山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

秋田新幹線沿線

2日目はいよいよ秋田駒ヶ岳から乳頭山までの縦走(山行記録はこちら)。「ヒュッテ・ビルケ」のご厚意で、朝食を摂っても6時22分発の駒ヶ岳8合目行の一番バスに余裕で乗れた。我々は座れたが、終点に着く頃には立っている客が一杯いる状態だった。
バスを降りると、フリースジャケットを着ていないと凍えそうな寒さ。東北地方の10月初旬とはこれほどかと、改めて思い知る。駐車場はマイカーで溢れている。秋田駒ヶ岳は人気の山なのだ。
最高峰の男女(おなめ)岳には登山道を反時計回りにほぼ一周廻ると到着。生憎ガスに包まれていて全く眺めは無いけど、人が群がっていてのんびり腰を下ろすような雰囲気はない。証拠写真を撮ったら先を急ぐ。焼森から先の縦走路に入ると、ひと気が少なくなる。
登山道は洗掘で深く抉られた部分もあるが、総じて穏やか。この辺りの山はどれもまだ浸食が進んでいない感じで、ゆったりした曲線が連なる山容は余り他ではお目にかかれない。そのなかで、乳頭山だけはつんと尖らせた山頂が目を惹く。
男女岳から4時間弱で乳頭山、またの名を烏帽子岳に到着。登山者は我々以外1名だけ。360度の大展望。此処まで来たせいかガスは無く、辺りがすっきり見渡せる。北西方向に見えるテーブルマウンテン、大白森が気になる。秋田駒ヶ岳や岩手山周辺だけにガスが懸かっている。後は乳頭温泉郷めがけて下るだけだ。
蟹場温泉までは残り2時間半の行程。途中、池塘が尾根上に点在していて、引き続く眺めが良い。概ね予定通り、蟹場温泉には16時丁度に到着。着いたら早速風呂だ。ちょっと離れたところにあるという混浴露天風呂へ行ってみた。ここは周囲が鬱蒼とする森に囲まれている。これ程森に溶け込んだ露天風呂は見たことが無い。しかも先客無し。暫し、極上の湯に浸かって山旅の疲れを癒した。

043 ここからバスに乗る。山にはガスが懸かっている。6時11分
046 終点の八合目。かなり寒い。
047 これから出発。7時12分
048 正面は賽の河原のような雰囲気。かつての硫黄鉱山だったらしい。
049 上から見た八合目BS。辺りはそこそこ紅葉。
052 田沢湖が見えてきた。
053 登りは緩い。
054 辺りの紅葉は終わったのか未だなのか。
061 ガスが晴れると避難小屋が見えた。8時19分062 渋滞気味。
063 男女岳の登りにかかる。
065 段々急になる。
066 男女岳に到着。8時37分
075 焼森というが森は見当たらない。
078 ちょっぴり雪が残っている。
079 次は湯森山。
83 行く手に山があるとは思えない。
081 この辺りはハイマツ。
086 ミヤマネズ。関東では見かけない。
087 ここが山頂か。
093 熊見平というところ。いちおう草紅葉。
097 見通しがよくなった。ガスが切れたというよりも、上がった感じ。
101 あれが爪森山か。
102 この山もゆるい。
106 赤い実がついたキャラボク。
107 適当な場所に山頂標識を立てておいても皆信じるだろう。
109 これでようやく半分を過ぎた。
110 角館で仕入れたご当地おにぎり。
112 下りらしい下り。
115 乳頭山までまだ遠いなあ。
118 池塘。
123 近づくにつれ、乳頭山らしくなってきた。
125 火山岩頸って感じもしてくるが、実は溶岩円頂丘らしい。
128 節理がはっきりした岩。
129 眼下はビロードのような笹原。
131 乳頭山、到着。ここまで6時間掛かった。13時15分
134 田沢湖が良く見える。
135 暫し寛ぐ。
137 八幡平はほぼ姿を現した。
139 大白森が気になる。
140 田代平避難小屋。14時
141 漸く暖かくなってきたので一枚脱ぐ。
142 避難小屋の目の前にも池塘。
143 田代平湿原にて。
145 田代平湿原にて。その3
147 田代平湿原にて。その5
153 田代平湿原にて。その11
159 ここも紅葉はいまいち。
157 でも径形ははっきりしている。
164 蟹場温泉、到着。16時
165 湯上りビール。
DSC_2897-DeNoiseAI-standard
DSC_2898-DeNoiseAI-standard
166 お疲れさんでした!
167 夕食。
168 これを注文。
PA093997
169 いただきます!
170 【第3日目】朝食。DSC_2905

