余り馴染みになっていないようで、とても空いていて、ひとり呑み初心者でもすんなり入れた。
ここはキャッシュオンデリバリ。生ビールを受け取ると同時に410円を支払う。軽くもり蕎麦を手繰って来ただけなので、多少はつまみも注文できそうだ、と思い、ベンチマークのハムカツ(230円)とポテトサラダ(160円)を注文。さっき病院へ行って、成人病の薬を処方して貰ったばかりのくせに如何なものか、と思わないこともない。
ハムカツはさすがに揚げる時間が必要なので、すっとは出て来ないが、ポテトサラダは冷蔵ショーケースの中に小鉢ごと保管されているので、5秒で出てきた。160円とは云え、お一人様に丁度いいボリューム、冷えていて美味い。ハムカツは、たいていの店では、二つ割りで出て来るのが普通だが、ここはそのまま輪切り状態の大きさで出てくる。粗雑ではあるが、この方がボリューム感がある。厚みは程良い。230円は納得価格。その後、もつ焼きも喰いたくなり、しろ(220円/2本)を注文。
この店からは、中華料理の「昇龍」、もつ焼き「大統領」の支店、地魚屋台「浜ちゃん」が見えていて、繁盛ぶりが良く判る。多くの外国人旅行客も、入りたそうにこれらの店を(そしてこっちの店も)覗いていくが、なかなか踏ん切りが付かずにスルーしていく。独り呑み初心者の小生には、彼らの気持ちが良く判る。

20150626_113522

20150626_113647

20150626_113654

20150626_113754

20150626_113805

20150626_113848

20150626_114311

20150626_114428

20150626_114652

20150626_120301

20150626_120646

20150626_121110
 

3ヶ月おきの定期検査で往きつけの病院に行った後、昼飯を喰いに独りで上野に出てみた。検査結果が多少良好だからと云って、暴飲暴食に逸るほどアドレナリン分泌量は高くない故、今日の狙いは蕎麦屋。上野界隈には、結構、老舗蕎麦屋が多い。「上野藪」、「池の端藪」、「連玉庵」、「公望荘」などが有名どころ。しかしまだ11時だったので、この時間でも開いている「翁庵」に行ってみる。明治末期に神楽坂の「翁庵」から暖簾分けされたそうだ。
上野駅正面から浅草通りに入ると、直ぐ右手前に見える。真正面は上野警察署。あまりこちら側に来ることは無い。たいていは公園口か広小路口に出る。美術探訪には公園口、居酒屋放浪には広小路口、という訳だ。この頃は後者の方が増えてきたように思う。
「翁庵」の店の前に着くと、建物の風情に見惚れる。一度でいいから、2階の欄干に肘を掛けながら、団扇を煽いでみたい。これも戦前の建物か、よくもまあ、残っていたものだ。暖簾を潜ってガラガラっと引き戸を開けると、ひんやり涼しい。まだ昼にはだいぶ早いせいか、先客は4人ほど。1階に座敷はない。店員が何処でもどうぞと云うので、4人掛けのテーブルに独りで座る。
さてとメニューを眺める。せっかく休みを取って来た、平日の真昼間なので、皆さんに申し訳ないと思いつつ一杯いきたい。残念ながら、酒のつまみになりそうなのは漬けもの、板わさと天麩羅ぐらいか。日本酒かビールかで少々悩む。今日は陽気が良いので、ビールを注文してみると、枝豆が付いてきた。これでつまみはよしとしよう。あとは、もりにした。「続けてお持ちしていいですか?」と訊かれたので「お願いします」と答える。
ビールを飲み干さないうちに蕎麦がやってくる。細打ちで結構、色白。つるつると喉越しが良い。あっと云う間に手繰り終わり、残った枝豆をビールで流し込む。これで、すっと帰れば粋かな、と思いつつ店を後にする。

