山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

青梅線沿線

予想よりも早く山から下りることができたので、「日原鍾乳洞売店」でのんびりしても、予定のバスまでまだ随分間がある。東日原BSにビールさえあれば時間はいくらでも潰せるが、何も無しにはとても我慢できない(バス停脇にビールの自動販売機を置けば、もっと云えば呑み屋の屋台でも置けば、売れるのは間違いないと思うのだが、西東京バスは商売っ気が無くていけない)。そこで、往路に八丁橋まで頼んだタクシー(リーガルキャブ)を、東日原からまた呼ぶことにした。朝は何故か無口だったドライバーは、帰りはいつもの饒舌さが戻っていた。
タクシーでそのまま「玉翠荘」に乗り付ける。いつもは駅から歩いてくるので、ちょっとリッチな気分。いつもの通り、フロントでご主人に750円を支払ったらリュックサックは通路に置いて、着替えだけ持って地下1階へ。
今日は良く歩いたが、それほど膝に負荷は掛かっていない感じ。大雑把に云えば天祖山まで登り3時間、細かなアップダウンが2時間半、善知鳥ノ頭から下り1時間半というところだったので、下りが短かった分、割と楽だったのかも知れない。タワ尾根は天祖山と同様、尾根の末端は急峻だが、それ以外は穏やかな尾根である。今回はすっかり夏の緑に覆われていたが、これもまた一興だった。
このところ続けざまに「玉翠荘」に来ているのは結局、ここが一番使い勝手が良いからだ。他の風呂は、駅から遠かったり、日帰り入浴時間が15時で終わりだったり、芋を洗う如く混んでいたり、高かったりするので、最大公約数的には「玉翠荘」に落ち着くことになる。
さっぱりしたら1階のロビーまで戻る。ビールあります、の貼紙が目に入る。そうしようかと、今日は久しぶりに、「玉翠荘」でビールを呑むことにした。ご主人が、たいしたものではありませんが、と云いつつつまみを持って来てくれた。偶にはここでゆっくりするのも悪くない。プラス300円を支払えば、川を見下ろせる座敷でゆっくり出来るのだ。そう云えば、昔はその座敷へタダで入れたなと思い出した。

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今回は、天祖山から長沢背稜を経て、タワ尾根を下るロングコースにトライ(山の記録はこちら)。このコースでは天祖山が標高1,723mで一番高いが、かたや日原川を隔てて隣の鷹ノ巣山(1,737m)が似たような標高で常にハイカーで賑わっているのに較べると、寂しいくらいに人影が薄い。やはり山頂の眺望が無いせいか。でもそのお蔭で、今でも静かなる山である。
天祖山に登るのは、我々の山の会では初めてだと思うし、個人的にも恐らく高校時代以来のはず。その頃は、天祖山から長沢背稜までの間は、篠竹に覆われていて踏み跡らしい踏み跡は無く、奇特な者だけの世界。まともにテントを張る場所も無く、無理やり篠竹を押し倒して張った記憶がある。そんなところでも寝ることが出来たのは、高校生の逞しさか。篠竹が密生したタワ尾根に至ってはまったく人跡未到の世界で、そもそも近寄ることもしなかった。そんな世界が都内にもあった。
今回行ってみると、あれほど篠竹が生い茂っていた梯子坂ノクビレは、きれいさっぱり。極めて見通しが良い。篠竹の痕跡すら見当たらない。天祖山の登山口から長沢背稜までシームレス、まったく違和感が無い。
長沢背稜からの善知鳥ノ頭の登りは、意外に鋸状で手応えが感じられた。単独行だとルートファインディングが難しいかも知れない。その後のタワ尾根の下りは、左の枝尾根に迷い込みそうなところが2ヶ所あるが、其々トラロープが張られていて、大衆化が進んでいるように感じた。
八丁橋から一石山神社まで、休憩を入れてほぼ7時間でトレース完了。我々にとって上々吉と云えそうだ。すぐ目の前の日原鍾乳洞売店に雪崩れ込む。ここは2年半ぶり(前回はこちら)。辿り着いた時点では身体が火照っていて、汗が止まらない状態だったが、顔を洗ってキンキンに冷えたビールを呷ればさっぱりすっきり。今日もビールがたまらなく美味かった。

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奥多摩駅前の「天益」でいい気持ちになったあとは、今日も先週に引き続き「快速・青梅奥多摩新緑号」に乗ることになっている。なにしろ2週間のうち土日だけ、あわせて4往復しか走らないのだ。例年だったらこの時期、上州や野州の山にシロヤシオを愛でに行く計画を入れるのだが、今回はそんな場合ではない、すべて後回しにして奥多摩の山を計画したのだった。
「天益」の女将も心配していたが、今日は「おくたマルシェ」も開催しているし、指定席券(1車両のみ、520円)を持っていないヒトは、早めに駅へ行って並ぶ必要があるのでは?と。今回は指定席を4人分確保していたのだが、我々は全員で7名。できれば纏まって座りたいので、自由席が気になる。そこで、女将さんの助言に従い、少々早めに駅へ向かうことにした。
ホームまで階段を上がると、先週と同様、すでにE257系は入線済みで、ドアも開いていた。南無三、窓から車内を覗けば、まだ客は殆ど居ない。よかったよかったと、通路を挟んで両側の向かい合わせシートを7席分、問題なく確保できた。との~が気を利かせてくださり、缶ビールを買ってきてくれた。
発射時刻になっても、結局乗客は殆ど増えない。発射時刻が17時38分と、山から下りてそのまま乗るにはやや遅いので客が残っていないのかも知れないが、それはそれ、このゆとりを楽しもう。
途中の御嶽駅、青梅駅からもちっとも乗ってこない。立川方面に向かうらしい客がホームに居るのにもかかわらず、である。ずうずうしそうなおばさんの団体もしかり。見掛けが特急車両だから、特急料金が必要だと条件反射してしまう乗客が多いのかも知れない。
これじゃあはっきり云ってこの増発列車は企画倒れで、企画した若手社員(勝手な想像)は、評価されないのでは、と心配になった。評価されなかったかどうかは、来年の増発列車のお知らせを見れば判る。評価されたのであれば、秋の増発列車のお知らせで「快速・青梅奥多摩紅葉号」が発表されるはずだ。

