山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

山手線沿線

姪の結婚式のため、久々、表参道へやってきた。まだ午前10時過ぎだが、結婚式の後、披露宴は午後15時からとのことなので、それまでちょっと腹に溜めておこうと、カミさんと何処か適当な店に入ることに。メトロ明治神宮前駅を出てほぼ目の前、ここはどうだろう、と目星を付けた店は、何だか何処かで見たことが有るな、と思ったら、北朝霞で入った「セガフレード・ザネッティ」の姉妹店だった。
原宿クエストの1階という一等地にあるせいか、店内装飾の赤黒白のカラーコーディネートと壁を埋め尽くすロゴが、北朝霞では少々バタ臭く浮いて見えたが(なにしろ、直ぐ隣がもつ焼き屋なので)、ここでは何となく街の雰囲気にマッチしているから不思議だ。さすがは、表参道。もちろん、辺りにはオヤジが屯すたぐいの店はまったく無い。
メニューを見ると、パスタやパニーニがあるし、ビールもあるので申し分ない。屋内のテーブルはちょっと暗めで小さいので、外のテーブルに座ることにした。今日は、外でもそれほど寒くないし、ビールだって十分イケる。さて、食べ物は、ハム・チーズ&ベーコンのパニーニ(430円)にしてみる。飲み物は生ビール(420円、銘柄不明)。イタリアンビール(550円)もあったが、やめた。
ハム・チーズ&ベーコンのパニーニは、予想以上に美味かった。パニーニ、いわゆるイタリアンホットサンドは、滅多に喰うことが無い。日本国内のファストフードで、これを出すのは「ロッテリア」ぐらいしか知らないが、「セガフレード・ザネッティ」の方がサクサク感があって美味いような気がする。しかし、「ロッテリア」のイタリアンホットサンドの食感記憶が少々曖昧。
「ロッテリア」に、いつ頃行って以来か記憶が定かではない。そもそもこの頃、ファストフード店に入る機会が無い。ならば、ちょっと機会を作って行ってみようか、と思って調べてみると、とっくに「ロッテリア」のメニューからイタリアンホットサンドが無くなっていた。どうりで記憶が曖昧な程、昔のはずだ。「サンマルク」だったらあるかな。なんだか、また無性にパニーニが喰いたくなった。

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ちょっとやぼ用が有り、東京駅へ個人的出張(^^ゞ。そのままの流れで呑み屋、ということになったが、今日はあまりうろちょろせずに、八重洲界隈の店に入ることにした。別に行きつけの店も目当ての店も無いので、グランルーフの中にある店を端から物色し、適当に入ったのがここ、「北海道バル海」という店。
グランルーフでは以前、「旅する子ブタ」という店に入ったが、たぶんそれ以来だと思う。店内はほぼ全てさらりーまん。独りの客もちらほら。皆さん、出張の帰りにちょっと寄ってみました、と顔に書いてある。この店に入っている客のかなりの割合が、新幹線待ちのようである。
メニューを開いてみると、なるほど北海道に因んだものが並んでいる。ビールはもちろん、サッポロ。それでは先ず、黒ラベル生(580円税別、以下同様)をいただくとしよう。その後は、ちょっと日本酒にしてみようと、これも北海道では有名な男山(400円×2)をチョイス。同行した御仁が、次はウィスキーを呑みたいというので、最後はスーパーニッカ(380円×4)をもらう。北海道の酒をひと通り呑む仕儀となった。
料理もまた北海道尽し、カマンベールチーズフライ(600円)、釧路仙鳳趾(せんぽうし)産牡蠣フライ(500円)、刺身三種盛り合わせ(1,380円)、羅臼産ほっけ焼き(半身680円)、あんきもポン酢(680円)、オホーツクタコのザンギ(500円)、厳選ラムチョップ(480円×2)を注文。さすがに「北海道バル」と云うだけあって、北海道産をアピールした食材がずらりと並んでいる。
「仙鳳趾」という地名は聞いたことが無かった。2粒で500円とは、かなり高価な牡蠣フライだが、それなりに大ぶりで、確かにクリーミーな感じはする。「仙鳳趾」でググってみると、昆布森漁業協同組合のHPがあった。そこには「・・・年間を通じて水温が低いことから一年中牡蠣が食べられます。云々」の一文があった。ってことは、水温が低いので、産卵期が無いということなのだろうか。一般に、牡蠣はRが付く月しか食べられないというが、それは水温が上がることによって生殖巣が発達し「不味くなる」から。すると、この界隈では天然の牡蠣(例えば岩牡蠣)は存在しないのだろうか。釧路あたりは、元々の牡蠣の生息環境では無かったとなれば、人間の都合によって、そこで嫌々ながら養殖されている牡蠣が、何だか不憫に思えてきた。

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北海道バル海のHP: こちら 

西丹沢から下りてきた帰り路、久しぶりの新宿西口探訪。何も考えていないので、そのままふらふらと「思い出横丁」へ行くと、ひと通り巡ってみたが何処もかなりの混みようで満席状態、ややたじろぐ。外国人観光客が増えたせいもあるだろうが、とにかく、通り自体がすんごく、混んでいる。
そこで、「思い出横丁」から離れ、候補として予め調べておいた店に行こうかと考え直す。そこで、最寄りの居酒屋「十徳本店」に入ってみようと行ってみると、なんとここも満席。かなり大きな店の筈だが、やはりこの時間(午後8時頃)ではなかなか難しいか。
「十徳」の前で、次に何処を覗こうかと考えていた時、目の前にも居酒屋が有るのに気が付いた。「酒蔵かんちゃん」と書いてある。いかにも、典型的なオヤジ達の酒場っていう感じ。なおちゃんの同意を得て覗いてみると、カウンター席の手前が空いていたので、直ちに着陸。BGMはいまどき珍しくなってきたが、演歌がかんがん流れている。
ま、とりあえず飲み物はホッピー(360円税込、以下同様)を注文してみると、既に混合状態で出て来た。比率は悪くない感じ。2杯目を頼むと、氷も含め残りを次のグラスへ移して呉れる。あまり見ないサービス(あるいは単に氷の節約?)だがざっくばらんとしていていい感じ。
看板に「九州」の文字が見えたが、メニューを見てもどのあたりが「九州」なのか、わからない。頼んでみたのは、ブリ照り焼き(???円)と肉豆腐(510円)、竹輪磯辺揚げ(370円)。どれも特に安くも無いけど高くも無いという印象。味はと云えば、比較的薄味でやや甘口か。そのへんが、九州を仄かに感じさせるところなのかも知れぬ。一般的に、東京の居酒屋は味が濃い目なので、こういう点が、おふくろの味を感じさせて呉れるのかも知れない。
一頻り呑んで喰って外へ出たとき、中国系観光客集団が店に入ろうとしていた。こんな店がガイドブックに載っているとも思えないが、中国版グルメサイトに書き込みでもあるのだろうか。新宿の居酒屋で、店員が中国系というのは良くあるが、客も中国系とは、これも時代か。少なくとも、新宿は「思い出横丁」だけが観光地、という訳では無くなっているようである。