20150626_110647

20150626_110655

20150626_111004

20150626_111100

20150626_111149

20150626_111221

20150626_111327

20150626_111732

20150626_112445

本厚木で打ち上げた後、新宿駅が通過点の3人組で、西口の「思い出横丁」にちょっと寄り道。相変わらずこの横丁は賑わっているが、この頃益々、外国人観光客の割合が増えて来ているように感じる。この横丁はもはや、立派な観光地だ。特に「中通り」と呼ばれる路地は、我々日本人にとっても映画セットのように感じるくらいだから、このディープなエスニック感は欧米人にも受けるのだろう。
ここで酸性雨が降りさえすれば、リドリー・スコットが描いた「ブレードランナー」の映像世界そのものだ(近々、続編が公開されるそうで、楽しみだ)し、「メン・イン・ブラック」に登場するようなエイリアンが、ここでこっそり店を開いていたって何も不思議ではない。この路地を通り抜けるだけで、ちょっと異次元世界にトリップ出来る。もちろん、ここは仮想空間ではない。観光客に媚びない、リアルな生活臭漂う横丁なので、一層、魅力的なのだろう。
この頃、「CoCo壱番屋」とか「ひな鳥」、「情熱ホルモン」など、いわゆる新興チェーン店がこの横丁に店を構えるようになっている。かつての混沌とした昭和レトロ的雰囲気が壊されつつあるように感じるが、それらもすぐにこのカオス時空に取り込まれてしまうのかも知れぬ。
アユラシの提案で「岐阜屋」に行ってみる。この店もこの横丁のひとつの顔である。一応、この店は中華料理屋なのだが、ここでビールも呑まずに帰る客は少ないだろう。事実、昔からここを中華料理屋だと思ったことは一度も無い。小生にとっても、ここは中華風肴を出す居酒屋である。
何とか居場所を落ち着けたら、ビール。それと共に、餃子(400円/5個)、木耳玉子炒め(570円)、ピータン(360円)も注文。どれもこれも美味い。ビールグラスを傾けつつ、狭い路地を行きかう人々を眺める。ぼんやり眺めていると、時の移ろい、人間関係、俗世間の荒波などに揉まれ翻弄された、人々の後ろ姿が透けて見えてくるような錯覚に陥る。これだけで、この横丁を堪能できる。

_DSC8598

_DSC8599

_DSC8600

_DSC8601

_DSC8602

_DSC8603

_DSC8604

_DSC8606

_DSC8607

_DSC8608

_DSC8609

_DSC8610

_DSC8612

_DSC8613

_DSC8614

_DSC8616

_DSC8617

岐阜屋のHP: こちら

アユラシから、今日の打ち上げが新宿か池袋だったら合流するとの連絡が入り、それでは池袋に行こうと決めたのはまだ山の中。それからは、汗が引かないうちのビール嗜好時間、タクシー迎車&移動時間、日帰り温泉での入浴時間、風呂上がりのビール嗜好時間、宇都宮餃子嗜好時間等を勘案しつつNAVITIMEで列車時刻表を睨み、池袋到着予定時刻を割り出す。その後、今度は池袋の店選定のため、EVERNOTEに溜め込んだデータベースを検索。まったく移動中のスマホは便利だ。
やっぱり池袋だったら、西口の板橋寄り(西池袋1丁目の北半分)のあたりの居酒屋街が、Deep感があって気に入っている。ちょっと奥に入ると、ソープランドやラブホテル、ぼったくりバー(何れも入ったことはありません)が、居酒屋、怪しげな中華料理屋、ゲームセンター、パチンコ屋など(居酒屋以外入ったことありません)と混然となっていて、いかがわしさは新宿・歌舞伎町といい勝負だが、割と庶民的な店も多いので、競馬・競輪であらかた摩ったオヤジギャンブラー達でも、安心してヤケ酒が呑める街である。
そして決まった居酒屋、ここ「豊田屋」は、池袋に入り浸っている呑んべえオヤジだったら、知らないのはモグリと云ってもいい程、有名である。ほぼ近所に3店舗ある。そのうち、比較的入り易い感じの三号店に入る。午後6時半を回っていたせいもあり、店内はオヤジ度100%でほぼ埋まっていたが、運よく奥の4人掛けテーブルが空いていた。リュックサックを背負った3人組が入って行っても、何の違和感もない。オヤジ居酒屋初心者の女子だったら、少々気後れする店の雰囲気かも知れないが、くまちゃん、なおちゃんは全く堂々としたものである。
腰を落ち着け、とりあえず各々飲み物をオーダーしたら、つまみを決める。ポテトサラダ、もつ煮込み、もつ焼き盛り合わせ、ナス味噌炒め、キャベツ浅漬け、鶏唐揚げ、アジフライ、野菜炒めをチョイス。やがてアユラシも合流。
ポテトサラダは、ポテトを茹でたものとマッシュポテトを、後で合わせたようなシロモノ。なかなか変わっているが、味はごくノーマルで悪くない。アジフライは珍しい。何かとっても懐かしい味。野菜炒めも普通に美味い。この店は何故か、未だ基礎代謝量が豊富で、呑み気や喰い気に逸っていた頃を思い出させる。 

