山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

東京モノレール沿線

鹿児島空港から羽田行の飛行機に乗ってしまえば、波乱万丈の宮之浦岳遠征ツアーもエンディング。今日の鹿児島は良い天気だったし、途中、雲の上に富士山も顔を出していたが、東京湾はまた雨模様。それでも無事登頂を果たし、恙無く戻ってこられたので、気分が悪かろう筈もない。
羽田に着いたら、往路の鹿児島発屋久島行の欠航便を払い戻すため、取り扱いカウンターへいくと、やりとりしているうちに、なんと復路も含めて払い戻してくれるという。係員の女性からひと通り説明を受けたものの、欠航にならなかった復路も払い戻しの対象になった理由がいまひとつ理解できなかった。たぶんまた同じような状況に遭遇したら、欠航しなかったのに乗らなかった便についても、ダメもとで払い戻しを要求してみるしかないだろう。
ともかく、まさかの往復払戻で合計17,200円をゲットできた。鹿児島空港から鴨池港までの往復タクシー代は別にしても、船代(片道9,200円×2)はほぼ取り戻した感じ。それで皆、さらに気分が良くなったので、羽田空港内で打ち上げしようということになった。
一杯やるんだったら「銀座ライオン」がいいと、5階まで上がる。この店はかなり広いので多少混んだ時間帯でも問題ないはず、と行ってみると予想通りにすんなり入れた。
生ビール(エビス中ジョッキ840円税別、以下同様)で乾杯。まさに祝杯だ。つまみには、ちょっと小腹も空いたのでソーセージ5種盛合せ(2,880円)、ステーキガーリックピラフ(1,680円)、ポテトとソーセージのガーリック炒め(800円)、ミックスピザ(1,380円)とがっつり頼んだ。屋久島では油っ気が少ない料理ばかりだったので、その反動が出たようだ。

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インドネシアへの出発の朝、三郷中央駅5時15分発の通勤快速で北千住駅に出て、5時45分発の羽田空港行きのバスに乗車。乗車率は10%程度。片道1,030円で所要時間は50分。電車とモノレールを利用した方が多少早いのかも知れないが、大きなスーツケースを転がして山手線に乗ったり降りたりするのは気合いが必要。
それにしても、出国手続きを終了しても、まだ7時。フライトは9時45分搭乗開始なので、ひと寝入りできるぐらいの時間はある。何故そんなに早く?と問われれば、やはり混んでいる電車に乗りたくないのが大きい。
つくばエクスプレスは開業当時こそ、こんなに空いていていいの?と思うほどガラガラで快適だったが、2017年には首都圏混雑率ランキングで混雑率165%、堂々の24位にランキングされるまでになった。そんな時間帯に、でかいスーツケースを持って乗り込んだら(そもそも乗り込めるかどうかも怪しい)、白い目で見られるというか、怒りの眼差しを向けられるのは間違いない。
これが成田空港だったら、武蔵野線~成田スカイアクセス線はそれほど酷くはないので、ピーク時さえちょっと外せば全く問題ない。しかし残念ながら成田発のジャカルタ便は、夕刻に出て真夜中に到着するような、ちょっと使いにくい時間帯しかない。
国際線ターミナルのANAラウンジは、かなり広くかつ2面が窓なので明るい。さすがに7時だと空いているが、時間と共に混み出し、9時頃になるとかなりいっぱいになる。食事や飲物もそれなりに充実している。少なくとも、エコノミー席の食事よりはずっとまとも。今日は完全移動日なので、仕事は無し、朝から呑んでも問題なし。有難く、生ビールをいただくが、他にもワイン(赤、白、スパークリング)、スコッチ、日本酒が数種類、焼酎も数種類あるので、2時間ぐらいあっと云う間、呑みすぎてうっかり寝込んでしまい、フライトを乗り損なわないよう、気をつければいいだけである。

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山とはまったく関係無いが、南紀白浜に行くことになった。ご存じの通り、南紀白浜には双子のパンダがいる「アドベンチャーワールド」がある。そのついでに、南方熊楠の記念館にも行ってみることにした。南紀白浜に行くには、時間が許せば鉄道旅にしたいところだが、「のぞみ」を使っても新大阪周りで、片道5時間以上かかる。流石に5時間もあると呑みでがある、って云うか、着く頃には酔い潰れる。せっかく行っても寝ているだけになってしまう。ということで、今回は残念ながら飛行機(JAL)で行くことにした。
羽田空港に着いても、まだ時間に余裕があったので、ちょっとお茶(≒ビール)でもしようということになった。もう完全OFF状態なので、午前中だろうが堂々と呑める。
第1ターミナル内にはもちろんそれなりに店はあるのだが、午前9時前でもやっている店(≒ビールを呑める店)となると、なかなか見当たらない。上層階から探して、漸く2Fに「ル・シェール」 と云う店があった。ここはなんでもあるカジュアルレストラン(大衆食堂)のようである。窓の外には室内庭園がある。これも、何処の空港にも有りがちなもの。店内には喫煙席、禁煙席が両方あるが、これは日本特有だろう。割と喫煙者に寛容な東南アジアの国々でも、空港内レストランで喫煙が出来るところは、もう無いのではなかろうか。欧米に至っては、空港の中で喫煙可能な場所はたぶん無いだろう(おそらく屋外のみ)。
席に着いて、一応メニューを覗いてみると、ノンアルコールビールまで含めると、ビールが5種類もあった。羽田空港限定の地ビール(スカイエール)まであった。
こういう、何でもある大衆食堂的レストランで、(ビールの品揃え以外に)さして特徴の無い店は、空港の中だからこそ成り立つのだろうと思う。客だって、基本的にあれこれ店を悩むよりは、多少高くて不味かろうが、品揃えがあって便利な場所にあれば、一応価値がある。かく云う小生だって、ビールを呑める店が見つからず、出発ロビーで悶々と待っているよりは、遥かにましだと思う。ありがたい、ありがたい。

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