山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

インドネシア

今回も、僅かに溜まっていたマイルを吐き出して、ビジネスクラスへアップグレード。前回に引き続き夜行便に使ったのだが、限られたアップグレードのチャンスを昼行便に使うか、夜行便に使うべきかはちょっと悩みどころである。
ジャカルタ~羽田間の夜行便に使うメリットは断然、フルフラットシートで寝られること、である。エコノミークラスのシートとは、天国と地獄ぐらい違う。一方、食事のことを考えると、せっかくのビジネスクラスの有難さが無駄にしている感がある。所詮、朝食は朝食、エコノミーとの差は大したことはないし、朝なのでアルコールを呑むわけにもいかない。食事を取るか、睡眠を取るかという選択は結局、食欲と睡眠欲との戦いである。するとやはり、最も低レベルの欲求である、睡眠欲が勝つということになるのは自然のことなのかも知れない。
ビジネスクラスは、出発前の僅かな時間でも、飲み物のサービスがあるところが、ちょっとうれしい。小生は有難くスパークリングワインをいただく(ほんとは2杯ぐらい欲しかった)。その後順調に離陸し、ランプが消えれば直ちにシートを倒して就寝。
寝ることが先決なので、映画どころではないが、やっぱり朝4時頃に叩き起こされた後、まだ着陸まで2時間半以上あるので、何か映画を観ることにする。ぼーっとした頭では、読書よりも映画が優先される。どれでも良かったが、「アベンジャーズ・インフィニティーウォー」といういわゆるマーベル系を観る。アイアンマンやスパイダーマンをはじめとする「アベンジャーズ」のキャラクターだけでなく、ドクター・ストレンジや、ピーター・クイル率いる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のチームも出てきて、もうマーベル系キャラクターが全部出てきたてんこ盛り映画。が、ストーリーは至って単純。結局、地球のオールスターチームは、サノス一人にこてんぱんにやられたところで映画は終わり。基本的にSFは嫌いじゃないが、このような切った張ったのSFアクションものに、面白みを見出せなくなってきたようだ。

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スカルノ・ハッタ空港第3ターミナルに到着した後、第2ターミナルのANAカウンターへ行くと、思いの外、行列ができていた。よく見ると、カウンターに係員がいない。つまり皆、待っているだけ。まだ時間が早過ぎるということか、と思い小生もその列に加わると、程なく係員たちがぱらぱらとやってきた。これで直ちに受付が始まるかと思っていたら、どうも違う。
全員が揃ったところで、係員達の間で朝礼を始めた。我々の目の前で。最後に、全員で日本式挨拶のデモンストレーション。これはもしかしてパフォーマンスなのか。日本でこんな光景を見ることが無いのは、客の前に出て来るまでに終らせているせいだろう。おかげで珍しい光景を見せてもらった。これもインドネシアならではかも知れない。
受付が始まったら、後はスムーズにチェック・イン終了。専用ゲートから専用イミグレーションで出国完了、もうそこはプレミアム・ラウンジ。先ずは居場所を定め、荷物を置いたら、勝手知ったるビールサーバーがあるコーナーへ。またしてもそこには、ヒジャブを被った女性係員が笑顔で待っている。
とりあえず遠慮なく、生ビールを注文。つまみには、サラダのようなものと、鶏肉のつみれのようなシロモノを小皿にとって自分のシートへ。喉が渇いていたのか、あっという間に無くなってしまった。グラスもやや小さい感じ。このまままた女性係員のところへ行くと、もう呑んじゃったの?と白い目で見られそうなので、残りのつまみをゆっくり喰って、パソコンでメールやらのチェック。そして、徐にまたビールを貰いにいく。つまみの種類は限られているので、ビーフカレーのようなものを喰う。
そのせいかどうか判らないが、またビールが直ぐになくなる。久しぶりに存分に呑めるかと思っているせいか。さっきからさして経っていない。「居候、三杯目にはそっと出し」という川柳を思い出す。別に居候ではないけど。恐る恐る行ってみると、係員が男性に替わっていた。堂々と「ビールくれ」と注文した。