_DSC8455

_DSC8456

_DSC8457

_DSC8458

_DSC8459

_DSC8460

_DSC8461

_DSC8462

_DSC8463

_DSC8464

_DSC8465

_DSC8466

_DSC8467
 

ビールを立ち呑みしただけではやはり物足りないので、もう一軒行こうとふらふら烏森口へ繰り出す。烏森神社近くにある「浅草弥太郎・新橋店」はどうだろう、と云う提案があったからなのだが、行ってみると、若者数人が外のテーブルまで溢れて、呑んで喰っている。この混みようでは、ちょっと入れそうにない。それならばと、当てもなくぶらぶら店探し。
程なくして、やけに気になる店を発見。見上げると看板には「もつ焼 くら島」とある。看板自体は比較的新しいようだが、建物は思わず呻き声を漏らしそうになるほど渋い。こりゃ新橋でも珍しい。入ってみると、中も外観と同程度に渋い。テーブル席が空いていたので4人で座る。昭和レトロそのままの店。
奥には古びた段ボール箱が積まれていて、入りきらないCDが崩れ落ちそうな状態のまま、薄らと埃が溜まっている。店内の一角の、この雑然とした状態は、きっとここ20~30年、何も変わっていないはず、と断言する蕎麦好きおやじ。たしかに、なるべく余計なことはしないのが、この店のポリシーのようである。
とりあえず日本酒を頼むと、ヒヤか燗か訊かれ、「ヒヤ」と答えるとコップ酒が出てくる。突き出しは柿の種。ふーむ、今どき古びた中華料理か定食屋のノリだな。忙しそうにモツを焼いている店主はともかく、女将さん(店の主の母親かな?)は愛想が全くない。ちょっとでも笑顔を見せたら親の遺言に背くか、罰でも当たると思っているようだが、これもこの店の味と云えなくもない。
看板メニューになっているので、もつ焼きを注文。特段、可もなく不可もないが、1本100円なので全く文句は無い。結果、コップ酒3杯飲んで、もつ焼きとエイヒレを喰ってひとり1,500円。日本酒ともつ焼きの味のみを追求する客にはともかく、この店の雰囲気を味わえるだけで、この料金は概ね納得できる気がする。将来、この店の常連になるかどうかは、ややビミョウであるが、今後、多少儲かっても店を奇麗に建て替えるなどという事は考えず、是非このままの雰囲気を保ち続けて欲しい。女将さんも今後とも客に媚びることがないよう願いたい。

