山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

各国料理

平日は何かと慌ただしいので、外食となるとどうしても週末が多い。今日は水曜日だったが、食材を仕入れる都合があり、それならば近くで夕食もとってしまおうということになり、宿舎に近い「Antonio's Italian Grill & Seafood」に行くことにした。
ここは2月以来の訪問(前回はこちら)。ベイタウンで他にイタリア料理店が無い訳では無いようだが、近所なので皆さん結構贔屓にしているらしい。辺りは全くの閑静な住宅街なので、知る人ぞ知る店という感じである。
店に入ると、半分程度の客の入りか。住宅地が近いせいか、はたまたこの辺りに住んでいる人の傾向なのか、比較的中高年の夫婦やその家族という感じの客が目立つ。明らかに、Texas RoadhouseやPipeline Grillでよく見掛ける客層とは違う。ロースハムみたいな腕をして、2ポンドぐらいの肉を平気で喰いそうな輩は、この店には来ないようだ。
席に着いたら先ずビール。Shiner Bockで喉を潤す。せっかくイタリアンに来たのだから、ビーフ以外のものを喰おう。少々考え、これからが旬のムール貝(アメリカでも旬があると思うけど)を喰うことにした。あとはサラダとパスタ。
ムール貝は、やや小ぶりだが、まずまずの柔らかさ。山ほど出てくるのかと危惧したが、ごく普通の量。パスタは相変わらずアルデンテではないが、そこそこ美味い。しかし、あえて別の料理にしたつもりが、ムール貝もパスタ(ペンネとスパゲッティ)も、結局は似たようなクリームソースであえているので、どれも味がかぶってしまった。写真や絵が無いメニューだと、何故かイメージとは違う料理が出てくるのが不思議だ。

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週末の金曜日、5人で夕食をとりに行くことになった。どんな店に行こうかとなると、やはり無難なステーキハウスで如何、ということに落ち着く。結局のところ、アメリカだったら(少なくともテキサスだったら)ビーフを食わない手は無い。これが一番美味い、という云い方もあるが、他にこれといった食い物が無い、という方がしっくりくる。
ならばベイタウンで一番美味いという「SALTGRASS」という店に行こう、ということになった。尤も、ベイタウンにあるステーキハウスはたいていチェーン店で、ここ「SALTGRASS」も例外では無い。真っ当なステーキハウスとなると、ヒューストン市街やケマー(kemah)というリゾート地に行かないと無いらしい。そのうちそういう店に行くこともあるかも知れないが、その手の店はステーキが70、80ドルぐらいするらしいので少々覚悟が必要だ。
その点、ベイタウンの店は気楽である。せいぜい20ドルぐらい。「SALTGRASS」はベイタウンの中でも少々ランクが上の方らしい。メニューを眺めるとステーキ以外の料理もずらりとあるので、ステーキハウスというよりもアメリカ料理店という方が相応しいかも知れない。
メインはWagon Boss Top Sirloin($18.99/8オンス(約230g))を注文。サイドメニューにはMacaroni & CheeseとFrench Fried Onionsを注文。ビールもアペタイザーも全てお任せ。ビールはいつもの感じ。一緒にクラムチャウダーのようなディップとトースト、サラダが出て来るが、後にメインが控えているので、手は出さなかった。
メインが出て来ると、さっそく肉を囓ってみる。味付けは塩と胡椒ぐらいか。シンプルだが、その方が良い。ミディアムレアの肉はまったく筋が無くて柔らかい。これぞアメリカの肉、という感じ。他には脇目を振らずこれだけに集中するならば、8オンスでなく16オンス(1ポンド)でもいけるかも知れない。でも、それじゃやっぱり味気ない感じもする。やはり8オンスぐらいが無難なようだ。

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SALTGRASSのHP: こちら

かれこれ10日ぶりに、外食。今日は中華に行こうということになった。世界中何処にでもあるという中華料理屋だが、ベイタウンには意外に少なく、何人かに聞いてもここ「大四川888」以外には無いという。中国系アメリカ人も少ないということか。
そう云えばインド料理店も韓国料理店も殆ど見掛けないし、日本料理店だって怪しげなのが2、3軒あるだけ。ヒューストンへ行くと結構あるらしいが、ベイタウンは基本、ちょとだけイタリア料理と、アメリカ料理、メキシコ料理しかなさそう。そういう意味ではベイタウンはやっぱり田舎町で、ディープなアメリカなのかも知れない。
この「大四川888」は、ベイタウンを含めヒューストン界隈に6店舗ある(HPはこちら)。入ると店はそれなりに広いが、客の入りはせいぜい3割程度。どこも満員御礼のアメリカ料理店やメキシコ料理店に較べれば違いは明らか。
ビールはごく一般的にバドライトを注文。瓶のまま出てくるのでそのままラッパ呑み。メニューをつらつら眺めると、それなりに料理は豊富だが、その種類は日本で喰う中華とはちょっと違う。どちらかというと、東南アジア系の味付けを予想させる。
先ず、Minced Chicken in Lettuce Wrap(鶏挽肉のレタス包み)($8.95)、Fried Spring Roll(揚げ春巻)($2.95/4 pcs)、Steamed Pork Dumplings(蒸し餃子)($5.95/8 pcs)の3種類を注文。出て来た料理を見ると、鶏挽肉のレタス包みはかなりのボリューム。餃子もやたらと皮が厚いので食べ応えがある。結局、この3種類だけで十分腹が一杯になった。

