山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

内房線沿線

「君津の湯」で温まった後、このちゃんとくまちゃんは、君津駅前からバスタ新宿行きのバスに乗っていった。バスタ新宿まで直通、1時間強で着くのだから便利だ。電車だったら乗り換えも含め2時間ぐらい掛かる。房総から東京や新宿へ帰るには、高速バスしか選択の余地はない感じがする。
一方、残りの二人は何処かに引っかかるのを前提に、とりあえず千葉行の内房線電車に乗車。君津から千葉まで50分だから、千葉でひと息入れるには丁度良い具合だろう。やってきた車両は209系。この型式は、JR東日本では最も在り来たりな車両。
カラーリングは違えど、一時期は京浜東北線や南武線、中央線、青梅線、京葉線、武蔵野線、総武線、内房線、外房線、成田線など、山手線や中距離電車を除くありとあらゆる路線で見られた、誰も洟もかけない、猫も跨いで通る電車。その多くはまだ現役であるが、中央線や京浜東北線のように、もうE231系に変わってしまった路線も増えてきている。
しかし、千葉県内を走る209系は他の路線とはちょっと違い、先頭車両だけセミクロスシートになっている。このあたりは、ちょっとエラい。他の路線も(特に青梅線は)見習って欲しいところである。当然、我々はセミクロスシートの席を確保し、昨日の残り酒をちびちびやりながら房総の景色を眺める。房総は東京や埼玉と較べても、照葉樹が多いように感じる。
朝は、館山から君津までほぼ1時間掛かった。今は君津駅から千葉駅まで、1時間弱の電車旅。つまり2時間乗って、ようやく房総半島から抜け出すことが出来るという訳である。房総半島は意外に長いのだ、と実感した。

DSC_0658

DSCPDC_0001_BURST20181230152110425_COVER

DSCPDC_0002_BURST20181230152121468_COVER

鹿野山に登り、神野寺に参拝したあとは、タクシーを呼んで、さあて風呂だ。事前に調べておいた情報によれば、君津には「君津の湯」と「四季の湯」、2つの日帰り温泉があった。料金は「君津の湯」が690円で「四季の湯」が1,000円だから、特段の魅力が「四季の湯」に無ければ、「君津の湯」をチョイスするのが穏当。
でも念のため、タクシー運転手にどちらがお勧めなのか尋ねてみると、う~ん、と云って黙ってしまった。どうやらどちらも入ったことが無いようである。余程の温泉好きで無い限り、或いは家でごろごろしていると煙たがれることが無い限り、地元の人は意外にそんなものかも知れぬ。小生だって、家の近所に日帰り温泉施設が2つもあるのに、未だどちらにも入ったことが無いのだ(今度、ママチャリで行ってみるか・・・)。
ということで、「君津の湯」に向かう。駐車場が広くて、目の前のパチンコ屋と共用になっている。経営が同じなのかも知れない。受付も風呂場も2階。ここはいわゆるスーパー銭湯で、天然温泉ではない。人工的に作った炭酸水の湯だそうだ。
炭酸は皮膚から吸収され血行が促進されるとのことだが、いつも実感できるほど湯に浸かることが無いので、小生にはその効果がちっとも分からない。今日もいつもと同じようにさっと浸かり、さっと上がる。
さっぱりしたら、同じく2階にある食事処へ。「かめや」という、田舎の蕎麦屋に有りがちな店名である。風呂場の混み具合に較べると、ここはだいぶ閑散としている。さっそく生ビール(480円)を頼み、そのついでに鳥ねぎ(390円)も注文。市販の焼鳥のタレのようなもので、さっと絡めただけの炒めものだが、ビールに良く合う。女性陣がやって来るまでに、半分ぐらい喰ってしまったし、ビールは殆ど残っていない。もう一杯呑むか、かなり悩んだ。

DSC09828

DSC_0657

DSC09829

DSC09830

房総の山旅2日目。当初の計画では、せっかくなので千葉県で一番高い愛宕山(それでも標高はたったの408.2m)に登ろうと考えていたが、よくよく調べてみれば、山頂を保有している自衛隊峯岡山分屯基地が受付ているのは、毎週火曜日と木曜日、並びに第1、第3土曜日、日曜日のみとのこと。12月30日は第5日曜日なので、残念無念アウトだった。そのため、やむなく千葉県標高第2位の鹿野山(白鳥山、標高379m)に登ることにした。
千葉の山は土地勘が無く、全般的に疎い。どのコースをチョイスしようか、以前に、そもそもどの辺りに山があるのかも良く判らない。大抵の場合、先ずは昭文社の「山と高原地図」で概要を掴むのが手っ取り早いが、千葉の山は対象になっていない。そうなると、昔は国土地理院の20万分の1地勢図、その次は5万分の1地形図を買って来たものだが、昨今は自宅、移動中に限らず(会社でも)ネット検索。やはり、ヤマレコかYAMAPが多い。
調べた限りでは、白鳥山は車を最大限利用すれば、僅か15分で登れてしまう。でもそれじゃあ流石に山登りにならないので、標高35mの秋元城址入口から登ってみることにした。山らしい感じは、秋元浅間山を越えた辺りまでで、あとは白鳥山の登り口まで、車が行き交う舗装道をテクテクと水平移動。こういう道になると途端に女子連が姦しくなるので、声が届かないくらい離れて単独行気分に浸る。
目出度く白鳥山に登頂を果たした後、展望台から九十九谷を眺めつつ野点タイム。もうこれで基本的に山は終了だが、ついでに神野寺にも参拝。五色幕も飾られて、初詣の受け入れ準備は済んでいるようだ。このちゃん、ひろちゃんは、しっかり御朱印もゲット。
あとはタクシーを呼んで帰るだけだが、何処かビールを呑める店が無いものか。道々、探してみたが見当たらず。神野寺の目の前に「よるべさ物産館」なる観光施設があったので、恐る恐る覗いてみれば、もつ煮や牛乳などはあったが、ビールは見当たらず。あったのは日本酒「鹿野山」のカップ酒。もつ煮だったら、牛乳よりも日本酒でしょ、と一杯やることにした。夏じゃないので、日本酒でも悪くない。
(神野寺の全天球イメージ)

