山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

青梅線沿線

「青梅麦酒(おうめばくしゅ)」でまったりできたものの、やっぱり汗を流してさっぱりしたい。意外にも、青梅には銭湯が無い。そこで青梅で日帰り温泉となると、最寄は「かんぽの宿 青梅」か「河辺温泉 梅の湯」の二択。前者は歩いて行けるが、多摩川の対岸にあるため、それなりにアップダウンがある。
一方、後者は、二つ先の河辺駅で途中下車する煩わしさはあるものの、駅前にあって便利。どちらにしますかねと他の3人に下駄を預けると、一致した意見は「かんぽの宿 青梅」。皆、歩くのは厭わないが、電車の乗り降りは面倒なのだ。逆に云えば、今回のように山から下りた場所が青梅で無い限り、「かんぽの宿 青梅」へ行くことは望まないということになる。今回は千載一遇のチャンスかも知れない。
市街地を南へ辿ると、多摩川へ向かってずんずん下る。風呂上りの後の登り返しが厳しい。夏だったら、またひと汗掻きそうだ。下がり切ったところには歩行者専用にしては随分立派な橋が架かっている。川は相変わらず濁っているし、河岸の木々にはゴミや流木が引っ掛かっていて台風の爪痕が生々しい。橋を渡り切ったところから「かんぽの宿 青梅」までは登り返す。ここまで丁度20分。
「かんぽの宿 青梅」は随分、立派な建物。フロントで1,020円を支払いエレベータへ。この7階に、天然温泉の「鮎美(あゆみ)の湯」がある。丁度この建物は、多摩川がヘアピンのようにうねっている基部に位置しているので、頗る眺望が良い。湯船に浸かった目線の高さでも、雄大な眺めが楽しめる。
とは云っても長湯はせず、さっと出て再び1階へ戻り喫茶「かわせみ」に入る。ラストオーダーの15時30分直前だったが、ビールを呑むことができた(他の三人は時間切れ)。店内では、卒業してン十年目の小学校か中学校の同窓会にやってきたと思しき集団(女性が大多数)が談笑中だった。

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今週は、大菩薩連嶺にある「オッ立(標高1,301メートル)」の南尾根を登るつもりだったが、先週の台風19号による被害は甚大で、バスや電車の不通区間もまだ多く、1週間経ったぐらいではあまり状況は変わっていない。今回のプランでも、取り付きまでは沢沿いを進まなくてはならない。
沢沿いの径は何かとリスクが高いと想定すれば、オッ立南尾根は諦めて、何処か近場の低山を尾根通しで登るのが穏当だ。ということで、さて代案はどうするか。中央線沿線は、先週、高尾山から小仏城山を歩いたので、他を選ぶとすれば小田急線沿線か青梅線沿線か。青梅線も青梅辺りぐらいまででやめておいた方が良さそう。ならば青梅丘陵はどうか。
青梅丘陵はドカ雪が降ったときの為にとっておいたコースだが、このような緊急事態こそ相応しいかも知れない。沢沿いの道は登山口までの車道だけだから、影響は少ないはず。ここならばイケそうだとプランニング。
実際に登ってみると(山行記録はこちら)、山道はほぼ台風の影響と思われる痕跡は見当たらず。ハイカーは皆無だったが、青梅に近づくと地元住民がちらほらすれ違った。地元に愛されている散歩コースのようである。青梅鉄道公園で丘陵歩きは終了。
青梅近郊の山から下りたらあそこへ行ってみようと、こういう時のために懐に暖めておいた店がいくつかあった。これまで山から青梅に下りてくることも、青梅で途中下車することも無かったため、この店も含め青梅には行ってみたいと思っていた店が結構あるのだ。
今回入ったのは「青梅麦酒(おうめばくしゅ)」という、クラフトビールの店。先客はゼロ。ランチ時は過ぎているので、そういう時間帯なのかも知れないが、我々には好都合。ここには奥多摩・バテレのビールもあった。キンキンに冷えたビールと、ビールに良く合うつまみを堪能した。是非また来てみたいが、チャンスは降雪(それも薄化粧ではなく本降りの雪の)直後だろうと思う。

