山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

インド料理

2回目のナンディニ。今日は是非、ドーサを喰ってみよう、と思って入ってみた。ドーサとは、インド版のクレープの如き食べ物、原料はダール豆と米を発酵させて作った生地である。主に稲作が行われている南インドで、朝食用として食べられているものらしい。南インドは仕事で一度、チェンナイへ行ったことがあるだけで、そんなシロモノの存在すら気が付かなかった。
前回はガラガラだったのに、今日はかなり混んでいた。コロナ禍の影響だったのかも知れない。一人客はほぼ居らず。なんとか二人掛けのテーブルが一つ空いていた。見渡せば皆、喰っているのはカレーとナンのセットばかりで、ドーサは見当たらない。人気が無いのか。メニューを眺めると、5種類のドーサがあり、良く分からないけれどマサラ・ドーサ(1,000円)にしてみた。スマホを見ながら暫し待つ。
やがて、マサラ・ドーサ登場。ドーサが巻物のようになっていて、広げると直径は40センチメートルぐらい。ステンレスプレートからはみ出す大きさなので見た目、インパクトがある。巻いた中にスパイシーなポテトサラダ(モモの中身のようなやつ)が入っている。
付け合わせに4つのタレが並んでいて、一つはミント入りの甘いチャトニ、スパイシーなラタトゥイユ的チャトニ(野菜カレーのようなもの)、ココナッツのチャトニ、そしてもう一つが辛味ペーストで恐らくこれがサンバル。何故か、これだけ小鉢には入っていない。
さっそくドーサを摘まんでみると、真ん中はパリパリ、周囲は甘くないクレープという感じである。ミント入りのチャトニは味を見ただけでやめた。他はそれぞれ味わいがあるが、サンバルは流石に辛いので残した。スナック的な感覚の割に食べ応え十分、量的には丁度良かった。この次は、別のドーサにもチャレンジしてみたい。

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この辺りにカレー屋はそれなりにあるが、インド料理屋も、路地をウロウロ歩いているといくつか見つかる。この「サモサ」もそんな店の一つ。入口の上には「インド本場料理サモサ」と看板にあるが、先日入った「ナンディニ」のような本格派ではなさそうだな、と思いながら入店。
間口は一間半ぐらいしかない。中に入ると奥に長い。テーブル席もカウンター席も、テーブルは幅が狭い。お蔭で席の数は20ぐらいはあるようだ。先客は4、5人しかいない。この店は自販機で食券を買うシステム。いわゆるファストフード風。
これがランチだけなのか判らないけど、たぶん夜もそうなのだろう。だったら休肝日で無い限り、夜は入る気はしないかな。ちょっと考えてから、マトンカレー(780円)をチョイス。インド人店員に食券を渡し、カウンター席に座る。
直ぐにカレーが出てくる。ライスもカレーも陶器の容器なのはちょっと珍しい(普通インドはステンレス容器だよね)。ライスはサフランライス(ちょっと鮮やかさが足りない気がするが?それともターメリックライス?しかし香りはしない)。インド料理屋で、サフランライスが出て来るのも意外と少ない気がする。イメージ的には、欧風カレーだったらありそうだが・・・。
カレーはやはりシャバシャバな状態。ピリ辛さはまあ普通、でも甘さも感じる。やはりインド料理専門店のカレーとはちょっと違う気がするが気のせいか。勿論、日本風のカレーとはだいぶ違う。マトン肉はやや筋っぽい。むしろそれはインド料理っぽい。とかなんとか感じながらも、あっという間に喰い終わった。まあ美味かったけど、何となくスッキリしない。
この店は、日替わりカレーだったら500円。次回はそれを試してみるつもり。

