山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

西武池袋線沿線

秩父からの帰り道、これまで飯能で途中下車したことはなかったので、今回、寄り道してみることにした。ググってみると、駅周辺には色々と良さげな店がありそうである。なかでも気になったのは、「ひもの屋」という名の居酒屋。その名の通り、干物がウリのようで楽しみだ。
「ひもの屋」は、飯能駅から歩いてすぐ。我々は2階へ通される。階段の登り口には予約の札が掲げられていて、予約だけでも30数人がやってくるらしい。なかなか賑わっている店の様である。店員の接客も申し分なさそうだ。
建物は古民家そのものではないが、それ風にアレンジした内装となっていて、セピア色的雰囲気。テーブルは掘り炬燵式。隣りとの仕切りには、御簾が下がるようになっていて、お洒落。浅草のすしや通りにも「ひもの屋」という名前の居酒屋があり、一度覗いたことがあるが、雰囲気が似てなくもない。もしかすると姉妹店だろうか。
料理は、蒸し鶏と大根のごまだれサラダ(590円税別、以下同様)、出し巻き玉子(490円)、冷やしとまと(390円)、生ベーコンの吊るし焼き(590円)、レンコンの炭火炙り(390円)、漬物の盛合せ(490円)、梅水晶(490円)と、勿論、ひもの屋おすすめ盛り4~6人前(2,490円)を注文(中身が何か聞いたが、直ぐ忘れた(T_T))。
やっぱり看板メニューだけあって、干物の盛り合わせはなかなか圧巻。干物は何れも脂が乗っていて美味い。近所のスーパーで買って来るものとはちょっと違う。こりゃ、酒が進む。この店にはまた来たいが、まだまだ飯能には覗いてみたい店がある。嬉しい悩みだ。

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ひもの屋のHP: こちら
 

今宵は、毎度お馴染み「久呂無木」で新年会。8人でまた、有り難く奥の座敷に上がらせていただく。寒々しい三峰神社から下りてきたので、ここはほっこり暖かく有り難い。くまちゃんは前回に引き続き、店からの合流。
ビールで乾杯した後は、いつものように、ご主人にお任せのこだわり日本酒をいただく。最初に出て来た「醸し人九平次・純米吟醸」は、「火と月の間に・山田錦」という文言がラベルに付いている。どのようにイメージしたら良いのだろうか(まさか、火と月の間には、水と木と金と土と日がある、なんて下手なオヤジギャグじゃあるまいし)。何だかこの頃の日本酒は、TEVドラマや小説のタイトルのように複雑化している。
つまみは、やっぱり定番料理。今日も牡蠣は大ぶりでぷりっとしているし、サツマイモ天ぷらは甘くてほくほく、いわいどり炙り焼きはパリッとジューシー、そばサラダはパリパリ、シャキシャキ、出汁巻き玉子はほっこりアツアツ。どれも安心できる美味さだ。
日本酒は引き続き「鍋島 純米吟醸 山田錦」、「奈良萬 純米生酒 中垂れ」と続く。「鍋島」も、「奈良萬」もシュワっとジューシー。最後に出て来たのは、「大典白菊トリプルA」。これは初体験。ラベルが斬新。いただいてみると、呑みくちが軽く爽やかだ。
そして、締めの蕎麦。せいろが主だが、和尚はかけそば。つゆだけ飲ませてもらうが出汁が強烈、やっぱり美味い。今宵もあっという間に時間が経過し、名残惜しいがお開きとなった。また次回が待ち遠しい。ところでご主人に、大人数の場合は予めコースの予約を入れて貰えると助かる、と云われた。たしかに常に完璧を目指すご主人としては、急な対応ができずもどかしいのかも知れない。次回からは心しよう。