39 ちょっと寄り道。

40 100円を出すのを惜しんで入園せず。

41 青梅と云えば・・・

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43 「青梅麦酒」という店。

42 さらに寄り道。

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「玉翠荘」でさっぱりしたらまた奥多摩駅まで戻り、「オクタマーフェスト」を覗いてみる。以前、これも偶々だったが「おくたマルシェ」というイベントに遭遇したことがあった。ゴスペルのアカペラを聴いたりしてなかなかだった。
今日のこれはまた違っていて、クラフトビールがメインのイベントである。「オクトーバーフェスト」をもじって「オクタマーフェスト」と洒落てみたらしい(ウラをとってはいないけど、たぶんそう)。4店舗のクラフトビールが楽しめる。
「バテレ」は我々も良く知っているが、それ以外に奥多摩に3つもあったのか、と思ったら勘違い。「バテレ」以外は何れも輸入クラフトビール(カナダ産、アメリカ産、北欧産)のようだ。わざわざ奥多摩まで出張販売しているということか。何れにしても、奥多摩はだんだん変わってきたと思う。
会場をひと巡りしてみたが、せっかくさっぱりしたのにこの陽気でまた屋外でビールを呑むのも如何なものかと感じてしまったので、何となくスルーしやっぱりエアコンが効いたところでのんびりしようと、会場の喧騒とはオサラバして奥多摩駅の2階へ上がった。
ここの2階は以前、山野井泰史氏の登山用具が展示されていたが、すっかり様変わりし、ビアショップとコーヒーショップが入っていて、プチ・フードコートのようになっている。窓の外は、青梅線のホームが丸見えだが、思ったよりも居心地が良い。この頃、「バテレ」はバス通りに面したテイスティングルームと称するスタンドバースタイルの店を出したし、奥多摩駅舎の2階にも店を出したりと、奥多摩駅界隈での存在感が増しているようだ。
さっそく、ピメレア#2(Sサイズ700円)をいただく。苦味は全く無くてジューシーだが度数が6.6%もあるので、グビグビやると直ぐにいい気持ちになってきた。

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76 ホームの客を眺めながら。

せっかく「日原鍾乳洞売店」でビールを呑んだけれど、東日原バス停までの道のりがそれなりにあるので、またひと汗かく。たとえ缶ビール1本でも、確実に足が重くなっているからなおさらだ。さぞかし日原鍾乳洞の中は涼しいだろうなと想像してみるが、それで汗が引くことはない。
やっとこ東日原に着くと、2台のバスが待っていた。でも客はせいぜい座席半分が埋まるぐらいか。まだ発車まで時間があるが、ここでビールが呑める訳でもなし、さっさとバスに乗り込み、エアコンの吹き出し口を自分に向け、漸くひと心地つく。やっぱり、こんな季節に奥多摩へ来るのは間違いかと少々後悔。途中のバス停からは、殆ど客は乗って来なかった。
いつも思うが、川乗橋から川苔山を目指すハイカーは多いが、川乗橋をゴールにするハイカーが殆ど居ないのは何故だろう。今日も朝のバスでは乗客の半分が川乗橋BSで降りたが、復路のバスで乗ってきたハイカーはゼロ。ガイドブックに書かれているモデルコースがそうなっているのか。謎だ。個人的には、川乗橋に缶ビールの自動販売機が無いことが、ここをゴールとするには気が乗らない一因だけれど、まさか皆さんもそうなのか。
奥多摩駅に着いてみると、何やら広場が賑やか、看板に「オクタマーフェスト(奥多摩クラフトビールフェスティバル)」とある。もちろん興味津々。しかしともかく汗を流してさっぱりしたい。今日は独りなので何処でもいいが、芋を洗うような「もえぎの湯」には行く気が起こらない。結局やっぱり入り慣れた「玉翠荘」に足が向いた。
いつものようにフロントで宿の主に750円を支払ったら、リュックサックを縁台の上に置いて男湯がある地下1階へ。先客は若者お二人だけだったが、ほぼ入れ替わりのタイミングだったので、あとは一人だけで湯船に浸かりさっぱりした。さて次は「オクタマーフェスト」を覗いてみることにしよう。

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元々の計画では大菩薩連嶺の、川胡桃沢ノ頭から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ辿る予定だったが、今回は偶々女性の参加者が無く男性2人だけ、男同士の山行では「つまらない」と正直Woodyさんが仰るので中止とし、代わりに独りで奥多摩の小川谷林道へ行ってみることにした。
日原川支流、小川谷は高校生の頃から通い慣れたエリアだが、件の3.11大震災で谷の入口にある燕岩が部分崩落し、危険なため長らく通行止めになっていた。当然、酉谷山へ登ることも叶わなくなったので、酉谷山は奥多摩の中でも益々奥深い山となった。
その後、洞門を設置する工事が行われ、それが完了したのか昨年末から通行できるようになったと聞いていたので、いつか覗きに行ってみようとタイミングを見計らっていた。コンクリートシェルター洞門が、どんなシロモノなのかにも興味があった。それに加え、林道の終点から三又へ下る道も崩壊しているとのこと、いつの日かまた三又でテント泊してみたいので、その偵察も兼ねた。
残暑が厳しく、東日原から歩き始めてすぐ汗が吹き出てくる。一石山神社の先に辿り着くと、噂どおりの洞門があった。確かに立派な造りだが、北アルプスの扇沢バスターミナル手前にあるようなスノーシェッドと見掛け上の違いは判らない。どのくらいの岩が落ちてきても大丈夫なのか、やや気になる。
その先は懐かしい林道。決して林道歩きは楽しいものではないが、久しぶりなので結構ウキウキしながら辿る。この8年間、全く誰も歩かなかった訳ではないだろうけど、昔の記憶以上に周りの緑がえばっているような気がする。所々、崩れた土砂や岩が道を遮っているので、車が通行できるようになるのはまだ暫く先のようだ。
林道終点に近い広場(旧駐車場)から、山道に入るところにはトラロープが張ってあって通せんぼ。ロープを潜ってその先を少し進むと、トラバース気味な道が幅数メートル、地すべりで流されていた。よく見ると、簡易的なロープが張ってあり、これを頼りに渡ることは可能と思われた。これならば、次回はテントを背負っても来られそうだ(でもその後、台風19号がやってきたためどうなったのか、また確かめに行く必要があるだろうし、それ以前に日原街道が復旧しないことには話が始まらない)。
林道をまたテクテクと戻り、再び出来立てほやほやの燕岩洞門を潜れば、目の前の日原鍾乳洞売店に飛び込む。店内には家族連れが数組いて皆、アイスクリームや清涼飲料水などを飲んでいる。小生は当然、ビール。店内はエアコンが無く汗が一向に引かないが、キンキンに冷えたビールがやけに美味かった。

