山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

居酒屋

今日は元々天気が思わしくないこともあって、山登りとは云えないぐらいユルい山行で終わった。結果的に、安価な「訳あり桃」をわざわざ仕入れに行っただけ、という人もいたとかいないとか。それはさておき、一つもピークを踏まないと、他人に「何処行ったの?」と訊かれても説明に四苦八苦する。
とは云え、今回の主目的は「登頂」よりも「ペンションすずらん」でまったりすることにあったので、それは十分に達成された。残暑の候における我々にとっては、「ペンションすずらん」は格好の避暑地。残暑厳しき折に余り成果を求めるような真似は止めて、これ位がよろしい。
ともあれ満足出来たら、また栄和交通バスに乗って甲斐大和へ戻り、中央線各駅停車に乗り換え、この頃すっかりお馴染みの大月で途中下車。駅前の「濱野屋」へ向かうと、今日は人数が揃っているせいか、やはり2階の「いろり亭」へ案内される。ここは一昨年の忘年会以来ということになる。
取り敢えず喉の渇きは癒されているので、白ワインで乾杯。選んだ銘柄は、勝沼醸造のアルガブランカ クラレーザ 2020(4,500円)。グラスがちっこいので、香りまではなかなか伝わってこないのが少々残念だが、和食にも合うようなすっきり辛口である。
思い思いに頼んだ料理は、冷やしトマト(440円)、富士の介刺身(900円)、川海老唐揚げ(500円)、温玉入りシーザーズサラダ(750円)、馬刺し(1,500円)、焼鳥盛り合わせ(800円)。その後は赤ワイン(イケダワイナリーのヴァンルージュ2020、3,980円)に切り替え、更に料理は豚肉生姜焼き(750円)、5種ビアウィンナー盛り合わせ(650円)、チヂミ(780円)、焼きそば(750円)を賞味。
鱈腹喰って吞んで満足したあと、大月駅に戻ると丁度、特急「かいじ」と特急「富士回遊」が連結するところ。物見高い女子連は熱心に連結作業を観察していた。

36 大月駅前のここに寄った。
37 白ワインで。
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38 いただきます。
39 冷やしトマト。
40 富士の介。
41 川海老も白ワインに合う。
42 温泉卵付きシーザーサラダ。
43 馬刺し。
44 焼き鳥盛り合わせ。
45 赤ワインも頼んだ。
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46 となれば豚肉生姜焼き。
47 ソーセージも盛り合わせで。
48 腹に溜まるチジミ。
49 焼きそばで締めた。
50 PayPay30%ポイント還元でした。
51 特急「富士回遊」が「かいじ」を待っていた。
52 「かいじ」がやってきた。
53 運転手が交代して・・・
54 そろりそろりと連結作業。
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55 一部始終を見学。

喜多方を楽しんだ後は、引き続き郡山までレンタカー移動。途中、裏磐梯を巡っていく。宝の山、磐梯山はガスに包まれて殆ど見えなかったものの、これまで裏磐梯は雪景色しか見たことが無かったので、鬱蒼とした樹海はそれだけで新鮮だ。
この時期、木々に阻まれて巨大な桧原湖は意外に良く見えない。雪景色の中を散策した五色沼の入口や、2回泊まったことがある「ペンション蛍」の入口、ランチしたイタリアン「イルレガーロ」を眺める。そういえば最近、山帰りの観光が充実してきているので、主従が逆転しそうな状況。そのうち、観光だけ参加する輩が増えてくるかも知れない。
無事に郡山に着いた後は、そのまま東北新幹線に乗り換える。郡山駅前に気になる店があるのだが、皆さん、腹一杯のままなのでまた次回にと諦めて、やまびこ66号に乗車。大宮までは凡そ50分。新幹線は乗ってしまうととても速い。
もう18時過ぎ、さすがに腹も少し減ってきた。ということで今宵も大宮で途中下車。余り遠くまで行かないで済む店にしようと、すずらん通り沿いにある「アカマル屋」へ入る。こんな時間なのに、コロナのせいかガラガラだった。
ここもいつの間にか4年ぶり(前回はこちら)。またすっかり喉が渇いたので生ビール(528円)。先ずは焼き餃子(363円)と水なす刺身(418円)、すずきたたき(528円)、しろ(154円)、なんこつ(176円)、つくね(154円)を注文。
生ビールの後は赤ホッピーセット(583円)にした。つまみもそれだけでは足りず、わさびポテトサラダ(418円)、ハムカツ(308円)、味噌かぶ(308円)、マツイカ塩天(480円)も追加。生のかぶに味噌をつけて喰うのが美味い。かぶは生が一番美味いと思う。それと、ここへ来るとつい、わさびポテトサラダを頼んでしまう。これが病みつきなのだ。

