山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

蕎麦

「坂の上のそば屋 司」はこれで4度目の訪問。これまでは日ノ出町駅から坂を上っていたが、今日は半僧坊坂を登って小学校の脇から向かった。どちらからでも、それなりに登り甲斐がある。
「司」のご店主曰く、年配であるが故にそろそろ店を閉めようかなと思っていると。時の流れには逆らえずそのようなことになるのも致し方がないし、一介の客がとやかく云うようなものでもないが、やはりそれはそれで寂しいことだ。
思えば、2003年から隊長との山登りを再開してから17年。山の帰りには欠かさず何処かに寄って呑んできた(以前はそれこそ終電まで、ぐだぐだになるまで呑んだ)ので、入った店はとても数えきれないが、気が付くといつの間にか廃業してしまったりしていてもう二度と入れない店は、ざっと数えただけでも十指に余る。
・奥多摩/丸花(大してつまみは無かったが、味わいある超レトロな蕎麦屋)
・奥多摩/寿々㐂家(いざという時に世話になった)
・鎌倉/天園休憩所(ハイキングコースの途中にある、貴重な茶店)
・西武秩父/こいけ(とにかく蕎麦と焼き味噌が絶品だった)
・八王子ロマン地下/燻製バル68(リーズナブルに様々な燻製を味わえた)
・八王子ロマン地下/馬豚31(気軽に呑める雰囲気が良かった)
・奥多摩・浅間尾根/そば処みちこ(古民家で喰う山菜天ぷらが美味かった)
・高尾/ふろっぴぃ(高尾駅に最寄りな唯一の立ち寄り湯だった)
・高尾/あさかわ(店の場所も、店の雰囲気も、接客も、料理も全て良かった)
・稲田堤/たぬきや(唯一無二な岸辺の楽園)
・所沢/百味(居心地最高な昭和酒場)
・立川/博多中洲ぢどり(隊長が溺愛した地鶏炭火焼きと冷えた白ワイン)
・立川/なかさと(立川で貴重な蕎麦屋だった)
・立川/千年葡萄家(リーズナブルなワインとイタリア料理)
[番外編]で行った店も入れるとなると(例えば、神田/大越とか神楽坂/酒蕎庵まろうど)、この更に2倍はいってしまうはず(個人的には「池之端藪」の閉店は衝撃的だった)。これからも閉店する店が出てくるのはある意味、世の習い。あとで後悔しないよう、今のうちにせっせと通うしかない。

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「西ノ河原露天風呂・ビジターセンター」でまったりしているうちにもう12時。昼飯時だ。湯畑へ行ってみると見渡す限り人、ひと、ヒト。しかもみんな若い。オジサン、オバサンは少数派。卒業旅行で草津に来る学生も多いと聞く。今はそんな時代なのか。そのおかげで、ランチは草津でしようといくつか事前に調べておいたのだったが、行ってみると悉く行列が出来ていて、並ぶ気も起らない。
でもそんなことを云っていると喰いっぱぐれる、最も行列が少なそうな「銀の鈴」という蕎麦屋に入ることにした。「6人で」と云うと、先ずは2テーブルに分かれて席に着いた後で調整してくれると女性店員。でもその後で、並んでいたテーブル席が空いたので、3人がそちらに移ろうとすると、年長女性店員が「伝票が変わるのでそんなは対応できない」とけんもほろろ。面倒なことはお断り、それがいやなら出て行ってもらっても結構と云わんばかりの物云いで、結局、3人ずつで2つのテーブルのままとなった。人気観光地の飲食店はとかく強気だ(ウィズコロナの時代でもその強気のままなのか興味がある)。
ともかくも生ビールで乾杯。つまみには牡蠣のオイル漬け、もつ煮込み、おでんなどを注文。牡蠣はぷりぷりで美味かった。扉付近には入店待ち客が溢れそうになっていて、何となく落ち着かない。締めの蕎麦は、機械打ちのごく普通なのど越しでちょっと残念。
我々は大抵の場合、山の帰りには人出が少ない場所を選んで出かけていることが多いので、このようなマスプロ的な飲食店がこの世の中にも残っていたのかと、ある意味、新鮮な体験だった。これと同じような状況は草津だけでなく、伊香保とか熱海、箱根でも見られるのかも知れない。これからの山行計画は、より一層慎重にしたい。