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漸く搭乗開始時間になったので、ラウンジを出て出発ロビーへ向かう。何故かラウンジから降りるエスカレータは、フロアのホール経由ではなく、ラウンジの中からでないと乗れないため、まさにラウンジ専用。しかもその入口には扉があり、普段は閉まっている。ラウンジの係員に出たいと云うと、恭しい素振りで扉を開け、「いってらっしゃいませ(Have a good flight!)」と告げるのだ。こういうところで差別意識を煽っているようで、小市民の小生には何となくあざとさを感じる。
既に搭乗は始まっているので、ゲートの前にはもう行列は無くなっている。機内に入ると、それでも搭乗者は半分程度。扉が閉まった時点でもせいぜい3分の2ぐらいだろうか。小生の隣も空席、今日はゆったりしている。
ここアフマド・ヤニ空港は、機体がタキシングを始めるともうそのまま離陸直前まで、ほぼ停止することがないので(それだけ空港が空いているということ)、とても効率的である。
スマランのアフマド・ヤニ空港から、ジャカルタ、スカルノ・ハッタ空港まで所要時間は1時間5分。逆のジャカルタ発スマラン行となると1時間20分、15分の差がある。スマランは南緯7度ぐらい(ジャカルタは南緯約6度)、ほぼ赤道付近と云えども偏西風の影響があるのか。
首尾よく離陸して暫くすると(ほんの10分ぐらいだろうか)、ランプが消え、またいつものようにCA達がバタバタ動き始める。カートを押してきたかと思うと、殆どラグビーかアメリカンフットボールのパスの如く、ディナーボックスをてきぱき小気味良く手渡し。
今日はなんだろうと開けて、さっそくパンに齧り付くと、以前、同じGA243便に乗った際に喰ったことがある、「チョコやジャムのように甘くない、何だか良く判らないシロモノ」だった。結局、パンの中身には4種類だけなのか。もしそうならば、甘い中身に当たる確率は1/4ということだ。そう考えると、何となくちょっと落ち着いた。

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今回のインドネシア滞在は3週間と、かなり短かったので、もう荷物をまとめて移動か、と慌ただしさをやや感じる。前回は、空港までの移動途中に工事渋滞に捕まってかなり気を揉んだが、今回はとってもスムーズ。空港に着いてからも、チェックイン、手荷物検査とも、待ち時間無し。空港内で過ごす時間はたっぷり、有り余るほどある。
そうなればやはり、たとえビールが無くて甚だ不本意ながらも、悪魔に魂を売る覚悟でラウンジに入るしかない。1階は乗降客で喧噪だが、ラウンジは2階で静か。ラウンジの扉が開くと感じることがある。空港、特にラウンジは、国によってそれぞれ匂いが異なる、と思う。インドネシアのそれは何だろう。たぶん単一ではない。サンバルソースやレモングラスやココナッツが入り混じったような匂いだろうか。
少なくとも1っか月ぶりぐらいに日本に帰ってくると、感じるのはもう、明らかに醤油の香り。日本は醤油の国だった、と実感する。インドの空港に降り立つと、ガラムマサラの国だと判るのと同じ。普段、日本にいると感じないが、特に欧米から帰ってくると、猛烈に感じる日本の香りが醤油である。閑話休題。
今日は窓に面したソファー席を確保。手に入れたのは、ブラックティーとお茶うけ。これだけで、2時間粘れるか。お茶うけには、あられのようなものと、殻付きピーナッツ。あられは、意外にもちょっと甘い。かなり、残念。もうひとつ、見掛けは明らかにピーナッツ。開けてみると、日本のピーナッツとは違い、驚く無かれ、粒が3つも入っている。しかも、みっちりと隙間が無い。どの殻を開けても同じ。これでもピーナッツと呼べるのだろうかと訝しむが、味はどうやら茹でピーナッツ。何か不思議な体験。

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朝晩の通勤タクシーは、同乗者が時々入れ替わる。たとえ初めて話を交わした相手であっても、帰り道はほぼ必然的に夕食の話になる。何故ならば、たいていのレストラン(除、Pojok)はホテルへ帰る途中の手前にあるからだ。
今回も道々夕飯の話になった。日本人が入る店はだいたい決まってくるものなのだが、今回の同乗者は、ハル・ラーメン(Haru Ramen)に行ったことがないというので、それならばと、ひさしぶりに行ってみることにした。
今日もエアコンは入っているのかいないのか判らない程度だが、汗が出て来るほどではない。蚊も、思ったほど飛び交ってはいない。多少いても刺されることは比較的少ない。日本の蚊は、早いところ血を吸って卵を産もうと躍起になっている節があるが、インドネシアの蚊は、やっぱり気候のせいかインドネシア人と似たようなところがあって、あくせくしていない。おっとり構えているくらいだから、インドネシアの蚊は、日本生まれよりも長生きするのかも知れない。
客は、我々以外にローカルの夫婦一組だけ。これもだいたいいつも通り。女性店員が持ってきたメニューをパラパラ捲ってから、ラーメンにしようか、試しにカレーにしてみるかとあれこれ考えた挙句、結局丼ものにしようと、かきあげ丼(IDR32,000≒256円)を喰うことにした。
同乗者は塩ラーメンと餃子。ここのラーメンのスープは、日本のラーメンをイメージして喰うと驚くから気を付けた方が良いとアドバイス。それに意外にどんぶりが小さいよ、と付け加える。
やがてかき揚げ丼がやってきた。天つゆが入った小鉢と、何故か小皿が付いてきて、それにもかき揚げが乗っている。こんなに喰えるか、と一瞬たじろぐ。それはそれとしても、普通、日本でかき揚げ丼を頼むと、天つゆではなくて、タレを潜らせた、あるいはタレを掛けた、天丼と同じような状態で出てくる気がするが(それほど自信がある訳ではない)、ここはいわゆる天ぷら定食的などんぶりである。
つゆの味はまあまあ。かき揚げそのものの、油切りがいまいちな感じで脂っこい。それにしても量が多くて、食べ切るのはかなり堪えた。ここのラーメンが1人前だとしたら、このかき揚げ丼は優に2人前はある。2.5人前ぐらいあるかも知れない。この店の料理のサイズ感は一貫性が無く、ちょっと変である。