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今日もビリヤニ作りの食材を仕入れに「ボンゴ・バザール」へ行き、そのついでに「ボンゴ・カリー」でランチすることにした。前回は7月だからもう5か月ぶり。とりあえず、買い物の前に腹ごしらえすることにした。これを逆にすると、不思議なことに(っていうか不思議ではないかも知れないが)買う食材の量が自然に増える。
買うものと、その直後に食べるものとは直接リンクしていないのに、明らかに多めに買ってしまう(逆に云えば、腹一杯だと食糧購買意欲が減る)のだ。空腹はかくも、理性を司る前頭葉とは別の運動野に働きかけるものらしい。このメカニズムは生理学的に解明されているのだろうか。閑話休題。
「ボンゴ・カリー」には開店の直前に着いたため、まだ「CLOSED」の札が出たままだ。それでも入ってみると、厨房にいたインド人料理人は「大丈夫です」と。既に何か、一生懸命料理中。フロアと厨房を仕切るカウンターには、タンドリーチキンやチキンティッカなどと共に、ビリヤニも大皿に盛られていた。いくつかはプラスチックパックに取り分けられている。どうやらこの店は、直ぐ傍の「ボンゴ・バザール」の惣菜売り場にも料理を卸しているらしい。
せっかくなので、そのビリヤニを頂くことにした(カミさんはカレー&ナンのランチセット)。出て来たのは皿に山盛り状態。いつも経験することだが、何故かビリヤニは何処の店でも山盛りで出てくる。出て来たのはラムビリヤニ(850円)。パクチー(コリアンダー)とトマトが乗っていた。個人的には、ビリヤニにパクチーは欠かせないと思う。
食べてみると、小生が作るよりずっとマイルド。辛味、塩味も抑えめ。これだったら付け合わせのライタ(ヨーグルトに胡瓜みじん切り、クミン、胡椒、塩等を混ぜたもの)などは不要だが、せっかくなので時々掛けて食べる。これはこれで美味い。何だかんだで、山盛りビリヤニを食べ切った。でも我が家のビリヤニの方が、少し美味いかな。

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ネットでこの店はどうかなと思い、行ってみるとガラガラだったので入ってみた。「ナンディニ」という南インド料理店。南インド料理だと、ビリヤニが期待できるので気になっていた。実はこの頃、ビリヤニはマイブームなのである。
かなり広い店内なのに先客は独り客が二人だけ、一人は欧米人、もう一人は若い女性だった。この界隈でこれほど空いた店も珍しい。店員は、厨房も含め全てインド人のようである。メニューを見るとビリヤニがあった。日替わりになっているらしく、今日食べられるのはチキンレッグビリヤニの一択、とのこと。でもメニューをよく見ると、ざっと10数種類のビリヤニがリストアップされていて、今日のメニューリストにチキンレッグビリヤニだけに✔が入っている。これだけのビリヤニがラインナップされたメニューは、これまで見たことが無い。
チキンレッグビリヤニは1,300円、でもランチでなければ1,700円するらしい。お得なのは確かだが、1,300円はさすが高級品という印象だ(でもビリヤニは手間がかかる料理なので、高いのは仕方がない)。暫くして出てきたビリヤニは、お盆の様なプレートに山と盛られている。こんなに食べられるのだろうか、とやや狼狽える。付け合わせに小さな容器に入っていたのは3種類。ミルチ・カ・サラーンとライタ、もう一つは何だろう。
食べてみると、スパイシーさはそれ程ではない。日本人向けに食べ易くしているのか。自分で作った方がずっとスパイシーだ。でもこちらも食べ飽きない感じで、美味い。
美味いし食べ易いけど、量が量だけに最後は苦しみながら、何とか食べ切れた。これでもう午後は仕事にならない。次回は違う曜日に来て、量は少なめでお願いしようかと思っている。