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塩山から高尾まで戻る途中で雪は霙に、その霙が雨に変わり、高尾ではもう小雨程度。中央線を60km以上も移動すると、景色も天気もそれなりに変わるが、今日は劇的だ。高尾駅を降りて行き着く先はいつもの「たまの里」。ずいぶん暫く来ていないと感じたが、調べてみればたった半年ぶり、錯覚だった(または呆け?)と判る。
暖簾を潜って入ると、相変わらずの賑わいぶり。4人掛けのテーブルは全て塞がっていたが、偶々目の前の4人掛けテーブルに座っていたひとり客が、気を利かせてくれてカウンター席へ移動してくれた。有難くそこに収まらせてもらう。
隣のテーブルも山帰りの集団で、訊けば地元、八王子の山の会とのこと。このグループはもう大分良い調子になっていて、店内で際立って賑やかだ(特に、ひとりの地声がやけにデカい)。釣られてこちらの話し声も自ずからデカくなってしまうが、そのうちその集団も帰っていったので、突然、平常状態に戻った。
こちらも2軒目(電車の中を入れれば3軒目)のはしご酒なので、それなりに良い気分、ビールは止めて最初から日本酒。いつもだったら取り揃えられた中からその日の気分で地酒を選ぶのだが、この陽気では熱燗(小徳利360円)をもらうしかない。グビッとやると、五臓六腑に沁みる~。
熱燗と来れば鍋。そんなに空腹ではないので、ちゃんこ鍋(800円)を1人前だけ頼む。他には、いつもの海鮮サラダ(440円)とカキフライ(5個600円)、揚げ出し豆腐(470円)を頼んでみた。熱燗で温まってきたので、その後は青煌(???円)をひやでやる。
この店のちゃんこ鍋はたぶん、季節限定。初めて食べたが、結構ボリュームもあってコスパが良い。冬は鍋に限る。やはり今宵も蕎麦までは辿り着かなかった。

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戸隠2日目は天気予報通り、曇り時々小雪が舞う状況。でも今日はほぼ水平移動なので(というつもりだったが、意外に奥社まで登りでがあった)、天気は問題ない。戸隠神社奥社入口まで、「白樺荘」の若旦那に送ってもらう。
昨日、戸隠スキー場から飯縄山を往復した限りでは感じなかったが、奥社の参道杉並木の雪はだいぶ少ないようで、踏み固められてコチコチ状態。滑って怖いことは無いものの、歩き難いので途中からはアイゼンを履くことにした。客はチラホラやって来るけれど、アイゼン無しに奥社までは難儀そうだ。
戸隠神社奥社は、実際に行ってみると山頂のすぐ直下にある感じ。この時期では難しいけれど、無積雪期であれば大して扱かれずに登れそうに見える。戸隠山は、祭神の天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が投げ飛ばした天の岩戸そのものらしいから、出来るだけ高い処に奥社を建てたかったのも頷ける。
奥社参拝の後は、鏡池へ回ってみた。ここから見上げる西岳はなかなか見事なのに、我々以外ひとっこひとりいない。鏡池から先はスノーシューで峠越え。もうすぐ昼時、蕎麦屋の混み具合が気になりだす。「うずら家」は2年前に寄っていたので、別の候補をいくつか調べてあったが、皆、「うずら家」に行きたそうだったので、ならばとスノーシューを脱いだら一目散に向かう。
今日も変わらぬ繁盛ぶりだったので、8人で纏まって入るのはなかなか難しい状況。しかし、ホスピタリティの高い店員が上手くあしらってくれ、何とか揃って収まった。さっそくビールで乾杯。その後は日本酒、「佐久の花」をいってみる。各自、おもいおもいのつまみを注文。個人的には、岩魚の焼き枯らし(700円)がお気に入りである。そして締めはやっぱりざるそば(つゆそばが好きなWoodyさんは、とり南蛮)。戸隠独特の、ひと口サイズずつ束ねた盛り方は「ぼっち盛り」と云うらしい(長野駅前にあった蕎麦屋「ぼっち」の語源はこれだったのか!?)。やっぱり喉越し抜群なので、残り7人で大ざる2枚はあっと云う間だった。

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光陰矢のごとし、もう今年の山もこれで終わり。年越し蕎麦という風習は鎌倉時代から始まったらしいが、地域によってはだいぶ様変わりしているようで、年始に蕎麦を食べるとか、蕎麦の代わりにうどんを手繰るなどという地方もあると聞く。しかし様式は変わっても、一年の節目のひとつであるということは同じようである。我々も四季を通じて山に登るせいか、何かと季節的なイベントにひっかけて一杯やるネタにしようと画策することが多い。そのひとつが年越し蕎麦だ。
仕事による海外出張に引っ掛からなければ、このところ何年かは西所沢の「久呂無木」がその会場だった(直近はこちら)が、横浜在住のWoodyさんが「西所沢から帰るのが大変」と仰るし、蕎麦を手繰る前に登る山(云わば蕎麦前の前)が秩父界隈ではだいぶ少なくなってきたということもあって、それならば丹沢の山で締めようかということになった。
本厚木界隈にも目ぼしい蕎麦屋はいくつか見つかったが、駅の周辺でかつ大人数で予約ができるとなると限られてきて、それに適う店が「十日えびす」だった。馴染みのないネーミングだが、関西では一般的な行事らしい。この店の主が関西育ちなのでこんな名前になったのだろう。煮物料理の名前に「○○焚き」などと使うところも関西風。
駅から数分の距離、雑居ビルの2階に「十日えびす」はある。夜の部のみ参加のこのちゃんを含め、総勢11名で大宴会を開始。他にももうひとグループの予約が入っていたので、今日は貸切状態。普通の蕎麦屋にないメニューが豊富で、皆で大いに舌鼓を打ったし、日本酒も地元厚木の「盛升」を堪能した。もちろん、締めはもりそば。また来年もよろしく。