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山から下りて奥多摩駅界隈(於:もえぎの湯、天益)を3時間以上もうだうだしたのは、昨年のE257系「快速・青梅奥多摩新緑号」に乗るために時間調整して以来である(そういえば、その時も「天益」に寄ったはずだ)。今回は、「快速・お座敷青梅奥多摩号」に乗ることが目的。
ちなみに今年はE257系「快速・青梅奥多摩新緑号」は走っていない。企画倒れに終わった様子である。その代わりに今回、まさか「お座敷列車」が奥多摩駅ホームに停まっているのを見る日が来るとは思わなかった。この企画も、今年限りでないことを祈らずにはいられない。
基本的にイベント列車好きである。しかし、人ごみは嫌いである。ホームから溢れんばかりに群がる撮り鉄(含、俄か撮り鉄)の中に混ざる気はサラサラ無いし、そんな列車に乗りたくも無い。しかし今回の「快速・お座敷青梅奥多摩号」に心配はご無用、見送り客などはおらず、静かに出発。お座敷列車はオールグリーン車(指定券770円)なので、途中から乗ってくる客も基本的にいない(除、御嶽駅から乗車したこのちゃん)。
他の車両は判らないが、我々が乗った4号車は満席。我々は8人掛けのテーブルに6人で着席。同じテーブルの他のご婦人2人には、我々が賑やか過ぎて少々ご迷惑だったかも知れない。この「お座敷青梅奥多摩号」は奥多摩駅17時30分発で立川駅には18時48分着。これは通常の各駅停車とほぼ同じ所要時間だ。こちらはお座敷列車なので、もっとゆっくりでも良かった。第3セクターのジョイフルトレインだったら、途中駅で暫く停車して、地元食材の販売やら、民俗芸能の鑑賞とかありそうだが、JRはちょっと素っ気無い。まだまだ、サービス向上の余地があるように思う。是非、一考願いたい。

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「もえぎの湯」で久しぶりにのんびりしても、まだ午後4時。乗る予定の奥多摩駅発の電車は5時半なので、まだたっぷり時間がある。ということで、徐に次に向かう先は「天益」。今季、初めての入店。実は「もえぎの湯」へ行く前に、既になおちゃんに予約を入れてもらってあったのだ。
それでも結構際どかったようで、今日はカウンター席は既にハイカーで満杯状態、いつものリュックサック置き場すら客で一杯なので、今回は珍しく座敷にシートを敷いて、ここに置いて下さいと云われる。席へ着く前に、さっそく生ビールと焼き餃子を注文。
この頃、鹿肉はとんとお目に掛かっていないが、今日も仕入れは無いらしい。この時期はハイカーが多くて、ハンティングが出来ないのが理由という話。そんなことだと、シカの個体群管理なんて出来そうにないので、結局、食害は減りそうに無いなあと思う。
それでも今日も感じたことだが、奥多摩の山の中はもうシカが食べられそうな草を見掛けない状態が何年も続いているので(目に付くのはトリカブトやハシリドコロなどの毒草やアセビなどの毒木ばかり)、既にエサの量が個体数の上限を決めているように感じる。
隣の座卓は地元の方々の予約が入っている様子。相変わらず「天益」は繁盛している。女将さんは我々に、どこの山から下りてきたのかと必ず訊く。様々なハイカーからそういった情報を得ているので、女将さんはこの手の最新情報に詳しいという評判である。
焼き餃子にビールという黄金の組み合わせを満喫し、一時間ほどまったりした後、ようやく駅へ向かった。

