山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

五能線沿線

金木で太宰治の世界に浸ったあとは、再び津軽鉄道「走れメロス」に乗って五所川原へ戻る。乗り合わせた車掌さんは偶々、往路と同じ津軽弁美人ガイド車掌さんだった。さっそく、勧められた「太宰治疎開の家」に行ってよかったです、と(あたかも飼い主が投げたボールを全力で拾ってきて、頭を撫でて貰いたがる犬の如く)報告する。
そこで今度は五所川原でランチするには何処がお勧めかを尋ねると、すぐさま観光MAPと共にいくつか店を紹介して貰った。寿司だったら「石松」が特におススメですと。ランチしたあとは「立佞武多(たちねぷた)の館」へ立ち寄ってみようと思うので、丁度その行き掛けにある「石松」に寄ってみることにした(貰った観光MAPの⑪の位置)。
シーズンでもないし、まして今日は平日なので人通りは少ない。でも道は結構広いし電線も地中化されているのでガランとした感じ。立佞武多の頃の雰囲気を想像するのが難しい。
「石松」ではランチ(990円税込)をいただいた。他に酒の肴として縞ホッケ(800円)とシジミバター(800円)を注文する。縞ホッケは大ぶりで普通に美味かったが、シジミバターはかなり美味かった。近くにある十三湖の特産。肴にシジミはイケるが、身が少ないのがやや残念だった。
腹ごしらえが終わったら、目当ての「立佞武多の館」に入館。600円を払って「立佞武多展示室」に入ると、そこには現物の「立佞武多」2基がでーんと展示されている。前知識が無いと度肝を抜かれる高さだ。確かに一見の価値がある。凡そ20mもあるというから5、6階建ての高さ、こんなのが街を練り歩く姿を見てみたい、絶対、今度は夏に来るぞと思った。それにしても見た目、安定感がちょっと気になる。小石に乗り上げただけで転倒しそうだ。

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黄金崎不老不死温泉に泊まった翌朝。やっぱり昨晩は早い時間に寝てしまったので、寝覚めは早い。折角なので、朝風呂に入るべく大浴場(内湯)へ行ってみた。まだ午前6時だが、何処にも早起きの年寄りはいるもので、既に何人も湯船に浸かっていた。
朝食はやはり、大食堂でビュッフェ形式。なかなかメニューは豊富で、すべての料理を味見することは到底できない(万座の某温泉ホテルとはだいぶ違う)。ついつい喰い過ぎてしまう。でもそれはここに限ったことではない。旅先の朝食は、たとえ前日しっかり呑んだとしても(よほど悪酒を呑まない限り)、御飯一膳では足りないといつも思う。
しっかり食休みした後(また風呂に行った者もいた)、またウェスパ椿山駅までシャトルバスで送ってもらい、今度は9時丁度発の普通列車弘前行に乗り込む。今日も乗客は少なく、一車両に数名程度だ。さっそく昨日の残りの酒とつまみを取り出し、心置きなく迎え酒と洒落込む。
再び車窓の外は日本海。今日は昨日よりは多少天気が良いせいか、海の色がやや明るい。でも昨日ぐらいが、日本海という感じがする。それにしても、今日も五能線はひたすら海岸線を走る。海好きには堪らないだろうが、そうでもない者は段々見飽きてくる。我々は二日間に渡っているのでまだましだろうが、通しで乗るとなるともう海は当分いい、ということになりそうだ。そう云えば、学生時代に来た時も、この先の深浦にあったユースホステルに泊まったのだった。
千畳敷駅まで来ると、海の向こうに北海道が見えるようになる。遠くまで来た気がしてきた。鰺ケ沢を過ぎると漸くというか、残念ながらというか、日本海とはお別れ。その代わりに今度は津軽平野と津軽富士(岩木山)が迎えてくれる。
何れにせよ、わざわざリゾート列車たる「リゾートしらかみ」じゃなくても、普通列車でかなり五能線を楽しめる。次に来るときは、通しで乗ってみるか。