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今宵は親類一同で夕餉。場所は中軽井沢の「ハルニレテラス」にある、蕎麦屋の「せきれい橋 川上庵」。旧軽井沢にある店の姉妹店で、ここは約3年前にランチを食べに来たことがあった(そのときのレポはこちら)。「ハルニレテラス」は心憎いほど、リゾート地らしい雰囲気いっぱいの場所だ。
その名の通り、ハルニレの林にウッドデッキ状の歩道が設えられてあって、その緩やかな階段状に連なる歩道の両側に小洒落た店が並んでいる。ビストロ風の店や土産物店、パン屋などを眺めつつ進むと、「せきれい橋 川上庵」はそのほぼ一番奥にある。店の裏側には小沢が流れていて、夏であれば涼しさも演出できる。
今日は生憎の、本降りの雨だが、それでも夫々の雨に濡れた建物がライトアップされていて、これはこれで乙な情景になっている。辺りの木々も良い具合に紅葉している。
この辺りはだいたい全て「星野リゾート」。ここで夕食をするということは、この近所に泊まっている客ばかりだと思うが、店の中は結構賑わっている。我々の宿は、歩いて数分のところにある「BEB5軽井沢」という名のホテル。「星野リゾート」にしては(とは云っても、なにせ「星野リゾート」の宿に泊まったのはこれが初めてなので、実は良く判らない)、思いっきりカジュアルな感じのホテルである。
「川上庵」の暖簾を潜ると、店の一番奥、テーブルを連ねた横長の一角に通された。外観と同様に、店内も間接照明を使った落ち着いた雰囲気、やはりこの店は普通の蕎麦屋とはだいぶ違う。料理はランチとそれほど違いはなく、この店特有の様々な「蕎麦前」を楽しむことができるし、供される日本酒も長野の地酒ばかりでうれしい。また機会があれば、ディナーで来てみたい。

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「京王高尾山温泉・極楽湯」で随分のんびりしたつもりが、時計を見たらまだ午後3時過ぎ。さすがに小仏城山往復だけでは時間を持て余す。こんな早く帰ると、家でおさんどんをしなくてはならないか、はたまた何故こんなに早いのかと家人に煙たがられる。もう一寸のんびりしようと3人の意見は一致、高尾山口駅前界隈には基本的に蕎麦屋しかないので、とりあえず高尾駅へ移動することになる。
この時間でも呑めるのは、やはり「たまの里」だろうと覗いてみるとやはり結構客が入っている(しかも大部分がハイカー)が、それでもすっと入れた。それにしてもここは外が明るくっても中は完全居酒屋状態。皆、たしかに山の格好をしてはいるが、山なんか登らずに真っ直ぐここへ来ているのでは、と疑いの目を向けたくなる。
山の服装はその実、家を出るときのカモフラージュではなかろうか。小生もいつかその手を使うことがあるだろうか。「ドキュメント72時間」じゃないけど、少なくとも小生はこれまで、さらりーまんスーツを着た姿で(会社をクビになったことを家族に言い出せず)、時間を潰すために高尾山に登るような境遇にならなくって幸いだった。高尾山にやってくる人々は夫々様々な事情を抱えているので、中には健康のために山に登っているフリだけして、実は酒浸りの休日を過ごしている人だっていないとも限らないだろう。そういう点では、今日は我々も五十歩百歩か。
ビールはもういいので、最初から日本酒、新潟・魚沼の緑川(780円)にしてみる。今度、山の帰りに蔵元へ寄ってみるか。つまみには、エイヒレ(420円)、鴨すい豆腐(570円)と、Woodyさん好物のアジフライ(500円)を注文した。ちょうど2時間ぐらい潰したので、大手を振って帰れる(?)時間となった。

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台風19号の2日後の山行。当初予定していた秋田駒ヶ岳の山行は台風襲来のため中止したものの、3連休の間ずっと家に居るのは勿体ない、何処か手近な山へ行きたいとの要望があり、ならばと少々思案。今回の台風は市街地に甚大な被害が出たが、情報がまだ少ないながら山にもかなりの影響が出たようだった。中央線は高尾駅以西は当分ダメそうだし、丹沢や秩父方面も林道は寸断された様子。奥多摩も日原街道を始めとしてバスが運休になっているので、青梅線は青梅までがいいところ。さてどうするか。
こういうときには、2014年豪雪と同様、困ったときの高尾山頼み、今回もそれに縋ることにした。京王高尾線も、小仏行バスもまだ不通だったので、高尾駅から歩き出す。これも2014年以来のこと。甲州街道は、近くの南浅川が氾濫したらしく、泥んこ状態で、沿道の家々は片付けや掃除の真っ最中だった。
高尾山口に着いたら状況を確認。貼紙を見る限り、1号路や6号路などの沢沿いの径は悉く洗掘され通行止め、まともなのは稲荷山コースしかない。このルートはほぼ尾根を辿るため、雨の影響は受け難い。コンクリート舗装された1号路までが通行止めとは驚いた。いったいどれだけの雨量だったのか。ケーブルカーもリフトも動いていない。
稲荷山コースは普段ほどではないが、ここしか登れないためそれなりにハイカーがいる。1時間強で山頂。さすがに今日は山頂でも人影は疎ら。このまま戻るのは些か早過ぎるので、小仏城山まで行ってみると、やはり小仏BS側には下りられないようで、再び稲荷山コースを辿って高尾山口まで戻った。すると、ケーブルカーが動いていたし、「ビヤマウント」も営業開始とのこと。意外と早い復旧だ。しまった、折角のチャンスだったのに、すいているビヤマウントに入り損ねた!と思っても後の祭り。また登るものナニなので高尾山口でメシにしようと、この辺りでは一番気に入っている「高橋家」に入ることにした。思った以上に客が入っていてちょっと驚き。そうか、今日は三連休の最終日。我々と同様、三日とも家に居たくない輩がそれなりにいたということらしい。