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秩父の「そばの杜」でなんとか蕎麦にありついた後、秩父駅から西武線直通電車に乗って移動。和尚が、所沢で途中下車したことが無いと云うので、「百味」へ行ってみることにした。云わずと知れた、所沢が誇る古典的大衆酒場。個人的にも久しぶり(前回はこちら)。到着は18時過ぎとなるため、念のため、予約の電話を入れておいた。所沢プロペ通りは、相変わらずの賑わいである。
「百味」は、まったく以前のままだ。しかし、いつも相手をしてくれる、字がお上手なお姐さんは見当たらず。広い店内にある、カウンター、テーブル、小上がりがほぼ、呑ん兵衛で埋め尽くされていて、その間を何人もの店員が動き回っている様はいつ見ても壮観、既に最高潮の様子である。予約を入れておいて正解。我々は、階段から見て一番奥の小上がりへ着地。先ずは、好みの飲み物(小生は再び生ビール(430円税込、以下同様))で乾杯。
隣の席の御仁も、山の帰りの様で、我々に、何処に行って来たか聞きたがるが、説明する上では少々マイナー過ぎて、なかなか難しい。この店へ来る客は、仕事帰りや山帰り、ギャンブル帰り、はたまた家からこの店へ真っ直ぐやってきたと思しき客など、様々。ここでデートする客も、いるかも知れない。
さて料理、秩父で天ぷらと蕎麦を手繰ってきたのでそれほど入らないが、「たらちりを喰いたい」という声が多数だったので、2人前を注文。相変わらず、かなりのボリューム、これで1,000円はCP的にも申し分ない。飲み物は、やはり日本酒にしよう。と、なればここの定番酒「ねのひ」だ。大徳利(430円)でいこう。料理は他に、モツ煮込み(450円)、ぎんなん揚げ(540円)、焼きニシン(490円)を注文。ここは煮物は少なく、モツ煮込みは定番料理ではない。何か、拘りがあるのか。
「たらちり」は個人的にも久しぶり。考えてみると、ここには、湯豆腐鍋、たらちり鍋、とんちり鍋、とん鍋、とんキムチ鍋、かき鍋、石狩鍋、よせ鍋と、8種類もの鍋があるのに、今までひたすら「たらちり」だけを喰ってきた。それで更に気が付いたが、この頃、ポン酢を使った鍋を喰う機会が、店だけでなく自宅も含め極めて少ない。前回、ポン酢鍋を喰ったのは、もしかするとやっぱり「百味」かも知れない。
「たらちり」を喰って、「ねのひ」を呑めば、「百味」に来た感が満喫できる。でもこの次は、他の鍋にも手を出してみようか。

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また7ヶ月ぶりに久呂無木訪問(前回はこちら)。
今回は、両神山の帰りなので、日曜日の訪問となった。両神山から下りて来た4人のうち、ひろちゃんは用事のため泣く泣く帰宅、その代わりに膝のリハビリ中のくまちゃんが、久呂無木に直接やってきたので、都合4人での入店。そのため、久しぶりに奥の座敷ではなく、小上がりに腰を落ち着けた。勿論、我々は予約済みなのだが、後から後から予約していない客がやって来て、丁重にお断り。相変わらずの人気ぶりである。
早速、久呂無木のご主人のお勧め日本酒をいただく。先ずトップバッターは「花陽浴」。最早、埼玉を代表する日本酒だと思う。この赤ラベルの山田錦(純米吟醸山田錦直汲み)は初めてだ。口に含むと、「花陽浴」ならではのジューシーさと、仄かなパイナップル系の香りが広がるが、程良く旨味も酸味も併せ持っているので、バランスの良さも感じる。流石だ。
つまみはいつもの豚炙り焼き、出汁巻き玉子、さしみゆば、鴨ロース、野菜天ぷら、板わさ、牛しぐれ煮、オニオンスライスをいただく。どれもこれも変わらぬ美味さ。
続いて登場した日本酒は「雁木 純米吟醸無濾過生原酒ノ弐」。旨味があって芳醇なのにさらっと上品。これはすいすいいってしまいそうだ。危険な酒。
次は「智則 純米吟醸 佐香錦 直汲み中取り 無濾過生原酒」。ご主人曰く、「智則」とは杜氏の名前だそうだ。自分の名前を酒の名前にするとは、かなりの自信作ということか。実際、口に含んでみると、これもまた旨味ががつんと来る、骨太な日本酒。まいった。
最後の日本酒は、「まんさくの花 純米吟醸 美郷」という、ちょっと風変わりなラベルの日本酒。裏ラベルには「・・・一際目を引くデザインボトルを作りました。上から順に「日の出」「まんさくの花」「水」をアイコニックに表現したものです。」とある。ご主人の解説によると、酒造(日の丸醸造)の若旦那が、どこぞのデザイナーに、ん百万円で頼んだら、大旦那に「金を使うなら酒造りに金を使え!」と怒られたそうな。小生も大旦那の意見に賛成。呑んでみると、酸味も旨味も程々で、とにかくフレッシュ爽やか。
締めはやっぱりもりそばがいいが、今日はおろしそばもいっしょに頼んでみた。大根おろしの辛みと蕎麦のシコシコ感が良く合う。もりばかりではなく、偶には色々なそばを食べてみるのも良いようだ。毎度様々な日本酒が楽しめるし、蕎麦もいつも通り美味い。何回お邪魔しても楽しめる店である。
 
