山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

しなの鉄道沿線

小諸の蕎麦屋「丁字庵」でまったりしていたときのこと、そろそろ帰りの電車の時間を調べようかとスマホを検索していたら、ちょうど、しなの鉄道が誇るジョイフルトレイン「ろくもん」がやって来る時間と判る。時節柄、コロナ禍で電車旅をするのに多少憚る人もいるだろうから、空席があるだろうと期待しつつ、いそいそと駅へ向かう。
小諸駅に着いてみると、すでに「ろくもん」は入線済み。早速、切符売り場に行ってみると、まさかと云うかやっぱりと云うか、期待に反して「満席です」との返答。ブレない人気ぶり。仕方がなくホームで列車を眺めつつ、カメラに収めたりしているうちに、どうねじ込んだのか、このちゃんが「二人と三人に分かれれば席が取れる」と云う。流石。もう「永世渉外係長」に認定したい。
乗ったのは個人的に4年ぶりだ(前回はこちら)。我々の席がある車両は1号車。前回は2号車だった。こちら1号車の方がよりカジュアルな雰囲気である。指定席料金は1,020円。15時21分に発車。空いているのは5席分だと聞いていたので、他の乗客は駅の外へ出て観光でもしているのかと思いきや、ドアが閉まっても他の席はがらがら、乗り鉄系の男性ひとりだけしか見かけなかった。もう途中駅(含、小諸駅)で降りてしまったのだろうか。
次の停車駅が終点の軽井沢のせいか、結構飛ばす。右党の皆はリンゴジュースやアイスコーヒーを頼んでいるが、小生は白ワインを注文し、ちびちび呑みながら車窓の旅を味わう。外はうだるような暑さのせいか、浅間山はぼんやりとしていて良く見えない。
僅か30分の旅ながら、指定席料金1,020円はちっとも高くない。とにかく乗っているだけで楽しい。次回は是非、コンパートメント形式になっている3号車に乗って、フレンチ料理と酒を楽しみたい。

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「中棚荘」で流石の老舗旅館の雰囲気を味わった後は、再びタクシーに乗って同じく小諸の老舗蕎麦屋「丁字庵」へと向かう。何かと「老舗」好きなので、このような行動様式は致し方ない。それでも「丁字庵」は、個人的にはいつの間にかもう12年ぶりだ。北陸新幹線を利用するのが多いため、この頃はわざわざ小諸に寄ることが少なくなっている。
小諸と云うと蕎麦のイメージが浮かぶのは、個人的にはこの店の存在によるが、世の中的にはチェーン店の「小諸そば」かも知れない(本社が小諸にある訳では無く、東京らしい)。
念のため、電話で予約してから入ってみたものの、もう昼時のピークは過ぎていたので、それ程混んではいなかった。こちらです、と案内されたところは調理場の向かいの個室。半分は作業場のようでもあるので、何だか随分奥に通された感じだ。この店は、外観(明治18年に建てられたという総欅造り、黒い漆喰の土蔵)もさることながら、テーブルなどの調度品がどれも重厚である。
この店の創業は文化五年(1808年)というから、もう200年以上前からあった超老舗だ(でも上には上があり、木曽・上松の蕎麦屋「越前屋」は寛永元年(1624年)という。こちらの店には未だ入ったことが無い)。
さっき「中棚荘」で美味い地ビールを呑んできたばかりなので、生ビールではなく瓶ビール(サッポロ黒ラベル中瓶、660円税込。以下同様)で口火を切る。
つまみには、きのこおろし(550円)、信州漬物三昧(440円)、紅茶鴨炭火焼き(495円)、天ぷら(990円)、蕎麦がき(770円)、岩魚塩焼き(825円)、鴨鉄板焼き(715円)、にしん甘露煮(550円)、蕎麦味噌(220円)と、メニューにある一品料理の殆どを注文した。
酒は、浅間嶽・純米生酒(300ml、770円)にしてみた。小諸にある唯一の酒蔵(大塚酒造)が醸したもので、爽やかだけどコクがある吞み口だ。勿論、締めはざるそば(880円)。喉越しは申し分ないし、つゆがまた美味い。期待通りで大満足だった。やはり、ここを素通りしてはいけない。