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ベイタウン滞在3日目。食材の買い出しがてら、今回初めて外食することになった。同行者を含め4人で入った店の名前は「パイプライン・グリル」という、いちおうベイタウンでは有名店らしい。「パイプライン」と聞くと、先ず原油や天然ガスの輸送管を思い浮かべるが、同時にベンチャーズの曲名だったことも思い出す。
こちらの店はそんなイメージとはちょっと違っていて、店内のあっちにもこっちにもTVモニターがあって、しかもベースボールだけでなく、ソフトボールやバスケットボールなども放送しているので、いわゆるスポーツ・パブという感じ。店内はかなり賑わっていて、入口で多少待たされた。
ここはごく一般的なレストランで、しかもアメリカ料理店だとのこと。アメリカ料理というジャンルがあるんだ、と少々感心。メニューを覗くと、もちろんビーフはあるが、シーフードもそれなりにある。そこでどうせこの先ビーフばかり喰うのだろうから、ものは試しとシーフードをチョイスしてみる。
シーフードコンボ($15.75)は、キャットフィッシュ(2ピース)、シュリンプ(6ピース)、オイスター(6ピース)のなかから2種類を選べるしくみ。キャットフィッシュとオイスターにしてみた。
出てきたシーフードコンボは、付け合せのインゲン豆も含め、1人前というには余りに多過ぎるが、残ったら持ち帰りができるとのことなので安心。キャットフィッシュもオイスターも、どちらも唐揚げ風で、既に味がついている。日本の世間的にはカキを揚げると云えばフライが普通だが、カキのから揚げとなると、先ず日本では聞いたことがない。
味はまずまず。これを地ビール(シャイナーボック)と一緒に喰えば、何となく気分はテキサスだ。

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PIPELINE GRILLのHP: こちら

新宿へ到着したのは三人。今宵は、思い出横丁が二度目の和尚も一緒なので、やっぱり思い出横丁へ向かう。いつものように、中通りから店を物色。今日も変わらぬ混雑ぶり。つるかめ食堂はつい先日入ったばかりだし、他の店は岐阜屋も含めどこもぎっしり。
仕方なく今度は線路通りに出て店探し。すると、さっき中通り側から見た時の岐阜屋はいっぱいだったが、こちらからは入れそう。リュックサックは店の角に積んで、上手い具合にカウンターの角に滑り込んだ。ここは「コの字」ならぬ「ロの字」カウンターの中華酒場。そう云えば、昔のつるかめ食堂も「ロの字」だった。
何故か、この店は一人で来ても落ち着ける雰囲気。こてこての居酒屋ではなく、腹ごしらえだけの目的で入れることも、気軽さになっているのかも知れない。
磯村英一という社会学者が、都市には家庭(第一空間)、職場(第二空間)の他に「第三空間」がある、と云ったそうな。「第三空間」とは、相互に匿名性の高い空間のことで、これにはいわゆる酒場なども含まれ、都市に住む者(特にオヤジ?)にはこの「第三空間」が不可欠らしい。しかし、この定義だけで「第三空間」の居心地の善し悪しまで展開するには何かが足りない。もうちょっと判り易い整理の仕方が無いものか。
例えば、「ロの字」や「コの字」のカウンター席だと他の客の顔が見えるが、個室風に仕切った大型居酒屋チェーン店では殆どそれが無い。少なくても家族又は職場の同僚同士で個室に入って呑み喰いしたら、それはもう「第三空間」ではない、とか。他の客と自然に目線が合う可能性があるのと、そうでないのには何か違いが生じないか、等々。それが明確に説明できれば、日本の酒場文化が更に発展する可能性が見えてきそう。社会学者の更なる研究を期待したい。閑話休題。
ともかく、2年ぶりに入店(前回はこちら)。ビールで乾杯し、また試しに「岐阜屋、なう。」とSNSに投稿してみたら、またまたアユラシ登場でびっくりした。

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高尾山で護摩を済ませ、精進料理を喰った後は高尾山口駅から京王線に乗車。今日は高尾山温泉には寄らないが、プラットホームから眺める限りでは人影もまばら。こういうタイミングで来るのが一番良さそうだ。
府中駅で下車。少々買い物を済ませた後、多少のどが渇いたので伊勢丹の9階に行ってみる。この時間で一杯ぐらい呑める店となると、蕎麦屋の「長岡小嶋屋」か「AGIO」か。日本酒よりもワインが呑みたい感じもあったので、「AGIO」にしてみた。この店はチェーン店で、以前、柏で入ったことがあった。
中に入るとかなり空いている。仕事が忙しくて昼食を喰いそびれたさらりーまんか、買い物の途中でちょっと一息入れている有閑マダムがいるくらい。席はどこでもどうぞ、と云う感じ。フロア店員はほぼ全て女性。それも子育て中のママさん店員が多いような気がする。この店が、というよりも平日のこの時間帯だから、なのかも知れない。
調べてみると、「三笠会館」が経営するイタリアンで、地中海に面した街のマーケットレストランがコンセプトとのこと。確かに、「サイゼリア」よりは内装に金を懸けている感じだ。
白ワインを頼むついでに、前菜の盛り合わせ(1,280円)も注文。さして珍しい料理が入っているわけではないが、まずまずの品揃えで、たまには暇な平日の昼下がりに、本を持ってこのような店に寄ってのんびりするのも悪くない。 

