山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

京浜東北線・根岸線沿線

越後湯沢から大宮まで1時間足らず、一寸ウトウトしていたらもう着いてしまった。まことに速いものだが、上越新幹線は越後湯沢駅を出たら直ぐにトンネルまたトンネルで、上毛高原駅もほんの息継ぎの如く外が見える程度、ほぼ高崎に着くまで眺めが無い。
せっかくの上越国境の眺めは殆ど得られないので、はっきり云ってつまらない。上越新幹線はスピードを取った代償に、景色を失った。車窓の山旅はやはり、在来線(上越線)に限る。上越線には全国的にも珍しいループ線がまだ残っている。しかも、同じ上り線で新潟県内と群馬県内の2ヶ所にあるのは全国で上越線だけ。いつかまたドン行に乗って、久しぶりに味わってみたい。
大宮に着いてもまだ午後4時半、やはり途中下車して東口へ出る。何処へ入ろうかと少々考え、久しぶりに「三悟晶」を覗いてみることにした。暖簾を潜ると、今日はかなりの客入り。チラホラしかいなかった5年前の前回と時間は殆ど同じはずだが、だいぶ違う。何故だろう。でも何とか座れた。
昭和レトロが色濃く残る店、造りは変わっていないが、何となくちょっと小キレイになった感じ。少なくとも、お品書きと暖簾は新調したようである。それが客の入りが変わった理由とは思えないけれど。
小生は、ビールはもう新潟県内で散々呑んで来たので、ここではブラックニッカハイボール(370円税込、以下同様)にした。あてはポテトサラダ(370円)とラビオリ揚げ(370円)。図らずも5年前と同じものを頼んでしまったが、そうそう、この店にはラビオリ揚げがあるのだ。
何故、他の店ではラビオリ揚げがメニューに無いのだろう。不思議だ。ビールか炭酸系の呑みものだったら、間違いなく合うと思うのだが。この店で、ラビオリ揚げがメニューにあるのを見ると、毎度そう感じる。

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上高地スノーシューツアーの帰り道。この頃、新幹線で途中下車といえば、毎度、毎度、大宮ばかりなので、今回は大宮で下車した後、在来線に乗り換えわざわざ赤羽までやって来た。以前、アユラシに連れて行ってもらった「まるます家」か「丸健水産」に入ってみようという魂胆である。
ところがところが勇んで行ってみたら、「まるます家」も「丸健水産」も入口に長蛇の列(「丸健水産」は完全オープンなので入口も出口も無いが)。全然お呼びじゃないし、とても並ぶ気が起きない(OLだったら、行列を見たら訳もわからず本能的に並ぶらしいが、その気が知れない)。まさか、休日が平日以上に混むとは知らなかった。ここは既に観光地なのだと知った。
ともかく、尻尾を丸めて退散。どこか代わりの店が無いかなと一番街を進むと、透明ビニルシートで囲われた店を発見。満席ではないが、ガラガラでもない程良い混み具合の様子。事前知識も無く、まさに飛び込みで入ってみたのが「赤羽 鳥一家」だった。
客は概ね、若者が主体で、女性の割合が高い。我々が入っても男女比率は変わらない感じだが、年齢構成は大きく変化したものと推測される。若者比率、女性比率が高い割にはそれほど煩くは無く、意外に静かに呑める感じだ。
今日はもうビールをかなり呑んだ感じなので、気分を変えてホッピー黒セット(450円税込、以下同様)で乾杯。この店はやっぱり鳥がウリなのだろう、ちょっと迷ってからセセリの柚子胡椒焼き(490円)を注文。他に料理は、漬けアボカド(490円)、ポテトサラダ(390円)、塩キャベツ(250円)を頼んでみた。
セセリは、串焼き状態ではなく、皿に盛られた姿で出てきた。アボカドの漬物というのもありそうで無いシロモノ、かなり変わっているが普通に美味い。
「まるます家」や「丸健水産」ほどのディープ感は無いものの、赤羽らしさを感じさせてくれる、なかなか居心地の良い店だった。

赤羽一番街
赤羽鳥一家の店内

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「川上庵」で酒と肴と蕎麦を堪能したあと、後ろ髪を引かれる思いとインバウンド喧騒から早く離れたい気持ちが交差しつつ、軽井沢駅14時59分発のあさま620号に乗車。軽井沢から大宮は、ちょっとうとうとしたぐらいで、それこそあっという間に着いてしまう。碓氷峠を越える新幹線が出来たのは1997年だそうだから、もう20年以上経つので慣れても良さそうなものだが、なかなか感覚が付いていかない(これも「三つ子の魂百まで」のせいか?)。
かつて、碓氷峠を越えるのに電気機関車2両(つまり重連)の手助けを借りていた特急「あさま」は、上野~長野間は3時間掛かっていた。東海道新幹線でいえば開通当時の東京~新大阪間にほぼ等しい(今は「のぞみ」で2時間22分。昭和は遠くになりにけり)。
つまり長野はそれほど遠い場所だったのだが、北陸新幹線が開通してからはほぼ半分の1時間半。東京~名古屋間並みになってしまった訳だ。しかし、頭で判っても実感が付いていけてない。未だに「そんなに近いんだ!」という感覚が抜けない。同様に、軽井沢~大宮間が48分(最速の「はくたか」で40分)しか掛からないのも未だ慣れない。
ともかくも、大宮駅15時46分到着。さっき「川上庵」で呑んで喰ったばかりの気がするが(気のせいではない)、やっぱり時間が早いので東口へ出てみる。相変わらず大宮は賑やかだ。一日当たりのJR乗降客数は約26万人で、流石に新宿駅(78万人)や池袋駅(57万人)には敵わないものの、埼玉県ではぶっちぎりの第1位(第2位の浦和駅は9万人)、駅を出ようとするとそのことを実感できる。
店は考えていなかったので、手っ取り早い「すずらん通り」へ入り込み、うろうろしてみると「銀座ライオン」の看板が目に入る。もう「和」は十分な感じなので「洋」が良さそうと入ってみる。時間が時間だけに、さすがに空いている。
先ずスタウト(中生745円)をグビっといってみた。やっぱりビアホールの生は美味い、と感じるのは気のせいか。その後はバーボン・ハイ(594円)。つまみは、生ハム半熟玉子のシーザースサラダ(972円)とニシンのマリネ(788円)にしてみた。ニシンのマリネを喰うと「サッポロライオンの味だ」と感じる。これは、小生だけだろうか。

