山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

各国料理

明後日はインドネシア出発の日なので、もう1軒、近所の店で日本の味を楽しむことにした。このしゃれた名前の店も、地元事情通のカミさんが見つけてきた。家からは少々離れているが、ママチャリでいってみる(カミさんも呑めるので)。
目指すその店は、外観はまったく普通のイマドキの家。辺りも勿論、住宅街。入口に掛かっている札は「支度中」となっているが、もう営業開始時間の5時半。札を架け替えるのを忘れるほど立て込んでいるのか、それともまだ開店からまだ1年も経っていないので、慣れていないのかも知れない。
玄関を開けてみると(何となく呼鈴を押してしまいそうになるが)、女将がお出迎え。女将と云うにはやや若い、眼鏡を掛けたぽっちゃり系のマダム。どちらでもどうぞと云われ、窓際に着席。部屋を見渡してみても、普通の一軒家の、LDK部分がそのままレストランになった感じである。先客はいなかったが、あとから顔馴染みらしい3世代大家族がやってきて、途端ににぎやかになった。
駆けつけ一杯の生ビール(480円税込、以下同様)が美味い。メニューを開くと基本的には和だが、あまりスタイルに拘らない感じが判る。先ず前菜盛り合わせ3品(1,280円)を頼んでみたが、出てきたのは3品どころではない、賑やかなプレート。
その後頼んだのは、彩りベーコンサラダ(830円)、グリルソーセージ(1,280円)と日向鶏香草グリル(1,680円)。料理のボリュームはどれも多めな感じ。できればもう一品、カキフライも頼もうかと思っていたが、残念ながらこれでもう十分。呑みものは、オーガニックスパークリングワイン(ボトル3,500円)にしてみた。どこの銘柄か訊きそびれたが、さっぱり爽やか、いくらでもグビグビ呑んでしまいそうなスパークリング、いつの間にか呑み干してしまった。
まだまだ料理メニューは有りそうなので、次が楽しみである。そのときは、日本酒もチェックしてみたい。

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UMAMI食堂 捷の詩のHP: こちら

久しぶりに軽井沢には宿泊せず、立ち寄りで行ってみた。「プリンス・アウトレット」をぶらぶらしたあと、ランチは「軽井沢千住博美術館」のちょっと先。軽井沢は林に覆われたイメージが強いが、中軽井沢の更に南側はそうでもない。そんな一角にカミさんが見つけてきた店「TOEDA」があった。
外観はモダンな住居に見えなくもない。実際、入ると応接間に通される雰囲気。テーブルは6つほどあるようだが、我々のテーブル以外は既に埋まっていた。先客は女性同士かカップル。やっぱりフレンチってそういうところだ。
ランチは6,000円のプランのみで、アラカルトは無い。ドライバーのカミさんには申し訳ないが、先ず生ビールで喉を潤す。カミさんはノンアルビールを「美味くない」と云いつつ呑む。ビールのあとはまた恐縮しつつワインをグラスで。カミさんはノンアルワイン。強いて云えば、甘味が少なく酸味が強いぶどうジュースという感じで、まことに申し訳ない。
前菜からスイーツまで全7品。それらが淀みなく出てくる。くどくど説明は不要。とにかくどれもこれも、目で美味いし、舌でも美味い。さいころのようなパンだって美味いのでつい、あっという間に喰ってしまった。このシェフ、かなりヤルと感じる。
途中、「軽井沢産野菜/信州産キノコ」が出てくる前。女性給仕係(もしかしてシェフの奥方?)がスプーンを一瞬右に置こうとしたが、途中でやめて左側に置いた。小生が左利きであることを、どこかで判ったらしい。スプーンを左に置いてくれた店は間違いなくここが初めて、この齢になって生まれて初めての瞬間だった。
これだけで、この店がすっかり気に入ってしまった。ことほど左様にホスピタリティーは重要な要素である。軽井沢のレストランは、クオリティが高い店が多いが、ここには完全にしてやられた。またディナーに来なくてはならないと思う。

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今月の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、珍しく日比谷。偶には和風居酒屋ではなく、ドイツ居酒屋にしてみようと、ガード下にある「JSレネップ」にしてみた。この界隈には他にもドイツ料理店があって、「バーデンバーデン」や「ホフブロイハウス」には入ったことがあったが、ここ「JSレネップ」は個人的に初めて。
入口には、ドイツ風ビアガーデンによくいるメイド姿の女性が客寄せパンダ的に立っていた(小生がカメラを向けると「恥ずかしい」と云いながら逃げてしまう。それじゃ客寄せの仕事を全うしていないことにならないか?)。
中に入ると、エアコンは効いているが賑やかで熱気ムンムンである。天井が低くて換気が悪いせいもあるかも知れないが、天井の低さもビアホール的雰囲気を感じさせる。天井は低いが奥行きは結構あって、居酒屋としては大きいほうだと思う。
もう小生以外は、ばくばくぐびぐびやっている。小生の分として、黒パンとパテが1枚残っていた。ならばと、ビットブルガー・ピルス(560円税別、以下同様)で追撃開始。つまみは、アイスバインボイル(2,780円)とソーセージ 盛合せ(1,680円)、牛肉のグーラッシュ(1,490円)、ブーレッテンのマスタードグリル(1,480円)でどうだ。ドイツ出張が頻繁にある方も、ここの味は太鼓判を押した。
次のビールは、エルディンガー・ヴァイスビール(760円)にした。これはいわゆるホワイトビールで、まろやかな香り。そのあとはもうビールはいい感じなので、白ワインにした。すいすい呑んで、結局3本も空けた。結果、しめてなんと29,532円。ひとり7,383円もいってしまったが、皆さん「偶にはいいんじゃない?」と太っ腹だった。いちおう、ご満足いただけたようである。