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今日は高ワラビ尾根から小持山を登るプラン。辿ってみると予想通りに長い尾根だったが、所々に岩峰もあったり変化に富んでいて飽きない。武士平からの一般道(昭文社地図の実線)と合流してもさして雰囲気は変わらない、静かなマイナールートである。結局、小持山直下で単独行氏に出会うまでは我々だけの世界だった。まだ紅葉にはだいぶ早かったので、この次に来るとすれば11月ごろか、あるいはアカヤシオの季節がよさそうな気がする。
小持山からシラジクボを経て武甲山からの一般道と合流すると、若者の集団やらが何人も前後に現れ、途端に俗化する。さすが、あれだけ無残な姿を晒すようになっても(しかし高ワラビ尾根からは採掘現場が見えないので昔乍らの姿のままだ)、武甲山は相変わらず人気の山なのだ。
橋立川沿いの長い林道を無心に下れば、やがて橋立鍾乳洞がある岩壁の下に辿り着く。駐車場には大型バスが停まっている。秩父霊場巡りツアーだろうか。以前、ここには鍾乳洞と、秩父霊場札所28番の橋立堂以外に、確か楽焼店があったはず。近づいてみると、いつの間にかその楽焼店が無くなり、その代わりに蕎麦屋が出来ていた(あとで調べてみると、まだ楽焼店もやっていたようだ)。
だったらビールぐらい置いてありそう、であれば我々には願ったり叶ったりだと近寄ってみると、果たして冷蔵庫の中に冷えてそうな缶ビールを発見。もう浦山口駅まで基本、下りでせいぜい30分なので、さっそくグビっとやらせていただく。すると女将さんが付き出しに、ナス味噌炒めとこんにゃくの田楽をたっぷりと出してくれた。
まったりして辺りを眺めていると、霊場巡りのバスツアー客だけでなく、武甲山から下りてきたと思しき若者達も次々と店に入ってくる。ここは思いのほか、観光地なのだった。

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日帰り温泉の「つたの湯」で汗を流し、慌しく缶ビールを呷ったあと、再びタクシーを呼んで最寄の小淵沢駅に着くと、まもなく16時36分発の「あずさ26号」がやってくる時間。ここには「みどりの窓口」がたったひとつしかないが、短いながらも行列ができている。
平日やシーズンオフはこれでも十分かも知れないが、行楽シーズンの土日はきっと支障が出ると思われ、それが証拠に実際、このままでは間一髪でアウトの状況だったが、前に並んでいたお客さんが「急ぎませんので」と、親切にも順番を譲ってくれたおかげで、席はバラバラながらなんとか4人分の切符をゲット、ギリギリ上手い具合に乗ることが出来た(切符を買っていたなおちゃんは文字通り、飛び乗った)。
而して是非、土日用の臨時窓口を設けるよう、JR東日本には善処を願いたい(っていうか、新築の駅舎なのにその対応が出来ていないのは想定が甘過ぎないか?小淵沢に客を呼ぶ気がないのか?と感じるのは小生だけだろうか)。
ともあれ、無事乗車して一路、八王子へ。持参した日本酒をちびりちびりとやりながら、列車は定刻通り18時に八王子到着。(湯あたりのせいか身体の具合が芳しくない)WOODYさんとは八王子駅で別れ、残り3人で蕎麦屋「まかど」へ入る。ほぼ1年ぶりの入店。
店内はガラガラだったので今日も右奥のテーブル席、この頃はここが我々の定席となっている。キリン一番搾り(中瓶550円税込、以下同様)で喉を潤す。ビールと来れば餃子、ここには羽付餃子(350円)があるのでさっそく注文。蕎麦屋で餃子を出す店は珍しい。小ぶりでパリッとしていてビールにぴったり。
他に鴨くんせい(600円)、揚げなす(320円)、野菜天ぷら(950円)も堪能した。どれも美味いしコスパは問題なし。WOODYさんが調子が良いときにまた来ましょう。