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「あさま642号」で大宮駅で途中下車。辺りはもう日暮れ時だが、時計は未だ16時過ぎ。日が短い季節なので暗くなるのは寂しいが、夜はこれから。なので、やっぱりちょっと寄り道。いつものように、今日は日曜日だしこの時間。行く店が限られているので、多少は狙いを定めておく必要がある。今宵はどうするか。
南銀通りへ向かう手もあるが、今日は何となくすずらん通りの気分。何処にでもある「金の蔵」や「磯丸水産」はやっているが、こういう全国チェーン的居酒屋は最後の手段としてスルー、「力(りき)」に入るか、「アカマル屋」に入るかでちょっと迷ったが、入ったことがない「アカマル屋」にしてみた。
「アカマル屋」も、一番街店には入ったことがあったが、こちらすずらん通り店は初めてである。1階でカウンター席が多い一番街店とちょっと違っていて、地下で、しかもテーブル席が主体。それだけで、だいぶ雰囲気が違うものだ。
メニューを眺めて呑みものを考える。ビールはもういい感じなのだが、やはりこういった店ではタンサン系が欲しい。そこで目に付いたのはバイスサワー(380円税別、以下同様)。「浅草弥太郎」で呑んで以来の怪しげな呑みもの。ちょっとだけシソ風味。なおちゃんが頼んだのは抹茶ハイは、出てきたのは伊藤園の「抹茶入り緑茶」(220円)プラス「焼酎なか」(200円)だった。
つまみには、黒もつ煮込み(480円)、塩昆布キャベツ(280円)、わさびのポテトさらだ(330円)。煮込みは普通に美味い。煮込みが不味いと居酒屋はやっていけない。塩昆布キャベツも大衆酒場では定番か。しかし、わさび味のポテトサラダはありそうでない。これは「アカマル屋」の名物になっているのかも知れない。

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アカマル屋大宮すずらん通り店にて


志賀高原の山を巡った帰り道。今回は1日目、2日目はそれなりに、ストイックに山登りに専念したが、3日目は「猿座カフェ」を皮切りに、だらだらとだらしなく呑み続けている。もうだいぶいい感じになっているのだが、時計を見ればまだ午後4時にもなっていない。
それならば、ちょっとだけ寄っていこうと、やっぱりいつものように大宮で途中下車し、「いづみや本店」は1年半ぶりの入店(前回はこちら)。相変わらず賑わっている。目当ての一番奥の4人掛けテーブルが空いていたが、我々が3人だったせいか、店のおかあさんにその手前のテーブルを指定される。
ここはリュックサックを置く場所がない。そうなると、テーブルの下に置こうとしても、多少通路側にはみ出してしまう。するとおかあさんが「あたしが、テーブルの上で伝票に書くのに、リュックサックが邪魔」だとのたまう。仕方なく、足の下に無理矢理押し込む。だから一番奥にしてくれれば、リュックサックをビールケースの上に積めるのに、と云っても始まらない。このおかあさんは、そこまで気働きがないようだ。そういえば、ちょっと来なかっただけだけど、だいぶ、おかあさん方の面子が変わったような気がする。
ひと心地ついたら、呑みものを注文。小生は喉が渇いたので、ホッピー(400円税込、以下同様)にした。続いて、つまみも注文をしようとするが、これがなかなか捉まらない。じっと、おかあさんたちが我々に注意を向けてくれるまで待つ。藪が深いバリエーションを進むには、鹿の気持ちになって歩かないと踏跡が見えてこないが、それと同じく「いづみや」に入ったら、おかあさんの気持ちにならないと、上手く注文ができない(個人的な見解です)。いっぺんに2つまでしか注文を受けたくないし、そもそもなるべくなら注文を受けたくないのだから(これも個人的な見解です)、気長に待つしかない。
漸く、おかあさんの気を惹くことができて注文したのは、ハムカツ(300円)と支那竹(280円、支那なんて言葉は死語だろうな)と肉豆腐(250円)。これぞ、いづみやの味だ。