171 雨の朝。

角館で武家屋敷を眺め、比内鶏で舌鼓を打ったあと、再び秋田新幹線「こまち」に乗って田沢湖駅まで戻る。僅かな距離だからわざわざ「こまち」に乗る必要も無いのだが、各駅停車の普通電車の運転間隔が広くて、「こまち」とほぼ同じ。「こまち」をやり過ごしてから普通電車に乗るのも業腹なので、仕方なく「こまち」に乗るしかない。これは体のいいぼったくりだと思う。
田沢湖駅からは、乳頭蟹場温泉行のバスに乗り換える。田沢湖スキー場前BSまで30分ぐらい掛かるが、途中、田沢湖に寄らなければもう10分ぐらい早く着くはずだ。しかし田沢湖は観光地なので素通りは出来ないのだろう。
その田沢湖は、湖面の海抜が249mもある。一方、田沢湖駅は220mぐらいしかないので、周りを外輪山で囲まれているので気が付かないが、湖面は駅よりも高い所にある。もう一つ、何となく不思議に感じるのは、この田沢湖の深さが423.4m(日本第1位)ということ。ということは、湖底は海面よりも170m以上下にあることになる。何となく凄くないですか? 閑話休題。
田沢湖スキー場前BSで下車すると、目当ての「ヒュッテ・ビルケ」は直ぐ近く。この界隈は水沢温泉郷と呼ばれていて、何軒か宿がある。「ヒュッテ・ビルケ」はその中で一番高い所にあった。早速、建物の中にお邪魔すると、オーナーご夫婦がお出迎え。
館内の説明やら注意事項やらを聞いた後、我ら女子連は早速、イ・ビョンホンの話で水を向けると途端に盛り上がったらしいが、我々男子は付き合ってられないので、先ずは風呂に入らせてもらった。湯上りは部屋に戻り、夕日を眺めながらビールをグビッとやる。
そのうちに夕食の時間。ここからはお女将さんのワンマンショー。とにかくテンション高め。それにつられて、ついつい薦められる地酒を何種類か手を出すことになった。

028 知る人ぞ知る電話ボックス。
029 田沢湖駅からバスに乗り田沢湖スキー場前で下車。
030 ここが今宵の宿「ヒュッテ・ビルケ」
DSC_2870
PA083868
032 田沢湖の向こうに夕焼け。
033 湯上りビール。
034 そろそろ夕食です。
035 きりたんぽ鍋などなど。
036 いただきます。
037 秀よしをいただく。
038 白瀑もいただく。
039 まんさくの花もいただく。
040 女将さんオンステージ。
DSCF7445
041 知る人ぞ知るサイン。
IMG_1766
PA083872
PA083873
PA083874
PA083875
PA083876
042 【第2日目】朝食は5時20分にしてもらった。
PA083879
PA083881
PA093887-SharpenAI-Standard
PA093888
DSC_2906
PA093889-SharpenAI-Standard
PA093890-SharpenAI-Motion
PA093893-SharpenAI-Motion
043 ここからバスに乗る。山にはガスが懸かっている。6時11分
044 秋田駒ケ岳と電話ボックス。

