では、ベストファイブは以下の通り。
★第5位: 上越国境/白毛門
この山も、高校時代からの久恋の山だったが、何故か今まで鬼門で、何度も敗退したり、計画が流れた。やはり上越国境の山は、残雪と新緑のコントラストが美しい。漸く登ることが出来て、喉に刺さった小骨が取れた思い、感慨もひとしおである。
★第4位: 前日光/細尾峠~薬師岳~三ノ宿山&細尾峠~薬師岳~夕日岳
2週続けて細尾峠から薬師岳に登り、前の週は夕日岳を経て古峯神社までトレース、翌週は三ノ宿山までトレースした。前者がひたすらアカヤシオだったが、後者はシロヤシオが主役。たった1週間で、すっかり主役が入れ替わることに驚いた。薬師岳まではそれなりに登山客は多いが、その先はどちらも静かなる山で、良い雰囲気を味わえた。
そして、2016年の山旅ベストワンは、酉谷山。山そのものというよりは、大血川から山頂に至る、山の表情や植生の変化がとても興味深い。高校生の頃はよく登っていた山なので、その頃との違いを確認できたのも良かった。記憶が薄れたせいもあるが、酉谷山一帯を覆っていた篠竹は、いつの間にか一掃され、とても見通しが良い山に変身していた。3.11大震災の影響で閉鎖された小川谷林道は、2017年中には復活するらしいので、何れまた、今よりもちょっぴりだけ近い山になりそうである。それでも奥多摩で、最も山深い雰囲気は変わらないだろうと思う。その時はまた、三又にテント泊するのも良さそうだ。
★第5位: 上越国境/白毛門
この山も、高校時代からの久恋の山だったが、何故か今まで鬼門で、何度も敗退したり、計画が流れた。やはり上越国境の山は、残雪と新緑のコントラストが美しい。漸く登ることが出来て、喉に刺さった小骨が取れた思い、感慨もひとしおである。
★第4位: 前日光/細尾峠~薬師岳~三ノ宿山&細尾峠~薬師岳~夕日岳
2週続けて細尾峠から薬師岳に登り、前の週は夕日岳を経て古峯神社までトレース、翌週は三ノ宿山までトレースした。前者がひたすらアカヤシオだったが、後者はシロヤシオが主役。たった1週間で、すっかり主役が入れ替わることに驚いた。薬師岳まではそれなりに登山客は多いが、その先はどちらも静かなる山で、良い雰囲気を味わえた。
★第3位: 尾瀬~鬼怒沼湿原~日光沢温泉
このコースも、昔から温め続けて来たが、なかなか機会が得られなかった。生憎の雨だったが、深山の雰囲気を満喫することが出来たので気分は上々。全くピークを踏まなかったが、それはそれで一興。勿論、フィナーレを飾るのが日光沢温泉だから、このコースの魅力が増すのだと思う。雨で冷えた身体には、日光沢温泉の湯は最高の御馳走だった。
このコースも、昔から温め続けて来たが、なかなか機会が得られなかった。生憎の雨だったが、深山の雰囲気を満喫することが出来たので気分は上々。全くピークを踏まなかったが、それはそれで一興。勿論、フィナーレを飾るのが日光沢温泉だから、このコースの魅力が増すのだと思う。雨で冷えた身体には、日光沢温泉の湯は最高の御馳走だった。
★第2位: 奥秩父/金峰山表参道
これまで金峰山は、大方の人と同様、瑞牆山荘か大弛峠からの往復しかしたことが無かったが、アコウ平からの表参道が、これほど痛快な登りとは知らなかった。まだまだ、知らないことは多い。これに較べれば、前者の2コースは比較にならないほど詰まらない。鶏冠岩のクサリ場は、イヤらしいかなと少々危惧していたが杞憂だった。このコースを辿っても、大弛峠でその日の最終バスに間に合うと思うが、今回はそもそも金峰山小屋に泊まることも、目的の一つだった。期待に違わず良い小屋。いずれ、金櫻神社から歩かねばならないと思っている。
これまで金峰山は、大方の人と同様、瑞牆山荘か大弛峠からの往復しかしたことが無かったが、アコウ平からの表参道が、これほど痛快な登りとは知らなかった。まだまだ、知らないことは多い。これに較べれば、前者の2コースは比較にならないほど詰まらない。鶏冠岩のクサリ場は、イヤらしいかなと少々危惧していたが杞憂だった。このコースを辿っても、大弛峠でその日の最終バスに間に合うと思うが、今回はそもそも金峰山小屋に泊まることも、目的の一つだった。期待に違わず良い小屋。いずれ、金櫻神社から歩かねばならないと思っている。
★第1位: 奥多摩/酉谷山
そして、2016年の山旅ベストワンは、酉谷山。山そのものというよりは、大血川から山頂に至る、山の表情や植生の変化がとても興味深い。高校生の頃はよく登っていた山なので、その頃との違いを確認できたのも良かった。記憶が薄れたせいもあるが、酉谷山一帯を覆っていた篠竹は、いつの間にか一掃され、とても見通しが良い山に変身していた。3.11大震災の影響で閉鎖された小川谷林道は、2017年中には復活するらしいので、何れまた、今よりもちょっぴりだけ近い山になりそうである。それでも奥多摩で、最も山深い雰囲気は変わらないだろうと思う。その時はまた、三又にテント泊するのも良さそうだ。