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山行の前日(6月29日)、突然、梅雨が明けた。まさか6月に明けるとは思わなかった。予め判っていたら、もっと高い山を計画したかも知れない。今回は「エリソン・ダン・ジュール」でガーデンカフェを楽しむのが目的。それ故、嵯峨塩館前から「エリソン・ダン・ジュール」まで、日川右岸尾根を横断しようという趣向。
幸い、雨は降りそうにない(雨だとガーデンカフェは閉店になってしまう)。最高点でも1,500mに満たないので暑くなりそうだ。熱中症にならないよう、ゆったり歩く。嵯峨塩館前BSから日川右岸尾根の上までは、ずうっと樹林帯の中、気持ちが良い登り。しかし尾根の上には林道が走っていて、日向はジリジリ暑い。境沢ノ頭も山頂は伐採されているので、逃げ場所なし、立ち止まらずにさっさと下る。深沢峠まで途中、やはり炎天下。直ぐに急斜面を登って尾根へ逃げ込む。宮宕山は木々に覆われていてほっとする。
宮宕山北西尾根(仮称)は思いの外ワイルドで、踏み跡もあるような、ないような。途中、深沢峠から通ずる林道に行く手を阻まれ、法面をずり落ちることを強いられる。云わば、ここが核心部。あとは急斜面を慎重に下れば「エリソン・ダン・ジュール」は近い。下りでも随分汗をかいた。憚りながら、宮宕山から下りたその足で、この店にやって来た客は我々以前にいただろうか。
山羊が4頭もいた。草刈が目的か、それとも山羊チーズか。先客はダイニングルームに一組だけ。我々はガーデンカフェを占領。ここは木々に囲まれていて、それほど暑くないので助かる。生ビール(ザ・プレミアム・モルツ、480円)で乾杯。アルコールを呑めないくまちゃん、のんちゃんはノンアルコールビール。つまみにはシェフの気まぐれプレート(大)3~4人分(2,500円)を注文。
ビールのあとはグラスワイン白(シャトー・ルミエール、シュール・リー、480円)をいただく。その後、なんとグッチー師匠自家製のワインも試飲させていただいた。優雅な時間。山から下りてきたことを忘れてしまう。木洩れ日に包まれたガーデンでのひと時を堪能したあとは、シェフに見送られながらタクシーに乗り込んだ。次回はちゃんとランチかディナーのコースを賞味してみたい。(山の記録はこちら)

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「ホリデー快速ビューやまなし号」を立川18時25分着で途中下車。それまでの間、何処の店で打ち上げしようかあれこれ考えた挙句、久しぶりに和食ではなくスペイン料理、ホセの店「テンプラニージョ」に行こうか、ということになった。かれこれもう、三年半ぶりの入店になる(前回はこちら)。
以前は、「梅の湯」へ曲がる角にあったが、今は同じ立川駅北口でもまったく別の場所に移っており、そこへ行くのは今回が初めてだ。以前の店はアポなしでもまったく問題なく入れたが、果たして今度の店はどうか。
Google Mapを見ながら行ってみるが、それらしき店が見当たらない。Google Mapがここだと示す場所は、赤レンガ造りの古城のような外観をしたカプセルホテル(ファーストイン立川)だった。以前はラブホテルだったはず。その前を行きつ戻りつしているうちに、店の看板を発見。まさかカプセルホテルの地下階にあるとは思わなかった。同じ建物には他に、ラーメン屋、タイ料理店、インド料理店、キャバクラが入っている。なにやらカオス的カプセルホテルである。
階段を下りると、店の前に喫煙所があり、何人か屯しているなかにホセを見つけた。入れますかと訊けば、どうぞどうぞとの二つ返事。ちょっと見ない間に、髭もたくわえて腰周りにも随分と貫禄がついた。店の中は、いわゆるバル風。以前のいかにもレストラン然とした雰囲気とはだいぶ違う。共同経営者の日本人女性も、なんだか別人のようで、活き活きしている。店内は7割方埋まっている状況。スペイン系(?)らしい客もいる。
始めから赤ワインでいこうと、テレサ・テンプラニーリョ・ガルナッチャをボトルでもらう。料理は、サラダ、スペインオムレツ、イベリコ豚の鉄板焼き、野菜の鉄板焼きを注文。あの美味かったポテトサラダがメニューに見当たらず、女性経営者に申し出るとそれなりのものが出てきた。でもちょっと記憶と違う感じ。そして締めくくりはやっぱりパエジャ。シーフードパエジャにしてみる。もちろん、期待通りの濃厚な味と香り、大満足。やはりたまにはここへ来なくちゃ、と思いを新たにした。

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TEMPRANILLO TAPAS&WINESのHP: こちら