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「まるます家」を出たあと、もう一軒いこうとアユラシに連れられて、更にアーケード街を奥へ。ここでどう、とアユラシが指をさしたところは「丸健水産」という看板がある店。おでん屋のよう・・・・・・。
あ~っ、ここ、テレビで見た見た、たしか「ドキュメント72時間」だ、と思わず声に出る(調べてみれば、2015年2月20日放送の「赤羽 おでん屋エレジー」だった)。NHK総合の「ドキュメント72時間」には、なかなか巡りあうチャンスは少ないのだが(本放送は金曜午後10時45分なので、普通はもう寝ているし、再放送も翌週土曜午前11時25分なので、たいてい山の中。ってことで基本的にビデオ録画が必須だが、往々にして忘れるorz)、合えば必ず見ているお気に入り番組である。
しかしこの頃は、人生の悲哀が滲み出るシーンが少なくなっていて(2015年5月29日放送の「高尾山・なぜかふらりと都会の山へ」は泣けた)、ちょっと物足りない感じがするが、それでもまあ「チコちゃん」と同程度には気に入っている。
たしかにここ「丸健水産」は「おでん屋」なのだが、正確に云えば製造直売の「おでん種屋」。それが、自ら煮込んだものを売るようになり、それを肴に一杯やれるように発展したようである。この店にはルールがいくつかある。「持ち込み禁止」はまあ普通だが、曰く「奢り奢られ禁止」、「2軒目だったら酒は1杯まで」、「店側が案内するまで場所取り禁止」などなど。
混んでいるときは30分待ちぐらいするらしいが、今日はすんなり。小生ははんぺん、大根は外せないところで、あとは練り物。そしても勿論、カップ酒も。見ると、丸眞正宗だ。廃業したんじゃなかったっけ?(調べてみると、川越にある遠縁の小山本家酒造が引き継いだらしい)
ここ「丸健水産」のオヤジは名調子。口上もなかなかだし、金の計算も聞いていて小気味良い。支払いが終わると女性店員がおでんを持って「こちらでどうぞ」と我々を案内。椅子は無く、立ち呑み立ち喰い。これがまた良い感じ。酒を半分ぐらい呑んだら、ここの名物、出汁割り(50円)をいただく。日本酒をおでん出汁で割るのだ。これもまた佳し。
それでもカップ酒はあっという間に呑み干してしまう。ルールによれば我々は1杯しか売ってくれない。それでもものは試しと、そ知らぬ顔をしてまた列に並んでみる。しかし、やっぱり目端が利いたオヤジに、しっかり見咎められたが、嬉しいことに大目に見てもらい、缶ビールをゲット。また暫し、いい気持ちに浸れた。赤羽はいいなあ。

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一時帰国した翌々日、ふと赤羽辺りの居酒屋に行ってみたくなったので、アユラシを引っ張り出し、半日年休も取った。赤羽の居酒屋は初めて。そもそも赤羽駅の改札口を出たことも無かった。
先ず目指したのは、赤羽と云えばここ、というくらい有名な「まるます家」。アユラシは2階に入ったことがあるとのこと。今回は、予約ができない1階のカウンター席に座ることができた。二人連れが多いが、独り客も結構いる。たしかにこの店だったら、「孤独のグルメ」ができそうな気がする。
ここは、平日は午前10時(土日は午前9時)からやっているという、呑兵衛が泣いて喜ぶ店。しかし、こんなに早いのは、普通のサラリーマンが仕事をサボってくるのを当てにしている訳ではなく、夜勤明けの労働者でも一杯やれるように、と始めたせいらしい。川口辺りの、鋳物工場労働者に愛されてきたようだ。
店内は昭和レトロそのもの。店に入口は2つあるが、片方は出口専用。このようなしきたりは、一見客にはなかなか難しいところ。我々の後からやってきて、左隣に座った若者関西系カップルも、「そっちから入ってきちゃダメよ!」と熟年女性店員に叱られていた。既に我々の右隣に座っていたのは、常連熟年夫婦。いろいろとこの店のことを教えてくれる。
いつものように最初は生ビール(小450円)だったのだが、ふと壁の貼紙に目をやると、「まるますの約束、お酒は一人三杯まで、ジャン酎は一本まで」とある。「ジャン酎」って何だ?と思っていると、既に出来上がったチューハイがボトルに入っているものだと判る。所謂、缶チューハイのボトル版。ビールの次はこれにした。トッピングのモヒート(生ライム+ミント、100円)も貰う。これで気分はカリビアン。
隣の夫婦から、スッポン鍋(850円)とうな重を奨められる。うな重は2,500円と3,000円があるが、2,500円で十分とのこと。たしかに、かば焼を見る限り、たいした違いはない。スッポン鍋もうな重も、どっちも美味かった。ここは意外に高級食材を、安く提供する店でもあると知った。これから赤羽詣でが増えることは間違いない。