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月いち居酒屋ツアーは、早くも今年最後となった。「月いち」の筈が、翌月のツアーがどんどん早くやってくる気がして、自らの体内時計の遅れが気になる今日この頃である。 
今宵設定した店は、八重洲というよりは、日本橋に近い「東京八重洲餃子・景虎」という餃子専門店。以前入った、古典酒場「ふくべ」のすぐ東隣りである。以前は、「開々亭」という中華料理屋があったところ。気が付かないうちに店は結構、入れ替わっているものだ。一方、「ふくべ」は全くそのままの姿で在り続けている。駆け出しの若造には敷居が高いぐらいの店の方が、長続きするらしい。やはり、店は飽きられては立ち行かないということか。
ここは、昼間は「日乃屋カレー」という名のカレー屋で、夜は餃子専門店になるという変わったスタイル。昼間は定食屋で夜が居酒屋になると云うパターンは良くあるが、カレーと餃子の組み合わせは珍しいのではないか。しかも、店の名前まで変えてしまう(看板を掛け替える?)のは、少々驚く。
店は、1階が厨房で、2階に席があると云う。階段を上がると、20人ぐらいが座れそうなスペースにテーブルが並んでいる。我々以外に客は一組のみ。既に先発組(今宵は3人)が焼き餃子(480円税別、以下同様)を注文してあり、早速、生ビール(480円)を呑みつつ、餃子に齧り付く。
皮は厚からず薄からずでパリっとしている。餡は豚肉の香りが前面に出てくる感じで、味わいもジューシーであるが、中身の具が少なめのせいか、思ったほどしつこくは無く、あっさりに感じる。まずまずだ。この店のもう一つのウリは、牛すじ煮込み(480円)とのこと。やや甘めだが、これもまあ合格点。塩こんぶキャベツ(480円)と一緒に食すると丁度良くなるかも知れない。
今日はこのまま、餃子三昧にしても良かったのだが、この店のバリエーションが些か物足りないという意見があり、島を変えようと云うことになった。水餃子は喰ってなかったので次回だ。会計をして店を出ようとすると、もう「仕度中」の看板が出て来た。へ、もう閉店かと訊けば、今日来る筈のバイトの女の子が熱を出して休みで、今いる二人だけではきりもり出来ないとのことだった。そんなに簡単に閉めるのって感じがしないでもなかった。
その後、ふとググってみると、いつの間にか店は閉店となっていた。確かに、あの客の入りじゃ存続は難しそうだし、バイトの女の子が休んですぐ店を閉めるようでは、そんなものかなと思ってしまう。それにしても、だったら水餃子を喰って置くんだったと反省。

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まだ忘年会の季節ではないが、何かと忙しい(除、小生)いつものメンバーで、年の瀬の焼肉の会ということになった。そして場所はいつもの八重洲「昌月苑」。多くの店を知っている訳ではないのだが、CP的に見てもこの店の呪縛からは逃れられそうにない。
前回までは4人だったが、今日はひとり増えて5人なので、4人掛けのテーブルを2つ使えるという贅沢さ(っていうか、この店には2人掛けや6人掛けのテーブルなんて無いのだ)。この店に来る場合、5人もしくは6人が丁度よさそうである。
今回も、いつものように予約を入れていたが、何故か今日は客の入りが少ない。忘年会シーズンの直前が、狙い目なのかも知れない。
毎度お馴染、5,000円呑み放題喰い放題コースをチョイス。肉では、カルビ、ロース、はらみ、レバ、鶏、ハツ、豚とろカルビ、ホルモンが対象になるが、相変わらずカルビとロース、はらみばかり喰う。この店で鶏肉と豚肉を喰ったことが無い。
野菜は、最初だけサンチュ、キムチ盛合わせ、野菜(玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、なす、ししとう、ピーマン、ねぎ)、ナムルが、各々一皿ずつ出て来るがそれだけ。食べたければ追加料金となるため(というか、肉を喰うのに忙しいので)、いままで追加したことがない。最初にビールを呑んだら、あとはハイボール。こちらの方が腹が膨れない(気がする)。
ライス、クッパ、カルビクッパ、テグタン、ユッケジャン、ビビンバも喰い放題なのだが、肉を喰うので精一杯なので、いままで味わったことが無い。しかし、40代の3人は、肉を散々喰った最後に、カルビクッパとビビンバを喰う。流石だ。あれだけ肉を喰っても、最後に炭水化物(米)を喰わないと、喰った気がしないのだそうな。ちなみに、4,000円呑み放題喰い放題コースの場合は、ライスを除き、ご飯物は入っていない。個人的にはそれでも全く問題は無い。
いつもながら、ここの肉は大ぶりで厚みがあって喰い応えたっぷり。いままでこの店へ、ランチを喰いに来たことは無いが、やはりCPは評判らしい。一度、試してみたい。
 