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今日の宿が和風だから、ランチは洋風にしようと、ネットで色々検索した挙句に、宮ノ下にあるイタリアンに入ってみることにした。混んでいると困るので、しっかり予約も入れた。「ソラアンナ」という店で、宮ノ下の駅から坂を下って来て、バス通りにぶつかる角にある。3階建ての小さなビルの1階。上はオーナーの住居なのかも知れない。
外装はまったく飾らない。部分的に赤い窓ガラスを嵌めているところが、何となくイタリアっぽく感じるだけで、至ってシンプル。中も同様の雰囲気で、左手が厨房とカウンター、右手にテーブル3つ。全部合わせても10数人入ればいっぱい、という店の大きさ。店側は男女一人ずつ(オーナーシェフと奥さんか)。シェフは、コックコートでは無く普段着姿。そのうち、小さな子どもが仕事着姿で現れた(とはいえ、まだ手伝える程の年齢ではない)。先客はひと組2名。あとから予約客がひと組3名と、飛び込み客ひと組4名がやってきた。
ランチメニュー(1,650円税込)はスープと前菜とパスタのセットのみ。前菜とパスタは、其々いくつかある中から選べるスタイル。呑み物は先ず、ビール。その後はハウスワインをデカンタで注文。ワイングラスには店の名前が刻まれている。ミディアムボディで、思った以上にスパイシーだが、スカスカ呑める。
料理の最初はスープ。食べてみると、どうやら卸した大根らしい。ちょっとびっくりした。味付けは塩とオリーブオイルと、極めてシンプル。前菜はなかなかのボリューム。ブルスケッタは2種類(食材は何だか忘れた!)、肉のコンフィ(中身は忘れた!)も2種類出て来た(と思うが、ワインを呑み過ぎて忘れた!!)。
パスタは「駿河湾産シラスと露地野菜のオレキエッテ」と「和豚もち豚のラグー・フェットチーネ」をチョイス(勿論、覚えていたのは小生の頭ではなく、カメラ!)。何れも、ハーブやスパイス、にんにく等は抑えめで、基本的に素材の味を大切にしている。こういうイタリアンも悪くない。

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ソラアンナのHP: こちら 

まだまだテキサス話。3日目の夜は、イタリアンレストラン。3人で「Antonio's Italian Grill & Seafood」という店に入った。実はホテル内にあるダイニングで軽く済まそうかという話が出ていたのだが、何故か金曜日はドリンクオーダーのみであることが判明。食事は一切なし。花金だから(アメリカ風では、TGIFだから)、コックは何処かに呑みに行ってしまうようだ。
ならば、その代わりにホテルのすぐ隣(せいぜい100m先)にあるハンバーガーショップへ、歩いて行こうかという話にもなったのだが、こちらに長期滞在中の人曰く「徒歩は危険、特に夜は。」とのこと。確かに、こちらに来て3日間、道を歩いている人を見掛けたことがない。車道わきにはちゃんと歩道はあるし、交差点には歩行者用の信号もあるのだが、長く滞在している人でも、歩行者を見ることはまず無いとのこと(実は昨日、自転車に乗った人を見掛けたが、これは歩行者以上に珍しいとのことで、大いに盛り上がった)。車の移動の方が便利と云うだけでなく、安全上の理由で歩けないとは、なんだか歪んだ社会を感じる。
「Antonio's」の店内の雰囲気は、くすんだ白壁と赤レンガ、イタリアンと云うよりも、やや古びた「サイゼリア」風と云った方がしっくりくる。客はそれなりに入っているが、静か。昨日のステーキ屋や一昨日のメキシコ料理屋に較べると、客層が大人しいし、入口で順番待ちと云うこともない。
直ちにテーブルへ通され、先ずビールを注文。銘柄はここでもやっぱり「Shiner Bock」。その後、赤ワインをデカンタで注文。辺りを見ると、他のテーブルではソフトドリンクを飲んでいる客が大部分。ビールはチラホラいる程度で、ワインを飲んでいる輩は皆無。車でやって来ているせいもあるだろうが、アメリカ人は呑み気よりも喰い気なのか。コーラでパスタを喰う奴の気が知れない。
アンティパスト、ピザ、パスタ、シーフードを各々1品ずつ注文してシェアする。ピザは普通に美味い。パスタはトマト味。ボリュームは十分すぎるが、全然、アルデンテではない。日本の洋食屋でハンバーグの付け合わせに出て来るやつ(≒イタリア料理とは別物)と同程度。アルデンテに拘るのは、イタリア人と日本人くらいのものらしい。
でも、しめてひとり20ドル程度で、味的にはまずまず、量的には十分すぎるくらいで、まあ満足できた。メキシコ料理店よりも、ステーキハウスよりも劣る理由は見つからないが、何故かアメリカ人には受けないようだ。

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2日目の夜は、ステーキハウスに連れて行ってもらう。テキサスに限らず、アメリカと云えばビーフステーキ、1回位は洗礼を受けなくてはならない。6人で入った店は、「Texas Roadhouse」というステーキハウスチェーン店。比較的安くて美味い、との評判。ここも昨日のメキシコ料理店以上に混んでいて、入口付近は大混雑。巨体アメリカ人に囲まれて息苦しい。
その一角に、樽に入った殻付きピーナッツが大量に置いてある。どうやらこれもご自由にどうぞということらしい。紙の袋まで置いてあって、なかには袋一杯のピーナッツを持っていく奴もいる。アメリカでは太りたければ簡単だ。
やはり30分以上待たされてテーブルへ。みんな、思い思いに肉を注文。小生は8オンス(約230g)のサーロインステーキとエビのコンボ(US$17.49税込、サービス料別)にした。日本人だったら12オンス(約340g)ぐらいがいいところだが、アメリカ人は20オンスぐらい平気で喰っている。
Blue Moonという名のビールを呑む。Hoegaardenに近い、いわゆるホワイトビール。クラフトビールとしては(つまり、ミラーとかバドワイザーは別にして)全米No.1だそうな。ビール自体、それなりに冷えているのだが、そのせいではなく、泡を立てないように気遣って注がれている。
ステーキの前に、CACTUS BLOSSOM®という名(サボテンの花という意味)のフライド・オニオン、RATTLESNAKE BITES(直訳するとガラガラヘビの咬傷!意味不明だが、病みつきになるほど毒があると云いたいのか!?)と云う名のチーズボール、TATER SKINS(ジャガイモの皮)と云う名の、ジャガイモにチーズとベーコンとサワークリームが掛かったものが出て来た。どれもまずまず美味いが、見るからに高カロリー。味見だけで止めておく。それにしても、喰い物の色が総じてブラウン系だ。これがテキサスらしさか?
やがて、ステーキが続々到着。ミディアム・レアを頼んだ筈だが、ほぼウェルダンで出て来た。他の人のはちゃんとミディアム・レアなので、焼き方を失敗したのか、オーダーを勘違いしたかどちらかだろう。ま、いいか、とパクつくが、赤身肉をウェルダンにすると、残念ながらパサパサ感が否めない。
隣りのテーブルでは、誕生日だという女の子を、店員が祝福するパフォーマンス。何故か女の子はロデオ練習台のような鞍の上で座らされている。テキサスで晴れの舞台と云えば、馬上ということなのかも知れぬ。周りの客もそれなりに祝福。テキサスの文化を垣間見た感じがした。

