山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

米国

仕事を終えた後、ソフトボールをやるという話を聞き、しかも食事が出るとのことだったので、ソフトボールをやるつもりは無いものの、喰い物に興味が湧き、意地汚く付いていってみることにした(残念ながら、法律で野外での飲酒は禁じられているので、観戦しながらのビールは叶わない)。場所はアパートから車で40分くらい。やはり湾の反対側にあるディア・パークという町。
着いたところは整備が行き届いた公園(でも公園の一角には、ハリケーン災害で発生したと思われる瓦礫が、人の背丈の何倍も高く積み上げられていた。ソファーとかテーブル、カーペット等が目立つ)。ソフトボール専用の球場が4つ並んでいる。照明設備も完備しているのでナイトゲームだってへっちゃら。グラウンドはふかふか天然芝。ダグアウトも、小さいながら観客席だって付いている。こんな施設が町で運営されていて、住民に(我々はよそ者だけど)タダで開放されている(夜間照明だけは有料で、1時間100ドルとのこと)。
日本でのソフトボール環境はどうなのか知らないが、おそらくアメリカには遠く及ばない気がする。こんな施設で小さい頃からソフトボールをやっていたら、強くならない筈は無い。戦後70年余経ってもまだ日本は、物理的ディスアドヴァンテージを、根性でカバーしようとしてるのではないだろうかと感じる。
対戦相手は、仕事仲間の現地人。現地人同士ではスペイン語で会話するので、いわゆるヒスパニック系、テキサス州は3割ぐらいがヒスパニックだそうだが、仕事場にはもっと多いような感じがする。細い人もいるがたいていは、そんな腰回りではゴロなんか取れないだろうという感じだが、意外に軽快。それよりもなによりも、やはり肩(というか肘)が強い。ノンステップでも易々と一塁へ送球する。全くの素人でもこんな具合なのだから、このような人々の遙か上にいるメジャーリーガー達に伍して、日本人大リーガーは検討していると思う。
料理の出前があるのかと思っていたら、店が丸ごとやって来ていた。いわゆる露店。夫婦でやっているようだ。照明用の電気は、バックネット裏にちゃんとコンセントがある。全く、アメリカには感心する。訊くところによると露店の出前は50人前で、525ドルとのこと。日本でもイベント向けではあるだろうが、個人的に呼ぶにはなかなか難しいかも知れぬ。料理はメキシコ料理。トルティーヤと豆のスープ。出来たてはやはり美味かった。

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ハリケーン一過の日曜日に、近所にあるGoose Creek Parkを男5人でぶらついた。

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アパートの直ぐそばにある町の斎場。日本とは違う雰囲気。

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これがGoose Creek。まさに小川。ここでアライグマを見掛けたという人がいる。

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Parkに入ると、とたんに木々が鬱蒼としてくる。なんとアリゲーターもいるらしい。

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真ん中にいる鳥はミノゴイというらしい。獲物を狙っているようだ。

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テキサスのサルオガセは、平地でも自生するようだ。

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市の施設。動物とは主に何が対象なのだろう。まさか犬猫じゃないと思うが・・・。

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ここはいわゆる自転車スタンド。空気入れもあるし、なんとパイプの中にはドライバー、スパナなどの工具一式があった。

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ハイウェイの下を潜る。橋脚や橋桁は日本に較べるとひ弱。此所は地震が無い地域であることが良く判る。

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ハイウェイのジャンクションを横目に見て通過。

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木の上がにぎやかだった。ムクドリモドキかも知れない。

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グース川の下流は、もう湾の一部のようで、見た目では流れてはいない。

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遠くの給水塔の、さらに先の方から歩いてきた。

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カバノキの仲間のようなだが・・・。実がなっていた。

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飽きもせず咲いているサルスベリ。

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葉が垂れているスギ。何ですかね。

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遠くに見えるのは巨大石油コンビナート。

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道端の白い花。

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ハリケーンが残したゴミ。

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ソフトボールほどもある大きな実。何の実だろうか。ハリケーンが落としたようだ。

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見上げると、木の上にもいくつかあった。

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ノウゼンカズラかな。

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ここにもノウゼンカズラ。レジ袋があんなところに。あそこまで水位が上がったわけだ。

ハリケーン明け2日目も、職場でランチが提供された。少々期待しながらランチボックスを開けてみると、チキンの片足がデ~ンと入っていた。付け合せはソーセージとポークビーンズとポテトサラダ。パン等の炭水化物は無し。グリルされたチキンは見かけほど、味は濃くない。
なかなか潔いランチだ。テキサスでは、こういうランチもアリなのか。日本では、炭水化物(パンやご飯や麺類)も無いランチは、まず見たことが無い。成立しないのだろう。小生に限らず、大方の日本人にとってこれはランチではなく、ビールのおつまみセットに見えてしまうだろう。同僚の中からも「ビールが欲しい」という呟きが聞こえてきた。