ともあれ予定とは少し違ったものの「田沢湖ビールブルワリ」でクラフトビールを呑むことが出来た後は、また乗合タクシーで角館へ戻る。降りた直ぐ傍にある「安藤醸造」は老舗の味噌醬油店で、角館に来るといつも入って何かを物色する。今日も葱味噌を買ってみた(家に帰った後、栃尾の油揚げに、ジャムの如く中に塗って炙ったヤツを齧り、日本酒を呑んだ。ピッタリである)。
まだ昼飯にはちょっと早いので、武家屋敷通りをぶらぶら。暇そうにしていた車屋さんから声を掛けられて、何処の山に行ってきたのか、という話になる。車屋さん自身も、週末にはよく山に登るようだ。いえいえ、山は明日です、秋田駒ヶ岳から乳頭山を登るつもりです、今日は「ヒュッテ・ビルケ」に泊まる予定です、と云ったらえらく話に喰い付いてきた。どうやら「ヒュッテ・ビルケ」の女将は、知る人ぞ知る名物女将らしいのだ。
暫くウロウロしたあと、今日のランチ店「月の栞」に入る。この辺りの店はたいていそうだが、ここも比内鶏や稲庭うどんを出す店である。我々は大人数なので、2階の広めな小上がりに通される。8人では余裕の広さ。こういうのは首都圏ではなかなか味わえない贅沢である。
先ずは、やはりビールで乾杯。さっきは「田沢湖ビール」を吞んだので、ここでは「角館麦酒」(600円)にしてみた(でも製造元は同じだった)。つまみはだし巻き卵(400円)に、焼き鳥(300円/本)、つくね焼き(400円/本)。焼き鳥はもちろん、つくねも、卵だって比内地鶏である。
Woodyさんは最初から親子丼セット(1,650円)。我々は日本酒に切り替えた後、鶏すきやき(2,500円)を頼んでみた。どれもこれもちゃんと美味い。比内地鶏をこんなに堪能したのは久しぶりだった。

011 嘉永六年といえば黒船来航の年。
012 蔵座敷が立派でした。
013 角館武家屋敷通り。
014 本日のランチはここ。
015 比内地鶏を味わえる店。
DSC_2849
016 ビールは角館麦酒にしてみた。
017 ではいただきます。
018 比内地鶏の出汁巻き卵。
019 比内地鶏のねぎま。
021 比内地鶏の親子丼。
022 比内地鶏のきりたんぽ鍋。
023 酒は秋田の「刈穂」。
DSC_2856
DSC_2916
DSC_2859
DSC_2860
024 腹いっぱいになりました。
025 目の前のローソンで明日の行動食をゲット。
DSC_2867
DSC_2866
DSCF7435
026 石黒家も見学。
027 角館駅に戻り田沢湖駅へ移動。

今週は秋田。といっても岩手県との県境を、秋田駒ヶ岳から乳頭山まで縦走するのだ。このコースも、一度は辿ってみたいと長年温めていたプランの一つで、今回、漸く実現することになった。東京を朝出てからでは縦走は無理なので、初日は麓の宿まで入るだけという、この頃流行りの楽ちんプランである。
ということで、折角なので角館まで足を延ばして観光することにした。角館そのものは以前にも来たことがあって、目ぼしい名所は既にひと通りは巡っている。而して個人的には、その近くにあるというクラフトビール醸造所の「田沢湖ビールブルワリー」に寄ってみるのが一番の楽しみだったのだ。
上手い具合の路線バスは無いようなので、普通にタクシーで行くつもりだったが、偶々秋田新幹線車内で見つけた乗り合いタクシーが使えそうだと判り、さっそく予約を入れてみた。ひとり1回300円で、一日乗り放題で800円という価格設定だった。賛同してくれたなおちゃん、WOODYさんの3人で行ってみる。
角館駅から乗り込むと、ハイエースを使った車内はほぼ満席状態。意外に乗り合いタクシーが人気なのだと知った。ほんの10分程で、あきた芸術村に到着。ここには「田沢湖ビールブルワリー」以外にいくつかの施設があって、一番の目玉は「わらび劇場」である。演劇に疎い者でも、「わらび座」の名前ぐらいはしっている。「田沢湖ビールブルワリー」の経営も「わらび座」が担っているらしい。
その「田沢湖ビールブルワリー」に行ってみると、営業はしていたが併設レストランは残念ながらコロナ禍で休業中だった。客は我々だけ。而して生ビールは呑めないが、瓶ビールを買うことは出来るとのことだったので、休憩スペースのようなところで呑ませてもらう。
いくつか種類があったが、スタンダードなケルシュを吞んでみる。苦みは控えめでスッキリした味わいだった。結局、乗合タクシー代往復600円を掛けて、1本700円(ぐらいだったか、記憶が曖昧)のビールを吞んだだけでまた角館に戻った。