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243 大宮のここに立ち寄りました。

「砥草庵」で懸案だった蕎麦を手繰って心穏やかになった後のこと。結局、我々の後から入ってきた客は若いカップルひと組だけ、静かな時間を過ごすことが出来た。その後は、タクシーを呼んで甲斐大和駅まで移動し、上り列車を待つ。
丁度、上日川峠からの栄和交通バスが到着したようで、ほぼ我々だけだったプラットホームに登山姿の老若男女(とはいえほぼ、若者男女)で埋まる。毎度思うことながら、大菩薩嶺界隈だけが異常に人が多い。寒い時の猿団子じゃあるまいし、こんな時期ぐらいは、群れる必要はないのでは?と思ってしまう。
16時4分発の高尾行各駅停車に乗り、大月駅で途中下車。この頃は、最後を大月で締める機会が増えて来た。つい先月は、「月Cafe」に入ったので、今日はその隣の「濱野屋」にしてみた。さっそく女将が「こちらへどうぞ」と1階へ通される。2階にある「いろり亭」には何度か入ったことがあったが、1階の「和DINING濱野屋」に入ったのは今回初めて。小人数だとこちらになるのだろうか。
取り敢えずのビールでまた喉を潤した後、ワインにしてみる。選んだのは「シャトー・ホンジョー アンティーク・甲州かもし2020」という、オレンジワイン。オレンジワインといっても、甲州種を使っているので果物のオレンジとは無関係。
色合いが似ているせいなのだが、甲州種を皮も含めて発酵させると、こんな色合いになるらしい。色だけではなく香りも味わいも独特、これが甲州種とはとても思えない。それなりに呑んでいると、色々な蘊蓄ネタを知ることがある。
つまみはウインナー盛り合わせ、富士の介の刺身、オムレツ、ぼんじり、せせり。どれもちゃんと美味い。フルボトルを開けたので、些かいい気分になった。

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50 オレンジワインをいただく。
51 ソーセージ。
52 富士の介刺身。
53 オムレツ。
54 セセリとボンジリ。
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「焼き鳥つくね」という、やけに直球な名前の店があった。ここは西新橋本店ということで、姉妹店が直ぐ近くの虎ノ門交差点寄りにあるらしい。とにかくつくねがウリという訳だろうが、それは機会があれば夜に邪魔してみるとして、今回はランチ。ここを目当てに来たのではなく、偶々通りかかったら空いてそうだったので入ってみた。
思った通り、それなりに広い店内にはせいぜい3割程度の客しかいない状態。どこでも好きなところに座って下さいと店員がいうので、遠慮なく4人掛けのテーブルにひとり着席。メニューを見るまでも無く、ランチは焼鳥御飯ネギ付き(900円)一択しかない。
わざわざ「ネギ付き」と称するからには、以前はネギが付いていなかった(かオプションだった)ようである。テーブルの上には、醤油やソース、七味、山椒などと共に、マヨネーズのプラスチックボトルがでーんと置いてある。焼鳥にマヨネーズ、なのか?どゆこと?
ランチは一種類だし、空いている割には少々時間を掛けてから、「焼鳥御飯ネギ付」が登場。重箱に入って出て来た。焼き鳥の上には板海苔が乗っている。頼んだのはのり弁だったっけ?とつい錯覚する。海苔の下に焼き鳥があり、それはほぐしたむね肉だった。
焼き鳥屋でむね肉はあまり見ない。通常はもも肉が好まれるせいで、むね肉が余るため、それをランチで調整しているのか、と邪推する。つくねにも使い難いだろうし。
タレは美味いが塩味濃いめな感じ。食べ進むと、この「やきとりごはんネギ付き」は、焼き海苔、ねぎ、焼きむね肉、ご飯、焼き海苔、ご飯という、6層構造になっていると気が付く。なかなか手が込んでいるのだ。小皿に付いてくる高菜漬けはやけにしょっぱいので、箸休めにはならない。ところで、マヨネーズは何処に使うのだろう?

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昭和な居酒屋「鉄火場」で勢いが付いたので、もう一軒ハシゴ。もう余り吞めないし喰えないし、それにもうそろそろ普段だったら布団に入る時間だけど(一方、夜更かしなアユラシはこれからが元気なのだ)、ハシゴ自体は楽しい。
入ったのは、西口通りにある「たぬき本店」。この店も結構古くからあると思うが、やはり入ったことが無い。この手の店(炉端焼き)に入る場合には、直ぐ裏にあるはずの「炉ばた武蔵」を選ぶ。こちらはもう、社会人1年目からつい2年前までまで、それこそ数えきれないほど入った。
「たぬき本店」に入ってみると、こちらの方がちょっとゆったりした雰囲気(「武蔵」の方が、前後左右の席との間隔がずっと狭い。でもその狭さが魅力とも云える)。炉端の席が空いていた(「武蔵」だったら炉端から先に埋まってしまうので、なかなか座れるチャンスが無い)。
様々な種類の魚とかが並んだその先にいる焼方は、立ったままだし(「武蔵」だったら座布団に正座している)、何だかタイ人っぽい(違う国かも知れない)。流暢な日本語。早口で「っしゃーい!」というネイティブな感じ我々を迎えてくれる。焼方がタイ人というのは珍しい。きっと有能な人なんだろうなと思う。
周りを眺めると、他にもタイ人っぽい女の子もいる。新橋は外国系だと何かと中国系とか韓国系の人が多いような気がするが、東南アジア系も増えて来たらしい。恐らくは技能実習生なのだろうから、最長でも5年ぐらいしか働けないだろうし、国に戻ってから焼方としてのスキルが生かせるのか(そもそも焼方の技能実習生なんて有り得るのか)、モヤモヤする。
折角なので何か焼いてもらいたい気もするが、こちらは腹一杯でお通しだけで十分な状況。今度来ることが有ったら、異邦人の焼方に頼んでみることにしよう。

