山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

東海道本線沿線

日ノ出町駅からの帰り道。またまた京急川崎駅で途中下車。折角なので川崎らしいディープな店に寄り道してみたい。もうかれこれ5、6年前に入ったことがある「丸大ホール本店」に行ってみたのだが、残念ながら今日は定休日だった。
向かい側には「元祖立ち飲み屋」があるのだが(ひと昔前に較べると、随分と小奇麗になってしまった。これではギャンブラーも入り辛いのでは?)、立呑みはもうちょっと今日は辛い感じ。ならば仕方がない、他に店は無いかと辺りを見渡すと、偶々「炉」と書いてある暖簾が下がった店があった。全面が、大きな窓ガラスが嵌った腰高引き戸になっているため、通りからは店の中がすっかり覗ける。ちょっとシャレていて、客はそれほどではないので入ってみることにした。
店の名前は「魚炉魚炉(ぎょろぎょろ)」というらしい。ウリは魚介系炉端焼きのようである。焼き台が目の前の、カウンター席に着陸。フロア係もそうだが、板前はかなり若者のようで、店に活気がある。少々喉が渇いたので、ビール(サッポロ黒ラベル、519円税込、以下同様)をいただく。
突き出し(540円✕2)には、刺身五種盛りが出てきた。なかなか美味い。突き出しだけで十分に酒が呑める感じだが、折角なので焼きもの(イワシ塩焼き、627円)と厚揚げのようなもの(十六豆腐、519円)を注文した。どちらも炭火で焼いて出て来るので、表面はかりかりになっている。
こうなるとやはりビールだけではもの足りず、日本酒も注文。醸し人九平次など、昨今の有名どころがずらりと並んでいるが、ここは地酒にしようと、相模灘・特別純米(843円)を呑んだ。吟醸ではないが香りが高い。この店は、料理も酒もなかなか拘りがある。機会があればまた寄ってみたい。

20180303_201650

20180303_202126

20180303_203217

20180303_204941

20180303_205206

昼食後、A班は「熱海秘宝館」、B班は「起雲閣」を見学することになった。以前、なんと「起雲閣」に泊まったことがあると云うWoodyさんは、やっぱりA班。「秘宝」を観るのに1,700円は高過ぎると感じた女子連と共に、小生もB班に参加した。
全くの市街地に四方を白壁塀に囲まれ、世間から隔絶されたように「起雲閣」が存在している。当初は富豪の別荘だったがその後、昭和22年から旅館となり、平成11年まで営業していたとのこと。一度でいいから泊まってみたかった。まったくWoodyさんが羨ましい。
靴を脱いで上がり、入館料510円を支払う。中庭(いわゆる池泉回遊式庭園)を中心として四方に建物があり、全て渡り廊下で繋がっているので、靴は入口のロッカーに置いたまま時計廻りに巡回できる。基本的には純和風建築であるが、洋室やサンルーム、ローマ風風呂など、洋式の設えや調度品が使われていて、大正ロマンを感じることが出来る。
太宰治が玉川上水で入水自殺したのは昭和23年6月13日(享年40歳)だが、同年3月18日にここ「起雲閣」に宿泊し、今もその部屋が残っていて、広い窓からは中庭は一望できる。自殺の3ヶ月前だから、かなり体調も悪かったはず。その精神状態で、この眺めは太宰治の目にどう映っていたのだろうか、と思いはせることが出来る。
他にも、尾崎紅葉、志賀直哉、谷崎潤一郎、三島由紀夫、舟橋聖一、武田泰淳など、名だたる文豪が宿泊している。
旅館時代にバーだったスペースは、現在は喫茶店「やすらぎ」として営業している。やはり窓からは中庭を望むことが出来る。喫茶店なので残念ながらアルコール類はメニューに無いが、ここはかつてバーだったのだから、せめてビールぐらい呑ませて欲しいものである。

