山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

大衆食堂

2日目、窓の外を覗くと朝日が出ていて、確かに昨日よりは良さそうな天気。朝食を摂りながら、登る気満々な女子2人組に対して、Woodyさんは温泉街をぶらぶらして待っていますとのこと。ついては何時頃に戻って来るのかと問われ、「目標1時頃ですかね」と云いながら宿を出る。
朝一番のロープウェイに乗るつもりで山麓駅へ向かうと、流石にこの時間はスノーモンスター見学の外国人旅行客はおらず、バリバリのスキーヤー、スノーボーダーに交じってロープウェイに乗り込む。樹氷が朝日に輝いていて登高意欲を掻き立てるが、山頂駅に着くとやっぱりガスっていた。
ともあれ身支度をしてスノーシューを履いたら出発。風は昨日ほどではないが、やはり今日も完全ホワイトアウト、忽ちメガネが曇って役に立たなくなるので裸眼+ゴーグルに切り替え、トップは目が良いのんちゃんに任せる。ここで二人に置いてきぼりをくったら即、遭難しそうだ。
ホワイトアウトした世界に、ミニモンスター化したポールが順々に現れるのを黙々と辿る。一応は勝手知ったる地形なのでそれ程滞り無く避難小屋に到着、ここまで約1時間。さてこの先にもポールが連なっているのだが、どうも下っている様に見える。
でもこれしか進むルートが見当たらないので、暫くは辿ってみるがやはり方角が違う様子、また避難小屋まで戻り今度は約90度右へ回った方向へ進んでみる。朧気乍ら感じる地形は稜線に乗ったようで、これで方向は間違いは無さそうなのだが、途中で目印になるものがすっかり無くなってしまい、しかも地形が広くなってきた。これでは先へ進めない。
そうこうするうちに、ガスの中から6人ほどのパーティーが現れ、山頂を踏んできたと。トップはGPS専用機を持参していた。やはり、ああいうのを持っていないとどうにもならないか。恐らくは山頂まであと100~200mぐらいだろうが、目標物無しには往復は危険と判断し、涙を呑んで引き返すことにした。
帰りも手探り状態の歩みだったものの、ルートを外れることなくロープウェイ山頂駅に帰還。レストランに飛び込むと、流石に今日は時間が早いのでようやくビールを呷ることが出来た。実に美味い!
今回も結局、返り討ちに遭った訳だが、この二日間、神経を研ぎ澄ませて登る気分を久しぶりに味わい、充実した山行だった。次回の為に、GPS専用機を手に入れようかどうしようかと迷い始めている。

DSC_1718

DSC04030

DSC_0002_BURST20200202110643561

DSC04031

DSC04032

DSC04033

DSC04034

DSC_1722

DSC_2678

DSC04035

DSC_1725

DSC_1726

DSC_2676

今回は、3シーズン前に登頂を果たせなかった蔵王山のリベンジ。ついでにスノーモンスターも見てみようと厳冬期にプランしてみた。ところがところが、今年は希にみる暖冬でスノーモンスターは全く未発達。ロープウェイで乗り合わせたベテランスキーヤー(指導員?)曰く、1月中旬までは順調に育っていたがその後雨(!)が降って全部融けてしまったとのこと。不安定な天気が続いているようだ。
山形駅からバスに乗り、蔵王温泉にある今宵の宿で余計な荷物をデポした後、ロープウェイの山麓駅へ向かう。前回は待ち時間無くロープウェイに乗れたが、今日は行列が出来ていてなかなか動かない。結局、1時間待たされた。行列に並んでいる客は、何だか外国人がいっぱい。ヒジャブを被っている女性もチラホラいる。皆、特にスキーをやる訳でもなく山頂駅まで行って、(残念ながら貧弱な)スノーモンスターを見るのが目的のようだ。
山頂駅は気温は-5℃。外へ出ると、少なくても風速10m/s(瞬間的に20m/s)位はあるので、目出し帽とゴーグル無しには即、撤退する状況。無防備な者は、せいぜい地蔵像まで往復するぐらいしか出来ない。
ほぼホワイトアウト状態だがとりあえず地蔵山へ向かうと(山行記録はこちら)、湿気が高く眼鏡が忽ち曇って前が見えない。湿気がゴーグルに付くと霜になって更に視界を悪化させる(過冷却の水滴が凍り付くような状態)。等間隔に立っている、微かに視認できるポール(何れもミニモンスター化)を辿り、何とか避難小屋(らしき氷の塊)に着き、もう熊野岳山頂は目と鼻の先の筈だが、この先に自信が持てず敗退することにした。今回、スマホのGPSアプリを持参しているものの、素手かタッチペンで操作すること自体、甚だしく難儀なのではっきり云って役立たずだ。
復路も同じくらい時間が掛かり(時々、ポールを見失うので)、何とか山頂駅に戻ると時間は15時30分、スノーシューを外しただけでそのまま「レストラン山頂」へ。店内には所在無さげな客で溢れていて(何せ暖かいのはここだけなので)、雪ダルマになった我々に皆、ギョッとする。
とにかく喉が渇いたのでビールが呑みたいと注文しようとすると、なんと「営業は終了しました」とのこと。マジか! 仕方なく、そのまま悶々としてロープウェイ乗り場へ向かった。

