山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

青梅線沿線

「山の休憩所かゑる」で朝からビールで良い気持になった後、再び伊東さんが留浦BSまで送って呉れた。全くお世話になりっぱなしだ。(今朝、丹波方面の通行止めは解除され、丹波発のバスも運行開始したらしいが)伊東さんが「この時間だったら留浦始発があるのに」と云いながら、通りすがりに鴨沢西BSでバス待ちの登山客を見送る。自分たちだけであれば予め調べもするが、完全に頼り切っているので楽チンだし、お得だ。
留浦BSの真ん前には、やはり伊東さんから「この店、美味しいよ」と教えて貰った「島勝」という食堂がある。寄ってみたい気もするが、もうすぐバスの時間なのでまたの機会にする。やって来たバスに乗るのは我々だけ。しかし峰谷BSや水根BSから結構なハイカーが乗ってきて、それなりに一杯になる。まだ昼時なのにもうこれだけ山から下りてきたのは、我々と同じく皆、雨にうんざりしたせいかも知れない。
奥多摩駅に到着。今日は大して汗は掻いていないが、やはりサッパリしたいので風呂に行きたい。最寄りは馴染みの「玉翠荘」だが、この天気だし今の時間だったら空いているだろうと「もえぎの湯」へ行ってみると、読み通りにすっと入れた。
(こんな天気でもキャンプしに来たと思しき)若者たちはそれなりに居たが、渋滞しがちな洗い場も空いていて、露天風呂も静かだった。しかしその割には食事処は結構、テーブルが埋まっている。目立つのは家族連れ。やはりキャンプ帰りなのだろうか。
何とかテーブルを確保し、ビールセット(860円)をオーダー。さっき「山の休憩所かゑる」で缶ビール2本呑んだのに、風呂から上がればまた美味し。

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予報通り2日目も朝から雨なので、雲取山に登るのは止めにしてちょっとだけ二度寝。といっても一度起きると、そうは寝られない。目が冴えてしまったら、タブレットを取り出して暫し読書。テントのすぐ脇の沢は、昨日に較べるとやや静かになった(水量が減った)ようだ。
そのうちにモソモソ起き出して、お湯を沸かし各テントに配給。小生の朝飯は、モンベルの「ベーコントマトクリーム・リゾッタ」(440円税別)。お湯を注いで待つこと3分。アルファ米を喰う機会が少ないので、偶には良い感じ。味付けも程々に美味い。これで100g足らずなのだから、軽量化の強い味方である。
腹が満たされたら、特に急ぐ必要も無いがもう下るだけと決まったので、雨が降り止まない中、テント撤収開始。軽量テントでもそれなりに水を含むので、感覚的には重さ2倍ぐらいになってしまったみたい。やっぱり雨は恨めしい。
昨晩は結局、我々以外に3張のテントが増えていた(でも小屋の食堂には現れなかった)。我々の隣のテント(若者カップル)は、我々よりも早くテントを撤収していた。そのまま帰るのかなと思っていたら、そのうちに上に登り始めた。この雨の中、テントを背負って雲取山を越える気でいるらしい。さすが若者、大したものだ。
我々は後山林道をテクテク下り、あっという間にゲートまで着いた。やはり下りは楽チンだ。途中ですっかり雨は上がった。早速電話を掛けると、昨日の(9年前までくろがね小屋で小屋番をやっていた)伊東さんが直ぐに迎えに来てくれた。まったくありがたいことだ。
そのお返しに、「山の休憩所かゑる」に着いたらまだ午前中だけど3人共ビールをいただく(小生は2本呑んだ)。ここにはネコが4匹住んでいるとのこと、この日は「小池さん」と「トニー」の2匹とご対面。どちらもちっとも人見知りしないし、「トニー」は直ぐに人の膝上に乗って来るので驚いた。我が家のネコとはもう7年以上付き合っているが、そんなことは絶対しない(カミさんにもしない)。