DSC06571

DSC06572

DSC06573

DSC06586

DSC06587

DSC06588

DSC06589

DSC06590

DSC06591

DSC06594


DSC06596

DSC06597

DSC06598

DSC06599

DSC06600

DSC06604
DSC06605
DSC06606
DSC06607

DSC06601

DSC06602

DSC06603

山のことはすっかり忘れ完全に熱海観光モードの我々は、芸者の舞を鑑賞して熱海らしい雰囲気に浸った後は、もう昼食時。さてどうするかといっていると、「芸妓見番」の直ぐ傍にいい店があったわよと、くまちゃんが仰る。ほう、左様ならば行ってみましょうと歩いてみれば、ほんの1分足らずで到着。もちろん営業中だし、なかなか魚介系メニューも豊富で美味そう。さすがくまちゃん、目聡い。伊達に此処までうろうろしてきただけじゃ無い。
店は3階にあるようだ。エレベーターは、リュックを背負っていると3人が精一杯。店に入ると、テーブル席と小上がりがある。和モダンな内装。客の入りは7割程度だろうか、良いタイミングだったようだ。山靴の我々は、テーブル席の方がいいと店員に告げると、ならばここで如何でしょうかと、円卓を勧められる。6人で丁度良い大きさだ。
さっそく生ビール(594円税込、以下同様)とノンアルビール(くまちゃん、410円)で乾杯。つまみは、ソイ刺身(???円)にノドグロ兜煮(???円)、ナス揚げ出し(???円)、しらすかき揚げ(842円)、キンメ兜煮(???円)、キンメ一夜干し(???円)と、まさに魚のオンパレード。煮付けは良い味出している。Woodyさんは豪快天丼(1,566円)を注文。さすが、健啖家である。
ググってみると、この店は熱海にある水産会社の直営であり、店名の「きときと」とは、富山弁でぴちぴちしているという意味らしい(店主が富山出身なのだ)。熱海でもかなりの人気店のようだ。事前リサーチ無しに入ったが、ここは申し分ない。アメリカ帰りで些か魚に飢えている小生にとっては、願ったり叶ったりの店だった。

DSC06577

DSC06578

DSC06579

DSC06580

DSC06581

DSC06582

DSC06584

DSC06583

DSC06585

魚ごころ季魚喜人本店のHP: こちら

まだ時間はあったが、もう「起雲閣」を見学する程の時間はなさそうだったので、少々早いが「熱海芸妓見番歌舞練場」へ行ってみると、小生以外は全員すでに到着していた。客はオレ達だけじゃないのか?という声もあったがどうしてどうして、予想に反して随分、他にも客が来ている。
「華の舞」と名付けられた公演は土日各1回のみで、鑑賞料は1,300円(お菓子とお茶が付いている)とのこと。今日が今年最後の公演の様である。芸者の舞を生で観る機会は滅多にないが、随分昔に、京都祇園の「ギオンコーナー」で舞妓の舞を観て以来かも知れない。
靴を預かってもらい(女性下足番が何人もいる)、襖を開けて中へ入ると、観客席は意外に広いし、舞台も立派で花道まで付いている。少々見縊っていたかも知れないが驚いた。ググってみたところ、今でも熱海芸者は120人程いて、置屋もなんと50数軒あるそうな。規模としては京都・祇園、東京・向島と並んで、日本最大級なのだそうである。
熱海での芸者遊びは云うに及ばず、かの祇園「一力茶屋」でも遊んだと云う、歴とした旦那衆であるWoodyさんとは違い、小生はこの手の遊びには全く無縁だし、芸に対する見識も持ち合わせていないので、熱海芸者がバブル崩壊を潜ってまだこれほど健在だとは露も知らなかった。
「華の舞」は約30分。最初だけ、まだ日本髪を結っていない若手(半玉?)ふたりの舞の後は、ベテラン(含、超ベテラン)の舞が続く。芸の善し悪しはさっぱり分からないが、なんとなく雰囲気だけでも良い感じ。個人的には芸者遊びをしてみたいとは思わないが、このような文化は無くなって欲しくない。

DSC06574

見番1

見番2

「ホテル大野屋」で「ローマ風呂」に入りそびれたあと、次のアユラシ・プランは、芸者見番で舞を鑑賞すると云うもので11時で予約済。それまでまだ時間はたっぷりあるので、このまま直行するにはやや持て余しそう。そこで少々、ひとりで熱海市街を散策することにした。
「大野屋」からとりあえず海へ向かうと、海浜公園のようになっていて、入口の看板にはその名の通り「熱海海浜公園」とある。その一角に大ぶりな建物があり、その入口に人が集まっている。みな、入場を待っているようだ。近寄ってみると、「マリンスパあたみ」となっていて、開館は10時。どうやらここは「八王子サマーランド」のような、レジャーランドの様である。こんな施設が熱海にあるとは知らなかった。
海岸に沿って北へ進むと、ちょうど桟橋から船が出て行くところだった。遊覧船のようだ。桟橋まで行ってみると、そこにはカフェがあった。ウッドデッキの上に設えられたテラス席には客がおらず、店は閉まっているのかと思ったら、店内には若い女性店員がふたり手持無沙汰にしており、訊いてみると「いらっしゃいませ!」と。ならば、入ってみるしかないだろう。
熱海遊覧船の名前が「サンレモ」号で、その乗り場にあるこのカフェは「サンレモカフェ」という名前だった。店内にも席があるが、折角なのでテラス席に陣取る。呑みものは、やや肌寒い感じもあるし、まだ10時過ぎだけれども、オフ感を味わうにはビールだ。サッポロ生ビール(600円)をいただく。
テラス席からは海はもちろんだが、「熱海城」や「熱海秘宝館」行きのロープウェイも良く見える。山の帰りに浜辺でビールを呑むことは殆ど無いが、なかなか良い気分だ。オヤジひとりでビールを呑んでいると、ちらほらとカップルが集まり出した。なるほど「枯れ木も山の賑わい」と、ひとりで納得してみた。