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最近、新橋勤務になったというアユラシと、お近づきのしるしに新橋で一杯やることになった。多分、二人で新橋というのは、もうかれこれ四十年ぐらいになるはず。いやはや。その頃に呑んだ店は殆ど潰れて無くなった。新橋は変わっていないようで、随分変わってしまっている。
それはコロナのせいばかりでもない筈だ。足繫く通った「ひょうたん茶屋」はもう何処にあったのかうろ覚えだし、個人的に大のお気に入りだった「均一軒」も、とっくに違う店に変わってしまった。ちょっと考えてみても、その頃入った居酒屋で今も残っているのは「炉端 武蔵」ぐらいだろうか。
今回入った「鉄火場」は、老舗居酒屋っぽいのでその頃からあったかも知れないが、入ったのは今回が初めてである。烏森通りの一本北側、烏森宮脇通り(最近になって、そういう名前が付いていることを知った)という裏路地にある店。
入ればまさしく昭和な居酒屋で、店の雰囲気もそうだし、店員もオヤジ二人だけ(客も、暫くは我々オヤジ二人だけ)。若い子も、女性も、東南アジア人もいない、今時稀有な店である。よくぞ、コロナ禍にもへこたれず残っていてくれたものだと思う。
まだ午後五時過ぎ。昨今、仕事は午後四時仕舞いなので、早い時間帯には何処の店も空いていて良いと知ったが、この店も実に静かである。出来れば演歌のBGMは止めて欲しいけど、そんな店も珍しいかも知れない。
とりあえず生ビールで乾杯。仕事帰りに呑むのも久しぶり。ここはもつ焼きがウリの店なのだが、結局、焼きものは頼まず、煮物系だけで満足してしまった。次回は、しろとかてっぽうを味わってみたい。

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日比谷通りから一本、東へ入った細い裏路地には、いくつか小じんまりした店が並んでいる。そんな中で、この「魚屋小次朗」は他の店と較べると幅は同程度に狭いものの、建物丸ごとがこの店の様である。新橋で自社?ビルを持っている店はやはり少ないのでちょっと目立つ。2階には個室でもありそうだ。
中に入ると、ちょっぴり高級な雰囲気の割烹的居酒屋。神楽坂辺りに似合いそうな店である。狭いが結構人が入れる感じだ。狭い厨房には板前姿が5人、フロアにも仲居さんが3人。ということは、それなりに客も来るということだろう。HPだってちゃんとある。見ると、魚をウリにした店だ。
先客は4人程なので、空いている2人掛けのテーブルへ案内される。メニューを拝見すると、鮪のすき身胡麻だれ丼(1,050円)、マグロかつ煮丼(1,050円)、と、マグロが多い。日替わり定食も、マグロのほほ肉ステーキ(1,050円)だ。
マグロほほ肉ステーキとかマグロかつ煮はまあ美味そうではあったが、個人的に寿司ネタとしては、ギョクを除けばマグロが一番、食指が進まない。赤身でもトロでも、それは同じ。何れも決して不味いと思わないが、そして当然だけど食べ過ぎた訳でも無いが、正直云ってもうマグロを喰わずに死んでもいいかな、って感じなのである。世の中の全てのマグロが禁漁となったとしても、たぶん残念には感じないと思う(でもそうなる前に、一度、浅草一文のねぎま鍋だけは喰ってみたい)。
メニューのすべてがマグロだったら諦めてどれか選んだと思うが、幸運にも穴子ねぎとろサーモン丼(1,050円)というのがあったので、迷わずそれにした。酢飯ではなく普通のご飯に、穴子、サーモン、ネギトロが乗っている。正直、穴子とサーモンは普通だったが、ネギトロが美味い。流石、マグロを贔屓にしている店だけのことはある。夜も来てみたい。

