アユラシが山形から戻ってきたので、これを機会に久しぶりの古民家シリーズ。目当ての店は、以前から行ってみたかった「カド」。場所が神楽坂と云うだけで、何となくわくわく感がある。メトロ東西線の神楽坂駅から飯田橋寄りの出口を上がれば、ほんの1~2分の距離。
黒板塀に囲まれていて、勝手口の様な門に控えめな看板が掲げられた感じは、ちょっとお忍びの料亭風である。建物は全くのやや古びた民家。玄関で靴を脱いで上がる。右手は立呑みコーナー。我々は正面の廊下を進んで、つき当たりの左手の部屋へ通される。床の間もある八畳間で、二畳分の押入れも襖が取り外されて、客間の一部になっている。照明はかなり抑えめで、昭和の家はこんな感じだったと思い起こさせる。
この部屋だけでテーブル席は16人分。しかし結局、我々以外に客は現れず(他の部屋は判らない)、見掛けた他の客は、立ち呑みコーナーに2、3人いただけ。客がこんなに少なくてやっていけるかと心配になってしまうが、余計なお世話だろうか。
生ビールで乾杯したあとは日本酒。ここは福井の酒が多い。席のみの予約はできないとのことだったので、料理は3,000円のコースにした。前菜、お椀も入れて全6皿。どれも舌だけでなく、目でも楽しめる。がっつり食べる感じではないので、むしろ酒の肴的には丁度良い。ここは、とてもゆったりとした時間が流れる。
これまでビストロアリゴやカギロイなど、夢屋系の古民家風居酒屋には何度か入ったが、何方かと云えば夢屋系の店は古民家を改造しました感が前面に出ているが、ここはだいぶ控えめな雰囲気で、とても居心地が良い。長年ここに住んでいた夫婦が、ご主人の定年を機に自宅を必要最低限だけ改造し店を開いたような錯覚。隠れ家的な店と云えようか。是非また来たい。

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カドのHP: こちら