山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

各国料理

一回入っただけで、その後間もなく閉店した「沸騰漁府」の跡地につい3か月前に出来た店。外観は新橋らしくなくかなりお洒落な雰囲気、ガラスが素通しで一寸だけシェードが懸かっている、いつも歩道から客が入っていない店内が良く見える。
今日も、有閑マダム3人だけ(小生が入ってから出るまでずっと井戸端会議)、余りにいつも客が少ないので入るのに躊躇していたが、今日は意を決して入ってみる。上階にも席があるらしい。何処でもどうぞという感じなので、ちょっと奥まった(外からはやや見難い)テーブルに座る。
若い女性店員がお出迎え。メニューを眺め、刀削麺と半炒飯セット(1,180円)にしてみた。刀削麺と香港飲茶のセットにも惹かれたが、山西省名物の刀削麺と香港飲茶の関係は、京料理の店が秋田しょっつる鍋を出すようなものではないか、という気分になってしまったので止めた。
直ぐに、ジャスミン茶がポットごと出てくる。有閑マダムにはもってこいだ。その後程なく刀削麺と半炒飯も出てくる。麻辣(?)刀削麺はスープはまあまあ。ところが麺はぶよぶよ。気を取り直して炒飯を食べると、随分ぼやけた舌触りと味で、たぶんこれはピラフみたいに作ったものだろう。
厨房は見えないので、恐らくは(少なくともランチタイムは)どこかの工場から仕入れた冷凍品を使ってチンしたものと邪推してみたくなる。何となく真面目に働いている女性店員が不憫に思えてきた。あとから杏仁豆腐とコーヒーも出た。
メインディッシュの目眩しにジャスミン茶と杏仁豆腐とコーヒーを出しているようだ、と妄想する。でもとりあえず皆、いただいた。何れにしても、ジャスミン茶と杏仁豆腐とコーヒーが特に好きでなければ、2回入る人は希と思われる。ちょっと残念な店だった。
独断的総合評価(満点は★5つ):★

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小田原駅近く「MORI-MESHI」での打ち上げは、19時半頃でお開きとなる。さて帰路。選択肢は、東海道線か東海道新幹線か小田急線。一番安く上げようとすれば、小田急線経由だがその分、時間は余計掛かる。時間を優先すれば勿論、新幹線で、時間は半分以下。だけど料金は2倍以上。その間を取れば、東海道線ということになる。
基本的には悩みどころだけど、もうすっかり大きな気になっているので躊躇せずに新幹線をチョイス。「こだま」に乗れば、うたた寝をする間もなく、東京駅に到着する。小田急線で帰ったらそんな気にはならなかったかも知れないが、時間を買って新幹線の乗ると、その余った時間でまた一杯やろうという気になる。考えてみれば時間を金で買って、その余った時間に金を掛けることになる訳で、まるで雪だるま式である。
東京駅周辺には数多の店があるものの、時間が時間なので(午後8時半)駅ナカが何かと便利である。改札を出ずに入れる飲食店が、東京駅にはいったい幾つあるのだろうか。でも今回も手近な「アル・デンシャル丸の内 グランスタ東京店」に入ることにした。
呑み物は、ちょっとのどが渇いたのでスパークリングワイン(550円)にしてみた。つまみは、もう軽くていいので、オランダ煎餅とカマンベール(580円)と、だだちゃ豆とトウモロコシ(550円)を頼んでみた。
だだちゃ豆は、煎り豆状態で出てきた。こんなになっても、だだちゃ豆の香りはそのまま。スパークリングワインのつまみとしては十分だ。
こんな時間でもさすがは東京駅、店の出入りはそれほど多くはないものの結構頻繁。何処からきて何処へ向かうのか、東京駅を通過していく人間模様を眺めつつ一杯やるには、この店は丁度いい感じである。

83 東京駅ナカでちょっと渇きを癒す。
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「弁慶」で板の間の小上がりでは足が痛くて長居が出来なかったせいで、(個人的な印象。呑み足りなかったり、喰い足りなかった人もいたかも知れない)、西国分寺駅で途中下車し、4人で中華料理店「露処」に入ることになった。
ここは基本的には町中華かも知れないけど、ちょっと本格的な感じもする。看板に「中華」の文字は無く、代わりに「中国料理」と書いてあるところにその気位があるような気がする。これまで西国分寺にも時々寄り道することがあって、例えば「一葉松」とか「潮」とか「ぼんまり」とか入ったことがあったが、この店に来たのは初めてだ。
西国分寺駅界隈にそれ程店は多くないようだけれど、意外なところにポツンとある感じである。この「露処」は飲食店がいくつか入った雑居ビルにあって、他に居酒屋もあった。それなりに客が入っていたが、何とか座れた。
女将さんと思しき小さな女性店員が声が大きくてよく喋る。この店の看板女将という感じである。家族経営とのことで、もう結構長くこの場所で店をやっているらしかった(細かい話はすっかり忘れました)。
もうビールはいい感じだったので紹興酒をもらうことにした。時節柄お燗してもらうが、砂糖は要らない。ってか、砂糖を入れて呑んだ経験は殆どないし、入れると美味い、というのが実はよく分からない。紹興酒独特の酸味を和らげたい気持ちも分からないでもないが、そこまでするんだったら違う酒を呑んだら?と思ってしまう。何故、皆挙って入れるんだろう。酒としては不完全なシロモノと感じているのかしら。閑話休題。
紹興酒のお供に頼んだ料理は、中華おこげに冷やしトマト、茄子唐揚げ。中華おこげを喰ったのはやけに久しぶりだ。勿論嫌いではないけど多分、カミさんと二人では頼むことが無い。茄子唐揚げはほぼ素揚げ。こんなシンプルな中国料理もあるのか、とちょっと吃驚した。

