山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

東海道本線沿線

「坂の上のそば屋 司」で美味い酒と肴を堪能したあと、東海道線に乗って帰る途中、3人で川崎で途中下車してちょっと寄り道。
川崎には2005年から2年ほど仕事で通っていたこともあり、ランチの店や居酒屋などいくつか入ったことがある。その中には今でも営業している店もある。気に入った店なのにその後機会が無く、未だに1回しか入ったことがない店がある。JR川崎駅と京急川崎駅の間にある大衆酒場「丸大ホール」がそれ。
大宮だったら「いづみや」のような、オヤジ労働者及びギャンブラー(川崎には競輪場と競馬場がある)御用達の店で、なんと朝の8時半からやっている。川崎勤務中は、同僚は皆育ちが良いのかそのような店には近づかない者ばかりで、恐る恐る独りで入ってみて気に入り、しかしその直後、勤務地が変わってしまいそのままになっていたのだった。
2年前にも寄ってみたのだが休みだったので、今回もせっかくの機会だからと寄ってみたところ、なんとやはり休み。よくよく見れば土曜日は休みとの貼紙が。こりゃ迂闊だった。でも「いづみや」だったら土日でもやっているのに、と云っても始まらぬ。何とか次は日曜日に来てみるしかない。
ここで残念、と帰るのも勿体ないので、最寄りで且つ入ったことがある「魚炉魚炉」を覗いてみると、丁度空いているようなので入店。前回も「丸大ホール」を振られた後に来たので、やはりこちらも2年ぶりとなった。
ここは新鮮な魚と美味い日本酒が特徴の店。店内が明るい雰囲気でちょっとオシャレなせいか、若い女子客も多い。それに釣られて若い男子も多いので、我々は少数派である。接客も申し分ないので、またここを目当てに来てもいい店だ。それにしても山の帰りに川崎に寄るプランはなかなか難題だ。

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伊豆の山旅&海の幸忘年ツアーは、三島駅前の食堂「源氏」で締めくくり。「源氏」に入る前、「極楽湯」で湯上りビールをやりながら帰りの足を調べてみた。帰りは往路と同様、新幹線「こだま」に乗ってさっと移動するのが普通だろう。
この時間であれば、三島14時54分発の「こだま724号」がちょうど良いか。東京駅着は15時48分で所要時間は54分。帰るには早過ぎるきらいもあるが、まあこれで行こうか、と思った一方、在来線の特急「踊り子」だったらどうだろうと調べてみると、14時46分発の「踊り子110号」があり、東京には16時32分に着く。こちらは所要時間1時間46分とほぼ2倍かかる。
でもこれだったらWoodyさんは横浜駅で降りればいいし、のりちゃんも川崎駅が都合が良いはず。料金は320円しか違わない(「こだま」利用で4,800円、「踊り子号」が4,480円)が、急ぐ旅でもないし、在来線をトコトコ帰るのも乙かも知れない。皆に諮れば全員一致でOKとなった。
念のため、「源氏」で呑んでいる最中に目の前の三島駅みどりの窓口へ行き、切符を購入。自由席にする手もあったが、「踊り子号」は修善寺始発なのでそれなりに客が乗っている可能性も考えられたので、指定席を購入した。
「源氏」で腹一杯になったあと、時間になったので三島駅へ。ホームで待っていると、伊豆箱根鉄道駿豆線から乗り入れ線を辿ってJR185系がやってきた。もうこの型式は定期運行していないと思っていたが、まだ現役だった。いまどき希少価値がある、「窓が開く特急車両」である(今は冬なので開ける気はしないが)。ホームにはそれなりに乗客がいたが、乗ろうとしている輩はほぼいない。乗ってみると、我々の指定席車両には誰もおらず、途中の駅からも誰一人乗ってこなかった。修善寺発の「踊り子号」って、これが普通の状態?