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ベイタウン初日の夕食は、日本人11人でメキシコ料理屋に行くことになった。右も左もわからないし、足も無い小生は只、付いて行くだけ。着いたところは「El Toroto」という巨大メキシコ料理店で、駐車場だって日本の一般的スーパーマーケットよりはるかに広い。客は、家族連れが多いようだ。男女を問わず、揃いも揃って横幅が大きい(≒太い)。日本人のメタボなんて、可愛いもんだ。
カウンターで受付すると、大きさはCD保管ケースぐらいのプラスチック・ボックスを渡される。これは現在、満席のため、席が空いたら音と光で通知する、いわゆるポケベルらしい。大方の客は、ロビーではなく、車の中で待っている模様。ロビーの椅子は、我々日本人だけが占拠した状態。
辺りを見渡すと、ロビーの一角にはソフトアイスクリームの機械が置いてあって、みんな勝手にコーンに取って、もりもり喰っている。どうやらタダらしい。アイスクリーム好きには天国だろう。だからと云って、そんなに喰ったら夕食に差支えるのでは、と思うのは基礎代謝が落ちた(あるいは元々少ない)日本人だけのようである(日本人でも喰っている奴がいたが)。
やがてポケベルが鳴り、席へ通される。大人数だったせいか結局、30分近く待たされた。席に着いてメニューを眺めると、英語とスペイン語の表記。使用食材名は書いてあるが、絵や写真は無いので、料理のイメージがし難い。何度も来ている方にお任せして適当に注文。ファジータ(スペイン語読みではファヒータ)に、チキンやビーフ、シュリンプを付けたものを頼んだようだ。
その前に、先ずはビール。全員揃って「シャイナーボック(Shiner Bock)」を注文。シャイナー(Shiner)とはテキサス州にある小さな町で、このビールを醸造する会社「スペッツル・ブルーワリー」の所在地。ボック(Bock)は、ラガーと同じく下面発酵によるビールの一種を意味するが、あまり日本では聞かないタイプ。「シャイナーボック」は、テキサスでは有名なビールの様である。瓶のままラッパ飲み。それ程ライトではなく、割と普通に美味い。
やがてファジータが出て来る。グリルしたチキン、ビーフ、シュリンプ以外に、トルティーヤとフライドライス、スープ、サラダが付いてくる。トルティーヤにチキンやサラダやサルサソース等を挟んで喰らう。味はまずまずだった。トルティーヤは一人分6枚あったが、半分喰うのが精一杯。フライドライスにはまったく手が付かなかった。
注文し過ぎであることは間違いないが、このくらいは、他の現地人は普通に喰っている。まったく恐れ入る。あれだけ大きいからそれだけ喰えあるのか、そんなに喰うからあんなに大きくなるのか、良く判らない。たぶん、両方だろう。彼らのバリバリ喰う姿を見えていると、何となく食欲が萎えてくる。「千と千尋の神隠し」の冒頭のシーンを思い出した。

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アユラシが山形から週末帰ってくるという情報をキャッチし、月曜のできるだけ早い時間に会うことにしたが(アユラシは午前中に用事が終わると云うので)、そういう時に限って仕事はすんなり終わらないもの。それでも何とか、午後3時前には会社を出ることができた。
待ち合わせは東京駅「銀の鈴」。昔はそれこそ、その下に待っている人々の中から目当ての人間を探し出すのが一苦労ぐらい、混み合っていたが、昨今は待ち合わせ場所が多様化したせいか、銀の鈴が地下に移動したせいか、探し出すということも無く、直ちに見つけることが出来る。
今夜、東京発の「つばさ」で山形へ戻るとのことなので、近場の店に入ろう、せっかくだから以前入った「ふくべ」に行こうということになったが、ググってみると「ふくべ」は16時30分オープン。ならば、それまで何処かで時間調整しようと、八重洲地下街へ。
ここでどうだろう、となったのは「イタリアンバール オット」。なかなか小洒落た外観。この時間でもビールが呑めるのであれば、なにも文句はない。「オット」はイタリア語で数字の「8」だから、「八重洲」の「八」に掛けているのだろう。ティータイムの様な時間だが、この店はさすが、バールを標榜しているだけあって、何時でもディナーメニューを注文できるとのこと。ここの開店は朝8時。ってことは、朝からビールが呑めるってことかな?
ここのスタンダードビールは、何故かハイネケン。あんまりイタリアでビールのイメージが少ないせいか。ともかく、ハイネケンエクストラコールド生(中640円税別、以下同様)を頼む。ビールだけだと少々さびしいので、本日のアンティパスト盛り合わせ 3種(710円)も注文。メニューを見る限り、それぞれちょっと高めかもしれないが(しかしハウスワインは結構リーズナブルとみた)、これですっかり気分はバール。16時20分頃まで暫し憩い、店を出た。バールで、軽く一杯だけで(しかもたいていは立呑みで)すっと出るのがイタリア的でもある。