95 西国分寺駅で途中下車。
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96 冷やしトマト。
97 中華おこげ。
98 茄子の唐揚げ。PB120250-SharpenAI-Standard

今日は、人が常に多めな新橋駅や虎ノ門方向には何となく行きたくない気分だったので、新橋5丁目方向へ向かう。今回目に留まったのが「アジアティーク」というタイ料理店だった。通り過ぎながら店の中を覗くとガラガラだった。なので、却って入り難い雰囲気もあったが、どうせ不味かったら次に来なければいいだけの話と割り切り、入ってみることにした。
やはり数人いた先客は全て女性。何故、これほどまでにタイ料理に対して日本人男女の好みに違いが生じるのかよく分からない。まるでアメリカの民主党支持者と共和党支持者の対立構図を彷彿させるではないか(大袈裟過ぎるか?)。
嘘っぱちを連呼するトランプを、盲目的に支持する連中が何を考えているのか、さっぱり理解できないのと同程度に、タイ料理嗜好の男女性差はまったくよく分からない。一方で、自分のことはさておき、というつもりもないけど、一般的な日本人男性の嗜好とはほんの少しズレているのは概ね間違い無いかも知れない。他の標準的な男性が辛いのが苦手ではない筈なのに、タイ料理を厭う理由が謎だ。ハーブがダメなのだろうか?
勿論小生は、毎日でもタイ料理OK、というほどではないけど、タイで暮らすことは、これまでマレーシアやインドネシアで暫し生活した経験から、たぶん問題ないと思う(でもタイの、特に夜の暑さは考えただけでややブルーになる)。
注文したのは、ガパオライスセット(サラダ、ドリンク付き999円、PayPay可)。バジルの香りはまずまずで、辛さ殆ど無し。本場の味は犠牲にして、女性に迎合している気がする、店員はいかつい強面タイ人男性、でも日本語は意外と丁寧だった。

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坂本の「鶴㐂そば」で美味い酒と美味い蕎麦を堪能したあと、まだ帰る時間には少々早かったので京阪電車に乗り石山寺に立ち寄りしてみた。云わずと知れた古刹だが、紅葉の時期に来た覚えがない。いにしえより知られた奇岩(いわゆる石山珪灰石)と紅葉のコントラストは良いものだと感じた。
平安時代、石山詣は宮廷の官女で流行ったとのこと、清少納言をはじめ、藤原道綱母、菅原孝標女、紫式部、和泉式部など、名だたる歌人、作家が参篭した。果たして何が彼女たちを惹きつけたのだろうか。やはり石山珪灰石だろうか。
今回の比良山系の山旅は、山中の植生や、紅葉の色付き、稜線から眺める琵琶湖、鯖街道脇の茶屋、夜の仏光寺通の雰囲気等々、色々新鮮だった。とりあえず有名な山は登ったものの、まだ比良山系は楽しませてくれそうな感じがするので、また季節を変えて新たなブランを捻ってみたい。
その後は再び京阪電車に乗る。石山駅でJRに乗り換え京都駅に戻った後、のぞみ23号で東京に17時45分に到着。駅ナカにある店で打ち上げることにした。
東西通路に面していて、しかしちょっと奥に入ったところなので、それほど忙しさがない、気軽に入れる「アル・デンシャル」というイタリアン。オーナー(奥田シェフ)が山形出身で、「アルケッチァーノ本店」は庄内の鶴岡にあるという。
頼んだのは、エビとマッシュルームのアヒージョ、生ハムとサラミ盛り合わせ、それに赤身牛のタリアータ。これに合わせて白ワインと赤ワインをグラスでいただく。タリアータニ掛かっているマッシュルームは生。生でも食えるんだっけ、と新鮮な感じ。この店でのおすすめは、生マッシュルームのパスタだという。ぜひランチ時に試してみたい。