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「おくたマルシェ」で「ビヤ・カフェ・バテレ」のクラフトビールをグビっとやったあとは、風呂あがり後の待ち合わせ場所の「天益」へ移動。ところが予約した時間より少し早かったので、先客はまだ居て入れず。そのため暫し、駅前広場で「おくたマルシェ」の後片付けをぼんやり眺めながら待つ。見上げれば、奥多摩駅舎の右上に屏風岩が望める。あそこへ通ったのは、もう30年近く前になるか。光陰、矢の如し。
やがて何気なく振り向くと、先客が帰ったのか女将さんが店の中から手招き。では参ろう。約2年半ぶりに「天益」へやってきた(タワ尾根から下りてきて入った前回はこちら)。前回と同様、なおちゃんが予約を入れた時点で、残念ながら今日も鹿肉は切らしているとのこと。需要と供給のバランスがズレてしまっているのは相変わらずの様子。
とはいえ、先ずは生ビール(500円)だし、ビールには「天益」の餃子(400円)だ。今日もカウンター席に着くや否や、女将さんは「何枚焼きますか?」と聞いてくるので、すかさず「人数分お願いします」と答える。そうこうしているうちに全員が着席。
我々だけで、カウンター席を完全占拠してしまった(奥の座敷には別の団体が入っている)ため、山から下りたハイカーが次々とやってくるが、その都度女将さんが「ごめんね~」と謝っている。それでも常連客なのか、店のすぐ脇(通常は、リュックサック置き場)に座り込んで、ビールと餃子を注文する猛者もいる。
我々は、餃子の後は冷奴(300円)にキャベツのごま油和え(300円)、いかげそ揚げ(???円)も注文。そうなるとビールだけでは足りないので、日本酒(澤乃井の大徳利(650円))もいただく。そうこうしているうちに、目の前の大鍋から、いかにも美味そうな鶏だいこん煮が出現。奥の座敷用に特別に作っていたようだが、目にしてしまうと喰いたくなるのが人情。「こっちにもちょうだい」と声が掛かったのは云うまでもない。

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「玉翠荘」で奥多摩・鶴の湯に浸かってさっぱりした後、ほぼ同時にロビーに戻ってきたなおちゃん等と共に、次の目当ての「天益」に向かうことになっているのだが、道々、さっき奥多摩駅前の広場でチラ見した「おくたマルシェ」がまだやっていれば、ちょっと寄り道してみたいと思っていた。
「おくたマルシェ」は、昨年の秋に始まったイベントで今回が2回目のようである。行ってみると、果たしてもう後片付けが始まっている状況。むむ、遅かったか~。しかしよく見れば、「ビヤ・カフェ・バテレ」の出店があってまだ営業中、こちらはさいわい片付けがまだ始まっていなかった。やったーと思い、さっそく個人的に風呂上りビールはここにしようと、ライトゴールデン(500円)を注文。
目の前の簡易テーブルに付いて、グビっとやる。とても呑みやすいタイプ、甘い香りも程よい。この広場でビールを呑む機会があるとは思っていなかった。なんとなく得した気分だ。周りを見渡すと後片付けが進んで、ちょっとさびしくなりつつあるが、他に目を向ければ木製カヌーが展示してあったり、鏝絵の実演もやっていたりと、なんとか「マルシェ」の雰囲気に浸ることができる。他の皆も三々五々、風呂から上がってやってきた。
風呂の前にちょびっとだけ、ゴスペルを聴くことが出来たが、出来れば来年の「マルシェ」は、我々のような者が山から下りてひと風呂浴びた後でも楽しめるよう、もうちょっと長い時間やって欲しいものである。

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今回は、奥多摩の北の外れ、都県境尾根上にある三ツドッケを、秩父側からアタックする山行。登路に使ったシャクナン尾根は、山頂の手前に二つの顕著な突起(細かく云えばもう二つあるが、そのうち一番手前にあるピークは林道で巻いてしまうし、もう一つは登りはそれなりだが、下りは殆ど無い)があり、これを越えるのがこのルートの醍醐味。
実際に登ってみると、アップダウンの激しさとシロヤシオの群生は、奥多摩ではなかなか経験ができないと思うので、極めて充実度は高い。シロヤシオは、それ程期待していたわけではないので望外だった。あとは横篶尾根を下るだけ。毎度のことながら、バリエーションのあと一般道を歩くのは大変楽ちんに感じる。(山の記録はこちら)
奥多摩駅まで戻ってきたら、何やら駅前広場は賑わっている。人だかりの奥から何故か、ゴスペルの合唱が聞こえてくる。たまたま今日は、「おくたマルシェ」というイベントをやっているのだった。奥多摩駅界隈もだいぶ垢抜けた街になってきたようだ。
「おくたマルシェ」には時間があれば後に寄るとして、とりあえずは汗を流したい。ということで、先週に引き続き再び「玉翠荘」へ向かう。でもその前に、風呂から出たら何処へ行こうかと相談。先週は「バテレ」だったので、今日は「天益」でビールと餃子にしようかということで決まり。さっそくなおちゃんに予約を入れてもらった。
フロントで、今週もまた来ましたとご主人にご挨拶して、750円を支払う。今日はいつも通り、男性風呂は地下1階だが、結構混んでいるようで入口で少々待たされる。出てきたのは若者の集団、きっとキャンプ場にやってきたのだろう。「もえぎの湯」が混雑しているのでこちらに流れてきたのだろうか。入れ替わりにさっと入ってさっと出る。さて、ビールが待っているところへ向かおう。