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もうそろそろ梅雨が明けてもおかしくない時期だが、まだ前線は日本列島に貼り付いたまま。朝から湿度がやけに高い。今回は本仁田山に登るだけなので、さして厳しいアルバイトではないのが幸いだが、ちょっと歩いただけでも忽ち汗が吹き出るし、立ち止まって休んでいても汗が止まらない。こんな陽気に山に登るのは、我ながら酔狂だと思う。
急登の平石尾根をフウフウ云いながら登っていると、突然、作りかけのコンクリート橋梁が現れ、その延長上にコンクリートのトンネル(高さ2mぐらい、幅1mぐらい)があった。トンネルは真っ直ぐ貫通していて、反対側の出口が見える。
しかし、その橋梁とトンネルは高さ関係が一致しているとは云い難い。橋梁の上を走っている車両があったとしても、そのままトンネルには入れない(トンネルの方がちょっとだけ低い)ように思われる。何となく、作っているうちに上下関係が一致しないことに気が付き、建設中止にしたようにも感じる。
地図を見ると、奥多摩工業曳鉄線の一部かと思ったが、よくよく見るとそうではない。奥多摩工業曳鉄線とは水平位置は一致しているようだが、地図上は標高450m辺りを通っている。一方、現在地は標高600mぐらい。つまり実物は150mほど地下深くを貫いているはずで、目の前にあるコンクリートトンネルは別物だろう。ググっても何も出てこない。謎は深まるばかり、誰か真相を教えてくれないものか。
本仁田山に登ったら、あとは「もえぎの湯」を目指してまっしぐら。流石に今日の天気では「もえぎの湯」はすんなり入れた。脱衣所もカランも、ストレスが無い状態。汗を流してさっぱりしたら、中2階へ上がって生ビールをグビっとやる。やりながらも、あの橋梁とトンネルはいったい何だったんだろうと暫し妄想に耽った。

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「もえぎの湯」でさっぱりしたあと、傘を差しながらフラフラと道を戻る。たとえアルコールが入っていなくても、風呂に入って身体が弛緩するとこの距離は意外に長い。いつも目の前を通る「奥多摩ビジターセンター」には入ったことがない。なにか珍しい展示でもあればいいんだけど。興味があるのはツキノワグマ目撃情報くらいか。
HPを見る限り、夏場はほぼ毎日のようにクマ目撃情報が寄せられている。我々の目の前に出て来ないのは何故だろう、と思うくらい多い。目撃情報の数だけツキノワグマがいる訳ではないだろうが、迂闊な奴というか、うっかり何度も人間に遭遇するクマもいるはずだ。出来ればそういうこまったチャンには会いたくない。
最近出来た「氷川食堂」は、外に出ているお品書きを見る限り、ビールと日本酒を置いてあるのはいいとしても、酒の肴になるような一品料理が見当たらない。あるのは甘味か炭水化物系。焼き団子じゃあ酒は呑めないので、暖簾を潜ろうという気にはならない。以前あった蕎麦屋の「寿々㐂家」の方が良かったので残念だ。
駅前に出て、バス発着所の脇を入れば目当ての「天益」に到着。ほぼ1年ぶり。店に着いても雨は止まず。今日も一日雨だった。リュックサックは店の外に置くのがここの流儀なので、女将さんから「これを被せてね」とブルーシートを渡された。
我々は奥の座敷。着いたら間髪を容れず、生ビールと餃子を注文。餃子がやって来るまで、ビールが無くならないように呑むのはややもどかしい。もっと呑んでもいいのだが、今日はこれから立川の店が決まっているので、乗る電車の時間も決まっている。今回の山に参加するはずだったこのちゃん(今朝、カツサンドを齧って差し歯が取れたのでドタ不参加)が治療の後、立川までやって来ることになっているからだ。

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「かたくりの花」でちょっとまったりした後は、奥多摩湖BSからバスに乗り、奥多摩駅に到着。さて、次は汗を流す段、いつものように最寄の「玉翠荘」でもいいが、こんな天気なので「もえぎの湯」に行ってみる手もありそうと、覗いてみることにした。かれこれ3年ぶりになる(前回はこちら)。
普段であれば、たいてい整理券を配るなどという混雑状態になるため、冬以外に来ることは無い。果たして、行ってみると駐車場が随分空いていた。狙い通りだ。カウンターには誰も居らず、850円(あれっ、また値上げした!)を支払ってすんなり受付完了。
半地下階の風呂場へ行ってみると、たしかに客は少ない。脱衣所には数人、洗い場のカランは半分ぐらい埋まった程度で、こんなに空いている風呂場は久しぶりに見た(露天風呂までは確認せず)。合わせて10人くらいいた先客は、若者ばかりだ。どう見ても山帰りではない。
ここはやはり、キャンプ場にやってくる若者達の利用が目立つ。明らかに中高年はマイノリティ、他の日帰り温泉施設とはちょっと違う。それにしても、こんな天気でもキャンプに来る奴がいるんだと、(自分たちのことはさておいて)吃驚する。
風呂から上がってさっぱりしたら、今日は食事処がある半2階へ上がらずにそのまま帰る。このあとは、なおちゃんが予約を入れてくれてある「天益」なのだ。
それにしても利用料は、ここ数年でじわじわ100円値上げしたはず。経営が行き詰っているのか、それとももっと儲けて建て替えようと思っているのか。何れにせよ、これで「玉翠荘」とは100円の差になった。ここまでやってくる足が、更にちょっとだけ遠退きそうな気がする。

