山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

御殿場線沿線

檜洞丸へ登る前は、今日はタフなコースなので「ポッポ駅前屋」に寄るような時間は無いだろうと思っていたが、山頂に着いた頃は(少なくとも小生は)ビール一杯ぐらいは呑めそうだ、と感じるようになり、ウェルキャンプ場の露天風呂に入った頃には、ゆっくりできそうだとほぼ確信していた。
既に汗を流した状態で、西丹沢自然教室BS(今は、いつの間にやら「西丹沢ビジターセンター」BSという名前に変っていた。何故いま頃になって、在り来たりな名前に変えたのだろうか?)を15時40分発のバスに乗ることが出来たのは上出来だ。
この時間のバスに乗る場合はたいてい、これで山北駅前で下車し「さくらの湯」に浸かってから「ポッポ駅前屋」で待ち合わせに一杯やり、「あさぎり6号」の時間までちょっとまったりするというのが定番となっている。今回は、上出来というか少々張り切りすぎたのかも知れない(女子連は、「ポッポ駅前屋」でゆっくりする時間を、人ゴミ檜洞丸の山頂での滞在時間にも充てて欲しかったと思っている筈だが、残念ながらそれは難しい相談だ。人ゴミは平日でもう充分ではないか)。
「ポッポ駅前屋」は3月以来の訪問(そう云えば、その時も「ポッポ駅前屋」滞在が長かった)。今日も先客は小上がりにふた組だけだったが、どちらもかなり盛り上がっている様子。山屋ではない。我々もさっそく生ビールで乾杯して追撃開始。
いつも以上にいろいろと料理をいただいたが、何故か今宵は女将が大変ご機嫌というか饒舌で、普段は声を掛けられることはまず無いのに、「美味しいいかがありますよ」とか「小あじの素揚げは如何ですか?」とか営業活動が積極的で、それに乗せられてついつい鱈腹喰うこととなった。偶にはこんな時もある。

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シロヤシオを目当てに、久しぶりに檜洞丸に行くことにしたが、どうせ山頂では人出の多さに覚悟する必要があるので、少なくとも登りは静かにいきたいと、少々ひと捻りして北尾根から登ることにした。個人的にも神ノ川流域から檜洞丸へ登るのは初めてなので、かなり期待していた。
北尾根はほぼ一本調子の尾根だが、比較的良く踏まれていて気分良く高度を稼ぐことができる。眺めは想像通りで良くは無い。シロヤシオは、多くの木々を見掛けたが花付きが悪いか、蕾のままのものが多く、少々タイミングが悪かったようだ。また次の機会としよう。
コバイケイソウの群生が目の前に現れると山頂。思ったとおりの混雑ぶりで、腰を下ろす場所が見当たらない。コバイケイソウを踏まないように柵が施されているが、その柵を跨いで現れた我々は、明らかに異端者だ。
大笄、小笄を越えて犬越路に向かう尾根は変化に富んでいて、なかなかハードワーク。用木沢出合まで下るとホッとする。しかし、バスの時間を考えるとそうのんびりも出来ない。15時10分のバスに乗ろうとすると、30~40分ぐらいしか余裕が無さそうだが、なんとかウェルキャンプ場の風呂(540円)に入れるか。
もちろん、カラス並みの小生は余裕を持ってひと風呂浴びて(露天風呂はいい具合だったが、内風呂は猛烈に熱くて、危うく火傷するところだった)、かつ売店でビールをゲットし、川のせせらぎを眺めつつぐびぐびやって、まったりすることができた。女子連もそれなりに日頃の訓練の成果があって、ビールを買うぐらいの時間は確保できた。
なかなか歯応えがあるコースだったが、結局のところ予定通りにトレース出来、狙い通りのバスに間に合ったので、極めて充実した山行となった。

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今宵もまた、松田駅18時23分発「あさぎり6号」に乗車。既に勝手知ったる我々は、速やかにPASMO・SUICAのカードをずらり改札口に並べ、駅員の発券作業を注視しながら待つ。しかし、今回は五人だったのにもかかわらず、つい二週間前の前回の様な事件は起こらず、平穏無事に発券完了。何も無いのは、なんだか期待外れというか拍子抜け。
夜の帳が降りる頃、時刻通りフェルメール・ブルー「あさぎり」がゆっくりと、松田駅あさぎり専用ホームに滑り込んで来る。ともかくも座席に着いたら、酒ボトルとカップを取り出すのはいつも通り。今宵持参の酒は会津喜多方の、峰の雪酒造「大和屋善内・純米生詰28BY」である。
さっそく口に含んでみると、ちょっとライチっぽい香りが鼻に抜ける。酸味と旨味はまずまずだが、やや甘さが優る感じか。この日本酒は、今季(2016年)のIWC(International Wine Challenge)という世界最大規模のコンペティションで見事、"Gold Medal"を獲得したとのこと。ちなみに、"Gold Medal"の中からさらに"Trophy"が選ばれ、その中から"Champion"が決まるので、"Gold Medal"は実質的には「銅メダル」と云える。
この「大和屋善内・純米生詰28BY」のIWCでの評価をみると、"Notes of rice, melon, banana and pear with an undercurrent of yoghurt, koji, anise seed, spice and hints of caramel. Well integrated nose and palate, balanced and intense, rounded texture with good acidity and dry finish."ということだった。つまり米とメロンとバナナと洋ナシの香りがして、更に仄かにヨーグルト、麹、アニスシード、スパイス(って具体的に何?)、キャラメルらしさまで感じられると云うのだから恐れ入る。審査員達の舌と鼻はいったいどうなっているのか。
なお、2016年のChampionは、「出羽桜・出羽の里・純米」だったそうな。次はこれを確認しなくてはならない。