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この頃、季節毎のJR増発列車(臨時列車)の発表が気になる。きっかけは山梨の桃源郷を往復するお座敷列車「お座敷桃源郷パノラマ号」の案内で、偶々目にして直ぐさま予約を入れたのだった。例えば、春の増発列車の場合には1月下旬頃、夏の増発列車であれば5月下旬頃、各々JR東日本から発表される。
よく利用する「ホリデー快速ビューやまなし号」や「ホリデー快速富士山号」等であっても、いつから運行を開始するかは、山行プランを立てる上で気になるところ。この頃は、JRの発表に合わせてプランを考えることが多くなってきた。
今回、1月19日にJR東日本八王子支社が発表した「春の増発列車のお知らせ」を見て驚いた。いつもの「ホリデー快速おくたま・あきがわ号」ではなく、2週分の土日限定で「青梅 奥多摩 新緑号」なる快速を走らせるとのこと。それが、通勤電車でロングシートのE233系だったらまったく食指は動かないが、E257系500番台だと。つまり特急かいじと同系車両なのだ(500番台は房総特急仕様)。
常日頃、事ある毎に云っているが(JRの企画係は無視し続けていたが)、小生は非日常を体感するために山に登っているのであり、往路の電車はその余韻に浸ったまま帰りたい。従って、日常をどっぷり体現する通勤電車(E233系)なんて、まったく興醒めなのだ。E257系こそ、復路に相応しい。しかも、これは快速電車なので特急券は不要となれば、乗らない理由なんて無い。
待ちに待った出来事、事件と云っていい。これを見過ごすと一生後悔する。ということで、忽ちこれに相応しい山行プランを捻り出し、今日を迎えた次第だった。奥多摩駅前の「寿々㐂家」を出たあと、嬉々として駅に向かう。ホームへ駈け上がれば、既にE257系が停まっていた。
さっそく乗り込んでみると、客は誰もいない。発車しても状況は変わらず。途中、御嶽駅や青梅駅からも、ほとんど乗ってこない。事前情報を得ていない者は、快速電車とは思わず、余計な料金を払うのが嫌だと勘違いしているのだろうか。只でさえ価値ある臨時列車が、超レアな列車となってしまったようだ。この列車を企画したJR担当者は、とてもエライと思うが、こんな状況を想定していただろうか。

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「バテレ」を出たあと、いつもだったらそのまま駅に向かい、ホリデー快速にでも乗って立川へ繰り出すところだが、今日は帰りの電車を「予約」しているため、まだ時間がある。でも、もうビールはいい感じ。ということで、もう一軒、ハシゴすることになった(家で愛犬が待つのんちゃん達とはここでお別れ)。奥多摩駅前でハシゴするなんて、今まであっただろうか。
先ずは、柳小路を南に向かい、これまで入ったことが無かった「おく」という蕎麦屋を覗いてみたが、残念ながら入れず。さらばと次に向かったのは、表通りにある「寿々㐂家」という、これも蕎麦屋だが、こちらの方は老舗。かつて奥多摩駅前と云えば、今は無き食堂「丸花」(と云っても、建物自体はまだ残っている)か、ここ「寿々㐂家」ぐらいしか店がなかった。
暖簾を潜ると、先客は二組だけ。こんな時間帯(午後五時前)だからなのだろう、もっと早い時間だったら混んでいて入れないこともあるはず。個人的には、ここに入るのは少なくても20年ぶりぐらいだろうと思う。腹を空かせた20から30代の頃は、時々寄らせてもらっていた。昨今、喰い気よりも呑み気になったせいか、とんと足が遠のいていた。
偶々、長テーブルが塞がっていたが、先客が気をまわして下さって空けてもらい、運よくまとまって着席。もうビールの気分ではないので、澤乃井冷酒(300ml瓶900円税込、以下同様)をもらう。つまみはギョーザ(450円)、もつ煮込み(450円)、肉じゃが(450円)を注文した。もつ煮込みも肉じゃがも、よく味が染みている。ギョーザは普通に美味い。ここにはやまめスモークがあったはずだが、メニューに見当たらない、季節じゃないのか。
腹が減ったWoodyさんは蕎麦を所望。我々残りも同調してもりそばを注文。この頃、つるつるしこしこの喉越しに拘った蕎麦ばかり手繰っているせいか、ここのもりは些か物足りない。でも昔ながらの蕎麦って、こんなもんだったのだろうかと、ふと30年ぐらい前を思い出そうとしてみた。