DSC_1707

DSC_1708

DSC_1709

DSC_1710

DSC04010

DSC04011

DSC04012

DSC04013

DSC04014

DSC04015

DSC04016

DSC_1711

DSC_2660

DSC04017

DSC04019

DSC04020

DSC04018

DSC_1712

DSC_0000_BURST20200201151307238

DSC_1713

DSC_1714

DSC_2662

DSC_2663

DSC_2667

DSC_2670

DSC_2671

DSC_2672

DSC_2673

DSC_2674

いつも「秋山温泉」の送迎バスは、我々にとって間の悪い時間帯に発着するので、今日もタクシーを呼んで上野原駅北口の「一福食堂」へ向かう。道中、タクシーの運転手が我々より以前に乗った客のこととして、行先を「上野原駅」と告げた後、暫くして「一福食堂」と付け加えることの善悪についてひとくさり話していたが、何を云っているのか良く判らなかった。
単に「上野原駅」だと南口へ向かうことになるが、「一福食堂」だと北口なので経路が変わるのは確か。「上野原駅南口」へ向かっていたあと、到着直前になってから「一福食堂」と云うと運転手は戸惑うかも知れないが、それでもメーターを倒したままだったらその分余計に料金が掛かる訳で、その分、儲かるだろうし。結局、運転手の云い分は聞き流した形で「一福食堂」に入った。
今回は「一福食堂」がメインディッシュなので、山と温泉は、前菜とかサラダのようなもの。なおちゃんに予約を入れて貰っていたので、今日も2階へ通される(この頃、1階で一杯やることがすっかり無くなった)。他にも予約が入っているようで、若女将に「狭くてすみませんね」と一番手前の部屋に案内される。確かにこじんまりしているが、かえって居心地がいいかも知れない。
先ずは駆け付けビール(大瓶580円)と餃子(440円)を注文。そのあと、メニューをひと通り眺めてから、部屋のインターフォンで牡蠣のソテー(???円)、バジルかつ(700円)、モツ煮(550円)、いか刺(480円)を注文。ここの牡蠣は大ぶりでプリプリ。牡蠣は勿論、生でも蒸しでもフライでも美味いが、ソテーの美味さはこの店で知ったような気がする。バジルかつは初めて。タルタルソースがたっぷりで嬉しい。呑みものは、ビールの後はワインへ。
締めは、牡蠣のカレー焼きめし(970円)と牡蠣のペペロンやきそば(970円)。何方も、有りそうで他所ではなかなかお目に懸かれない一品。どうもこの頃、ここの料理の虜になりつつある。

DSC03991

DSC03992

DSC03993

DSC03994

DSC03995

DSC03996

DSC03997

DSC03998

DSC03999

DSC04000

年明け最初のスノーシューツアーは、戸隠神社奥社。でもそれだけじゃ勿体ないので、ついでに2年前に引き続き飯縄山にも登ってしまおうというテンコ盛りプラン。奥社は天気が悪くても行けるが、飯縄山はそうはいかない。天気がどうなるか注視してみると、どうやら1日目は良い天気になりそうなので奥社は翌日へ回すことにした。
先ずは戸隠スキー場のリフトを乗り継ぎ、瑪瑙山まで一足飛び。積雪はそこそこある。もはや勝手知ったるルートなので、ここからは各人ラッセルを交代しながら着実に進む。途中、雪上訓練中の若者2人組を見かける。こんなところで訓練になるのかしらん。
先行者のトレースはあるものの、本来のルートからずれたりしていて惑わされる。途中で和尚のサプライズ登場があったりして、楽しく登ることができた。やはり軽量級女子のスノーシューと重量級和尚のワカンとでは沈み込みにだいぶ差があるので、女子連(+Woodyさん)はずんずん進み、和尚はどんどん置いて行かれてしまう。
飯縄山の山頂はほぼ360度の大展望。目の前の志賀高原、北アルプスは云うに及ばず、南アルプス、八ヶ岳も、そしてその八ヶ岳の左に富士山(地図を確認した限り、凡そ160km離れている)も視認できる。東は、少なくとも浅草岳、守門岳辺りまでは見えているようで、頗る見通しが良い。
眺望をたっぷり楽しんだ(珍しく30分以上もいた)後は、南峰を経て下るという和尚と別れ、我々は再び瑪瑙山を経由して戸隠スキー場の端っこを淡々と下る。戸隠山と高妻山がどんどん高くなる。概ね平坦になったところがレストハウス「シャルマン戸隠」。早速テーブル席を確保して、ウェアを脱ぐのももどかしくレストランカウンターへ行くと、食事も生ビールも14時で終了だと。まじか!と一瞬目の前が真っ暗、呆然としたが、そういえば入口に何かあったぞと行ってみれば、その記憶通りにクラフトビールスタンドがあった。涙が出そうになる。銘柄はよなよなエールなど数種類。ともかく人数分を買い込んで、汗が引く前に皆で乾杯。一杯では物足りず、ブルックリンIPAをお代わりした。