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月いち居酒屋ツアー。今宵は新橋で、この頃売り出し中(?)の「清水HANARE」という店にしてみた。蕎麦好きおやじさんは別件のため不参加。だからという訳ではないが、偶々ここは、蕎麦好きおやじさんが苦手なもつ焼きがメインの店。1号店が「HONTEN」と「NIKAI」、3号店が「KAKUREGA」ということで、ここ「HANARE」は2号店とのことである。3店舗とも隣り合ったビルにある。
今日は珍しく早く帰社出来たため、18時のスタートでも店に一番乗り。店の中は安普請(それをあえてウリにしている模様)だが、中身で勝負というつもりのようである。ここはもつの種類がとても豊富。もつ好きは素通り出来そうにない。この店は、少なくともテーブル席は皆、予約で埋まっている様子で、19時にはほぼ満席。かなりの人気ぶり。
一杯目のビールはなんと280円(税込、以下同様)というので(2杯目以降は550円)、当然それでスタート。料理は、モツ煮(450円)は外さないとして、後は串焼き(140円~210円/本)。ハツ、チレ、カシラ、シロ、テッポウ、ナンコツ、レバ、ハラミなどをもらう。チレなんて珍しい。どれも新鮮さは感じるし、なかなかだと思うが、もつ焼き鑑定士ではないので、評価は保留。何れ、隊長を連れて来る必要がある。
ポテトサラダ(350円)は、マヨネーズかなり少なめのあっさりタイプ。ハラミポン酢(大850円)は焼き加減が丁度良く、おろしポンズとのマリッジは思った以上に美味い。塩モツ鍋(1,480円)は、何と云っても出汁が美味かった。
飲み物は、ビールの後はワイン。カヴァッリーナ・ロッソ(3,000円)とビアンコ(3,000円)も注文。シチリア産ワインらしく、赤はネロ・ダヴォラというシチリア産品種がベースとなっている。それ程の凝縮感は感じられないが、CPとしてはまずまずと思える。白もバランスが良い感じで、呑みやすいタイプ。
それにしてもこのモツ焼き屋は何故か、ワインはイタリアン。しかもシチリア系。もしかするとこの店のオーナーは、モツ焼きとシチリアワインとの相性について、一家言を持っているのかも知れない。次回、忘れなければ聞いてみたい。

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久しぶりに仕事を早めに切り上げて、東京へ移動するため京葉線快速電車に乗車。いつものようにタブレット端末を取り出し、電子書籍を読み始める。基本的に読書は、朝、トイレの中、電車の中、寝る前の布団の中と、3パターンで読むことにしているが、布団の中の場合は、だいたい5分以内に眠くなってしまうし、トイレも長居は無用なのであまり効果的ではない。
30分足らずの電車通勤の時間も、この頃は必ず座ることができるため、ついウトウト寝てしまうことが多い。ギリギリになって寝ると、目が覚めたらいつのまにか終点で、車内には誰もいない、なんて恥ずかしいことになりかねない。今日もタブレットを取り出したはいいが、暑くも無く寒くも無い車内で、適度な振動があると忽ち睡魔が襲ってくるので、結局せいぜい2ページぐらいしか読めず、いつのまにやら爆睡。総じてこの頃、読書量が確実に減って来ているように思う。
そんなことはさておき、東京へ着いたらまだ少々呑み会まで時間があるので、なんとなく丸の内を散策。久しぶりに丸ビルの中に入ってウィンドウショッピング。途中、「クラチカヨシダ丸の内」にあった(ここは吉田カバンの店なのだが、何故か)GORE-TEX®レインコートに少々心が揺さぶられたが、あまりに高価なので怖れをなして退散。だいたい丸ビルは敷居が高い。
今度はKITTEへ移動。こちらは比較的庶民的。「スノーピーク丸の内」を物色するが特に心動かず。次に「オーバーライド」で帽子をチェック。なかなか良さげなモノもあったが、結局、琴線には触れず。それでもまだ時間があったので、ならばと1階のビアバー「BEER&SPICE SUPER“DRY”」へ入ることにした。いわゆるアサヒビールの直営店らしい。キリンだったら「キリンシティ」、サッポロだったら「ライオン」のような店か。場所柄、店内にはOLが目立つ。まだ5時半前だが、もう既にグビグビやっている。
アサヒビールの直営店と云えば、嘗ての吾妻橋のビアホールが思い出されるが今は昔、随分ハイカラな店に変わってしまったが、この店も同様にいま風である。ひと通りメニューを眺めた後、隅田川ヴァイツェン(680円税別)を注文。いわゆる上面発酵の白ビール。思った通りというか、フルーティーで苦味控えめ。アサヒビールらしくないと云えばらしくない。 
この店のキャッチコピーには「五感を刺激するスパイス料理」との謳い文句が踊っている。視覚、嗅覚、聴覚、味覚は判るとして、触覚を刺激する料理とは、スパイスの舌触りということか。ちょっと興味が湧いたが、今日は我慢して次回としよう。

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アユラシが帰京する機会に合わせて、呑み会をすることにした。前回は池袋だったので、今回は新宿。この頃、新宿へ行くことはだいぶ減って来た。以前であれば、気の利いた店のひとつやふたつ、直ぐに思い付いたが、この頃は記憶もぼやけるし、新しい店の情報を仕入れることもしていないので、益々行き難くなってきている。
山の帰りだと「思い出横丁でも行ってみるか・・・」、となるが、予め予約を入れておこうとなると、少々調べてみたくなる。その結果、魚が美味そうな「タマル商店」が眼に入った。祝日でもやっているようなので、予約してみた。
朝霞台で時間調整したにもかかわらず、新宿到着がだいぶ早かったので、ちょっと西口をぶらぶら。小田急ハルクのB1Fにあるアウトドアショップ街にも寄ってみる。ここにはアークテリクスのショップもある。機能性とデザインは良いが、ちょっと高過ぎて手が出ない・・・。
うろうろするのも飽きてきたので、まだ早いが店に行ってみる。やっぱり1番乗り。じっとしているのも手持無沙汰なので、ビール(スーパードライ・エクストラコールド)を注文し、ちびちび呑んでいると、やがて順次、参加者が現れる。現れる度に乾杯。この頃、鳥見に専念している凸さんも久しぶりに登場。ゲストの(といってもタダではない)アユラシも程なく到着。最後にこのちゃんも現れ、何回目かの乾杯をする頃にはすっかりビールは無くなった。
ここのお通しは、じゃがいも+イカの塩辛という、北海道スタイル。ここはそういう店だったのか。いきなりじゃがいもは重たいな、と手が出ず。先ずは刺身をいってみよう、と六点盛り(1,980円税込、以下同様)を注文。なおちゃんが、抜かりなく10%offのクーポンを持参しているので、他に、セロリ浅漬け(420円)、たこ唐揚げ(480円)、海鮮漁師サラダ(880円)、さんま塩焼き(480円)、さつま揚げ(480円)、鮭ハラス焼き(580円)、真鯛かぶと煮(780円)、ぬか漬け盛り合わせ(480円)をどどどっと頼む。特に安い訳でもないが、どれもまずまず。やっぱ、さんまは美味いな。
ビールの後は日本酒。かなり有名どころが揃っているが、だいたいどれも400円(0.5合ぐらい?)。この頃、有名な地酒を出す場合には、1合単位ではなく、勺単位で出す店が増えて来たように思う。こちらとしても色々な種類の酒を呑んでみたい場合もある訳だから、少々割高かもしれないが、そのようなニーズに合わせていると云える。がぶがぶ呑みたいオヤジ達が好む、場末居酒屋とはまた別の世界が出来つつあるようだ。