231 京阪電車で移動。
232 腹ごなしにここへ来てみた。
233 そこそこ紅葉している。
234 門の向こうは瀬田川。
235 池の鯉が巨大。
236 石山寺らしい造形。
237 これも。
238 紫式部が「源氏物語」を書いたというお堂。
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239 東京駅ナカで、お疲れ様でした。
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ビジネスビルの地下階にある台湾料理の店。看板や装飾はいたってシンプルなので中華料理店っぽくない。店はそれなりに大きくて、客もそれなりに次々にやってくるが、店員が少ない(おっさん店員が一人だけ!)せいで、食べ終わった食器がそのまま残されたテーブルがいくつもある。
而して、テーブルの片づけが常に後手に回っている状態なのだが、特にそれを改善しようという気は無さそうである。小生が入った際も、先客が帰るのを待つわけでなく、テーブルが片付くのを待ってから漸く案内される(テーブルが片付いていなくてもそこに座ってしまう客もいるようだ)。
メニューを見るとランチタイムの定食は7種類ある。その中から、担担麵にしようか、それとも担仔麵にしようかとちょっと迷ったが、結局、黒胡椒焼餃子と台湾担仔麵セット(高菜炒飯小付、800円)を注文してみた。料理は比較的早く出てくる。やっぱりボトルネックは片付けだ、と納得。
おっさん店員曰く「餃子は味が付いているのでそのまま食べて」と。先ずその餃子からいくと、確かにしっかり味が付いている(それでも「醤油はどこ?」とか訊いてくる客もチラホラいる)。黒胡椒がそんなに幅を利かせている訳ではなく、普通に美味い。
次に高菜炒飯。これがまたとてもジューシーである。量がもうちょっとあれば、これだけでも十分満足できそうである。担仔麵は、焼大蒜とシャンツァイの香りが利いている。麺は細打ちのちぢれ麵。トッピングされている肉味噌がまた美味い。澄んだスープもいい具合で、塩味と旨味のバランスが絶妙。いつの間にか全部飲み干してしまった。
コスパ的にも申し分ないし、結局、これまでの新橋/西新橋サラメシ中華料理店の中で一番美味かった。次は担担麺にしてみようと思った。

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休みを取った金曜日、カミさんが越谷で用事があるというので、越谷レイクタウンで待ち合わせして夕食することにした。越谷レイクタウンは一時期、結構通ったことがあった。でもこの頃はせいぜいL-Breathかmont-bellぐらいしか寄る店が無くなってきたせいで(mont-bellまでは駅から随分遠いので余計)、無沙汰している。最近は、アウトレット店のエリアが増えてきたので、そちらに行く方が多い。
ということで、ちょっと早めに家を出てアウトレットエリアをぶらぶら。でも結局、琴線に触れるようなシロモノには出遭わず、待ち合わせの店として決めておいた「MIGAS MIGAS」というスパニッシュ料理の店へ入る。広い店内に先客はゼロ。
ひと先ず生ビールと生ハムを注文し、ちびちびやりながら電子書籍を読む。そのうち、彼氏と彼女の若い二人連れがやって来ただけ。間も無くカミさんがやって来たので、ムール貝のワイン蒸しとキノコのアヒージョ、パエジャを注文。
客がいないので料理を注文すると、直ぐに出て来る。と云ってもちょっと早過ぎないか。此処から厨房は見えないけれど、何となくレトルトパックから取り出してチンしたような気がする。でも味はまあまあなので、邪推かも知れないとも思う。
しかしパエジャが出て来てはっきり判った。鉄鍋に入っているものの、明らかにこれは火にかけていない。冷凍品をチンしてから鉄鍋に移しただけである。ということで最早、これはパエジャではない。パエジャを知らない客だったらこれでも通用するのだろう。でも云うなれば、これは客を馬鹿にしているか、客を舐めている。そのまま出てやろうかと思ったが、勿体ないのでとりあえず食べてから店を出た。
(ちなみにこの店は既に閉店している。さもありなん)

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今日も「むさしや」の行列の具合を確認すべく(否、奇跡的に行列が出来てなくてすぐ入れないか確認すべく)、ニュー新橋ビル詣で。勿論、現実は厳しく、案の定、10人ぐらいの行列ができていた。やっぱりね、とそれを確認したのち、エスカレータで地下階へと下る。昨日と同様、周回通路を巡るうちに、今日は中華にしようと決めた。
この地下に中華料理店はいくつもあるが、入ろうと思ったのは「福盈門(ふくえいもん)」という店。いくつか支店があるらしく、本店は鶴見にあるという。この地下階の中では比較的大きな店で、何故か2店舗分の大きさ。でも2つに仕切られていて、間を通り抜け出来ない構造になっている。壁を取り除くと、もし閉店してその後に入って来る店があった場合はそれが障害になるからダメなのか、それともこの壁が耐震壁になっているので強度的に無理なのか分からない。いずれにしても変則的なスタイル(もしかして厨房も2つあるのか?)。
外から見て、客が少ない右手の店舗に入り、2人掛けテーブル席に着く。ランチは6種類。特に悩まず、豚肉、玉子、木耳炒め定食(850円)を頼む。空いているだけあって、直ぐに出て来た。ニンジンの煮物、ザーサイ、かき玉スープが付いてい来る。
「豚肉、玉子、木耳炒め」というけれど、玉子がかなり多めである。いったい、何個の卵を使っているのやら。較べて肉と木耳はちょっと寂しい。味付けはまずまず、油と塩味が控えめなのがイイ。ご飯の量も丁度良い。
850円をPayPayで支払った後、エスカレータで1階に戻ったら「むさしや」の行列がまた伸びていた。絶望的な店だ。