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ウィズコロナ時代になり山小屋には泊まりにくくなったので、代わりにテント泊にしようと久しぶりに三条の湯へ行くことにしてみた。1日目は三条の湯まで、2日目は空身で雲取山往復するとして、7月の最終週ならばもう梅雨も明けているだろうと目論んでいたのに、今年はとにかく良く降るし、まだ明けない(結局、明けたのは8月1日)。テント泊なのに当日も朝から本降りでは、気分も盛り上がらない(山行記録はこちら)。
奥多摩駅のバス停には先客が2名、うち1名は関西からやって来たという(深田百名山の雲取山狙いの)、小生と同年配の男性。土地勘が無いので、と云いながら色々質問された。今日は七ツ石小屋に泊まる予定とのこと。もう1名は建築工学専攻の東工大大学院生だというスウェーデン男子。リュックサックがやけに小さいので日帰りのようだが、欧米系男子なら本降りの雨だって雲取山往復は問題ないだろう。丹波行のバスは、青梅街道が鴨沢から先、大雨で通行止めになっているので留浦BS止まり。昔のバスは留浦行きが普通だったので、何だか懐かしい。
傘を差して歩き始めたら偶々鴨沢登山口にいた人に「三条の湯へ行くんだったらゲートまで送っていくよ」と声を掛けて貰う。勿論、断る理由なんてない。何だか見たことがある人だなと思っていたら、車の中で話を聞いていくうちに、以前泊まった「くろがね小屋」の小屋番だった人と判る。奇遇だ。明日も電話を呉れれば迎えに来るよ、と有難い言葉を掛けてもらいつつ後山林道を歩き出す。
雨の林道歩きは、それ程嫌いではない。カンカン照りに歩くよりはずっと良い。緑は濃いし、沢の水量がやけに多い。沢に落ちたらそのまま奥多摩湖まで直行だろうな等と妄想しつつ、2時間半程で三条の湯に到着。
とりあえずチェックインし、缶ビールを入手してからテントサイトまで戻り(小屋と高低差が30mぐらいあるので結構大変)、雨の中テント設営。3人ともニーモ1人用だが小生はブレイズ、なおちゃんがタニ、このちゃんがホーネットと三者三様。パーツや設営方法もそれぞれ違っていて、技術改良の跡が垣間見られる。
テントから顔とビールを出して乾杯した後、夕食は小屋の食堂を使わせてもらえないかと小屋に上がってみると、小屋番さんに「小屋泊まり客に支障が出ない範囲でどうぞ」と云われる(結局、その晩は誰も来なかった)。
食堂の一番奥に陣取り、つまみを喰いながらだらだらと吞み始める。風呂が沸いたと聞いたので、早速入らせてもらう。当然、一番風呂。湯上りに食堂に戻りまたビールを呑む。そのうち小屋番さん(山岸さん)が現れ、我々と暫しおしゃべり、様々な山談義を聞かせてもらいながら、贅沢で楽しいひと時を過ごした。やっぱり偶には山小屋がいいもんだ。

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山から下りて店に入る場合、ビフォアコロナであれば山麓の店か、立川や八王子等の街中の店(又はその両方)となるのが普通だったが、ウィズコロナとなると街中の店は「密」の観点からどうしても憚られる。しかしそうなると選択肢が山麓だけになってしまう。これはなるべくなら避けたい。ではどうするか。
ということでちょっと考え方を変え、山麓と街中の中間地域(いわゆる郊外)だったらどうか。そこで寄ってみたい、かつ寄っても「密」が避けられそうな店は無いか、とリサーチしてみた結果、今回は「福生のビール小屋」が目に留まった。奥多摩駅から青梅線に乗って、終点の立川駅ではなく拝島駅で途中下車するのは少々煩わしい(さらにこの店の場合にはタクシーに乗る必要もある)が、ウィズコロナ時代の厄介さに免じて我慢することにした。
ここは云わずと知れた「多摩自慢」を醸す石川酒造が経営するビヤレストラン。石川酒造は「多摩の恵」というクラフトビールも製造しているので、その流れで開いた店だろう。予約してから行ってみたのだがそれが大正解、予約しないと全く入れない大変な人気店のようだ。それに、欧米系の客が目立つ。近くに米軍横田基地があるので多分、そのせいだ。
席は店の外と中を選べるが、今日は蒸すので中のテーブルにした。かなり洒落た造りの店でしかもゆったり、大きな窓から外の庭やテラス席も見える。こんな店は街中じゃあ無理だ。
先ずは思い思いのビール(小生は「セッションエール」600円)で乾杯した後、「福生産ソーセージ(大多摩ハム製か?)の盛り合わせ」(1,200円)、「ガーデンサラダ」(1,000円)、「生ハムとルッコラのサラダ」(1,000円)、「トリッパのアラビアータ」(800円)、「小エビ酒粕ジェノベーゼ」(1,300円)、「本日のピッツァ」(1,300円)、「本日のパスタ」(1,300円)、「塩麴鶏むね肉トマトソースパスタ」(1,300円)を注文。基本、イタリアンながら麹や酒粕を使ったりと心憎いアレンジも加えている。
これで締めてひとり平均3,000円は悪くない。何処の酒造もこんな店をやって欲しい、とつくづく感じる。さしあたり次回は「福生のビール小屋」の隣にある店「ぞうぐら」に入ってみたい。それにしても、途中で呑んだ「ムギぽん(発酵前の糖化液のことか?)スパークリングワイン」(800円)は甘過ぎて小生にはちょっといただけない。

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「玉翠荘」でさっぱりしたら、そのまま「玉翠荘」でフライングして一杯やる気持ちをグッと飲みこんで、待ち合わせ場所に決めた奥多摩駅2階へまっしぐら。階段を登るのももどかしい。2階フロアへ上がってみると、今日もそれなりの客の入りだ。
テーブル席は概ね塞がっていたので、駅のホームに面したカウンター席にリュックを置いて、さっそくビールの注文。お品書きをじっと睨んでから、ターネラ(Lサイズ1,300円)を注文。キャッシュオンデリバリなので1,300円と交換にグラスを受け取る。ちょっと赤みがかった半透明なビール。苦みは程々で喉越しはなかなか良い。「ターネラ」とはそもそも何語でどういう意味なのだろう。
駅を発着する電車を眺めながら暫しのビールタイム。まだ時間が早いせいか、乗客はそれ程多くは無い。ひと息ついたところで店内をぐるりと見渡す。中高年男女が主体の、何処かの山の会がやけに盛り上がっている。ビールの1杯や2杯であそこまで盛り上がれるとは幸せだ。でも飛沫を派手に発散させているようなので、隣の空きテーブルに座る勇気が湧いてこない。店内フロアがそれなりに広いのは、我々にとって救いだ。
そのうちに後続のなおちゃん、Woodyさんがやって来る。でもその後がなかなかやってこない。聞くところによるとのりちゃんが風呂の湯(異常に高温だったそうな)で火傷をしたらしい。何故か一番後に入ったのりちゃんが熱湯で火傷するという、(考えてみるとやや不思議な)ハプニングが起こったようで、その後、電車に乗ってからも暫く氷で冷やし続けていた。まったく、山から下りてから危険が潜んでいるとは、油断できないものだ。

