山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

居酒屋

和尚が、本郷に行く用事があるので「根津あたりで一杯どう?」と云うので、アユラシと一緒に向かうことになった。根津で知った店と云えば、蕎麦だったら(入ったことは無いけれど)「雙柿庵」、串揚げだったら「はん亭」、居酒屋だったら「根津の甚八」ぐらいしかない。オヤジ3人で入るとしたらやっぱり「根津の甚八」かなあ、ということで予約の電話を入れる。女将さん曰く、座敷だったら他に一組入っているだけなのでOKとのこと、いつの間にかもう5年ぶりだ(前回はこちら)。
メトロの駅から裏道を歩いてくると、赤いちょうちんが目印。やや建て付けが悪い引き戸を力を込めて開けると、客はカウンター席に五人ほど入っていて、よく見るとそのなかに和尚も居た。女性の独り客もいらっしゃる。皆さん、ここのカウンターがお気に入りなのだ。
小生はさっそく靴を脱ぎ、誰も居ない(座敷の予約客はキャンセルで来なかったようだ)座敷へ「おじゃまします」と上がり込む。もうこの店に来るようになってかれこれ40年経つが、店主以外はほぼ何も変わっていない。
先ずはビールをいただき、和尚と乾杯。やがてアユラシも到着。つまみに頼んだのは、じゃこ豆腐、鯖の燻製に、めざし。鯖の燻製はここのイチオシメニューだ。もちろん、ビールの後は日本酒。この店の定番は太平山。ちびちび呑みながらめざしを齧るのは格別だ。
お銚子を何本か頼むうちに、いつのまにか客は我々だけとなった。手の空いた女将さんと暫し、おしゃべり。久しぶりだったが、女将さんは元気だったし、随分と饒舌なんだと初めて気が付く。いつもは何かと忙しくて、我々としゃべることが少なかっただけかも知れない。また来ます。

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一昨年は延べ半年間ほど海外出張を余儀なくされていたせいで、必然的にその分、山にも行けず状態だった。インドネシアで悶々とした日々を送っていた一方、その間もマンマ・ミーア隊(≒いぃDay!山岳会日本支部女子隊)はせっせと登っていて、山から下りたら打ち上げで、高尾駅界隈の店にも足繁く通っていたようだ。
そこには、お陰でほぼ行きつけの店になった「たまの里」だけでなく、小生も知らない店も含まれていて、今回の「空(Kuu)」もそのひとつ。なおちゃん曰く、お勧めの店だが予約しないとなかなか入れない人気店とのこと。そんな店が高尾駅前にあるとは知らなかった。
今回は歩程がやや長かったせいか、塩山駅17時41分発というやや遅めの各停に乗る。高尾駅到着は19時丁度。1時間20分程もかかる理由は、甲斐大和駅と相模湖駅で都合2回も特急「あずさ」に抜かれるから。この時間になると特急も多い。そんな遅い時間でも大丈夫なように、なおちゃんは「空(Kuu)」へ予約を入れておいてくれた。
入るとかなり広い店内、細かく区切られているので何人ぐらい入れるのか判らない。若者が多くて大層賑やかである。我々のテーブルは、迷路のような通路の奥にある半個室だった。腰を落ち着かせてさっそく生ビール(460円税別、以下同様)。ジョッキがキンキンに冷えていて如何にも美味そうだ。
なかなか厨房が混んでいて、まとめて頼んだ方が良いとのアドバイスにより、ポテトサラダ(???円)、ゴーヤチャンプルー(630円)、エビとアボカドのチリマヨ和え(630円)、ピザマルゲリータ(580円)、ブロッコリーとポテトのアンチョビソテー(380円)、ナスのミートグラタン(450円)、ホーレンソウとベーコンのキッシュ(480円)、ベトナム風生春巻(530円)と矢継ぎ早に注文。メニューを見る限りエスニック風な料理が豊富な感じ。その豊富さとコスパの良さが若者客を惹き付けているのだと感じた。