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上田での「鯉西つけば小屋」でウグイに堪能した後、上田駅に戻って北陸新幹線「あさま」に乗車。上田駅から大宮駅まではほぼ1時間掛かるので、缶ビール1本ぐらいあった方が良いだろうと、NewDaysで「信州浪漫」をゲット。
云わずと知れた「麗人酒造」のクラフトビールで、もう何度も呑んでいる。「諏訪浪漫」だと諏訪湖近辺の駅でしか売れないが、「信州浪漫」だったら長野県全ての駅で売れる訳で、なかなか考えたものだ。「麗人酒造」の売上の何割がクラフトビールなのか、ちょっと気になる。
「信州浪漫」をちびちびやっているうちに、もう大宮駅。まだ17時なので、また東口へ出ることにした。今日も差し当たりの目当ては無いけれど、すずらん通りを歩いてみる。コロナ第7波が来ているらしいが、大宮の街の行動様式に、もはや特段の影響は無いようで、かなりの賑わいが出ている。
「日高屋」や「アカマル屋」には何となく入り難い雰囲気だったので、以前入った「大宮ワイン倶楽部」はどうかなと思ったけれど、既に廃業したことを思い出しスルー。その反対側に「順順餃子酒場」があるが、もう餃子にビールという感じでもない。
更に先へ進むと、「だん家」と「矢まと」がある。前者はつい3ヶ月前に入ったばかりだが、後者はまだ未体験。ということで「矢まと」に落ち着くことにした。中に入ると照明が暗めで、割と古風な感じの居酒屋。細かく仕切られた部屋がいっぱいある感じで、地下階も2階もあるらしいが店の大きさがさっぱり分からない。
吞み物はホッピーハイ(429円)。つまみには、たたきキュウリにんにく風味(429円)、ポテたまサラダ(495円)、若鶏串(181円)、ぼんじり串(181円)にししとう串(165円)を頼んだ。どれも安定感のある味だった。

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146 やっぱり大宮にも寄りました。

静岡駅17時25分発の「こだま736号」に乗車。東京駅には18時42分に着くということだから、所要時間は1時間17分。40数年前は1時間そこそこだったと記憶しているので、だいぶ時間が掛かるようになった。これはひとえに、駅に停まる度に「のぞみ」や「ひかり」に抜かれるせいだろう。ひと駅で、2本ぐらいに抜かれることも間々ある。
それでも1時間半足らずで着くのであれば、そんなに文句を云っても始まらない。静岡は十分、山登りのエリア圏内と云える。しかし、駅から山までは未だかなり遠い。今回の十枚山も、登山口までタクシーで1時間強。大枚叩いたせいで、何とか日帰りが可能というギリギリの線だ。
同じようにタクシーをフルに使えば、山伏か八紘嶺あたりが日帰り圏内に入るかどうかだろう。でももし計画するとすれば、やはり梅ヶ島温泉辺りでゆっくりしていくことになるだろう。七面山から八紘嶺までの縦走も気になるところだ。
東京に着いたら、まだちょっと早いので寄ってみることにした。東京エキナカはそれこそ目移りするほどの飲食店があるが、今宵はグランスタ東京八重洲北、黒塀横丁にある「離れ庵」という居酒屋に入ってみることにした。
かなりの賑わいだが何とか入れた。居酒屋と呼ぶにはちょっと憚るぐらい、小洒落た雰囲気の店である。こういう店は、東京で遊んで新幹線で帰る前に寄る人が来るのか、それとも首都圏に住んでいる人が呑む場所が偶々東京駅なのか。我々のように東京に帰ってきて引っ掛かるというパターンも当然あるのだろう。様々な人間が交錯するのが東京駅らしいところである。

163 新幹線車内は緑茶ハイ。
164 東京駅黒塀横丁でひっかかる。
165 今が旬。
166 これも。
167 ちょっと肉っ気。
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東静岡駅から、帰りの新幹線に乗るため静岡駅へひと駅だけ逆戻り。勿論、このまま帰るのでは折角、静岡まで来た甲斐がない、ちょっと寄っていくことにした。
静岡で一杯やるとすれば、盛り場が多い両替町とか呉服町、七間町辺りへ行きたいところだが、もう汗も流したところで余り出歩きたくない感が出ていたので(七間町だと歩いて15分ぐらいは掛かる)、手近な駅ビル内で済ませることにした。もっとも、駅ビル内と云ってもそれ程捨てたものではない。静岡らしく、魚が美味そうな店も多い。
なかなか決めにくかったので、肉好きWoodyさんに「何処か決めて下さい」と云えば「銀座ライオン」が良いと仰る。静岡まで来て「ライオン」ですか、と思ったが、行ってみることにした。ところが幸か不幸か、我々が纏まって入れない状況。ということで、その代わりに直ぐ傍にあった「お魚総本家」という居酒屋に入ることにした。こちらも我々が座った後から次から次へと客がやって来て忽ち満席。後は断られる客がやって来る度にUターンして帰っていく状況だった。
それはさておき、メニューを開く。もうビールはいいので、始めから日本酒にしよう。ここには全国各地の日本酒が置いてあるが、残念ながら肝心の静岡地酒は無かった。考えてみれば、静岡に棲んでいた頃も静岡の酒なんて吞んだ記憶がない。大体いつも、ビールの後はウィスキー、それも専らサントリー・ホワイトばかり呑んでいた。
ということで、塩釜の酒、浦霞・純米(冷酒1,000円)にした。料理はかつおたたき(1,080円)、刺身五点盛(950円)、あん肝ぽん酢(680円)、北海じゃがバター(500円)、鶏の唐揚げ(750円)、海鮮塩焼きそば(1,000円)を平らげた。どれも美味かったが、特にかつおは本格的に藁で焼くので、なかなか見応えもあった。

