山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

中央本線沿線

「いやしの湯」で癒されたあとのこと。最寄りの鉄道駅である藤野へ出るためには、タクシーで移動するしか無い。今朝も利用した、いつもの藤野交通のタクシーを、また2台呼ぶ。藤野交通の保有台数は3台しか無いので、今日、我々は大口のお得意様である。逆に、混んでいるときには、二進も三進もいかないリスクがある。
約20分で藤野駅に到着。駅前の「風里」に、そのまま帰りそうなのんちゃんも引っ張り込んで、6人で招き猫が描かれた暖簾を潜る。相変わらずカウンター席には常連さん達が屯していて、良い顔色になっているが、奥の座敷は我々が一番乗りだった。
座敷の一角を確保したら、酒だ。先ず笹一生酒(590円)を注文。つまみは、いか丸焼き(900円)、ビッグハンバーグ(1,000円)、チクワ磯辺揚げ(400円)、カワエビ唐揚げ(400円)、サバ塩焼き(520円)を頼む。ここへ来ると必ず頼むのがビッグハンバーグ。デミグラスソースが優しい味なので、日本酒だって合ってしまう、ありがたい一品だ。
この店は昼前から夜まで通しで営業している貴重な店。到着した午後5時は、中休みがある店だったらまだ開いていない可能性もある時間だが、ここ「風里」ではそんな心配はない。むしろ、登山やゴルフ帰りの客が早い時間から盛り上がっている恐れがあるのだが、今は立春を過ぎたと云えまだまだ雪が降ってもおかしくない頃。やはり、雪を厭うハイカーやゴルフ客がやってくる時期ではないせいだろう。前回来たのも昨年の1月で、がらがらだった。我々にとっては、将に狙い目の季節なのである。せいぜい、楽しませて頂くとしよう。

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2月のこの時期、積極的な雪山登山は別として、近所の低山に登ることを考えると、まだ芽吹きには些か早いので、基本的に冬枯れによる眺望を期待することが多い。そうした山で、個人的に未踏か、久しく登っていないルートが無いかつらつら考えているうちに、そう云えば、丹沢の焼山と黍殻山には登ったことが無い、と気が付いた。この山域から東丹沢にかけては、ヤマビルが幅を利かせている領域、とてもじゃないが陽気が良い頃には足を踏み入れたくない。行くなら今しかない、と考え山行プランに入れることとした。
焼山と黍殻山への登路は北斜面なので、多少なりとも残雪があると期待していたが、ほぼ満足がいく状態(山行記録はこちら)。総じて眺めは木々の間から得られる程度だが、丹沢の山々を北側から視認できるのは、意外と新鮮に感じる。丹沢主脈縦走を目指す登山者からは敬遠されるせいか、巻き道の方が踏み跡が顕著な黍殻山はひっそりとした山頂で、およそ丹沢らしくない、今でも「静かなる山」だ。
黍殻山から単調な下りを我慢して歩けば、やがて上青根の集落に着くが、ここから、目指す「いやしの湯」までは結構ある。標高差にして約150m。下りだからまだ良いが、逆だったら行くのを諦めるだろう。
しかも「いやしの湯」は、公共交通機関によるアクセスは「やまなみ温泉」からの乗合タクシーしか無く、我々には甚だ不便。「やまなみ温泉」で乗り替えるぐらいなら、そもそも「やまなみ温泉」を利用する。
そのおかげかどうか判らないが、風呂場も食事処も空いている。休憩処では券売機で食券を買うしくみ。生ビール(550円)は当然として、つまみは結構種類が豊富。しかも「本日のおすすめ」は200円と大変お得。結局、皆で5品も注文。これじゃあ、生ビールだけでは物足りない、冷酒(550円)も追加した。見ると、「いやしの湯」のラベルが貼られた「笹一」の酒だった。

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「あずさ26号」は立川駅に18時9分着。今日は日曜日だが、明日も休み(建国記念日)だと思うと気が楽である。これが、「明日は仕事だ!」と思い出すとそうはいかない。途端に現実に引き戻され、出社したらやらねばならないことを思い出し、少々憂鬱な気分を抱えて家路に着くことになる。
気分的な余裕と、ちょっと小腹も空いたので、やっぱり立川で途中下車し、南口へ。この頃、立川に寄る機会が少なかったせいもあり、新たな店に入る機会が無い。今日も特になにも考えていなかったので、何となくふらふら歩き、呑み気よりも喰い気が優る感じだったので、久しぶりに「五十番」に入ってみようかと思い立ち、ふらふらと入店する。
いつのまにか、もう2年以上も来ていなかった。丁度夕食時、それなりに客は居たが、すんなり入れた。家族連れが多い感じ。店のマスターにもご挨拶。ちょっと見ないうちになんだか印象が変わった。髪形のせいかしらん?
ここのマスターはアイデアマンで、店の3階で音楽ライブをやったり、寄席をやったりしている。この頃は、「うどラーメン」(762円税別、以下同様)で人気らしい。立川のうどは、知る人ぞ知るで、時々テレビでも取り上げられたりしている。少なくとも、東京では出荷量がNo.1とのこと。
我々はとりあえず糖質系は不要なので、ピータン(400 円)、蒸し鶏のゴマソースかけ(524 円)、焼きぎょうざ(571 円)、かに玉(495円)など小皿料理を頼んだ。この店は、どれも美味いので安心して注文できるのだが、小皿でないと値が張る(例えば、エビチリは小皿だと638円だが、通常は1,714円もする)。少量ずつ、色々な料理を食べるのに適した店である。