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今回は八丁山を経由して鷹ノ巣山に登る山行を計画していたが、天気予報で雨が確実となった時点で、月夜見山へ変更した。月夜見山そのものが雨に相応しい山とは云えないかも知れないが、雨が気にならない山であることは確かだ(山行記録はこちら)。
それにしても歩き始めから本降りで、月夜見山を過ぎてからは叩き付けるような雨。でも風は全く無いので、歩行には支障はない。小河内峠から下るつもりだったが、皆さん惣岳山経由で下る方が安心と云うので、想定以上に長丁場となった。しかし雨の山行に慣れているせいか(雨で中止したことは無い)、憂鬱になることはなく、寧ろ楽しくなってくるから不思議だ。
ソーヤノ丸デッコの登りでは、足元が滑って歩き難かった一方で、惣岳山からの下りは意外に滑るようなところは無く、あっという間に小河内ダムに到着。雨はやや小止みになったものの、さすがに観光客は少ない。
バスの時間まで(上手い具合に)少々あるので、目の前の「水と緑のふれあい館」に入る。もちろん館内展示を見学するわけではなく、我々の目当ては2階にあるパノラマレストラン「かたくりの花」である。ここはいつのまにか5年ぶり(前回はこちら)。
店内は100人ぐらい入れそうなほど広いが、入ってみると先客はスマホに集中している中国人グループ(家族?)1組だけで、女性店員が超暇そうにしていた。ここは小河内ダム周辺では唯一の飲食店なので貴重なはずだが、皆さん知らないのか、それほど今日は観光客が少ないのか判らない。
我々はずぶ濡れ状態でかつ、靴は泥だらけ。ちょっと憚ったものの貴重な客のはずなので、遠慮せずその場で合羽を脱いで荷物整理したら、さっそく券売機で生ビール(500円)を購入、全員が揃うまで待てずに乾杯。ついでに鶏の唐揚げ(400円)も購入。これが意外に(失礼!)美味い。山から下りて汗も引かないうちに、呑んで喰うのはやっぱり最高だ。また寄らせてもらおう。

44 貯水量はまだだいぶ少ない。

45 あの辺りを歩いてきたはず。

46 奥多摩湖畔にある「水と緑のふれあい館」に到着。

47 2階のレストラン「カタクリの花」でお疲れさん。

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青梅線の車内で「立川&餃子」で検索すると、出てくるのは既に殆ど入ったことがある店ばかり。同じ店でもいいけど、折角だから知らない店にしようと更に探せば、「小鉄屋」なる店があった。どうやら居酒屋らしい。餃子をウリにしている居酒屋も面白そうなので、入ってみることにした。
場所は「馬力」の斜向かい。以前はなんだったっけ、と云っても思い出せない(後で調べると、立ち食い蕎麦屋だったらしい)。かなりコンパクトな店で、まだ5時半だがすでにかなり客が入っている。果たして入れるかと危ぶんだが、先客が席を譲ってくれて、有り難く4人テーブル席に座れた。
また喉が渇いたので早速、生ビール(302円税込、以下同様)と餃子3枚(410円×3)を注文。今日3杯目のビールだが、山でしっかり汗を掻いたせいか、不思議と何杯でも美味い。やがて目当ての餃子が出てくる。しっかり焼き目がついていて美味そう。頬張ってみると、野菜が多めなあっさり系。これだったら何個でも喰えそうである。3枚の餃子は忽ちペロリと無くなった。
ビール&餃子の後は、ホッピー黒セット(529円、ナカは270円)にしてみた。料理は、ポテトサラダ(421円)、シロ(173円/本)、(お腹が空いていそうなWoodyさんのために)ソース焼きそば(529円)、水餃子(486円)、梅きゅう(421円)を頼む。
ポテトサラダにはなにやら緑色のソースが掛かっている。恐る恐る食べてみると、居酒屋らしからぬバジルペーストだ。あまりお目にかからないけれど、なかなかイケてる。水餃子は、焼き餃子と違ってもちもち。
締めて6,269円。餃子激戦区の立川に参入した「小鉄屋」、ちょい呑み、ちょい喰いには丁度いい感じの店なので、ひいきにしてみたい。

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奥多摩駅界隈には飲食店が何軒かある。山ばっかりの、人口が5千人に満たない町にしては多いと思う。しかも、ランチタイムとディナータイムの間を休まない店が多いので、我々のような山帰りの者にはとてもフレンドリーである。さすが、「観光立国」ならぬ「観光立町」だ。
このところ、駅前で一寸呑むんだったら大抵「バテレ」か「天益」になる。今回も「天益」に寄ろうかと話していたが既に激混みだったので、じゃあ折角の機会だから入ったことがない店にしてみようとなった。
まだ入ったことがない店も結構ある。西東京バスの案内所と一体化した「氷川サービスステーション」(まるでガソリンスタンドのようなネーミングだが、れっきとした大衆食堂)しかり、「そば処おく」しかり(たいてい閉まっているか、蕎麦が売り切れと云われる)、「こうらく」しかり、「むら㐂」しかり。今回は、その中から「むら㐂」に入ってみることにした(最近、「氷川食堂」なる小洒落た店も出来たが、一杯やれる感じではない)。
暖簾を潜って扉を開けると、カウンターに常連客がお二人。我々4人でカウンターに座ることも出来たが、女将は「奥へどうぞ」と仰る。座敷が有るらしい。それじゃあと裏へ廻って上がり込む。座ってみると、座敷が微妙に傾いているみたいだが、呑んだら気にならないだろう。
メニューを見ると餃子があったので、ビールと一緒に注文。やっぱりビールには餃子だ。ついでに山菜天ぷらと冷奴も頼んでみる。ビールはキンキンに冷えていて美味い。さっきまで寒いと感じていたのに不思議だ。餃子も美味い。するとWoodyさんがぼそっと「餃子は好物」だとカミングアウト。えー、聞いてなかったよと話が盛り上がり、じゃあ、立川へ行って餃子を喰おう、ということになった。さてどこにするか。