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金冠山から下りて「極楽湯」でさっぱりしたらもう午後1時過ぎ。Woodyさんならずとも、腹が減った。寄り道せずに手近な店と云えば、やっぱり三島駅前にある「源氏」ぐらいしか思い当たらない。個人的に半年ぶり(前回はこちら)、っていうかもう、「三島で一杯」と云えばこの店しかない。タクシーで直接乗り付ける。
入ると、ランチタイムを過ぎたせいか客は疎ら。小上がりは全部空いている。有難く、我々は靴を脱ぎ小上がりの一番奥に収まることにした。
ビール(中瓶630円税込、以下同様)で、2日間の成果を祝って乾杯。奥沼津アルプスを踏破できた(ので沼津アルプス全山トレースできた)し、韮山反射炉を初めて訪れたし(反射炉ビールも呑めたし)、達磨山と金冠山に登頂できたし、戸田の民宿で海の幸を堪能できたし、快晴で富士山も南アルプスの眺望も楽しめた。だるまやま高原でビールを呑めなかったこと以外はほぼ完璧だったといえるので(戸田温泉から民宿「峯松」まで歩かされたのはご愛敬)、呑むビールもひと際美味い。
しかしこれで三島、沼津を起点とした、海が見える山はひと通り登ってしまった。海の幸と山登りをセットにしたプランはこれで節目となったので、新たなにんじんが必要だ。次は、伊豆半島をもうちょっと南へ進出するか。などと考えつつグビグビやった。
つまみは、生桜えび(720円)、桜えびかき揚げ(720円)、ポテトサラダ(510円)、うなぎコロッケ(1個250円)、うなぎ蒲焼(3,240円)を注文。昨今は、生桜えびを年中喰えるようになった。またひとつ、旬を感じる喰いものが減ったといえる。うなぎコロッケは、うなぎの存在感は今一つだが、うなぎのタレ+マヨネーズのソースで喰うのは悪くない。そして最後はうなぎ。この店もそうだが、三島のうなぎは蒸さずに焼きだけなので、歯応えが江戸前とはだいぶ違う。うな重(3,980円)を2つ(1個はWoodyさん、残りの1個は3人でシェア)平らげて締めた。

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だるま山高原BSで、やってきたバスで無事、皆と合流したあとは、終点の修善寺駅で下車。もう汗はすっかり引いてしまったので、何処かで店を探してビールを呑みたいという感じでもなく、乗り継ぎの電車が約20分後なので、そのまま駿豆線に乗り換える。
そうなれば、ビールはひと先ずお預けして、汗を流してさっぱりしたい。勿論、修善寺も伊豆長岡にも温泉はあるのだが、手っ取り早く入れる日帰り温泉は意外と見当たらない。余り寄り道にならずに入れるのは、三島市街にある「極楽湯」ぐらいだった。
「極楽湯」は、いつも高尾山温泉で馴染みの日帰り温泉チェーン店。調べてみると、日本全国に39店舗もあり、海外にも8店舗ある。いつの間にか、日本の温泉文化が輸出されていたのだと知る。しかし海外は何れも中国国内。赤道直下のマレーシアとかインドネシア辺りでも流行るような気もするけど。しかし湯上りビールの美味さは分かってもらえないだろうな。
790円を支払い、バーコード付きキーを受け取って風呂場へ。露天風呂がいっぱいあって、流石に目の前なので富士山の眺めも良い。ぼーっと眺めていると、小生でもついつい長湯になりそうになる。といっても5分ぐらい浸かったら風呂から上がった。
さっぱりしたら次は食事処へ向かい、ここでようやくビールにありつく。ちょうど昼時なので食事処はそれなりに客がいる。Woodyさんも直ぐに現れ、お疲れさまでしたと乾杯。つまみは、ひと口サイズ餃子ともつ煮込み。餃子はパリッとしていて美味い。女子陣も合流し、暫しまったり。ここには無料送迎バスのサービスがあるのだが、だいたい2時間置き位なのでタイミングが合わず(せめて1時間置きぐらいにして欲しい)、またまたタクシーを呼ぶことにした。

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夜10時過ぎに「城欄」を出た後、すぐ目の前のホテルに戻って、Woodyさんに「おやすみなさい」をしたあと、なんだかまだ眠れそうに無かったので、また1階へ戻ってから寝酒用に缶ビールをゲット。テレビを見ながら、暫くちびちびやってから寝る。
ぐっすり熟睡できたようで、目覚ましアラームで午前6時に起床。山行の当日は、午前4時か3時半起きが普通だから、まことに小生にとっては贅沢な朝である。ビジネスホテルをベースに、日帰り山行を連荘するこのスタイルは、なかなかイケると自画自賛。
シャワーを浴びてさっぱりし、荷物をまとめて部屋を出る。ロビーで待ち合わせのWoodyさんと連れ立って、朝食を食べに行く。このホテルには朝食を食べるところがなく、「プロント(PRONTO)」の朝食券を渡される仕組みになっている。
「プロント」はトザンイーストという駅前の雑居ビルにある。これも今回泊まったホテルと同様、箱根登山鉄道のグループ会社が運営するビルのようである。7時開店なのだが、まだちょっと早かったため暫し入口でぶらぶら待つ。我々よりも先客が二組。どちらも、毎日のようにこの店で朝食を食べてます的雰囲気を漂わせている。
店が開いたらさっそく入店。小生は、ハムチーズトーストセット(通常価格450円)をオーダー。ゆで卵かヨーグルトを選ぶようになっており、ゆで卵をチョイス。これにサラダと飲物がついている。朝食はしっかり食べる派なので、まあまあのボリューム。我々の後から入って来るはあまりおらず(日曜日に早起きする客は少ないか)、ガランとした店内でのんびり朝食を摂る。
食べ終わったら、電車の時間に合わせて目の前の小田原駅へ移動。駅前の2階のエントランスから、小田原城が見える。考えてみれば、小田原は関東で唯一、天守閣を残す街(「熱海城」の如き「なんちゃって城」は、千葉辺りにもいくつかあるが)、その良さを改めて実感。またそのうちに小田原へ来よう。