153 静岡駅ビル内にあるここに寄った。
154 思い思いの吞み物で乾杯。
155 付き出しにサクラエビが出てきた。さすが静岡。
156 あん肝には酒だよね。
157 鶏唐揚げの付け合わせはレンコンの素揚げ。
158 刺身5点盛りが7点盛りになっていた。
159 カツオたたきはちゃんと藁で焼いていた。
160 北海道風。
161 実にさっぱりした焼きそば。
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162 満足いただけたでしょうか?

今回は仕事仲間との呑み会。只でさえ仕事帰りに呑みに行く機会がすっかり減ったのに、コロナ禍のせいで都心での呑み会は皆無状態になった。でもコロナが落ち着いたら行きましょうという話はいくつかあって、今回はホント久しぶりにそんな機会がやってきた。
場所は虎ノ門にある「升本」という老舗居酒屋。30数年前に溜池が職場だったこともあって、溜池で呑むことが半分以上だったものの、他には赤坂、虎ノ門、新橋辺りにも時々徘徊。この「升本」でも何度か呑んだことがあった。その頃から、ここはオヤジ達の溜まり場だな、と感じていた。給料のほぼ全てを酒に注ぎ込んでいた頃の話である。
この店は16時30分開店。我々は17時に待ち合わせ。予約は入れていなかったので、ちょっと早めに行ってみると、先客は1グループのみ。2階へどうぞ、と店員に云われて上がってみると、こちらは誰も居らずとても静か。こんな「升本」は初めてだ。
白木造りの天井、壁、テーブル、背凭れの無い椅子は、昔とちっとも変わっていない。昔のままということは無いだろうから、手入れしても元の造りにしているということか。その頃通った居酒屋は多くが廃業してしまい、余り残っていないが、ここ「升本」はそのまんまだった。
昔のメニューは殆ど覚えていないが、きっと余り変わっていないのだろう。以前から料理メニューは豊富だった。それに日本酒。ここはそもそも問屋もやっているはずで、酒の種類の多さは相変わらずな気がする。
皆が来る前にちょっとビールでも頼むか、とも思ったが、初めて呑む人もいるのでそこは自重した。

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今回のランチは、「鯨の胃袋」という豪快な名前の付いた居酒屋。雑居ビルの2階にあるので、階段を上がってみないと混んでいるのかどうかが分からない。でも2階の店で人気があれば階段まで行列が出来ているだろうから、階段を上がる時点で取り敢えず入れそうだと知れる。
店員に案内された通り、カウンター席に座る。店内は昼間でも薄暗い、如何にも居酒屋という感じ。これだと昼間だって一杯イケる。漸く慣れて来た眼で辺りを見回すと、テーブル席も結構あり、そのほぼ全てに客が座っている状態のようである。しかもその客の多くは、料理が来るのを待っている様子。
ということは、だいぶ待たされそうだってことだ。先ずメニューを睨み、5つあるランチのうち一番上に書かれていて、この店の看板メニューだという「海鮮ひつまぶし」(1,200円)を注文した。待たされるのを覚悟して、スマホを取り出し読書を始める。この頃は、買い溜めた本を読むのが手一杯で、新たな本に手を出す余裕がない。読む時間が十分でないのもあるが、読む速度が落ちてきたせいだ。小生の後からも次々に客が入って来る。
待つことおよそ20分、漸く「海鮮ひつまぶし」がやってきた。ネタは、たこ、かつお、さば、あじ、いくら、というところか。「ひつまぶし」という名前の通り、出汁が入った湯筒も出て来た。でも先ずはそのまま、わさび醤油で喰うとしよう。
刺身はどれも新鮮な感じはする。ひと通り食べたところで、今度は出汁をかける。確かにこういう食べ方もなかなか良いかも知れない。たぶん、鯛茶漬けぐらいしか食べたことは無かったが、他の魚でもイケると判った。次は、メニューの2番目に書かれた「くじらの肉まぶし」を試してみようと思う。