_DSC8367

_DSC8368

_DSC8369

_DSC8370

_DSC8371

_DSC8372

_DSC8373
 

月いちの格安居酒屋ツアー。今回は新橋。ここは社会人1年生から呑み歩いた街であり最も親しみ深い。昔からオヤジの街と呼ばれていたが、今もそれ程変わったとは思われない。
新橋駅前ビル(1号館及び2号館)の地下階は昔から、カウンター席に数人しか座れないような、小さな店が所狭しと並んでいて、一見さんにはちょっと抵抗感があるDeepさ。当然ながら、立呑み店も多い。そう云えば昔、安くて美味い天麩羅屋があったが(とにかく天丼が絶品だった)、いつの間にか店が無くなっていた。この地下街はちっとも変わらないようでいて、結構、店は入れ替わっている。
いっぱいひっかけて帰らない訳にはいかないが、腰を落ち着けて呑む程ではないという客にとって、立ち呑み屋はうってつけのスタイルなのだろう。小生はこれまで、呑むからにはしっかり腰を落ち着けて呑みたいと思っていて、これまで鼻にも懸けなかったが、この頃は年のせいか、さっと呑んでさっと帰るのも悪くないと思うようになってきた。今後、この手の店に厄介になることは増えそうだ。
今回、蕎麦好きおやじさんが選んだ店は、新橋駅前ビルの地下にある「立呑み処へそ」。ここは初めて。立呑みにしても、とにかく狭い。せいぜい14~5人ぐらいがいいところか。厨房を入れても5~6坪程度だろうか。ここだったら賃貸料は坪単価3万円ぐらいとして家賃18万円、従業員2人分の給料も含め、えいやっと毎月80万円ぐらいの固定費がかかりそうだ。一方、我々のようにひとり1千円程度の客ばかりだったとしても、入れ替わり立ち替わり毎日平均100人ぐらいはやって来そうだから(ここはランチもやっている)、経営は成り立ちそうにみえる。こういう店にはそもそも、ビール1杯で1時間も粘るような客は来ない。
生ビールとハムカツのセットを注文。これで500円はお得。これだけで帰れるようになれば一人前の新橋オヤジである。 

_DSC8366

_DSC8364

_DSC8363

_DSC8365
 
立呑処へそのHP: こちら 

「秋田屋」のあと、勢いがついたので、近くにある「名酒センター」に行こうということになったが、覗いてみると満員で、外には順番待ちが出来ている状態。あ~こりゃだめだ~、ということで、その代わりに浜松町駅傍の「玉川屋酒店」に再び入店。こちらも混んでいたが、上手い具合に丁度ひとテーブル空いていた。前回同様、ほぼさらりーまん御用達店である。
この店もそうだが、角打ちは何処も決して入り易い雰囲気ではない(∵支払いシステムが判らない、∵常連ばっかりで気後れする、等々)が、もう2回目となれば全くへっちゃらである。常連の如き振る舞いで、冷蔵庫から思い思いの酒を取り出し、レジで支払いした後に乾杯。みんなビールのラッパ飲みか、カップ酒。まさに一杯ひっかけるという感じ。この気安さが角打ちの魅力の一つだと思う。
ここは浜松町駅に至近で、16時30分から開いているようなので、羽田発の最終フライトまでの時間、ちょっと一杯、なんて芸当も可能である。地方から出張でやって来る人には使える店だと思うが、そんな使い方ができるひとはかなりお洒落だ。
それにしてもこの店は何故か居心地が良い。興が乗ったせいか、話し声の音量をもうちょっと落として欲しい、と若店主からやんわり窘められる一幕もあった。反省、反省。でもたぶん、またそのうち来るだろうし、それがまた4、5人になれば、きっと盛り上がってしまうに違いない。
(残念ながらスマホ画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

20150428104553

IMG_2620

IMG_0678


 

隊長の所望により、大門の「秋田屋」にやってきた。前回は寒くてオーバーコートなしには呑んでいられなかったが、2ヶ月経って、立呑みには良い季節になった。でもあと2ヶ月経つと、とてもエアコンが無いところでは呑んでいられなくなるだろう。まったくいい季節は短い。
でもここ「秋田屋」は、仕事の関係で一時期、毎月のようにこの店の前を通っていたから知っているが、もつ焼き好き親爺たちが、四季を問わず、雨天晴天に関係なく群がっていた。その親爺パワーには舌を巻いていたが、その状況は今に至るまで変わっていないようである。
小生の到着は18時40分くらいだったが、室内のカウンター席、テーブル席は勿論のこと、外の立呑みテーブルもほぼ埋まった状態。良く見ると、その一つに隊長とのんちゃんが収まっていた。だいぶ先行している様子。
こちらもさっそく生ビールを注文し、もつ焼きも追加注文しようとすると、すでにテッポウやハツは無いという。この時間でもう無いとはびっくりするが、今日はとりわけ客の入りが良かったようだ。往々にしてと云うか、何故だかと云うべきか、親爺達は月曜日に呑みたくなるもの。晴らさなくてはならない鬱憤を、週末に溜め込んでいるらしい。今日はそのたぐいが特に多かったと云うことか。
やがてカウンター席の端っこが空くようになったので、徐々に座り、やがて和尚、アユラシも到着、小さなテーブルを5人で囲むまでになった。注文取りのおかあさん達は、大宮の「いづみや」と同様、なかなか捕まえるのが難しい。聞こえないふりなのか、本当に聞こえないのかが判別できない。なんとか、追加の焼き物として、レバーとなんこつ、こぶくろを注文できた。ここのもつ焼きは、大ぶりで歯応えがあるのが特徴。
ここには「くさや」もあって、時々臭ってくる。「くさや」は他人が食べている時は単に臭いだけだが、自分のものとなるとそれが余り気にならなくなる。従って、何処かの客が注文し、焼きの臭いが漂って来たら、こちらも追っかけ注文するのが、周りの客にとっても自分たちにとっても、迷惑度が軽減される唯一の秘訣と思う。尤も、その連鎖が拡大し、四六時中臭い店になる可能性もあるが・・・。
(残念ながらスマホ画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

