山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

蕎麦

「東光の酒蔵」と「上杉神社」を観光したら、そろそろ昼時。ランチ場所として淡い期待を寄せていた「上杉伯爵邸」、「上杉城史苑」とも、混んでいて入れないので少々途方に暮れたが、そう云えば「東光の酒蔵」の傍に蕎麦屋らしきものがあった筈、なので行ってみようということになり、再び徒歩移動。今日はやけに陽気が良いので、歩く程に汗が滲んで来る。昨日の今頃は、中大巓付近で凍えていたかと思うと、随分遠い世界から帰って来た気分。
果たして、本町一丁目のバス停の手前に蕎麦屋があった。しかも道の両側に一軒ずつ。右手に「寿々喜家」、左手に「可祝屋(かしゅくや)」とある。どっちでも良かったが、なんとなく「可祝屋」に入ってみる。建物を外から眺める限り、割烹料亭の一部が蕎麦屋(兼ラーメン屋)となっているようだ。
店に入ると、正面が厨房で左手にテーブル席4つと、奥の小上がりに座卓が6つ。何れにも6人掛けの座卓はないので、3人ずつ分かれて着陸。早速メニューを眺めると、残念ながら一品料理は一切なし。後で調べてみると、「寿々喜家」も同様だった。米沢では、肴をつっつき酒を呑みつつ蕎麦を待つ、というのは流儀ではないようだ。店のメニューに糖質しか見当たらないのは、至極残念な気持ちになる。
ともかく、ビールでひとまず喉を潤したら、3人で天ざる(1,500円)と鴨ざる(1,000円)をシェアすることにした。あたりを見回すと、ラーメン(600円、いわゆる米沢ラーメン)を喰っている客が過半数。ここは蕎麦屋の筈なのに、どういうこと?
やがて天ざると鴨ざるが登場。蕎麦はなかなかシコシコでイケるし、汁もまずまず。天ぷらは少々しっとりした感じだが、不味くはない。鴨汁も香りが良い感じだ。
あとでネット記事をつらつら眺めている限り、この店に限らず米沢の蕎麦屋は、蕎麦屋というよりはラーメン屋として認知されているようだ。それほど米沢ラーメンが美味いのか。ならば我々も日本蕎麦にこだわることなく、米沢ラーメンを喰ってみても良かったのかも知れない。

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「お座敷桃源郷パノラマ号」に乗った余韻醒めぬまま、西国分寺の「潮」にやってきた。いつ以来だか思い出せない(単に呆けただけかも知れぬ)くらいに来ていない。
今日は久しぶりに、ヤマショウビン氏夫妻もやってきて、都合6人で宴。いつもヤマショウビン氏には、山行の途中で聞いた野鳥の鳴き声の正体を教えて貰っているが、今日も「ウソ」と「ゴジュウカラ」を鑑定してもらったものの、忽ちどっちがどっちだったか判らなくなる始末。なかなか教科書通りには鳴いて呉れないのが素人泣かせ、と言い訳したくなる。今後も頼りにさせてもらうしかなく、一向に上達しない不肖の生徒と我慢していただきたい。
「潮」は、出される料理を見れば、蕎麦屋というよりも蕎麦会席料理店という感じだが、店の雰囲気は全く蕎麦屋然としている。敷居が高い蕎麦屋と見るか、肩の凝らない蕎麦会席料理店と見るかは、その客次第かも知れない。
我々は4,300円のコースを予約していたのだが、もちろんコースでは無く、単品で注文することも可能。昨今はそういう客は少ないのかも知れないが以前、隊長とタマちゃんと3人で来た時は、たしか単品注文だったような気がする。
コースの料理では、繊細な胡麻豆腐や、蛤の茶碗蒸しなど、なかなか蕎麦屋ではお目にかかれないシロモノが出て来るが、一番びっくりしたのは蕎麦がき。プルンプルンで蕩けるような食感と蕎麦の香り。通常の蕎麦がきの概念が崩れる一品。締めの蕎麦も申し分なし。また近いうちに是非来たいが、次回、ヤマショウビン氏を招くときは、また別の店を探すこととしてみたい。

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ぽんしゅ館で少々ほろ酔い気分となったところで、そろそろ腹も空いてきたので再び駅の西口を出る。目当ては蕎麦屋。もちろん、東口には「中野屋」があるし、COCOLO湯沢にも「小嶋屋」があるのだが、今日は「しんばし」に行ってみようかと算段。
開店時間11時より少々遅れて入ったところが、もうかなりのテーブルは埋まっている状態。かなりの人出。こんな天気だが、スキー目当ての客が多い。どうやら危ないところだったようだが、我々は上手い具合に小上がりの座卓に着席できた。
早速やってくる注文取りは高校生のアルバイトだろうか、初々しさがいい感じ。メニューを覗いてみると一品料理が色々あって嬉しい。先ずはビール(大びん700円税込、以下同様)をいただく。つまみには、魚沼美雪ます風干(950円)と味玉(500円)、それに天ぷら盛り合わせ(1,850円)をいただくことにした。
「魚沼美雪ます」とは初めて聞くが、ググってみれば新潟県内水面水産試験場が、「ニジマス」と「アメマス」を交配し育てた魚沼独自の新品種とのこと。これって以前、大久保西の茶屋で喰った、長野県水産試験場が開発した信州サーモン(「ニジマス」と「ブラウントラウト」の交配種)と似たような感じだ。何処の水産試験場も、ご当地ブランドの開発に忙しいようである。
日本酒は、やっぱりまず鶴齢。最もスタンダードな純米しぼりたて(1合750円)を注文。お銚子とぐい吞みと小鉢が御盆の上に載って出てきた。キレがあるけど濃厚。あっという間に無くなったので、続いて超淡麗という酒米を使った鶴齢・特別純米(1合900円)を頼んでみる。するとまた、お銚子とぐい吞みと小鉢が御盆の上に載って出てきた。微妙な味の違いは頓着しないので、ぐい吞みが勿体ないと感じてしまう。次に、また超淡麗を使った湊屋藤助の大吟醸(1合900円)を注文。また新たなぐい吞みで、贅沢に味わった。
食べ終わって外に出ようとすると、入口付近は入店待ちの客がぞろぞろ屯している。この店は人気なのだ。