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茅野駅16時20分発のあずさ26号に乗る。車内はほぼ満席。こんな季節でも、人の移動はこれほど多いのかと感じ入る。寒くて家の中で縮こまっているのは、猫ぐらいか。個人的に、今シーズンは昨年12月までヒューストンで過ごしていたせいか、日本の寒さがやけに凍みたような気がした。それでも寝るときに、湯たんぽやら電気行火・電気毛布なぞのお世話にならなかった(靴下だって履かない)ので、結局それほどの寒さではなかったということかも知れない。
茅野駅を出た「あずさ」は、富士見駅に向かってゆるゆると登り、その後下降に転じる。余り実感はないが、富士見駅辺りが中央東線で一番標高が高い。そこは天竜川と富士川の分水嶺でもあるのだが、明確な山がある訳では無い。そう云えば、小海線は野辺山駅付近の鉄道最高地点近くも、信濃川と富士川の分水嶺になるが、そこも、でろっとした高原に過ぎない。どうも八ヶ岳の裾野は、降った雨もどっちに流れていいのか迷うような曖昧模糊としたゾーンということだ。
そんなところを走る中央東線も、小淵沢を過ぎると甲府盆地に向かって明確に駆け下るようになり、線路も複雑な地形に合わせて蛇行する。そのおかげで、車窓から望める八ヶ岳や甲斐駒・鳳凰三山は、右に左に大きく振れる。酒をのんびり呑みながらも目だけは自然と山を追うので、うっかりうたた寝をするようなことにはならない。特に千両役者、甲斐駒ヶ岳は何度見ても心躍らせる姿、中央東線の乗り鉄旅には欠かせない存在だ。だだっ広い関東平野をひたすら走る、JR高崎線や東武日光線などでは味わえない贅沢な時間である。

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上諏訪で酒蔵巡りと日帰り入浴したあとはそろそろ帰り支度、リュックサックをデポしてある茅野に戻る。茅野駅16時20分発のあずさ26号に乗車する予定なのだが、そのために上諏訪駅から乗る普通電車は15時4分発。1時間以上も前の普通列車に乗らないと間に合わない。その後、あずさ26号が発車するまで、2本の特急列車を見送る必要がある。つまり、約1時間の間に普通列車が1本なのに、特急列車が3本も走っているのである。ことほど左様に、中央本線は地元客の生活には寄り添ってはおらず、観光客やビジネス客が目当てという訳だ。
よくよく考えてみれば、帰りの特急の指定券を買う際、あずさ26号じゃなく、その前のあずさ24号(茅野15時50分発)でも、上諏訪からの移動のタイミングは同じだった。図らずも、茅野での滞在時間が延びる結果となった。
そのお陰でまだ1時間近くあるので、茅野駅前で時間を潰そうと、西口にある「そば茶屋・ちのベルビア店」に入ることにした。というか、この時間、西口で一杯やるんだったらこの店しか、いまだに選択の余地は無い。ここは、オーレン小屋に泊まった時以来なので、もう3年半ぶりだ(前回はこちら)。
駅からの渡り通路から、やや雲が懸かった八ヶ岳が見える。その左手には、ぽっこりと蓼科山まで見える。昨日はあそこに居たんだっけ。たった1日なのに懐かしい。
「そば茶屋」には先客はそこそこいたが、4人掛けのテーブル席を確保。入口付近では中高年の山グループがかなり盛り上がっていた。八ヶ岳に無事登頂を果たしたのだろうか。
ビールは「片倉館」で呑んできたので、日本酒を呑むことにする。前回も呑んだ「高天」だ。やっぱり辛口、しかも骨太な味わい。さして腹は空いていないので、蕎麦は頼まず、その代わりに馬もつ煮込み(600円)とほっけ塩焼き(580円)を注文。普通に馬もつがあるのは、やはりここは信州なのだなと感じた。