20150427_184147

20150427_190551

20150427_192835

20150427_192841

20150428104240

20150427_200830

 

池袋「KURAND SAKE MARKET」で、ほぼ2時間立呑みしたおかげで腰が辛くなり、このまま帰る前に何処かで腰を下ろしていこうということになった。それもなるべく近い店がいいということで、偶々目の前にあった駅前の「魚盛」に入った。以前、アユラシの予約で、同じこの店の丸の内支店に入ったことがあった(和尚ともうひとりの、4人で入店)。すっかり失念していたのだが、投稿を覚えていた、なおちゃんに指摘されて気が付いた。彼女の居酒屋情報に関するセンサーは、この頃益々磨きがかかっているように感じる。
中に入ると、目の前に巨大な提灯が下がっていて、その下にテーブル席が並んでいるのだが、フロアが細かく分かれている。提灯のある場所から半分上がった処や下がった処があって、ちょっと不思議な造りとなっている。店がどの程度の大きさなのかは俄かに判らないし、わざわざフロアを垂直方向に細かく分けているのが、この店の周りの構造的制約によるものなのかは判らない。
日本酒はもういい、って感じなので、飲み物はハイボール。さすがにもう、あまり食べられない。メニューに珍味の「梅水晶」があったが、「長芋の梅水晶和え」となっていて、我が天敵(山芋系はアレルギー)と和えてあっては流石にいただけない。試しに、「梅水晶」だけで出して貰えるかと店員に訊いてみると、調理場と相談してきますとのこと。結果、「きゅうりの梅水晶和え」となって出して呉れた。云ってみるもんだが、この店は、大手企業チェーンの割には融通が利く。画一的なマニュアルに縛られない柔軟性が、個人経営の店の良さのひとつだが、ここにはそのようなところがあるようだ。「きゅうりの梅水晶和え」はさっぱりしていて、結構呑んだ後の口直しには丁度いい。
もうひとつ、「鰯つみれ蓮根はさみ揚げ」を注文。これも普通に美味い。大衆居酒屋チェーンに較べると、全般的に値段は高めだが、料理の手間の掛け具合と接客サービスもその分高いと思われるので、どちらを選択したいかはヒトそれぞれだが、少なくともここにはまた来てみたいと感じさせるものがある。