DSC06566

DSC06568

DSC06569

DSC06570

20171224_100514

忘年山行の翌日は、また別の山に登る話もあったが、アユラシがプロデュースする熱海観光、ということで話がまとまった。熱海観光なんて、それこそン10年ぶりである。その計画によると、先ず最初は「ホテル大野屋」へ行って「ローマ風呂」に入ろう、というもの。実は、熱海にある「伊藤園ホテルズ」の6軒は、何れかのホテルに宿泊すれば、他のホテルにも無料で入れるとのことで、(小生的には1軒でも十分だが)風呂好きであれば、これは嬉しいサービスかも知れない。
バブルがはじける以前は、「大野屋」も大々的に宣伝をしていて(TVCMもあった?)、入ったことは無いけれど「大野屋」に「ローマ風呂」があることは、かなり前から何となく知っていた。300人ぐらい入れるほど広いそう。
「アタミ・シーズン・ホテル」をチェックアウトしてから、「伊藤園ホテルズ」の巡回バスに乗る。右回りと左回りの2系統があるが、「大野屋」へは左回りの方が近い。10分ほどで到着。建物は、社員旅行華やかりし頃を象徴するような立派さである。
入るためには、「アタミ・シーズン・ホテル」の従業員に、薄紫色のタオル入れ袋を見せればOK、との情報を得ていたが、そんなの関係なく全く素通りでもOKだった。ここ「大野屋」のエントランスはバブル的に広いし、「伊藤園ホテルズ」の傘下に入ったことで、いちいちチェックするほど従業員もいないのかも知れない。
「ローマ風呂」は入って左手へ進むのだが、行ってみると今の時間は女性専用とのこと。なんと「ローマ風呂」はひとつしかなく、男女入替式だった。我々男子はエントランスまで戻り、更に奥の「花の湯」へ。湯はそれなりで可でも不可でも無いが、壁に花の絵がモザイクされた風呂は、オヤジ3人に不釣り合いであることは間違いない。

DSC06566

DSC06567

DSC06563

DSC06562

DSC06561

DSC06560

「アタミ・シーズン・ホテル」に滞在。部屋で少々呑み喰いしたらもう、夕食の時間。食事処は4階。5分前ぐらいに行ってみると、既に行列ができている。早い者勝ちで、何かいいことがあるとも思えないのだが、いつの間にか行列は通路に並びきれない程になる。一刻も早く食べたいということか。ダイニングレストランの扉は、定刻よりやや遅れて開いた。
席は決まっていたので、並ぶ理由が判らない。食事はやはり、従業員が少なくて済むビュッフェ形式。9つに区切られたプレートを持って、喰いたい料理を喰いたいだけ取り、指定されたテーブル席へ。呑み物もビールやら焼酎やら、ひとそろいある。好みは別として、好きなだけ酔えるのは間違いない。それでも大抵の客は、呑み気よりも喰い気のようで、料理コーナーには群がっているが、呑み物コーナーは閑散としている。ならば生ビールをいただこう。
料理のバリエーションはかなり豊富で、とても全てを味見することは出来そうにない。味もまずまず美味い。これで11,500円はちっとも悪くない感じ。しかしこの頃は基礎代謝がますます低下しているせいか、ちょっと食べただけでもすぐに腹いっぱいだ。アユラシはそのところをしっかり押さえていて、最初からカニ三昧だ。ここは、カニも食べ放題、「伊東園ホテルズ」の共通料金7,800円と(伊香保温泉「ホテル金太夫」も食べ放題だったが、何故かカニコーナーには見張り番がいて、取り過ぎに目を光らせていた)、ここ「アタミ・シーズン・ホテル」の11,500円の違いを感じる。ビュッフェスタイルなのだから、細かいことに目くじらを立てずに好きにさせた方が良い(勿論、食べ残しはルール違反)。
食事の後は、手回しが良いアユラシがカラオケ部屋の予約までしてあったので、みんなで揃って行ってみた。カラオケなんてものすごく久しぶりだが(たぶん、前回は隊長とタマちゃんあたりと)、何となくこれでとても熱海の夜らしい気分になった。