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「都温泉」でひと風呂浴びたら最寄で湯上りビールを呑むには、今のところ蕎麦屋の「奥村」しか思い当たらないので、ここが待ち合わせ指定場所。ここで全く不満はないが、これから先、「都温泉」の利用頻度が増すようであれば、何処か新たな店を開拓しておくことも必要かなとも思う。
ともあれ今回も、「都温泉」を出たら真っ直ぐ「奥村」を目指す(前回はこちら)。途中で、先に出ていたなおちゃんに追い付く(「都温泉」のおやじさんとの四方山雑談が長かったせいで出遅れた)。暖簾を潜って店に入ると、こんな時間にもかかわらず意外に客が入っていて、テーブル席はほぼ埋まっている状態だったが、丁度皆さん、食べ終わってそろそろ帰るタイミングのようだった。
我々は入口に近い6人掛けテーブル席を確保し、直ちに生ビール(780円税別、以下同様)を注文する。出てくるまでの時間が何とももどかしい。待ちに待った乾杯の後、グビっとやったら忽ち無くなったので、直ぐお代わりを注文。
ひと息ついたら料理を注文。選んだのはやはり定番、鶏もつ煮(680円)、豚の角煮(850円)、板わさ(780円)、とんかつ(1,700円)、天ぷら(1,750円)、そして厚焼き卵(780円)。蕎麦屋で、豚の角煮は珍しい、初めて食べたかも知れない。トロットロの状態。とんかつも、いい肉を使っているようで本格的な旨さ。
ビールで喉の渇きが癒せたら、やはり日本酒。地酒の七賢を冷酒(純米生酒300ml、1,320円)でもらう。さっぱり爽やか。3本も頼めば、だんだんいい気持ちになってきた。でもそろそろ帰りの電車が気になりだす。そこで、締めの蕎麦(もり、770円×3枚)を注文。今日も細打ちで喉越し最高だった。やっぱり、また次回もここになるかな?

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扇沢BTから長野駅行の特急バスに乗車する。ひと昔前では信濃大町まで出て、場合によっては大町温泉の日帰り温泉に浸かり、列車待ちの時間を利用して駅前の蕎麦屋か何処かに転がり込むのが常だったが、北陸新幹線が出来て状況は変わった。
信濃大町駅から「あずさ」で帰ろうとすると、15時07分発の「あずさ26号」しか選択の余地がなく(大糸線は単線なので、普通列車で松本に出るのはそれだけで1時間掛かる)、これだと新宿には18時34分着。一方、長野駅経由だと、のんびりしても長野14時24分発の「はくたか564号」には余裕で乗られるので、東京着は15時52分。ということで、立山からの帰りは長野へ出るのが手っ取り早い。そのお陰で、信濃大町駅前の蕎麦屋は随分縁遠くなった。
長野駅行の特急バスはほぼ山の中を走る。途中には蕎麦屋の看板が目立つ、旧美麻村新行地区があり、思わず途中下車してみたい衝動に駆られるが、こんなところでのんびりする訳にはいかない。別の機会に改めるしかないが、そんな機会があるかどうか・・・。恨めしく看板を眺める。
その代わりというわけではないが、今回も長野駅前の蕎麦屋「油や」に入る。昨年の10月(その時のレポはこちら)以来だ。また予約を入れたので、今回も小上がりの席を確保できた。さっそく生ビール(570円税込、以下同様)でスタート。日本酒はやはり地酒、西之門・純米吟醸(300ml、1,100円)と美寿々錦・純米生酒(620円)を呑んだ。キリッと冷えていて美味い。
つまみには、馬刺し(1,100円)、野菜天ぷら(620円)、エリンギ天ぷら(360円)、シャキシャキサラダ(360円)、もつ煮(540円)、信州の味三点盛り(190円)を注文。ここは蕎麦前の種類が豊富でコスパも良いところがうれしい。前回食べたかどうか忘れてしまった肝心の蕎麦(750円)は、しっかりした腰と喉越しのつるつる感が絶妙。これを忘れたなんて、かなり酔っていたということらしい。

154 長野駅前のここでランチ。

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久しぶりに今週末は山がないので(仕事の海外出張で山に行けない場合以外では、滅多に無い椿事)、両親の墓参がてら、昼どきはアニ~を呼び出して2年半ぶりに西八王子の蕎麦屋、「満留賀」へやってきた。生まれは八王子市日吉町、育ちは同じ台町なので、西八王子界隈は勝手知ったる場所。かつての面影が無いほど、この辺りは随分と変わってしまった。
が、「満留賀」に限っては全くそのままの佇まい。というか少なくとも外観はこの50年ぐらい変わっていないのではないか、とすら思う。この辺りには知る人ぞ知る美味い蕎麦屋が多いが、その中でも「満留賀」は昔から気軽に昼呑みが出来る店として使い勝手が良い。
巷で評判の高い「蕎酔庵いっこう」や「坐忘」、「山泉」にしても、蕎麦も蕎麦前も酒も勿論美味いが、少々敷居が高く、心持ち気張って入る必要があるので普段使いがし辛い。一方、「満留賀」は全く庶民的な店なので気兼ねが要らないのに、味はちっとも引けを取らない。ということで、気安く使わせてもらっている。勿論、十代や二十代で蕎麦屋好きという筈もなく、比較的最近になってから頻繁に入るようになった。
そんなことはさておき、前回入ってから(レポはこちら)からもう2年半が経ってしまった。暖簾を潜るとテーブル席にはそれなりに客が入っているが、蕎麦だけを手繰って直ぐに帰ってしまう方々ばかり。しかし我々はじっくり呑んで喰うつもり。今日は奥の座敷ではなく、手前の小上がりに座る。
先ずはビールで渇きを癒してから、メニューを睨んで料理を注文。頼んだのは揚げ餃子とイカの沖漬け。蕎麦屋で揚げ餃子があるのは、かなり珍しいのではなかろうか。当然ながらビールには良く合う。一方、沖漬けは間違いなく日本酒。ルイベになっているので、夏にはうれしい。仕上げはもちろん、もりそば。ここの蕎麦はしこしこ、喉越しは抜群だ。またそのうち、プラっとやって来たい。