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今日は中華にしてみるか思い、以前から少々気になっていた「中国ラーメン揚州商人」に入ってみることにした。というのも、ふと遡ってみればもう1ヶ月以上、新橋で中華に入っていない(ラーメン専門店に限っても3週間ぐらい経っている。でもいわゆる「ラーメン」は断じて「中華」ではない)ことに気が付いたせいだ。食べているようで、食べていない。この頃の記憶はかなり曖昧だ。
ところでこの「揚州商人」、新橋に二つある。しかも一つがレンガ通りで、もう一つが柳通り沿いだからほぼ似たような場所にある。それでも成り立っているようなので、それなりに人気があるということなのかも知れない。ちなみに、都心に「揚州商人」は17店舗もあるらしい。
今日入ったのは、レンガ通りにある「アネックスチェックイン新橋店」。その名の通り、ビジネスホテルの1階に入っているのだ。店内は意外と客が疎らで空いていた。パッと見、カウンター席は無く、2人掛けテーブルが並んでいるだけ。厨房設備とかが並んでいて、何となく金属光沢面が中華料理店っぽい。
それはともかく遠慮なくテーブル席に着く。ランチメニューを見ればそれなりにご飯類もあるけれど、やはり店名にもあるように中国ラーメンが目立つ。あれこれ考えてみたけど、ここは定番のスーラータンメン(1,000円)にしてみた。頭に「激辛」と付いたスーラータンメンもあって、そちらの方が人気のようだがやめた。
出て来たスーラータンメン、酸辣湯スープは辛からず酸っぱからずで旨味を感じる。麺のコシもイイ感じである。麺の上にはかき卵+筍千切り+豚肉千切り+椎茸+白髪ネギが乗っている。これにミニ炒飯を付けても1,160円で食べられるが、それはホントに腹が空いたときで、これだけで十分満足できた。

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盛岡からの帰り道、大宮駅には17時前に着いたので、今宵は久しぶりに南銀方面へいってみることにした。「いづみや」を通り過ぎると、反対側に洋食があるのに気が付いた。「シューラク」と読める。よく見ると単なる洋食屋ではなく、ベルギー料理店だ。こんなところにあったっけ、と思い起こしてみても記憶が蘇らない。開いているようなので、試しに入ってみることにした。ベルギービールが呑める店は立川の「ラ・クローヌ」(既に閉店)以来か。
そんなに大きな店では無い。女性店員(どうやら女将さん)がいて、2階へどうぞと案内される。2方向が窓で、しかも角に立っているので、2階なのにとても眺めが良い。大宮駅前を行き交う人の群れを観察するうえでも、「いづみや」を出入りする客を監視するうえでも丁度良い。時代劇で、蕎麦屋の2階から怪しい仕舞屋に出入りする輩を監視する、岡っ引きの気分に浸れる(ちょっと違うか)。
窓側にカウンター席が8つ、2人掛けテーブルと4人掛けテーブルが1つずつあり、誰もいないので我々は4人掛けを占拠。女将さんにいつ頃からやっているのかと訊けば、もう今の建物で28年とのこと、それ以前はなんと町中華だったらしい。
先ずは、プレミアムピルスナービールをいただく。このベルギービールを呑める店は、埼玉ではここだけらしい。喉越しもキレも申し分ない感じ。良い意味でベルギービールらしくない感じがした。そのあともいくつかのベルギービールをいただく。それぞれ個性的で、こちらはさすがベルギービールだ。
つまみは、ホワイトアスパラ・フランダース風を注文。正直、どのへんがフランダース風なのか良く分からなかったが美味かった。でもビールばかり呑んだのでもう、つまみはこれ以上無理。やはり次回はもっと腹を空かせて来なくてはいけない。

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182 これで帰る。
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184 パトラッシュには見えないなあ。ネロもビミョー。
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183 大宮のベルギー料理店に引っ掛かった。