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立山からの帰り道は、大宮で下車。まだ午後3時過ぎ、流石に開いている店は限られているが、大して当てがある訳でもなく、いつものように東口へ出てみる。こういう場合、頼みの一つが「いづみや本店」か「いづみや第二支店」になるのだが、とりあえず今回は何れもスルーしてみる。
試しにネオンサイン煌く南銀通りへ足を向けてみて、何処か新しい店が出来ていないかと物色してみるが、目に留まるような店は見当たらない。それしても今更ながら、ここは昭和そのままのかなり気だるい雰囲気が漂っている。立川だったら「しぇ・もと」へ向かう通りに似ているか。
昨今は上野や新橋、北千住辺りでも、場違いかと思うような小洒落た店が出来ていたりして眉を顰めることもあるが(決して残念な訳ではない)、ここ南銀通りの退廃的さはちっとも変わっていない。これでは今どきのトレンディー女子は近づくはずもないが、それがここの雰囲気を保ってこられた理由の一つではなかろうか。
とりあえず南の端まで行ってみたけれど、興味が沸くような店は見あたらず仕舞い。さて困った。そこで困ったときの「磯丸水産」に入ることにした。ここも特段、興味が沸く店ではないものの、何しろ24時間営業の店なので、いざと云うときに頼りになる。個人的に4年ぶり2回目の入店である。
さすがにこの時間、客の入りは半分にも満たないが、それでも奥の方で陣取っている集団は既に、やけに盛り上がっている。さっそく席に着いたらまた生ビール(キリン一番絞り、499円税別、以下同様)。付き出しに練物と何とかふぐの一夜干しが付いてくるのでこれだけでも十分な感じだったが、折角なので磯丸風ポテ壺サラダ(399円)も頼んでみた。意外に美味かった。この店はとにかくメニューは豊富なので、今度は一度、大人数で入ってみるべきだろう。

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夏の暑い日にはなにかとビールが呑みたくなる。墓参の帰りはそのまま家には帰らず、三郷駅界隈の何れかの店にしけ込むことにした。カミさんは「魚菊」にしようと云うので、特に予約はせずに行ってみる。前回から半年ぶりの入店で、今回が3回目。
入ってみると、目の前のテーブルの上にカセットコンロ、その上にホンビノスガイ?とサザエ。この店は浜焼きがウリ、今日はこれが仕入れてあります、というディスプレイのようである。確かにそそられないこともないが、残暑厳しきこの折に、目の前で火を使うのはちょっと怯む。とりあえず又にしておこう。
まだ早い時間だったが、結構客は入っている。やはりテーブル席は予約で埋まっているらしく、我々はカウンター席へ通される。カウンター席だけに限らないが、テーブルの上には排煙ノズルが設置されている。しかし、これが稼動している(つまり空気を吸い込んでいる)のをまだ見たことがない。単なるオブジェなのだろうか。
それはともかく先ず生ビールで、渇き切った喉を湿らせないと何も始まらない。さっそく「プファーっ」とやってひと息つく。こんな時期にほぼ一日中(除、「満留賀」滞在時間)外に居ると、身体は渇きに渇いていているし、呑めばそれがまた汗へと変わり、いつまでもビールが呑める感じだ。
一方、カミさんはレモンサワー(いつもはグレープフルーツサワーだが「魚菊」には置いていないので)を注文。出てきたグラスを見ると、氷の代わりに凍らせたレモンが入っている。なるほど、アルコールが薄まらない工夫だと感心する。いかにも夏向き。小生もビールに飽きたらレモンサワーにしよう。
つまみもいただこう。ここはお造りもウリ、今日は「いさき刺身」があったのでそれにする。他には「いさきの兜焼き」、「太刀魚塩焼き」、「合鴨のロースト」、「ふぐの唐揚げ」も注文。今が旬の太刀魚がなかなか美味かった。

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今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は神田、「魚串 Uo魚」という居酒屋。このところ、肉系ばかり続いていたので(そもそもそういうリクエストが多い)、魚を喰おうということにした。場所は神田駅南口からちょっと。以前入ったことがある酒の大桝 kandawine-kan(いつのまにか閉店していた)のすぐ先だった。
この手の店の場合、とにかく酔いたければ飲み放題プランにすべきだろうし、ここは飲み放題は2時間1,500円とリーズナブル。しかも2,200円にすれば日本酒46種(田酒や作、くどき上手、乾坤一、飛露喜、醸し人九平次なども含まれる)も呑み放題となる。かなり迷ったが、結局2,200円のノルマを考えながら呑むのも興ざめな気もしたのでヤメにし、料理も酒もアラカルトにした。
先ずは生ビール(アサヒスーパードライ500円税別、以下同様)で乾杯、そのあとはやっぱり日本酒にしようと、四万十川(1合720円)を頼んだ。他の人は角ハイボール(420円)やら赤ワイン(ティエラ・ヌエバ・トラディション・カベルネ ソーヴィニヨン2018、ボトル1,980円)やら注文。
つまみは、枝豆(茶豆、390円)、クリームチーズといぶりがっこ(480円)、いぶりがっこ(390円)、釜揚げたこのてんこ盛り(580円)、自家製炙りしめ鯖(780円)、刺身盛り合わせ(1,920円)、魚串焼き5種盛り(880円)、牛ハラミ串揚げ(1本350円)、厚切りハム串揚げ(130円)などを注文(いぶりがっこが目立つのは、これが大好きな人がいたせいである)。刺身は、その日によって中身が変わるらしい。偶々かもしれないが、白身の魚ばかり3種喰った(魚の名前は忘れた(T_T))が、どれもぷりぷりだった。魚串がこの店のメインらしいが、ちょっとだけしか食べていないのでよく判らない。
結果的に、魚料理がウリの店の割には、そうではない料理をいっぱい頼んでいるのはご愛嬌、魚ばっかりでは満足できないのである。