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八丁峠から両神山に登り、「両神山荘」でビールを呑み、「クラブ湯」でさっぱりしたあとのこと、風呂上りの汗が引き切らないうちに、集合場所に決めた「大むら本店」へと移動。ここは午後5時開店、時計を見ればもう午後6時を回っているが、店内を見渡してみても先客はなし、まさか我々が本日の一番客ということは無いだろうけど。暫くしてから地元の家族連れがやってきた。
ともあれ、小上がりの4人掛けを確保したら先ず生ビール。後の3人を待てずに、ひとりでグビっとやらせていただき、ひと息つく。この暑さじゃ、ビールが無いと生きていけない。とりあえずつまみには、めごちの天ぷらを注文。でも実は、ここは蕎麦も美味いが、とりわけ蕎麦味噌焼きが美味いのだ。
焼き味噌といえば同じ秩父にあった「こいけ」を思い出すが、すでに店を畳んでしまった(まったく惜しい店を失った)現状、奥武蔵、秩父界隈の山から下りて入る店の中で焼き味噌が美味いところは、「大むら本店」以外は越生の「梅の里」ぐらいだろうか。
ここ「大むら本店」は17時まで中休み、今回のように山から下りる時間が遅くならないと、なかなか入る機会が無いのが玉にキズ。何れにせよ、今回は久しぶりに訪れたチャンスだ。思い返してみればいつのまにかもう6年ぶり、前回は熊倉山の帰り道だった(その記録はこちら)。
焼き味噌を頼むにはやっぱり日本酒。冷酒を頼むと、ラベルに「大むら本店」と書かれた小瓶が出てきた。良く見ると中身は武甲正宗のようである。流石は秩父一番の老舗蕎麦屋だと感心。その後、つまみに頼んだかつ煮は味も食べ応えもまずまず。ここの卵焼きは甘くて小生の口には合わない。
そして、やはり焼き味噌。香ばしさと旨みと塩加減が申し分ない。これさえあれば、いくらでも酒が進む。そのうち、また焼き味噌で一杯やりたくなったらきっとこの店を思い出し、そのための山行を計画し始める筈だ。

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「パノラマの湯」で折角さっぱりしても、ビールを呑んだせいか、茹だるような外に出ると忽ち汗が出て、熱中症で死にそうになる。甲斐大泉駅のホームで列車を待つ間も汗は止まらないが、やってきたディーゼルカーの中は涼しいのでまた生き返る。この時期、死んだり生き返ったりが忙しい。
小淵沢駅に着いて先ずは帰路の「あずさ」の指定席を確保したら、ちょっと遅めのランチタイム。小淵沢駅から歩ける範囲内の店となると、相変わらずあまり思いつく店が無いので、馴染みの蕎麦屋「雅」を覗いてみることにした。
駅から一歩出ると再び炎天下、また死ぬほど暑い。そういえばここを歩く時はいつも暑いなと思い出すと、まさに前回「雅」へ来たのは3年前のツルネ東稜敗退以来だと気が付く。無意識のうちに、暑かったら「雅」へ行こうか、となるのかも知れない。
暖簾を潜ると、ご主人に「蕎麦」はもう売り切れたので「うどん」しかない、それでもいいかといきなり問われる。女将にも念をおされる。が、このまま再び灼熱地獄に戻る気にはならない、上がらせてもらう。女将さんにとっては「蕎麦」は自慢のようだが、「うどん」はそうでもないらしい。
この店にはエアコンは無いが、耐えられないことは無い。風が一寸でも吹けばいいのだが、まだ昼下がり、そよとも吹かない。だったらビール(中瓶500円)を呑むしかない。
つまみには、板わさ(500円)、こんにゃく煮(500円)、玉子焼き(400円)、山菜天ぷら(1,200円)など、如何にも蕎麦屋らしいものを注文した。日本酒は、谷桜(1合500円)にした。冷した酒を竹徳利と竹猪口でいただくのが「雅」流。美味いものを呑んで喰っていると、暑さを忘れさせてくれる。
締めは蕎麦ではなく、うどん。この辺りでは「おざら」と呼ばれる、もりうどんが定番。手繰ってみるとつるつるでしこしこ、喉越しが申し分ない。これならば蕎麦が無くても不満はない。女将も、もっと自慢して良さそうだ。

