山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

北陸新幹線沿線

あけましておめでとうございます。本年も変わらずお引き立ての程よろしくお願いします。

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さて、長野駅前で蕎麦を手繰ったらもう、後は新幹線で帰るだけだ。「ろくもん」に乗って軽井沢から長野まで、2時間25分かけてやってきたが、帰りは「あさま622号」に乗れば、軽井沢までわずか32分(ここで降りずに、そのまま大宮へ)、大宮までにしても1時間23分。味気ない程速い。
「ろくもん」は金で料理と雰囲気を買うわけだが、新幹線は本当に金で時間を買っていることになるのか。買った時間はいったい何に使っているのだろう。仕事ならいざ知らず、プライベートだったら、グータラしている時間が増えるか、せいぜいブログの更新作業に若干、余裕が出来る程度に過ぎない。
長野で多少の時間があれば、真田の郷、松代城や、界隈の造り酒屋にでも寄ってみたかった。長野市篠ノ井にある西飯田酒造は、「積善」を醸す酒造。「積善」にもいくつか種類があるが、なかでも「花酵母」を使った様々な酒は、この頃少々気になっている。HPを覗くと、シロイバナ、アベリア、なでしこ、ヒマワリなどの「花酵母」を使ったものがある。「花酵母」について調べてみると、これらの酵母は東京農大のとある研究グループが様々な花から酵母を分離するのに成功したらしい。もちろん花そのものではなく、花についている酵母。其々花の特徴を好む(好むといっても、酵母に運動性は無いため、集まってくると云うよりは、偶然、飛んできて、そこでだけしか生きられない、と云った方が正解か)酵母によって、出来上がる日本酒の香りや味が異なると云うのは、当たり前のようでとても不思議なことだ。これまで、天吹酒造のバナナ酵母・大吟醸を呑んだことがあったが、まさにバナナそのものの香りにとても驚いた。バナナの香りはバナナ自体ではなく、バナナにつく酵母が出す香りなのか、と理解した。西飯田酒造訪問は、また次回とすることにしよう。
それはさておき、いちおう、大宮までの時間、カップ酒の1本ぐらいあった方がよろしかろうと、KIOSKで手に取ったのが、チーズちくわと「渓流」という日本酒。須坂市にある遠藤酒造場の酒。やや甘口の本醸造。いわゆる呑み飽きないタイプのお酒。これはこれで、なかなか美味い。今回の鉄道旅ではとりあえず、信州のワインと日本酒を、計4種類堪能したことになる。これぞ旅の醍醐味。

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呑んで喰って十分満足したところで、そろそろ長野へ移動する時間。ところが、長野電鉄は偶々人身事故があったせいで、運転見合わせとのことだった。場合によってはまた、豊野駅へタクシーで戻り、飯山線で長野へ出る必要がある。
とりあえず小布施駅に行ってみると、丁度目の前に長野行電車が到着したところ。駅員は、次の電車がいつ来るのか判らないので、とにかく乗ってくれ、切符は車内で買ってくれ、と我々を急きたてる。小生のリュックサックは、このちゃんが何処かに預けた筈だが、その当人が見当たらない。小生だけ置いてきぼりかと、おろおろしているうちに、リュックサックを2つ担いだこのちゃんが現れ、なんとか電車に駆け込むことができた。
長野駅までは、田園風景の中を30分余りのんびり旅。長野電鉄の長野駅は地下駅となっていて、地下通路でJR長野駅に繋がっている。JR長野駅は観光客でかなりの人出。今日はまだGWの前半でもあるので、帰る人だけでなくやってきた人も多そうだ。
新幹線ホームで列車を待つ間、キオスクで飲み物を物色。課題だった「北光」と「水尾」のうち、「北光」は民宿「岸田屋」で味わうことが出来たので、ここは是非、「水尾」を手に入れねばならない。果たしてカップ酒があったのでさっそく購入。これで目論見通り、味わうことができる。ついでに「善光寺浪漫」という名の地ビールもゲット。
準備が整ったところで、14時発「あさま640号」に乗車。長野から大宮までは1時間ちょっとしかない。長野発でもこの頃はE7系。E2系は少なくなっているようだ。車内設備の充実さからいえばE7系の方が優れているのは明らか。これから乗る機会はどんどん増えるだろう。

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「夢庵」から佐久平駅に戻り、新幹線の乗車時刻まで暫し売店で土産物を物色。ちなみに、この売店がある建物(駅ビル)は「プラザ佐久」という名前。一方、さっき健康ランドで汗を流した処は「佐久平プラザ21」と云って、紛らわしいが全く別物。佐久平は「プラザ」好きなのか。結局、「井筒長特別純米」の四合瓶をゲットすることにした。実は今回の山旅で、列車やタクシーの車窓からの眺めの中に、其処彼処にこの銘柄の看板があって気になっていた。そろそろ時間なので新幹線ホームへ移動。
佐久平駅は、普通の駅とはちょっと変わったところがある。その一つが、在来線の小海線が、新幹線の上を走っていること。もちろん、新幹線が通るまでは、小海線は地べたを走っていた筈なので、新幹線開業に合わせて、わざわざ嵩上げした訳だ。それは新幹線側の事情によりそうなったのだろう。
そのせいかどうかは判らないが、新幹線の駅には追い越し線がない。従って「あさま」や「はくたか」が、「かがやき」に抜かれることは無い。小海線も、単線のままに片側プラットホームがあるだけの極めてシンプルな駅。ホームにベンチを置くほどのスペース(幅)が無いため、手前の連絡通路が待合室を兼ねている。しかも、新幹線ホームから小海線ホームへ乗り換える際には、新幹線側の改札口からいったん外に出てしまう。さらに、小海線側には駅員はおらず、改札口も無い。ずいぶん、大らかというか、大人の扱い。そういえば、デンマークの電車も、券売機は有るものの改札口は無いし、検札にも来ない。大人だね~と感心した覚えがある。但し、無賃乗車が発覚したら、正規料金の何倍も罰金を取られることになるそうな。
佐久平13時46分発「あさま618号」に乗車。この時間帯は概ね1時間に1本の停車である。発車してすぐ、浅間山が左手に見える。茂来山の上からは、ガスが掛かっていて山頂付近は見えていなかったが、いまはスッキリした姿。この辺りの車窓から浅間山が見えないとどうも落ち着かない。
ここから大宮まではほぼ1時間、「井筒長」をちびちび呑んでいるうちにすぐ着いてしまう。さて、今日は何処で仕上げるか。