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しんばしのHP: こちら
 

三浦富士からの帰り道、途中、横須賀の三笠公園で、戦艦三笠の見学に思いの外、時間を要したので、立ち寄り湯は省略。殆ど汗もかいていないし、まったく問題ない。今回のメイン・イベントは、Woodyさんイチオシの蕎麦屋。
最寄駅は京急の日ノ出町駅だが、行く手にはこんもり、丘と云うか山と云うか。本日2回目の登山、という程ではないが、本当に急な階段(その名も「急坂」という固有名が付いた坂)の上にある。初見の客ではなかなか判り難いが、実は、走行する車両の窓から眺めていると、斜面の上の方に「司」の看板が目に入るので、どの辺りにあるのか、目星は付く。
「司」は、ごく普通の民家を改装しただけのような風情。到着がやや早かったのでしばし、玄関の外でぶらぶら。庭から横浜の街並みを見下ろすことが出来る。やがて女将さんから声が掛かり、玄関の暖簾を潜り、靴を脱いで上がり込む。ここの女将さんも人当たりが大変柔らかで、一方、ご主人は職人気質が溢れていて、料理作りに対する情熱を感じる(頑固そうではない)。店内は、照明が柔らかくかつ控えめで、落ち着いた大人の雰囲気。先客は数名のグループが一組(うち、お一人はWoodyさんの御知り合いでした)、あとから二人連れ一組。
喉が渇いたので先ず生ビール、エビスの生(450円税込以下同様)が美味い。料理も日本酒も、かなり豊富で眺めているだけで嬉しくなる。いろいろ頼んでどれも美味かったが、特に「子持ち鮎の甘露煮」が美味かった。また鮎の季節が待ち遠しい。変わったところでは「栗の天ぷら」(700円)。齧ってみると、中身は魚のすり身なので、少々びっくり、でもいい感じに揚がっている。日本酒もいくつかいただいたが、「いずみ橘・純米」(800円)という海老名・泉橋酒造の酒はなかなか美味かった。そう云えば、この酒造は「夏ヤゴ」を呑んだことがあった。この次は、「鮎の塩焼き」で「夏ヤゴ」をやるか。

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千人町にある了法寺(このお寺、「萌え」寺として有名。HPも凄いが、この寺の業務用車(写真参照あれ)は、思わずたじろぐ。これで檀家を巡るのだろうか)で母親の七回忌法要の後、兄貴夫婦、従兄達と共に台町にある「満留賀」という蕎麦屋に入る。表からは想像できないが、奥に長い店で、手前がテーブル席、右手がカウンターと厨房、奥が座敷になっている。座敷の間は角部屋になっていて、手入れが行き届いた庭を望める。庭には池もあり、何匹もの巨大な錦鯉がゆったりのたうっている。
庭を眺めていると、何処からともなく三毛猫が現れ、一頻り毛繕いした後、塀の上でひと休み、最後は庭木から軒を伝って屋根に上がり見えなくなった。いつもの巡回コースなのだろう、仕草に淀みが無い。そんな一部始終を目で追えるほど、客間から庭の眺めが良い。
小生が小学生だった頃、この蕎麦屋は通学路の途中にあったので、良く覚えている。つまり、個人的には最も古くから知る蕎麦屋なのだが、実際に入って蕎麦を手繰ったのはつい十数年前。この店は、酒もつまみも充実していて、昼呑みにはうってつけ。勿論、蕎麦も美味いので大変重宝な店である。今日も酒と肴と蕎麦を、呑んでつまんで手繰って堪能した。 

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今宵は、毎度お馴染み「久呂無木」で新年会。8人でまた、有り難く奥の座敷に上がらせていただく。寒々しい三峰神社から下りてきたので、ここはほっこり暖かく有り難い。くまちゃんは前回に引き続き、店からの合流。
ビールで乾杯した後は、いつものように、ご主人にお任せのこだわり日本酒をいただく。最初に出て来た「醸し人九平次・純米吟醸」は、「火と月の間に・山田錦」という文言がラベルに付いている。どのようにイメージしたら良いのだろうか(まさか、火と月の間には、水と木と金と土と日がある、なんて下手なオヤジギャグじゃあるまいし)。何だかこの頃の日本酒は、TEVドラマや小説のタイトルのように複雑化している。
つまみは、やっぱり定番料理。今日も牡蠣は大ぶりでぷりっとしているし、サツマイモ天ぷらは甘くてほくほく、いわいどり炙り焼きはパリッとジューシー、そばサラダはパリパリ、シャキシャキ、出汁巻き玉子はほっこりアツアツ。どれも安心できる美味さだ。
日本酒は引き続き「鍋島 純米吟醸 山田錦」、「奈良萬 純米生酒 中垂れ」と続く。「鍋島」も、「奈良萬」もシュワっとジューシー。最後に出て来たのは、「大典白菊トリプルA」。これは初体験。ラベルが斬新。いただいてみると、呑みくちが軽く爽やかだ。
そして、締めの蕎麦。せいろが主だが、和尚はかけそば。つゆだけ飲ませてもらうが出汁が強烈、やっぱり美味い。今宵もあっという間に時間が経過し、名残惜しいがお開きとなった。また次回が待ち遠しい。ところでご主人に、大人数の場合は予めコースの予約を入れて貰えると助かる、と云われた。たしかに常に完璧を目指すご主人としては、急な対応ができずもどかしいのかも知れない。次回からは心しよう。