山ノ神尾根から六ツ石山に登った帰り、奥多摩駅から立川駅まで、2週間限定しかも土日だけのE257系「快速・青梅奥多摩新緑号」を満喫した。事前予想に反して結局、ガラガラ状態のまま、終点の立川駅に到着。この列車はあと3日間走ることになるが、今日と同じ状態が続くとなると、このある意味大胆な臨時列車を企画したJRの担当者はきっとガッカリするだろうし、周りの者は、それ見たことかと冷ややかな批評、評価を下すかと想像される。宣伝が足りなかったのだろうか。
季節限定どころか、毎週末走らせてほしいと思っている小生にとっても、極めて残念なことだ。皆、こぞって乗りに来て満員で座れなくなるのも困りものだが、ガラガラでは次の「新緑号」だって、もしかすると「紅葉号」の可能性も潰えることは間違いないだろう。何とかあと3日のうちに人気を挽回してもらいたい。
ともあれ、立川で途中下車。禁酒中で、普段はノンアルビールを呑んでいるくまちゃんは、今日はノンアルビールを置いていない店に入ったおかげで不完全燃焼状態。それならば、とビールの種類ではほかに引けを取らない(もちろん、ノンアルビールもちゃんとある)「諸国のみくい My TaBReW」に行ってみることにした。
およそ2年ぶりの入店。まずはやっぱり生ビール。サントリープレミアムモルツ(580円)からいただく。そのあとは「Double Hop Monster IPA」(970円)を試してみる。アルコール度数7.2%とやや高め。IBUは65。かなりガツンと来るが、甘い香りも秀逸。これはかなりイケている。
ここはビールの種類も特徴あるが、料理のバリエーションもなかなかである。和洋も悪くないけど、ウリはエスニック系だろうか。頼んだもののうち、春菊を炒めたもの(料理名も値段も???)が特に美味かった。今日はクラフトビールで始まり、クラフトビールで締めくくった山行だった。

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会社の帰り、カミさんと待ち合わせして夕飯を喰いに行く。場所は、三郷にある数少ないイタリアンレストランの「トラットリア・イル・カミーノ」。駅から歩いても10分ぐらい、周りは住宅街なので人通りも疎らである。
扉を開けるといつもの静かな佇まい。BGMはモダンジャズ。先客はおらず。どこでも自由に座れるが、席はいつものとおり、入って右端の二人掛けテーブル。
生ビール(550円税込、以下同様)で喉を潤した後、シェフのおまかせ前菜盛り合わせ(1,680円)、桜エビとアスパラのペペロンチーノ(1,280円)、真鯛とアサリの白ワイン蒸し(1,580円)、牛ほほ肉のやわらか赤ワイン煮(1,780円)と、今宵は全て「季節のオススメ料理」を注文した。欧米人ならば、これだけの量はひとりで平らげるだろうが、我々は二人でシェアするのが精一杯である。
基本的に二人ともにんにく好き、バジル好きなので、ガンガン利かせても全く問題は無いが、程々さも必要。この店は、にんにくとバジルの使い方が丁度いいと思う。今日は食べなかったが、ここのオニオンブレッドはなかなか美味い。
生ビールの後は、「イル・ファルコーネ・カステル・デル・モンテ・リゼルバ」(ボトル4,500円)を注文。酒屋で買ってもこの半分では買えない筈なので、この店の価格設定は良心的である。というよりも、これじゃ余り儲からないはず。客の入りがこんな状態では経営が大丈夫か心配になってしまう。この店が潰れてしまうと、三郷でイタリアンは非常に寒い状態になる。もうちょっとワインの値段を上げてもいいのではないか。この店が無くならないために、我々ももうちょっと頻繁にディナーを食べに来た方が良いのかも知れない。

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偶には、インド風カレーを喰ってみたくなることがある。そこで平日の月曜日、ランチを喰いにカレー屋目指して出掛けることになった。東京近郊のたいていの市町村(さすがに檜原村や奥多摩町には無いと思うけど)にはインド料理店はあるものだが、昨今でも増える傾向にあるような気がする。
三郷界隈でも、何処かに出来ては潰れて無くなっているようなことを繰り返している気がするが、それでも何軒かインド料理店がいつもある。一番良く通っていた店は、いつのまにかインド料理専門から、インド料理も含めたエスニック料理店に変わっていて、今もそれなりに繁盛しているようである。三郷市内でのインド料理需要はそれほど高くないということかも知れない。
今回行った店は、「マカル」と云う名のインド・ネパール料理店で、今回2回目。マカルーと云えば、云わずと知れたヒマラヤの高峰(標高8,463m)。もちろん、ネパールとチベットの国境にあるので、インドとは無関係。ネパール料理店がインド料理も出す、というつもりなのか。それとも強欲なインド人が、ネパールも自国の一部だと思っているせいかも知れない(勝手な妄想です)。
ネパール料理というと、「モモ」か「サモサ」ぐらいしか思い付かない。カレーについても、昔のかすかな記憶によれば、インド料理ほどスパイシーではないイメージである。
店に入ると、先客はひと組だけだったが、後から地元のママ友仲間や、家族連れ、仕事仲間などの様々なグループがやってきてほぼ満席状態。地元にしっかり根付いている感じだ。この店はテーブル席だけでなく、インド料理店に似つかわしくない小上がりもある。これは、この店舗はかつて全く別の店で、居抜きでインド・ネパール料理店にしたようである。肝心の料理は、カレーは申し分なく美味い。チキンティッカはちょっとパサつき気味だった。