DSC03819

DSC03820

DSC03821

DSC03822

DSC03823

DSC03825

DSC03826

DSC03827

DSC03828

DSC03831

DSC03832

DSC03835

DSC03836

DSC03837

DSC03838

DSC03839

DSC03842

DSC03843

DSC03844

DSC03845

DSC03850

DSC03854

DSC03855

DSC03857

DSC03859

DSC03861

DSC03863

DSCPDC_0002_BURST20200111154245299_COVER

高ワラビ尾根経由で小持山を登ったあとの帰り道、「クラブ湯」からの湯上り待ち合わせ場所は、「パリー食堂」にした。いつのまにか、もう4年も来なかった。過去のトラウマ(そのときのレポはこちら)から、もしかして開いていないかと危惧したが、ちゃんとやっていたし、先客もふた組いた。
ひと組はこの店のレトロ感を味わいに来たと思しき観光客、もうひと組は地元の方のようで、この店と同化している。その地元二人組は、がんがん昼呑み状態。ここで本格的に呑むのはなかなかの達人とお見受けした。先発隊の小生は、一番奥のテーブルを確保する。雰囲気は一寸も変わっていない、ちょっと安心感。
フロア係は女性だった(もしかして店主の娘さんか?!)。前回来たときは厨房係もフロア係も店主がひとりでやっていたはず(前回はこちら)。やっぱり愛想が無いオヤジ店主よりも、女性店員にニッコリされる方がいいに決まっている。オヤジ店主がそのことにやっと気が付いたのか、それとも前回が偶々女性店員が休暇中だったのかは判らない。
先ずビールと餃子を同時注文する。ビール(サッポロ黒ラベル大瓶、700円)は直ぐにやって来るので、ひとりだったら餃子が来たときにビールが無くなっていないよう注意して呑むが、今日は3人もいる。気にせず、グビグビやる。この店にサッポロがよく似合う。間も無く餃子(500円)も到来、お先にいただく。素朴な味が美味い。
やがて3人が揃い、改めて乾杯し、追加で野菜炒め(550円)を頼む。もうちょっと色々頼んでみたいところだったが、この後は所沢へ移動するつもりなのでここで打ち止め。次回はさっきの地元客を見習って、もうちょっと腰を据えて呑み喰いしてみたい。

DSCF9929

DSC02764

DSC_0035

DSC02765

DSC02766

DSC02767

3年ぶりに黒金山へ登ったが、その時と同様、山頂はやっぱりガスに包まれていた。個人的にはこれで3回目の登頂だが、何故かこの山とはそういう巡り合わせというか、相性にある。その後、前回は乾徳山へ向かったが今回は西沢渓谷へ下ることにした。
こちらはほぼ40年ぶりのことで、同じ道を辿ったはずなのだが全く覚えていない。途中、標高1,990m付近で「ミズナラ天然林」という標識があったが、辺りを見回してもミズナラは1本も見当たらず。あるのはコメツガやシラビソなど。かつてはそうだったとして、広葉樹林が針葉樹林に変わるにはそれなりに時間が掛かるはず。いったいこの標識は何年前に立てたものだろう。
森林鉄道の軌道跡に辿り着くと、途端に観光客が目に付く。結局、山中では誰にも会わず仕舞いだった。西沢渓谷はやはり人気スポットだ。西沢渓谷入口BSに着いたら、ちょうどドンピシャのタイミングで予約タクシーがやってきたので、残念ながら茶店でビールを一杯やることも出来ずに、そのまま宏池荘へ直行。途中、タクシーの運転手が「ここが機山ワイン」とプチ観光案内。一度寄ったことがあったが、改めて見ても随分立派な屋敷、豪農だったのだろうか。 
入口で女将さんに400円を支払い、いつものヌルヌルの湯でさっぱり汗を流した後は、この頃は「日の出食堂」で待ち合わせというパターンが定着しつつある。目当てはもちろんビールだが、そのあてには焼き餃子ということになる。
今回は人数も多かったことから餃子だけでなく、肉野菜炒めとモツ煮込みも注文したので、ビールもついドンドン注文。結構呑んで満足したが、店内が暑くてちょっとまいった。

66 宏池荘で汗を流した後はここ。

67 漸くビールにありつく。

68 餃子の友。

69 皆揃って乾杯。

DSC02386

DSC02387

69634433_191517201847388_7009052603170422784_o

69304381_191517228514052_1154067560795209728_n

「山のひだや」に泊まった翌日は、朝からシトシト雨。まだ梅雨なので仕方が無い、昨日、一昨日と降られなかっただけでも全くラッキーだった。もう上高地BTまで1時間の距離なので合羽は不要、スパッツと傘だけでのんびりと歩く。
雨に煙る梓川もなかなか乙だ。このような風光を、高村光太郎や芥川龍之介のように芸術作品へ昇華できない小生は、せいぜい下手くそな写真に撮るぐらいしか能が無い。
ちなみに、高村光太郎は上高地の清水屋に2ヶ月も滞在している(うち約1ヶ月は智恵子と滞在)ので、掛かりも馬鹿にならなかったはず。今の清水屋(上高地ルミエスタホテルは1泊2食付で3万円する)に泊まれば、約200万円も払うのかと下種な思いをしてしまう。尤も、雇われの身では2ヶ月も隠遁生活すること自体不可能。金銭的にも時間的にも(そしてもちろん才能的にも)、凡人には文人墨客の真似は出来ない。閑話休題。
今日は日曜日なので、生憎の天候でも行き交う観光客も多い。ガスが掛かって明神岳は見えないのだが、それでもここは緑は瑞々しく滔々と流れる水はあくまでも清らか、単に歩いているだけでもいい気分に成れるから不思議だ。
明神岳から連なる急峻な尾根を回り込めば、もうそこは上高地。河童橋には大勢の観光客が群がっているが、穂高岳はガスの中。我々は一瞥したらバスターミナルへ向かい、バスチケットと整理券をゲット。丁度待ち時間があるのでビールを一杯呑もうと、つい2ヶ月余前に寄ったばかりの「上高地食堂」にまた入った。今回選んだのは、穂高ビール・アルト(720円)、苦味とキレが程よく、かなり美味かった。