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根子岳に登った翌日は、天気も思わしくないので、完全に観光モード。リュックサックは上田駅前のコインロッカーに預け、先ずは別所温泉へ上田電鉄で移動し、仏閣めぐり。別所温泉は信州の鎌倉と云われるくらい、寺が多いらしい。めぼしい常楽寺、安楽寺を拝観したあと、少々腹が空いてきた。
そこで、「ペンションひらた」の若旦那に勧められた、「おお西」という蕎麦屋へ行ってみることにした。この店は、本店が上田市内にあり、別所温泉にあるのは支店である。「おお西」は十割蕎麦に拘った店らしい。温泉街を抜けて、坂道を登るようになると、辺りは段々寂しくなってくる。観光客が足を運ぶような場所ではない。こんなところに蕎麦屋があるのかと、半信半疑。
やがて、幟が立っているのが眼に入り、そのうち「おお西」と刻まれた巨大な切り株に気が付く。その先にあるのは古民家。赤い暖簾を潜ると、店があった。入口にご主人と思しき人が居て、客室へ案内される。座卓もあるが、炬燵の様なテーブル席を勧められ着地。先客は無し(我々の後も、誰も来なかった)。
生ビールは無いとのことで、瓶ビール(サッポロ黒ラベル755円税込、以下同様)をいただく。付き出しはうずら豆の煮豆だが、甘いだろうと思ったら塩辛かった。料理は、岩魚(???円)と野菜天ぷら(1,080円)を注文する。もちろん、ビールの次は日本酒。上田の酒、「亀齢・純米」(1,185円)をもらう。なかなか渋い片口で出て来る。すっきり辛口系。
店は、ご主人とご主人の兄弟(お姉さん?)の二人でやっているようだ。ご主人も、自ら料理や酒を運んできて、色々話を聞かせてくれる。曰く、店を開くために古民家を買い取ってリニューアルしたこと、「おお西」の師匠に弟子入りして修行したこと等々。かなり話し好きである。昨夜泊った「ペンションひらた」といい、「おお西・別所支店」といい、今週末はそういう巡り合わせのようだ。
仕上げはもちろん蕎麦。3人で、挽きぐるみ(田舎と更科の中間、1,080円)と発芽そば(1,620円)をいただくことにした。やがて出て来た蕎麦は、驚くほど細打ち。「久呂無木」の主人も嫉妬しそうだ。これで十割とは信じられない。長さはやや寸足らずかも知れないが、コシも申し分ない。発芽そばは、一番栄養価が高くなる発芽したものを使っているそうで、手繰ってみると独特の弾力と風味がある。
ご主人の話し好きは蕎麦が出て来た後も続く。我々が蕎麦を手繰ろうとしている最中も、話しに余念が無いため、ついこちらの手が止まってしまう。説明は有り難いのだが、蕎麦の伸びが心配になるところが少々困りものである。

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目当てにしていた「わへいそば」の蕎麦が売り切れてしまい、打ちひしがれた気分でとぼとぼ駅へ向かって歩いていた時、のんちゃんが目聡く蕎麦屋の看板を見つけた。恐る恐る建物に入ってみると、そこは「秩父ふるさと館」で、その二階が「そばの杜」という蕎麦屋。有り難いことに営業中だった。
二階へ上がると、先客は三組ほどで、我々は格子窓の傍に席を確保。さっそく、既に秩父駅へ向かって移動中の別動隊(Woodyさんと和尚)へ、店が見つかった旨、伝え、到着を待つ。格子窓越しに外を見ると、秩父神社が目の前だ。さぞや、先週の秩父夜祭の時は良い眺めだっただろう。花番さんに訊くと、この店は夜は開いておらず、昼間はバスツアー客の予約が入るので、一般の人の予約は難しいとのこと。そりゃ、残念だ。
Woodyさん達の到着を待ち切れずに、ビールで乾杯。白久駅の「喜久屋」でふられ、「トラゲット」でもふられ、更に「わへいそば」でもふられ、ここ「そばの杜」で漸く溜飲を下げることができた。今日のビール(大瓶580円税込、以下同様)の美味さは、格別なものがある。
つまみは、出汁巻き卵(値段失念)、舞茸天ぷら(同前)、野菜天ぷら(同前)、そばがき(同前)、みそぽてと(450円)をいただいた。天ぷらはサクッと揚がっていて美味い。そばがきさえあれば酒が呑める、という人もいるらしいが、小生はまだその域には達していない。Woodyさんと和尚は、意外にも、秩父名物「みそぽてと」を喰ったことが無かったとのこと。
日本酒も入って、いい気分になっていたらいつの間にか、閉店時間(16時)を過ぎて、我々以外誰もいなくなっていた。なかなか居心地が良い。花番さんの接客もなかなかである。
その花番さんに、我々が「たから湯」に入ってきたと伝えると、仕事が終わった後、「たから湯」でひと風呂浴びて、そのすぐ前にある居酒屋「鳥銀」で一杯やるのが好きだ、と云っていた。今度、機会があれば行ってみたい。でもその前に「わへいそば」をリベンジしなくてはならない。秩父は、行く度に課題が増える、奥が深い街である。

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「たから湯」へ入る前、先に書いた通り、手前にあったカフェ「トラゲット」を、待ち合わせ場所に決めていたので、風呂上がりに直行。ふと、見ると、「CLOSED」の札が出ていた。「食べログ」サイトにも「ティータイム14:00~17:00」となっているのに、15時前に行ったら「CLOSED」。たしか、「たから湯」へ行く前、30分ぐらい前に通り過ぎたときには「CLOSED」の札は出ていなかった筈。店の主は、今日は中休みをとりたい気分だったのに、我々が後でやって来そうな雰囲気を察知して、慌てて「CLOSED」の札を出したのかも・・・。
何れにしても裏切られてしまったので、急いで他を探すが、とにかく開いている店が無い。なんと「ねこあそび!」も閉まっている。残念ながら、またしても喉の渇きは癒せそうにない。今日は、そういう巡り合わせの日なのだろう。のんちゃん、なおちゃんと合流した後、まだ銭湯にいる和尚、Woodyさんへ電話して、「わへいそば」へ直行することにした。
暫く住宅街を抜けて行くと、やがて民芸調の建物が見えて来る。どうやらここが「わへいそば」のようだ。これでようやくひと息つけると思いつつ、扉に手をやろうとすると、なんと「お蕎麦が売り切れました」と書かれた札を発見。その文言の後に、かっこ付きで「うどんはあります」とある。
折角、新蕎麦を手繰りに来て、うどんを喰う気にもならない。今日はとことん、ついていない。蕎麦屋は、売り切れ仕舞という店はよく目にするが、営業時間は18時までなのに15時で終わりとは・・・。ちょっと甘く見ていたようで、反省。次回は、必ず前もって予約を入れてリベンジしたい。