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買い物ついでに、久しぶりに家の近所でカミさんとランチ。偶にはカレーでも喰うかと入ったことが無い「ボンゴカレー」へ行ってみた。随分前から店は出来ていたようだ。看板には「ボンゴカレー」と共にバングラデッシュ、インド、パキスタンの文字がある。3ヶ国の料理が食べられるということか。
入ると、何となくカレー店っぽくは無い。何かの店舗を居抜きでカレー店にしたようだ。店にはインド人らしきコック兼店員が独りだけ。他に客は、近所のママ友二人組がとっくに食べ終わったのに、マスクもせずに大声で女子トークに熱中している。そういうのは今は流行らないよ、と言葉が出そうになった。他の客(含、インド人店員)に迷惑だと判らないのか。我々も席に座ったばかりで、思わず出ようかと思ったが、そのうち出るだろうと我慢した(でも我々が食べ始めても暫くトークが続いた)。
ここのランチはどうやらセット一択。ご飯かナン、カレー2種類をチョイスし、これにタンドリーチキン、サラダ、ラッシーが付く。小生はご飯ににしたが、肉体労働者じゃないと食べ切れない量が出てきて往生した。でもカレーとタンドリーチキンの味まずまずだった。
実はこのカレー屋に来たのには訳があって、この店のすぐ隣にハラルフードのスーパー「ボンゴ・バザール」がある。そこでの買い物が今回の目当て。この店、いったいどこから仕入れているのか判らないが、スパイスとか肉とかが破格の値段で売っている。
この頃、ビリヤニに嵌っているので、そのスパイスセットも数種類が並んでいると全部試してみたくなり、つい大人買いをしてしまう。ビリヤニだったらやはりラム肉。そのラム肉も安いので、つい1kgぐらい買ってしまう。日本ではなかなか手に入らない東南アジア野菜やハーブ類も、それほど種類は無いがそれなりに揃っているのでつい買ってしまう。
それにしてもこんな店がやっていけるのは、物好きな日本人を相手にするだけじゃなく、実際にハラルフードを望んでいるインド系やイスラム系の客がやってくるためだろう。三郷界隈も益々変わりつつあるようだ。

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塩山駅から17時5分発の「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗り込み、高尾駅まで移動。塩山から乗ると、結構混んでいることが多いこの電車だが、今日は2階席はそれなりに乗っていた程度で、1階席はガラガラだった。これも新型コロナの影響かも知れない。
ウィズコロナの世界では、山へのアプローチは自家用車だとリスクが小さいのに対して、我々公共交通機関利用派はやや割を食っている状況。基本的には3密を避け、無駄な会話も控え、吊革やハンドレール、ドア把手等、人が頻繁に触る可能性がある場所は触らないか、触っても直ぐにアルコールジェルで除菌するかに意識すれば、まあ何とかリスクは下げられるか。そもそも面倒なことは嫌いだが、嫌っていると家から出られない(山に登れない)ので、ここは我慢するしかない。因果な世界だ。
皆はワクチンが出来るまでの辛抱と云うが、インフルエンザワクチン開発には何十年もかかった訳だし、しかも未だに毎年、当たるも八卦当たらぬも八卦的な混合ワクチンを打ち続けてきて、漸くこの頃特効薬的なものが出てきたことを考えれば、いったい新型コロナワクチン&治療薬が普及するのはいつのことになるやら、まして特効薬的なものとなると、それが出て来るより、我々がお陀仏する方が早いのではないかと思うのは真っ当な見方だろう。ならば暫定的な辛抱では無く、恒久的な辛抱と考える方が当たっていないか。閑話休題。
塩山駅のKIOSKで仕入れた「七賢」をちびちびやっているうちに、高尾駅到着。今日の締めは高尾駅界隈と決めてある。目先を変えて、人の入りが少なそうな(失礼!)インド・ネパール料理の店にしてみた。その「ムナル」という店のインド人ウェイターは、とても日本語が達者だしお勧め上手。偶にはインドビールを呑みながらモモを頬張るのも悪くない。