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ハリケーン明けの土曜日。久しぶりの出勤となった。辺りのハイウェイは、まだ水に浸かっていて閉鎖されているところが多い。ベイタウンは違うが、夜間外出禁止令が出たままの所もある。店もまだ閉まっているところが目立つし、スーパーは開いていても商品棚がスカスカなコーナーもある。一部の乳製品やパン類は完全売り切れ状態。影響は未だ暫く出そうだ。
今日の出勤状況は半分以下で、午後3時までに退勤せよとのお達しが既に出ている。昼食はオフィスに用意してあるとのことで、どんなランチが出てくるのかと楽しみにしていた。
出てきたのは、シュロッツスキー(Schlotzsky)というカフェのテイクアウト・ランチ。巨大なランチボックスの中身は、巨大ハンバーガーとポテトチップスとクッキー。ハンバーガーといっても、いわゆる牛肉ミンチではなく、ハムが何枚も挟まっているシロモノ。大きさも、日本ではまずお目見かかれない大きさだし、ずっしりと重い。喰っているうちに、間違いなく腕が疲れて途中で休む必要がある。
包みの中は既に半分に切ってあったので、なんとか半分を平らげたところで完全ギブアップ。こんな巨大なシロモノを普通に平らげるには、少なくとも20代までの基礎代謝が必要だ。味はまずまず美味い。残り半分とポテトチップスとクッキーは、持ち帰って夕食にした。それにしても、クッキーは甘い(しかも、かなり)ので食後の「デザート」代わりだろうが、果たして、ポテトチップスは口直しの(付け合せの)「野菜」の役割なのだろうか、それともやっぱり炭水化物なのだから主食の一部なのか、少々気になる。もしかして、この頃の人間(米国人も日本人も)にとっては、ポテトチップスはランチの一部なのだろうか。

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SchlotzskyのHP: こちら

テキサス州に5日余りも居座り続けた迷走ハリケーン「ハーヴェイ」が漸く去って、それまでアパートに缶詰になっていたこともあって、みんなで、「肉(やっぱり)を喰いに行こう」と声を掛けられ、二つ返事で便乗させてもらった。
場所はベイタウンから見ると対岸の町シーブルック、アパートからクルマで20分ぐらい南に下ったところにある店。この辺りは海に近く、先日のハリケーン、ハーヴェイに痛めつけられた場所と思っていたが、思いの外、荒れていない。
到着してみると、肉屋の一角がステーキハウスになっていた。肉屋の方がずっと間口が広い。中に入ると左側に4人掛けのテーブルが並び、真ん中に巨大テーブル。そこに我々の先発隊が既に着席していて、ビールを呑んでいる。
席に着く前に奥のカウンターで料理を注文する仕組み。みんな16オンス(すなわち1ポンド、約454グラム)を喰っている。どうしたもんかとちょっとだけ考えたが、余ったら持ち帰れば良いかと気軽に考えて小生も16オンスのリブ・アイを注文。焼き方はミディアム・レア。サイドは、さやインゲンとコールスローにした。
皆呑んでいるビールは、訊けば持参したとのこと。ここはビールの販売は無く、その代わりに持ち込み自由とのこと。小生にもビールを分けてもらう。
やがて16オンスのステーキがどしどしやって来て、小生の前にもドンと置かれる。皆一斉に、脇目も振らず齧り付く。一気に喰わないと喰い切れない、と異口同音に云うので、小生も、サイドのさやインゲンやコールスローには目も呉れず(ちょっとだけ味見したが、どちらも異常に甘い!)それに倣う。
一頻り、無心に喰ったが未だ半分、もう皆は喰い終わって満腹顔。残りはテイクアウトしようかと思いながらもうちょっと頑張ったところでギブアップ。14オンスぐらいは行ったようだ。もう充分。それにしても、16オンスのステーキが20ドル以下で喰えるのだから、かなりリーズナブル。やや焼き過ぎで少々硬かったが満足できる。酒は持ち込み可、19時で閉店という、余り商売っ気が無いステーキハウスであった。