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白駒池から下りて、八千穂で時間を潰したあと、11時30分発の気動車に乗る。まだ汗を流していないので、何処か立ち寄り湯に入りたい。何度も調べていることながら、佐久界隈ではいくつかの選択肢がある。手っ取り早いのは佐久平駅に近い「佐久平プラザ21」の中にある健康ランド。ここは4年前に入ったことがある。交通の便も良いのだが、まさに健康ランドなので田舎の情緒が無い。
他に佐久平には、車が無いと行けない「みはらしの湯」とか「あさしな温泉 穂の香乃湯」とかある。何方にしようかと考えていたが、その後のことも考えれば小諸界隈にした方が良さそうだと思い立ち、だったら一度泊まってみたかった「中棚温泉」に寄ることにしてみた。ここは島崎藤村ゆかりの宿として有名である。
小諸駅からタクシーで行ってみると、建物は千曲川の河岸段丘の縁に建っているように見える。玄関に入って立ち寄り湯を所望すると、丁度先客が入っていて混んでいるとのこと。だったらラウンジでビールでも呑んで待つかと、荷物を預かってもらったりビールを注文したりするうちに、女湯がOKとなり、それから暫くして男湯もOKとなったので、結局ビールは後回しにして風呂場へ向かう。
風呂場は離れにあって、しかもちょっと登ったところにある。千曲川でも見下ろせるのかと思ったが、どうやら見えそうにない。湯屋に入ってみると、脱衣所の隣に洗い場と湯舟が見える。つまり仕切りが無い。これは葭之池温泉と同じで珍しい造りだ。
しかもここの脱衣所は畳敷きと珍しい。濡れた足では憚れるが大丈夫なのだろうか。さらに扉の奥に露天風呂もあった。こちらはややこじんまりしている。何方かと云えば、内湯の方が良い感じ。汗を流し、さっと入ったつもりだが、後から後からなかなか汗が止まらない。
ラウンジに戻り、お預けとなっていたビールを呑んで、漸くひと心地ついた。それにしてもいい雰囲気の宿で接客も申し分ない。是非、次は泊りで来たい。

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喫茶「ダ・ビンチ」を出てから、再び旧軽井沢をそぞろ歩き。それにしても閑散としたメインストリート。今では想像できないことだが、1980年代頃の浅草は若者にとって魅力的な街では無くなり、午後8時ぐらいになると飲食店も含め各店舗のシャッターが下りて寂しいくらいだったが、そんなことを思い出すくらい、今の旧軽井沢はひと気が少ない。
一方、軽井沢駅の南側のプリンス・アウトレットには、今日もかなりの数の車がやってきていて結構な賑わいの様子。駅の北と南で明暗がくっきりしている。ひと通り買い物を済ませたら、「万平ホテル」へ向かう。途中、軽井沢会テニスコートを眺めると、えらくカラフルなウェアを着たオヤジがラケットを振っていた。ここは白いウェア限定だったはずだが、会則が変わったのか。日動画廊の軽井沢店は開いているのを見たことが無い。
ホテルに戻ったら車に乗って移動。そろそろ昼飯時になるので、これもカミさんが予約していた店へと向かう。場所は中軽井沢、バイパス沿いの「千住博美術館」の近く。この辺りは、「TOEDA」や「無限」、「エルミタージュ・ド・タムラ」、「無彩庵・池田」など、美味しい店が多い。
今日ランチをする「菊水」は、いわゆる洋食屋。以前、旧軽井沢にあった老舗とのことで、代替わりを期に中軽井沢へ移転したらしい。シェフ夫婦だけでやっているためか、10数人しか入れないこじんまりとした店で、予約ですぐ一杯になってしまう(開店直後にやって来た客が丁重に断られていた)。
メンチカツ(1,930円)とチキンカツレツ(1,680円)の何方にしようか迷った挙句、チキンをオーダー。何れもミネストローネスープ、サラダ、ライス、コーヒーが付いている。かなり大ぶりなチキンだったが、美味しいのでペロリと平らげてしまった。大満足。次に来たら、メンチカツを喰うつもりだ。

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ゆったり朝食を摂った後、10時ぎりぎりまで部屋でうだうだしてからチェックアウト、荷物を車に置いてから再び旧軽井沢をぶらぶら。今朝も人影は疎らだ。カミさんは「沢屋」でジャムをいくつか仕入れる。そのあと「ギャラリー藤井」や「軽井沢アルテギャラリー」に飾られた絵画を冷やかしで眺めつつ北上。
「軽井沢デリカテッセン」に入って、ソーセージや合鴨の燻製などを買い込む。軽井沢に何軒もある有名な「腸詰屋」も悪くはないが、だいたいいつもこちらの方がお気に入り。ここで反転して南下。朝から陽気が良いので、カミさんが「ミカド珈琲」でモカソフトが喰いたいと云い出すが、何故か未だ開いていない。残念ですねと諦めて戻り、「マライカ」という海外雑貨店でカミさんがインド(?)の小物を物色。この店はやけにエアコンの利きが良いので暫し、涼む。
「フランスベーカリー」でフランスパンなどを購入。小生も喉が渇いてきたので、ここの2階にある「喫茶ダ・ヴィンチ」に入ろうかということになった。たぶん2回目の入店。植物がいっぱいの窓から、旧軽井沢のメインストリートを行き交うひとびとが眺められる。
先客はおらず、既に営業時間なのに店内は暗い。我々が入ってから照明が点いた。やや腰が曲がったマスターが現れて曰く、この頃は客が少ないので今日は店を開くのを躊躇していたとのこと。(でも下に看板が出てましたよ、と小生)
なにも訊かないうちにマスターは話し始め、家は東京にあるそうで、シーズン中は軽井沢のアパートに住み込んでここまで通っていると。「フランスベーカリー」の主人が、かの「万平ホテル」で修業していた頃の話やら、アパートの近くに「熊魚庵」(万平ホテルに入っている京都の割烹)の寮があって、若い料理人が遅くまで騒いでいて煩いだの、この頃店を閉めるところが増えただの、とにかく話好きで、話し出したら止まらない。一瞬だけ間が空いたところで、すかさずビールを注文した。
もう何十年もやっている(具体的に何年だったかもう忘れた)が、疲れてきたのでそろそろ店を閉めようと思っているとしみじみ云う。この頃その手の話を聞くことが多い。何れにしても、尋ねもしないのに随分、軽井沢の昔話を聞かせて貰った。この店が閉じるのは誠に残念、出来る限り頑張って欲しい。