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将監小屋テント泊山行2日目は、結局ほぼずっと雨。やっぱり梅雨入りしただけのことはある。歩いているうちはそうでもないが、じっとしていると結構冷えてくる。まさしく梅雨寒。出来れば最寄の「のめこい湯」に入って温まりたいところだが、もう直ぐやってくる13時30分発のバスを逃すと、次は15時47分発まで無い。2時間以上先となると流石に時間を持て余しそうなので、やむなくそのまま丹波山温泉BSからバスに乗り、奥多摩駅まで移動することにした。
時間も早いし天気が天気だけに、途中から乗ってくる登山客も殆ど居らず、まるで平日のような乗車率のまま奥多摩駅に到着。こんな状況であれば「もえぎの湯」だって空いていそうだが、そこまで行くのが億劫なので、手近ないつもの「玉翠荘」に入ることにした。
勝手知ったるところなので、フロントでご主人へ750円を支払ったら、リュックサックを洗面所脇の長椅子に置き(特段、脱衣所が狭いこともないが、わざわざリュックサックを背負って階段を上下することもないだろうという、宿のサービスと理解)、着替えだけを持って地下1階へ降りる。女子風呂は地下4階なので少々お気の毒。まだ午後2時半なので誰も居ないだろうと思っていたら、先客が御一人いた。
湯船に浸かっていると、やはり寒さで多少強張っていたのだろう、じんわりと身体が解れていくのが分かる。ここの湯は40℃に設定されているので(温度計が設置されている)、小生には具合が良い。それでも2、3分浸かっていればもう十分、さっと出る。
このあと、湯上りビールを何処でヤルか決めていなかったので、フロントで全員が揃うのを待つ。待っている間ここでビールを頼んでしまおうか、猛烈に悩んだがなんとか我慢した。

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将監小屋テント泊山行の2日目。意外とぐっすりと寝られたが、目が覚めたらどうも外は小雨の様子。つい先日(7日)梅雨入りしたのでこれは仕方が無い、そもそも覚悟の上の山行だ。雨が本降りだとテントを畳むのはうざいが、このくらいだったら気にならない。でもその後もシトシトと梅雨らしく、結局一日中降り続いた。
朝食は(正直者のWoodyさんが「食べられないこともない」と云った)パスタをいただく(小生は全く美味しくいただいた)。パッキングを終えて、レインウェアを着たらさて出発。当初の計画では忠実に稜線を辿り、竜喰山と大常木山にも登るつもりだったが、この天気ではそんな気分じゃない、またの機会にするとして、ひたすら巻き道を辿ることにした(記録はこちら)。
全く見通しは利かないが、道はちゃんと整備されているしガスに包まれた巻き道も悪くない。飛龍山周辺はちょうど石楠花が見頃で堪能した。目出度く飛龍山に登頂したら、あとはミサカ尾根を淡々と下る。それでも熊倉山から竿裏(サヲウラ)峠までの間は、タワ尾根を彷彿させる広葉樹林がいい感じで、思いの外、癒される。
竿裏峠に着いたあとは、ビールを求めて急な九十九折の道を無心に下るだけ。ところが期待していた丹波BSの隣にあったはずの店(確か、「仲よし食堂」という名前だった)は廃業していた。いつかチャンスがあれば入りたいとずっと思っていたが、まことに残念。
仕方ない、また気持ちを入れ替えて3つ先のバス停まで更に歩く。そこは道の駅「たばやま」。いわゆる「のめこい湯」の対岸にある施設だが、入ってみると食事処(というかビールを呑める店)がない。やむを得ず売店で缶ビールを買って、外のベンチでグビっとやってなんとか溜飲を下げた。