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イタリアンバール・オットのHP: こちら
 

今年の月いち居酒屋ツアー第1弾は、オヤジの街、新橋。日頃、埼玉県と千葉県との間を往復しているだけの田舎者にとっては、新橋の呑み屋街の灯りがやけに眩しい。今日は少々会社をフライングして(勿論、ちゃんと半日年休を取って)出たので、少しの間、馴染みの呑み屋街をうろつくことができた。
彷徨う程に、知っていた店が無くなり(特に、居酒屋「均一軒」が無くなったのは大ショック。この店のアジのたたき(いわゆる、なめろう)はもう、絶品だった。例えば、この方のブログをご覧あれ)、新たな店が出来ていたりと、いつの間にやら随分様変わりしていた。もう、かなり浦島太郎状態になってきた。
今日の店は中華。新橋には勿論、中華料理店は掃いて棄てるほどあり、これまで何軒も入ったことがあるが、やや虎の門寄りにある、この「故郷 味」という店は初めてである。このツアーでは、良い酒をちょびっと呑むよりも、安い酒を大量に呑みたい(って、そんなに呑むトシじゃなくなっているのに)という圧力が常に懸かっているため、このような店に引っ掛かる確率が高い。店は地下。階段を下りて行くと、シンプルな内装。
まずは、生ビール(中480円、小380円税別、以下同様)だが、その後は紹興酒(三国演義5年もの、1,190円/ボトル)にする。ウィスキーダブル(760円)を呑む方もいるし、酒に飽きてジャスミン茶(300円)を飲みたいという方もいて様々。
つまみは、羊肉串(150円×5本)、煎餃(450円×2)、上海小籠包(480円×2) 、川味竹筍(680円)、回鍋肉(880円) 、搾菜(580円)、麻婆茄子(980円)。
餃子は、ここでは「煎餃」。最初から焼くのではなく、茹でた後に焼くと「煎」になるらしい。頬張ってみると、明らかに八角の香り、もしかすると五香粉が入っているようだ。中国東北スタイルって感じがする。羊肉串は、とにかくスパイシー。クミンの香りもするが、少々トウガラシが利き過ぎている感じ。川味竹筍は、細身の筍に辛味噌が掛かったもので、珍しい。
正直云って何れも、特に美味い訳ではないが、そこそこの味でしかも(とりわけ飲み物が)安いというのが、この店の特徴の様である。大人数で安くやりたい場合にはいい店だと思う。 

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ダリ展を見に行った。ダリの作品を見たのは、モンマルトルにあったダリ美術館以来、随分久しぶりだ。ダリというと、柔らかい時計や宇宙象の印象が強いが、今回の展覧会ではそのような作品は少なかった。如何にして、あのようなダリの世界が出来上がったのか、というところに主眼が置かれていたようだ。
ダリ展のあと、昼時は六本木へ。折角だからと小洒落た店に入るのも良いが、ちょっと気になっていたビリヤニの店があったので其処にしてみた。マレーシアでビリヤニの美味さに目覚めた小生としては、この頃、インド・パキスタン料理店があれば、カレーは二の次にして、ビリヤニを試してみたくなる。ここ六本木にある「サヒファ・ケバブ・ビリヤニ」も、店名にビリヤニが入っているくらいだから、素通りは出来ない。
場所は東京ミッドタウンから六本木交差点へ向かってすぐの左側。小さな雑居ビル1階の奥にあり、表に看板が出ていなければ素通りしそうな程、目立たない店。店内は照明がやや抑えめで、ランチ時とは思えない雰囲気。先客は一組のみ。日本語が達者なインド人ウェイターが二人、奥の厨房にいるのもインド人だろう、早口のヒンドゥー語(?)らしき会話が聞こえて来る。勿論、BGMもインド音楽だが、店内に飾られている絵画は現代アート。
ランチメニューを暫し睨む。ビリヤニにはラム、チキンとベジタブルの3種類があるようだ。少々迷ったが、注文したのは、ラムビリヤニ(1,855円税込、以下同様)ライタ付きと、タンドリーチキン 1P(810円)。豆のカレーもおまけで出して呉れた。それとやっぱり生ビール。カミさんは、アプサナランチ(1,080円)でカレー3種類(シーフード、野菜、豆をチョイス)とナン、サラダのランチセット。
カレーセットはともかく、タンドリーチキンとビリヤニはちょっと高めか。六本木価格なのかも知れぬ、と思ったが、出て来たタンドリーチキンを見ると、かなりのボリューム。独りだったら、持て余す大きさだ。齧ってみると、んまいっ。味付けもしっかりしていてとてもスパイシー。そんじょそこらのタンドリーチキンとはちょっと違う。
ビリヤニも、ボリュームたっぷり。大ぶりのラム肉が中に隠れている。様々なスパイスがふんだんに使われているが、ハーモニーと云うか、バランスが実にいい。こりゃ、レベルが高い。きっとディナーだったら様々な料理が楽しめるだろうが、ビリヤニを喰う以上は、余りよそ見はできない。次回はやっぱりランチどきに、ベジタリアンのビリヤニにトライしてみたい。 