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7ヶ月ぶりの「久呂無木」(前回はこちら)。この頃すっかり恒例(?)となった、年越しそば忘年会である。皆、この機会を楽しみにしている。もちろん、今回も店訪問を先に決めて、その後で山を考えるパターンに変わりは無い。つまり、武甲山や小持山、大持山詣では「露払い」のようなものである。さらに、昨年の反省も踏まえ、18時の開店時間に合わせて西所沢駅到着時刻から遡り、「武甲の湯」に最寄りな西武秩父線横瀬駅の発車時刻、「武甲の湯」に秩父丸通タクシーを呼ぶ時刻など、周到に行動計画を立てた。それでも店の前にはちょっと早い17時55分に到着、若干待ったが、遅れるよりはマシだ。
今夜は総勢9名なので、また奥の座敷に上がらせていただく。いつもはビールでスタートだが、今日はご主人が「いいもの、入っていますよ」とのアドバイスに従い、「獺祭」のスパークリングで、忘年会第2弾スタート。そう云えば、隊長の壮行会も入れると第3弾だが、それ以外も含めれば、今シーズンは個人的に7回目の忘年会(何度も顔を合わせている方もいるが)。だいぶ肝臓に働いて貰った。
今回も、酒は全てご主人にお任せ、「花邑 純米」、「屋守 純米おりがらみ27BY」、「大信州」、「初手思慕里」、「貴」と、「獺祭」も含め6種類の日本酒をいただく。どれも自分好みの味わいで嬉しい。赤文字に黄色ラベルの「屋守」は初めて見た。調べてみると、今シーズン(27BY)から変わったようだ。初しぼりの純米おりがらみ。やっぱりミラクルジューシー。「大信州」には番外品の荷札がついている。「花邑」と「初手思慕里」は、聞いたことも無かった。
料理は、板わさ、キビナゴ南蛮漬け、豚バラ炙り焼き、鶏肉炙り焼き、出汁巻き玉子、蕎麦味噌、じゃこ山椒焚き、牡蠣しぐれ煮、烏賊沖漬け、そして「人数分ありますよ」とご主人が気を利かせてくれる、さつま芋天麩羅。これだけの数を賞味できるのは、9人もいるから。この店に来るのは、大人数に限る。どれも定番だけど、何度食べても美味い。そして待ってました、もり蕎麦。つるつるしこしこが、相変わらず感動的、喉越し抜群の蕎麦を堪能した。そして今宵の締めくくりを、蕎麦湯でホッとする。今年も良い年だった。また来年が楽しみだ。