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今週末に目指した山は、奥多摩の九龍山(またの名を九重山)。この山が山行計画の俎上に乗ったのは、菊丸からリクエストがあったためなのだが、ウィズコロナの時代としては、なるべくなら(ちょっと密になる)バスには乗らず、駅から歩ける山がリスク削減の点からも好ましいという気が働くので、そんな点からも九龍山は悪くないんじゃないかなと選んだのだった。
奥多摩駅から西は、多摩川右岸の登山道は鋸尾根を始めとして何れも登り応えがあるなかで、この九龍山から江戸小屋山を経て鞘口山へと連なる江戸小屋尾根(という名前が付いていると「松浦本」で知った)は、それ程の険しさが無いので天候に左右されない感じだし、人気(ひとけ)の無いコースなので静かな山登りを楽しめる。、ウィズコロナ時代に相応しいだけでなく、我々にもお誂え向きな山だ。
当日は朝から今にも泣き出しそうな空模様で、案の定、登り始めて直ぐ本降りの雨となった。踏み跡はしっかりあるので(取り付いて直ぐはやや藪っぽいが)足元に不安は全くない。九龍山、江戸小屋山、鞘口山までは難無くクリア。
九龍山はどうってことない山だが、その先、江戸小屋山までは西側が伐採地なので、雨模様でも眺めは悪くない。その雨は途中で上がりガスも切れてきて、見る見るうちに御前山が姿を現してちょっと得した気分。
結構大変なのは、鋸尾根の下り。昔からここは、登るうえでも下るうえでも難儀な場所だ(特に冬季は緊張を強いられる)。それでも愛宕神社まで辿り着けば、もう奥多摩の街は目の前。でも安心することなかれ、この後の下りで何故か径を踏み外し、よりによって地蜂(たぶん、クロアナバチ。スズメバチじゃなくてほんと良かった)の巣に頭を突っ込み、怒り狂った蜂たちに強か刺された淑女もいるのだ(とばっちりで刺された紳士もいる)。
尾根の末端にある、名物の急階段を下ったら、最寄りの玉翠荘へ向かい、汗を流すことにする。Woodyさんと地下1階の男子風呂に入って(一方、女子達にはまだ地下4階までの階段地獄が待っている)、いつものようにサッと入ってサッと出た。

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「玉翠荘」で汗を流した後は、「ビア・カフェ・バテレ」本店へ行ってみると普通にちゃんと営業していて、しかも外のテラス席も含め満席とのこと。テラス席はさることながら、建物内は結構「密」な状況。もし、テーブル一つだけ空いています、と云われてもちょっと入り辛い感じだ。何だ、新型コロナ禍は終わっちゃったんだっけ?ってな雰囲気の「バテレ」だった。
それではということで、念のため隣の「天益」を覗いてみると案の定、こちらも満席で「ごめんね~」と女将さん。分かっちゃいるけど、やっぱり「天益」も予約が必須と再確認。それにしても奥多摩は、まるでコロナとは無縁の世界のように経済活動が活発である。
次に、この頃入ったことが無い「氷川サービスステーション」を覗いてみると店内に客は誰もいない。既に今日は営業を終了した様子で、こちらはコロナ自粛中な雰囲気。やれやれと思って続いて「こうらく」へ向かうと、閉まっていてひと気が無い(コロナ廃業?)。更に「むら㐂」へ向かうと、丁度、数人のグループが入ろうとしているところを目撃し、これはダメだと引き返す。
今日は後手後手、そういう巡り合わせだ。そうなればもう行く場所はここしかない、ここでダメなら奥多摩は諦めようと駅舎2階PORT Okutamaの「バテレ」へ。ここもそれなりに混んでいたが、テーブル1つが空いていたのでそこへザックを置いて、さっそくビールを注文。ようやく湯上りビールを味わうことができた。
ふと周りを見回せば、割と静かにしている観光客が数人と、やけに賑やかな山帰りの中高年グループが盛大に飛沫を飛ばしている状況。これだけ広い室内でたとえ窓が開いていても、彼らの風下には座りたくない感じ。素面でも地声がでかい人にアルコールが入るとこうなります、という典型を見るようだ。やはり呑み屋は何かとリスクが高い。