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奥多摩で登っていない山はもうだいぶ少なくなってきたが、数少ない残りの中に、大寺山と鹿倉山があった。往路にしろ復路にしろ、丹波行きのバスを利用しなくてはならず、やや行き難い場所にあるため、プランが二の次になってきたのも影響しているだろう。我々の山の会としては、2004年5月15日に登っているが、その時はなにか都合が悪かったのか、風邪でも引いたのか判らないが不参加。結局、これまで大寺山にも鹿倉山にも登ったことが無かった。
今回は男組4人で、深山橋BSから登り、「のめこい湯」へ下りるというプラン。鴨沢西行きバスは増便も出る混み具合だったが、深山橋BSで降りた登山客は我々4人のみ。かくの如く大寺山は人気の無い山。しかし、山頂に仏舎利塔があるため、遠くの山から見ても直ちに視認できる。実際に登ってみれば、想像通りに巨大だし、植林帯の奥に忽然と現れるのがかなり印象的(山行記録はこちら)。こんなサイトがあって、仏舎利塔のことが詳しく記述されている。落慶が1974年だというから、もう45年も経っている訳だが、その割には白がくすんでいない感じで、日差しがあるとやけに眩しい。
ここから鹿倉山までは山道と林道が平行しているので、あえて山道を通らなくてもいいような状況。林道からは、雲取山や飛龍山が良く見える。大丹波峠からマリコ橋までの下りは、偶々、3ヶ月前にトレースしたあひるちゃん、菊丸コンビの報告によれば、沢を渡る幾つかの木橋が荒れていて、しかも沢が増水していて甚だ怖い思いをしたとのこと。実際に下ってみたところ水量は少なく、1つ目の橋を渡る際は、確かに今にも落ちそうなほど古びていたが(小生以外は橋を使わず沢を渡渉)、高巻きするルートを選んだせいか、2つ目以降は渡らずに済んだ。
山から下りたらそのまま「のめこい湯」へ入れるのは、この山行プランのメリットだろう。冷えた身体が温まったところで、食事処でビールを呑んでまったりした。相変わらず、ランチタイムを外すと客はおらず、我々の貸切状態となった。

深山橋にて
鹿倉山山頂にて
のめこい湯の食事処にて

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予想よりも早く山から下りることができたので、「日原鍾乳洞売店」でのんびりしても、予定のバスまでまだ随分間がある。東日原BSにビールさえあれば時間はいくらでも潰せるが、何も無しにはとても我慢できない(バス停脇にビールの自動販売機を置けば、もっと云えば呑み屋の屋台でも置けば、売れるのは間違いないと思うのだが、西東京バスは商売っ気が無くていけない)。そこで、往路に八丁橋まで頼んだタクシー(リーガルキャブ)を、東日原からまた呼ぶことにした。朝は何故か無口だったドライバーは、帰りはいつもの饒舌さが戻っていた。
タクシーでそのまま「玉翠荘」に乗り付ける。いつもは駅から歩いてくるので、ちょっとリッチな気分。いつもの通り、フロントでご主人に750円を支払ったらリュックサックは通路に置いて、着替えだけ持って地下1階へ。
今日は良く歩いたが、それほど膝に負荷は掛かっていない感じ。大雑把に云えば天祖山まで登り3時間、細かなアップダウンが2時間半、善知鳥ノ頭から下り1時間半というところだったので、下りが短かった分、割と楽だったのかも知れない。タワ尾根は天祖山と同様、尾根の末端は急峻だが、それ以外は穏やかな尾根である。今回はすっかり夏の緑に覆われていたが、これもまた一興だった。
このところ続けざまに「玉翠荘」に来ているのは結局、ここが一番使い勝手が良いからだ。他の風呂は、駅から遠かったり、日帰り入浴時間が15時で終わりだったり、芋を洗う如く混んでいたり、高かったりするので、最大公約数的には「玉翠荘」に落ち着くことになる。
さっぱりしたら1階のロビーまで戻る。ビールあります、の貼紙が目に入る。そうしようかと、今日は久しぶりに、「玉翠荘」でビールを呑むことにした。ご主人が、たいしたものではありませんが、と云いつつつまみを持って来てくれた。偶にはここでゆっくりするのも悪くない。プラス300円を支払えば、川を見下ろせる座敷でゆっくり出来るのだ。そう云えば、昔はその座敷へタダで入れたなと思い出した。

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今回は、天祖山から長沢背稜を経て、タワ尾根を下るロングコースにトライ(山の記録はこちら)。このコースでは天祖山が標高1,723mで一番高いが、かたや日原川を隔てて隣の鷹ノ巣山(1,737m)が似たような標高で常にハイカーで賑わっているのに較べると、寂しいくらいに人影が薄い。やはり山頂の眺望が無いせいか。でもそのお蔭で、今でも静かなる山である。
天祖山に登るのは、我々の山の会では初めてだと思うし、個人的にも恐らく高校時代以来のはず。その頃は、天祖山から長沢背稜までの間は、篠竹に覆われていて踏み跡らしい踏み跡は無く、奇特な者だけの世界。まともにテントを張る場所も無く、無理やり篠竹を押し倒して張った記憶がある。そんなところでも寝ることが出来たのは、高校生の逞しさか。篠竹が密生したタワ尾根に至ってはまったく人跡未到の世界で、そもそも近寄ることもしなかった。そんな世界が都内にもあった。
今回行ってみると、あれほど篠竹が生い茂っていた梯子坂ノクビレは、きれいさっぱり。極めて見通しが良い。篠竹の痕跡すら見当たらない。天祖山の登山口から長沢背稜までシームレス、まったく違和感が無い。
長沢背稜からの善知鳥ノ頭の登りは、意外に鋸状で手応えが感じられた。単独行だとルートファインディングが難しいかも知れない。その後のタワ尾根の下りは、左の枝尾根に迷い込みそうなところが2ヶ所あるが、其々トラロープが張られていて、大衆化が進んでいるように感じた。
八丁橋から一石山神社まで、休憩を入れてほぼ7時間でトレース完了。我々にとって上々吉と云えそうだ。すぐ目の前の日原鍾乳洞売店に雪崩れ込む。ここは2年半ぶり(前回はこちら)。辿り着いた時点では身体が火照っていて、汗が止まらない状態だったが、顔を洗ってキンキンに冷えたビールを呷ればさっぱりすっきり。今日もビールがたまらなく美味かった。