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今日もカミさんは一日中外出。そのため、昨日と同様にランチ時を狙って、痛む腰を庇いながら、へっぴり腰で出掛けることにした。昼から雨との予報だったので、なんとか降られる前に帰って来たい。今日の目当ては蕎麦屋。昼呑みするには、蕎麦屋(除、立ち喰い)が一番、自然にできるので使い勝手が良い。
蕎麦屋で酔っ払うほど呑むのは無粋かも知れないが、単に蕎麦だけ手繰って出るのも如何せん味気ない。少なくとも、蕎麦と同時に、酒とつまみ一品ぐらい注文して、酒が無くなるのを見計らって蕎麦を出してもらうぐらいは、むしろ店にとってもウェルカムだと思う。
仲御徒町駅のすぐ目の前にある「吉仙」という蕎麦屋は、土曜日は11時30分開店。その直後に合わせて入ってみたら、さすがに行列は出来ていなかったものの、確認出来た範囲で既に4組の先客が、料理が出て来るのを待っていた。ビールを呑んでいる方がおひとりいるだけで、他は皆さん、蕎麦だけを待っている様子。
花番の女の子に勧められ、端っこの二人掛けの席につく。座ってみて初めて気が付いたが、この店は入口から厨房に延びる通路を境に、2つに仕切られていて、全体を見渡すことが出来ない。奥にも先客がいるのかも知れない。
さて、今日も蒸し暑いので、やっぱり生ビール(680円税込、以下同様)を注文。その後、メニューを広げる。ざっと眺めると、板わさや、玉子焼き、天ぷら等、蕎麦屋定番の肴以外にも、実に様々な料理がおいてある。刺身に限っても、目移りするくらいある。あれこれつまんでみたいけど、最後に一人前の蕎麦を喰うことを前提にすれば、やはり料理は一品ぐらいにしておいた方がいいだろう。と云うことで、あれこれ迷った挙句、穴子素焼き(1,100円)を頼むことにした。
程なく出て来た穴子は表面はパリッと香ばしく、身はほくほく。これをわさび醤油でいただく。こうくると、やっぱり日本酒にするかと、またメニューを見れば、これまた実に様々な酒が並んでいる。メニューの端には「本日のおすすめ」と書いてあるので、花番の子に尋ねると、代わりに奥からワイシャツにネクタイの男性店員(店長?)が現れ「何がお好みですか?」と逆質問。ちょっと考え、「大七」風な酒でお願いしますと云えば、「臥龍梅・純米吟醸・秋あがり」が出て来たのでそれを貰う。グラスに注ぐと、升に零れる量が若干少ない状況で1升瓶が空いた。するとその店員は、「雅山流・吟醸仕込み」も別のグラスに少々注いでくれた。どちらも小生好みでとても満足。しかし、思った以上に酒の量が多くなり、少々酩酊気味。なんとか空けたところで、せいろもり(二段680円)を出して貰う。
ここの蕎麦は、やや太めでコシが強い。二段でも結構なボリューム。なんとか喰い切った。それにしても、この店は、酒といい、つまみといい、蕎麦といい、かなり満足度が高い。勿論、接客も申し分ない。軽い昼呑みぐらいでは勿体ない。何人かで腰を据えて呑んでみたい。

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吉仙のHP: こちら  

月いち居酒屋ツアー。今日は1人欠席で5人の宴。先週の初め、軽いぎっくり腰を患ってしまい、残念ながら山は暫くお休みとならざるを得ない。山に登らないと勿論、「山から下りた」ネタを仕入れることができず、このブログは忽ち干上がってしまう。そこで、さしあたり多少の腰痛は我慢して、なんとか「番外編」で喰いつなごうと云う、姑息な手段に頼るしかないが、平にご容赦願いたい。
今日の店は、神田の「鶴亀」という、神田のオヤジ連御用達の大衆居酒屋。居酒屋にしては中華料理がかなり豊富なので、中華居酒屋と云った方が相応しいかも知れない。店員も須らく中国系の若い女性である。
この「鶴亀」の在る場所は、神田駅北口を出て直ぐ。かつて「小次郎」という、我らが隊長のお気に入り焼きとり屋があった場所の、すぐ向かい側。「小次郎」の場所には、外観の風情そのままに、別の店(名前は失念)が入っていた。
個人的には、久しぶりの「鶴亀」入店となったが、いつのまにかだいぶ小奇麗になった感じがする。もうちょっと昭和感があったような記憶があるが、ホントに改装したのか、気のせいか、記憶が惚けてきたせいか判らない。
いちおう予約を入れたためか、席は2階とのこと。1階しか入ったことが無かったので、2階があるとは知らなかった。階段を上がると、いつものように先行組は、既に良い調子になっていて、焼酎のボトルを並べている。料理も、ソース焼きそば(500円税込、以下同様)、鳥皮煎餅(350円)、焼き鳥盛り合わせ(550円)、焼きビーフン(600円)、肉野菜炒め(450円)が並んでいる。最初から、炭水化物系が多めだな。
今日もやっぱり暑いので、生ビールで追い駆ける。その後は他の者と同様に、焼酎水割り。追加料理は、焼き餃子(600円)、バンバンジー(350円)、ホルモン炒め(450円)、ポテトサラダ(320円)、ネギ玉(450円)、梅キュウ(280円)にした。焼き餃子は、この店にしては随分高めだが、タレなんか不要な程、しっかり味が付いていて、如何にも居酒屋の餃子という感じで美味い。 ポテトサラダはきゅうりとニンジンが入ったスタンダード。これも普通以上に美味い。ネギ玉は、ニラの代わりにネギが入ったもの、と云う感じだが、意外と見掛けない。醤油をかけるべきか、ソースをかけるべきか悩むところだが、どちらも美味かった。ケチャップでも良いかも知れない。
かなり呑んで喰って、5人でしめて10,560円。計算間違いじゃないの?と、つい思う程、格安である。センベロとまではいかないが、蕎麦好きおやじさんが大満足であるのは、云うまでもない。この低成長時代にこそ相応しい居酒屋である。