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ウィズ新型コロナ山行第2弾且つ奥多摩の重箱の隅を穿る山行第2弾は、奥多摩の三ノ木戸山。はっきり云ってこんな山、今まで地図上でも気にしたことが無い。改めて地図を見る限り、石尾根縦走路から僅かに外れているので、きっと登ったことはないのだろう。石尾根を末端の奥多摩駅から登るのは、恐らく高校1年生の夏山トレーニング以来のはず。つまり45年ぶりということになる。そのときもたぶん、三ノ木戸山はスルーしたはずだ。
何故この山かと云えば、先週(頭窓山~三ノ戸山)と同様、東京都、埼玉県及び神奈川県内で(基本、県外移動が自粛されているため)バスを使わず駅から登れる山で、余り人に踏まれていない山は無いか、と地図を舐めるように俯瞰した次第。出来れば、個人的に初登頂であればなお良い。
三ノ木戸山は何れの条件にも合致した山で、人気の石尾根上にある点はややマイナスながら、石尾根を上り下りするハイカーはあっても、昼頃に三ノ木戸山あたりを彷徨くような輩は少ないだろうとの読みも働いた。結果的に、山中で出会ったのは単独行1名、トレランのグループ1つと、法面工事現場での警備員1名だけで、ほぼ読み通り。
三ノ木戸山は縦走路から僅かに外れているだけなのに、果たしてひっそりと静かなる山だった(山行記録はこちら)。昼寝でもするのに良さそうである。このコースを歩いたことも、鷹ノ巣避難小屋に泊まって以来16年ぶり(その時は逆コース)、唯々懐かしい。
時間が早かったので、もうちょっと石尾根を登ってから引き返す。防火帯は解放感が気持ちイイ。帰路は十二天尾根を林道まで下りたら、あとは不老林道を辿るだけ。法面工事現場に戻り、急階段を下りて日原街道に出れば、いつもの日帰り入浴「玉翠荘」には14時過ぎに到着。
若旦那に訊けば、2週間前から再開したとのこと。入浴料はタオル付800円になっていた。男風呂は先客1名、あとから2名組。脱衣所で、これから風呂に入るのであれば洗い流せば済む感じだが、風呂から上がって着替えている際に「密」になるのはやや気がかりだ。

01 石尾根の登山口がここ。

03 奥多摩駅前のシンボル、愛宕山。

05 振り返るとゴンザス尾根。

08 羽黒三田神社。

20 ここにも神社。

24 癒しの緑。

30 本来の道は抉られて赤土が露出しているので迂回。

34 三ノ木戸山はここを左に上がる。

35 三ノ木戸山に到着。

39 まだ時間が早いのでもうちょっと先へ行ってみる。

41 気持ちが良いところ。

43 左端に踏み跡。

55 大岳山に向かって下る。

64 この辺りがちょっと急降下。

釜めし なかい」で山行解禁の祝杯を挙げた後のこと、山から下りた際ずぶ濡れだったので既にすっかり着替えていたものの、やはり何処かでさっぱり汗を流したい。川井駅を起点にした場合、かつて「松乃温泉・水香園」が最寄りだったが今はデイ・スパは受け付けていない。次善策は青梅駅から歩いて20分弱の「かんぽの宿 青梅」か、河辺駅前の河辺温泉「梅の湯」だ。
青梅は「ホリデー快速」を利用しない場合は乗換駅なのでそのついでに行くのは便利なのだが、やや遠くてしかも帰りが登りになるデメリットが憂鬱にさせるため、乗換が面倒な(青梅と河辺と2回乗換が必要な)河辺温泉をチョイスした(7人はそのままお帰り)。
河辺温泉は3年ぶり(前回はこちら)。図らずも、前回ここに来たのはやはり「ちわき」に寄って川井駅からやって来たのだった。川井駅からは、どうあっても河辺駅に来るしかないようだ。
5階まで上がって受付をした後、階段を登って6階の風呂場へ移動する。今日もそれなりに客は入っているが、密になるほどではない。露天風呂にも(烏の行水的に)ちょっとだけ浸かった。
サッパリしたら再び5階へ戻る。目の前は「癒し処リラクゼーション河辺」。マッサージ師の方々(まさしく濃厚接触的生業だな~)はとても暇そうだ。食事処へ向かうと、こちらも店員が暇そうにしている。客は我々以外、ひと組しかいない。
この後、人混みの立川の街などへ向かう気にもならないので、ここの食事処で打ち上げ。なので、前回はビールを呑んだだけだったが、今日はつまみもいくつか頼み、日本酒も「多摩自慢」と「̠嘉泉」を呑んだ。どちらも福生の酒。久しぶりで美味い。コロナ自粛からの解放感は、えも云われず味わい深い。

