山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

メトロ半蔵門線沿線

「いづみや」で些かほろ酔いになったあとは、件の待ち合わせの店へ。麹町にあるその名も「麹町カフェ」は、マンションの中2階のような場所にあった。店の外観に派手さは無く、看板も控えめであるため、うっかりすると通り過ぎそうな佇まい。なかなかシックだし、街並みに溶け込んでいる様でもある。アユラシはどうやってこのような場所に、このような店を見つけたのだろうか。少なくとも小生の行動パターンでは、この店と出会うことは難しそうだ。
店はメトロ半蔵門駅出口の直ぐ傍。この界隈を初めて歩いてみて感じるが、意外にもマンションがそれなりに建ち並んでいて、この辺りに住んでいる人もそれなりにいる様子、なんとなく生活感がある街である。麹町ってそうゆうところだったのかと得心。
偶々、入口でのんちゃんと一緒になり、店に入る。店の中もシックだが、やはり女性が好みそうなインテリア。テーブルや椅子などの調度品は結構使い込まれた感じで、落ち着ける。案内されたテーブルには、アユラシも和尚も既に到着済み。残念ながら、オヤジ二人では少々店の雰囲気には馴染んでいない感じ。
今日は料理も予約済みで、飲み放題となっているとのこと。ならばゆっくり料理と酒を楽しもう。料理は基本、イタリア系のようだが、タパス的な要素もあるので、いわゆる地中海風という感じかも知れない。出てきたものは、どれも素朴な味付けで美味かったが、特に野菜と魚介類のサラダをマヨネーズのディップで喰う一皿はなかなかだと思う。
味付けがシンプルであるところがこの店の特徴のようで、それはこの店のインテリアともコラボというか、シンクロしている感じがしていて居心地が良い。麹町に来る機会はそうは無いだろうが、いつかまた覗いてみたいと思う。

20171005_185644

20171005_190302

20171005_191505

20171005_191824

20171005_193325

20171005_195530

20171005_202225

20171005_211251

FullSizeR (1)

平日、アユラシ達と呑みに行くこととなり、店を選んで貰ったら半蔵門駅の傍になった。たぶん半蔵門駅はこれまで降りたことが無かったと思う。この先も恐らくここへ来ることは無さそうだ。自分で選ぶと、きっと別の場所になるだろうから、誰かに選んでもらうと、思いも寄らない場所へ誘って貰えることが面白い。これからも、この手はちょくちょく使わせていただこう。
ちょっと早く会社を出られそうだったので、少々フライングして何処かで喉を湿らせておこうかと、半蔵門駅界隈をしばしGoogle Map探索。すると、駅の直ぐ傍に「いづみや」なる角打ちのできる酒屋を発見、独りでは入りにくいので、フットワークが軽いなおちゃんを誘って、一足先に行ってみることにした。
18時の開店直後に行ってみると、思いの外シックで小奇麗な概観。なんか、麹町っぽい。酒屋がそのままの店構えで角打ちを始めたというよりは、角打ち用にわざわざ改築したように見える。店の半分は小売用の商品棚であり、もう半分は角打ち用の商品棚と冷蔵庫が並んでいる。店内に立ち飲み用のテーブルが4つ、引き戸の外のデッキ風の通路にも小さいテーブルが並んでいるが、どこかの角打ちのようにビールケースを流用したような安直さは無く、ちゃんとそれ用に設えた木のテーブルだ。
レジの傍には生ビールのサーバーや、乾き物のつまみが並んでいる。ここのシステムは、気に入った酒を冷蔵庫から取り出して、レジへ持っていって金を払い、自分のテーブルで待っていると、店主が空のグラスと瓶を持ってきて、目の前でグラスに注いでくれる。
喉が乾いていたので、まず生ビールを貰うが、それを呑み干してもまだ時間があったので、日本酒もいただくことにした。引き戸が開け放たれたままの状態で暑くも寒くも無い、今の季節が角打ち日和。これぞ都会のオアシス、黄昏時に外の風を感じながら呑む酒は、乙である。機会があれば、また寄ってみたい。

20171005_175629

20171005_180041

↑このページのトップヘ