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買い物があったので、久しぶりに独りで銀座へ出た。ちょっと早過ぎて、店の開店時間はまだだったので、「サンマルクカフェ銀座マロニエ通店」で電子書籍を読みながら時間潰し。時間は9時半頃。こんな時間でもかなり混んでいる。友達と待ち合わせというよりも、本を読みながら、のんびり休日を過ごしているひとり客が多い。外国人も結構多いのは、やはりデパートやブランドショップの開店を待っている感じだ。
やがて買い物を済ませた後、ついでに「好日山荘」で登山用品を物色。あれこれ見たが、さほど物欲が湧いてこないので、手ぶらで店を出る。もう11時過ぎ。せっかくなので何処かでビールでも呑もうかと、少々考えあぐねた末、銀座1丁目の「マロニエゲート」内にある「クラフトビールタップ」に入ることにした。この姉妹店である、ヨドバシAKIBA内の店も先日訪問済み(そのときのレポはこちら)。
「マロニエゲート」は11階と12階がレストランフロアで、「クラフトビールタップ」は11階にある。5階から9階まで東急ハンズが入っているので、ついでにうろうろするが、やはり買いたいものは見つからない。どうもこの頃は、目的を持っていないと購買意欲が働かない。別に余計なものまで買う必要は無いが、目を惹くものが無いのも、馬齢を重ねたことに起因するかと思うとやや切ない。
ともあれ、「クラフトビールタップ」に入店。秋葉原の姉妹店は窓に面していない店だったが、ここはかなり外の眺めが良い。先客はひと組のみ。まだ時間が早いせいだろうが、帰る頃になっても客はせいぜい4組ほど。銀座では、クラフトビールの昼間呑みはそれほど好まれていない様子。というか、呑み助は銀座にはやってこない、ということか。これが上野のガード下や浅草だったらこうはいかない。もうこの時間だったら、賑やか過ぎて、気後れして入れない恐れだってある。銀座は狙い目なのか、それともこの店のネームバリューがいまひとつなのか、良く判らない。
さて、ビールは何にしようかと暫し思案。せっかくだから、樽生クラフトビールの、パイクIPA(1,050円/330ml税込、以下同様)にしてみた。このIPAは、香りも苦味も申し分ない。アメリカのクラフトビールだって、イケてると思う。料理はポロネーゼのシュペツレ(1,000円パン、サラダ、コーヒー付)にしてみた。いわゆるドイツ風パスタ。ビールによく合う。銀座で、気取らない店に入りたいときにはここはお奨め。ディナーにも興味はあるが、やはりこの店は、太陽の日差しが良く似合うような気がする。

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月いち居酒屋ツアー、今回は中華料理の店にしてみた。勿論、ひとくちに中華料理と云っても様々あるが、その中から「客家料理」の店をチョイス。ご存じのように、客家は土地の名前ではなく、民族の名前なので、様々な地域に分散してその土地の料理とも融合しているので、客家料理も実に様々。今回の店「新竹」は、台湾客家料理とのことである。
しばらくクアラルンプール近郊に住んでいたので馴染みがあるが、マレーシアにも客家料理が普及している。むしろ、福建料理なども含め最早、マレーシア料理の一部になっている。日本では聞き慣れないが、きっとマレーシアにも客家人が移住して、独自の進化を遂げたものと思われる。
「新竹」の所在は御徒町(住所は台東区台東)だが、ガード下界隈の賑やかな場所からは少々離れていて、むしろ寂しい雰囲気の路地裏にひっそりとある。店に入ると、いくつかある円形テーブルはほぼ埋まった状態で、繁盛している様子だ。いつものように、小生以外はとっくにビールから紹興酒に切り替わって、もう良い調子になっている。
今回頼んだ料理は、「客家飯」、「豚レバーの冷製」、「新筍蒸し物」、「牛筋肉の煮込み」、「客家豆腐」、「空芯菜のにんにく炒め」、「トマトと玉子炒め」、「台湾高菜と豚バラ醤油煮」を注文。豚レバーは柔らかく、しっかりと味が染み込んでいる。新筍は、穂先でもないのに柔らかで、トウモロコシのような甘みがある。思わず美味い!と云いそうになる。これは珍味と云っても良さそうだ。他の料理も、しっかり味が付いているのが特徴か。
これらのなかで「客家飯」と「台湾高菜と豚バラ醤油煮」は、かなりマレーシアの客家料理に近いものだった。そう云えば、クアラルンプールの中心街にあった客家レストランは、この豚バラ醤油煮を饅頭の生地に挟んで喰うのだが、これが絶品。あ~、無性にマレーシアの経済飯(例えばこんなシロモノ)が喰いたくなった。

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なんとか最終日に「カラヴァッジョ展」を見ることができた。実は前の週の月曜日にも、わざわざ会社をサボって半休にして上野まで行ったのだが、迂闊にも閉館日であることを失念していた。もうこの日曜日を措いて他に無い、と思い、やってきた。念のため、約1時間前の8時20分に着いたのだが、門の前には数えれば10人の列。かなり拍子抜け。
先月の「若冲展」では、この10倍はいただろう。カラヴァッジョの人気度ってそんなものなんだ、とびっくりする。ゴッホやルノアール等の印象派だったら、もうちょっと違うのだろうが、日本ではカラヴァッジョの知名度はそれ以下のようである。ちなみに、カラヴァッジョ大好きな方のブログ(こちら)によれば、一日当たり平均入場者数は4,280人だっととのこと。一方、先日の若冲展では平均約14,300人。
開館時間までタブレットで電子書籍を読みながら待つ。今日は朝から日差しが強く暑いせいか、突然、タブレットのバックライトが温度上昇によりoffとなってしまい、大変見難い状況となった。スマホで続きを読む。ふと、前売り券を買っていなかったことに気が付き、ネットで購入。こういう時に、改めてスマホは便利と感じる。
どんなに暑くても、時間に正確な国立西洋美術館の職員は、きっちり9時30分に開門。ここで初めて列は、前売り券を持っている人とそうでない人とに分かれる。既に持っている人は約半分で、余裕の入館。展示室に入ってもガラガラ。特に世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」の前は誰もいない。真正面から見上げると、とてもインパクトがあり、心ゆくまで堪能できた。
今回の展覧会でやってきたカラバッジョの作品は11点。カラバッジョは意外に寡作で、世界に60数点しかないそうなので、今回はとても大規模、もちろん日本では過去最多だそうである。今回は、フィレンツェのウフィツィ美術館とピッティ美術館、ローマのボルゲーゼ美術館、バチカン美術館で見たことがある作品も来ていたので、懐かしい思いもあった。
さてひと通り見終わったところで、喉が渇いたので何処かに入りたい。ここ、西洋美術館には「Caféすいれん」という店があるのだが、行ってみたかった店を思い出したので、上野の山を下り、御徒町駅前へ向かう。その名は「吉池食堂」。かつて建て替え前の吉池デパートの最上階にあった時に入って以来である。その時は、デパートの大食堂でありながら、一品料理(≒酒の肴)が豊富なせいか、近所の旦那衆やひと仕事終わった肉体労働者達が、酒を呑んで管を巻いていた。その隣ではお子様ランチを喰っているファミリーがいたりして、何でも有りの、カオス的光景だった。
そんなレトロ感満載の食堂が、ビルのリニューアルと共に生まれ変わったと聞いたので行ってみた。開店は午前11時。ほぼ丁度に着いたのだが、入口には大勢の客が入店を待っていた。まさに老若男女、客層は以前とそう変わらない感じ(作業服のままのおっちゃん達はいなかった)。まったく小奇麗になってしまったので、雰囲気は全く変わってしまった。個人的には以前の方が味があって良かったのでちょっぴり残念。
しかし、メニューは、昔通りに和洋中なんでもござれ、実にバリエーションが豊富である。アルコール類も様々あるが、やはりここは生ビール。そして料理はミックスフライ定食にした。これもデパートの大食堂の定番。大満足のランチだった。ここには数えきれないほどのメニューがある。次回が楽しみである。