DSC06540

DSC06541

DSC06542

DSC06543

DSC06544

DSC06546

DSC06548

DSC06551

DSC06555

今回の忘年山行の宿は「アタミ・シーズン・ホテル」。かの「伊藤園ホテルズ」グループの一つで、個人的には伊香保温泉の「金太夫」に次いで2軒目。「金太夫」は大方の「伊藤園グループ」と同様、365日いつでも1泊2食付き7,800円の均一料金だったが、ここ「アタミ・シーズン・ホテル」は違っていて、時期と部屋によって異なるらしく、今回は一人約11,500円と、ワンランク上の料金体系になっている。
「伊藤園グループ」の宿は、熱海には他に5軒もあって、それらのホテルと熱海駅を結ぶ巡回バスが、定期的に走っている。いつの間にか、ここは「伊藤園グループ」の一大拠点になっていた。熱海に泊まるのは、30年ぶりぐらいだろうか。大学の同期生と共にKKRの宿に泊まったのだが、そこは木造2階建ての古風な宿で(宿の名前は忘れた)、また泊まってみたいくらいだが、残念ながら今はもうその建物は残っていないそうである。
我々の部屋は8階のテラス付き和洋室。高台なので、熱海の街が見渡せる。熱海は平地が殆どなく、かなり高い処までホテルやマンションが建っていて、もうちょっとシャレた建物であれば、地中海のリゾート地を彷彿させなくもない。
大浴場は設えはそれなりに充実していて、我々がよく利用する日帰り温泉より明らかにグレードが高いが、「大」というほどの大きさではなく、窓もないのでビジネスホテル的大浴場の印象。さっぱりしたら、自動販売機で缶ビールを買って、部屋に戻る。ビールを呑むにはやはり、テラスがよろしかろう。少々寒いが、この眺めを肴に呑むビールはひと味違う。これだけで、「金太夫」とはだいぶ違う印象だ。

DSC06533

DSC06535

DSC06537

DSC06538

DSC06539

20171223_220333

DSC06556

DSC06558

DSC06559

オラッチェからタクシーで熱海駅まで戻る。熱海駅前は、かなりの人出で、土産物通りを見れば、かつての賑わいを取り戻しつつあるようだ。宿泊客数は、2011年から右肩上がりに伸び続けているとのこと。V字回復の理由は今一つ判り難い。熱海の観光資源として挙げられるのは、温泉、海、山、魚料理、首都圏からの近さの5つだそうだが、それだけではピンと来ない。今まで本気じゃなかったのかも知れない。
駅から今宵のホテルまでは10分程度。伊藤園グループの送迎巡回バスもあるが、待ち行列が出来ているし、歩くとする。商店街をそぞろ歩きしているうちに、気になる店を見つけた。「Imbiss熱海」という名前の店は、パッと見、デリカテッセンの様だったが、どうやら店の中で食べたり呑んだり出来そう。
調べてみると、"imbiss"とは、ドイツ語で「屋台」。つまり軽食スタンドで、その名の通りここではソーセージが食べられるし、ドイツビールも呑める。これは、寄らない手は無いと、寄り道を宣言。女子連は、近くのケーキ屋で物色した後にこの店で合流。
ショーケースの中を覗くと、うまそうなソーセージが並んでいる。早速、焼きソーセージ4種(1,150円)を注文。ビールも色々あるが、エルディンガー ヴァイス ビア(800円)にしよう。ドイツで最もポピュラーなビールであるが、意外にもホップは控えめでまろやかである。
焼き上がったソーセージは、香り高く食欲をそそる。味も、これぞソーセージと云う感じで、実に美味い。よく見るとこの店で作っているのではなく、函南にある"Grimm"という名のハムハウスの製品とのこと。函南だったらさっきまでいた「オラッチェ」のそばだ。せっかく近くまで行ったのに、惜しいことをした。