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サントリー白州蒸留所レストラン「ホワイトテラス」でそれなりに喰って呑んだし、「ホリデー快速ビューやまなし」でもつまみをちびちび食べていたが、陽が傾くにつれやっぱりお腹が空いてきたので何処かに寄ろうということになり、ちょっと考えてから立川の「あかつき」に電話を入れてみた。
すると「コースでしか受付できません」とのこと、そういえばこの頃、当日に電話を入れるとそう云われる。気軽に一杯やる店じゃなくなったのか。でも皆、それなりに食べられそうだとのことだったので(健啖家のWoodyさんもいるし)、それじゃあということでおまかせコース(3,000円)で予約を入れた。前回からはもう5、6年ぶりぐらいか。ここは出汁が美味いので楽しみ、勇んで立川駅に降り、北口へ向かう。
相変わらず駅のコンコースは人、人、人の波。せっかく「ホワイトテラス」+「ホリデー快速ビューやまなし」でいい気分になっていたのが現実に引き戻された感じで、ともかく無心で人波を掻き分けながら駅の外に出る。
「あかつき」は表通りから小路に入った先にある隠れ家的な店。また、ちょっとだけ非日常モードに戻った。中に入ると先客はおらず、我々は右手のテーブル席に収まる。腰を下ろしたら、さっそく呑み物を注文。ちょっとだけ喉が渇いたので、ハートランドの瓶(600円)を頼んだ。その後は、日替わりの日本酒(銘柄忘れた(T_T)を頼む。
ひと息つくと、料理が次々と出てくる。何れも和風の味付けで、ほっこり身体にも舌にも優しい感じ。でも、段々腹が一杯になりもうこれで十分かな、と思った後にカレーライスが出てきて、これには堪えた(流石のWoodyさんだって難儀した様子)。もう我々には基本的に炭水化物は(Woodyさんはそうではないかも知れないが)、締めの蕎麦くらいにした方がいい。

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楽しい「快速・お座敷青梅奥多摩号」の鉄道旅はあっという間に終了し、立川駅に到着。夢から醒めて現実に戻る。そういえば「もえぎの湯」からもう3時間以上、何だかんだ呑み続けているものの、小腹が空いてきた。だったら何処かで美味いものを喰いながら、一寸だけ一杯やって締めようということになり、改札口を出て南口へと足を向ける。
こういう時の目当ては「狸穴(まみあな)」だ。何故ならば、美味い酒を引き立てる、美味しいつまみが揃っているから。でも、もしかして満席だったらどうしようと恐る恐る覗いてみると、何故か今日も客の姿は疎らで、そんな心配はたちまち杞憂と判る。偶々そういう巡り合わせかも知れないが、この店に客が集まらないのが理解出来ないのだ。ホント、どうなってるの?
ともあれ目出度く、奥のテーブル席に着地。小生とアニーはやっぱり生ビールで喉を潤したい気分だが、女子二人はいきなり日本酒がいいと、「凌駕 夏辛」で乾杯。新潟・十日町にある松乃井酒造のブランド。夏向きの爽やか系。
合わせた料理は、定番の狸穴サラダに、ヤリイカのバター焼き、スズキと真鯛とカワハギの刺身盛り合わせ、そして生カキにした。カワハギにはちゃんと肝が付いてくるのがうれしい。それに、この時期に生カキが喰えるようになったのも、つくづくいい時代になったと感慨深い。
こうなったらやっぱりこっちも日本酒だ。ちょっとだけあれこれ悩んで、「純米吟醸来福・夏の酒」にしてみた。これは茨城の酒。なんとシャクナゲの花酵母で醸したシロモノで、これもしっかり爽やか系。刺身に良く合う。いつも「狸穴」は期待を裏切らない。