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月いち居酒屋ツアー。今日は、7月の「新竹」以来の中華料理屋にしてみた。湯島にある「萬華」は、2時間食べ放題呑み放題でなんと2,980円(税別)という店。ここの料理の系統は、香港料理の様である。皆さん、基礎代謝はすっかり落ちていて、食べ放題なぞ全く無用の筈だが、何故か、好きなだけ喰えるという、幼少期から刷り込まれた魔法の力には、なかなか抗し難いようである。食べ放題と云っても、ビュッフェ形式ではなく、都度注文するスタイル。メリットは出来たてを喰えるところだが、勿論デメリットもある訳だ。
千代田線の湯島駅から至近なので、それほど遅れずに到着。小生以外の5人は既にがんがん呑んでいるが、料理がなかなか出て来ない、とぼやいている。この店は、テーブル席が壁で仕切られて、個室の様になっているためどれだけの客が入っているのか、良く判らないが、調理が滞るほど客が入っているのは間違いなさそうで、「料理はまだか」のつぶやきが壁の向こうからも聞こえて来る。
それにしても、なかなか出て来ないのは確かのようである。もしかすると、時間制なので、ゆっくり作る作戦に出ているのかも・・・、と邪推したくなる。給仕は、チャイナドレス姿の若い中国人女性がひとりだけだが、料理のペースを見れば、それでも何とかなるのかも知れない。
漸く出て来たのは、海老チリと豆苗炒め。海老チリはごく普通だが、豆苗はシャキシャキで味付けも程良い。とりあえず、なんとか落ち着いたが、その後がまた滞ることになり、酒を呑みつつ、じりじりするうちに残り時間半分が経過。
するとそれ以降、とたんに流れ始め、次々に料理が到着。牛肉ときのこ炒め、ピータン、クラゲの冷菜、小籠包、焼き餃子、豚角煮、海老マヨ、炒飯と、怒涛の料理攻撃。なかなか料理が来ないので、これでもかと頼んだものが一気にやってきて、頼み過ぎたのでは、と後悔先に立たず。喰うのに精一杯で、呑んでいる場合ではない。2時間の期限が来る頃には、もう満腹で何もする気が起きない。料理を残したら罰金、と脅されていたので、何とか平らげることができ、ほっとする。この店の戦略に、まんまと嵌ったのかも知れない。

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天気が良ければ、今頃は権現岳からの眺めを堪能していた筈だと思いながら、現実は甲斐小泉駅傍にある、「平山郁夫シルクロード美術館」で絵画鑑賞。この美術館に、ラクダキャラバン隊の絵が、8枚も並んで展示されているとは知らなかった。なかなか壮観。美術館内には、「キャラバンサライ」という小粋なCaféがあるのだが、まこと残念ながらソフトドリンクのみ。せめて地ビールぐらい、置いて貰いたいものである。
絵画鑑賞の後、女子連は、日本名水百選のひとつにもなっている「三分一湧水」を見に行くとのことで、ならばこちらは、何処かでひとやすみ(≒取材)しようかと、直ちにネット検索。偶々見つかった店は、甲斐小泉駅の目と鼻の先。上手い具合に11時開店、との情報の店は「亜絲花」(あしはな)という名のフレンチレストランだが、ドリンクだけでも入れてくれるだろうと思い、行ってみる。
建物はログハウス調で、中はやや薄暗いが真っ白いランチョンマットとグラスが奇麗に並んだテーブル席。まだオープンしたてで早いせいか、客はまだ誰もいない。なんちゃってフレンチかと勝手に思いこんでいたので、こんな処に(と云っては失礼だが)、かなり本格的である。奥に声をかけると、程なく現れた(たぶん)オーナーシェフの方に、飲み物だけでも良いか尋ねると、その場合は表のウッドテラス席になりますとのこと。それはむしろ望むところだ。
飲み物(全て、一律500円税込)でアルコール類となるとグラスワインのみ。赤をいただくことにした。外と云っても、日影で在れば、それなりに涼しくて快適。やはりここは高原だ。AQUOSタブレットで本を読みつつ、ワインを舐める。ふと思いついて、この店のHPでもないかとネット検索すれば、見つかった。そのHPを見ているうちに、ここのオーナーシェフは、2012年まで、大阪で「ラトリエドゥニシタニ」というフレンチレストランをやっていて、その後こちらに移って来たのだと知る。HPには回想録まであって、かなり読み応えがある。
読んでいるうちに、段々、ドリンクだけでは惜しいという気がしてきた。是非今度、ディナーを食べに来てみたい。そのためには、近くの宿に素泊りするか、近所に別荘を持っている人と仲良しになるかが必要だろうが、そのくらいの価値は有りそうな気がする。
そうこうしているうちに、そろそろ女子連が史跡見学から帰ってきそうな時間だ。こちらも駅に戻るとするか。

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亜絲花のHP: こちら

会社帰りに、カミさんと待ち合わせて、神田神保町にあるバル「マラケシュ」に行ってみた。ここは、「カギロイ」や「ビストロ・アリゴ」と同じ夢屋系列の店。それが証拠に、このバルも古い町家を改装したスタイル。外観もかなり質素な店で、看板が出ていないと、ぱっと見、飲食店には見えない。店主に訊けば、この建物は、かつては某本屋の倉庫だったとのこと。
今日も蒸し暑い一日。エアコンが、ガンガンに利いた処に入りたい感じ。ところが、店は全面が開け放たれていて、我々の席は、カウンター席の一番、道路側。だいぶ残念な気持ちになりかかったが、一足店内に踏み入れれば意外に涼しい。これなら大丈夫そうだ。エアコンが利きが良いというよりも、高い天井と天井扇があるおかげかも知れぬ。店内を見回すと、吹き抜けの奥に2階の席が見える。総じて、客層は若者が多い。我々は明らかに最年長である。
メニューを眺めると、ビールやワインは、第3世界のものが多い。ビールは、モロッコやチュニジア、レバノン、ペルーなど、日頃聞いたことが無い産地ばかり。ワインも、フランスやイタリアだけでなく、ハンガリーやルーマニア、トルコなどなど。イスラエルのヤルデンもあった。モロッコやチュニジア、トルコなんてイスラム圏だから、アルコールは御法度かと思いきや、意外と寛容なのだ。この店は、酒のバリエーションに、かなり拘りをもっているように感じる。
小生は、喉を潤す一杯目はやはり日本のビールにしようと、「プレミアムモルツ」をグラスで。カミさんは「カサブランカ」という名のモロッコビールをラッパ飲み。ビールで喉を潤した後はワインでも。様々なボトルがあって魅力的だが、今日は1本呑み切れそうにないので、グラスワインを注文。赤ワインは、ブルガリアのソリ・ピノノワールにしてみたが、かなりスパイシーで熟成感もたっぷり。ブルガリアのワインなんて、たぶん呑んだことは無かったが、美味くてびっくり。こんな値段(680円)で呑めるとは、CPも高いと思う。白は、グルジアのルカツィテリ(580円)を呑んでみる。これは、可もなく不可もなく普通に美味い、まあこんなものか。
料理もエスニックが主体だが、明らかに和テイストな、カツオのカルパッチョや天然鮎の焼きものもあって、不思議な品揃えである。先ずはポテトサラダと、オードブル3点盛りを注文。ポテトサラダは、マヨネーズを使わないタイプ。かといってオイルを使っている風でもないのに舌触りは結構、滑らか。オリジナリティを感じる。
オードブルは、クミン等のスパイスを使っていてアラビアンな香り。気になっていた、カツオのカルパッチョや天然鮎も注文。鮎は塩焼きではなくオイル焼き。塩は3種類あって、お好みで振りかけるようになっている。
どれも、それぞれ、味付けが面白いので飽きない。大人数で、ワイワイガヤガヤ呑んで喰うには、少々勿体ない。酒も料理も、他にはちょっと無いので、普段呑みというよりも、しっかり酒と料理に向き合うために来るか、気分転換に来る店として良さそうだ。