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季節は移ろい、最早、初夏。今年は春が無かった。政府の緊急事態宣言が解除されたことを受けて、満を持して計画したウィズ新型コロナ時代の山行第1弾は、奥多摩の頭窓(ズマド)山と三ノ戸山。赤久奈尾根を辿って川苔山を目指すハイカーにとっては、何方も行き掛けの駄賃にもならないし巻き道もしっかりあるので、酔狂な輩でなければこれらの山頂を踏むようなことはしないだろう。
そんな忘れ去られた山を巡る、重箱の隅を穿るようなプランを立てたものの、時節柄そもそも赤久奈尾根を歩く者は少ないだろうし天気も天気なので、わざわざこんな不遇な山を選んで他のハイカーとの接触を避ける必要は無かったはず、ちょっとやりすぎたきらいはある。
ともあれ最高峰の三ノ戸山でも標高800mを僅かに超えるだけなので、コロナ自粛太り状態の我が身にとってリハビリとして丁度良い具合だ。生憎朝から本降りの雨にもかかわらず、ほぼ3か月ぶりの山行なので気分は上々。皆もそう思っていたようで、参加者10名の大パーティーとなった。
何の変哲もない尾根で眺めも無いが、登ること自体が楽しい。久しぶりに見る山の緑もやけに新鮮だ。首尾良く三ノ戸山を踏んだ後は、雨で足元が緩くなった枝尾根をほぼ滑りながら下れば、上手い具合に「釜めし なかい」のすぐ傍に出た。庭付き隠れ家風の古民家でいい雰囲気。中を覗くとなんと満席、順番待ち状態。山は少なかったが、車移動で外食する輩はそれなりにいるのだ。我々は皆、泥んこでずぶ濡れ状態なので、着替えをしながらのんびりと待つ。
やがて案内された席は、庭を眺められる離れのような部屋、なかなか乙だ。ここは以前入ったことがある「ちわき」の姉妹店だという。こちらの方が本家だろうか。建物自体は古びているがトイレだけは綺麗にリニューアルされている。
先ずは生ビール、メニューを眺めると鮎の塩焼きもある。さっそく注文。養殖ものだろうがとりあえず初物。頭からしっぽまでとても美味しくいただいた。そのあとは釜めしをちょっとだけ頂く。こちらもなかなかだ。しかし山からこの店へ直接下りるプランはたぶん、これが最初で最後、かなり残念である。

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「青梅麦酒(おうめばくしゅ)」でまったりできたものの、やっぱり汗を流してさっぱりしたい。意外にも、青梅には銭湯が無い。そこで青梅で日帰り温泉となると、最寄は「かんぽの宿 青梅」か「河辺温泉 梅の湯」の二択。前者は歩いて行けるが、多摩川の対岸にあるため、それなりにアップダウンがある。
一方、後者は、二つ先の河辺駅で途中下車する煩わしさはあるものの、駅前にあって便利。どちらにしますかねと他の3人に下駄を預けると、一致した意見は「かんぽの宿 青梅」。皆、歩くのは厭わないが、電車の乗り降りは面倒なのだ。逆に云えば、今回のように山から下りた場所が青梅で無い限り、「かんぽの宿 青梅」へ行くことは望まないということになる。今回は千載一遇のチャンスかも知れない。
市街地を南へ辿ると、多摩川へ向かってずんずん下る。風呂上りの後の登り返しが厳しい。夏だったら、またひと汗掻きそうだ。下がり切ったところには歩行者専用にしては随分立派な橋が架かっている。川は相変わらず濁っているし、河岸の木々にはゴミや流木が引っ掛かっていて台風の爪痕が生々しい。橋を渡り切ったところから「かんぽの宿 青梅」までは登り返す。ここまで丁度20分。
「かんぽの宿 青梅」は随分、立派な建物。フロントで1,020円を支払いエレベータへ。この7階に、天然温泉の「鮎美(あゆみ)の湯」がある。丁度この建物は、多摩川がヘアピンのようにうねっている基部に位置しているので、頗る眺望が良い。湯船に浸かった目線の高さでも、雄大な眺めが楽しめる。
とは云っても長湯はせず、さっと出て再び1階へ戻り喫茶「かわせみ」に入る。ラストオーダーの15時30分直前だったが、ビールを呑むことができた(他の三人は時間切れ)。店内では、卒業してン十年目の小学校か中学校の同窓会にやってきたと思しき集団(女性が大多数)が談笑中だった。

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今週は、大菩薩連嶺にある「オッ立(標高1,301メートル)」の南尾根を登るつもりだったが、先週の台風19号による被害は甚大で、バスや電車の不通区間もまだ多く、1週間経ったぐらいではあまり状況は変わっていない。今回のプランでも、取り付きまでは沢沿いを進まなくてはならない。
沢沿いの径は何かとリスクが高いと想定すれば、オッ立南尾根は諦めて、何処か近場の低山を尾根通しで登るのが穏当だ。ということで、さて代案はどうするか。中央線沿線は、先週、高尾山から小仏城山を歩いたので、他を選ぶとすれば小田急線沿線か青梅線沿線か。青梅線も青梅辺りぐらいまででやめておいた方が良さそう。ならば青梅丘陵はどうか。
青梅丘陵はドカ雪が降ったときの為にとっておいたコースだが、このような緊急事態こそ相応しいかも知れない。沢沿いの道は登山口までの車道だけだから、影響は少ないはず。ここならばイケそうだとプランニング。
実際に登ってみると(山行記録はこちら)、山道はほぼ台風の影響と思われる痕跡は見当たらず。ハイカーは皆無だったが、青梅に近づくと地元住民がちらほらすれ違った。地元に愛されている散歩コースのようである。青梅鉄道公園で丘陵歩きは終了。
青梅近郊の山から下りたらあそこへ行ってみようと、こういう時のために懐に暖めておいた店がいくつかあった。これまで山から青梅に下りてくることも、青梅で途中下車することも無かったため、この店も含め青梅には行ってみたいと思っていた店が結構あるのだ。
今回入ったのは「青梅麦酒(おうめばくしゅ)」という、クラフトビールの店。先客はゼロ。ランチ時は過ぎているので、そういう時間帯なのかも知れないが、我々には好都合。ここには奥多摩・バテレのビールもあった。キンキンに冷えたビールと、ビールに良く合うつまみを堪能した。是非また来てみたいが、チャンスは降雪(それも薄化粧ではなく本降りの雪の)直後だろうと思う。