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タダ呑み酒蔵巡りをしてそれなりに良い気分になったところ、茅野に戻らなければならない時間まではまだ多少ある。ならばということで、個人的に興味があった「片倉館」に寄ってみることにした。ここは日帰り入浴ができるのだ。勿論、生粋の温泉。酒蔵が並んでいる場所からは、上諏訪駅を挟んで真反対だが、酒の勢いに任せてフラフラと歩けば、20分ほどで着いた。
由緒書きによれば、この「片倉館」は、一時期かの「富岡製糸場」も所有していた片倉工業が昭和3年(西暦1928年)に、自社でなく地元住民のための福祉施設として建てたものらしい。太っ腹と云うか、今では考えられないような慈善事業だ。
外観は、ここをレトロと呼ばずして、何処を呼べばいいのかと感じる程、良い雰囲気だ。和風、洋風の違いはあれど、道後温泉本館と相通ずる雰囲気を持っている。正面カウンターで650円を支払って男風呂へ。脱衣所には小さなロッカーが沢山並んでいて狭く、かなり混み合っている。リュックサックを背負ってきたら、置き場所に悩むかも知れない。我々はリュックサックを茅野駅に置いてきたので大正解。
それに引き換え、風呂場は広い。通称「千人風呂」。と云っても、実際に1,000人入れる訳では無く、100人ぐらいらしいが、それでも巨大。実際に入っている人はもっと少ないので、かなりゆったりしている。浴槽は思いの外、深いので尻が着かない。中腰で入る感じなので、小生ならずとも長湯は難しそうだ。
風呂から上がったら、レトロな階段を上って2階の休憩所へ。ここがまた良い雰囲気。都心にあったら、高級フレンチレストランにしても可笑しくない。そんなスペースの半分は座卓が並んでいて、多くの人が寝っ転がっている、いつもの日帰り温泉にありがちな風景。もう半分は椅子とテーブル。小生はこちらを選択。
さて何を呑もうかと(勿論ビールに決まっているが、一応)メニューを見ると、ビール以外にも地酒、地ワインがずらり。「麗人」やら「真澄」やらもあるが、ここはやっぱりビールだ。ビールは「アサヒスーパードライ」と「諏訪浪漫」(600円)があった。さっき行った麗人酒造で見掛けたビール。これも何かの縁、やっぱり、これを呑むしかない。2種類あったので、「しらかば」という名のケルシュをいただく。キレがあってなかなかイケる。この室内装飾にぴったりくるビールだった。

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タダ酒蔵元巡り4軒目は、伊東酒造。「酒ぬのや本金」から甲州街道を隔てて反対側。この酒造が造る酒には「横笛」という名がつけられており、その由来がHPに載っている。この酒造の初代店主は随分と古典に親しんだ方のようだ。小生も「平家物語」は読んだことはあるはずだが、「横笛」の話は全く覚えていない(読んだのは、吉川英治の「新・平家物語」だったか。すると「横笛」は登場しない?)。
創業は昭和33年と云うから、なんと俺達と同年代だ。しかし、創業100年や200年がざらの造り酒屋としては、まだ駆け出しの部類だろう。ちなみに100年超えの老舗企業は、日本全国で10万社以上もあるそうで、これは世界的に見ても稀らしい。一方、4千年の歴史がある中国でも100年超えは数社しかなく、韓国ではなんと1社も無いそうだから、国によって企業に対する考え方が随分違うのだ。閑話休題。
店内は結構広いが、ここにはまだ、5つの酒蔵巡りクーポン客の集団が押し寄せておらず、落ち着いて試飲させてもらった。まずは「横笛ふな口無濾過 初つくり」(1,428円税別/720ml)を呑ませてもらう。口に含むと、なんとも華やかな香り。もう一杯いただいたのは「純米酒 冬穂の香」(1,266円税別/720ml)。こちらは濃醇、旨味と酸味のバランスが程良い。結局、この季節らしくて一番華やかな香りを感じた「初つくり」を買うことにした。
「真澄」の宮坂醸造は、伊東酒造からちょっと離れているし(と云っても350m程に過ぎないが、少々酒が回ってきたし)、「真澄」は何処でも呑めるので、とりあえずここでタダ酒蔵元巡りは打ち切りとした。それにしてもこの4軒の酒蔵巡りは収穫だった。酒と関係ない土産物を売っていたり、カフェが併設されている店だって悪くは無いが、唯、自らが醸した酒だけを売る姿勢に好感が持てる。また、長野の何処かの山に登ったら、このような小さな酒蔵巡りをやるとしよう。