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松本駅13時45分発の「特急あずさ20号」に乗り一路、東へ。「榑木野」でそれなりにいい気持ちになり、そこそこ満腹になったにもかかわらず、まだこれからたっぷり2時間以上乗るのだからと、売店でビールとワイン(ワンカップ)を仕入れて窓際に並べる。
駅構内の売店で売っている缶入り地ビールは、「松本ビール」でも「穂高ビール」でもなく、お馴染みの「安曇野浪漫」(上諏訪の麗人酒造製)しかない。小規模のブリュワリーにとっては、缶詰装置はなかなかハードルが高い投資なのか。
外は雨模様なので車窓から八ヶ岳や南アルプスは見えず。でも偶々か、日野春駅辺りで瑞牆山と金峰山が一瞬見えた。瑞牆山はたぶん、中央線ではこの辺りからしか見えないので、かなりラッキーだと思う。立川駅に15時58分到着。
とりあえず雨は上がったようだ。いつものことながら、この時間帯でも入れる店は限られている。手っ取り早いのは「酒亭 玉河」、もちろんここでも全くOKだが、個人的に偶には目先を変えてみたいと、南口へ出てみる。考え無しに流れに身を任せると、次善策はお馴染みの「だるま」だが、ここもとりあえずスルー。
他に無いかとさらに進むが、なかなか適当な店が見つからない。そこでふと足を留めたのは「ひだりうま・でん助」だ。ここは5年ぶりの2回目(前回はこちら)。ここでどうかと入ってみる。この時間帯にいる客はJRA御用達のはず。でもすんなり、テーブル席に着くことができた。
この店は馬刺しとおでんがウリだ。馬刺しはもう本場、松本で喰ってきたので、おでんと生ビールという組み合わせにしてみた。おでんは随分、煮しまった色だがそれほど辛くなく、ビールに良く合った。

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美ヶ原から下りたあと、明日は徳本峠越えなので、今宵は松本の東急INNに投宿。荷物を部屋に置いたら、街に繰り出して夕食だ。松本で居酒屋に入るのはとても楽しみ。事前にいくつか検索した中から、「風林火山」へ17時過ぎに入った。
この店は駅に至近だから、これまで何度も目の前を通り過ぎている筈なのに、店が開いているのを見るのはたぶん、今回が初めて。店構えと店内の雰囲気は、ごく一般的な大衆居酒屋に見える。カウンター席と、奥に小上がりがあって、我々はカウンター席に案内される。かなりの予約が入っているようで、未だ空いている席が結構あっても、後から後からやってくる予約の無い客は悉く断られていた。場所が良いせいもあるだろうが、やはり人気店のようだ。ちゃんと予約しておいて良かった。
先ずは生ビール(中ジョッキ500円)を呷ってから、アルプスサーモン刺しと馬刺しの盛り合わせ(1,000円)を注文。この頃、淡水サーモンが海無し県で流行りだが、このアルプスサーモンはニジマスの三倍体とのこと。信州サーモンとの味の違いは判らない。馬刺しは赤身だが普通に美味い。
松本は山賊焼きが有名と知ってはいたが、食べたことがなかったし、どんなシロモノなのかも知らなかったので今回、初めて頼んでみた。出てきた一品をみると、焼いたものではなく巨大な鶏唐揚げのようである。齧り付いてみれば、しっかり下味が付いているしにんにくも利いているようだ。
ビールの後は日本酒に移る。頼んでみたのは「十九」と「黒澤」。「十九」はなんとハシビロコウのシルエットがラベルになっているが、店の人に聞いた限りは毎年、変わるのだそうな。「十九」は「純米大吟醸生」のせいか、やや甘口ですっきり爽やか。「黒澤」は「生酛 柱焼酎仕込み 勝沼ワイン樽熟成」という変り種を呑んだ。かなり酸味が立っている感じで、古酒のようだった。
この店は、料理も日本酒もかなり種類が豊富。しばらく通っても、ひと通り味わうには相当時間がかかりそうだ。次はいつのことやら。

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既に藤野の「風里」でお腹一杯だったにもかかわらず、「半兵衛」の格安ちょい呑みセットに釣られて、おでんと焼き鳥を肴に一杯やったので、もうすっかり喰い過ぎ状態、もうホントに帰ろうと国分寺駅の改札を潜ろうとすると、なんとヤマショウビン氏に遭遇。当然このままバイバイとはならない、じゃあちょっと何処かに寄ろうかとまた街へ戻る。
さっきまで物色していた店の中から、西武多摩湖線のホーム脇にある「世界の山ちゃん」を手っ取り早くチョイス。云わずと知れた名古屋系居酒屋チェーン。調べてみると、東京にも20店舗ある。以前、何処かに入った筈だが思い出せない。
この国分寺店は、雑居ビルの2階、3階にある。我々は2階のテーブル席に着く。ここは手羽先がウリのはずだが、とてもじゃないが何も喰えない。ヤマショウビン氏も自宅で食事が待っているはずなので、今回は飲み物だけ。
メニューを見ると、夥しい飲み物の種類がずらり。凄い数である。ビールや日本酒、ワイン、焼酎系だけでなく、ウィスキー系、ラム系まである。「バリキング」なんてあったが、初めて聞く。何だろうとまた調べると、サッポロが出したリキュール。ちょっとだけ興味が沸いたがスルー。
小生はもうビールも日本酒もホッピーも呑み飽きたので結局、バカルディー・モヒート(450円税込)で乾杯。何年ぶりの再会かと俄かに思い出せなかった(たぶん小生のインドネシア壮行会以来なので、たった1年ぶりだ)。
仕事の話とか、奥日光でニアミスした話などで盛り上がる。そのうちに、鳥見の会といぃday!のコラボで何処かに行きたいねとなり、それじゃあ白駒池なんか如何?となった。来年が楽しみである。