DSC06524

DSC06525

DSC06532

DSC06531

DSC06526

DSC06527

DSC06528

DSC06529

DSC06530

Imbiss熱海のHP: こちら

[番外編]でない投稿は久しぶり。これからせっせと本業(?)に精を出す所存です。

----------------

もういつの間にか年の瀬、まったく一年は早い。今年の忘年会は熱海となった。ぜんぜん山の会らしくないが、偶にはいいかも知れない。これに合わせて選んだ山は玄岳という、標高798mの山。東に相模湾、西に駿河湾が望め、もちろん富士山や箱根山も裾野まで見渡せる眺望抜群の山。そのおかげで、女子連には大層ウケがよろしい。
熱海駅前から出ているバスに乗り、最寄りのバス停から僅か2時間足らずの登りだが、登り終えてみると思った以上に足が草臥れて、あやうく縺れそうである。7ヶ月余の怠惰な生活の代償とは、こういうことだ。この先暫くはリハビリ登山が必要だ。
玄岳から西へ下りた処は函南町。丹那断層が露出したまま残されている史跡に寄り、このちゃんせんせいの講義を受けた後、昼食は「酪農王国オラッチェ」でとることになっている。この界隈は昔から酪農が盛んな場所と知っていたが、そんなテーマパークがあるとは今回の計画を立てるまで知らなかった。
辿り着いてみるといつの間にか園内。入場料は無料ということ。牛はもちろん、馬やロバ、羊に山羊がいて、子供には楽しい処だろう。道の駅の如く、野菜の直販所があるので、これは主婦向き。我々には、地ビール工場が魅力的。ここのレストランで呑める。さっそくレストランへ直行し、5種類の地ビールをテイスティング。これが意外に本格派。しかし、ここはバス便がなく、タクシーでしか来られない。この美味いビールを呑みに来るには、自家用車以外の手段が絶対必要だと思うのだが・・・。

DSC06510

DSC06511

DSC06523

DSC06522

DSC06521

DSC06512

DSC06514

DSC06515

DSC06516

DSC06517

DSC06518

DSC06519

DSC06520


日ノ出町からの帰り路。京急に乗ってるうちに、そういえばこの頃、川崎で降りていないなと思い、ちょっと寄り道してみることに。目当ては、JRと京急の駅の間にあった、昔ながらの立呑み屋。実は一回しか入ったことがなかったので、どうなったのか気になっていた。
川崎の競輪や競馬でさんざん摩った客でも、安心して一杯呑めるような店だったが、行ってみると、すっかりビルがきれいに建て変わっていて、有りがちな「牛角」やら「温野菜」やらが入っている。あの立呑み屋(店名はまったく覚えていない)は、建て替えで追い出されてそのままになったのかも知れない。実に残念。もっと行っておけばよかった。
仕方が無いので、代わりの店を探しにふらふらと西へ。岡田屋モアーズの脇を抜けた先の呑み屋街で、「大阪王将」を発見。ここで餃子でも喰おうか、ということになった。最近で「大阪王将」に入ったのは西葛西店以来、もう5年以上も前のこと。
「大阪王将」は、餃子専門店と云いながら、その辺の中華料理屋よりもはるかにメニューが豊富。その点は、「餃子の王将」とよく似た営業スタイル。違いは、「餃子の王将」の餃子メニューは基本的に1種類だが(他に、「にんにくゼロ餃子」があるが、個人的には対象外)、「大阪王将」は8種類もある。とはいえ、やっぱりスタンダードの「元祖餃子」が美味いと思う。ついでにいうと、スーパーで売っている餃子も「大阪餃子」の方が美味いと思う。しかも油も水も不要、というところも優れもの。
「大阪王将 川崎駅東口店」では、元祖餃子(260円税込/6個)を注文。久しぶりの、スーパーの冷凍物ではない「大阪餃子」を味わうことが出来た。怪我の功名と云うか、これはこれで結果オーライだ。

DSC05371

DSC05372

DSC05373

DSC05374

DSC05375

DSC05376

DSC05377
 

「MORI-MESHI」でのランチ中に、そういえばもう一軒、行きたい店が有るとカミさんに告げ、適当なところで切り上げる。ランチのはしごをするのは、あまり経験が無い。目当ての店は「だるま料理店」。正直云って、料理そのものよりも、店の雰囲気が目当てである。およそ2年ぶりだ(前回のレポはこちら)。
歩くこと数分で、「だるま料理店」に到着。相変わらず重厚な店構え。なにやら店の前には人がうろうろ。どうやら順番待ちの様子。月曜日ならば、さして混んでることも無かろうと甘く見ていたが、やはり人気なのだ。しかし、折角なので待つことにした。
店内は、概ね家族連れか中高年夫婦、僅かに若者カップルなどで埋まっている。良く見ると、空いているテーブル席がちらほらあり、何故入れないのだろうかと訝しむ。もしかしたら、店員が足りていないのか。ま、そのうち何とかなるだろう。
而して、待つこと20分ほどで案内される。店内は前回同様、ゴマ油の匂いに包まれている。厨房の換気は改善するつもりはないらしい。フロアから暖簾越しに見える厨房が、やけに広い。
席に着いたら、呑みもの。沢の鶴冷酒(300ml、800円税別、以下同様)をもらう。つまみは「春の彩」と名付けられたおつまみセット(720円)と、鰆の照焼(750円)を頼んだ。「春の彩」は目で食べる感じ、なかなか箸を付け難い。鰆は旬のためか、少々切り身が小さい。
もうちょっと食べられそうなので、相模寿司(1,800円)が有るかと店員に訊くと「ございます」と。ならばいただこう。ヒラメ、タチウオ、キンメ、イナダ、アジ、スズキが一貫ずつ。皆、相模湾で獲れた地魚らしい。これだけで旅行気分に浸れる便利な一品だ。今度来るときには、ゴマ油の匂いの正体に迫ってみたい。