凡そ2年ぶりの入店(前回はこちら)。直ぐ近くの店なのに、2年も入らなかったのはコロナ禍のせいだけではなく、この店が同じ市内に支店を出したためか、こちら(本店?)が閉まっていたせいだ。支店だからといって、弟子とかに任せているのではなく、同じシェフがそちらでも営業しているのだ。
シェフが独りで2つの店を同時には営業できないだろうから、自ずから何方かは閉めることになる。それで本店は暫くの間、ランチ時のテイクアウト専門みたいになっていて、最近になって、またディナーを再開。それじゃあ行ってみるか、と今日、覗いてみた次第だ。シェフ側がコロナ禍で編み出した営業戦略なのかも知れない。でも店舗の維持費(賃貸料等)も馬鹿にならないだろうから、どのような技をもって2軒を操っているのかは定かではない。
料理は毎度、色々趣向を凝らして出て来るので、それについては特に変わったようなことは無い。相変わらず、アンティパストはとにかく美味い。正直、メインディッシュなんかは要らない感じである。変わったのは、いつの間にかこの店が出すワインは全てナチュラルワインになっていた。
ナチュラルワインの定義は良く分からない。ネット検索しても「添加物、保存料、砂糖は一切使わない」とかあり、それは当然で多分それだけではない。でもそのせいなのか、何れもワインの香りが独特なのだ。これはぶどうの品種だけの問題では無さそう。
テイスティングの際の表現方法として、良く果実や花の名前を使ったり、全くワインとは縁遠そうなモノ(例えばなめし革とか、ミネラルとか)を使ったりするのを目にするが、ナチュラルワインの場合はそれと違った表現方法が必要な気がする。女将さんお勧めのラディコン・オスラーヴィエ(Radikon Oslavje)を吞んでみてそう思った。うーむ、なんと表現したらいいだろう。

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西武秩父駅から特急に乗ると、飯能駅で途中下車するということはないので、この辺りで打ち上げることはなかなか無い。またコロナ前であれば、帰る方向がそれぞれ分かれるギリギリの街にしよう、ということになり、その場合でも飯能駅はまだ途中扱いになるので、これまた機会が無い。而してこれまで、飯能駅界隈はかなり疎い状態が続いていた。
今回は汗を流したのが飯能の旅館だったで、これ以上の機会は無い。そう考えて、予め事前調査はそれなりに行ってみた。そんな中で気になっていたのは、「カールヴァーン」という地ビールレストラン。駅からちょっと遠いのが難点だなと思っていたが、その姉妹店が飯能駅前にあることを知り、そこを覗くことにした。
ところがここは店が狭い。我々全員は入り切れそうにないと諦め、次善策として考えていた「王記」という中華料理店に入ってみた。打って変わって大きな店で、繁盛している様子。既に多くの客が入っていたが、それでも入ることが出来た。個室がいくつかある様だが、何れもグループ客が入っていた。
ここはひとくくりで中華料理店となっているが、実態としては広東料理、四川料理、東北料理を扱うようなので、いわゆる町中華とは違う、意外と本格的な店なのだ。先ずはメニューにあったA+B+Cセット(980円)という、酒と料理と点心のセット。酒も色々選べるが、当然皆で生ビールをチョイスして乾杯。
ところが呑んだ限り、これはビールではなく明らかに、「発泡酒」か「第3のビール」だ。銘柄までは分からんけど。まあ、文句を付けるのも面倒だし、980円に目くじらを立てるのもナニなので黙認。でもその後に出てきた料理や点心、その後に頼んだ(主に東北)料理はなかなか美味かった。特にラム肉と玉ねぎのクミン風味炒めは、久しぶりで懐かしかった(勿論、中国東北部で喰った訳ではない)。

80 ここは纏まって座れず。
81 ここに入った。
82 ビールじゃなかったけどまあ美味かった。
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83 四川料理と広東料理と東北料理を喰いました。

週末は何かと多忙なカミさんが、今度の祝日は時間がとれるというので、久しぶりにランチに出掛けることにした。場所は東京駅、丸ビルにある「オザミ・トウキョウ」というフレンチ。以前、入ったことがあった銀座の「オザミ・デ・ヴァン」の姉妹店で、やはり同様に予約が必要なほどの人気店とのことだ。
折角なのでちょっと早めに行って、小生と違ってまだ物欲が衰えていないカミさんは、近所をショッピング。小生は何方かと云うと、KITTEの地下階にフリーズドライ食品で有名なアマノフーズのアンテナショップがあったはず、と思い出し覗いてみたら既に無くなっていた。残念。
KITTEの中に気に入りの帽子屋があるので覗いてみたが、やはり物欲は湧いて来ず。帽子嫌いのカミさんが、いつの間にかベレー帽を買っていた。まだ時間は早いが、大丈夫だろうと丸ビルへ向かう。店は35階にあるとのこと。こんな上まで昇ったのは多分、初めて。観光客気分である。
上がってみて気が付くのは、低層階の店と違って造りにゆとりがある。このようなサイズの店を維持するのは、単に美味いだけでなく知名度も必要なのだろう。そんな中でも「オザミ・トウキョウ」はちょっと小さ目か。内装の色調もシックで如何にも真っ当な店だ。
今日予約していたのは、4,980円のランチ。メインディッシュは4種類の中から1つを選ぶことになっていたので、鴨と鰻のパイ包みトリュフソースにしてみた。先ずはシャンパンをグラスで。その後は、フルボトルは頼まず、グラスワインの赤を結局3種類愉しんだ(結果的に食事以上にワイン代が高くなった)。
アミューズは豚肉(かな?)のパテ、オードブルはガスパチョだ(これってフレンチか?)。勿論、塩味は控えめで上品な味付けである。メインディッシュのパイ包みは食べ応えがたっぷりで、ついワインを頼み過ぎた。これでなかったが、赤ワインは2杯で止められたはずだ。お蔭で昼間から些か酩酊した。