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上高地9時30分発のバスに乗り、新島々で松本電鉄に乗り換えれば、松本駅に着くのはもう昼どき、今朝は「山のひだや」でしっかり朝食を摂ったし、その後は殆ど歩いていないが不思議と腹が減ってきた。入るんだったらやっぱり蕎麦屋が使い勝手が良さそう。
松本駅界隈には長野駅と同様、数多くの蕎麦屋があり、そのうちもう片手では足りないぐらいの店に入っているが、まだまだ未開拓の店は多い。今回はその中から、今日は駅ビル内にある「榑木野」に入ってみることにした。
女子連は一度使ったことがあるらしいが、小生は初めて。ここの本店は松本インター近くにあるらしい。駅ビルの一角なのだが、入口は駅前広場に面していて、見かけ上は独立している。しかし駅ビルの一角だけあって、中休み無しに営業しているところがうれしいというか、エラい。
入ってみるとそれなりに客が入っていたが、窓際の4人掛けテーブルが空いていた。店の真ん中には一枚板の長いテーブルが設えてあって、主に独り客が陣取っているようだ。腰を落ち着けたらやっぱりビール、今度は松本ブリュワリーのペールエール(740円税別、以下同様)にした。香りがいい感じ。
つまみには、馬もつ(530円)、揚げ餃子(350円)、揚げ出し豆腐(340円)、鶏唐揚げ(510円)、にしん甘露煮(420円)を注文。揚げ餃子が意外とほっこりしているのは、蕎麦の実が入っているせいらしい。
ビールの後の日本酒は、お品書きにずらりとあってとても迷うが、とりあえず鏡華水月 純米吟醸(630円)にしてみた。これは地元、松本の酒。呑くちはかなりすっきりとしているので、スカスカ呑める感じで危ない。そして締めはざるそば(840円)。かなりの細打ち、それでも香りもコシも申し分ない。この店は酒もつまみも豊富だし、駅に至近なのでとても使い勝手が良い。今後も贔屓にしたい。

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初めて美ヶ原に登る。登ると云っても、最高峰・王ヶ頭の直下にある「美ヶ原自然保護センター」迄タクシーで上がれてしまうので、残り僅か20分歩くだけで到着。これは登山ではなく散歩。山頂付近には様々なテレビ局のアンテナが林立していて、甚だ景観が阻害され、かつ山頂が何処なのか分かり難い。
生憎の雨交じりの風が吹いているが、そんな天気でも意外に下界の眺めが良いし、レンゲツツジの花も多少残っているので気分は悪くない。王ヶ頭から西へ、ほぼ水平移動すると王ヶ鼻。ここは更に眺めが良さそうなところだが、今日は辛うじて松本の市街が見下ろせるだけだ。
王ヶ鼻からの下りは、ゆったり歩き易い九十九折の径。遊歩道と呼んでもいいくらい。コウリンカやバイカウツギが丁度、見頃だった。Google Mapによれば、車道に降り立ったところにキャンプ場があり、併設された店があるはず。車道に出て間もなく、果たして蕎麦屋「桜清水茶屋」がひっそりと木々に包まれて建っていた。
見掛けはかなり大きい古民家(訊けば、わざわざ移築したとのこと)。中に入ってもその通りにテーブルがいっぱい並んでいるが、客は誰も居ない。午後2時前なのでそんなものかも知れないが、それでも営業中なのがうれしい。
早速生ビールで喉の渇きを癒したら、つまみを注文しよう。この店は、一品料理が結構あるのでいくつか注文。中でも、シオデという山菜は初めて(???円)。女将さんに訊けば、わざわざ山菜の図鑑を持ってきてくれた。味は、見かけのようにアスパラガスに近い。さして腹も空いていないが、やはり締めにはもりそば(600円)を注文。細打ちでコシと喉越しはばっちりだ。
先ほどのキャンプ場だけでなく、立ち寄り湯も経営しているらしいが、どう見ても蕎麦屋が本業で、キャンプ場と温泉は副業に感じてしまう。こんなに良い蕎麦屋が、こんな山の中にあるのは驚き。この車道は冬は閉鎖してしまうので、自動的にこの店も休業。実に勿体無い。ここ「桜清水茶屋」は隠れた名店と云っていいと思う。