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大菩薩嶺北尾根を登った翌日は、石丸峠から長峰を辿るつもりでいたが、朝はまだ雨が残っていたし、早めに帰りたいという人もいたので、暗黙のうちに山行は止めにして、どこか気の利いた店でランチを喰って帰ろうということで意見が一致した。
ランチとなったら、甲府盆地のワイナリーに併設されたようなイタリアンかフレンチ、勿論、これまでに入ったことが無い店にしたいと物色した挙句、勝沼ぶどう郷駅から歩いて行ける「レストラン鳥居平」にしようと、早速このちゃんに予約を入れてもらう。
上日川峠発の始発バスに乗り、甲斐大和駅からひと駅だけ電車で移動、勝沼ぶどう郷駅で下車。駅前には客待ち顔のタクシーが沢山屯している。ぶどう畑を間を縫ってしばし徒歩移動。この時期、ぶどうの芽吹きは未だなので、棚に張られたワイヤーに毛細血管のように張り巡らされたぶどうの枝が良く見える。
凡そ20分ほどで「シャトー勝沼」に到着。「レストラン鳥居平」は、この勝沼で最も歴史があるワイナリーが直営している。1階がワインの直売所で2階がレストラン。別棟に工場があって、随時見学もできる。小生以外は折角だからと見学。小生は、1階でワインのテイスティング。鳥居平倶楽部という赤ワインを呑んでみた(500円)。ボトル1本で10,800円もするだけあって、香りは複雑で濃厚。これを呑んでしまうと、他のワインはやけに平板的に感じてしまう。
11時の開店とともにレストランへ。高台にあって眺めが良い筈だが、天気の回復は未だ半ばで、山の上は見えない。料理は皆、Aコース(1,500円税別、以下同様)にしたが、メインディッシュを魚貝マリネ(+300円✕2)にしたり牛ラグー(+500✕4)にすると、其々プラスされる。やはりワインも頼まなくてはならない。ざっとワインリストを眺め、菱山ブラッククイーン(2,160円)にする。値段の割に結構香る。昨今、ブラッククイーンなる品種に出会うことが増えた。フレンチにも良く合う様な気がする。昨日はガリガリ登ったので、翌日は多少優雅でも良いかも知れないが、山岳会の名折れにならないように心掛けたい。

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つくばエクスプレスが開業してかれこれ13年、ようやく三郷中央駅界隈にもポツリポツリと飲食店が増えて来たが、ここ「スターク・プレイス(STARK PLACE)」はちょっと異色で、三郷ではあまり見掛けないほど洒落ている。
小生は知らなかったのだが、地元にコネクションを持っているカミさんに連れられて、夕刻訪問。入ってみると、大人の雰囲気ではあるが、店内装飾のコンセプトに何となく一貫性が無いようでもあり、それが逆にイマ風なのかも知れない(小生には、やや落ち着きが足りないような感じにさせる)。
スターク(STARK)と聞いて、小生は全然「何のこと?」って感じだったが(だって直訳すればSTARK PLACE=殺伐とした場所、ってことになる)、マーベル系オタクだったら、直ちにピンとくる、らしい(小生はこない)。「マイケル=スターク」と聞けば、オタクでなくても映画を見たことがあれば、アイアンマンに変身する主人公だっけ?と判るかも知れない。
店の正面は大きく窓が設えられていて(観音開き的に開けられる構造)、正面は公園なのでちょうど咲き始めたソメイヨシノがよく見える。先客は2組。何処でもどうぞと案内され、適当なところに座る。外にもテーブルがあるが少々冷えるので遠慮。それでも後からやってきた若者二人組は、外のテーブルに座った。テーブルや椅子などの調度品はアールデコ風。メニューを覗くと、店内の照明がかなり抑えめであるため、良く見えない。眼鏡を外してなんとか読める。
とりあえず生ビール(Mサイズ700円税別、以下同様)を呑んだあとは赤ワインにしようと、ロンズデイル・リッジ・シラーズ(ボトル3400円)をもらった。意外に結構、スパイシーなフルボディ。
料理メニューをざっと見ると、イタリア系のようでもあり、TEX-MEX系のようでもあり、これもこの店の特徴なのだろう。少々考えた挙句、料理は、ナチョス(600円)、ソーセージのグリル盛り合わせ(1,100円)、丸ごとアボカドのグラタン(750円)、芽キャベツを添えた彩りペペロンチーノ(980円)を注文した。
ナチョスというので、チーズソースが懸かっているのかと思いきや、トルティーヤチップスにサルサソースだけ。テキサスで喰ったナチョスと随分違った。「チーズソースお忘れですか?」とも聞き難いのでそのままいただいた。他の料理は普通に美味い。ワインもイケる。日曜日の昼下がりに桜や新緑を眺めながら一杯やるにはいい感じ。三郷中央にも、こんな個性的な店がもうちょっと増えたら良いと思う。