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Dave's SmokehouseのHP: こちら

皆がアパートに集まって、BBQパーティーをするということを聞き、お邪魔することにした(というか、全員参加が前提だったようだ)。我々が住んでいるアパートでは無く、徒歩数分のところにある"The Villas"というところ。同じく木造3階建てが10数棟立ち並んでいるが、そこここに煉瓦が使われていて少々重厚感がある。これに較べると、我々のアパートはやや安普請に見えてくる。
プールがあるところも同様だが、立派なpoolside BBQ houseが設えてあって、しかも2台のガスコンロ(もちろん、燃料代タダ!)と大型フラットテレビが常設。確かにちょっとリゾート気分。これで月16、7万円ぐらいの賃貸アパートとなれば、ちょっとは高いかもしれないが、日本じゃまず、こんな贅沢は考えられない。
到着すると、既に様々な肉がガシガシ焼かれている。20代、30代の連中は肉が大好きだ。ここぞとばかり肉が大量に仕入れられていて、到底食べきれる量ではないと思っていたが、見る見るうちに平らげられていく。凄まじい光景だ。もちろんこちとらは、喰い気よりも呑み気である。
先ずは、暑いのでやっぱりビールからいただく。BUD LITE、COORS LITE、SHINER BOCKと馴染みのビールを呑み比べているうちに、「これが一番美味いですよ」と薦められたのは、DOS EQUIS(ドセキ)という名のメキシカンビール。アルコール度数は4%と低め。呑んでみると、確かに太陽の下で呑むには良い感じ。やはり有名なTECATE(テカテ)に似ている感じで、こちらの方がややドライか。癖が無いのでBBQに限らず何にも合う感じがする。
ビールの後は、薩摩焼酎やらウィスキーやらをちびちび舐める。しかしながら立食なので(プールサイドにはサマーベッドも設えてあるが、酔っ払っていると水の中へ転げ落ちそうだ)、だんだん腰が草臥れてくる。やはりせいぜい2時間が限度。若者達が、まだ元気にもりもり肉に齧り付いている姿を横目で見ながら、一足先に退散した。

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ベイタウンにある飲食店で、日本人にも馴染みがある店と云えば、「レッド・ロブスター」もその一つだろう。日本でもある意味、一世を風靡した店だが、ひと頃に較べて人気に翳り出たのか、日本法人は2回ほど身売りされたようで、店舗数も以前よりはだいぶ少ないようだ。
ベイタウンにある「レッド・ロブスター」にやってくると、他の派手派手な店と較べてなんだか随分、地味な色使いに感じるが、この頃の日本にある店舗も落ち着いた色になったらしい(なにしろ、埼玉だったら川口にしかないらしいので、目に触れることがすっかり無くなった)。
「レッド・ロブスター」は、その名の通りシーフードがウリの店。牛肉野郎ばかりいるテキサスで、流行っているのかやや眉唾に思いながら店に入ると、案の定というか直ぐにテーブルへ案内される。客の入りは2、3割といったところだろうか。客単価も牛肉屋に比べればやや高いせいもあるのだろう。でも、偶に来る我々にとってはそれほどマイナス要因では無いし、勿論、魚介系に飢えているのでウェルカムである。
メニューを開くと、呑みものの種類が豊富。ビールだけでも10種類ぐらい揃えている。ここはやっぱり呑んだことがないものにしようと、「Sam Adams Boston Lager」にしてみた。IBUは30。ホップがそこそこ利いていて、日本人好みの味だ。
料理は例によって、経験者にお任せ。出てきたのはムール貝や海老、ホタテ、白身魚(なまずか?)など。牛以外が並んでいる光景は珍しい。最後に出てきたのは、ガンボ(Gumbo)という名のスープで、この界隈の郷土料理とのこと。いろいろなタイプがあるようだが、出てきたのはオクラがベースらしい。思った以上に美味い、ほっとするシロモノである。

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日曜日、近所を散歩がてらドライブするというので、便乗させてもらった。なかなかベイタウンから出ることが無いので、こういう機会を逃すと、職場とアパートとスーパー以外行かないことになってしまう。偶にはリフレッシュも必要だ。
先ず行った所は、サン・ジャキント公園という、湾を挟んで対岸のラ・ポルテにある、とても地味な公園。ここには巨大な記念碑が建っていて、かなり遠くからも見える。比較的有名な「ワシントン記念塔」(169m)よりも高く(174m)、石の塔としてはなんでも世界一らしい。塔の内部は博物館になっているらしいが、それだけで周囲には建造物は一切無い。日本だったら茶店や土産物店の一軒ぐらいありそうだが、ここは全く何も無い。しかし、それでもぽつりぽつり、観光客がやってくる。この塔は、メキシコとのテキサス独立戦争で亡くなった兵士を記念して建てたものとのこと。石の表面には、アンモナイトや三葉虫のような化石を沢山見ることが出来る。
次に向かったのは、戦艦テキサス。第1次世界大戦と第2次世界大戦の両方で使われたシロモノ。ここには土産物店もある。日本で云えば戦艦三笠の如く係留されて中を見学できるようだが、入館料が$12もするのでやめた。
その後、ケマーやシルバン・ビーチ・パークなどビーチリゾート地を回ったら昼食の時間。NASAの宇宙センターを横目に見て辿り着いたところが「Pho21」という店。その名の通り、ベトナム料理のフォーを専門に喰わせるという店である。店員も皆ベトナム系。この辺りはベトナム戦争で、かつてサイゴン、いまのホーチミンシティが陥落する頃、難民がやって来て住んでいるとのこと。実際、この界隈にはベトナム料理店が何軒かある。
店の名前にもなっている、メニューの21番目のフォーを喰うべし、これが絶対お勧め、との仰せに従って注文。ラージとスモールがあるが、スモールでも十分(麺が1.5玉分)。普通、フォーは牛肉や鶏肉、豚肉別にフォーがあるが、この21番は全部入っている。ベトナム野菜もたっぷり。それに、スープが本格的だ。思わずスープを殆ど飲んでしまった。
これで$6.75は、安いと思う(尤も、ベトナムで喰ったら、せいぜい$1ぐらいだろうけど)。それにしてもまさか、テキサスでこれほど美味いフォーが喰えるとは思わなかった。