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Woodyさんが「せっかく小田原に来たのだから、アジの干物を食いたい」と云っていたのだったが、「だるま料理店」にはさすがに置いてなかった。然らばということで、「だるま料理店」を出てからふらふらと、ホテルへ戻る道々、店を探すことにした。
まだ午後9時過ぎにもかかわらず、意外に開いている店が見つからない。ホテルの直ぐ近くまで来たとき、「城欄」という炉端焼きの店があった。しかし閉店は午後10時とのこと、やっぱり入店時点で、ラストオーダーということになる。小田原の店は何故か、閉まる時間が早い。
普段は全く夜更かししない(午後10時にはもう布団の中)小生が、せっかく小田原の夜を楽しんでいるのだ。明日は山北駅に朝8時20分集合だし。せいぜい、小田原を7時半に出れば十分なので、まだ10時は宵の口、小田原の飲食店にはもうちょっと頑張って頂きたいものである。
ともかくも、生ビール(580円税込、以下同様)とアジの干物(580円)を2枚オーダー。ついでにお新香(400円)も頼む。この店には、生ビールがサッポロ、アサヒ、キリンにエビスと、4種類も置いてある(何を頼んだのか忘れてしまった)。
閉店直前なので、我々の後からはもう客は誰も来ない。女性店員はせっせと後片付け。それだけで何となく落ち着かない。無言の「早く帰ってよ」プレッシャー。しかしオーダーしたものはしっかり、ゆっくりいただく所存。生ビールをちびちびやる。
やがて、アジの干物が焼き上がる。さっそく齧ってみると、やや脂のノリが悪い。やはりアジの干物は脂がノッていないといまいち。本場の小田原で、しかも炉端焼き店にしては期待外れだった(閉店ギリギリで残り物だったせいか?)。いつの日にか、このリベンジが必要ですね、Woodyさん。

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松田の「信玄」で、おでんなどを喰ったとは云え、まだまだ食べられそうだし、Woodyさんはご飯が欲しいはず。さて、どこへ繰り出しますかね、例えば「だるま」に入ったことはありますか?と訊けば無いと。あまり小田原は詳しくないとのことなので(Woodyさんは箱根や熱海はだいぶお詳しいのに、小田原は温泉旅館などが無いせいか)、それならば入ってみましょうかと、向かった。
個人的に2年ぶりの入店(前回はこちら)。ここには図らずも、2年毎にやって来て今度が3回目。覗いてみると店内はガラガラ。それもそのはず、もう時刻は午後8時近い。入っていきなりラスト・オーダーの時間だが(閉店は9時)、叩き出されるまで居ましょうと、適当に席に着く。前回、前々回とは異なり、胡麻油の匂いが感じられないのは、早くも厨房の火を落としてしまったせいか。
先ずは、生ビール(480円税別、以下同様)で乾杯。ここに来たからにはやっぱり魚。にぎり(さがみ寿司1,800円)と煮魚(金目鯛の煮付2,000円)をいただくことにした。Woodyさんは、小田原らしく干物が食べたいとのことだったが、残念ながらメニューには無い(というか、この店の矜持が許さないかも知れない)。ならば、この店を出てから探しましょうか、ということに。
注文が終わると同時に、店員からラスト・オーダーを宣告される。飲み物だけはまだ大丈夫ですと云われ、それではまた後で頼みますと返答。程なくやって来たにぎり寿司も、大ぶりな金目鯛煮付も、見た目美味そうで、喰ってみてもその通りで大満足。日本人で良かったとつくづく感じる瞬間。
そう云えば、Woodyさんとさしで呑むのは甲子温泉以来ですね、あの宿(大黒屋旅館)は良かった、と話に花が咲く。生ビールを飲み干したら、またおばちゃん店員を呼んで、冷酒の小瓶(沢の鶴830円)を注文し、ちびちびやる。
そのうちに、またまたおばちゃん店員がやって来て「そそろろ、いいでしょうか・・・」と宣う。ふと周りを見ればもう誰もいない。はいはい、と云いながらもうちょっとぐずぐず。暫くしてまた、おばちゃんがやって来て「もうよろしいでしょうか?」と引導を渡され、やむなく退散することにした。