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このところ中華を喰って無いなと思い、行ったことが無い店が近所に無いかと探したら、見つかったのが新橋二丁目にある赤レンガ通り沿いの「四季煲坊」という店。つい先日入った「マルタ」の直ぐ傍だ。店の名前に「煲」なんて字を使うぐらいだから、そこいらにある町中華の店では無い。調べてみると「煲」は広東語で鍋のことらしい。
といっても、広東料理に特化したわけではないようで、メニューを見る限り色々ある。酒の種類も豊富なので、夜は中華居酒屋になるようだ。日本で、広東料理専門店となるとどうしても高級店になってしまうのは、何故か。中国本土(知らんけど)や香港、台湾は別としても、中華圏のシンガポールやクアラルンプール辺りも、中国料理ひとくくりにはならず、大衆向けの広東料理や福建料理、客家料理、東北料理の店は結構あった。結局、日本人の中国料理に対する需要が低いということか。
奥に細長い店で、カウンターとテーブル席が並んだ一階だけでなく二階もある様だから結構大きな店らしい。雑然とした感じがいい。客の入りは半分程度。独りなのでカウンター席へ通される。周りを見渡せば、料理メニューが壁中に貼られている。ランチだけで32種類もある。
こてこて中国訛り女将がいて、声が大きくて元気がいい。帰ろうとした客が「PayPayないの?」と訊けば女将曰く「PayPayないよ~!、現金だけ~!、現金いちば~ん!」と。流石、中国人、このへんが韓国人との違いかなと感じた。
ちょっと悩んで、チャーシューレタスチャーハン(880円)にしてみたら、ほんの2、3分で出て来た。ちょっと油多めだが、塩味旨味はちょうど佳し。この店は何度でも来て、色々味わってみたい感じだ。

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烏森神社の周辺は小さな居酒屋、小料理屋が犇めいている。かつてはこの辺りに夜毎通っていたことがあったが、昼間はゴーストタウンの如く物悲しさが漂う一角でもある。そんな界隈でも、ランチ営業している店は僅かながらもある。
ネット検索してみると、マルタ料理の店がその一角にあると知り、早速行ってみると、足繁く通った「炉端 武蔵 新橋店」と同じ雑居ビルだ。夜にそんな店の看板を見ても、スルーするのは間違いない。その名も「マルタ」という店である。マルタって、知ってますかね?シチリア島の南にある小さな島国、かの聖ヨハネ騎士団の国ですよ。恐らく、ここは日本で唯一のマルタ料理専門店。でもそんな高揚した気分は、店に入った途端、打ち砕かれた。
3階にある店に入ると、店の大きさは8畳間ぐらいで、20席ぐらいあるうち先客は11人(うち女9人)。客の入りは半分なので、それなりに閑散としていても可笑しくないが、実に煩い。女性客は皆、コロナなんか糞くらえって感じでマスク無しで女子トーク中、えらいところに来てしまったと激しく後悔した(女子率が高い店には注意しなくてはならない)。でもここで引き返す訳にもいかぬ。店員に2人掛けのテーブルを勧められ、渋々着席。
ともあれ何とか我慢して、初めてのマルタ料理を頂くことにする。頼んだのは、生ハムとトマトの包み焼きピッツァ(1,000円、PayPay可)。イタリアであれば、いわゆるカルツォーネっぽい。ナイフではなくピザカッターとフォークで食べるらしい。
口に入れてみると、生地はもちもち、香りも餅のようだ。まさか小麦粉じゃなくて米粉か?中に入っている具材も美味い。付いてくるサラダがまた美味い。コスパはとても良いと感じるが、実に惜しい。これで小生(を含む男性諸氏)がもう二度とこの店に入らなくなったとしても、それは決して店のせいではなく、きっと他の客(おしゃべり女たち)のせいです。