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「玉翠荘」で汗を流してさっぱりしたので、さて、待ってましたビール。奥多摩駅前で美味いビールを呑むならば、やはり「バテレ」にしようということになる。早速、なおちゃんが電話を入れてくれ、九人分のテーブルをしっかり確保。屋内と屋外と、どちらがいいかと問われれば、雨でも降っていない限り、やっぱり外だろう。風薫る季節に、奥多摩で「バテレ」に敵う店は無い。
ほぼ1年ぶりの入店(前回はこちら)。三々五々、都合九人が「バテレ」に集合する。全員が揃うまで、とてもビールを待ちきれないので、とりあえず駆け付け一杯を呑ませてもらおう。何にするかちょっとだけ考え、セッションIPA(ラージグラス1,100円税込、以下同様)をいただくことにした。
がつんとくる苦味、アルコール分は4.9%なれど、IBUは69.96もある。もちろん、美味いのは美味いが、乾き切った喉には少々刺激が強過ぎる。ヴァイツェン(スモールグラス600円、IBU:10.94)ぐらいにしておけばよかったか。ということで、皆が揃った次はヴァイツェンで乾杯。
それにしても、ことしもまた、ビールが美味い季節になった。寒さに凍えながら外で呑むのは勿論いただけないが、酷暑のさなか、風がそよとも吹かない時に呑むビールは、ひと口目はたしかに美味いものの、その後は呑めば呑むだけ暑くなり、ビールが皆、汗になってしまうだけだ。その点、梅雨前のこの季節は、日差しは強いものの、日蔭は爽やかで僅かでも風が吹けば気持ちが良い。そんな時にビールで喉の渇きを癒すのは最高、ここ「バテレ」はそれを体感できる。
つまみはポテトサラダ(400円)、シーザーサラダ(ラージ800円)、生ハムサラダのピザ(1,000円)、自家製ビールのオニオンリング(600円)を注文。どれも期待通りに美味いし、ビールに合う。ここはカウンターでキャッシュオンデリバリーのシステムなので、大人数でやってくる場合には、予め皆から金を徴収しデポジットする方がスムーズである。

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「静かなる尾根歩き」(松浦隆康著、新ハイキング刊)が2005年に出版されて以来、その記録は我々も度々参考にさせてもらっているが、それでもまだトレースしたことが無いコースはたくさん残っている。今回は、その一つ、山ノ神尾根から六ッ石山を登ってみた。「静かなる尾根歩き」は結構、ハイグレードなコースをさり気なく書いていることがあるので、初心者には注意が必要(かの阿弥陀岳南稜しかり)。でも今回の山ノ神尾根はほぼ、紀行文のイメージ通りだったと云っていいだろう。困難さよりも、とにかく登り応えのある尾根である(山の記録はこちら)。
六ツ石山まで登った後は、水根に向かって激下り。下界に下りる手前、「青目立不動尊休み処」という幟が気になったが、皆、ビールを呑んだら歩きたくない様子なのでしぶしぶ見送る。それならば、水根まで下りたら小河内ダムの上まで登り返し、「奥多摩 水と緑のふれあい館」の2階にあるレストラン「カタクリの花」でビールを呑もうかと狙っていたが、水根BSでドンピシャのタイミングでバスがやってきた。ラッキーだけれども、残念な気持ちでバスに乗車。
終点の奥多摩駅で下車したら、やはり「もえぎの湯」は激混みだろうから「玉翠荘」へ向かう(前回はこちら)。フロントで750円を支払い、我々の人数構成を告げると、宿のご主人は「それならば今日は、男は地下4階に行って下さい」と仰る。いつもは男風呂が地下1階、女風呂が地下4階なのだが、今日は我々が男4人、女5人と女性の方が多い。地下1階の風呂の方がやや大きめなので、そのような特令が出た次第だ。
たしかに地下1階に較べると、地下4階の風呂はこじんまりしてはいる。しかし、なかなか良い風情だし、外の眺めもこちらの方が上だ。ところが行きはヨイヨイ、帰りはコワい。地下4階からロビーがある1階まで戻るのはなかなか難儀だ。ビールを呑んだ後で無くて良かったと、つくづく感じる。女風呂に入るのは一度だけで良い。

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「ちわき」でまったりした後は、大女将の運転で川井駅まで送ってもらった。すんでの所で一本目の電車を逃したが、眺めが良く日当たりも良い川井駅のプラットホームでボケッと過ごすのは、それだけで贅沢な時間だ。
次の青梅行に乗り、終点の青梅で乗り換えたら河辺駅で下車。今日は、今まで入ったことが無い河辺温泉「梅の湯」に行ってみる。駅前コンコース直結ビル内にあり、駅徒歩1分という至極便利な立地。ビルの5階までエレベーターを利用するが、ここで予想外の渋滞でエレベータ2回待ち。かなりの人がやって来ていて、その半数以上は我々と同じ山帰りの格好である。
フロントで利用料を払うのだが、一般は一回860円。一方、年会費220円を支払えば、利用料金は750円になる。つまり、年間2回以上利用すれば会員になる価値があるということ。奥多摩がホームグラウンドの方にはお勧めという感じだが、多方面に出没する我々には少々ビミョー。やっぱり860円を支払って、6階へ階段移動。
風呂場にはそれなりに人が入っているが、洗い場は結構たっぷり設えられており、割とゆったり使える。内湯だけでなく、露天風呂もいくつかあって、ビルの屋上とは思えない空間となっている。折角なのでちょっとだけ露天風呂に浸かる。
風呂から上がったら、5階へ降りて食事処などを物色。料理メニューは豊富のようだが、こちらはかなり混んでいる。係員の手が足りず、注文取りもままならない様子。暫くいたが一向にビールを呑めない状況なので、ならばと場所を変え、立ち呑み処にしてみた。
かたや此方は全く客はおらず、係員は呼鈴を鳴らすと現れる仕組み。いくつか地ビールが呑めるようになっていて、「多摩の恵」という石川酒造の地ビールを呑み、ようやくひと心地つく。そうこうしているうちに、乗る予定の電車の時間まであと5分しかなくなったが、まだ女性陣はフロントに現れず。きっと風呂場で話に夢中なのだと思い、このちゃんに電話を入れ、辛うじて間に合った。

