エクシブ山中湖に泊まるのは3年ぶり2回目。その時は前日に鉄砲木ノ頭へ登ったが、今回は明日(2日目)に登ることにしている。3年前は、登り始めは12月にして雨が降っていたのだが(記録はこちら)、鉄砲木ノ頭に着くと天候がドラマチックに回復し、みるみるうちに富士山が姿を現す光景に遭遇、ちょっと得した気分になった。明日はきっとピーカンだろう。
前回は、エクシブに着いた時には既にとっぷり陽が暮れていて、富士山がどの方角にあるのかも定かではなかった(翌朝も、富士山を見た記憶が無いのはどうしたことか・・・)。今回は陽が落ちたとは、云えまだ明るさが残っていて、奥ゆかしさに欠けるほど、富士山がでーんと真正面。こんなに見え過ぎる程見えることを初めて知った。
今回も、予約からチェックイン・チェックアウトに至るまで、全ての手続き等は、なおちゃんにおんぶにだっこ。そのせいで、金魚のフン的我々は、エントランスから客室までのことしか知らないが(ついでに云えば、ホテルマン達のホスピタリティも判らないが)、富士山の眺めの良さこそが、ここの魅力と断言してもいいだろう。
薄暮となってからも、客室の窓からは、くっきり富士の形が視認できる。良く見ると、右の裾野の向こうには、南アルプスの聖岳や赤石岳がシルエットになって浮かび上がっている。昼間よりも良く見え、つい釘付けになってしまう。エクシブで合流したアユラシ曰く、併設された温泉からも富士山が良く見えるとのこと。
我々が泊まった客室は、ベッドが2つに畳の間が付いていて、4人までOK。その畳のスペースに都合7人が集まり宴会。皆が持ち寄った酒と肴はたっぷり。大いに呑んで喰った。
翌朝、部屋の中は充分暖かいが、窓の外はとても冷え込んでいる。カーテンを開けるとまだ夜明け前だが、富士はひっそりと、しかし神々しく存在していた。これほどの存在感を主張する山は、やはり富士山をおいて他には無い。

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