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ウェスパ椿山駅から、無料送迎シャトルバスに揺られること10分足らずで「黄金崎不老不死温泉」に到着。名前からして最果ての地、黄泉の国の入口のような場所を想像するが、デーンと立派な鉄筋コンクリート造の温泉ホテルが建っていた。鄙びた旅館をイメージしていたが全然違って近代的だ。
しかし周りは本当に何も無いところで、人家どころか田圃や畑も無い、あるのは荒れ地と日本海だけ。つい吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」を思い出すが、それ以前に本当に何も無い。よくぞこんな場所に温泉を見つけてホテルを建てたものだと感心する。
勿論宿泊客は我々だけではない、送迎バスがいっぱいになるほどの客だ(といっても送迎バスはこの時間帯だけだ)。客層はだいたい我々から上、若者もいないわけではないがかなり少ない。
チェックインを済ませ、部屋を確認したら早速風呂だ。まだ暗くなるまで少々時間があるので、噂の露天風呂へ行こう。建物を出ると、吹き曝しの木道を100mぐらい進む先に露天風呂がある。11月でもだいぶ寒い思いをするので、真冬だったらここまで来るのはさぞかし難儀だろう。
本当に波打ち際なので、波の音が煩い。優雅に湯船に浸かるというイメージからはかなり遠いが、確かに野趣溢れる露天風呂であることに間違いはない。お湯は伊香保温泉の如く赤茶色で、ややぬるい。大して温まらないうちに、意を決して湯舟を出て、さっさと建物へ逃げ込む。
夕食は大食堂へ集合。食事の量はなんとか食べ切れる程度(除、ごはん)で、我々にはこれで十分。腹を空かしていたら丁度良かったかも知れない。
夕食後は、エントランスホールで津軽三味線の生演奏を鑑賞できるとのことでいってみる。大入満員。津軽三味線については全く門外漢だが、演者の技量は大したものだと感じ入った。

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「本家あべや」で本場のきりたんぽ鍋に舌鼓を打ったあとは、今回のメインイベントのひとつ、「リゾートしらかみ号」に乗って五能線を辿ることになっている。我々が乗るのは13時58分発の「5号」。降車するウェスパ椿山駅(何故こんなハイカラな名前かは追って)まで2時間強の列車旅だ。
一杯やるにはちょうど良い時間だが、我々はすでにもう大宮から呑み始めて6時間経っているので、転寝(或いは爆睡)をするには良い頃合いである。東能代駅から先が五能線となるが、この線は全体の8割以上が海岸線を走るので、進行方向左側(東能代で進行方向が変わるので、秋田駅では右側)の座席を取らないとかなり残念な気持ちになれる。
乗車率は至って少ない。予約は必要なかったようだ。学生の頃、五能線は辿った頃がありそれ以来。朧げな記憶だが、夏休みでも列車はガラガラで、我々の乗った車両には他に誰もいなかった。
ハタハタで有名な八森を過ぎると、もう日本海。海辺ギリギリを延々と走る感じで、暫くは酒をちびちびやりながら単に海を眺めているだけで楽しめるが、そのうち段々飽きてくる。飽きてくると眠くなる(乗った頃から既に寝ている方もいる)。うとうとしてふと目が覚めてもまだ海岸線を走っている。いつの間にか青森県に入ったようだ。皆、海を見てばかりいるが、実は山側は、かの世界自然遺産の白神山地。いつか、白神岳を登りに来なくてはいけない。十二湖も山側だが、山の中なので五能線からは全く見えない。
やがてウェスパ椿山駅に到着。ここで宿の送迎車に乗ることになっている。駅を降りると人家は全くなく、何やら欧風の建物が見える。これが「ウェスパ椿山」というリゾート施設。レジャー施設も宿泊施設もある。この施設のために駅を造ってしまったらしい。こんな辺鄙な場所によくぞこんなものを建てたものだ、というのが率直な印象。我々の目的地はここではない。送迎者に乗って、いざ「不老不死温泉」へ。

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