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今回の一時帰国は、ヴィザ取得の関係もあって2週間強の滞在。山には2回行ける。しかも1回はぎりぎり9月。9月30日まではまだ鮎の季節。そこで、なんとかして鮎を喰いにいくためのプランを立てることにした。1回だけだと予想外のトラブルに遭って夢破れる可能性があるため、念には念を入れて2つのプランを立てた。ひとつは既に報告したように都内の料理店「山幸」。もうひとつが今回の狙いの店だ。
願わくば、群馬や栃木の山に行って、その帰りに簗に寄ることが理想的だが、流石にちょっと慌しい。代替案として、都心に近いところであれば、多摩川の支流の秋川や、相模川の上流である桂川沿いに、鮎を喰わせてくれる店があるのは知っている。しかし、その場合には超低山ばかりで手頃の山が見当たらない。帯に短し、襷に長し・・・。そう考えているうちに、多摩川の支流、大丹波川沿いにも確か、そんな店があった筈と、思い至り、ググって見れば、記憶の通り「ちわき」が見つかった。これまで入ったことは無かったが、せっかくだから行ってみるか、となった。
山から「ちわき」へ下りて来るには、川苔山か、棒ノ折山のどちらからかしかない。どちらも人ごみを覚悟しなくてはならない超人気の山で、登るだけが目的ならばまったく食指は動かないが、その先にニンジンがぶら下がっているとしたら、背に腹は変えられず、この際、目を瞑って耳を塞いで登るしかない。
山としては棒ノ折山の方がお手軽。百軒茶屋から往復ではあまりに能がないので、往路はさわらびの湯を基点とし白谷沢から登ることにした。実際、棒ノ折山そのものはともかくとして、白谷沢は変化があって面白かった。それにしても後から後から登山客はやってくる、こんなに人気のルートだったか、と驚いた。
山頂に着いたら脇目も振らずに下山。百軒茶屋までは1時間強。あとは「ちわき」まで車道を辿るだけ。そして程なく「ちわき」到着。店は思っていた以上になかなか大きな建物だし、止まっている車の数も半端ではない。シーズンの土日では予約なしに入るのは難しそうだ。
我々は2階へ通される。窓からの大丹波川の流れが涼しげだ。残念ながらここで扱われる鮎は天然ではないが、それでも辺りの雰囲気が醸す味付けがあれば、問題は無し。生ビールで喉を潤した後、塩焼き(720円)や稚鮎の田楽(670円)、そしてメインディッシュの鮎飯(だんご汁付1,620円)も美味かった。そして、意外と云っては失礼ながら、脇役だった「きのこのバター焼」(670円)や「きのこの七輪焼」(560円)が望外に美味かった。今度は、真名井北陵を下って来るのも良いかも知れない。

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とりあえず「丹下堂」で(大してかいていない)汗を流し、鹿肉焼きでビールを呑んでまったりした後のこと。今日は早い時間にさっさと敗退したこともあって、多少の後ろめたさに目をつぶれば、陽気が良いのでまだビールが欲しい。3人で鹿肉一皿だけしか喰っていないので、腹もまだ余裕たっぷり。そこで、バスで奥多摩駅へ移動したら、電車は後回しにして「ビア・カフェ・バテレ」に入ることにした。
「バテレ」は2回目の入店(前回はこちら)。バスを降りて1分後には店の前に立てるという、至極立地良。門を潜り、玄関を上がる(土足のままでOK)と、先客はちらほら程度。流石に登山客は見当たらない。時間が早いせいだろう。
薄暗い室内よりも明るい外の方がよろしかろうと、テラス席を陣取ったあと、カウンターでビールを注文。小生はクリーム(Small:600円税込、以下同様)にした。アルコール度数は5.6%。喉越しはそれなりにあるが、かなり甘い香り。次のビールは、ゴールデン(500円)を呑んでみる。こちらはライト。度数は4.7%とやや低め。
料理は、シーザーサラダ(Large:800円)、自家製ビールのオニオンリング(600円)、ポテトのカレーマヨピザ(1,000円)。どれも、ビール向きの品揃えだと思う。
そうこうしているうちに、いつのまにか空は曇り、雨まで落ちてきたので、建家内へ避難。ビールはセッションIPA(600円)を頼む。とりはむ・奥多摩産わさび醤油添え(600円)も追加注文。外とはだいぶ趣きが異なる。壁や天井を見ると、かなり古民家を改造してしまった感じがやや残念だが、それでもまずまずの雰囲気。これはこれで、また違った「バテレ」を味わえる。

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ゴールデンウィークの始まりに、久しぶりに新緑の奥多摩湖にやってきた。ヤマザクラやミツバツツジの暖色系と、様々な木々の微妙な違いを見せる芽吹き色が、山の斜面にモザイク的にちりばめられ、奥多摩が最も輝いて見える季節だと思う。
今回は、小河内ダム傍の「見はらしの丘」と云う名の公園から倉戸山を目指すことにしていたのだが、公園から山道へ抜け、小さな谷を巻く部分がガレていて足元が不安定だったためそこで引き返すこととした(山行記録はこちら)。
その時点で敗退を決定するには余りに早かったので、試しに公園の上を目指してみたのだが、公園を囲むフェンスに扉が見つからず。結局その時点で敗退。何故か、我々と同じ境遇に小鹿が嵌まり込み、フェンスを越えようと何度もトライするが叶わず。我々と違ってフェンスの此方は人間界なので、小鹿がパニックるのも無理はない。あのあと、いったい小鹿はどうしたのだろうか。
敗退したとはいえ、「見はらしの丘」はなかなか眺めがいいので、それほど敗退感はない。湖面に映える若葉と山桜を眺めつつ、お湯を沸かしてゆっくりとコーヒーを飲んだあと、大麦代BSへ下山。今日は天気がいいのでライダー達が多い。売店を物色してみたが、どちらが丹下堂の女将のつれあいの方なのか判らず。そのままバス道を熱海へ水平移動。
丹下堂に着くと珍しく女将さんが外に居た。これで丹下堂も、かれこれ5回目だが(前回はこちら)、女将さんはまだ我々を常連とは認めてくれていない様子。ともあれ、750円を支払って風呂だ。さっぱりしたら、まだ昼時だがもちろんビールだ。ビールとくればやはり鹿肉だ。次回は倉戸山リベンジか。来年だったら、また女将さんは我々を忘れちゃっているだろうな。