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昨年の12月15日~16日に引き続き、日帰りの山を2日続けて登ろうという企画を立て、1日目は鍋割山稜を登り、松田で打ち上げ。こんなプランは殆どやったことが無かったが、約4か月間のインドネシア滞在の鬱憤が出たかたちである。でも、意外に楽しい。
15日のみの参加の方とは新松田駅で別れ、翌日も登る小生とWoodyさんは、揃って小田原の「ホテルとざんコンフォート」に宿泊するために小田原駅へ移動。ホテルは駅直近の、繁華街の真ん中なので極めて便利である。
料金は1泊朝食付きで8,200円。ちょっと高め。朝食はホテル内ではなく、駅前ビルにある「カフェ・バーPRONTO」のレギュラーモーニングメニューを食べられるプランになっている。
部屋は、直近の12月15日に泊まった「より道の湯」の客室と較べたら段違いに広い。しかし、インドネシア・プカロンガンで、IDR500,000(≒4,000円)で泊まれるホテルと較べるとだいぶ狭い。何を基準にすべきか判らなくなってきているが、日本としてはまあまあの大きさと云えるだろう。
トイレとシャワーは同じユニット内にあるが、洗面所はベッドルームに設えてあって、ちょっと変則的な配置である。さっそく荷物を置いてシャワーを浴びる。
入ってみると、やけに狭いシャワールームだと感じた(腕を水平に伸ばすことができない)のだが、それを皆に云うと、インドネシアのホテルの広いシャワールームに慣れたからじゃないの、とバッサリ。そういうことも踏まえた上での発言だったつもりだが、聞き入れてもらえなかった。
さっぱりしたあとは、Woodyさんと夜の小田原の街に繰り出した。さて何処へ行きましょうかね?

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日ノ出町駅からの帰り道。またまた京急川崎駅で途中下車。折角なので川崎らしいディープな店に寄り道してみたい。もうかれこれ5、6年前に入ったことがある「丸大ホール本店」に行ってみたのだが、残念ながら今日は定休日だった。
向かい側には「元祖立ち飲み屋」があるのだが(ひと昔前に較べると、随分と小奇麗になってしまった。これではギャンブラーも入り辛いのでは?)、立呑みはもうちょっと今日は辛い感じ。ならば仕方がない、他に店は無いかと辺りを見渡すと、偶々「炉」と書いてある暖簾が下がった店があった。全面が、大きな窓ガラスが嵌った腰高引き戸になっているため、通りからは店の中がすっかり覗ける。ちょっとシャレていて、客はそれほどではないので入ってみることにした。
店の名前は「魚炉魚炉(ぎょろぎょろ)」というらしい。ウリは魚介系炉端焼きのようである。焼き台が目の前の、カウンター席に着陸。フロア係もそうだが、板前はかなり若者のようで、店に活気がある。少々喉が渇いたので、ビール(サッポロ黒ラベル、519円税込、以下同様)をいただく。
突き出し(540円✕2)には、刺身五種盛りが出てきた。なかなか美味い。突き出しだけで十分に酒が呑める感じだが、折角なので焼きもの(イワシ塩焼き、627円)と厚揚げのようなもの(十六豆腐、519円)を注文した。どちらも炭火で焼いて出て来るので、表面はかりかりになっている。
こうなるとやはりビールだけではもの足りず、日本酒も注文。醸し人九平次など、昨今の有名どころがずらりと並んでいるが、ここは地酒にしようと、相模灘・特別純米(843円)を呑んだ。吟醸ではないが香りが高い。この店は、料理も酒もなかなか拘りがある。機会があればまた寄ってみたい。

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昼食後、A班は「熱海秘宝館」、B班は「起雲閣」を見学することになった。以前、なんと「起雲閣」に泊まったことがあると云うWoodyさんは、やっぱりA班。「秘宝」を観るのに1,700円は高過ぎると感じた女子連と共に、小生もB班に参加した。
全くの市街地に四方を白壁塀に囲まれ、世間から隔絶されたように「起雲閣」が存在している。当初は富豪の別荘だったがその後、昭和22年から旅館となり、平成11年まで営業していたとのこと。一度でいいから泊まってみたかった。まったくWoodyさんが羨ましい。
靴を脱いで上がり、入館料510円を支払う。中庭(いわゆる池泉回遊式庭園)を中心として四方に建物があり、全て渡り廊下で繋がっているので、靴は入口のロッカーに置いたまま時計廻りに巡回できる。基本的には純和風建築であるが、洋室やサンルーム、ローマ風風呂など、洋式の設えや調度品が使われていて、大正ロマンを感じることが出来る。
太宰治が玉川上水で入水自殺したのは昭和23年6月13日(享年40歳)だが、同年3月18日にここ「起雲閣」に宿泊し、今もその部屋が残っていて、広い窓からは中庭は一望できる。自殺の3ヶ月前だから、かなり体調も悪かったはず。その精神状態で、この眺めは太宰治の目にどう映っていたのだろうか、と思いはせることが出来る。
他にも、尾崎紅葉、志賀直哉、谷崎潤一郎、三島由紀夫、舟橋聖一、武田泰淳など、名だたる文豪が宿泊している。
旅館時代にバーだったスペースは、現在は喫茶店「やすらぎ」として営業している。やはり窓からは中庭を望むことが出来る。喫茶店なので残念ながらアルコール類はメニューに無いが、ここはかつてバーだったのだから、せめてビールぐらい呑ませて欲しいものである。