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残念ながら「ニュー健康ランド佐久」で、湯上りビールを呑めないことが判明したので、手っ取り早いところで目の前にあった「夢庵」で待ち合わせすることにした。この頃、「ファミレスで、湯上りビール」は我々の山の会では合言葉になりつつある(そんなことはない)。「夢庵」の隣りに「ガスト」もあった。さらに、交差点を隔てたところに「佐久の草笛」という蕎麦屋もあったが、残念ながら気が付いたのは「夢庵」を出たあとだった。
この辺りの店には、新幹線の佐久平駅前という好立地環境にありながら、客のほぼ全てがマイカーか観光バス(さすがに観光バスでファミレスへはやってこないだろうけど)でやって来るように見える。考えてみれば不思議な話だ。どうせ車であれば、新幹線の駅に近くなくても良さそうなものだ。
それはともかく、車で来る客が大半であれば、ファミレスでビールを呑む輩は、自ずから非常に限られているはず。こと、ビールに関してはチョイ呑みしかしない我々でも、上得意客ではなかろうか。
ところが、この「夢庵」のハッピーアワー(このときは、生ビール499円⇒399円だったが、今は249円になっている!)は、平日の16時から18時に限定されている。いったい、このハッピーアワーの恩恵に与れる客なんているのだろうか。近隣住民で悠々自適の方が散歩の途中に立ち寄るか、こちらに仕事で出張してきた方が、新幹線待ちで立ち寄るかぐらいで、どちらの場合もかなり稀なケースだと思うが如何。ま、どうでもいい話だけど。
店内に入ると、意外に混んでいる。家族連れが圧倒的。そう云えば今日は三連休の中日。陽気も良くなってきたので、家族でドライブ旅行と洒落こんだのだろう。店員に案内されたテーブルに付き、メニューを眺める。今は、しゃぶしゃぶ食べ放題(大人1,980円)をキャンペーン中、大方の客もそれが目当ての様である。1,980円は「夢庵」の客単価からすればかなり高めだと思うので、ちからが入るのも無理は無い。
小生は生ビールに、コロッケ(199円/2個)を注文。698円でも結構寛げる。ところでどうでも良いついでに云わせてもらうと、コロッケは(例えば天ぷらの如く)竹細工の篭に入って出てきた。小生は普通、コロッケにはソース(中濃)をかけたくなる。でもこの場合、一応、コロッケの下に紙は敷いてあるものの、うっかりするとソースがテーブルへ溢流する恐れがある。コロッケを盛る容器は、お洒落にする必要は無いのでは?

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今日は茂来山を登り1時間半、下り2時間余で、さほど汗をかいていないが、やはり出来ればさっぱりしたい。ところが、羽黒下から佐久平までの小海線沿線には、なぜか立ち寄り湯が少ない。唯一、佐久平駅の2つ手前の北中込駅から徒歩数分の処に「佐久一萬里温泉」という日帰り温泉施設(利用料1,000円)がある。この辺りは富士火山帯。何処を掘っても温泉ぐらいすぐ出てきそうだが、この界隈の自治体の方々は関心は薄いようだ。
今回訪れたのは、佐久平にあるビジネスホテルに併設された健康ランド。佐久平駅から歩いて数分の距離なので、立地は申し分ない。しかし残念ながら、ここの湯は温泉ではない。その割に利用料金は1,000円(一日居てもOKだが)と、地方にしては少々お高め。「佐久一萬里温泉」とどちらにしようか迷ったが、やはり交通の利便性を優先してこちらにした。
お風呂は、バイブラ備長炭風呂、白湯(いわゆる普通の湯船)、寝湯、流水風呂、樽風呂、露天風呂、水風呂と7種類もある(多けりゃ良いってことはない)。このうち、白湯と露天風呂に、各々約1分ずつ浸かったところで小生は概ね満足。ちなみにサウナも3種類あって、高温サウナ(約110℃)と低温サウナ(約70℃)があるところはユニークだが、冷蔵サウナなんてのもあって笑える。いわゆる冷蔵室。水風呂よりも良いのだろうか。基本、サウナは利用しないので、効果のほどは全く判らない。
ここには食事処もあるのだが、なんと14時から17時までは中休み(我々は13時20分過ぎに到着)。料理人が、休むのは当然だ、と云っているのかも知れないが、そんな営業体制の立ち寄り湯は聞いたことが無い。ドライブでやって来る客はいざ知らず、山から下りた登山客のことはちいとも考えていない様子だ。それが証拠に、ほら、我々3名のビール&つまみ代、しめて3,000円余は、向かいの「夢庵」に取られましたよ。
以前にも、佐久平駅で時間調整をしたことがあったが、その頃、駅前にはそれこそ何も無く、駅構内でぶらぶらするしか仕方が無いことがあった。その後、雨後の筍の如く、様々な店が出来たが、いま一つ使い勝手が良い処が無いようだ。一層の営業努力を期待したい。

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佐久平プラザ21のHP: こちら 

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