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相模川河畔で鮎を喰った翌日、朝6時過ぎに家を出て、いつものようにカミさんの車で軽井沢へ向かった。これも毎度のことながら、高坂SAで朝食。小生はイートインコーナーの「麺匠・久玄」で淡麗鶏塩ラーメン(950円)を喰う。SAのラーメンは値段が高いくせにいまいちな店が多いが、ここはかなりマトモで満足だ。カミさんは、コンビニおにぎり。
更に途中、横川SAで休憩したのち、プリンスのアウトレットで暫し自らの物欲を駆り立ててみるが、結局、明日着る半袖のシャツを買った(だいたいいつも着替えは現地調達)ぐらいで昼になる。今日のランチは、カミさんが予約を入れた「ブラッセリーナカガワ」というカジュアルフレンチの店。
南軽井沢の「軽井沢レイクガーデン」に隣接した店なので、緑に包まれた小洒落た感じで、明らかに女性好み。オヤジ同士で来るようなところではない。予約した時間よりもちょっと早く着いたが、しっかり時間まで待たされた。人気の店なのだ。
料理は3,050円のランチコースにしてみた。オードブルに、肉料理、パン、デザート、飲み物が付く。先ずは、カミさんに遠慮しつつ生ビールを吞み、調子が出たのでグラスで赤ワインを注文した。カミさんはノンアルのワイン。オードブルはサーモンのゼリー寄せ。これはビールが進む。
メインは仔羊。奇を衒わない真っ当な味だった。でもちょっと吃驚したのはデザート。基本的にデザートには関心が及ばないが、出て来たのはレモングラスのブラマンジェに、ミントのアワが懸かったもの。東南アジアで一般的なレモングラスなんて、フレンチの食材ではない筈。なかなかやる。ブラマンジェは甘さ控えめでまあまあだった。

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もう梅雨が明けた、とのことで(だいぶ後になって、実は未だ明けてなかったという発表があり、詳しいことは分からないが、今期はきっと専門家でも悩まされる気圧配置だったらしく、結果的に7月23日が正式な梅雨明けとなったようである)朝から猛烈に暑い。而して涼しいオフィスから外に出る気にならない。とはいえ、今日は昼食は止めておこうという訳にもいかない。
ということで自ずから手近なところで済まそうという安易な意識と、こういう時こそ人気の店は空いている筈、という打算が鬩ぎ合って気もそぞろ、仕事に手が付かない。昼休みになってすぐ外に出てみると、案の定な陽気で忽ち頭がくらくらしてくる。さて、・・・どうするか。
少しだけ考え、ここはやっぱり困った時の「李さん」頼み、ということで最寄りの「李さんの中華屋」を覗いてみると、偶々外に出てきた店員と目が合って、その瞬間に「いらっしゃい!」と云われてそのまま中へはいると、果たしてガラガラだった。丁度良い時にカモネギだったようである。
これだけ空いているのは、やはり暑さのせいだろうか。店内はガンガンにエアコンが利いていて気持ちが良い。ともあれ、これで3回目の入店だ。メニューを見ながら、確か前回は麺(ジャージャー麵)だったので、今日はご飯にしよう、だったら定番のチャーハンにするかと、かに風レタスチャーハン(750円)にしてみた。
空いているだけあって、しかも中華料理は作るとなったら早いので、あっという間に出て来た。「かに風」というだけあって、やっぱり赤い具はカニカマだ。でもいい味。この店はB級料理が普通が美味い。堂々とカニカマレタスチャーハンと名のったっていいんじゃないの(レタス少ないけど、それは重要ではない)。十分満足したところで、また灼熱のオフィス街へ出ていった。

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都留市の「夢庵」で喉を潤した後、谷村町駅から富士急行線に乗り、終点の大月駅で下車。今宵も打ち上げは大月。立川に較べれば大月の市街ははるかに狭いので、この調子で通い続けると、そのうち大月の飲食店を、全て制覇してしまいそうである。
とはいっても、やって来る時間帯次第では、同じ店に何度も通うパターンに嵌るころは否めず、今回もイタリアン&フレンチの「月Café」に入ることにした。ほぼ1年ぶり。念のため予め電話を入れたが、そこまでする必要は無かったようだった。
もう喉の渇きは癒えているので、最初からワインを注文。先ずはキリっと冷えた白にしてもらう。出て来たのは地元山梨の池田ワイナリー・甲州遅摘み2020。確かに遅摘みのせいか、甘さを強く感じる。頼んだ料理はシーザースサラダ、ピリ辛チョリソーソーセージ、スパゲッティー・カルボナーラ、トリッパトマト煮込み、ミラノ風カツレツ、そしてピッツァ・マルゲリータ。舌鼓を打ちながら、今日の山は意外に涼しかったね~と暫し山談義が弾む。
この中で白に合うと思ったのはミラノ風カツレツか。なかなかボリュームがあって、しかも美味い。実際にミラノで喰ったカツレツはちっとも心に響かなかったけれど、ここのはイケてる。他に、毎度食べているがトリッパトマト煮込みは間違いない味わい。
白ワインが無くなったので、次は赤を注文。出て来たのはキンキンに冷えた赤だった。赤をここまで冷やしてしまうのは如何なものか。ともあれ、追加の料理を注文しようと、海老のアヒージョとラタトゥイユを選択してみた。料理の味は勿論悪くは無いのだが、冷え過ぎた赤ワインのせいで、何となく高揚した気分に水を差されたようだった。