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今宵のディナーは、同行者一人と一緒に、バンブー(BAMBOO)にしてみた。正直云って、ここの料理は見かけも味も、インドネシア風では無く、なんちゃってウェスタン風で、リピーターになるには甚だ不本意ではあるのだが、なにせ数少ない「ビールを呑める店」なので、背に腹は代えられず。
今日は、(当然、インドネシアの)若者の音楽ライブをやっていた。何を歌っているかさっぱり判らなかったが、リズムやメロディが小生には日本のニューミュージックのように聞こえたが、同行者は韓流じゃないかといっていた。どっちも正しいのかも知れない。
この辺りの伝統音楽と云うのが、どんなものなのか全く知らないが、若者達が好む音楽は何となくわかる。朝晩のタクシーでも、運転手が自分の好みの曲を掛けている場合がある。いつものドライバーの好みは、そこはかとなくインド音楽を思わせる曲調。もちろん彼はインド人ではなく、たぶんジャワ人。インドとインドネシアは、こんなところで共通点があるのか、と気が付いた自分に少々感心。
ホテル・ホリゾンのロビーでも時々、若者達のライブをやっていることがある。ごく偶に、ファンと思しき連中がやってきて、ここは何処かのライブハウスか、と思うような騒ぎを聞くことがある。3階の小生の部屋まで音が伝わってくることがあった。
バンブーで聞いたバンドには、客はパラパラいたがほとんど無関心。彼らに追っかけはいないのか。一曲が終わっても、誰も拍手をしない。こちらではそういう文化なのかと思い、こちらも拍手をしようとした手が止まってしまった。

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プカロンガン市内でも、ビールを出す店があるとの情報を得たので、さっそく3人で連れ立って行ってみた。「ジェイド」(JADE)という名前の店。外観は、ちょっと小洒落たカフェかなと思わせる雰囲気を漂わせているが,中に入ると完璧に中華料理屋。奥は何だか騒々しい、どうもカラオケの最中だ。
カラオケから離れたテーブルに着き、やってきた若い女性店員に「ビール、ある?」と訊くと、「ありますよ」との返事。お~、よかったと3人で待っていると、また同じ女の子がやってきて「やっぱりビールは出せません」と云う。途端、ガッカリ。
何故、前言を翻したのか、詳しい説明は求めなかったが、この店を教えてくれた方曰く、「警察や軍関係者が客として来ている場合には、ビールは呑めない」とのことだった。つまり今回もそうゆうことだろう。カラオケをやっている奴等がそうかも知れない。
ぬか喜びで終わったが、また次回に期待しよう。ともあれ、何か喰おうとメニューを拝見。やっぱり中華だ。料理の種類は一見豊富。鶏と魚(グラメという淡水魚)とイカと野菜のページがある。3人で1種類ずつ、魚と鶏とイカを頼んだのだが、出てきた皿を見て、皆、油で揚げて甘酸っぱいソースが掛かっている。何故か調理方法が全て同じだったので、思わず3人で苦笑。
さすがにこれじゃ飽きるので、口直しに野菜としてカイランを注文。これは、いわゆるオイスターソースだったのでひと安心。あと、ホットの中国茶(IDR10,000≒80円)を注文。これは、飲みきれないほど出てきた。
料理は、グラメだけIDR130,000(≒1,040円)と破格だが、それ以外はIDR30,000~50,000(≒240円~400円)ぐらいでリーズナブルだった。今度は席に着く前に、ビールが呑めるか訊くとするか。

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仕事帰りに、今日の夕食は久しぶりに「ポジョッ」(Pojok)にしてみようと、途中でタクシーを降ろして貰い、独りで店に入る。涼しいとは云わないが、ちっとも暑くない。これで蚊がいなければ申し分ないが、さすがにそうはいかない。
もう店の人にも、顔を覚えてもらっているかも知れない。今日も、客はそこそこ入っている。いつものように、注文は身振り手振りだけ。野菜の煮物と、鶏の煮物を頼んだ(つもり)。野菜は、たぶん空芯菜。鶏肉は、足の踝からちょっと上の部分のような骨付き肉が出てきた。ちょっとリアルな形状。日本では、このような部位を余り見ない気がする。でも味はしっかり染みていて美味い。
スープはいらない、と云ったつもりだったが、上手く伝わらず出てきた。出てきた以上、断るのもし難いのでそのままいただく。たぶん、せいぜい50円ぐらいのはずなので、別に腹も立たない。今日も、胡椒がたっぷり利いたスープで、いつもの様にニンジンとキャベツとトマトがザク切りで入っている。
ここはホテルに近いせいもあって、時々同僚達と顔を合わせることがある。今夜は他に3人やってきた。我々日本人以外にも、仕事帰りと思しきローカルの人たちも代わる代わるやってくる。大体バイクに乗ってくるが、もちろん車もいる。ふと道路に目をやると、今まさに車に乗った客が、「横断お助け人」の手を借りて道路に出ようとしていた。
ゆっくり食べても、せいぜい10分ぐらいでディナーは終わり。さて、離れたところの横断歩道までいくか(横断歩道が絶対安全とは限らない)、目の前の「横断お助けおじさん」に頼もうかとちょっと思案し、おじさんに頼むことにした。もう勝手は判っているので、おじさんにぴったりついてそろそろと渡る。首尾よく渡り切ったところで、IDR2,000(≒16円)を渡す。するとすかさずおじさんは、また道路の反対側に向かって渡っていく。まだ、同僚たちが飯を食っているのをちゃんと判っているはずだ。