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まただいぶ間が空いてしまったので、先ず「久呂無木」訪問日を決めることにした。その次の問題は、何処の山を登るか、と云うことになる。可能な限り二番煎じ、三番煎じの山はやめたい訳で、これが毎度難題。暫し、国土地理院の地形図とにらめっこ。初めから昭文社/山と高原地図を眺めていると、どうしても赤線で引かれたハイキングコースにイメージが引っ張られ、発想が制約されてしまう。
やがて思い浮かんできたのは、予てより懸案だった仙元尾根だった。もちろん、東京都側から浦山大日堂へ下りることになる。登路は最短距離の倉沢林道から棒杭尾根を上がるのがベストだが、それでも結構長丁場だ。上手くすれば、シロヤシオにも逢えるかもしれない。「久呂無木」開店時間から逆算すると、丁度いい時間の奥多摩駅発東日原行バスを利用すればいいことが判る。これで何とかプランが出来た。山から下りたあとの風呂タイムと風呂上がりビールタイムの裕度は、途中の頑張り如何に掛かっている。
結果(山の記録はこちら)、ほぼ目論見どおりに、多少の余裕を持って「久呂無木」に着くことができた。残念ながら、シロヤシオは盛りを過ぎていて、ごく僅かしか咲いていなかった。昨年の都県境尾根はやや早すぎて、今年は遅すぎた次第だ。
今日の「久呂無木」訪問は前回同様、参加者7名のため、また奥の座敷に入れさせていただいた。山姿の我々にはいつもながら有難い。さて、すでに下地は出来ているので、日本酒からスタート。いつも、今日は何が置いてあるのかと楽しみである。
今回、初めて呑んだ酒は「鳴海(なるか)純米無濾過生酒」と「五十嵐純米直汲み」。「鳴海」は切れ味爽快。千葉・勝浦の酒とは少々意外、千葉にも美味い酒があった(失礼!)。「五十嵐」は地元、埼玉県飯能市の「天覧山」で有名な五十嵐酒造の限定酒。こちらも爽快で口当たり抜群。ついつい、ぐびぐびといってしまう。
肴は概ねいつもの通りに注文し、いつもの通り大満足。締めは勿論そばだが、この頃は専らもりそばしか手繰らないものの、久しぶりにかけそばも頂いてみた。つるつる喉越しが抜群なのは想像通りだが、つゆの美味さと香り高さにちょっと感動した。つゆそばも素晴らしい。ここ「久呂無木」は今年の10月でオープン10周年だそうである。今後も益々楽しみだ。

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久呂無木のブログ: こちら 

久しぶりに蕨山に登った(山の記録はこちら)のだが、予想外の雨(とアカヤシオの不作)で気分的に盛り下がったため、当初の予定を途中で切り上げ、名郷に下ることにした。バス停近くの酒屋(中屋商店)でビールを呷ったあと、バスで「さわらびの湯」へ移動し入湯。ここへ来るのも久しぶりである。旧名栗村が建てた日帰り温泉施設で、名栗の材木をふんだんに使っていて良い雰囲気。以前より気に入っていたのだが、久しぶりに今日入ってみて、他の施設と比べると更衣室が狭いな、という印象。
ともあれ、風呂上がりはラウンジで缶ビール(残念ながら軽食コーナーが無いので自動販売機)。大きな窓から外の緑が見えて気持ちいい。年中ビールは呑むが、この頃気温が上がってきて、ビールが一層美味いと感じる季節になってきてうれしい。
ところで、世界の1人当たりのビール消費量は、日本が52位で43.1リットル/年、1位チェコでは147.1リットル/年だそうである(2013年統計、キリンビール調べ)。ちなみに日本の統計は、ビールだけでなく、発泡酒、新ジャンルも入っているそうである。個人的にどうかと云えば、平均で毎日ロング缶1本ぐらいは呑む勘定(勿論、それだけでは済まない・・・)。と云うことは、0.5×365=182.5リットル/年となる。日本の平均値を押し上げるのに、多少貢献しているようであるが、チェコ人の間に入ると、ごく普通の人ということになる。日本人がビール(含、発泡酒+新ジャンル)をあまり呑まないのは、好きじゃないと云うよりは、そもそもアルコールを呑まない(呑めない)人の割合が多いと云うことではなかろうか。この頃、会社の帰りに呑むと云うことは、(小生だけでなく)全般的に減ってきているようだし、今の20代、30代の連中はそもそも、半ばオフィシャルな呑み会(歓送迎会など)にも参加しない者が結構いる。今どきの若者には、呑みニケーションは流行らない。
閑話休題。今回、往路で飯能駅から名郷BSまでと、復路の名郷BSからさわらびの湯BSまで乗ったバスの車内には、「ヤマノススメ」という少女アニメのラッピングが為されていた。そのようなコミックやアニメがあることは知らなかったが、山登りをテーマにしていて、全国各地の地方自治体や観光協会とコラボをしているようである。少女アニメが地域活性化に一役買っている時代なのだ。このバスから外を眺めると、旧名栗村の景色も、ちょっと変わって見えてくるから不思議だ。