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タダ呑み酒蔵巡り3軒目は、「麗人酒造」から数十メートル離れたところにある「酒ぬのや本金」。ここの酒も、呑んだことも聞いたことも無かった。こちら「酒ぬのや本金」の創業は宝暦6年(西暦1756年)と、上諏訪では一番古いらしい。
現在は9代目。生産量は100石(1升瓶で1万本)強と、規模としてはかなり小さめなので、ここ諏訪地方以外では手に入り難いのは間違いない。でも考えてみれば、長野県にある造り酒屋は、全国的に見てもこのような小規模店が多いと思う。その分、その地域に密着しているのだろう。
「酒ぬのや本金」とは変わった屋号だが、創建当初は志茂布屋(しもぬのや)だったそうで(「しもぬの」の意味も判りませんが)、その後、酒布屋に変えたらしい。
建物の外観は、古い宿場町には必ずあるような町屋そのもの風情である。杉玉や酒樽が表に飾っていないと、ここが造り酒屋だとは気付かないかも知れない。格子戸を開いて中へ入ると、「麗人酒造」と同様に、蔵巡り1,800円クーポン持参客がかなり群がっていて、我々タダ酒組が試飲させてもらうのに、やや気後れする状況。
それでも恐る恐る試飲を申し出ると、女性店員(たぶん若女将)が「からくち太一」を小さな猪口に注いでくれる。確かに辛い。この頃はとんとお目にかからないほどだが、旨味も酸味も感じられる。武骨な感じの酒である。
店内では何故か、「御湖鶴」の話題で盛り上がっていた(例えば、信濃毎日新聞のweb記事はこちら)。他にも色々な種類の酒瓶が並んでいたが、話に水を差すのに気が引けて、これ以上の試飲の申し出は憚った。

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タダ呑み酒蔵巡り2軒目は、「舞姫」から1軒挟んだ隣の、「麗人酒造」。創業は寛政元年(西暦1789年)とのことで、もう約230年も前である。西暦1789年といえば(ここからは麗人酒造のHPからの引用)、ヨーロッパではフランス革命(具体的にはバスティーユ牢獄の襲撃事件)、アメリカ合衆国ではジョージ・ワシントンが初代大統領に就任した年だそうだ。つまり「麗人」は、フランスの民主主義、アメリカ合衆国とほぼ同じ長さの歴史を持つわけ。老舗の歴史を感じる一方、フランス革命がそんなに遠い昔のことではないような気にもなってくる。
ともかくそんな老舗なのに、この「麗人」という銘柄も今まで聞いたことが無かった。尤も、長野県だけでも造り酒屋は100軒ぐらいあるのだから、呑んだことも聞いたことも無い日本酒が有ること自体、何の不思議も無い。
入ってみると、ここにも酒蔵巡りクーポン客が多数いて、やはりタダ呑み客は我々だけのようである。「麗人・しぼったまんま純米吟醸生原酒」を試飲する。旨味と酸味がしっかりした呑みくちで、しかもフレッシュでふわっとフルーティ。こりゃ、なかなかイケる。その他、店内を見回すと面白い酒があった。自家熟成純米原酒「時のはぐくみ」という四合瓶(試飲は出来なかったが、もちろん買った時には古酒では無いので、試飲の意味がない?)。なかなか良いアイデアだと思う。
ひと通り4つの酒蔵を巡った後に、戻って「麗人・しぼったまんま純米吟醸生原酒」(1,200円税別)を購入することにした。後で調べると、ここは「諏訪浪漫」という名前の地ビールも造っているのだった。いままでこの造り酒屋を知らなかったのは、ちょっと損をしていた気分である。

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「小坂」で蕎麦を手繰ったあとは、なおちゃんが事前リサーチした酒蔵巡り。これまで知らなかったのだが、甲州街道沿いに4軒の造り酒屋が固まって並んでいる。ちょっと離れたところには、「真澄」を醸す宮坂醸造もあって、この5軒で「諏訪五蔵」というらしい。何故、これほどここに集まっているのか良く判らない。日本酒は水が命と云うから、このあたりの水(霧ヶ峰の伏流水)が、酒造りに丁度合っているのだろうか。
上諏訪は温泉の街でもあるので、旅館やホテルは結構ある。それらの宿では、この諏訪五蔵の呑み比べセットや呑み歩きツアーを宿泊パックに組み込んでいたりするようで、持ちつ持たれつの良い関係があるようである。街に造り酒屋が有ると無いとでは大きな違い。それが5軒も並んでいるとなると、大きな強みになる良い例だと思う。かつてはこの辺りに13軒もの造り酒屋があったそうだから、さぞかしたいへんな賑わいだったろう。
「舞姫」は明治27年(西暦1894年)創業というからもう120年以上経っている。でも200年や300年ぐらいの造り酒屋はザラにあるので、それほど古い訳でも無いが、どっしりとした蔵造りの店構えが歴史を感じさせてくれる。
店に入ると、意外に客が多い。皆、5つの酒蔵巡りクーポン(1,800円)を買っている客のようだ。このクーポンを買えば、呑み放題らしい。我々は、タダで呑もうという魂胆なので、呑める種類も量も限られている。信州舞姫の特別純米・しぼりたてを試飲。いわゆる旨口の酒ながら辛口、酸味も結構主張している感じだった。