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スマランから移動し、スーツケースはタクシーで預かって貰ったまま、暫し仕事に没頭。夕刻、そのタクシーで「ホテル・ホリゾン」へ向かいチェックイン。たかだか2回目とは云え、やっぱり慣れたホテルだと何となくほっとする。ヒトは慣れない環境では無意識のうちに緊張しているらしい。
今回は3階の部屋。眺めは悪いが、窓枠はちゃんと嵌っているので、隙間から蚊が侵入していることはなさそう。せっかく電子蚊取りの詰め替え用まで用意してきたのだが、活躍する機会は無いかも知れない。前回はツインの部屋だったが今回はセミダブル。相変わらず、衣装箪笥が見当たらない。皆さん、どうしているのだろうか。まさか箪笥を持ち込んでいるのかしらん。
今回やって来るに当たって知ったことだが、テレビのローカルのチャンネルながら、日本を紹介する"WAKU WAKU JAPAN"という名のチャンネルがあり、このホテルでも見られる。日本を紹介する番組だけでなく、民放のバラエティやドラマを、インドネシア語字幕で放送している。
NHKワールドプレミアムはもちろんNHKの番組(たぶんEテレ)だけだが、これはこれで見る機会はある。土曜日や日曜日の日中は、何故か子供番組ばかりなので、その間は"WAKU WAKU JAPAN"を見ることになるだろうが、朝や夜は、ニュースを見る機会が多い。別にインドネシアで日本のニュースを見たからと云って、何か役立つことがある訳でもないが、何となく見てしまう。
生活パターンが単調なので、朝ドラや大河ドラマは、ほぼ必然的に毎回見る。インドネシアでも、日本とリアルタイムで放送している。朝ドラなんて見続けるのは、何十年ぶりかも知れない。土曜の朝は、朝ドラの流れで「チコちゃんに叱られる」を見てしまうが、仕事に出かける時間が6時30分なので(日本時間で8時30分)なので、いつも話の途中で部屋を出ざるを得ないのがやや残念である。

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今日はスマラン泊まり。朝、東京を出ても、その日のうちには目的地に着かない。どんだけ遠いの?って感じだが、インドネシアはそれなりに広いということ。まるで最果ての地に住む日本人を千原セイジが訪ねる、某バラエティ番組的である。
ホテルが手配するタクシーで、"Hotel @HOM Semarang"には午後10時頃に到着。見かけは、まあまあのホテル。チェックインしたら8階へ。眺めもまあまあ。もう、外に出かけようなんて気は起こらない。でものどが渇いたので、ルームサービスでビールを頼もうとしたら、素気無く「ノー、ビール、サー」ときた(インドネシア人は、「ビア」とは発音しない。オランダ語の影響だろう)。
人口130万ぐらいある大都市スマランでも、ビールを置いていないホテルがあるとは驚いた。部屋も寝るだけならば仕方が無いか、という程度。テレビ放送も、ローカルかヨーロッパサッカーのチャンネルぐらい。まあ1泊IDR400,000(≒3,200円)じゃあ、文句は云えないか。
これならば、あとは本でも読んでさっさと寝るだけだ。次回は、自腹を切ってIDR1,000,000(≒8,000円)の高級ホテルGUMAYA HOTELにでも泊るか、という気になるかも知れない。GUMAYAならば、レストランでもルームサービスでも、ビールやワインを注文できる。
翌朝は、6時から朝食があるというので行ってみる。もちろんビュッフェ形式だが、料理の品数はナシ・ゴレン、ミー・ゴレンを含め6品程度。他にパンや粥がある。こちらのパンは、見かけは日本のサンドウィッチ用のパンと同じだが、何故だか香りが違う。パン酵母の種類が違うのだろうか。
総じて朝食の味は、プカロンガンのホテル・ホリゾンと同程度で、まあまあというところ。実は、Hotel @HOMグループは、ホテル・ホリゾンと同じ経営者らしい。なので味も近いのかも知れない。もうすっかり、またインドネシアに戻ってきた気分である。