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今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、偶には和食でも洋食でもない、エスニックなものにしてみようかと、インド料理をチョイス。東京にインド料理店は数多あり、その中からリピーターになりたいほど通った店も無いが、今回入った「ダクシン」は馴染みの店候補にしても良さそうなほど気に入った。
ここは本格的な南インド料理店とのこと。しかし、ひとくちに南インドと云っても日本人にはピンと来ない。大雑把に云って、キーワードは「肉」より「野菜」中心、「スパイシー」、「米」文化という感じだろうか。カレーとなると「ナン」を連想するが、「ナン」は「小麦」文化圏の北インドでポピュラー(とはいえ、ここ「ダクシン」のメニューにはちゃんと載っている)。サンスクリット語で「ダクシン」とはまさに「南」という意味らしい。ここは「ハラル」の店でもあるので、モスリムを招待するにも都合が良い。
呑みものは最初、生ビール(アサヒスーパードライ550円税別、以下同様)のあとはシャルドネ(ボトル3,800円)とダクシンハイボール(インド産ウィスキー540円)にした。インドのウィスキーも悪くない感じ。
料理は、玉ねぎと茹でたインド豆のサラダ(660円)、ラム・チュッカ(ラムと玉ねぎの炒め物、1,200円)、チキン・ティッカ(4個、1,000円)、インド風チキンから揚げ(900円)、ギラフィ・カバブ(チキンカバブ、950円)、ハイデラーバード・チャパ・ヴェプド(ハイデラーバード風魚フライ、1,000円)、マサラ・ドーサ(インド風じゃがいものクレープ、1,400円)、チキン・ビリヤニ(1,500円)、チェテナード・チキンカリー(1,400円)、キーライ・コットゥ(タミル風ほうれん草カレー、1,250円)、ナン(400円)と、4人でこんなに喰えるのかと思うほど注文(でもちゃんと喰い切った)。
それにしても、どれも大変美味。特に個人的にはチキン・ビリヤニは美味かった。ややコスパが悪い感じなので普段使いはしにくいとはいえ、僅かな経験しかないものの今までで一番美味かった店(除、インド本土)だと思う。また是非、大人数で来てみたい。

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偶には、インド風カレーを喰ってみたくなることがある。そこで平日の月曜日、ランチを喰いにカレー屋目指して出掛けることになった。東京近郊のたいていの市町村(さすがに檜原村や奥多摩町には無いと思うけど)にはインド料理店はあるものだが、昨今でも増える傾向にあるような気がする。
三郷界隈でも、何処かに出来ては潰れて無くなっているようなことを繰り返している気がするが、それでも何軒かインド料理店がいつもある。一番良く通っていた店は、いつのまにかインド料理専門から、インド料理も含めたエスニック料理店に変わっていて、今もそれなりに繁盛しているようである。三郷市内でのインド料理需要はそれほど高くないということかも知れない。
今回行った店は、「マカル」と云う名のインド・ネパール料理店で、今回2回目。マカルーと云えば、云わずと知れたヒマラヤの高峰(標高8,463m)。もちろん、ネパールとチベットの国境にあるので、インドとは無関係。ネパール料理店がインド料理も出す、というつもりなのか。それとも強欲なインド人が、ネパールも自国の一部だと思っているせいかも知れない(勝手な妄想です)。
ネパール料理というと、「モモ」か「サモサ」ぐらいしか思い付かない。カレーについても、昔のかすかな記憶によれば、インド料理ほどスパイシーではないイメージである。
店に入ると、先客はひと組だけだったが、後から地元のママ友仲間や、家族連れ、仕事仲間などの様々なグループがやってきてほぼ満席状態。地元にしっかり根付いている感じだ。この店はテーブル席だけでなく、インド料理店に似つかわしくない小上がりもある。これは、この店舗はかつて全く別の店で、居抜きでインド・ネパール料理店にしたようである。肝心の料理は、カレーは申し分なく美味い。チキンティッカはちょっとパサつき気味だった。