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藤野の「風里」でかなり満腹になったのでそのまま帰宅でも全く良かったのだが、やはり途中下車しようと二人で、立川ではなく何故か、珍しく国分寺で途中下車してみた。今日、日中浴びた宇宙線が、偶々小生の前頭前野のニューロンに貯めこまれていた、国分寺に係る記憶を刺激したようだった。
特に当てがあった訳ではないが、改札口を出てから確かあんな店があった、こんな店に入ってみたいと記憶を呼び覚ましながら街を進む。結局のところ当てにしていた店は一杯だったので、だったら何処にしようかと更に店を物色し、目に留まったのが「立ち飲み処 半兵衛」という店。
名前は「立ち飲み処」とあるが、中を見ればテーブル席もあるので入ってみた。巷にあるチェーン店の「薄利多賣半兵ヱ」とは関係が無さそうである。わざと知らないふりをする「半兵衛」とも関係はないであろう(そんなことわざはもう誰も使わないだろう)けれど、あえて古風な名前にした理由はそれなりにあるのだろうが、つい訊きそびれた。
店内は、あえて安普請にしたような内装。それはメニューにも反映されていて、ちょい飲みセット(1,000円)というのがあったのでそれにしてみた。ドリンク2杯と、串焼き(焼き鳥、焼きトン)やおでんのうちから好きなものを5つ選べるというから、かなり魅力的だが、果たしてそんなに食べられるのかとやや心配になった。
小生は呑み物をホッピーにして、つまみは二人分でおでんは大根、がんもどき、さつま揚げ、ごぼう巻き、焼き物はネギ間と砂肝、ナス焼きにしてみた。おでんはあっさり関西風。焼き物はどれも可も無く不可もない。何れにしてもこれで1,000円はお値打ちである。

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「多雲坊」でそれなりに満足したので、皆なんとなくそのまま駅に向かって歩き出すと、わざわざ大宮まで来て一軒で帰るのか?という(呑兵衛として至極真っ当な)動議が出されたので、それならばと間髪を入れず、手っ取り早い場所にある「いづみや第二支店」へすっと入る。
入口の目の前のちょっと大きめテーブル席には、いつも予約の札が置いてあるが、6人でドヤドヤと入れば、店のおかあさんがさっと予約札を取り去って、「どうぞ」と目で合図。このあうんの呼吸は、「いづみや本店」にしても「いづみや第二支店」にしても久しぶりの気がして小気味良い。
そのおかあさん、さっそく注文取りにきて我々を待つ。頼んだのは、やはり瓶ビール(サッポロ赤星、510円税込、以下同様)。それと同時に、日本酒(大穴、610円、高い割りに大して美味くない(失礼!))やら泡盛を注文。
さらに併せて料理は、もつ煮込み(170円、オヤジだったら無意識で注文する)、らっきょう(200円、普段、頼む人がいないので、食べるのは久しぶり)、野菜炒め(450円、万人受けする料理だがここでは高級料理の部類)、ハムカツ(300円、何故か居酒屋でしか食べられない)も注文。呑みものの後、更に料理の注文を4つも受け付けてくれた。
他の店では当たり前だが、ここは我々よりひとまわりぐらい上のおかあさん達が仕切る「いづみや」だ。これまでたいていのおかあさんは、3つ以上の注文は受け付けられない(覚えられない)場合が多いので、それに慣れた小生としてはちょっと感動すらおぼえる。
我々を相手にしてくれた(「いづみや」にしては)やけに愛想がいいおかあさん、新人かも知れない。それとも営業方針を変えたのか(新たに立てたのか)? この仮説を検証するため、近々また来てみよう。