39 ちょっと寄り道。

40 100円を出すのを惜しんで入園せず。

41 青梅と云えば・・・

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43 「青梅麦酒」という店。

42 さらに寄り道。

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「玉翠荘」でさっぱりしたらまた奥多摩駅まで戻り、「オクタマーフェスト」を覗いてみる。以前、これも偶々だったが「おくたマルシェ」というイベントに遭遇したことがあった。ゴスペルのアカペラを聴いたりしてなかなかだった。
今日のこれはまた違っていて、クラフトビールがメインのイベントである。「オクトーバーフェスト」をもじって「オクタマーフェスト」と洒落てみたらしい(ウラをとってはいないけど、たぶんそう)。4店舗のクラフトビールが楽しめる。
「バテレ」は我々も良く知っているが、それ以外に奥多摩に3つもあったのか、と思ったら勘違い。「バテレ」以外は何れも輸入クラフトビール(カナダ産、アメリカ産、北欧産)のようだ。わざわざ奥多摩まで出張販売しているということか。何れにしても、奥多摩はだんだん変わってきたと思う。
会場をひと巡りしてみたが、せっかくさっぱりしたのにこの陽気でまた屋外でビールを呑むのも如何なものかと感じてしまったので、何となくスルーしやっぱりエアコンが効いたところでのんびりしようと、会場の喧騒とはオサラバして奥多摩駅の2階へ上がった。
ここの2階は以前、山野井泰史氏の登山用具が展示されていたが、すっかり様変わりし、ビアショップとコーヒーショップが入っていて、プチ・フードコートのようになっている。窓の外は、青梅線のホームが丸見えだが、思ったよりも居心地が良い。この頃、「バテレ」はバス通りに面したテイスティングルームと称するスタンドバースタイルの店を出したし、奥多摩駅舎の2階にも店を出したりと、奥多摩駅界隈での存在感が増しているようだ。
さっそく、ピメレア#2(Sサイズ700円)をいただく。苦味は全く無くてジューシーだが度数が6.6%もあるので、グビグビやると直ぐにいい気持ちになってきた。

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76 ホームの客を眺めながら。

せっかく「日原鍾乳洞売店」でビールを呑んだけれど、東日原バス停までの道のりがそれなりにあるので、またひと汗かく。たとえ缶ビール1本でも、確実に足が重くなっているからなおさらだ。さぞかし日原鍾乳洞の中は涼しいだろうなと想像してみるが、それで汗が引くことはない。
やっとこ東日原に着くと、2台のバスが待っていた。でも客はせいぜい座席半分が埋まるぐらいか。まだ発車まで時間があるが、ここでビールが呑める訳でもなし、さっさとバスに乗り込み、エアコンの吹き出し口を自分に向け、漸くひと心地つく。やっぱり、こんな季節に奥多摩へ来るのは間違いかと少々後悔。途中のバス停からは、殆ど客は乗って来なかった。
いつも思うが、川乗橋から川苔山を目指すハイカーは多いが、川乗橋をゴールにするハイカーが殆ど居ないのは何故だろう。今日も朝のバスでは乗客の半分が川乗橋BSで降りたが、復路のバスで乗ってきたハイカーはゼロ。ガイドブックに書かれているモデルコースがそうなっているのか。謎だ。個人的には、川乗橋に缶ビールの自動販売機が無いことが、ここをゴールとするには気が乗らない一因だけれど、まさか皆さんもそうなのか。
奥多摩駅に着いてみると、何やら広場が賑やか、看板に「オクタマーフェスト(奥多摩クラフトビールフェスティバル)」とある。もちろん興味津々。しかしともかく汗を流してさっぱりしたい。今日は独りなので何処でもいいが、芋を洗うような「もえぎの湯」には行く気が起こらない。結局やっぱり入り慣れた「玉翠荘」に足が向いた。
いつものようにフロントで宿の主に750円を支払ったら、リュックサックを縁台の上に置いて男湯がある地下1階へ。先客は若者お二人だけだったが、ほぼ入れ替わりのタイミングだったので、あとは一人だけで湯船に浸かりさっぱりした。さて次は「オクタマーフェスト」を覗いてみることにしよう。