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アサヒビール園で、生ビールと焼肉と小田原おでんと桜を堪能した後、路線バスで新松田駅へ移動。いつもの「あさぎり6号」の時間までまだ間がある。さて何処かにもうちょっと寄って時間調整しようかと思った時、ふと、ならば未だ入ったことが無い「橘」を覗いてみるか、と思い付いた。何故その店を知っているのかと云えば、偶々この店を溺愛している方のブロクを見たからである。
しかし店の中の様子までは窺い知れない。駅前から見上げても果たしてあそこが店なのか、と思わせるほど殺風景な外観なので、ちょっとわくわくどきどきしながら階段を登る。扉を開けると、そこは意外に広い空間。先客の方々が一斉にこちらへ目をやる。
ざっと10人近くいるだろうか。コの字カウンターの周りに散らばって座っている。皆さん、比較的御年輩の方ばかり。女性もいらっしゃる。カウンター内には、更に御年輩のご夫婦と思しきお店の方。でも全く矍鑠としていらっしゃる。我々五人が纏まって座れそうなのは一番奥のようだ。
世に、「コの字カウンター」がある居酒屋は、正統派居酒屋、という風潮がある。それだけで居酒屋の風格があがる感じがする。比較的、赤羽や東十条、千住、門前仲町にはその手の居酒屋が多い。ひとり乃至は二人で入る店としてはベストだろう。
ちょっと席をずらしてもらったり(一番奥の席はまだ来ていない常連さんの席なので空けておいてくれ、とか云われたり)しながら、何とか五人が収まった。改めて見渡すと、なんともレトロ。これぞ、中高年のオアシス。密かに感動すら味わう。
呑みものはホッピー割にした。ここでは、自分で割るのではなく、店のご主人が調整した状態で、しかも氷無しですりきり(福井弁でつるつる)で出て来る。付き出しはしば漬け。全員分の呑みものが出て来たところで、何となくお隣りの常連さんも混ざって乾杯。コの字カウンターにはそんな雰囲気がある。つまみには、さんまの開きをもらう。ひとり一品注文することがこの店のルールのようである。
何れにしても新松田駅前に、まさかこんなにもディープな居酒屋があるとは知らなかった。我々はまだまだ松田ではもぐりだ。是非ともまた来なくてはならない。

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西丹沢自然教室BS始発のバスに乗って帰る場合、たいてい山北駅前で途中下車し、「さくらの湯」でさっぱりしてから「ポッポ駅前屋」で湯上りビールを呷るのだが、今回は既に「ぶなの湯」で入浴は済ませている。そうなると必ずしも山北で降りる必要はなく、そのまま終点の新松田駅まで行ってしまうことも多い。
しかし今回は、予てより狙いがあった。それは「アサヒビール園」。最近まで、アサヒビールの神奈川工場が南足柄市にあるとは知らなかったし、其処にビール園があることも知らなかった(迂闊!)。ならば行ってみようと、今回もやはり山北駅前でバスを降り、タクシーに乗り換えてビール園へ向かった。
予約はしなかったので混んでいたらどうしようかと思っていたが、意外と客は少なかった。これは立地上の問題だろうか。
ビール園に車でやって来る客はそれほどいないだろうから、ここで呑みたい客はタクシーか路線バス。バスは新松田駅前から1時間毎に運行されているが、所要時間は20分。あまりお手軽ではないので、家族連れではやや二の足を踏むだろう。やはり都心で恵比寿駅前とか吾妻橋の袂あたりでないと、客は大挙してやってこないのかも知れない。何れにしても、我々には好都合である。
建物も、エントランスも何だか地味だ。ここは工場の一部、という感じ。案内されたテーブルは窓際。外には春めき桜という早咲き品種が丁度満開。ここでビールを呑み、肉を喰らいながら花見するのも乙だ。アサヒドライプレミアム(560円税別、以下同様)で乾杯。肉は、注文も焼きも、肉奉行の和尚に任せる。ビーフもラムも美味かったが、個人的には小田原おでん(500円)を、練り梅かわさびを薬味で喰わせるところが、とても興味深かった。