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今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は久しぶりに山手線から外に出て、大宮でやることになった。久々、蕎麦好きオヤジさんが参加することになり、店も勧めていただいた「多雲坊」という居酒屋で決まり。以前、大宮東口界隈の店をリサーチしていた頃から名前だけは知っていたが、ネットを見た限りなかなか個性的な店のようで(悪い意味ではない)、ちょっと二の足を踏んでいたところだった。
個性的なのは料理。鹿刺(1,500円税込、以下同様)や鯨尾肉刺(1,500円)ぐらいは「おっ、珍しいね」という感じだが、ダチョウ刺身(1,500円)とかカンガルー刺身(1,500円)となると「え"ーっ!?」となる。他にもワニやカエルとかあるが、決してゲテモノ料理屋ではなく、「変わった料理もある」居酒屋という感じか。
店は袋小路のどん詰まり、西側からはアクセスできない。建物は古民家というか、看板が無ければ単なる荒ら屋である。大都市大宮の街中にこんな居酒屋があるとは、と少々吃驚する。総じて大宮の呑み屋街は普通の地方都市とは異なり、ゆったりした街並みでは無くカオス的にごちゃごちゃした感じだが、「多雲坊」はまさにそんな一角にあっても些か異色を放っている。
暖簾を潜ると三和土があり、靴を脱いで上がり込む。小生が一番客だった。女性店員に広間へ通され、ここでどうぞとテーブルをあてがわれたが、隣を見ると掘り炬燵形式のテーブルがひとつだけあったので、ここにして欲しいと女性店員に無理を云った。なにせ総じてオヤジは皆、身体が硬いので胡坐すら苦痛なのだ。
程なく皆が揃い、生ビール(600円税別、以下同様)で乾杯。その後は地酒。いろいろ置いてあったが、大七(800円)やら神亀(800円)やらを賞味。やはりいくつかある焼酎に切り替えた者もいた。つまみは、ポテトサラダ(500円)、自家製ザーサイ(500円)、卵焼き(500円)、まぐろ刺(800円)、太刀魚刺(???円)、大根煮(700円)、鶏竜田揚げ(800円)、へしこ焼き(800円)、鯖塩焼き(500円)と、まともな料理にした。
どれも申し分がない味だったが、特に大根煮は見掛けはギョッとするものの、味は実に優しかった。ポテトサラダは、極めてシンプルだがちゃんと美味い。他にもまだまだ料理はあるし珍味にも一切、手を付けていないので、また来ることになりそうだ。

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この頃大宮駅で途中下車しても、特に考えもせず成り行きでいつもの居酒屋に入ることが多かったので、今日はちょっと心を入れ替え、偶には未だ入ったことが無い人気の居酒屋にしてみようと検討、高崎から乗った新幹線の中から予約の電話をしてみた。
一つめと二つめは満席で、三つめの店で漸く「お待ちしています」の返答を得る。その店は「雑魚や 基」という居酒屋。場所は、南銀商店街の一本東側の通りにある雑居ビルの地下階。店の中は意外に広い。我々はカウンター席に座ったが、他にテーブル席や小上がりもあるようだ。照明を落した店内はやや薄暗く感じるが、テーブルだけは明るくなっていて、料理の見栄えが良い。その分、料理に自信があると見える。
またビールが呑みたい気分だが、そうは呑めそうに無いので生小グラス(360円税込、以下同様)をグビっとやった。料理もそんなに喰えないが、先ずさわら刺身(???円)を注文。その後は、ちょっと珍しいなとイカスミさつま揚げ(600円)を頼む。人気料理らしい。イカスミが入っただけ更に美味い筈だが、その辺りはよく判らない。さわらはイキがいい。
ビールの後はやはり日本酒、ここは様々な地酒が置いてあってうれしい。今日の気分で選んだのは「鶴齢・純米超辛口」(???円)。目の前で、片口に注いでくれる。
追加で、鮭トバ入りポテトサラダ(500円)も注文。その名の通り、鮭トバが入っているので独特の味わいがある。これはなかなかだ。ここの店ではアジフライも名物らしいが、残念ながら今日はそこまでは手が出ない。次回の宿題としよう。

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「奥村本店」で老舗蕎麦屋の味を堪能した後、まだ「特急あずさ」の時間まで多少時間があるので、もう一軒寄ってみることにした。甲府駅界隈には、午後5時以降であれば山ほど居酒屋が開いている。常々、山から下りたそのついでに、何処かに寄ってみたいと思っていたものの、どうしても帰りが遅くなるので二の足を踏んでしまう。それに、甲府駅に下りてくる山は意外と少ない。その少ないケースの中から挙げられるのは、今回のように広河原から戻る場合だ。
いつか機会が出来たら、寄ってみようといくつかリストアップしていた居酒屋のうち、今回は「七賢」という居酒屋をチョイス。駅に近くて便利。その名の通り、「七賢」を醸す山梨銘醸の直営店らしい。
開店時間の5時を少々回ったところで入店。我々は左手のカウンター席へ。右手にはテーブル席、奥には座敷もあるようだ。さっそくメニューを拝見。当然ながら日本酒は全て「七賢」だが、いくつかの銘柄が並んでいる。他にもビールだって、ワインだってある。
もうビールはいらない感じだが、それでもちょっと口を爽やかにしたいので、「山ノ霞」(360ml、1,500円税込)というスパークリング日本酒を頼む。スパークリングワインと同様、瓶内で二次醗酵させたシロモノらしい。口に含んでみるとだいぶ甘口だが、炭酸が和らげてくれるのでそれほど悪くはない。すかすか呑んでしまいそうな、あぶない酒だ。腹はかなりいっぱい状態なので、つまみはもう余りいらない感じ。それでも折角なので、かつおの刺身とアスパラベーコン巻きを頼んだ。
カウンター席は独り客か二人連れ、テーブル席は仲間同士、座敷は家族連れという感じで客層は様々。そのうちに、中高年の10数人の団体(「歩こう会」みたいな雰囲気)がやってきて、テーブル席の一角を占拠した。