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元々の計画では大菩薩連嶺の、川胡桃沢ノ頭から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ辿る予定だったが、今回は偶々女性の参加者が無く男性2人だけ、男同士の山行では「つまらない」と正直Woodyさんが仰るので中止とし、代わりに独りで奥多摩の小川谷林道へ行ってみることにした。
日原川支流、小川谷は高校生の頃から通い慣れたエリアだが、件の3.11大震災で谷の入口にある燕岩が部分崩落し、危険なため長らく通行止めになっていた。当然、酉谷山へ登ることも叶わなくなったので、酉谷山は奥多摩の中でも益々奥深い山となった。
その後、洞門を設置する工事が行われ、それが完了したのか昨年末から通行できるようになったと聞いていたので、いつか覗きに行ってみようとタイミングを見計らっていた。コンクリートシェルター洞門が、どんなシロモノなのかにも興味があった。それに加え、林道の終点から三又へ下る道も崩壊しているとのこと、いつの日かまた三又でテント泊してみたいので、その偵察も兼ねた。
残暑が厳しく、東日原から歩き始めてすぐ汗が吹き出てくる。一石山神社の先に辿り着くと、噂どおりの洞門があった。確かに立派な造りだが、北アルプスの扇沢バスターミナル手前にあるようなスノーシェッドと見掛け上の違いは判らない。どのくらいの岩が落ちてきても大丈夫なのか、やや気になる。
その先は懐かしい林道。決して林道歩きは楽しいものではないが、久しぶりなので結構ウキウキしながら辿る。この8年間、全く誰も歩かなかった訳ではないだろうけど、昔の記憶以上に周りの緑がえばっているような気がする。所々、崩れた土砂や岩が道を遮っているので、車が通行できるようになるのはまだ暫く先のようだ。
林道終点に近い広場(旧駐車場)から、山道に入るところにはトラロープが張ってあって通せんぼ。ロープを潜ってその先を少し進むと、トラバース気味な道が幅数メートル、地すべりで流されていた。よく見ると、簡易的なロープが張ってあり、これを頼りに渡ることは可能と思われた。これならば、次回はテントを背負っても来られそうだ(でもその後、台風19号がやってきたためどうなったのか、また確かめに行く必要があるだろうし、それ以前に日原街道が復旧しないことには話が始まらない)。
林道をまたテクテクと戻り、再び出来立てほやほやの燕岩洞門を潜れば、目の前の日原鍾乳洞売店に飛び込む。店内には家族連れが数組いて皆、アイスクリームや清涼飲料水などを飲んでいる。小生は当然、ビール。店内はエアコンが無く汗が一向に引かないが、キンキンに冷えたビールがやけに美味かった。

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山から下りて奥多摩駅界隈(於:もえぎの湯、天益)を3時間以上もうだうだしたのは、昨年のE257系「快速・青梅奥多摩新緑号」に乗るために時間調整して以来である(そういえば、その時も「天益」に寄ったはずだ)。今回は、「快速・お座敷青梅奥多摩号」に乗ることが目的。
ちなみに今年はE257系「快速・青梅奥多摩新緑号」は走っていない。企画倒れに終わった様子である。その代わりに今回、まさか「お座敷列車」が奥多摩駅ホームに停まっているのを見る日が来るとは思わなかった。この企画も、今年限りでないことを祈らずにはいられない。
基本的にイベント列車好きである。しかし、人ごみは嫌いである。ホームから溢れんばかりに群がる撮り鉄(含、俄か撮り鉄)の中に混ざる気はサラサラ無いし、そんな列車に乗りたくも無い。しかし今回の「快速・お座敷青梅奥多摩号」に心配はご無用、見送り客などはおらず、静かに出発。お座敷列車はオールグリーン車(指定券770円)なので、途中から乗ってくる客も基本的にいない(除、御嶽駅から乗車したこのちゃん)。
他の車両は判らないが、我々が乗った4号車は満席。我々は8人掛けのテーブルに6人で着席。同じテーブルの他のご婦人2人には、我々が賑やか過ぎて少々ご迷惑だったかも知れない。この「お座敷青梅奥多摩号」は奥多摩駅17時30分発で立川駅には18時48分着。これは通常の各駅停車とほぼ同じ所要時間だ。こちらはお座敷列車なので、もっとゆっくりでも良かった。第3セクターのジョイフルトレインだったら、途中駅で暫く停車して、地元食材の販売やら、民俗芸能の鑑賞とかありそうだが、JRはちょっと素っ気無い。まだまだ、サービス向上の余地があるように思う。是非、一考願いたい。

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「もえぎの湯」で久しぶりにのんびりしても、まだ午後4時。乗る予定の奥多摩駅発の電車は5時半なので、まだたっぷり時間がある。ということで、徐に次に向かう先は「天益」。今季、初めての入店。実は「もえぎの湯」へ行く前に、既になおちゃんに予約を入れてもらってあったのだ。
それでも結構際どかったようで、今日はカウンター席は既にハイカーで満杯状態、いつものリュックサック置き場すら客で一杯なので、今回は珍しく座敷にシートを敷いて、ここに置いて下さいと云われる。席へ着く前に、さっそく生ビールと焼き餃子を注文。
この頃、鹿肉はとんとお目に掛かっていないが、今日も仕入れは無いらしい。この時期はハイカーが多くて、ハンティングが出来ないのが理由という話。そんなことだと、シカの個体群管理なんて出来そうにないので、結局、食害は減りそうに無いなあと思う。
それでも今日も感じたことだが、奥多摩の山の中はもうシカが食べられそうな草を見掛けない状態が何年も続いているので(目に付くのはトリカブトやハシリドコロなどの毒草やアセビなどの毒木ばかり)、既にエサの量が個体数の上限を決めているように感じる。
隣の座卓は地元の方々の予約が入っている様子。相変わらず「天益」は繁盛している。女将さんは我々に、どこの山から下りてきたのかと必ず訊く。様々なハイカーからそういった情報を得ているので、女将さんはこの手の最新情報に詳しいという評判である。
焼き餃子にビールという黄金の組み合わせを満喫し、一時間ほどまったりした後、ようやく駅へ向かった。