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「群馬の台所」で群馬の味に舌鼓を打った後、(もちろん在来線の上野東京ラインに乗る手もあるが)酒が入って勢いが付いているので、躊躇せずに高崎駅から新幹線の自由席に乗る。GWの最後なので、さぞや上り方面は混んでいると思いきや、ガラガラだった。ゆったり気分のまま、大宮駅で下車。
今日も東口に出て、先ずは「井の壱」に行ってみる。吾妻連峰から下りて来た先週(4月30日)、振替休日の月曜日にやって来て閉まっていたので、土曜日ならば開いていないかと思ってまた来てみた訳だが、結果、ありゃ、やっぱり閉まっていた。この店は平日しか開いていないのか、それとも廃業した?
仕方がないので、近所の店を探す。スペインバルの店も良さげだったが、入ったのは「馬肉酒場 馬鹿うま精肉店」という、名前の通り馬肉がウリの店。中に入ると空いていたが、結構予約が入っているようで、「入れますか」と聞くと店の人が「う~ん」とちょっと考えてから「どうぞ」ということになった。二階の一番奥の席に案内される。
もうビールはいい感じなので、ホッピーセット(450円税込、以下同様)を注文。料理は、ジャーマンポテト(490円)、ポテトサラダ(490円)、あれっジャガイモがかぶったけどまっいいか、そして折角なので馬刺しをいただこう。
馬刺しには、上霜降り刺し(1,490円)、霜降り刺し(1,090円)、馬レバー刺し(1,290円)、上赤身刺し(690円)、たてがみ刺し(590円)、炙りハツ刺し(590円)、カルビ刺し(1,290円)、炙りタン刺し(790円)、ヒレ刺し(1,390円)、ロース刺し(1,190円)と、10種類もある。さすが馬肉専門店。大いに迷ったが、ロース刺しを注文してみた。
食べてみると、滑らかで歯応えも殆ど無い。普段喰う馬刺しとは異次元の世界だ。ちなみにジャーマンポテトには馬肉ソーセージが入っているし、ポテトサラダにも馬肉の燻製が入っているので、馬肉尽しだった。偶には馬肉三昧も悪くない。

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吾妻連峰GW山行も概ね滞りなく終了した帰り道、未だゴールデンウィークも前半、明日も休みなので、やっぱり大宮で途中下車。この頃あまり事前リサーチは行わずに、ほぼ気紛れ的に大宮へやってきてオンサイトで思案。さて今宵は何処へ向かおうかと少々考えを廻らせ、前から少々気になっていた「井の壱」に行ってみたが、残念ながら今日は休み。
仕方がないと、南銀方面へ戻る。途中、路地裏にあった「多万里食堂」がやたらに渋くて気になったが、ちょっと気後れして素通り。南銀通りの雑居ビルに入る。ここには「三悟晶」という昭和的大衆居酒屋があるし、その斜向かいにこれも以前入ったことがある「ほっかいや」という居酒屋がある。しかし今回の目当ては一番手前の「北海」という居酒屋。「ほっかいや」と紛らわしいが、たぶん別の店。
群青色の巨大看板が少々ケバケバしいが、中へ入ると全くの居酒屋。店内はかなり明るいし、かなり広い。その分、店員も多いが、まだ客は少なく、従業員の数と変わらない感じ。しかし、我々の後からは次々と客がやってきてそのうちにテーブル席はほぼ埋まった感じ。たぶんここは人気店なのだ。
Tシャツ姿の店員はきびきびしていて小気味いい。よく見ると、日本人でも中国人でも韓国人でも無さそうな若者も交じっている。ベトナム人かミャンマー人か。
ともかく生ビール(650円税別、以下同様)を呑んだ後、日本酒を追加。頼んだのは埼玉・上尾の地酒「文楽・純米吟醸」(2合800円)。突き出しは、アジの南蛮漬けと冷奴ともろきゅうがセットで出て来る。これだけで十分という輩もいるはずだ。壁に掛かった短冊メニューを眺めると、とにかく魚が多い。
ほっき貝(750円)、ホウボウ塩焼き(???円)、自家製クリームコロッケ(380円)を頼んでみる。場末の居酒屋と較べると値段はやや割高なのだろうが、ネタは豊富だし新鮮な感じがする。大宮で魚を肴に一杯やりたくなったらこの店が良さそうだ。そういえば、奥の「ほっかいや」だって魚が美味かった。やっぱり関係があるのだろうか?

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今回も、1年前の残雪期越後山旅の帰り道と同様、大宮で下車。勝手知ったる東口へ向かい、そしてやっぱり勝手知ったる「いづみや第二支店」へ入店。実際には、この店は10ヶ月ぶり、前回は守門岳の帰りに寄ったのだった(その時のレポはこちら)。
今日は2人だけなので、「本店」よりも「第二支店」の方がしっくりくるはず。暖簾を潜るといつも通りの客の入り。2人ぐらいだったら何処にでも座れそうなのだが、おばちゃん店員たちは、忙しそうに見て見ぬふりをして素通り。なかなか案内してくれない。実際、受けた注文で頭がいっぱいいっぱいで、気が回らないのだろうと思う。
それでもリュックサックを背負ったまま辛抱強く待つと、漸く、見て見ぬふりが出来なくなった(というか、通路に立ったままで邪魔な我々を何とかするしかないと覚悟した)おばちゃん店員のひとりが、一番奥のカウンター(≒壁から突き出た片持ちテーブル)を案内してくれ、着席。リュックサックの置き場がないので、無理矢理足元に押し込める。この頃の「第二支店」には「本店」と違い、差配するボス店員がいないのかしらん。
今日も陽気が良いので、やっぱりホッピー(セット400円)にしよう。ホッピーを呑むと何となく、下界というか、娑婆に戻ってきた感じがする。ホッピーは、オフではあるものの、日常生活の延長上にある呑みもの。いったい、越後湯沢にホッピーはあるのだろうか? つまみはマカロニサラダ(300円)に、肉豆腐(250円)、ホルモン炒め(330円)を注文してみた。どれも普通に美味い。この普通さが、店内の雰囲気も含め、我々に安心を与えてくれるのだ。それでついつい、たとえおばちゃん店員に煙たがられても(?)、また足を運んでしまうのだと思う。