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山のことはすっかり忘れ完全に熱海観光モードの我々は、芸者の舞を鑑賞して熱海らしい雰囲気に浸った後は、もう昼食時。さてどうするかといっていると、「芸妓見番」の直ぐ傍にいい店があったわよと、くまちゃんが仰る。ほう、左様ならば行ってみましょうと歩いてみれば、ほんの1分足らずで到着。もちろん営業中だし、なかなか魚介系メニューも豊富で美味そう。さすがくまちゃん、目聡い。伊達に此処までうろうろしてきただけじゃ無い。
店は3階にあるようだ。エレベーターは、リュックを背負っていると3人が精一杯。店に入ると、テーブル席と小上がりがある。和モダンな内装。客の入りは7割程度だろうか、良いタイミングだったようだ。山靴の我々は、テーブル席の方がいいと店員に告げると、ならばここで如何でしょうかと、円卓を勧められる。6人で丁度良い大きさだ。
さっそく生ビール(594円税込、以下同様)とノンアルビール(くまちゃん、410円)で乾杯。つまみは、ソイ刺身(???円)にノドグロ兜煮(???円)、ナス揚げ出し(???円)、しらすかき揚げ(842円)、キンメ兜煮(???円)、キンメ一夜干し(???円)と、まさに魚のオンパレード。煮付けは良い味出している。Woodyさんは豪快天丼(1,566円)を注文。さすが、健啖家である。
ググってみると、この店は熱海にある水産会社の直営であり、店名の「きときと」とは、富山弁でぴちぴちしているという意味らしい(店主が富山出身なのだ)。熱海でもかなりの人気店のようだ。事前リサーチ無しに入ったが、ここは申し分ない。アメリカ帰りで些か魚に飢えている小生にとっては、願ったり叶ったりの店だった。

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魚ごころ季魚喜人本店のHP: こちら

まだ時間はあったが、もう「起雲閣」を見学する程の時間はなさそうだったので、少々早いが「熱海芸妓見番歌舞練場」へ行ってみると、小生以外は全員すでに到着していた。客はオレ達だけじゃないのか?という声もあったがどうしてどうして、予想に反して随分、他にも客が来ている。
「華の舞」と名付けられた公演は土日各1回のみで、鑑賞料は1,300円(お菓子とお茶が付いている)とのこと。今日が今年最後の公演の様である。芸者の舞を生で観る機会は滅多にないが、随分昔に、京都祇園の「ギオンコーナー」で舞妓の舞を観て以来かも知れない。
靴を預かってもらい(女性下足番が何人もいる)、襖を開けて中へ入ると、観客席は意外に広いし、舞台も立派で花道まで付いている。少々見縊っていたかも知れないが驚いた。ググってみたところ、今でも熱海芸者は120人程いて、置屋もなんと50数軒あるそうな。規模としては京都・祇園、東京・向島と並んで、日本最大級なのだそうである。
熱海での芸者遊びは云うに及ばず、かの祇園「一力茶屋」でも遊んだと云う、歴とした旦那衆であるWoodyさんとは違い、小生はこの手の遊びには全く無縁だし、芸に対する見識も持ち合わせていないので、熱海芸者がバブル崩壊を潜ってまだこれほど健在だとは露も知らなかった。
「華の舞」は約30分。最初だけ、まだ日本髪を結っていない若手(半玉?)ふたりの舞の後は、ベテラン(含、超ベテラン)の舞が続く。芸の善し悪しはさっぱり分からないが、なんとなく雰囲気だけでも良い感じ。個人的には芸者遊びをしてみたいとは思わないが、このような文化は無くなって欲しくない。