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同僚に誘われて、初めてメジャーリーグ・ベースボールなるものを観に行くこととなった(シートは$28のバックネット裏)。ヒューストン・アストロズ対トロント・ブルージェイズの試合。もちろん、スタジアムはアストロズの本拠地、ミニッツ・メイド・パーク。
開閉式ドームだが、鉄骨がむき出しになっていて、何やら古き佳きアメリカを髣髴させる雰囲気。世界で3番目の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場だそうである。我々の席は4階。高度感が有り、うっかりするとグラウンドへ転げ落ちそうだ。
座席の位置を確認したところで、喰い物と呑み物を探しに。観客席の裏側にはずらりとショップが並んでいるが、殆どがハンバーガーやホットドックを売っている店。巨大なハンバーガー($7.75)は喰い切れそうにないので止めにして、巨大なホットドック($10)を喰った。でもこっちの方が高かった。ビールは瓶と生を売っているが、何れにしてもプラスチックカップに注がれる。観客席へ瓶は持ち込めない。なんだかわからないまま、某クラフトビール($10)を注文。
席に戻り、ビールをちびちびやっているうちに試合開始。日本のプロ野球のように、鳴り物が無いので割りと試合が淡々と進む。ところどころ、観客を楽しませる嗜好が挟まれる。それにしてもさすがアメリカ、観客のノリはちょっと凄い。観客はそれこそ老若男女、爺さんも婆さんも立ち上がって応援する。家族総出でやってきたようなグループが辺りに幾らでもいる。
アストロズ大幅リードのまま、試合はいつの間にか終盤。ブルージェイズの最後のバッターは代打、元プロ野球ヤクルト・スワローズのノリチカ・アオキだ。つい先週の7月31日まで、アストロズの選手だったが、電撃移籍でトロント・ブルージェイズの選手となり、これが移籍後初打席。ブルージェイズの監督も味なことをやる。観客もちゃんと心得ていて、みんなスタンディング・オベーション。日本だったら間違いなくブーイングだろうが、アメリカは違う。ちょっと鳥肌が立った。
ホットドックはまずまず美味かった。アメリカ人が発明した料理は、ハンバーガーとホットドックだけと常々思っていたが、今回、それは正しいと再認識。それともうひとつ、アメリカ人が発明した文化のひとつは、間違いなくベースボールだと実感した。

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実は今回、2週間ほど前にNH174便を予約した際、旅行会社の係員から「とりあえず席はお取りできますが、夏休みで混んでいますから、通路側も窓側もお取りできません」と宣告されていた。隣の通路側に、席からはみ出そうな200キロ超の巨漢が座っていたり、窓側がはしゃぎ廻る子供だったりする可能性は充分ある。ヒューストンまで12時間15分。想像する度に、ず~んと暗い気分だった。
しかし偶々、ちょうどマイルが貯まっていたこともあり、ダメ元でアップグレードを申し込んだところ、OKとのこと。チェックインカウンターのお姉さんが一瞬だけ、天女に見えた。一転して日本晴れ気分。ビジネスは本当に久しぶりだ。席に着いて辺りを見回すと、まだ空席がちらほら。通路を隔てて窓側は、日本人5人家族がずらりと席を取っている。うち子供3人。お父さんの勤め先は何処なのかはともかく、まだ小学生になったばかりのような子供が、ビジネスクラスに当たり前に座っているのを見るにつけ、この子は世の中を甘く見ちゃうんじゃ無いかと、人ごとながら気になる。その子達は育ちが良いせいか、席を離れて走り回るようなことをしなかったのは幸いだ。
食前の呑みものは、先ず「東光・純米吟醸原酒」をもらう。山形ツアーで馴染んだ酒だ。オードブルをつまみにちびちびやる。その後は、「白菊・特別純米」もいただく。こっちは爽やか系。そうこうしているうちに食事の時間。選んだ和食は「銀座・奥田」がプロデュース(この頃売り出し中の、有名料理人の店。もちろん、ミシュラン☆☆の銀座の店なんざ、こちとらお呼びじゃない)。どれもこれもなかなか美味い。久しぶりに、デザートまでしっかり喰った。毎度思うが、エコノミークラスとはえげつない程、差があるなぁ。次にマイルが貯まるのはいつのことだろうか。
機内放送で、遅ればせながら「ゴースト・イン・ザ・シェル」を観た。ストーリーは単純だが、映像美はなかなかのもの。やはり草薙素子は、スカーレット・ヨハンソンでなくてもよかった感じ。桃井かおりがお母さん役とは、笑った。その後、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」と「キングコング」もついでに観た。どちらも随分、金が掛かっているようだが、可も無く不可も無い感じ。
この頃のビジネスクラスのシートは、ボーイング777ダッシュ300でも完全フラット。おかげで快適な眠りについた。