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週末の朝に大宮駅へ行くとなると、たいてい時間が早過ぎてKIOSKやNEWDAYS以外はまだ何処の店も開いていない場合が多いが、今日は山旅ではないのでゆっくりした時間。全てではないが、多くの駅ナカの店はもう開いている。
まだ列車まで多少時間があるので、ちょっとお茶にしようと、「エキュート」の上(「エキュート」は橋上の、プラットホームから見れば2階にあるので、3階または中3階)にある「パークサイドカフェ」へ入ることにした。
大宮駅の駅ナカ「エキュート」は、和洋菓子や惣菜・弁当の類を売る店についてはかなり充実していると思うが、軽く一杯やれる店となるとここ「パークサイドカフェ」以外には「ウィカフェ」ぐらいしかない。しかも、どちらも女性向けの内装とメニュー。オヤジ同士で入れるような雰囲気ではない。呑んだ呉れオヤジは、ターゲット客層として想定されてないのか。
大宮には日高屋がいっぱいあるのだから(なにせ本社もあるのだから)、「エキュート」にも一軒ぐらいあっても可笑しくない。そうすれば列車の乗り継ぎにオヤジ達が喜んでやってくると思うのだが、エキュートの品格にそぐわないとJRが出店を拒んでいるのかも知れない。
「パークサイドカフェ」に入ったのはまだ午前9時だが、コーヒーを飲むくらいだったら、ビールにしよう。完全オフなので後ろめたいことは全くない。若い女性店員に白い目で見られることも無い。さすがに朝っぱらは身体が乾いていることは無いので、グビグビとはいかず、ちびちびいただく。店の窓からはコンコースを行き交う客の動きが良く見える。何気にそれぞれの立居振舞を見ているだけで、これはこれで、ビールのつまみになるものだ。

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大宮駅15時02分到着。さて、いつものように途中下車。相変わらず大宮は人が多い。駅のコンコースを雑踏に揉まれながら歩いていると、ついさっき、魚野川流域の田園風景のなかに身を置いていたのが幻のよう。
こんな時間だと、やはり入れる店は限られている。今日は迷わず「いづみや」だ。そうとなれば、今日は4人なので「本店」の方に入って、一番奥のテーブル席に収まろうと考えていたら、生憎一杯だった。残念! しからば「第二支店」を覗くしかない。
こちらもそれなりに混んでいるが、丁度目の前の席が空いたところだった。ここはいつぞやも座ったことがある席。そう、「えびすや」のご家族の隣に座った時と同じ席。そう云えば、その時も今日と同じ5月5日だ。奇しくも2014年5月5日以来、丁度3年ぶりに「第二支店」に入り、しかも同じ席に座ることになった。5月5日は、今後「いづみや第二支店の日」として定着するかも知れない。
それはさておき、座ったら先ず飲み物を注文しよう。浦佐駅でも、新幹線でもビールを飲んだのに、今日はやっぱり陽気が良いので、またビールが呑みたくなる。それでも爽やかなので、入口が開けっ放しでも暑くはない。暑くもなし寒くもなしの丁度良い季節。
一年でこんな時期はあっという間に終わってしまう。もうすぐに最高気温が30℃ぐらいになってしまうだろうし、その後は鬱陶しい梅雨。今のこの瞬間は貴重。この頃、益々そう思うようになってきた。しかし、そんなことよりも酒だ。つまみだ。
つまみは、しゅうまい、ハムカツ、レバニラ炒め、梅きゅう等々、この店の定番メニューを注文。どれも安心の味。ここは俗世間のオアシスだ。

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米沢からの帰り道、いつものように大宮で下車。今日はおよそ10ヶ月ぶりに「いづみや本店」へ入ることにした。アニ~が「いづみや」未体験とのことなのでご招待した格好。ここは若者にとっては、普段見慣れない新鮮な店と映るだろうし、年長者にとっては昭和ノスタルジーを再現できる店。つまりどの世代にとっても日常生活からトリップ出来る有り難い店だ。
暖簾を潜るとそれなりには混んでいるが、テーブル席は空いている。今日は4人だし、しかもリュックサックを背負っているのでこれを4つ、ビールケースの上に積み上げることが出来る、一番奥のテーブルかなー、と思っていたら一つ手前のテーブル席をあてがわれた。指図したのが、気働きにやや時間がかかるお姐さん店員だったのかも知れない。
ともかく、なんとかリュックサックをテーブルの下に押し込んで、丸椅子に着席。さて呑みものは、やっぱり生ビール(中ジョッキ600円税込、以下同様)にするか。つまみは先ず、〆サバ(330円)、ハムエッグ(450円)、鳥なんこつ揚げ(300円)、野菜炒め(450円)、げそわさ(360円)を注文。いつもの味で安心。
一頻り喰ったあとは、追加でシューマイ(330円)、もつ煮込み(170円)、お新香(280円)、キムチ(260円)を頼んだ。伝票を何気に見ると、いつものようにダートマグラフで数字(値段)と「ノ」の字が書き込まれていたが、今までと違うことに気が付いた。
お姐さん店員が持っているダートマグラフの色が其々違うのだ。最初のお姐さんはブルーだったが、追加注文した時のお姐さんはオレンジ色だ。つまりこれは、誰が注文を受けたのかが判るしくみ。想像するに、これはお姐さんの誰かが注文を受けたのにもかかわらず、それが厨房に伝わっておらず、客からクレームが付いたものの、当のお姐さんもすっかり忘れてしまい、収拾がつかなくなったのではなかろうか。書き込みで誰かが判れば、そのお姐さんの責任ということが明らかになる訳で、とうとうここ「いづみや」でも責任の明確化が強調されるようになったのかと、しみじみ感じ入った次第である(勝手な妄想なので、間違っていたら御免なさい)。