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アユラシが山形から帰ってくると云うので、池袋で一杯やることになった。我々下山組は、高原山からの帰りだが19時だったらなんとかなる。のんちゃんや和尚も夜の部に参加とのこと。店を何処にしようかとあれこれ考えたが、安くて美味くて評判の「ずぼら」へ行ってみることにした。
東口のサンシャイン通りから、ちょっと南側へ逸れたところに「美久仁小路」という路地がある。ひと昔前まではかなり胡散臭い昭和酒場街の風情で、常連オヤジでないと入り辛い雰囲気を醸していたが、今回行ってみると小路の入口に立派なアーチが出来ていて、路の石畳もこざっぱりしている。随分おしゃれな感じになっていた。これならば池袋ギャルだって入って来そうだ。
「ずぼら」はこの小路の東側入口にあった。それも一軒だけでなく、小路の反対側にもある。しかし、どちらも建て坪は随分狭い。カウンター席はせいぜい8人くらいが限界だろうか、隣の客と肩を振れ合わせながら呑むような感じだ。
店の人に、予約している旨告げると、階段を上がれと云われ、3階へ。靴を脱いで座敷に上がると、4人掛けのテーブルが2つと、2人掛けのテーブルが1つ。こじんまりした部屋だ。先客の若者3人が一つのテーブルについている。簾が下がった窓は2方向あり、時折、爽やかな風も吹き抜ける。下の小路から、新内流しの三味線の音色でも聞こえてきそうだ。さして広い部屋ではないが、その狭さ加減も含め、なんとも居心地が良い。
のんちゃんは既に到着済み、アユラシも程なくやってきたが、(GPSを持たない)和尚からは「迷った」という連絡。確かに目印がある訳でもないので、この小路を見付けるのは少々難しいか。それでも、それほど待つこともなく到着し、乾杯。さて料理。注文したのは、うどの酢味噌和え、ハムカツ、ポテトサラダ、刺身盛り合わせ、ちくわ天麩羅、豚肉生姜焼き、小鯵の南蛮漬け、焼き餃子、ごぼうかき揚げ、キャベツ塩こぶ和え。それぞれ300円から600円くらいで、どれも在り来たりだけれど、文句なく美味いのでCPも十分と感じた。評判通りだ。随分頼んだが、まだ味わってないメニューが山ほどある。これからも楽しみ。
是非今度、ここで宴会をやりたい。3階には10人ぐらい入るので、ここを貸し切るのがベスト。窓を開けて、外の風が入って来ても良い季節が良さそうだ。

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月いちの居酒屋ツアー。今回は、肉好きの方のご希望にお応えするため、秋葉原にある「肉アバンギャルド」と云う肉バルに入ろうかと企んでいたのだが、残念ながら予約で既に満席とのこと(この時点で、小生はまだ電車の中で、店には到着していなかった)。やっぱりと云うか、予約無しでこの手の店に入るのは難しい。昨今「熟成肉」で火が付いた、「肉バル」人気は止まることを知らないようだ。
それでは仕方が無い、その代わりに、蕎麦好きおやじさんが選んだのは「金子屋」という居酒屋。やきとんがメインなので、ここだって昔ながらの「和式肉バル」と云えなくもない。同じく総武線の高架下近くにある店。如何にも典型的なやきとん屋という感じで、外見よりも中身で勝負だとアピールしている。
小生を除く先行組5名は、すでにもりもり喰っている。聞けば、生ビールは19時までだったら200円とのこと、そりゃいい。ならば、生ビールで追撃開始。しかし、先行組はハイボールやチュウハイで、だいぶ周回遅れ状態。やきものは既に粗方注文済みの様なので、ポテトサラダを追加注文。ほどなく、注文済みの豚バラとハラミ、到着。どちらもけっこう大ぶり。これで90円はCPが良い。
次に、ハムカツ2皿分、到着。ハムの厚さはこんなものかも知れないが、このCPもまずまずだろう。その後、シロ、鶏唐揚げ、ポテトサラダが雪崩を打って到着。シロも大ぶりだが、ちょっと弾力が有り過ぎでやや残念な感じ。逆に云えば、これをもぐもぐ噛んでいるだけで結構、ビールが進む。鳥唐揚げとポテトサラダは、特段のインパクト無しだが、合格点はあげられる。
さてビールも無くなったし、次にホッピーにするか。メニューを見ると「全ドリンクホッピースタイル」と書いてある。何のことか一瞬判らないが、これはチューハイもハイボールも、全て「ナカ」と「ソト」を別々に頼めると云うこと。割り加減はお好みでどうぞ、という訳。考えてみれば、何故、ホッピーだけがそのスタイルだったのか、何故、他は店員任せだったのか。この店、なかなか合理的だ。
結構呑んで喰って、ひとり2,600円は、蕎麦好きおやじさんならずとも、合格点をあげていいと思う。