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ヤマノススメのHP: こちら
 

今日はもう「百味」で終わりと思って良い調子に呑んでいたら、ほぼ忘れ掛けてた「東家」から電話がかかってきて、「空きましたのでどうぞ、お出で下さい」とのこと。折角掛かってきたことだし、初めての店でもあるから行かない手はない。ほろ酔いでふらふらと移動。所沢駅の南側、繁華街からは外れた、やや閑静な一角に「東家」があった。意外に落ち着いた良い感じの店。靴を脱いで上がるスタイル、いま流行り(?)の古民家風居酒屋である。客層は、さっきの「百味」から較べるべくもなく若い(って云うか、親爺はいない)。そして今流行りの、日本酒がウリの店。
メニューには、ずらりと十数種類の地酒が並んでいる。その中から今回は、常山、十旭日、宗玄、五十嵐、東洋美人を呑んだ。何れも一律グラス一杯500円で楽しめる。なかでも東洋美人は純米大吟醸だったせいもあるが、とても香り高く美味かった。これで500円は悪くない。基本的に、小生はもはや量よりもバリエーション、支払額が同じならば安い酒を大量に呑むよりも、少々高くても少しずつ色々な種類を楽しみたい訳で、そのようなニーズにこの店はマッチしている。
つまみはもう、ぴり辛生キャベツ(300円)、梅水晶(480円)、かしら(190円/本)、てっぽう(190円/本)があれば十分。「梅水晶」は先日行った人形町の魚串さくらさく人形町2号店で気に入った、鮫の軟骨の梅肉和え。またお目にかかるとは、結構ポピュラーになってきているということか。
結果、ひとり2,000円弱で、かなり良い気分になれた。居心地の良さは「百味」に引けを取らない。酒選びの楽しさはこちらの方が上。今後、所沢に途中下車する場合、偶には「百味」ではなく「東家」に来ることになるだろう。

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秩父から所沢へ移動する際、予め調べてあった居酒屋「東家」に電話を入れてみたら、今は満員なので空いたら折り返し電話を入れる、という返事。普通はせいぜい「すみませ~ん、いっぱいで~す、またよろしくお願いしま~す」ぐらいしか云われることはない。ありそうで、なかなか珍しいサービスだ。しかし現実問題として、いつ電話が掛かってくるかわからない訳で、そうなると、掛かって来ないことを前提に当面の店探し、ということになる。
所沢一の繁華街、プロペ通りをうろうろして、空いてそうな店を物色。時間が時間なので、なかなかどこの店もいっぱいである。そこで「困った時の百味」頼みで、試しに行ってみると丁度、テーブル席がひとつ空いていた。テーブル席に座ったのはいつ以来か思い出せない。もしかすると初めてだ。これだけ広い店内がほぼ埋まっている様子はなかなか壮観、でもその中に身を置いても意外に落ち着けるのは、この店の徳(人徳ならぬ店徳?)と云えるかも知れない。
さて、先ずはビールはパスして日本酒から。ここは「ねのひ」を升でいくことにした。いわゆる旨口の酒。つまみは、もし「東家」から呼び出しを受けても大丈夫なように、冷奴、なめこおろし、スティック春巻と、ややあっさりめ。これらを肴にちびちびやる。
今日の山をつらつら思い返す。昨日までは、群生が開花している期待感と共に、群生がどれだけ荒らされているのかも気になっていた。ネットでぐぐると、バスツアーを仕立てて大パーティが群生地を訪れていたそうだ。ツアー会社に対する批判めいた記事もあった。今回、下りてきて思うことは、いくら秘密の花園だからと云って、あんな場所へツアーを企画することは、やや狂気の沙汰のように思える。登りはなんとかなったとしても、下りでは皆、往生するだろう。我々の様に、尾根に抜けて帰るのもなかなか大変だが、そのまま沢を戻るのはもっと大変だ。さぞやツアー客は沢下りに難渋したのではなかろうか。
ともあれ、そんなことがあった割に、今回行ってみて、秘密の花園がさほど荒らされたようには見えなかったのはなによりだった。1年のうちにほんの1、2週間だけ、わざわざ人間が大挙して押し寄せてくるのを、福寿草たちはきっと呆れて見ているに違いない。