010 あきた芸術村の往復にこれを利用。
001 【第1日目】あきた芸術村にある「わらび劇場」。
002 その隣にある「田沢湖ビールブルワリー」。
003 10時開店直後にやって来た。
004 ちゃんと開いていました。
DSC_2835
DSC_2838
DSC_2839
DSC_2841
005 ところがブルワリ併設レストランは休業中。
006 がっかり。
DSC_2841
DSC_2842
DSC_2843
007 仕方なく瓶ビールを購入。これはケルシュ。
008 こちらはブナの天然酵母を使ったビール。
009 輸入麦芽梱包袋をもらった。

「休暇村・岩手網張温泉」に泊った晩は、いつものようにまだ午後9時にならないうちに、いつの間にか爆睡。気が付いたらもう外が明るくなっていた。珍しく朝湯に入ってみて、のんびりまったりした。そのあと、大食堂で朝食ビュッフェ。
今日は帰るだけなので、お約束通りに観光三昧。この界隈では最も観光地らしい「小岩井農場」へ行くことにした。宿の送迎バス(乗客は我々だけだ)に乗って「小岩井農場」入口で下ろしてもらう。ここはやたらと広いが、それでも農場全体の10%を観光客向けに開放しているに過ぎない。とてつもない広さだが、話を聞けば乳牛飼育に必要な原料、資材も全て自らの農場で賄っているらしい。始めからそれを見越して農場を計画したようだ。
先ずはトラクターに牽引された客車(ファームトラクターライド)で「100年の森」へ行ってみる(参加料は800円)。「小岩井農場」で必要な木材も自ら育てている訳で、森林管理を専門とした社員が何人もいるらしい。次は「上丸牛舎ライナー」という名前が付いた、ちょっと長いゴルフカートのような電気自動車で「上丸牛舎」へ向かう。農場全体では牛が2,200頭いるそうだが、そのうちの300頭がここにいるとのこと。外にいる牛は、総じて巨木の日影に固まっている。その後は遊歩道を辿って「乗馬コーナー」へ移動し、女子3人組は夫々乗馬体験(500円)。小生はその間、読書タイム。
そろそろ昼飯時になったので、また徒歩で「山麓館農場レストラン」へ向かう。混んでいると思ったが、すんなり入れた。生ビールで乾杯した後は、BBQ。豚肉と牛肉と羊肉のミックスセット。どれも柔らかく美味だった。