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越後湯沢から新幹線に乗り、14時2分大宮到着。日曜日のこんな時間だが、東口へ出てみる。久しぶりに「いづみや」を覗く手もあったが、とりあえず、他にも店があるだろうと大宮銀座通りへ。そこから、すずらん通り、さくら横丁、ウェストサイドストリート、一番街、住吉通りを順々に眺めて行くも、やはりこの時間で開いている店は見当たらず、結局、一番街の「アカマル屋」に入ることにした。
ほぼ2年ぶりの「アカマル屋」(前回の報告はこちら)。3連休のせいか、同じような時間に来た前回と比べるとかなり席が埋まっている。若者も多い。こんな真昼間から若い者が呑んだ呉れていていいんか、他にやることがあるだろう、と自らを棚に上げて少々気になってしまう。
「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず、未だ覚めず地塘春草の夢、階前の梧葉己に秋声。」身に沁みる。
それはそれとして、ハイボール(350円税別、以下同様)を注文。つまみは、わさぽて(320円)、焚き大根(120円)、豚ハラミ(100円)、豚シロ(120円)をいただくことにした。
わさぽては前回も喰った。その名の通り、わさびがたっぷり利いている、ありそうで意外にないポテトサラダ。やっぱりこれは、炭酸系を呑んでいるとより一層、ガツンと来る感じ。特に美味い!って訳ではないけど、何度も喰っているとそのうち病みつきになるかも知れない。焚き大根は美味いけど、やはり日本酒かな。ハラミとシロは何でも合う便利な串焼。
「アカマル屋」は、大宮東口で日曜の昼下がりでも開いている数少ない店。「磯丸水産」の喧噪に辟易している人、「いづみや」のシルバー店員は苦手だという人には、ここはオアシスに見えるのかも知れない。

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今回も大宮で途中下車。今日は6人いるので、いづみやの「予約席」はちょっと無理だし、到着時間からすると、他の店でも飛び込みではなかなか入れそうにない。そこで、予め上毛高原駅での列車待ち時間(=待合室で、ちびちびやる時間)を利用して暫し検索。
大宮駅で途中下車するのは、基本的に新幹線での帰り路。そうなると大抵は泊まりで行った翌日の日曜日となるケースが多いが、今日は日帰りで土曜日。神田や新橋辺りと違って、土曜日が休みという店は少ないので、基本的には選り取り見取りということになる。
とは云っても、未だ入ったことが無くて気になる店(=個人的データベースに入っている店)はだいぶ少なくなってきた。そろそろ新たな情報を仕入れる必要がありそうだ。それはともかく、ここはどうだろうと「ほっかいや」に電話を入れると、なんとか入れますとの返事。では行ってみよう。
いつもの南銀通りを入り、左側の雑居ビルの中へ。以前入った、「三悟晶」の斜向かい。同じ雑居ビルの中に、「北海」というろばた焼き屋もあるので、少々紛らわしい。
店に入ると、店員たちの活気ある声が飛び交う。カウンター席とテーブル席があり、一見、寿司屋かな、というような雰囲気を感じる。実際は海鮮居酒屋。カウンター席と厨房の間には水槽があって、泳いでいる魚が見える仕掛け。魚の泳ぐ水槽の手前には、ホッピーとかハイサワーのボトルが浸かった水槽があり、勝手に取り出して焼酎を割っていいらしい(勿論、後で空ボトルを計算)。なかなか面白い配置である。
ともかく、席に落ち着いたら生ビールで乾杯。その後は思い思いの酒へ移行。お通しはガッツリ肉じゃがが出てきた。かなり大ぶり。この店の料理は、やっぱり魚介系がウリのようなので、刺盛りを注文。他にホヤ酢、ツナサラダ、アジフライ、焼き鳥、焼き茄子を注文。どれも普通に美味かったが、やはり刺身が美味い。特に、サヨリと白エビの生きが良かった。白エビはなかなか食べる機会が無い。この店は、日替わりで様々な刺身が出るようなので、これからも楽しみである。