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「ろくもん」で長野に着いた後、そのまま、とんぼ帰りも詰まらないが、雨がシトシト降ってきたので、余り駅から離れたくも無い感じ。実は、このような状況にうってつけな店を、予め調べておいた。駅からほんの1~2分、傘もささずに行ける「大久保西の茶屋」という、あまり蕎麦屋らしくない店の名前だが、本店は蕎麦どころ、戸隠にあるらしい。
全くの裏通りにあるので、駅前にも拘らず人通りは極めて少ない。営業中の札は出ているものの、やっているのか心配になるほど、ひっそりとしている。入口を開けると、先客はゼロ。店員2人が暇を持て余していた。果たして、良かったのか悪かったのかと少々不安。小上がりとカウンター席があるが、二人なのでカウンター席に腰を落ち着ける。
とりあえず、はじめから日本酒をいただく。この店の定番酒は、地元長野市の今井酒造が醸す「若緑」という酒だ(400円税込、以下同様)。少々辛口だが、食中酒、普段呑みにうってつけの味わいである。
メニューを拝見すると、蕎麦屋にしては豊富な一品料理の数々。蕎麦も出す居酒屋、といった感じ。焼き台が故障中とのことで、焼鳥などができないようだが、それでも十分過ぎるほどある。あれこれ悩んだ末、料理は、馬刺し(900円)と信州サーモン造り(950円)と野沢菜漬け(380円)を注文。お通しには、ししとうとなすの煮浸しが出て来た。これがなかなか美味い。
信州サーモンとは、(ネットで検索してみれば)長野県水産試験場が約10年かけて開発した品種で、ニジマスとブラウントラウトの交配種だそうである。見た目はまさしくサーモン、かなり脂が乗っていて、とても淡水魚とは思えない。馬刺しも野沢菜漬けも、テンコ盛りで出て来る。馬刺しの「つま」として出て来る、ワカメもすごい量である。
締めはやはり、ざるそば。キンキンに冷やされていて、シャキッと引き締まっている。手繰ってみれば、つるつると喉越し抜群。こりゃ、いままで知らなかったのが損した気分。 
長野駅界隈でちょっと一杯やって、蕎麦も手繰りたい場合には是非、お薦めの店である。今度は戸隠の本店に行ってみたいが、店のHPを見ると、「ららぽーと新三郷」にも支店があるようだ。さっそく行ってみよう。

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今回の山は、山行計画(目的地)を二転三転、変更したところからケチが付いたと云えるかも知れない。そのおかげで、何処かの山ノ神(大峰か、雁ヶ腹摺山の神か)の怒りを買ったらしく、結局、関八州見晴台から下りて(山行記録はこちら)、汗も流せず、ビールも呑めないまま、黒山BSから越生梅林入口BSまで悶々とバス移動。下りれば直ぐ目の前にある、目当ての「梅乃里」に到着。気付いてみれば、およそ4年ぶりの入店である。前回は、なんと10人でやってきた(前回の記録はこちら)。
今回はこぢんまり4人。先客は2組。この店は、通い出してかれこれ20年ぐらい経っている。最初は、梅見を目的に越生梅林までやってきて、何の前知識も無く飛び込みで入ったのがきっかけ。以来、忘れない程度には時々来るようになり、この頃は梅が咲いていなくても、この店目当てに来るようになった。やはり、中休みが無いのは、山から下りて入る店としてとても使い勝手が良い。
もちろん、山の帰りと云うことになれば、近所の山とセットで来る必要があるが、この界隈の山となると必然的に、真夏は避けることになる。いつかまた、梅見のついでに寄ってみたい。今回は、二日前に降った雪に触発されての訪問である。
ともかく山から下りたら、先ず喉の渇きを癒すべく、ビール(中瓶520円税別、以下同様)を呷るしかない。ふーっ。まったく、山から下りてビールまでの時間が長いと、精神衛生的に宜しくない。山でストレスを溜めるなんぞは、本末転倒も甚だしい(大げさ)。今後は何れにせよ、覚悟を決めて山から下りることになりそうだ。
さて、つまみをいただこう。焼き味噌(400円)と、だし巻き玉子(630円)と、かもの柳川(1,500円)が登場。ビールの後はやはり日本酒で。この焼き味噌があれば、何杯でも酒が呑める。今のところ、「こいけ」無き後は、ここに優る焼き味噌は見当たらない。ここに限らず、かもの柳川を喰うのは初めてだと思う。かもの柳川は有りそうで無い。酒にぴったりだし、ボリュームもたっぷりだ。
締めはせいろ。つるつるしこしこは健在だ。Woodyさんはつゆそばを注文。なかなか美味そう。麺は、せいろと違って、平打ちだ。
ともかく、「梅乃里」の存在は益々有りがたい。山から下りてここに来るまでの時間(さらには、ニューサンピア越生にある「梅の湯」で汗を流す時間も含め)、我慢するだけの価値は、ここにはある。