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

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久しぶりに会社の元同僚と仕事帰りが一緒になり、一寸寄ってみることになった。この頃は、予定外の寄り道は殆ど無くなったので何となく新鮮。場所は南流山。半年前の「ふらり」以来だ。南流山は、並びにある「皓太」も含めまだ2軒しか知らないので、せっかくなので入ったことが無い店にしてみたい。
ググってみる限り、南流山の呑み屋は駅の北側に多そうだ。そちらにぶらぶら向かってみると、先ず最初に目に付いたのは「大阪新世界 串かつ さじろう 南流山店」という居酒屋。串かつも偶にはいいかも知れないと、入ってみることにした。
ここは大阪にある串かつ屋の支店か、と思ったら違った。本店は、千葉の柏にあるらしい。しかし、オーナーが本場大阪の有名店「だるま」で修行したというから、きっと本格的なのだろう。店内が明るいのは、なんとなく大阪的。先客は2組だけだった。入口に「ソースと人生 一度きり」と貼紙があった。このギャグも大阪的。
先ずは生ビール(480円税込、以下同様)。付き出しは生キャベツ。これも、(勿論一度だけ)ソースに付けて食べるらしい。この店の名物は串かつ以外に、どて焼き(390円)と牛かつ(1,280円)とのこと。ならばどちらも頂こう。あとは、やみつき大根(290円)と、他に串かつも適当にいくつか注文。どれも普通に美味い。大阪特有の細かいパン粉が、腹に溜まらない感じでなかなかいい。きっとまた食べたくなるだろう。

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青梅線の車内で「立川&餃子」で検索すると、出てくるのは既に殆ど入ったことがある店ばかり。同じ店でもいいけど、折角だから知らない店にしようと更に探せば、「小鉄屋」なる店があった。どうやら居酒屋らしい。餃子をウリにしている居酒屋も面白そうなので、入ってみることにした。
場所は「馬力」の斜向かい。以前はなんだったっけ、と云っても思い出せない(後で調べると、立ち食い蕎麦屋だったらしい)。かなりコンパクトな店で、まだ5時半だがすでにかなり客が入っている。果たして入れるかと危ぶんだが、先客が席を譲ってくれて、有り難く4人テーブル席に座れた。
また喉が渇いたので早速、生ビール(302円税込、以下同様)と餃子3枚(410円×3)を注文。今日3杯目のビールだが、山でしっかり汗を掻いたせいか、不思議と何杯でも美味い。やがて目当ての餃子が出てくる。しっかり焼き目がついていて美味そう。頬張ってみると、野菜が多めなあっさり系。これだったら何個でも喰えそうである。3枚の餃子は忽ちペロリと無くなった。
ビール&餃子の後は、ホッピー黒セット(529円、ナカは270円)にしてみた。料理は、ポテトサラダ(421円)、シロ(173円/本)、(お腹が空いていそうなWoodyさんのために)ソース焼きそば(529円)、水餃子(486円)、梅きゅう(421円)を頼む。
ポテトサラダにはなにやら緑色のソースが掛かっている。恐る恐る食べてみると、居酒屋らしからぬバジルペーストだ。あまりお目にかからないけれど、なかなかイケてる。水餃子は、焼き餃子と違ってもちもち。
締めて6,269円。餃子激戦区の立川に参入した「小鉄屋」、ちょい呑み、ちょい喰いには丁度いい感じの店なので、ひいきにしてみたい。