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15時14分大宮下車。さて何処へ、という話になるが、のりちゃんがまだ入ったことが無いというので、「いづみや」で決まり(逆にあひるちゃんは、大宮と云うと「いづみや」ばかりだそうな)。今日は4人なので、「いづみや本店」へ入店。ほぼ1年ぶり(前回はこちら)である。やっぱりというか、まるで図ったように、店の右奥(テレビの下)にある「予約席」に通される。
リュックサックを、ビールケースの上に積み上げれば準備完了。さて、飲み物はホッピーにしよう。ここは、ナカとソトが別々に来なくて、既に調整済みの状態でやってくる。すなわち毎度、お姐さん達が愛情込めて(?)作ってくれる仕組みである。
ひと頃に較べ、お姐さん達はだいぶ変わったが、まだ顔馴染みのお姐さん(と云っても、こちらが一方的に覚えているだけ)もいるのでほっとする。「いづみや」は、やたらに愛想が良い若者店員がいる店とは真逆と云って良いだろうが、ここにはここの良さがあるので、もし「いずみや」で愛想が良い若者を店員に雇ったら、幻滅して足が遠のくのは間違いない。
周囲を見回すと、客の大半はひとり酒かふたり酒の客で、ほぼ全て男性。いつもと変わらぬ風景。我々の様に、リュックサックを背負って団体でやってきて、しかも女性が多数派、という客は相変わらず殆ど見当たらない。先客は我々をどう見ているのか判らないが、さして他人に興味がある訳でも無さそうに、偶にテレビを見上げ、黙々と呑んでサッと居なくなる客が多い。「いづみや」で我々は、明らかに異邦人である。
グッとひと息やったら、次は料理選び。思い付くままに注文すると、ポテトサラダ、モツ煮込み、枝豆、ハムカツ、〆サバ、焼き餃子と、不思議とだいたいいつもと同じ料理になる。これほど料理の種類が多い「いづみや」であっても、そんなには必要ないってことか。でも次回はもっと、他のものも注文してみよう。

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大宮駅14時47分着。山から下りて汗を流し、しかもこの時間に大宮に着くことが出来るのは、やはり新幹線のおかげだろう。今日はいつもの東口ではなく、珍しく西口へ。別に東口の居酒屋に行き尽くした訳ではないが、今日は目当ての店が西口にあるのだ。
TBSテレビ番組の「マツコの知らない世界」で「ポテトサラダの世界」を見て、それを紹介しているポテトサラダオタク(自称、ポテサラ男爵)が、個人的に第3位と云っていたのが、ここ「四十八漁場」の「サバの薫製ポテトサラダ」。どんなものか興味があったので行ってみた次第。ちなみに何れ、第2位と第1位にも、機会があれば寄って試食してみようかと思っている(第2位はたぶん、番外編になると思う)。
雑居ビルの4階、まだ開店の直前だったが何とか入れてもらえた。もう飲み物は最初から日本酒。ここには結構、いま流行りの銘柄がある。呑んだのは飛露喜(520円税別、以下同様)、新政No.6(650円)、天吹バナナ酵母(650円)、百十郎桜(650円)。どれもジューシーだが、驚くのは天吹バナナ酵母。これも日本酒か?と思う程、バナナの香りが際立つ。もしかすると、誰もが知っているバナナ本来の香りはバナナ自体ではなく、それに寄生している酵母が造り出す香りなのかも知れない、などと想像してしまう。
いきなり、土鍋に入った生わかめが出てきた。これにお湯をかけると鮮やかなグリーンに変わる。食べてみると、スーパーで売っているわかめとは違ってシャキシャキだ。これがお通しとは洒落ている。しかし後でレシートを見れば、これで一人あたま460円。安くはない。つみみには、目当てのサバの薫製ポテトサラダ(560円)以外に、海苔のりアボカド(520円)とじゃこネギ豆腐(450円)を注文。
サバの薫製ポテトサラダはすぐ出てきた。早速いただくと、サバの燻製香が先ずやってくる。番組でマツコ・デラックスが「これはポテトサラダですか?」と云っていたが、たしかにその通りだ。これはこれで美味いが、サバの燻製とポテトサラダを別々に喰ってもいいんじゃないか、と思ってしまうのは、小生だけではないだろう。

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2年ぶりの「横浜中華街」、そして2年ぶりの「北京飯店」である。「恵びす温泉」から歩くと、中華街を端から端まで縦断することになる。相変わらずの賑わいぶりだが、良く見れば中国系観光客らしき姿は見当たらない。それはそうだろう、小生だって海外に行って、わざわざ日本街(ってそんなところ、あるかな)に行きたいとは思わない。少なくとも数日間の旅行では、日本食が恋しいとはならないはず。
マレーシアのクアラルンプール郊外に長期出張中、時々中心街にある「パビリオン」や「ミッドヴァレー・メガモール」と云う名の巨大ショッピングモールに行くことがあった(クアラルンプールはショッピングモールだらけである)。それはたいていの場合、食事をするか(含、ビール呑み)、地下のスーパーマーケットで食材を仕入れるのが目的だった。
食事の場合、平日の昼間だったらローカル食、平日の夜や休日の昼間であれば、ヨーロピアンスタイルの店でビールとパスタかピッツァという感じで、個人ではまず、日本レストランには行かない。時々、日本から出張者が来る場合には何故か皆で「和民」で夕食。酒でも呑もうかとなると、やはり共通認識として日本の居酒屋を思い浮かべるらしい。同様に、出張者を含め何人かで昼飯を喰おうということになると、日本式のラーメン屋に行くことが間々ある。短期出張者にかこつけて、偶には日本食を喰ってみたくなるようだ。閑話休題。
「北京飯店」は前回と同様、2階の席。まだ時間が早いせいか、客は我々だけ。常連Woodyさんの威光で窓側の円卓につく。「恵びす温泉」では我慢したビールで乾杯した後は、いつものように料理はWoodyさん任せ。その後、Woodyさんの奥さんもお目見え。ビールが無くなったら、紹興酒へ移行。
始めに出て来た料理は「A菜の炒め物」。A菜なんて初めて聞くが、台湾などではポピュラーな野菜らしい。茎の断面がAの文字に似ているせいで、そんな名前が付いたようだ。シャキッとしていて、レタスに近い食感。その後は海老チリソース、小籠包、鶏肉とカシューナッツ炒め、酢豚、おこげと定番料理が続き、締めに出て来たのは、やはり今回もカレーライス。蕎麦屋のカレーライスの如く、とても優しい味がする。
結果、なんだか、ひとりだけぐびぐびやって、これでみんなと同じ3,000円では、まったく申し訳ないですよ、Woodyさん。