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見番2

「ホテル大野屋」で「ローマ風呂」に入りそびれたあと、次のアユラシ・プランは、芸者見番で舞を鑑賞すると云うもので11時で予約済。それまでまだ時間はたっぷりあるので、このまま直行するにはやや持て余しそう。そこで少々、ひとりで熱海市街を散策することにした。
「大野屋」からとりあえず海へ向かうと、海浜公園のようになっていて、入口の看板にはその名の通り「熱海海浜公園」とある。その一角に大ぶりな建物があり、その入口に人が集まっている。みな、入場を待っているようだ。近寄ってみると、「マリンスパあたみ」となっていて、開館は10時。どうやらここは「八王子サマーランド」のような、レジャーランドの様である。こんな施設が熱海にあるとは知らなかった。
海岸に沿って北へ進むと、ちょうど桟橋から船が出て行くところだった。遊覧船のようだ。桟橋まで行ってみると、そこにはカフェがあった。ウッドデッキの上に設えられたテラス席には客がおらず、店は閉まっているのかと思ったら、店内には若い女性店員がふたり手持無沙汰にしており、訊いてみると「いらっしゃいませ!」と。ならば、入ってみるしかないだろう。
熱海遊覧船の名前が「サンレモ」号で、その乗り場にあるこのカフェは「サンレモカフェ」という名前だった。店内にも席があるが、折角なのでテラス席に陣取る。呑みものは、やや肌寒い感じもあるし、まだ10時過ぎだけれども、オフ感を味わうにはビールだ。サッポロ生ビール(600円)をいただく。
テラス席からは海はもちろんだが、「熱海城」や「熱海秘宝館」行きのロープウェイも良く見える。山の帰りに浜辺でビールを呑むことは殆ど無いが、なかなか良い気分だ。オヤジひとりでビールを呑んでいると、ちらほらとカップルが集まり出した。なるほど「枯れ木も山の賑わい」と、ひとりで納得してみた。

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忘年山行の翌日は、また別の山に登る話もあったが、アユラシがプロデュースする熱海観光、ということで話がまとまった。熱海観光なんて、それこそン10年ぶりである。その計画によると、先ず最初は「ホテル大野屋」へ行って「ローマ風呂」に入ろう、というもの。実は、熱海にある「伊藤園ホテルズ」の6軒は、何れかのホテルに宿泊すれば、他のホテルにも無料で入れるとのことで、(小生的には1軒でも十分だが)風呂好きであれば、これは嬉しいサービスかも知れない。
バブルがはじける以前は、「大野屋」も大々的に宣伝をしていて(TVCMもあった?)、入ったことは無いけれど「大野屋」に「ローマ風呂」があることは、かなり前から何となく知っていた。300人ぐらい入れるほど広いそう。
「アタミ・シーズン・ホテル」をチェックアウトしてから、「伊藤園ホテルズ」の巡回バスに乗る。右回りと左回りの2系統があるが、「大野屋」へは左回りの方が近い。10分ほどで到着。建物は、社員旅行華やかりし頃を象徴するような立派さである。
入るためには、「アタミ・シーズン・ホテル」の従業員に、薄紫色のタオル入れ袋を見せればOK、との情報を得ていたが、そんなの関係なく全く素通りでもOKだった。ここ「大野屋」のエントランスはバブル的に広いし、「伊藤園ホテルズ」の傘下に入ったことで、いちいちチェックするほど従業員もいないのかも知れない。
「ローマ風呂」は入って左手へ進むのだが、行ってみると今の時間は女性専用とのこと。なんと「ローマ風呂」はひとつしかなく、男女入替式だった。我々男子はエントランスまで戻り、更に奥の「花の湯」へ。湯はそれなりで可でも不可でも無いが、壁に花の絵がモザイクされた風呂は、オヤジ3人に不釣り合いであることは間違いない。

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「アタミ・シーズン・ホテル」に滞在。部屋で少々呑み喰いしたらもう、夕食の時間。食事処は4階。5分前ぐらいに行ってみると、既に行列ができている。早い者勝ちで、何かいいことがあるとも思えないのだが、いつの間にか行列は通路に並びきれない程になる。一刻も早く食べたいということか。ダイニングレストランの扉は、定刻よりやや遅れて開いた。
席は決まっていたので、並ぶ理由が判らない。食事はやはり、従業員が少なくて済むビュッフェ形式。9つに区切られたプレートを持って、喰いたい料理を喰いたいだけ取り、指定されたテーブル席へ。呑み物もビールやら焼酎やら、ひとそろいある。好みは別として、好きなだけ酔えるのは間違いない。それでも大抵の客は、呑み気よりも喰い気のようで、料理コーナーには群がっているが、呑み物コーナーは閑散としている。ならば生ビールをいただこう。
料理のバリエーションはかなり豊富で、とても全てを味見することは出来そうにない。味もまずまず美味い。これで11,500円はちっとも悪くない感じ。しかしこの頃は基礎代謝がますます低下しているせいか、ちょっと食べただけでもすぐに腹いっぱいだ。アユラシはそのところをしっかり押さえていて、最初からカニ三昧だ。ここは、カニも食べ放題、「伊東園ホテルズ」の共通料金7,800円と(伊香保温泉「ホテル金太夫」も食べ放題だったが、何故かカニコーナーには見張り番がいて、取り過ぎに目を光らせていた)、ここ「アタミ・シーズン・ホテル」の11,500円の違いを感じる。ビュッフェスタイルなのだから、細かいことに目くじらを立てずに好きにさせた方が良い(勿論、食べ残しはルール違反)。
食事の後は、手回しが良いアユラシがカラオケ部屋の予約までしてあったので、みんなで揃って行ってみた。カラオケなんてものすごく久しぶりだが(たぶん、前回は隊長とタマちゃんあたりと)、何となくこれでとても熱海の夜らしい気分になった。

