また3週間ぶりに「わっしー6号」に乗車。今シーズン2回目である。この2年、乗れなかったせいでもあるが、やはり此方の方の山に登ることにかこつけて、つい、これに乗ってみたくなる。しかしそう思っているのは小生を含めた我々ぐらいか、今日も乗客はかなり少ない。
ちなみに2021年度のわたらせ渓谷鐡道の決算報告書によると、経常収支は約2.4億円の大赤字。勿論、これはコロナ禍によるところが大きいのだろうが、今年になってもまだ、客足は戻って来ていないようである。都心ではコロナなんか気にしない若者がせっせと街へ繰り出しているのに、こちらはまるで蚊帳の外のような感じだ。
雑居ビルの地下の、換気が悪そうな居酒屋とかで管を巻いているよりは、此方のトロッコ列車に乗って風に吹かれた方が余程気持ちが良い筈だが、何か惹き付けるモノが足りないらしい。若者が押し寄せる伊香保温泉や草津温泉、熱海温泉に有って、わたらせ渓谷鐡道に無いモノとは何か。
当然、温泉そのものもあるだろうが、やはりポイントは「街」のようなものだろうと思う。伊香保や草津、熱海には紛れもなく「温泉街」がある。一方、わたらせ渓谷鐡道にある「街」は、「かつての街」だけだ。ここを何とかしなければならないが、これは零細鉄道会社の手には余るので、自治体が頑張る必要がありそうだ。
差し当たり、わたらせ渓谷鐡道にも足尾にも、インスタ映えしそうな文化財は山ほどある。取っ掛かりにはこれを上手く使うことが必要だ。その次は、客が足を止めるにはやはり飲食店や土産物屋、そして温泉宿ということになるだろうか。個人的には、ブルワリーかワイナリーが出来て欲しい。そのついでに宿が出来たらサイコーだ。
かつて「足尾千軒」と呼ばれた足尾の街に、かつての賑わいが戻ることは難しいだろうが、歴史遺産の街の一つとして、活気を取り戻す余地は十分にあると思う。起爆剤は、世界遺産登録だろうか。
ちなみに2021年度のわたらせ渓谷鐡道の決算報告書によると、経常収支は約2.4億円の大赤字。勿論、これはコロナ禍によるところが大きいのだろうが、今年になってもまだ、客足は戻って来ていないようである。都心ではコロナなんか気にしない若者がせっせと街へ繰り出しているのに、こちらはまるで蚊帳の外のような感じだ。
雑居ビルの地下の、換気が悪そうな居酒屋とかで管を巻いているよりは、此方のトロッコ列車に乗って風に吹かれた方が余程気持ちが良い筈だが、何か惹き付けるモノが足りないらしい。若者が押し寄せる伊香保温泉や草津温泉、熱海温泉に有って、わたらせ渓谷鐡道に無いモノとは何か。
当然、温泉そのものもあるだろうが、やはりポイントは「街」のようなものだろうと思う。伊香保や草津、熱海には紛れもなく「温泉街」がある。一方、わたらせ渓谷鐡道にある「街」は、「かつての街」だけだ。ここを何とかしなければならないが、これは零細鉄道会社の手には余るので、自治体が頑張る必要がありそうだ。
差し当たり、わたらせ渓谷鐡道にも足尾にも、インスタ映えしそうな文化財は山ほどある。取っ掛かりにはこれを上手く使うことが必要だ。その次は、客が足を止めるにはやはり飲食店や土産物屋、そして温泉宿ということになるだろうか。個人的には、ブルワリーかワイナリーが出来て欲しい。そのついでに宿が出来たらサイコーだ。
かつて「足尾千軒」と呼ばれた足尾の街に、かつての賑わいが戻ることは難しいだろうが、歴史遺産の街の一つとして、活気を取り戻す余地は十分にあると思う。起爆剤は、世界遺産登録だろうか。