DSCF9213

DSCF9214

DSCF9215

DSCF9223

DSC02063

DSC02064

DSC_1134

DSC02065

塩山駅から電車に乗って、わざわざ藤野駅で途中下車することは普通有り得ないが、今日は菊丸が、「藤野駅の『藤野観光案内所ふじのね』で売っている『藤野ゆずの尊』(600ml、780円税込、以下同様)と『藤野ゆずこしょう』(620円)を買いたいので降りる!」と云い出したので、ならば我々も一緒に付いて行って、そのついでに「風里」に寄るか、となった。
ところが駅を出て行ってみると、『藤野観光案内所ふじのね』はなんと閉まっていた。もう午後5時を過ぎているからしょうがないのか。ありゃりゃーとなったが、もしかして駅前の「ベイスターズマート戸丸屋」にないかと念のため覗いてみると、果たして置いてあったので目出度し目出度し。釣られて小生も「藤野ゆずの尊」を土産に買ってみた(後日、賞味してみたところ、確かに柚子の香りが高いと感じた)。
首尾良くいったので、満足して「風里」入店。いつものように板の間に置かれた座卓に着くと、なにやら隣の部屋には珍しく先客がいるようで賑やかだ。我々の後からも、子供の団体がやってきた。近くの保育園か幼稚園児か。まあ別にここは居酒屋じゃないのでヘンではないが、彼らとテーブルを並べて一杯やるのはやっぱり不思議な感覚ではある。
ともかくも、我々はこの店の定番日本酒、笹一(生酒300ml、590円)でお疲れさん、と乾杯。この頃、笹一を思い出すとこの店を連想する。そのくらい、ここが定番。
合わせて頼んだ料理は、ピリ辛えびせん(360円)に、厚焼き玉子(???円)、さば塩焼き(520円)、ビッグハンバーグ(1,000円)、明太チーズ豆腐(600円)など。ピリ辛えびせん以外は全てここの定番。他にも料理は色々あるのに、何故かつい同じものを頼んでしまうのだ。

DSC01869

DSC01871

DSC01872

DSC01873

DSC01874

DSC01875

DSC01876

DSC01877

DSC01878

宏池荘には残念ながら、風呂上りにビールを呑めるところがないので(銭湯らしく牛乳などの自動販売機はあるけれど)、風呂上りの待ち合わせ場所を「日の出食堂」にしようと、皆へ周知してから風呂場に分かれる。
それを聞いていた宏池荘の女将さんは「あそこは美味しいわよね~、うちもよく出前を頼みますよ」と仰る。旅館もやっている宏池荘だったら賄いメシだってお手のものかと思っていたが、必ずしもそうではないらしい。
何れにしても汗を流してさっぱりしたら、旅館の女将のお墨付きまで貰っている「日の出食堂」へぶらぶらと移動。途中に小料理屋とか食堂がちらほらあるが、この時間(午後3時過ぎ)に開いているのはやっぱり「日の出食堂」だけだ。
派手な「ラーメン」の文字を染め抜いた暖簾を潜ると、馴染みらしき先客がお一人だけ。奥の小上がりには娘が孫を連れてきているように見受けられ、おじいちゃん店主も遊び相手になっていたようだった。折角の団欒に水を差すようで申し訳なかったが、丁重にビール(大瓶650円税込、以下同様)と餃子(350円)2枚を注文した。
餃子が来ないうちにビールを呑み干すのは癪なので、最初のひと口はグビっとやったものの、そのあとはちびちびやりながら、餃子のタレを準備して待つ。やがて餃子がやってきて、さっそく齧り付く。この店ならではの味だ。
そのうち女子連もやってきて、皆で餃子を突っつく。でもそれだけじゃちょっと物足りないので、野菜炒め(500円)を追加注文。その間、このあとどうしようかと相談、特段の要望がなければ立川で途中下車だが、菊丸はひとり、藤野に寄って買い物をすると云う。じゃあ皆揃って藤野で下りて、「風里」にでも行くか、となった。