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今春もミツマタの花を求めて西丹沢へ。昨年、日影山(876.2m)から眺めた大ノ山(723m)の斜面がやけに黄色に染まっていたのを確かめるべく、玄倉を起点に大ノ山へ登り、そのまま遠見山(880m)、大杉山(860.8m)を越えて橅ノ平(956m)に到り、その後は日向ノ沢ノ頭(762m)を経由して中川温泉まで下ろうと計画した。
全コース、バリエーションだし、橅ノ平から先は吉備人出版刊「西丹沢登山詳細図」にも記載が無い篤志家向けコース。実際にトレースしてみて、アップダウンが何度もあるせいで方向を誤り易く、なかなかタフなコースと感じた(山行記録はこちら)。核心部は、大杉山から仲ノ俣乗越までのアップダウンだろうが、橅ノ平からの下り、日向ノ沢ノ頭からの下りとも、方向を見定め難いので気が抜けない。しかしその緊張感はそれなりに心地良い。
肝心のミツマタは、狙い通り大ノ山の途中斜面では見事に咲いていたが、標高800m以上となるとまだ蕾状態が多く、大杉山山頂あたりは全く咲いていなかった。逆に云えば、だいたいこの時期に来れば何処かで満開のミツマタに出会える、使い勝手がいいコースとも云えるだろう。 
真っ直ぐ中川温泉に向かって下るとやがて立派な仕事道となり、首尾良く沢沿いの車道に降り立つ。もう「ぶなの湯」までは僅か。2年ぶり(前回のレポはこちら)の入湯。バス通りからではなく、東から沢沿いにやってくると、「ぶなの湯」が河内川本流の直ぐ脇にあることに気が付くが、残念ながら風呂場から川面を望むことができない。
湯はつるすべで気持ちが良いが、ややカルキ臭が気になる。とりあえずさっぱりしたら、1階の自動販売機で缶ビールを購入し、2階の休憩室へ。相変わらずここは、休憩室が2階にあるのに、缶ビールの自動販売機は1階に置いてある。喰い物飲み物の持ち込みがOKであることは評価できるが、もうひとがんばりが欲しい。

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西丹沢の山から下りたら、山北駅前か松田駅前で引っ掛かって、松田駅から「あさぎり」に乗って帰ると云う、鉄板の方程式が出来上がっている。今回は、すでに「落合館」で汗を流しているので、山北の「さくらの湯」や松田の「健楽の湯」に寄る必要はない。
何処に引っ掛かろうと自由自在なのだが、もう1年半も「ポッポ駅前屋」はご無沙汰しているので(前回はこちら)、今回は何とか寄りたいと思っていた。シダンゴ山から日影山までのトレースが極めて順調に出来たので、「あさぎり6号」までまだたっぷり時間がある。久しぶりにゆっくりしよう。
珍しく全員纏まって入店(たいてい、「さくらの湯」から上がった順に三々五々入店)。先客は二組だけで、寂しいくらいに静か。でも直ちに、女将さんから「ごはんはもう、ありませんけど」と告げられる。もちろん、それで困る我々ではない(Woodyさんだけは食べたかったかも知れない)。
これほど空いているのは、まだハイキングもトレールランも、シーズン前のせいだろうか。こういう時もある。我々はおもむろに小上がりの右手奥に着地した。ここは、座椅子があるので楽チンだ。ついさっき、「落合館」で喉を潤してきたので、みんなで生ビールはちょっと多い感じ。そこで、先ず瓶ビールで乾杯。その後はウィスキーの抹茶割を呑む。これがなかなかイケる。
料理はここの定番、足柄牛ごぼうメンチ(600円)、ハムカツ(500円)、揚げ出し豆腐(450円)、野菜天三点盛り(1,200円)を注文。その後、お腹が空いているWoodyさんのご要望により、焼きそばと、餃子とラーメン(17時になると、隣りの「柳麺八」のメニューもいただくことができる)も注文。かなりガッツリ喰った。もうお腹はパンパンだ。

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以前から、丹沢湖の真ん中に神尾田という集落があり、そこに「落合館」という宿があって、日帰り入浴(ただし、午後3時まで)が出来るとの情報は得ていた。問題は、其処へ下りてくる山をどうプランするか、だった。選択肢は、ミツバ岳から下りるか、あるいは遠見山からか、それとも今回のように日影山からか、ということになる。
ただ単に玄倉から登って日影山を経て下りて来るだけでは物足りないので、今回はシダンゴ山から登って西へ西へと進むルートにした。林道秦野峠から日影山の間はなかなかワイルドで、アップダウンも結構あり、予想通り充実したルートだった。
それでも予定時間よりもだいぶ前倒しでトレースすることができ、落合館に着いたのはまだ午後1時半(山行記録はこちら)。バスが来るまでほぼ1時間半あり、これでビールも風呂もゆっくりと楽しめる。ところが、まだ時間が早かったせいか、風呂はひとつしか沸いていなかった。女将はとても恐縮そうだったが、男性陣は待つとしよう。
ならば、先ずビールをいただこう。ビールは大瓶。休憩室は十分な大きさがあって、団体客でも宴会ができそう。そこにWoodyさんと二人で、隅っこで寛ぐ。今日は図らずも東日本大震災が起きて6年目。テレビでは、もうすぐ追悼式が行われると報じている。
大瓶をようやく呑み切った頃、女性陣と入れ替わりで入浴。風呂場もゆったり。温泉ではないらしいが、いい湯だ。さっぱりしたところで、また風呂上がりビールをいただく。この宿にいる女将さん以下、皆さん如才が無くて、やけに居心地が良い。まだ是非、ここへ午後2時位には下りて来られる山旅プランを捻り出したい。