DSC05264

DSC05265

DSC05266

DSC05271

DSC05267

DSC05268

DSC05269

DSC05272

DSC05270

DSC05274
 

三河屋旅館に泊まっているとき、我々の部屋を担当してくれた仲居さんと四方山話をしているうちに、休みの時に行く美味い店が小田原にある、という話になった。件の仲居さん曰く「小田原だったら、ここ以外では刺身は食べられない」と、きっぱり。おー、そこまで仰る。であれば行ってみようかと、店の名前を訊くと「MORI-MESHI」とのこと。あれっ、宮ノ下にも同じ名前の店があったが、姉妹店だろうか。さっそくググってみると、まさにそうだ。
翌日はもう特段、観光するつもりも無いので、しっかり朝風呂にも浸かってゆっくりとチェックアウト。そのまま登山電車に乗って箱根湯本まで移動し、カミさんの土産物の物色につきあい、その後小田原へ。小田原でも干物を仕入れ、買い物は一段落。気が付けば、そろそろ「MORI-MESHI」の開店時間。
しからば店の前に行ってみると、開店を待ちわびた女性が数人、屯していてピーチクパーチク姦しい。やっぱり人気の店なのだ。程なく開店、 わいわいどやどやと入っていく先客者たちについて入店。内部は外観と同様、モダンでシンプル。その女性たちは2階へ上がっていく。1階はかなり広く、カウンター席、テーブル席合わせて30人ぐらいは座れそう。我々は、手前の窓際のテーブル席を確保。それにしても、女性客の比率が極めて高い。
しかし、メニューを見るとランチセットメニューだけでなくアラカルトや、日本酒、ワインも豊富。昼呑みにはもってこいだ。さっそく生ビール(サッポロ黒ラベル中ジョッキ560円税別、以下同様)を注文。今日も昼呑み美味し。噂に聞いた、あじのたたき(850円)をいってみる。たしかにぷりぷり、鮮度は良さそう(でもお品書きを見る限り、小田原産ではない)。大山どりの塩唐揚げ(780円)、菜の花の芥子和え(480円)、海鮮かき揚げ(880円)もいってみた。かき揚げは意外にしっとり系。でも、美味い。
そうなると、やっぱり日本酒だ。松田の中澤酒造の亮・河津桜酵母仕込み(890円)をやってみた。先日、中澤酒造での直販イベントで手に入れ損なった酒。呑んでみると天然酵母らしく酸味と旨味のバランスが良い。残念ながら、桜の香りは感じなかった。ともあれ、ここでリベンジできるとは思わなかった。ありがたい、ありがたい。

DSC05245

DSC05247

DSC05248

DSC05249

DSC05250

DSC05252

DSC05253

DSC05251

DSC05254

DSC05255

DSC05256

DSC05258

DSC05263
 
DSC05257

DSC05259

DSC05260

DSC05261

DSC05262
 

三島と云えば何故か、昔から「うなぎ」が有名である。うなぎの生き締めには、富士山の湧水が具合良いとの謳い文句があるようだ。確かに、三島は湧水が豊富な街である。学生の頃、この辺りをうろちょろしていたことがあるが、学生の分際では三島のうなぎは敷居が高過ぎ。それ以降、ここに来たことが無かった。この頃は、「三島コロッケ」もB級グルメとして有名になって来ているが、やはり鰻とはちょっと格が違う。
せっかくだから何処かに入りたいと、駅前商店街へ出てみても、時間が中途半端だったせいか、何処の店も閉まっている。そこで駅へ戻り、駅前にある観光案内所へ。うなぎを喰いたいが最寄りは何処かと訊くと、すぐ其処に「源氏」さんがありますよ、と仰るが、閉まっていたのは既に確認済み。しからば、「すみの坊」の本町店だったらやっている、所在地はここから10分ぐらい、との情報を得た。
メインストリートを南下して暫く進むと、駅から少々離れたところが三島の中心街のようであり、目当ての店はその界隈にあった。小ざっぱりした外観、間口は3間程だろうか、それほど大きな店ではない。暖簾を潜って中に入るとテーブル席。2階へ通されると、手前がテーブル席で奥が小上がり。時間が時間なのか、先客は見当たらない。我々は登山靴を脱いで小上がりに着陸。ここは昭和33年創業とのこと。なんだか親しみが湧く。
さて、また少々歩いて喉が渇いたので、先ず生ビール(710円税込、以下同様)を注文。メニューをじっと睨んでみると、さすが、ここには様々なうなぎ料理があり、迷う。うなぎシューマイ、うなぎハムだってある。うなぎの南蛮漬けも喰ったことないな~。白むし(2,916円。ここでは、焼きではなく、蒸し)を喰いたい感じもあったが、さんざん悩んだ挙句、つまみには定番の、う巻き(1,404円)、うざく(1,512円)、うなぎ珍味盛り合わせ(1,620円)を注文した。珍味盛り合わせは、骨せんべい、きも焼き、蒲焼、佃煮が出て来た。そう来れば、やっぱり日本酒も必要なので、白鹿上撰(473円)をいただく。
そしてメインディッシュはうな丼。この店にはうな重というものが無く、全てうな丼。上(4,644円)と並み(3,240円)の違いは、上が1.5匹分、並みが1匹分ということらしい。ちなみに特上(6,048円)というのもあり、ご飯の上だけでなく、間にも1匹分、挟まっているらしい。そこで我々は、並うな丼を、Woodyさんと凸さんは一人前ずつ、他の者は半分ずつシェアすることにして、4つ注文。 
ひとくち頬張って感じるのは、脂の乗りが結構強いこと。焼きの前に、蒸しはしていないのか、気になるところである。でも、美味いことには違いない。タレは甘からず辛からず。比較的サラッとしていて良い感じ。念願叶って、三島のうなぎを食することが出来た。今回の山旅は極めて充実、満足度が高い。