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新年会として、天覧山&多峰主山の帰り(山の記録はこちら)に久しぶりの「百味」入店。今日は九人の大所帯なので、念のため事前に電話予約。まだ松の内だし、それに時間もまだ午後三時前とあって、所沢プロペ通りの人通りも今一つといったところ。入口には「地元密着足かけ五十年」との張り紙。階段を下りると、テーブル席は既にかなり埋まっている状態。この時間でこの混み具合、流石に呑べえに愛されている店だ。
入ってまんなかはテーブル席がずらりと並んでいるが、右手前から奥に掛けて小上がりがあり、左手前と正面奥には広間がある。考えてみれば、この店に入ってテーブル席に座ったことは殆ど記憶なし、専ら小上がりばかりだが、今日、我々は団体なので左手の広間へ通される。ここだけで40人ぐらいは座れそうなほどゆったりしている。
腰を落ち着かせたら、早速注文の段だが、注文取りに来た店員曰く「まだ河岸(つまり魚市場)がやってないのでタラちりはできない。ネギトロ巻きもダメ」と。隊長はショックを隠し切れない。それでも他の定番メニューとして、モツ煮込み、肉じゃが、大根サラダ、豆腐わかめサラダ、コロッケ、等々を注文。どれも安心の味。ビールの後は日本酒。ここは「ねのひ」が定番、大徳利熱燗をじゃんじゃん頼む。隊長はミッチーに新社会人の心得を伝授したり、興が乗ってきてそのうちにアヒルちゃんに電話したり、ちょいと酔いが回ったWoodyさんは、畳の間で他の客もいないのでごろんと横になったり。これもこの店の魅力のうちだろう。さて次回はいつ、どうゆうプランで来ようか。

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新年の山として天覧山と多峯主山を軽く登って、余り汗もかかず、身体が冷え切ることもなかったが、たっぷり時間もあるのでやっぱり立ち寄り湯へ。入間市駅で降りてタクシーで820円のところにある「いるまの湯」に初入湯、いわゆるここはスーパー銭湯である。広い駐車場はほぼ満車状態、結構な賑わいだ。休憩室や食事処はもちろん、風呂の数も多く、サウナや岩盤浴、アカスリエステ等、設備も充実していて、これで入浴料430円はお値打ちである。数ある他の立ち寄り湯を考えれば、この価格設定でやっているのが不思議にも思える。何処かにからくりがあるのだろうか。これでやっていけるのであれば、1,000円ぐらいの日帰り温泉は大儲けして笑いが止まらないか、とてつもなく放漫経営でコストを浪費していて世間の笑い物ということにならないか。 それとも温泉掘削のためのボーリング費用が重く圧し掛かっているのだろうか。
さっぱりした風呂上がりは「お食事処・蔵」へ。館内が賑わっている割に、ここは閑散としていて、9人で纏まって座ることも問題ない。食券を買ってカウンターで引き換えする方式。アサヒのエキストラコールド生ビール(570円)とイカげそ揚げ(390円)を注文。エキストラコールドビールが置いてある立ち寄り湯は初めてだ。さすがキンキンに冷えているが、泡立ちが少ないので見た目はいまいちか。イカげそは結構、大ぶりでプリプリ。三々五々みんなが集まり、暫しまったりする。さて時計は未だ午後2時、これから所沢へ移動して打ち上げ(≒新年会)だ。

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2月以来、およそ10ヶ月ぶりの訪問。これだけ間があいてしまったのは、ひとえに奥武蔵の山が、気温が高い時には向いていないことに依るし、それに加え、個人的に食指が動く山がもう限られてきたことにも依る。でも何とかやっとこさ、曲りなりにも登山プランを捻り出すことができた(山の記録はこちら)。もはや、乾いた雑巾を絞っているような感覚になりつつある。
待ちに待った「久呂無木」訪問の目当ては勿論、蕎麦と酒と肴である。今日は参加者7人で予約(明日が仕事のひろちゃんと、イベント掛け持ちの多忙このちゃんは、山だけで泣き別れ)。「弘法の湯」に浸かった後、まだ時間があったため、開店まで時間を潰すべく近くの「やるき茶屋」に入ったものの、「久呂無木」での賞味に影響しないよう、酒も肴もほぼお預け状態で、しばし悶々とししていた分、否が上にも期待は高まり、喉はカラカラ腹はペコペコとなった。
暖簾を潜りご主人に挨拶した後、小上がりの四人掛けテーブルで二組に分かれるかと思っていたら、有難いことに奥の座敷に通して頂いた。早速、とりあえずの酒を頼むことに。メニューの中から、醸し人九平次・純米吟醸、黒龍・吟醸、滝水流(はやせ)・純米辛口をチョイス。このあとも、店長お薦めを含め様々な種類の酒を頼み、利き酒をさせてもらうこととなった。奈良萬・純米生酒中垂れや、角右衛門・純米生酒直汲みなど、どれも個性的で、存分に日本酒を堪能した。最後に呑んだ八海山が、なんとさっぱりした酒だろうと感じた程である。
肴には、地鶏炙り焼き、豚バラ炙り焼き、出汁巻き卵、蕎麦味噌、そばサラダ、野菜天麩羅を矢継ぎ早に注文する。どれもこれも美味いが、個人的には地鶏炙り焼きの皮のパリパリ感がとても気に入っている。それに、出汁巻き卵のふわふわで上品な香りと味もたまらない。ご主人拘りのさつま芋(鳴門金時なる品種だそう)天麩羅も、その甘さ&ホクホクさに皆で感心頻り。そして最後はもちろんもりそば。暫くぶりに見るといかにツヤツヤの細打ちかが良く判る。香りと喉越しも相変わらずで嬉しい。また、できれば日差しが強くならないうちに(何とか頑張って新たな山プランを捻り出して)来たい。