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自宅から車で10分ぐらいのところ、住宅地の真ん中にひっそりとある中華料理屋。「大膳」という、あまり中華料理屋らしからぬ店名。中華料理屋というと、どんな町にも大抵一つや二つあって、多くの場合、少々油が染み込んだスポーツ新聞や漫画雑誌が何冊もが置いてあり、どちらかと云えば味よりも量を重視するような場末の中華料理屋とは全く違って、この店は多少は値が張るものの、とても上品な味付けなのだ。
店内も奇麗で飾り気がない。中華料理屋らしく無いセンス。フレンチやイタリアンレストランにしても可笑しくない。いつもはランチで来ていたが、今日はディナー。先客はだれもいなかったが、三々五々やってきて、そのうちにほぼ満席状態になった。生ビール(550円税別、以下同様)でスタート。
料理は、蒸し鶏の葱ソース(1,200円)、焼き餃子(3個300円)、牛肉とピーマンの細切り炒め(1,600円)、酢豚(1,600円)を注文。どれも味は控えめでしつこくない。蒸し鶏の葱ソースは、お代りが欲しい感じ。つい、日本酒が欲しくなったので、菊水辛口をいただく。締めは、五目あんかけ焼きそば(850円)にした。これも美味いな、しかしちょっと喰い過ぎたか。
これが六本木や麻布辺りの裏路地にあったら、この上品な味がテレビや雑誌でも話題となり、超高級中華料理店として名を馳せることもありそうだが、三郷だったらそんなサクセスストーリーにはならない。でも後で、ググってみるとここの御主人は、なんと「銀座アスター」の料理長だったらしいので、それならばこの味は納得。「銀座アスター」だったら、この2倍ぐらい取られても不思議は無い訳で(ま、銀座アスターに行くことは無いかも知れないが)、そういう意味では我々は、この幸運をしっかり味わいたい。

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「あずさ26号」は立川駅に18時9分着。今日は日曜日だが、明日も休み(建国記念日)だと思うと気が楽である。これが、「明日は仕事だ!」と思い出すとそうはいかない。途端に現実に引き戻され、出社したらやらねばならないことを思い出し、少々憂鬱な気分を抱えて家路に着くことになる。
気分的な余裕と、ちょっと小腹も空いたので、やっぱり立川で途中下車し、南口へ。この頃、立川に寄る機会が少なかったせいもあり、新たな店に入る機会が無い。今日も特になにも考えていなかったので、何となくふらふら歩き、呑み気よりも喰い気が優る感じだったので、久しぶりに「五十番」に入ってみようかと思い立ち、ふらふらと入店する。
いつのまにか、もう2年以上も来ていなかった。丁度夕食時、それなりに客は居たが、すんなり入れた。家族連れが多い感じ。店のマスターにもご挨拶。ちょっと見ないうちになんだか印象が変わった。髪形のせいかしらん?
ここのマスターはアイデアマンで、店の3階で音楽ライブをやったり、寄席をやったりしている。この頃は、「うどラーメン」(762円税別、以下同様)で人気らしい。立川のうどは、知る人ぞ知るで、時々テレビでも取り上げられたりしている。少なくとも、東京では出荷量がNo.1とのこと。
我々はとりあえず糖質系は不要なので、ピータン(400 円)、蒸し鶏のゴマソースかけ(524 円)、焼きぎょうざ(571 円)、かに玉(495円)など小皿料理を頼んだ。この店は、どれも美味いので安心して注文できるのだが、小皿でないと値が張る(例えば、エビチリは小皿だと638円だが、通常は1,714円もする)。少量ずつ、色々な料理を食べるのに適した店である。

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いよいよベイタウン滞在は最終日、最後の晩餐となった。今宵は、同居人からかねてより一度、一緒に行こうと云われていた店"Gilhooley's Restaurant and Oyster Bar"へ、満を持して食べに行くことにした。ベイタウンからは南へ40分ぐらいかかるから、気軽に行ける場所ではないが、それでも結構、皆さん行っているらしく、少なくとも我々の中では人気の店のようである。
外観は、疎らな木々に囲まれた、ちょっと草臥れた掘立小屋か海の家を連想させるくらい、カジュアルな店。入口の手前には、オープンエアのテーブル席も結構あるが、だれも座っていない。夜だしやや肌寒いせいもあるが、たぶん混んでいないということだろう。
中へ入ると、楕円形のカウンター席の周りに、テーブル席がずらり。ざっと100人ぐらいは入れそうな広さだが、先客はテーブル席に3、4組と、カウンターに10人ぐらいが座っているだけ。カウンター内にいた女性店員が、「何処でもお好きな席へどうぞ」と仰るので、窓際のテーブル席へ着く。店内の感じは、カントリー調と云って良いのだろうか。何故か、店内には数多くの車のナンバープレートが飾られている。
この店のイチオシは、"Captain Tom's Seafood & Oyster"と同様、牡蠣だそうだ。
さっそくいただこう。焼き牡蠣も2種類注文。他にseafoodではないが、珍しく鶏モツのディープフライもあったので注文。牡蠣ももちろん美味かったが、鶏モツが柔らかく処理してあってとってもジューシー。モツ煮にしてもきっと美味いだろうと思う。
料理にはとても満足したが、それにしても室内照明がややブルーがかった怪しい色なので、料理があまり美味そうに見えなくて、なんとなく残念と云うか、損をしていると思うのは小生だけだろうか。それともアメリカ人にとって、これでかえって美味く感じるのだろうか。

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Gilhooley's Restaurant and Oyster BarのFB: こちら