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落合館のHP: こちら 

今年の第19回松田さくらまつりは、2月11日から3月12日までとの情報を得たので、2月25日に行ったら丁度良いだろうと思っていたら、当日の朝に乗ったタクシーの運転手曰く「もう、葉桜」と。山から下りたらちょっと覗いてみようかと思っていたが、当てが外れた。そうなると我々は、単にもう桜を見に行かないだけだが、さくらまつり自体を止めるわけにもいかないだろうから、関係者は大変だ。まだあと2週間、3月12日までどう凌ぐのだろうか。
我々は喰い意地が張っているので、花見をやめたからと云って、桜鍋を喰うのを止めることまでしない。勿論、既に「肉八」には6人で予約(byなおちゃん)も入れてある。店の前には「さくらまつり特別メニュー」が掲げられている。暖簾を潜って入ると、店主夫婦がお出迎え。女将さんは大変、人あたりが柔らかい。一方、御主人は強面で如何にも職人気質風。ワシの作る料理が不味い筈が無い、と顔に書いてある。先客は一組のみだったが、我々の後から二組やってきた。
先ず、ともかく「健楽の湯」から我慢してきたので、ビールで乾杯、グビッとやる。その後は日本酒にしようと冷蔵庫を眺める。御主人は、好きなタイプを云って貰えれば、それに合った酒を出すと仰る。客はどうせ日本酒の銘柄なんか知らないだろうからな、という感じ。話を半分聞きながら冷蔵庫の中を物色すると、どれもいい値段の酒ばかり。確かに美味そうだが。そんな中に、呑んだことが無い酒を見つけ出し、値段も程々の様なので、これを下さいと申し出。「日置桜・清水緑山・特別純米」とある(「日置桜・清水緑山・純米吟醸」もあったが、ちょっと手が出ない)。訊けば、ご主人のお気に入りの酒らしい。・・・外さないで良かった。呑んでみると、呑み易いがしっかりコクも酸も感じられて、確かに良い酒だ。気に入った。
待ちに待った桜鍋は、イメージがだいぶ異なり、ニラと桜肉のみとシンプル。まるでモツ鍋のようだ。肉は、色が変わったら直ぐに食べなさい、との仰せに従いパクつく。柔らかくって美味い。桜刺しもイケる。肝心の桜は拝めなかったが、日置桜を味わい、桜肉を堪能した。また来年も、この手でイクか。

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松田に来ると何度となく、造り酒屋の「中澤酒造」の建物や敷地を眺めている。ここが醸す「松美酉」も、山から下りたら何処かしらで呑んでいる。今回も、「松田健康福祉センター」でひと風呂浴びた後、桜鍋をつつきに「肉八」へ行く途中、ふと道の両側にある中澤酒造の敷地見渡してみると、倉庫を開放していた。
何かイベントをやっていたようだ(訊けば、酒蔵コンサートをやっていたとのこと、もう終わってしまったらしい。どんな音楽だったか判らないけど、ちょっぴり残念)。まだ即売はやっている様子だったので、折角の機会なので覗いてみた。
「中澤酒造」は文政8年(西暦1825年)創業。小田原藩御用達の日本酒を造っていて、「松美酉」という酒銘も藩主に付けてもらったそうな。そう云えば、山形・庄内の酒「楯野川」も藩主命名だと聞いたことが有る。探せばもっと有るかも知れない。やはり殿様に付けて貰ったとなれば、箔が付くだろうし、美味さも保証付きということになるだろう。
倉庫に並んだ銘柄を物色していると、亮・特別純米・河津桜酵母仕込という酒が目に留まる。どんな香りがするのか興味深いので買おうとしたら、もう売り切れとのこと。残念。ならば代わりに、酉年限定酒がよさそうだ、と思ったらやはり完売とのこと。やはり、この時期限定というキャッチコピーに皆さん弱いようである。それではスタンダードに、純米しぼりたて美山錦(四合瓶1,400円税別)を買ってみた。家に持ち帰り数日後、どうかなと口を開けてみると、爽やかな風味。「こりゃいける~」と、すいすい呑んでいるいるうちに、あっという間に1本呑み切ってしまった。また、次の山の機会に買いに行かねば。

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寄BS前で首尾良くビールを呑んで、ひと心地したあとは、路線バスに乗って新松田駅へ移動し、そこから松田健康福祉センターへは徒歩で移動。多少ビールが入って、いい気分で足取りはやや重いが、ほぼ平地なので何とかなる。途中、川音川にかかる渡渉場(「ピョンピョン橋」というらしいが、果たして「橋」と呼んでいいのか疑問。少なくとも自転車じゃ渡れない)を伝って対岸へ移る。
今朝、歩きだしたところにある四十八瀬川も、下山口の寄を流れる中津川も、この川音川の支流。今日は、川音川流域を巡る山旅と云うこともできる。
今日の「健楽の湯」到着は午後3時。受付終了の午後4時には十分間にあった。400円で利用券を買って、職員に渡した後、男風呂へ直行。今日も混み具合はほどほどで、利用上の支障は全くない。この施設が新松田駅前にあったならば、こうは上手くいかないかも知れない。程良く駅から遠いところがこの湯のいいところか。
今日は概ね良い天気だったが、残念ながら浴室の窓から富士山が見える程ではない。さっぱりした後に、間髪を入れずビールが待っていてくれると嬉しいのだが、ここではそうもいかない。皆が出て来るまで、大人しく待とうと休憩室へいってみると、ビールやら焼酎のボトルやらを持ち込んで、景気良く一杯やっている中高年二人組がいた。風呂から出るまで、いったい何処でビールを冷やしていたのだろうか。それとも、風呂とは関係なく、直接ここへやってきて怪気炎を上げているのだろうか。それにしても、羨ましい光景だ。 
皆が揃ったところでさっさと出発。建物から出るとき、車でやってきたらしい中年女性から「ここのお風呂は如何でした?」と訊かれた。さして良いも悪いも無いが「いい湯でしたよ」と答えると、その後も色々聞いてくる。初めは、この方が、入ろうかどうしようか躊躇っているようにも思えたが、そうではなさそう。もしかして某キュレーションサイトの運営上、口コミを集めに来たのかと怪しんだが、考え過ぎかも知れない。