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スマラン行の便は、だいたいターミナル3の一番端っこであることが多い。なので、手荷物検査場を出た後、たっぷり10分ぐらいはかかる。今回も26番ゲート。まだ時間は十分あるので、気長に行こう。
てくてく移動中に、"OPPO F9"というスマホの広告が目に入る。至る所にこのポスターが貼られているので、調べてみたら「チェルシー・イスラン」というインドネシアの人気女優で23歳。生まれはアメリカで、カトリックの洗礼を受けているとのこと。母がアメリカ人、父がインドネシア人という、いわゆるハーフ。
父親はイスラム教徒かどうか判らないが、イスラム教徒の子供はイスラム教徒になるしかないようなことを聞いたことがある。インドネシアでカトリックはたった3%、プロテスタントを含めてもせいぜい10%だから、彼女は典型的なインドネシア人とはややかけ離れていると思われるが(パッと見も全然違うが)、かなりの人気ぶりのようである。やはり何処の国でもハーフはもてるらしい。
ところで、そもそも"OPPO"なんてスマホは、日本ではほとんど知る機会も無いが(シムフリー・スマホとして販売はしているらしい)、インドネシア国内では韓国サムソンに次いで第2位のシェアを持つ人気ブランド。プカロンガンの街中では、中国ブランドのOPPOとVIVO(インドネシアで第4位)の広告ばかり目立つ。インドネシアでは、車は日本車が席捲しているが、ことスマホについては中国ブランドの独断場といってもいい。
突然、搭乗が始まり、ゲートへ向かう。今日の搭乗率は70%ぐらいだろうか、小生の隣は空席。定刻19時35分発の通りにドアが閉まり、タキシングが始まる。なぜか、周りには日本語が飛び交っている。スマランで何かあるのだろうか。
ベルト着用サインが消えると、またCAが慌ただしく働き出す。今日のディナーボックスの中身は、また得体の知れないジャムが入ったパンだった。ちょっと齧っただけでやめた(写真撮り忘れました)。

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定刻の15時55分より多少早く、スカルノ・ハッタ空港到着。入国カウンターもかなりスムーズな印象。昔は1時間以上もかかったこともあると記憶しているが、昨今インドネシアのイミグレーションもだいぶサービスが向上したように感じる。
ついこの頃までは、誰しも到着ヴィザ(VISA on Arrival)が必要で、毎回35ドル(もっと昔は25ドル。でも米ドルに限るなんて、あからさまな外貨獲得策だ)が必要だったが、それも観光目的の場合には不要となった。小生は今回マルチヴィザを持っているので(先日、シンガポールで取得したので)、そのまま入国カウンターに向かう。
そういえば、以前はこの35ドルを払うカウンターすらも猛烈に並んだのだが、それもだいぶ解消されたように見える(このカウンターには、昔、袖の下を要求する怪しからん入国管理官がいた。そのため、その頃はいつもポケットに、10ドル札を余分に入れていた)。バッゲージを受け取り、スカイトレインに乗ってターミナル3へ移動。
出発ロビーに着いたら、すでにチェックインは済んでいるので、バッゲージのドロップインだけ。手荷物検査場もさして混雑はしていないので、17時にはもう出発エリア。乗り継ぎのGA246便は19時35分発なので、時間はたっぷりある。とりあえず、一つ下のフロアに下りる。
時間はあるし、それなりに腹も空いているので、何処かに入ろうかと店を物色するが、がっつり喰う店というのは意外に少なくて、ほぼみんな、軽食の店か、カフェ。それじゃあ仕方がない、麺にしようかと目についた紅糖(Hong Tang)という店にした。客はちらほら。店員に、鶏そばと飲み物のセット(たしかIDR100,000ぐらい)を注文。出てきた鶏そばは、スープが白濁している。鶏ガラで白濁することはないだろうし、まさか豚骨が入っていることもないだろうから、これはもしかしてココナッツミルクかも知れんと呑んでみる。結構美味いが、ココナッツミルクかどうかはよく判らない。もしかして、牛乳か豆乳だったのかも知れない。

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2週間の一時帰国が終了し、再びインドネシアへ旅立つ。羽田10時15分発のNH855便に搭乗。搭乗率は50%ぐらいだろうか。乗っているのはほぼ日本人ばかりで、窓際席、通路側席以外の中間席はほぼ空いている状態。
仕事をする気は全く起こらないので、本(電子書籍)でも読もうかとも思ったが、この頃映画はご無沙汰なので、どんなもんかちょっと観てみる。途中、飲物サービス(プレミアム・モルツを注文)とランチタイム(白ワインを注文)を挟むが、中断せずに観つづける。
最初に見たのは「ハンソロ・スターウォーズストーリー」。いわゆる「スターウォーズ」のスピンオフ。余り評判はよろしくない作品のようだが、まあまあ楽しめた。興行的にいまいちだったのは、おなじスピンオフの「ローグ・ワン」に較べると、話の展開やアクションが地味目でスケールが小さく感じるせいか。それとも「スターウォーズ」全体の叙事詩から離れて、「ハンソロ」個人の物語に偏り過ぎたせいかも知れない。若き日の「ランド・カルリシアン」が、チャラ過ぎて観るに耐えない。
次に観たのは「トゥームレイダー・ファーストミッション」。いわゆる「アンジェリーナ・ジョリー」主演作のリブート版。「アンジェリーナ・ジョリー」版とストーリーもだいぶ違うので(卑弥呼の墓を探すという設定が、なんだか苦笑を禁じえない)、別の「トゥームレイダー」映画と云って良いだろう。アクションはこれまでと同じ路線という感じ。でも年のせいか、この手のアクション映画はもう詰まらない。
3本目は「ザ・シーガル」。チェーホフの戯曲「かもめ」の映画版とのことだが、原作を読んだことが無ければ舞台を観たことも無いので(そもそも、チェーホフの作品は一切読んだことがない、と気付いた)、比較のしようもない。可もなく不可もない印象。しかし、これがチェーホフ原作であると知ったことと、帝政ロシア時代の香りがプンプンするという点では、興味深く観た。ニーナ役のシアーシャ・ローナンは、以前の何れかの映画で観たことがあったと思ったが、思い出せない。今度、チェーホフの戯曲でも読んでみるか。