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「のめこい湯」からの帰路は、丹波15時45分発のバスに乗って、奥多摩駅へ移動。到着は16時39分。その先は、奥多摩駅16時54分発の「ホリデー快速おくたま6号」があるので、丁度具合が良い。
紅葉を目当てにやってくる大抵の登山者も、この時間帯のバスが帰りのタイミング、我々も含め、丹波山温泉前BSから乗った客もそれなりにいたが、親川BSからさらに20人程(この集団とは、サヲウラ峠で一度遭遇。我々とは全く逆コースのようだった)も乗ったので、忽ち満員状態。
16時54分発の「6号」は最終のホリデー快速なので、それに合わせてやってくるバスは、丹波発だけでなく、峰谷発もある。今日は奥多摩湖発の臨時バスも出たようなので、ほぼ3台が連なり奥多摩駅へ相次いで到着。この時間帯には、東日原発のバスもやってくるので、バスから下りて来るハイカーで、奥多摩駅前はかなりの混み具合となる。
おかげで、「ホリデー快速6号」もそれなりに混むかと思ったが、意外に混んでいたのは前の3両程だけで、後の方の車両はガラガラ。ゆったりと座らせてもらうが、所詮、ロングシート、たいして面白くない。あまり人が乗って来ないうちに、酒ボトルとカップを取り出し、ちょっとだけ呑む。今日持ち込んだのは、菊勇(きくいさみ)という酒田の造り酒屋が醸した「爽快三十六人衆・純米吟醸・出羽の里」という酒。
「三十六人衆」とは何か、その造り酒屋のHP( http://www.36nin.jp/explanation.html )に詳しいのでここには記さないが、酒田の町が江戸の昔から商業で栄えたことを顕著に示す謂れだと思う。ちなみに、同じ「菊勇」と書いて「きくゆう」と読ませるのは、神奈川県伊勢原市にある吉川醸造の銘柄。
「三十六人衆」は呑みくちが軽く、スッキリタイプなのですいすい呑める感じだ。この頃は、ジューシーな酒やガツンとくる酒だけでなく、このような「すいすい」系の酒も美味いと、改めて感じる。皆さんのリュックサックからは、つまみも出て来た。ローソンの「うずらの味付けたまご」もトップヴァリューの「さきいか」も、ビールやワインは勿論、焼酎のためでもなく、日本酒のために作られた肴だとつくづく感じる。
やがて、途中の駅からジャージ姿の中学生の集団が乗って来て、酒の匂いを漂わせた我々を胡散臭そうに睨んでいたが、最早こっちは良い気持ちになっているので、ちーとも気にならない。この電車は、リゾート電車なのだ、大目に見てね。

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「丹波天平」の紅葉を眺めに行って来た。今年はここに限らず、全般に少々色付きがいまいちで、かつ盛りの時節を過ぎていたが、それよりやや下の「保之瀬天平」辺りでは、概ねいい色合いだったように思う。満足して、サヲウラ峠から一気に下ると、丹波の集落は意外に近い。しかし、さらに青梅街道へ出るまでは、幾重にも張り巡らされた頑丈なフェンスを通り抜けるため、扉を何度も開け閉めすることが必要。害獣(イノシシやシカ、サル)からの農作物防護は、金も労力も実に大変なことだと実感する。
丹波BSのすぐ並びに、御食事処「仲よし」という店があり、しかも営業中だったが、「のめこい湯」までまだ少々歩かなくてはいけないので、入るのを躊躇。あとから考えれば、丹波BSへ行くこと自体、少ない機会だったので、店にも入っておくべきだったと反省。
「のめこい湯」は、9ヶ月ぶりの訪問。前回はさんざん雨に降られたあとだったが、今日はまずまず良い天気。しかし今日は全く眺めが利かない山という、皮肉な結果ではある。
この「のめこい湯」というネーミングは、ご想像通り「のめっこい」という方言から派生したものだが、国立国語研究所共同研究報告13-02「首都圏の言語の実態と動向に関する研究 成果報告書 首都圏言語研究の視野」の「首都圏における在来方言の地域資源としての再生の一事例 ― 多摩地域の「のめっこい」を例として ―」(三井はるみ、2014)によれば、「のめっこい」という方言は、「・・・秩父,丹波山及び北関東地方で発祥した言葉と思われ,西多摩や埼玉南西部地域の一部・・・」、具体的には入間、瑞穂、武蔵野、武蔵村山、立川、羽村、青梅、日の出、檜原では、実際に今でも使用されている言葉とのこと。小生は生まれも育ちも八王子で、小さい頃「のめっこい」と云う言葉は聞いて知っていたが、これによると既に八王子ではもう廃れてしまっているようだ。
今日は天気が良かったせいか、道の駅「たばやま」はかなり賑わっている。「のめこい湯」にも、前回よりははるかに多くの客が来ていた。しかし、たいていの人たちは、風呂に入っただけでさっさと帰ってしまうらしく、休憩室や食事処にはほんの一握りしかいない。明らかに我々は上々客である。いつものように生ビールを注文。鹿肉はありますか、と訊くと、ソーセージしかありませんとの回答。じゃあそれもお願い、と追加注文。
鹿肉の消費拡大に、ささやかながら協力したいと思ってみても、供給能力はまだまだ不十分のようだ。簡単に鹿を捕まえる方法を考え出したら、ひと儲け出来そうだ。ハーメルンの笛吹き男の如く、山の中をひとめぐりしたら、ぞろぞろ鹿が付いてくる、なんて上手い方法がないものか。