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COVID-19が発生してから初めての万平ホテルであるが、相変わらず「カフェテラス」は人気が高いようでロビーのソファーで入店待ちをしている客もチラホラいた。考えてみれば、ここに入ったのは1回ぐらいかも知れない。今度、来た時にでももし空いていれば入ってみるか。
「川上庵」から戻ってきたのはまだ宵の口だったが(7時過ぎ)、その「カフェテリア」は既に営業終了。この時期であれば寒くも暑くも無いのだから、日が暮れてからも営業して良さそうな気もするが。代わりに「バー」にでも入ろうかと一瞬思ったがやめにして、部屋に戻ってベッドで本を読んでいたら、2、3ページ繰ったぐらいでストンと寝入った。
それと引き換えに朝の目覚めは早い。散歩でもしようかと一瞬思ったが、やっぱりやめにした。窓を開けると外気はだいぶ涼しい。ベッドに戻って暫しまた読書。そのうちに朝食の時間になる。営業開始時間に合わせて1階へ降りると、既にメインダイニングの扉は開いていて、気の早い客が既に結構入っていた。
入ると、朝食は和食にするか洋食にするかと聞かれた。コロナ禍のせいか、和食処「熊魚庵」は閉まっていて、メインダイニングで何方も食べられるようになっているのだ。何れにしてもメインダイニングで和食を喰ったことは無いので(もしかすると万平ホテル始まって以来では?)、カミさん共々和食にしてみた。
すると、和食はメインの部屋、洋食は庭園に面したサンルームに振り分けられると判った。庭に面したテーブルが良かったのでちょっと残念。もし喰いたいものが違えば、夫婦でも離れ離れになる訳だ。これはコロナのせいと云うよりも、サービス上の都合(もしかして匂いが混ざらないようにという配慮?)なのかも知れない。何れにしてもちょっとだけ貴重な(?)経験になった。

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ランチをした後、いつものルーチーン的に車をホテルの駐車場に置いてから旧軽井沢をぶらぶら。別段どうってことは無く、だいたい目的もなく毎度同じ道を歩くだけ。だから意図はしないものの、以前との違いには気が付く。結果的には「あれ、以前あったあの店が無くなっているな」とか、「この店は何時の間にか出来たな」とかを毎度確認しているようなものだ。
今回、直ぐに気が付いたのは、とにかく行き交う観光客が滅茶苦茶少ないってことと、閉まっている店が目立つこと。単に一時的に閉まっているだけか、それともコロナ禍で閉業しているのかは不明なれど、旧軽井沢のメインストリートでもシャッターが下りた店がやけに多い。そのせいで、こんな時期にも拘わらず「ここが旧軽井沢・・・?」と思うほど閑散としている。
一旦ホテルに戻りチェックインをしたあと、ベッドで本を読みながらうたた寝をし、夕方になってからまた旧軽井沢へ繰り出す。昼はフレンチだったので夕食は和食の方が良いだろうと、旧軽ロータリーにある「川上庵」にしてみたのだった。
店に入ってみると、各テーブルはほぼ埋まっていた。窓際の席だったので、道を隔てて反対側にある「ベーカリー&レストラン沢村」も結構客が入っていることが分かる。径を歩いている輩は少ないが、それなりに客は旧軽井沢に来ているということか。密になっている程ではないが、軽井沢に来て初めて何となく他人との物理的距離が気になる。
メニューを見れば、やはり「川上庵」らしいというか、蕎麦屋らしからぬメニューが並んでいる。ビール(サッポロ エーデルピルス生中750円税別、以下同様)で喉を潤したら、日本所は斬九郎・特別純米芳醇辛口(900円)に切り替え、その肴に、彩り野菜の揚げびたし(950円)や生麩の田楽(820円)、鴨ロースのたたき(1,290円)、鶏もも肉の炭火粗塩焼き(1,500円)などを味わった。