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NH856便は定刻通り21時30分に出発。今回は、マイルが貯まっているので、久しぶりにビジネスクラス。本来だったら昼間の便で、料理と酒をたっぷり堪能したいところではあるが、夜行便の場合でもフルフラットで寝られるのが魅力的。
ジャカルタ~東京の場合、昼の便だとジャカルタに一泊する必要があるし、到着が成田便だったら15時50分着、羽田便だったら16時25分着と、もうその日は終わりで、どうにも一日が勿体無い。そうなるとやはり夜行便ということになり、快適な睡眠を求めるにはそこでビジネスクラスを利用しよう、ということになる。
席に着くと、さっそくCAが「いつも有難うございます」とやってきて、明日の朝食メニューを聞いてくるので洋食を注文。その際、朝食の時間になっても起きていなければ、叩き起こしていいかどうかも訊ねられる。折角熟睡しているのだからそっとしておいて欲しいと思う反面、料理を喰い損ねるのも業腹だと、少しだけジレンマに陥るが、結局、意地汚く喰い気を優先して、起こしてもらうよう頼む。
出発前の慌しい時間でも、飲み物サービスがやってきて、オレンジジュースとスパークリングワインがございますが、とのこと。当然ながら、スパークリングワインを貰う。飲み干す頃、そろそろ離陸の時間。この時間、出発便が立て込んでいるのか、加速を始めるまでやや待たされる。
ベルト着用ランプが消えたら、直ちにシートを倒し、マットを敷いて毛布を被り、アイマスクをして寝る体制。意外に早く眠りに落ちる。しかし案の定と云うか、着陸までまだ2時間半もあるというのに、CAに叩かれ起こされる。寝覚めが悪いほうではないものの、やはり気分は悪い。
シートを元に戻したら、テーブルをセッティング。テーブルクロスを敷いたらまもなく朝食がやってくる。朝飯としては十分な量と品揃えだが、舌もまだ寝ているので、食欲はいまいち。ビールかワインを呑めば胃も活性化されるかも知れないが、早朝なので自重した。

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ジャカルタでガルーダ・インドネシア航空便からANA便に乗り換える場合、前者が第3ターミナル、後者が第2ターミナルと離れているせいか、バッゲージはいったん受け取る必要があり面倒臭い。面倒臭いが仕方が無い、到着便名が表示されたバッゲージ・クレームの回転台で待っていると、待てど暮らせど自分のスーツケースが出てこない。仕舞いにもう誰もいなくなり、回転台も停止してしまう。
丁度通りかかった空港係員に文句を云うと、暫くして別の係員が小生のバッゲージを転がしてやってきた。訊けば、「Priority Beltにあった」とのこと。チェックインカウンターで係員が気を利かせてくれて、プライオリティ・タグを付けてくれたのは良かったが、このタグが付いているバッゲージは、専用の回転台から出てくるのだと、教えてくれなかった。中途半端なサービスだと反って余計面倒なことになる。ともあれ、手元に戻ってきて良かった。
スカイトレインで第2ターミナルまで移動したら、ANAの発券カウンターでまたバッゲージを預け、専用イミグレーションを通ればそこはもうプレミアム・ラウンジである。時間は午後7時。搭乗開始までまだたっぷり2時間ある。一切窓に面していないので、外が明るいのかもう暗いのか判らない。
最新の第3ターミナルと違って、ここは古式ゆかしいというか古びたホテルのラウンジのような趣きである。悪い雰囲気ではない。腰を落ち着けるに当たって重要なのは、電源コンセントに近い席で、そこそこの大きさのテーブルがあること。結果的にだいたい、壁際の席を選ぶことが多い。
席を決めたら何はさておきビール。ビールは一種類、ビンタンしかないけれども、とりあえずそれは些細なこと、ビールが有るかどうかが大きな問題である。ビールタップの奥にいた、ヒジャブを被った女性係員にビールを注文。イスラム教徒にビールを頼むのは何となく違和感があるが、それもとりあえず無視。有難く生ビールをいただく。グビっとやれば、それはインドネシア産ビールなのに、もうインドネシアを出国したことを強く実感した。