DSC04710

DSC04701

DSC04702

DSC04703

DSC04704

DSC04705

DSC04706

DSC04707

DSC04708

DSC04709

DSC04711

DSC04712

DSC04713

DSC04714
 

風祭から小田原へ移動、久しぶりに「さくら駅前店」にやってきた。そう云えば、前回も今回も、明星ヶ岳から下りてきた。予め、午後4時半で予約した上での入店。我々が最初の客だったが、続いて熟年女性集団がどやどやと入ってきて、たちまちテーブル席はほぼ一杯。カウンター席も、我々のリュックサックで3分の1ほど埋め尽くされた。
カウンター席に相対して細長い厨房が丸見えの純和風スタイル、料理人姿の男衆ばかり4人が並んでいる。調理中でも、声をかければすぐに応じてくれるところが良い。
席に着いて先ずビールを呷ったあとは、料理を注文する。ここは「地魚の店」という看板を掲げるだけあって、魚料理が豊富。そこで、金目の煮付け、刺身盛り合わせ、桜エビかき揚げ、カマス塩焼き、カレイ唐揚げ、鯖刺身、等々、存分に魚を堪能した。金目鯛はやや旬を過ぎたかも知れないが、脂がのっていて身がぷりぷりである。サクラエビは丁度良い季節。他にデミグラソースを使った牛すじ煮込みや、さくらオムレツ、新竹の子刺身なんてものもいただいた。特に、生竹の子はまさに今が旬、贅沢な喰い物だ。
ビールの後は日本酒。「箱根薔薇」(つまりサンショウバラ)という名前がついた「箱根山」ブランドの吟醸造生貯蔵酒を呑む。すっきり系だが円やかさも併せ持つ、すいすい呑めるあぶない系統の酒である。
この店では、日本酒は木製徳利で出てくる。これがなかなか具合が良い。注ぎ口が細く、かつ酒がスムーズに出てくるので、目いっぱい傾けても猪口がすぐ溢れてしまうようなことにはならない。店の人が最初の一杯を注いでくれるが、その際は、徳利を高く掲げ遥か下の猪口目がけて、溢さずに注ぐパフォーマンスをやってくれる。これは、我々でもすぐ出来るほど、徳利の構造が優れているということ。かなり気に入ったので、思わず通販で探してゲット。さっそく家呑みで愛用している。