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ヨナヨナエールで喉を癒した後、引き続きショッピングモールをふらふら。「ブルックスブラザース」が経営破綻したというニュースを聞いたばかりだったので、プリンス・アウトレット店もそのうちに無くなるかも知れないと思い、覗いてみたが結局、気に入ったものが見当たらず。経営復活には貢献できず。
そうこうしているうちに、そろそろ昼飯の時間。カミさんが予約を入れていた「ドメイヌ・ドゥ・ミクニ」は信濃追分にあるようなので、30分ぐらいかかるはず、ちょっと早めに移動する。行ってみると、辺りはやはり別荘地らしく、軽井沢界隈と大して雰囲気は変わらない。
「ドメイヌ・ドゥ・ミクニ」は、周りを樹木が覆っている一軒家、なかなかの雰囲気である。案内された席は、入ってすぐの建物で、広々とした庭に面した一階の部屋。他にテーブルが3つ、隣に我々よりは遥かに年配の夫婦、ギャルソンとの会話も堂に入っていて、やって来たのは初めてではないよ感が滲み出ている。
コロナ禍で、多少はテーブル間隔を広げているのかも知れない。何れにせよ、ゆったりした感じである。2階からも賑やかな声が聞こえてくるので、そちらにも席(団体席?)があるのだろう。我々が予約したのは5,800円(税込)のランチコース。メインは魚か肉を選ぶようになっている。
小生は「信州・大王イワナのグリエ、日向夏とタケノコ、海藻マリネ風味、そのビネグレットソース」なるシロモノをチョイス(なんて長い料理名だ!)。「大王イワナ」は初めて食するが、「信州サーモン」と同様、3倍体なのでかなり大ぶり。特にクセは無い。ワインはソムリエにお任せでグラスで白を貰う(カミさんはノンアルビールなので、遠慮して1杯だけ)。
ところでこのコースにはデザートが2つ付いている。そんなの初めて。折角出てきたのでうっかり全部食べたが、後から考えればこれはカミさんの策略だったようだ。

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黒金山からゴトメキ・遠見山を歩いた翌日は、ちょっと遅めの5時に起きてカミさんが駆る車に乗って関越道を下る。このような場合には朝食は大抵、何処かのサービスエリアで休憩がてら摂ることになっていて、今日は高坂サービスエリアに入ることにした。
駐車場は半分も埋まっていないくらいで、フードコートもガラガラ。ちょっとだけ考えて、塩豚骨味玉ラーメン(920円)を喰ってみた。玉ねぎのみじん切りが入っていて八王子ラーメン風だが、これでも横浜家系らしい。麺はまあまあで味玉は普通に美味いが、スープの塩味が強過ぎで旨味もいまいち。概してサービスエリアの喰いものは、コスパが良いとは云えない。
関越道から上信越道に入ると、目の前に妙義山の奇景が見えて来る。今日は天気が良いが、上信越道を走るときは天気がいまいち悪いことが多いので、随分久しぶりに見えた気がする。「大」の字も良く見える。横川サービスエリアには寄らず、そのまま碓氷軽井沢インターを下りて県道松井田軽井沢線に乗る。
脇に聳え立つ高岩も全貌が望めた。群馬・長野の県境を越えると、滑り降りる様に軽井沢へ到着。まだ時間は早いので、プリンス・アウトレットの駐車場に停め、スターバックスに入る。この頃、スターバックスでコーヒーを飲むのはここだけだ。ミニチュア犬を連れた客が多い。店の前をやけに毛並みが良いゴールデンレトリーバーを連れた夫婦が通り過ぎるのを眺めつつ、コーヒーを飲んだ。
やがて開店時間になり、ショッピングモールをぶらぶら。今日は朝から日差しが強くて暑い。この頃、物欲はすっかり枯れてきたが、それでも2、3の買い物をした後、丁度目に付いた「クラフトザウルス ビアテラス」に入り込み、ヨナヨナエールを頼む。喉が渇いていたので貪るように呑んだ。ビールはオアシスだ。

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今日は甥の結婚式&披露宴。式の場所は「軽井沢高原教会」、披露宴は「ホテルブレストンコート」のはなれのような「ヨコブキヴィラ ソウラ」。別荘感覚な披露宴会場である。この頃の風潮どおり(?)集まった者は親族だけなので、このような会場はぴったりな感じ。大正、昭和レトロが恋しい我々とは全く違い、甥夫婦もさることながら、流石に「星野グループ」は時代に敏感だ。
形式ばったテーブル席が並んでいるような会場とは異なり、様々な形のテーブルと椅子があちらこちらに設えてあるので、リビングとダイニングキッチンが合わさったような感覚である。大きな掃きだし窓の外は自然に任せたような庭が広がっていて(というか自然そのもの)、辺りに他の建物は見えない(外にはウッドテラスがありそこにも椅子、テーブルがあって気分が良さそうだが、今日は生憎、本降りの雨)。
もちろんキッチンもあって、そこには専属料理人がスタンバイ。宴の進行に合わせて、目の前で調理して供されるパフォーマンスが心憎い。つまり別荘だけど、飲食は全てそこのスタッフにお任せという、まさしくここはラグジュアリーな別荘ライフそのものを刹那的に体現している訳だ。
祝う側の立場ながらすっかり楽しんでしまって、あっという間にお開きの時間となった。その後は、「星のや」の車に乗せられてホテルへ移動。この界隈は基本的に自家用車の移動は出来ないようになっていて、全てホテルスタッフが送迎してくれるシステム。楽といえば楽だが、たて込む時間帯になると、暫し待合所で待たされることになる。
今宵は「星のや軽井沢」に宿泊。うわさに聞いた、池の周りに点在するはなれ形式の宿。靴を脱いで上がる和モダンな空間で、照明は僅かな間接照明だけ。貧乏人根性の故、無駄に広いと感じてしまい、なかなか落ち着かない。テレビが無いのは「もてなし」なのだろうが、慣れないのでやっぱり落ち着かない。缶ビールを呑みながら、なんとか電子書籍を読んで時間を潰した。