短期出張でやってきていたひとから、夕食につきあってくれと誘われ、都合、7人でいこうという話になった。行先は、そのひとの所望によりメキシコ料理の"El Toro"。かれこれ10ヶ月ぶりの入店となった(前回はこちら)。一応、メキシコ料理と云ったが、実態はメキシコ風のアメリカ・テキサス料理、いわゆる"Tex-Mex"といったところのようだ。
そう云えば、自分も最初にベイタウンへ来た時には、炊事などは出来る環境に無かったため、同じように誰か誘って食べに行っていた。短期出張の場合には、出張費は足が出る公算が強い。逆に現状の小生のように、自炊の体制がすっかり整っていて、しかも帰国までカウントダウン段階にあると、徒に食材を余らせないような段取りをしてある関係上、急の外食は、その後の調整に頭を悩ませることにもなるので、安易に誘いを受ける訳にはいかない場合もある。尤も、今回の小生の場合、同居人は引き続きアパートに残るので、余った食材の心配はいらないので気楽だ。
"El Toro"はいつも混んでいるとの評判の店で、前回はその通り30分ぐらい待たされたが、今回は10分程度(誘ったひとが、無料のアイスクリームをひとつ喰っただけ)でポケベルのお呼びがかかった。しかし偶々運よく、早く帰る客がいただけで、広い店内は依然として満席状態。かなりの繁盛ぶりだ。
この店はだいぶ照明を落とした設定であるため、我々にはメニューの文字が読み難い。而して、注文は若者にお任せとなるが、正直のところ、誰が頼んでも同じような注文になる。前回同様、出て来たのはファヒータのセット。メインディッシュがチキンとシュリンプのものを其々2人前ずつ注文。これを7人で喰うのはかなり大変である。ビールも2、3本呑んで、これでひとり$30ぐらいだから、まあリーズナブル。少食な日本人にとってはコスパは良いと云えるが、いったい巨漢アメリカ人にとってはどうなのだろうか、気になるところだ。

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またまた送別会で、"Nara Thai Dining"にやってくることになった。前回は、まさかの満席(完全な満席では無く、9人分の席がまとまって確保できなかった)だったが、今回はなんだかんだ15人ぐらいになったものの、いつもどおりに全く問題なし。我々以外に客はひと組ふたりだけ。前回は異常だったのだ。
実は今回、小生も送られる側のひとりだった。結果的に、7ヶ月近くもベイタウンに滞在することになった。はじめは2ヶ月ぐらいという感触だったのだが、やっているうちに終わりが見えず、時間が経つばかり。最後は急転直下、終了と云う感じで、達成感は有るような無いようなでややビミョー。
ともかくも、これでこの店に来ることもないだろうと思うと、それなりに感慨はある。結局、この7ヶ月で良く判ったことだが、ベイタウンはやっぱり田舎で、チェーン店の店はそれなりにあるが、ベイタウンにしかない有名店というのが殆ど無い。この"NARA"にしても、ヒューストン界隈に4店舗あるチェーン店なのだが、まあこれはマシな部類。だいたいのステーキハウスやハンバーガーショップは、姉妹店が何十店舗、何百店舗もあるのが普通だ。日本では居酒屋を含め、従来の巨大外食チェーンの勢力地図が変わりつつあるが、ここテキサスでもそのようなことがあるのだろうか。閑話休題。
今日はゲスト扱いで(つまり払わなくても良さそう)、何が喰いたいとか我儘を云い難い感じ。今日は幹事が若者なので、さしてこれまでの事例などは頓着せず、自分が喰いたいものをバシバシ頼んだようだ。大抵は、春巻きやビーフン、チャーハン等で終わるのだが、そのあとからレッドスナッパーの丸揚げ(鯛の一種でたぶん、ひと皿$30ぐらい)や、寿司(いままでここで、食べたことは無いが、ひと皿$20ぐらい)までが、何皿も出て来たのはややびっくり(たぶん、食べ切れず)。いつもであれば、送別会であってもひとり$30ぐらい出せば十分だったが、今日はきっと$40ぐらいになったのではと推測する。ゴチになりました。

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一週間も経たないうちに、また「大四川888」へ行くことになった。日本からの来客があったため、全員参加で宴会することになったのだが、そうなると頭数は20人以上、場所はもう、「大四川888」しかない。この頃、大人数での夕食が立て続けだが、偶々なのか、そういう時期なのか判らない。
念のため、予約を入れたようだったが、そもそも満席で入店を断るような事態を経験していないのか、店側はそんなのは全く頓着していなかったようで(つまり電話での予約は聞き流していたようで)、我々がぞろぞろ入って来たのを確認した後、店主らしい中国系アメリカ人初老夫婦が「ノープロブレム!」と云いながら、やおらテーブルと椅子を並べ始めた。
そういう状況を見て我々日本人も、しょうがないな、と思いながらも椅子運びなど手伝うのだが、ヒスパニック系及び黒人系の雇われ従業員は、別段気にもせず、遠くで井戸端トークに夢中だったりして、シンパシーに対する感覚が何かちょっと違うような気がした。
テーブルが揃ったところで着席。まだ全員が揃ってはいないが、思い思いのビールを注文し、予行演習と称しながら、実質的には宴席スタート。料理は幹事任せだが、「レタス包み」をはじめ、だいたいいつものメニューで、人数が増えたからと云って変わり映えはまったくなしのワンパターン。
ところで、皆、車移動なので基本的にビールを少々呑むだけだが、テキサスでは日本と同様、飲酒運転は禁じられているのだ。日本の感覚からすると恐ろしくて呑めないと思うが、アメリカでは検問なんてしていないため、実質的には事故さえ起こさなければOKという感覚らしい(ホントかね)。でも、万が一捉まったら即、留置場送りになるし、罰金は諸々含めると1万ドルを超えるらしいから、くれぐれも御用心。