61 川音川を渡って健楽の湯へ。

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鍋割山で鍋焼きうどんのご相伴に与ったあとは、再び後沢乗越へと戻り、ここからさらに南下、寄BSを目指す。とたんに人影が消え、我々だけの世界となる。道もややワイルド。人気の鍋割山でも、自家用車でやって来て往復する者が殆ど、歩くコースは限られているとみえる。
途中、2つのピークを越えて行く。栗ノ木洞は眺めが無いが、櫟山の山頂はカヤト原(何故か、クヌギは1本も見当たらない)となっていて、南東側の展望が開けている。山の上から海が見えるのは、奥多摩や中央線沿線の山にはない贅沢さである。
ひと月足らずで再び、寄の蝋梅園にやってきた。もう蝋梅まつりは終わっているが、山から下りて来ると、いつのまにか園内。まつり中でも入園料はタダになるのかも知れない。まだ花は多少残っていて、甘酸っぱい香りも漂っている。蝋梅の花の時期は意外に長いと知った。
もうバス停まではあっという間だが、問題はそのあとだ。バス停のすぐ傍にある「大舘酒店」が開いているかどうか。恐る恐る店の扉を開けようとするが、開かない。うへっ。しかし良く見ると貼紙が有り、ご用の方は隣りの「寄自然休養村管理センター」に声掛けして、と書いてある。
ご説に従い、センターの建物に入ると、「大舘酒店」の女将さんと思しき方がいた。センターの嘱託をしているのか、単にお茶飲み友達に呼ばれてやってきていたのかは判らないが、貼紙を作ってあるところからみて、前者かも知れぬ。今度機会があれば訊いてみよう。
ともあれ、首尾よく缶ビールをゲット。センターの庭にある野外テーブルを陣取って乾杯。「大舘酒店」にも乾杯。また、山から下りて直後のビールの美味さを味わうことができた。

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「若松食堂」で良い気持ちになった後、今宵も「あさぎり」で新宿(アニーは町田で下車)へ帰るため、とっぷりと暮れた夜道をとぼとぼとJR松田駅北口へ向かう。もうすっかり勝手が判っているので、特急指定券の購入を駅員に告げた後、徐にSUICA・PASMOカードを提示。それにしても硬券が気になる。
首尾良く入場を済ませた後、「あさぎり」専用ホームで待っていると、やがて闇の中からMSE60000形の車体が浮かび上がってくる。今日も乗車は6号車。松田駅で買うと、そうなるのだろうか。今日は比較的、乗車率が高いように感じるが、それでも50%にはなっていないだろう。
指定席に座り、日本酒ボトルとカップを取り出す。今日持参した酒は、「るみ子の酒」という三重県伊賀市にある森喜酒造場の酒。漫画家の尾瀬あきらが書いたラベルが特徴(こちらをご覧あれ)。ちなみに「るみ子」とは、まさしく杜氏の名前なのだ。味はすっきりしているが、米の旨みも感じる。呑み飽きない酒である。
MSE60000形の特徴的な車体の色は、小田急のHPによれば「フェルメール・ブルー」とのこと。フェルメールの絵画に使われているブルーと云えば、ラピラズリを原料としたウルトラマリンブルー。ラピスラズリのブルーは、イメージ的にはかなり深いブルーという感じがするが、MSE60000形のブルーはもうちょっとくすんだように見えるが気のせいか(汚れているだけか?)。
フェルメールのブルーと聞くと、先ず「真珠の耳飾りの少女」のターバンの色を思い浮かべる。たしか以前は「青いターバンを巻いた少女」なんていう題名だった。それほどターバンのブルーが印象的と云うことだが、実際に絵を見てみると、ターバンよりも、真珠よりも、少女の瞳が印象的だ。けっして細密描写ではないのに、実に瑞々しく描かれていて、見る者を惹きつけてやまない。
瞳と云えば、ちょうどニュースで、「被害者のスマホ写真、瞳に容疑者の姿 鑑識係長が解析」なんてやっていた。少女の瞳にもフェルメールが写っているのでは、と思わせるような輝きだ。