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舞姫HP: こちら

諏訪大社本宮上社を参拝した後、タクシーに乗って上諏訪へ移動。昼時なので何処かの蕎麦屋に入ろうという魂胆。折角なので地元タクシー運転手に聞くと「蕎麦の味は知らないけど、ここはいつも並んでいる」と云いながら連れていかれた店は、上諏訪駅に近い「そばごころ・小坂」だった。
外観は蕎麦屋らしくなく、パッとしない感じ。とても人気店に見えないが、店内は既に満席で、待っているグループが2つ。4人掛けテーブル席が3つに、5人座れるカウンター席のみの、こじんまりした店ながら、3グループ目だから大して待たないで済むだろうと思っていたら、たっぷり30分待たされた。
我々はカウンター席へ通される。早速ビール(キリン大瓶750円税込。以下同様)と共に何か一品料理が欲しいところだが、店主曰く、昼間はつまみが「鴨ぐらいしかない」。するとすかさず、女子連は「天せいろの、天ぷらだけ先に出して」と注文。もうすっかり、蕎麦屋で一杯やる通人の注文だ。勿論、鴨(合鴨)のロースト(750円)も注文。
料理を待っているだけでビールが無くなってしまい、追加を注文。厨房は忙しそうだが、これも戦略のうちかも知れない、と穿った見方も出来る。やがて、天せいろ(1,650円)の天ぷらが出て来た。海老と野菜の盛り合わせ。どれもサックサクである。日本酒は、夜明け前・純米(1合600円)をもらう。
合鴨ローストは実にしっとりと柔らかい。これだけで何杯でも呑めそうだが、店の入口で立って待っている人々の目線が、なんとなく重圧に感じて来るので、蕎麦も頼む。更科に近い「八ヶ岳」と、実の外側も使った「田舎」が出て来た。喉ごしと歯触りは「八ヶ岳」、香りは「田舎」という感じか。何れにしても人気の秘密が判った。
店を出てみれば、びっくりするほど行列が出来ていた。少なくとも、店の中の客が全部入れ変わらないと入れないぐらいの人数だ。我々の並んだ時間なんかまだまだ甘っちょろい。早めに入れて良かったと、我が身の幸運に感謝した。「そばごころ・小坂」、恐るべし。

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翌日もそれなりに良い天気になった。(ロープウェイを使って)北横岳でも登ろうかという話も出たが、既に昨日、蓼科山に登頂できたので基本的には十分満足、やっぱり今日は観光ということで話しは落ち着く。観光となれば、諏訪に出たいところ。女神湖から直接、諏訪に向かうバスは無いが、白樺湖からは茅野駅行きのバスがあるので、白樺湖東BSまでの移動にタクシーを呼んだ。
茅野駅に着いたら、とりあえず帰りの「あずさ」の指定席をおさえ、リュックサックをコインロッカーにデポ。で、観光モードに突入。この先は基本的に女子にお任せ。ひろちゃんが「諏訪大社の御朱印が欲しい」とのことだったので(御朱印帳を持参していたので)、諏訪大社上社本宮へ行くことになった。
実は小生、諏訪大社参拝は初めてである。従って、諏訪大社のことは全く疎かったが、今回、諏訪大社には「上社」と「下社」があって、さらに「上社」は「本宮」と「前宮」、「下社」は「春宮」と「秋宮」の、4つで構成されていると知った。「本宮」と「奥宮」の二社や、「上社」、「中社」、「下社」の三社スタイルはよくあるが、四社は珍しいのではないだろうか。ちなみに先日行った戸隠神社は、「宝光社」、「火之御子社」、「中社」、「九頭龍社」、「奥社」の五社と、さらに珍しい。
ここ「本宮」の御神体は、裏山にあたる守屋山とのこと。20年以上前に登ったことがあるが、そうとは知らなかった。鳥居の前に建つと、やっぱり立派な神社だと感じる。辺りの木々はどれも樹齢ン百年という感じで荘厳な境内。噂に聞いた御柱も、どーんと立っている。拝殿では丁度結婚式をやっていたようで、神主や巫女の姿も見掛けた。
めでたく御朱印を貰い、参拝を済ませたら、タクシー待ちのためちょっと休憩。上手い具合に、参道脇に「宮町通り社乃風」という門前街があり、その一角に「大商」という茶屋があった。五平餅や甘栗、玉こんにゃく等、素朴な食べ物を売っている店だが、奥にテーブル席がいくつかある。まだ午前中だが、もつ煮があったので、カップ酒で一杯やった。寒空にしみる。酒の銘柄は地酒「神渡」、呑み飽きない昔風の酒だ。