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今宵は親類一同で夕餉。場所は中軽井沢の「ハルニレテラス」にある、蕎麦屋の「せきれい橋 川上庵」。旧軽井沢にある店の姉妹店で、ここは約3年前にランチを食べに来たことがあった(そのときのレポはこちら)。「ハルニレテラス」は心憎いほど、リゾート地らしい雰囲気いっぱいの場所だ。
その名の通り、ハルニレの林にウッドデッキ状の歩道が設えられてあって、その緩やかな階段状に連なる歩道の両側に小洒落た店が並んでいる。ビストロ風の店や土産物店、パン屋などを眺めつつ進むと、「せきれい橋 川上庵」はそのほぼ一番奥にある。店の裏側には小沢が流れていて、夏であれば涼しさも演出できる。
今日は生憎の、本降りの雨だが、それでも夫々の雨に濡れた建物がライトアップされていて、これはこれで乙な情景になっている。辺りの木々も良い具合に紅葉している。
この辺りはだいたい全て「星野リゾート」。ここで夕食をするということは、この近所に泊まっている客ばかりだと思うが、店の中は結構賑わっている。我々の宿は、歩いて数分のところにある「BEB5軽井沢」という名のホテル。「星野リゾート」にしては(とは云っても、なにせ「星野リゾート」の宿に泊まったのはこれが初めてなので、実は良く判らない)、思いっきりカジュアルな感じのホテルである。
「川上庵」の暖簾を潜ると、店の一番奥、テーブルを連ねた横長の一角に通された。外観と同様に、店内も間接照明を使った落ち着いた雰囲気、やはりこの店は普通の蕎麦屋とはだいぶ違う。料理はランチとそれほど違いはなく、この店特有の様々な「蕎麦前」を楽しむことができるし、供される日本酒も長野の地酒ばかりでうれしい。また機会があれば、ディナーで来てみたい。

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今日はオフではなく所要のために、カミさんと軽井沢訪問。さしあたり時間があるので、軽井沢プリンス・アウトレットに寄ってみる。生憎の雨の平日にもかかわらず、それなりに客が来ている。やはり中国系観光客が目立つ感じ。
特段、物欲を刺激するようなものは見当たらなかったが、とりあえず暫し買い物タイム。かなり広いので、歩いていると段々のどが渇く。ちょっとお茶にしようと入ったところが「サクレ・フルール」というビストロだった。
ここは以前、たしか「花畑牧場 カフェ&ホエー豚亭」だった筈だし、その前は「アーティチョーク」というビストロだった。入れ物が大きめなドーム状の店舗なので、それなりに集客力がある店じゃないとやっていけないのかも知れない。
店の名前はパリの「サクレ・クール寺院」を連想させるが、偶々かどうか判らないが「サクレ・フルール」本店はホントにその近くにあるらしい(ちなみにフランス語でサクレ・クールとは「聖なる心臓(=キリスト)」、サクレ・フルールは「聖なる花」という意味)。
入ると、普通のテーブル席以外に、店内に三角テントがいっぱい並んでいる。中を覗くとテーブルと椅子が置いてある。この個室的な空間に入って、家族やカップルが水入らずで食事などをできるという趣向なのだろう。我々は普通のテーブル席をチョイス。何故か他に客はゼロ。ランチタイムじゃなけりゃこんなものか。正月だったら間違いなく行列ができていたろうに。一度、ランチを食べてみたいけど、それまで店が残っていてくれるよう祈りたい。

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小諸駅からしなの鉄道に乗り、終点の軽井沢駅で下りたら、もうランチタイム。人ごみの南口(プリンス・アウトレット側)へ行く気はしないので、北口の店に行こうと「フレスガッセ」を覗いてみたが、やっていなかった。軽井沢では有りがちなように、やっぱり冬は閉めているのだろうか。ならばと今度はタクシーに乗って旧軽井沢へ行ってみる。
ロータリーの目の前にある「川上庵」を先ず覗くと、すんなり入れた。しかし、我々が席に着いた直後からわさわさと客がやって来て、広い店内も忽ち満席、店の中だけでは収まらず、外にも席待ちの行列が出来上がる。この寒空に気の毒なことだし、待つ人の無言の目線に多少、プレッシャーを感じるものの、我々だって高峰温泉くんだりからわざわざやって来たこともあり、せっかくの機会なのでのんびりやらせていただくことにする。
気が付けばもう5年ぶり(前回はこちら)。それにしてもシーズンオフでもこの人出なのだから、避暑シーズンはどれほどの混みようなのか、想像するだけでゾッとする。少なくともランチ時は避けたほうが良さそうだ。
やっぱり始めは生ビール(中750円税別、以下同様)。そのあとはいつものように日本酒になるが、メニューをみると聞いたことが無い銘柄があったので頼んでみる。先ずは斬九郎・特別純米芳醇辛口(2合1960円)。酸が立っているが旨みも感じられ、深みがある。次は辛口五郎兵衛(グラス730円)にしてみると、こちらはスッキリタイプで口当たりがとても軽い。毎度そうだが、この店の酒の選び方にはセンスを感じる。
一方、料理は牡蠣オイル漬け(980円)、鴨焼き(1,440円)、出汁巻き玉子(900円)、下仁田ネギ辛子味噌(820円)、自家製ぬか漬け盛り合わせ(800円)を注文してみた。期待通りどれもこれも美味いし、日本酒に良く合う。特に牡蠣オイル漬けは絶品。素人が気紛れに作るのとは全然違う。腕が違うのか、素材が違うのか(たぶん、両方だろう)。そして締めは勿論、せいろ(880円)。これも全く文句の付けようがない。とても幸せな時間を過ごせた。