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松田界隈は、ここ3年半ほど我々にとって鬼門(そのきっかけはこちら)。つい先月も、なんとか「信玄」(そのときのレポはこちら)に救われたものの、やはり「若松食堂」には入れなかった(他の店も悉く断られた)。よほどこの食堂は人気と見えたので、今回は始めから「若松食堂」に狙いを絞り、事前になおちゃんが予約を入れてくれた上での入店となった。勿論、これに山行計画も風呂も合わせる格好。
ところが、満を持してやって来たにもかかわらず、数人の団体は居たものの、我々とほぼすれ違いで帰ってしまい、奥のカウンター席に3人が静かに呑んでいただけ。我々の後も、殆ど客は来なかった。藤野駅前の「風里」と同様、山とゴルフがシーズンオフのせいなのだろうか。何だか少し拍子抜けだが、ともかく溜飲を下げることは出来た。店構えはかなり渋めで昭和枯れすすき的だが、店内はこざっぱりとした典型的駅前食堂の雰囲気、居心地は良さそうである。
先ずは、「健楽の湯」から持ち越しした風呂上がりビールを呷り、ひとごこちついた後、メニューを眺める。かなり種類が豊富だし、どれもリーズナブルな値段。やきのりは、50円(税込、以下同様)。ご飯とみそ汁とやきのり、という注文もできるわけだ。
我々は、冷奴(300円)、ポテトサラダ(300円)、野菜炒め(600円)、たまご焼き(200円)、アコウダイの粕漬け焼き(???円)、さつま揚げ(300円)、厚揚げ(300円)を注文。お腹が空いたWoodyさんは、アジフライ定食(???円)を注文。どれもシンプルな味付け。薄味好みのアニーには丁度良かった様子。たまご焼きは、まるで母親が弁当に入れそうなシロモノ。ただし、この店のたまご焼きはかなり甘いので、残念だけど小生の口には合わない。
日本酒(地元、中澤酒造の松美酉)に切り替え、ちびちびやる。ここにいると時間が経つのを忘れそうになるが、まだ松田駅の北口に行って「あさぎり」の切符を買わなくてはならない。仕方が無い、そろそろ重くなった腰を上げるとしよう。次回はもっと陽気が良くなってからだとすれば、やっぱり予約してから来るべきか。

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シダンゴ山と蝋梅園を巡り、寄に戻ってビールで喉を潤した後、さて次は新松田駅前まで戻り、汗を流しに「松田健康福祉センター」までテクテク行くことになるのだが、バス停は観梅客で長い行列。しかもバスは小さいので、一回で乗り切れるかどうかもあやしい。ならばビールが入って気が大きくなったところで、タクシーを呼び、松田健康福祉センターへ直行することにした。
昨年の4月に、思わぬ男風呂の故障でひと風呂浴びれなかった、松田健康福祉センターにある「健楽の湯」(その時のレポはこちら)。今回、漸く入ることが出来た。建物は公共施設らしく味もそっけもない。山北駅前にある山北町健康福祉センター「さくらの湯」と似たり寄ったり。
風呂場も3階にある。受付時間は16時までとのことで、これは結構、山帰りにはキツいが、役場の運営じゃ仕様がないか。2時間までだったら400円、3時間までとなると500円とのこと。もう、1時間すら無理な時間なので、当然400円を券売機へ投入し、入浴券を係員へ手渡す。券を渡してしまうと、帰る時に果たしてその客が2時間を超えているのかどうか、判らなくなってしまいそうだが、その辺は自己申告という、大人の扱いのようだ。つい、みみっちいことを考えてしまう。
浴場はカランが6つだけで、少々こじんまりとしている。団体がやってくると洗い場で渋滞が発生しそうだが、今日は程々の入りというところ。我々も含め、客の半分以上は、山帰りの格好である。湯は温泉ではないようだが、塩素臭は無い。浴室の窓は開放感たっぷり。ちょうど西に面していて、目の前は酒匂川、その先には箱根の山と富士山が望める、なかなか良い眺め。これだけは明らかに「さくらの湯」より上だ。
風呂上がりは休憩室。しかし、残念ながらソフトドリンクの自動販売機しかない。此の辺も「さくらの湯」とそっくりだが、「さくらの湯」には目の前に「ポッポ駅前屋」がある。ここは周りに何も無い。休憩室にいて、他の皆が出て来るのが待ち遠しい。そこは重大な欠点。せめて冷蔵庫でもあれば・・・。

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今回は、田代向BSを起点に高松山からシダンゴ山までぐるっとひと巡りし、下りたところの寄(やどろき)では丁度、蝋梅祭り開催中なので、寄り道してみようという魂胆。天気も良く、概ね目論見通りにトレース出来たが(山の記録はこちら)、高松山とシダンゴ山の間は、地図上でイメージする以上にアップダウンが激しく、結構扱かれる。特に、ダルマ沢ノ頭の前後は、丹沢名物の木段があり膝に堪える。辿り着いたシダンゴ山は、多くのハイカーで賑わっていた。
シダンゴを漢字で書くと「震丹郷」とのこと。山頂にある看板には、『シダンゴ山は古来震旦郷と書く。震旦とは中国の旧異称である。一説に欽明天皇の代仏教を寄の地に伝える仙人があり大寺の地、この山上に居住し仏教を宣場したという。当時箱根明神ヶ岳や丹沢の尊仏山(塔ヶ岳)にも同様の仙人がおり盛んに往来した形跡があったという。この仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起こったといわれ、シダゴンとは梵言で羅漢(仏教の修行を積みさとりに達した人)を意味し、ジダゴン転じてジダンゴウ(震旦郷)というようになった・・・』とあるが、本来、山名は麓で暮らす民が、生活に密着した呼び方を付けるのが自然(例えば、日向山とか、駒ケ岳とか)。梵語の呼称や、震旦など、ごく一部の専門家が知っている用語などを、おらが山の名前に付けるだろうか。
寄BSまで下りたら、もう対岸の高台にある蝋梅園へ登り返すのが鬱陶しいので、無料シャトルバスに乗せて貰う。「これは8人乗りなんだよね」と運転手が云っているのにも拘らず、聞こえないふりして9人乗り込む。ずうずうしさは年の劫と、ほぼ比例関係にある。
蝋梅園は、入場に300円払う必要があるが、上手い具合にほぼ見頃で満足、辺りは甘酸っぱい香りに包まれていた。蝋梅を堪能した後は、歩いて寄BSまで戻る。バス停傍の酒屋は期待していた通りに開いていて、目出度く缶ビールをゲット。寄自然休養村管理センター前のベンチでグビッと一杯やった。今日もビールが美味い。