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せっかく立川行普通電車に乗ったので、やっぱり立川で打ち上げすることにした。立川は、棒ノ折山の帰りに「まる秀」(その時のレポはこちら)に寄って以来ということになる。久しぶりに北口の「あかつき」に入ろうかと思い付き、電話を入れてみたが、コース料理のみとのことだったので断念。ならばということで、何となくふらふらと南口へ出て、ふと頭に浮かんだ「ずくなし」へ入ってみることにした(前回はこちら)。
入口の感じは相変わらずで、リュックサックを背負ったままでは三和土に手を突かないと入れないほど、引き戸が低い(鴨居が低い)。山の中でそのような高さの倒木があったならば、潜るか跨いで進むか迷うかも知れない。そのくらい低い。リュックを引きずり、平身低頭して中に入ると、小上がりにもカウンター席に意外と先客がいる。皆さんに席を詰めて貰い、我々はカウンターの一番奥に収まる。
何か雰囲気が違うなと思ったら、カウンター席の目の前、コーナー部に鉄板焼き台ができていた。毎度来る度に何かしら変わっているが、今回は鉄板だった。もうひとつ、女性店員も、新体操かシンクロナイズか、はたまたバレエでもやっていそうな、すっと姿勢が良い子に替っていた。まあ、女性店員が替わっているのは、この店に限らずよくあることだけど。
日本酒を頼むと、フルートグラスに注がれて出て来るのは以前と同じ。料理メニューは増えているような気がする。大根ステーキ(280円)、きのこの3種焼(580円)は、鉄板で調理されたもの。フライパンの場合との味の違いは判らないが、パフォーマンス的にはなかなか良いのかも知れない。次に来るときに、何が変わっているか、楽しみだ。

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「夢乃家」で店主と話し込んだ後、塩山駅を17時20分発の立川行に乗る。やってきた車両は211系のロングシート。無粋だが致し方ない、周りに迷惑にならないほど空いているので、やおらボトルとカップを取り出し、ちびちびやることにした。
今日は「笑四季・特別純米白ラベル火入れ」という滋賀県甲賀市の酒を持参。仄かに果実(メロンかな?)の香りがするが、いわゆる吟醸酒ではない。旨味も酸味もそれなりにあり、それでいてかなりすいすい呑める感じの酒だ。
この頃の日本酒は、だいぶ変わってきているとつくづく思う。昔ながらの酒もそれなりには残っている訳だから、多様性の幅が広がっている感じ。どれが日本酒らしい日本酒か、もう一概には云えない。剣菱や、菊正が一世を風靡した時代はとっくに遠ざかったような気もするが、まだちゃんと売れているのだろうか。久しぶりに、何処かで呑んでみるか。
笹子トンネルと潜るともう辺りは暗い。滝子山も、雁ヶ腹摺山も良く判らない。景色が見られなくてロングシートだと、いつもの通勤電車と同じだ。そういえば、武蔵野線のロングシートの通勤電車(勿論、帰宅時間帯)で、日本酒をちびちびやっている奴を見ることはまず無いが、缶ビールやチューハイを、恥ずかしげにハンカチなどで側面を隠して呑んでいる人は、ごく偶に見掛ける。
何時ぞやは、堂々と呑んでいる30代くらいの女性を発見したことがあったが、余りに自然に呑んでいると珍しげに見るのは憚る気がして、皆(多くは男性)、その女性の存在に気が付かないような素振りを見せてしまう感じになる。堂々とした女性に、男性は弱い。その点、常磐線の場合となると、男性も結構、堂々と呑んでいる。柿ぴーの袋を、胸のポケットに入れていたりする。見ていて涙ぐましい。常磐線には、ちょっと他の路線とは違う酒呑み文化がある気がする。

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「花かげの湯」を出て、タクシーで塩山駅に到着。まだ、上り電車の期間までちょっと間があるので、何処かで時間を潰そうと駅前へ。ロータリーの左手には、「菊よし」という食堂と、「夢乃家」という食堂の様な喫茶店がある。そう云えば「夢乃家」って入ったことが無かったな、と店の前で立ち止まったら、店の中から主人が「いらっしゃい」と出て来た。そうなったらもう、入らざるを得ない。
ここはたぶん食事処で、地元料理ほうとうもあるし、馬刺しだってあるが、店内の雰囲気は和風喫茶店のようである。もちろん、ビールもあるので、先ずそれを注文。ビールだけだとちょっと寂しいので、漬物をもらうと、出て来たのは白菜漬。ご主人は、どうです甘いでしょ、と仰る。確かに甘い。その理由は、雪の下に寝かせておいたせいらしい。話は、干し柿に移る。干し柿作りが如何に大変かを、懇切丁寧に教えてもらった。干し柿作りには天候の善し悪しが決定的に重要で、気温や湿度が高かったりして全滅する年も間々あるらしい。
今日はどちらの山から下りて来たのか、という話になり、大烏山が何処だか判らないと、ご主人が地図を持ちだしてきたので、ここですよと教えた。地元の方でも知らないのかと思ったら、お宅は高芝山の麓にあるという。つまり大菩薩ラインの方なので、牧丘の奥の山は見えないのかも知れない(塩山駅前からも見えないようだ)。
明後日は大雪になるらしいとの話から、4年前の大雪はどうでした、という話になった。ご主人曰く、家から目の前の道路(大菩薩ライン)へ出るまで3日掛かったとのことだった。そりゃ大変でしたね、といっているうちにもう電車の時間になった。随分と話し好きのご主人だった。今度は、ほうとうを喰いに来てみるか。ほうとうを喰い終わるまでは話を待って欲しいけど。