25 仕方ないので梅乃里へ直行。

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久しぶりに川越にやってきた。実家があるカミさんは時々やってくるはずだが、小生は昨年の正月以来だろうか。今日は、夜に川越で食事会があるので、そのついでに午前中からやって来て、何処かの蕎麦屋に入ろうと云う魂胆である。
これまで、川越では「百丈」と「鎌倉」に入ったことがあった。川越在住の義妹が云うには、駅の南側にある「あ・うん」がお薦めとのことだったが、今日は日曜日で生憎のお休み。それではと色々探した結果、行ってみようとなったのは「はすみ」という店だった。住宅街の中にポツっとある様で、カミさんも知らないと云う。
直前に川越駅から電話で予約を入れると、予約は出来ないが、待っている人はいないとの返事。ならば行くっきゃないと、タクシーで向かった。タクシーを降りると、建物の外観はほぼ普通の民家なのだが、鄙びた門が設えてあり、良く見ると飛石が石臼だ。
玄関を潜ると、中には数人の客が待っていた。ほぼ皆、中高年の夫婦か家族連れ。我々は4組目のようだ。しまった、タクシー移動中に、これだけの人がやってきたのかと、少々うろたえる。さりとて、ここで帰る訳にはいかぬ。辺りに代わりの店など無いので、覚悟するしかない。しかし、その後、後からやって来て、直ぐに部屋へ通される客もいた。予約は出来るのか。
待つこと四半時余り、漸く通されたところは、洋式テーブル席が2つ設えられた和室。なかなか風情がある。メニューを見ると、一品料理がかなり豊富で嬉しい。しかし、その割には日本酒は「白鹿」と「八海山」と「上酒」(?)しかないのは、やや残念(「上酒」が何か、聞きそびれた)。ビールカクテルがずらりと並んでいるのは、女性のウケ狙いか。
先ずはビールを注文。瓶ビール(600円税別、以下同様)はサッポロ赤星だ。つまみは、蕎麦豆腐(500円)、からせんじゅ(500円)、鴨味噌煮(500円)、鴨焼き(1,200円)を注文。「からせんじゅ」(鱈と鮫の卵を混合して練り上げ、燻製したもの)って、初めて喰ったが、なかなかイケる。からすみとの違いが良く判らない出来栄え。こりゃ、日本酒だ。
締めはせいろ(カミさんは二色そば)。つるつる、喉ごしが抜群だ。二色そばの柚子きりも、香りが良い。この店が人気が高いのは良く判る。今度来る時は、ちゃんと予約を入れられるか確認したい。

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はすみのHP: こちら

店主のご厚意に甘えて(無理を云って申し訳ありません)、開店時間より1時間も早く、「まかど」入店となった。ここは、殿とアニーが常連の店なので無理が効いたらしい。我々としても2回目(前回はこちら)、つい3か月前に大菩薩嶺から下りて来て以来である。
席は前回同様、入って右奥のちょっと仕切られた一角。大きなテーブルでスペースもゆったり。この店も、「こいけ」、「梅乃里」と同じく一茶庵系(と云っても、「まかど」のご店主は、かの片倉康雄氏の孫、片倉英統氏が師匠のようである)。
さてと、リュックサックを並べたら、再び生ビール(500円税込、以下同様)で、本日3回目の乾杯。ビールの後はやはり日本酒。今日は澤乃井でいこう。既に前回確認済みだが、ここはつまみも豊富なので助かる。
先ず出て来たのは「鴨のくんせい」(600円)。たぶん、鴨ではなく合鴨だろうが、美味い。勿論、粒マスタードとの相性も申し分ない。次の、「そば屋の玉子焼き」(600円)も鉄板の蕎麦屋料理。甘くないのが良い。蕎麦屋にはあまり見掛けないのは焼き餃子(350)。いわゆるひとくち餃子というサイズ、羽根つきでパリッと香ばしい。桜エビのかき揚げ(550円)はサックサクである。粉々になった欠片まで美味い。他にも、野菜天ぷら、舞茸天ぷらなど、天ぷら尽し状態。すっかり腹が膨れたところで、仕上げは当然、せいろ(700円)。ここの蕎麦は、つるつる、しこしこ、とにかく喉ごしが良い。
今日は、山行時間よりも呑んでいる時間の方が明らかに長くなったし、そもそも山の反省会をするほど歩いていないが、これもまた一興。ただ、雨の日用として選ぶにしては、思った以上に眺めが良さそうな山だった。次回、要害山とコヤシロ山へ行くのは、降雪直後の晴れた日にして(勿論、陽気が良い季節はご免蒙りたい)、眺望を確認してみたい。

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或るとき、この頃秩父で蕎麦を手繰っていないなと、秩父関連のHPをつらつら眺めているうちに、ふと「こいけ」の文字が目に入り、9月末で閉店してしまったことを知った。なんと・・・、まことに残念。そのうちにまた行こう、行こうと思っていたが、もう、あとの祭り。結局、入ったのは一度きりとなってしまった。
「こいけ」は、云わずと知れた、秩父の名蕎麦店。もうひと昔前になってしまった2005年の暮れに、武甲山を登った後、「こいけ」に入ったことがある(その時の山レポはこちら)。当時は隊長がスイス駐在の頃で、この山行もタマちゃんと二人きり。当日は丁度、秩父夜祭の大祭当日だったせいか、武甲山山頂にいると時折、下の方からお囃子の音が聞こえて来たのを覚えている。
山から下りて、浦山口駅から秩父鉄道に乗ろうとすると、この鉄道では今まで見たことが無い程、人が乗っているのにびっくり。皆、祭りを見に行くのだろうが、電車が混んでいることもさることながら、浦山口から奥に、こんなに人が住んでいるんだ(失礼!)と驚いた記憶がある。
御花畑駅を出ると、道路脇には既にカメラの放列がスタンバイ。まだ祭りが始まるまで3時間もあるのにこの状態。腹ごしらえしたあとで、せっかくだから祭りでも眺めようか、なんて軽い気持ちでいたのが、あっさり粉砕された。この調子だと「こいけ」も、もの凄い状態ではないかと危惧されたが、とにかく恐る恐る行ってみた。
西武秩父駅からは10分足らず。うっかり通り過ぎてしまいそうなほど、目立たない店だが、古民家の前に人が並んでいるのでそれと判る。数えてみると、10名程(どうやら4組)が並んでいる状態。これならば、せっかくなので待つか、と覚悟を決めて後ろに並んだ。
待つこと、1時間余り。蕎麦屋でそんなに待ったのは、後にも先にもこの時だけ。やがて通された店内は、飾りが殆ど排除され、質素な古民家的内装。この雰囲気だけでちょっとグッとくる。テーブル席と小上がりがあったが、我々は二人掛けのテーブルへ。先ずビールで喉を潤した後、日本酒と焼き味噌と天ぷらを注文した。
ここの焼き味噌は甘からず、辛からずで丁度良い。日本酒と焼き味噌との相性が、これほどいいものかと大感激したが、ここの店主も、越生の「梅乃里」の店主と同様、足利一茶庵の創業者、片倉康雄氏(Woodyさんのお兄さん?と思う程良く似ている)に師事しただけあって、焼き味噌も良く似ている。
締めはせいろを注文。つゆは辛めの江戸前風。細打ちのせいろ蕎麦は、香りも佳し、コシも佳し、歯触り・喉越しも佳しの、云うこと無し。二人で感動していた。結局、それっきり。その後のあっと云う間の10年間、2回目の訪問をしないまま閉店となってしまった。実に心残りである。やはり、行けるときに行っておかないと後悔する、とつくづく思った。