DSC_1054

DSC_1055

DSC_1056

DSC01866

DSC01867

観光列車「柳都shu*kura」を堪能しているうちにもう新潟、13時06分到着。3時間も乗っていた気がしない。車窓から眺める景色やおしゃべりだけでも楽しめるが、音楽があると更にレベルが上がるとは知らなかった。
こうなったらこの次は、同じく生演奏付きの西武の「52席の至福」(ブランチコースでもひとり20,000円、ディナーコースだと30,000円もするので、ちょっと二の足を踏むが)を是非狙ってみたい。
余韻が醒めないまま新潟駅を出て、上りの新幹線まで何処か時間を潰す場所を探す。うっかり万代口に出てしまったが、こちらには店が少ないことに気が付く。万代橋を渡れば色々あるはずだが、そこまでの時間は無い。南口だったら駅ナカに「ぽんしゅ館」もあったはず。ちょっと「柳都shu*kura」に浮かれていたようだ。
それでも駅構内に何処か無いかと探して、なんとか見つかったのは「ちゃぶぜん」という定食屋。少なくともビールぐらいは呑めそうなので入ってみた。もう午後1時を過ぎているせいか店内に客は疎ら。どこでも好きな席にどうぞ、となる。
「大戸屋」とか「やよい軒」のようなものかと思ったが、メニューを見る限りそれなりに一品料理もあるし、新潟の有名どころの日本酒はいくつか置いてある。これならば、独り呑みでも何とかなりそうである。
とりあえず生ビール(530円税込、以下同様)を注文。腹はそれなりに膨らんでいるが、それでも何かつまもうかと、甘えび刺身(500円)と栃尾油揚げ(400円)を頼んだ。
ビールを呑んでいる客は我々だけだが、居心地が悪いわけではない。小洒落た店には入れなかったが、ターミナル駅新潟の定食屋は、旅の途中の風情は感じられる。「柳都shu*kura」の余韻を忘れないという点では、この店は良かったかも知れない。

DSC_0910

DSC_0911

DSC_0912

DSC_0913

今回は八丁山を経由して鷹ノ巣山に登る山行を計画していたが、天気予報で雨が確実となった時点で、月夜見山へ変更した。月夜見山そのものが雨に相応しい山とは云えないかも知れないが、雨が気にならない山であることは確かだ(山行記録はこちら)。
それにしても歩き始めから本降りで、月夜見山を過ぎてからは叩き付けるような雨。でも風は全く無いので、歩行には支障はない。小河内峠から下るつもりだったが、皆さん惣岳山経由で下る方が安心と云うので、想定以上に長丁場となった。しかし雨の山行に慣れているせいか(雨で中止したことは無い)、憂鬱になることはなく、寧ろ楽しくなってくるから不思議だ。
ソーヤノ丸デッコの登りでは、足元が滑って歩き難かった一方で、惣岳山からの下りは意外に滑るようなところは無く、あっという間に小河内ダムに到着。雨はやや小止みになったものの、さすがに観光客は少ない。
バスの時間まで(上手い具合に)少々あるので、目の前の「水と緑のふれあい館」に入る。もちろん館内展示を見学するわけではなく、我々の目当ては2階にあるパノラマレストラン「かたくりの花」である。ここはいつのまにか5年ぶり(前回はこちら)。
店内は100人ぐらい入れそうなほど広いが、入ってみると先客はスマホに集中している中国人グループ(家族?)1組だけで、女性店員が超暇そうにしていた。ここは小河内ダム周辺では唯一の飲食店なので貴重なはずだが、皆さん知らないのか、それほど今日は観光客が少ないのか判らない。
我々はずぶ濡れ状態でかつ、靴は泥だらけ。ちょっと憚ったものの貴重な客のはずなので、遠慮せずその場で合羽を脱いで荷物整理したら、さっそく券売機で生ビール(500円)を購入、全員が揃うまで待てずに乾杯。ついでに鶏の唐揚げ(400円)も購入。これが意外に(失礼!)美味い。山から下りて汗も引かないうちに、呑んで喰うのはやっぱり最高だ。また寄らせてもらおう。

44 貯水量はまだだいぶ少ない。

45 あの辺りを歩いてきたはず。

46 奥多摩湖畔にある「水と緑のふれあい館」に到着。

47 2階のレストラン「カタクリの花」でお疲れさん。

DSC_0853


「小梨の湯」でさっぱりして「小梨平食堂」でまったりしたあと。いい調子になったまま、上高地へふらふらと戻る。こんなパッとしない天気でも、観光客や登山者がどしどしやってくる。外国人観光客も多い。特に欧米系の家族連れが目立つ感じ。風光明媚な上高地の径で彼らと出会うと、あれっ、ここは日本だったっけ?などと一瞬、錯覚する。
河童橋からは、穂高の中腹から上はあいにくガスの中。しかし一昨日、見られたので、もう残念とは思わない。初日と同様に、上高地バスターミナルにも多くの観光客が彷徨いている。ここで新島々行きバスチケットを買うのだが、でもその前に、今日、急遽東京へ帰ることになり、ついさっき別れたばかりの帰京二人組を再度キャッチしなくてはならない。
実はのりちゃんが某氏(あえて名前は伏す)から手渡された帰りの切符が、なんと3日前に乗った(当然、もう使えない)「特急しなの」の指定券だったことが発覚。某氏の迂闊ぶりに不謹慎ながら思わず笑ってしまうが、でも首尾よく「上高地食堂」で掴まえられたので、めでたしめでたし。
「上高地食堂」もそこそこ客が入っていたが、問題なく入店。さっき「小梨平食堂」では(先行帰京組をキャッチするために)殆ど何も喰わなかったし、バス発車時間まで小1時間あるのでちょっと腹ごしらえ。でもその前に、松本ブリュワリーのクラフトビール(600円税込、以下同様)で祝杯。この頃、様々なクラフトビールを呑む機会がめっきり増えてきた。
つまみには、鶏つくね(500円)、ソーセージ盛り合わせ(900円)、ざるそば(830円)、ベーコンほうれん草パスタ(950円)を喰った。みな、ごく普通の味だと思うが、涸沢まで往復して来た充実感が幸せのハードルを低くしたせいか、満足度は高かった。