_DSC7722

_DSC7718

_DSC7719

_DSC7720

_DSC7723
 

立呑みの新たなトレンドと云えるだろうか、それともひとつの実験プロジェクトと云うべきか、なおちゃんが仕入れてきた情報をもとに、話題の池袋「KURAND SAKE MARKET」へ予約を入れ、蕨山の帰りに行ってみた。酒しか置いていないというので(僅かに有料つまみが置いてあった)、なおちゃん、のんちゃんが持参した酒の肴以外に、西武デパ地下で仕入れた寿司や漬物を携えて、18時頃行ってみる。エレベータから降りると、すでに店内(というよりも、立食パーティ会場のようだ)は相当な賑わい。熱気ムンムンである。
客層は7割ぐらいが女性だろうか。20代と思しき女性が目立つ。男同志は殆どいない。(こっちはさておき)親爺もいない。巷の角打ちとは大違いである。
3,000円(+外税)を払って、好みのグラスを選び、手の甲に(ブラックライトで蛍光発光する)スタンプを押してもらったら、テーブルへ。勿論、立呑み用丸テーブル。スタンプさえあれば、何回でも出入り自由というシステム。たとえば、つまみが足りなくなったら買いに行ってもいいし、呑みすぎたら外で涼んでも、公園のベンチでうたた寝をしてもいいというわけだ。
店内には巨大な冷蔵庫が離れて二つ置いてあって、それぞれに凡そ50本ずつ、合計100本余の一升瓶が揃っている。なかなか壮観だ。日本酒好きだったら、見ているだけで酔える。客は、勝手に冷蔵庫から好きな瓶を取り出し、自分のグラスに注ぐ。全ての瓶にはタグが掛かっていて、淡麗辛口、淡麗甘口、濃醇辛口、濃醇甘口、にごり、リキュールの6種類に分類されている。酒は結構、頻繁に入れ替わるようである。
単純に、酒を呑める量だけで考えれば、3,000円(+外税)という価格設定は高いが、これで100種類の酒が呑める(100杯呑むのはたぶん無理なので、100種類から選べる)と考えれば、それほど高いとは思わなくなるという心理を狙っているようだ。酒は1種類あればいいと思うヒト(特に親爺に多い!)は、あきらかにターゲットではない。という意味では、やはり、かなり女性客を意識しているのは間違いない。ことほど左様に、トレンドを作るのはすべからく、女性である。

_DSC7702

_DSC7703

_DSC7704

_DSC7705

_DSC7706

_DSC7707

_DSC7709

_DSC7710

_DSC7711

_DSC7712

_DSC7713

_DSC7714

_DSC7715

_DSC7716

_DSC7717

img001

img002

KURAND SAKE MARKETのHP: こちら

○金を出たあと、やや喰い足りない(≒呑み足りない)感があったので、もう一軒寄ることに。場所は東京駅八重洲口。地下にあるグランルーフフロントへ。ここはオープンしてからもう1年半以上経っていると思うが、人の流れはそれほど多くない。もうこの時間(20時過ぎ)では、地方からの出張者は新幹線に乗り込んでしまったのかも知れない。
調べてみると2014年1月29日以来の、「旅する子ぶた」入店。その頃よりは、だいぶ賑わっているようでなによりだ。店員の立ち居振る舞いもなかなか堂に入っているように感じる。やはり店員がどぎまぎしていると、客は不安に感じるもの。店員には、客に安心感を与える態度が必要だ。
席に着いたら、赤ワイン。今回は、'12 ラ クロワザード レゼルブ ピノノワール(3,800円)をチョイス。ラングドック・ルーション産。考えてみれば、フランスワインは久しぶり。呑んでみると、さすがに熟成感はいまひとつで、味わいもピノノワールにしてはフルーティだが、これはこれで飲める。コストパフォーマンスも悪くない。これに合わせるのは、田舎風パテ(830円)、ミモレット、ウォッシュタイプカマンベール及びブルータイプのチーズ盛り合わせ(800円だっけ?)にしてみた。
田舎風パテとあるが、いわゆるパテ・ド・カンパーニュ、さすがに赤ワインにはバッチリ合う。チーズは、やはりウォッシュタイプが個人的にはお気に入り、でも今日のワインではちょっと位負けと云う感じか。ミモレットぐらいが丁度いい。やっぱり、ホッピー&やきとりばかりではなく、たまにはチーズで赤ワインをやるのは悪くない。八重洲口駅構内には、この手の店はまだありそう。もうちょっとリサーチしてから来てみたい。


_DSC7277

2014_03150022

_DSC7278

_DSC7279

_DSC7280


 