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埼玉新聞電子版記事: こちら 

すっかり舟下りを堪能した後は、再びアユラシ号に乗って移動。昼時なので、蕎麦を喰いに行こうと連れて行かれたのは、大石田町の山の中、次年子(じねご)という名前の集落。こんな辺鄙な場所(失礼!)に、蕎麦屋なんて有るのだろうかと訝しく思うようなところだが、ここは知る人ぞ知る蕎麦街道なんだそうな。
休日ともなると、山形ナンバーだけでなく、宮城ナンバーの車もわんさかとやっているとのこと。そんな街道、たしかにポツリポツリと蕎麦の看板が現れ、それらしき店もあった。我々が向かう「そば座敷・平吉」は、街道から更に山の中に入ったところ。まさに知る人ぞ知る店、アユラシが山形にいなければ、未来永劫まで入ることが無かった蕎麦屋だろうと思う。外には、なにやら赤い大根の様な根菜が積まれていた。近くにいたおばあちゃんに訊いてみると、次年子かぶ、だと云う。へー、これでもかぶですか、と驚いた。世の中、結構知らない野菜があるものだ。
駐車場には結構、車が停まっているし、店の中もかなりの人。予約した時間になるまでは、外でお待ち下さいとのことで、暫し外にいた後、入店を許可される。見掛けも内部も、昔の農家の佇まいそのまま。室内には仏壇や、ご先祖の写真が飾られていて、旧家にお呼ばれされたような錯覚に陥る。
アユラシには申し訳ないと思いつつ、ビールをいただく(今回はそんなシーンばかりで恐縮です)。そばのメニューは、そば膳(1,200円)ともりそば(750円)のみ。両者の違いは、前者には「揚げ出しかいもち」と「そばおしるこ」が付いてくる。もりそばで十分そうだが、「揚げ出しかいもち」に興味があったので、それだけ単品で注文した。
その「揚げ出しかいもち」というシロモノ。出て来たものを見て、齧ってみると、どうやら、そばがきを揚げて、おろし入りのだし汁と一緒になったもの。蕎麦の香りが強いだけでなく、不思議な食感。ふーん、これはなかなか面白い料理だ。何故、他の店では揚げたりしないのだろうか。
やがて「もりそば」が出て来た。「そば膳」もそうだが、付け合わせに、玉葱のかき揚げと、ワラビの煮浸し、そして生の(乾燥ではない)きくらげが出て来た。薬味は、ねりからし、だ。これが次年子風なのかどうかは判らないが、こんなパターンは初めて。生きくらげは、昨夜、伝七でも喰ったので、山形ではポピュラーなのかも知れない。何れにしても、どれも美味いし食感も新鮮。きくらげに、からしを付けて喰うのは初めてだが、イケる。ほー。そして、麺。山形にしては極めて細打ち、香り喉越しも申し分ない。辺鄙な場所(また失礼!)に、こんな店があるとは、びっくり。山形の蕎麦、恐るべし。

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そば座敷平吉のHP: こちら 
 

山形ツアー2日目は船形山登山。急きょ、家の都合で今日中に帰らなければならなくなった和尚とは別行動で、アユラシ号に乗って午前6時、4人で登山口へと向かう。窓の外はやや小雨模様で、今日も天気が思わしくないな、と思っているうちに、山に近付くにつれて、雲行きはさらに悪くなり、登山口の手前ですっかり雪。すでに積もり始めている。登山口まで車で行けないかも知れないし、さらには、このまま降り続けると登頂どころか、ちゃんと帰ってこられるかどうかも怪しい。仕方ない、今日も敗退だ。
結局、登山口近くまで約2時間のドライブだけで、山に踏み入れることもなく終わった。そうなるともう、観光ぐらいしか、やることがない。仕事に向かうアユラシを見送った後は、さて、既に観光モードの和尚が山寺に行くと云うし、残留組でも山寺に行っていない者がいるので、付き合わせて貰うこととなった。ちなみに小生はこれでいつのまにか4回目(前回はこちら)。すっかり山寺通(つう)になってしまった。いっそ、観光ガイドボランティアでも目指そうか。
前回は5月、若葉の季節だったが、今回は紅葉真っ盛り。五大堂からの眺めも、だいぶ趣きが異なる。そういう意味では、春夏秋冬、いつ来てみても良い処だ。次回は雪の頃に来るとしよう。奥の院まで上がったら、あとは下るだけ。門前の蕎麦屋でも寄ろうか、となれば下る脚も自ずから速くなる。
和尚が、登る前に気になっていたと云う店「信敬坊」に入ってみる。気になっていたのは「いも煮そば」という看板。まだ、山形名物「いも煮」を喰っていない和尚としては、千載一遇のチャンス。これを逃すと、何年先になるのか判らないので、妥当な選択。
店に入ると、昼時なのに客はひとりもいない。団体客はこのような店には入らないのだろうか、それともこの店は評判が悪いのだろうか、とちょっと心配になる。とにかく、先ずビール。そのあと、和尚が食べたいと、こんにゃく玉と、いも煮そばを注文。さてこっちは何を頼もうか、ここには板そばがある。まだ、山寺から下りて来ていない女子連に、蕎麦を喰う気があるかとラインすると「ある!」との返事。ならば、板そばにしよう。
女子連と板そばは相前後して到着。さっそく手繰ってみると、やや太打ちの田舎そば的だが、喉越しも悪くないし、歯応えは強烈。門前の蕎麦は期待できないことが多いイメージだが、この店は真っ当な蕎麦を喰わせてくれる。店のおばちゃんの接客も申し分ないし、何故客が入らないのか、とても不思議だ。
ちなみに、ざるそばが750円で、1.5人前の量と云う板そばが1,650円とは、平仄が合わない気もするが、つけ汁に、なめこおろしや月見とろろが付いていたので、まあ納得。店のサービスで、あけびの煮物が出て来た。こりゃ、珍味だ!