DSC01231

DSC01232

DSC01224

DSC01225

DSC01230

DSC01226

DSC01227

DSC01228

DSC01229

徳澤園で生ビールの看板を見てもぐっと我慢し、山菜うどんを喰ってから上高地へと歩みを進める。目指すは「小梨の湯」、あと2時間の辛抱。雨は小降りながら降ったり止んだりの状態。道に雪は殆ど無く、水溜りや泥濘んだ場所が時々現れる状況。
その中をちらほら観光客も我々とすれ違うが、スパッツ(何故か昨今はゲイターという云い方が主流になりつつある)等を着けたような気の利いた姿は少なく、綺麗なズボンに泥撥ねを上げている者が目立つ。明神を過ぎると観光客はさらに増える。最早ここは下界。
明神岳から延びる尾根の南端を廻り込めば、もう其処が小梨平。小梨平キャンプ場はテント場だけでなく、キャビンやバーベキュー場、食堂、売店、土産物屋、立ち寄り湯まで揃った一大レジャーランドだ。キャビンには、寝具や食器はもちろん備え付けがあるし(貸しテントの場合でもシュラフの貸し出しあり)、売店で食材や調味料まで手に入れられるので、それこそ身一つで泊まれることが出来る。空きさえあれば、突然思いついても宿泊、食事が可能という、まことに使い勝手が良いキャンプ場、曲りなりにも山の中であることをまったく感じさせない。
我々は、キャンプ場の受付で600円を支払ってから立ち寄り湯「小梨の湯」に入る。先客は数名程度で、とっても広々している。風呂から上がったら、丁度、女子連が到着。ひと足先に「小梨平食堂」に行っていると告げる。
店内は、それなりに広いが、丁度12時を過ぎたところなので、既に半分以上のテーブルは埋まっている。ここは券売機で食券を買う仕組み。さっそく生ビールをゲットしたら、ひとりでグビっとやっていい気持ちに浸る。今日は天気に恵まれなかったが、雪の涸沢の余韻を存分に楽しんだ。

DSCF8199

IMG_0372

IMG_0374

DSC_0066

IMG_0375

青根の鶴屋旅館でひと風呂浴びてビールで喉を潤したら、タクシーで藤野駅まで移動する(約20分、料金4,150円)。1年前に黍柄山に登り、「いやしの湯」に入湯した時と同様に、今日も駅前の「風里」で打ち上げ。道志方面や丹沢・神ノ川流域の山から帰った場合には、まさに藤野が玄関口。「風里」の存在はとても貴重である。
山行が順調だったせいで、まだ午後3時半過ぎだ。いつもの暖簾を潜ると、左手カウンター席には誰かしら地元の方々がいい調子になっているのだが、今日は誰もいない。勝手知ったる店なので、店の人に何も云われないのに靴箱に登山靴を入れ、廊下を経て板の間に上がり込む。ここも先客なし。
寒の戻りでこのところ雪が降ったりしたせいか、ゴルフ帰りの客足もいまいちなのか。何れにせよ、我々にとっては好都合。一番奥の座卓に陣取る。
とりあえず、やっぱりビールを注文。そしてビールのお供には、どうしても外せない手作り餃子(380円)と、ポムポムズ(300円)を注文した。何故かポムポムズは、この店でしか喰ったことがないので(というかお目にかかることも無いので)、つい気になって頼んでしまうのだ。その後はいつものように日本酒に移行。やっぱり地酒、笹一(生酒300ml、590円)にしよう。
そうなれば、つまみは手作り牛すじ(400円)、ビッグハンバーグ(1,000円)、タコ唐揚げ(400円)、厚焼き玉子(???円)を注文。ビッグハンバーグと厚焼き玉子は毎回頼んでいる感じ。Woodyさん用にはソース焼きそば(???円)も注文。
毎回同じパターンになるものの美味いし、何度食べても飽きないし、値段もリーズナブル、さらにこの店は落ち着けるのでワンパターンはちっとも気にならない。それでもまだ食べたことが無い料理がたっぷりあるので、この次はちょっとだけ冒険してみたいと思う。

DSC00627

DSC00628

DSC00629

DSC00630

DSC00631

DSC00632

DSC00633

DSC00634

DSC00635

伊勢佐木町の「利世館」で、思いもかけぬ温泉で温まったあとのこと。「利世館」ではさすがにビールは呑めないので、予め集合場所としてWoodyさんが設定していた「やよい軒」へ向かう。この頃、「定食屋」に入る機会は全く無いので(酒を呑みに定食屋に入ることは基本、無いので)、「やよい軒」なる店の存在は今回初めて知ることとなった。
入ってみると、半分ぐらいのテーブル席は埋まっている感じ。カウンター席にもそれなりに客が居る。割とひとり客が多い。たぶん20年ぐらい前に、一度だけ利用したことがある「大戸屋」と同じ感じ(確か、東池袋にあったはずだ)。
「やよい軒」でググってみれば、国内379店舗、海外149店舗と、既に「大戸屋」を上回る規模、こんなに大きなフランチャイズチェーンが、小生が気が付かないうちに出来ていることに少々驚く。定食屋は最早、小生が住む世界と別の次元の話になっていたということだ。
見渡しても5人が座れるテーブルは見当たらない、とりあえず4人掛けと2人掛けのテーブルが並んだところを確保したところで、生ビール(プレミアム・モルツ390円税込、以下同様)を注文しようとすると、先ず、食券を買って下さい、と店員から説明を受ける。なるほど、定食屋はそういうところか。
気を取り直して、ビールの食券をゲット。つまみはどんなのがあるのかとメニューを見ると、さすがに一品料理あるいは酒の肴ではなく、定食のサイドメニューという位置付け。皆がそろったところで頼んだのは、冷奴(100円)と野菜サラダ(90円)と玉子焼き(180円)。見た目もサイドメニュー感がいっぱい。やっぱり小生が活動する世界とは違うなと感じた。