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西所沢の「弘法の湯」で温まった後、時計を見るとまだ17時。さて、あと1時間あまり、何処で時間を潰そうかと街をうろうろするが、銭湯界隈にはそもそも飲食店が見あたらない。おのずと西所沢駅前方面へ向かうことになる。「久呂無木」を通過して西武池袋線の踏切に近づくと、左手に「やるき茶屋」の看板。かる~く飲めるだけ店が理想だったが、背に腹は代えられぬ、後続部隊宛にGoogle+で店の写真を投稿してから店に入る。先客は一組2名だけだったが、次から次に客が入り、一時間余りでほぼ満席状態。なかなかの人気ぶりである。
ここでがっつり喰うと後で後悔する恐れがあるが、空き腹でビールだけというのも胃に悪そうなので、じっとメニューを睨んで、瓶ビールと、ベンチマーク用の自家製ポテトサラダ(400円)を注文。突き出しにはポップコーンが出てきた。だったらポテトサラダは要らなかったかも知れぬ。ポテトサラダにはゆで卵の半身が載っていて、ソースがかかっている。ありそうでないが、特段ソースが美味いとは感じなかった。
やるき茶屋に入ったのはいつ以来か記憶にないが、なかなか料理も飲み物も種類が豊富である。精米歩合50%ながら獺祭・純米大吟醸(一杯950円)や、梵・特別純米(同750円)まで置いてあるのには驚いた。それ以外にも八海山や浦霞、〆張鶴、出羽桜、土佐鶴など、有名どころがずらりと並んでいる。大衆居酒屋チェーンも顧客ニーズに応えるべく色々営業努力をしているのを感じる。今後、また西所沢店に入るかどうかはともかく、他に目当ての店が無い処で「やるき茶屋」に入るのも悪くなさそうだ。
やがて後続部隊も合流し、みんなで暫しちびりちびりとビールを呑んで、「久呂無木」開店(18時30分)まで時間を潰すが、こうやっていると時間は意地悪しているが如くなかなか進まないものだ。女子連ですら口数が少なくなる。事前リサーチで18時15分には入店させてもらえるとの情報に基づき、ようやく18時10分になって店を出る準備を始める。ここから「久呂無木」まではほんの一投足。18時12分に出て牛歩で行ってもまだ18時15分になっていなかったが、なんともう「久呂無木」には暖簾が出ていて開店していた(ブログを見ると18時開店だった)。わざわざ15分余り悶々としていたのが、我ながら可笑しい。 

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山から下りて西武秩父線で帰る際、秩父以外で立ち寄り湯に入る場合の選択肢はそれほど多くない。思いつくのは、吾野駅から送迎バスがある「休暇村・奥武蔵(旧あじさい館)」、入間市駅から2km程の「いるまの湯」、そして西所沢駅から徒歩10分程度のここ「弘法の湯」くらいである。今回は、後に「久呂無木」訪問が控えているので、当然ながら「弘法の湯」に向かう。駅から歩いてくると、金山町の五叉路交差点の奥、細い路地に面していて判り難いが、いかにも風呂屋らしい煙突が目印になる。
ここは20人ぐらい入ると一杯になるくらいのこじんまりした銭湯。湯は若干熱めだがまずまず入れる。薬湯もあって、こちらの方はかなり熱い。山帰りの客は我々だけ。この湯は、HPにある通り「銭湯ランナー」を応援しているとのことで、週末はランナーがやって来るらしいが今日は我々以外は地元の方ばかりのようだった。
十分温まったら、風呂上がりはやっぱりビールと往きたいところだが、ここは全く普通の銭湯なので、飲み物は牛乳しかない。「久呂無木」開店までまだ1時間余りある。牛乳では1時間は過ごせない。従って、一足先に風呂から上がった者としては、他の方々の期待を担って、身体が冷えない範囲で軽くビールが飲める店を求めて、暫し、当てもなく西所沢の街を彷徨うことになった。