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ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港ターミナルDにある、ANAのチェックインカウンターには誰も並んでおらず、数人いた女性係員は手持ち無沙汰の状態。小生が現れると、3つのカウンターそれぞれから手招きが起こる。
真ん中のカウンターでチェックインすると、いきなり、通路側の席がいいか、窓側の席が良いのか訊いてくる。一番後ろの通路側エコノミー席を取っていたはずだと思ったが、そうか、プレミアムエコノミーの席が空いていたんだと気が付き、「通路側で」と返事。
搭乗してみると、たしかにプレミアムエコノミーはガラガラ。半分もいない。こんなことは珍しいかも知れない。小生の席がある3列席は小生だけ。前後も通路側席だけなので、こういうときにはやっぱり窓際席にして、気兼ねなくリクライニング。やがて現れる、アメリカ時間の昼食(日本時間だったら早朝食)は天丼にした。
野村萬斎主演の「花戦さ」を観てみる。池坊のプロパガンダ映画かと思ったが、原作は小説だそうだ。この映画の中では野村萬斎は一貫して「静」。狂言師が「動」を演じないのは、やや不完全燃焼な印象である。脇はそうそうたる俳優が演じている。佐藤浩市が利休役をやるようになったのかと少々驚く。ちょっと冴えない感じ。
続いて「ローガン」を観てみる。いつの間にかX-メンシリーズも第10作とのこと。これが本当に最終作のようだが、ヒュー・ジャックマンも随分と儲けたことだろう。かなり老けた役をやっているが、まだ40代。また違った味を出してくれるだろう。
東に向かうNH173便は、ずっと太陽を追い掛けるので日が暮れないが、日付変更線を跨いだとたん、次の日になるというのが、まだ何となく違和感がある。

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こちらのタクシーは、ボディーに何も書いていないし、屋根に何も載せていないので、普通の自家用車との違いは全く判らない。従って、指定した待ち合わせ場所へ行って何台も車が止まっていたりすると、どれが自分が呼んだタクシーかどうかは、タクシー運転手(制服とか制帽なんて着けてないから、これまた良くわからない)の方から、"Mr. Fukutaicho?"とか聞いてくれないとどうにもならない。
今回は、待ち合わせ場所に2台、タクシーと思しき車が止まっていて、そのうち1台のほうのまん丸黒人女性運転手が、やってきた小生に向かって”おたく、Mr. ABC?"と他人の名前を呼んだので、"Unfortunately, no."と答える。じゃあ、もう1台のほうかな、とそちらの方のマッチョ黒人男性運転手に"Are you waitng for me?"と声をかけると、俺は、Mr. XYZを待っているんだ、と仰る。それって確か来週に帰る奴の名前だと気が付いたので、あんた、待っている奴を間違えてない?と云うと、そんなはずはねえと云いながら、スマホの予約表(タクシー会社のアプリらしい)をチェックし始める。そのうち、おっと間違えていたぜ、こっちがおたくの名前?と小生の名前が書かれたスマホを示す。悪びれることも無く、如何にも大雑把で大らかなアメリカ人らしい。事程左様に、タクシーに乗るものそんなに簡単ではない。
アパートからジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港まで、タクシーでぶっとばせば約30分。直ちにANAのカウンターでチェックイン。時間帯のせいか、曜日のせいかわからないが、どこの航空会社もガラ空きだったが、隣のKorean Airのチェックインカウンターだけが、やたらに混んでいた。
ほぼ半年ぶりのUnited Clubラウンジ。前回に較べて、こちらも随分空いている。さて、何かつまみながらビール呑むかと、先ずはカウンターにいる女性にバドワイザーを所望。さてと、つまみになりそうなものを探すと、やっぱり何も見つからない。あるのはヨーグルトとトーストとフルーツとスコーンとクッキー。やむを得ず、今回もスコーンをチョイス。そのうち、ビールの友はスコーンに限る、と思う様になるかも知れない。