月いちの蕎麦好きおやじさん主催の格安居酒屋ツアー。今回は八重洲。さくら通りのソメイヨシノは丁度見頃。夜桜は、たとえ都心のど真ん中であっても、喧噪を忘れさせ、幽玄すら感じさせるから不思議だ。東京駅八重洲口から日本橋にかけての一帯は、これまで割に来ることが多かったが、ここ「やきとり○金」は知らなかった。入ってみると、若年層を中心に大層賑わっている。
この店のシステムはちょっと変わっている。焼き鳥(おまかせ串;67円/本)は、オーダーすると客がストップを云うまでどんどん出てくる。テーブルには、焼き鳥のたれの壺が置いてある。中を覗くと、にんにくがまるごと入っていて、たれ自体もにんにくの香りぷんぷん。これを漬けて喰うと、帰りの山手線で、周りの客に嫌がられそうである。
酒は皆、基本的に飲み放題なのだが、30分刻みという点がユニーク(299円(外税)/30分)。30分299円では、下戸でない限り損することはなさそう。店の一角に酒コーナーがあり、セルフでより取り見取り。70種類以上と書いてあったが、実際にはそれほどあるようには見えない。日本酒は、一種類(白雪)のみ、ちょっと寂しい。やはり日本酒は、299円/30分では成り立ち難いのかも知れない。
焼き鳥以外には、パリパリキャベツ(399円)と石焼ソース焼きそば(599円)を喰った。串焼きに較べるとやや割高か。従って、ここではおまかせ串を喰い続け、酒は何でもいいからとにかく早く酔いたい、という人にはうってつけの店である。新人社会人諸君は、せいぜいこのような店で爆発しているのが宜しかろう。この店の常連は、酒の安さだけでなく、きっと「にんにくだれ」にも嵌っているのだと思う。

_DSC7270

_DSC7271

_DSC7272

_DSC7273

_DSC7274

_DSC7275

_DSC7276

_DSC7268

_DSC7269

 

本厚木「肉の佐藤」でもう、だいぶいい腹具合になったので、新宿では、さっぱり系の蕎麦屋に行こう、ということになった。しかし考えてみれば、新宿で蕎麦屋は入ったことも聞いたことも無い。で、ロマンスカー車内でスマホリサーチ。このような状況は、スマホが当たり前の世代には判らないが、我々には便利な時代になったものだといちいち感慨深い。そうやって見つけ出したのは「稲田屋」、デッキから電話を入れてみると、空いてますのでどうぞとのこと。これで準備は整った。新宿駅前でのんちゃんをピックアップしてから店へ。
ここは、日本酒「稲田姫」を醸す鳥取の酒蔵(稲田本店)の直営店。日本橋にある姉妹店には何回か入ったことがあった。蕎麦がウリだが、もちろん、酒の肴も豊富で、日本海沿岸の珍味等もいただける。蕎麦居酒屋としては少々ハイグレードと云えるかも知れない。ベースが蕎麦屋なので、肴はほぼ純粋に「和」テイスト。旬のものを活かした、なかなか心憎い料理を出して呉れる。
酒は、ビールをちょっとだけ呑んで、あとは酒蔵直送の「稲田姫」をいただく。純米も純米吟醸もそうだが、酸味と旨みは感じるものの、すっと喉に入る感じの爽やか系。造り酒屋が蕎麦屋をやるだけのことはある。
付き出しは、おくらと筍のあえもの。その後は、玉子焼き、とろとろ生湯葉酒盗掛け、山菜天麩羅、筍と揚げ出し豆腐、鯛皮のポン酢和え、蛸の唐揚げ、生湯葉とわけぎの酢味噌掛け、公魚の南蛮漬け、菜の花のお浸しを注文。そして最後はもちろん、せいろ。どれも美味しくいただいた。
この「稲田屋」が入っている新宿パレットビルには、他に「月の雫」や「魚民」、「天狗」、「日本海庄や」など、在り来たりな店が多く名を連ねていて、だいたい、若者が馬鹿騒ぎをするような騒々しい店ばかりだが、ここ「稲田屋」は大人の店なので落ち着いた雰囲気、だいぶ居心地が良い。また使わせて貰うことがありそうだ。

_DSC7244R

_DSC7246

_DSC7249

_DSC7250

_DSC7251

_DSC7253

_DSC7254

_DSC7255

_DSC7256


_DSC7257
_DSC7260

_DSC7261

_DSC7262

_DSC7264

 