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もうそろそろ梅雨が明けてもおかしくない時期だが、まだ前線は日本列島に貼り付いたまま。朝から湿度がやけに高い。今回は本仁田山に登るだけなので、さして厳しいアルバイトではないのが幸いだが、ちょっと歩いただけでも忽ち汗が吹き出るし、立ち止まって休んでいても汗が止まらない。こんな陽気に山に登るのは、我ながら酔狂だと思う。
急登の平石尾根をフウフウ云いながら登っていると、突然、作りかけのコンクリート橋梁が現れ、その延長上にコンクリートのトンネル(高さ2mぐらい、幅1mぐらい)があった。トンネルは真っ直ぐ貫通していて、反対側の出口が見える。
しかし、その橋梁とトンネルは高さ関係が一致しているとは云い難い。橋梁の上を走っている車両があったとしても、そのままトンネルには入れない(トンネルの方がちょっとだけ低い)ように思われる。何となく、作っているうちに上下関係が一致しないことに気が付き、建設中止にしたようにも感じる。
地図を見ると、奥多摩工業曳鉄線の一部かと思ったが、よくよく見るとそうではない。奥多摩工業曳鉄線とは水平位置は一致しているようだが、地図上は標高450m辺りを通っている。一方、現在地は標高600mぐらい。つまり実物は150mほど地下深くを貫いているはずで、目の前にあるコンクリートトンネルは別物だろう。ググっても何も出てこない。謎は深まるばかり、誰か真相を教えてくれないものか。
本仁田山に登ったら、あとは「もえぎの湯」を目指してまっしぐら。流石に今日の天気では「もえぎの湯」はすんなり入れた。脱衣所もカランも、ストレスが無い状態。汗を流してさっぱりしたら、中2階へ上がって生ビールをグビっとやる。やりながらも、あの橋梁とトンネルはいったい何だったんだろうと暫し妄想に耽った。

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「もえぎの湯」でさっぱりしたあと、傘を差しながらフラフラと道を戻る。たとえアルコールが入っていなくても、風呂に入って身体が弛緩するとこの距離は意外に長い。いつも目の前を通る「奥多摩ビジターセンター」には入ったことがない。なにか珍しい展示でもあればいいんだけど。興味があるのはツキノワグマ目撃情報くらいか。
HPを見る限り、夏場はほぼ毎日のようにクマ目撃情報が寄せられている。我々の目の前に出て来ないのは何故だろう、と思うくらい多い。目撃情報の数だけツキノワグマがいる訳ではないだろうが、迂闊な奴というか、うっかり何度も人間に遭遇するクマもいるはずだ。出来ればそういうこまったチャンには会いたくない。
最近出来た「氷川食堂」は、外に出ているお品書きを見る限り、ビールと日本酒を置いてあるのはいいとしても、酒の肴になるような一品料理が見当たらない。あるのは甘味か炭水化物系。焼き団子じゃあ酒は呑めないので、暖簾を潜ろうという気にはならない。以前あった蕎麦屋の「寿々㐂家」の方が良かったので残念だ。
駅前に出て、バス発着所の脇を入れば目当ての「天益」に到着。ほぼ1年ぶり。店に着いても雨は止まず。今日も一日雨だった。リュックサックは店の外に置くのがここの流儀なので、女将さんから「これを被せてね」とブルーシートを渡された。
我々は奥の座敷。着いたら間髪を容れず、生ビールと餃子を注文。餃子がやって来るまで、ビールが無くならないように呑むのはややもどかしい。もっと呑んでもいいのだが、今日はこれから立川の店が決まっているので、乗る電車の時間も決まっている。今回の山に参加するはずだったこのちゃん(今朝、カツサンドを齧って差し歯が取れたのでドタ不参加)が治療の後、立川までやって来ることになっているからだ。

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「かたくりの花」でちょっとまったりした後は、奥多摩湖BSからバスに乗り、奥多摩駅に到着。さて、次は汗を流す段、いつものように最寄の「玉翠荘」でもいいが、こんな天気なので「もえぎの湯」に行ってみる手もありそうと、覗いてみることにした。かれこれ3年ぶりになる(前回はこちら)。
普段であれば、たいてい整理券を配るなどという混雑状態になるため、冬以外に来ることは無い。果たして、行ってみると駐車場が随分空いていた。狙い通りだ。カウンターには誰も居らず、850円(あれっ、また値上げした!)を支払ってすんなり受付完了。
半地下階の風呂場へ行ってみると、たしかに客は少ない。脱衣所には数人、洗い場のカランは半分ぐらい埋まった程度で、こんなに空いている風呂場は久しぶりに見た(露天風呂までは確認せず)。合わせて10人くらいいた先客は、若者ばかりだ。どう見ても山帰りではない。
ここはやはり、キャンプ場にやってくる若者達の利用が目立つ。明らかに中高年はマイノリティ、他の日帰り温泉施設とはちょっと違う。それにしても、こんな天気でもキャンプに来る奴がいるんだと、(自分たちのことはさておいて)吃驚する。
風呂から上がってさっぱりしたら、今日は食事処がある半2階へ上がらずにそのまま帰る。このあとは、なおちゃんが予約を入れてくれてある「天益」なのだ。
それにしても利用料は、ここ数年でじわじわ100円値上げしたはず。経営が行き詰っているのか、それとももっと儲けて建て替えようと思っているのか。何れにせよ、これで「玉翠荘」とは100円の差になった。ここまでやってくる足が、更にちょっとだけ遠退きそうな気がする。

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