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またヒューストンでの買い物帰りにランチをすることになった。同行者(兼ドライバー)が、「中華が良いか、シーフードが良いか」と聞くので、「シーフード」と答える。「シーフード」のカテゴリーには、中華料理も入りそうな気もするがと素朴な疑問を呈すれば、実は中華料理にシーフードというのは余り一般的ではない、と聞いて、なるほどそうかと気が付く。たしかに中華料理で使う魚介類は、たいてい淡水系だ。何かの本か、ネットで見たのか定かではないが、中国人と日本人では、魚の匂いに対する嗅覚が違うそうだ。中国人は、海の魚の生臭さが気になるらしい。そのため、中国で普及する寿司ネタも限定的、ウニやイクラは全く不人気だそうだ(ウニが中国漁船に乱獲されることはない。なんだか、ちょっとうれしい)。一方、我々日本人は淡水魚の泥臭さが気になる。話がちょっと逸れた。
同行者が目指したのは、ヒューストンとベイタウンの中間、クローバーリーフにある"Captain Tom's Seafood & Oyster"という店。ウリは生牡蠣だそうだ。メキシコ湾産の牡蠣かどうかは判らないが、たぶんそうなのだろう。ベイタウンとかニューオーリンズ界隈で採れたものだったら、ちょっと遠慮したい感じもするが、メキシコ湾も広いから、きれいなところもあるのだろう、と自分に云い聞かせる。
外観は白壁で、如何にもシーサイドにありそうな雰囲気。入ってみると、Uの字カウンター席にずらりと大柄な客が並んでいる。窓際もカウンター席。ここにはテーブル席が無い。もうひとつ、気が付いたが、この店には白人系の客が殆どいない。もっと云えば、我々以外、ほぼヒスパニック系。飛び交う言語も、おそらくはスペイン語ばかりではないかと思う。
満員か~と思ったが、窓際のカウンター席ふたつが丁度空いた。一見客には注文の仕方が判らないものだが、どうやらカウンターの中に居るオヤジに云えば良さそう。とりあえず、コロナ($4.25)と生牡蠣($7.95/1ダース)を注文。小ぶりだがなかなか美味い。いわゆる日本系のマガキではないようで、6個なんかあっという間だ。ひとり1ダースだってまったく問題ないだろう。一緒に頼んだガンボも美味かった。続いてスタッフド・クラブ($9.45/2個)を注文して、これもシェアする。いわゆる蟹の甲羅焼き。これがまた日本人に合う味で美味かった。付け合せのフライドポテトすら、美味かった。人気がある理由がわかる。
となりでは、逞しいヒスパニックオヤジが、山盛りのボイルド・シュリンプを黙々と喰っていた。きっと白人系だったら、いちいち殻を剥きながらちまちま小さいエビを喰うなんて真似は出来ず、分厚いビーフステーキをばくばく喰いたいはず。而してこのような店は、ヒスパニック系に占拠されるのだろうと、スタッフド・クラブをちまちま喰いながら考えた。

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仕事が終わりかけてきた頃、今宵はみんなで食べに行こうか、という話になった。ならば、さっさと終わって職場を出てもいい時間だったが、たまたま、お掃除人によるオフィスの清掃がまだ途中、それが終わったと同時に我々も退勤しようと、暫し待機。そのお掃除人(アラサー位の背が高い黒人女性)は、一通り仕事を終わらせると、連れて来ていた子供共々、自家用車に乗って颯爽と帰っていった。その車種は、小生でも判るキャデラック。どの程度のクラスなのかは判らないけれど(とは云っても、最低、5万ドルぐらいはするだろう)、なんとなく、買う車を間違えているような、それとも仕事を間違えているような(それとも清掃員の給料はかなりイイのか)、はたまた小生のアタマがおかしいのか、なんだかよく判らなかった。閑話休題。
我々もそれぞれの車に分乗して移動。目当ての、オヤジ達が愛するタイ料理店"NARA"に入ろうとしたら、なんと混んでいて入れないとのこと。そんなこともあるんだ、と皆びっくり。我々は9人の大所帯なので、まとめて座るにはやや支障があるのは仕方が無い。そんな人数なので、次善策となるともう「大四川888」、通称「トリプルエイト」へ行くのが妥当だろう。その理由は、その次にすいている筈の店だから。
約半年振りに"トリプルエイト"にやってきた。ドアを開けると、期待通り、スカスカである。
どこでもどうぞ、という感じだったが、他の客に迷惑にならないよう一番奥の一角に設えられたロングテーブルに着席。ビールは、と訊くと、ひとりが「シャイナーボック!」と云えば、皆「おれも!」となって、シャイナーボック($3.75)で乾杯。料理は常連さんにお任せ。ここへ来ると、必ず鶏挽肉のレタス包み(Minced Chicken in Lettuce Wrap、$8.95)を喰うことになる。皆が口を揃えて云うには、「ここではこれが一番」ということだ。たしかに、まあまあだ。しかし、ここは料理メニューが(中華料理はだいたいどこでもそうだが)豊富、もっと色々味わってみたいもんだ。と思っていたそばから、豆腐と野菜の土鍋煮込み(Mixed Vegetable with Bean Curd in Clay Pot、$10.50)ともやし炒め($???)が出てきた。どちらもあっさりしていて、普通に美味い。でもこれじゃ、アメリカ人にはウケないような気がする。この店がいつも空いているのはきっと理由がある。でも、潰れない理由は判らない。