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「Nara」と聞くと、奈良?日本料理の店か?と思ってしまうが、歴としたタイ料理店とのこと。しかし、入口に"SUSHI BAR"などと書いてあったりして、訳がわからない。アメリカ人から見れば、タイも日本も違いは大してないということなのか。この姉妹店は、ヒューストンを中心に4店舗あるらしい。
店に入ると、確かに雰囲気はオリエンタル。4人がけの(日本だったら6人がけ相当の)ボックス席が主だが、右手にバーカウンター席、奥に寿司屋のカウンター席がある。先客は一組いただけ。そのうちその客も帰ってしまい、寂しくなる。大丈夫かな、この店。寿司屋のカウンターの内側に居る板前(アメリカ系タイ人か?)も明らかに手持ち無沙汰。
店の古株らしきタイ系中年女性店員が注文を取りにやってくる。一応タイレストランなので、やっぱり気分を出してシンハービールを注文。併せて生春巻(Fresh Roll 2 pcs、$5.95)を注文。もちろん、これはタイ料理というよりもベトナム料理だが、こまかいことは問わないことにしよう。タレはちょっと甘めだ。ついでに揚春巻き(Fried Spring Roll 4 pcs、$4.95)と鉄火巻き(???)も注文。
このタイ系女性は、注文をとるときに必ず「これも美味しいよ」とか「今日のお勧めはあれ」とか、片言の日本語でまくし立て、何とか追加注文させようと粘る。つい、それじゃそれも頼もうか、なんてことにもなる。この日本語のやり取りが、何となくバンコクにいる気分になってくるから不思議だ。
結局、押し切られて、牛肉と野菜の盛り合わせ(Tiger Tear Beef、$8.95)、焼きそば(Pad Thai with Shrimp、$14.95)も注文。何故、Tiger Tear Beefなんて名前が付いているかは、食べてみると判る。虎も泣くほど、辛いのだ。久々、タイらしい料理を味わった。

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Nara Thai DiningのHP: こちら

週末、もともとソフトボールとBBQが予定されていたのだが、天候不順につき中止となり、その代わりに焼き肉屋へ皆で繰り出すことになった。総勢20人余りで州間高速道路10号線(Interstate Highway 10、通称:"アイ・テン")に乗りヒューストンへ移動。
この"アイ・テン"は、アメリカの最も南を走る州間高速道路で、西はカリフォルニア州サンタモニカ、東はフロリダ州ジャクソンビルまで、全長約4,000キロメートルに及ぶ高速道路。車線は広いところで片側6車線もあり、自動車大国アメリカを実感する。
ヒューストン中心街のやや西側にある韓国焼肉店の、その名も「Korea House」に入る。かなり大きな店。しかも客の入りも多い。人気の店のようだ。アジア系だけでなく欧米系の客もそれなりにいる。店内はオープンなスペースと、個室的に囲ったスペースがあり、どちらにもコンロと換気口が設置されている。
既に喰い放題コース(35.95$/人)を予約済み。メニューを眺める限り肉の種類はかなり豊富なようだ。メンバーが揃いビールで乾杯した後は、戦闘開始。ガンガン頼んでガンガン焼く。韓国式に大きな肉を丸ごと焼きながら、鋏でカットする喰い方。肉は柔らかくて美味い。
我々20人の平均年齢は30代。平均年齢を大きく引き上げている小生としては、ビールをちびちび呑みながら、唯々、皆のビールそっちのけの旺盛な食べっぷりを眺めるだけ。見ているだけで腹が膨れてくる気分だ。

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平日は何かと慌ただしいので、外食となるとどうしても週末が多い。今日は水曜日だったが、食材を仕入れる都合があり、それならば近くで夕食もとってしまおうということになり、宿舎に近い「Antonio's Italian Grill & Seafood」に行くことにした。
ここは2月以来の訪問(前回はこちら)。ベイタウンで他にイタリア料理店が無い訳では無いようだが、近所なので皆さん結構贔屓にしているらしい。辺りは全くの閑静な住宅街なので、知る人ぞ知る店という感じである。
店に入ると、半分程度の客の入りか。住宅地が近いせいか、はたまたこの辺りに住んでいる人の傾向なのか、比較的中高年の夫婦やその家族という感じの客が目立つ。明らかに、Texas RoadhouseやPipeline Grillでよく見掛ける客層とは違う。ロースハムみたいな腕をして、2ポンドぐらいの肉を平気で喰いそうな輩は、この店には来ないようだ。
席に着いたら先ずビール。Shiner Bockで喉を潤す。せっかくイタリアンに来たのだから、ビーフ以外のものを喰おう。少々考え、これからが旬のムール貝(アメリカでも旬があると思うけど)を喰うことにした。あとはサラダとパスタ。
ムール貝は、やや小ぶりだが、まずまずの柔らかさ。山ほど出てくるのかと危惧したが、ごく普通の量。パスタは相変わらずアルデンテではないが、そこそこ美味い。しかし、あえて別の料理にしたつもりが、ムール貝もパスタ(ペンネとスパゲッティ)も、結局は似たようなクリームソースであえているので、どれも味がかぶってしまった。写真や絵が無いメニューだと、何故かイメージとは違う料理が出てくるのが不思議だ。