DSC00545

DSC00546

DSC00547

DSC00548

DSC_0162

DSC00550

DSC00551

DSC00552

山から下りて「秋山温泉」で温まり、湯上りビールを呑んでまったりしたあとは、タクシーを呼んで上野原駅まで戻る。まだ時間が早いので、久しぶりに駅前の「一福食堂」に立ち寄ることにした。
ほぼ二年ぶりの「一福食堂」(前回はこちら)。その間、新駅舎が出来、バス乗り場が狭い北口から、広い南口へ変わった。何かと広い方が使い勝手が良いが、あの芸術的なまでに見事なバスの発着運転技術が見られなくなったのは、なんだかとても残念だ。
手回しがいいなおちゃんが「一福食堂」に予約を入れてくれたので、我々の席は二階の一室が確保されていた。客は一階にはもちろん、二階の隣の部屋にも団体が入っていたので、予約なしに入れたかどうか怪しい。バス停の位置が変わって客足が遠退く懸念もあったかも知れないが、変わらぬ繁盛ぶりで全く心配無用のようである。
腰を落ち着けたら、さっそく生ビール(一部の方はノンアルビール又はハイボール)でまた乾杯。今日も五名いるので、いつもの料理を全部注文しようと、「もつ煮」、「焼き餃子」、「肉野菜炒め」、「牡蠣のカレー焼きめし」、「牡蠣のペペロン焼きそば」、「川えび唐揚げ」をいただく。
毎度思うけど、この店は呑み気よりも喰い気が勝る(日本酒だったら「笹一」、ワインだったら「シャトー・ルミエール」を呑めるにしても、だ)。ここの「もつ煮」はかなり美味い。そんじょそこらの居酒屋は、尻尾を巻いてしまいそうである。
「焼き餃子」だって、普通の中華料理店やラーメン屋で出て来る水準を超えているのは間違いない。この二つだけでもこの店のポイントは充分高いが、この店にしかない「牡蠣のカレー焼きめし」と「牡蠣のペペロン焼きそば」がまたまた美味い。しかし、これだけ頼めるのは五人も揃っていたから。次回もしっかりメンバーを揃えてからやって来たい。

一福食堂前にて

DSC09858

DSC09859

DSC09860

DSC09861

DSC09862

DSC09863

DSC09864

DSC09865

DSC09866

DSC09868

今回、一時帰国するに当たってどうしても寄ってみたいところのひとつが、多摩川の河川敷にある「たぬきや」だった。

なにが良いか、って?

写真を見れば、言葉は不要。きっと判っていただけると思う。

DSC_0027

DSC09245

DSC09246

DSCPDC_0001_BURST20180908153308894_COVER

DSC09247

DSC09248

DSC09249

DSC09250

DSC09251

DSC09252

DSC09253

DSC09254

DSC09255

DSC09256

DSC09257

DSC09259

DSC09260

DSC09261

DSC09262

DSC09263

DSC09264

DSC09265

DSC09266

DSC09267

DSC09268

DSC09269

DSC09270

DSC09271

DSC09273

西丹沢ビジターセンターBSから、臨時バスで山北駅BSまで移動。バス停で待つ登山客の動向を見て判断した結果なのだろうが、有り難いサービスだと思う。誰がどの時点で何処を観察した結果なのかは、少々興味深い。富士急湘南バスだけに限らず、西東京バスや京王バスでも似たような対応をしてくれる。
ミツマタの頃は別にして、大方の客は始点の西丹沢ビジターセンターBSか、「ぶなの湯」がある中川BSから乗るはずだ。大パーティのハイキングツアー客が前触れ無しに、他のバス停から乗るとなると問題が発生するが、そんな予測は無理。
従って、その2ヶ所を監視すればことは足りるだろうし、中川BS始発の臨時バスが出ることもあるから、西丹沢ビジターセンターBS始発のバスは、西丹沢ビジターセンターBSで待っている登山客が丁度乗れるだけ手配すればいいはずだ。しかし、登山者の行列を見てから、松田にある車庫(落とした財布を取りに行ったことがあるので、場所はよーく知っている)からバスを回したのではタイミングを逸する。どこでバスを待機させたらいいかがノウハウなのだろうと想像する。
ともあれ、予定より早く山北駅BSに到着。所用でひと足先に帰らなくてはならないひろちゃんを見送ったら、「ポッポ駅前屋」にまっしぐら。これでたぶん11回目の入店、だけどまだ常連にはなれていない。前回はミツマタ鑑賞の帰りだった。
小上がりのテーブルを陣取るが、今日は他のテーブルはいっぱいだ。益々繁盛しているようである。生ビールで乾杯したあとは、アジフライ(???円)、足利牛ごぼうメンチカツ(600円)、かつおたたき(???円)、セロリ(???円)、栃尾油揚げ(???円)、野菜天三点盛(1,200円)を注文。この頃、一品料理は増えたような気がする。これも呑んべえ客が増えたおかげか。
腹一杯になって勘定を済ませて外に出る。いつものように入口で記念撮影をしようとすると、なかからお姐さん店員が現れ、「撮りますよ!」と気さくに声をかけてもらった。