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夢乃家のHP: こちら

今回は大烏山に登る計画を立てた。以前、小烏山に登ったとき(その時の記録はこちら)、大烏山がちょっとカッコ良く見えたので、この次はアレを登ってやろうと思い、今回それが実現した次第(山の記録はこちら)。
降りる予定だった杣口3号橋の一つ先の橋までタクシーが行ってしまったので、歩いて戻ろうとしたらそのタクシーが「間違えてすみませ~ん」と、わざわざ戻って来てくれた。取り着いた南尾根(仮称)は思った以上に傾斜がきつく、アキレス腱がひーひーいっていた。途中にあった雛岩も思いの外、巨大な岩で、その岩の上は眺めが良く気宇壮大である。
大烏山に登った後は、小烏山に登ったときと同様、大久保峠まで行こうかと考えていたが、意外に登りに時間がかかったため、小烏山との鞍部から苔生した沢沿い(椹の森でもある)に林道に降りた。途中、尾根上にそそり立つ岩をトラバースするところは、なかなかにスリリング。あとはタクシーを呼んで「花かげの湯」へまっしぐら。
以前、「花かげの湯」に入った時、ぶどうの木を剪定する頃は混むと聞いていた。今回はまさに、剪定の時期のようだが、まだ時間が早かったためか、やはり風呂場は随分と空いていた。小生以外、まるで銭湯にやって来るが如く、お風呂セットを持って来る客ばかり(女湯の方も同様だったそうな)。皆さん、勝手知ったる地元の方のようである。
十分に温まったところで風呂場を出て、いつものように休み処へ向かう。襖を開けると、なんと誰もいない。そう云えば、前回だって数人しかいなかった。銭湯のように利用する方には、休み処で寛ぐことは不要なのかも知れぬ。広々としたところで、ひとり生ビールをぐびっとやった。

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笹尾根を日原峠から数馬峠までトレースし、「数馬の湯」でまったりした後は、16時8分発のバスで武蔵五日市へ出る。我々以外にも10人ほどの登山客が数馬の湯(温泉センター)BSから乗車。この時間のバスは、日帰り温泉を利用する登山客にとって使い勝手がいいのだろう。
武蔵五日市で、「ホリデー快速あきかわ6号」に乗車。ここまでは、全く当初のプラン通りである。この後は、国分寺で新年会という段取りである。山から下りたら国分寺、というのは随分久しぶりだ。今回は、勝手を知っているあひるちゃんに、お薦めの店をとってもらった。「恵比寿屋」という店で、同じ名前の店(姉妹店)はいくつかあるようで、我々が入る店は本店だった。店内は落ち着いた雰囲気で、照明も抑えめだ。
山から下りて来たのは4人で、新年会から参加したのも4人で、しめて8人で宴会開始。乾杯はやっぱり生ビールで。ここの生ビールは、「恵比寿屋」だけにエビス生(600円税別、以下同様)、断酒中のくまちゃんはノンアルコールビール(550円)で乾杯。
料理は、刺身五種盛り(2,300円)、海賊サラダ(800円)、トリュフの芳醇ポテトサラダ(700円)、だだ茶豆(480円)、プリシャキ餃子(680円)、つくね照り焼き(680円)、出汁巻き玉子(600円)、鶏皮みぞれ和え(520円)、白子の天ぷら(750円)、馬刺し(920円)をだいたい2つずつ注文。どれも美味で、さすが女性に人気の店だと感じる。ポテトサラダに入っていた筈のトリュフは良く判らなかったが、確かにひと味違うポテトサラダだった。
ビールの後はやっぱり日本酒。浦霞・純米(880円)、上喜元・純米(920円)、刈穂・吟醸(920円)、くどき上手ばくれん(920円)等を味わい、酔った。しめて35,859円、ひとり平均4,480円は申し分ないと云えるだろう。

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「かつぬまぶどうまつり2017」で、しこたま呑んでだいぶ大分良い調子になった後、また塩山駅までシャトルバスで戻り、高尾行普通電車に乗車。やってきたのは無粋なロングシート車両だった。向側のシートに座っている若い女性乗客の目線が気になるものの、めげずに持参した酒をちびちびやる。
良い調子だと、車窓から眺める景色はどんどん巡り、あっという間に高尾到着。今宵の打ち上げは、近所に住んでいる兄が入ったことが無いと云うので、一年ぶりに「あさかわ」にした。店まで行くと、おー、暖簾が新しくなっていた。以前までのボロボロの暖簾は、どうせもうすぐ閉店になるのだから、暖簾を取り替えるまでも無い、という意図が働いていたと解釈していたが、更新されたということは、もう移転が無くなった、或いは移転しても店は続けるという意思の表れなのか。
暖簾を潜ると、先客はひと組、熟年男性おふたりだけ(良く見ると、お揃いのTシャツを着ていらっしゃる。あちらも兄弟?それとも・・・)。雨予報が影響したのだろうか。時間が早いとはいえ、珍しい。そしてそのうち、その二人連れ客も帰ってしまい、なんと我々だけになってしまった。こんなこともあるんだ。二人だけだと寂しいので、のりのりも呼んだ。
また、喉が乾いたので生ビール(500円税込、以下同様)で乾杯。つまみは、まずカキフライ(750円)と肉豆腐(600円)にしてみた。ここの店の特徴として、カキフライに付いてくるポテトサラダにも、肉豆腐にも白ゴマが振り掛けてある。あ~、日本だなあ、と感じる。
こうなればやっぱり日本酒。ここの酒は澤ノ井辛口(900円/2合)。つまみに、サバの魚醤焼(600円)といわしの魚醤焼(500円)も追加。あとの追加注文は、基礎代謝量が高いのりのりにお任せ。こちらはもう只、呑むだけ。今日はビールに始まって、ワイン、中締めに日本酒、そして最後の締めにビールと日本酒をいただいた。久しぶりに昼から夜まで箍が外れたように呑んだ。