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酉谷山の帰り、またしても日原でビールを呑み損ねた。バスが待ち遠しいし、もう他のことは何も考えられない、何も手につかない。東日原バス停には20人ぐらい集まってきた。その中には、酉谷山で出会った青年男子もいた。さすがに1本前のバスには乗れなかったようだ(しかし、我々がスルーした三ツドッケにはしっかり登って来たとのこと)。釣り客も3人いた。日原には釣り堀はないと思うので、渓流釣りなのだろう。かなりの釣果の様で、ニコニコ顔だ。
やがてやって来たバスに乗る。エアコンがガンガンに利いて気持ちが良い。汗は忽ち引いて、寒いくらいだが、どうせビールはまだ先なのでどうでもいい。
奥多摩駅に着いたらともかく風呂だ。全くのシーズンオフでもない限り(例えば、降雪直後)、いつも「もえぎの湯」は混んでいるイメージが強いので、敬遠して「玉翠荘」に入ることが多い。しかし今日のように、梅雨時ならば客も少ないだろうとの読みで、久しぶりに「もえぎの湯」へ行ってみた(前回はこちら)。
行ってみると、入口の辺りには学生風の大集団が屯している。どうやら、河原でのキャンプにやってきた若者集団が大挙して「もえぎの湯」に来たようだ。皆、風呂上がりの顔で、まだ上がって来ていない連中を待っている風情。寸でのところで風呂場で鉢合わせするところだった。なにしろカランが7個しかないので、彼らがいたら順番待ちは必至。危ない、危ない。ともかくも整理券無しで入れたのは良かった。
風呂場へ行くと、別の若者集団が露天風呂で気勢を上げていたようだが(女子露天風呂側からの情報)、洗い場も内風呂も空いていたし、露天風呂でのんびりしようなどと云う気持ちはさらさら無かったので、偶々とも云えるが事無きを得た。
2階の食事処で、ようやく生ビール(620円税込)を注文。ついでに豚とろ炭火焼(500円税込)も注文。時刻は午後5時半。三峰口を午前8時過ぎに出発し、こうしてここで、ビールにありつくまでの道程はほんと長かった。おかげで、この生ビールの美味さは格別。豚とろ炭火焼も、まずまず美味い。日が長い時に、少々チャレンジングな山行も、美味いビールを呑む観点から考えれば悪くない。来年は何処にするか。

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昔から、東京都最北の山、酉谷山に登ることを考えると、日帰りはかなりきつく、たいていは避難小屋か、三又でテント泊することが多かった(三又はテント泊するには絶好の場所だったが、今はどうなっているだろう)。東日本大震災の影響で、小川谷林道が燕岩付近で通行止めとなって早、5年。ここが通れないことで、酉谷山はまさしく「遥かなる山」となっている。
ところがこの頃、秩父側の大血川から登った記録が、時々ネットに登場するようになり、これならば我々でも日帰りが出来そうだ、機会あらばと狙っていた。そして今回、凡そ9年ぶりの酉谷山(前回の山行記録はこちら)に登ることが出来た(今回の記録はこちら)。それも秩父側から登頂し、日原へ下るということで、かなり充実した山行となった。
この大血川ルートは現在、昭文社刊「山と高原地図」にも破線で記載されているが、はっきり云って、もう少々グレードは高いように思われる。早々に、地図から破線を消した方が無難であろう。特に、下りで利用する場合はかなり手強そうである。
それにしても今回、酉谷山山頂からの眺めが良いことに驚いた。直近である9年前は、そもそもガスの中で眺望は得られなかったが、それ以前に登った時も、富士山が見えたような記憶が無い。立木がだいぶ疎らになっているような気がする。それに加え、笹藪がすっかり無くなってしまっていた。長沢背稜の尾根上から、酉谷山避難小屋が見えるようになっていたのがだいいち驚きだ。その避難小屋は9年前と変わらず、とてもきれいだった。
ところで、誰もいないと思っていた酉谷山山頂で、単独行の青年男子と出会った。訊けば、天祖山からここまで来たとのこと、しかも東日原を8時に出たと云うから、ここまで4時間強、驚きの健脚ぶりである。ここから先は我々と同じコースだが、この調子だと我々よりもう1本早いバスに乗ってしまいそうだ。
酉谷山から東日原まで、3時間半の行程は、只、ひたすら我慢の時間。横篶尾根を下る頃から、以前、ウトウノ頭から下りてきた際、バス停の手前になにやらラーメン屋のような店が出来ていてビールもあるようだし(その時の写真はこちら)、今日はその店でビールを呑むか、などと妄想に浸る。
ようやく東日原に到着、件の店の前に行くと、残念ながらと云うか、やっぱりと云うか、店は開いていなかった。例えばこの記事こんな記事によれば、 この店は「山根うどん」という名前らしい。今日はたいして良い天気ではないにせよ、こんな陽気の良い季節で、しかも土曜日だというのに休業日とは、随分と手強い。これでは、当てにならない店で有名になってしまわないか。その後、よく利用するタクシーの運転手に訊いたところによれば、開いている方が珍しいとのこと。今度、東日原へ下るときには、全く当てにせず、しかし恐る恐る覗いてみよう。