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奥多摩駅前の「天益」でいい気持ちになったあとは、今日も先週に引き続き「快速・青梅奥多摩新緑号」に乗ることになっている。なにしろ2週間のうち土日だけ、あわせて4往復しか走らないのだ。例年だったらこの時期、上州や野州の山にシロヤシオを愛でに行く計画を入れるのだが、今回はそんな場合ではない、すべて後回しにして奥多摩の山を計画したのだった。
「天益」の女将も心配していたが、今日は「おくたマルシェ」も開催しているし、指定席券(1車両のみ、520円)を持っていないヒトは、早めに駅へ行って並ぶ必要があるのでは?と。今回は指定席を4人分確保していたのだが、我々は全員で7名。できれば纏まって座りたいので、自由席が気になる。そこで、女将さんの助言に従い、少々早めに駅へ向かうことにした。
ホームまで階段を上がると、先週と同様、すでにE257系は入線済みで、ドアも開いていた。南無三、窓から車内を覗けば、まだ客は殆ど居ない。よかったよかったと、通路を挟んで両側の向かい合わせシートを7席分、問題なく確保できた。との~が気を利かせてくださり、缶ビールを買ってきてくれた。
発射時刻になっても、結局乗客は殆ど増えない。発車時刻が17時38分と、山から下りてそのまま乗るにはやや遅いので客が残っていないのかも知れないが、それはそれ、このゆとりを楽しもう。
途中の御嶽駅、青梅駅からもちっとも乗ってこない。立川方面に向かうらしい客がホームに居るのにもかかわらず、である。ずうずうしそうなおばさんの団体もしかり。見掛けが特急車両だから、特急料金が必要だと条件反射してしまう乗客が多いのかも知れない。
これじゃあはっきり云ってこの増発列車は企画倒れで、企画した若手社員(勝手な想像)は、評価されないのでは、と心配になった。評価されなかったかどうかは、来年の増発列車のお知らせを見れば判る。評価されたのであれば、秋の増発列車のお知らせで「快速・青梅奥多摩紅葉号」が発表されるはずだ。

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「おくたマルシェ」で「ビヤ・カフェ・バテレ」のクラフトビールをグビっとやったあとは、風呂あがり後の待ち合わせ場所の「天益」へ移動。ところが予約した時間より少し早かったので、先客はまだ居て入れず。そのため暫し、駅前広場で「おくたマルシェ」の後片付けをぼんやり眺めながら待つ。見上げれば、奥多摩駅舎の右上に屏風岩が望める。あそこへ通ったのは、もう30年近く前になるか。光陰、矢の如し。
やがて何気なく振り向くと、先客が帰ったのか女将さんが店の中から手招き。では参ろう。約2年半ぶりに「天益」へやってきた(タワ尾根から下りてきて入った前回はこちら)。前回と同様、なおちゃんが予約を入れた時点で、残念ながら今日も鹿肉は切らしているとのこと。需要と供給のバランスがズレてしまっているのは相変わらずの様子。
とはいえ、先ずは生ビール(500円)だし、ビールには「天益」の餃子(400円)だ。今日もカウンター席に着くや否や、女将さんは「何枚焼きますか?」と聞いてくるので、すかさず「人数分お願いします」と答える。そうこうしているうちに全員が着席。
我々だけで、カウンター席を完全占拠してしまった(奥の座敷には別の団体が入っている)ため、山から下りたハイカーが次々とやってくるが、その都度女将さんが「ごめんね~」と謝っている。それでも常連客なのか、店のすぐ脇(通常は、リュックサック置き場)に座り込んで、ビールと餃子を注文する猛者もいる。
我々は、餃子の後は冷奴(300円)にキャベツのごま油和え(300円)、いかげそ揚げ(???円)も注文。そうなるとビールだけでは足りないので、日本酒(澤乃井の大徳利(650円))もいただく。そうこうしているうちに、目の前の大鍋から、いかにも美味そうな鶏だいこん煮が出現。奥の座敷用に特別に作っていたようだが、目にしてしまうと喰いたくなるのが人情。「こっちにもちょうだい」と声が掛かったのは云うまでもない。

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