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奥多摩駅界隈には飲食店が何軒かある。山ばっかりの、人口が5千人に満たない町にしては多いと思う。しかも、ランチタイムとディナータイムの間を休まない店が多いので、我々のような山帰りの者にはとてもフレンドリーである。さすが、「観光立国」ならぬ「観光立町」だ。
このところ、駅前で一寸呑むんだったら大抵「バテレ」か「天益」になる。今回も「天益」に寄ろうかと話していたが既に激混みだったので、じゃあ折角の機会だから入ったことがない店にしてみようとなった。
まだ入ったことがない店も結構ある。西東京バスの案内所と一体化した「氷川サービスステーション」(まるでガソリンスタンドのようなネーミングだが、れっきとした大衆食堂)しかり、「そば処おく」しかり(たいてい閉まっているか、蕎麦が売り切れと云われる)、「こうらく」しかり、「むら㐂」しかり。今回は、その中から「むら㐂」に入ってみることにした(最近、「氷川食堂」なる小洒落た店も出来たが、一杯やれる感じではない)。
暖簾を潜って扉を開けると、カウンターに常連客がお二人。我々4人でカウンターに座ることも出来たが、女将は「奥へどうぞ」と仰る。座敷が有るらしい。それじゃあと裏へ廻って上がり込む。座ってみると、座敷が微妙に傾いているみたいだが、呑んだら気にならないだろう。
メニューを見ると餃子があったので、ビールと一緒に注文。やっぱりビールには餃子だ。ついでに山菜天ぷらと冷奴も頼んでみる。ビールはキンキンに冷えていて美味い。さっきまで寒いと感じていたのに不思議だ。餃子も美味い。するとWoodyさんがぼそっと「餃子は好物」だとカミングアウト。えー、聞いてなかったよと話が盛り上がり、じゃあ、立川へ行って餃子を喰おう、ということになった。さてどこにするか。

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「山忠」を出た後、麻生十番駅に向かってぶらりと歩く。途中、「浪花屋総本店」なるたいやき専門店が目に入る。ここはなんと「たいやき」発祥の店らしい。明治42年創業というから、既に100年を超えた老舗。たかがたいやき屋などと馬鹿にしていけない。右党でもあるアユラシと和尚はいそいそと店に入り、たいやき一つをゲットしてさっそく齧り付く。小生は左党一筋なので、食指が動かない。
その後、さらに商店街をぶらぶら進むと、立ち呑みバーがあった。でも店の名は「Bistroあわ」と書いてある。立ち呑みのビストロなのだ。なかなか良さそうだと外観だけで決めて入ってみた。結構賑わっているが、一番奥の大型TVモニターの前にあるテーブルを確保。スポーツバーでもあるのだ。
見渡せば、麻布十番らしく外国人の客も多い。皆、大使館職員か何かだろう。さすが麻布十番の立ち呑み屋は、赤羽や上野あたりの立ち呑み屋とはだいぶ違う。
店の名前が「あわ」なので、スパークリングワインをもらう。頼んだのは、デル・スールのスパークリング(1,900円)。たしかマレーシアで呑んで以来、懐かしい。付き出しは、ナッツやらチーズやらが出てきた。これだけでも結構呑めそう。しかしあとでレシートを見たら、しっかりチャージ(300円×3)を取られていた。スパークリングワインの後は、竹鶴のハイボールを呑む(ダブル700円)。
他につまみは、生七味のポテトサラダ(300円)に、スパニッシュオムレツ(300円)、シャルキュトリー3種(900円)、本日のアヒージョ(680円)の4つを頼んだ。生七味が掛かっているポテトサラダは初めてだが、そんなに辛くないのでワインに合わなくもない。でも、どちらかと云えば何も掛かっていないポテトサラダの方が美味いかも知れない。
立ち呑みなので1時間ほどで出たが、なかなか居心地が良かった。独りでも気兼ねなく入れそう。こんな店は何度でも寄ってみたい。

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和尚が、仕事の所用で麻布十番(正確には三田)にいくので、夕方に来ないかと云う。然らばとアユラシと共に集まることにし、店はアユラシに決めてもらった。海浜幕張から麻布十番に行くのは結構大変だ。それだけに様々なルートが考えられ、何れも五十歩百歩。今回は新木場で有楽町線に乗り換えた後、月島から大江戸線で向かうことにした。
麻布十番駅に着いて地上に出たら、Google Mapで店の方角を定める。環状三号線から外れると、路地はどれも狭くてごちゃごちゃしている。飲食店は結構多い。そう云えばそもそも、麻布十番で呑んだことがなかった。なかなか楽しそうな街だ。
目当ての「山忠」に入ると、既に和尚とアユラシは着いていて一杯やっている。やさぐれていない、小粋な店だ。この頃はこういう店が少なくなってきた。新橋や神田辺りの場末な居酒屋とは違って、真っ当な居酒屋という風情である。置いてある料理も正統派だ。
聞けば既に予約客だけでいっぱいだそうで、駆け付け生ビール(中500円税込、以下同様)を呑んでいると、而して予約していない客が後から後からやってきたが、皆悉く断られていた。ここは人気の店のようである。
頼んだのは、ふぐ唐揚げ(850円)と、しゃこ(800円)、谷中しょうが(650円)。値段的にも場末感はない。寿司屋以外で、しゃこはなかなかお目にかかれない。料理からすれば、ビールの次はやっぱ日本酒を呑むしかない。銘柄は分からないが、呑み飽きないタイプの酒が出てきた。灘か伏見か。
とても居心地がいいが、こういう店には、長っ尻して管を巻いてはいけない。さくっと呑んでさっと帰るのがいい。是非、また来たい。

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