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バル・マラケシュのHP: こちら 

月いち居酒屋ツアー、今回は中華料理の店にしてみた。勿論、ひとくちに中華料理と云っても様々あるが、その中から「客家料理」の店をチョイス。ご存じのように、客家は土地の名前ではなく、民族の名前なので、様々な地域に分散してその土地の料理とも融合しているので、客家料理も実に様々。今回の店「新竹」は、台湾客家料理とのことである。
しばらくクアラルンプール近郊に住んでいたので馴染みがあるが、マレーシアにも客家料理が普及している。むしろ、福建料理なども含め最早、マレーシア料理の一部になっている。日本では聞き慣れないが、きっとマレーシアにも客家人が移住して、独自の進化を遂げたものと思われる。
「新竹」の所在は御徒町(住所は台東区台東)だが、ガード下界隈の賑やかな場所からは少々離れていて、むしろ寂しい雰囲気の路地裏にひっそりとある。店に入ると、いくつかある円形テーブルはほぼ埋まった状態で、繁盛している様子だ。いつものように、小生以外はとっくにビールから紹興酒に切り替わって、もう良い調子になっている。
今回頼んだ料理は、「客家飯」、「豚レバーの冷製」、「新筍蒸し物」、「牛筋肉の煮込み」、「客家豆腐」、「空芯菜のにんにく炒め」、「トマトと玉子炒め」、「台湾高菜と豚バラ醤油煮」を注文。豚レバーは柔らかく、しっかりと味が染み込んでいる。新筍は、穂先でもないのに柔らかで、トウモロコシのような甘みがある。思わず美味い!と云いそうになる。これは珍味と云っても良さそうだ。他の料理も、しっかり味が付いているのが特徴か。
これらのなかで「客家飯」と「台湾高菜と豚バラ醤油煮」は、かなりマレーシアの客家料理に近いものだった。そう云えば、クアラルンプールの中心街にあった客家レストランは、この豚バラ醤油煮を饅頭の生地に挟んで喰うのだが、これが絶品。あ~、無性にマレーシアの経済飯(例えばこんなシロモノ)が喰いたくなった。

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塩山からの帰りはやっぱり立川で途中下車。今日は肉好き生臭和尚がいるので、ここが宜しかろうと事前に予約を入れた店があった。店の名前は「諸国のみくい My TaBReW(マイテーブル、と読むらしい)」と、だいぶ変わっている。変わってるのは名前だけでなく、建物の外観もかなりユニーク。
実はこの建物、以前、このちゃん、菊丸、タマちゃんと入ったことがあった店(その頃の名前は失念!)が、そのままの外観で、しかし中はだいぶ様変わりした状態で、全く別の店になっていたという訳。店に入ると、左手もテーブル席は20人ほど、何処かの会社の呑み会らしく、ビンゴゲームなどやっていてだいぶ盛り上がっている。今どき、そんなことをやる会社もあるんだ、と少々新鮮。
我々は、もう少々密やかに、山の反省会というか打ち上げ。そう云えば、今回の山で反省すべき点はさしてないが、強いて挙げるとしたら、柳沢峠茶屋の「不定休」に対する想定だろうか。もしも今日の状況が「不定休」に該当すると想定出来ていれば、柳沢峠には向かわずに、途中の横手山峠から落合に下る選択肢もあった。そうすれば、落合BSの目の前にある「田辺屋商店」で、またビールを呑むこともでき(前回の訪問はこちら)、15時30分発のバスにも乗れた。惜しいことをした。
さて、個人的反省はともかく、「諸国のみくい My TaBReW」。ここのウリは、クラフトビール。この頃、クラフトビールは、単なる流行りではなくすっかり日本に根付いたような気がする。我々日本人にとってビールとは主にラガービールのことだが、世の中にはエール系のビールが山ほどあり、それを知らしめたのがクラフトビールだと思う。
様々な種類が並んだメニューを睨み、皆、思い思いのビールを注文。小生はこの頃、IPA(インディア・ペール・エール)に嵌っているので、国産クラフトビールの中からファーイーストブリューイングの東京IPA(750円/350ml税込以下同様)にしてみた。これは瓶入りではなく樽生。度数は7.5%と少々高め。ホップがガツンと利いているが、香りもなかなかで美味い。ラガーに負けない喉越しで満足度は高い。
料理は、トムヤム水餃子(760円)、ジャーマンポテト(680円)、牛ほほ肉赤ワイン煮込(950円)、黒毛和牛肩ロースステーキ(1,800円)、自家製タンドリーチキン(690円)とがっつり系を注文。他にもエスニック系の料理も豊富。ビールの種類も含め、まだまだ暫く通っても楽しめそうである。