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ラウンジを出ると、既にゲートは開いていて、乗客は次々と搭乗ブリッジへ向かっている。何の気無しに搭乗ブリッジから外を見ると、窓ガラスが濡れている。雨だ。この約7週間、ついぞ見ることがなかった雨が、出発日に降った。
インドネシアは国土が広いので、何処でも同じ気候とは限らないかも知れないが、基本的に雨季と乾季の2つの季節しかない。今は未だ乾季。熱帯なので、スコールはいつもありそうだと思ってしまうが、こちらの乾季は、本当にちっとも降らない。ちょっと緯度が高いマレーシアだと、乾季と雨季にそれほど明確な違いは無いが、インドネシアは極めてはっきりしている。雨季になったら、いったいどれ程降るのか、何となく待ち遠しいが、既に雨季を経験した人が云うには、当然ながら湿気が高くなるので、日本の夏のように不快とのことである。
乾季は当然ながらほぼいつも晴れているが、「日本晴れ」のようにクリアに晴れることはほぼ無い。なんとなく澱んでいて、遠望も利かない。別にヘイズ(煙霧)でもないと思うのだが、理由は判らない。夜は、金星や火星などは見えているが、星座らしきものはまったく見えない。南十字星だって、南中高度で35度あたりに見えるはずなのだが、見当たらない。スコールでもやって来て、大気をキレイに洗い流してくれないとダメなのか、と思ってしまう。話が逸れた。
アフマド・ヤニ空港は滑走路1本のシンプルな空港なので、タキシングが始まったら間もなく離陸。ベルト着用ランプが消えれば、またCAがバタバタと働き出す。今日配られたランチボックス(正確にはディナーボックス)をチェック。パンの中身は、チョコやジャムのように甘くない、何だか良く判らないシロモノ。判らないものを喰うのも落ち着かないが、とりあえず不味くは無い。でも、なんだろう。

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今日は、一時帰国のための移動日。先ずはスマランまで車移動。フライト出発時刻の5時間前に出たのだが、途中、国道一号線が道路工事で片側一車線通行で大渋滞。前日、同じフライトで乗り遅れた者が居たので、多少早く出たつもりだったが、それでもやっぱりダメかとかなり気をもませる。
こちらの道路は、渋滞になると路肩を走る輩が必ず現れる(現に、小生の車もそうだ)。そうなると余計、糞詰まり状態になり、渋滞解消に時間が掛かる。今回も、完全に路肩も車で塞がってしまい、その隙間にバイクが挟まった状態で、車線変更もできない、文字通りニッチもサッチもいかない状態になる。
結局、工事箇所を通り抜けるだけでたっぷり1時間半かかった。それでもフライト1時間半前にアフマド・ヤニ空港到着。チェックインと手荷物検査はほんの15分ぐらいで終了したので、まだ時間がある。しからばモノは試しと、ガルーダインドネシア航空のラウンジに入ってみることにした。
このターミナルビルは出来たばっかりなので流石にキレイ。出発ゲートからエスカレーターを上がったフロアに、思いの外、広々としたラウンジがあった。受付で航空券を見せて(ANAのチケットだからなのか、少々時間が掛かる)、Wifiパスワードを訊いたあと、何処に座ろうかとラウンジ内を端から端までうろうろ。客は、かなりいる。みんな、清涼飲料水を飲んでいる。
ソファーを確保したところで、ビュッフェに行ってみる。ローカルフードはある。いつも、ホテルの朝食で見かけるようなシロモノなので、特段、ここで喰いたいとは思わない。飲み物は何にしようかと物色。当然ながら、ここにはビールはない。激甘清涼飲料水を飲む気にもならず、中国茶にしてみた。しかし、やっぱりというか、まさかというか、この頃気にしていなかったので、うっかり飲んでみたら、胸焼けがしそうな程、甘かった。やはりインドネシアでは、砂糖抜きを予め云っておかないとこういうことになるのだ。結局そのあと約1時間、水で我慢した。