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「ビアライゼ ’98」を出た後、同じ方向の電車に乗った二人が、ちょっと呑み足りない感じがあったので北千住に寄り道してみようか、ということになった。久しぶりに「千住の永見」はどうかなと思い、覗いてみるとガラガラだった。
この店は、小生が北千住に通い出した頃からの贔屓。北千住という下町呑み屋街をそのまま体現するような店である。少なくともコロナ前迄はかなり人気な店で、入れないこともしばしば。1階も2階も、それに目一杯、ギシギシに座るので、隣の席との距離が近い。それで、自然に声を掛けるようになったり、興が乗れば酒を勧められたりした。
今回は、コロナ禍になってから初めてだったので、緊急事態宣言などが連発した頃がどうだったのかは全く分からないが、少なくとも今日見た限り、コロナ禍前の活気は戻っていないようだった。どこでもOKという感じだったので、4人掛けのテーブルに収まる。
また喉が渇いたのでビール(大瓶520円)で潤す。そのあとは日本酒。やっぱりこの店に来たら日本酒だ。つまみは、久しぶりに千寿揚げ(520円)を注文。にんにくなし(470円)もあるけれど勿論、にんにく入りにする。基本、魚のすり身なのでさつま揚げと同じ系統。しかし、玉ねぎがたっぷり入っているところがちょっと違う。それにご飯のおかずならばともかく、酒の肴だったらにんにくが入らないといまいちな気がする。以前であれば帰りの電車の中では顰蹙を買うかも知れないが、今は皆、マスクをしているのでそれほど迷惑ではないだろう。
つまみにはもう一つ、鳥ナンコツつくね焼き(温泉卵付、470円)を頼んだ。これも鉄板な一品である。ここは他にも酒の肴が豊富なので、また是非来たい。

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今日のランチは、南桜公園の直ぐ傍にある店「びんちょろ」で、夜は居酒屋らしい。陽気が良くなってきたせいで、南桜公園で屯している輩が結構多い。普通のさらりーまんやOLに加え、工事用作業服を着たままの人、タクシーの運転手等々。
それが独りだったり、同僚と一緒だったり、彼女と彼氏だったり、グループだったりで、コンビニ弁当やおにぎりを喰っている奴、手製弁当を広げている奴、何処かの店の美味そうなテイクアウト弁当を喰っている奴、おしゃべりをしている奴、単に居眠りしている奴、ぼーっとしている奴等、様々で見ていて飽きない。
「びんちょろ」に入ったのは、単に空いていそうだったから。実際、直ぐに入れ、カウンター席に案内された。いかにも居酒屋っぽいというか、そのまんまな店内で、ちょっと照明も暗めである。頼んだのは、「カツを煮込まない」という枕詞が付いた特製かつ丼(900円)。
頼んだら、間も無く出て来た。カツを煮込まないとなると、ソースカツ丼を思い浮かべるが、ここのは明らかに違う。煮ていないカツの上に玉子焼きを載せて、最後にだし汁を掛けたイメージである。確かにこれだと直ぐに仕上がる感じだ。こんなカツ丼、見たことが無い。
ボリュームは普通、食べてみると味は悪くない。ただし、塩味は濃いめ(味噌汁も)である。だし汁は、かえしのカツオだしが利いている(味噌汁も)。ここの料理人が、親子鍋を仕入れるのをケチって、それが無くてもできるカツ丼を考案したのかも知れない。
煮たカツ丼が好きかどうかは人の好みによるかも知れないが、個人的にはカツに玉子が絡んでいないと何となく落ち着かない気がする。メニューを見れば、なんと冷製もあるらしいが、多分、頼まないだろうと思う。

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「エビスバー」でビールと料理を楽しんだ後、所沢駅の改札口を抜け池袋線ホームへ移動。日曜日なのに何故か随分人が多い。特に、西武ライオンズのTシャツなどを着た輩が多いので、西武球場(今はベルーナドームというらしい)でデーゲームが終わったばかりのようだと気が付く。
西武戦直後のせいか、何故かやってくるのは急行と特急ばかりで、秋津駅に停車する準急とか各駅停車がやって来ない。なおちゃんにも付き合ってもらったので、漸くやって来た各駅停車に乗り秋津駅で途中下車して、ちょっと寄り道をしようということになった。
秋津駅に急行と特急が停まらないせいか、西武戦直後なのに駅前の居酒屋は何処も空いている。何処でも入りたい放題だったが、折角なので今まで入ったことが無い「筑前屋」へ入ってみた。店内にはやけに盛り上がっているオヤジ集団がひと組だけで、ガラガラだった。
そのオヤジ集団はかなり煩い。そのせいで他の客が入って来ない訳でも無いだろうが、客が少ないのは我々にも好都合である。もうビールは良い感じなので、ホッピー黒セット(473円)にした。つまみは、テッポウの辛味味噌だれ(1本165円)と冷やしトマト(418円)、マカロニサラダ(418円)にしてみた。
テッポウの辛味だれは余り見ることが無く、殆ど喰わないが、なかなか美味い。これはこれでアリだと思う。冷やしトマトもマカロニサラダも余り頼まないたぐいだけど、偶には喰ってみたくなるシロモノ。今日は精進料理とドイツ系料理を喰ったせいで、食べてみたくなったのかも知れない。
いつの間にかオヤジ集団は帰ったので、随分静かになった。日曜日の山行も悪くない。店を出た後、懇意にしている(といっても小生はほとんど食べない)ケーキ屋「ロートンヌ」はもう閉まっていた。日曜日は店仕舞いが早いらしい。