50 打ち上げはここ。
51 念のため予約電話を入れました。
52 白ワインで乾杯。
53 遅摘みのせいか甘口。
54 シーザースサラダ。
55 結構ピリ辛なチョリソー。
56 がっつりカルボナーラ。
57 定番、トリッパのトマト煮込み。
58 ミラノ風カツレツはボリューム満点。
59 ピザ・マルゲリータ。
60 海老のアヒージョ。
61 ラタトィユ。
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62 すっかり暮れました。

今日は中華にしようと思い、スマホで店探し。近所の店はだいたい一度は入った状態になってきたので、徐々に遠出が必要になってきた。狙いを定めたのは御成門寄りの「台湾麺線」という台湾料理の店。「台湾」と「麺」は分かるけど、「線」とはどういう意味だろう。「麺線」でひとつの意味なのだろうか?
と思いながら「台湾麺線」のHPを辿っていくうちに、「麺線とは、ソーメンを蒸した細い麺を温かいとろみがあるダシが効いたスープで煮込んだもの」ということで、台湾では比較的ポピュラーな食べ物だと知った。麺を煮込むというと、日本ではほうとうぐらいしか思い付かない。普通、ラーメンに限らず、うどんでもソーメンでも蕎麦でも、麺はスープで煮込むものではなく、スープを掛けて啜るものだ。何だか少々興味が湧いてきた。
店に入ると、先客は2組だけで、4人組(男2人女2人)と独り女客。座席の数は数えたら18脚。ということで、入客率5/18、女子率3/5だった。つまりかなりスカスカ、それでも姦しい状態。若い中国系女性店員は、手持無沙汰で気怠そうにしている。
メニューを見て暫し思案。せっかくだから麵線にしたいところだけど、今日はちょっと暑くてそんな気分になれない。而してまたまた、この頃マイブームな魯肉飯(770円)にしてみた。空いているせいで、忽ち魯肉飯登場。
さっそく口に入れてみれば、八角は香僅か。何だかそれだけでも少し残念な気分。塩味はかなり薄目である。せめてトッピング(パクチー120円、目玉焼き120円)すればよかったか。でもそうすれば、忽ち千円オーバーになってしまう。量的には腹八分目ぐらいで丁度良い感じかも知れないが、やはりコスパいまいちな気分が残った。次回はぜったい麵線を頼むつもり。PayPay、OKでした。

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昼休みになったところで外へ出てみると、いつの間にか本降りの雨、しかも湿気が多い。とりあえず職場へ傘を取りに戻ったものの、この状況では余り歩き回りたくない。ということで手近な店に入ることにして、とりあえず向かったのが、「李さんの中華屋」だった。
2月に入って以来なので、4ヶ月ぶり2回目の入店。その前回は空いていたが、今日覗いてみるとなんと、満杯だ。ダメか、と思い戻りかける前に、女性店員がすかさず「相席でお願いします」と、2人掛けのテーブルの真ん中に巨大な透明アクリル板衝立が置かれた席を指さした。もう「また来ます」と云えない状況を感じたため、素直に着席した。なかなか抜け目がない店員だ。
ということでメニューを見る。前回は麻婆豆腐チャーハンだったので、今日は麺類にするか、天気のせいか、サッパリ系がいいかなと思いつつ、と選んだのはジャージャー麵(750円)だった。何となく韓国料理か、もしかして盛岡料理かなと思っていたけど、よく考えれば中国料理なのだ。
電子書籍を読みながら待つが、流石に直ぐには出て来ない。でも何割かの客はもう食べ終わったのに、だらだらと駄弁っている。さっさと出て行って欲しいとイライラしているうちに、ジャージャー麵が出て来た。10分ぐらいで出て来たということだ。
早速手繰ってみれば、麺はもちろん中華麺で細打ちちぢれ麵。麺の上に乗っているのは、ネギと肉味噌とキュウリだけというシンプルさが良い。肉味噌は脂っこさは一切なく、辛み、塩味も控えめ。麺はしこしこ、量的にもちょうどいい感じ。総じて全般的にはまずまずの美味さだった。
満足して出ていこうとすると、前回は気が付かなかったが、この店もPayPayが使えることに気が付いた。意外と新橋のランチでPayPayが使える店がある。この頃、現金を使うのはほぼ、この場所、この時間に限られているので、これから益々現金は不要になりそうだ。

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