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漸く、「ビア・カフェ・バテレ」に行くチャンスがやってきた。何度も云うが、どうもこの頃、奥多摩から足が遠のく傾向になっている。その理由は、個人的に、もう未踏や登りたいルートが少なくなってきており、つまり、残りがもうかなり奥地にしか無く、特に日が短い秋口から冬にかけては、日帰りでは時間的にきついことがひとつ。春から初夏にかけてとなると、この頃、目移りする山域が他にもいろいろあって、奥多摩には食指が動きにくくなってきていることも理由。そうなると、相応しい季節は夏しか無くなるが、夏はやはりもっと高い山か、沢の水に浸かって涼んでいたい、ということになり、その結果、奥多摩には足が向かなくなる、という次第。あとはせいぜい、雪が降った後は(雪が積もればまた別の世界となるので)、近場の山に登ることが関の山なので、そのタイミングだ。
今回、そのような障害があるのにもかかわらず、このようなタイミングで奥多摩行を計画したのは、一にも二にも「ビア・カフェ・バテレ」に入ってみたいがため。開店して1年近く経つと云うのに、未だ入っていないのはもう我慢ならない、のである。というわけで、これまでの中長期山行計画を大幅に見直して無理矢理決定。
結果的に、千本ツツジから鷹ノ巣山を経由し、立ち寄り湯がある丹下堂でさっぱりしたあと、鹿肉鉄板焼きまで食べ終わったのがまだ午後4時。バスで移動し、首尾よく 「ビア・カフェ・バテレ」に入ったのは午後5時前だった。全く目論見通りとなった。
「ビア・カフェ・バテレ」となっている処は、かつて何だった(普通の民家?)のかは定かではないが、奥多摩駅前にしてはかなり広い敷地である。築70年という、古民家を改造した店内(30席)でも呑めるが、晴れていれば外のウッドデッキに設えたテーブル席で呑むのがベストではなかろうか。すぐ裏がバスの停留所と云うのもそれほど気にはならない。庭の西側の、こんもりした林の先は、すぐ日原川の筈だが、見えないし流れの音も聞こえない。
ウッドデッキのテーブルを確保したら、先ずビールとつまみを注文。この店は、キャッシュオンデリバリだった。注文と同時に金を払うスタイル。そうなると大人数でやってきた場合には、各人の支払いは後でまとめてとなるので、合計の支払金額を記録しておくことが肝要。スマホのメモアプリが欠かせない(小生の場合はGoogle Keepを愛用しているが、計算機能までは無い)。8人分の注文取りから、レジでのオーダーと支払、あとでの精算となると、なかなか会計係はやることがある。次回は誰か立候補してみて欲しい。この店のクラフトビールと料理は大変満足できるものだったが、この次は会計係ではなく、心ゆくまで味わいに徹したい。

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この頃、奥多摩から足が遠のきがち。そこで、メインコースながら余り歩く人が少ない、千本ツツジを目指すことにした。もちろん時間が許せば、いまだに鷹ノ巣山に登ったことが無い方もいるので、そちらにも寄るつもり。とにかく、全てを前倒しでトレースすれば、明るいうちに下山できるはず、と踏んでいた(山の記録はこちら)。
峰谷のさらに奥にある「峰」集落は、「奥」集落と並んで標高は海抜900mを越えていて、まさに東京のチベットと呼ぶに相応しい(この辺りの集落は、普通名詞が固有名詞になっているのでややこしい)。今回は、峰集落の一番上(標高970m付近)まで、タクシーで上がってしまったので、千本ツツジまでは700m強、2時間少々の登りだけで済んだ。金さえ掛ければ、標高およそ1700mの石尾根稜線に上がるには、このコースが一番効率的のようである。
赤指尾根を登るのは個人的に初めて。自然林と植林が混在しているが、なかなか趣きがあっていい感じの尾根だ。この次は、末端から赤指山に登るのも良さそうだ。植林は見事に手入れが為されていて、見ていて気持ちが良い。
千本ツツジから巳ノ戸の大クビレまでは、やや盛りは過ぎたものの、ヤマツツジの花も見ることが出来たし、タイム的に順調に登れたので(というよりも、思った以上にタクシーで高度を稼げたせいで)、鷹ノ巣山にも寄ることが出来た。山頂は相変わらずの賑わいぶりで、証拠写真を撮ったらとっとと下山。
榧ノ木尾根は全体的に緩やかな道なので、下るにはもってこいだ。約2時間半で、熱海集落の丹下堂に到着。昨年の秋以来(レポートはこちら)。今日は珍しく、先客が温泉に浸かっていた。皆はさっさと風呂場へ行ってしまったが、個人的に、汗が引かないうちにビールをいただく。今日は湿度が高かったせいか、持参したPETボトル4本分の水とスポーツドリンクは粗方呑み干したが、それでもビール大瓶がすっと胃の中に消えた。
風呂場でさっぱりしたら、再び食堂に戻る。路線バスの発車時刻までまだ30分余りあるので、またビールと、定番の鹿肉鉄板焼きを注文。やはりここに来たならば、鹿肉を喰わない訳にはいかない。8人で2皿では、堪能するところまでいかないが、それなりに味わうことはできる。しかし、返ってこのくらいだと、また次回が待ち遠しくなってしまう。次に「丹下堂」へ来るため、倉戸山の桜を狙いとするか。

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