50 ポッポ駅前屋に到着。

DSC08277

DSC08278

DSC08279

DSC08280

DSC08281

DSC08282

DSC08283

DSC08284

DSC08285

DSC08286

上信電鉄高崎駅には16時12分着。下仁田で打ち上げするとなると、その日のうちに帰るのが怪しくなりそうなので、やっぱり先ずは高崎へ出るしかない。高崎はそれなりに大きな都市なので(群馬県最大で、人口約37万人)、食事処、呑み処も多いはずだが、駅の近くでしかも早い時間帯から開いている、気の利いた店が少ないような気がしている。それに、できたら地元の特色を生かした店に入りたい。そんななかで、目に付いたのが「群馬の台所」だった。ここは、「おぎのや」が経営する食堂。「おぎのや」と云えば、信越本線横川駅の駅弁「峠の釜めし」でつとに有名。
かつて高崎と新潟を結んでいた信越本線は、今や高崎~横川間、篠ノ井~長野間、直江津~新潟間の3つに、文字通り寸断された状態で、もはや「本線」と呼んでいいのか怪しい状況。このうち、群馬県内の高崎~横川間は、完全に盲腸化したローカル線そのものであり、横川駅はそのローカル線の終着駅になってしまったのだが、どっこい「おぎのや」はしぶとく生き抜いていた。
「群馬の台所」は駅構内にあって、我々の様な通りすがりの者にはとても便利な場所にある。さっそく6人で入店。今回、グラスで呑んだ酒は、赤城山(650円税込、以下同様)、水芭蕉(650円)、大盃・特別純米玉苗(760円)、大盃・榛名山本醸造(650円)、巌・純米原酒(650円)と、5種類を賞味。もちろん何れも群馬の酒。
料理は上州ねぎチャーシュー(537円)、座布団お揚げ上州ねぎ盛り(537円)、もち豚のやわらか角煮(645円)、下仁田こんにゃくステーキ(429円)、赤城鶏の石焼き山賊風(1,077円)、酒盗和えポテトサラダ(537円)と、地域色もあって嬉しい。最後は蕎麦でなく、上州名物ざるうどん(753円)を3枚。締めて11,902円と、一人あたま2,000円にもならなかった。こんなに使い勝手がいい店も珍しい。また西上州へやってきたときには是非寄らせてもらおう。

DSC08223

DSC08224

DSC08225

DSC08226

DSC08227

DSC08228

DSC08229

DSC08230

DSC08231

DSC08232

今年のゴールデンウィークは吾妻連峰をチョイス。冬の降雪量はそれなりに多かったようだが、雪解けが早いと聞いていたので少々気を揉んだ。結果的には、まあまあ残っていてくれた。
初日は吾妻小舎に荷物をデポした後、水とおにぎりを持って東吾妻山に登った(山の記録はこちら)。ぬーぼーとした山容なのでちょろいと思っていたが、登りは問題なかったものの、下りで踏み跡が見つからずに(というか踏み跡がいっぱいあって)少々戸惑った。踏み跡が行き詰ると、手強いシャクナゲの藪が行く手を阻むのだ。迷路から解放されると、途端に視野が開ける。雪原の向こうには吾妻小富士が見える。地熱のせいか、木が無いせいか、全く雪は付いていない。
今日も天気が良いので、雪原の上は風でも吹かないとフライパンの上のように暑い。暑いと喉が渇く。喉が渇くと条件反射的にビールを連想する。吾妻小舎に戻ってビールを呑むことでも構わないが、多少なりとも早く呑みたい。「浄土平レストハウス」の方へ行ってみることにした。
ここにレストランがあることは事前にリサーチ済みである。レストランならばビールぐらいあるだろうと読んでいた。着いてみると、建物は随分と立派である。どんな豪雪や嵐が吹いてもへっちゃらそうである。レストランは2階のようなので、階段を上がる。
入口には、「サペレ吾妻」と書いてある。「サペレ」とはいったいどういう意味なのかググってみると、 "sapere" はラテン語で「味わう」という意味らしい。それだと確かに納得できるが、随分ハイカラな名前にしたものだ。下々の者にも判り易い呼び名にしてもらいたい、と感じるのは小生だけだろうか。ともあれ、ビールだ。
ここは、食券を買う仕組み。生ビールは無いのでビール中瓶(500円)を購入。何かつまみになるようなものは無いかと探したが、有るのは炭水化物系とスイーツだけ。仕方がない。移動手段はマイカーではなく、山から下りたらビールを呑みたい、ついでにつまみも欲しい我々はマイノリティなのかと、ここでも感じるのだった。

DSC08047

DSC08049

DSC08050

DSC08051

DSC08055

DSC08054

DSC08052

DSC08053

DSC08056

DSC08057

DSC08058

DSC08059

↑このページのトップヘ