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週末の金曜日、5人で夕食をとりに行くことになった。どんな店に行こうかとなると、やはり無難なステーキハウスで如何、ということに落ち着く。結局のところ、アメリカだったら(少なくともテキサスだったら)ビーフを食わない手は無い。これが一番美味い、という云い方もあるが、他にこれといった食い物が無い、という方がしっくりくる。
ならばベイタウンで一番美味いという「SALTGRASS」という店に行こう、ということになった。尤も、ベイタウンにあるステーキハウスはたいていチェーン店で、ここ「SALTGRASS」も例外では無い。真っ当なステーキハウスとなると、ヒューストン市街やケマー(kemah)というリゾート地に行かないと無いらしい。そのうちそういう店に行くこともあるかも知れないが、その手の店はステーキが70、80ドルぐらいするらしいので少々覚悟が必要だ。
その点、ベイタウンの店は気楽である。せいぜい20ドルぐらい。「SALTGRASS」はベイタウンの中でも少々ランクが上の方らしい。メニューを眺めるとステーキ以外の料理もずらりとあるので、ステーキハウスというよりもアメリカ料理店という方が相応しいかも知れない。
メインはWagon Boss Top Sirloin($18.99/8オンス(約230g))を注文。サイドメニューにはMacaroni & CheeseとFrench Fried Onionsを注文。ビールもアペタイザーも全てお任せ。ビールはいつもの感じ。一緒にクラムチャウダーのようなディップとトースト、サラダが出て来るが、後にメインが控えているので、手は出さなかった。
メインが出て来ると、さっそく肉を囓ってみる。味付けは塩と胡椒ぐらいか。シンプルだが、その方が良い。ミディアムレアの肉はまったく筋が無くて柔らかい。これぞアメリカの肉、という感じ。他には脇目を振らずこれだけに集中するならば、8オンスでなく16オンス(1ポンド)でもいけるかも知れない。でも、それじゃやっぱり味気ない感じもする。やはり8オンスぐらいが無難なようだ。

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SALTGRASSのHP: こちら

せっかく米国に居るのだから、ここでしか食べられないものを食べたいというつもりではいるものの、日本食を喰いに行かないか、と誘われると断ることは出来ない。ベイタウンにある数少ない日本料理屋に4人で行くことになった。場所はベイタウンのメインストリート。
店の名前は「SHOGUN」。日本料理店にありがちなネーミング。クアラルンプールのソラリス・モントキアラにも同じ名前の店があったが、関係は全くないだろう。店の中はかなり照明が控えめ、いままで入った店のなかでエアコンの利きが一層強い感じがする。客はかなり疏ら。アメリカン料理の店の賑やかさに較べると、かなり寂しい状態。この雰囲気をあえて求める、変ったアメリカ人だけがやってくるのかも知れない。
メニューを眺めると寿司屋のようだが、店内を眺めると鉄板焼きの店のようだ。客がいるところは、鉄板を囲むように設えたコの字型カウンター席が、2カ所ほど見える。店はそれなりに広いので他にももっとあるかも知れない。鉄板の前には包丁を二丁持った料理人が、客の注文を待っている。
確かにこういう店は、世界的には日本料理なのかも知れないが、我々日本人にはやや違った印象だ。我々は普通のテーブル席に着く。早速若い女性店員がやってくる。日本料理に相応しい感じの細身で小柄なアメリカ人女性。皆、日本のビールを注文するので、つい小生も釣られてキリンの一番搾り小瓶($3.50/350ML)を注文。アメリカで呑んでもやっぱり美味い。日本酒もあるが、月桂冠の小瓶(375ml)は$26もするので、ちょっと二の足を踏む。
注文はこの店に何度か来ている方にお任せ。BANZAI DINNER($28.95)は量があるので皆でシェアするのに丁度良いとのこと。他にSOFT SHELL CRABの唐揚げ($9.95)とSALMONの刺身($???)を注文。どちらもちょっと日本料理とは違うが、味はまずまず。
BANZAI DINNERに付いてくるサラダには、揚げ玉がトッピングしてあった。恐る恐る喰ってみると、ドレッシングが異常に甘い。スープも付いてくるが、こちらはほぼ醤油だけの味。そして、メインのコンビネーションプレートが出て来る。エビの炒めもの、野菜の炒めもの、焼きそば、焼きめしの4種類の盛り合わせ。とても一人で喰う量では無いが、それにしても日本的なものに見えない。これは東南アジア系のようである。喰ってみると、ピリ辛さは全くない。ベトナム風か。それでも、焼きそばだけは仄かにソース味。これは確かに日本を感じられる。日本のビールとソース焼きそばがあれば、もう充分かも知れない。