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今宵は"COFFEE AND BEYOND"で夕食。このカフェはほぼ、インドネシアを感じさせないスタイルの店だと思う(とは云え、客を見ればここがインドネシアであることは一目瞭然)。インドネシア人のセンスは決して日本人とは一致しないが(バティック柄のシャツを着るのは、日本人には相当の勇気が必要)、カフェの好き嫌いは案外一致しているようである。
日本で流行っているイマドキのカフェがどんなのかはよく判らないが、ここ"COFFEE AND BEYOND"がもし表参道辺りにあったら、それなりに話題になるだろうし、客も入るだろうと想像できる。でももしこのままの大きさだったら、コーヒーをウリにしているだけでは儲からないだろうなとも思う。
今夜は何故か、随分混んでいた。もちろん、若者ばかり。プカロンガンでは最もイケてるだろうと思うので、若者が敏感なのはわかるとしても、とにかく若者だらけ。日本人おやじ2人では、やや気後れする。そのうちに、なにかイベントでもあるのか、奥の扉を開けてかなりの集団が、入っていった。カメラマンらしき者も入っていった。いったい、なんだろう。
とりあえずアイスコーヒー(IDR20,000≒160円)を注文。注文後、ちゃんとドリップしてから出すのか判らないが、だいぶ時間が経ってから出てくる。しかもやっぱり、すりきり一杯で。なんとなく、インドネシアではすりきりで飲み物を出すのが一般的のようである。彼らなりの美学があるのかも知れぬ。
コーヒーをちびちび飲みながら、料理を考える。やっぱりイスラムの国にいるのだから、チキンを食べるのが真っ当かなと思い注文。同僚は、ビーフステーキを注文。この店のビーフは、曲がりなりにも「喰える」レベルということで、我々の中では一定の評価がなされている。ホテル・ホリゾンのビーフステーキは、様々な人がトライして、結局途中で食べるのを諦めた難攻不落のシロモノだそうだ。無論、小生はトライする気も起こらない。

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定点観測点の「ハルラーメン」、5回目の入店。いつも日本の味に飢えている同僚は、ここへ来るとたいてい、うどんかカレーライスを頼むので(今日はチキンカレーを喰いたい、とのこと)、今日はモノは試しと小生がうどんを食ってみることにした。
いつものテーブルに座りさっそく店員を呼ぶと、いつもの女性店員がやってきて同僚を見るなり「ゴーヤチャンプルー、あるよ」と云うではないか(もちろん、日本語で「あるよ」と云った訳ではなく、小生と同僚がインドネシア語を解した訳でもないが、なんとなくそう聞こえた)。云い続けていると、偶に小さな幸せが訪れるらしい。同僚は嬉々として注文。
小生が頼んだのは"UDON KAKIAGE"で、値段はIDR44,000(≒352円)。かけうどんと、小皿に乗ったかき揚げが出てくる。うどんはコシはないけれど、冷凍うどんだったらこんなものか。つゆは、出汁の香りがしない。こんぶも、かつおぶしも、煮干も感じない。でも旨みはたっぷりということは、「味の素」がたっぷりということか。スマランの丸亀製麺もそうだったけど、出汁の香りはこちらではウケないのかも知れない。
味は別にして、日本での場合、会社の近くにある「麦まる」だったら、かけうどん(280円)とかきあげ(120円)で400円。従って、値段は日本と違いは無い。どうしてもうどんを喰いたい輩は、金に糸目をつけないから判らないだろうが、物価が1/4~1/5ぐらいのインドネシアで(日本人が行かない店は、たぶんもっと安い)、わざわざうどんを喰うのは如何なものかと感じるし、インドネシア人が有難がってうどんを喰うのはなかなか理解しにくい。
しかしそれを云うなら、インドネシアの店で、IDR50,000(≒400円)ぐらいする缶ビールを呑む輩もかなりイカレている、と云われれば返す言葉がない。

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今宵はオヤジ5人で「ホテル・スンダン・サリ」の中華レストランに入店。このくらいの人数になると、色々な料理が喰えて楽しくなる。中華料理は、少人数ではつまらない。ということをアメリカ人と話したことはないけれど、その意味はたぶん判って貰えない。
アメリカ人に限らず、欧米系はなかなか中華料理店で喰うことが難しいとみえる。テーブルマナー上の問題あるいは生活習慣上の違いもあると思うが、基本的に喰いたいものを注文するのだから、何故他人とシェアしなくちゃならないのか、と理解し難いらしい。ベイタウンでは、テイクアウトの中華料理店は流行っていたが、普通の店はいつも閑古鳥だった。
日本だって、基本的におかずは小鉢に取り分けられているのが普通なので、元々は大皿をシェアするスタイルじゃない。でも何故か、大皿にも抵抗感は無い。世界(少なくとも欧米系)に較べると、日本は食に関しては柔軟だと思う。とりあえず、小生もそんな育ちなので、シェアは全くウェルカムである。
今日も相変わらず「スンダン・サリ」は客の入りが極めて疎ら。レストランが流行るかどうかの鍵はいくつかあると思うが、ここは味と価格には不満はない(あくまでも我々日本人の感覚だけど)。接客にはやや難がある(店員が気だるそう)が、評判を落とすようなレベルではない。するとあとは認知度(宣伝・口コミ)不足か。一応、国道1号線に面しており場所的に不満は無い筈なので、もうちょっと認知度を上げるための工夫が足りないのかも知れない。そもそもこのホテル、フロントも何時もヒマそうである。
5人で一品ずつ好き勝手に注文したら、揚げ物、炒め物がややかぶった。5人なので6品頼めば丁度いい感じなのに、食い意地が張っている者が追加でもう2品注文し都合8品。思ったとおり喰い切れずに残すこととなった。でもこれでひとりIDR150,000(≒1,200円)ぐらいで済んだ。ビールを呑まなければたぶん半額くらいになったと思うが、勿論そうはいかない。

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