山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

キャンプ場

道志側から加入道山に登るとなると、「道志の湯」の先からアプローチするのが一般的だが(三年前の二月にもトレース済⇒記録はこちら)、またそれでは面白くないので、今回は「ネイチャーランド・オム・キャンプ場」から登ることにした。その後は長駆、畦ヶ丸まで稜線を辿るつもりだった。
ところが、往路の藤野タクシーが予定の一時間後でないと手配できなくなり(先客が青根までとのこと)、さらにはタクシーを下りた場所が登山口と離れていて、ちゃんとした踏み跡を探すのに少々手間取ったせいで、前大室に辿り着いた時点で「こりゃ、予定通りのトレースは難しい」と判断し、素直に白石峠から下りることにした(山の記録はこちら)。
そうなると、西丹沢ビジターセンター発のバス発車時刻まで、随分余裕ができそうだと予測できたので、とりあえず「ウェル・キャンプ場」にある風呂で汗を流そうということにした。ここは二回目(前回はこちら)。
受付で、540円を支払った後、前回はバスの時間が迫っていたせいで、慌ただしく入って女子連のクレームが出たけれど、今日は心ゆくまで浸かって下さいと云い残し、男風呂へ。先客はゼロ。まだ午後二時なので、キャンプ場にやってきた家族連れは遊ぶのに忙しい時間帯なのだろう。ひと仕事終えた我々は、ありがたく一番風呂に入らせていただく。内風呂もあるけれど、天気が良ければやっぱり露天風呂が良い。
風呂上がりは、すぐ目の前にある売店で缶ビールを買って呑むのも捨て難いが、まだ20分近く歩かなくてはならない。やっぱりバス停に近い、もうひとつの売店まで移動してから缶ビールをゲット(Woodyさんはアイスクリーム)。売店の外にあるテーブル席を占拠して、暫しまったりする。風呂上がりに、風が爽やか。このひとときが堪らなく良い。もっとぼーっとしていたいが、バスの時間が迫ってきたので、やむなく腰を上げることにした。

47 ウェルキャンプ場で一杯。

48 しばし、まったり。

49 さてバス停へ移動するか。

ツルネ東稜を登ってキレット小屋に泊まる予定が、八ヶ岳に近付くにつれ天気が悪くなり、清里駅に着いた頃は本降りの雨。こんな天候じゃ、森林限界の上は厳しい状況に違いないと、ツルネ東稜も、キレット小屋宿泊もさっさと諦める。さて、ではどうするか。
とりあえず、折角予約してあったタクシーに乗り込み、権現岳登山口がある天女山(標高1,529m)へ行ってみても、雨足はむしろ強まって来た。タクシーから降りたくないぐらいなので、もう上に登ることも止め、水平に散策でもしようかということになった。女子連は、泊まる場所が気になりだした様で、あずまやの中でスマホ検索を開始。その時間、小生は独りでぶらぶら「天の河原」(1,620m)まで登ってみた。
晴れていれば景色が良いところのようだが(北杜市のHP)、全くガスの中、視界ゼロだった。そのうち、権現岳から下りて来る、単独行女子と出会った。訊けば今朝、キレット小屋から下りて来たとのこと。こんな雨の中、よく下りてきましたね、と云うと、小屋から権現岳までは降られなかったとのこと。ガスの中がどうなっているのかは、なかなか判断は難しいものだ。
天女山まで戻り、女子連と合流。今宵の宿は、清里のペンションに決まったとのこと。あまりペンションに心躍ることは無いけど、清里駅界隈にはペンションしか無いから仕方がない。ならば、美し森に向かってトレッキングすることにした。実際、歩いてみて判ったことだが、この路は決して平坦ではなく、かなりのアップダウンがある。途中、2ヶ所ほど平らな牧場を横断するが、それ以外は普通に山道だ。これじゃ、「たかね荘」のビールが待ち遠しい、と思いつつ歩いた。
羽衣池から、極めて歩き難い丸太の階段を下れば、左手に「たかね荘」が見えて来る。ここは、中学2年生の時に林間学校で泊まったことがあり、思い出深い。その時は、皆で牛首山まで登ったが、眺めが全くないので、苦労して登った割に(思った以上に悪路で、皆、滑って尻が泥だらけになっていた)詰まらなかった印象。たしか、夜は広場(今ある駐車場か?)で、キャンプファイヤーをしたはずだ(ってことは、ダンスでもしたのか、そこは記憶が無い)。
中に入ると、建物全体は暗く、とても営業しているようには見えない。従って、ビールなんて望むべくもない。がっかりして、仕方が無いから清里駅までいくか、と歩きだしたら、バス停を発見。ふと左手を見ると、「美し森ロッジ」なる建物がある。ここならばどうか、と近付いてみると、果たして缶ビールを置いていた。やっぱりそうこなくっちゃ、と早速乾杯。管理人に訊いたところによれば、ここも「たかね荘」と同じく北杜市営。「たかね荘」は、平成になった頃に閉鎖したらしく、代わりにこの「美し森ロッジ」を建てたとのこと。中学時代が随分、過去のことだと思い知ることとなった。
(山の記録はこちら)

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今年2回目のテント山行。とは云っても、今回はタクシーを降りて僅か15分で到着する白駒池キャンプ場。いくらなんでも、ちょっと楽ちん過ぎる。尤も、我々軟弱山岳会は、テントを担いで縦走なんて、大それたことはそもそも無理。せいぜいベースキャンプまで担いだら、空身で山頂往復するようなことしかできない。しかも、テントは手段ではなく、目的化しているので、自ずと場所を選ぶことになるのは仕方が無い。
白駒池キャンプ場は、普通のキャンプ場とは違い、白樺林の中にテント場が点在する、一風、変わったところ。選定した場所は、ベニヤ板を張った高床式になっていて、フラット。これならば雨が降ってもきっと快適だろう(ただし、テント場代1人650円に加え、1張り当たり900円のエキストラチャージがかかる)。
水場は小屋(青苔荘)の横、すぐ目の前。トイレは小屋の奥にあるが、最近建て替えたらしく、真新しくって快適。ウォシュレットまでは付いていないが、ちゃんとした水洗式で、便座にはヒーターが付いている。勿論、男女別で、照明がセンサーで付くようになっており、省エネにも配慮されている。ここはテント場としては最上級、これ以上求めるのは、風呂ぐらいしかないだろう。
テントを張った後、時計回りで、にう、稲子岳、中山を登って高見石から下りてきた。特に稲子岳は、小生にとっては八ヶ岳連峰で唯一、未踏のピークだったので有意義な山行となった(山の記録はこちら)。青苔荘に戻ってきたら、やっぱりビール。でも呑んでいるうちに、段々寒くなってきたのでテントへ入る。テントに入ったら、夕食。今日もメインディッシュはすきやき。これで日本酒をぐびぐびやる。至福の時間。
ところで今朝、往路の途中、佐久平の駅で、とある女性から我々に対して、子供達が野辺山まで行くので、もしそこまで行くのであれば、子供達が降り忘れないよう声をかけてもらえないか、と頼まれた。残念ながら我々はもっと手前の八千穂駅で降りるので、ご希望には沿えられないと返答したが、少し後になって、その女性があの「フレスガッセ」の若女将だったと気が付いた。軽井沢から佐久平駅まで、子供の見送りに来たようだ。意外なところでの意外な方との出会いだった。 

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