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今回の軽井沢での夕食は、中軽井沢の、目立たない一軒家風のレストラン「無限」。外観から見て、レストランとして誂えた建物では無さそうだ。元は誰かの別荘か。玄関から中へ入ると、かつて応接間だったようなメインダイニングに、テーブルが5つとカウンター席があり、我々がテーブルに着くと丁度満席の状態。しかし、他にも部屋があるようだ。半分くらい、厨房の中を覗ける。料理を作っているのはシェフひとり。ウェイトレスは3人。うちひとりは奥方かも知れない。
ここは箸で食べるフレンチということで、カジュアルな店。黒板に書かれたメニューを眺め、アラカルトで頼むことにした。どうせコースを頼むと、後で腹がパンパンになって後悔するに決まっている。
前菜の盛り合わせ(値段失念。1,500円くらい)や、あじのカリカリ焼きと玉葱のロースト(1,300円)、海老の春巻(650円)、鶏のロースト(???円)、牛フィレと大根のステーキ(1,940円)、バジリコとトマトソースパスタ(値段失念。1,200円くらいか)を注文。フレンチとは云いながら、和洋中、イタリアンの要素も取り混ぜた、無国籍(多国籍?)風な感じもする。鶏のローストに振りかかっていたのは、どうみてもガラムマサラのようであり、タンドリーチキンを思い起こさせる。これも「カジュアルさ」のうちかも知れない。どれもこれも、味付けは申し分ない。
ワインリストはとてもぶ厚い。一応、ひと通り眺めた後、選んだのはイスラエル産のヤルデン(YARDEN)メルロー。ちょっと気張って注文したが、文句ない美味さ。余韻の長さも申し分ない。コスパは非常に高いと思う。日常的に呑むにはちょっと値が張るが、ちょっと気取って呑むには相応しいワインと云える。今度、シャルドネも試してみたい気になった。
造り手は、ゴラン高原にあるワイナリー、その名もゴラン・ハイツ・ワイナリーだそうだ。つまり1967年に起こった第3次中東戦争でイスラエルがシリアから分捕った土地。「YARDEN」とは、ヘブライ語でヨルダンのことらしい。ワイナリーが旧シリア領にあって、ワインのブランド名がヨルダンとは・・・、我々極東の人間には良く判らぬ。
それにしてもこの店は、ワインの在庫が素晴らしいが、値段もかなりリーズナブルなものから、ひーっと云いそうになるくらい高価なものまで、守備範囲が広い(下は3,000円台から上はン万円まで)。一般的に、このようなレストランであれば、小売価格の3倍ぐらい取るのが普通だが、ここはせいぜい2倍程度でとても良心的である。
飲み物を別にすれば、料理はひとり3,000円程度。こういう店が近くに欲しい。 家から自転車で行ける位の距離にあったら、毎月でも通いたい。ここは冬になるとジビエ料理を出すらしい。それも魅力的だ。偶には、冬の軽井沢も良いかも知れない。

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万平ホテルのチェックイン(午後3時)まで時間があるので、ちょっと旧軽井沢までぶらぶら。途中にある軽井沢会テニスコートを覗きこむと、何組かがプレー中だったが、割とカラフルないでたち。ここはウィンブルドンの如く、白を基調としたウェアが決まりごとかと思っていたら、この頃はそうではないようだ。
テニスコート通りはいつもと変わらぬ雰囲気。しかし、気が付かないうちに店は少しずつ変わっていっているようである。「わかどり」と云う鶏料理店は、いつかは入ってみようと思うだけで、未だ一度も入っていない。この時間は中休みの様子。
銀座通りへ出たら右へ。今日は日曜日なのでかなりの人出。いつもセイ・ハシモトの絵が飾られているアルテギャラリー。立ち止まると絵を買ってみたくなりそうなので、そのままスルーして更に北へ。軽井沢写真館には客が集まっている。古い写真が飾られていて、単にそれを眺めるだけの冷やかしの客が多いが、なかには明治・大正ロマンのアンティークドレスを身に纏い、記念写真をとってもらう客もいる(撮影料として4,000~5,000円かかるようである)。更には、そのいでたちのままオープンカーに乗って、旧軽井沢内で野外撮影するツアー(?)まであって、若者には受けているようだ。たしかに、オジサン、オバサンではあまりサマにならないと思う。
南に下がって土産物店を物色。小生はプライベートな旅行で職場に土産物(菓子類)を買っていく習慣は無いが(出張だったらしぶしぶ買うが)、カミさんはせっせと日頃付き合う人達(含、仕事仲間)への土産物を買い集める。女は大変である。旧軽のロータリーにはこの頃、酢重正之商店や酢重レストラン、酢重ギャラリーなどが出来ている。いつのまにか随分手広くやっているようだが、売っているものもなかなか品が良い。今度、このレストランにも覗いてみるか。
そう云えばちょっと喉が渇いたし、小腹も空いたので、その並びにある「腸詰屋」に入ってみる。以前は、軽井沢会テニスコートの傍にもあったが、いつのまにか別の店になっていた。調べてみると腸詰屋の本社は、意外にも群馬県太田市にあった。軽井沢に直営店は3店舗あるが、ここ「腸詰屋軽井沢メッセ店」 はその一つである。
店内に入ると、テーブル席に着いている客は、ちょっと休憩中の、何処かのツアーを率いて来た、女性添乗員姿がひとりだけ。遅い昼食と云うことだろうか。さすがにビールは呑んでいない。一方我々は、当然、ビール(680円税込、以下同様)は頼むとして、ソーセージだけの注文が出来ないとのことなので、フランクフルトソーセージのサンドウィッチ(380円)でパンズ抜きで注文。ソーセージはいわゆるヴァイスヴルスト。久しぶりに喰ったがなかなか美味い。もうちょっと喰いたいところだが、夕食に差支えるので我慢した。

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