山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

総合集宴会施設

今日は甥の結婚式&披露宴。式の場所は「軽井沢高原教会」、披露宴は「ホテルブレストンコート」のはなれのような「ヨコブキヴィラ ソウラ」。別荘感覚な披露宴会場である。この頃の風潮どおり(?)集まった者は親族だけなので、このような会場はぴったりな感じ。大正、昭和レトロが恋しい我々とは全く違い、甥夫婦もさることながら、流石に「星野グループ」は時代に敏感だ。
形式ばったテーブル席が並んでいるような会場とは異なり、様々な形のテーブルと椅子があちらこちらに設えてあるので、リビングとダイニングキッチンが合わさったような感覚である。大きな掃きだし窓の外は自然に任せたような庭が広がっていて(というか自然そのもの)、辺りに他の建物は見えない(外にはウッドテラスがありそこにも椅子、テーブルがあって気分が良さそうだが、今日は生憎、本降りの雨)。
もちろんキッチンもあって、そこには専属料理人がスタンバイ。宴の進行に合わせて、目の前で調理して供されるパフォーマンスが心憎い。つまり別荘だけど、飲食は全てそこのスタッフにお任せという、まさしくここはラグジュアリーな別荘ライフそのものを刹那的に体現している訳だ。
祝う側の立場ながらすっかり楽しんでしまって、あっという間にお開きの時間となった。その後は、「星のや」の車に乗せられてホテルへ移動。この界隈は基本的に自家用車の移動は出来ないようになっていて、全てホテルスタッフが送迎してくれるシステム。楽といえば楽だが、たて込む時間帯になると、暫し待合所で待たされることになる。
今宵は「星のや軽井沢」に宿泊。うわさに聞いた、池の周りに点在するはなれ形式の宿。靴を脱いで上がる和モダンな空間で、照明は僅かな間接照明だけ。貧乏人根性の故、無駄に広いと感じてしまい、なかなか落ち着かない。テレビが無いのは「もてなし」なのだろうが、慣れないのでやっぱり落ち着かない。缶ビールを呑みながら、なんとか電子書籍を読んで時間を潰した。

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明治神宮での結婚式に参列。式は随分と久しぶりだ。ちょっと早めに来たので、門のあたりをウロウロしていると、あっちでもこっちでも結婚式に臨むカップルが、屋外で記念撮影したりしたりしている。良い天気なので問題ないが、雨だったらどうするのだろう。
今日は大安吉日、控え室がある建物の入口に掲げられた名前リストを数えて見ると、18組もの結婚式が行われるようで、まさに分に刻みで進行中だ。
結婚式は行進から始まる。参列するものは、当事者の二人の後ろにずらりと並び、行列のまま南神門から式場まで練り歩く。辺りは参拝客(特に外国人観光客が目立つ)が大勢いるので、さながらパレードのようにカメラやスマホの餌食になる。白無垢と羽織袴姿の花嫁花婿の行進は、観光の対象そのものなのだ。
式の後は披露宴、送迎バスで明治記念館へ移動。代々木から信濃町まで総武線に乗った方が早いのでは、と思う程、ノロノロ運転状態。やっと辿り着いた明治記念館は、庭もエントランスもかなり立派。
昨今、地味婚か、披露宴無しなんてケースもあるようだから、こういった施設は経営が大変なのでは、と思っていたが、全然そんなことはない、かなり繁盛しているように見える。入口に書かれた披露宴会場の案内によれば、今日は16組が予定されているようである。やっぱり明治記念館は、明治神宮が経営しているんですかね。だとすれば、法人税の面では優遇されているだろうから、民間の施設に較べれば経営は恵まれているのだろう、なんてどうでもいいことを考えてしまう。
曙の間が控室。通路から広い庭を見渡すことが出来、ここにもウェディング姿のカップルがあっちにもこっちにもいて、記念写真に余念が無い。庭を隔てた向こう側にも披露宴会場があるが、全面窓ガラスになっていて、中の様子が良く見える。出し物をやっていたり、ケーキ入刀中だったりが丸判りである。この建物は、明治記念館創業当時のものらしく、憲法記念館と名前が付いている。調べてみると、明治憲法の草案審議が行われた部屋なのだそうな。
我々の披露宴会場は2階の富士の間。かなり広いし天井もやけに高い。姪の晴れ姿を拝みつつ、豪華な料理と酒(専らシャンパン)に舌鼓を打った。

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