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「高峰温泉」でまったりした翌朝は、ちょっと早く起きて高峰山で日の出を見る。昨日以上に天気が良く、白銀の北アルプスがモルゲンロートに染まる姿も久しぶりに視認できた。宿に戻って朝食を摂ったあとは、雪上車で路線バスの発着所へ移動。
9時50分発の佐久平行きバスに乗車する。小諸駅前で途中下車し、佐久平から新幹線で直帰する3人を見送る。ここで降りたのは軽井沢でランチをしたいがため。この頃小諸駅を利用することは、ほんとに少なくなった。小海線に乗り換えるのも、湯の丸峠や高峰高原へ行くバスも佐久平駅から利用できるので、東京からやってくる場合には、小諸駅を利用することは無い。駅前の「丁字庵」に入る機会はもうやってこないのだろうか。
程なくやってきた電車は、しなの鉄道独自のカラーリングをした115系。115系は旧国鉄時代、高尾駅以西の中央線ではかなりお世話になった車両なので、正直、見飽きた感が強いが、カラーリングが異なるとそれなりに新鮮に見える。
いまどき、JR東日本区間で旧国鉄時代に製造された115系を見ることは殆ど無いが、しなの鉄道の車両は現在全て115系なのだそうである。そう云えば、あの「ろくもん」だって内装はまったく様変わりしているが、115系を改造した車両だ。東日本で115系に乗りたければ、しなの鉄道がお手軽だと思う。
一方、JR西日本にはまだ115系は結構残っているらしい。JRに限らず、総じて関西は関東に較べて電車の寿命が長いようである。使えるものは擦り切れるまで使おうとする、関西人気質が今も生きているようだ。
車窓からの風景を眺めながら、小諸駅の売店で買った缶ビールをグビっとやる。今回、手に入れたのはThe軽井沢ビールのクリア。ピルスナータイプで、クラフトビールにしてはすっきりキレが良い、呑み飽きない味わいである。

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以前から、標高2千メートルにあるランプの温泉宿として有名な「高峰温泉旅館」。といっても、昔は今のように山の上ではなく、谷沿いあったので(昔の五万分の一地形図では、位置がだいぶ違っていた記憶がある)、場所を移して建て替えたのは30数年前のこと。
今回、その「高峰温泉旅館」へやってきたのは実に11年ぶり(記録はこちら)となった。そのときは、篭ノ登山と水ノ塔山に登った(隊長と小生とタマちゃんはマイスノーシュー)。高峰高原は、標高が高いので、厳冬期でなくても雪質が良いという評判で、スキー場もある。
小生にとっては高山植物が咲く季節よりも、雪の方が魅力を感じるせいか、いまだに無積雪期にやってきたことはない。雪山に登れなくなったら来るのを楽しみにとっておこう、という感じである。
黒斑山から下りて、スキー場で生ビールを呷った後は、迎えの雪上車に乗ってスキー場を横切り「高峰温泉旅館」へ向かい、ほんの数分で到着。宿の佇まいは、基本的に11年前と変わっていない感じ。ともかくも、先ずは風呂だ。露天風呂はちょっと離れているので、手っ取り早い内湯でさっぱりする。
風呂場の脇にあった自動販売機で、変わったビールを買う。雷電カンヌキIPAなんて初めてだが、よく見れば地元東御市の、オラホビールのブランドらしい。缶のデザインも斬新的。呑んでみると、苦味もさることながら香りも悪くない。IBUは63とのことだが、それほどではなくかなり呑み易い。
皆が風呂から戻ってからも暫し、部屋呑み。窓から丁度、夕暮れが望め、いい感じだ。さすが、標高2,000mの宿だけのことはある。谷沿いからここへ移転したのは大正解だろう。また次にここへ来るときも、雪見酒がいいと思う。