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久しぶりに「たく庵」でカミさんと夕食。ここの店主は、色々な事をやるアクティブでかつマルチな人である。日本百高山登頂を目指したり(もう達成したらしい)、ボーリング大会(なにしろアベレージは200ぐらいらしい)やゴルフコンペを主催したり。勿論、打ち上げは「たく庵」でやることになので、店の売り上げ拡大キャンペーンの一環でもある訳だ。
最近の近況を訊いてみると、今は三郷市商工会の世話役をやっているとのこと。商店街の活性化に力を入れていると、しばし熱弁を伺った。今は、恒例になった冬のライト・イルミネーションの点灯式のイベントを考え中とのこと。どうやら蕎麦屋の営業は、すっかり奥さんに任せてしまっているようである(たぶん、蕎麦打ちだけは店主がやっているはず)。
いつもの席に着いたら、さっそく生ビールと枝豆を注文。ビールジョッキは冷凍庫に保管されているので、いつもキンキンに冷えていてうれしい。枝豆はまさに今が旬。味と香りもさることながら、冷凍ではなく生だと、莢がしっかりしているので歯触りが心地よい。枝豆にはやはりビールだ。
その後はいつものように「神亀 ひこ孫」を冷やで注文。グラスの下の一合枡に、摺り切り一杯注がれて出てくる。カミさんは例によって、生グレープフルーツサワー。1杯分に、グレープフルーツがまるまる1個分(半割で2個)付いてくるので、炭酸まで加える余地は無い。
追加のつまみは、かつ煮と焼き鳥にしてみた。かつ煮はいわゆる、「天ぬき」ならぬ「かつぬき」のようなもの。かつ丼を喰う機会はもう殆ど無いが、かつ煮だけはここでいただくことにしている。そして仕上げはせいろを一人前。特にお願いした訳ではないが、福井産と青森産の二種類の蕎麦を、ひとつのせいろに盛ってくれた。馴染みの店は有り難い。

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「都温泉」から近いところで、この時間(午後4時前)でも開いている店がないかググってみると、見つかった店が「奥村本店」だった。店のホームページを覗いてみると、「創業江戸寛文年間」、「360年以上の歴史」などという説明がある。こりゃ凄い。
寛文年間とは西暦1661年から1673年までだから、江戸初期。そば切りの発祥時期には諸説あるが、少なくとも江戸に伝わったのが徳川幕府成立以降らしいので、ここ「奥村本店」はそれと大して違わない頃に甲州で創業したことになる。
東京で一番の老舗蕎麦屋、「更科堀井」だって創業は1789年に過ぎず、ここ「奥村本店」は飛び抜けて古い。そのせいかどうか、甲府の中心街には「奥京」だとか「奥藤」なる蕎麦屋が見つかるが、「奥村」の「奥」を貰って暖簾分けしたのかも、と気付く。
暖簾を潜って、通された席は一番奥のテーブル、こじんまりした中庭に面している。先ずは湯上りビール(生780円税別、以下同様)で乾杯。喉が渇いたのか、1杯では済まない、お代わりをする。その後は、地酒の飲み比べ純米吟醸セット(1,300円)をいただく。「太冠・純米吟醸」は初めてかも知れない。あっという間になくなってしまったので、今度は飲み比べセットの本醸造シリーズ(780円)を追加。
つまみは、B級グルメグランプリの鶏もつ煮(680円)を頼む。同じようなもので、いりとり(720円)というものがあったのでこれも注文。味付けはもつと同じで、モノがモモ肉のようだ。何れにせよ、ビールにも日本酒にも合う。後は、天ぷら(1,750円)ともり(770円)。
蕎麦は、細打ちなのにコシが強く、ツルツル。これはホンモノだ。この店がある場所は甲府市中央4丁目、駅からはちょっと歩きでがあるので、今までなかなか来るチャンスが無かった。甲府の街は奥が深い。

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塩水山・倉沢山の帰り道、塩山駅前の「七福」で呑んで、中央線の上り各駅停車高尾行きでもしっかり呑んだのだが、それで勢いがついてしまったのか、3人揃って高尾駅で下車して駅前の居酒屋蕎麦屋「たまの里」に転がり込んだ。
まだ5時半だが、相変わらず店内は山帰りのハイカーで相当盛り上がっている。ありゃ一杯か、と思ったら上手い具合にテーブルがひとつ空いていた。何はともあれ、今日は(男子3人だけだったので)山の上が一番静かだった。概ね、

山(我々だけ)<花かげの湯(休憩室は他にひとりだけ)<七福(先客が帰ったら我々だけ)<中央線(結構乗っていたが、酒で盛り上がっているのは我々だけ)<たまの里(我々以上に周りが盛り上がっている)

の順に賑やかとなってきた状況と云える。どちらも同じ登山基地なのに、塩山と高尾はハイカーが寄り付く店はケタ違い。今朝はあれだけいたのに、山から下りたら塩山駅前は閑散としていた。皆、我々のように最寄り駅では引っ掛からず、とりあえず東京に近い高尾駅までやってきてから一杯やっているのだろうか。
ともあれ、もうビールはいらない、酒をもらおうと、それぞれ船中八策(760円税込、以下同様)と七賢(950円)を注文し、ちびりとやる。つまみは海鮮サラダ(ハーフ530円)、冷奴(380円)、真鯛刺身(800円)にした。というか、もうこれ以上はいらない。
結局、今日も「たまの里」で蕎麦は手繰らず仕舞い。どうも皆さん(とりあえず自分のことは棚に上げて)、ここが蕎麦屋という認識が薄いようだ。

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