_DSC7361

_DSC7362

_DSC7364

_DSC7365

_DSC7366

_DSC7367

_DSC7368

_DSC7369

_DSC7370

_DSC7371

_DSC7372

_DSC7373
 
_DSC7374

_DSC7375

_DSC7376

_DSC7377

_DSC7378

_DSC7379

_DSC7380

_DSC7381
 

金時山から下りて仙石原の「マウントビュー箱根」でさっぱりしたあとは、バスで小田原へ移動、駅前までは行かずに市民会館前BSで下車する。小田原にはいろいろ行ってみたい店があるが、今回はその中から、この時間(午後3時過ぎ)でもやっている「だるま料理店」にしてみた。明治26年創業と云う老舗料理店。現在の店構えは創業時の建物ではないが、それでも大正15年竣工という、ぱっと見はまさに楼閣だ。もちろん国の登録有形文化財である(文化庁データベース)。
唐破風造りの玄関を入ると、目の前の衝立が巨大。ふと上を見上げると天井が高い。富士屋ホテルや万平ホテルと同じ、格天井になっている。それとゴマ油の匂い。天麩羅はこの店のウリなのかも知れない。尤も単に厨房の換気が悪いせいかも知れぬ。1階には入れ込みのテーブル席と小上がり、2階が予約の個室になっているようだ。我々は大きなリュックサックを背負っているということで、奥の6人掛けテーブルに通される。
メニューを見ると、定食も数多くあるが、つまみも比較的豊富。やはり魚が中心か。仲居さんが、もう鯵すしは終わりました、と云う。なるほど20食限定と書いてある。さて我々の料理としては、刺身五点盛り(マダイ、ホウボウ、マトウダイ、キンメダイ、ヒラメ)、相模すし、金目鯛の煮付け、玉子焼き、板わさ、野菜天麩羅を頼んだ。すると天つゆ以外に、醤油の小皿が一人当たり3つも出てきた。醤油の種類はどれも同じだが、刺身用と寿司用と板わさ用ということだった。やっぱり場末の居酒屋とは訳が違う。やがて出てきた白身の刺身、寿司はどれも上品(っていうか、魚の違いを明確に表現できないのが少々残念(T_T))。かまぼこもプリプリである。玉子焼は甘め。玉子焼は甘くない方が良いでしょ、と云う小生の主張は皆に「やっぱり酒呑みは違うわね」と一蹴された。酒は当然、熱燗(銘柄は沢の鶴)になる。
ふと眼をやると、和服姿の熟年夫婦がちょっとやってきて、ビールと酢の物(もしかすると煮物)だけを食べて、すっと出て行った。二人とも着こなしが素晴らしく(旦那の方はまるで噺家のようだ)、この店の雰囲気に実にマッチしていて、しかも粋だ。肖りたいものである。雰囲気に酔い、料理と酒に酔って大満足。今度来る時は、2階の個室で食事をしてみたい。尤も、その前に他の店も行ってみたい。小田原にはまだまだ雰囲気の良さそうな店がありそう。さすが歴史のある街だけのことはある。ただ小田原の場合、山の数よりも店数の方が多いのが悩みの種である。

_DSC6133

_DSC6134

_DSC6135

_DSC6137

_DSC6139

_DSC6140

_DSC6141

_DSC6142

_DSC6144

_DSC6145

_DSC6146


_DSC6147
_DSC6148

_DSC6149

_DSC6150
 
だるま料理店のHP: こちら 

篠井山と思親山に登った後、この季節としては、ほんとは内船駅辺りで「新そば」でも手繰りたいところだったのだが、(このちゃんリサーチの結果)近所に蕎麦屋が無いことが判り断念。代わりに沼津へ移動して、新鮮な魚を喰おうということになった。JR沼津駅からタクシーで行ってみて初めて知ったのだが、この沼津港界隈は多くの飲食店が軒を連ね、それを目当てにやって来る観光客が引きも切らない状態だった。午後3時と云う中途半端な時間ですらこうなのだから、昼時はさぞや大混雑なのだろう。
タクシー運転手が推奨した、何れの店も行列ができているか、満席なのでやむなく素通り、次第に港から遠ざかる。ふと目に入ってきたのが、やや外れにある「海賊亭」という店。偶々、予めネットで見つけた店で、余り待たずに入ることができた。
また生ビールで乾杯した後、カリアゲ(300円/2尾だっけ?)、カサゴ唐揚げ(1,050円)、刺身盛り合わせ(4,000円)、金目鯛煮付け(2,100円)、マグロ赤身にぎり(700円/5貫だっけ?)を注文する。アジの干物を素揚げする食べ方を初めて知った。これを、ここ沼津では「カリアゲ」と云うのだそうだ。「カリアゲ」という言葉も耳慣れないが、アジの干物を素揚げにするという調理方法が新鮮で面白い。ご当地グルメになっているようだ。頭もヒレも尻尾も、香ばしくて全部パリパリ食べられるのが魅力。
刺身盛り合わせには、駿河湾の特産、生桜エビと生しらすを入れてもらった。どちらも甘くて美味。特に生桜エビは(山梨辺りの山ばかり漁っている我が身には尚更)なかなかお目にかかれない。他に、ヤガラの刺身などもあって、流石、港町の料理屋は違うと感じ入る。圧巻は、金目鯛の煮付け。身が柔らかく脂が程良くのっていて実に美味しい。ボリュームも文句なし。店員は、伊豆半島で獲れたものですと云っていた。わざわざ沼津で途中下車してやってきた甲斐があったというもの。たまには、山から下りたら、海に寄って帰るのも悪くない。

PB230313


_DSC5054

_DSC5055

_DSC5056

_DSC5057

_DSC5059

_DSC5060

_DSC5061
 

↑このページのトップヘ