「富士見温泉・見晴らしの湯・ふれあい館」でひと心地付いたら、往路と同様、タクシーを呼ぶ。路線バスの本数がそれ程多くないせいで、丁度いい便がないのだ。やはり往路の始点だった、新前橋駅まで行ってもらう。
やってきたタクシー運転手曰く、この界隈(富士見)は大した作物が取れない、特に米は不味いと酷評する。赤城山の火山灰のせいかしらんと思ってみる。土地によってどれ程の違いがあるのか分からないが、それにしても随分な云いようである。
訊けば、その運転手の地元は榛東村だそうである。つまり榛名山の山麓。結局、赤城山山麓の富士見辺りと似たような地質ではなかろうか。これはもしかしたら、おらが山の方が上だ、と云いたいだけかも知れないと思ったら、次第に聞いているのが馬鹿々々しくなってきた。
新前橋駅からJR上越線に乗り、高崎駅で途中下車。せっかく高崎に来たのだから、絶メシ食堂に行ってみたい気もするが、もう午後5時なのでどこでも店は開いている。ということで、エキナカにある手近な「群馬の台所」へ入ってみることにした。今回は2回目で、前回はもう4年前のことだ。
コロナ禍直前にも入ろうとしたことがあったが、その時は時間が早くてまだランチタイムメニューだった。而してその時は諦めて、泣く泣く最寄りのキリンシティへ入ったのだった。なかなか絶メシ食堂に入るチャンスはやってこないのだ。
ということで久しぶりの「群馬の台所」。地元上州のもち豚などの料理を注文。ハートランドビールで乾杯した後、日本酒(大盃)を2合頼んだら、見たことがある素焼きの釜に入って出てきた。何だか笑えるが、悲しげな気にもなった。
コロナ禍直前にも入ろうとしたことがあったが、その時は時間が早くてまだランチタイムメニューだった。而してその時は諦めて、泣く泣く最寄りのキリンシティへ入ったのだった。なかなか絶メシ食堂に入るチャンスはやってこないのだ。
ということで久しぶりの「群馬の台所」。地元上州のもち豚などの料理を注文。ハートランドビールで乾杯した後、日本酒(大盃)を2合頼んだら、見たことがある素焼きの釜に入って出てきた。何だか笑えるが、悲しげな気にもなった。