本厚木からの帰り道、新宿駅乗り換えのついでにもう1軒行ってみた。行くあてがあった訳ではないが、歩いているうちに、久しぶりに覗いてみたい、とある店が思い浮かんだ。それがここ「つるかめ食堂」。かれこれ20年ぐらい、来ていなかったと思う。名前は食堂だが、実態はほぼ居酒屋。勿論、食事だけの客もいるはずだが、小生は酒なしでここに来たことは無い。かつてションベン横丁と云われていた、思い出横丁のほぼ真ん中にある。
10数年前の火災のあと、再開発される恐れがあったが、それは免れ、細い路地の風情は、以前とさほど変わったようには感じない。でも、この店は以前、コの字型のカウンタースタイルだった筈が、いつのまにかリニューアルされていた。少々Deep感が無くなったようにも見える。それに、かつてはひとり客が多い感じで、女性客なんてほぼ皆無だった。店も人も時代に押し流され変化している。でもリニューアルされても、掘立小屋のような、仮設的雰囲気はそのままかも知れない。それはちょっぴり嬉しい。
内装はすっかり変わっても、この店独特のオリジナル料理は健在だ。例えば「バカでアホでフラメンキン」(牛肉のガーリック味天ぷら)。こんな長いタイトルだったかな。でも、スペイン語でバカ(vaca)=牛肉、アホ(ajo)=にんにく、フラメンキン(flamenquin)=巻き牛肉フライ、という意味になっているらしいので、強ち的外れではない。つまり、ネーミングはちょっと変でも、それにこんなDeep居酒屋なのに、これは立派にスペイン田舎料理なのだ。
「バカコンポジャ」(牛すじをササミで挟んだフライ)ってのもある。こんな名前だったっけ。これも英訳するとBeef with Chickenという感じだろうか。それにしても、20年も経つとすっかり記憶が曖昧になっている。
「ソイ丼」はたぶん記憶通り。大豆のカレー煮、というところだろうか。近くの席の客が喰っているソイ丼、美味そうだ。フラメンキンにしようかと思ったが、ソイでいってみるか。でもご飯はいらない。そこで、ソイのあたま(ソイ丼の具だけ)を注文する。これはこれで、酒の肴になる。
他にも結構、メニューは豊富であるが、今日はもう十分。またの機会に確認してみたい。払いを済ませ外に出ると、結構、外国人観光客が行きかっている。いつのまにか、ここはもう観光地なのだ。心なしか、さらにDeep感が少なくなったような気がした。

_DSC6983

_DSC6984

_DSC6985

_DSC6987
 

今朝は、新逗子駅から三浦アルプスを歩いて田浦梅林に行くため、珍しく品川駅で乗り換え。だいぶ早く着いてしまったため、何処かでコーヒーでも飲んで時間を潰そうと、JR駅構内をうろうろ探索。人の流れを見ていると、この時間は新幹線乗り場に向かう旅行客が多いように見える。
品川駅は、大宮駅と並んでエキナカの先駆者とも云え、店舗数はかなり充実しているはずだが、土曜日の午前7時過ぎで空いている店となると、意外に殆ど見あたらない。数少ない店のひとつがここ「TAMEALS」だった。平日のもっと遅い時間であれば、さぞや混んでいることだろう。ちなみにこのネーミングは英語辞書を引いても出てこない。ということは誰かの名前なのかな、とネットでググってみると、Terminal + And + MEALをもじった造語であることが判った。まさにエキナカに相応しいネーミングだった。
店に入ってコーヒーを注文し、席に落ち着く。ちょっびりデカダンス感が漂う内装と調度品。モチーフは19世紀末のヨーロッパ、ウィーンあたりをイメージしているような気もする。改めてメニューを眺めてみると、結構、アルコール類が色々置いてある。特段、時間が書いてないと云うことは、そのつもりさえあれば、この時間からも呑めるということか。なるほど、なおちゃんの池袋駅構内での往きつけは、この手の店なのだろう。これから山を登る身でなければ、ちょっと喉を潤してみたい気もあるがここは我慢、我慢。
これまでプラットホームの数が多い割に(東海道本線用に8本も線路がある)、臨時列車や団体列車の発着ぐらいしか使い道がなかった品川駅だが、上野東京ライン開通により常磐線特急の発着駅にもなったようだし、ますます駅構内での人の往来が増えることだろう。そうなると当然、ここTAMEALSで一杯やる輩も増えそうだから、益々繁盛、結構なことだが、とは云え次回、ビールを飲みに来た時には、さっと入れる程度の混み具合を期待したい。

_DSC6695

_DSC6696

_DSC6697

_DSC6700

_DSC6701
 

↑このページのトップヘ