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北鎌倉から洋光台まで、思いもよらぬロングコースで、(途中でビールを呑んだりする自分のせいなのに)やや扱かれた感が漂い、よたよたと石川町駅で下車。元町のお洒落な街並みは横目で見て、「恵びす温泉」に入る。パッと見、銭湯らしくない。ビルの2階がフロントと浴室になっている。ネーミングは「温泉」となっているが、実際は違うようだ。
ここにはラジウム原石を使ったラドン浴があるとのこと。難しく云えばラジウム-226がα崩壊してラドン-222ができる訳だが、いったいどれほどの放射性物質がこの原石に含まれているのだろう。この手の宣伝文句は、激しく眉唾である。人体に有益な影響(ホルミシス効果)が現れるほど含まれるのであれば、放射性物質の取り扱いはシロウトでは無理なような気がする。もっとも、ホルミシス効果はそれ自体、まだ仮説である。「放射能」という言葉には過敏なのに、ラジウム浴やラドン浴を有難がっているのは、いったい誰が世間を扇情した結果なのだろうか、気になる。閑話休題。
ラドン浴はともかく、ここにはサウナ以外に、超音波風呂、気泡風呂、電気風呂、座風呂、歩行浴、薬湯、ミスト風呂、水風呂と、実に多彩な風呂がある。風呂好きで、長風呂してものぼせない人であれば、かなり楽しめるのではなかろうか。簡単にのぼせてしまう小生は、ざぶっと気泡風呂へ入っただけでもう十分。
脱衣所には飲み物の自動販売機があり、なんとその中に缶ビールも並んでいた。心の中で喝采しそうになったが、他の銭湯と同様、やや騒然とした雰囲気の脱衣所なので、ちょっと呑み難い。何人か呑んでいる人がいればその気にもなるかも知れないが、そんな感じは無い。やっぱり自重した。
ビールでの時間調整を諦めたため、フロントの近くでみんなが出て来るのを待つ。その間、様々な客が出て行き、また新しい客がやってくるのを何の気なしに眺める。意外だが、カップル(夫婦又は恋人同士)で銭湯へやってくる二人連れが多い。しかも皆さん、サウナも利用できるようエキストラチャージも払っている。 
ここにじっとしていると、この二人はこれまでどういう人生を送って来ていて、今日はこれまでどう過ごして、これから何処へ行くのだろうかなどと、どうでもいい妄想をすることになる。

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「山家」で満足したあと、ぶらぶら。大宮銀座通りでフリーマーケットをやっていた。しかし、この手の市で、気に入ったものを見つけたためしが無い。で、適当に見て切り上げる。さて、どこかでお茶(含、ビール)を飲もうと、ルミネに入ってみることにした。レストラン街はルミネ2にあるようだ。
行ってみると、どの店も結構、賑わっていて、各々の入口には順番待ちの列も出来ている(さっき入った「山家」の支店もあった)。こっちはもう食べるのは十分なので、お茶が出来る店を探すと、偶々見つかったのが「ラナイハワイアン ナチュラルディッシュズ」と云う店。店名は長いが、要はハワイ料理店である。
この頃、「ナチュラル」なんとかと云うフレーズを標榜した店が増えているように感じるが、この店もそのたぐいかも知れぬ。正直云ってこのようなキャッチコピーは、個人的には当てにしていない。なにが「ナチュラル」な食品なのか、定義が非常に曖昧である。食材は全て有機肥料に拘ったとか、農薬は使っていないと云うのであればまだいいのだが(それが本当なのかも怪しいけど)、そのところを曖昧にしたままではかなり眉唾である。単に耳障りが良いというだけで飛び付く人の気が知れない。
この店は、一部がテラスになっていて、街が見渡せる。店員に中とテラスとどちらが良いか聞かれたので、外にしてもらった。テラスで呑むビールは美味い。ここは街中のオアシスと云っても良いだろう。店の名前にある「ラナイ」とはハワイ語で「テラス」のことだそうだ。
ビールを呑みつつ辺りを眺めて気が付いたことは、 ルミネ2は、大宮駅のプラットホームがずらり並んでいる、そのほぼどまんなかの真上だ。まさか、こんな場所に建っているとは思わなかった。ホームの真上に駅ビルが建っている駅なんて、他にもあるのだろうか。そこで、試しに立川駅を調べてみると、果たして「グランデュオ」は南武線とその南側の貨物引込線の上に建てられていた。北千住駅はどうかと云えば、常磐線快速線は確かにルミネの真下だ。構造的に難しいという、勝手な思い込みが強かったが、その気になればどうにでもなるようだ。勉強になった。

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