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「肉の大山」で少々腹を満たした後は、やっぱり蕎麦で締めくくることにして、さて何処にしようか。「上野藪」は目の前だが、できれば入ったことが無い店にしてみたい。そこで、予てより気になっていた「蓮玉庵」へ行ってみることにした。
安政六年創業。桜田門外の変が安政七年だそうだから、それよりも古いことになる。日本刀を手挟んだ武士が跋扈していた時代からやっていた、と聞くだけでなにやら畏れ多い。逆に、武家の時代が、そんなに昔ではないような気もして来る。明治の文豪、森鴎外や斉藤茂吉も贔屓にしていたとのこと。斉藤茂吉は「蓮玉庵」の実名を入れて詠んだ短歌もあるそうだから、相当な入れ込みである。福山雅治がロハで「蓮玉庵」のテーマソングを作ったようなものである(ちょっと違うか)。坪内逍遥や樋口一葉も、作品の中で描写しているそうだが、どちらも確認できそうに無い(旧かな遣いの文章は、かなり抵抗があるし・・・)。
外観はなかなか渋いが、なかに入ると意外にモダン。丁度、テーブル席が埋まったところのようで、少々お待ち下さいと、姉御肌の女性店員が仰る。すると偶々、もう帰ると立ち上がった客が居て、すんなりと座れた。客はほぼ全て、夫婦かカップルである。たしかに場末居酒屋大好きオヤジ連や、姦しおばさん同志では何だかしっくりこない。みなさん殆ど酒なんか呑まずに、蕎麦を手繰っているだけだ。
こっちはそんな気、毛頭にない。メニューを見ると、板わさや焼き海苔、つくね、玉子焼きなど、ほぼ蕎麦屋定番の一品料理が並んでいる。でも、そのうち、つくねと玉子焼は5時からとなっていて、ランチ時には頼めない。ふーむ、他に無いものかとあたりを見回すと、「鴨の薫製」の貼り紙。では、それを頂こう。さっき、「肉の大山」で揚げものを喰ったので、これ以上頼むと蕎麦が喰えなくなる。ビールもやめて、最初から冷酒。「菊水の辛口」をちびちび呑む。
そうこうしているうちに、せいろそばがやってくる。手繰ってみると、コシと云うよりも弾力を感じる。つるつるっと直ぐに無くなってしまった。蕎麦湯は、やかんに入って出てきた。やけに年季が入っている。モダンな店内で、そこだけがこの店の歴史を語っているような気がした。

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なんと・・・、池之端藪蕎麦が閉店してしまった・・・。大ショック。

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東京都美術館を出たら、真っ直ぐ蕎麦屋に行こうかと思ったが、時計を見るとまだ開店時間には早い。なので、その前にちょっと寄り道していこうかと、上野ガード下へ行ってみる。午前中から大賑わいのアメ横を抜ければ、ガード下の呑み屋街も相変わらず呑んべえだらけ。GW真っ只中だというのに、旅行に行かず呑み歩きか。それとも地方や海外から観光で、呑み屋街に来たのか。
どこも満席状態のようで、なかなか入り難い。「肉の大山」だったら、入れるかもしれないと覗いてみると、外で立喰い立呑みは既にOKだが、店内は11時開店がもうすぐ。10人余が行列を作っているが、その後ろに並ぶことにした。今日は、並ぶことが運命付けられている日かも知れない。我々は10組目。
程なく開店したが、何故か、8組だけ入れたら、後はお待ち下さい、と。以前、開店時に来たことが無かったので少々びっくり、マゴマゴする。店員が少なくて捌ききれないのだろうか。暫し待った後、2回目で目出度く入店となる。店内はまだまだ空いているテーブルがある。先発組は、呑み喰いが始まっている状態。我々の後、3回目の入場組が入ったところで、テーブルはほぼ埋まった。
ここのウリはメンチカツであるが、一番安価な「やみつきメンチ」(130円税別、以下同様)から「特製メンチ」(200円)、「匠の和牛メンチ」(400円)までと、和牛肉の添加量に応じて3種類もある。我々は特製メンチを、ビールと共に注文。併せて、盛り合わせランチプレート(900円)も注文した。
二人で、これだけ頼めばほぼ十分。ライスはいらないと店員に云う。程なく出てきた特製メンチはジューシー。これで200円はお得だと思う。続いて盛り合わせランチプレートも出てきた。これもボリュームは申し分ない。味も、さすがに肉屋がやっているだけあって文句無し。できればワインも頼みたいところだったが、このままだと蕎麦まで辿り着けそうにない。程々にして切り上げる。
ところでこの店、ランチ時に、何が頼めて、何が頼めないのかが、いまいち判り辛い。常連と思しき連中は、ランチメニューには無い料理を注文しているようだ。それに、偶々かも知れないが、隣りのテーブルでは、頼んだビールがぬるい、とクレームしている。この店のホスピタリティはもう一つのようである。

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肉の大山のHP: こちら

また上野公園にやってきた。今日の目当ては、泣く子も黙る「若冲展」である。午前9時30分開場なのだが、いちおう念のためと云うか、混雑を予想して、8時30分にやってきた。上野駅から西洋美術館の前を通り過ぎる。こちらでは「カラバッジオ展」をやっている筈なのだが、誰も並んでいない。カラバッジオって、その程度? 「法悦のマグダラのマリア」だけでも、若冲なんか、ぶっ飛ぶくらいじゃないの? 思わず、こっちにしようか、とよろめきそうだったが、既に「若冲展」のチケットは購入済み。初心貫徹である。
東京都美術館に近付くにつれ、群衆が見えてくる。先日の「ボッティチェリ展」よりも明らかに多い。ボッティチェリも形無しである。ともあれ、覚悟するしかない。さっそく並んでいると、我々のうしろに列がみるみる延びていく。早く来て正解だ。チケットを買う人の列もできているが、買った後にまたこちらの列に並ばなくてはならないかと思うと、気絶しそうである。
1時間は我慢、と覚悟していたが、9時15分くらいから列が動き始めた。扉が開いたようだ。美術館側の配慮によるものだろう。目出度く入場し、ひと通り見終わった後、前回同様、2階のM Caféに入る。既に開店しているが、先客は誰もいない。店員が手持無沙汰にしていた。テーブル席につき、さっそくビールを注文。窓の外を眺めると、入場を待つ人の列は益々延びているようである。列が動いていないところをみると、入場を制限しているのかも知れない。たしかに、展示スペースでは皆、絵に齧りついてなかなか動こうとしない。滞在時間が自然と延びているのだろう。
それにしても、こんなに並んだのは、2005年の北斎展(於:国立博物館)以来だと思う。でも後日、聞くところによれば、我々はまだまだ幸運の部類。会期末に近付くにつれ、入場待ちの行列はどんどん延び続け、最大でなんと320分待ちになったそうな。クレイジーな「若冲」人気というか、流行りに敏感な日本人気質というか、全く凄まじい。この狂乱に関する分析はこちらに詳しい(勝手にリンクさせて頂いたが、とても多角的な分析である)。ちなみに、最終日は意外に空いていたそうである(それでも120分待ち)。あまりのメディア報道に皆、恐れをなしたのだろう。
日本人は統計的に見ても、世界一展覧会好き、だそうである。云うなれば、我慢強く並ぶことに長けているということだ。そんな日本においても、この若冲狂騒劇は暫く、語り草になるだろう。