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「七福 塩山駅前店」で、ハートランドビールと馬刺しときのこおろしを堪能した後、専用シャトルバス(1回300円)に乗るため、駅前に戻る。待っている客はいなかったが、係員(甲州市の職員?)に聞くと、やや遅れがちだがあと10分ぐらいで来るはずとのこと。それまで、臨時のテーブルに並べられたパンフレットを眺めながら待つ。やがてやってきたバスは、これからバス旅行にでも行きそうな大型バスだった。
会場までそのまま連れて行ってくれるのかと思いきや、だいぶ手前の勝沼病院前で降ろされ、さらに10分程歩く必要がある。これは、まつり会場(勝沼中央公園グラウンド)の隣にあって駐車場になっている勝沼中学校辺りは車の出入りで渋滞になっているせいで、これに巻き込まれるのを回避するためだろう。たしかに、中学校の校庭は満車状態、それでも駐車を待っている車が、片側一車線の道路に長い列を作っていた。それにしても、ぶどうまつりに車で来るのは如何なものか。
また今年も「かつぬまぶどうまつり」にやってきた。結局我々は、去年も二人、今年も二人の最少催行人数だったが、会場は昨年同様凄い人出。今日は思ったよりも早く天気が回復したため、もう少し出足が鈍いかと思ったが、全然そんなことはない。既に道端にブルーシートやら、なかにはテントを張っている連中までいる。とにかく、座るところがないので、自前でなんとするしか無く、それを皆さん、よく心得ている。
雑踏嫌いの小生であっても、ワインが出るとなれば話は別。嬉々として入場。露店の喰い物や呑み物をその都度金を出して買うものもいるかも知れないが、我々は先ず受付に直行し、1,000円を支払ってグラスとクラッカー(つまみ)を受け取り戦闘開始。とりあえず端からワイナリーのテントを廻り、テイスティング。去年同様、何故かHUGGY WINEのテントには長蛇の行列なので、今年もパス。それでも何だかんだ10種類ぐらいは呑んだだろうか。何となくこの雰囲気に嵌まってきたかも知れないので、また来年も企画することになるだろう。でもその前に、HUGGY WINEのワイナリーに直に行ってみるか。

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宏池荘でさっぱりした後、塩山駅へ向かいながら何処かに入ろうと店を物色しているうちに、結局、駅まで着いてしまった。駅の直ぐ手前に「塩山館食堂」なる中華料理屋があったので、それじゃあビールと餃子を楽しもうかと思って覗いてみたら、驚きの満席状態。かなりの人気店とお見受けした。また懲りずに覗いてみよう。
駅前まで来たら、食堂「菊よし」は、なんと外に順番待ちの列が出来ていた。これはもしかすると「かつぬまぶどうまつり」の影響か? それならばと、駅前からちょっと離れた蕎麦屋「七福」を覗いてみれば、あれあれ拍子抜けの先客ゼロ。店の方が手持ち無沙汰の様子。
何故こんなに差があるのか。個人的には「七福」の方が「菊よし」よりも美味いと思う。「七福」は、駅の階段下からは直接見ることが出来ないせいで、やや不遇をかこっているのかも知れないが、我々にとっては好都合。ここも2年ぶりの入店だ。
さっそく着席したら生ビールを注文する。ここはハートランドビールを置いている稀有な店。それだけでもこの店の価値は高い。出てきたジョッキグラスには霜が着いた状態で、キンキンに冷えている。今日のような陽気の中を歩いてきた我々にとっては、このサービスがなんとも嬉しい。
我々の後から、ようやく他のお客が入店。厨房とフロアの両方を一人でこなす女性店員が、漸く忙しくなってきたようだ。我々は、このあとに「かつぬまぶどうまつり」が控えているので、ほどほどにしなくてはならないが、それでも1杯では少々足りず、二人ともお代わりを注文。つまみは、馬刺しに、キノコおろしにした。どちらも美味。ここでも日本の味を再発見した。

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