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今回の忘年山行の宿は「アタミ・シーズン・ホテル」。かの「伊藤園ホテルズ」グループの一つで、個人的には伊香保温泉の「金太夫」に次いで2軒目。「金太夫」は大方の「伊藤園グループ」と同様、365日いつでも1泊2食付き7,800円の均一料金だったが、ここ「アタミ・シーズン・ホテル」は違っていて、時期と部屋によって異なるらしく、今回は一人約11,500円と、ワンランク上の料金体系になっている。
「伊藤園グループ」の宿は、熱海には他に5軒もあって、それらのホテルと熱海駅を結ぶ巡回バスが、定期的に走っている。いつの間にか、ここは「伊藤園グループ」の一大拠点になっていた。熱海に泊まるのは、30年ぶりぐらいだろうか。大学の同期生と共にKKRの宿に泊まったのだが、そこは木造2階建ての古風な宿で(宿の名前は忘れた)、また泊まってみたいくらいだが、残念ながら今はもうその建物は残っていないそうである。
我々の部屋は8階のテラス付き和洋室。高台なので、熱海の街が見渡せる。熱海は平地が殆どなく、かなり高い処までホテルやマンションが建っていて、もうちょっとシャレた建物であれば、地中海のリゾート地を彷彿させなくもない。
大浴場は設えはそれなりに充実していて、我々がよく利用する日帰り温泉より明らかにグレードが高いが、「大」というほどの大きさではなく、窓もないのでビジネスホテル的大浴場の印象。さっぱりしたら、自動販売機で缶ビールを買って、部屋に戻る。ビールを呑むにはやはり、テラスがよろしかろう。少々寒いが、この眺めを肴に呑むビールはひと味違う。これだけで、「金太夫」とはだいぶ違う印象だ。

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オラッチェからタクシーで熱海駅まで戻る。熱海駅前は、かなりの人出で、土産物通りを見れば、かつての賑わいを取り戻しつつあるようだ。宿泊客数は、2011年から右肩上がりに伸び続けているとのこと。V字回復の理由は今一つ判り難い。熱海の観光資源として挙げられるのは、温泉、海、山、魚料理、首都圏からの近さの5つだそうだが、それだけではピンと来ない。今まで本気じゃなかったのかも知れない。
駅から今宵のホテルまでは10分程度。伊藤園グループの送迎巡回バスもあるが、待ち行列が出来ているし、歩くとする。商店街をそぞろ歩きしているうちに、気になる店を見つけた。「Imbiss熱海」という名前の店は、パッと見、デリカテッセンの様だったが、どうやら店の中で食べたり呑んだり出来そう。
調べてみると、"imbiss"とは、ドイツ語で「屋台」。つまり軽食スタンドで、その名の通りここではソーセージが食べられるし、ドイツビールも呑める。これは、寄らない手は無いと、寄り道を宣言。女子連は、近くのケーキ屋で物色した後にこの店で合流。
ショーケースの中を覗くと、うまそうなソーセージが並んでいる。早速、焼きソーセージ4種(1,150円)を注文。ビールも色々あるが、エルディンガー ヴァイス ビア(800円)にしよう。ドイツで最もポピュラーなビールであるが、意外にもホップは控えめでまろやかである。
焼き上がったソーセージは、香り高く食欲をそそる。味も、これぞソーセージと云う感じで、実に美味い。よく見るとこの店で作っているのではなく、函南にある"Grimm"という名のハムハウスの製品とのこと。函南だったらさっきまでいた「オラッチェ」のそばだ。せっかく近くまで行ったのに、惜しいことをした。