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ダリ展を見に行った。ダリの作品を見たのは、モンマルトルにあったダリ美術館以来、随分久しぶりだ。ダリというと、柔らかい時計や宇宙象の印象が強いが、今回の展覧会ではそのような作品は少なかった。如何にして、あのようなダリの世界が出来上がったのか、というところに主眼が置かれていたようだ。
ダリ展のあと、昼時は六本木へ。折角だからと小洒落た店に入るのも良いが、ちょっと気になっていたビリヤニの店があったので其処にしてみた。マレーシアでビリヤニの美味さに目覚めた小生としては、この頃、インド・パキスタン料理店があれば、カレーは二の次にして、ビリヤニを試してみたくなる。ここ六本木にある「サヒファ・ケバブ・ビリヤニ」も、店名にビリヤニが入っているくらいだから、素通りは出来ない。
場所は東京ミッドタウンから六本木交差点へ向かってすぐの左側。小さな雑居ビル1階の奥にあり、表に看板が出ていなければ素通りしそうな程、目立たない店。店内は照明がやや抑えめで、ランチ時とは思えない雰囲気。先客は一組のみ。日本語が達者なインド人ウェイターが二人、奥の厨房にいるのもインド人だろう、早口のヒンドゥー語(?)らしき会話が聞こえて来る。勿論、BGMもインド音楽だが、店内に飾られている絵画は現代アート。
ランチメニューを暫し睨む。ビリヤニにはラム、チキンとベジタブルの3種類があるようだ。少々迷ったが、注文したのは、ラムビリヤニ(1,855円税込、以下同様)ライタ付きと、タンドリーチキン 1P(810円)。豆のカレーもおまけで出して呉れた。それとやっぱり生ビール。カミさんは、アプサナランチ(1,080円)でカレー3種類(シーフード、野菜、豆をチョイス)とナン、サラダのランチセット。
カレーセットはともかく、タンドリーチキンとビリヤニはちょっと高めか。六本木価格なのかも知れぬ、と思ったが、出て来たタンドリーチキンを見ると、かなりのボリューム。独りだったら、持て余す大きさだ。齧ってみると、んまいっ。味付けもしっかりしていてとてもスパイシー。そんじょそこらのタンドリーチキンとはちょっと違う。
ビリヤニも、ボリュームたっぷり。大ぶりのラム肉が中に隠れている。様々なスパイスがふんだんに使われているが、ハーモニーと云うか、バランスが実にいい。こりゃ、レベルが高い。きっとディナーだったら様々な料理が楽しめるだろうが、ビリヤニを喰う以上は、余りよそ見はできない。次回はやっぱりランチどきに、ベジタリアンのビリヤニにトライしてみたい。 

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三ツ峠山に登った翌日、日曜日の帰り道、大月の「月Café」でしっかり喰った後の午後2時過ぎでは、さすがに未だ腹は膨れたままだが、一応、立川で途中下車。こんな時間でも開いている店があるのかどうかを探してみる。どこにも見つからなければ「玉河」に逃げ込むつもり。
北口をぶらぶら。在り来たりなファミレス的店だったら開いているが、生粋のローカル居酒屋では開いている店が見当たらない。こりゃデパートのレストラン街にでも入らないと無理かと思いつつ、伊勢丹の裏を入ると、以前入った「だるま」が開いていた。この時間でも結構、繁盛している様子。
ここでもいいが・・・、と思っていると、同じビルにインド・ネパール料理店があるのに気が付いた。どうやら営業中である。では入ってみよう。
それほど広い感じはしないが、既に10数人入っていて、かなり埋まっている。丁度、ひとテーブル空いていたので其処に通される。席に着いたらメニューを開く。やっぱり先ずビール。せっかくなので、インドとネパールのビールを注文。インドは有名なキングフィッシャー、いわゆるカワセミという名のビール。ラベルにも姿が描かれている。味は、南国のビールにしては結構ドライでコクがある。一方、ネパールのビールはネパールアイス。初めて呑むような気がする。これも意外にキレがあって、日本人のテイストに合う。喉越しもコクも無い、東南アジア辺りのビールとは随分違う。ここには他に、何故かメキシコのビールも置いてある。ちなみにビールはどれも571円(税別、以下同様)と、大雑把な価格設定。
料理は、タンドリーチキン(904円/2ピース)、マトンセクワ(600円)、モモ(476円)を頼む。タンドリーチキンはインド料理だろうが、マトンセクワとモモは、ネパールだろう。特にモモ(ネパール風蒸し餃子)は、インドと云うよりも、チベット文化圏の料理の様である。
個人的には興味津々だったので、更にチキンビリヤニ(695円)を注文。たいていの店でビリヤニを頼むと、何故か、超大盛りで出てくる。この店もそうだ。代謝量が落ちていない人じゃないととても無理。まして、我々は昼食を喰ってから2時間しか経っていない。従って、半分平らげるのが精いっぱい。持ち帰りを頼むと、店側も心得たもので、二つ返事でパックに包んでくれる。味はまずまずだが、かなりスパイシー。米はジャポニカ米のようだ。
この店は、かなりCPが良いようだ。腹を空かせてやってくるにはお薦め。次回はやっぱり、カレーを味わってみなくてはならない。

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