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SHOGUNのHP: こちら

日本食を喰いたくなったら(料理したくなったら)、ベイタウンではその思いを成し遂げるのは少々難しい。
そこで、日本食材を目指して、初めてヒューストンへでかけることになった。ベイタウンには皆無だが、ヒューストンには少なくとも2軒の日本食スーパーマーケットがある。
日系アメリカ人が経営する大道(DAIDO)は昔からある老舗らしいが、この頃、韓国系アメリカ人が経営する日本食スーパーSEIWAが出来て、そちらの方が価格が高めにも拘らず品揃えが豊富なせいで人気が高く、DAIDOでは閑古鳥が鳴いているとのこと。
先ず、DAIDOに行ってみた。店の大きさはコンビニぐらいだが、野菜コーナーや鮮魚コーナーもある。精肉コーナーもあって、地元アメリカ人向けスーパーでは置いていない、牛肉のしゃぶしゃぶ用とか豚の小間切れ肉や薄切り肉などが手に入る(地元スーパーでは基本的にかたまり肉のみ)。納豆などは冷凍庫の中にあった。
その後、SEIWAにも行って見ると、大きさは3倍ぐらいある。やや大きめなショッピングモールの一角にあり、隣にはすし屋もあるので、食事がてらに買い物(もしくはその逆)という客も多い。この店舗の並びにラーメン屋があったのでここで昼食。
ICHIという名前のラーメン店。今年の初めに出来たばかりとのこと。よくあるような、なんちゃって日本料理店ではなく、本格的な九州ラーメンが食べられる。その代わりラーメン類は最低$10(+チップ)と少々高め。それでも、真っ当なラーメンを喰いたくなって来る日本人はかなり多いようである。その点で、この店は日本人にとってのオアシスのようなものかも知れない。

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かれこれ10日ぶりに、外食。今日は中華に行こうということになった。世界中何処にでもあるという中華料理屋だが、ベイタウンには意外に少なく、何人かに聞いてもここ「大四川888」以外には無いという。中国系アメリカ人も少ないということか。
そう云えばインド料理店も韓国料理店も殆ど見掛けないし、日本料理店だって怪しげなのが2、3軒あるだけ。ヒューストンへ行くと結構あるらしいが、ベイタウンは基本、ちょとだけイタリア料理と、アメリカ料理、メキシコ料理しかなさそう。そういう意味ではベイタウンはやっぱり田舎町で、ディープなアメリカなのかも知れない。
この「大四川888」は、ベイタウンを含めヒューストン界隈に6店舗ある(HPはこちら)。入ると店はそれなりに広いが、客の入りはせいぜい3割程度。どこも満員御礼のアメリカ料理店やメキシコ料理店に較べれば違いは明らか。
ビールはごく一般的にバドライトを注文。瓶のまま出てくるのでそのままラッパ呑み。メニューをつらつら眺めると、それなりに料理は豊富だが、その種類は日本で喰う中華とはちょっと違う。どちらかというと、東南アジア系の味付けを予想させる。
先ず、Minced Chicken in Lettuce Wrap(鶏挽肉のレタス包み)($8.95)、Fried Spring Roll(揚げ春巻)($2.95/4 pcs)、Steamed Pork Dumplings(蒸し餃子)($5.95/8 pcs)の3種類を注文。出て来た料理を見ると、鶏挽肉のレタス包みはかなりのボリューム。餃子もやたらと皮が厚いので食べ応えがある。結局、この3種類だけで十分腹が一杯になった。

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ベイタウン滞在3日目。食材の買い出しがてら、今回初めて外食することになった。同行者を含め4人で入った店の名前は「パイプライン・グリル」という、いちおうベイタウンでは有名店らしい。「パイプライン」と聞くと、先ず原油や天然ガスの輸送管を思い浮かべるが、同時にベンチャーズの曲名だったことも思い出す。
こちらの店はそんなイメージとはちょっと違っていて、店内のあっちにもこっちにもTVモニターがあって、しかもベースボールだけでなく、ソフトボールやバスケットボールなども放送しているので、いわゆるスポーツ・パブという感じ。店内はかなり賑わっていて、入口で多少待たされた。
ここはごく一般的なレストランで、しかもアメリカ料理店だとのこと。アメリカ料理というジャンルがあるんだ、と少々感心。メニューを覗くと、もちろんビーフはあるが、シーフードもそれなりにある。そこでどうせこの先ビーフばかり喰うのだろうから、ものは試しとシーフードをチョイスしてみる。
シーフードコンボ($15.75)は、キャットフィッシュ(2ピース)、シュリンプ(6ピース)、オイスター(6ピース)のなかから2種類を選べるしくみ。キャットフィッシュとオイスターにしてみた。
出てきたシーフードコンボは、付け合せのインゲン豆も含め、1人前というには余りに多過ぎるが、残ったら持ち帰りができるとのことなので安心。キャットフィッシュもオイスターも、どちらも唐揚げ風で、既に味がついている。日本の世間的にはカキを揚げると云えばフライが普通だが、カキのから揚げとなると、先ず日本では聞いたことがない。
味はまずまず。これを地ビール(シャイナーボック)と一緒に喰えば、何となく気分はテキサスだ。

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PIPELINE GRILLのHP: こちら

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