095 秋津でも途中下車。「筑前屋」に入った。
096 酔っ払いオヤジ集団以外、閑散とした店内。
097 豆もやしのナムルが普通に美味い。
098 ピリ辛だれのテッポウ。イケます。
099 たまには冷やしトマトも食べたくなる。
100 マヨネーズたっぷりのマカロニサラダも食べてみたくなる。
101 堪能しました。

「とき334号」で大宮駅に18時15分到着。埼玉県のコロナ陽性者数は1,000人程度で下げ止まりな感じ。ということでちょっと駅を出て、でもそんなに早い時間でも無いので手近なすずらん通りのアーケード街へ入る。
行き交う客もそれ程多くはない。一方、店は何処も普通に営業中。そんな中から、入ったことが無い「アカマル屋鮮魚店」という居酒屋があったので入ってみた。「アカマル屋」そのものは入ったことがあるが、ここは魚料理に特化した支店ということのようだ。
客は極めて疎ら。この店ではないけれど、コロナ前だと居酒屋に依っては端から詰められるようなこともあったが、今のご時世ではなるべく離れたテーブルに配置するのが暗黙の決まりになっている。これはコロナが終わってもこの風習は残して貰いたい。
ビールは新幹線の中でも呑んできたので、もう始めから日本酒。酔鯨・純米吟醸(680円)をいただく。升に小さなグラスを入れたスタイルで、摺り切りに注がれているが、升そのものは一合升ではないのでグラスを含めても一合にはなっていないと思う。以前は八勺ぐらいでこの値段かぁ、などと思ったものだが、この頃は兎に角、ポーションが小さい方が、少量ずつ色々な酒が呑める、ということで却ってうれしいくらいである。
メニューを眺めると、確かに魚関係が多いが、そればっかりということでもない。それでも普段、居酒屋では見たことが無いような料理も結構ある。そんな中から、黒ムツ塩焼き(780円)と金目鯛の刺身(620円)を貰う。黒ムツなんて滅多に喰うことが無いので、出て来た姿を見て「こんな魚だったっけ?」と思った。全く違った魚が出て来ても分からないような気がする。でも美味かった。

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211 大宮のここにも寄った。

今回も楽しませてもらった「トロッコわっしー6号」を相老駅で下車した後、17時4分発の東武特急「りょうもう40号」に乗換、一路南へ。まだ外は明るいが、基本的に関東平野を南下するだけなので、それほど車窓の山旅は楽しめない。北千住駅には18時42分に到着。
それなりの時間で腹も空いたので、ちょっと寄って行こうと東口に出てみた。特に当てはなかったので、ふらふらと歩き、そう云えば久しく来ていなかったなと「プエドバル」を覗いてみたら、満席とのこと。なかなか繁盛しているようで結構なことだ。
ならばここにしようか、と入ったのが直ぐ隣にある「かほりや」だった。ここは3度目で、4年半ぶりになる。女性店主らしさが随所に感じられる、小粋で落ち着いた和食カフェである。先客は女子2人組のみ、あとから男女一人づつ入ってきただけで、今日も静か。我々は3人なので、テーブル席に座る。
やはり喉が渇いたのでビール、頼んだのはハートランド。これが出て来るとうれしくなるのは、きっと小生だけではないはずだ。付き出しはシラスおろし。
料理は先ず、自家製ローストビーフ(980円)、野菜たっぷり厚焼き卵焼き(580円)、チョリソーしそ巻揚げ(550円)を注文。ローストビーフはとても柔らかいし、卵焼きも丁度良い塩味。ここで日本酒に切り替え。おすすめの八仙(1合、850円)にしてみる。料理に合うタイプの酒である。
次に頼んだ料理は、アスパラ焼き(???円)と極太ネギ焼き(500円)。何方も素焼きに塩を振っただけのシンプルな料理だが、これが甘くて美味い。それに、意外と日本酒に合う。基本的に、野菜は酒の肴になり難いが(特に葉物系サラダはそうだ)、これは申し分ない。勉強になりました。

196 北千住のここに寄った。
197 ハートランドで乾杯。
198 突き出しはしらすおろし。
199 ローストビーフはジューシー。
200 野菜がたっぷり入った厚焼き玉子。
201 チョリソーの湯葉巻き。
202 アスパラ焼きが甘い。
203 ネギ焼きはもっと甘いが、酒にも合う。
204 お疲れ様です。
205 シネマモードでもう一枚。