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秋葉原の「Meat Winery」でたらふく食ったのだが、そのせいか少々呑みの方が足りない感じ。そこで上野まで行って、何処かに寄ることにした。ガード下界隈ならば、何時だってやっている店がある。聞くところによれば、朝7時から開いている呑み屋があるそうだ。呑んべえには天国の様な処だ。
午後4時。行ってみると、いるわいるわ、呑んべえだらけ。日が傾き出したとは云え、まだまだ明るい呑み屋街は、呑んべえ達で溢れ返っている。老若男女が外まで溢れている店もある。気後れしたせいか、なかなか入れそうな店が見つからない。ならば、立ち呑みだったら何とかなるだろうと、目の前にあった「たきおか」に入ってみる。すると元気のいい兄さんが、丁度、特等席が空いたよ!とカウンターを指差す。
「たきおか」は、4号店(?)以来、ほぼ1年ぶり(前回はこちら)。その4号店(?)があった場所は、もう違う店になっていた。入れ替わりが激しい。
今回の「たきおか」は1号店(本店)である。それにしても、(自分のことは棚に上げるが)こいつら他にやることないのかね、と思う程、店内は呑んべえでぎっしり。この店、平米当たりの単価、高いだろうな、などとどうでもいいことも考えてしまう。
立呑みは普通、ひとりかふたり連れぐらいの客が多いと思っていたが、盛り上がっている様子から察するに、結構大人数でも来ているようだ。もしかすると、袖摺り合うも多少の縁とばかり、呑み友達が発展しているのかも知れぬ。外国人も、異文化コミュニケーションに参加中。皆さん、声がでかい。奇声を上げている奴までいて、なかなか騒々しい。「いづみや」で黙々と呑んで喰って、さっと帰っていくひとり客を見習ってほしいものである。
こちらは、そんな喧騒を眺めつつ、生ビール(410円税込、以下同様)をやる。つまみは、さっきまで肉まみれだったので、あっさりと空豆(160円)と竹の子煮(190円)にする。この店は、生ビールも安いがつまみも安い。流石は立ち呑みである。やはり、こんな店はうだうだと長居してはいけない。我々も、ビールの後、ハイボールを一杯呑んでさくっと帰った。

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秋葉原に、美味い肉バルがあると聞きつけた人に誘われ、男三人でGW最中に行ってみることにした。せっかくの休日なので、真昼間からやろう、という企画である。この頃、誰が焚き付けたのか知らないが、「肉バル」とか「熟成肉」と云う言葉を良く目にするようになった。
「肉バル」とは、なかなか面白いネーミングだと思う。「ステーキハウス」などと云うと少々堅苦しい雰囲気だが、「肉バル」だと何となくカジュアルな感じで、「肉は酒の肴」的なニュアンスもある。敷居が低く感じるのが狙い目なのではなかろうか。「熟成肉」も一つのブーム。元々はビーフステーキ大国、アメリカからやってきた技術らしい。向こうでは「ドライエージングビーフ」と呼ぶらしい。別に規格やランク付けがある訳でもないようなので、これからの整備が待たれる。
休日の秋葉原に来ることはこの頃無かったが、駅前はかなりの人ごみだ。老若男女、様々な人がやってくる。もちろん、外国人の多さも目立つ。東京観光でエキサイティングさを求めるならば、秋葉原は良い選択かも知れない。電気店、アニメキャラクター店、メイドカフェが渾然一体となった街は、世界を見ても珍しいだろう。目当ての「肉バル」はそんな街の真っ只中にあった。
雑居ビルの6階が目的地。その1階から3階にはソフマップが入っている。主にゲーム機やゲームソフト、フィギュア、ガンプラなどの新品、中古品を売っているところ。まあ、先ず入ることは無い世界。そんな店の入口でエレベータを待っていると、明らかにメイドカフェの店員然とした女の子もエレベータに乗ろうとしていた。どうやら制服で出勤のようである。
一緒に乗り込むと、「何階ですか?」と如才なく聞いてくる。その子は4階のボタンを押す。暫し無言。4階でドアが開くと突然、大音声が飛び込んでくる。エレベータの目の前にはソファが並んでいて、わさわさ女の子達が居る。男性客もいる。店内はピンク一色。メイドカフェって、真昼間からこんなにノリノリなんだ、とあっけにとられる。
ドアが閉まって静かになり、6階でドアが開くとジャズの調べ。まだメイドカフェのインパクトから解放されていないが、ともかく「Meat Winery」と云う肉バルに到着。店内には若い男性が多く、黙々と肉を喰っている。さっそく我々も生ビール(550円税別、以下同様)を呷ったら肉を注文しよう。色々コースもあるが、アラカルトで楽しむことにする。ハラミステーキ200g(1,500円)、完熟牛ロースステーキ200g(2,980円)、ランプステーキ150g(1,000円)、ラムチョップのオーブン焼き300g(1,500円)を注文。肉以外にはアボカドとオリーブのタルタル(500円)、具だくさんメリメロサラダ(720円)と、やっぱりポテサラ(480円)も注文。突き出し(?)でオニオンスープが付いてくる。これがなかなか美味い。ワインは、トキ・アンディーノ・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴァ2015(2,700円)と、シンフォニア・テンプラニーリョ・ボデガス・アバニコ2014(3,000円)。どちらもまずまずのコスパか。
肉は、熟成によって旨味が増しているのかどうかは、いまひとつ判らないが、柔らかいのは間違いない。特にハラミステーキはかなりイケる。また来てみたい気持ちもあるが、あのメイドカフェの喧噪を通り抜けねばならないと思うと、やや憂鬱である。

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