088 実際の九十九谷はこの真下。

DSC09823

DSC09826

DSC09827

伊予ヶ岳と富山に登った後は、岩井駅から館山駅までたった3駅ながら各駅停車の旅。それにしても、15時20分発を逃すと次は16時45分まで無いので、危ないところだった。浜金谷や保田辺りほど海に近いところを走るわけではないが、いつも乗る中央線や青梅線とは違い、そこはかとなく南国ムードが感じられる眺めがいい。
駅に着いたらタクシーに乗って、今宵の宿「まるへい民宿」へ。釣宿になっているだけあって、海に至近の場所にある。今日は冷たい風が吹いていて、外にいると凍えてくる。こんな天気でもじっとアタリを待つ釣り人の気が知れない。小生は断然、喰うだけの方がいい。
部屋に案内されると、廊下や階段、洗面所、客室内、食堂内等、至るところに注意書きがある。就寝時の布団の敷き方や座卓の収納方法、ひいては鍋蓋の置き場所まで、懇切丁寧に説明がある。全部読むだけでひと苦労しそうであるが、書いてあることは基本的に常識的なことが多いので、斜めに読んでも問題なさそうである。廊下や階段には何故か、さかなくんの絵がいっぱい。訊けば、さかなくんとここのご主人は懇意なのだそうだ。
風呂は2つあるとのことで、男女各々同時に利用可能。しかし家庭風呂並みの大きさなので、少なくとも小生が入った方は一人ずつがお勧め。風呂上りにビールをやったあと、ちびちびと酒を呑みまどろむ。
やがて夕食の時間。刺身に始まって揚げ物、煮物までずらり。インドネシアも海洋国家なのに、何故か魚よりも鶏肉を喰う機会が多く、魚介類に飢えていたが、その鬱屈を一掃する魚介尽くし。量が気になったが、ご飯を除けば何とか喰い切ることが出来、満足、満足。それでも、2年前に泊った西伊豆「美晴荘」の圧倒的なボリュームと較べてしまうと、割高感は否めない。「美晴荘」を体験したせいで、我々の幸せの幅が狭くなってしまったようだ。
(まるへい民宿の食堂)

DSC09782

DSC09783

DSC_0651

DSC_0656

DSC_0652

DSC09784

DSC_0653

DSC_0654

DSC_0655

DSC09785

DSC09786

DSC09787

DSC09790

DSC09788

DSC09789

DSC09791

DSC09792

DSC09793

DSC09794

DSC09795

DSC09796

DSC09797

DSC09798

DSC09799

DSC09800

房総は東京に近い分、人気が集まるため値段が高くなるようだ。

今回は忘年山行第2弾。2回も忘年会をやる必要ないんじゃない?という声が出たかも知れないが、忘年会に参加できるチャンスが広がったと、前向きに捉えてくれた人もいたかも知れない。いずれにせよ個人的には、インドネシアで溜めた鬱憤を晴らす機会を増やしたいだけのこと。
第1弾は別所温泉で、当然ながら山の中。山の会とは云え、偶には海の幸も喰いたい、特にインドネシアでは魚はフライしか喰っていなかったので、第2弾は海に近い山を選ぶことにしてあれこれ探した結果、今回は房総の山を選択。登ってみたかったのは伊予ヶ岳。標高僅か337mながら、千葉県では唯一「岳」が付く山名とのことで、一説によれば、伊予国の石鎚山に、山容が似ていることから、伊予ヶ岳の名前がついたといわれている。今回、1日目に富山とセットで登ることにした。
房総であれば、日帰りの人も参加できる距離なので、1日目だけの参加、2日目だけの参加も可能な柔軟なプランだと、密かに自画自賛。その結果、泊りは3人だけだったが、日帰り参加者も4人となった。
首尾良く伊予ヶ岳と富山に登ったあと、ついでに伏姫籠穴にも寄ってみると、意外に高いところにあり、息が切れる。どうせ「南総里見八犬伝」自体架空の話なのだから、手近な場所を「籠穴」にしても良さそうなものだが、適当な穴が見つからなかったのかも知れない。
観光も終われば、あとはビール。予め調べておいた「道の駅富楽里」に向かうが、日帰り3人組は電車で帰ると云う。「道の駅富楽里」は高速道(富津館山道)の入口に直結しているし、高速バスの本数も多いので、リクライニングシートに座って優雅に帰れるのになあ、とバスよりも鉄道を好む小生が云うのだから間違いないのだが、判ってもらえず3人組は結局、内房線の普通電車に乗ってトコトコと帰っていった。
一方、我々泊まり組は、「道の駅富楽里」で「さんが揚げ」を肴にビールをグビっとやって、ちょっとゆったり良い気持ち。ところが好事魔多しとはよく云ったもので、館山へ移動する電車の時間に合わせて店を出たつもりだったが、岩井駅に東口が無いことが計算外(Google Map機能の限界)。踏み切りを渡ってからは、久しぶりに駅まで走り、ギリギリ電車に間に合った。走らされ息が切れたのは、いったいいつの山以来だったのか思い出せないが、たぶん、隊長がいたはずだ。
(道の駅富楽里のレストラン)

DSC09775

DSC09778

DSC09779

DSC09780

DSC09781

↑このページのトップヘ