2日目は今回の目玉、白尾山の南にある寂峰、荷鞍山(標高2,024.2m)のアタック。前日、小屋の主に山行計画を提出するとき「そんな山に行くのか?」と少し驚かれた。確かに変わり者か篤志家じゃないと行かない山かも知れない。
この山行プランを立てるに当たっては、幾つかの懸念があった。一つは長沢新道に取り付く前の沢に、渡れるようなスノーブリッジが掛かっているかどうか。そしてその長沢新道に、トレースが付いているかも気になっていた。最後の一つは、荷鞍山への尾根に藪が出ていないか、あるいはアイスバーンになっていないか、だった。
この時期、沢の状況は毎度気になるものだが、実際には懸案のスノーブリッジは、思ったよりもしっかりしていて、そのまま上を渡ることが出来た。場合によっては、リュックサックを先に投げて、空身で飛び越えなくてはならないかと懸念していたが、杞憂に終わった。
長沢新道のトレースも全く心配は不要で、急斜面の登り(無積雪期は階段があるところ)も含め、しっかり出来ていた。恐らくは、ゴールデンウィークとして後半に山へ入ったせいもあるはずだ。4月29日や30日だったら、きっとこうはなっていなかっただろう。5月3日出発にして正解だと、密かに自画自賛。
荷鞍山へと連なる尾根は、一部急斜面があったものの、藪は無く、アイスバーンにもなっていなかったので、気持ち良く辿ることが出来た。荷鞍山山頂にちゃんとした標識(とはいえ、個人の手作り)があったのには少々吃驚した。奇特な方はいるものである。
順調に往復することが出来、しかも終日ピーカンの天気だったので、GWの尾瀬としても久々、会心の山行となった。龍宮小屋には14時前に到着。小屋の主に荷鞍山山行結果を報告し、また雪原を眺めながら缶ビールで乾杯した。
この山行プランを立てるに当たっては、幾つかの懸念があった。一つは長沢新道に取り付く前の沢に、渡れるようなスノーブリッジが掛かっているかどうか。そしてその長沢新道に、トレースが付いているかも気になっていた。最後の一つは、荷鞍山への尾根に藪が出ていないか、あるいはアイスバーンになっていないか、だった。
この時期、沢の状況は毎度気になるものだが、実際には懸案のスノーブリッジは、思ったよりもしっかりしていて、そのまま上を渡ることが出来た。場合によっては、リュックサックを先に投げて、空身で飛び越えなくてはならないかと懸念していたが、杞憂に終わった。
長沢新道のトレースも全く心配は不要で、急斜面の登り(無積雪期は階段があるところ)も含め、しっかり出来ていた。恐らくは、ゴールデンウィークとして後半に山へ入ったせいもあるはずだ。4月29日や30日だったら、きっとこうはなっていなかっただろう。5月3日出発にして正解だと、密かに自画自賛。
荷鞍山へと連なる尾根は、一部急斜面があったものの、藪は無く、アイスバーンにもなっていなかったので、気持ち良く辿ることが出来た。荷鞍山山頂にちゃんとした標識(とはいえ、個人の手作り)があったのには少々吃驚した。奇特な方はいるものである。
順調に往復することが出来、しかも終日ピーカンの天気だったので、GWの尾瀬としても久々、会心の山行となった。龍宮小屋には14時前に到着。小屋の主に荷鞍山山行結果を報告し、また雪原を眺めながら缶ビールで乾杯した。