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「マーケット・カフェ」でまったりしたあと、午前11時過ぎにセントルイス大聖堂前の広場まで戻ると、大道芸を眺めているアラフォー同行者と出会う。だいたい、観光客の行動パターンは決まっているのだ。まだ時間は早いが、待ち合わせのレストランに行ってみようということで合意。
「ガンボ・ショップ(Gumbo Shop)」という、ずいぶんストレートな名前のレストランは、既に開いていてかなりの混雑ぶりだ。道に面した入り口を抜け、狭くて暗い通路を抜けた先に中庭があり、店はそこに面している。なんとなくパリやローマでもありそうな店構え。たしかにフレンチ・クォーターは、こういったヨーロッパの古い都市の雰囲気が感じられて、アメリカの中では異質な空間のように思われる。
この店のランチは、基本的に予約を受け付けず、しかも全員が揃わないと入れてくれないシステム。アラサー同行者もやってきて3人は揃ったのだが、時間になってもアラフィー同行者は現れない。その後、暫し気を揉んだが、ようやく4人が揃い、入店を許される。
さっそく注文だが、今日はこれからヒューストンまで運転があるのでアルコールは自粛。小生も、つきあう。料理はというと、昼になっても、アラフィー同行者とアラサー同行者は絶不調の様子。何も注文したくない、という。アラフォー同行者も、ガンボ以外、特にいらないという。まじですか。結局、ガンボを人数分頼んだだけ。おやおや。それじゃあと小生が頼んだのは、「クレオール・コンビネーション・プラッター」(CREOLE COMBINATION PLATTER、$14.99)という盛り合わせ。
どうやらクレオールというのは、フランス由来の地方料理文化の総称であると共に、料理名でもあるようだ。小生の注文した「クレオール」は、「煮込み」という意味。つまり「エビの煮込み」を中心に、「ジャンバラヤ」と「ベイクドビーンズ」を組み合わせたもの。人が喰っているのを見ていると、喰いたくなるのは人の常、アラサー同行者、アラフォー同行者だけでなく、何も喰いたくないと云っていたアラフィー同行者も、スプーンを伸ばして小生が注文のプレートを喰う。美味い、美味い、などと云う。結局、ワンプレートを4人でシェアしたことになった。このプラッターはひとりで喰うには重いが、4等分するとさすがに物足りない。結局、Po Boyも喰えず、何だか最後まで食事的には不完全燃焼。
しかし、ニューオーリンズはヒューストンや、ましてやベイタウンと違い、街の佇まいが良い。居るだけで良い気分に浸れる。半分は嫌々来た感じだったが、連れてきて貰って佳かったと、アラフィー同行者にはひそかに感謝している。

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Gumbo ShopのHP: こちら

陽が沈み、街に明かりがともるようになると、フレンチ・クォーターの雰囲気がひと味変わる。所々ライトアップされているバルコニー付の建物が、どこもちょっとした絵になる。欧米人がそういうところへ通りかかるとそのまま絵に収まるが、我々のような東洋系が現れると、とたんに魔法が破られ現実に戻る。
今回、我々は4人でニューオーリンズへやってきた訳だが、実はゴルフを主目的に同じくニューオーリンズへやってきている別口4人組もいて、夕食は8人で一緒に喰うことにしていた。別口隊には用意周到な方がいて、サンクス・ギヴィング・デーだからきっと何処も店が混んでいて、喰いっぱぐれるリスクがあると考え、ちゃんと予約を入れておいてくれたのだった。
その店は「セント・ローレンス(Saint Lawrence)」という店。8人揃って入店すると、店は奥に長い長方形で、すべてを見渡せる。右際がカウンター席、正面がテーブル席。我々の席はすぐ右手の窓際。この店の名前は、キリスト教の聖人の名前と同じらしく、店内には実際にその聖人の絵が飾られている。何故、聖人の名前を店名にしたのかは判らない。そんな名前だと、イタリア料理の店かと思ってしまうが、ここもケイジャン料理のようなクレオール料理のようなジャンルの店。我々にはその区別がよく判らない。
もうビールはいいので、最初からワイン。白だったらつまみはこれにしてちょうだいと、Artichoke Dip($10)を頼んだ。他の者からは、Buffalo Oyster($12)、Onion Ring($8)などを注文。ディップは美味いが、アーティーチョークらしさがいまいち。オイスターは、やはりこちららしく、しっかり味がついた(つまりソースを必要としない)フライ。あとはパスタで、Pasta Pontchartrain($25)も注文。あれっ、また誰もPo Boyを頼まないまま、腹一杯になってしまった、と後で気がついた。皆、Po Boyには関心が薄いと見える。

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Saint LawrenceのHP: こちら

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