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女夫渕から鬼怒川温泉行のバスに乗る。約1時間半も乗るのでエコノミー症候群になりそうだが、途中、川俣の土産物屋前でトイレ休憩が入るのが有難い。別にトイレに行きたくなくても、身体を伸ばしたい感じ。その後、通過する瀬戸合峡は、紅葉が盛りだったら良い眺めの筈だが、今年は今一つの様子。
鬼怒川温泉駅に着いたら先ず、帰りの特急指定席を確保し、さて昼食だ。正直云って、温泉街の食事処というと、大した店が無いと云うのが世間の通り相場だが、果たして鬼怒川温泉は如何なものか。
皆の意見を集約すると「蕎麦」ということになるので、事前に調査済みだった「大吉庵」に入ってみることにした。丁度昼どきなので開いているかどうかの心配はいらない。暖簾を潜ると、先客はひと組のみ。テーブル席も座敷もあって店内はそれなりに広いが、なにしろ9人という大所帯なので、座敷に上がらせていただく。応対してくれるお年を召した女性店員は、客が入っても何だか迷惑そうな顔をしているが、それが地顔なのか(のりちゃんが、トイレのスリッパのこと(?)で、年配女性店員から注意されていたようだが、詳細は不明)。
とにかく席を確保し、生ビール(600円)で乾杯の後は、茸おろしあえ(500円)、板わさ二人前(1,000円)、舞茸天ぷら(1,200円)、漬物盛り合わせ二人前(1,000円)を注文。温泉街相場かも知れないが、少々割高である。それに、板わさと漬物は、注文の単位が二人前となっているところが何と云うか、変わっているというか、あえて敷居を高くしている感じだ。こちらとしては一人前にしてほしい、などと云うニーズは無いので、それが可能なのかどうかは訊きそびれた。
ビールの後は日本酒にする。熱燗(600円)を3本頼むと、忽ち出て来た。予め湯煎されていたのだろう。銘柄は会津の酒「末廣」。一杯目を呷ってみると、何やら変わったお味。これは明らかに普通の日本酒ではない。古酒の味に近い。たしかに、色もやや琥珀がかって見える。他の2本はどうか見てみると、それぞれ色が違う。さっき呑んだものが一番色が濃く、他の2本はほぼ無色とその中間。1年物と2年物と3年物の古酒が出て来た感じがする(実際、1年物はかなり尖った印象)。どのような経緯で、このようなシロモノが出来上がったのか、店に訊いてみたい気もしたが、事を荒立ててもしょうがない(たぶん、もう来ることは無さそうだけど、次回、また熱燗を注文してみたい気持ちもある)ので止めた(Woodyさんは訊きたがっていたが・・・)。
ポジティブに解釈すれば、思いがけず、「古酒」をいただくこととなった訳だ。店で意図していた筈も無いが、損したと云うよりも、なんとなく得した気分がしないでもない。
ともあれ、最後に蕎麦をいただこう。普通のもりそばと、ちたけ(乳茸)が入った付け汁のもりそばを注文。蕎麦そのものはまあ普通だが、なるほど「ちたけ」のつゆは、茸の香りが強くてなかなかだ。この店は突っ込みどころ満載だが、良い点もあるので、今後の改善を見守りたい。

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三ツ峠山の帰り道。今日の反省会は7人で、さて何処にしようかと相談、やっぱりアクセスが一番良い(今日は京王線族が4人)高尾駅で途中下車、いつもの「たまの里」にした。ほぼ1年ぶり(前回のレポはこちら)の入店である。今日も呑んべえオヤジハイカーでかなり賑わっているが、上手い具合に7人が丁度入れる、一番奥のテーブル席に着陸。
高尾駅が、高尾山から陣場山に至るハイキングコースの玄関口であるため、この界隈の店に、オヤジハイカーが多いのは判るが、高尾山にはそれこそ老若男女がやってくるはず。若者は、こんなところには引っ掛からないようだ。いったい、どこへ行くのだろう。ビヤマウントには行きそうだが・・・。
そんなことはともかく、さて飲み物は「とりあえずビール」はもう止めにして、日本酒からスタート。20種類ほど置いてある中から、「出羽桜」(740円)や「初孫」(630円)、「澤乃井」(630円)など、各々思い思いの銘柄をチョイス。小生は「七田」(740円)にしてみた。回し飲みしてみて、其々の味の違いを確認。皆さん、ひとくちに日本酒と云っても、随分と違いがあることを改めて実感。その後も、王禄や緑川なども味わった。
料理は、タコの唐揚げ(470円)、海鮮サラダ(720円)、じゃこと豆腐サラダ(640円)、ごぼう天(360円)、厚揚げ焼き(370円)、自家製だし巻き玉子(470 円)と、如何にも蕎麦屋らしいものを注文。サラダはどちらもボリューム満点。だし巻き玉子、厚焼き玉子はいわゆる定番だが、店によって味わいは千差万別。個人的には、もうちょっと塩味が利いている方が好みである。
料理はどれもボリュームがあったせいか、かなり満腹になった。そして前回のレポでも危惧した通り、またしても今回、蕎麦を喰うことを失念した、というか誰も蕎麦を喰いたいと云い出さなかった。もはや、この店が蕎麦屋だったかどうかさえ、皆さんは覚えていないと思われる。
この次は、できれば新蕎麦の頃に、忘れずに蕎麦で締めることとしよう。