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(山の記録はこちら

西丹沢の山を登った帰りには、このところ我々は、御殿場線から小田急線へ乗り入れる特急「あさぎり」に乗ることがほぼ日常化してきている。シラフで帰るのであればともかく、多少いい気分になった状態で、ともすれば立ちんぼのままで新宿まで帰ることになるのは堪らない。
JR松田駅から「あさぎり」に乗るためには、切符は小田急線の新松田駅に近い新松田口(南口)ではなく、松田口(北口)の窓口で買う必要がある(って云うか、新松田口には切符売り場が無い)。相変わらず、JRと小田急のインターフェイスはすっきりしていないように思える。
「信玄」からJRの松田口へ行く途中、駅のすぐ手前に「肉八」なる飲食店(肉料理店?)を見付けた。営業中の様で、店内に客も見える。今度、例えば「まつだ桜まつり(2016年は2月13日から3月13日まで)」の時にでも寄ってみたい感じだ。どうもこれまで、松田駅界隈の店とは相性が良くなかったが、「信玄」に入れてちょっと改善した感じ。その勢いのまま「肉八」にも入ってみたい。
松田駅での切符購入はなかなか複雑怪奇であるが(以前、実際にひろちゃんが購入し、なおちゃんが笑い転げていた時の顛末はこちらに詳しい)、その時に対応した、頭が柔軟ではない駅員はおらず、別の駅員に変わっていた。顧客対応度は向上したように見受けられる。
しかしながら、今回もちょっと混乱するのは、JR松田駅で「あさぎり」の乗車券を買う際、SUICA、PASMOが利用可能だと云うこと。御殿場線はそもそもSUICA、PASMOは使えないが、「あさぎり」に限っては、窓口内にタッチする機械があるため利用できるのだ。おかげで我々も、「あさぎり」に関してはだいぶ詳しくなった。
切符の購入を済ませ目出度く、凡そ1年ぶりの「あさぎり」乗車である。相変わらず、この「あさぎり6号」は乗車率は低い。前回も書いたが、すくなくとも「あさぎり6号」は全車自由席にした方が良いと思う。切符を買う面倒臭さとの落差が有り過ぎだ。しかし、いくら乗車率が低いと云っても、廃止にしては困る。松田駅18時23分発は、我々にとって丁度、便利な時間なのである。
ともかく、席に落ち着いたところで酒ボトルを取り出し、ちびちびやる。今日は思わぬトラブルに遭ったが、終わり佳ければ全て佳し。目出度し、目出度し。

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西丹沢自然教室BSから、15時40分発のバスで山北駅を目指して移動。途中のバス停から次々に登山客が乗り込んできて、座席がほぼ埋まる程度の込み具合。小生の座った席は、丁度、後輪の上で足元が高い。それでも更に混んできたので、リュックサックは膝の上に乗せ、やや窮屈。
山北駅に到着、前方ドアへ移動し、SUICAを取り出そうとしたとき、ジャケットのポケットに財布が無いのに気が付いた。晴天の霹靂。財布には、びゅうSUICAカード以外に、銀行のキャッシュカードも、コーポレートのクレジットカードも、健康保険証も入っていた。考えるだけで暗くなる。
一応、座席に戻って、下に落ちていないか確認したが見当たらない。いつまでもこうやっている訳にも行かず、とりあえずのんちゃんからお金を借りて支払い、下車。リュックサックの中を探しても見当たらないので、ウェルキャンプ場の売店へのんちゃん、なおちゃんが電話してくれたが、結局、ありませんとの回答。すると、やはり怪しいのはバスの中、ジャケットのポケットから落ちて、座席と車体との隙間に落ちたという線が一番気になるところ、もう他は考えられない。
富士急湘南バスの本社営業所に電話すると、まだ件のバスは戻って来ていないので、折り返し電話しますとの返事。何れにしても、このまま山北にじっとしていても仕方が無いので、松田へ移動することにした。皆さんには申し訳ないが、風呂も、ポッポ駅前屋も諦める次第となった。
間もなく、バス会社から電話があり、財布が見つかったとのこと。ほっとひと安心。松田駅に到着したら、とりあえず何処か、皆さんに待っていて貰う店を探す。いつものことだが、松田のロマンス通り界隈の店はこの時間、店が開いてないか、開いていても予約等で満席の店ばかり。やっぱり「若松食堂」は今日も、席は空いていても予約でいっぱいと断られる。するとのんちゃんが、路地裏にある店を発見、入れそうとのこと。「信玄」という店だった。
店にリュックサックを置いて、ひとり、富士急湘南バスの本社営業所へ向かい、首尾良く財布を回収し戻って来ると、遅ればせながら安堵のビール。ここは、おでんが色々ある。更に、もつ煮込み、ハムカツ、馬刺しを慌ただしくいただく。「あさぎり」の時間が迫っているので、のんびりすることもできず、さて行こうかと会計を頼むと、店の女将がもうお帰りですか、と目を丸くしていた。申し訳ないけど、きっとまた来ます、と云いつつ店を出た。