客室からの眺め
ダイニングルーム

024 高峰温泉の雪上車が迎えに来た。

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黒斑山は、まだ登ったことがなかった。一度、6年前の3月にスノーシュー登山をプランしたのだが(その時の記録はこちら)、突然の発熱でやむなく参加断念、そのリベンジの機会が漸く今回訪れた。
佐久平から高峰高原までは路線バス利用。ところで事後に知ったのだが、アサマ2000パーク・スキー場で同じく佐久平から無料送迎バス(要予約)を走らせていることに気が付かず仕舞い。普段、スキー場を利用しない者にとっては盲点なのかも知れないが、まさか路線バスで1,380円も掛かるところを、無料で送迎しているとは思わない。
路線バスを走らせているJRバス関東から苦情は出ていないのか、それともスキーのリフト券を持っていないと送迎バスには乗れないのか、それとも登山客は皆、ちっとも送迎バスに気が付かないから結果的に争いは起こらないのか(実際、路線バスの乗り場は長蛇の列なのに、一方、無料送迎バスはガラガラで運転していた)、よく判らない。次の機会には、もうちょっと調べておく必要がありそうだ。
それはともかく、今日は上天気、車坂峠からスノーシューを履いて快調に登った。人気のコースになっているのか、登山者が頻繁に行き交う。黒斑山山頂には団体ツアーが屯していて、しかも中国系の言葉が飛び交う。昨今、インバウンド需要が著しいが、登山ツアーにもその波はやってきている様子である。それにしても大した賑わいだ。雪山をスノーシューで手軽に楽しむ嗜好が高まってきていることを実感する。
無事登頂を果たした後は、下山も快調。首尾よく1時間半ほどでバス停まで戻ってきた。このまま宿へ向かうこともできるが、やっぱりここは汗が引かないうちのビールを呑もうと、スキー場のレストハウスへ向かい「ラクーン」というカフェテリアに入店。まだ15時前、中途半端な時間なのでガラガラ。ビールを呑んでいる輩も見当たらないが、気にせずグビっとやった。
(全天球画像はこちら)

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元旦早々、蕎麦を手繰ったあとは、プリンス・アウトレット内を暫しうろうろ。老若男女、日本人、外国人を問わず、かなりの盛況振りである。普段とは違い、このアウトレットにいると、日本経済は堅調かも知れない、という気にもなる。
以前と較べると、また店舗が増えたような気がするし、端から端まで店を回るのは広くてとにかく難儀だ。カミさんとは異なり、さして物欲も沸いてこなかったので、ウィンドーショッピングだけで終わった。帰りの新幹線まではまだ時間があるが、もうアウトレット内の店はノーサンキューな感じ。
そこで再び駅まで戻り、構内にあるカフェ「フェルマータ」を覗いてみることにした。元旦なんでどうかなと恐る恐るドアを開けると、なんとかテーブルひとつが空いている。注文はカミさんに任せて、小生は場所取り(ここはカウンターで金を払って注文し、飲食物を受け取るセルフ形式)。
シートに座ってぼーっとしていると、目の前の席は欧米系の家族連れ。数えてみると子供は4人。小さい子供を4人も連れて、よりによってこんな時期に、しかも日本まで旅行に来るものだと感心する(もしかすると我々同様、東京近郊に住んでいるのかも知れないが)。6人分の料理と飲みものを頼むのは、ひと苦労の様子だ。
こちらは、歩き回ってまた喉が渇いたので、軽井沢ビール(550円税込、以下同様)をグビっとやる。つまみになるようなものは殆ど置いて無いが(例によって炭水化物系ばかりある)、唯一あったのはやきとり(370円)。スーパーの冷凍食品コーナーにありそうなシロモノだが、無いよりはるかにマシだ。駅カフェで、目の前の離山(はなれやま)の冬景色を眺めつつ、やきとりとビールはなかなか乙である。ビールは直ぐに無くなってしまったので、今日は元旦なので良かろうと、憚りなく追加のビールを注文した。

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万座温泉で元旦を迎えたあと、再び9時35分発の長距離バスに乗って軽井沢へ移動。今日も、単にバス移動だけでは勿体無いくらいの、超いい天気。途中、万座・鹿沢口駅で何人か降りた後は、暫く何処にも停まらずひたすら南下。目の前にどーんと、ほんのり雪化粧の巨大な浅間山が見え続けている。
「鬼押し出し」でも誰も乗り降りしなかったが、意外に多くの車が止まっているということは、こんな時期でも観光客がいるということだろう。何が嬉しくて元旦にこんな殺風景で極寒の「鬼押し出し」までやってくるのか判らない。
軽井沢には11時15分到着。まだ昼飯には早いが、元旦に空いている飲食店なんて、プリンスアウトレットぐらいしかないだろうと端から諦めて覗いてみたら、さすがに開いているのは開いていたが、何処の店もゾッとするほど行列ができていて、途端に目の前がだんだん暗くなる。
久しぶりに人混みのなかに紛れて長時間待つしかないか、と諦めかけた頃、一番端っこにあった蕎麦屋「やまへい」には僅かしか行列が出来ていなかったので、ここで覚悟して待つことにした。やはり家族連れだと、蕎麦よりもパスタや牛肉の方が好まれるのだろう。
ここはアーケード街にある多くの店とは異なり、単独の二階家なのでそれなりにキャパもある。そのせいか、さして待たされることなく、2階へ案内される。先ずはビール(軽井沢高原ビール、グラス中750円税別、以下同様)を注文し、その間にメニューを確認。
正月だからか、ランチタイムだからか分からないが、一品料理はてんぷら盛り合わせ(1,250円)、ソーセージ(950円)、和風サラダ(750円)、板わさ(400円)のみ。蕎麦屋でソーセージ、というのも変わっている。軽井沢ならでは、かな。ということで、ソーセージと板わさを注文。板わさは、正月らしく赤い蒲鉾だ。板わさにはやっぱり日本酒、佐久の「深山桜」純米(300ml、800円)を頼む。
締めのせいろ(750円)はまずまずの喉越し。今年も始まりは蕎麦だった。元旦のプリンス・アウトレットでランチするには、蕎麦がお勧めである。