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那須塩原駅で、東京方面へ帰る3人組と別れた後、下りの新幹線まで多少時間があるので、かなり満腹ではあるけれど、独りで駅の外へ出て店探し。あらかじめ行っていた事前調査に依ると(そして実際に見た通りだが)、那須塩原駅前には殆ど店(≒呑める処)が無い。
ちょっと離れれば、地元の客に利用されている店も有りそうだが、電車待ち時間を利用してとなると、汗をかいて歩いて辿り着き、呑んだらまた汗をかいて戻るようなことになってしまいそうで、気が乗らない。それに、これは他の地方駅でも同様なのだが、14時以降、中休みを取る店が殆ど。那須塩原駅はいちおう、観光地の入口でもあるのだから、中休みなんて、観光客(≒呑んべえ)のことを考えていないとしか思えない(勝手な妄想)。
そんな中で、ほんとに駅前で、しかも中休みが無い、理想的な店が唯一軒あった。なんと有り難いことか。まるで、今回、奇しくも独り旅となった小生のために、予め用意されたような店だ。「平成」という名の蕎麦屋である。店に入ると、独り客が二人。お一人は遅い昼食(スーツを着た中年男性)、もうひと方(中年女性)は日本酒をちびちびやっていた。どちらも、電車待ちの様である。女性従業員二人が奥で立ったまま、カウンターでお食事中。どんな賄い飯なのだろうか。
窓際のテーブル席を確保し、店内を見渡す。壁にはお品書きの短冊。蕎麦屋でありながら、様々な定食もあるようだ。そして一品料理もけっこう豊富で嬉しい限りだ。殆ど何も入りそうにないが、とりあえず生ビール(エビス)を注文してから、暫し思案。おや、酒盗、ほや塩辛がある。だったら、日本酒にすればよかった。地元産うなぎ白焼きも気になるが・・・。結局、鮎の一夜干し(また鮎か!とお思いだろうが、先ほどの「那須観光やな」では一夜干しは食べなかったので)を頼むことにした。
ビールは、キンキンに冷えている。美味い。冷えたビールは何故、美味いのだろうか。普通、美味い不味いは舌と鼻で感じるものだが、ビールはどうもそれだけではなさそうだ。そのうちに、炙った鮎の一夜干しが出て来た。やっぱりこれも日本酒だったかなと思いつつ、頭から齧る。まったく鮎は、どうやっても美味いな。
新幹線の時間が迫って来たので、結局日本酒は呑まずに退散。蕎麦屋へ入ったのに蕎麦を手繰らなかったが、また次回まで勘弁してもらおう。

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今日もカミさんは一日中外出。そのため、昨日と同様にランチ時を狙って、痛む腰を庇いながら、へっぴり腰で出掛けることにした。昼から雨との予報だったので、なんとか降られる前に帰って来たい。今日の目当ては蕎麦屋。昼呑みするには、蕎麦屋(除、立ち喰い)が一番、自然にできるので使い勝手が良い。
蕎麦屋で酔っ払うほど呑むのは無粋かも知れないが、単に蕎麦だけ手繰って出るのも如何せん味気ない。少なくとも、蕎麦と同時に、酒とつまみ一品ぐらい注文して、酒が無くなるのを見計らって蕎麦を出してもらうぐらいは、むしろ店にとってもウェルカムだと思う。
仲御徒町駅のすぐ目の前にある「吉仙」という蕎麦屋は、土曜日は11時30分開店。その直後に合わせて入ってみたら、さすがに行列は出来ていなかったものの、確認出来た範囲で既に4組の先客が、料理が出て来るのを待っていた。ビールを呑んでいる方がおひとりいるだけで、他は皆さん、蕎麦だけを待っている様子。
花番の女の子に勧められ、端っこの二人掛けの席につく。座ってみて初めて気が付いたが、この店は入口から厨房に延びる通路を境に、2つに仕切られていて、全体を見渡すことが出来ない。奥にも先客がいるのかも知れない。
さて、今日も蒸し暑いので、やっぱり生ビール(680円税込、以下同様)を注文。その後、メニューを広げる。ざっと眺めると、板わさや、玉子焼き、天ぷら等、蕎麦屋定番の肴以外にも、実に様々な料理がおいてある。刺身に限っても、目移りするくらいある。あれこれつまんでみたいけど、最後に一人前の蕎麦を喰うことを前提にすれば、やはり料理は一品ぐらいにしておいた方がいいだろう。と云うことで、あれこれ迷った挙句、穴子素焼き(1,100円)を頼むことにした。
程なく出て来た穴子は表面はパリッと香ばしく、身はほくほく。これをわさび醤油でいただく。こうくると、やっぱり日本酒にするかと、またメニューを見れば、これまた実に様々な酒が並んでいる。メニューの端には「本日のおすすめ」と書いてあるので、花番の子に尋ねると、代わりに奥からワイシャツにネクタイの男性店員(店長?)が現れ「何がお好みですか?」と逆質問。ちょっと考え、「大七」風な酒でお願いしますと云えば、「臥龍梅・純米吟醸・秋あがり」が出て来たのでそれを貰う。グラスに注ぐと、升に零れる量が若干少ない状況で1升瓶が空いた。するとその店員は、「雅山流・吟醸仕込み」も別のグラスに少々注いでくれた。どちらも小生好みでとても満足。しかし、思った以上に酒の量が多くなり、少々酩酊気味。なんとか空けたところで、せいろもり(二段680円)を出して貰う。
ここの蕎麦は、やや太めでコシが強い。二段でも結構なボリューム。なんとか喰い切った。それにしても、この店は、酒といい、つまみといい、蕎麦といい、かなり満足度が高い。勿論、接客も申し分ない。軽い昼呑みぐらいでは勿体ない。何人かで腰を据えて呑んでみたい。

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吉仙のHP: こちら  

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