教訓: ポケットのファスナーは、ちゃんと閉めましょう。 

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今週末は、「道志の森キャンプ場」を起点に、菰釣山避難小屋から畦ヶ丸を経て西丹沢自然教室まで、かなりマイナーなコースを歩んだ(山の記録はこちら)。マイナーなはずだが、意外に多くのハイカー達と行き交った。さすがは丹沢だ。
これで、個人的には三国山稜の南にある須走温泉から、大山の東麓にある広沢寺温泉まで繋がったことになるが、あまりにブツ切りで歩いているので、さしたる達成感は湧いてこない。通しで歩いたら、いったい何日掛かるのだろうか。
善六のタワまで来れば、あとは真っ直ぐに下るだけ。西沢は丸木橋を何度も渡るが、ちゃんと整備されていて何も心配はいらない。そうなると次なる関心は、西丹沢自然教室に下りた後のビール、となる。もう12月なので、だいぶ気温は下がってきているものの、身体が冷えきって無ければそれなりに美味いはず。前回は、歩いて2、3分ほどにあるウェルキャンプ場の売店で、首尾良く缶ビールをゲットできたが、それ以前の、同じ年の2月には、件の売店が何故か閉まっていて、山北まで我慢しなければならなかった(その時の山行記録はこちら)。冬季は、やっていない可能性があるということか。
それでも、やはり淡い期待を胸に、恐る恐る、ウェルキャンプ場の売店へ行ってみると、果たして店は開いていた。店員の女性が、「今は、缶ビールはスーパードライしかないんですけど・・・」と申し訳なさそうに云っていたが、有ると無いとでは大違い、銘柄の問題など無い。有り難く購入。そもそもこの期に及んで「キリンじゃなければ要らない」なんて輩がいるだろうか。
西丹沢自然教室前のベンチに戻り、乾杯。やっぱり、ひと汗かいた後のビールは、冬でも美味い。欲を云えば、ストーブでもあるところで呑みたい感じはある。たまたま今日は、西丹沢自然教室内の部屋で、どこぞの集団(10人くらい)が飲み食いして盛り上がっていた。初めて見る光景。まさか青少年育成の場で、酒は出ていないと思うけど、何かスライドトークでもやった後なのだろうか。

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「松田健康福祉センター」でフラれた後は、雪崩を打ってフラれ続け、なんとかしてくれと新松田駅前の「豊丸水産」を覗いてみれば、テーブルの片付けが済めば入れるとのこと、漸くビールにありつけることとなった。ここは云わば、松田の吹き溜まりのような店である。
片付けが済むまでの時間をジリジリしながら待ち、やっと入店。とにかくビールだ。特に今日は陽気が良かったせいか、これがないと、ひと息できない。大野山の山頂からは、水すら飲んでいない。一気にグビッと呑み干す。ふ~、生き返る~。なんとか落ち着いたところで、突き出しとして小振りながらアジの開きが出てきた。なんだかちょっと嬉しい。流石は「水産」という店だけのことはある。
さて、メニューを開き、眺める。やはり魚介系を頼まない訳にはいかないだろう。それぞれの希望に合わせて注文したのは、かに味噌(390円税別、以下同様)、海鮮浜焼盛り合わせ(990円)、ちくわ磯辺揚げ(390円)、みょうがの天麩羅(あれ、いくらだっけ??)、つぶ貝ガーリック磯辺焼き(390円)、海鮮なめろう(490円)、エイヒレ(390円)、ししゃも(290円)だった。店の看板には「相模湾直送」と書いてあったが、それに該当しそうなものは、海鮮なめろうのアジぐらいか。それはともかく、それぞれ味も量も申し分は無い。個人的には、ちくわ磯辺揚げとつぶ貝ガーリック磯辺焼きが気に入った。
のんちゃんはこの店を出たら帰るとのことなので、もうちょっとゆっくりしようとビールの後は地酒に移行する。まつみどり(930円)、琴姫(970円)、丹沢山(980円)、箱根山(930円)と頼む。これらは何れもこの界隈の地酒。「まつみどり」と「琴姫」は、JR松田駅の直ぐ目の前にある中沢酒造、「丹沢山」はJR山北駅に近い川西屋酒造で、「箱根山」はJR上大井駅に近い井上酒造だ。
ここ、「豊丸水産」は、このような条件を上手く活用していると思う。それに、利用者にとっても申し分のない場所にある。支払いさえ済んでいれば、小田急線の発車時刻の1分前まで呑んで居られるくらい、近い。訊けば「はなの舞」の姉妹店だそうだ。新松田駅前に降り立って、もしこの店にフラれることがあったら、素直にこの界隈で呑むことは諦め、さっさと小田急線で別の駅へ移動すべきであろう。

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