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軽井沢駅9時49分着。ここで乗り継ぎの、万座行きのバスは14時10分発なので、時間はたっぷりある。当然、ランチだけでは時間を潰しきれないので、プリンスのアウトレットでもぶらつく必要がある。が、ともかく先ずは何処かでランチだが、さすがにまだ時間が早過ぎる。駅の待合室に行ってみるとポカポカ、ちょっとここで暫し読書タイム。
ひとつの目当ての店は、暫く入っていない「フレスガッセ」だったが、なにしろ今日は大晦日、只でさえ客足が疎らな店(失礼!)なので、さすがに今日はやっていないだろうと思い至り、確かめることもやめた。駅の界隈か、じゃなけれりゃそれこそアウトレットの中しか無いかも知れない。
10時半過ぎ、とりあえず北口に出てみると一転、寒風吹き荒ぶ状況だが、意外に客はうろうろ結構いる。どうやら皆、インバウンド客の様子。海外からわざわざこんな季節に、避暑地・軽井沢へ何しに来るのだろうか、理解に苦しむ。それはともかく、歩道橋の上から眺めてみると、目の前に蕎麦屋が見えた。軽井沢駅のまん前に、こんな鄙びた蕎麦屋があるとは知らなかった。大晦日なので、もちろん蕎麦はウェルカム。
近づいてみると11時の開店との貼紙。まだ少々時間がある。せっかくなので待ってみることにして、とは云え外で待つのは凍えそうなので、買う気がないのに隣の土産物屋に入ってうろうろ。商売っ気がない店のオヤジは無言のまま、椅子に座って我々を眺めている。そんな時間が暫く続いた後、そろそろ頃合かと思い、蕎麦屋「本陣」へ向かう。
丁度、亭主が暖簾を出したところで、我々を含め3組が相次いで入店。店内はほっこり暖かく、思わず顔が綻ぶ。どうやら花番は亭主で、奥方が料理番のようである。さっそく日本酒を注文。くろさわ特別純米(一合850円)をいただく。これは佐久の酒。つまみは、にしん煮付(550円)と天ぷら盛り合わせ(1,500円)にした。にしんは良い味、酒と良く合う。蕎麦は、二人でざるそば大盛(1,150円)一枚を注文。良い香りの蕎麦で大変満足した。この店は駅に至近なので、また利用させて貰うこともありそうだ。

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子檀嶺岳から下りた後、青木村の田沢温泉「くつろぎの湯」で温まることが出来たものの、湯あがりの一杯を逃したままタクシーに乗車。上田駅へ向かいながら、満たされない気持ちで暫し、悶々とする。とっくに12時も過ぎているので、喉の渇きだけでなく腹も空いた。駅に着いたら、とりあえず帰りの新幹線の指定を取り、次はメシだ。
上田といえば真っ先に蕎麦屋を思いつくが(久しぶりに「刀屋」の蕎麦を手繰ってみたいし、まだ「おお西本店」に入ったことも無いが)、どちらもちょっと駅から離れているのでやや面倒。駅に至近の店を思い浮かべると、以前、つけば小屋に入ったことがある「鯉西」の本店に入ってみようか、と気が付いた。
しかし、果たしてこんな時期に鮎があるのかとも思ったが、それ以外でも何かの魚がある筈と信じて店へ向かう。もう時間は午後1時、そのせいか2階には客は殆ど居らず、我々の貸切状態。好きなところに座らせてもらう。ともかく皆が揃ったところで、漸く生ビール(550円税別、以下同様)で乾杯。
付き出しは鮎の甘露煮、それに、うるか(1,200円)も貰う。しかしこれはビール向きではない、やっぱり日本酒(福無量、1合800円)も注文。次にメニューを見れば、鮎は普通にある。ならば、先ずは塩焼き(1,000円)。それとせっかくなので田楽(1,000円)と柳川(1,000円)も貰う。
塩焼きも田楽も、かなり大ぶり。訊けば案の定、養殖だった。ま、この時期では当然だ。しかし、食べでがあるし、焼きたてなので文句はまったく無い。これを日本酒をやりながら喰うのは格別だ。忽ち日本酒が無くなったので、今度はいわな骨酒(2合1,500円)を貰う。生臭さが気になる向きの方もおいでだが、小生はまったく問題ない。女性陣にも意外に好評だった。
締めは鮎雑炊(1,200円)。この店のつけば小屋も含め、これまでに何度か鮎飯は喰ったものの、鮎雑炊は初めて。意外に鮎雑炊を出す店は少ないようだが、これはこれで、なかなかイケる。今度は是非、天然ものが喰える時期に来てみたい。

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