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弘法の湯のHP: こちら 

秩父で軽く蕎麦を手繰ったあと、特急列車で優雅に所沢へ移動、アユラシと待ち合わせの「百味」に入店。立川の「だるま」同様、この店を語らずして我等「いぃDay!山岳会日本支部」の(飲み会の)歴史は語れない。通い始めてだいぶ経つので、何回目の入店なのか判然としないが、片手では足りないほど(隊長が溺愛する)タラちり鍋を食った気がするので、たぶん、その倍は来ているだろう(この店のメニューが豊富な割に、我々はかなり偏食で、ひたすら同じものを食べているらしい)。日本支部の黎明期に(って大袈裟!)、片っ端から秩父や奥武蔵の山を登っていた頃、毎回のようにこの店にやって来た。所沢駅に降りたら繁華街を通って脇目も振らずこの店に来ていたので、その繁華街に「プロペ通り」という名前が付いていることも最近知った程である。吉田類氏の酒場放浪記にも登場した、これぞ昭和の大衆居酒屋、という雰囲気だが、1階がゲームセンターでけばけばしく賑やかな、いま風な空気であり、地下1階の百味とのコントラストが悪くない。午前11時(ランチもやっているということ)から切れ目なしにやっていて、年中無休であることも、この店の有難いところ。地下に潜ると巨大な店内では、時間が時間だけに至る所で宴たけなわ。それでも何とか落ち着ける場所が確保できたので、早速、ビールを注文し、併せて生ほっけ姿焼、ハムカツ等を注文する。程無くしてアユラシも遠路遥々(といっても秩父からの我々の方が遠いが・・・)新宿から到着し合流、盛り上がる。注文を取りに来るベテランお母さんは、我々が初めて来店した頃から(勿論、おそらくもっと遥か前から)ずっと居て、壁に張っているお品書き作成を一手に担っていることまで(伝票に書き込む注文も、綺麗な字で読み易いことも)我々は知っているが、当のお母さんは我々のことを一向に覚えてくれていない様子。まだまだ通いが足りないということだろう。

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秩父の破風(はっぷ)山に登り、満願の湯で温まったあと、宝登山で蝋梅を愛でる(山の記録はこちら)。もちろん、今回は宝登山の蝋梅が主目的であるが、まっすぐ宝登山では「山岳会」がすたるので破風山を付け足しに登る。今年は昨年よりも蝋梅の開花が早かった様で、満開となっている木もかなりあり、あたりは甘い香りに包まれていた。
花のあとは、秩父鉄道長瀞駅から西武線直通電車に乗って西所沢に移動。駅からほんの数分のところに目当ての蕎麦屋「久呂無木」はある。久しぶりの入店。

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カウンター席以外に小上がり席が3つある店内が、今日はやがて満席となったにも拘わらず、店主が一人で切り盛りしていて(フロア担当者がお休みのため)大変忙しそうであったが、遠慮せずに酒と料理をがんがん注文。ここは蕎麦そのものもさることながら、どの一品料理も美味しいのが魅力。日本酒もみな、拘りをもって置いてあることが感じられる。なかでも、栃木の酒「姿」は自分好みのコクを感じた。

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多くの蕎麦屋がある秩父を素通りして、かつターミナル駅でもない西所沢でわざわざ途中下車するだけの価値がこの店にはある。我ら山岳会の女子連にも人気絶大だ。もちろん、真っ直ぐ「久呂無木」では山岳会メンバーとしての矜持に係るので、予め西武池袋線の先にある奥武蔵や秩父の山に登ることが、この店に辿り着く条件だが、殆ど登り尽くしているのが大きな悩みの種である。

店のHP:西所沢/久呂無木


 

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