山形ツアー2日目は船形山登山。急きょ、家の都合で今日中に帰らなければならなくなった和尚とは別行動で、アユラシ号に乗って午前6時、4人で登山口へと向かう。窓の外はやや小雨模様で、今日も天気が思わしくないな、と思っているうちに、山に近付くにつれて、雲行きはさらに悪くなり、登山口の手前ですっかり雪。すでに積もり始めている。登山口まで車で行けないかも知れないし、さらには、このまま降り続けると登頂どころか、ちゃんと帰ってこられるかどうかも怪しい。仕方ない、今日も敗退だ。
結局、登山口近くまで約2時間のドライブだけで、山に踏み入れることもなく終わった。そうなるともう、観光ぐらいしか、やることがない。仕事に向かうアユラシを見送った後は、さて、既に観光モードの和尚が山寺に行くと云うし、残留組でも山寺に行っていない者がいるので、付き合わせて貰うこととなった。ちなみに小生はこれでいつのまにか4回目(前回はこちら)。すっかり山寺通(つう)になってしまった。いっそ、観光ガイドボランティアでも目指そうか。
前回は5月、若葉の季節だったが、今回は紅葉真っ盛り。五大堂からの眺めも、だいぶ趣きが異なる。そういう意味では、春夏秋冬、いつ来てみても良い処だ。次回は雪の頃に来るとしよう。奥の院まで上がったら、あとは下るだけ。門前の蕎麦屋でも寄ろうか、となれば下る脚も自ずから速くなる。
和尚が、登る前に気になっていたと云う店「信敬坊」に入ってみる。気になっていたのは「いも煮そば」という看板。まだ、山形名物「いも煮」を喰っていない和尚としては、千載一遇のチャンス。これを逃すと、何年先になるのか判らないので、妥当な選択。
店に入ると、昼時なのに客はひとりもいない。団体客はこのような店には入らないのだろうか、それともこの店は評判が悪いのだろうか、とちょっと心配になる。とにかく、先ずビール。そのあと、和尚が食べたいと、こんにゃく玉と、いも煮そばを注文。さてこっちは何を頼もうか、ここには板そばがある。まだ、山寺から下りて来ていない女子連に、蕎麦を喰う気があるかとラインすると「ある!」との返事。ならば、板そばにしよう。
女子連と板そばは相前後して到着。さっそく手繰ってみると、やや太打ちの田舎そば的だが、喉越しも悪くないし、歯応えは強烈。門前の蕎麦は期待できないことが多いイメージだが、この店は真っ当な蕎麦を喰わせてくれる。店のおばちゃんの接客も申し分ないし、何故客が入らないのか、とても不思議だ。
ちなみに、ざるそばが750円で、1.5人前の量と云う板そばが1,650円とは、平仄が合わない気もするが、つけ汁に、なめこおろしや月見とろろが付いていたので、まあ納得。店のサービスで、あけびの煮物が出て来た。こりゃ、珍味だ!

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