奥多摩からの帰り道。青梅で乗り換えて、終点の立川で下車する。今日の打ち上げはここ。アニ~が居酒屋を所望したので、何処にするかと少々思案。思い付くのは「だるま」や「玉河」、「弁慶」あたり。そのなかで、最も大衆酒場らしい店となると、やはり「だるま」ということになるか。
ということで、南口へ向かう。この南北通り抜けできるコンコースの人出は、かつての立川にだいぶ近づいてきたように思う。勿論、コロナ禍は続いているが、消費者の行動はかなり回復してきて、飲食店の需要も戻ってきたように思う。
それなりに感染リスクを回避しながら、酒を楽しめる雰囲気が出て来たのはうれしい。もう「まん防」なんかで酒類提供停止なんて、二度と無いようにしてほしい。「だるま」の暖簾を潜ると、この店も以前と同様、だいぶ混んでいたが、カウンター席が空いていたのでそこへ滑り込む。
内装もメニューも全く以前のままだと感じたが、いつもは注文をとっていた、愛想の良いお兄さんが、いつの間にかひとりで厨房にいた。どうやら板前に昇格したらしい。この店に入ったのは2年前、Woodyさんがわざわざ立川までやって来るというので、この店で合流して以来ということになる。
アニ~はビール、小生は日本酒で乾杯。アニ~はここまでビールも酒も我慢してきたので(小生は既に2ヶ所でビールを呑んできたのでもうビールは要らない)、美味さも一入だと思われた。まず料理はやきとん、もつ煮込みを注文。これぞ居酒屋料理。他に、鯨ベーコンも頼んでみた。どれも変わらぬ味である。
店内は老若男女問わず、様々な客が入れ代わり立ち代わりやって来ている。以前よりも年齢層に幅が広がったような気がする。益々、繁盛しているようで何よりだった。

69 2年ぶりに「だるま」。
70 結構客が入っている。
71 カウンター席で乾杯。
72 カシラとハツを注文。
73 レバーとテッポウも喰った。
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74 そしてもちろん、煮込みも。
75 やっぱり鯨ベーコンも。
76 玉露ハイ。
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今日は雨。このところ西新橋が続いていたので、新橋駅周辺の方へ行ってみる。雨だと客が少ないと思ったが、どの店も結構入っているし、外で傘を差しながら待っている人気店も相変わらずある。そんな店は素通りし、さらに駅寄りへ。
地下にある居酒屋「魚焼男(サカナヤキオ) 」がランチ営業しているようなので、階段を降りてみる。すると意外や意外、満杯状態だ。諦めて階段に戻ろうかと思ったら、女性店員が「直ぐにご用意できます!」と元気に云うので待つことにした。丁度客が帰ったばかりのテーブルが空いていて、そこを片付ている状態である。
グループで来ている客ばかりなので、店内はやや騒々しい。一人客はチラホラいる程度。客層はかなり若い。メニューを眺めると、店名通り魚介系が多いようである。ちょっと迷ったが、日替わり定食の「スパイス鯖カレー定食(1,000円)」を注文した。
ほぼ満杯状態だが、まだ料理が来ていない客は半分以上な感じ。これは待たされそうだ、とスマホを取り出し読書をする。女性店員が結構いるが、やはり手持無沙汰の様子である。要は厨房での作業がボトルネックになっている状態。
何だかんだ、20分ぐらい経って漸く出てきた。ちょっと珍しいくらい、待たされた。カレーの上には、野菜の素揚げと、大き目な鯖フライがどんと乗っている。他にみそ汁と、サラダを含め小鉢4つも付いてくる。肝心のカレーはまあまあな味だと思う。しかし我々の世代には(除、和尚)、ボリューム的に鯖フライは特に不要な感じだった。

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同じ西新橋でも、3丁目より2丁目、2丁目よりも1丁目、更に同じ1丁目でも新橋より虎ノ門寄りの方の店が混んでいる印象である。やはりそちらの方がさらりーまんの密度が高いせいかも知れない(でも外堀通りの北側は、そもそも店が少ないのでさらりーまんの姿もあまり見ない)。
今日も1丁目の外堀通り寄りのラーメン店を目指してみたものの、店の外に出来ている行列を見て途端に萎え、何処でもいいから直ぐに入れる店は無いかとうろついた。未だ入ったことが無い「東竜 新橋店」を覗いてみるとやはり店内は一杯。ついでに、その並びにあるイタリアンの「ボッテガ・ビオラ」も女性だらけで一杯だ。
この裏に立ち喰いうどん屋があるはずだと、ぐるりと回って「新橋甚三」を見るとこちらも行列だ。いやいや参ったと更に移動すると、もつ焼き屋があった。昼からもつ焼きというのもちょっとどうかな、と思ったがこっちは明らかに空いている。だったら入ってみるとするか。
外からも分かる通り、ここは典型的な居酒屋のまんまである。適当なテーブルに着き、メニューを見ればやはり揚げ物系が多い。でも豚肉生姜焼き定食(780円)があったのでそれにしてみた。ともかく腹が減った。
出て来た豚肉生姜焼き定食、どんぶり飯で困ったなと思ったが、炊き上手なのか、米が美味い。生姜焼きは大き目な厚切りロース肉が4枚。こちらもなかなかのボリュームだ。味付けはまずまず美味いが、やはりちょっと濃いめ。ご飯といい、生姜焼きといい、何やらガテン系(もう死語か?)な感じ。でもコスパは悪くないので、和尚に推薦します。

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