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Imbiss熱海のHP: こちら

[番外編]でない投稿は久しぶり。これからせっせと本業(?)に精を出す所存です。

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もういつの間にか年の瀬、まったく一年は早い。今年の忘年会は熱海となった。ぜんぜん山の会らしくないが、偶にはいいかも知れない。これに合わせて選んだ山は玄岳という、標高798mの山。東に相模湾、西に駿河湾が望め、もちろん富士山や箱根山も裾野まで見渡せる眺望抜群の山。そのおかげで、女子連には大層ウケがよろしい。
熱海駅前から出ているバスに乗り、最寄りのバス停から僅か2時間足らずの登りだが、登り終えてみると思った以上に足が草臥れて、あやうく縺れそうである。7ヶ月余の怠惰な生活の代償とは、こういうことだ。この先暫くはリハビリ登山が必要だ。(山の記録はこちら)
玄岳から西へ下りた処は函南町。丹那断層が露出したまま残されている史跡に寄り、このちゃんせんせいの講義を受けた後、昼食は「酪農王国オラッチェ」でとることになっている。この界隈は昔から酪農が盛んな場所と知っていたが、そんなテーマパークがあるとは今回の計画を立てるまで知らなかった。
辿り着いてみるといつの間にか園内。入場料は無料ということ。牛はもちろん、馬やロバ、羊に山羊がいて、子供には楽しい処だろう。道の駅の如く、野菜の直販所があるので、これは主婦向き。我々には、地ビール工場が魅力的。ここのレストランで呑める。さっそくレストランへ直行し、5種類の地ビールをテイスティング。これが意外に本格派。しかし、ここはバス便がなく、タクシーでしか来られない。この美味いビールを呑みに来るには、自家用車以外の手段が絶対必要だと思うのだが・・・。

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日ノ出町からの帰り路。京急に乗ってるうちに、そういえばこの頃、川崎で降りていないなと思い、ちょっと寄り道してみることに。目当ては、JRと京急の駅の間にあった、昔ながらの立呑み屋。実は一回しか入ったことがなかったので、どうなったのか気になっていた。
川崎の競輪や競馬でさんざん摩った客でも、安心して一杯呑めるような店だったが、行ってみると、すっかりビルがきれいに建て変わっていて、有りがちな「牛角」やら「温野菜」やらが入っている。あの立呑み屋(店名はまったく覚えていない)は、建て替えで追い出されてそのままになったのかも知れない。実に残念。もっと行っておけばよかった。
仕方が無いので、代わりの店を探しにふらふらと西へ。岡田屋モアーズの脇を抜けた先の呑み屋街で、「大阪王将」を発見。ここで餃子でも喰おうか、ということになった。最近で「大阪王将」に入ったのは西葛西店以来、もう5年以上も前のこと。
「大阪王将」は、餃子専門店と云いながら、その辺の中華料理屋よりもはるかにメニューが豊富。その点は、「餃子の王将」とよく似た営業スタイル。違いは、「餃子の王将」の餃子メニューは基本的に1種類だが(他に、「にんにくゼロ餃子」があるが、個人的には対象外)、「大阪王将」は8種類もある。とはいえ、やっぱりスタンダードの「元祖餃子」が美味いと思う。ついでにいうと、スーパーで売っている餃子も「大阪餃子」の方が美味いと思う。しかも油も水も不要、というところも優れもの。
「大阪王将 川崎駅東口店」では、元祖餃子(260円税込/6個)を注文。久しぶりの、スーパーの冷凍物ではない「大阪餃子」を味わうことが出来た。怪我の功名と云うか、これはこれで結果オーライだ。

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「MORI-MESHI」でのランチ中に、そういえばもう一軒、行きたい店が有るとカミさんに告げ、適当なところで切り上げる。ランチのはしごをするのは、あまり経験が無い。目当ての店は「だるま料理店」。正直云って、料理そのものよりも、店の雰囲気が目当てである。およそ2年ぶりだ(前回のレポはこちら)。
歩くこと数分で、「だるま料理店」に到着。相変わらず重厚な店構え。なにやら店の前には人がうろうろ。どうやら順番待ちの様子。月曜日ならば、さして混んでることも無かろうと甘く見ていたが、やはり人気なのだ。しかし、折角なので待つことにした。
店内は、概ね家族連れか中高年夫婦、僅かに若者カップルなどで埋まっている。良く見ると、空いているテーブル席がちらほらあり、何故入れないのだろうかと訝しむ。もしかしたら、店員が足りていないのか。ま、そのうち何とかなるだろう。
而して、待つこと20分ほどで案内される。店内は前回同様、ゴマ油の匂いに包まれている。厨房の換気は改善するつもりはないらしい。フロアから暖簾越しに見える厨房が、やけに広い。
席に着いたら、呑みもの。沢の鶴冷酒(300ml、800円税別、以下同様)をもらう。つまみは「春の彩」と名付けられたおつまみセット(720円)と、鰆の照焼(750円)を頼んだ。「春の彩」は目で食べる感じ、なかなか箸を付け難い。鰆は旬のためか、少々切り身が小さい。
もうちょっと食べられそうなので、相模寿司(1,800円)が有るかと店員に訊くと「ございます」と。ならばいただこう。ヒラメ、タチウオ、キンメ、イナダ、アジ、スズキが一貫ずつ。皆、相模湾で獲れた地魚らしい。これだけで旅行気分に浸れる便利な一品だ。今度来るときには、ゴマ油の匂いの正体に迫ってみたい。

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