127 小岩井農場まきば園に到着。

DSC04930

DSC04927

128 これに乗って「100年の森」へ行ってみた。

129 乗り心地は良くないが楽しい。

130 トラクターを下りて森に入る。

131 イギリス製の76馬力。

135 杉の森で解説を聞く。

137 牧草地と玉蜀黍畑。

140 やっぱり日影がいいみたい。

141 ここは見学可能。

DSC04923

142 中は意外と涼しい。

143 明治時代に作られたサイロ。

144 向日葵畑。

146 皆さん乗りたがり。

DSC04926

148 ここでランチ。

149 外は暑かったのでビールが美味い。

DSC04932

DSC04934

150 締めはジェラート。

「カプチーノ詩季」で乾いた雑巾を絞るが如く何とか時間を潰し、やっとこさ、そろそろ宿に向かっても良さそうな時間になったので、盛岡駅前発の無料送迎バスに乗り込む。向かう宿は「休暇村・岩手網張温泉」。実はもう7、8年前になるが個人的には泊まったことがある宿で、その時はなかなか良い印象だったので、今回も自然と期待も膨らむ。
宿に到着したら先ずはお決まりのアルコール消毒と検温。そのあとチェックイン。結構、フロントにはチェックイン待ちの客がいて待たされる。ほぼ、家族連ればかりで、山姿は皆無。部屋の鍵を受け取り、部屋へ。窓の外は、ここが岩手山中腹にあるので、天気がいまいちでもまずまずの眺めだ。
荷物を置いたら早速、風呂。女子連はとっとと外の露天風呂へ向かう。あちらは外来の立ち寄り客も受け入れているので混んでいそうだったが、訊けばそれほどでもなかったとのこと。一方、小生はひとり内湯へ向かう。こちらは時間が早いせいもあるが、小生以外は中年男性ひとりだけ。広い湯舟にゆったりと身体を沈める。つい午前中に「開運の湯」に入ったばかりだけど、こんな日も偶にはある。
部屋に戻ったら湯上りビールでまた、まったり。今日は朝からよくビールを呑む日だ。うだうだしているうちに陽は傾き、もう夕食の時間。時間を潰すに困る時もあれば、まったりとした時間はいつの間にか通り過ぎていく。
夕食は大食堂でビュッフェ。入口でまたアルコール消毒と、使い捨て手袋を渡され、室内の移動はマスク着用で願いますとの説明。ビュッフェスタイルだったら、もうこれが世の中の常識なのだろう。慣れるしかない。寧ろ潔癖症の人には、ウィズコロナ時代じゃなくてもこれが望みだったのかも知れない。
料理は選びきれない程の種類があって、地元らしい食材、料理もある。個人的にはネマガリタケ(岩手ではヒメダケと称する)が好み。地元の日本酒を呑みながら美味しくいただいた。

DSC_0583

DSC_0588

DSC_0584

DSC_0585

DSC_0586

DSC_0587

DSC_0589

DSC_0590

DSC04907

DSC04908

DSCF1789

DSCF1791

DSCF1792

DSCF1794

DSCF1796

DSCF1797

今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、趣向を変えて一泊旅行。先ずは秋田新幹線「こまち」で終点まで車内宴会となる。個人的に秋田へ行くことも久しぶりだけれど(恐らくは学生時代以来)、「こまち」に乗って秋田まで行くのは多分、初めてだ。
大宮駅で酒やつまみ、あれやこれやを買い出しして、8時2分発の「こまち3号」に乗車。これで秋田に着くのは11時25分。新幹線だとは云え、やはり結構時間がかかる、否、呑み甲斐がある。先が長いのでゆったりペースで呑むべきだが、ごく一部の者は「そんなの関係ねえ」とカパカパ呑んでいる。
今回、つまみの中にわざわざ出張先の豊橋で買ってきてくれた「ヤマサのちくわ」があった。全国に様々なちくわがあるが、きっと豊橋のちくわが最も有名で、その中でも「ヤマサ」が一番のブランドだと信じている。プリプリさ加減に特徴があるように思う。今回はもう一つご当地名物があって、云わずと知れた「崎陽軒のシウマイ」。個人的にこのシウマイは、今回のように電車に乗っていて酒の肴に喰う場合が殆どなので、旅気分には欠かせない一品である。
今日は良い天気なので、車窓の山旅もなかなか良い。日光連山、塩原・那須連山に始まり、安達太良、吾妻、蔵王、栗駒、焼石、岩手山に至るまで(何故か左側の車窓ばかりだが)、北関東、東北の名山のズラリ競演が続く。山に関心があるのは小生だけなので暫し、独り悦に入る。
盛岡まで全く速いが、田沢湖線(秋田新幹線)に入ると、途端にのんびり田舎旅の雰囲気。土地勘がないので、車窓から山容を見てもどれが何という山なのかよく分からない。そうなると自然と呑みに走るようになり、急に酔いが回ってきた。まだ今日は半ばだというのに、マズイマズイ。

DSC_0160

DSC_0161

↑このページのトップヘ